JP2009017513A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置において、高品位な画像を得ると共に、簡易な処理回路で補間演算を高速に行う。
【解決手段】撮像装置は、撮像ユニットと、補間演算処理等を行う画像信号処理装置3とを備える。撮像ユニットは、撮像素子と、一次元光学ローパスフィルタと、カラーフィルタとを有する。一次元光学ローパスフィルタは、光を一方向に分離させるものであり、分離方向と直交する方向(直交方向)の光に対するMTF特性の劣化を抑えることができる。画像信号は、緑RAW画像31a、赤RAW画像31b、青RAW画像31cに分離され、緑RAW画像31aに対して、一次元補間演算処理が行われる。この処理は、分離方向に対してのみ行われるので、直交方向の光学系の特性を損なうことがない。そのため、高品位な画像を得ることができる。また、一方向のみに補間処理を行うため、補間演算を簡易な処理回路で高速に行うことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に簡易な構成で高品位な画像を得る技術に関する。
従来、撮像素子上にR(赤)、G(緑)、B(青)各色のカラーフィルタが形成された撮像装置がある(例えば、特許文献1乃至特許文献7参照)。これらの撮像装置において、撮像素子から得られた画像における各々の画素は、R、G、Bのうちの一色に関する画素値のみを有する。この種の撮像装置において、カラーフィルタのR、G、B各色は、ベイヤー配列であるものが一般的である。従って、緑の画像信号(以下、緑画像という)は、市松模様状に出力される。
しかし、再生画像を得るためには、撮像素子の全画素について、R、G、B各色の画素値が必要である。例えば、緑画像が出力されない画素の緑画像を補間するために、従来から、緑画像が出力されない画素の周辺の画素によって出力される緑画像を用いて補間演算を行うことにより、緑画像を補間する方法が知られている。
上記のような補間演算を行う撮像装置において、二次元の補間フィルタを使用するものがある。二次元の補間フィルタは、被写体からの光を分離する方向(以下、分離方向)、及びこの分離方向と直交する方向(以下、直交方向)に対してフィルタリングを行うので、分離方向、及び直交方向の光に対してMTF特性の劣化が生じる。画像の品位は、変調度や解像度に影響されるため、この種の撮像装置では高品位な画像が得られないという問題ある。また、二次元の補間演算は、演算に時間が掛かるという問題もある。
特開2001−320720号公報 特開2004−112275号公報 特開2002−152761号公報 特開平11−41613号公報 特開2001−231052号公報 特開2005−94120号公報 特許3079839号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、高品位な画像が得られると共に、簡易な処理回路で補間演算を高速に行うことができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、被写体からの光を分離させる光学ローパスフィルタと、各画素に対応してR、G、B各色のカラーフィルタがベイヤー配列され、該光学ローパスフィルタを介して入射した光を受光して光電変換を行い、画像信号を出力する撮像素子とを有する撮像手段と、前記画像信号に対して、各種の画像信号処理を行う画像信号処理手段と、装置各部を制御するための制御手段とを備える撮像装置において、前記光学ローパスフィルタは、光を一方向に分離させ、前記画像信号処理手段は、前記撮像手段から出力された前記画像信号に対して、前記光ローパスフィルタによる光の分離方向と同一方向に補間処理を行うものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、前記画像信号処理手段は、前記撮像手段から出力された前記画像信号のうちの緑画像信号に対して、前記光ローパスフィルタによる光の分離方向と同一方向に補間処理を行うものである。
本発明によれば、光学ローパスフィルタは、光を一方向に分離させ、画像信号処理手段は、撮像手段から出力された画像データに対して、光ローパスフィルタによる光の分離方向と同一方向に補間処理を行う。そのため、光学ローパスフィルタによる分離方向に対する直交方向の光の光学系の特性を損なうことがないので、高品位な画像を得ることができる。また、一方向のみに補間処理を行うため、簡易な処理回路で補間処理を行うことができ、製造コストを抑制することができると共に、補間演算を高速に行うことができる。
以下、本発明の一実施形態に係る撮像装置について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、撮像装置1の内部構成を示すブロック図であり、図2は、撮像ユニット2の内部構成を示すブロック図である。
撮像装置1は、被写体からの光を受光して光電変換を行い、画像信号を出力する撮像ユニット2と、撮像ユニット2から出力された画像信号に対して、輪郭補正処理やホワイトバランス処理等の各種の画像信号処理を行う画像信号処理装置(画像信号処理手段)3と、画像信号処理装置3から出力された画像信号の画像データを格納する記憶装置5とを備える。
また、撮像装置1は、撮像画像や各種のメッセージを表示するための表示装置6と、ユーザによって操作されることにより装置に指示を与える操作装置7と、装置各部を制御するための制御用マイコン(制御手段)4とをさらに備える。
撮像ユニット2は、図2に示すように、CCD(Charge Coupled Device)により構成され、被写体からの光を受光して光電変換を行い、アナログ画像信号を出力する撮像素子24と、被写体からの光の焦点を撮像素子24に合わせるレンズ21と、レンズ21を介して入射された光を分離させる一次元光学ローパスフィルタ22とを有する。なお、撮像素子24は、CCDから構成されているものに限られず、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)から構成されているものであってもよい。
また、撮像ユニット2は、撮像素子24上に形成されたカラーフィルタ23と、撮像素子24から出力されるアナログ画像信号に各種の処理を行い、デジタル画像信号(以下、画像信号という)に変換して出力するアナログフロントエンド装置25とをさらに有する。
一次元光学ローパスフィルタ22は、光を一方向に分離させるものであり、分離させる方向(以下、分離方向)に対してフィルタリングを行うものである。そのため、分離方向と直交する方向(以下、直交方向という)の光に対するMTF特性の劣化を抑えることができる。
カラーフィルタ23は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色がベイヤー配列状に形成されている。
画像信号処理装置3は、撮像ユニット2から出力された画像信号に対して、補間演算処理、輝度・色差信号処理、輪郭補正処理、及びホワイトバランスの調整処理等の処理を行う。
次に、画像信号処理装置3による補間演算処理について、図3を参照して説明する。図3は、撮像ユニット2から出力された画像信号に対して補間演算処理を行う際の流れを示す。
撮像ユニット2から出力された画像信号(画像)は、R、G、B色の各成分により、緑RAW画像31a、赤RAW画像31b、青RAW画像31cとして分離される。そして、緑RAW画像31aに対して、一次元補間演算処理が行われ、緑画像32aが生成される。一次元補間演算処理は、一次元光学ローパスフィルタの分離方向に対してのみ行われる。
赤RAW画像31bに対しては、赤色が欠落している画素の周囲の赤画素値を用いて、例えば、周囲の赤画素値の平均値を算出する等の補間処理を行い、赤画像32bが生成される。
青RAW画像31cに対しては、青色が欠落している画素の周囲の青画素値を用いて、例えば、周囲の青画素値の平均値を算出する等の補間処理を行い、青画像32cが生成される。
そして、緑画像32a、赤画像32b、及び青画像32cを合成し、合成した画像に対してホワイトバランス等の画像処理を行い、画像データを出力する。
次に、緑画像の一次元補間演算処理について、図4を参照して説明する。図4(a)は、補間演算処理前の緑RAW画像を示し、図4(b)は補間演算処理後の緑画像を示す。ここでは、白抜き矢印方向を分離方向とし、この方向に対して一次元補間演算処理を行うものとする。
緑RAW画像は、図4(a)に示すように、撮像された緑画素G1〜G8が市松模様状に配列され、それ以外は空白画素B1〜B8である。補間演算は、分離方向に[1,1]の一次元補間フィルタを用いて行う。この場合、空白画素B1は、緑画素G2と同じ緑画素となる(図4(b)参照)。なお、補間演算は、[1/2,1,1/2]等の一次元補間フィルタを用いてもよい。
次に、MTF特性について、図5を参照して説明する。図5(a)(b)(c)は、横軸が周波数を示し、縦軸がMTF値を示す。図5(a)は、一次元光学ローパスフィルタ22を含む光学系のMTF特性を示すグラフである。A1は、直交方向のMTF値を示し、B1は、分離方向のMTF値を示す。B1は、ナイキスト周波数付近でMTF値がほぼゼロになる。
図5(b)は、一次元補間フィルタのローパス特性である。A2は、直交方向のMTF値を示し、B2は、分離方向のMTF値を示す。ここでは、一次元補間フィルタとして、[1,1]を用いる。B2は、ナイキスト周波数付近でMTF値がほぼゼロになる。
図5(c)は、緑画像に対して、図5(a)に示す光学系と、図5(b)に示す一次元補間フィルタとを用いた場合のMTF値のグラフを示す。A3は、直交方向のMTF値を示し、B3は、分離方向のMTF値を示す。
図5(c)に示すように、一次元光学ローパスフィルタ22と、一次元補間フィルタとを用いた場合、直交方向にMTF特性の劣化が生じない。また、緑画像のナイキスト周波数付近でMTF値がほぼゼロになるため、撮像素子24の画素間における偽色の発生を抑制することができる。
上述したように、本実施形態に係る撮像装置1によれば、一次元光学ローパスフィルタ22は、光を一方向に分離させ、画像信号処理装置3は、緑画像に対して、一次元補間フィルタを用いて分離方向に補間演算処理を行う。そのため、直交方向の緑画像の光学系の特性を損なうことがない。画像は、緑画像の変調度、解像度に影響されるので、上述したように、緑画像が高解像度である場合、高品位な画像を得ることができる。
また、一方向のみに補間処理を行うため、簡易な処理回路で補間処理を行うことができ、製造コストを抑制することができると共に、補間演算を高速に行うことができる。また、上述したように、一次元光学ローパスフィルタ22、及び一次元補間フィルタを用いることにより、緑画像のナイキスト周波数付近のMTF値がほぼゼロになるので、偽色の発生を抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る撮像装置の概略の構成図。 上記撮像装置の撮像ユニットの内部構成を示すブロック図。 上記撮像装置の画像信号処理装置の内部構成を示すブロック図。 (a)は、上記画像信号処理装置により補間処理前の緑画像信号の状態を示し、(b)は、上記画像信号処理装置により補間処理後の緑画像信号の状態を示す。 (a)は一次元光学ローパスフィルタを含む光学系MTF特性を示し、(b)は1次元補間フィルタのMTF特性を示し、(c)は、補間後の緑画像信号の周波数特性を示す。
符号の説明
1 撮像装置
2 撮像ユニット(撮像手段)
3 画像信号処理装置(画像信号処理手段)
4 制御用マイコン(制御手段)
22 一次元光学ローパスフィルタ(光学ローパスフィルタ)
23 カラーフィルタ
24 撮像素子

Claims (2)

  1. 被写体からの光を分離させる光学ローパスフィルタと、各画素に対応してR、G、B各色のカラーフィルタがベイヤー配列され、該光学ローパスフィルタを介して入射した光を受光して光電変換を行い、画像信号を出力する撮像素子とを有する撮像手段と、
    前記画像信号に対して、各種の画像信号処理を行う画像信号処理手段と、
    装置各部を制御するための制御手段とを備える撮像装置において、
    前記光学ローパスフィルタは、光を一方向に分離させ、
    前記画像信号処理手段は、前記撮像手段から出力された前記画像信号に対して、前記光ローパスフィルタによる光の分離方向と同一方向に補間処理を行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像信号処理手段は、前記撮像手段から出力された前記画像信号のうちの緑画像信号に対して、前記光ローパスフィルタによる光の分離方向と同一方向に補間処理を行うことを特徴とする撮像装置。
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