JP2009020224A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009020224A
JP2009020224A JP2007181620A JP2007181620A JP2009020224A JP 2009020224 A JP2009020224 A JP 2009020224A JP 2007181620 A JP2007181620 A JP 2007181620A JP 2007181620 A JP2007181620 A JP 2007181620A JP 2009020224 A JP2009020224 A JP 2009020224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing roller
toner
roller
developing device
developing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007181620A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuuki Matsuura
勇希 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP2007181620A priority Critical patent/JP2009020224A/ja
Priority to US12/216,748 priority patent/US7917068B2/en
Publication of JP2009020224A publication Critical patent/JP2009020224A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0818Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the structure of the donor member, e.g. surface properties

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】連続印刷においても、画像品位の低下を防ぎ、装置の寿命を長くする。
【解決手段】潜像を担持する感光ドラム(7)に対向して配置され、該潜像を現像するための現像剤を担持する現像ローラ(4)を備える現像装置であって、現像剤が、母粒子と外添剤とを備えたものであり、母粒子100重量部に対して、母粒子から遊離している外添剤の遊離量をT、現像ローラ(4)の粗さをRz(m)、現像ローラ(4)の周速をVd(m/s)とするとき、1.326×10−1≦T≦2.142×10−1、かつ7.1≦Rz≦15.0、かつ161.5≦Vd≦189.2(s)、かつ4.98×10−6(s)≦(T×Rz/Vd)≦1.99×10−5(s)の関係が満たされることを特徴とする現像装置。
【選択図】図2

Description

この発明はトナーを現像剤として使用する現像装置、並びにそのような現像装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来の画像形成装置として、静電潜像が表面に形成される像担持体と、該像担持体と接触させて配設され、静電潜像にトナーを付着させる現像部材と、該現像部材と接触させて配設されたトナー供給部材と、上記現像部材上のトナーを薄層化するトナー層形成部材とを有するものが知られている(特許文献1)。この従来の装置においては、画像品位を確保するためにトナーに外添されるクリーニング性向上剤の種類や量を調整し、飽和見かけ密度を制御していた。
特開2004−341122公報
しかし、上記の従来の装置では、連続印刷において、画像品位の低下が発生することがあり、装置が長寿命化の要求に十分に応えることができない場合があった。
本発明の現像装置は、
潜像を担持する像担持体に対向して配置され、該潜像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体を備える現像装置であって、
前記現像剤が、母粒子と外添剤とを備えたものであり、
前記母粒子100重量部に対して、前記母粒子から遊離している外添剤の遊離量をT、前記現像剤担持体の粗さをRz(m)、前記現像剤担持体の周速をVd(m/s)とするとき、
1.326×10−1≦T≦2.142×10−1
かつ
7.1≦Rz≦15.0
かつ
161.5≦Vd≦189.2(s)
かつ
4.98×10−6(s)≦(T×Rz/Vd)≦1.99×10−5(s)
の関係が満たされることを特徴とする。
本発明によれば、連続印刷においても、画像品位の低下を防ぐことができ、装置の寿命を長くすることができる。
図1は本発明に用いた画像形成装置100の概略構成図である。図示の画像形成装置は、ブラックのトナー画像を形成する着脱自在な現像装置101を有している。
画像形成装置100は、その下部に、紙などの記録媒体11を堆積した状態で収納する用紙カセット102を装着し、その上方には記録媒体11を1枚ずつ分離させて搬送するためのホッピングローラ103が配設されている。更に、記録媒体11の搬送方向における、ホッピングローラ103の下流側にはピンチローラ104、105と共に記録媒体11を挟持することによって記録媒体を搬送する搬送ローラ106、並びに記録媒体11の斜行を修正し、現像装置101に搬送するレジストローラ107が配設されている。
これらのホッピングローラ103、搬送ローラ106、及びレジストローラ107は図示しない駆動源からギヤ等を経由して動力が伝達され回転される。
現像装置101の感光ドラム7に対向する位置には、導電性のゴム等によって形成された転写ローラ8が配設されている。この転写ローラ8には、感光ドラム7上に付着されたトナーによるトナー像を記録媒体11に転写する転写時に、感光ドラム7の表面電位と、転写ローラ8の表面電位に電位差を持たせるための電圧が印加されている。
定着器108は、後述するようにヒートローラ12とバックアップローラ13とを有し、記録媒体11上に転写されたトナーを加圧し、ハロゲンランプなどの熱源14により加熱することによって定着する。この下流の排出ローラ109、110は、定着器108から排出された記録媒体11を、排出部114のピンチローラ111、112と共に挟持し、記録媒体スタッカ部113に搬送する。これら定着器108、排出ローラ109等は図示しない駆動源からギヤなどを経由して動力が伝達され回転される。
図2は本発明に用いた画像形成部121の概略構成図である。
この画像形成部121は、電子写真方式の画像形成装置の現像・転写工程における処理を行なうものであり、表層に静電潜像を形成する(潜像担持体としての)感光ドラム7と、感光ドラム7に対向して配置され、静電潜像を現像する(感光ドラム7にトナー像を形成する)ため、現像剤としてのトナー2を担持する現像剤担持体としての現像ローラ4と、トナー2の供給部材である現像剤供給部材としてのスポンジローラ3と、現像ローラ4が感光ドラム7に対向するより前に、該現像ローラ4にトナー層を形成するトナー層形成手段(現像剤薄層形成部材)としての現像ブレード5と、感光ドラム7に静電潜像を形成するための露光を行うLEDヘッド6と、感光ドラム7を帯電させる帯電ローラ9と、感光ドラム7上のトナー像を記録媒体11に転写する転写ローラ8と、記録媒体11に転写せずに感光ドラム7上に残ったトナーを感光ドラム7上から掻き取るクリーニングローラ10とを備える。
現像装置101は、筐体22の中にスポンジローラ3、現像ローラ4、現像ブレード5、感光体ドラム7、帯電ローラ9、及びクリーニングローラ10を備えている。
トナーカートリッジ1はトナー2を供給する。トナー2としては、後に詳しく述べるように、母粒子と外添剤とを備えたものが用いられる。外添剤としては、例えば、疎水性シリカ微粉末と金属酸化物微粒子とを含むものが用いられる。
感光ドラム7と、現像ローラ4、転写ローラ8、帯電ローラ9、及びクリーニングローラ10は互いに接触しており、現像ローラ4と、スポンジローラ3、現像ブレード5とは互いに接触している。
なお、第1の実施の形態で用いた現像装置10の感光ドラム7の外径は30φ、現像ローラ4rの外径は18.39φ、スポンジローラ3の外径は14.6φである。図2に示す現像ローラ4とスポンジローラ3間のニップ幅N(現像ローラ4とスポンジローラ3が接触している幅)は1.00mmである。
上記の画像形成部121により現像転写工程の処理が実行され、画像形成部121に対し、印刷媒体11の搬送方向の下流に位置する定着器108により、定着工程の処理が実行される。
ヒートローラ12は、アルミ素管の表面をPFA(テトラフロオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)でコートした円管状のローラである。ヒートローラ12の内部には、熱源であるハロゲンランプ14が設置されている。バックアップローラ13は、弾性体ローラであり、ヒートローラ12とバックアップローラ13は圧接している。
図2には図示していないが、バックアップローラ13を除く各ローラ及びドラムにはそれぞれ駆動を伝えるためのギヤが圧入その他の方法で固定されており、感光ドラム7に固定されたギヤをドラムギヤ、現像ローラ4に固定されたギヤを現像ギヤ、スポンジローラ3に固定されたギヤをスポンジギヤ、帯電ローラ9に固定されたギヤをチャージギヤ、クリーニングローラ10に固定されたギヤをクリーニングギヤ、転写ローラ8に固定されたギヤを転写ギヤ、現像ギヤ・スポンジギヤ間に設置されたギヤをアイドルギヤ、ヒートローラ12に固定されたギヤをヒートローラギヤと呼ぶ事とする。
また、現像・転写工程のそれぞれのローラ及びLEDヘッド、定着工程のハロゲンランプにはプリンタ本体に設けられた図示しない電源から通電されるようになっている。ここで言うプリンタの電源とはごく一般的に電子写真プリンタの高圧電源として用いられるものの事で、図示しない制御部により制御されている。
第1の実施の形態
第1の実施の形態は、以上の様な構成の画像形成装置において、
T:外添剤の遊離量(母粒子から遊離している外添剤の存在比率(母粒子100重量部に対する重量割合)、
Rz:現像ローラ4の表面粗さ(m)
Vd:現像ローラ4の周速(m/s)
とした時、式(1)
4.98×10−6≦T・Rz/Vd≦1.99×10−5 …(1)
が満たされるように、各パラメータを調整した。例えば、
T: 1.326×10−1以上、かつ2.14×10−1以下、
Rz:7.1×10−6(m)以上、かつ1.50×10−5(m)以下
Vd:1.62×10−1(m/s)以上、かつ1.89×10−1(m/s)以下
とした。
外添剤が複数個(m個)の成分から成る場合、外添剤の遊離量(母粒子100重量部に対して母粒子から遊離している外添剤の存在量)Tは、下記の式(2)、即ち、
Figure 2009020224
で与えられる。
上記の式(2)で、Piは、i番目(i=1〜m)の外添剤の存在比率(母粒子を100重量部としたときに、母粒子に対して添加される値(重量部))、Yiは、i番目の外添剤の遊離率(%)(該i番目の外添剤のうち、母粒子から遊離しているものの比率)である。
上記のように、外添剤が疎水性シリカ微粉末と金属酸化物微粒子とから成り、
母粒子100重量部に対する、疎水性シリカ微粉末の存在比率をPs、
疎水性シリカ微粉末の遊離率をYs(%)、
母粒子100重量部に対する金属酸化物微粒子の存在比率をPt、
金属酸化物微粒子の遊離率をYt(%)
で表すとき、上記の式(2)は、
T=(Ps×Ys/100)+(Pt×Yt/100)
…(3)
となり、上記の式(3)の条件を満たすため、例えば、
Ps:0.8(重量部)、
Ys:4.7(%)以上、かつ9.4(%)以下、
Pt:1.0(重量部)、
Yt:9.5(%)以上、かつ13.9(%)以下
と設定される。
外添剤の各成分の遊離率の測定はパーティクルアナライザ(HORIBA社製、DP−1000)を用いて行なった。
測定条件は、
・一回の測定における炭素原子(C)検出数:500〜1500
・ノイズカットレベル:1.5V以下
・ソート時間:20digits
・ガス:O 0.1%、Heガス
・分析波長
・炭素原子(C):247.86nm
・珪素原子(Si):288.16nm
・チタン原子(Ti):334.90nm
・各原子の遊離率
(C原子と同時に発光しなかった原子のカウント数)/(C原子と同時に発光した原子のカウント数+C原子と同時に発光しなかった原子のカウント数)×100(%)
とした。
第1の実施の形態として、まず、以下に述べる方法でトナーを作成した。
スチレン77.5重量郎、アクリル酸−n−ブチル22.5重量部にオフセット防止剤として低分子量ポリエチレン2重量部、帯電制御剤「アイゼンスピロンブラックTRH」(保土ケ谷化学社製)1重量部、カーボンブラック(PrintexLデグサ社製)6重量部及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル1重量部を加え、アトライダー(「MA−01SC」、三井三池化工機社製)に投入し15℃にて10時間分散し、重合性組成物を得た。また、ポリアクリル酸8重量部、ジビニルベンゼン0.35重量部を溶解したエタノール180重量部を用意しこれに蒸留水600重量部を加え重合のための分散媒を用意した。この分散媒に上記の重合性組成物を添加し、TKホモミキサー(「M型」、特殊機化工業社製)にて15℃、8000回転の条件下で10分間分散させた。次に、得られた分散溶液を1リットルのセパラブルフラスコ中に移し、窒素気流下100rpmで撹絆しながら85℃にて12時間反応させた。ここまでの段階で上記重合性組成物の重合反応によって得られた分散質を中間粒子と呼ぶことにする。
次いで、該中間粒子の水系懸濁液中に、超音波発振機(US−150、(株)日本精機製作所)にてメタクリル酸メチル9.25重量部、アクリル酸−n−ブチル0.75重量部、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル5重量部、ラウリル硫酸ナトリウム0.1重量部、水80重量部からなる水乳濁液Aを調製した。この水乳濁液Aを9重量部滴下し、該中間粒子を膨潤させた。滴下後、直ちに光学顕微鏡にて観察を行ったところ、乳濁液滴は全く見られず膨潤がきわめて短時間のうちに完了していることが確かめられた。そこで、窒素下にて撹拌を続けながら2段目の重合として85℃で10時間反応せしめた。冷却後、0.5N塩酸水溶液にて分散媒を溶かし、濾過、水洗を経て風乾後、40℃にて10時間、10mmHgで減圧乾燥し、風力分級機にて分級し、体積平均粒径7.0[μm]のトナーを得た。得られた未外添トナー(母粒子)の体積平均粒径については、細胞計数分析装置「コールターマルチライザー3」(ベックマンコールター社製)において、アパチャー径100μmにて30000カウント測定することで求められた。この未外添トナー(母粒子)100重量部に、疎水化処理した粒子径12nmのシリカ(デグザ社製、商品名「RX200」)0.8重量部を添加し、さらにシランカップリング剤処理酸化チタン(商品名「TAF−110P」、粒子径:50nm;富士チタン工業製)を1.0重量部添加して、ヘンシェルミキサー(三井三池化工機(株)社製、型式「FM10B」)を用いて混合した(なお、混合時の温度は25℃、湿度は50RH%であった)。
この時の混合条件を変化させる事により、図3の表に示されるトナーA〜Eを得た。すなわち、トナーAについては、未外添トナー粒子(母粒子)とシリカ(SiO)、酸化チタン(TiО)を混合機の混合槽に投入した後、周速をゼロから40m/秒まで5秒間で昇速させる。周速40m/秒に到達した後30秒間その状態を維持する。その後、5秒間で周速0に降速させる。次いで周速ゼロに到達した後30秒間その状態を維持する。このサイクルを1サイクルとして5サイクル繰り返した(周速40m/秒となっていた時間の合計は150秒)。遊離率は、ヘンシェルミキサーの周速(m/s)、回転時間(秒)、サイクル回数(回)を変化させて所定の遊離率に制御した。前述した条件でトナーAでの遊離率をパーティクルアナライザで測定したところ、シリカの遊離率Ysは4.7%、酸化チタンの遊離率Ytは9.5%であった。従って、未外添トナー(母粒子)100重量部に対して上記の式(3)で与えられる、外添剤遊離量Tは、1.326×10−1重量部であった。
なお、未外添トナー(母粒子)100重量部に対するシリカの遊離量とチタニアの遊離量はそれぞれ、Ps×Ys/100、Pt×Yt/100で求められる。
よって、トナーAでは、シリカの遊離量は0.376×10−1、チタニアの遊離量は0.950×10−1であった。
トナーBについては、トナー粒子とシリカ、酸化チタンを混合機の混合槽に投入した後、周速をゼロから40m/秒まで5秒間で昇速させ、周速40m/秒に到達した後、その速度に維持する時間を40秒間にした。その後、5秒間で周速0に降速させる。次いで周速ゼロに到達した後30秒間その状態を維持する。このサイクルを1サイクルとして4サイクル繰り返した(周速40m/秒となっていた時間の合計は120秒)。パーティクルアナライザにて遊離率を測定したところ、シリカの遊離率Ysは8.3%、酸化チタンの遊離率Ytは12.2%であった。従って、上記の式(3)で与えられる、外添剤遊離量Tは、1.884×10−1重量部であった。
よって、トナーBでは、シリカの遊離量は0.664×10−1、チタニアの遊離量は1.220×10−1であった。
トナーCについては、トナー粒子とシリカ、酸化チタンを混合機の混合槽に投入した後、周速をゼロから40m/秒まで5秒間で昇速させ、周速40m/秒に到達した後、その速度に維持する時間を40秒間にした。その後、5秒間で周速0に降速させる。次いで周速ゼロに到達した後30秒間その状態を維持する。このサイクルを1サイクルとして3サイクル繰り返した(周速40m/秒となっていた時間の合計は120秒)。パーティクルアナライザにて遊離率を測定したところ、シリカの遊離率Ysは9.4%、酸化チタンの遊離率Ytは13.9%であった。従って、上記の式(3)で与えられる、外添剤遊離量Tは、2.142×10−1重量部であった。
よって、トナーCでは、シリカの遊離量は0.752×10−1、チタニアの遊離量は1.390×10−1であった。
トナーDについては、トナー粒子とシリカ、酸化チタンを混合機の混合槽に投入した後、周速をゼロから30m/秒まで5秒間で昇速させ、周速30m/秒に到達した後、その速度に維持する時間を30秒間にした。その後、5秒間で周速0に降速させる。次いで周速ゼロに到達した後30秒間その状態を維持する。このサイクルを1サイクルとして6サイクル繰り返した(周速30m/秒となっていた時間の合計は180秒)。パーティクルアナライザにて遊離率を測定したところ、シリカの遊離率Ysは3.5%、酸化チタンの遊離率Ytは8.0%であった。従って、上記の式(3)で与えられる、外添剤遊離量Tは、1.080×10−1重量部であった。
よって、トナーDでは、シリカの遊離量は0.280×10−1、チタニアの遊離量は0.800×10−1であった。
トナーEについては、トナー粒子とシリカ、酸化チタンを混合機の混合槽に投入した後、周速をゼロから40m/秒まで5秒間で昇速させ、周速40m/秒に到達した後、その速度に維持する時間を75秒間にした。その後、5秒間で周速0に降速させる。次いで周速ゼロに到達した後30秒間その状態を維持する。このサイクルを1サイクルとして2サイクル繰り返した(周速40m/秒となっていた時間の合計は150秒)。パーティクルアナライザにて遊離率を測定したところ、シリカの遊離率Ysは10.6%、酸化チタンの遊離率Ytは15、1%であった。従って、上記の式(3)で与えられる、外添剤遊離量Tは、2.358×10−1重量部であった。
よって、トナーEでは、シリカの遊離量は0.848×10−1、チタニアの遊離量は1.510×10−1であった。
次に、現像ローラ4を以下のように製造した。
ポリエステルポリオール(クラポールP−2010:クラレ社製)100重量部に、過塩素酸リチウムを0.05重量部加え、撹拌し溶解させた後、100℃に温調し、ついでコロネートHX(日本ポリウレタン社製)20重量部およびアルコール変性シリコーンオイル(SF8427:東レ・ダウコーティング社製)20重量部を添加・撹拌し、混合物を得た。この混合物を、あらかじめシャフト(φ:8mm、L:270mm)が配置されている120℃に予熱された金型に注入し、120℃にて60分間加熱し、両端部を除くシャフト表面に導電性ポリウレタン弾性体層が形成されたベースロールを得た。
次に、MR400(日本ポリウレタン社製)100重量部を、酢酸エチル900重量部に溶解させ、表面処理液を得た。この表面処理溶液を20℃に保ったまま、ベースロールを所定時間浸漬後、100℃に保持されたオーブンで10時間、加熱し、充分に放置冷却した後のロールを、互いに異なる条件で粗研磨、フィニッシャー研磨等によって研磨して、所定の外径で表面粗さが互いに異なる現像ローラα〜ηを得た。これらの現像ローラα〜ηの製造条件及び特性を図4の表に示す。
すなわち、研磨剤の粒度は30μm、研磨回数は1回で研磨を行う事により表面粗さRzが7.1μmの現像ローラαを、研磨剤の粒度は40μm、研磨回数は1回で研磨を行う事により表面粗さRzが8.3μmの現像ローラβを、研磨剤の粒度は40μm、研磨回数は2回で研磨を行う事により表面粗さRzが11.1μmの現像ローラγを、研磨剤の粒度は40μm、研磨回数は3回で研磨を行う事により表面粗さRzが15.0μmの現像ローラεを得た。
また研磨剤の粒度は20μm、研磨回数は1回で研磨を行う事により表面粗さRzが5.0μmの現像ローラζを、研磨剤の粒度は40μm、研磨回数は3回で研磨を行う事により表面粗さRzが17.2μmの現像ローラηを得た。
それぞれの現像ローラ(α〜η)の表面粗さRzは、表面粗さJIS10点測定法(JIS B0601:2001)により測定した。上記表面粗さJIS10点測定法とは、現像ローラ4の周方向を10等分し、その高さ方向の上5点の平均値と下5点の平均値の差である。用いた表面粗さ計は、ZSM200(Kosaka Laboratory Ltd.)である。
また、第1の実施の形態において、図1に示した画像形成装置(例えば、プリンタ)の印刷速度(=感光ドラム7の線速=通紙速度)から算出した現像ローラ4の周速が、161.5[mm/s]であるものをマシンM1、現像ローラ4の周速が189.2[mm/s]であるものをマシンM2とする。また、マシンM1では、現像ローラ4の外径は、18.39[mm]、感光ドラムの周速及び外径が131.7[mm/s]及び30[mm]であり、一方、マシンM2では、現像ローラ4の外径が17.62[mm]、感光ドラムの周速及び外径が162.0[mm/s]及び30[mm]であった。周速比、即ち{(現像ローラの周速)/(感光ドラムの周速)}は、マシンM1では、1.226、マシンM2では、1.168である。図5の表にマシンM1,M2についての上記の値を纏めて示す。なお、図1に図示しないモータの回転数を変化させて現像ローラ4の周速を変化させた。
なお、現像ローラ4の周速が161.5(mm/s)よりも小さい場合、印刷速度が遅くなるため、161.5(mm/s)よりも小さい周速では評価を行なわなかった。
また、現像ローラ4の周速が189.2(mm/s)よりも大きい場合、摩擦熱が増大し、かつ摩擦によるトナーへの負荷が大きくなり、現像装置101内でのトナーの融着やトナーの破壊(トナー粒子が砕ける)が発生するため、189.2(mm/s)よりも大きい周速では評価を行なわなかった。
マシンM1の1000枚印字に相当する感光ドラム7の回転数は4700回転、現像ローラ4の回転数は9400回転である。マシンM2の1000枚印字に相当する感光ドラム7の回転数は4000回転、現像ローラ4の回転数は8000回転である。
上記のトナー(A〜E)、現像ローラ(α〜η)、マシン(M1、M2)の異なる組合せをそれぞれ図6、図7及び図8の表に示される実施例1〜24、及び比較例1〜14として、各々について連続通紙試験を行なった。即ち、
実施例1では、トナーA、現像ローラα、プリンタM1を用いた。
実施例2では、トナーB、現像ローラα、プリンタM1を用いた。
実施例3では、トナーC、現像ローラα、プリンタM1を用いた。
実施例4では、トナーA、現像ローラα、プリンタM2を用いた。
実施例5では、トナーB、現像ローラα、プリンタM2を用いた。
実施例6では、トナーC、現像ローラα、プリンタM2を用いた。
実施例7では、トナーA、現像ローラβ、プリンタM1を用いた。
実施例8では、トナーB、現像ローラβ、プリンタM1を用いた。
実施例9では、トナーC、現像ローラβ、プリンタM1を用いた。
実施例10では、トナーA、現像ローラβ、プリンタM2を用いた。
実施例11では、トナーB、現像ローラβ、プリンタM2を用いた。
実施例12では、トナーC、現像ローラβ、プリンクM2を用いた。
実施例13では、トナーA、現像ローラγ、プリンタM1を用いた。
実施例14では、トナーB、現像ローラγ、プリンタM1を用いた。
実施例15では、トナーC、現像ローラγ、プリンタM1を用いた。
実施例16では、トナーA、現像ローラγ、プリンタM2を用いた。
実施例17では、トナーB、現像ローラγ、プリンタM2を用いた。
実施例18では、トナーC、現像ローラγ、プリンタM2を用いた。
実施例19では、トナーA、現像ローラε、プリンタM1を用いた。
実施例20では、トナーB、現像ローラε、プリンタM1を用いた。
実施例21では、トナーC、現像ローラε、プリンタM1を用いた。
実施例22では、トナーA、現像ローラε、プリンクM2を用いた。
実施例23では、トナーB、現像ローラε、プリンタM2を用いた。
実施例24では、トナーC、現像ローラε、プリンタM2を用いた。
比較例1では、トナーA、現像ローラζ、プリンタM1を用いた。
比較例2では、トナーB、現像ローラζ、プリンタM1を用いた。
比較例3では、トナーC、現像ローラζ、プリンタM1を用いた。
比較例4では、トナーD、現像ローラζ、プリンタM1を用いた。
比較例5では、トナーD、現像ローラη、プリンタM1を用いた。
比較例6では、トナーD、現像ローラζ、プリンタM2を用いた。
比較例7では、トナーD、現像ローラη、プリンタM2を用いた。
比較例8では、トナーA、現像ローラη、プリンタM1を用いた。
比較例9では、トナーB、現像ローラη、プリンタM1を用いた。
比較例10では、トナーC、現像ローラη、プリンタM1を用いた。
比較例11では、トナーE、現像ローラζ、プリンタM1を用いた。
比較例12では、トナーE、現像ローラη、プリンクM1を用いた。
比較例13では、トナーE、現像ローラζ、プリンタM2を用いた。
比較例14では、トナーE、現像ローラη、プリンタM2を用いた。
現像装置の動作及び連続通紙試験の概要は以下の通りである。
図2に示した現像装置において、図示しない制御部から印字指示がかかると、図示しないプリンタ本体にあるモータが回転し始め、図示しないプリンタ本体にある数個のギヤを通してドラムギヤに駆動が伝わり、感光ドラム7か回転する。ドラムギヤから現像ギヤに駆動が伝わる事により現像ローラ4が回転する。また、現像ギヤからアイドルギヤを経て、スポンジギヤへ駆動が伝わる事によりスポンジローラ3が回転する。一方、ドラムギヤからチャージギヤへ駆動が伝わる事により帯電ローラ9が、ドラムギヤからクリーニングギヤへ駆動が伝わる事によりクリーニングローラ10が、ドラムギヤから転写ギヤへ駆動が伝わる事により転写ローラ8がそれぞれ回転する。一方、図示しないプリンタ本体にあるモータの回転は、図示しないプリンタ本体にある別系統の数個のギヤを通してヒートローラギヤに駆動が伝わる事によりヒートローラ12が回転し、バックアップローラ13はヒートローラ12の回転に伴い連れ回りで回転する。それぞれのローラ及びドラムの回転方向は図2に矢印で示す通りである。
また、モータが回転を始めるのとほぼ同時に、現像・転写工程のそれぞれのローラと転写工程のハロゲンランプにはプリンタ本体にある図示しない電源により、それぞれ決められたバイアス電圧が印加される。帯電ローラ9に印加された電圧とその回転により感光ドラム7の表層は一様に帯電される。感光ドラム7の帯電された部分がLEDヘッドの下方(LEDヘッドに向き合う位置)に到達すると、LEDヘッドは図示しない制御部から送られた印字すべき画像に従って発光を行い、感光ドラム7上に静電潜像を形成する。感光ドラム7上の静電潜像が形成された部分が現像ローラ4にまで到達すると、感光ドラム7上の静電潜像と現像ローラ4との電位差により、現像ブレード5によって薄層化された現像ローラ4上にあるトナーが感光ドラム7上に移動する。
転写工程において印刷媒体上に転写された現像剤はハロゲンランプにより暖められたヒートローラ12からの熱とヒートローラ12・バックアップローラ13間の圧力により、印刷媒体上に定着される。一方、転写されずに感光ドラム7上に残った一部のトナーはクリーニングローラ10で掻き取られ、印字終了後、図示しない制御部により決められたシーケンスに従い、現像工程側に回収される。
上記の動作を行なう現像装置を用いて、以下のような連続通紙試験を行なった。
A4サイズ標準紙(坪量=64[g/m]紙、縦297mmx横210mm)を縦方向送り(4辺のうち長い2辺が先端と後端)で、黒べた印刷を行った。また、黒べた印刷における濃度を分光測色計「X−Rite528」(キャノンアイテック社製)にて測定すると、値は1.20〜1.40になる。その後、25%duty印刷(ここでいう25%dutyとは、黒べた印刷時の印字面積を100%とし、印刷面の黒の面積の比率を示している)を10000枚行い、1000枚毎に黒べた印刷を行い画像を確認した。連続通紙試験は、通常温度、通常湿度の環境(NN環境)で行った(温度24〜26℃、湿度40〜60%)。またその際、現像ローラ4の表面に担持されている現像剤を目視観察し、以下の評価基準によって層むらの発生性を評価した。評価結果を図6、図7及び図8の表に示す。図6、図7及び図8の表において、
「○」は、「層むらは全く観察されない」ことを示し、
「×」は、「層むらが観察され、画像にも影響がある」ことを示す。
「現像ローラ削れ」も画像品位の低下の原因となる。現像ローラ削れが生じると、現像ローラ4表面の凹凸が失われ、トナーが担持されず、現像ローラ4表面にトナー層が形成されない。即ち、トナーが搬送されず記録用紙の紙面上では、黒べた印刷の濃度が薄くなってくる。今回の実施例では、両端部から50mm程度のところまで発生した。よって連続通紙試験において、1000枚ごとに印字する黒べた印字にて中心部と端部の濃度差を測定してその差によって評価した。評価の結果を図6、図7及び図8の表に○、△、×で示す。
「○」は、「中心部の濃度−端部濃度=±0.15未満である」ことを示し、
「△」は、「中心部の濃度−端部濃度=±0.15以上、かつ±0.45未満である」ことを示し、
「×」は、「中心部の濃度−端部濃度=±0.45以上である」ことを示す。
また、連続通紙試験でのカスレの発生の有無を、画像を目視観察して判断し、以下の評価基準により、カスレの発生性を評価した。図6、図7及び図8の表において、
「○」は、「カスレは全く観察されない」ことを示し、
「△」は、「印字画像下端から50mmまでにカスレが観察される」ことを示し、
「×」は、「印宇画像下端から50mmより上部からカスレが観察される」ことを示す。
ここでいう、カスレとはトナーの流動性が足りない又は低い帯電特性のため、スポンジローラ3から現像ローラ4上にトナーが搬送されず、印字画像に良好な画像が形成されないことをいう。
印字不具合として、トナーがチャージアップし、現像ローラ4上に設計値より多く付着し、それが感光ドラム7から搬送され印字されることにより、画像が汚れる現象が生じる。この現象を「汚れ」と呼ぶことにする。汚れは、ハーフトーン画像において最も顕著なため、第1の実施の形態での25%dutyハーフトーン画像において、目視観察にて評価した。なお、汚れは、画像の中心部が汚れやすい。図6、図7及び図8の表において、
「○」は、「ハーフトーンの全体が均一な濃度の画像が得られている」ことを示し、
「×」は、「ハーフトーンの中心部がまだらで濃度が濃くなっている部分がある」ことを示す。
不具合として、逆帯電トナーの量が多くなり、それが原因となってカブリという現象が生じやすい。ここで言うカブリとは、本来非印字部(白紙部分)である場所にトナーが乗り、うっすらと色がつく事を指す。そこで、第1の実施の形態で1000枚ごとに黒べた印字を行っているが、その際白紙を印字し、カブリのレベルを確認することにした。
白紙(0%濃度)1枚の印刷に、ミノルタ測定計CM−2600d(測定径=φ8mm)を用いて、印字前の紙面に対する白紙印刷後の紙面の色差ΔYを下記の式(4)、
Figure 2009020224
により求めた。式(4)で、
、a、bは、白紙印字後の紙面の色度(CIE−Lab表色系であらわしたときの色度)、L、a、bは、印字前の紙面の色度を表す。
上記の色差ΔYを同様の位置で5点測定し、その平均を求め、ΔYの平均値ΔYでカブリの評価を行った。ΔYが大きいほどカブリが悪いことを示し、ΔY≦4が好ましい。なお、より好ましくは、ΔY≦2である。図6、図7及び図8の表において、
「○」は、「カブリは目立たず連続通紙試験で10000枚までΔY≦2である」ことを示し、
「△」は、「カブリは少し目立ち、連続通紙試験で10000枚までΔY≦4である」ことを示し、
「×」は、「カブリは非常に目立ち、連続通紙試験で4<ΔYである」ことを示す。
以上のように、実施例1〜24では、NN環境において層むら、カスレ、現像ローラ削れ、汚れが発生することなく、カブリも良好な画像が10000枚まで継続して得られた。
一方、比較例1では、6000枚で層むら、8000枚でカスレが発生した。
比較例2では、8000枚でカブリがΔY=3.5となった。
比較例3では、6000枚でカブリがΔY=3.9となった。
比較例4では、2000枚で層むらが発生した。
比較例5では、4000枚で汚れが発生した。
比較例6では、2000枚で層むら、カスレが発生した。
比較例7では、8000枚で汚れが発生した。
比較例8では、8000枚で汚れ、同時にカブリもΔY=2.9となった。
比較例9では、6000枚で汚れ、8000枚で現像ローラ削れが発生した。
比較例10では、6000枚で現像ローラ削れが発生し、カブリはΔY=3.7であった。
比較例11では、4000枚で汚れが発生した。
比較例12では、4000枚で現像ローラ削れが発生し、カブリがΔY=2.8となった。
比較例13では、4000枚で層むら、6000枚で汚れが発生し、カブリΔY=3.8であった。
比較例14では、8000枚で現像ローラ削れが発生し、カブリがΔY=3.8となった。
比較例9では、8000枚で現像ローラ4の両端部から50mmまでのところで削れが発生した。連続通紙試験を行ったところ、印刷画像において、紙面の横方向の両端部(紙面端から30mmずつ)の濃度が薄くなってきて、さらに連続通紙試験を続行すると、印字端部がほとんど白紙の状態になった。現像ローラ4近傍で、かつ現像装置101の端部の部分、すなわち、現像ローラ4の表面から5mmまでの部分でかつ、図9に示す現像装置101の筐体22から、現像ローラ4の長手方向中央部側に15mmの部分にあったトナーを走査型電子顕微鏡(以下SEMと呼ぶ)「S−2380N形」(日立製作所社製)により倍率1万倍にて観察すると、20μm程度のトナーの凝集体が多量に観察された。さらに10000枚まで通紙試験を継続し、現像ローラ4をSEMにて観察すると、表面の凹凸がほとんどなくなり、磨耗していることがわかった。表面粗さ10点法により測定を行うと、連続通紙試験後の現像ローラ4の表面粗さは2μmであった。
同様の現象が比較例12,14で観察された。
比較例9,10では、紙面の横方向の両端部(紙面端から30mmずつ)の濃度が薄くなっている状態である。
図6、図7及び図8の表に示す結果から、SiО遊離率、TiО遊離率(従って外添剤遊離量T)が大きい場合は、現像ローラ削れが発生しやすい(比較例12,14)。一方、SiО遊離率、TiО遊離率(従って外添剤遊離量T)が小さい場合は、層むらが発生しやすい(比較例1,4,6)。現像ローラ4の粗さRz(mm)が大きい場合は、現像ローラ削れが発生しやすい(比較例9,10,12,14)。また現像ローラ4の表面粗さRz(mm)が小さいとき、カスレが発生しやすい(比較例1、6)。
以上のことから、トナーから遊離した外添剤が多いと層むらが発生し、それが原因となって現像ローラ4の削れが発生する。しかし、マシンの現像ローラ4の周速が大きい場合は、外添剤の遊離率が大きい場合が適している場合もある。そのため、トナーの外添剤の母剤(母粒子)との付着力、現像ローラ4の表面粗さ、及び現像ローラ4の周速には、なんらかの関係を満たすことが必要と考えられる。そこで、トナー外添剤の遊離率、実験に用いた重量部、現像ローラ4の表面粗さ、現像ローラ4の周速に関して、いくつかの計算を試み、実施例1〜24、比較例1〜14について下記の式(5)で与えられる値を算出した。
T・Rz/Vd …(5)
式(5)において、
T:外添剤遊離量
Rz:現像ローラ4の表面粗さ(m)
Vd:現像ローラ4の周速(m/s)
である。その計算結果(T・Rz/Vd)を図6、図7及び図8の表に示す。
図6、図7及び図8の表に示されるT・Rz/Vdの値と、評価結果とから、T・Rz/Vdが、4.98×10−6以上で、かつ1.99×10−5以下である場合、即ち、上記の式(1)を満たす場合に、層むら、カスレ、現像ローラ削れが発生することなく、良好な画像が形成される事がわかった。
外添剤として、上記のように、疎水性シリカ微粉末と金属酸化物微粒子を含むものが用いられる場合、上記の式(1)の条件を満たすため、
疎水性シリカ微粉末の添加量(Ps)を0.8重量部、遊離率(Ys)を、4.7%以上、かつ9.4%以下とし、
金属酸化物微粒子の添加量(Pt)を1.0重量部、遊離率(Yt)を9.5%以上、かつ13.9%以下とするのが望ましい。さらに、現像ローラの表面粗さ(Rz)を7.1μm以上、かつ15.0μm以下とするのが望ましい。さらに、現像ローラの周速を161.5=mm/s以上、かつ189.2mm/s以下とするのが望ましい。
第2の実施の形態
第1の実施の形態で良好な画像が得られた実施例1〜24に関し、低温低湿環境(22℃、30%、以下LL環境)、高温高湿環境(28℃、80%、以下HH環境)で、同様の連続通紙試験を行った。一般的にLL環境にてトナーがチャージアップしやすくて、汚れやすくまた、HH環境においては、トナーが均一に帯電しづらくなりカブリやすくなるが、上記の試験を行なうことで、そのような悪条件下における性能を調べることができるからである。
実施例1〜24についての試験結果は図6及び図7の表と同様にすべての項目で良好であった。即ち、実施例1〜24では、LL環境、HH環境においても層むら、カスレ、現像ローラ削れ、汚れ、カブリが発生することなく、良好な黒べた画像、ハーフトーン画像が10000枚まで継続して得られた。
図2に示す現像装置で、第1の実施の形態ではニップ幅Nが1.00[mm]になるように現像ローラ4とスポンジローラ3の設置位置を調整している。ニップ幅Nが小さいと現像ローラ4とスポンジローラ3の接触時間が短くなるため、帯電しづらくなりカブリやすくなる。一方、ニップ幅Nが大きいと現像ローラ4とスポンジローラ3の接触時間が長くなるため帯電しやすくなり、汚れやすくなる。そこで、ニップ幅Nを0.60[mm]〜1.40[mm]まで0.2[mm]間隔で変化させて、現像ローラ4とスポンジローラ3のニップ幅Nを変更することにより式(1)が有効なニップ幅を規定することを試みた。
実施例2−1
ニップ幅Nが0.80[mm]になるように現像ローラ4とスポンジローラ3の設置位置を調整し、LL,NN,HH環境にて、第1の実施の形態の実施例1〜24について同様の連続通紙試験を行った。実施例1〜24についての試験結果は図6及び図7の表と同様にすべての項目で良好であった。即ち、実施例1〜24において10000枚まで層むら、カスレ、現像ローラ削れ、汚れが発生することなく、且つカブリもΔY≦2となった。
実施例2−2
ニップ幅Nが1.20[mm]になるように現像ローラ4とスポンジローラ3の設置位置を調整し、LL,NN,HH環境にて、第1の実施の形態の実施例1〜24について同様の連続通紙試験を行った。実施例1〜24についての試験結果は図6及び図7の表と同様にすべての項目で良好であった。即ち、実施例1〜24において10000枚まで層むら、カスレ、現像ローラ削れが発生することなく、且つカブリもΔY≦2となった。
比較例2−1
ニップ幅Nが0.60[mm]になるように現像ローラ4とスポンジローラ3の設置位置を調整し、LL,HH環境にて、第1の実施の形態の実施例1〜24について同様の連続通紙試験を行った。その結果、LL環境では、評価結果はすべて、「○」であった。HH環境における評価の結果を図10及び図11の表に示す。実施例1について4000枚でΔY=3.2、実施例4において8000枚でΔY=6.8、実施例10において3000枚でΔY=3.4となった。現像ローラ4上のトナーをE−SpartAnalyzer(ホソカワミクロン)にて帯電分布を調べた結果、逆帯電トナーが通常よりも多量に検出された。
比較例2−2
ニップ幅Nが1.40[mm]になるように現像ローラ4とスポンジローラ3の設置位置を調整し、LL,NN,HH環境にて、第1の実施の形態の実施例1〜24について同様の連続通紙試験を行った。その結果、HH環境では、評価結果はすべて、「○」であった。LL環境における評価の結果を図12及び図13の表に示す。LL環境下にて実施例19について8000枚で汚れが発生した。実施例20については、6000枚で汚れが発生した。実施例22については、4000枚で汚れが発生した。現像ローラ4上のトナーをSEMで観察したところ、トナー表面の外添剤が殆どなかった。ニップ幅Nが非常に大きく、ニップ付近でのトナー摩擦が非常に大きくなり、トナー表面の外添剤が脱離もしくは埋没したと考えられる。
以上のように第2の実施の形態からも、上記の式(1)が満たされれば、LL環境からHH環境においても層むら、カスレ、現像ローラ4の削れが発生することなく良好な画像が形成される事がわかった。さらに、現像ローラ4とスポンジローラ3のニップ幅Nを0.8[mm]〜1.2[mm]に設定することにより、LL,NN,HH環境においても、カスレ、層むら、現像ローラ削れ、汚れが発生せず、カブリもΔY≦2の良好な印字を達成できることを見出した。
第1及び第2の実施の形態では、本発明に係る現像装置をプリンタに適用した例を説明したが、プリンタに限定されるものではなく、電子写真方式を用いたファックス・コピー機等他の画像形成装置にも適用可能である。
また、本発明におけるトナー、現像ローラ4の構成材料としては第1及び第2の実施の形態に記載したものに限定されるものではない。
本発明におけるトナーに用いられる樹脂としては、ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂等の熱可塑性樹脂が挙げられる。上記の熱可塑性樹脂のうち、ビニル樹脂を構成する単量体としては、例えば、スチレン、2,4−ジメチルスチレン、α−メチルスチレン、p−エチルスチレン、O−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−クロロスチレン、ビニルナフクレン等のスチレンもしくはスチレン誘導体、又はアクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸アミル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸デシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸メトキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸グリシジル、アクリル酸フェニル、α−クロロアクリル酸メチル、メタクリル酸、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸アミル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸イソオクチル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸メトキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸グリジシジル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル等のエチレン性モノカルボン酸及びそのエステル、又はエチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン等の如きエチレン系不飽和モノオレフィン類、又は塩化ビニル、臭酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ギ酸ビニル、カプロン酸ビニル等のビニルエステル類、又はアクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド等のエチレン性モノカルボン酸置換体、又はマレイン酸エステル等のエチレン性ジカルボン酸及びその置換体、例えばビニルメチルケトン等のビニルケトン類、又はビニルメチルエーテル等のビニルエーテル等が挙げられる。
また、架橋剤の一例として、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン、ポリエチレングリコールジメタクリレート、2,2’−ビス(4−メタクリロキシジエトキジフェニル)プロパン、2,2’−ビス(4−アクリロキシジエトキジフェニル)プロパン、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、3−ブチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキシレングリコールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ジプロピレングリコールジメタクリレート、ポリプロピレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロールメタンテトラアクリレート、など一般の架橋剤を用いることができる。また、必要に応じてこれらの架橋剤を2種類以上組み合わせて用いることもできる。
また、無機粉体の一例として、亜鉛、アルミニウム、セリウム、コバルト、鉄、ジルコニウム、クロム、マンガン、ストロンチウム、錫、アンチモン等の金属酸化物;チタン酸カルシウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸ストロンチウム等の複合金属酸化物;硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸アルミニウム等の金属塩;カオリン等の粘土鉱物;アパタイト等のリン酸化合物;シリカ、炭化ケイ素、窒化ケイ素等のケイ素化合物;カーボブラックやグラファイト等の炭素粉末が挙げられる。
また、上記の実施の形態では、1種類のシリカと1種類の酸化チタン(チタニア)の合計2種類の外添剤を含むトナーを例に挙げて説明したが、代わりに、1種類の外添剤のみを含むトナー、或いは3種類以上の外添剤を含むトナーを用いても良い。
本発明に用いられる現像ローラの作製に用いられたポリオール(SF−8427)に他のポリオールを併用することができる。その併用されるポリオールとしては、ポリエステルポリオールやポリエーテルポリオールが例示できる。そのポリエーテルポリオールとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコールーエチレングリコールあるいはそれらのブレンドなどとして知られているポリアルキレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、テトラヒドロフランとアルキレンオキサイドとの共重合ポリオール、それらの各種変性体あるいは、それらのブレンドが挙げられる。
上記ポリエステルポリオールとしては、アジピン酸等のジカルボン酸とエチレングリコールなどのポリオールとの縮合により得られる縮合系ポリエステルポリオール、ラクトン系ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオールあるいはそれらのブレンド等が挙げられる。
上記イソシアネートは、自体公知のポリウレタン調製に際して常用されるものであれば、どのようなものでもよいのであるが、例えば、ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、パラフェニレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、それらのプレポリマーまたは変性物、あるいはそれらのブレンドなどが挙げられる。
上記助剤として、たとえば鎖延長剤、架橋剤などが挙げられる。具体的には、グリコール類、ヘキサントリオール、トリメチロールプロパン、アミン類が挙げられる。
本発明の現像装置をその一部とする画像形成装置の概略構成図である。 本発明の現像装置の概略構成図である。 本発明の実施例及び比較例のトナーの製造条件及び特性を示す表である。 本発明の実施例及び比較例の現像ローラの製造条件及び特性を示す表である。 本発明の実施例及び比較例についての試験に用いられるマシンM1及びマシンM2の現像ローラ及び感光ドラムの周速を示す表である。 実施例1〜12についての連続通紙試験の結果を示す表である。 実施例13〜24についての連続通紙試験の結果を示す表である。 比較例1〜14についての連続通紙試験の結果を示す表である。 現像装置101の現像ローラ4の端部と筐体22との関係を示す図である。 実施例1〜12についての連続通紙試験の結果を示す表である。 実施例13〜24についての連続通紙試験の結果を示す表である。 実施例1〜12についての連続通紙試験の結果を示す表である。 実施例13〜24についての連続通紙試験の結果を示す表である。
符号の説明
2 トナー、 3 スポンジローラ、 4 現像ローラ、 5 ブレード、 7 感光ドラム、 11 記録媒体、 101 現像装置。

Claims (11)

  1. 潜像を担持する像担持体に対向して配置され、該潜像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体を備える現像装置であって、
    前記現像剤が、母粒子と外添剤とを備えたものであり、
    前記母粒子100重量部に対して、前記母粒子から遊離している外添剤の遊離量をT、前記現像剤担持体の粗さをRz(m)、前記現像剤担持体の周速をVd(m/s)とするとき、
    1.326×10−1≦T≦2.142×10−1
    かつ
    7.1≦Rz≦15.0
    かつ
    161.5≦Vd≦189.2(s)
    かつ
    4.98×10−6(s)≦(T×Rz/Vd)≦1.99×10−5(s)
    の関係が満たされることを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像剤担持体の表面の現像剤を薄層化する現像剤薄層形成部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記外添剤は、少なくとも疎水性シリカを含むことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  4. 前記外添剤は、少なくとも金属酸化物を含むことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  5. 前記外添剤は、少なくとも疎水性シリカと金属酸化物を含み、
    前記母粒子100重量部に対する前記疎水性シリカの存在比率をPs、
    前記疎水性シリカの遊離率をYs(%)、
    前記母粒子100重量部に対する前記金属酸化物の存在比率をPt、
    前記金属酸化物の遊離率をYt(%)
    で表すとき、
    前記遊離量Tが

    =(Ps×Ys/100)+(Pt×Yt/100)
    で与えられることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  6. 前記母粒子100重量部に対する前記疎水性シリカの遊離量は、0.376×10−1以上かつ0.752×10−1以下であることを特徴とする請求項3又は5に記載の現像装置。
  7. 前記母粒子100重量部に対する前記金属酸化物の遊離量は、0.950×10−1以上かつ1.390×10−1以下であることを特徴とする請求項4又は5に記載の現像装置。
  8. 前記金属酸化物はチタニアであることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  9. 前記現像剤担持体が、現像ローラで構成されていることを特徴とする請求項請求項1乃至8のいずれかに記載の現像装置。
  10. 前記現像ローラに接触する現像剤供給部材をさらに備え、前記現像ローラと前記現像剤供給部材とのニップ幅が0.80mm以上かつ1.20mm以下であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の現像装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の現像装置を用いる画像形成装置。
JP2007181620A 2007-07-11 2007-07-11 現像装置及び画像形成装置 Pending JP2009020224A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007181620A JP2009020224A (ja) 2007-07-11 2007-07-11 現像装置及び画像形成装置
US12/216,748 US7917068B2 (en) 2007-07-11 2008-07-10 Developing device and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007181620A JP2009020224A (ja) 2007-07-11 2007-07-11 現像装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009020224A true JP2009020224A (ja) 2009-01-29

Family

ID=40253247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007181620A Pending JP2009020224A (ja) 2007-07-11 2007-07-11 現像装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7917068B2 (ja)
JP (1) JP2009020224A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8761644B2 (en) 2010-09-13 2014-06-24 Oki Data Corporation Development unit and image forming apparatus using the same

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8439859B2 (en) 2007-10-08 2013-05-14 Ais Gmbh Aachen Innovative Solutions Catheter device
JP7341781B2 (ja) * 2018-08-23 2023-09-11 キヤノン株式会社 トナー及び画像形成方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60131594T2 (de) * 2000-05-12 2008-10-23 Seiko Epson Corp. Entwicklungsvorrichtung mit einer Rolle mit rauher Oberfläche und einem Entwickler mit Zusatzteilchen mit einer der Oberflächenstruktur entsprechenden Größe
JP4428839B2 (ja) 2000-08-31 2010-03-10 キヤノン株式会社 静電荷像現像用トナー及び画像形成方法
US6686110B2 (en) * 2000-12-28 2004-02-03 Seiko Epson Corporation Toner and image forming apparatus using the same
JP3913064B2 (ja) 2002-01-16 2007-05-09 キヤノン株式会社 画像形成方法
JP4206681B2 (ja) 2002-03-22 2009-01-14 セイコーエプソン株式会社 カラー画像形成装置
JP3947133B2 (ja) 2003-05-14 2007-07-18 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2005227356A (ja) 2004-02-10 2005-08-25 Seiko Epson Corp トナ−、およびトナーの製造方法
JP4505286B2 (ja) 2004-08-24 2010-07-21 株式会社イノアックコーポレーション トナー供給ローラおよびその製造方法
JP2007133024A (ja) 2005-11-08 2007-05-31 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8761644B2 (en) 2010-09-13 2014-06-24 Oki Data Corporation Development unit and image forming apparatus using the same

Also Published As

Publication number Publication date
US20090016782A1 (en) 2009-01-15
US7917068B2 (en) 2011-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5088565B2 (ja) 現像ローラ、及び、該現像ローラを用いた画像形成方法
JP2002072799A (ja) 潜像担持体用クリーニングブレード、並びに、画像形成装置および画像形成方法
JP2007127849A (ja) 画像形成装置
JP2021067756A (ja) 電子写真装置、プロセスカートリッジ及びカートリッジセット
JP2021067753A (ja) 電子写真装置、プロセスカートリッジ、及びカートリッジセット
JP4810183B2 (ja) トナーの製造方法
JP4428839B2 (ja) 静電荷像現像用トナー及び画像形成方法
JP2009020224A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2007279244A (ja) 電子写真用トナー、画像形成装置
JP5408932B2 (ja) 画像形成方法
JP3950582B2 (ja) 画像形成方法
JP2000194158A (ja) 画像形成装置及びプロセスカ―トリッジ
JP2007298977A (ja) トリクル現像方式の画像形成方法、それに用いる現像剤とその作製方法、及び画像形成装置
JP4078172B2 (ja) 補給用現像剤、画像形成方法及び画像形成装置
JP3323741B2 (ja) 現像剤担持体及び現像剤担持体の製造方法
JP2006072338A (ja) 現像装置
JP5452538B2 (ja) 現像剤、画像形成ユニット及び画像形成装置
JP4250486B2 (ja) 現像方法
JP2003295500A (ja) 現像剤、現像剤カートリッジ及び画像形成装置
JP4815620B2 (ja) 現像ローラ、及び、画像形成方法
JP5947125B2 (ja) 画像形成ユニット及び画像形成装置
JP2000347446A (ja) トナー及び現像装置
JP2009217094A (ja) 帯電部材清掃装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP5151282B2 (ja) 現像ローラ、及び、画像形成方法
JP4952448B2 (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081117

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091222