JP2009013920A - 水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 中空コラム内に対するものの落下を有効に防止する水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置を提供する。
【解決手段】 水中ポンプ5に連結された吊下げチェーン8や吊り棒9を用いて中空コラム4内に水中ポンプ5を上げ下ろしする。中空コラム4の上端部に、その上端部開口4aを開閉自在に閉塞するコラム蓋7が備えられる。吊り棒9がコラム蓋7に形成された孔部を貫通した状態で配置されると共に、コラム蓋7の上側に、貫通した吊り棒9の雄ネジ部9bに螺合してコラム蓋7下側の吊り棒9の長さを調整可能なナット部材13が備えられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 水中ポンプ5に連結された吊下げチェーン8や吊り棒9を用いて中空コラム4内に水中ポンプ5を上げ下ろしする。中空コラム4の上端部に、その上端部開口4aを開閉自在に閉塞するコラム蓋7が備えられる。吊り棒9がコラム蓋7に形成された孔部を貫通した状態で配置されると共に、コラム蓋7の上側に、貫通した吊り棒9の雄ネジ部9bに螺合してコラム蓋7下側の吊り棒9の長さを調整可能なナット部材13が備えられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、中空コラム内に水中ポンプを上げ下ろしする際に使用される吊下げ部材を所望の状態で支持しておくための水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置に関するものである。
従来、コラム式の水中ポンプ装置においては、水中ポンプに連結された吊下げ用チェーンを用いて、中空コラム内に水中ポンプを下ろして据え付け配置したり、保守点検等のメンテナンス時に水中ポンプを引き上げたりしていた。
そして、水中ポンプの使用時には、前記吊下げ用チェーンの上部を中空コラムの上部内壁部に設けられた固定具に係止させたり、コラム上端開口部の外周フランジ部と蓋体との間に介装された支持棒に連結する支持構造のものがあった(例えば、特許文献1や特許文献2参照。)。
また、吊下げ用チェーンの代わりに、ワイヤや棒材を用いた構造のものもあった(例えば、特許文献3や特許文献4参照。)。
しかしながら、上記各特許文献に開示の構造によれば、メンテナンス時等においては、中空コラムの蓋を取り外した状態で、吊下げ用チェーン等の吊下げ部材の上部を固定具等から外してクレーン等で吊上げて、中空コラム内から水中ポンプを取り出し、メンテナンス後等において、水中ポンプを再度、中空コラム内に据え付け配置して、吊下げ部材の上部を固定具等に固定して支持し、その後、蓋を装着する方法であった。また、チェーンやワイヤ等の吊下げ部材によっては、たるみを除去して、水中ポンプの作動時の水流による踊りを防止すべく、長さ調整をしておく必要もあった。
以上のように、蓋を外した状態で、吊下げ部材の上部を固定具等に着脱したり、長さ調整する必要があるため、作業工具等を中空コラム内に誤って落下させるおそれがあった。また、吊下げ用チェーンや吊下げ用ワイヤを用いた構造においては、吊下げ用チェーンや吊下げ用ワイヤ自体を中空コラム内に落下させるおそれがあった。
そして、これらの落下により、水中ポンプの損傷を招くおそれもあった。
そこで、本発明はこれらの問題点に鑑み、中空コラム内に対するものの落下を有効に防止する水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための技術的手段は、水中ポンプに連結された吊下げ部材を用いて中空コラム内に水中ポンプを上げ下ろしする水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置において、前記中空コラムの上端部に、その上端部開口を開閉自在に閉塞するコラム蓋が備えられ、前記吊下げ部材の上部が、コラム蓋に形成された孔部を貫通した状態で配置されると共に、コラム蓋の上側に、前記貫通した吊下げ部材に連結されてコラム蓋下側の吊下げ部材の長さを調整可能な長さ調整手段が備えられている点にある。
また、前記吊下げ部材の上部に、棒材からなる吊り棒が備えられ、該吊り棒が前記コラム蓋に形成された前記孔部を貫通した状態で配置されると共に、吊り棒に形成された雄ネジ部がコラム蓋の上側に配設されたナット部材の雌ネジ部に進退自在に螺合され、この螺合状態で前記ナット部材を正逆回動操作することにより、コラム蓋下側の吊下げ部材の長さが調整可能とされている構造としてもよい。
さらに、前記吊り棒は、その上部と下部にそれぞれ前記雄ネジ部が形成され、それら雄ネジ部間の中間部が前記前記ナット部材の前記雌ネジ部内を遊挿自在な細径軸部とされている構造としてもよい。
また、前記吊り棒が、上下方向に対して複数に分離結合自在とされている構造としてもよい。
以上のように、本発明の水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置によれば、中空コラムの上端部に、その上端部開口を開閉自在に閉塞するコラム蓋が備えられ、吊下げ部材の上部が、コラム蓋に形成された孔部を貫通した状態で配置されると共に、コラム蓋の上側に、前記貫通した吊下げ部材に連結されてコラム蓋下側の吊下げ部材の長さを調整可能な長さ調整手段が備えられている構造とされているため、メンテナンス時等において、中空コラム内から水中ポンプを取り出す際には、コラム蓋と共に水中ポンプを吊上げて取り出し、水中ポンプを中空コラム内に据え付け配置する際には、コラム蓋と共に水中ポンプを吊上げて戻し、中空コラムの上端部開口をコラム蓋で閉塞した状態で、長さ調整手段により吊下げ部材の長さを調整でき、中空コラム内に対するものの落下を有効に防止することができ、安全性にも優れる利点がある。
また、吊下げ部材の上部に、棒材からなる吊り棒が備えられ、該吊り棒がコラム蓋に形成された孔部を貫通した状態で配置されると共に、吊り棒に形成された雄ネジ部がコラム蓋の上側に配設されたナット部材の雌ネジ部に進退自在に螺合され、この螺合状態でナット部材を正逆回動操作することにより、コラム蓋下側の吊下げ部材の長さが調整可能とされている構造とすれば、吊下げ部材の長さ調整が外部のナット部材の回動操作により容易に行え、その吊下げ部材の長さ調整も無段階的に調整できるため、最適な長さに調整できる利点がある。
さらに、吊り棒は、その上部と下部にそれぞれ雄ネジ部が形成され、それら雄ネジ部間の中間部が前記ナット部材の雌ネジ部内を遊挿自在な細径軸部とされている構造とすれば、吊下げ部材の長さ調整に際して、中間部の細径軸部部分は雌ネジ部と係合しないため、引き上げるだけでよく、長さ調整の迅速化が図れる利点がある。
また、吊り棒が、上下方向に対して複数に分離結合自在とされている構造とすれば、吊下げ部材の弛みを除去した踊り防止状態において、コラム蓋の上方に突出する吊り棒を分離することにより、突出長さを少なくすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1に示される如く、コラム式水中ポンプ装置1は、取水槽2等の上壁3に垂下状に設置された円筒状の中空コラム4と、該中空コラム4の下端部に支架された水中ポンプ5とを備えた構造とされている。
また、上壁3上方に位置する中空コラム4の上端部一側には、径方向に指向して突出する吐出口6が備えられ、該吐出口6に排水管等が着脱自在に連結される構造とされている。
中空コラム4の上端部には、その上端部開口4aを開閉自在に閉塞するコラム蓋7が備えられており、相互間をシールすべく、中空コラム4のフランジ部4bとの相互間に適宜パッキン材等を介して、互いにボルト・ナットにより着脱自在に締結される構造とされている。
水中ポンプ5の上部には、上げ下ろしするための吊下げ部材としての吊下げチェーン8が連結されると共に、吊下げチェーン8の上部に、棒材からなる吊り棒9が連結されている。そして、図2ないし図6にも示されるように、コラム蓋7の中心部に形成された孔部7aを貫通した状態で、前記吊り棒9が配置される構造とされている。
コラム蓋7の孔部7a部分に対応する上面側には、シールワッシャ11、ワッシャ12を介してフランジ付きナット部材13が配置され、ナット部材13の下端部に備えられたフランジ部13aを覆って保持ブラケット14が、コラム蓋7にボルト・ナット等による締結によって着脱自在に取り付けられている。そして、この保持ブラケット14によってナット部材13がコラム蓋7に回動操作自在に保持された構造とされている。
前記吊り棒9は、その上部と下部に、前記ナット部材13の雌ネジ部に進退自在に螺合される雄ネジ部9a,9bが形成され、それら両雄ネジ部9a,9b間の中間部は、ナット部材13の雌ネジ部内を遊挿自在な適宜外径を有する細径軸部9cとされている。また、吊り棒9の上下両端部には、リング状の吊り具9d,9eが備えられている。
そして、本実施形態においては、図6に示されるように、吊り棒9が、上側の吊り具9dと、上側の雄ネジ部9aを有する雄ネジ軸9fと、細径軸部9cと、下側の雄ネジ部9bを有する雄ネジ軸9gと、下側の吊り具9eとの5部材に分離結合自在に構成されている。
即ち、上側の吊り具9dに備えられた雌ネジ孔9hに、雄ネジ軸9fの雄ネジ部9a上端部が螺合により締結自在に構成されている。また、雄ネジ軸9fの下端面に形成された雌ネジ孔9jに、細径軸部9cの上端面に突設された雄ネジ軸9kが螺合により締結自在に構成されている。さらに、細径軸部9cの下端面に形成された雌ネジ孔9mに、雄ネジ軸9gの上端面に突設された雄ネジ軸9nが螺合により締結自在に構成されている。そして、雄ネジ軸9gの雄ネジ部9b下端部が、下側の吊り具9eに備えられた雌ネジ孔に、上側の吊り具9dの場合と同様、螺合により締結自在に構成されている。
この吊り棒9の下側の吊り具9eと吊下げチェーン8の上端部とが締結機構としてのシャックル15を介して着脱自在に連結されている。
なお、図1において、16は水中ポンプ5に対する電源供給や制御用のケーブルである。また、吊り棒9における下側の雄ネジ軸9gは、上側の雄ネジ軸9fに比較して長尺とされた所望長さに形成されている。
本実施形態は以上のように構成されており、水中ポンプ5の据え付けに際しては、図1や図2に示されるように、吊り棒9がコラム蓋7の孔部7aを介して貫通状態とされると共に、吊り棒9における上側の雄ネジ軸9fの雄ネジ部9aがナット部材13の雌ネジ部に螺合した状態で、上側の吊り具9dに連結されたワイヤ等を介してクレーンで吊上げられた水中ポンプ5を、中空コラム4内に順次下ろしていく。この際、図1に示されるように、コラム蓋7は吊り棒9に連結された状態となっており、コラム蓋7も吊上げられている。
そして、図1に示されるように、中空コラム4の底部に水中ポンプ5が到着し、さらに下ろし操作していけば、図2に示されるように、コラム蓋7が中空コラム4のフランジ部4b位置に到着する。なお、フランジ部4b上には予め、パッキン材等が配置されている。この状態で、コラム蓋7とフランジ部4bとを互いにボルト・ナットにより締結する。
次に、吊り棒9、即ち、雄ネジ軸9fが上方に移動するように、ナット部材13を工具等により例えば正転方向に回動操作する。そして、図3に示されるように、ナット部材13の上方に雄ネジ軸9fが押し出された状態となった段階で、クレーンにより吊り具9dを引き上げ操作すれば、細径軸部9cはナット部材13の雌ネジ部に対して遊挿状態であるため、図4に示されるように、下側の雄ネジ軸9gがナット部材13に当接した状態が得られる。なお、この際、吊下げチェーン8はまだ張った状態とならないように、吊下げチェーン8や吊り棒9のそれぞれの長さ適宜設定されている。
そしてこの状態において、吊り棒9が上方に移動するように、前記と同様、正転方向にナット部材13を回動操作する。この回動操作によって、雄ネジ軸9gの雄ネジ部9bとナット部材13の雌ネジ部との螺合が得られ、さらに、ナット部材13を回動操作していけば、図5に示されるように、雄ネジ軸9gがコラム蓋7の下側に一部露出した状態で、吊下げチェーン8が張った状態となる。ここに、ナット部材13は、コラム蓋7下側の吊下げチェーン8や吊り棒9からなる吊下げ部材の長さを調整可能な長さ調整手段を構成する。なお、このナット部材13の回動操作により雄ネジ軸9gが上方に移動する範囲内で吊下げチェーン8が張った状態となるように、吊下げチェーン8の長さや雄ネジ軸9gの長さが適宜調整されている。
この吊下げチェーン8が張った状態となった段階で、図6に示されるように、細径軸部9cを下側の雄ネジ軸9gから分離し、雄ネジ軸9gの上部からロックナット17を螺合締結させておけば、水中ポンプ5の据え付け配置が終了する。ここに、吊下げ部材は吊り棒9の雄ネジ軸9gにおける雄ネジ部9bとナット部材13の雌ネジ部との螺合状態により、有効に支持され、ロックナット17によりその弛みが有効に防止される。
次に、保守点検等のメンテナンス時に水中ポンプ5を中空コラム4から引き上げる場合には、前述と逆に、ロックナット17を雄ネジ軸9gから離脱し、雄ネジ軸9gに細径軸部9cを連結する。この際、雄ネジ軸9fや吊り具9dも分離していれば、それらも連結し、初期の吊り棒9の結合状態に戻す。
この状態で、吊り棒9が下方に移動するように、前記と逆の逆転方向にナット部材13を回動操作する。この回動操作によって、雄ネジ軸9gが下降していき、ナット部材13の雌ネジ部から離脱すると、連結されている吊下げチェーン8等の自重により、さらに吊り棒9が下方に移動され、図3に示されるような雄ネジ軸9fの雄ネジ部9aが、ナット部材13の雌ネジ部に当接した状態が得られる。
そしてこの状態において、吊り棒9が下方に移動するように、ナット部材13を逆転方向にさらに回動操作すれば、雄ネジ軸9fの雄ネジ部9aとナット部材13の雌ネジ部との螺合が得られ、さらに、ナット部材13を回動操作していけば、図2に示されるように、吊り具9dがナット部材13の上面に当接した状態が得られる。
この状態で、フランジ部4bにコラム蓋7を締結しているボルト・ナットを緩めて取り外し、コラム蓋7の締結を解除する。そして、吊り具9dにクレーンのワイヤ等を連結し、水中ポンプ5を引き上げ、中空コラム4内より水中ポンプ5を取り出せばよい。
以上のように、本実施形態によれば、メンテナンス時等において、中空コラム4内から水中ポンプ5を取り出す際には、コラム蓋7と共に水中ポンプ5を吊上げて取り出し、水中ポンプ5を中空コラム4内に据え付け配置する際には、コラム蓋7と共に水中ポンプ5を吊上げて戻し、中空コラム4の上端部開口4aをコラム蓋7で閉塞した状態で、ナット部材13を正逆回動操作すること等によりコラム蓋7下側の吊り棒9や吊下げチェーン8等から構成される吊下げ部材の長さを所望の長さに調整する方式であり、中空コラム4内に対するもの等の落下を有効に防止することができ、安全性に優れる利点がある。
また、コラム蓋7下側の吊下げ部材の長さ調整も、コラム蓋7上面側の外部に配置されたナット部材13の回動操作により容易に行えると共に、その長さ調整も無段階的に調整できるため、いわゆる所望に張った踊り防止状態の最適な長さに調整できる利点がある。
さらに、吊り棒9は、上下の雄ネジ軸9fと雄ネジ軸9gとの間に細径軸部9cを備えているため、吊下げ部材の長さ調整に際して、中間部の細径軸部9c部分はナット部材13の雌ネジ部と係合しないため、引き上げるだけでよく、全長にわたって雄ネジ部が形成されている場合と比較して、長さ調整の迅速化が図れる利点がある。
また、吊り棒9が上下方向に対して複数に分離結合自在とされているため、水中ポンプ5の据え付け配置された状態においては、コラム蓋7の上部に突出する吊り棒9の不要部分を分離しておくことにより、コラム蓋7の上方に突出する突出長さをより少なくすることができ、他のものとの干渉を有効に回避できる。
さらに、水中ポンプ5の据え付け配置された状態においては、吊下げチェーン8の重量や張り力がナット部材13に作用するため、孔部7aはシールワッシャ11によって有効にシールされる。
なお、上記実施形態において、吊り棒9の雄ネジ部9a,9bとナット部材13の雌ネジ部との進退自在な螺合により吊下げ部材の張りを調整する構造を示しているが、吊り棒9が雄ネジ部を有さず、上下方向に離隔して多数の調整孔が形成された棒材とされ、ナット部材13は雌ネジ部を有さず、位置決め孔が形成された支持筒体とし、吊り棒9の選択された調整孔と支持筒体の位置決め孔とにまたがって位置決めピンを挿脱自在に装着することにより、コラム蓋7下側の吊下げ部材の長さを調整する構造としてもよい。
また、吊り棒9が5部材からなる構造とされているが、少なくとも雄ネジ軸9gと細径軸部9cとの相互間で分離結合される構造であれば、上記同様の分離による効果が得られる。
さらに、吊下げ部材として吊下げチェーン8と吊り棒9を備えた構造を示しているが、吊下げ部材としてワイヤを使用し、コラム蓋7の孔部7aを貫通した部分のワイヤをコラム蓋7上面側に装着された長さ調整手段としてのウインチ等で、巻き取り・巻き戻しすることにより、コラム蓋7下側の吊下げ用のワイヤの長さ調整を行う構造であってもよく、長さ調整手段は実施形態の構造に何ら限定されない。
1 水中ポンプ装置
4 中空コラム
4a 上端部開口
5 水中ポンプ
7 コラム蓋
7a 孔部
8 吊下げチェーン
9 吊り棒
9a 雄ネジ部
9b 雄ネジ部
9c 細径軸部
13 ナット部材
14 保持ブラケット
4 中空コラム
4a 上端部開口
5 水中ポンプ
7 コラム蓋
7a 孔部
8 吊下げチェーン
9 吊り棒
9a 雄ネジ部
9b 雄ネジ部
9c 細径軸部
13 ナット部材
14 保持ブラケット
Claims (4)
- 水中ポンプに連結された吊下げ部材を用いて中空コラム内に水中ポンプを上げ下ろしする水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置において、
前記中空コラムの上端部に、その上端部開口を開閉自在に閉塞するコラム蓋が備えられ、
前記吊下げ部材の上部が、コラム蓋に形成された孔部を貫通した状態で配置されると共に、コラム蓋の上側に、前記貫通した吊下げ部材に連結されてコラム蓋下側の吊下げ部材の長さを調整可能な長さ調整手段が備えられていることを特徴とする水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置。 - 請求項1に記載の水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置において、
前記吊下げ部材の上部に、棒材からなる吊り棒が備えられ、該吊り棒が前記コラム蓋に形成された前記孔部を貫通した状態で配置されると共に、吊り棒に形成された雄ネジ部がコラム蓋の上側に配設されたナット部材の雌ネジ部に進退自在に螺合され、この螺合状態で前記ナット部材を正逆回動操作することにより、コラム蓋下側の吊下げ部材の長さが調整可能とされていることを特徴とする水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置。 - 請求項2に記載の水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置において、
前記吊り棒は、その上部と下部にそれぞれ前記雄ネジ部が形成され、それら雄ネジ部間の中間部が前記前記ナット部材の前記雌ネジ部内を遊挿自在な細径軸部とされていることを特徴とする水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置。 - 請求項2または請求項3に記載の水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置において、
前記吊り棒が、上下方向に対して複数に分離結合自在とされていることを特徴とする水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007178233A JP2009013920A (ja) | 2007-07-06 | 2007-07-06 | 水中ポンプ吊下げ部材の上部支持装置 |
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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2007
- 2007-07-06 JP JP2007178233A patent/JP2009013920A/ja active Pending
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JP4781090B2 (ja) | フック保持装置 |
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