JP2009018026A - トレーニングシステム、トレーニング情報伝達方法、及び、携帯端末 - Google Patents

トレーニングシステム、トレーニング情報伝達方法、及び、携帯端末 Download PDF

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Abstract

【課題】フィットネスクラブ等でのトレーニングを安全に行うことを可能とする、トレーニングシステム、トレーニング情報伝達方法、及び、携帯端末を提供する。
【解決手段】ID(識別符号)を受信するとトレーニング開始メッセージを生成し、前記トレーニング開始メッセージを送信する第1の携帯端末と、前記第1の携帯端末が送信する前記トレーニング開始メッセージを受信する第2の携帯端末とを含むトレーニングシステムとした。
【選択図】 図1

Description

本発明はトレーニングシステム、トレーニング情報伝達方法、及び、携帯端末に関し、特に、フィットネスクラブ等でのトレーニングを安全に行うことを可能とする、トレーニングシステム、トレーニング情報伝達方法、及び、携帯端末に関する。
近年、健康の維持・増進や、生活習慣病予防などの気運が高まる中、体力の維持・増強、或いはシェイプアップなどを図るための設備を提供するフィットネスクラブやトレーニングジム等が普及してきている。そして、フィットネスクラブ内のトレーニング機材や管理設備の多様化、電子化なども急速に進展してきている。例えば、トレーニングジムにおけるトレーニング者のトレーニング情報などが、電子的に管理可能となってきている(例えば、特許文献1参照。)。
上述した特許文献1「ジムデータ管理システム及び携帯端末」には、以下のようなシステムが記載されている。
すなわち、トレーニングを行うユーザは、リストバンドの付いた携帯端末を、自身の手首に取り付け、トレーニングを行う。携帯端末は、トレーニング中のユーザの身体情報(脈拍、体温など)を測定し、測定データを、半導体メモリに記録する。また、ジム内端末では、半導体メモリに記録された情報を表示、加工し、加工したデータを記録する。そして、ジム内端末やトレーニングマシン、或いは、トレーニング中のユーザのフォームの撮影を行うカメラなどを、サーバに接続する。サーバは、トレーニングジム内を行き来する情報の記憶、及び、情報伝達の制御を行う。このことにより、トレーニングジムにおけるユーザのトレーニング情報の管理が容易になる、としている。
また、フィットネスクラブなどでは、多種多様なトレーニング機材を設置している。そして、トレーニング者は、目的とするトレーニングの内容により、適切なトレーニング機材を選択してトレーニングを行なうことが出来るようになっている。
トレーニング機材の中には、トレーニング者の身体能力に応じて、適切な負荷、或いは荷重を設定できるようになっているものがある。そのようなトレーニング機材として、有酸素運動に使用するエアロバイクや、筋力トレーニングに使用するチェストプレスマシンなどを、一例として挙げることができる。エアロバイクは、車輪のない自転車のような構造になっており、ペダルをこぐことにより、ペダリング運動が行える。そして、通常のエアロバイクでは、ペダルの重さ(負荷)をコントロールできるようになっている。チェストプレスマシンは、主に大胸筋、副次的に上腕三頭筋など上半身の広い範囲の筋力トレーニングに使用されるトレーニングマシンである。チェストプレスマシンの使用者は、自身の背中を椅子のシートに密着させ、シート前方にあるハンドルを握り、ハンドルを前方に押し出す動作を繰り返すようになっている。そして、マシンの錘、或いはプレートの数を増減することにより、ハンドルの負荷を設定できるようになっている。
通常、トレーニング機材の負荷は、トレーニング者が設定するようになっているが、負荷設定を自動的に行うことを提案する関連技術もある(例えば、特許文献2参照。)。
上述した特許文献2「トレーニングシステム」には、以下のようなシステムが記載されている。
すなわち、トレーニングセンターでは、トレーニング制御装置、データ収集装置、複数のエクササイズマシーン(すなわち、トレーニング機材)などをLAN(Local Area Network:ラン)で接続している。データ収集装置は、トレーニングセンターの会員のトレーニングデータとエクササイズメニューを格納している。トレーニング制御装置は、複数のエクササイズマシーンの制御を行う。そして、会員がトレーニングを開始しようとする際、トレーニング制御装置は、エクササイズメニューに従って、会員が使用するエクササイズマシーンに対し、マシーン調整データ(シートの高さ、負荷重量、など)を送信する。エクササイズマシーンは、マシーン調整データに従ってシートポジションやウェイトの設定を自動的に行う。そして、会員のエクササイズが開始される。このことにより、エクササイズマシーンの調整やエクササイズの進行を、トレーニング制御装置に任せられるので、トレーナは本来のトレーナ業務に専念できるようになる、としている。
フィットネスクラブ等で筋力トレーニングを行う場合には、通常、トレーニング者の筋力に見合った最大負荷をトレーニング機材に設定する。そして、フィットネスクラブのスタッフから、必要最低限の力でサポートしてもらうことにより、もっとも効果的なトレーニングとすることができる。
このようなトレーニング方法について、図12を参照して説明する。
トレーニング者は、フィットネスクラブに行くと、トレーニングの種目を選択する(図12のステップS1)。そしてトレーニング機材にプレート等を取り付け、トレーニング機材の負荷を設定する(ステップS2)。
トレーニング者は、トレーニング機材に設定した負荷が、トレーニング者の筋力に見合った最大負荷を越えているかを判定する(ステップS3)。トレーニング機材に設定した負荷がトレーニング者の最大負荷以上であれば(ステップS3でYes)、トレーニング者はフィットネスクラブのトレーナ或いは指導員などのスタッフを呼ぶ(ステップS4)。これは、トレーニング者が、スタッフのサポート或いは指導のもとで、トレーニングを安全に、かつ、効果的に行うためである。そして、スタッフにサポートしてもらいながら、トレーニング者はトレーニングを行う(ステップS5)。
一方、トレーニング機材に設定した負荷がトレーニング者の最大負荷以上でなければ(ステップS3でNo)、トレーニング中の危険性は少ないため、トレーニング者が単独でトレーニングを行う(ステップS6)。
上述したように、トレーニング中の安全性を確保するためには、スタッフの指導、サポートを得ることが重要であるが、フィットネスクラブなどのスタッフの数にも限りがある。従って、スタッフの指導、サポートが必要な場合であっても、スタッフの手が塞がっている場合には、トレーニング者は、スタッフの手が空くのを待つようになる。
そこで、インストラクターなどのスタッフに依存せずに、補助を必要とするマシンの利用を効率化して、安全なトレーニングを可能にしようとする関連技術もある(例えば、特許文献3参照。)。
上述した特許文献3「スポーツジム管理方法、プログラム及び装置」には、以下のような記載がなされている。
すなわち、サーバ装置は、受付端末からの利用申込情報を受信した際、利用者情報データベースに登録されている申込利用者のメニューから、補助必要マシンを利用するか否か判別する。ここでは、補助必要マシンとして、ベンチプレスマシンを例示している。補助必要マシンの利用申込を判別した際、サーバ装置は、同一マシンの利用待ちで、且つペアを組む相手が決まっていない利用者の中から、レベル及び体格が近いペア相手を選択する。そして、ペア組合せをペア相手の携帯端末に通知して表示させる。このことにより、エントリーしている利用者同士でペアを組ませて、補助を必要とするマシンの利用を許可することができる。従って、補助を必要とするマシンを単独で利用することで発生する事故を、未然に防ぐことができる、としている。
なお、ベンチプレスマシンは、ベンチ台があり、ベンチ台に付属するラック上にはバーベルが乗せてある。ベンチプレスマシンの使用者は、ベンチ台にあおむけに寝て、ラック上のバーベルを両手で外し、バーベルを胸まで下ろし、そのままバーベルを挙げる動作を繰返すようになっている。そして、バーベルの重さを変えることにより、使用者への負荷を変えることが可能となっている。
特開2004−248828号公報(第4−9頁、図1−9) 特開2002−306633号公報(第3−5頁、図1−7) 特開2005−316827号公報(第5−9頁、図1−13)
以上述べたように、フィットネスクラブ等でトレーニングを行う場合、スタッフから直接指導、サポートを受けるか、或いは、少なくともスタッフに見守っていてもらうことにより、安全なトレーニングを行うことができる。
しかし、上述した関連する特許文献1のシステムは、トレーニング情報の電子化を行うものであるが、トレーニングスタッフに関連する記載はない。
また、特許文献2のシステムは、トレーニング機材の負荷設定を自動的に行うものであるが、スタッフの呼出しを行ったり、スタッフに対しトレーニングの開始を通知したりするようにはなっていない。
さらに、特許文献3では、ベンチプレスマシンなど補助を必要とするマシンを利用する際、利用者同士でペアを組ませることにより、安全にトレーニングが行える、としている。しかし、ペア相手に通知してペア相手が補助を行うことにより安全性を向上させようとするものであり、インストラクター等のスタッフにトレーニング開始などの通知を行うようにはなっていない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものである。従って、本発明の目的は、フィットネスクラブ等でのトレーニングを安全に行うことを可能とする、トレーニングシステム、トレーニング情報伝達方法、及び、携帯端末を提供することにある。
本発明のトレーニングシステムは、ID(識別符号)を受信するとトレーニング開始メッセージを生成し、前記トレーニング開始メッセージを送信する第1の携帯端末と、前記第1の携帯端末が送信する前記トレーニング開始メッセージを受信する第2の携帯端末とを含んでいる。
本発明のトレーニング情報伝達方法は、第1の携帯端末が、IDを受信してトレーニング開始メッセージを生成し、前記トレーニング開始メッセージを送信し、第2の携帯端末が、前記第1の携帯端末が送信する前記トレーニング開始メッセージを受信する、ようになっている。
本発明の携帯端末は、IDを受信してトレーニング開始メッセージを生成し、前記トレーニング開始メッセージを送信する手段を含んでいる。
本発明によれば、フィットネスクラブなどのユーザは、安全にトレーニングを行うことが可能となる、という効果を奏する。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のトレーニングシステムの実施の形態を示すブロック図である。
図1に示すトレーニングシステムは、携帯端末1と携帯端末3とを含んでいる。
携帯端末1は、ID(IDentifier:識別符号)を受信可能に構成されている。そして、携帯端末1は、IDを受信すると、該IDに対応して、何らかのトレーニングを開始する旨のトレーニング開始メッセージを生成する。携帯端末1は、生成したトレーニング開始メッセージを送信する。
携帯端末3は、携帯端末1が送信するトレーニング開始メッセージを受信するように構成されている。
図1の携帯端末1は、フィットネスクラブなどでトレーニングを行うトレーニング者であるところのユーザが用いる端末装置である。そして、ユーザは、携帯端末1を用いて、フィットネスクラブなどに設置されているトレーニング機材、或いは、トレーニングエリアと通信を行ない、それらの機材あるいはエリアのIDを受信する。携帯端末1は、ユーザが、該機材を用いたトレーニング、或いは、該エリアでのトレーニング、を開始する旨のトレーニング開始メッセージを生成する。そして、携帯端末1は、生成したトレーニング開始メッセージを、フィットネスクラブなどのスタッフが使用する携帯端末3に向けて送信する。携帯端末3は、トレーニング開始メッセージを受信する。このため、携帯端末3を使用するスタッフは、携帯端末1のユーザがトレーニングを開始しようとしていることを認識出来る。
従って、本実施の形態によれば、トレーニングを開始しようとするユーザの状態が、スタッフに伝達され、スタッフは該ユーザのトレーニングの状況を見守ることが可能となるため、ユーザは安全にトレーニングを行うことが可能となる。
次に、図1に示す実施の形態をさらに具体化した本発明の第1の実施例について説明する。
図2は、本発明のトレーニングシステムの第1の実施例を示すブロック図である。
図2に示す本実施例は、複数のトレーニング機材20と、トレーニングを行うユーザが使用する携帯端末10と、トレーナ或いは指導員などのスタッフが使用する携帯端末30とを含んでいる。
トレーニング機材20は、フィットネスクラブなどに設置されているトレーニングマシンであり、例えば、ベンチプレスマシン、チェストプレスマシン、エアロバイクなど、負荷を設定・変更可能なマシンも含むものとする。また、トレーニング機材20は、例えば、バーベルやダンベルなど、負荷そのものも含むものとする。
そして、トレーニング機材20は、近距離無線通信部21と、制御部22と、記憶部23を含んでいる。
制御部22は、図示しないCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)を含んでおり、CPUが記憶部23に記憶されているソフトウェアを実行することにより、トレーニング機材20の動作制御を行う。
近距離無線通信部21は、携帯端末10との間で近距離無線を使用して通信を行い、携帯端末10との間でデータの送受信を行う。なお、本実施例で使用する近距離無線の通信方式は、例えば、国際標準「ISO/IEC IS 18092」として承認されているNFC(Near Field Communication:近距離通信)を用いるものとする。NFCでの通信距離は10cm前後である。或いは、近距離無線通信部21は、IC(Integrated Circuit:集積回路)チップを使用して非接触通信を行うRFID(Radio Frequency IDentification:アールエフアイディー)であってもよい。
そして、トレーニング機材20の近距離無線通信部21は、電源が無くても動作可能なパッシブ型であることが望ましい。パッシブ型の近距離無線通信においては、データなどの読み取りや書き込みを行うリーダ/ライタ側から照射される電波を利用して電力を得るようになっている。本実施例では、携帯端末10がリーダ/ライタ側になることが可能となっている。
記憶部23は、トレーニング機材20の動作制御を行うためのソフトウェアや、トレーニング機材20のトレーニング機材IDを記憶している。そして、近距離無線通信部21が携帯端末10からの電波によって電力を得て制御部22が動作を開始すると、制御部22は記憶部23のトレーニング機材IDを読み出し、近距離無線通信部21を介して、携帯端末10に送出する。
携帯端末10は、近距離無線通信部11、制御部12、記憶部13、操作部14、表示部15、無線通信部16、音声部17を含んでいる。
制御部12は、図示しないCPUを含んでおり、CPUが記憶部13に記憶されているソフトウェアを実行することにより、携帯端末10の動作制御を行う。
近距離無線通信部11は、トレーニング機材20の近距離無線通信部21との間で近距離無線を使用して通信を行い、トレーニング機材20との間でデータの送受信を行う。近距離無線通信部11は、トレーニング機材20の近距離無線通信部21と同じNFCを用いるものとする。或いは、トレーニング機材20の近距離無線通信部21がRFIDである場合には、近距離無線通信部11はRFIDのリーダ/ライタであるものとする。つまり、本実施例では、携帯端末10が、近距離無線通信のリーダ/ライタ側になっている。
記憶部13は、携帯端末10の動作制御を行うためのソフトウェアを記憶している。
操作部14は、テンキーや機能キーなどを備え、制御部12に対し、動作指示の命令やデータなどの入力を行う。
表示部15は、制御部12が出力するデータなどの表示を行う。
無線通信部16は、携帯端末30との間で無線通信を行い、携帯端末30との間でデータの送受信を行う。なお、本実施例の無線通信部16の無線通信方式としては、例えば、無線LAN(Local Area Network:ラン)を用いるものとする。或いは、無線通信部16は、ブルートゥース(Bluetooth)、ワイヤレスUSB(Universal Serial Bus)、などの何れかを用いるものであってもよい。
音声部17は、音声の入力を行うためのマイクや、音声を出力するスピーカなどを含み、音声の入出力を行う。
携帯端末30は、制御部32、記憶部33、操作部34、表示部35、無線通信部36、音声部37を含んでいる。
制御部32は、図示しないCPUを含んでおり、CPUが記憶部33に記憶されているソフトウェアを実行することにより、携帯端末30の動作制御を行う。
記憶部33は、携帯端末30の動作制御を行うためのソフトウェアを記憶している。
操作部34は、テンキーや機能キーなどを備え、制御部32に対し、動作指示の命令やデータなどの入力を行う。
表示部35は、制御部32が出力するデータなどの表示を行う。
無線通信部36は、携帯端末10の無線通信部16との間で無線通信を行い、携帯端末10との間でデータの送受信を行う。無線通信部36は、携帯端末10の無線通信部16と同じ無線LANを用いるものとする。或いは、携帯端末10の無線通信部16がブルートゥースである場合には、無線通信部36もブルートゥースであるものとする。また、携帯端末10の無線通信部16がワイヤレスUSBである場合には、無線通信部36もワイヤレスUSBであるものとする。
音声部37は、音声の入力を行うためのマイクや、音声を出力するスピーカなどを含み、音声の入出力を行う。
次に、図3を参照して、第1の実施例の動作について説明する。
図3は、第1の実施例の動作を説明するフローチャートである。
フィットネスクラブなどでトレーニングを行うユーザ(すなわち、トレーニング者)は、トレーニングの種目を選択する(図3のステップS11)。そして、該トレーニングの種目に適したトレーニング機材20を選択する(ステップS12)。
次に、ユーザは、携帯端末10の近距離無線通信部11をトレーニング機材20の近距離無線通信部21に近づける。そして、ユーザは携帯端末10の操作部14を操作し、トレーニング機材20が記憶部23に記憶しているトレーニング機材IDを読み取るための読取命令を、入力する。携帯端末10の制御部12は、トレーニング機材IDを読み取るための読取命令を操作部14から受け取ると、近距離無線通信部11を動作させ、トレーニング機材20の近距離無線通信部21に対し、読取命令を電波で送信する。
トレーニング機材20の近距離無線通信部21が携帯端末10の近距離無線通信部11から電波を受信すると、該電波によって電力を得、トレーニング機材20の制御部22が動作を開始する。制御部22は、近距離無線通信部21が受信した電波に、読取命令が有ることを認識すると、記憶部23からトレーニング機材20のトレーニング機材IDを取得する。そして、制御部22は、取得したトレーニング機材IDを、近距離無線通信部21を介して、携帯端末10の近距離無線通信部11に返送する。
携帯端末10の近距離無線通信部11は、トレーニング機材20から返送されたトレーニング機材IDを、制御部12に送出する(ステップS13)。
携帯端末10の制御部12は、トレーニング機材IDを取得すると、該トレーニング機材IDを有するトレーニング機材20を使用して、ユーザがトレーニングを開始しようとしている旨のトレーニング開始メッセージを生成する。そして、制御部12は、該メッセージを、無線通信部16を介して、フィットネスクラブなどのスタッフが有する携帯端末30に対して送信する(ステップS14)。このとき制御部12は、該メッセージを携帯端末10の表示部15に表示するようにしてもよいし、或いは、音声部17に音声で出力するようにしてもよい。
携帯端末30の制御部32は、無線通信部36を介して、携帯端末10が送信したトレーニング開始メッセージを受信する。そして、制御部32は、該メッセージを表示部35に表示する(ステップS15)。或いは、制御部32は、該メッセージを音声部37に音声で出力する。
該メッセージを参照した或いは音声で聞いたスタッフは、ユーザがトレーニング機材20を使用してトレーニングを開始しようとしていることを認識可能となる。
そこで、スタッフは、ユーザのトレーニング状況を把握し、注意して見守るようにする(ステップS16)。或いは、スタッフは、ユーザのトレーニングを直接指導、或いは、サポートするようにしてもよい。
なお、上述した本実施例は、以下のように変更することも可能である。
先ず、図2に示したトレーニング機材20の近距離無線通信部21は、電源を必要としないパッシブ型の近距離無線(NFC、など)の方式を使用するものとしていたが、これを、電源を必要とするアクティブ型の近距離無線に変更することが可能である。トレーニング機材20の近距離無線通信部21がアクティブ型の近距離無線を行うものである場合、本実施例の説明中で例示した、NFC、RFID、の他に、IrDA(Infrared Data Association)も使用可能となる。IrDAでは、赤外線を利用して近距離のデータ通信を行うことが可能となっている。
また、図2に示した携帯端末10と携帯端末30の間の無線通信方式として、無線LANを例示していた。
無線LANを利用する端末は、無線LANカードを搭載しており、無線LANカード同士が直接通信を行うことが可能であるが、ベースステーションと呼ばれる中継機器を介して通信を行うことも可能である。
上述した本実施例の説明においては、携帯端末10と携帯端末30は、直接通信を行うようにしていたが、これを、ベースステーションを介して行うように変更することが可能である。
更に、携帯端末10と携帯端末30が、ベースステーションを介して通信を行うようにした場合、該ベースステーションにサーバ装置を接続するようにしてもよい。そして、このサーバ装置は、フィットネスクラブなどに複数のスタッフがいる場合、全てのスタッフの携帯端末30に対して、ユーザがトレーニングを開始しようとしている旨のトレーニング開始メッセージを、送信するようにする。
このようにすることにより、トレーニングを開始しようとしているユーザの近くのスタッフが、ユーザのトレーニングの状況を把握するようにすることが可能となる。従って、フィットネスクラブなどの管理運営を、限られたスタッフ数の中でより効率的に行うことが可能となる。
以上、本発明のトレーニングシステムの第1の実施例について説明した。
本実施例のトレーニングシステムは、トレーニング機材(トレーニング機材20)と、ユーザが用いる第1の携帯端末(携帯端末10)と、スタッフが用いる第2の携帯端末(携帯端末30)を含んでいる。
そして、トレーニング機材は、トレーニング機材IDを記憶する記憶部と、第1の携帯端末と近距離無線によって通信する第1の近距離無線通信部とを含んでいる。
第1の携帯端末は、トレーニング機材と近距離無線によって通信する第2の近距離無線通信部と、第1の携帯端末の動作制御を行う制御部と、第2の携帯端末と無線通信を行う第1の無線通信部とを含んでいる。
第2の携帯端末は、第1の携帯端末と無線通信を行う第2の無線通信部を含んでいる。
このような構成のもと、第1の携帯端末の制御部は、近距離無線によってトレーニング機材からトレーニング機材IDを受信する。そして、ユーザが、トレーニング機材IDを有するトレーニング機材を使用してトレーニングを開始しようとしている旨のトレーニング開始メッセージを生成し、無線通信によって第2の携帯端末に向けて送信する。
第2の携帯端末は、無線通信によって第1の携帯端末からのトレーニング開始メッセージを受信すると、このトレーニング開始メッセージを表示あるいは発声する。
このことにより、フィットネスクラブなどのスタッフは、ユーザがトレーニング機材を使用したトレーニングを開始しようとしていることを認識でき、当該ユーザのトレーニング状況を把握し、注意して見守ることが可能となる。
従って、ユーザは、安全にトレーニングを行うことが可能となる、という効果を奏する。
次に、図4、図5、図6を参照して、本発明のトレーニングシステムの第2の実施例について説明する。
図4は、本発明のトレーニングシステムの第2の実施例を示すブロック図である。
図4に示す第2の実施例は、複数のトレーニング機材20−1と、トレーニングを行うユーザが使用する携帯端末10−1と、トレーナ或いは指導員などのスタッフが使用する携帯端末30とを含んでいる。
図4に示す第2の実施例は、図2に示した第1の実施例とは、以下の点でのみ異なるものである。
すなわち、第2の実施例におけるトレーニング機材20−1は、トレーニング機材IDに加えて、トレーニング機材20−1に設定された負荷(或いは、荷重)を記憶可能に構成されている。そして、ユーザの携帯端末10−1は、トレーニング機材20−1から、トレーニング機材IDと、トレーニング機材20−1に設定された負荷の情報(以降、負荷コード、と称することとする)を読み取る。ユーザの携帯端末10−1は、トレーニング機材20−1から読み取った負荷コードが、ユーザの筋力に見合った最大負荷を超えている場合、スタッフの携帯端末30に対し、トレーニング開始メッセージを送信する、という点である。そこで、図4において図2に示す構成要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明を省略するものとする。
トレーニング機材20−1は、フィットネスクラブなどに設置されているトレーニングマシンであり、例えば、ベンチプレスマシン、チェストプレスマシン、エアロバイクなど、負荷を設定・変更可能なマシンである。また、トレーニング機材20−1は、例えば、バーベルやダンベルなど、負荷そのものであってもよい。
そして、トレーニング機材20−1は、近距離無線通信部21と、制御部22−1と、記憶部23−1と、負荷センサ29とを含んでいる。
制御部22−1は、図示しないCPUを含んでおり、CPUが記憶部23−1に記憶されているソフトウェアを実行することにより、トレーニング機材20−1の動作制御を行う。
近距離無線通信部21は、第1の実施例と同一であるため、その説明を省略する。
記憶部23−1は、トレーニング機材20−1の動作制御を行うためのソフトウェアや、トレーニング機材20−1のトレーニング機材IDを記憶している。また、記憶部23−1は、トレーニング機材20−1に設定された負荷を負荷コードとして記憶するようになっている。そして、制御部22−1が動作を開始すると、制御部22−1は記憶部23−1のトレーニング機材IDと負荷コードを読み出し、近距離無線通信部21を介して、携帯端末10−1に送出する。
負荷センサ29は、トレーニング機材20−1に取り付けられた錘やプレートなどの重さを検出し、検出した重さを負荷コードとして制御部22−1に送出する。トレーニング機材20−1が、例えば、チェストプレスマシンであれば、マシンに取り付けられた複数のプレートの総重量を検出する。トレーニング機材20−1が、例えば、ベンチプレスマシンであれば、ベンチ台に付属するラック上に載せられたバーベルの重量を検出する。トレーニング機材20−1が、例えば、エアロバイクであれば、エアロバイクに設定されたペダルの重さ(負荷)を検出する。
なお、トレーニング機材20−1が、例えば、重さの調整ができない固体タイプのダンベルなどである場合には、負荷センサ29は不要である。この場合、トレーニング機材20−1の記憶部23−1には、予め当該トレーニング機材20−1の重さを、負荷コードとして記憶させておけばよい。
携帯端末10−1は、近距離無線通信部11、制御部12−1、記憶部13−1、操作部14、表示部15、無線通信部16、音声部17を含んでいる。
制御部12−1は、図示しないCPUを含んでおり、CPUが記憶部13−1に記憶されているソフトウェアを実行することにより、携帯端末10−1の動作制御を行う。
近距離無線通信部11は、第1の実施例と同一であるため、その説明を省略する。
記憶部13−1は、携帯端末10−1の動作制御を行うためのソフトウェアを記憶している。また、記憶部13−1は、携帯端末10−1を使用するユーザの筋力に見合った最大負荷を示すところの、最大負荷テーブルを記憶している。
操作部14、表示部15、無線通信部16、音声部17は、第1の実施例と同一であるため、その説明を省略する。
次に、図5を参照して、携帯端末10−1の記憶部13−1に記憶されている最大負荷テーブルについて説明する。
図5は、最大負荷テーブルの一例を示す図である。
図5に示す最大負荷テーブル50は、51行に示すように、トレーニング種目50−1の列と、トレーニング種目50−1ごとの最大負荷50−2の列とを備えている。
例えば、52行に示すように、トレーニング種目「チェストプレス」に対する最大負荷は60kgである。つまり、チェストプレスマシンを使用してトレーニングを行う場合、トレーニング者であるユーザの筋力に見合った最大負荷は、60kgであることを示している。
同様に、53行に示すように、ベンチプレスマシンを使用したトレーニングを行う場合、ユーザの最大負荷は100kgであることを示している。
なお、54行に示すダンベルプレスとは、ダンベルを両手それぞれに持ち、そのダンベルを上下に上げ下げして、大胸筋や三角筋前部上腕三頭筋などを鍛えることを目的とするダンベルトレーニングである。
また、55行に示すダンベルプルオーバーとは、ダンベルトレーニングの一種目であり、ベンチ等に対して腕が垂直になるように仰向けになり、両手で持ったダンベルを、肘を曲げないように体に対して水平くらいになる位置まで下げていく。そして、ダンベルを元の位置、すなわち、体の上方に戻す。この動作を繰り返してトレーニングを行うトレーニング種目である。
56行に示すサイドレイズとは、両手にダンベルを持ち、体の横にぶら下げて立つ。そして、肘を少しだけ曲げて、弧を描くように両腕を横に広げ、ダンベルを肩より少し上まで挙げて元に戻すトレーニングである。
57行に示すスクワットとは、バーベルを肩に担ぎ、そのまま腰を引いて屈んでいく。そして、大腿が床と水平になるぐらいまで屈んだら、一拍おいてから下半身で上半身を押し上げるように立ち上がる、という動作を繰り返すトレーニングである。
58行に示すエアロバイクでは、発電式ブレーキを負荷装置としている場合を例示しており、その最大負荷を70Wとしている。
なお、トレーニング種目としては、上記以外にも各種のものがあるが、それらの説明は省略する。
以上説明した最大負荷テーブル50には、携帯端末10−1を使用するユーザが行うトレーニング種目についてだけ、トレーニング種目と最大負荷を予め登録しておくものとする。
次に、図6を参照して、第2の実施例の動作について説明する。
図6は、第2の実施例の動作を説明するフローチャートである。
フィットネスクラブなどでトレーニングを行うユーザは、トレーニングの種目を選択する(図6のステップS21)。そして、該トレーニングの種目に適したトレーニング機材20−1を選択し、そのトレーニング機材20−1に負荷を設定する(ステップS22)。
選択したトレーニング機材20−1が、例えば、チェストプレスマシンであれば、該マシンに取り付けるプレートの数を増減することにより負荷を設定する。選択したトレーニング機材20−1が、例えば、エアロバイクであれば、ペダルの重さの調整ダイヤルなどを操作することにより負荷を設定する。なお、選択したトレーニング機材20−1が、重さの調整ができないタイプのダンベルなどである場合には、ユーザが負荷を設定する動作は行われない。
次に、ユーザは、携帯端末10−1の近距離無線通信部11をトレーニング機材20−1の近距離無線通信部21に近づける。そして、ユーザは携帯端末10−1の操作部14を操作し、トレーニング機材20−1が記憶部23−1に記憶しているトレーニング機材IDと負荷コードを読み取るための読取命令を、入力する。携帯端末10−1の制御部12−1は、トレーニング機材IDと負荷コードを読み取るための読取命令を操作部14から受け取ると、近距離無線通信部11を動作させ、トレーニング機材20−1の近距離無線通信部21に対し、読取命令を電波で送信する。
トレーニング機材20−1の近距離無線通信部21が携帯端末10−1の近距離無線通信部11から電波を受信すると、該電波によって電力を得、トレーニング機材20−1の制御部22−1が動作を開始する。制御部22−1は、近距離無線通信部21が受信した電波に、読取命令が有ることを認識すると、先ず、負荷センサ29からトレーニング機材20−1に設定された負荷を負荷コードとして読み取り、これを記憶部23−1に記憶させる。次に、制御部22−1は、記憶部23−1からトレーニング機材20−1のトレーニング機材IDと負荷コードを取得する。そして、制御部22−1は、取得したトレーニング機材IDと負荷コードを、近距離無線通信部21を介して、携帯端末10−1の近距離無線通信部11に返送する。
携帯端末10−1の近距離無線通信部11は、トレーニング機材20−1から返送されたトレーニング機材IDと負荷コードを、制御部12−1に送出する(ステップS23)。
携帯端末10−1の制御部12−1は、トレーニング機材IDと負荷コードを取得すると、記憶部13−1に記憶されている最大負荷テーブル50との比較動作を行う(ステップS24)。
具体的には、制御部12−1は、トレーニング機材IDに該当するトレーニング種目(図5の50−1列)を検出する。例えば、トレーニング機材IDが「チェストプレスマシン」であることを示している場合、トレーニング種目はチェストプレス(図5の52行)であると認識する。そして、そのトレーニング種目(チェストプレス)に対応する最大負荷(図5の50−2列)と負荷コードとを比較する。図5の52行では、トレーニング種目(チェストプレス)に対応する最大負荷は、60kg、であることを示している。
そして、制御部12−1は、検出したトレーニング種目の最大負荷と、トレーニング機材20−1から取得した負荷コードとの比較を行う(ステップS25)。
負荷コードが最大負荷を越えている場合(ステップS25でYes)、例えば、負荷コードが62kgで、最大負荷が60kgのトレーニング種目「チェストプレス」である場合、制御部12−1は次のように動作する。すなわち、制御部12−1は、ユーザが該トレーニング機材IDを有するトレーニング機材20−1を使用して、かつ、ユーザの最大負荷を越えた負荷を設定してトレーニングを開始しようとしている旨のトレーニング開始メッセージを生成する。そして、制御部12−1は、該メッセージを、無線通信部16を介して、フィットネスクラブなどのスタッフが有する携帯端末30に向けて送信する(ステップS26)。このとき制御部12−1は、該メッセージを携帯端末10−1の表示部15に表示するようにしてもよいし、或いは、音声部17に音声で出力するようにしてもよい。
携帯端末30の制御部32は、無線通信部36を介して、携帯端末10−1が送信したトレーニング開始メッセージを受信する。そして、制御部32は、該メッセージを表示部35に表示する(ステップS27)。或いは、制御部32は、該メッセージを音声部37に音声で出力する。
該メッセージを参照した或いは音声で聞いたスタッフは、ユーザがトレーニング機材20−1を使用して、かつ、ユーザの最大負荷を越えた負荷を設定して、トレーニングを開始しようとしていることを認識する。そして、スタッフは、トレーニング機材20−1を使用しているユーザのサポートを行う(ステップS28)。或いは、スタッフは、トレーニング機材20−1を使用しているユーザのトレーニング状況を注意深く見守り、サポートが必要になったと判断した場合に、すぐに駆けつけてサポートを行うようにしてもよい。
なお、ステップS25での比較において、負荷コードが最大負荷を越えていない場合には(ステップS25でNo)、携帯端末10−1の制御部12−1は、その動作を終了する。
上述した第2の実施例においても、第1の実施例と同様の変更を行うことが可能である。
すなわち、図4に示したトレーニング機材20−1の近距離無線通信部21を、電源を必要とするアクティブ型の近距離無線に変更することが可能である。この場合、近距離無線の通信として、NFC、RFID、の他に、IrDAも使用することが可能となる。
また、図4に示した携帯端末10−1と携帯端末30の間の無線LANによる通信を、ベースステーションを介して行うようにすることも可能である。
更に、携帯端末10−1と携帯端末30が、ベースステーションを介して通信を行うようにした場合、該ベースステーションにサーバ装置を接続するようにしてもよい。このサーバ装置は、フィットネスクラブなどの全てのスタッフの携帯端末30に対して、ユーザがトレーニングを開始しようとしている旨のトレーニング開始メッセージを、送信するようにする。そして、ユーザの近くのスタッフが、ユーザのサポートを行うようにする。
また、上述した第2の実施例は、以下のように変更してもよい。
すなわち、図4に示したトレーニング機材20−1の負荷センサ29を、バーコードリーダに変更する。そして、トレーニング機材20−1に取り付けられる錘やプレートには、それぞれの重さを示すバーコードを付しておく。バーコードリーダは、錘やプレートに付されたバーコードを読み取ることにより、トレーニング機材20−1に取り付けられた負荷を検出し、総負荷を負荷コードとして制御部22−1に送出するようにする。
このような変更を行うことにより、図4に示したトレーニング機材20−1の負荷センサ29と同様に、トレーニング機材20−1に取り付けられた負荷を検出することが可能となる。
以上、本発明のトレーニングシステムの第2の実施例について説明した。
本実施例のトレーニングシステムは、トレーニング機材(トレーニング機材20−1)と、ユーザが用いる第1の携帯端末(携帯端末10−1)と、スタッフが用いる第2の携帯端末(携帯端末30)を含んでいる。
そして、トレーニング機材の記憶部は、第1の実施例に加え、さらに、トレーニング機材に設定された負荷を負荷コードとして記憶するようになっている。
また、第1の携帯端末は、第1の実施例に加え、さらに、トレーニング種目ごとのユーザの筋力に見合った最大負荷を示すテーブルを記憶するテーブル記憶部を含んでいる。
このような構成のもと、第1の携帯端末の制御部は、近距離無線によってトレーニング機材からトレーニング機材IDと負荷コードを受信する。そして、第1の携帯端末の制御部は、負荷コードと、テーブル内のトレーニング機材IDに対応するトレーニング種目の最大負荷を比較する。負荷コードが最大負荷を越えている場合、第1の携帯端末の制御部は、ユーザが前記トレーニング機材IDを有する前記トレーニング機材を使用してユーザの最大負荷を越えたトレーニングを開始しようとしている旨の第2のトレーニング開始メッセージを生成する。そしてこの第2のトレーニング開始メッセージを、無線通信によって第2の携帯端末に向けて送信する。
第2の携帯端末は、無線通信によって第1の携帯端末からの第2のトレーニング開始メッセージを受信すると、この第2のトレーニング開始メッセージを表示あるいは発声する。
このことにより、フィットネスクラブなどのユーザは、自己の最大負荷を越えた負荷を設定したトレーニング機材を使用してトレーニングを行おうとする場合に、口頭でなく自動的にスタッフに連絡することが可能となる。フィットネスクラブなどのスタッフは、ユーザが、最大負荷を越えた負荷を設定したトレーニング機材を使用して、トレーニングを開始しようとしていることを認識できる。そこで、スタッフは、当該ユーザのサポートを行うことが可能となる。或いは、スタッフは、当該ユーザのトレーニング状況を注意深く見守り、サポートが必要になったと判断した場合に、すぐに駆けつけてサポートを行うことも可能となる。
例えば、ユーザが、ベンチプレスマシンに、ユーザ自身の最大負荷(例えば、100kg)を越えた負荷(例えば、105kg)を設定してトレーニングを開始した場合、ユーザがベンチプレスマシンのバーベルを持ち上げられない状況が発生したとする。このときスタッフは、ユーザがバーベルを持ち上げられる必要最低限の力でサポートする。このようなサポートを受けることにより、ユーザのトレーニングが最も効果的に行われる。
従って、ユーザは、より一層安全に、かつ効果的なトレーニングを行うことが可能となる、という効果を奏する。
次に、図7、図8を参照して、本発明のトレーニングシステムの第3の実施例について説明する。
図7は、本発明のトレーニングシステムの第3の実施例を示すブロック図である。
図7に示す第3の実施例は、複数のトレーニングエリア90と、トレーニングを行うユーザが使用する携帯端末10−2と、トレーナ或いは指導員などのスタッフが使用する携帯端末30とを含んでいる。そして、トレーニングエリア90の内部あるいはその付近には、当該トレーニングエリア90に特有のエリアIDを送信する通信装置40が設置されている。
図7に示す第3の実施例は、図2に示した第1の実施例とは、以下の点でのみ異なるものである。
すなわち、トレーニングを行うユーザが使用する携帯端末10−2は、トレーニングエリア90の通信装置40から、トレーニングエリア90のエリアIDを読み取る。携帯端末10−2は、当該エリアIDを有するトレーニングエリア90で、ユーザがトレーニングを開始しようとしている旨のトレーニング開始メッセージを生成する。そして、携帯端末10−2は、スタッフの携帯端末30に対し、トレーニング開始メッセージを送信する、という点でのみ異なっている。そこで、図7において図2に示す構成要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明を省略するものとする。
なお、第3の実施例におけるトレーニングエリア90は、フィットネスクラブなどにおけるトレーニング用のエリアであり、例えば、マシントレーニングエリア、フリーウエイトエリア、スタジオ、ストレッチエリア、などを示すものである。
マシントレーニングエリアとは、各種のトレーニングマシンが設置してあり、そのトレーニングマシンを使用して、ユーザがトレーニングを行えるようになっているエリアである。
フリーウエイトエリアとは、バーベルやダンベルなど、トレーニングを行うユーザが自由に動かせるということで名付けられたフリーウエイトを使用して、トレーニング出来るようになっているエリアである。
スタジオとは、通常、トレーナなどのスタッフの指導のもとで、ユーザが各種のトレーニングプログラムに沿ったトレーニングを行うエリアである。トレーニングプログラムはスタジオプログラムと称される場合もあるが、バランス力アップ、筋力アップ、柔軟性アップ、などのトレーニングを行うためのプログラムである。
ストレッチエリアとは、所謂ストレッチ体操を行うためのエリアである。ストレッチでは、体の各部の筋肉などを伸ばすことにより、体の血行をよくするようにするため、肩こりや疲労回復などにも効果がある、とされている。
図7に示すトレーニングエリア90の通信装置40は、近距離無線通信部41と、制御部42と、記憶部43を含んでいる。なお、通信装置40は、1つのICチップなどで構成され、トレーニングエリア90の内部あるいはその付近に設置されている。
また、各トレーニングエリア90の通信装置40は、他のトレーニングエリア90の通信装置40と、LANで相互に接続されていてもよい。或いは、通信装置40は、各トレーニングエリア90に単独で設置されていてもよい。
通信装置40の近距離無線通信部41は、図2に示した第1の実施例におけるトレーニング機材20の近距離無線通信部21と同一である。
すなわち、近距離無線通信部41は、携帯端末10−2との間で近距離無線を使用して通信を行い、携帯端末10−2との間でデータの送受信を行う。なお、本実施例で使用する近距離無線としては、第1の実施例と同様であり、NFCを使用するものとする。或いは、近距離無線通信部41はRFIDであってもよい。
制御部42は、図示しないCPUを含んでおり、CPUが記憶部43に記憶されているソフトウェアを実行することにより、携帯端末10−2との間のデータ送受信動作を行う。
記憶部43は、制御部42の動作制御を行うためのソフトウェアや、トレーニングエリア90のエリアIDを記憶している。そして、近距離無線通信部41が携帯端末10−2からの電波によって電力を得て制御部42が動作を開始すると、制御部42は記憶部43のエリアIDを読み出し、近距離無線通信部41を介して、携帯端末10−2に送出する。
携帯端末10−2は、近距離無線通信部11、制御部12−2、記憶部13−2、操作部14、表示部15、無線通信部16、音声部17を含んでいる。
制御部12−2は、図示しないCPUを含んでおり、CPUが記憶部13−2に記憶されているソフトウェアを実行することにより、携帯端末10−2の動作制御を行う。
近距離無線通信部11は、第1の実施例と同一であるため、その説明を省略する。
記憶部13−2は、携帯端末10−2の動作制御を行うためのソフトウェアを記憶している。
操作部14、表示部15、無線通信部16、音声部17は、第1の実施例と同一であるため、その説明を省略する。
携帯端末30は、第1の実施例と同一であるため、その説明を省略する。
次に、図8を参照して、第3の実施例の動作について説明する。
図8は、第3の実施例の動作を説明するフローチャートである。
フィットネスクラブなどでトレーニングを行うユーザ(すなわち、トレーニング者)は、トレーニングを行うトレーニングエリア90を選択する(図8のステップS31)。
次に、ユーザは、携帯端末10−2の近距離無線通信部11を、トレーニングエリア90の通信装置40の近距離無線通信部41に近づける。そして、ユーザは携帯端末10−2の操作部14を操作し、通信装置40が記憶部43に記憶しているエリアIDを読み取るための読取命令を、入力する。携帯端末10−2の制御部12−2は、エリアIDを読み取るための読取命令を操作部14から受け取ると、近距離無線通信部11を動作させ、通信装置40の近距離無線通信部41に対し、読取命令を電波で送信する。
通信装置40の近距離無線通信部41が携帯端末10−2の近距離無線通信部11から電波を受信すると、該電波によって電力を得、通信装置40の制御部42が動作を開始する。制御部42は、近距離無線通信部41が受信した電波に、読取命令が有ることを認識すると、記憶部43からトレーニングエリア90のエリアIDを取得する。そして、制御部42は、取得したエリアIDを、近距離無線通信部41を介して、携帯端末10−2の近距離無線通信部11に返送する。
携帯端末10−2の近距離無線通信部11は、通信装置40から返送されたエリアIDを、制御部12−2に送出する(ステップS32)。
携帯端末10−2の制御部12−2は、エリアIDを取得すると、該エリアIDを有するトレーニングエリア90で、ユーザがトレーニングを開始しようとしている旨のトレーニング開始メッセージを生成する。そして、制御部12−2は、該メッセージを、無線通信部16を介して、フィットネスクラブなどのスタッフが有する携帯端末30に対して送信する(ステップS33)。このとき制御部12−2は、該メッセージを携帯端末10−2の表示部15に表示するようにしてもよいし、或いは、音声部17に音声で出力するようにしてもよい。
携帯端末30の制御部32は、無線通信部36を介して、携帯端末10−2が送信したトレーニング開始メッセージを受信する。そして、制御部32は、該メッセージを表示部35に表示する(ステップS34)。或いは、制御部32は、該メッセージを音声部37に音声で出力する。
該メッセージを参照した或いは音声で聞いたスタッフは、ユーザがトレーニングエリア90でトレーニングを開始しようとしていることを認識可能となる。
そこで、スタッフは、ユーザのトレーニング状況を把握し、注意して見守るようにする(ステップS35)。或いは、スタッフは、ユーザのトレーニングを直接指導、或いは、サポートするようにしてもよい。
なお、ステップS31において、ユーザがスタジオを選択し、かつ、スタジオで実施されるスタジオプログラムに参加する場合は、スタッフの直接指導がなされるため、ステップS32以降の動作を行わなくともよい。
上述した第3の実施例は、第1の実施例と同様の変更を行うことが可能である。
すなわち、図7に示した通信装置40の近距離無線通信部41を、電源を必要とするアクティブ型の近距離無線に変更することが可能である。この場合、近距離無線の通信として、NFC、RFID、の他に、IrDAも使用することが可能となる。
また、図7に示した携帯端末10−2と携帯端末30の間の無線LANによる通信を、ベースステーションを介して行うようにすることも可能である。
更に、携帯端末10−2と携帯端末30が、ベースステーションを介して通信を行うようにした場合、該ベースステーションにサーバ装置を接続するようにしてもよい。このサーバ装置は、フィットネスクラブなどの全てのスタッフの携帯端末30に対して、ユーザがトレーニングを開始しようとしている旨のトレーニング開始メッセージを、送信するようにする。そして、ユーザの近くのスタッフが、ユーザのトレーニング状況を見守るようにする。
以上、本発明のトレーニングシステムの第3の実施例について説明した。
本実施例のトレーニングシステムは、トレーニングエリア(トレーニングエリア90)を識別するエリアIDを送信する通信装置(通信装置40)と、ユーザが用いる第1の携帯端末(携帯端末10−2)と、スタッフが用いる第2の携帯端末(携帯端末30)を含んでいる。
通信装置は、エリアIDを記憶する記憶部と、第1の携帯端末と近距離無線によって通信する第1の近距離無線通信部とを含んでいる。
第1の携帯端末は、通信装置と近距離無線によって通信する第2の近距離無線通信部と、第1の携帯端末の動作制御を行う制御部と、第2の携帯端末と無線通信を行う第1の無線通信部とを含んでいる。
第2の携帯端末は、第1の携帯端末と無線通信を行う第2の無線通信部を含んでいる。
このような構成のもと、第1の携帯端末の制御部は、近距離無線によってトレーニングエリアの通信装置からエリアIDを受信する。第1の携帯端末の制御部は、次に、ユーザが前記エリアIDを有するトレーニングエリアでトレーニングを開始しようとしている旨の第3のトレーニング開始メッセージを生成する。そして、第1の携帯端末は、無線通信によって第3のトレーニング開始メッセージを第2の携帯端末に向けて送信する。
第2の携帯端末は、無線通信によって第1の携帯端末からの第3のトレーニング開始メッセージを受信すると、第3のトレーニング開始メッセージを表示あるいは発声する。
このことにより、フィットネスクラブなどのスタッフは、ユーザがトレーニングエリアでトレーニングを開始しようとしていることを認識でき、当該ユーザのトレーニング状況を把握し、注意して見守ることが可能となる。
従って、ユーザは、安全にトレーニングを行うことが可能となる、という効果を奏する。
次に、図9、図10、図11を参照して、本発明のトレーニングシステムの第4の実施例について説明する。
図9は、本発明のトレーニングシステムの第4の実施例を示すブロック図である。
図9に示す第4の実施例は、複数のトレーニングエリア90と、トレーニングを行うユーザが使用する携帯端末10−3と、トレーナ或いは指導員などのスタッフが使用する携帯端末30とを含んでいる。そして、トレーニングエリア90の内部あるいはその付近には、当該トレーニングエリア90に特有のエリアIDを送信する通信装置40が設置されている。
図9に示す第4の実施例は、図7に示した第3の実施例とは、以下の点でのみ異なるものである。
すなわち、トレーニングを行うユーザが使用する携帯端末10−3は、トレーニングエリア90の通信装置40から、トレーニングエリア90のエリアIDを読み取る。携帯端末10−3は、当該エリアIDを有するトレーニングエリア90に適した音楽のジャンルを選択し、当該音楽のジャンルに属する楽曲を、携帯端末10−3のヘッドセットで鳴動させる、という点でのみ異なっている。そこで、図9において図7に示す構成要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明を省略するものとする。
図9に示すトレーニングエリア90の通信装置40は、図7に示した第3の実施例と同一であるため、その説明を省略する。
携帯端末10−3は、近距離無線通信部11、制御部12−3、記憶部13−3、操作部14、表示部15、無線通信部16、音声部17、音楽プレーヤ18、ヘッドセット19を含んでいる。
制御部12−3は、図示しないCPUを含んでおり、CPUが記憶部13−3に記憶されているソフトウェアを実行することにより、携帯端末10−3の動作制御を行う。
近距離無線通信部11は、第3の実施例と同一であるため、その説明を省略する。
記憶部13−3は、携帯端末10−3の動作制御を行うためのソフトウェアと、種目テーブルと、音楽コンテンツファイル、を記憶している。
操作部14、表示部15、無線通信部16、音声部17は、第3の実施例と同一であるため、その説明を省略する。
音楽プレーヤ18は、制御部12−3の制御により、記憶部13−3に記憶されている音楽コンテンツファイル内の楽曲を再生し、ヘッドセット19を鳴動させる。
ヘッドセット19は、音楽プレーヤ18が再生する楽曲をスピーカに出力する。
なお、音楽プレーヤ18とヘッドセット19は、有線で接続されるものであってもよいし、ブルートゥースなどの近距離無線によって接続されるものであってもよい。
携帯端末30は、第3の実施例と同一であるため、その説明を省略する。
次に、図10を参照して、携帯端末10−3の記憶部13−3に記憶されている種目テーブルと音楽コンテンツファイルについて説明する。
図10は、種目テーブルと音楽コンテンツファイルの一例を示す図である。
図10に示す種目テーブル60は、61行に示すように、エリアID60−1の列と、エリアID60−1ごとの音楽ジャンル60−2の列とを備えている。
例えば、62行に示すように、エリアID「マシントレーニングエリア」に対応する音楽ジャンルは、激しいビートサウンドを特徴とする「ロック」である。つまり、マシントレーニングエリアでトレーニングを行う場合、マシントレーニングエリアに適した音楽ジャンルはロックであることを示している。但し、ここでの音楽ジャンルはあくまで一例を示すものであり、トレーニングを行うユーザが、この音楽ジャンルを自由に設定或いは変更することが可能である。
同様に、63行に示すように、フリーウェイトエリアでトレーニングを行う場合、該エリアに適した音楽ジャンルは、ソフトでノリのいい音楽と言われているポップスであることを示している。
なお、64行に示すブラックとは、アメリカの黒人によって形成されたとされ、アフリカン・アメリカン・ミュージックとも称され、強いビート感を特徴とする音楽である。
また、65行に示すリラクゼーションとは、心地よいサウンドで、癒し系の音楽とされるものである。
なお、音楽ジャンルとしては、上記以外にも各種のものがあるが、それらの説明は省略する。
以上説明した種目テーブル60には、携帯端末10−3を使用するユーザが行うトレーニングエリアについてだけ、エリアIDと音楽ジャンルを予め登録しておくものとする。
また、図10に示す音楽コンテンツファイル70は、各音楽ジャンルごとに複数の楽曲を記憶するファイルである。例えば、72行では、音楽ジャンル「ロック」の楽曲を複数記憶している。さらに、音楽コンテンツファイル70は、ポップス(73行)、ブラック(74行)、リラクゼーション(75行)などの楽曲も複数記憶している。これらの楽曲は、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface:ミディ)規格に則ったファイル形式で記憶されている。
図9に示した音楽プレーヤ18は、音楽コンテンツファイル70に記憶されている楽曲のファイルを制御部12−3から受け取り、これを音楽として再生し、ヘッドセット19で鳴動させるようになっている。
次に、図11を参照して、第4の実施例の動作について説明する。
図11は、第4の実施例の動作を説明するフローチャートである。
フィットネスクラブなどでトレーニングを行うユーザ(すなわち、トレーニング者)は、トレーニングを行うトレーニングエリア90を選択する(図11のステップS41)。
次に、ユーザは、携帯端末10−3の近距離無線通信部11を、トレーニングエリア90の通信装置40の近距離無線通信部41に近づける。そして、ユーザは携帯端末10−3の操作部14を操作し、通信装置40が記憶部43に記憶しているエリアIDを読み取るための読取命令を、入力する。携帯端末10−3の制御部12−3は、エリアIDを読み取るための読取命令を操作部14から受け取ると、近距離無線通信部11を動作させ、通信装置40の近距離無線通信部41に対し、読取命令を電波で送信する。
通信装置40の近距離無線通信部41が携帯端末10−3の近距離無線通信部11から電波を受信すると、該電波によって電力を得、通信装置40の制御部42が動作を開始する。制御部42は、近距離無線通信部41が受信した電波に、読取命令が有ることを認識すると、記憶部43からトレーニングエリア90のエリアIDを取得する。そして、制御部42は、取得したエリアIDを、近距離無線通信部41を介して、携帯端末10−3の近距離無線通信部11に返送する。
携帯端末10−3の近距離無線通信部11は、通信装置40から返送されたエリアIDを、制御部12−3に送出する(ステップS42)。
携帯端末10−3の制御部12−3は、エリアIDを取得すると、該エリアIDを記憶部13−3内の種目テーブル60と比較し、該エリアIDに対応する音楽ジャンルを選択する(ステップS43)。例えば、取得したエリアIDがマシントレーニングエリアであることを示している場合、該エリアIDに対応する音楽ジャンルとして、ロックを選択する(図10の種目テーブル60の62行)。
携帯端末10−3の制御部12−3は、次に、選択した音楽ジャンルに含まれる楽曲を、音楽コンテンツファイル70から選択する。そして、制御部12−3は、その楽曲を音楽プレーヤ18に送出する。音楽プレーヤ18は、その楽曲を再生し、ヘッドセット19を鳴動させる(ステップS44)。なお、1つの音楽ジャンルに複数の楽曲が含まれている場合は、楽曲の選択はランダムに、或いは、選択優先順位順に、など、どのような方法で選択してもよい。
携帯端末10−3の制御部12−3は、ユーザのトレーニングの終了か否かを判定する(ステップS45)。トレーニングを終了する場合は、例えば、ユーザが携帯端末10−3の操作部14の終了キー押下などを行えばよい。
トレーニングの終了である場合(ステップS45でYes)、携帯端末10−3は楽曲の再生を停止する。トレーニングの終了でない場合(ステップS45でNo)、携帯端末10−3の制御部12−3はステップS44に戻り、楽曲の再生を継続させる。ここで、再生中の楽曲が終了した場合は、次の楽曲を選択して再生を行うようにしてもよいし、或いは、同一の楽曲を再度再生するようにしてもよい。
なお、ステップS41において、ユーザがスタジオを選択し、かつ、スタジオで実施されるスタジオプログラムに参加する場合は、スタッフの直接指導がなされ、かつ、通常であれば音楽も流されるため、ステップS42以降の動作は行われない。
上述した第4の実施例は、第1の実施例と同様の変更を行うことが可能である。
すなわち、図9に示したトレーニングエリア90の通信装置40の近距離無線通信部41を、電源を必要とするアクティブ型の近距離無線に変更することが可能である。この場合、近距離無線の通信として、NFC、RFID、の他に、IrDAも使用することが可能となる。
また、図9に示した携帯端末10−3と携帯端末30の間の無線LANによる通信を、ベースステーションを介して行うようにすることも可能である。
更に、携帯端末10−2と携帯端末30が、ベースステーションを介して通信を行うようにした場合、該ベースステーションにサーバ装置を接続するようにしてもよい。
なお、第4の実施例において、上述のサーバ装置に、音楽コンテンツファイルを搭載し、サーバ装置から携帯端末10−3に音楽コンテンツファイルをダウンロードするようにしてもよい。この変更を行えば、第4の実施例で述べた携帯端末10−3には、音楽コンテンツファイル70を記憶させておかなくともよい。
以上、本発明のトレーニングシステムの第4の実施例について説明した。
本実施例のトレーニングシステムは、トレーニングエリア(トレーニングエリア90)を識別するエリアIDを送信する通信装置(通信装置40)と、ユーザが用いる第1の携帯端末(携帯端末10−3)と、スタッフが用いる第2の携帯端末(携帯端末30)を含んでいる。
そして、第1の携帯端末は、第3の実施例に加え、さらに、エリアIDに対応する音楽ジャンルを示すテーブルを記憶するテーブル記憶部を含んでいる。
このような構成のもと、第1の携帯端末の制御部は、近距離無線によってトレーニングエリアの通信装置からエリアIDを受信すると、テーブルから前記エリアIDに対応する音楽ジャンルを選択する。そして、第1の携帯端末の制御部は、前記音楽ジャンルに含まれる楽曲を第1の携帯端末に接続されるヘッドセットで再生させる。
このことにより、フィットネスクラブなどのトレーニングエリアでトレーニングを行うユーザは、トレーニングエリアに適した音楽ジャンルの楽曲を聞きながらトレーニングを行うことが可能となる。
従って、ユーザは、メンタルな面からも音楽によるサポートを得ることが出来るため、トレーニング効果を一層高めることが可能となる、という効果を奏する。
本発明のトレーニングシステムの実施の形態を示すブロック図である。 本発明のトレーニングシステムの第1の実施例を示すブロック図である。 第1の実施例の動作を説明するフローチャートである。 本発明のトレーニングシステムの第2の実施例を示すブロック図である。 最大負荷テーブルの一例を示す図である。 第2の実施例の動作を説明するフローチャートである。 本発明のトレーニングシステムの第3の実施例を示すブロック図である。 第3の実施例の動作を説明するフローチャートである。 本発明のトレーニングシステムの第4の実施例を示すブロック図である。 種目テーブルと音楽コンテンツファイルの一例を示す図である。 第4の実施例の動作を説明するフローチャートである。 フィットネスクラブなどでのトレーニング方法の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯端末
3 携帯端末
10 携帯端末
10−1 携帯端末
10−2 携帯端末
10−3 携帯端末
11 近距離無線通信部
12 制御部
12−1 制御部
12−2 制御部
12−3 制御部
13 記憶部
13−1 記憶部
13−2 記憶部
13−3 記憶部
14 操作部
15 表示部
16 無線通信部
17 音声部
18 音楽プレーヤ
19 ヘッドセット
20 トレーニング機材
21 近距離無線通信部
22 制御部
22−1 制御部
23 記憶部
23−1 記憶部
29 負荷センサ
30 携帯端末
32 制御部
33 記憶部
34 操作部
35 表示部
36 無線通信部
37 音声部
40 通信装置
41 近距離無線通信部
42 制御部
43 記憶部
50 最大負荷テーブル
60 種目テーブル
70 音楽コンテンツファイル
90 トレーニングエリア

Claims (21)

  1. ID(識別符号)を受信するとトレーニング開始メッセージを生成し、前記トレーニング開始メッセージを送信する第1の携帯端末と、
    前記第1の携帯端末が送信する前記トレーニング開始メッセージを受信する第2の携帯端末と、
    を含むトレーニングシステム。
  2. さらに、トレーニング機材を含み、
    前記IDは、前記トレーニング機材が送信するトレーニング機材IDである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のトレーニングシステム。
  3. 前記トレーニング機材は、前記トレーニング機材IDを記憶する記憶部と、
    前記第1の携帯端末と近距離無線によって通信する第1の近距離無線通信部とを含み、
    前記第1の携帯端末は、前記トレーニング機材と近距離無線によって通信する第2の近距離無線通信部と、
    前記第1の携帯端末の動作制御を行う制御部と、
    前記第2の携帯端末と無線通信を行う第1の無線通信部とを含み、
    前記第2の携帯端末は、前記第1の携帯端末と無線通信を行う第2の無線通信部を含み、
    前記第1の携帯端末の前記制御部は、近距離無線によって前記トレーニング機材から前記トレーニング機材IDを受信すると、ユーザが前記トレーニング機材IDを有する前記トレーニング機材を使用してトレーニングを開始しようとしている旨の前記トレーニング開始メッセージを生成し、無線通信によって前記第2の携帯端末に向けて送信し、
    前記第2の携帯端末は、無線通信によって前記第1の携帯端末からの前記トレーニング開始メッセージを受信すると、前記トレーニング開始メッセージを表示あるいは発声する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のトレーニングシステム。
  4. 前記トレーニング機材の前記記憶部は、さらに、前記トレーニング機材に設定された負荷を負荷コードとして記憶し、
    前記第1の携帯端末は、さらに、トレーニング種目ごとのユーザの筋力に見合った最大負荷を示すテーブルを記憶するテーブル記憶部を含み、
    前記第1の携帯端末の前記制御部は、近距離無線によって前記トレーニング機材から前記トレーニング機材IDと前記負荷コードを受信すると、前記負荷コードと、前記テーブル内の前記トレーニング機材IDに対応するトレーニング種目の最大負荷を比較し、前記負荷コードが前記最大負荷を越えている場合、ユーザが前記トレーニング機材IDを有する前記トレーニング機材を使用してユーザの最大負荷を越えたトレーニングを開始しようとしている旨の第2のトレーニング開始メッセージを生成し、無線通信によって前記第2の携帯端末に向けて送信し、
    前記第2の携帯端末は、無線通信によって前記第1の携帯端末からの前記第2のトレーニング開始メッセージを受信すると、前記第2のトレーニング開始メッセージを表示あるいは発声する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のトレーニングシステム。
  5. さらに、トレーニングエリアを識別するエリアIDを送信する通信装置を含み、
    前記IDは、前記通信装置が送信するエリアIDである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のトレーニングシステム。
  6. 前記通信装置は、前記エリアIDを記憶する記憶部と、
    前記第1の携帯端末と近距離無線によって通信する第1の近距離無線通信部とを含み、
    前記第1の携帯端末は、前記通信装置と近距離無線によって通信する第2の近距離無線通信部と、
    前記第1の携帯端末の動作制御を行う制御部と、
    前記第2の携帯端末と無線通信を行う第1の無線通信部とを含み、
    前記第2の携帯端末は、前記第1の携帯端末と無線通信を行う第2の無線通信部を含み、
    前記第1の携帯端末の前記制御部は、近距離無線によって前記通信装置から前記エリアIDを受信すると、ユーザが前記通信装置が設置された前記トレーニングエリアでトレーニングを開始しようとしている旨の第3のトレーニング開始メッセージを生成し、無線通信によって前記第2の携帯端末に向けて送信し、
    前記第2の携帯端末は、無線通信によって前記第1の携帯端末からの前記第3のトレーニング開始メッセージを受信すると、前記第3のトレーニング開始メッセージを表示あるいは発声する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のトレーニングシステム。
  7. 前記第1の携帯端末は、さらに、エリアIDに対応する音楽ジャンルを示すテーブルを記憶するテーブル記憶部を含み、
    前記第1の携帯端末の前記制御部は、近距離無線によって前記通信装置から前記エリアIDを受信すると、前記テーブルから前記エリアIDに対応する音楽ジャンルを選択し、前記音楽ジャンルに含まれる楽曲を前記第1の携帯端末に接続されるヘッドセットで再生させる、
    ことを特徴とする請求項6に記載のトレーニングシステム。
  8. 第1の携帯端末が、IDを受信してトレーニング開始メッセージを生成し、前記トレーニング開始メッセージを送信し、
    第2の携帯端末が、前記第1の携帯端末が送信する前記トレーニング開始メッセージを受信する、
    ことを特徴とするトレーニング情報伝達方法。
  9. 前記IDは、トレーニング機材が送信するトレーニング機材IDである、
    ことを特徴とする請求項8に記載のトレーニング情報伝達方法。
  10. 前記第1の携帯端末は、前記トレーニング機材から前記トレーニング機材IDを受信すると、ユーザが前記トレーニング機材IDを有する前記トレーニング機材を使用してトレーニングを開始しようとしている旨の前記トレーニング開始メッセージを生成して前記第2の携帯端末に向けて送信し、
    前記第2の携帯端末は、前記第1の携帯端末からの前記トレーニング開始メッセージを受信すると、前記トレーニング開始メッセージを表示あるいは発声する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のトレーニング情報伝達方法。
  11. 前記トレーニング機材は、さらに、前記トレーニング機材に設定された負荷を負荷コードとして記憶し、
    前記第1の携帯端末は、トレーニング種目ごとのユーザの筋力に見合った最大負荷を示すテーブルを記憶し、
    前記第1の携帯端末は、前記トレーニング機材から前記トレーニング機材IDと前記負荷コードを受信すると、前記負荷コードと、前記テーブル内の前記トレーニング機材IDに対応するトレーニング種目の最大負荷を比較し、前記負荷コードが前記最大負荷を越えている場合、ユーザが前記トレーニング機材IDを有する前記トレーニング機材を使用してユーザの最大負荷を越えたトレーニングを開始しようとしている旨の第2のトレーニング開始メッセージを生成して前記第2の携帯端末に向けて送信し、
    前記第2の携帯端末は、前記第1の携帯端末からの前記第2のトレーニング開始メッセージを受信すると、前記第2のトレーニング開始メッセージを表示あるいは発声する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のトレーニング情報伝達方法。
  12. 前記IDは、トレーニングエリアに設置された通信装置が送信するエリアIDである、
    ことを特徴とする請求項8に記載のトレーニング情報伝達方法。
  13. 前記第1の携帯端末は、前記通信装置から前記エリアIDを受信すると、ユーザが前記通信装置が設置された前記トレーニングエリアでトレーニングを開始しようとしている旨の第3のトレーニング開始メッセージを生成して前記第2の携帯端末に向けて送信し、
    前記第2の携帯端末は、前記第1の携帯端末からの前記第3のトレーニング開始メッセージを受信すると、前記第3のトレーニング開始メッセージを表示あるいは発声する、
    ことを特徴とする請求項12に記載のトレーニング情報伝達方法。
  14. 前記第1の携帯端末は、エリアIDに対応する音楽ジャンルを示すテーブルを記憶し、
    前記第1の携帯端末は、前記通信装置から前記エリアIDを受信すると、前記テーブルから前記エリアIDに対応する音楽ジャンルを選択し、前記音楽ジャンルに含まれる楽曲を前記第1の携帯端末に接続されるヘッドセットで再生させる、
    ことを特徴とする請求項13に記載のトレーニング情報伝達方法。
  15. IDを受信してトレーニング開始メッセージを生成し、前記トレーニング開始メッセージを送信する手段を含む、
    ことを特徴とする携帯端末。
  16. 前記IDは、トレーニング機材が送信するトレーニング機材IDである、
    ことを特徴とする請求項15に記載の携帯端末。
  17. 前記携帯端末は、前記トレーニング機材から前記トレーニング機材IDを受信すると、ユーザが前記トレーニング機材IDを有する前記トレーニング機材を使用してトレーニングを開始しようとしている旨の前記トレーニング開始メッセージを生成して送信する、
    ことを特徴とする請求項16に記載の携帯端末。
  18. 前記携帯端末は、トレーニング種目ごとのユーザの筋力に見合った最大負荷を示すテーブルを記憶し、
    前記携帯端末は、前記トレーニング機材から前記トレーニング機材IDと前記トレーニング機材に設定された負荷を示す負荷コードを受信すると、前記負荷コードと、前記テーブル内の前記トレーニング機材IDに対応するトレーニング種目の最大負荷を比較し、前記負荷コードが前記最大負荷を越えている場合、ユーザが前記トレーニング機材IDを有する前記トレーニング機材を使用してユーザの最大負荷を越えたトレーニングを開始しようとしている旨の第2のトレーニング開始メッセージを生成して送信する、
    ことを特徴とする請求項17に記載の携帯端末。
  19. 前記IDは、トレーニングエリアに設置された通信装置が送信するエリアIDである、
    ことを特徴とする請求項15に記載の携帯端末。
  20. 前記携帯端末は、前記通信装置から前記エリアIDを受信すると、ユーザが前記通信装置が設置された前記トレーニングエリアでトレーニングを開始しようとしている旨の第3のトレーニング開始メッセージを生成して送信する、
    ことを特徴とする請求項19に記載の携帯端末。
  21. 前記携帯端末は、エリアIDに対応する音楽ジャンルを示すテーブルを記憶し、
    前記携帯端末は、前記通信装置から前記エリアIDを受信すると、前記テーブルから前記エリアIDに対応する音楽ジャンルを選択し、前記音楽ジャンルに含まれる楽曲を前記携帯端末に接続されるヘッドセットで再生させる、
    ことを特徴とする請求項20に記載の携帯端末。
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