JP2009015884A - 情報記録媒体、情報記録装置及び情報記録方法 - Google Patents

情報記録媒体、情報記録装置及び情報記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フォーマット動作を中止した時点までにフォーマットされている領域を利用することができる情報記録媒体と、それ用いた情報記録方法及び情報記録装置。
【解決手段】フォーマット動作の開始前に、記録マネージメントデータ(RMD)と物理フォーマット情報(PFI)にフォーマット動作が進行中であることを示す情報と実行するフォーマットの種類と情報記録媒体がフォーマットされた範囲を示す情報を設定し、フォーマット動作終了後に記録マネージメントデータ(RMD)と物理フォーマット情報(PFI)にフォーマット動作が完了したことを示す情報と情報記録媒体の記録状態を設定し、フォーマット動作中に中止指示を受信すると、記録マネージメントデータ(RMD)にフォーマット動作が中止されたことを示す情報を設定してから動作を中止する。
【選択図】 図27

Description

本発明は記録可能な情報記録媒体、及びその情報記録媒体を用いた情報記録装置、情報記録方法に関する。
映像信号等の大量な情報を記録できる記録媒体として、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)が普及している。これにより、2時間程度の映画をDVDに記録し、再生装置により情報を再生することにより家庭で自由に映画を見ることができるようになった。記録型のDVDは追記や書き換えが可能であり、複数の番組を一枚のディスクに記録することも可能になっている。記録型の記録媒体においては、ユーザデータの記録状態を管理するために記録マネジメントデータを保持する必要があり、データ領域の内周側等に記録マネジメントデータを記録するための記録可能管理領域がそれぞれ設けられている。
また、記録型の記録媒体においては、記録領域全体、あるいは指定された一部分に対して予め所定のデータを記録するフォーマットを行う必要がある。しかし、フォーマットする領域が大きい場合、その処理には時間が係る。例えば、HD DVD−RWの2層ディスクの場合、ディスク全面をフォーマットする所要時間は約2時間である。光ディスク装置を制御している、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等のホスト装置が何からの理由でフォーマット動作を中止させるためには、フォーマット動作の終了まで待つか、強制終了することになる。強制終了した場合は、その後、最初から再フォーマットしなければならない。
例えば、特許文献1では情報記録媒体に対するバックグラウンドフォーマット処理の際に情報記録媒体上に記録する記録状態の情報を適切なタイミングで更新することが記載されている。しかし、バックグラウンドでフォーマットする場合は、ホスト装置は光ディスク装置がフォーマット動作をしていることを認識しない。そのため、ホスト装置は光ディスク装置がフォーマット動作中に電源をオフすることもある。このような場合、フォーマット状態を示すデータが記録マネジメントデータに正しく反映されないため、フォーマット動作が全く行われていないと認識されてしまうため、再フォーマットが必要となる。
特開2003−45117号公報(段落0008)。
このように従来の記録型の情報記録媒体にはフォーマット動作を中止し、中止した時点までにフォーマットされている領域を利用することが出来なかった。
本発明の目的は、フォーマット動作を中止し、中止した時点までにフォーマットされている領域を利用することが出来る記録型の情報記録媒体、およびその媒体を用いる情報記録装置、情報記録方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、記録可能なデータ領域と、該データ領域の内周側に設けられた記録可能な管理領域とを具備する情報記録媒体において、
前記管理領域は記録マネジメントデータ複製領域と、該複製領域の外周側に設けられた記録マネジメント領域と、該マネジメント領域の外周側に設けられた物理フォーマット情報領域とを具備し、
前記記録マネジメント領域はデータ領域の記録状態を表す記録マネジメントデータを記録状態が変化する毎に記録し、
前記記録マネジメントデータ複製領域は所定のタイミングで最新の記録マネジメントデータの複製を記録し、
前記物理フォーマット情報領域はデータ領域の記録状態に関する物理フォーマット情報を記録し、
前記記録マネジメントデータは情報記録媒体がエンプティ状態、フォーマット動作が進行中、ファイナライズ状態、シーケンシャルフォーマッティングモードのインターミディエイト状態、フラグメントレコーディングモードのインターミディエイト状態、フルファイナライズ状態のいずれであるかを示す情報と、処理中もしくは処理後のフォーマット動作の種類に関する情報と、データ領域の中でフォーマットされた領域もしくはユーザデータが記録された領域の開始位置と終了位置を示すフォーマット領域管理情報とを記録する。
本発明の他の態様によれば、上記した情報記録媒体に情報を記録する情報記録方法において、
前記記録マネージメントデータと前記物理フォーマット情報にフォーマット動作が進行中であることを示す情報と実行するフォーマットの種類と情報記録媒体がフォーマットされた範囲を示す情報を設定してからフォーマット動作を行い、
フォーマット動作終了後に、前記記録マネージメントデータと前記物理フォーマット情報にフォーマット動作が完了したことを示す情報と情報記録媒体の記録状態を設定し、
フォーマット動作中にフォーマット動作中止指示を受信すると、前記記録マネージメントデータにフォーマット動作が中止されたことを示す情報を設定してからフォーマット動作を中止するものである。
本発明の他の態様によれば、上記した情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置において、
前記記録マネージメントデータと前記物理フォーマット情報にフォーマット動作が進行中であることを示す情報と実行するフォーマットの種類と情報記録媒体がフォーマットされた範囲を示す情報を設定する第1設定手段と、
前記第1設定手段の設定後にフォーマット動作を行うフォーマット手段と、
前記フォーマット動作手段によるフォーマット動作の終了後に、前記記録マネージメントデータと前記物理フォーマット情報にフォーマット動作が完了したことを示す情報と情報記録媒体の記録状態を設定する第2設定手段と、
前記フォーマット動作手段によるフォーマット動作中にフォーマット動作中止指示を受信すると、前記記録マネージメントデータにフォーマット動作が中止されたことを示す情報を設定してからフォーマット動作を中止する制御手段と、
を具備するものである。
以上説明したように本発明によれば、フォーマット動作の開始前に、記録マネージメントデータと物理フォーマット情報にフォーマット動作が進行中であることを示す情報と実行するフォーマットの種類と情報記録媒体がフォーマットされた範囲を示す情報を設定してからフォーマット動作を行い、フォーマット動作終了後に記録マネージメントデータと物理フォーマット情報にフォーマット動作が完了したことを示す情報と情報記録媒体の記録状態を設定し、フォーマット動作中にフォーマット動作中止指示を受信すると、記録マネージメントデータにフォーマット動作が中止されたことを示す情報を設定してからフォーマット動作を中止することにより、フォーマット動作を中止した時点までにフォーマットされている領域を利用することができる。
以下、図面を参照して本発明による情報記録媒体、情報記録装置及び情報記録方法の実施の形態を説明する。
<光ディスク装置>
図1に本発明の実施形態の一つである光ディスク装置12のブロック図を示す。光ディスク装置12は光学ヘッド(ピックアップヘッド:PUH)/アクチュエータ21から出射されるレーザ光を光ディスク11の情報記録層に集光することにより情報の記録再生を行っている。光ディスク11から反射した光はPUH/アクチュエータ21の光学系を再び通過し、フォトディテクター(PD)22で電気信号として検出される。検出された電気信号はプリアンプ23で増幅され、サーボ回路24、RF信号処理回路27、アドレス信号処理回路28に出力される。サーボ回路24ではフォーカスサーボ、トラッキングサーボ、チルトサーボ等の各種サーボ信号が生成され、各サーボ信号がそれぞれ、PUH/アクチュエータ(フォーカスアクチュエータ、トラッキングアクチュエータ、チルトアクチュエータ)21に出力される。
RF信号処理回路27、アドレス信号処理回路28における記録されたデータの読み取りやアドレス信号等の復調の方法としてはスライス方式やPRML(Partial Response Maximum Likelihood)方式がある。光ディスク装置12は記録再生の対象となる光ディスク11とPUH/アクチュエータ21によって形成される集光ビームスポットのサイズとによって最適な復調方式を選択する。スライス方式には再生信号に線形な波形等化を行った後に信号を2値化する方法や、再生信号の低域の高振幅成分を一定の値に制限するリミットイコライザと呼ばれる非線形等化器によって等化した後に信号を2値化する方法などがある。PRML方式に関しても、再生信号の周波数特性に対応して最適なPRクラス、例えばPR(1,2,2,21)や、PR(1,2,1)、PR(1,2,2,1)、PR(3,4,4,3)等が選択される。アドレス信号処理回路28では検出された信号を処理することにより光ディスク11上の記録位置を示す物理アドレス情報を読み出し、コントローラ29に出力する。コントローラ29はこのアドレス情報を元に所望の位置のユーザデータ等のデータを読み出したり、所望の位置にデータを記録したりする記録制御機能を有している。記録の際、データは記録信号処理回路26で光ディスク記録に適した記録波形制御信号に変調される。この信号を元にLD駆動回路(LDD)25はPUH/アクチュエータ21内のレーザダイオード(LD)を発光させ、光ディスク11に情報を記録する。
本実施形態ではLDの波長は405±15nmである。PUH/アクチュエータ21内で上記波長の光を光ディスク11上に集光させるために用いられる対物レンズのNA値は0.65である。対物レンズに入射する直前の入射光の強度分布として、中心強度を1とした時の対物レンズ周辺(開口部境界位置)での相対的な強度をRIM Intensityと呼ぶ。HD DVDフォーマットにおけるRIM Intensityの値は55〜70%になるように設定してある。この時の光学ヘッド22内での波面収差量は使用波長λに対して最大0.33λ(0.33λ以下)になるように光学設計されている。
コントローラ29は光ディスク11に対して管理情報(マネジメントデータ)を記録したり、管理情報の内容を変更したりする機能や、光ディスク11に設けられたさまざまな領域に適切な情報を記録し、光ディスク11をフォーマットするフォーマット処理機能を有している。コントローラ29はPC等のホスト装置10に接続され、ホスト装置10からの種々の指示に従い動作する。種々の指示の中には、フォーマット処理開始コマンドやフォーマット処理中止コマンドが含まれる。このように本実施形態の光ディスク装置12は後述の管理情報の交代処理やフォーマット処理の手順を実現する機能を有している。
さらにコントローラ29は再生した管理情報、索引情報の処理機能を有しており、管理情報や索引情報に保存されたシリアル番号やディフェクト情報から最新の管理情報を決定することが可能である。フォーマット処理に関する情報からフォーマット処理の状態、完了しているか否か、中止されたか否か等を判定することができる。
<光ディスク>
次に、本発明の実施形態に係る情報記録装置が扱う光ディスク11について詳細に説明する。本発明は一層のディスクでも多層のディスクでも適用可能であり、一例として図2に多層の光ディスク11の模式図を示す。光ディスク11は図2に示すように中心にチャッキング用のクランプ孔31が設けられており、1以上の情報記録層(以下レイヤーと称する)を有している。光の入射面に最も近い側から順にレイヤー0(L0)、レイヤー1(L1)、…とする。2層の場合は、最も遠い側にレイヤー1(L1)が配置される。図示しないが、さらにレイヤーが増えた場合には、レイヤー1の奥側の層をレイヤー2、レイヤー3、…とする。レイヤーが一つの光ディスクは単層光ディスク、二つの光ディスクは2層光ディスクと呼ぶ。それぞれのレイヤーのレイアウトは若干異なっている。記録型の記録媒体である本発明のディスク11には、記録マークを一箇所に一回だけ可能な追記型と、記録マークの上書きや消去が可能な書き換え型の2種類がある。
<光ディスクのフォーマット>
図3に本実施形態の光ディスク11のエンボス領域と記録可能領域の物理仕様を示す。記録可能領域には記録可能管理領域、データ領域が含まれる。ここでは、物理仕様としての基準データ転送速度、光入射側ディスク基板厚さ、トラックピッチ、最短マーク長、回転制御方式、記録符号化方式がエンボス領域、記録可能領域についてそれぞれ記載されている。本実施形態の光ディスクでは、エンボス領域のトラックピッチと最短マーク長が記録可能領域のそれよりも大きくなっている。
回転制御方式のCLVとはConstant liner velocityの略で、線方向の速度を一定に保った回転制御方法を意味している。ETM(Eight to Twelve modulation)とは変調方式の一つで、8ビットの情報ビットを冗長性を持たせた12ビットのチャネルビットに変換して信号を記録する方式である。この冗長性を持たせたことにより、直接情報ビットを光ディスク11に記録する場合に比べて情報の記録再生の信頼度が飛躍的に向上している。
<情報エリアのレイアウト>
図4(a)に2層光ディスクの各レイヤーのレイアウトを示す。レイヤー0及びレイヤー1はほぼ同じ構成で領域が分割されている。ただし、BCA(Burst cutting area)領域に関しては、レイヤー0もしくはレイヤー1のいずれか(ここでは、レイヤー1)のみに配置される。これは、BCA領域からの情報の読み出しを安定化するためである。BCA領域の信号の記録に用いられるBCAマークは層間のクロストークが大きいため、BCA領域を2つのレイヤーに用いると、相互の信号の干渉が発生し、情報の読みだしが困難になる。
レイヤー1の領域の構成は内周側からBCA領域、エンボス管理領域、内周側記録可能管理領域、データ領域、外周側記録可能管理領域に区分されている。レイヤー0の領域の構成は内周側からエンボス管理領域、内周側記録可能管理領域、データ領域、外周側記録可能管理領域に区分されている。レイヤー0のエンボス管理領域と内周側記録可能管理領域はリードイン領域とも呼ばれ、レイヤー0及びレイヤー1の外周側記録可能管理領域はミドル領域とも呼ばれ、レイヤー1のエンボス管理領域と内周側記録可能管理領域はリードアウト領域とも呼ばれる。
BCA領域には、基板の溝や、反射膜の剥離、記録媒体の変化によってBCAマークがあらかじめ記録されている。BCAマークは光ディスク11の円周方向に変調されており、半径方向には同一の情報が並ぶ櫛型のマークである。BCAマークはRZ変調方法により変調されて記録される。パルス幅が狭い(=反射率の低い)パルスは変調されたBCAコードのチャネルクロック幅の半分よりも狭い必要が有る。BCAマークは半径方向に同一の形状を持っているためトラッキングをかける必要がなく、フォーカスをかけただけで情報の再生が可能となる。
エンボス管理領域にはエンボスピットの形で情報が記録されている。この情報はディスクの識別情報やデータ領域の容量といった光ディスク11の管理情報を含む。この領域のエンボスピットの最短マーク長はデータ領域の倍の値になっている。この結果、通常のデータ領域はPRML方式を用いて再生されるが、エンボス管理領域においてはスライス方式を用いても情報の復調が可能となるに加えて情報の読み取りの信頼性が高くなるという特徴がある。エンボス管理領域にはディスクの情報読み出しの基本となる管理情報や、コピー権マネジメントの情報等が記録されるため、エンボス管理領域の読み取り信頼性を高めることは重要である。
次に、記録可能管理領域にはデータ領域と同じように案内溝であるグルーブが形成されている。この領域にはデータ領域と同じ密度で信号の記録の記録を行う。この領域には試し書き領域やデータ領域の記録状態を把握するための記録マネジメント領域、DPDトラッキング用のトラッキングオーバーラン領域、層間のクロストーク量を一定に保つためのガードトラック領域等が配置される。
データ領域には映像データやユーザデータといったデータ等が記録される。
図4(b)には単層光ディスクのレイアウトを示す。単層のレイアウトは2層ディスクのレイヤー1のレイアウトと同じである。ただし、エンボス管理領域と内周側記録可能管理領域がリードイン領域と呼ばれ、外周側記録可能管理領域がリードアウト領域と呼ばれ、ミドル領域は存在しない。
<詳細レイアウト>
図5に本発明の実施形態の一つである2層光ディスクの記録可能領域の詳細なレイアウトの一例を示す。レイヤー0の内周側記録可能管理領域(以下、リードイン領域と称する)には内側から順に第1ブランク領域Z1、第1ガードトラック領域Z2、第1ドライブテスト領域Z3、第1ディスクテスト領域Z4、第2ブランク領域Z5、記録マネジメントデータ複製領域Z6、記録マネジメント領域Z7、R物理フォーマット情報領域Z8、リファレンスコード領域Z9が設定されている。
レイヤー1の内周側記録可能管理領域(以下、リードアウト領域と称する)には内側から順に第5ブランク領域Z23、第4ディスクテスト領域Z22、第4ドライブテスト領域Z21、第4ガードトラック領域Z20が配置されている。
ブランク領域は境界を分離する、あるいは記録領域の層間のクロストーク量を一定にする目的で配置されており、データを全く記録しない領域である。この記録領域の層間のクロストーク量を一定にする領域(ブランク領域)をクリアランスとも呼ぶ。ガードトラック領域は、DPDトラッキングのオーバーラン対策や層間クロストーク対策の為にダミーデータが記録される領域である。ドライブテスト領域やディスクテスト領域は、光ディスク11に管理情報やユーザデータを記録する前に、記録波形を最適化するための試し書きをする領域である。記録マネジメント領域及び記録マネジメントデータ複製領域は、データ領域に記録中のデータの状態を管理するためのマネジメント情報が記録される領域である。
レイヤー0の第1ガードトラック領域Z2、第1ドライブテスト領域Z3はエンボス管理領域のクロストークを避けるため、エンボス管理領域からクリアランス(第1ブランク領域Z1)の分だけ離れた位置に配置されている。そして、レイヤー0の第1ドライブテスト領域Z3,第1ディスクテスト領域Z4と記録マネジメントデータ複製領域Z6,記録マネジメント領域Z7とは狭い第2ブランク領域Z5を挟んで近接して配置されており、これらの領域はレイヤー1の第4ガードトラック領域Z20と重なるように設けられている。そして、レイヤー1の第4ガードトラック領域Z20は、レイヤー0の第1ドライブテスト領域Z3,第1ディスクテスト領域Z4の幅と記録マネジメントデータ複製領域Z6,記録マネジメント領域Z7の幅の合計に対して、両側のクリアランスの分だけ広い幅となっている。一方、レイヤー1の第4ドライブテスト領域Z21,第4ディスクテスト領域Z22は、レイヤー0の第1ガードトラック領域Z2と重なるように設けられており、両側のクリアランスの分だけレイヤー0の第1ガードトラック領域Z2より幅が狭くなっている。
光ディスク装置12は第1ガードトラック領域Z2に対してはユーザデータの記録とは関係なく均一にダミーデータの記録をしたり、未記録のまま保持したりしておく。このように本実施形態に係る光ディスク装置12では、第4ドライブテスト領域Z21,第4ディスクテスト領域Z22と重なる反対の層の状態、記録マネジメント領域Z6,記録マネジメントデータ複製領域Z7と重なる反対の層の状態が常に記録状態か未記録状態かの一定の状態とすることで、安定した試し書きや、マネジメント情報の記録が可能になるという特徴がある。
次に、レイヤー0の外周側記録可能管理領域(以下、ミドル領域と称する)には内側から順に第2ガードトラック領域Z11、第2ドライブテスト領域Z12、第2ディスクテスト領域Z13、第3ブランク領域Z14が配置される。同様に、レイヤー1の外周側記録可能管理領域(以下、ミドル領域と称する)には内側から順に第3ガードトラック領域Z18、第3ドライブテスト領域Z17、第3ディスクテスト領域Z16、第4ブランク領域Z15が配置される。
リードイン領域、リードアウト領域と同様に、レイヤー0の第3ドライブテスト領域Z17,第3ディスクテスト領域Z16と重なる反対側のレイヤー1には第2ガードトラック領域Z11が配置されており、第2ガードトラック領域Z11の幅は第3ドライブテスト領域Z17,第3ディスクテスト領域Z16の幅の両側にクリアランスの幅を設けた幅よりも広くなっている。
レイヤー0のリードイン領域とミドル領域の間はデータ領域Z10であり、レイヤー1のリードアウト領域とミドル領域の間はデータ領域Z19である。
図6に本発明の実施形態の一つである単層光ディスクの記録可能領域の詳細なレイアウトの一例を示す。内周側記録可能管理領域(リードイン領域)には内側から順に第1ガードトラック領域Y1、第1ドライブテスト領域Y2、第1ディスクテスト領域Y3、第2ガードトラック領域Y4、記録マネジメントデータ複製領域Y5、記録マネジメント領域Y6、R物理フォーマット情報領域Y7、リファレンスコード領域Y8が設定されている。外周側記録可能管理領域(リードアウト領域)には内側から順に第3ガードトラック領域Y10、第2ドライブテスト領域Y11、第2ディスクテスト領域Y12、第4ガードトラック領域Y13が配置される。
リードイン領域とリードアウト領域の間はデータ領域Y9である。
<記録可能管理領域の構成>
図5に示した2層光ディスクのリードイン領域内の記録マネジメントデータ複製領域Z6、記録マネジメント領域Z7、及びR物理フォーマット情報領域Z8、あるいは図6に示した1層光ディスクのリードイン領域内の記録マネジメントデータ複製領域Y5、記録マネジメント領域Y6、及びR物理フォーマット情報領域Y7の詳細な構成を図7に示す。記録マネジメントデータ複製領域Z6の最初のブロックにはリードイン記録マネジメントデータ(RDZリードイン)が記録される。次の7ブロックには記録マネジメントデータ(RMD)の複製を記録する領域が割り当てられている。1つのRMDは32の物理セクタで構成された1つのPSブロックに保存される。各物理セクタには物理セクタ番号(PSN)というアドレスが設定されている。記録マネジメント領域Z7にはこのRMDが順次記録される。RDZリードインは光ディスク装置12が記録マネジメント領域Z7に最初にデータを記録する際に記録する情報である。RDZリードインの中には図8に示すように、記録を行う光ディスク装置12の製造会社の識別番号である記録再生装置製造会社識別番号(バイト位置BP0〜BP31)や、その装置のシリアル番号(BP40〜BP55)、モデル番号(BP64〜BP79)、ディスク固有番号(BP88〜BP105)、ファームウエアバージョン番号(BP112〜BP127)が記録される。ディスク固有番号にはディスク識別用にディスク毎に固有な番号を光ディスク装置12が記録する。
記録マネジメントデータ複製領域Z6には、記録マネジメント領域Z7が拡張された場合やファイナライズされた場合、ディスクが光ディスク装置12から取り出された場合などに、記録マネジメント領域Z7に記録した最新のRMDの複製を記録しておく。本実施形態では、記録マネジメントデータ複製領域Z6には、#0から#6番までの7つのRMDの複製を保存しておくことが可能である。
記録マネジメント領域Z7には、データ領域の記録状態を表す記録マネジメントデータ(RMD)を1PSブロックもしくは数PSブロックを1セットにして、データの内容が変化する毎に逐次記録していく。追記型ディスクでは情報の上書きができないため、記録マネジメントデータの重要な内容が更新されるたびに、次の未使用ブロックに次々に情報が追記されていく。従って、最も外周にある情報が最新の記録マネジメントデータということになる。一方、書き換え型のディスクでは追記型と同様に、記録マネジメントデータの重要な内容が更新される毎に次の未使用ブロックに次々に情報を追記していくが、記録マネジメント領域の最後まで記録が到達した場合には、再び最内周側から記録を開始する。本実施形態では4つのRMDを一つのセットであるRMD setとして管理する。記録マネジメント領域Z7には#0から#97までの98個のRMD setを記録することが可能である。RMD set内のRMDはそれぞれ、後述のRMD set番号とRMDオーダー番号を除いて等しい値となっており、セット内のいくつかのRMDに読み取りエラーが発生しても、残りのRMDから管理情報の読み出しが可能となっている。RMD setは#0から順に、内容が更新されるたびに、#1、#2と使用され、書き換え型の場合には#97の次には、#0が再び使用される
このように、本実施形態の光ディスクでは、RMD setが管理情報として機能し、記録マネジメントデータ複製領域Z6に複製されるRMD setの一部であるRMDは索引情報として機能する。RMD setは光ディスクの記録状態が変更された場合や、ディフェクトが発生し交代処理が行われた場合に記録される位置が変化していく。従って、記録マネジメント領域Z7には最大97回の履歴情報が残ると言う特徴がある。一方、98個のRMD setから最新の情報を検索するためには時間を必要とするが、本実施形態の光ディスクでは記録マネジメントデータ複製領域Z6にRMD(複製)が記録されているため、最大7個のRMDを再生するだけで最新のRMD setの位置が判明し、最新の情報を検索するための時間が短縮できると言う特徴がある。
R物理フォーマット情報領域Z8には#0から#6までの7個の物理フォーマット情報(PFI)を保存することが出来る。この7個の物理フォーマット情報の内容はすべて同じ内容である。物理フォーマット情報は光ディスク装置12がディスクに情報を記録する過程で記録可能管理領域の一部であるR物理フォーマット情報領域Z8に記録する情報である。データエリア構造情報及びボーダーゾーンの開始物理セクタ番号を除く情報はエンボス管理領域にあらかじめ保存されたフォーマット情報からコピーされる。残りの情報はデータ領域の記録状態に関する情報であり、ユーザデータが物理アドレスの何番地から記録されており何番地で終了するかが記録されている。終了番地が00hで埋められている場合には、そのディスクが再生専用機で再生可能な状態であるファイナライズ状態となっていないことを示している。一般的な再生専用機は記録マークを利用したDPDという方式のトラッキング制御を行っているため、記録型ディスクの未記録領域にはアクセスできず、連続した記録マークにのみアクセス可能である。従って、記録領域の端の部分である記録マネジメント領域のアクセスは保証できず、この物理フォーマット情報は再生可能な最内周の領域となる。ファイナライズ状態とは物理フォーマット情報に記録されたユーザデータが終了する番地までデータが連続して記録されており、さらにその次に連続して外周側のオーバーラン領域が記録されている状態を意味している。この状態であれば、DPDトラッキング方式を採用している再生専用機であっても、物理フォーマット情報から最後のユーザ情報までを再生することが可能となる。
図9(a)にR物理フォーマット情報領域Z8に保存される物理フォーマット情報(PFI)の構成を示す。PFIは2048バイトで構成されている。
ブックタイプ(BP0)は光ディスクのフォーマット及び再生専用、追記型、書き換え型等を示す識別子である。パートバージョン(BP0)はそのフォーマットのバージョン管理情報である。
ディスクサイズ(BP1)にはそのディスクの直径を示す情報が記録される。例えば12cmのディスクであれば0000b、8cmのディスクであれば0001bが記録される。最大転送レート(BP1)にはディスクに記録されたデータを正常に再生するのに必要となる最大の転送レートが必要に応じて記録される。
ディスク構造(BP2)にはそのフォーマットのレイヤーの数、各レイヤーでトラックが内周側から外周側に向かっているか、あるいは内周側に向かっているかの極性を示す情報、そのレイヤーが再生専用、追記型、あるいは書き換え型であるかといった情報が記録される。
記録密度(BP3)にはディスク接線方向の密度とトラックピッチを表す情報が記録される。
データエリア構造(BP4〜BP15)には図9(b)に示されるようにデータ領域に形成されたRZoneの範囲(開始PSN、終了PSN、レイヤー0のRZoneの最終PSN)が記録される。
BCA識別子(BP16)にはBCAがあるか無いかを示す情報を記録する。
記録可能速度識別情報(BP17〜BP26)にはそのディスクに対して記録が可能な記録速度を表す情報が記録される。
拡張パートバージョン(BP27)にはパートバージョンの拡張情報を記録する。
最大再生スピード(BP32)にはディスクに記録されたデータを正常に再生するのに必要となる最大の線速度が記録される。
レイヤー情報(BP33)にはレイヤー0及びレイヤー1に配置されたディスクの種類が記録される。
マーク極性情報(BP128)には記録マークの反射率が未記録部に対して高いか低いかを示す情報が記録されている。ここが00000000bであれば記録マークの反射率は未記録部より高く、ここが10000000bであれば記録マークの反射率が未記録部よりも低いことを示す。
標準速度情報(BP129)には標準の記録速度が記録される。例えば本実施形態の光ディスク11では6.6m/sとなる。
リム強度情報(BP130)には後述の記録波形情報を決定した際のPUHのリム強度の値を記録する。
再生パワー情報(BP132)にはデータ領域を再生する場合に必要な再生パワーの値を指定する。
実効記録スピード情報(BP133〜BP148)にはそのディスクが対応可能な記録スピードの実際の値がすべて記録されている。
データ領域反射率L0(BP149)にはレイヤー0のデータ領域にデータを記録した後の反射率が示されている。マーク極性情報が00000000bであればマーク部の反射率が、10000000bであれば非マーク(スペース)部の反射率が記録される。
プッシュプル信号振幅情報L0(BP150)にはレイヤー0のプッシュプル信号を和信号で正規化した値と記録再生を行うトラックを示すトラック情報とが記録される。トラック情報が0bである場合は信号の記録再生はグルーブで実施することになり、1bである場合にはランドで実施することになる。
オントラック信号情報L0(BP151)はレイヤー0のデータ領域の未記録部の和信号レベルをエンボス管理領域の最大反射レベルで規格化した値が記録される。
データ領域反射率情報L1(BP152)、プッシュプル信号振幅情報L1(BP153)、オントラック信号情報L1(BP154)までのバイトにはレイヤー1の情報がそれぞれ記録される。
記録波形情報L0(BP512〜BP539)及びL1(BP540〜BP567)にはディスク製造メーカが推奨するレイヤー0及びレイヤー1の最適な記録波形情報がそれぞれ記録される。これらは記録波形のピークパワーの値やボトムパワーの値、先頭、中間、最終パルスの開始終了位置などの値である。これらの情報は基本的にデータエリア構造を除いてエンボス管理領域に記録されている情報と同一の情報となっている。
データエリア構造(BP4〜BP15)はデータ領域に形成されたRZoneの範囲によって値が変化する。RZoneはデータ領域の先頭から形成されるため、図9(b)に示すように、BP5〜BP7にはデータ領域の開始物理セクタ番号(PSN)が保存され、BP9〜BP10にはRZoneの最終の物理セクタ番号(PSN)が保存される。BP13〜BP15には光ディスクが2層の記録層を有するディスクである場合にはL0のRZoneの最終の物理セクタ番号(PSN)が保存される。単層の場合には0データが保存される。
<記録マネジメントデータの内容>
図10に記録マネジメントデータ(RMD)の構成を示す。記録マネジメントデータは32セクタで構成されており、はじめのセクタであるセクタ0は予備とされ、通常すべて0のデータが保存されている。セクタ1からセクタ31に順にフィールド0からフィールド30が割り当てられている。
RMDのフィールド0にはディスクの状態やRMD自身の位置を示す情報などのディスク共通情報が保存される。図11(a)に二層ディスクのRMDのフィールド0の内容(ディスク共通情報)の例を示す。
RMD記録形式識別子(BP0〜BP1)にはRMDのデータの記録形式を示す情報が記録される。HD DVD−Rには0001hが、HD DVD−RWには0002hが記録される。
ディスク状態情報(BP2)には次に述べるような定義でディスクの状態を示す値が記録される。
00hはディスクがエンプティ(空)状態であることを示す。
08hはディスクが記録モードU中であることを示す。
11hはシーケンシャルフォーマッティングモードのフォーマット動作が進行中であることを示す。
12hはディスクがシーケンシャルフォーマッティングモードのファイナライズ状態であることを示す。
13hはディスクがシーケンシャルフォーマッティングモードのインターミディエイト状態であることを示す。
21hはフラグメントレコーディングモードのフォーマット動作が進行中であることを示す。
22hはディスクがフルファイナライズ状態であることを示す。
23hはディスクがフラグメントレコーディングモードのインターミディエイト状態であることを示す。
92hはディスクがシーケンシャルフォーマッティングモードのファイナライズ状態と、書き込み禁止状態であることを示す。
93hはディスクがシーケンシャルフォーマッティングモードのインターミディエイト状態と、書込み禁止状態であることを示す。
A2hはディスクがフルファイナライズ状態と書き込み禁止状態であることを示す。
A3hはディスクがフラグメントレコーディングモードのインターミディエイト状態と、書込み禁止状態であることを示す。
他はリザーブされている。
ユニークディスクID(BP4〜BP21)には図8と同様な内容が記録される。
データエリア構造(BP22〜BP33)には光ディスクのユーザデータ記録可能領域、即ちデータ領域の開始PSNや終了PSNを記録する。
更新データエリア構造(BP34〜BP45)には後述のミドル領域拡張フォーマットを実行した際などに光ディスク11の記録可能領域が変化した場合、その範囲を記録する。図11(b)に更新データエリア構造(BP34〜BP45)の詳細な内容を示す。更新識別子(BP34)にはデータエリア構造を更新したか否かを示すフラグを記録する。例えば、更新されていない場合は00h、ミドル領域拡張によりデータエリアの構造が更新されている場合は01hを記録する。
パディング状態情報(BP46〜BP47)は、情報の各ビットが図5や図6に示す光ディスク11の各エリアと対応しており、対応したエリアがパディング済みの場合はそのビットを1bに、パディングが済んでいない場合は0bに設定する。
RMD初期化識別子(BP48)は、RMD初期化が実行された場合には1bが設定され、光ディスク11がRMD初期化されたことがあるか否かを判定することに利用される。
RMD位置情報(BP128〜BP131)は、RMDオーダー番号、RDMシリアル番号、RMD set番号で構成されている。RMDオーダー番号はRMD set内のRMDの順序を示す番号であり、ディスクの内周側から0、1、2、3の番号が付けられている。RMDシリアル番号はRMDの更新回数を示す情報であり、はじめのRMDの記録ではこのシリアル番号を0とし、RMDの内容を書き換えてRMDを更新するたびに1ずつ増加させていく。RMD set番号は記録マネジメント領域内のRMD setの位置を示す情報であり、図7に示すように記録マネジメント領域の最内周を#0とし、順に#97まで番号が振られている。書き換え型ディスクでは記録マネジメント領域を繰り返し使用するため、もっとも外周にある情報が最新の記録マネジメントデータとは限らない。従って、この記録マネジメントデータを更新した回数であるRMDシリアル番号が最大のものを検索することで最新の記録マネジメントデータを決定することが可能となる。
図12に一層ディスクのRMDのフィールド0の内容(ディスク共通情報)の例を示す。一層ディスクはミドル領域が存在しないので、図11に示した二層ディスクの更新データエリア構造(BP34〜BP45)が予備になっている。これ以外は、図11と図12は同じである。
図10に示すように、RMDのフィールド1にはドライブが使用したドライブテスト領域の位置、最適化した記録波形、記録波形最適化の為の目標値などの最適記録波形情報が保存される。
RMDのフィールド2にはユーザが指定した任意の情報が保存される。
RMDのフィールド3には実施中のフォーマットの内容を示すフォーマット動作コードや、データ領域がボーダーという単位に分割されている場合には、ボーダーの開始位置、終了位置を示す情報(フォーマット状態管理及び記録状態管理情報)が保存される。
図13にRMDのフィールド3のフォーマット状態管理及び記録状態管理情報を示す。フィールド3は一層ディスクも二層ディスクも同じである。本実施形態では、フィールド3には処理中もしくは処理後のフォーマット動作に関する情報が記録される。
フォーマット動作コード(BP0)には処理中もしくは処理後のフォーマット動作に割り当てられた動作コードが記録される。フォーマット動作がファイナライズの場合は、フォーマット情報1(BP2〜BP5)にはフォーマットが実施済みの最後のPSNが記録される。フォーマット動作がファイナライズの場合は、フォーマット情報2(BP6)にはフォーマット情報1に保存されたPSNが存在する領域を示すコードが保存される。例えば、フォーマットが実行済みの最終PSNがRZone内であったら01h、ターミネータ内であったら03h、パディングゾーン内であれば04h、ミドル領域内であれば10h、データリードイン領域内であれば20h、データリードアウト領域内であれば30hといった具合である。
図14にフォーマット動作コードとフォーマット情報1、フォーマット情報2の関係を示す。図14中の各用語の定義は以下である。
フォーマット領域の現在のPSN:進行中のフォーマット動作が実行された最後のPSNを指定する情報であり、このフィールドが00hであれば、無効化される。
現在のフォーマット領域:進行中のフォーマット動作が実行されたゾーンあるいは領域を指定する情報であり、このフィールドは以下のようにゾーンあるいは領域を指定する。
01h:Rzone
03h:ターミネータ
04h:パッディングゾーン
10h:ミドル領域
20h:データリードイン領域
30h:オリジナルデータリードアウト領域
その他;予備
図10に示すように、RMDのフィールド4にはデータ領域の中でフォーマットもしくはユーザデータが記録された領域であるRZoneの開始位置と終了位置を示すフォーマット領域管理情報が保存される。
フィールド5には記録マネジメントデータ複製領域、記録マネジメント領域、R物理フォーマット情報領域内のPSブロックがディフェクトであるかディフェクトではないかを示すディフェクト情報が保存されている。
フィールド6以降はデータ領域の各PSブロックに対応したビットマップ(記録領域管理情報)が保存されている。このビットマップではデータ領域内の対応したPSブロック群にデータが記録されていればそのビットには1bを、記録領域内の対応したPSブロック群にデータが記録されていないか、あるいはデータ以外のものが記録されていればそのビットには0bを設定する。記録領域管理情報(ビットマップ)のサイズはデータ領域のサイズによって変化し、RMDの残りの領域は予備としてすべて0のデータが保存される。
図15にRMDのフィールド5の内容を示す。バイト内の各ビットが各領域のPSブロック、もしくはRMD setと対応しており、そのPSブロック、もしくはRMD setがディフェクトと判定された場合には1bがセットされる。通常は0bである。
例えば、図7に示すように記録マネジメントデータ複製領域Z6は#0から#6までのPSブロックがあり、1バイトのビットマップが割り当てられている。従って、ビットマップは#0から#6までがディフェクト状態を示す情報として利用され、残りの1ビット、即ち図15の#7の位置は予備として常に0bが保存される。
図16に二層ディスクのRMDのフィールド4のフォーマット領域管理情報を示す。フィールド4は一層ディスクも二層ディスクも同じである。本実施形態では、フィールド4には光ディスク11のデータ領域の中でフォーマットされた領域であるRZoneの範囲が保存されている。RZone番号(BP0〜BP1)には、ディスクに存在するRZoneの数が記録される。例えばディスクにRZoneが形成されていない場合には、この番号は0000h、一つ存在する場合には0001hとなる。RZone開始PSN(BP16〜BP19)とRZone終了PSN(BP20〜BP23)にはそれぞれ、形成されたRZoneの最初のセクタのPSNと最後のセクタのPSNが記録される。
RZoneが存在する場合は、RZone開始PSNは04 0000hとなる。RZone開始PSNが00hである場合は、ディスクにRZoneが存在しない。RZone終了PSNが00hである場合は、ディスクにRZoneが存在しない。
図17〜図20は各種のフォーマット動作を示すフローチャートである。
図17は、クイックフォーマットの際のドライブの動作フローチャートを示す。クイックフォーマットとはデータ領域の最内周から外周方向に向かって指定されたサイズだけフォーマットする動作である。2層ディスクの場合のフォーマット方向はレイヤー0のデータ領域の最内周から外周方向、続いてレイヤー1のデータ領域の最外周から内周方向である。
先ず、クイックフォーマット動作指示がホストコンピュータから発行される。ドライブでは動作準備ができていればクイックフォーマット動作を開始する。この動作はディスク状態がどのような状態でも実行される。
ブロック101でRMDのフィールド0のディスク状態情報BP2等を参照することによりディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態であるか否かを判断する。例えば、BP2はフルファイナライズ状態ならば22h、ファイナライズ状態ならば12hである。
ファイナライズ状態とフルファイナライズ状態との違いは、一部のデータ領域がフォーマットされているか、全部がフォーマットされているかの違いである。
ディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態である場合は、ブロック102でRMD、PFIの順序でデータを記録する。記録するRMDの内容は図29に示す。PFIのBP9−11のRZoneの最終PSNには0を記録する。ファイナライズもしくはフルファイナライズ状態時はBP9−11はフォーマットサイズ(RZone)の最終PSNが、それ以外の時はPFI自体が未記録、または記録されている場合は“0”である。
ブロック101でディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態のいずれでもない場合は、ブロック103でフォーマットする予定の領域内の記録状態をRMDフィールド6以降のビットマップ(図15参照)の値を読むことにより判定する。すなわち、ブロック103では、フォーマットする予定の領域内にビットマップの値が0のブロックがあるか否か判定する。
フォーマットする予定の領域内を示すビットマップの値で0のビットがある場合は、ブロック104でクイックフォーマット中を示すRMDを記録する。記録するRMDの内容は図29に示す。
ブロック102、104の次にブロック105でフォーマットするブロックの数が奇数か否か判定し、奇数であれば、ブロック106で最後のブロックは例外となるように処理してから、フォーマット処理を開始する。この例外処理は108でのRMDの記録の際に、RMDフィールド6以降のビットマップ内の、フォーマットする最後のブロックと次のブロックの記録状態を示すビット値は書き換えないようにする処理である。
フォーマット処理では、ブロック107でフォーマットする予定の領域内を示すビットマップの値で0のビットが示すブロックにゼロデータを記録する。ブロックフォーマットする予定の領域内についてすべて記録が終了すると、ブロック108でフォーマット後のディスク状態を示す図30に示す内容のRMDを記録し、フォーマット動作を終了する。フォーマット動作後のディスク状態はシーケンシャルフォーマッティングモードのインターミディエイト状態になる。
ブロック103でフォーマットする予定の領域内を示すビットマップの値で0を示すビットがない場合は、ブロック108で図30の内容のRMDを記録しフォーマット動作を終了する。
図18は、クイックグローフォーマットの際のドライブの動作フローチャートを示す。クイックグローフォーマットとは現在のフォーマット済み領域から外周方向に向かって指定されたサイズ分のデータ領域をフォーマットする動作である。2層ディスクの場合のフォーマット方向はレイヤー0のデータ領域の最内周から外周方向、続いてレイヤー1のデータ領域の最外周から内周方向である。
先ず、クイックグローフォーマット動作指示がホストコンピュータから発行される。ドライブでは動作準備ができていればクイックグローフォーマットを開始する。クイックグローフォーマットはディスク状態がシーケンシャルフォーマッティングモードのインターミディエイト状態もしくはファイナライズ状態のときに有効である。さらに、2層ディスクの場合や、中間領域が拡張されている場合は、クイックグローフォーマットは無効である。
そのため、ブロック200でクイックグローフォーマットが有効な状態であるか否かを判定する。ディスクがシーケンシャルフォーマッティングモードのインターミディエイト状態またはファイナライズ状態であるか否かはRMDのフィールド0のディスク状態情報BP2等を調べることにより判定できる。クイックグローフォーマットが無効である場合は、ブロック200aでホストに動作エラーを報告して終了する。
クイックグローフォーマットが有効である場合は、ブロック201でRMDのフィールド0のディスク状態情報BP2等を参照することによりディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態か否かを判断する。ディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態である場合は、ブロック202でRMD、PFIの順序で記録する。RMDのフィールド0のディスク状態情報BP2にはフォーマット中であることを示すデータ(11h)を記録する。RMDの内容を図31に示す。PFIのBP9−11のRZoneの最終PSNには0を記録する。
ブロック201でディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態ではない場合は、ブロック205でフォーマットする予定の領域内の記録状態をRMDフィールド6以降のビットマップ(図15)の値を読むことにより判定する。すなわち、ブロック205では、フォーマットする予定の領域内にビットマップの値が0のブロックがあるか否か判定する。
フォーマットする予定の領域内を示すビットマップの値で0のビットがある場合は、ブロック206でクイックグローフォーマット中を示すRMDを記録し、フォーマット処理を開始する。記録するRMDの内容は図31に示す。
フォーマットする予定の領域内を示すビットマップの値で0を示すビットがない場合は、ブロック204でフォーマット後のディスク状態を示すRMDを記録し、フォーマット動作を終了する。RMDの内容は図32に示す。
ブロック202、206の後に、ブロック203でフォーマットする予定の領域内を示すビットマップの値で0のビットが示すブロックにゼロデータを記録する。フォーマットする予定の領域内についてすべて記録が終了した後、ブロック204でフォーマット後のディスク状態を示すRMDを記録し、フォーマット動作を終了する。RMDの内容を図32に示す。
図19は、フルフォーマットの際のドライブの動作フローチャートを示す。フルフォーマットとはデータ領域の最内周から外周方向に向かって指定されたサイズ分のデータ領域をフォーマットしファイナライズする動作である。フルフォーマット動作は図17に示すクイックフォーマット動作にターミネータ記録が付加されたものに等しい。2層ディスクの場合のフォーマット方向はレイヤー0のデータ領域の最内周から外周方向、続いてレイヤー1のデータ領域の最外周から内周方向である。先ず、フルフォーマット動作指示がホストコンピュータから発行される。ドライブでは動作準備ができていればフルフォーマット動作を開始する。この動作はディスク状態がどのような状態でも実行される。
ブロック301でRMDのフィールド0のディスク状態情報BP2等を参照することによりディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態か否かを判断する。ディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態である場合は、ブロック302でRMD、PFIの順序で記録する。RMDのフィールド0のディスク状態情報BP2にはフォーマット中であることを示すデータ(11h)を記録する。RMDの内容を図33に示す。PFIのBP9−11のRZoneの最終PSNには0を記録する。
ブロック301でディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態ではない場合は、ブロック306でフォーマットする予定の領域内の記録状態をRMDフィールド6以降のビットマップ(図15)の値を読むことにより判定する。すなわち、ブロック306では、フォーマットする予定の領域内にビットマップの値が0のブロックがあるか否か判定する。
フォーマットする予定の領域内を示すビットマップの値で0のビットがある場合は、ブロック307でフルフォーマット中を示すRMDを記録し、フォーマット処理を開始する。RMDの内容は図33に示す。フォーマットする予定の領域内を示すビットマップの値で0を示すビットがない場合は、ブロック304へと進む。
ブロック302、307の後のブロック303ではフォーマットする予定の領域内を示すビットマップの値で0のビットが示すブロックにゼロデータを記録する。フォーマットする予定の領域内についてすべて記録が終了した後、ブロック304でフォーマット領域の次のアドレスからターミネータを記録する。その後、ブロック305でリファレンスコード領域Y8を記録し、PFIを記録する。PFIのBP9−11のRZoneの最終PSNにはフォーマット完了したエリアの最終PSNを記録する。図34に示す内容のRMDを記録し、フォーマット動作を終了する。もともとのデータエリアすべてをフォーマットした場合はフルファイナライズ状態のディスクになる。2層ディスクの場合は、第4ガードトラック領域Z20をさらに記録しフォーマット動作を終了する。
図20は、グローフォーマットの際のドライブの動作フローチャートを示す。グローフォーマットとは現在のフォーマット領域から外周方向に向かって指定されたサイズ分のデータ領域をフォーマットする動作である。2層ディスクの場合のフォーマット方向はレイヤー0のデータ領域の最内周から外周方向、続いてレイヤー1のデータ領域の最外周から内周方向である。
先ず、グローフォーマット動作指示がホストコンピュータから発行される。ドライブでは動作準備ができていればフォーマットを開始する。グローフォーマットはディスク状態がファイナライズ状態のときに有効である。さらに、2層ディスクの場合や、中間領域が拡張されている場合は、このグローフォーマットは無効である。
そのため、ブロック400で、グローフォーマットが有効な状態であるか否かを判定する。ディスクがファイナライズ状態であるか否かはRMDフィールド0のディスク状態情報(BP2)を調べることにより判定できる。グローフォーマットが無効である場合は、ブロック400aでホストに動作エラーを報告して終了する。グローフォーマットが有効である場合は、ブロック401でRMD、PFIの順序で記録する。RMDの内容は図35に示す。RMDのフィールド0のディスク状態情報BP2にはフォーマット中であることを示すデータ(11h)が記録される。PFIのBP9−11のRZoneの最終PSNには0を記録する。
ブロック402ではフォーマットする予定の領域内を示すビットマップの値で0のビットが示すブロックにゼロデータを記録する。フォーマットする予定の領域内についてすべて記録が終了した後、ブロック403でフォーマット領域の次のアドレスからターミネータを記録する。ブロック404でPFI、RMDの順序で記録する。RMDの内容は図36に示す。PFIのBP9−11のRZoneの最終PSNにはフォーマット完了したエリアの最終PSNを記録する。
図21、図22は各種のクローズのフローチャートを示す。
図21は、ファイナライズの際のドライブの動作フローチャートを示す。ファイナライズとは記録可能ディスクを再生専用ディスク(HD DVD−ROM)とほぼ同じデータ構造にする処理である。
先ず、ファイナライズ動作指示がホストコンピュータから発行される。ドライブでは動作準備ができていればファイナライズ動作を開始する。この動作はディスク状態がシーケンシャルフォーマッティングモードのインターミディエイト状態のときに有効である。
そのため、ブロック500でRMDフィールド0のディスク状態情報(BP2)を調べることによりディスク状態がシーケンシャルフォーマッティングモードのインターミディエイト状態であるか否かを判定する。インターミディエイト状態ではない時は、ブロック500aでホストにエラー報告をして終了する。
インターミディエイト状態である時は、ブロック501でRMDフィールド0のディスク状態情報(BP2)を調べることによりディスクがファイナライズまたはフルファイナライズ状態であるか否かを判定する。ファイナライズまたはフルファイナライズ状態である時は何も処理を行わずに終了する。ホストには動作完了を報告する。
それ以外のディスク状態の場合には、ブロック502でRMDを記録する。RMDの内容は図35と同様である。フォーマット領域の次のアドレスからターミネータを記録するが、ターミネータはあるアドレス以上からしか記録できない。そのため、ブロック503でターミネータの記録できるアドレスよりフォーマット領域が小さいか否かを確認する。
小さい場合にはターミネータを記録し始めるアドレスとフォーマット領域の間の記録状態を示すビットマップの値を確認し、0を示すビットがある場合には、ブロック504で0のビットが示すブロックにゼロデータを記録する。ターミネータを記録する予定の領域内についてすべてゼロデータの記録が終了した後、ブロック505でターミネータを記録する。その後、ブロック506でリファレンスコード領域Y8を記録し、RMD、PFIの順序で記録し、フォーマット動作を終了する。RMDの内容は図36と同様である。PFIのBP9−11のRZoneの最終PSNにはフォーマット完了したエリアの最終PSNを記録する。2層ディスクの場合は、第4ガードトラック領域Z20をさらに記録しフォーマット動作を終了する。フォーマット動作後のディスク状態はファイナライズまたはフルファイナライズ状態になる。
図22は、フルファイナライズの際のドライブの動作フローチャートを示す。先ず、フルファイナライズ動作指示がホストコンピュータから発行される。ドライブでは動作準備ができていればフルファイナライズ動作を開始する。フルファイナライズはディスク状態がシーケンシャルフォーマッティングモードのインターミディエイト状態、ファイナライズ状態またはフラグメント記録モードのインターミディエイト状態のときに有効である。
そのため、ブロック600でフルファイナライズが有効な状態であるか否かを判定する。ディスクがシーケンシャルフォーマッティングモードのインターミディエイト状態、ファイナライズ状態またはフラグメント記録モードのインターミディエイト状態であるか否かはRMDフィールド0のディスク状態情報(BP2)を調べることにより判定できる。フルファイナライズが無効である場合は、ブロック600aでホストに動作エラーを報告して終了する。
フルファイナライズが有効である場合は、ブロック601でRMDフィールド0のディスク状態情報(BP2)を調べることによりディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態か否かを判断する。もし、ディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態である場合は、ブロック602でディスクの記録状態がフルファイナライズ状態か否かを判断する。もし、ディスクの記録状態がフルファイナライズ状態である場合は、何も処理を行わずに終了する。ホストには動作完了を報告する。
ブロック602でディスク状態がファイナライズ状態であると判断された場合は、ブロック608でRMD、PFIの順序で記録する。RMDの内容は図35と同様である。PFIのBP9−11のRZoneの最終PSNには0を記録する。
ブロック601でディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態ではないと判断された場合は、ブロック603でRMDを記録する。RMDの内容は図35と同様である。ブロック603の後のブロック604でデータ領域内の記録状態を示すビットマップ(図15)中で0があるか否かを判断し、もしない場合はブロック606へ進む。もしある場合は、ブロック605でその部分のブロックにゼロデータを記録する。ブロック605はブロック608の後にも実行される。
ブロック606ではターミネータを記録し、ブロック607ではリファレンスコード領域Y8を記録し、PFI、RMDの順序で記録し、フォーマット動作を終了する。PFIのBP9−11のRZoneの最終PSNにはフォーマット完了したエリアの最終PSNを記録する。RMDの内容は図36と同様である。2層ディスクの場合は、第4ガードトラック領域Z20をさらに記録しフォーマット動作を終了する。フォーマット動作後のディスク状態はフルファイナライズ状態になる。
図23はバックグラウンドパディングの際のドライブの動作フローチャートを示す。先ず、バックグラウンドパディング動作指示がホストコンピュータから発行される。ドライブでは動作準備ができていればバックグラウンドパディング動作を開始する。バックグラントパディングはディスク状態がどの状態のときでも有効である。
ブロック701でRMDのフィールド0のディスク状態情報BP2を調べることによりディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態か否かを判定する。ディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態である場合は、ブロック702でディスクの記録状態がフルファイナライズ状態か否かを判定する。ディスクの記録状態がフルファイナライズ状態である場合は、何も処理を行わずに終了する。ホストには動作完了を報告する。
ブロック702でディスク状態がファイナライズ状態であると判断された場合は、ブロック708でRMD、PFIの順序で記録する。RMDの内容を図37に示す。その後、ブロック703でRMDを記録する。RMDの内容を図38に示す。
ブロック701でディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態ではない場合は、ブロック703でRMDを記録する。RMDの内容は図38と同様である。なお、ブロック703はブロック708の後にも実行される。
ブロック703の後のブロック704でデータ領域内の記録状態を示すビットマップ中で0があるか否かを確認する。ない場合はブロック706へ進み、ある場合はブロック705でその部分のブロックにゼロデータを記録する。ブロック706でターミネータを記録し、ブロック707でリファレンスコード領域Y8を記録し、PFI、RMDの順序で記録し、フォーマット動作を終了する。PFIのBP9−11のRZoneの最終PSNにはフォーマット完了したエリアの最終PSNを記録する。RMDの内容は図36と同様である。2層ディスクの場合は、第4ガードトラック領域Z20をさらに記録しフォーマット動作を終了する。フォーマット動作後のディスク状態はフルファイナライズ状態になる。なお、バックグラウンドパディング中に記録要求、再生要求があった場合には処理を中止し、要求に応えた後、処理を再開する。
図24はミドル領域のサイズ変更動作フローチャートを示す。先ず、ミドル領域のサイズ変更指示がホストコンピュータから発行される。ドライブでは動作準備ができていればミドル領域のサイズ変更動作を開始する。この動作は2層ディスクに対してのみ有効で、かつディスク状態がシーケンシャルフォーマッティングモードのインターミディエイト状態かつフォーマット領域がレイヤー1まで達していない場合に有効である。
そのため、ブロック800でディスク状態がミドル領域のサイズ変更が有効な状態であるか否かを判定する。サイズ変更が無効である場合は、ブロック800aでホストに動作エラーを報告して終了する。
サイズ変更が有効である場合は、ブロック801でRMDフィールド0のディスク状態情報(BP2)を調べることによりディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態であるか否かを判定する。ディスクがファイナライズまたはフルファイナライズ状態である場合は、何も処理を行わずに終了する。ホストには動作完了を報告する。
ブロック801でディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態ではないと判断された場合は、ブロック802でRZoneがレイヤー1まで到達していないか否か判定される。到達していない場合は、ブロック803でRMDのフィールド0の更新データエリア構造BP34〜45のミドル領域のサイズを示す値を指示された値に変更して終了する。
図25、図26は各種のブランク動作のフローチャートを示す。
図25は、フルブランクの際のドライブの動作フローチャートを示す。フルブランク動作は存在するデータをゼロデータで上書きすることにより、存在したデータを消去する動作である。先ず、フルブランク動作指示がホストコンピュータから発行される。ドライブでは動作準備ができていればフルブランク動作を開始する。この動作はディスク状態がどの状態のときでも有効である。
ブロック901でRMDフィールド6以降のビットマップの値を読むことにより記録状態を確認する。ビットマップの値で1のビットがない場合は終了する。ビットマップの値で1のビットがある場合は、ブロック902でそのビットが示すブロックにゼロデータを記録する。その後、ブロック903でビットマップの値が1のブロックと隣り合うビットマップの値が0のブロックにもゼロデータを記録する。その後、ブロック904でRMDフィールド0のBP2のディスク状態情報を調べて以前(ブランク動作を始める前)のディスク状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態であるか否かを確認する。
以前のディスク状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態であれば、ブロック905でRMD、R−PFIの順序で記録する。RMDのフィールド0のディスク状態情報BP2にはエンプティ状態であることを示すデータ00hを記録し、PFIにはファイナライズ状態ではないことを示すデータを記録する(BP9-11の「RZone の最終PSN」を0にセット)。以前のディスク状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態以外であれば、ブロック906でRMDのフィールド0のディスク状態情報BP2にはエンプティ状態であることを示すデータ00hを記録する。
図26は、ミニマリーブランクの動作フローチャートを示す。ミニマリーブランク動作はRMDのフィールド0のディスク状態情報BP2をエンプティ状態のデータ00hに書き換える動作である。先ず、ミニマリーブランク動作指示がホストコンピュータから発行される。ドライブでは動作準備ができていればミニマリーブランク動作を開始する。この動作はディスク状態がどの状態のときでも有効である。
ブロック1001でRMDのフィールド0のディスク状態情報BP2を調べることによりディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態か否かを判定する。ディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態である場合はブロック1002でRMD、R−PFIの順序で記録する。RMDのフィールド3のフォーマット動作コードBP0にはクリアユーザデータ中であることを示すデータ(値3)を記録し、PFIにはファイナライズ状態ではないことを示すデータを記録する(BP9-11の「RZone の最終PSN」にフォーマット後の情報(アドレス)をセットする)。その後、ブロック1003でRMDのフィールド0のディスク状態情報BP2にエンプティ状態を示すデータ00hを記録する。ブロック1001でディスクの記録状態がファイナライズまたはフルファイナライズ状態ではないと判断された場合は、ブロック1003でRMDのフィールド0のディスク状態情報BP2にエンプティ状態を示すデータ00hを記録する。
次に、上述したフォーマット動作、クローズ(ファイナライズ)動作、パディング動作、ミドルエリア拡張動作、ブランク動作の最中に動作中止指示を受けた際の処理を図27、図28のフローチャートを参照して説明する。図27と図28の違いは、図27は中止指示を受けた時に実行していた記録の1ステップを終了しないと中止できない場合を示し、図28は中止指示を受けた時に実行していた1ステップの記録の途中で中止できる場合を示している点である。図28が適用される記録ステップは、ゼロデータの記録とターミネータの記録であり、ブロック107、203、303、304、402、403、504、505、605、606、705、706、902、903である。それ以外の記録ステップでは図27が適用される。クイックフォーマット、フルフォーマット以外の動作を中止した場合は、RMDフィールド4のフォーマット領域管理情報はフォーマット以前の値と変わらない。そのため、中止した後のディスクではフォーマット以前のフォーマット領域の内容、サイズは変更されない。記録状態を示すRMDフィールド6以降の記録領域管理情報(ビットマップ)は中止されるまでの記録状態の変化に伴い変更される。
図27は、中止指示を受けた時に実行していた記録の1ステップを終了しないと中止できない中止処理のフローチャートを示す。記録開始とは、図17から図26の各フローチャートのブロック107、203、303、304、402、403、504、505、605、606、705、706、902、903以外の各ステップの記録を開始したことを示す。記録開始後は、ブロック1101でフォーマット・ファイナライズ・パディング・ミドルエリア拡張・ブランクの各動作の中止指示を受信したか否かを確認する。受信していない場合は、ブロック1104に進み、中止指示を受けた時に実行していた1ステップの記録が終了したか否かを確認する。記録が終了していなければ、ブロック1101に戻る。記録が終了していれば、この時(一度も中止指示を受信していない時)は、ブロック1105のRMDの記録は省略して、中止処理を終了する。
ブロック1101でフォーマット動作等の中止指示を受信した場合、ブロック1102で中止指示の内容を確認する。中止指示には、指示内容を確認した段階で(中止処理を始める前に)ホストに対して正常終了を報告するか、または指示された中止処理の終了後にホストに対して正常終了を報告するかの二種類が定義されている。
ブロック1102で指示内容を確認した結果、中止処理を始める前にホストに対して正常終了を報告する中止指示であると判断されると、ブロック1103でホストに対して正常終了を報告する。その後、中止指示を受けた時に実行していた1ステップの記録が終了したか否かをブロック1104で確認し、終了した場合にはブロック1105でRMDフィールド0のディスク状態情報BP2にインターミディエイト状態を示すデータ13hまたは23hを記録し、中止処理を終了する。なお、記録の実行中はホスト装置10からのメディアへのアクセスを伴う指示に対してはフォーマット動作中である旨の異常終了報告をする。
ブロック1102で、中止処理の終了後にホストに対して正常終了を報告する中止指示であると判定された場合は、中止指示を受けた時に実行していた1ステップの記録が終了したか否かをブロック1106で確認し、終了した場合にはブロック1107でRMDフィールド0のディスク状態情報BP2にインターミディエイト状態を示すデータ13hまたは23hを記録し、ブロック1108でホストに対して正常終了を報告し、中止処理を終了する。
フォーマット・ファイナライズ・パディング・ミドルエリア拡張・ブランク動作の最後の記録ステップ(例えば、図17のブロック108)は、図28の中止処理の対象ではないので、図27の中止処理の対象であるので、そのステップの終了まで待つが、最後の記録ステップなので、その終了後に中止するということは実質的には中止しないことになるので、この場合は、ブロック1105、1107でのRMDの記録は行わない。
図28は、中止指示を受けた時に実行していた記録の1ステップの終了を待たずに指示を受信した時に直ちに中止できる中止処理のフローチャートを示す。記録開始とは、図17から図26の各フローチャートのブロック107、203、303、304、402、403、504、505、605、606、705、706、902、903の各ステップの記録を開始したことを示す。記録開始後は、ブロック1201でフォーマット・ファイナライズ・パディング・ミドルエリア拡張・ブランクの各動作の中止指示を受信したか否かを確認する。受信していない場合は、ブロック1204に進み、記録ステップが中止したか否かを確認する。記録が中止していなければ、ブロック1201に戻る。記録が中止していれば、この時(一度も中止指示を受信していない時)は、ブロック1205のRMDの記録は省略して、中止処理を終了する。
ブロック1201でフォーマット動作等の中止指示を受信した場合、ブロック1202で中止指示の内容を確認する。中止指示には、指示内容を確認した段階で(中止処理を始める前に)ホストに対して正常終了を報告するか、または指示された中止処理の終了後にホストに対して正常終了を報告するかの二種類が定義されている。
ブロック1202で指示内容を確認した結果、中止処理を始める前にホストに対して正常終了を報告する中止指示であると判断されると、ブロック1203でホストに対して正常終了を報告する。その後、ステップ1204で記録ステップが中止したか否かを確認する。記録が中止していなければ、ブロック1201に戻る。記録が中止していれば、ブロック1205でRMDフィールド0のディスク状態情報BP2にインターミディエイト状態を示すデータ13hまたは23hを記録し、中止処理を終了する。なお、記録の実行中はホスト装置10からのメディアへのアクセスを伴う指示に対してはフォーマット動作中である旨の異常終了報告をする。
ブロック1202で、中止処理の終了後にホストに対して正常終了を報告する中止指示であると判定された場合は、ステップ1206で記録ステップが中止したか否かを確認する。記録が中止していなければ、ブロック1206に戻る。記録が中止していれば、ブロック1207でRMDフィールド0のディスク状態情報BP2にインターミディエイト状態を示すデータ13hまたは23hを記録し、ブロック1108でホストに対して正常終了を報告し、中止処理を終了する。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、フォーマット動作の開始前に、記録マネージメントデータ(RMD)と物理フォーマット情報(PFI)にフォーマット動作が進行中であることを示す情報と実行するフォーマットの種類と情報記録媒体がフォーマットされた範囲を示す情報を設定してからフォーマット動作を行い、フォーマット動作終了後に記録マネージメントデータ(RMD)と物理フォーマット情報(PFI)にフォーマット動作が完了したことを示す情報と情報記録媒体の記録状態を設定し、フォーマット動作中にフォーマット動作中止指示を受信すると、記録マネージメントデータ(RMD)にフォーマット動作が中止されたことを示す情報を設定してからフォーマット動作を中止することにより、フォーマット動作を中止した時点までにフォーマットされている領域を利用することができる。
変形例
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の実施形態の一つである光ディスク装置のブロック図。 本発明の実施形態の多層光ディスクの模式図。 本発明の実施形態の光ディスクのエンボス領域と記録可能領域の物理仕様を示す図。 本発明の実施形態の2層光ディスクの各レイヤーのレイアウトを示す図。 本発明の実施形態の2層光ディスクの記録可能領域のレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施形態の単層光ディスクの記録可能領域のレイアウトの一例を示す図。 図5に示した2層光ディスクのリードイン領域内の記録マネジメントデータ複製領域Z6、記録マネジメント領域Z7、及びR物理フォーマット情報領域Z8の構成を示す図。 記録マネジメントデータ複製領域Z6の構成を示す図。 R物理フォーマット情報領域Z8に保存される物理フォーマット情報の構成を示す図。 記録マネジメントデータの構成を示す図。 2層光ディスクの記録マネジメントデータのフィールド0のディスク共通情報の構成を示す図。 単層光ディスクの記録マネジメントデータのフィールド0のディスク共通情報の構成を示す図。 記録マネジメントデータのフィールド3のフォーマット状態管理情報及び記録状態管理情報の構成を示す図。 記録マネジメントデータのフィールド3のフォーマット状態管理情報及び記録状態管理情報のフォーマット動作コードとフォーマット情報1、フォーマット情報2の関係を示す図。 記録マネジメントデータのフィールド7以降の記録領域管理情報の構成を示す図。 記録マネジメントデータのフィールド4のフォーマット領域管理情報の構成を示す図。 クイックフォーマットの際のドライブの動作を示すフローチャート。 クイックグローフォーマットの際のドライブの動作を示すフローチャート。 フルフォーマットの際のドライブの動作を示すフローチャート。 グローフォーマットの際のドライブの動作を示すフローチャート。 ファイナライズの際のドライブの動作を示すフローチャート。 フルファイナライズの際のドライブの動作を示すフローチャート。 バックグラウンドパディングの際のドライブの動作を示すフローチャート。 ミドル領域のサイズ変更の際のドライブの動作を示すフローチャート。 フルブランクの際のドライブの動作を示すフローチャート。 ミニマリーブランクの際のドライブの動作を示すフローチャート。 記録ステップの途中では中止できない場合の各種動作の中止の際のドライブの動作を示すフローチャート。 記録ステップの途中で中止できる場合の各種動作の中止の際のドライブの動作を示すフローチャート。 クイックフォーマット動作の際のブロック102で記録されるRMDの内容を示す図。 クイックフォーマット動作の際のブロック108で記録されるRMDの内容を示す図。 クイックグローフォーマット動作の際のブロック202で記録されるRMDの内容を示す図。 クイックグローフォーマット動作の際のブロック206で記録されるRMDの内容を示す図。 フルフォーマット動作の際のブロック302で記録されるRMDの内容を示す図。 フルフォーマット動作の際のブロック305で記録されるRMDの内容を示す図。 グローフォーマット動作の際のブロック401で記録されるRMDの内容を示す図。 グローフォーマット動作の際のブロック404で記録されるRMDの内容を示す図。 バックグラウンドパディング動作の際のブロック708で記録されるRMDの内容を示す図。 バックグラウンドパディング動作の際のブロック703で記録されるRMDの内容を示す図。
符号の説明
10…ホスト装置、11…光ディスク、12…光ディスク装置、Z10,Z19,Y9…データ領域、Z6,Y5…記録マネジメントデータ複製領域、Z7,Y6…記録マネジメント領域、Z8,Y7…R物理フォーマット情報領域。

Claims (3)

  1. 記録可能なデータ領域と、該データ領域の内周側に設けられた記録可能な管理領域とを具備する情報記録媒体において、
    前記管理領域は記録マネジメントデータ複製領域と、該複製領域の外周側に設けられた記録マネジメント領域と、該マネジメント領域の外周側に設けられた物理フォーマット情報領域とを具備し、
    前記記録マネジメント領域はデータ領域の記録状態を表す記録マネジメントデータを記録状態が変化する毎に記録し、
    前記記録マネジメントデータ複製領域は所定のタイミングで最新の記録マネジメントデータの複製を記録し、
    前記物理フォーマット情報領域はデータ領域の記録状態に関する物理フォーマット情報を記録し、
    前記記録マネジメントデータは情報記録媒体がエンプティ状態、フォーマット動作が進行中、ファイナライズ状態、シーケンシャルフォーマッティングモードのインターミディエイト状態、フラグメントレコーディングモードのインターミディエイト状態、フルファイナライズ状態のいずれであるかを示す情報と、処理中もしくは処理後のフォーマット動作の種類に関する情報と、データ領域の中でフォーマットされた領域もしくはユーザデータが記録された領域の開始位置と終了位置を示すフォーマット領域管理情報とを記録する情報記録媒体。
  2. 請求項1記載の情報記録媒体に情報を記録する情報記録方法において、
    前記記録マネージメントデータと前記物理フォーマット情報にフォーマット動作が進行中であることを示す情報と実行するフォーマットの種類と情報記録媒体がフォーマットされた範囲を示す情報を設定してからフォーマット動作を行い、
    フォーマット動作終了後に、前記記録マネージメントデータと前記物理フォーマット情報にフォーマット動作が完了したことを示す情報と情報記録媒体の記録状態を設定し、
    フォーマット動作中にフォーマット動作中止指示を受信すると、前記記録マネージメントデータにフォーマット動作が中止されたことを示す情報を設定してからフォーマット動作を中止する情報記録方法。
  3. 請求項1記載の情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置において、
    前記記録マネージメントデータと前記物理フォーマット情報にフォーマット動作が進行中であることを示す情報と実行するフォーマットの種類と情報記録媒体がフォーマットされた範囲を示す情報を設定する第1設定手段と、
    前記第1設定手段の設定後にフォーマット動作を行うフォーマット手段と、
    前記フォーマット動作手段によるフォーマット動作の終了後に、前記記録マネージメントデータと前記物理フォーマット情報にフォーマット動作が完了したことを示す情報と情報記録媒体の記録状態を設定する第2設定手段と、
    前記フォーマット動作手段によるフォーマット動作中にフォーマット動作中止指示を受信すると、前記記録マネージメントデータにフォーマット動作が中止されたことを示す情報を設定してからフォーマット動作を中止する制御手段と、
    を具備する情報記録装置。
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