JP2009015749A - 画像表示装置、画像表示方法、およびプログラム - Google Patents

画像表示装置、画像表示方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】適切なデジタル画像をモニタ画面上で簡単に確認可能とする。
【解決手段】デジタル画像を印刷した時と、確認用画面に表示した時とで、得られる画像のボヤケ量の違いに関する指標(ボヤケ変化値)を取得し、ボヤケ変化値に応じた二次元フィルタを作用させて、ボヤケ量の違いを修正した状態で、確認用画面にデジタル画像を表示する。確認用画面に表示した場合と、印刷した場合とでは、ボヤケ量が違うことが通常であるため、ピントが合っていない画像を無駄に印刷してしまうことが起こり得る。確認用画面に表示した場合と印刷した場合とのボヤケ量の違いを修正した状態で、確認用画面に画像を表示しておけば、実際にはピントが合っていない画像などを無駄に印刷してしまうことを回避することが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタルデータとして記憶されている撮影画像を、モニタ画面上に再生表示させる技術に関する。
コンピュータを初めとする電子関連技術の進歩により、今日では、撮影した画像をデジタルデータとして出力することが一般的となっている。デジタルカメラ(電子スチルカメラ)などで撮影した写真の画像をデジタルデータとして保存しておけば、多量の画像を電子的に記憶しておくことが可能であるし、また、デジタルデータを読み出してモニタ画面に表示させることで、画像の内容を容易に確認することが可能である。
そこで、デジタルデータとして記憶されている撮影画像を印刷する前に、モニタ画面上で撮影画像の内容(すなわち被写体や、構図、ピントなど)を確認して、所望の撮影画像のみ印刷するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2006−318165号公報
しかし、撮影画像をモニタ画面上で確認するには限界があり、適切な撮影画像のみを印刷できるわけではないという問題があった。すなわち、撮影画像を印刷する際にはモニタ画面よりも大きなサイズに印刷することが通常であり、モニタ画面での確認時には分からなかったピントのズレによる画像のぼやけ、あるいは手ぶれなどの存在が、印刷して初めて明らかとなるため、結果として無駄に画像を印刷してしまうことがある。もちろん、印刷時と同じような大きさに画像を拡大してモニタ画面に表示させれば、モニタ画面においても、ぼやけやブレなどを確認することはできるが、撮影画像の一部しか表示することができないので、表示箇所を変えながら何度も確認する必要が生じる。加えて、被写体全体や構図を確認するために、依然として撮影画像全体もモニタ画面に表示させなければならない。これでは、撮影画像をデジタルデータとして取り扱うことで、撮影画像の内容をモニタ画面上で簡単に確認することが可能というメリットを大きく減殺する結果となってしまう。
この発明は、従来の技術が有する上述した課題を解決するためになされたものであり、デジタルデータとして出力された画像をモニタ画面上で簡単に確認して、適切な画像のみを選択することが可能な技術の提供を目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の画像表示装置は次の構成を採用した。すなわち、
デジタル画像を確認用画面に表示する画像表示装置であって、
前記デジタル画像を印刷した時と、前記確認用画面に表示した時とで、得られる画像のボヤケ量の違いに関する指標であるボヤケ変化値を取得するボヤケ変化値取得手段と、
前記確認用画面に表示される前記デジタル画像に対して、前記ボヤケ変化値に応じて、前記印刷したデジタル画像に対する前記ボヤケ量の違いを修正するボヤケ量変化修正手段と、
前記ボヤケ量の違いが修正された前記デジタル画像を前記確認用画面に表示する画像表示手段と
を備えることを要旨とする。
また、上記の画像表示装置に対応する本発明の画像表示方法は、
デジタル画像を確認用画面に表示する画像表示方法であって、
前記デジタル画像を印刷した時と、前記確認用画面に表示した時とで、得られる画像のボヤケ量の違いに関する指標であるボヤケ変化値を取得するボヤケ変化値取得工程と、
前記確認用画面に表示される前記デジタル画像に対して、前記ボヤケ変化値に応じて、前記印刷したデジタル画像に対する前記ボヤケ量の違いを修正するボヤケ量変化修正工程と、
前記ボヤケ量の違いが修正された前記デジタル画像を前記確認用画面に表示する画像表示工程と
を備えることを要旨とする。
かかる本発明の画像表示装置および画像表示方法においては、デジタル画像を印刷した時と、確認用画面に表示した時とで、得られる画像のボヤケ量の違いに関する指標であるボヤケ変化値を取得する。ここで、ボヤケ変化値としては、画像のボヤケ量の違いに関する指標であれば、どのような指標を採用することもできる。例えば、確認用画面の大きさと、印刷用紙(あるいは印刷した画像)の大きさとの比率をボヤケ変化値として用いることができるし、あるいは、単純な比率ではなく、画像を観察する際の観察者から画像までの距離も考慮した値をボヤケ変化値として用いることもできる。更には、実験的な手法によってボヤケ量の違いを定量化することにより、例えば、印刷する場合と画面に表示する場合とで画像の印象や見え方の違いなども反映させたボヤケ量を用いることも可能である。こうしてボヤケ変化値を求めたら、ボヤケ変化値に応じてボヤケ量の違いを修正した後、修正したデジタル画像を確認用画面に表示する。ボヤケ変化値に応じてボヤケ量の違いを修正するに際しては、例えば、ボヤケ変化値に応じて定まる二次元フィルタを確認用画面に表示される前記デジタル画像に対して作用させることができる。
確認用画面に表示されるデジタル画像は、そのデジタル画像を印刷した時に得られる画像とは、ボヤケ量が違っていることが通常であり、従って、確認用画面で画像を確認して、ピントが合っていない画像などを無駄に印刷してしまうことが起こり得る。これに対して、確認用画面に表示した場合と印刷した場合とのボヤケ量の違いを修正した状態で、確認用画面に画像を表示すれば、適切な画像のみを選択することができ、実際にはピントが合っていない画像などを無駄に印刷してしまうことを回避することが可能となる。また、いわゆる手ブレや被写体ブレなどは、一方向にボヤケている状態と考えることができるから、これら手ブレや被写体ブレなどが生じている画像を無駄に印刷してしまうことを回避することが可能となる。
尚、ボヤケ量の違いを修正するに際しては、確認用画面に表示された画像のボヤケ量が、印刷して得られる画像のボヤケ量に近付くように修正すれば十分であり、必ずしも画面に表示された画像と印刷された画像とでボヤケ量を一致させる必要はない。もちろん、ボヤケ量が一致するように修正しておけば、印刷したときに得られる画像を確認用画面でより適切に確認することが可能となるので好ましい。
また、かかる本発明の画像表示装置においては、デジタル画像を所定の大きさのブロックに分割して、ブロック毎にボヤケ変化値を取得し、そしてブロック毎に、ボヤケ変化値に応じた二次元フィルタを作用させることによって、ボヤケ量の違いを修正してもよい。
ボヤケ量は画像の位置によって違うから、画像をブロックに分割してブロック毎にボヤケ量を修正してやれば、より適切に修正することができ、ひいては、確認用画面に適切に画像を表示させることが可能となる。
また、かかる本発明の画像表示装置においては、ボヤケ量の違いが大きくなるほど、フィルタサイズの大きな二次元フィルタを用いて、ボヤケ量の違いを修正するようにしてもよい。
例えば、ある画像を大きくぼやかそうとする場合、フィルタサイズの大きな二次元フィルタを用いた方が、適切にあるいは効率よくぼやかすことができる。このことから、確認用画面に表示した画像と、印刷した画像とのボヤケ量の違いを修正する場合にも、修正しようとするボヤケ量の違いが大きくなるほど、大きな二次元フィルタを使用することで、確認用画面に表示する画像を適切にあるいは効率よく修正することが可能となる。
あるいは、かかる本発明の画像表示装置においては、ボヤケ変化値を取得するに先立って、デジタル画像を印刷しようとする画像サイズを取得しておき、そして、画像サイズに応じてボヤケ変化値を取得するようにしてもよい。
デジタル画像を印刷したときのボヤケ量は、厳密には画像サイズに依存する。従って、デジタル画像を印刷したときと、確認用画面に表示したときとで、得られる画像のボヤケ量の違いに関する指標であるボヤケ変化値も、厳密には画像サイズに依存する。このことから、ボヤケ変化値を取得するに先立って、画像サイズを予め取得しておけば、より正確なボヤケ変化値を取得することができるので、確認用画面に表示する画像のボヤケ量をより正確に修正して表示することが可能となる。
また、このとき、次のようにしてボヤケ変化値を取得するようにしても良い。すなわち、デジタル画像に含まれるボヤケ量と、画像サイズとの組合せに対応付けて、ボヤケ変化値を予め記憶しておく。そして、デジタル画像から抽出したボヤケ量と画像サイズとに基づいて、予め記憶されているボヤケ変化値を取得するようにしてもよい。
このように、デジタル画像に含まれるボヤケ量と、画像サイズとの組合せに応じたボヤケ変化値を予め求めて記憶しておけば、デジタル画像から抽出したボヤケ量と画像サイズとに基づいて、適切なボヤケ変化値を迅速に取得することが可能となり、ひいては、確認用画面に表示される画像を、適切に且つ迅速に修正して表示させることが可能となる。
かかる本発明の画像表示装置においてはボヤケ量の修正量が所定量よりも大きくなった場合には、ボヤケ量の違いの修正量を、その所定量で固定しても良い。このとき、固定する所定量は、確認用画面の大きさを基準として定められた値とすることができる。
確認用画面に表示された画像のボヤケ量があまりに大きくなると、ボヤケ量そのものの大きさだけでなく、画面の大きさとの関係でボヤケ量の大きさを把握するようになる。このことから、ボヤケ量の修正量が所定量よりも大きくなった場合に、修正量をその所定量で制限するようにしておけば、確認用画面に表示された画像のボヤケ量があまりに大きくなり過ぎることを回避することができ、その結果、適切なボヤケ量に修正した画像を確認用画面に表示することが可能となる。
更に本発明は、上述した画像表示方法を実現するためのプログラムをコンピュータに読み込ませ、所定の機能を実行させることにより、コンピュータを用いて実現することも可能である。従って、本発明は次のようなプログラムとしての態様も含んでいる。すなわち、上述した画像表示方法に対応する本発明のプログラムは、
デジタル画像を確認用画面に表示する方法を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、
前記デジタル画像を印刷した時と、前記確認用画面に表示した時とで、得られる画像のボヤケ量の違いに関する指標であるボヤケ変化値を取得するボヤケ変化値取得機能と、
前記確認用画面に表示される前記デジタル画像に対して、前記ボヤケ変化値に応じて、前記印刷したデジタル画像に対する前記ボヤケ量の違いを修正するボヤケ量変化修正機能と、
前記ボヤケ量の違いが修正された前記デジタル画像を前記確認用画面に表示する画像表示機能と
をコンピュータにより実現することを要旨とする。
かかるプログラムをコンピュータに読み込んで、上記の各機能を実現させれば、確認用画面で適切な画像のみを選択することができ、実際にはピントが合っていない画像などを無駄に印刷してしまうことを回避することが可能となる。
以下では、上述した本願発明の内容を明確にするために、次のような順序に従って実施例を説明する。
A.装置構成:
B.仕上がり確認処理:
C.変形例:
C−1.第1の変形例:
C−2.第2の変形例:
A.装置構成 :
図1は、本実施例の画像表示装置を搭載した印刷装置10の外観形状を示す斜視図である。図示されるように、本実施例の印刷装置10は、スキャナ部100と、プリンタ部200と、スキャナ部100およびプリンタ部200の動作を制御する制御部300などから構成されている。スキャナ部100は、印刷された画像を読み込んで画像データを生成するスキャナ機能を有しており、プリンタ部200は、画像データを受け取って印刷媒体上に画像を印刷するプリンタ機能を有している。
制御部300には、印刷装置10のユーザーが操作するための操作パネル302や、メモリカードなどの外部記憶媒体を挿入するための挿入口304、外部の機器とデータをやり取りするためのUSB端子308などが搭載されており、また、制御部300の内部には、CPUや、ROM、RAMなどが搭載されている。印刷装置10のユーザーは、デジタルカメラなどで撮影した画像が記憶された記憶媒体を挿入口304に差し込んで、操作パネル302に設けられたモニタ画面306で確認しながら画像を選択すると、選択した画像をプリンタ部200で印刷することが可能となっている。また、USB端子308を介して、デジタルカメラと印刷装置10とを接続すれば、デジタルカメラ内に記憶されている画像をモニタ画面306で確認しながら選択して、プリンタ部200で印刷することも可能となっている。
ここで、モニタ画面306の大きさは、印刷して得られる画像の大きさとは異なっており、通常はモニタ画面306の方が小さくなっている。このため、モニタ画面306には、印刷画像が縮小された状態で表示されていることになるので、モニタ画面306で確認したときにはピントが合っているように見えていても、実際に印刷してみると、ピントが合っていないことが起こり得る。同様に、モニタ画面306では分からなかったのに、実際に印刷してみると、手ブレを起こしていたり、被写体の動きによるブレが生じている画像を無駄に印刷してしまうことが起こり得る。こうしたことを避けようとしてモニタ画面306で画像の一部を拡大表示すると、今度は画像全体を確認することが困難となってしまう。加えて、実際には、許容可能なボヤケやブレの程度は、画像の部分毎に異なっているため、ボヤケやブレの程度も含めて画像全体を把握する必要があるが、小さなモニタ画面306では、こうしたことは困難である。そこで、本実施例の印刷装置10では、モニタ画面306でも、ボヤケやブレの程度も含めて画像全体を把握することを可能とするために、次のようにして画像を表示している。
B.仕上がり確認処理 :
本実施例の印刷装置10では、記録媒体やデジタルカメラ内に記憶されている画像を読み出して、モニタ画面306に表示させ、印刷したい画像が見つかったら、その画像を選択した状態で、操作パネル302上の所定ボタンを押すと以下に説明する仕上がり確認処理が実行されて、実際に印刷して得られる画像を、モニタ画面306上で確認することが可能となっている。
図2は、本実施例の印刷装置10で行われる仕上がり確認処理の流れを示すフローチャートである。かかる処理は、制御部300に搭載されたCPUや、ROM、RAMなどによって実行される処理である。
仕上がり確認処理が開始されると、先ず初めに、印刷しようとするプリントサイズ(例えば、L版で印刷するのか、A4サイズで印刷するのかなど)を取得する(ステップS100)。印刷しようとするプリントサイズは、印刷装置10に予め設定しておき、その設定内容を取得するようにしても良いし、あるいは、プリントサイズを入力するようユーザーに促してもよい。
次いで、モニタ画面306上に表示されている画像に対応する画像データを、記録媒体あるいはデジタルカメラなどから読み出す処理を行う(ステップS102)。すなわち、モニタ画面306は画面サイズが小さく、画面を構成する縦横の画素数も少ないので、記憶されている画像データは、画素が間引かれるなど解像度変換された状態で表示されている。そこで、解像度変換されてモニタ画面306に表示されている画像データではなく、記憶媒体あるいはデジタルカメラに保存されている画像データを読み出すのである。
そして、読み出した画像を複数のブロックに分割する(ステップS104)。図3は、読み出した画像を複数のブロックに分割した様子を概念的に示した説明図である。以降の処理は、これら各ブロック単位で行われる。
先ず、処理の対象とするブロック(対象ブロック)を1つ選択する(ステップS106)。図3では、選択したブロックに斜線を付して表示している。次いで、対象ブロックの画像データを解析することによって、ボヤケ量(およびブレ量)を抽出する(ステップS108)。すなわち、保存されている画像データのピントのズレによるボヤケ量や、手ブレなどによるブレ量を、ブロック毎に抽出するのである。ボヤケ量(あるいはブレ量)は種々の方法によって抽出することができるが、最も簡単には、画像データに、ソーベルフィルタなどの二次元フィルタを作用させてエッジを検出し、その結果を用いて抽出することができる。
図4は、ソーベルフィルタを用いて画像中のエッジを検出している様子を示した説明図である。図4(a)は左右方向のエッジを検出するソーベルフィルタを例示したものであり、図4(b)は、上下方向のエッジを検出するソーベルフィルタを例示したものである。ソーベルフィルタは、対象画素を中心として、周囲の画素の階調値に、それぞれ所定の重み係数を乗算して合計した値を、対象画素の新たな階調値とする二次元フィルタである。
図4(c)には、水平方向のソーベルフィルタを適用することにより、水平方向のエッジを検出可能な原理が示されている。今、図4(c)の上側に折れ線で示したように階調値が変化する画像データに、水平方向のソーベルフィルタを適用したものとする。図4(c)に細線で示した矩形は、ソーベルフィルタを模式的に表したものである。ソーベルフィルタが「a」の位置(すなわち、階調値が変化していない位置)では、ソーベルフィルタの中心から、前方の画素に重みを付けた値と、後方の画素に重みを付けた値とが相殺するので、ソーベルフィルタの出力値(すなわち、エッジ強さ)はほとんど「0」となる。これに対して、「b」の位置のように、ソーベルフィルタの前方がエッジにかかると、エッジ強さは正の値を取り、そして「c」の位置のように、ソーベルフィルタ全体がエッジの中に含まれた状態になると、エッジ強さは増加する。また、「e」の位置のように、右肩下がりのエッジの場合は、エッジ強さは負の値となる。図4(c)の下段に示した折れ線は、このようにしてソーベルフィルタを適用することによって得られたエッジ強さを表している。このことから、図4(a)に示すようなソーベルフィルタを適用することにより、右肩上がりのエッジは正の値で、右肩下がりのエッジは負の値で、それぞれエッジの強さを検出可能なことが分かる。同様にして、図4(b)に示すようなソーベルフィルタを用いれば、上下方向のエッジを検出することができ、下に行くほど階調値が大きくなるようなエッジは正の値で、下に行くほど階調値が小さくなるようなエッジは負の値で検出されることが分かる。こうして、左右方向および上下方向にそれぞれエッジを検出したら、これらを合成することによってエッジ幅を算出する。
図5は、左右方向および上下方向のエッジからエッジ幅を検出する様子を示した説明図である。図5(a)には、左右方向および上下方向のエッジ強さを合成する計算式が示されている。また、図5(b)には、合成して得られたエッジ強さが例示されている。図4(c)に示したように、ソーベルフィルタによって得られるエッジ強さは、正負いずれの値も取り得るが、合成したエッジ強さは、図5(b)に示すように必ず正の値となる。そこで、合成したエッジ強さと所定の閾値とを比較して、エッジ強さが連続して閾値を越える画素数を検出すれば、エッジ幅を抽出することができる。
ここで、デジタルカメラで撮影したような画像では、エッジは物の輪郭に発生し、そのようなエッジでは階調値が急に変化するから、本来は、エッジ幅は極めて小さな値を取る筈である。このことから、以上にようにして得られたエッジ幅は、そのまま画像のボヤケ量を表していると考えることも可能である。また、手ブレなどは、方向性を持ったボヤケと考えることもできるから、同様の方法によってブレ量を抽出することも可能である。図2に示したステップS108では、先に選択された対象ブロックについてのボヤケ量(およびブレ量)を、以上のようにして抽出する処理を行う。
尚、対象ブロックのボヤケ量(およびブレ量)を抽出するに際しては、上述したソーベルフィルタを利用する方法に限らず、他の方法を用いても良い。例えば、デジタルカメラなどの画像データは、JPEGと呼ばれる形式で保存されることが通常である。JPEGでは、画像データを、縦横に所定画素数(通常は8画素)ずつのブロックに分割し、各ブロックの画像データを、直流成分と、各周波数での交流成分とに分離した後、画質への影響の少ない高周波成分をカットすることによって、画像を圧縮して保存することが可能となっている。また、画像の交流成分は、左右方向、上下方向、およびこれらを組み合わせた方向を考えることができる。結局、JPEGには、画像データを、直流成分と、これらの各種交流成分とに分解した時の、それぞれの成分毎の係数(DCT係数)が保存されている。
図6は、JPEG形式の画像データに記憶されているDCT係数を示した説明図である。図示されているように、画像データがJPEG形式で記憶されている場合には、左右方向および上下方向のDCT係数を直ちに読み出すことができ、これらを解析することによって、左右方向および上下方向のエッジ幅を求めることができ、これらを合成したエッジ幅を抽出することも可能である。
以上のようにして、対象ブロックのボヤケ量(およびブレ量)を抽出したら(図2のステップS108)、抽出したボヤケ量(およびブレ量)に基づいて、修正フィルタを生成する(ステップS110)。ここで、修正フィルタとは、次のようなものである。印刷装置10に搭載されているモニタ画面306はあまり大きくないので、記録媒体やデジタルカメラなどに保存されている画像データをモニタ画面306に表示すると、画像が縮小された状態で表示される。その結果、画像のボヤケや手ブレなども縮小されてしまうので、モニタ画面306に表示された画像と、実際に印刷した画像とでは、ボヤケや手ブレなどの程度が違って見えてしまう。修正フィルタとは、このような見え方の違いを修正するために用いる二次元フィルタであり、モニタ画面306に表示されている画像に対して修正フィルタを適用することにより、実際に印刷した画像と同じようなボヤケあるいはブレとなるように、ボヤケ量やブレ量を修正することが可能となる。このような修正フィルタは、次のようにして生成することができる。
図7は、修正フィルタを生成するための基本的な考え方を示した説明図である。一例として、対象ブロックから抽出されたボヤケ量(上述したエッジ幅)が10画素であったとする。このボヤケ量のままでモニタ画面306に表示したのでは、モニタ画面306に表示する際に画素が間引かれたり、縮小して表示される関係で、実際に印刷した画像とはボヤケの程度が異なってしまう。そこで、このボヤケ量を修正する。修正の程度は、次のように、画像の視野角を考慮することによって決定することができる。
図8は、画像の視野角に基づいて、ボヤケ量の修正量を決定する原理を示した説明図である。全く同じ大きさの画像であっても、遠くにあれば小さく見えるし、近くにあれば大きく見えることからも明らかなように、一般に、観察される画像の大きさは、画像の実際の大きさと、画像までの距離とによって決定される。換言すれば、画像の大きさWと、画像を観察するときの画像までの距離Lとによって決まる視野角を等しくしておけば、ほぼ同じような大きさの画像に見えると考えることができる。このことから、モニタ画面306の画像が、印刷した画像に対して大きく見えるのか、小さく見えるのか、そして小さく見えるのであれば、どの程度小さく見えるのかを見積もることができる。視野角は、画像の大きさをW、画像を観察するときの画像までの距離をLとすると、以下の数式で算出することができる。
視野角[deg ] =(360/π)arctan(W/2L)
例えば、印刷装置10に搭載されているモニタ画面306の大きさWが70mmであり、モニタ画面306を観察するときの距離Lが500mmであるとすると、モニタ画面306の視野角は約8deg となる。また、プリントサイズがいわゆるL版に設定されているとすると、印刷画像の大きさWは約90mmであり、印刷画像を確認するときの画像までの距離Lが300mmであるとすると、印刷画像の視野角は約17.2deg となる。結局、モニタ画面306では、L版に印刷した場合に比べて、約2.2分の1に縮小して表示されることになる。逆に言えば、対象ブロックから抽出されたボヤケ量を、2.2倍に拡大してモニタ画面306に表示してやれば、その画像をL版で印刷したときと同じようなボヤケの程度(あるいはブレの程度)で表示することが可能と考えられる。
従って、対象ブロックから検出されたボヤケ量が、図7(a)に示したように10画素であった場合には、図7(b)に示すようにボヤケ量が22画素となるように、二次元フィルタを用いて画像をぼやかしてやればよい。この場合、10画素のボヤケ量を、22画素に広げればよいのであるから、結局、ある画素の情報が6つ先の画素まで広がるような二次元フィルタを適用すればよいことが分かる。このような二次元フィルタは、種々のフィルタを考えることができる。例えば、ソース画像にフィルタを適用して得られた結果をデスティネーション画像に書き込むのであれば、6つ先の画素まで広げるためには、二次元フィルタの大きさは、少なくとも縦横の画素数が11画素から13画素程度のサイズが必要となる。更には、自然な感じでぼやかすことの可能なガウシアンフィルタを用いるのであれば、約2倍のフィルタサイズが必要となるので、縦横の画素数が25画素程度のフィルタサイズとなる。このようなサイズの二次元フィルタを用いれば、10画素のボヤケ量が22画素のボヤケ量となるように画像をぼやかすことができる。
もっとも、前述したように、図2の仕上がり確認処理は、モニタ画面306上に画像を表示させた状態で、特に、印刷したときの仕上がりを確認したいと思ったときに、操作パネル302の所定のボタンを押すことによって開始される処理である。すなわち、モニタ画面306に合わせて解像度などが変換された画像が存在しているから、記録媒体やデジタルカメラから読み出された画像にフィルタをかけるのではなく、既にモニタ画面306に合わせて解像度変換処理などが行われた画像にフィルタをかければよい。従って、画像をぼやかすためのフィルタも、解像度変換されたサイズのフィルタを用いることになる。
例えば、記録媒体などに保存されている画像が、幅方向に2000個の画素から構成されているとして、モニタ画面306が幅方向に320個の画素から構成されているものとすると、記録媒体などに保存されている画像をモニタ画面306に表示するために、2000画素が320画素に解像度変換されていることになる。これに合わせて、縦横13画素の二次元フィルタであれば、(320*13/2000=2.08)であるから、縦横2画素(実際にはフィルタサイズは奇数になるので縦横3画素)のフィルタを用いれば良く、また、縦横25画素のガウシアンフィルタであれば、(320*25/2000=4)であるがフィルタサイズは奇数になるので、縦横5画素のガウシアンフィルタを用いればよい。このようにフィルタサイズが決まれば、修正フィルタは容易に生成することができる。
図9は、フィルタサイズからガウシアンフィルタを生成する様子を示す説明図である。図中に示したσは、ボヤケさそうとする画素数の半値幅である。上述した例では、記録媒体に保存されている解像度の状態で、12画素であったから、モニタ画面306の解像度では、約1.9画素(=320*12/2000)の半分で約0.95となる。また、ブレ量を修正するための修正フィルタについても、フィルタサイズが決まれば、図10に示す式によって生成することができる。ここで、bは、モニタ画面306の解像度でのブレ幅であり、θはブレの方向である。図2に示したステップS110では、以上のようにしてモニタ画面306の解像度での修正フィルタを生成する。
次いで、モニタ画面306に表示されている画像に対して、生成した修正フィルタを適用した後(ステップS112)、全ブロックについて処理を終了したか否かを判断する(ステップS114)。そして、未処理のブロックが残っていれば(ステップS114:no)、ステップS106に戻って新たな対象ブロックを1つ選択し、その対象ブロックに対して上述した処理を行う。こうした操作を繰り返し、全てのブロックについての処理を終了したと判断されたら(ステップS114:yes)、修正フィルタが適用された画像をモニタ画面306に表示した後(ステップS116)、図2に示す仕上がり確認処理を終了する。
以上に説明した本実施例の印刷装置10では、図2の仕上がり確認処理を行うことにより、実際に印刷された画像と同じ程度のボヤケ量(あるいはブレ量)で、モニタ画面306に画像を表示させることができる。このため、実際に画像を印刷しなくても、どの程度ぼやけているか(あるいはぶれているか)を、モニタ画面306で確認することができるので、無駄に画像を印刷してしまうことを回避することが可能となる。
また、厳密には画像全体に亘って、ボヤケやブレが皆無ということは起こり得ず、実際には、ボヤケやブレの程度が許容できる程度か否かというに過ぎない。そして、ボヤケやブレを許容できるか否かは、被写体や構図などと密接に関連しているため、画像全体を把握した上でなければ判断することが困難である。この点、上述した仕上がり確認処理では、モニタ画面306上に画像全体を表示しながら、同時に、画像の各部分でのボヤケ程度やブレ程度を確認することができる。このため、それぞれのボヤケやブレの程度が許容できる程度か否かを、実際に印刷してみなくても適切に判断することができるので、許容できない程度にボヤケやブレの大きな画像を無駄に印刷してしまうことを、確実に回避することが可能となる。
C.変形例 :
上述した実施例には種々の変形例が存在している。以下では、これら変形例について簡単に説明する。
C−1.第1の変形例 :
上述した実施例では、記録媒体やデジタルカメラなどに保存されている画像のボヤケ量を抽出すると、画像の視野角の違いに応じて、ボヤケ量に比例係数をかけることによって、何画素分だけぼやかせば良いかを決定した。従って、元になった画像のボヤケ量が大きくなるほど、ぼやかす画素数も多くなる。
しかし、モニタ画面306に表示された画像のボヤケ量が、モニタ画面306と比較し得る程度に大きくなると(例えば、モニタ画面306の1/10程度)、モニタ画面306の大きさとの比較によってボヤケ量(あるいはブレ量)を認識するようになる。この結果、モニタ画面306上でのボヤケ量自体は、実際に画像を印刷した場合のボヤケ量と同程度であるにも拘わらず、モニタ画面306との対比によって実際以上のボヤケ量であるかのように感じてしまうことがある。
そこで、保存されている画像のボヤケ量が所定値以上に大きくなった場合には(あるいは、モニタ画面306上でのボヤケ量が所定値以上に大きくなった場合には)、保存されている画像のボヤケ量に拘わらず、モニタ画面306上でのボヤケ量を一定量だけ修正するようにしても良い。図11には、このような第1の変形例における保存画像のボヤケ量とモニタ画面上でのボヤケ量の関係が概念的に示されている。図示されているように、第1の変形例では、モニタ画面306の画像でのボヤケ量がある程度の値より大きくなった場合には、たとえ保存されている画像のボヤケ量が大きくなった場合でも、一定量だけ修正されるようになっている。こうすれば、たとえモニタ画面306上でのボヤケ量が大変に大きくなった場合でも、実際に印刷した画像とほぼ同じような印象の画像を、モニタ画面306上に表示させることが可能となる。
C−2.第2の変形例 :
また、上述した実施例では、保存されている画像のボヤケ量を抽出すると、視野角が等しくなるようにモニタ画面306でのボヤケ量を算出した後、算出したボヤケ量が得られるようにフィルタサイズを決定した。しかし、視野角に基づいてモニタ画面306でのボヤケ量を算出するのではなく、実際に官能試験を行って、モニタ画面306でのボヤケ量を求めても良い。
図12は、第2の変形例において、記録媒体などに保存されている画像のボヤケ量と、モニタ画面306上でのボヤケ量との関係を模式的に示した説明図である。図中に示した太い実線は、L版に印刷するものとして、モニタ画面306上で何画素分ぼやかしておけば、印刷画像と同じようなボヤケに見えるかを、画像のボヤケ量を変えて官能試験によって求めた結果を示している。また、図中に示した太い破線は、A4用紙に印刷するものとして、同様な官能試験を行った結果を示している。このような対応関係を予め求めておくことによって、モニタ画面306でのボヤケ量の修正量、延いては修正フィルタのフィルタサイズを決定するようにしても良い。
また、この場合、図12に示すような対応関係、すなわち、保存されている画像のボヤケ量と、モニタ画面306でのボヤケ量との対応関係の代わりに、保存画像のボヤケ量と、修正フィルタのフィルタサイズとの対応関係を求めて予め記憶しておいても良い。こうすれば、プリントサイズと、保存画像のボヤケ量とが分かれば、修正フィルタのフィルタサイズを直ちに決定することができるので、修正フィルタを迅速に生成して、モニタ画面306の画像を速やかに更新することが可能となる。
以上、本実施例の画像表示装置について説明したが、本発明は上記すべての実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
本実施例の画像表示装置を搭載した印刷装置の外観形状を示す斜視図である。 本実施例の印刷装置で行われる仕上がり確認処理の流れを示すフローチャートである。 読み出した画像を複数のブロックに分割した様子を概念的に示した説明図である。 ソーベルフィルタを用いて画像中のエッジを検出している様子を示した説明図である。 左右方向および上下方向のエッジからエッジ幅を検出する様子を示した説明図である。 JPEG形式の画像データに記憶されているDCT係数を示した説明図である。 修正フィルタを生成するための基本的な考え方を示した説明図である。 画像の視野角に基づいてボヤケ量の修正量を決定する原理を示した説明図である。 フィルタサイズからガウシアンフィルタを生成する様子を示す説明図である。 ブレ量を修正する修正フィルタを生成する様子を示した説明図である。 第1の変形例における保存画像のボヤケ量とモニタ画面上でのボヤケ量との関係を概念的に示した説明図である。 第2の変形例において記録媒体などに保存されている画像のボヤケ量とモニタ画面上でのボヤケ量との関係を概念的に示した説明図である。
符号の説明
10…印刷装置、 300…制御部、 302…操作パネル、
304…挿入口、 306…モニタ画面、 308…USB端子

Claims (8)

  1. デジタル画像を確認用画面に表示する画像表示装置であって、
    前記デジタル画像を印刷した時と、前記確認用画面に表示した時とで、得られる画像のボヤケ量の違いに関する指標であるボヤケ変化値を取得するボヤケ変化値取得手段と、
    前記確認用画面に表示される前記デジタル画像に対して、前記ボヤケ変化値に応じて、前記印刷したデジタル画像に対する前記ボヤケ量の違いを修正するボヤケ量変化修正手段と、
    前記ボヤケ量の違いが修正された前記デジタル画像を前記確認用画面に表示する画像表示手段と
    を備える画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置であって、
    前記デジタル画像を所定の大きさのブロックに分割する画像分割手段を備え、
    前記ボヤケ変化値取得手段は、前記ブロック毎に前記ボヤケ変化値を取得する手段であり、
    前記ボヤケ量変化修正手段は、前記ブロック毎に前記ボヤケ変化値に応じた二次元フィルタを作用させることによって、前記ボヤケ量の違いを修正する手段である画像表示装置。
  3. 請求項1に記載の画像表示装置であって、
    前記ボヤケ量変化修正手段は、前記ボヤケ量の違いが大きくなるほど、フィルタサイズの大きな二次元フィルタを使用して、該ボヤケ量の違いを修正する手段である画像表示装置。
  4. 請求項1に記載の画像表示装置であって、
    前記デジタル画像を印刷しようとする画像サイズを取得する画像サイズ取得手段を備え、
    前記ボヤケ変化値取得手段は、前記画像サイズに応じて前記ボヤケ変化値を取得する手段である画像表示装置。
  5. 請求項4に記載の画像表示装置であって、
    前記デジタル画像に含まれるボヤケ量と前記画像サイズとの組合せに対応付けて、前記ボヤケ変化値を予め記憶しているボヤケ変化値記憶手段を備え、
    前記ボヤケ変化値取得手段は、前記デジタル画像に含まれるボヤケ量と前記画像サイズとに基づいて、前記ボヤケ変化値を取得する手段である画像表示装置。
  6. 請求項1に記載の画像表示装置であって、
    前記ボヤケ量変化修正手段は、前記ボヤケ量の修正量が所定量よりも大きくなった場合には、該ボヤケ量の違いを該所定量だけ修正する手段である画像表示装置。
  7. デジタル画像を確認用画面に表示する画像表示方法であって、
    前記デジタル画像を印刷した時と、前記確認用画面に表示した時とで、得られる画像のボヤケ量の違いに関する指標であるボヤケ変化値を取得するボヤケ変化値取得工程と、
    前記確認用画面に表示される前記デジタル画像に対して、前記ボヤケ変化値に応じて、前記印刷したデジタル画像に対する前記ボヤケ量の違いを修正するボヤケ量変化修正工程と、
    前記ボヤケ量の違いが修正された前記デジタル画像を前記確認用画面に表示する画像表示工程と
    を備える画像表示方法。
  8. デジタル画像を確認用画面に表示する方法を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、
    前記デジタル画像を印刷した時と、前記確認用画面に表示した時とで、得られる画像のボヤケ量の違いに関する指標であるボヤケ変化値を取得するボヤケ変化値取得機能と、
    前記確認用画面に表示される前記デジタル画像に対して、前記ボヤケ変化値に応じて、前記印刷したデジタル画像に対する前記ボヤケ量の違いを修正するボヤケ量変化修正機能と、
    前記ボヤケ量の違いが修正された前記デジタル画像を前記確認用画面に表示する画像表示機能と
    をコンピュータにより実現するプログラム。
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