JP2009018132A - 携帯陽焼け防止手日傘 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は使用しないときは小さく折りたため、使用するときは扇のように開いて団扇のようになる小型の紫外線防止の日よけである。
【手段】長辺二等辺三角形にした紫外線カット透明シート約２０枚を扇のように広げて団扇型にする、ハンドバッグにも入る陽焼け防止手日傘。
【選択図】図１

Description

本発明は、女性のちょっとした外出などのとき、顔面を紫外線の害から守るために、手軽にバッグなどに入れて持ち歩いて広げることのできる携帯陽焼け防止手日傘に関するものである。

最近、紫外線の、ことに美容上の害がいわれている。顔面から日光を遮るためには、
（イ）日傘を差す。
（ロ）頭にサンバイザーまたは縁の広い帽子をかぶる。
このいずれかの方法があった。

次のような問題点があった。
（イ）日傘は折りたたみ式のものでもかさばって、ハンドバッグなどには入りにくいし、常に入れておくのは不便である。
（ロ）頭につけるサンバイザーは服装に合わないことがあり、また、髪形が崩れ、あるいは頭頂部には日が当たるため、髪を傷める。
（ハ）日傘やサンバイザーは視界を狭くする。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものである。

紫外線カット処理をした透明又は半透明のプラスチック板を長辺二等辺三角形としたもの約２０枚、三角形の鋭角の頂点近くに貫通させた心棒を回転軸として扇状に開いて円形となるようにする。
約２０枚のプラスチック板を同型の厚みのあるプラスチック板ではさむ。
円形に開いたとき持ち手（ハンドル）となるよう、この厚手のプラスチック板に握り柄をつける。

本発明は軽量でこれを使用しないとき、閉じた状態ではかさばらず、バッグなどへの収納が容易であるため、常時携行することができる。
また、ほぼ透明なので、これをひろげて使用するとき、歩行時に視界をさえぎることがなく、また自動車の助手席で用いても運転者の視界をほとんどさえぎることなく、安全でありながらガラスを透して入ってくる紫外線を避けることが出来る。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）紫外線カット処理をした長辺二等辺三角形のプラスチック板（１）の鋭角頂点近くに回転軸（２）を入れる貫通孔（３）を設ける。
（ロ）プラスチック板（１）よりも硬く、厚みがあり、ほぼ同じ形をした両端用プラスチック板（４）２枚の短辺には握り柄（５）がそれぞれ１本ついていて、プラスチック板（１）と同じ位置に回転軸を入れる貫通孔（３）が設けられている。
（ハ）プラスチック板（１）約２０枚を重ね、２枚の両端用プラスチック板（４）でサンドイッチ状にはさむ。
（ニ）プラスチック板（１）および両端用プラスチック板（４）の回転軸を入れる貫通孔（３）に回転軸（２）を挿入する。
（ホ）プラスチック板（１）および（４）の中心近くにテグスのような細くて丈夫な、一定の長さの糸（６）の両端を、隣り合うプラスチック板の相対する裏面および表面の、それぞれ対応する点に接着して、その長さでプラスチック板（１）および両端用プラスチック板（２）の回転角度を一定にして、これを止るまで一杯に回転させたときに全体が円形となるようにする。
（ヘ）プラスチック板（１）の一つの長辺に鰭状の掛け部を付けてこれをＵ字形に折り曲げ、もう一方の長辺には同じく鰭状の受け部を付けてこれを反対側にＵ字形に折り曲げ、隣接するプラスチック板の掛け部と受け部が係合することで全体を円形にすることもできる。
本発明は以上のような形態で、これを使用するときは握り柄（５）の１本を片手に、もう１本を他方の手に持って２本が重なるまで回転させ、この２本重なった握り柄を持って団扇のようにして顔面を日光から守る。

本発明の使用状態を示す正面図 本発明を閉じたときの斜視図 本発明の断面図 本発明の要部の正面図 Ａ−Ａ断面図 本発明の他の実施例を示す要部の正面図 本発明の他の実施例Ｂ−Ｂ断面図

符号の説明

（１）プラスチック板
（２）回転軸
（３）回転軸を入れる貫通孔
（４）両端用プラスチック板
（５）握り柄
（６）糸
（７）掛け部
（８）受け部

Claims (1)

1. 長辺二等辺三角形にした紫外線カット透明シート約２０枚扇のように広げて団扇形にする、ハンドバッグにも入る携帯陽焼け防止手日傘。

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