JP2009020935A - データ記録装置、データ記録方法、データ再生装置、及びデータ再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザデータ領域に設定した一つのコンテンツ情報領域内から記録済み最終アドレスを迅速且つ確実に取得する。
【解決手段】データ記録再生装置10において、ライトワンス型光ディスクDのTDMA3を参照して、一つのコンテンツ情報領域7b内に欠陥クラスタDEFが存在する場合に、この領域7b内で記録時に交換処理されてアドレスが最大である欠陥クラスタDEF2の次のクラスタをアドレス検索開始位置に設定して、このアドレス検索開始位置とコンテンツ情報領域7bの終了位置Qとに囲まれるアドレス検索領域内から記録済み領域と未データ領域との境を2分探索法を用いて探索して、記録済み最終アドレスLRAを取得する手段30を備えた。
【選択図】図2
【解決手段】データ記録再生装置10において、ライトワンス型光ディスクDのTDMA3を参照して、一つのコンテンツ情報領域7b内に欠陥クラスタDEFが存在する場合に、この領域7b内で記録時に交換処理されてアドレスが最大である欠陥クラスタDEF2の次のクラスタをアドレス検索開始位置に設定して、このアドレス検索開始位置とコンテンツ情報領域7bの終了位置Qとに囲まれるアドレス検索領域内から記録済み領域と未データ領域との境を2分探索法を用いて探索して、記録済み最終アドレスLRAを取得する手段30を備えた。
【選択図】図2
Description
本発明は、1回だけの記録を許容するライトワンス型光ディスク等の追記型ディスクに対しデータを記録あるいは追記したり、ライトワンス型光ディスク等の追記型ディスクからデータを再生するデータ記録装置、データ記録方法、データ再生装置、及びデータ再生方法に関する。
DVD−R(Digital Versatile Disc-Recordable)やBD−R(Blu-ray Disc-Recordable)などのライトワンス型光ディスクは、1回だけの記録を許容する光ディスク基板上にリードインゾーンとデータゾーンとリードアウトゾーンとがこの順に配置されており、且つ、データゾーン内にユーザが少なくとも一つ以上のコンテンツ情報領域を設定して各コンテンツ情報領域内に各コンテンツ情報を1回だけ記録可能になっているものの、所望のコンテンツ情報を記録した記録済みコンテンツ情報領域に続けて新たなコンテンツ情報を追記するSRM(Sequential Recording Mode)と呼ばれる記録モードが採用されている。
このSRM(Sequential Recording Mode)において、記録済みコンテンツ情報領域の後に続く未記録領域(以下、未データ領域と記す)内に新たなコンテンツ情報を追記する場合に、記録済みコンテンツ情報領域から記録済み最終アドレスを取得する必要があるので、これに伴って、従来例として追記型ディスクにおけるデータ追記方法がある(例えば、特許文献1参照)。
図8は従来の追記型ディスクにおけるデータ追記方法における原理構成図である。
図8に示した従来の追記型ディスクにおけるデータ追記方法は、上記した特許文献1(特公平7−70194号公報)に開示されているものであり、ここでは特許文献1を参照して簡略に説明する。
図8に示した如く、従来の追記型ディスクにおけるデータ追記方法では、光ディスクD上に、管理簿領域101と、有効データ領域102と、空き領域103とがこの順に配置されている。
そして、光ディスクD上の管理簿領域101から読み出した有効データ領域102の先頭位置Aと、管理簿領域101から読み出した空き領域103の最終位置Bとに囲まれるアドレス検索領域AK内を中間位置Cで2分して、2分探索法によって有効データ領域102と空き領域103との境となる最終記録位置EODを求めている。
ところで、従来の追記型ディスクにおけるデータ追記方法によれば、2分探索法によって光ディスクD上で有効データ領域102と空き領域103との境となる最終記録位置EODを求めることができるものの、上記した有効データ領域102は全てのデータが記録された全ての領域であるものと考えられるので、光ディスクD上の管理簿領域101から読み出した有効データ領域102の先頭位置Aと、管理簿領域101から読み出した空き領域103の最終位置Bとに囲まれるアドレス検索領域AKの長さLが長くなるために、2分探索法を用いて最終記録位置EODを検索する場合に検索時間がかかってしまう。
また、従来の追記型ディスクにおけるデータ追記方法では、有効データ領域102内に傷などによる欠陥部分(図示せず)がある場合に対して何らの対策も施されていないので、有効データ領域102内に欠陥部分があると記録済みの有効データ領域102から最終記録位置EODが検出されないために、空き領域103内に新たなデータを追記することができず、更には未データ領域からのデータ読み出しを実行してしまうことがある。
そこで、本発明は、追記型ディスクのデータ領域に傷などの欠陥部分が存在していても迅速且つ確実にデータの記録や再生が行えるデータ記録装置、データ記録方法、データ再生装置、及びデータ再生方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のデータ記録装置及び方法では、データが記録されるデータ領域と、上記データ領域内に存在する欠陥部分のアドレスを示す管理情報が記録された管理領域と、前記欠陥部分に対して記録時に交替処理される交替領域とが設けられた追記型ディスクの前記管理情報を参照して、前記データ領域内で交替処理された前記欠陥部分のうちアドレスが最大である欠陥部分のアドレスを検索開始位置として決定し、前記決定された検索開始位置と前記データ領域の終了位置とに囲まれる領域を検索領域として決定し、前記決定された検索領域に対して2分探索法を用いて前記データの最終記録済位置を検索し、検索した前記データの最終記録済位置を前記データ領域内の最終記録済位置として決定し、前記最終記録済位置に続く未記録位置からデータを記録する。
また、本発明のデータ再生装置および方法では、データが記録されたデータ領域と、上記データ領域内に存在する欠陥部分のアドレスを示す管理情報が記録された管理領域と、前記欠陥部分に対して記録時に交替処理された交替領域とが設けられた追記型ディスクの前記管理情報を参照して、前記データ領域内で交替処理された前記欠陥部分のうちアドレスが最大である欠陥部分のアドレスを検索開始位置として決定し、前記決定された検索開始位置と前記データ領域の終了位置とに囲まれる領域を検索領域として決定し、前記決定された検索領域に対して2分探索法を用いて前記データの最終記録済位置を検索し、検索した前記データの最終記録済位置を前記データ領域内の最終記録済位置として決定し、前記最終記録済位置までの記録済領域からデータを再生する。
本発明に係るデータ記録装置、データ記録方法、データ再生装置、及び、データ再生方法によれば、追記型ディスクの管理情報を参照して、データ領域内で交替処理された欠陥部分のうちアドレスが最大である欠陥部分のアドレスを検索開始位置として決定し、検索開始位置とデータ領域の終了位置とに囲まれる領域を検索領域として決定し、その検索領域に対して2分探索法を用いてデータの最終記録済位置を検索し、検索した最終記録済位置をデータ領域内の最終記録済位置として決定し、その最終記録済位置に続く未記録位置からデータを記録するか、最終記録済位置までの記録済領域からデータを再生するようにしたので、追記型ディスクのデータ領域に傷などの欠陥部分が存在していても迅速且つ確実にデータの記録や再生を行うことができる。
以下に本発明に係るデータ記録装置、データ記録方法、データ再生装置、及びデータ再生方法の一実施の形態である、記録および再生機能の双方を備えたデータ記録再生装置および方法の実施の形態1,2について説明する。なお、以下に説明する実施の形態1,2では、記録および再生機能の双方を備えたデータ記録再生装置および方法について説明するが、本発明は、この実施の形態1,2に限定されるものではなく、記録機能のみのデータ記録装置、再生機能のみのデータ再生装置でも当然に適用される。また、追加型記録媒体として、ライトワンス型光ディスクを一例に説明するが、本発明では、これに限定されるものではない。
[実施の形態1]
図1は本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生装置および方法に適用されるライトワンス型光ディスクを示した図である。
[実施の形態1]
図1は本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生装置および方法に適用されるライトワンス型光ディスクを示した図である。
本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生装置および方法を説明する前に、ここで適用されるライトワンス型光ディスク(追記型ディスク)について図1を用いて先に説明する。
図1に示した如く、本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生装置および方法に適用されるライトワンス型光ディスク(追記型ディスク)Dでは、光ディスク基板DKが外径120mmで円盤状に形成されて、この中心部位に孔径15mmの中心孔CHが形成されている。
上記した円盤状の光ディスク基板DK上には、ここでの詳細な図示を省略するものの、ウォブリングされた凹状のグルーブ(溝)と凸状のランドとを交互に繰り返したトラックが螺旋状に予め形成され、且つ、グルーブ上及びランド上に色素録膜,反射膜を順に膜付して信号面が形成されており、この信号面中でグルーブ及びランドの少なくとも一方に映像情報とか音声情報やコンピュータデータなどのコンテンツ情報を1回だけ記録することを許容するようになっているので、信号面はライトワンス型に形成されている。
そして、ライトワンス型光ディスクDは、CD規格又はDVD規格もしくはBlu−ray Disc規格などいずれかの規格を適用したライトワンス型であっても良いが、適用する規格に合わせて後述するデータ記録再生装置内でレーザ光の波長が予め設定されているものとする。
この際、グルーブ(溝)が記録トラックとされてデータの記録再生が行われるグルーブ記録方式やランドが記録トラックとされてデータを記録再生するランド記録方式とか、グルーブ及びランドにデータを記録再生するランドグルーブ記録方式がある。
また、上記した記録トラックは、ウォブル信号(プッシュプル信号)に応じてサインカーブ状にウォブリング(蛇行)された形状となっており、このウォブリングされた記録トラックはアドレス情報やその他の付加情報などが変調されているために、後述するように、ウォブリングされた記録トラックからウォブル信号(プッシュプル信号)を抽出することで光ディスク基板DK上でのアドレス情報やその他の付加情報などを読み取ることができるようになっている。
また、上記したライトワンス型光ディスクDでは、1回だけ記録を許容する光ディスク基板DK上で内周から外周に向かって、リードインゾーン1とデータゾーン5とリードアウトゾーン9とがこの順に配置されている。この際、光ディスク基板DK上におけるコンテンツ情報などの記録は、1クラスタを最小単位としており、1セクタは2048バイトである。
そして、ライトワンス型光ディスクDが例えばDVD(Digital Versatile Disc)である場合には1クラスタが16セクタで構成され、一方、ライトワンス型光ディスクDが例えばBD(Blu-ray Disc)である場合には1クラスタが32セクタで構成されている。
また、上記したリードインゾーン1内には、第1のリザーブ領域2と、管理情報登録領域となるTDMA(Temporary Disc Management Area)3と、第2のリザーブ領域4とが配置されている。
また、上記したデータゾーン5内には、第1の交替領域となるISA(Inner Spare Area)6と、ユーザデータ領域7と、第2の交替領域となるOSA(Outer Spare Area)8とが配置されている。
更に、リードアウトゾーン9内には、リザーブ領域が設けられている。
ここで、データゾーン5内のユーザデータ領域7は、所望のコンテンツ情報を記録するために複数のクラスタによって構成されるコンテンツ情報領域が少なくとも一つ以上に区画可能に設定されるようになっており、この実施の形態1ではユーザによって複数のコンテンツ情報領域7a,7b,7c,………,7nが区画化されて予め設定されているが、ユーザデータ領域7内に傷などの欠陥により記録に適さない欠陥クラスタDEFが所々にある場合がある。
そして、ユーザデータ領域7内に記録に適さない欠陥クラスタDEFが所々にある場合に対応してユーザデータ領域7の前後に交替領域となるISA6及びOSA8の少なくとも一方が予め用意されており、ISA6内及びOSA8内にこれから記録するコンテンツ情報領域の欠陥クラスタDEFに記録できないコンテンツ情報が交替して記録されるようになっている。
また、リードインゾーン1内のTDMA3は、データゾーン5に対する管理情報登録領域であり、より具体的に説明すると、ISA6及びユーザデータ領域7並びOSA8の各先頭位置アドレス及び各終了位置アドレスと、ユーザデータ領域7内に設定された複数のコンテンツ情報領域7a,7b,7c,………,7nの各先頭位置アドレス及び各終了位置アドレスと、ユーザデータ領域7内の欠陥クラスタDEFとISA6及びOSA8との対を表す管理情報などが登録可能になっており、この際、上記した各アドレス情報は光ディスクDが1回転する間に進む領域と対応した物理セクタアドレス(PSN:Physical Sector Number)の形態で記録されている。
そして、コンテンツ情報の記録中の交替処理された欠陥クラスタDEFのアドレス情報などによりディフェクトリスト(DFL)が変更される場合や、新たにコンテンツ情報領域が設定された場合には、TDMA3に追記して光ディスク基板DK上での管理情報、もしくは、コンテンツ情報領域の先頭位置アドレス及び終了位置アドレスなどを更新するようになっている。
また、ライトワンス型光ディスク規格では、ユーザデータ領域7内に設定される複数のコンテンツ情報領域7a,7b,7c,………,7nに対して、各領域設定時に各先頭位置アドレス及び各終了位置アドレスをTDMA3内に追記することが規定されているものの、各コンテンツ情報領域7a,7b,7c,………,7n内にそれぞれ所望のコンテンツ情報を記録した後に、各記録済みコンテンツ情報領域の各記録済み最終アドレスをTDMA3内に追記することが規定されていないために、コンテンツ情報を記録した記録済みコンテンツ情報領域の記録済み最終アドレスに続く未データ領域内に新たなコンテンツ情報記録を追記する場合に、記録済みコンテンツ情報領域の記録済み最終アドレスを別途取得する必要がある。
尚、適宜なデータ記録再生装置により所望のコンテンツ情報を一つのコンテンツ情報領域内に記録した場合に、装置によって一つのコンテンツ情報領域に記録した記録済みコンテンツ情報領域の記録済み最終アドレスをTDMA3内に登録可能に構成したものがあるものの、TDMA3内に記録済み最終アドレスを登録する回数に限度があり、また、前述したように、ライトワンス型光ディスク規格上で記録済みコンテンツ情報領域の記録済み最終アドレスを登録する必要はないとされているので、新たにデータ記録再生装置を開発する場合にいかなる条件下でも記録済みコンテンツ情報領域の記録済み最終アドレスを取得できるように構成する必要がある。
そこで、本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生装置および方法では、後述するように、所望のコンテンツ情報をコンテンツ情報領域内に記録した記録済みコンテンツ情報領域から記録済み最終アドレスを迅速且つ正確に取得できるように対策が図られている。
ここで、本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生装置について図2を用いて説明する。
図2は本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生装置を示した構成図である。
図2に示した如く、本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生装置10では、スピンドルモータ11のモータ軸に固着させたターンテーブル11a上にライトワンス型光ディスクDが装着されており、このライトワンス型光ディスクDはスピンドルモータ11によって等線速度(CLV)で回転駆動される。
また、ライトワンス型光ディスクDに離間対向して光ピックアップ12が設けられている。上記した光ピックアップ12内には、ここでの詳細な図示を省略するものの、レーザ光源となるレーザダイオードや、このレーザダイオードから出射されたレーザ光Lを絞り込んでライトワンス型光ディスクDの信号面(図示せず)にスポット状に照射するための対物レンズや、ライトワンス型光ディスクDの信号面で反射された戻り光を検出するために複数の受光領域を有する多分割型フォトディテクタなどの光学系(図示せず)が設けられている。
この際、光ピックアップ12内の対物レンズは、不図示のフォーカスコイル及びトラッキングコイルによってライトワンス型光ディスクDに対してフォーカス方向及びトラッキング方向に移動可能に保持されている。
また、光ピックアップ12全体は、スレッド機構13によりライトワンス型光ディスクDの半径方向に移動可能とされている。
更に、光ピックアップ12内のレーザダイオードは、レーザ駆動部14からのドライブ信号LDによってライトワンス型光ディスクDの種類に対応した所定波長のレーザ光Lが出射されている。
また、ライトワンス型光ディスクDの信号面からの戻り光は、光ピックアップ12内の多分割型フォトディテクタによって検出され、複数の受光領域からの各受光量に応じて光電変換されて、各領域ごとの複数の電気信号がマトリクス回路15に入力されている。
また、上記したマトリクス回路15は、多分割型フォトディテクタ内に設けた複数の受光領域からの各出力電流に対応して電流電圧変換回路、多分割型フォトディテクタマトリクス演算/ゲイン回路などを備え、ライトワンス型光ディスクDの信号面上のメインデータを再生するためのメインデータ再生信号(RF信号とも呼称する)RFと、フォーカスサーボ制御のためのフォーカスエラー信号FEと、トラッキングサーボ制御のためのトラッキングエラー信号TEと、ウォブリングされた記録トラックからのウォブル信号(プッシュプル信号とも呼称する)WBとを生成している。
そして、マトリクス回路15から出力される各信号のうちで、メインデータ再生信号RFはRF検出回路16及びリーダ/ライト回路17へ、フォーカスエラー信号FE及びトラッキングエラー信号TEはサーボ回路18へ、ウォブル信号WBはウォブル検出回路19へと、それぞれ入力されている。
また、データ記録再生装置10内には、この装置全体を制御するシステムコントローラ30が設けられている。また、システムコントローラ30には、ROM30aとRAM30bとが内蔵されており、ROM30aはこの装置の動作プログラムや、ライトワンス型光ディスクD上での物理セクタアドレスと後述するホストコンピュータ40側から入力される論理セクタアドレスとの対比を行う対比表や、後述する2分探索法を行うための2分探索プログラムが予め格納されており、一方、RAM30bについては後述する。
また、RF検出回路16は、マトリクス回路15から供給されたメインデータ再生信号(RF信号)RFにデータ成分が含まれているか否かを判別し、この判別結果をシステムコントローラ30に入力している。
また、リーダ/ライタ回路17は、入力されたメインデータ再生信号RFに対して2値化処理、PLLによる再生クロック生成処理などを行い、再生クロック信号と2値化信号をデコーダ回路20に入力している。
また、デコーダ回路20は、上記した再生クロック信号を用いて上記した2値化信号にデコード処理を施し、デコードされたデータはシステムコントローラ30内のRAM30bに送られる。このRAM30bには、デコーダ回路20でデコードされたデータとしてライトワンス型光ディスクDのTDMA3(図1)の管理情報が記憶されている。そして、システムコントローラ30はデコード処理されたデータをホストコンピュータ40に入力している。
また、ウォブル検出回路19は、入力されたウォブル信号WBからライトワンス型光ディスクD上のアドレス情報を構成するデータストリームに復調してアドレスデコーダ回路22に供給する。
また、アドレスデコーダ回路22は、供給されるデータについてデコードを行い、アドレス値を得て、システムコントローラ30に供給している。
そして、記録時には、ホストコンピュータ40から記録データが転送されてくるが、その記録データはシステムコントローラ30内のRAM30bに送られてバッファリングされ、バッファリングされたデータはエンコーダ回路21に供給され、エンコーダ回路21は送られてきたデータにエンコード処理を施し、エンコードされた記録データはリーダ/ライタ回路17に供給される。
更に、記録時においてこれらのエンコード処理のための基準クロックとなる記録クロックは上述したウォブル信号WBから生成したクロックを用いている。
また、リーダ/ライタ回路17は、エンコード処理された記録データからレーザドライブパルスを生成し、レーザ駆動部14に供給している。
また、サーボ回路18は、マトリクス回路15からのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEから、フォーカス、トラッキング、スレッドの各種サーボドライブ信号を生成して光ピックアップ12に対するサーボ動作を実行している。
即ち、サーボ回路18内でフォーカスエラー信号FE及びトラッキングエラー信号TEに応じてフォーカスドライブ信号及びトラッキングドライブ信号を生成し、光ピックアップ12に取り付けたフォーカスコイル及びトラッキングコイルを駆動して、対物レンズをフォーカス方向及びトラッキング方向に制御することとなる。
また、サーボ回路18は、システムコントローラ30からのトラックジャンプ指令に応じて、トラッキングサーボループをオフとし、ジャンプドライブ信号を出力することで、対物レンズのトラックジャンプ動作を実行させる。
また、サーボ回路18は、トラッキングエラー信号TEの低域成分として得られるスレッドエラー信号や、システムコントローラ30からのアクセス実効制御などに基づいてスレッドドライブ信号を生成し、スレッド機構13を駆動することで光ピックアップ12をライトワンス型光ディスクDの半径方向にスライド移動させている。
また、スピンドルサーボ回路23は、スピンドルモータ11をCLV回転させる制御を行う。
以上のようなサーボ系及び記録再生系の各種動作はマイクロコンピュータによって構成されたシステムコントローラ30により制御される。システムコントローラ30は、ホストコンピュータからのコマンドに応じて各種処理を実行する。
例えば、ホストコンピュータ30から記録命令(ライトコマンド)が出されると、システムコントローラ30は、まずホストコンピュータ40から命令された記録開始アドレスに光ピックアップ12を移動させる。更に、ホストコンピュータ40から転送された記録データをRAM30b内にバッファリングする。そして、エンコーダ回路21がホストコンピュータ40から転送されてきた記録データ(MPEG2ビデオデータなど)にエンコード処理を施し、リーダ/ライタ回路17経由して、記録データから生成されたレーザドライブパルスがレーザ駆動部14に供給されることで、ライトワンス型光ディスクDへの記録が実行される。
また、ホストコンピュータ40からライトワンス型光ディスクDに記録されているデータの転送命令(リードコマンド)が発行された場合は、まずホストコンピュータ40から命令された再生開始アドレスに光ピックアップ12を移動させる。そして、ライトワンス型光ディスクDからデータを再生し、リーダ/ライタ回路17を経由して、デコーダ回路20にデータを供給する。デコーダ回路20では供給されたデータにデコード処理を施し、デコード処理したデータはRAM30b内にバッファリングされる。システムコントローラ30はRAM30b内にバッファリングされているデコード処理した再生データをホストコンピュータ40に転送する。
尚、これらのデータ記録再生時には、システムコントローラはウォブル検出回路19及びアドレスデコーダ回路22によって検出されるアドレス情報を用いてライトワンス型光ディスクDのアクセスや記録再生動作の制御を行うことができる。
また、ライトワンス型光ディスクDが挿入された際などの所定の時点で、システムコントローラ30は、ライトワンス型光ディスクDの内周側に位置するTDMA3(図1)から管理情報を読み出し、RAM30bに保持する。
その後、データの書込みや欠陥による交替処理が行われた際には、RAM30b内で管理情報を更新していく。
そして、RAM30b内で更新された管理情報は、例えばライトワンス型光ディスクDがデータ記録再生装置10からイジェクト(排出)される直前にライトワンス型光ディスクDの内周に位置するTDMA3(図1)上に追記される。
ところで、この図2に示したデータ記録再生装置10の構成例は、ホストコンピュータ40に接続される状態を一例としたが、本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生装置10としては例えばAVシステムなどと接続されるものとしても良いし、更には、他の機器に接続される形態もあり得る。この場合には、操作部や表示部が設けられたり、データ入出力のインターフェース部位の構成が、図2とは異なったりする。つまり、ユーザの操作に応じて記録や再生が行われると共に、各種データの入出力のための端子部が設けられれば良い。
次に、本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生方法について先に説明した図1及び図2と、新たな図3〜図5とを用いて説明する。
図3(a),(b)は本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生方法において、ユーザデータ領域内に設定した一つのコンテンツ情報領域から記録済み最終アドレスを取得する動作を説明するために模式的に示した図、
図4は本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生方法において、記録動作を説明するためのフロー図、
図5は本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生方法において、再生録動作を説明するためのフロー図である。
図4は本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生方法において、記録動作を説明するためのフロー図、
図5は本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生方法において、再生録動作を説明するためのフロー図である。
図3(a),(b)に示した如く、本発明に係る実施の形態1のデータ記録再生方法では、ライトワンス型光ディスクDのユーザデータ領域7内に記録する一つ以上のコンテンツ情報に応じて一つ以上のコンテンツ情報領域が予め設定されており、ここでは複数のコンテンツ情報領域7a,7b,7c,………,7nが予め用意されている。
この図3(a),(b)中で斜線枠で示した領域はコンテンツ情報を記録した記録済み領域であり、また、無地枠で示した領域はコンテンツ情報を記録していない未記録領域(以下、未データ領域と記す)であり、更に、網点枠で示した領域欠陥クラスタがある領域である。
また、ユーザデータ領域7内に設定した複数のコンテンツ情報領域7a,7b,7c,………,7nのうちでコンテンツ情報領域7a,7b,7c内には、所望のコンテンツ情報をそれぞれ記録した記録済みコンテンツ情報領域7a1,7b1,7c1と、これらの記録済みコンテンツ情報領域7a1,7b1,7c1に続く未データ領域7a2,7b2,7c2とが存在しており、未データ領域7a2,7b2,7c2内に新たなコンテンツ情報が必要に応じて追記可能になっている。
この際、図3(a)では、複数のコンテンツ情報領域7a,7b,7c,………,7n内に欠陥クラスタDEFが所々に存在している状態を示し、図3(b)では複数のコンテンツ情報領域7a,7b,7c,………,7nのうちで例えば一つのコンテンツ情報領域7b内に欠陥クラスタDEFが存在していない状態を示している。
そして、ユーザデータ領域7内に設定した複数のコンテンツ情報領域7a,7b,7c,………,7nのうちで例えば一つのコンテンツ情報領域7b内に一つの記録済みコンテンツ情報領域7b1があり、これに続く未データ領域7b2内に新たなコンテンツ情報を追記する場合には、一つの記録済みコンテンツ情報領域7b1と未データ領域7b2の境界クラスタ、つまりコンテンツ情報領域7b内の記録済み最終アドレスLRA(Last Recorded Address)を取得する必要がある。ただし、コンテンツ情報領域7bが完全に記録済みの場合は、7bと7b1は同じ領域を示し、未データ領域7b2のクラスタ数は0となる。また、コンテンツ情報領域7bが完全に未記録の場合は、7bと7b2は同じ領域を示し、記録済みコンテンツ情報領域7b1のクラスタ数は0となる。
ここで、図3(a)に示した場合では、一つのコンテンツ情報領域7b内に欠陥クラスタDEF1,DEF2,DEF3が3箇所存在しており、これら3箇所の欠陥クラスタDEF1,DEF2,DEF3の各アドレス情報は既にライトワンス型光ディスクDのTDMA3(図1)内に登録されているものの、ここでは、後述するように3箇所の欠陥クラスタDEF1,DEF2,DEF3のうちで記録時に交替処理が実行され且つアドレスが最大である外周側の欠陥クラスタDEF2を使用して、以下に述べる実施の形態1の記録フローに基づいて一つのコンテンツ情報領域7bから記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを取得している。
一方、図3(b)に示した場合では、一つのコンテンツ情報領域7b内に欠陥クラスタDEFが存在していないので、一つのコンテンツ情報領域7bの先頭位置P及び終端位置Qを使用して、以下に述べる実施の形態1の記録フローに基づいて一つのコンテンツ情報領域7bから記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを取得している。
即ち、図4に示した実施の形態1の記録フローにおいて、ライトワンス型光ディスクDがデータ記録再生装置10内に装着され、このライトワンス型光ディスクDのTDMA3内に登録された管理情報がシステムコントローラ30のRAM30bに既に記憶されているものとして説明する。
ここで、図4に示した実施の形態1の記録フローを開始すると、まず、ステップS11では、ホストコンピュータ40から記録命令(ライトコマンド)が発行された際に、ホストコンピュータ40からライトワンス型光ディスクD上で指定したい指定アドレスN(物理セクタアドレス)に対応する論理セクタアドレスがデータ記録再生装置10内のシステムコントローラ30に入力され、ROM30a内で論理セクタアドレスと物理セクタアドレスとの対比を行うことで、指定アドレスN(物理アドレス)がRAM30b内に入力される。
次に、ステップS12では、新たなコンテンツ情報を記録もしくは追記するために、指定アドレスNを含む例えば一つのコンテンツ情報領域7bをRAM30bからの管理情報により確定する。
次に、ステップS13では、図3(a)に示した場合に、一つのコンテンツ情報領域7b内に欠陥クラスタDFE1,DFE2, DEF3が3箇所あることがRAM30bからの管理情報でわかっているが、ここでは記録時に交替処理が実行されている2箇所の欠陥クラスタDFE1,DFE2のうちでアドレスが最大である外周側の欠陥クラスタDFE2を取得する。言い換えると、コンテンツ情報領域7b内で記録時に交替処理が実行されている2箇所の欠陥クラスタDFE1,DFE2は記録済みコンテンツ情報領域7b1内に存在することになり、一方、交替処理が実行されていない欠陥クラスタDFE3は未データ領域7b2内に存在することになる。
尚、図3(b)に示した場合には、一つのコンテンツ情報領域7b内に欠陥クラスタが存在しないので、欠陥クラスタを取得する必要はない。
次に、ステップS14では、一つのコンテンツ情報領域7bから記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを検索するために、一つのコンテンツ情報領域7b内でアドレス検索領域を設定して決定する。
ここで、一つのコンテンツ情報領域7b内でアドレス検索領域を設定する場合に、図3(a)に示したように一つのコンテンツ情報領域7b内に交替処理が実行された欠陥クラスタDFEがある場合と、図3(b)に示したように一つのコンテンツ情報領域7b内に欠陥クラスタDFEがない場合とでは、アドレス検索領域の設定方法が異なっている。
即ち、図3(a)に示した場合におけるアドレス検索領域の設定は、一つのコンテンツ情報領域7b内に交替処理が実行された欠陥部分があるので、このコンテンツ情報領域7b内で交替処理が実行された欠陥部分のうちでアドレスが最大である外周側の欠陥クラスタDFE2に続く外周側の次のクラスタ(図示せず)の位置をアドレス検索開始位置に設定し、且つ、一つのコンテンツ情報領域7bの終端位置Qをアドレス検索終了位置に設定することで、アドレス検索開始位置とアドレス検索終了位置との区間がアドレス検索領域として決定される。
一方、図3(b)に示した場合におけるアドレス検索領域の設定は、一つのコンテンツ情報領域7b内に欠陥クラスタDFEがないので、このコンテンツ情報領域7bの先頭位置Pをアドレス検索開始位置に設定し、且つ、このコンテンツ情報領域7bの終端位置Qをアドレス検索終了位置に設定することで、アドレス検索開始位置とアドレス検索終了位置との区間がアドレス検索領域として決定される。
また、一つのコンテンツ情報領域7b内が完全に未記録の場合の検索領域もこのコンテンツ情報領域7bの先頭位置Pをアドレス検索開始位置に設定し、且つ、このコンテンツ情報領域7bの終端位置Qをアドレス検索終了位置に設定することで、アドレス検索開始位置とアドレス検索終了位置との区間がアドレス検索領域として決定される。
次に、ステップS15では、ステップS14で決定したアドレス検索領域のクラスタサイズが16クラスタ以上か未満かを判断し、16クラスタ以上の場合はステップS16に移行し、一方、16クラスタ未満の場合はステップS19へ進む。尚、アドレス検索領域のクラスタサイズは、ライトワンス型光ディスクDの種類に応じて適宜に設定されるものであり、この実施の形態1ではアドレス検索領域のクラスタサイズを例えば16クラスタとしている。
次に、ステップS16〜S18では、2分探索法を用いて一つのコンテンツ情報領域7bから記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを検出する。より具体的に説明すると、ステップS16では、ステップS14で決定したアドレス検索領域内を2分割するクラスタを求めて確認クラスタとする。
そして、ステップS17では、アドレス検索領域内を2分割して得た確認クラスタの記録済/未記録判定を行う。この記録済/未記録判定は、確認クラスタから取得したメインデータ再生信号(RF信号)RFにデータ成分が含まれる場合は記録済みとし、データ成分が含まれない場合は未記録とする。
更に、ステップS18で、確認クラスタが記録済みの場合にはアドレス検索領域開始クラスタを確認クラスタの次のクラスタに更新し、確認クラスタが未記録の場合は、アドレス検索領域終了クラスタを確認クラスタに更新してからステップS15に戻る。これを言い換えると、確認クラスタが記録済みの場合にはこの確認クラスタからアドレス検索終了位置に向かってサーチしながらRF信号を監視し、一方、確認クラスタが未記録の場合にはこの確認クラスタからアドレス検索開始位置に向かってサーチしながらRF信号を監視すれば良いことになる。
この後、ステップS19では、アドレス検索領域内を上記のように順次検索することで一つのコンテンツ情報領域7b内で記録済みコンテンツ情報領域7b1と未データ領域7b2との堺となる記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを検出する。具体的には、アドレス検索領域開始クラスタから終了クラスタまでを1クラスタずつ未記録クラスタを検出するまで記録済/未記録判定を行う。未記録クラスタが検出された場合は、未記録クラスタの直前のクラスタを記録済み最終クラスタとする。アドレス検索領域内のクラスタがすべて記録済みと判定された場合は、アドレス検索領域の終了クラスタを記録済み最終クラスタとする。
次に、ステップS20では、一つのコンテンツ情報領域7b内で記録済み最終アドレスLRAに続く未データ領域7b2に新たなコンテンツ情報を記録可能(追記可能)か否かを問い、具体的には、ホストコンピュータ40から指定された指定アドレスNが一つのコンテンツ情報領域7bの記録済み最終クラスタの次のクラスタの開始アドレスと等しいか否かを判断し、等しい場合にはステップS21で新たなコンテンツ情報の記録(追記)を実行する。それ以外は、ステップS22でホストコンピュータ40にエラーを返して終了する。
上記した実施の形態1の記録フローによれば、指定アドレスNを含む一つのコンテンツ情報領域7から記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを取得する際に、アドレス検索領域が従来例のようなユーザデータ領域7の全領域に亘る場合と異なって、最大でも一つのコンテンツ情報領域7b内だけであるので、アドレス検索領域の長さが従来例よりも短くなるために、一つのコンテンツ情報領域7bから記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを迅速且つ確実に取得でき、これにより一つのコンテンツ情報領域7b内で一つの記録済みコンテンツ情報領域7b1に続く未データ領域7b2内に新たなコンテンツ情報を追記できる。
ここで、上記した実施の形態1の記録フローに基づいて新たなコンテンツ情報を一つのコンテンツ情報領域7b内に追記したライトワンス型光ディスクDを再生する場合には、図5に示した実施の形態1の再生フローに基づいて行われており、この実施の形態1の再生フローは実施の形態1の記録フローに対して再生動作の箇所のみが異なるだけである。
即ち、図5に示した実施の形態1の再生フローにおいて、まず、ステップS31では、ホストコンピュータ40からライトワンス型光ディスクDに記録されているデータの転送命令(リードコマンド)が発行された際に、ホストコンピュータ40からライトワンス型光ディスクD上で指定したい指定アドレスN(物理セクタアドレス)に対応する論理セクタアドレスがデータ記録再生装置10内のシステムコントローラ30に入力され、ROM30a内で論理セクタアドレスと物理セクタアドレスとの対比を行うことで、指定アドレスN(物理アドレス)がRAM30b内に入力される。
次に、ステップS32では、コンテンツ情報を再生するために、指定アドレスNを含む例えば一つのコンテンツ情報領域7bをRAM30bからの管理情報により確定する。
次に、ステップS33では、図3(a)に示した場合に、一つのコンテンツ情報領域7b内にある欠陥クラスタDFE1,DFE2, DEF3のうちで記録時に交替処理が実行され且つアドレスが最大である外周側の欠陥クラスタDFE2を取得する。
尚、図3(b)に示した場合には、一つのコンテンツ情報領域7b内に欠陥クラスタが存在しないので、欠陥クラスタを取得する必要はない。
次に、ステップS34では、一つのコンテンツ情報領域7bの記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを検索するために、一つのコンテンツ情報領域7b内でアドレス検索領域を設定して決定する。
ここでも、図3(a)に示した場合におけるアドレス検索領域の設定は、一つのコンテンツ情報領域7b内に交替処理が実行された欠陥部分があるので、このコンテンツ情報領域7b内で交替処理が実行された欠陥部分のうちでアドレスが最大である外周側の欠陥クラスタDFE2に続く外周側の次のクラスタ(図示せず)の位置をアドレス検索開始位置に設定し、且つ、一つのコンテンツ情報領域7bの終端位置Qをアドレス検索終了位置に設定することで、アドレス検索開始位置とアドレス検索終了位置との区間がアドレス検索領域として決定される。
一方、図3(b)に示した場合におけるアドレス検索領域の設定は、一つのコンテンツ情報領域7b内に欠陥クラスタDFEがないので、このコンテンツ情報領域7bの先頭位置Pをアドレス検索開始位置に設定し、且つ、このコンテンツ情報領域7bの終端位置Qをアドレス検索終了位置に設定することで、アドレス検索開始位置とアドレス検索終了位置との区間がアドレス検索領域として決定される。
次に、ステップS35では、ステップS34で決定したアドレス検索領域のクラスタサイズが例えば16クラスタ以上か未満かを判断し、16クラスタ以上の場合はステップS36に移行し、一方、16クラスタ未満の場合はステップS39へ進む。
次に、ステップS36〜S38では、2分探索法を用いて一つのコンテンツ情報領域7bから記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを検出する。より具体的に説明すると、ステップS36では、ステップS34で決定したアドレス検索領域内を2分割するクラスタを求めて確認クラスタとする。
そして、ステップS37では、アドレス検索領域内を2分割して得た確認クラスタの記録済/未記録判定を行う。この記録済/未記録判定は、確認クラスタから取得したメインデータ再生信号(RF信号)RFにデータ成分が含まれる場合は記録済みとし、データ成分が含まれない場合は未記録とする。
更に、ステップS38で、確認クラスタが記録済みの場合にはアドレス検索領域開始クラスタを確認クラスタの次のクラスタに更新し、確認クラスタが未記録の場合は、アドレス検索領域終了クラスタを確認クラスタに更新してからステップS35に戻る。
この後、ステップS39では、アドレス検索領域内を上記のように順次検索することで一つのコンテンツ情報領域7b内で記録済みコンテンツ情報領域7b1と未データ領域7b2との堺となる記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを検出する。
次に、ステップS40では、一つのコンテンツ情報領域7b内の再生可能か否かを問い、具体的には、ホストコンピュータ40から指定された指定アドレスNが一つのコンテンツ情報領域7bの記録済み最終クラスタの開始アドレス以下か否かを判断し、以下の場合にはステップS41でコンテンツ情報の再生を実行する。それ以外は、ステップS42でホストコンピュータ40にエラーを返して終了する。
上記した実施の形態1の再生フローによれば、指定アドレスNを含む一つのコンテンツ情報領域7bから記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを取得することで、一つのコンテンツ情報領域7bを再生する前にこのコンテンツ情報領域7b内での再生可能な領域(一つの記録済みコンテンツ情報領域7b1)の範囲を予め確認することができる。
尚、上記した記録フロー及び再生フローでは、図2で示したシステムコントローラ30内に設けられた不図示のマイコンが、データ領域内で交替処理された欠陥部分のうちアドレスが最大である欠陥部分のアドレスを検索開始位置として決定する検索開始位置決定手段と、検索開始位置決定手段により決定された検索開始位置とデータ領域の終了位置とに囲まれる領域を検索領域として決定する検索領域決定手段と、検索領域決定手段により決定された検索領域に対して2分探索法を用いてデータの最終記録済位置を検索して、検索したデータの最終記録済位置をデータ領域内の最終記録済位置とする最終記録済位置検索手段として機能している。
[実施の形態2]
図6(a),(b)は本発明に係る実施の形態2のデータ記録再生方法において、ユーザデータ領域内で最後に記録した最後のコンテンツ情報領域から記録済み最終アドレスを取得する動作を説明するために模式的に示した図、
図7は本発明に係る実施の形態2のデータ記録再生方法において、記録動作を説明するためのフロー図である。
[実施の形態2]
図6(a),(b)は本発明に係る実施の形態2のデータ記録再生方法において、ユーザデータ領域内で最後に記録した最後のコンテンツ情報領域から記録済み最終アドレスを取得する動作を説明するために模式的に示した図、
図7は本発明に係る実施の形態2のデータ記録再生方法において、記録動作を説明するためのフロー図である。
本発明に係る実施の形態2のデータ記録再生装置10内の構成部材は、実施の形態1と全く同じであるので説明を省略するものの、本発明に係る実施の形態2のデータ記録再生方法では実施の形態2の記録フローが実施の形態1の記録フローに対して僅かに異なった特例であり、ここでは実施の形態1と異なる点について図6及び図7を用いて説明する。
図6(a),(b)に示した如く、本発明に係る実施の形態2のデータ記録再生方法では、ライトワンス型光ディスクDのユーザデータ領域7内に予め複数のコンテンツ情報領域を設定することなく、所望のコンテンツ情報を記録する度にユーザデータ領域7内で一つのコンテンツ情報領域を設定している。
即ち、最初の記録時にユーザデータ領域7を一つのコンテンツ情報領域と設定してこのユーザデータ領域7内に所望のコンテンツ情報を記録して一つの記録済みコンテンツ情報領域を得た後に、次の記録時には一つの記録済みコンテンツ情報領域に続く未データ領域を次に記録するコンテンツ情報領域として設定することで、各コンテンツ情報を光ディスク基板DK(図1)の内周側から順次詰めて記録し、前回記録した記録済み領域とこれから記録しようとする領域との間に未データ領域を残さずに詰めて記録するものである。
即ち、この実施の形態2おいて、図6(a)中では1回目に記録した記録済みコンテンツ情報領域7aと2回目に記録した記録済みコンテンツ情報領域7bとが詰めて記録されているので、以前に記録した一つ以上の記録済みコンテンツ情報領域との間に未データ領域を残さずに詰めて記録した場合と等価である。
そして、3回目の記録を最後の記録とした場合に、最後に記録するコンテンツ情報領域7cは、ユーザデータ領域7内で2回目に記録した記録済みコンテンツ情報領域7bの終端位置と、ユーザデータ領域7の終端位置との間に設定される。
この際、図6(a),(b)では、ユーザデータ領域7内で最後に設定した最後のコンテンツ情報領域7c内に最後の記録済みコンテンツ情報領域7c1があり、これに続いて新たなコンテンツ情報を追記できる未データ領域7c2がある。
ここで、図6(a)に示した場合では、最後のコンテンツ情報領域7c内に欠陥クラスタDEF1,DEF2,DEF3が3箇所存在しており、これら3箇所の欠陥クラスタDEF1,DEF2,DEF3の各アドレス情報は既にライトワンス型光ディスクDのTDMA3(図)1内に登録されているものの、ここでは、後述するように3箇所の欠陥クラスタDEF1,DEF2,DEF3のうちで記録時に交替処理が実行され且つアドレスが最大である外周側の欠陥クラスタDEF2を使用して、以下に述べる実施の形態2の記録フローに基づいて最後のコンテンツ情報領域7cから記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを取得している。
一方、図6(b)に示した場合では、最後のコンテンツ情報領域7c内に欠陥クラスタDEFが存在していないので、最後のコンテンツ情報領域7cの先頭位置V及び終端位置Wを使用して、以下に述べる実施の形態2の記録フローに基づいて最後のコンテンツ情報領域7cから記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを取得している。
即ち、図7に示した実施の形態2の記録フローにおいて、ライトワンス型光ディスクDがデータ記録再生装置10内に装着され、このライトワンス型光ディスクDのTDMA3内に登録された管理情報がシステムコントローラ30のRAM30bに既に記憶されているものとして説明する。
ここで、図7に示した実施の形態2の記録フローを開始すると、まず、ステップS51では、最後に設定したコンテンツ情報領域7c内で所望のコンテンツ情報を記録した最後の記録済みコンテンツ情報領域7c1に続く未データ領域7c2内に新たなコンテンツ情報を追記するために、ホストコンピータからシステムコントローラ30に対して最後のコンテンツ情報領域7cを指定する。
次に、ステップS52では、図6(a)に示した場合に、最後のコンテンツ情報領域7c内に記録時に交換処理された欠陥クラスタDFE1,DFE2が2箇所あることがRAM30bからの管理情報でわかっているが、ここでは2箇所の欠陥クラスタDFE1,DFE2のうちでアドレスが最大である外周側の欠陥クラスタDFE2を取得する。
尚、図6(b)に示した場合には、最後のコンテンツ情報領域7c内に欠陥クラスタが存在しないので、欠陥クラスタを取得する必要はない。
次に、ステップS53では、最後のコンテンツ情報領域7cから記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを検索するために、最後のコンテンツ情報領域7b内でアドレス検索領域を設定して決定する。
ここで、最後のコンテンツ情報領域7c内でアドレス検索領域を設定する場合に、図6(a)に示したように最後のコンテンツ情報領域7c内に交換処理された欠陥クラスタDFEがある場合と、図6(b)に示したように最後のコンテンツ情報領域7c内に欠陥クラスタDFEがない場合とでは、アドレス検索領域の設定方法が異なっている。
即ち、図6(a)に示した場合におけるアドレス検索領域の設定は、最後のコンテンツ情報領域7c内に交替処理が実行された欠陥部分があるので、このコンテンツ情報領域7c内から取得した交換処理されてアドレスが最大である外周側の欠陥クラスタDFE2に続く外周側の次のクラスタ(図示せず)の位置をアドレス検索開始位置に設定し、且つ、最後のコンテンツ情報領域7cの終端位置Wをアドレス検索終了位置に設定することで、アドレス検索開始位置とアドレス検索終了位置との区間がアドレス検索領域として決定される。
一方、図6(b)に示した場合におけるアドレス検索領域の設定は、最後のコンテンツ情報領域7c内に欠陥クラスタDFEがないので、最後のコンテンツ情報領域7cの先頭位置Vをアドレス検索開始位置に設定し、且つ、最後のコンテンツ情報領域7cの終端位置Wをアドレス検索終了位置に設定することで、アドレス検索開始位置とアドレス検索終了位置との区間がアドレス検索領域として決定される。
次に、ステップS54では、ステップS53で決定したアドレス検索領域のクラスタサイズが16クラスタ以上か未満かを判断し、16クラスタ以上の場合はステップS55に移行し、一方、16クラスタ未満の場合はステップS58へ進む。尚、アドレス検索領域のクラスタサイズは、ライトワンス型光ディスクDの種類に応じて適宜に設定されるものであり、この実施の形態2でもアドレス検索領域のクラスタサイズを例えば16クラスタとしている。
次に、ステップS55〜S57では、2分探索法を用いて最後のコンテンツ情報領域7cから記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを検出する。より具体的に説明すると、ステップS55では、ステップS53で決定したアドレス検索領域内を2分割するクラスタを求めて確認クラスタとする。
そして、ステップS56では、アドレス検索領域内を2分割して得た確認クラスタの記録済/未記録判定を行う。この記録済/未記録判定は、確認クラスタから取得したメインデータ再生信号(RF信号)RFにデータ成分が含まれる場合は記録済みとし、データ成分が含まれない場合は未記録とする。
更に、ステップS57で、確認クラスタが記録済みの場合にはアドレス検索領域開始クラスタを確認クラスタの次のクラスタに更新し、確認クラスタが未記録の場合は、アドレス検索領域終了クラスタを確認クラスタに更新してからステップS54に戻る。これを言い換えると、確認クラスタが記録済みの場合にはこの確認クラスタからアドレス検索終了位置に向かってサーチしながらRF信号を監視し、一方、確認クラスタが未記録の場合にはこの確認クラスタからアドレス検索開始位置に向かってサーチしながらRF信号を監視すれば良いことになる。
この後、ステップS58では、アドレス検索領域内を上記のように順次検索することで最後のコンテンツ情報領域7c内で記録済みコンテンツ情報領域7c1と未データ領域7c2との堺となる記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを検出する。具体的には、アドレス検索領域開始クラスタから終了クラスタまでを1クラスタずつ未記録クラスタを検出するまで記録済/未記録判定を行う。未記録クラスタが検出された場合は、未記録クラスタの直前のクラスタを記録済み最終クラスタとする。アドレス検索領域内のクラスタがすべて記録済みと判定された場合は、アドレス検索領域の終了クラスタを記録済み最終クラスタとする。
次に、ステップS59では、最後のコンテンツ情報領域7c内で記録済み最終アドレスLRAに続く未データ領域7c2に新たなコンテンツ情報を記録可能(追記可能)か否かを問い、記録可能(追記可能)ならばステップS60で新たなコンテンツ情報の記録(追記)を実行する。それ以外は、ステップS61でホストコンピュータ40にエラーを返して終了する。
上記した実施の形態2の記録フローによれば、互いに隣り合う記録済みコンテンツ情報領域を詰めて隣接させて記録した場合に、最後に記録した最後のコンテンツ情報領域7cから記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを取得すれば良く、この際に、アドレス検索領域が従来例のようなユーザデータ領域7の全領域に亘る場合と異なって、最大でも最後のコンテンツ情報領域7c内だけであるので、アドレス検索領域の長さが従来例よりも短くなるために、最後のコンテンツ情報領域7cから記録済み最終アドレス(記録済み最終クラスタ)LRAを迅速且つ確実に取得でき、これにより最後のコンテンツ情報領域7c内で最後の記録済みコンテンツ情報領域7c1に続く未データ領域7c2内に新たなコンテンツ情報を追記できる。
尚、上記した実施の形態2の記録フローに基づいて新たなコンテンツ情報を最後のコンテンツ情報領域7c内に追記したライトワンス型光ディスクDを再生する場合には、実施の形態2の記録フローに対して再生動作の箇所のみが異なるだけであるのでここでの説明を省略する。
D…追記型ディスク(ライトワンス型光ディスク)、
1…リードインゾーン1、2…第1のリザーブ領域、
3…管理情報登録領域(TDMA)、4…第2のリザーブ領域、
5…データゾーン、6…第1の交替領域(ISA)、
7…ユーザデータ領域、
7a,7b,7c,………,7n…コンテンツ情報領域、
7a1,7b1,7c1…記録済みコンテンツ情報領域、
7a2,7b2,7c2…未記録領域(未データ領域)、
8…第2の交替領域(OSA)、
LRA…記録済み最終アドレス、
P…一つのコンテンツ情報領域7bの先頭位置、
Q…一つのコンテンツ情報領域7bの終端位置、
V…最後のコンテンツ情報領域7cの先頭位置、
Q…最後のコンテンツ情報領域7cの終端位置、
10…データ記録再生装置、
11…スピンドルモータ、11a…ターンテーブル、
12…光ピックアップ、13…スレッド機構、14…レーザ駆動部、
15…マトリクス回路、16…RF検出回路、17…リーダ/ライタ回路、
18…サーボ回路、19…ウォブル検出回路、20…デコーダ回路、
21…エンコーダ回路、22…アドレスデコーダ回路、23…スピンドルサーボ回路、
30…システムコントローラ、30a…ROM、30b…RAM、
40…ホストコンピュータ、
FE…フォーカスエラー、TE…トラッキングエラー、
RF…メインデータ再生信号(RF信号)。
1…リードインゾーン1、2…第1のリザーブ領域、
3…管理情報登録領域(TDMA)、4…第2のリザーブ領域、
5…データゾーン、6…第1の交替領域(ISA)、
7…ユーザデータ領域、
7a,7b,7c,………,7n…コンテンツ情報領域、
7a1,7b1,7c1…記録済みコンテンツ情報領域、
7a2,7b2,7c2…未記録領域(未データ領域)、
8…第2の交替領域(OSA)、
LRA…記録済み最終アドレス、
P…一つのコンテンツ情報領域7bの先頭位置、
Q…一つのコンテンツ情報領域7bの終端位置、
V…最後のコンテンツ情報領域7cの先頭位置、
Q…最後のコンテンツ情報領域7cの終端位置、
10…データ記録再生装置、
11…スピンドルモータ、11a…ターンテーブル、
12…光ピックアップ、13…スレッド機構、14…レーザ駆動部、
15…マトリクス回路、16…RF検出回路、17…リーダ/ライタ回路、
18…サーボ回路、19…ウォブル検出回路、20…デコーダ回路、
21…エンコーダ回路、22…アドレスデコーダ回路、23…スピンドルサーボ回路、
30…システムコントローラ、30a…ROM、30b…RAM、
40…ホストコンピュータ、
FE…フォーカスエラー、TE…トラッキングエラー、
RF…メインデータ再生信号(RF信号)。
Claims (5)
- データが記録されるデータ領域と、上記データ領域内に存在する欠陥部分のアドレスを示す管理情報が記録された管理領域と、前記欠陥部分に対して記録時に交替処理される交替領域とが設けられた追記型ディスクの前記管理情報を参照して、前記データ領域内で交替処理された前記欠陥部分のうちアドレスが最大である欠陥部分のアドレスを検索開始位置として決定する検索開始位置決定手段と、
前記検索開始位置決定手段により決定された検索開始位置と前記データ領域の終了位置とに囲まれる領域を検索領域として決定する検索領域決定手段と、
前記検索領域決定手段により決定された検索領域に対して2分探索法を用いて前記データの最終記録済位置を検索して、検索した前記データの最終記録済位置を前記データ領域内の最終記録済位置とする最終記録済位置検索手段と、
前記最終記録済位置に続く未記録位置からデータを記録する記録手段と、
を有するデータ記録装置。 - 前記最終記録済位置検索手段は、2分探索法により残り検索領域が予め定められたサイズ以下となったら順次検索に切換えて最終記録済位置を検索し、前記最終記録済位置を前記データ領域内の最終記録済位置とする、ことを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
- データが記録されるデータ領域と、上記データ領域内に存在する欠陥部分のアドレスを示す管理情報が記録された管理領域と、前記欠陥部分に対して記録時に交替処理される交替領域とが設けられた追記型ディスクの前記管理情報を参照して、前記データ領域内で交替処理された前記欠陥部分のうちアドレスが最大である欠陥部分のアドレスを検索開始位置として決定するステップと、
前記決定された検索開始位置と前記データ領域の終了位置とに囲まれる領域を検索領域として決定するステップと、
前記決定された検索領域に対して2分探索法を用いて前記データの最終記録済位置を検索し、検索した前記データの最終記録済位置を前記データ領域内の最終記録済位置として決定するステップと、
前記最終記録済位置に続く未記録位置からデータを記録するステップと、
を有するデータ記録方法。 - データが記録されたデータ領域と、上記データ領域内に存在する欠陥部分のアドレスを示す管理情報が記録された管理領域と、前記欠陥部分に対して記録時に交替処理された交替領域とが設けられた追記型ディスクの前記管理情報を参照して、前記データ領域内で交替処理された前記欠陥部分のうちアドレスが最大である欠陥部分のアドレスを検索開始位置として決定する検索開始位置決定手段と、
前記検索開始位置決定手段により決定された検索開始位置と前記データ領域の終了位置とに囲まれる領域を検索領域として決定する検索領域決定手段と、
前記検索領域決定手段により決定された検索領域に対して2分探索法を用いて前記データの最終記録済位置を検索して、検索した前記データの最終記録済位置を前記データ領域内の最終記録済位置とする最終記録済位置検索手段と、
前記最終記録済位置までの記録済領域からデータを再生する再生手段と、
を有するデータ再生装置。 - データが記録されたデータ領域と、上記データ領域内に存在する欠陥部分のアドレスを示す管理情報が記録された管理領域と、前記欠陥部分に対して記録時に交替処理された交替領域とが設けられた追記型ディスクの前記管理情報を参照して、前記データ領域で交替処理された前記欠陥部分のうちアドレスが最大である欠陥部分のアドレスを検索開始位置として決定するステップと、
前記決定された検索開始位置と前記データ領域の終了位置とに囲まれる領域を検索領域として決定するステップと、
前記決定された検索領域に対して2分探索法を用いて前記データの最終記録済位置を検索し、検索した前記データの最終記録済位置を前記データ領域内の最終記録済位置として決定するステップと、
前記最終記録済位置までの記録済領域からデータを再生するステップと、
を有するデータ再生方法。
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JP2007181656A JP2009020935A (ja) | 2007-07-11 | 2007-07-11 | データ記録装置、データ記録方法、データ再生装置、及びデータ再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007181656A JP2009020935A (ja) | 2007-07-11 | 2007-07-11 | データ記録装置、データ記録方法、データ再生装置、及びデータ再生方法 |
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