JP2009020224A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】潜像を担持する感光ドラム(7)に対向して配置され、該潜像を現像するための現像剤を担持する現像ローラ(4)を備える現像装置であって、現像剤が、母粒子と外添剤とを備えたものであり、母粒子100重量部に対して、母粒子から遊離している外添剤の遊離量をT、現像ローラ(4)の粗さをRz(m)、現像ローラ(4)の周速をVd(m/s)とするとき、1.326×10−1≦T≦2.142×10−1、かつ7.1≦Rz≦15.0、かつ161.5≦Vd≦189.2(s)、かつ4.98×10−6(s)≦(T×Rz/Vd)≦1.99×10−5(s)の関係が満たされることを特徴とする現像装置。
【選択図】図2
Description
潜像を担持する像担持体に対向して配置され、該潜像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体を備える現像装置であって、
前記現像剤が、母粒子と外添剤とを備えたものであり、
前記母粒子100重量部に対して、前記母粒子から遊離している外添剤の遊離量をT、前記現像剤担持体の粗さをRz(m)、前記現像剤担持体の周速をVd(m/s)とするとき、
1.326×10−1≦T≦2.142×10−1
かつ
7.1≦Rz≦15.0
かつ
161.5≦Vd≦189.2(s)
かつ
4.98×10−6(s)≦(T×Rz/Vd)≦1.99×10−5(s)
の関係が満たされることを特徴とする。
これらのホッピングローラ103、搬送ローラ106、及びレジストローラ107は図示しない駆動源からギヤ等を経由して動力が伝達され回転される。
この画像形成部121は、電子写真方式の画像形成装置の現像・転写工程における処理を行なうものであり、表層に静電潜像を形成する(潜像担持体としての)感光ドラム7と、感光ドラム7に対向して配置され、静電潜像を現像する(感光ドラム7にトナー像を形成する)ため、現像剤としてのトナー2を担持する現像剤担持体としての現像ローラ4と、トナー2の供給部材である現像剤供給部材としてのスポンジローラ3と、現像ローラ4が感光ドラム7に対向するより前に、該現像ローラ4にトナー層を形成するトナー層形成手段(現像剤薄層形成部材)としての現像ブレード5と、感光ドラム7に静電潜像を形成するための露光を行うLEDヘッド6と、感光ドラム7を帯電させる帯電ローラ9と、感光ドラム7上のトナー像を記録媒体11に転写する転写ローラ8と、記録媒体11に転写せずに感光ドラム7上に残ったトナーを感光ドラム7上から掻き取るクリーニングローラ10とを備える。
現像装置101は、筐体22の中にスポンジローラ3、現像ローラ4、現像ブレード5、感光体ドラム7、帯電ローラ9、及びクリーニングローラ10を備えている。
感光ドラム7と、現像ローラ4、転写ローラ8、帯電ローラ9、及びクリーニングローラ10は互いに接触しており、現像ローラ4と、スポンジローラ3、現像ブレード5とは互いに接触している。
ヒートローラ12は、アルミ素管の表面をPFA(テトラフロオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)でコートした円管状のローラである。ヒートローラ12の内部には、熱源であるハロゲンランプ14が設置されている。バックアップローラ13は、弾性体ローラであり、ヒートローラ12とバックアップローラ13は圧接している。
第1の実施の形態は、以上の様な構成の画像形成装置において、
T:外添剤の遊離量(母粒子から遊離している外添剤の存在比率(母粒子100重量部に対する重量割合)、
Rz:現像ローラ4の表面粗さ(m)
Vd:現像ローラ4の周速(m/s)
とした時、式(1)
4.98×10−6≦T・Rz/Vd≦1.99×10−5 …(1)
が満たされるように、各パラメータを調整した。例えば、
T: 1.326×10−1以上、かつ2.14×10−1以下、
Rz:7.1×10−6(m)以上、かつ1.50×10−5(m)以下
Vd:1.62×10−1(m/s)以上、かつ1.89×10−1(m/s)以下
とした。
上記の式(2)で、Piは、i番目(i=1〜m)の外添剤の存在比率(母粒子を100重量部としたときに、母粒子に対して添加される値(重量部))、Yiは、i番目の外添剤の遊離率(%)(該i番目の外添剤のうち、母粒子から遊離しているものの比率)である。
母粒子100重量部に対する、疎水性シリカ微粉末の存在比率をPs、
疎水性シリカ微粉末の遊離率をYs(%)、
母粒子100重量部に対する金属酸化物微粒子の存在比率をPt、
金属酸化物微粒子の遊離率をYt(%)
で表すとき、上記の式(2)は、
T=(Ps×Ys/100)+(Pt×Yt/100)
…(3)
となり、上記の式(3)の条件を満たすため、例えば、
Ps:0.8(重量部)、
Ys:4.7(%)以上、かつ9.4(%)以下、
Pt:1.0(重量部)、
Yt:9.5(%)以上、かつ13.9(%)以下
と設定される。
測定条件は、
・一回の測定における炭素原子(C)検出数:500〜1500
・ノイズカットレベル:1.5V以下
・ソート時間:20digits
・ガス:O2 0.1%、Heガス
・分析波長
・炭素原子(C):247.86nm
・珪素原子(Si):288.16nm
・チタン原子(Ti):334.90nm
・各原子の遊離率
(C原子と同時に発光しなかった原子のカウント数)/(C原子と同時に発光した原子のカウント数+C原子と同時に発光しなかった原子のカウント数)×100(%)
とした。
スチレン77.5重量郎、アクリル酸−n−ブチル22.5重量部にオフセット防止剤として低分子量ポリエチレン2重量部、帯電制御剤「アイゼンスピロンブラックTRH」(保土ケ谷化学社製)1重量部、カーボンブラック(PrintexLデグサ社製)6重量部及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル1重量部を加え、アトライダー(「MA−01SC」、三井三池化工機社製)に投入し15℃にて10時間分散し、重合性組成物を得た。また、ポリアクリル酸8重量部、ジビニルベンゼン0.35重量部を溶解したエタノール180重量部を用意しこれに蒸留水600重量部を加え重合のための分散媒を用意した。この分散媒に上記の重合性組成物を添加し、TKホモミキサー(「M型」、特殊機化工業社製)にて15℃、8000回転の条件下で10分間分散させた。次に、得られた分散溶液を1リットルのセパラブルフラスコ中に移し、窒素気流下100rpmで撹絆しながら85℃にて12時間反応させた。ここまでの段階で上記重合性組成物の重合反応によって得られた分散質を中間粒子と呼ぶことにする。
なお、未外添トナー(母粒子)100重量部に対するシリカの遊離量とチタニアの遊離量はそれぞれ、Ps×Ys/100、Pt×Yt/100で求められる。
よって、トナーAでは、シリカの遊離量は0.376×10−1、チタニアの遊離量は0.950×10−1であった。
よって、トナーBでは、シリカの遊離量は0.664×10−1、チタニアの遊離量は1.220×10−1であった。
よって、トナーCでは、シリカの遊離量は0.752×10−1、チタニアの遊離量は1.390×10−1であった。
よって、トナーDでは、シリカの遊離量は0.280×10−1、チタニアの遊離量は0.800×10−1であった。
よって、トナーEでは、シリカの遊離量は0.848×10−1、チタニアの遊離量は1.510×10−1であった。
また研磨剤の粒度は20μm、研磨回数は1回で研磨を行う事により表面粗さRzが5.0μmの現像ローラζを、研磨剤の粒度は40μm、研磨回数は3回で研磨を行う事により表面粗さRzが17.2μmの現像ローラηを得た。
なお、現像ローラ4の周速が161.5(mm/s)よりも小さい場合、印刷速度が遅くなるため、161.5(mm/s)よりも小さい周速では評価を行なわなかった。
また、現像ローラ4の周速が189.2(mm/s)よりも大きい場合、摩擦熱が増大し、かつ摩擦によるトナーへの負荷が大きくなり、現像装置101内でのトナーの融着やトナーの破壊(トナー粒子が砕ける)が発生するため、189.2(mm/s)よりも大きい周速では評価を行なわなかった。
実施例1では、トナーA、現像ローラα、プリンタM1を用いた。
実施例2では、トナーB、現像ローラα、プリンタM1を用いた。
実施例3では、トナーC、現像ローラα、プリンタM1を用いた。
実施例4では、トナーA、現像ローラα、プリンタM2を用いた。
実施例5では、トナーB、現像ローラα、プリンタM2を用いた。
実施例6では、トナーC、現像ローラα、プリンタM2を用いた。
実施例7では、トナーA、現像ローラβ、プリンタM1を用いた。
実施例8では、トナーB、現像ローラβ、プリンタM1を用いた。
実施例9では、トナーC、現像ローラβ、プリンタM1を用いた。
実施例10では、トナーA、現像ローラβ、プリンタM2を用いた。
実施例11では、トナーB、現像ローラβ、プリンタM2を用いた。
実施例12では、トナーC、現像ローラβ、プリンクM2を用いた。
実施例13では、トナーA、現像ローラγ、プリンタM1を用いた。
実施例14では、トナーB、現像ローラγ、プリンタM1を用いた。
実施例15では、トナーC、現像ローラγ、プリンタM1を用いた。
実施例16では、トナーA、現像ローラγ、プリンタM2を用いた。
実施例17では、トナーB、現像ローラγ、プリンタM2を用いた。
実施例18では、トナーC、現像ローラγ、プリンタM2を用いた。
実施例19では、トナーA、現像ローラε、プリンタM1を用いた。
実施例20では、トナーB、現像ローラε、プリンタM1を用いた。
実施例21では、トナーC、現像ローラε、プリンタM1を用いた。
実施例22では、トナーA、現像ローラε、プリンクM2を用いた。
実施例23では、トナーB、現像ローラε、プリンタM2を用いた。
実施例24では、トナーC、現像ローラε、プリンタM2を用いた。
比較例2では、トナーB、現像ローラζ、プリンタM1を用いた。
比較例3では、トナーC、現像ローラζ、プリンタM1を用いた。
比較例4では、トナーD、現像ローラζ、プリンタM1を用いた。
比較例5では、トナーD、現像ローラη、プリンタM1を用いた。
比較例6では、トナーD、現像ローラζ、プリンタM2を用いた。
比較例7では、トナーD、現像ローラη、プリンタM2を用いた。
比較例8では、トナーA、現像ローラη、プリンタM1を用いた。
比較例9では、トナーB、現像ローラη、プリンタM1を用いた。
比較例10では、トナーC、現像ローラη、プリンタM1を用いた。
比較例11では、トナーE、現像ローラζ、プリンタM1を用いた。
比較例12では、トナーE、現像ローラη、プリンクM1を用いた。
比較例13では、トナーE、現像ローラζ、プリンタM2を用いた。
比較例14では、トナーE、現像ローラη、プリンタM2を用いた。
図2に示した現像装置において、図示しない制御部から印字指示がかかると、図示しないプリンタ本体にあるモータが回転し始め、図示しないプリンタ本体にある数個のギヤを通してドラムギヤに駆動が伝わり、感光ドラム7か回転する。ドラムギヤから現像ギヤに駆動が伝わる事により現像ローラ4が回転する。また、現像ギヤからアイドルギヤを経て、スポンジギヤへ駆動が伝わる事によりスポンジローラ3が回転する。一方、ドラムギヤからチャージギヤへ駆動が伝わる事により帯電ローラ9が、ドラムギヤからクリーニングギヤへ駆動が伝わる事によりクリーニングローラ10が、ドラムギヤから転写ギヤへ駆動が伝わる事により転写ローラ8がそれぞれ回転する。一方、図示しないプリンタ本体にあるモータの回転は、図示しないプリンタ本体にある別系統の数個のギヤを通してヒートローラギヤに駆動が伝わる事によりヒートローラ12が回転し、バックアップローラ13はヒートローラ12の回転に伴い連れ回りで回転する。それぞれのローラ及びドラムの回転方向は図2に矢印で示す通りである。
A4サイズ標準紙(坪量=64[g/m2]紙、縦297mmx横210mm)を縦方向送り(4辺のうち長い2辺が先端と後端)で、黒べた印刷を行った。また、黒べた印刷における濃度を分光測色計「X−Rite528」(キャノンアイテック社製)にて測定すると、値は1.20〜1.40になる。その後、25%duty印刷(ここでいう25%dutyとは、黒べた印刷時の印字面積を100%とし、印刷面の黒の面積の比率を示している)を10000枚行い、1000枚毎に黒べた印刷を行い画像を確認した。連続通紙試験は、通常温度、通常湿度の環境(NN環境)で行った(温度24〜26℃、湿度40〜60%)。またその際、現像ローラ4の表面に担持されている現像剤を目視観察し、以下の評価基準によって層むらの発生性を評価した。評価結果を図6、図7及び図8の表に示す。図6、図7及び図8の表において、
「○」は、「層むらは全く観察されない」ことを示し、
「×」は、「層むらが観察され、画像にも影響がある」ことを示す。
「○」は、「中心部の濃度−端部濃度=±0.15未満である」ことを示し、
「△」は、「中心部の濃度−端部濃度=±0.15以上、かつ±0.45未満である」ことを示し、
「×」は、「中心部の濃度−端部濃度=±0.45以上である」ことを示す。
「○」は、「カスレは全く観察されない」ことを示し、
「△」は、「印字画像下端から50mmまでにカスレが観察される」ことを示し、
「×」は、「印宇画像下端から50mmより上部からカスレが観察される」ことを示す。
ここでいう、カスレとはトナーの流動性が足りない又は低い帯電特性のため、スポンジローラ3から現像ローラ4上にトナーが搬送されず、印字画像に良好な画像が形成されないことをいう。
「○」は、「ハーフトーンの全体が均一な濃度の画像が得られている」ことを示し、
「×」は、「ハーフトーンの中心部がまだらで濃度が濃くなっている部分がある」ことを示す。
L1、a1、b1は、白紙印字後の紙面の色度(CIE−Lab表色系であらわしたときの色度)、L2、a2、b2は、印字前の紙面の色度を表す。
上記の色差ΔYを同様の位置で5点測定し、その平均を求め、ΔYの平均値ΔY*でカブリの評価を行った。ΔY*が大きいほどカブリが悪いことを示し、ΔY*≦4が好ましい。なお、より好ましくは、ΔY*≦2である。図6、図7及び図8の表において、
「○」は、「カブリは目立たず連続通紙試験で10000枚までΔY*≦2である」ことを示し、
「△」は、「カブリは少し目立ち、連続通紙試験で10000枚までΔY*≦4である」ことを示し、
「×」は、「カブリは非常に目立ち、連続通紙試験で4<ΔY*である」ことを示す。
比較例2では、8000枚でカブリがΔY*=3.5となった。
比較例3では、6000枚でカブリがΔY*=3.9となった。
比較例4では、2000枚で層むらが発生した。
比較例5では、4000枚で汚れが発生した。
比較例6では、2000枚で層むら、カスレが発生した。
比較例7では、8000枚で汚れが発生した。
比較例8では、8000枚で汚れ、同時にカブリもΔY*=2.9となった。
比較例9では、6000枚で汚れ、8000枚で現像ローラ削れが発生した。
比較例10では、6000枚で現像ローラ削れが発生し、カブリはΔY*=3.7であった。
比較例11では、4000枚で汚れが発生した。
比較例12では、4000枚で現像ローラ削れが発生し、カブリがΔY*=2.8となった。
比較例13では、4000枚で層むら、6000枚で汚れが発生し、カブリΔY*=3.8であった。
比較例14では、8000枚で現像ローラ削れが発生し、カブリがΔY*=3.8となった。
T・Rz/Vd …(5)
式(5)において、
T:外添剤遊離量
Rz:現像ローラ4の表面粗さ(m)
Vd:現像ローラ4の周速(m/s)
である。その計算結果(T・Rz/Vd)を図6、図7及び図8の表に示す。
疎水性シリカ微粉末の添加量(Ps)を0.8重量部、遊離率(Ys)を、4.7%以上、かつ9.4%以下とし、
金属酸化物微粒子の添加量(Pt)を1.0重量部、遊離率(Yt)を9.5%以上、かつ13.9%以下とするのが望ましい。さらに、現像ローラの表面粗さ(Rz)を7.1μm以上、かつ15.0μm以下とするのが望ましい。さらに、現像ローラの周速を161.5=mm/s以上、かつ189.2mm/s以下とするのが望ましい。
第1の実施の形態で良好な画像が得られた実施例1〜24に関し、低温低湿環境(22℃、30%、以下LL環境)、高温高湿環境(28℃、80%、以下HH環境)で、同様の連続通紙試験を行った。一般的にLL環境にてトナーがチャージアップしやすくて、汚れやすくまた、HH環境においては、トナーが均一に帯電しづらくなりカブリやすくなるが、上記の試験を行なうことで、そのような悪条件下における性能を調べることができるからである。
ニップ幅Nが0.80[mm]になるように現像ローラ4とスポンジローラ3の設置位置を調整し、LL,NN,HH環境にて、第1の実施の形態の実施例1〜24について同様の連続通紙試験を行った。実施例1〜24についての試験結果は図6及び図7の表と同様にすべての項目で良好であった。即ち、実施例1〜24において10000枚まで層むら、カスレ、現像ローラ削れ、汚れが発生することなく、且つカブリもΔY*≦2となった。
ニップ幅Nが1.20[mm]になるように現像ローラ4とスポンジローラ3の設置位置を調整し、LL,NN,HH環境にて、第1の実施の形態の実施例1〜24について同様の連続通紙試験を行った。実施例1〜24についての試験結果は図6及び図7の表と同様にすべての項目で良好であった。即ち、実施例1〜24において10000枚まで層むら、カスレ、現像ローラ削れが発生することなく、且つカブリもΔY*≦2となった。
ニップ幅Nが0.60[mm]になるように現像ローラ4とスポンジローラ3の設置位置を調整し、LL,HH環境にて、第1の実施の形態の実施例1〜24について同様の連続通紙試験を行った。その結果、LL環境では、評価結果はすべて、「○」であった。HH環境における評価の結果を図10及び図11の表に示す。実施例1について4000枚でΔY*=3.2、実施例4において8000枚でΔY*=6.8、実施例10において3000枚でΔY*=3.4となった。現像ローラ4上のトナーをE−SpartAnalyzer(ホソカワミクロン)にて帯電分布を調べた結果、逆帯電トナーが通常よりも多量に検出された。
ニップ幅Nが1.40[mm]になるように現像ローラ4とスポンジローラ3の設置位置を調整し、LL,NN,HH環境にて、第1の実施の形態の実施例1〜24について同様の連続通紙試験を行った。その結果、HH環境では、評価結果はすべて、「○」であった。LL環境における評価の結果を図12及び図13の表に示す。LL環境下にて実施例19について8000枚で汚れが発生した。実施例20については、6000枚で汚れが発生した。実施例22については、4000枚で汚れが発生した。現像ローラ4上のトナーをSEMで観察したところ、トナー表面の外添剤が殆どなかった。ニップ幅Nが非常に大きく、ニップ付近でのトナー摩擦が非常に大きくなり、トナー表面の外添剤が脱離もしくは埋没したと考えられる。
Claims (11)
- 潜像を担持する像担持体に対向して配置され、該潜像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体を備える現像装置であって、
前記現像剤が、母粒子と外添剤とを備えたものであり、
前記母粒子100重量部に対して、前記母粒子から遊離している外添剤の遊離量をT、前記現像剤担持体の粗さをRz(m)、前記現像剤担持体の周速をVd(m/s)とするとき、
1.326×10−1≦T≦2.142×10−1
かつ
7.1≦Rz≦15.0
かつ
161.5≦Vd≦189.2(s)
かつ
4.98×10−6(s)≦(T×Rz/Vd)≦1.99×10−5(s)
の関係が満たされることを特徴とする現像装置。 - 前記現像剤担持体の表面の現像剤を薄層化する現像剤薄層形成部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記外添剤は、少なくとも疎水性シリカを含むことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記外添剤は、少なくとも金属酸化物を含むことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記外添剤は、少なくとも疎水性シリカと金属酸化物を含み、
前記母粒子100重量部に対する前記疎水性シリカの存在比率をPs、
前記疎水性シリカの遊離率をYs(%)、
前記母粒子100重量部に対する前記金属酸化物の存在比率をPt、
前記金属酸化物の遊離率をYt(%)
で表すとき、
前記遊離量Tが
T
=(Ps×Ys/100)+(Pt×Yt/100)
で与えられることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 - 前記母粒子100重量部に対する前記疎水性シリカの遊離量は、0.376×10−1以上かつ0.752×10−1以下であることを特徴とする請求項3又は5に記載の現像装置。
- 前記母粒子100重量部に対する前記金属酸化物の遊離量は、0.950×10−1以上かつ1.390×10−1以下であることを特徴とする請求項4又は5に記載の現像装置。
- 前記金属酸化物はチタニアであることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
- 前記現像剤担持体が、現像ローラで構成されていることを特徴とする請求項請求項1乃至8のいずれかに記載の現像装置。
- 前記現像ローラに接触する現像剤供給部材をさらに備え、前記現像ローラと前記現像剤供給部材とのニップ幅が0.80mm以上かつ1.20mm以下であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の現像装置。
- 請求項1乃至10のいずれかに記載の現像装置を用いる画像形成装置。
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