JP2009014712A - 物体検出装置とそれを適用したゲート装置 - Google Patents

物体検出装置とそれを適用したゲート装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な処理によって対象領域の物体を検出する技術を提供する。
【解決手段】監視対象領域に市松模様などの明暗パターンを投影する。そのパターンを時系列的に撮影する。異なる時点での画像の差分を取って差分画像を生成する。監視対象領域内に動きが無いとき差分画像は0値になる。監視対象領域内で何かの物体が動くと、動いた物体の輪郭内に差分画像が残る。その輪郭の形状と位置から平面的な特徴が抽出される。その輪郭内に撮影され、物体の存在によって歪んだ明暗パターンに基づいて、物体の高さが検出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、対象領域内の物体を検出する装置に関する。本発明はまた、その検出結果に応じてゲートの開閉を制御する装置に関する。
対象領域における物体の有無や移動を検出する検出装置が広く用いられている。こうした検出装置は、例えば自動ドアなどのゲート装置を制御するために用いられる。また対象領域の安全性を監視するために用いられる。こうした目的のためには、検出結果がリアルタイムで得られるように、情報処理が高速に行われることが望ましい。
特許文献1には、通過物体検知装置及び通過物体計数装置が記載されている。この技術においては、監視領域上に輝点マトリクスを投影して撮影した画像を処理することにより、監視領域を複数の人間が並んで通過した場合にその通過が検出される。
特許文献2には、所定の投影パターンで被写界を照射する照射部と、その被写界を撮像し、被写界中の投影パターンの動きから動体画像を生成する撮像部と、撮像部により生成される動体画像に基づいて、被写体中の動体の形状または寸法を求める動体検出部と、動体検出部により検出される動体の形状または寸法に基づいて、警報情報を出力する監視部とを備えたことを特徴とする監視装置が記載されている。
特開平9−27021号公報 特開2001−249008号公報
背景技術において説明したような高速な情報処理を低コストで達成するために、高価なプロセッサ、画像処理ソフトウェア等を必要としない簡単な処理で検出結果が得られることが望まれる。
また、監視カメラ等による鮮明な映像の撮影は、プライバシーに対する配慮から、場合によっては避けた方が望ましい場合がある。
本発明の目的は、簡単な処理によって対象領域の物体を検出する技術を提供することである。
本発明の他の目的は、対象の姿を鮮明に記録することをせずに対象の監視をすることが可能な技術を提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明によるゲート装置は、第1の光学的特徴量を有する第1領域(30)と第2の光学的特徴量を有する第2領域(31)とが交番的に配列された繰り返し模様(29)を監視対象領域(27)に投影する投影部(4)と、監視対象領域(27)の画像を撮影する撮影部(6)と、撮影部(6)が第1の時刻で撮影した第1画像と第2の時刻で撮影した第2画像の異なっている領域である破れ領域を抽出する破れ抽出部(9)と、破れ領域の所定の特徴量を抽出する特徴量抽出部(12)と、特徴量に基づいてゲート(32)の開閉を制御するゲート制御部(3)とを備える。
本発明によるゲート装置において、特徴量抽出部(12)は破れ領域の面積を計算する面積計算部(11)を備える。面積計算部(11)は、破れ領域に含まれる第1領域(30)と第2領域(31)との少なくとも一方の個数をカウントしたカウント値を面積として算出する。
本発明によるゲート装置において、投影部(4)は視野を下方に向けて天井に設置される。ゲート(32)は、ゲート(32)に対して監視対象領域(27)の側とその反対側との間の通行を遮断する。
本発明によるゲート装置において、破れ抽出部(9)は、第1画像と第2画像との差分を計算することによって、破れ領域に繰り返し模様(29)が変形した変形繰り返し模様が含まれる差分画像(34)を生成し、変形繰り返し模様の第1領域(30)に挟まれた第2領域(31)の光学的特徴量を第1光学的特徴量に変換することによって、破れ領域を塗り潰された領域として抽出する。ゲート制御部(3)は、塗り潰された領域の時系列的な動きに基づいてゲート(32)の開閉を制御する。
本発明によるゲート装置において、破れ領域は、第1画像と第2画像との差分を計算することによって、破れ領域に繰り返し模様(29)が変形した変形繰り返し模様が含まれる差分画像(34)を生成する。特徴量抽出部(12)は更に、変形繰り返し模様に基づいて破れ領域に存在する対象の高さを高さ情報として算出する高さ情報算出部(13)を備える。ゲート制御部(3)は、高さ情報に基づいてゲートの開閉を制御する。
本発明によるゲート装置において、投影部(4)は、第1領域(30)と第2領域(31)とが第1方向と第2方向とに周期的に並ぶように繰り返し模様(29)を投影する。撮影部(6)の監視対象領域(27)の画像を撮影するための光軸は、投影部(4)が繰り返し模様(29)を投影するための光学系の光軸に対して、第1方向に所定のオフセット値分ずれ、第2方向に同じ位置に配置される。
本発明によるゲート装置において、特徴量抽出部(12)は更に、監視対象領域(27)の背景面に投影される繰り返し模様(29)に対する監視対象領域に存在する物体(37)に投影された繰り返し模様の第1方向におけるずれの大きさに基づいて物体の上面の高さを高さ情報として算出する高さ情報算出部(13)を備える。ゲート制御部(3)は、高さ情報に基づいてゲートの開閉を制御する。
本発明によるゲート装置において、破れ抽出部(9)は、破れ領域の第1方向の端部において輝度が所定値以下の領域を破れ領域から除く影抜き処理を実行する。
本発明によるゲート装置において、繰り返し模様(29)は、第1領域(30)には赤外線が照射され、第2領域(31)には赤外線が照射されないことによって形成される。
本発明によるゲート装置において、破れ抽出部(9)は第2画像と第3の時刻に撮影した第3画像の異なっている領域である第2破れ領域を抽出する。特徴量抽出部(12)は更に、破れ領域の位置と第2破れ領域の位置とから監視対象領域(27)内に存在する対象の移動方向を検出する移動方向検出部(15)を備える。ゲート制御部(3)は、移動方向に基づいてゲート(32)の開閉を制御する。
本発明によるゲート装置において、ゲート制御部(3)は、破れ領域の形状に基づいてゲート(32)の開閉を制御する。
本発明によるゲート装置において、特徴量抽出部(12)は更に、破れ領域に示される対象が監視対象領域(27)内に滞在している滞在時間を監視する滞在時間監視部(16)を備える。
本発明によるゲート装置において、撮影部が撮影した監視対象領域(27)の画像は、第1の光学的特徴量に近い第1閾値と第2の光学的特徴量に近い第2閾値とを用いて2値画像に変換される。
本発明による物体検出装置は、第1の光学的特徴量を有する第1領域(30)と第2の光学的特徴量を有する第2領域(31)とが交番的に配列された繰り返し模様(29)を監視対象領域(27)に投影する投影部(4)と、監視対象領域(27)の画像を撮影する撮影部(4)と、撮影部(4)が第1の時刻で撮影した第1画像と第2の時刻で撮影した第2画像の異なっている領域である破れ領域を抽出する破れ抽出部(9)と、破れ領域の所定の特徴量を抽出する特徴量抽出部(11)とを備える。
本発明による物体検出装置において、破れ抽出部(9)は、第1画像と第2画像との差分を計算することによって、破れ領域に繰り返し模様(29)が変形した変形繰り返し模様が含まれる差分画像(34)を生成し、変形繰り返し模様の第1領域(30)に挟まれた第2領域(31)の光学的特徴量を第1光学的特徴量に変換することによって、破れ領域を塗り潰された領域として抽出する。
本発明により、簡単な処理によって対象領域の物体を検出する技術が提供される。
更に本発明により、対象の姿を鮮明に記録することをせずに対象の監視をすることが可能な技術が提供される。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本実施の形態における物体検出装置の構成を示すブロック図である。物体検出装置1は、各種装置を情報通信可能に相互に接続するバス2を備える。以下、バス2に接続される装置について説明する。これらの装置は、バス2を介して他の装置から受信する情報に基づいて動作する。
ゲート制御部3については後述する。投影制御部5は、パターンプロジェクタである投影部4の投影動作を制御する。撮影制御部7は、デジタルカメラであるカメラ部6を制御する。画像処理演算部8は、カメラ部6が撮影した画像の画像処理を行う。画像処理演算部8は、記憶装置に格納されたソフトウェアが後述するCPU19に読み取られ実行されることにより実現される機能ブロックである。以下、プログラムとして説明される構成要素は、このような機能ブロックを示す。
物体検出装置1は、プログラムである破れ検出・抽出部9、平面特徴量抽出部10、高さ特徴量抽出部13、時系列特徴量抽出部14、評価判定通報部17を備える。平面特徴量抽出部10、高さ特徴量抽出部13及び時系列特徴量抽出部14は特徴量抽出部12を構成する。物体検出装置1は更に、投影部4が投影するパターンを記憶するパターンメモリ20、カメラ部6によって撮影された時系列的な画像を記憶する時系列画像メモリ21、その時系列画像に基づいて破れ検出・抽出部9が生成した破れ抽出画像とマスク画像をそれぞれ記憶する破れ抽出画像メモリ22及びマスク抽出画像メモリ23、破れ抽出画像とマスク抽出画像に基づいて平面特徴量抽出部10、高さ特徴量抽出部13及び時系列特徴量抽出部14が抽出した特徴量を記憶する特徴量メモリ24、特徴量に基づいて警告等の出力処理を行うための基準となる各種パラメータを記憶するパラメータデータベース25及び物体データベース26を備える。物体検出装置1は、プログラムロム、RAM18と、以上の各装置を制御するCPU19を備える。
図2は、本実施の形態における物体検出装置1が設置される状況を示す。物体検出装置1によって監視される安全監視領域27が設定される。図2においては、物体検出装置1が適用される状況を分かりやすくするために、安全監視領域27の内部に物体37が置かれている。物体検出装置1は、監視すべき対象である物体37の周囲に人体28などが進入したことを検出するために使用される。あるいは物体検出装置1は、人体28などがうかつに近づくと危険な工作機械や化学物質などである物体37の周囲に人体28などが進入したことを検出するために使用される。
安全監視領域27の付近に投影部4が設置される。投影部4が設置される場所は、典型的には安全監視領域27が設定された建造物の天井である。投影部4は、投影制御部5に制御されてパターンメモリ20が記憶するパターン29を安全監視領域27の設定された方向に対して投影する。図2の例では、このパターン29は安全監視領域27が設定された下方に向けて投影されている。安全監視領域27は、投影部4の光源と床面に投影されたパターン29の輪郭とを結ぶ面に含まれる。
図2には、市松模様のパターン29が描かれている。このパターン29は、それぞれ周期的に並んだ明部30と暗部31とからなる。明部30と暗部31は交互に並んでいる。典型的な例では、明部30には所定の輝度の赤外線が投影され、暗部31には赤外線が投影されない。赤外線の輝度差によって周期的な明暗のパターン29が形成される。このパターン29は、輝度差に替えて、明部30と暗部31に対して波長の異なる電磁波を投影するなど、他の方法によって形成することも可能である。すなわちパターン29は、第1の光学的特徴量を有する第1領域と第2の光学的特徴量を有する第2領域とが交番的に配列されることによって形成される。
パターン29は、市松模様に限られず、繰り返し模様(タイル模様)であれば他の種類のパターンでもよい。例えば、三角形の明部と暗部とが交番的に配列されることによって所定の領域内を埋める模様でもよい。こうしたパターンは、それぞれ図2の明部30と暗部31とに相当する第1領域と第2領域とを有する。第1領域と第2領域とは共に閉じた輪郭を有すると、後述する破れ抽出画像の生成が容易である点で好ましい。
カメラ部6は、投影部4に隣接して天井に設置され、パターン29を時系列的に撮影して時系列画像を生成する。時系列画像は、動画あるいは所定の時間間隔で撮影された静止画を要素とするグループである。カメラ部6が撮影する画像は、安全監視領域27の全部を含む。
以上の構成を備えた物体検出装置1の動作を以下に説明する。図3は、投影制御部5の動作を示す。投影制御部5は、記憶装置から輝度などの投影条件を読み込む(ステップS1)。投影制御部5は、パターンメモリ20からパターン29を読み込む(ステップS2)。投影制御部5は、投影部4を制御して読み込んだパターン29を投影させる(ステップS3)。投影制御部5は、投影条件を変更する命令がCPU19から送信されているか否かをモニタする(ステップS4)。投影条件の変更が無い場合はパターン29の投影を続ける。投影条件が変更されたときは、新たな投影条件でパターンの投影を行う。
図4は、撮影制御部7の動作を示す。撮影制御部7は、記憶装置から感度、絞り、焦点、撮影のタイミングなどの撮影条件を読み込む(ステップS5)。撮影制御部7は、安全監視領域27を撮影して時系列的画像を生成する(ステップS6)。時系列画像は逐次、時系列画像メモリ21に保存される(ステップS7)。このとき、撮影時刻も共に保存される。撮影制御部7は、撮影条件を変更する命令がCPU19から送信されているか否かをモニタする(ステップS8)。撮影条件の変更が無い場合はそのまま撮影を続ける。撮影条件が変更されたときは、新たな撮影条件で撮影を行う。カメラ部6による撮影は、投影部4によるパターン29の投影と平行して、安全監視領域27を監視する期間中、常時行われる。撮影条件が変更されない間、カメラ部6の視野は固定されている。
画像処理演算部8は、カメラ部6が撮影した時系列画像を、明部30の輝度に近い第1閾値と暗部31の輝度に近い第2閾値とによって2値化して2値化時系列画像を生成してもよい。この場合、時系列画像メモリ21に保存され以後の処理の対象となるのは、この2値化時系列画像である。画像が2値化されると、第1に以下の処理の精度が向上し、第2に被写体の鮮明な映像が見えなくなるために、プライバシー保護の観点から望ましい。
図5は、破れ検出・抽出部9の動作を示す。破れ検出・抽出部9は、時系列画像メモリ21に保存された時系列画像をリアルタイムで読み込む(ステップS9)。カメラ部6が撮影された時系列画像が動画であるときは、その動画から所定の時間間隔で動画を構成するコマを抽出して読み込む。カメラ部6が撮影した時系列画像が所定の時間間隔で撮影された静止画であるときは、最新の静止画を逐次、読み込む。図10に時系列画像33の例が描かれている。
破れ検出・抽出部9は、時系列画像を構成する静止画のうち、第1のタイミングで撮影された画像と第2のタイミングで撮影された画像との差分を算出して差分画像34を生成する(ステップS10)。例えば1秒毎に撮影された時系列画像の場合は、1秒前の画像と最新の画像との差分の絶対値を画素毎に計算して差分画像34を生成する。各時刻に差分画像34が生成されることにより、差分画像の時系列的なシリーズが生成される。差分画像34は、明部30に対応する白画素と暗部に対応する黒画素とからなる2値の画像である。
安全監視領域27の内部に動きが無い静止状態のとき、第1のタイミングで撮影された画像33−1と第2のタイミングで撮影された画像33−2は同一であるため、差分画像34−1は各画素の輝度が0値である一様な画像となる。以下、この0値の画素で占められる領域を黒領域と呼ぶ。安全監視領域27が平坦な床面である場合、あるいは安全監視領域27の内部に動かない物体37が置かれているとき、こうした黒領域で塗りつぶされた一様な差分画像34−1が生成される。一様な差分画像34−1が生成されている間、安全監視領域27に動きが無いことを示す安全領域確保信号が評価判定通報部17に送信される。一様な差分画像34−1が生成されている間、ステップS9〜S11の処理が繰り返される(ステップS11NO)。
安全監視領域27の内部に物体の動きがあったとき、差分画像34のその物体に対応する領域に一様に塗り潰された画像ではない破れ領域が存在する破れ差分画像34−2が生成される(ステップS11YES)。
破れ検出・抽出部9は、破れ差分画像34−2が生成されたと判定すると、破れ領域をその周囲の領域とは区別して一様に塗り潰した画像である破れ抽出画像35を生成する。破れ抽出画像35における破れ領域は、例えば明部30と輝度が同じ明るい色で塗り潰される。以下、この明るく一様に塗り潰された領域を白領域と呼ぶ。破れ検出・抽出部9は、生成した時系列的な破れ抽出画像35を破れ抽出画像メモリ22に保存する(ステップS12)。
白領域は、例えば以下のように作成される。破れ差分画像34−2の画素を所定の走査方向にモニタする。一の白画素と他の白画素に1つ以上の黒画素が挟まれていたとき、その黒画素を白画素に変換する。この処理は、明部30と暗部とが共に閉じた輪郭を有する場合、特に容易に実行される。こうした処理により、容易に破れ抽出画像35が生成される。
破れ検出・抽出部9は、破れ抽出画像35における破れ領域に対応する領域の画像を時系列画像メモリ21から抜き取り、破れ抽出画像35の破れ領域にはめ込んでマスク抽出画像36を作成し、マスク抽出画像メモリ23に保存する(ステップS13)。このマスク抽出画像36には、安全監視領域27の内部で動いている物に投影されたパターン29のみが写っている。この処理が終わると、破れ検出・抽出部9はステップS9以降の処理を繰り返す。
図6は、平面特徴量抽出部10の動作を示す。平面特徴量抽出部10は、破れ抽出画像メモリ22から破れ抽出画像35を読み込む(ステップS20)。破れ抽出画像35に含まれる破れ領域は、個別に特定されてそれぞれに識別子を付与される(ステップS21)。平面特徴量抽出部10は、識別子に対応づけて、破れ領域の位置、形状、縦横の寸法もしくは最大径、面積などの特徴量を抽出する(ステップS22、S23)。
破れ領域の面積は、例えば次のような方法によって抽出される。平面特徴量抽出部10はマスク抽出画像36を読み込む。そのマスク抽出画像36において、寸法を抽出する破れ領域を特定する。平面特徴量抽出部10が備えるカウント部11は、その破れ領域に含まれる明領域と暗領域との少なくとも一方の数を数えてカウント値を生成する。このカウント値により、対象のおおよその面積を知ることができる。こうしたカウント処理は、少ない計算量で高速に実行することができる。
平面特徴量抽出部10は、ステップS21〜S23で得られた破れ領域に関する情報をまとめた特徴量リストを作成して特徴量リスト24に保存する(ステップS24)。ステップS22〜S24の処理は、すべての破れ領域に対して順次、実行される(ステップS25)。
図7は、高さ特徴量抽出部13の動作を示す。高さ特徴量抽出部13は、マスク抽出画像メモリ23からマスク抽出画像36を読み込む(ステップS30)。マスク抽出画像36に含まれる破れ領域は、個別に特定されて、それぞれ固有の識別子を付与される(ステップS31)。高さ特徴量抽出部13は、破れ領域の形状と寸法を算出する。
安全監視領域27の内部に対象が存在するときは、床面のパターンに対して、その対象に投影されたパターン29の大きさと形状と位置が変化する。高さ特徴量抽出部13は、この変化から、それぞれの破れ領域に対応する対象の高さを示す高さ情報を生成する(ステップS32、33)。
高さ特徴量抽出部13は、ステップS31〜S33で得られた破れ領域に関する情報をまとめた特徴量リストを作成して特徴量リスト24に保存する(ステップS34)。ステップS32〜S34の処理は、すべての破れ領域に対して順次、実行される(ステップS35)。
図8は、時系列特徴量抽出部14の動作を示す。時系列特徴量抽出部14は、特徴量メモリ24から特徴量リストを読み込む(ステップS40)。時系列特徴量抽出部14は、特徴量リストの情報と、物体データベース26に登録されている情報とに基づいて、破れ領域毎に分類を付与する。例えば物体データベースに人体高さの下限値と上限値、寸法の下限値と上限値が登録されている場合、特徴量リストに保存されている高さと寸法がそれらの下限値と上限値の間に入っていれば、破れ領域に対応する対象が人体である可能性があるため、破れ領域を特定する識別子に対応させて人体という分類を与えて保存する(ステップS41)。
時系列特徴量抽出部14は、時系列的な破れ領域の移動を追跡する。時系列的な破れ抽出画像35のうち、連続する2つの破れ抽出画像35における破れ領域の位置が所定の距離以内であるとき、それらは同一の物体による破れ領域であると判定され、同一の識別子を付与される。時系列的な破れ抽出画像35から、同一の識別子を付与された破れ領域の位置の時系列的な変化が得られる。時系列特徴量抽出部14が備える移動方向検出部15は、この時系列的な変化から移動方向と移動速度とを算出する。時系列特徴量抽出部14が備える滞留時間監視部16は、同一の識別子を付与された破れ画像が発生してから消えるまでの時間である滞留時間を算出することにより、ある対象が安全監視領域内に滞在していた時間を算出する(ステップS42、43)。
時系列特徴量抽出部14は、ステップS41〜S43で得られた破れ領域に関する情報をまとめた特徴量リストを作成して特徴量リスト24に保存する(ステップS44)。ステップS42〜S44の処理は、すべての破れ領域に対して順次、実行される(ステップS45)。
図9は、評価・判定・通報部17の動作を示す。評価・判定・通報部17は、破れ検出・抽出部9が破れを検出したか否かをモニタする(ステップS14)。破れが検出されていない場合、安全が確保されているという評価判定を行い(ステップS15)、その結果を安全通報として出力する(ステップS16)。破れが検出された場合、それがトリガとなって、物体検出装置1は特徴量検出の動作に入る。通報を発信するか否かを決定するために、特徴量メモリ24に保存された特徴量を物体データベース26に登録されている所定の基準、例えば面積、寸法、高さなどの閾値によってフィルタリングする(ステップS16−1)。フィルタリングの結果、通報を発信する必要が無いと判定されると、破れが検出されなかった場合と同様の処理が行われる。この処理により、不必要な物体検出がされず、誤作動が防止される。通報を発信する必要があると判定されると、警告を促すための安全破れ第一報通報が出力される(ステップS17)。その後、特徴量リストの評価及び判定が行われる。例えば特徴量メモリ24に記録された大きさが所定の基準よりも小さければ人間でないと判定され、その判定に基づいて安全性に関する評価が行われる(ステップS18)。特徴量リストに記録されたデータ、評価及び判定の結果は、詳細情報として出力される(ステップS19)。オペレータは、その出力結果を参照することにより、安全性を評価することができる。
図11は、上記の物体検出装置1を利用したゲート装置を示す。ゲート装置は、物体検出装置に加えて自動ドア32を備える。自動ドア32は、図1に示されたゲート制御部3に制御されることによって開閉する。自動ドア32は、閉じられた状態のときは安全監視領域27が存在する側と、自動ドア32に対してその反対側との通行を遮断する。
自動ドア32の制御は、平面特徴量抽出部10が抽出した破れ領域の位置、形状、寸法、面積、高さ特徴量抽出部13が抽出した対象の高さ、時系列特徴量抽出部14が算出した移動方向、移動速度、滞留時間などの特徴量メモリ24に保存される情報に基づいて行われる。例えば、破れ領域が自動ドア32の方向に移動しているときに、対象が自動ドア32に向っていると判定して、自動ドア32が開くように制御される。対象の寸法(破れ領域の面積)及び高さが所定の範囲内に入っているときにのみ自動ドア32が開くように制御されることにより、例えば猫などの小動物が自動ドア32を通過することを妨げ、人間のみが自動ドア32を通過するように制御することができる。破れ領域の形状に基づいて、所定の形状の基準を満たす対象だけ自動ドア32を通すようにしてもよい。
こうしたゲート装置の他の適用例として、安全のために自動ドア32を開けない制御を行うことができる。例えば、自動ドア32に対して安全監視領域27の反対側に工作機械が設置されていたとする。ゲート装置は、その工作機械が動いているか停止しているかを検出して検出信号を生成する検出部を備える。検出信号は、工作機械の制御信号に基づいて、あるいは工作機械の動きを上記の物体検出装置で認識することにより生成される。この検出信号に基づいて、工作機械が停止していないときは自動ドア32が開くことを許可せず、工作機械が停止しているときのみ特徴量メモリ24の情報に基づいて自動ドア32を開閉制御する。これにより、作業者の安全性が確保される。
[画像処理の詳細]
以下、物体検出装置1が実行する画像処理について、図12A、図12Bは画像処理の流れを示す。
上記の説明では、差分画像は、時系列画像33を構成する静止画のうち、第1のタイミングで撮影された画像と第2のタイミングで撮影された画像の差分を算出することによって得られた。それに対して、時系列画像を撮影するカメラ部6によって時系列画像と同一の視野によって安全監視領域27の静止画である背景画像50を予め撮影して記憶し(背景画像のティーチング)、その背景画像50を用いて差分画像54を生成することも同様に可能である。以下の説明では、こうした背景画像50を用いた処理について説明される。
背景画像50と時系列画像33との各画素毎の差分を所定の時間間隔で算出することにより、ステップS10での説明と同様に、時系列的な静止画像の群である差分画像54が生成される。この差分画像54によって、安全監視領域27における監視対象の物体37の存在の有無を認識することができる(ステップS11における破れ検知)。
差分画像54の各画素の輝度を所定の閾値を用いて2値化することにより、2値化された差分画像56が生成される。図13(a)は2値化された差分画像の例を示す。視野周縁の暗い領域は、背景画像50と異なる監視対象の物体37が存在しない領域を示す。視野中央の白と黒のパターンは、背景画像50と異なる監視対象の物体37が存在する領域を示す。
ステップS12で説明した破れ抽出画像について、より詳しく説明する。以下の説明では破れ抽出画像35はマスク画像60とも呼ばれる。物体検出装置1には、投影部4が投影するパターン29に対応する方向を示す方向情報が予め登録される。方向情報は、例えばパターン29が市松模様である場合、その水平線と垂直線(縦線と横線)の方向を示す。
2値化した差分画像56に対して、方向情報に示された水平方向に対して塗り潰し処理が行われる。塗り潰し処理は、ステップS12で説明したように、オセロ(リバーシ)において同色のコマで挟まれたコマを反転するときのような処理によって行われる。図13(b)は、この水平塗り潰し処理が行われた後の水平マスク画像の例を示す。水平マスク画像に対して、方向方法に示された垂直方向に対して同様に塗り潰し処理を行うことにより、マスク画像60が得られる。図13(c)はマスク画像60の例を示す。
後述するように、物体37の高さに関する情報を容易に取得するためには、カメラ部6は投影部4に対してズレた位置に設置されることが望ましい。こうした配置では、マスク画像60の白画素の領域は、物体37と、物体37が投影部4からの光線を遮ることによってできる影とが含まれる。物体の位置及び大きさに関する情報を正確に求めるためには、この影の領域を除去することが望ましい。以下、この除去処理(影抜き)について説明する。
図14(a)は、特定の時刻における時系列画像33の例を示す。図14(b)は、その特定の時刻における時系列画像33から得られたマスク画像60を示す。マスク画像60において物体37とその影に対応する領域である白画素領域に、時系列画像33の対応する領域の画像をはめ込むことによって、図14(c)に示されるマスク抽出画像62が得られる。マスク抽出画像62の破れ領域には、物体37に投影されたパターン29と、物体37の影とが映されている。
物体検出装置1は、マスク抽出画像62の各画素を所定の閾値によって2値化することによって、2値化されたマスク抽出画像64を生成する。更にノイズを除去したマスク抽出画像66を生成する。図15(a)は、ノイズを除去したマスク抽出画像66の例を示す。この処理により、破れ領域のx軸負方向の端部に出来ていた物体37の影(端部にあり輝度が所定値以下の領域)を破れ領域から除く影抜き処理が実現される。
このマスク抽出画像66に対して、水平マスク画像58と同様に水平方向の塗り潰し処理を行うことにより、図15(b)に示される水平マスク画像68が得られる。水平マスク画像68に対して、マスク画像60と同様に垂直方向の塗り潰し処理を行うことにより、図15(c)に示される影抜きマスク画像70が得られる。
影抜きマスク画像70においては、物体37によってできる影の領域は除去され、監視対象の物体37の領域が白領域として抽出されている。そのため、平面特徴量抽出部10は、破れ抽出画像35として影抜きマスク画像70を用いることにより、影に影響されずに物体37の水平面内の位置及び大きさを認識することができる。例えば、影抜きマスク画像70の白領域の縦方向と横方向のそれぞれの両端の中心を算出することによって、物体37の中心位置を概算することができる。時系列的な差分画像54から時系列的な影抜きマスク画像70を生成して、時系列的な中心位置を算出することによって、物体37の水平面内での移動速度を概算することも可能である。
次に、図12Bを参照して、高さ特徴量抽出部13の処理について更に説明する。影抜きマスク画像70(図16(b)に例示)における白領域に、背景画像50(図16(a))の対応する領域の画像をはめ込むことにより、背景画像の影抜きマスク抽出画像72が生成される。影抜きマスク抽出画像72の各画素を所定の閾値によって2値化することにより、2値化された影抜きマスク抽出画像74(図16(d))が得られる。影抜きマスク画像70における白領域に、特定の時刻における時系列画像33(図16(c))の対応する領域の画像をはめ込むことにより、時系列画像の影抜きマスク抽出画像78が生成される。影抜きマスク抽出画像76の各画素を所定の閾値によって2値化することにより、2値化された影抜きマスク抽出画像78(図16(e))が得られる。
影抜きマスク抽出画像74、78から、ずれ計測用画像[正差分]80とずれ計測用画像[負差分]82とが生成される。具体的には、時系列画像33の影抜きマスク抽出画像78(図17(b))の各々の画素の輝度値から、背景画像50の影抜きマスク抽出画像74(図17(a))の対応する各々の画素の輝度値を引くことにより、ずれ計測用画像[正差分](図17(c))が生成される。逆に、背景画像50の影抜きマスク抽出画像74(図17(a))の各々の画素の輝度値から、時系列画像33の影抜きマスク抽出画像78(図17(b))の対応する各々の画素の輝度値を引くことにより、ずれ計測用画像[負差分](図17(d))が生成される。減算の結果が負の値となった場合、対応するずれ計測用画像の輝度値は0(黒画素)とする。
次に、ずれ計測用画像[正差分]80、ずれ計測用画像[負差分]82から得られる情報について説明する。図1の構成では高さ特徴量抽出部13が実行する動作である。図18は、物体37(進入物)が配置された安全監視領域27をカメラ部6から撮影した画像の例を示す。
本実施形態において、投影部4とカメラ部6は天井に配置され、鉛直方向下向きの光軸を有する。投影部4はこの光軸を中心として所定の角度でパターン29を拡大投影する。ここで投影部4は、カメラ部6に対してx軸正方向に配置されているものとする。すなわち、カメラ部6がパターン29を撮影するための光学系の光軸は、投影部4がパターン29を投影するための光学系の光軸に対してx軸方向に所定のオフセット値分ずれている。このオフセットは、パターン29の方向に沿って設定されることが望ましい。すなわち、本実施形態ではパターン29はx軸方向とy軸方向の平行線からなる市松模様であり、オフセットはx軸方向に沿って設定され、y軸方向には投影部4とカメラ部6の光軸は同じ位置に配置される。こうした設定がなされると、後段の影抜き処理や、高さ情報抽出処理がより簡単になる。
このとき物体37の影はx軸負方向にできる。更に、物体37の上面に投影されたパターン29が、物体37の高さに応じたずれ量で、床面に投影されたパターン29に対してx軸正方向にずれる。
投影部4が一点を中心として放射状にパターン29を投影する場合、床面においても物体37の上面においても、パターン29の立体角が同じため、床面に平行な面に投影される場合には、高さが異なる場合でもカメラ部6によって撮影されるパターン29の各領域の大きさは同じである。従って、同一形状、同一の大きさの繰り返しパターンがx軸方向にずれて床面と物体37の上面に投影される。
このずれ量により、物体37が存在する場合としない場合とで、パターン29の位置がx軸方向にずれる。ずれ量の大きさは、物体37の高さに依存する。そのため、このずれ量を測定することにより、物体37の高さに関する情報を抽出することができる。ずれ計測用画像80、82は、物体37が映っている領域における背景画像50と時系列画像33のパターン29のずれを表す。ずれ計測用画像[正差分]80は、白領域(高輝度領域、第1の光学的特徴量を有する領域)のパターン29のずれを表す。ずれ計測用画像[負差分]82は、黒領域(低輝度領域、第2の光学的特徴量を有する領域)のパターン29のずれを表す。ずれ計測用画像80、82のいずれか一方のみでも高さ情報を抽出することは可能である。ずれ計測用画像80、82の両者を用いると、パターン29の周期が大きい場合でも比較的良い解像度で物体37の高さ情報を抽出することが可能である。
投影部4は、パターン29を形成する各々の白領域、黒領域を立体角が同じとなるように投影することが望ましい。こうしたパターン29によれば、位置、高さ、形状等をより簡易な計算によって算出することができる。
なお、パターンの大きさを直接測定せずとも、ズレを生じている(破れている)パターンを特定することにより、対応する床面パターンの情報(位置と大きさ)から、おおよその大きさ、形状、中心位置を求めることが可能である。このような処理を採用すると、物体37が存在することにより複雑に変形した破れの形状を処理する方法よりもはるかに簡単に、検出物体の大きさや位置を特定することができる。高い検出精度が要求されない条件においては、こうした処理が望ましい。
図19は、ずれ計測用画像80、82について説明するための図である。図19(a)、図19(b)は、それぞれ、ずれ計測用画像[正差分]80、ずれ計測用画像[負差分]82に関する。各々の最も上の行は、床面に投影されたパターン29を示す。2行目以下の各行は、センサ(カメラ部6)から物体37の上面までの距離が所定値のときの物体37の上面に投影されるパターン29を示す。より下の行ほど、センサとの距離がより近い、すなわち床面からの高さがより高い場合を示す。斜線部は、それぞれ、ずれ計測用画像[正差分]80、82における白領域を示す。この図に示すように、ずれ量が大きいほど床面からの高さが高い。ずれ計測用画像80、82からパターン29のずれ量を認識することができるため、そのずれ量に基づいて物体37の高さを算出することが可能である。
図20は、パターン29のずれ量に基づいて物体37の高さを算出する方法を説明するための図である。点Bは投影部4の位置を示す。点Cはカメラ部6のレンズ(センサ)の位置、ピンホールカメラの光学系ではピンホールに相当する位置を示す。点Bと点Cは床面に対する高さが同じであり、かつ水平面内の互いの距離がDであるとする。点Cからカメラ部6内で画像が結像する画像平面までの距離をfとする。投影部4、カメラ部6と床面との距離をHとする。この距離Hは、予め物体検出装置1の記憶装置に登録される。床面から物体37の上面までの距離をhとする。物体37の上面とセンサとの距離はZ=H−hである。
点Bから投影部4が床面の方向にパターン29を投影する。このパターン29の所定部位が物体37が存在しなかったとしたら床面に投影されるはずの位置を点Aとする。このパターン29が物体37の上面に投影されたことによるパターン29のずれのカメラ部6の画像平面における大きさ(ずれ計測用画像80、82から検出される)をSとする。Sの原因である物体37の上面における実際のパターン29のずれの大きさ(物体37が存在する場合と存在しない場合のパターン29の所定部位のずれの大きさ)をSとする。すると、ピンホールカメラモデルの原理により、次の式が成り立つ。
一方、三角形ABCにおいて、三角形と平行線の関係より、次の式が成り立つ。
数式(1)、数式(2)より、物体の床面からの高さは次式によって得られる。
物体検出装置1は、このような計算によって物体37の高さを容易に算出することができる。
上記のように、センサから物体37の上面までの距離に対応してパターン29のずれ量が決まるということから、物体検出装置1に所定のプログラムを記憶させることによって、物体37の上面の傾斜角度や、物体37の上面の高さ方向の移動速度を示す情報を算出することも可能である。
物体検出装置の構成を示す。 物体検出装置が使用される状況を示す。 投影制御部の動作を示す。 撮影制御部の動作を示す。 破れ検出・抽出部の動作を示す。 平面特徴量抽出部の動作を示す。 高さ特徴量抽出部の動作を示す。 時系列特徴量抽出部の動作を示す。 評価・判定・通報部の動作を示す。 画像処理の例を示す。 ゲート装置が使用される状況を示す。 画像データの加工の流れを示す。 画像データの加工の流れを示す。 マスク画像の加工例である。 マスク抽出画像の加工例である。 影抜きマスク画像の加工例である。 影抜きマスク抽出画像の加工例である。 ずれ計測用画像の加工例である。 背景画像と物体の上面に投影されるパターンのずれを示す。 物体の上面とセンサとの距離と、パターンのずれとの関係を示す。 パターンのずれと物体の高さとの関係を示す。
符号の説明
2 バス
4 投影部
6 カメラ部
27 安全監視領域
28 人体
29 パターン
30 明部
31 暗部
32 自動ドア
33 時系列画像
34 差分画像
35 破れ抽出画像
36 マスク抽出画像

Claims (15)

  1. 第1の光学的特徴量を有する第1領域と第2の光学的特徴量を有する第2領域とが交番的に配列された繰り返し模様を監視対象領域に投影する投影部と、
    前記監視対象領域の画像を撮影する撮影部と、
    前記撮影部が第1の時刻で撮影した第1画像と第2の時刻で撮影した第2画像の異なっている領域である破れ領域を抽出する破れ抽出部と、
    前記破れ領域の所定の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、
    前記特徴量に基づいてゲートの開閉を制御するゲート制御部
    とを具備するゲート装置。
  2. 請求項1に記載されたゲート装置であって、
    前記特徴量抽出部は前記破れ領域の面積を計算する面積計算部を具備し、
    前記面積計算部は、前記破れ領域に含まれる前記第1領域と前記第2領域との少なくとも一方の個数をカウントしたカウント値を前記面積として算出する
    ゲート装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたゲート装置であって、
    前記投影部は視野を下方に向けて天井に設置され、
    前記ゲートは、前記ゲートに対して前記監視対象領域の側とその反対側との間の通行を遮断する
    ゲート装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載されたゲート装置であって、
    前記破れ抽出部は、前記第1画像と前記第2画像との差分を計算することによって、前記破れ領域に前記繰り返し模様が変形した変形繰り返し模様が含まれる差分画像を生成し、前記変形繰り返し模様の前記第1領域に挟まれた前記第2領域の光学的特徴量を前記第1光学的特徴量に変換することによって、前記破れ領域を塗り潰された領域として抽出し、
    前記ゲート制御部は、前記塗り潰された領域の時系列的な動きに基づいて前記ゲートの開閉を制御する
    ゲート装置。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載されたゲート装置であって、
    前記破れ抽出部は、前記第1画像と前記第2画像との差分を計算することによって、前記破れ領域に前記繰り返し模様が変形した変形繰り返し模様が含まれる差分画像を生成し、
    前記特徴量抽出部は更に、前記変形繰り返し模様に基づいて前記破れ領域に存在する対象の高さを高さ情報として算出する高さ情報算出部を具備し、
    前記ゲート制御部は、前記高さ情報に基づいて前記ゲートの開閉を制御する
    ゲート装置。
  6. 請求項1から3のいずれかに記載されたゲート装置であって、
    前記投影部は、前記第1領域と前記第2領域とが第1方向と第2方向とに周期的に並ぶように前記繰り返し模様を投影し、
    前記撮影部の前記監視対象領域の画像を撮影するための光軸は、前記投影部が前記繰り返し模様を投影するための光学系の光軸に対して、前記第1方向に所定のオフセット値分ずれ、前記第2方向に同じ位置に配置される
    ゲート装置。
  7. 請求項6に記載されたゲート装置であって、
    前記特徴量抽出部は更に、前記監視対象領域の背景面に投影される前記繰り返し模様に対する前記監視対象領域に存在する物体に投影された前記繰り返し模様の前記第1方向におけるずれの大きさに基づいて前記物体の上面の高さを高さ情報として算出する高さ情報算出部を具備し、
    前記ゲート制御部は、前記高さ情報に基づいて前記ゲートの開閉を制御する
    ゲート装置。
  8. 請求項6又は7に記載されたゲート装置であって、
    前記破れ抽出部は、前記破れ領域の前記第1方向の端部において輝度が所定値以下の領域を前記破れ領域から除く影抜き処理を実行する
    ゲート装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載されたゲート装置であって、
    前記繰り返し模様は、前記第1領域には赤外線が照射され、前記第2領域には赤外線が照射されないことによって形成される
    ゲート装置。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載されたゲート装置であって、
    前記破れ抽出部は前記第2画像と第3の時刻に撮影した第3画像の異なっている領域である第2破れ領域を抽出し、
    前記特徴量抽出部は更に、前記破れ領域の位置と前記第2破れ領域の位置とから前記監視対象領域内に存在する対象の移動方向を検出する移動方向検出部を具備し、
    前記ゲート制御部は、前記移動方向に基づいて前記ゲートの開閉を制御する
    ゲート装置。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載されたゲート装置であって、
    前記ゲート制御部は、前記破れ領域の形状に基づいて前記ゲートの開閉を制御する
    ゲート装置。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載されたゲート装置であって、
    前記特徴量抽出部は更に、前記破れ領域に示される対象が前記監視対象領域内に滞在している滞在時間を監視する滞在時間監視部を具備する
    ゲート装置。
  13. 請求項1から12のいずれかに記載されたゲート装置であって、
    前記撮影部が撮影した前記監視対象領域の画像が、前記第1の光学的特徴量に近い第1閾値と前記第2の光学的特徴量に近い第2閾値とを用いて2値画像に変換される
    ゲート装置。
  14. 第1の光学的特徴量を有する第1領域と第2の光学的特徴量を有する第2領域とが交番的に配列された繰り返し模様を監視対象領域に投影する投影部と、
    前記監視対象領域の画像を撮影する撮影部と、
    前記撮影部が第1の時刻で撮影した第1画像と第2の時刻で撮影した第2画像の異なっている領域である破れ領域を抽出する破れ抽出部と、
    前記破れ領域の所定の特徴量を抽出する特徴量抽出部
    とを具備する物体検出装置。
  15. 請求項14に記載された物体検出装置であって、
    前記破れ抽出部は、前記第1画像と前記第2画像との差分を計算することによって、前記破れ領域に前記繰り返し模様が変形した変形繰り返し模様が含まれる差分画像を生成し、前記変形繰り返し模様の前記第1領域に挟まれた前記第2領域の光学的特徴量を前記第1光学的特徴量に変換することによって、前記破れ領域を塗り潰された領域として抽出する
    物体検出装置。
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