JP2009019942A - 形状測定方法、プログラム、および形状測定装置 - Google Patents

形状測定方法、プログラム、および形状測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ゴースト像の影響を低減して測定精度を向上させた形状測定方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る形状測定方法は、光切断法による被検物の形状測定方法であって、光切断を行うためのシート光を被検物に投影する第1のステップ(S101)と、第1のステップでシート光が投影された被検物の表面を撮像する第2のステップ(S102)と、第2のステップで撮像した画像に対しシート光の延在方向と交差する方向に走査して、輝度のピーク位置を検出する第3のステップ(S103)と、ピーク位置が複数検出されたとき、複数のピーク位置から画像におけるシート光の多重反射による像を特定する第4のステップ(S104)とを有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、光切断法を用いて工業製品等の被検物の三次元形状を測定する形状測定方法に関する。
工業製品等の物体の表面形状を測定する技術は従来から種々提案されており、その一つに光学式の三次元形状測定装置がある。光学式の三次元形状測定装置も種々の方式や構成のもの(例えば、特許文献1参照)があるが、被検物の表面にシート光を投影し、当該シート光を被検物の表面全域に走査させつつ被検物に投影されたシート光を撮像し、撮像された画像に対し画素毎に三角測量の原理を用いて被検物表面の高さを算出し、被検物表面の三次元形状を測定するものがある。この方式による形状測定方法は、一般に光切断法と称されている。
その構成例を図9に示しており、投影部51から帯状に延びるシート光52が支持台56上に載置された被検物53の表面に投影され、このとき、被検物53の表面に投影されたシート光52は被検物53の表面三次元形状に応じて変形される。さらに、支持台56はシート光52の延びる方向と異なる方向(例えば、図中の矢印の方向)に移動され、被検物53表面でシート光52が所定間隔走査される毎に、シート光52が投影された被検物53が投影方向と異なる角度から撮像レンズ54を介して撮像装置55(例えば、CCDセンサ)で撮像される。
撮像装置55により撮像された撮像画像データは、演算処理装置57に送られ、ここで撮像画像データの演算処理が行われる。演算処理装置57においては、このように撮像された被検物表面の撮像画像データより、シート光52が延びる方向の画素毎に三角測量の原理等を用いて被検物表面の基準平面からの高さが算出され、被検物表面の三次元形状を求める演算処理が行われる。
特開平9−5048号公報
光切断法による形状測定方法においては、被検物の表面に投影されたシート光の像が光切断面として被検物の凹凸に応じ変形して撮像されるため、例えば図10に示すように、被検物の画像において輝度が部分的に最大となるピーク位置を検出することによって、シート光の像(光切断面61)を認識しようとする。しかしながら、被検物の表面が金属表面等の光沢面である場合、被検物の形状によっては、他の面に投影されたシート光の像が多重反射を起こして、本来測定される面のシート光の像(光切断面61)の近傍にゴースト像62として映りこみ、シート光の像(光切断面61)の検出精度が低下して測定精度が低下するおそれがあった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、多重反射の影響を低減して測定精度を向上させた形状測定方法および、これを実行するためのプログラム、並びに形状測定装置を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、第1の発明に係る形状測定方法は、光切断法による被検物の形状測定方法であって、前記光切断を行うためのシート光を前記被検物に投影する第1のステップと、前記第1のステップで前記シート光が投影された前記被検物の表面を撮像する第2のステップと、前記第2のステップで撮像した画像に対し前記シート光の延在方向と交差する方向に走査して輝度のピーク位置を検出する第3のステップと、前記第3のステップにおいて前記ピーク位置が複数検出されたとき、前記複数のピーク位置から前記画像における前記シート光の多重反射による像を特定する第4のステップとを有している。
なお、上述の発明において、前記第2のステップで撮像した前記画像に基づいて、前記被検物の三次元形状を測定する第5のステップと、前記第4のステップで特定した前記多重反射による像に対応する部分の前記シート光を選択的に減光もしくは消光させる設定を行う第6のステップと、前記第6のステップで前記減光もしくは消光させた前記シート光を前記被検物に投影する第7のステップと、前記第7のステップで前記シート光が投影された前記被検物の表面を撮像する第8のステップと、前記第8のステップで撮像した前記画像に基づいて、前記第5のステップで測定した前記被検物の三次元形状の補正を行う第9のステップとを有していることが好ましい。
また、第2の発明に係る形状測定方法は、光切断法による被検物の形状測定方法であって、既知である前記被検物の形状データから、前記被検物表面で多重反射が生じるおそれのあるシート光の部分を選択的に減光もしくは消光させる設定を行う第1のステップと、前記第1のステップで前記減光もしくは消光させた前記シート光を前記被検物に投影する第2のステップと、前記第2のステップで前記シート光が投影された前記被検物を撮像する第3のステップと、前記シート光における前記多重反射が生じるおそれのある部分を除く他の部分を減光もしくは消光させる設定を行う第4のステップと、前記第4のステップで前記減光もしくは消光させた前記シート光を前記被検物に投影する第5のステップと、前記第5のステップで前記シート光が投影された前記被検物を撮像する第6のステップと、前記第3のステップおよび前記第6のステップでそれぞれ撮像した画像に基づいて、前記被検物の三次元形状を測定する第7のステップとを有している。
また、本発明に係るプログラムは、本発明の形状測定方法を実行可能であることを特徴とする。
また、本発明に係る形状測定装置は、被検物にシート光を照射する照射部と、前記シート光が照射された前記被検物を観察する観察部と、前記観察部の観察結果に基づいて前記シート光が前記被検物で多重反射したことを検出する検出部と、前記検出部で前記多重反射を検出した場合に、前記多重反射の原因となる部分の前記シート光を他の部分と判別可能にするシート光制御部と、前記観察部の観察結果に基づいて前記被検物の形状を測定する測定部とを備えている。
なお、上述の発明において、前記シート光制御部は、前記多重反射の原因となる部分の前記シート光を選択的に減光もしくは消光させることが好ましい。
本発明によれば、多重反射の影響を低減して測定精度を向上させることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について説明する。本発明に係る形状測定方法が用いられる形状測定装置の概略構成を図1に示しており、まず、この形状測定装置について図1を参照しながら説明する。この形状測定装置Mは、被検物10が載置されるステージ1と、ステージ1に支持された被検物10に光切断を行うためのシート光5を投影する投影部2と、シート光5が投影されて表面に光切断面(線)6が現れた被検物10を撮像する撮像部3と、撮像部3により撮像された画像データに基づいて被検物10の形状を測定する演算処理部4とを主体に構成される。
投影部2は、図示しないシリンドリカルレンズや細い帯状の切り欠きを有したスリット板等から構成され、光源からの照明光を受けて扇状のシート光5を生じさせる。ステージ1には、ステージ1に投影されたシート光5の長手方向と略直角な方向にステージ1を移動させる駆動装置(図示せず)が設けられており、ステージ1とともに被検物10を投影されたシート光5の長手方向と略直角な方向に移動させることで、投影部2により投影されたシート光5を被検物10に対し相対移動させて、シート光5により被検物10の表面を走査させることができるようになっている。
撮像部3は、図示しない結像レンズやCCD等から構成され、ステージ1を駆動させてシート光5が所定間隔走査される毎に被検物10を撮像するようになっている。撮像部3で撮像された被検物10の画像データは、演算処理部4に送られ、ここで所定の画像演算処理がなされて被検物10の表面の高さが算出され、被検物10の三次元形状(表面形状)が求められる。このとき、演算処理部4では、被検物10の画像において、被検物10の凹凸に応じて変形したシート光5による光切断面(線)6の位置情報に基づき、光切断面(線)6(シート光5)が延びる長手方向の画素毎に三角測量の原理を用いて被検物10表面の基準平面からの高さが算出され、被検物10の三次元形状を求める演算処理が行われる。
次に、以上のように構成される形状測定装置Mを用いた、第1実施形態に係る被検物10の形状測定方法について、図3に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。まず、ステップS101において、投影部2により、光切断を行うためのシート光5を被検物10に投影する。このとき、ステージ1とともに被検物10をシート光5の長手方向と略直角な方向に移動させることで、投影部2により投影されたシート光5を被検物10に対し相対移動させて、シート光5により被検物10の表面を走査させる。
被検物10にシート光5が投影されると、被検物10の表面にシート光5による光切断面(線)6が現れるため、次のステップ102において、撮像部3により、シート光5が所定間隔走査される毎に(光切断面6が現れた)被検物10を撮像する。このとき、撮像部3で撮像された被検物10の画像データは、演算処理部4に送られる。
このようにして得られた被検物10の画像データから、次のステップS103において、被検物10の凹凸に応じて変形したシート光5による光切断面(線)6の位置情報に基づいて、光切断面(線)6(シート光5)が延びる長手方向の画素毎に、三角測量の原理を用いて被検物10表面の基準平面からの高さを算出し、被検物10の三次元形状を測定する。これにより、被検物10の画像に、シート光5の多重反射による像(以下、説明容易化のため、ゴースト像と称する)が映りこんでいたとしても、被検物10の概略の形状を把握することができる。ただし、このときの三次元形状データは、ゴースト像が生じる部分で信頼性が低いものとなっている。
このとき、算出した被検物10の概略の形状に基づき、撮像部3側から光線追跡を行うことにより(図1の太線を参照)、シート光5において(被検物10における他面での)1回反射によるゴースト像が映りこむ可能性のある部分を推定することができる。なお、光線追跡の計算量は増えるが、シート光5において2回反射によるゴースト像が映りこむ可能性のある部分を推定することも可能である。なお、多重反射の原因となる部分は、多重反射の影響を受けないことが多いため、光線追跡に支障をきたすことは少ない。
また、ステップS103では、被検物10の画像において輝度が最大となるピーク位置を検出することにより、光切断面(線)6の位置情報を認識するが、このピーク位置は、例えば図4に示すように、ステップ102で撮像した画像に対し、光切断面(線)6(シート光5)が延びる長手方向と略直角な走査線の延びる方向(すなわち、光切断面6と交差する交差方向)に走査することで、当該走査線と平行に(すなわち、前述の交差方向に)延びて前述の長手方向に並ぶ複数の画素列(部分画像)毎に、それぞれ輝度が最大となるピーク位置7を検出する。なお、画素列の幅は、1画素単位に限らず、複数画素単位であっても構わない。
このとき、図4に示すように、或る画素列(走査線上)でピーク位置7が複数検出されると、次のステップS104では、検出した複数のピーク位置7から被検物10の画像におけるゴースト像8(シート光5の多重反射による像)を特定するとともに、当該複数のピーク位置7に対応する三次元形状についてそれぞれ光線追跡を行うことで、シート光5においてゴースト像8の原因となる部分を推定し、後のステップS106でゴースト像8が生じないように、(推定した)シート光5においてゴースト像8の原因となる部分を(選択的に)減光もしくは消光させる設定を行う。
次のステップS105では、図2に示すように、ゴースト像8の原因となる部分を減光もしくは消光させたシート光5aを被検物10に投影する。このとき、ステージ1とともに被検物10をシート光5aの長手方向と略直角な方向に移動させることで、投影部2により投影されたシート光5aを被検物10に対し相対移動させて、シート光5aにより被検物10の表面を走査させる。なお、図2では、シート光5aにおいて減光もしくは消光させた部分をハッチングで示している。
被検物10にシート光5aが投影されると、被検物10の表面にシート光5aによる光切断面(線)6aが現れるため、次のステップ106において、撮像部3により、シート光5aが所定間隔走査される毎に(光切断面6aが現れた)被検物10を撮像する。このとき、撮像部3で撮像された被検物10の画像データは、演算処理部4に送られる。
このようにして得られた被検物10の画像データから、次のステップS107において、被検物10の凹凸に応じて変形したシート光5aによる光切断面(線)6aの位置情報に基づいて、光切断面(線)6a(シート光5a)が延びる長手方向の画素毎に、三角測量の原理を用いて被検物10表面の基準平面からの高さを算出し、被検物10の三次元形状を測定する。これにより、ゴースト像8が映りこんでいない被検物10の画像に基づいて、被検物10におけるゴースト像8が映りこんでいた部分の三次元形状を測定することができる。
そして、ステップS108において、ステップS107で算出した被検物10の三次元形状データを用いて、ステップS103で測定した被検物10の三次元形状についての補正(ゴースト像8が映りこんでいた部分の三次元形状の補正)を行い、処理を終了する。
このように、第1実施形態に係る形状測定方法によれば、或る画素列(部分画像)でピーク位置7が複数検出されたとき、検出した複数のピーク位置7から画像におけるゴースト像8(シート光の多重反射による像)を特定するステップ(S104)を有しているため、このステップを基に多重反射(ゴースト像)の影響を低減して、測定精度を向上させることが可能になる。
具体的には、前のステップで特定したゴースト像8(シート光の多重反射による像)の原因となる部分を(選択的に)減光もしくは消光させたシート光5aを被検物10に投影するステップ(S105)と、このシート光5aが投影された被検物10の表面を撮像するステップ(S106)と、このステップで撮像した画像に基づいて、前のステップ(S103)で測定した被検物10の三次元形状の補正を行うステップ(S107〜S108)とを有することにより、測定精度を効果的に向上させることができる。
なお、上述の第1実施形態において、或る画素列(走査線上)で検出された複数のピーク位置7に対応する三次元形状についてそれぞれ光線追跡を行うことで、シート光5においてゴースト像8が映りこむ部分を推定し、シート光5においてゴースト像8の原因となる部分を(選択的に)減光もしくは消光させる設定を行っているが、これに限られるものではない。例えば、既知である被検物の形状データから、ゴースト像が生じるおそれのあるシート光の部分を減光もしくは消光させる設定を行うようにしてもよい。
また例えば、或る画素列(部分画像)でピーク位置7が複数検出されたとき、光線追跡を行わずに、図5に示すように、当該複数のピーク位置7が検出された領域A以外のシート光の部分を消光し、図6に示すように、この領域Aだけ再びシート光で投影して得られる光切断面(線)6a′から領域Aの三次元形状を測定し、複数のピーク位置7が検出された部分の三次元形状の補正を行うようにしてもよい。
次に、第2実施形態に係る被検物10の形状測定方法について、図7に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。なお、第2実施形態において、被検物10の三次元形状は、設計図面等によりある程度既知であるものとする。第2実施形態の形状測定方法では、まず、ステップS201において、既知である被検物10の形状データから、被検物10表面で多重反射が生じるおそれのあるシート光5の部分を(選択的に)減光もしくは消光させる設定を行って、図2に示すように、投影部2により、被検物10表面で多重反射(ゴースト像)が生じるおそれのある部分を減光もしくは消光させたシート光5aを被検物10に投影する。このとき、ステージ1とともに被検物10をシート光5aの長手方向と略直角な方向に移動させることで、投影部2により投影されたシート光5aを被検物10に対し相対移動させて、シート光5aにより被検物10の表面を走査させる。
被検物10にシート光5aが投影されると、被検物10の表面にシート光5aによる光切断面(線)6aが現れるため、次のステップ202において、撮像部3により、シート光5aが所定間隔走査される毎に(光切断面6aが現れた)被検物10を撮像する。このとき、撮像部3で撮像された被検物10の画像データは、演算処理部4に送られる。
次に、ステップS203において、ステップS201で設定した部分を除くシート光5の他の部分を減光もしくは消光させる(すなわち、ステップS201の場合とは逆に減光もしくは消光させた部分だけを点灯させる)設定を行い、図8に示すように、投影部2により、当該他の部分を減光もしくは消光させたシート光5bを被検物10に投影する。このとき、ステージ1とともに被検物10をシート光5bの長手方向と略直角な方向に移動させることで、投影部2により投影されたシート光5bを被検物10に対し相対移動させて、シート光5bにより被検物10の表面を走査させる。なお、図8では、シート光5bにおいて減光もしくは消光させた部分をハッチングで示している。
被検物10にシート光5bが投影されると、被検物10の表面にシート光5bによる光切断面(線)6bが現れるため、次のステップ204において、撮像部3により、シート光5bが所定間隔走査される毎に(光切断面6bが現れた)被検物10を撮像する。このとき、撮像部3で撮像された被検物10の画像データは、演算処理部4に送られる。
このようにステップS202およびステップS204でそれぞれ得られた被検物10の画像データから、次のステップS205において、まず、ゴースト像が生じるおそれのある部分を減光もしくは消光させたシート光5aによる光切断面(線)6aの位置情報に基づいて、光切断面(線)6a(シート光5a)が延びる長手方向の画素毎に、三角測量の原理を用いて被検物10表面の基準平面からの高さを算出する。次いで、前述の他の部分を減光もしくは消光させたシート光5bによる光切断面(線)6bの位置情報に基づいて、光切断面(線)6b(シート光5b)が延びる長手方向の画素毎に、三角測量の原理を用いて被検物10表面の基準平面からの高さを算出し、各々の算出結果を補完して合わせることで、被検物10の三次元形状を測定する。
第2実施形態に係る形状測定方法によれば、被検物10表面で多重反射(ゴースト像)が生じるおそれのある部分を減光もしくは消光させたシート光5aによる被検物10の画像および、当該部分を除く他の部分を減光もしくは消光させたシート光5bによる被検物10の画像に基づいて、被検物10の三次元形状を測定するため、多重反射(ゴースト像)の影響を低減して、測定精度を向上させることが可能になる。
形状測定装置の概略構成図である。 形状測定装置においてシート光の一部が消光された状態を示す図である。 第1実施形態に係る形状測定方法の手順を示すフローチャートである。 光切断面の例を示す模式図である。 光切断面の例を示す模式図である。 光切断面の例を示す模式図である。 第1実施形態に係る形状測定方法の手順を示すフローチャートである。 形状測定装置においてシート光の他の部分が消光された状態を示す図である。 従来における形状測定装置の概略構成図である。 ゴースト像が映りこんだ状態を示す模式図である。
符号の説明
M 形状測定装置
5 シート光(5a,5b シート光) 6 光切断面(6a,6b 光切断面)
7 ピーク位置 8 ゴースト像
10 被検物

Claims (6)

  1. 光切断法による被検物の形状測定方法であって、
    前記光切断を行うためのシート光を前記被検物に投影する第1のステップと、
    前記第1のステップで前記シート光が投影された前記被検物の表面を撮像する第2のステップと、
    前記第2のステップで撮像した画像に対し前記シート光の延在方向と交差する方向に走査して輝度のピーク位置を検出する第3のステップと、
    前記第3のステップにおいて前記ピーク位置が複数検出されたとき、前記複数のピーク位置から前記画像における前記シート光の多重反射による像を特定する第4のステップとを有していることを特徴とする形状測定方法。
  2. 前記第2のステップで撮像した前記画像に基づいて、前記被検物の三次元形状を測定する第5のステップと、
    前記第4のステップで特定した前記多重反射による像に対応する部分の前記シート光を選択的に減光もしくは消光させる設定を行う第6のステップと、
    前記第6のステップで前記減光もしくは消光させた前記シート光を前記被検物に投影する第7のステップと、
    前記第7のステップで前記シート光が投影された前記被検物の表面を撮像する第8のステップと、
    前記第8のステップで撮像した前記画像に基づいて、前記第5のステップで測定した前記被検物の三次元形状の補正を行う第9のステップとを有していることを特徴とする請求項1に記載の形状測定方法。
  3. 光切断法による被検物の形状測定方法であって、
    既知である前記被検物の形状データから、前記被検物表面で多重反射が生じるおそれのあるシート光の部分を選択的に減光もしくは消光させる設定を行う第1のステップと、
    前記第1のステップで前記減光もしくは消光させた前記シート光を前記被検物に投影する第2のステップと、
    前記第2のステップで前記シート光が投影された前記被検物を撮像する第3のステップと、
    前記シート光における前記多重反射が生じるおそれのある部分を除く他の部分を減光もしくは消光させる設定を行う第4のステップと、
    前記第4のステップで前記減光もしくは消光させた前記シート光を前記被検物に投影する第5のステップと、
    前記第5のステップで前記シート光が投影された前記被検物を撮像する第6のステップと、
    前記第3のステップおよび前記第6のステップでそれぞれ撮像した画像に基づいて、前記被検物の三次元形状を測定する第7のステップとを有していることを特徴とする形状測定方法。
  4. 請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の形状測定方法を実行可能であることを特徴とするプログラム。
  5. 被検物にシート光を照射する照射部と、
    前記シート光が照射された前記被検物を観察する観察部と、
    前記観察部の観察結果に基づいて前記シート光が前記被検物で多重反射したことを検出する検出部と、
    前記検出部で前記多重反射を検出した場合に、前記多重反射の原因となる部分の前記シート光を他の部分と判別可能にするシート光制御部と、
    前記観察部の観察結果に基づいて前記被検物の形状を測定する測定部とを備えることを特徴とする形状測定装置。
  6. 前記シート光制御部は、前記多重反射の原因となる部分の前記シート光を選択的に減光もしくは消光させることを特徴とする請求項5に記載の形状測定装置。
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