JP2009013763A - デッキ床材の収納機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、デッキ床材を簡単に展開及び収納することができるデッキ床材の収納機構を提供する。
【解決手段】 折り畳みを可能とするため、曲折方向が交互になるよう連結した複数枚のデッキ床材を、曲率を持った部材に沿ってスライドさせることにより、デッキ床材を簡単に展開したり収納したりすることができる。
【選択図】図6
【解決手段】 折り畳みを可能とするため、曲折方向が交互になるよう連結した複数枚のデッキ床材を、曲率を持った部材に沿ってスライドさせることにより、デッキ床材を簡単に展開したり収納したりすることができる。
【選択図】図6
Description
本発明は、デッキ床材を簡単に展開及び収納することができるデッキの収納機構に関するものである。
北海道のような積雪地域では、屋根からの落雪による破損の危惧や、冬期間の除排雪の負担などから、一般的な据え置き型のデッキの設置を断念する事例が見受けられる。
このような場所へは、まず、床材を着脱可能にしたデッキ(例えば特許文献1〜4参照)の設置が考えられる。落雪による破損を最も危惧すべきは床材であり、また主に雪が積もるのは床材の上である。床材を取り除くことで落雪や除排雪の心配がなくなる。
その他に、必要時に家屋の床下から引き出して使用できるデッキの提案もされている(例えば特許文献5参照)。冬期間、家屋の床下に収納しておくことも可能であり、落雪や除排雪を心配する必要はない。
また、複数枚の床材を折り畳み可能な構造に連結する方法として、蝶番を使うことが想定される(例えば特許文献6参照)。
しかし床材を着脱可能にしたデッキでは、床材は1枚ずつ、あるいはパネル化したものを着脱しなければならず、さらに持ち上げて運ばなければならないため、その作業が大きな負担となる。
一方、引き出して使用するデッキでは、取り付け時の施工が大がかりなものとなり、コストが高くなる。
また、蝶番を使った床材の折り畳み機構は、蝶番が十分な強度を持ち、さらに床材を展開した際に表面に突出しない構造を持つ必要がある上に、中空構造の材料を使用した際には蝶番を取り付けるための締結用部品の保持力を確保しなければならない。これらの条件を満たす蝶番や締結用部品を使うことでコストが高くなる。
本発明は、上記のような従来技術が有していた、大きな作業負担やコスト増の課題を解決しようとするものであり、安価で作業負担の小さい床材収納機構を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明における床材の収納機構は、複数枚を折り畳みが可能となるように連結したデッキ床材を、曲率を持った部材に沿ってスライドさせることにより折り畳んで積み重ねることを特徴とする。また、デッキ床材を収納箇所へと誘導する斜面を有するガイドを取り付けた構成とする。
本発明における床材の連結方法は、中空構造を有した複数枚の材を、リング状の連結金物と丸棒とで連結することでデッキ床材が折り畳み可能となることを特徴とする。
本発明は、複数枚のデッキ床材を連結することで、床材の収納や展開を一度に行うことができる上、デッキ床材を持ち上げて移動するのではなく、部材の上をスライドさせて収納・展開するため、作業負担が大幅に軽減される。
また、デッキ床材を曲率を持った部材に沿ってスライドさせることで、水平方向の移動から下方向への移動、あるいは垂直方向の移動から水平方向への移動へとスムーズに連続的に移行させることができる。
収納時については、水平方向から垂直方向への移動に移行した後、自重によって下向きの力がかかるため、床材をスライドさせる手助けとなり、作業負担が軽減される。
さらに収納時には、底についたデッキ床材から折り畳まれて自動的に整然と積み重なり、簡単に収納することができる。このとき斜面を有するガイドを取り付けることで、その確実性がさらに高まる。
デッキ床材の連結には、リング状の連結金物と丸棒を使用することで、特殊な蝶番や締結用部品を使用する必要がなく、またこのときデッキ床材には切り込みを入れるだけの加工で済むため、コストを抑え、十分な強度を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1(a)は本発明のデッキ床材を展開した様子を示す側面図、(b)はその斜視図であり、連結された床材1〜7と曲率を持った部材8からなる。ただし床材の数はこれに限らない。
床材1〜7のそれぞれの連結は、片方向のみの曲折を可能とし、図2に示すように、上下交互に曲折するよう連結されている。
図3(a)はデッキ床材を収納した様子を示す側面図、(b)はその斜視図である。図4〜7は、図1の状態から図3の状態になるまでの床材が収納される様子の一例を示す説明図である。
図1の状態から、床材を収納する方向へスライドさせると、図4にあるように曲率を持つ部材8の先で床材1と床材2の連結部から下方に折れる形で床材1が垂れ下がる。さらに押し込むと床材2と床材3の連結部は上面が谷になる折れ方のため、折れないまま進む(図5参照)。図5で示すように、床材2から垂れ下がった状態の床材1は、垂直よりもやや内側に入り込むように垂れ下がっているため、接地後、上方から押しつけられると、表面を下にして収納される。さらに床材をスライドさせると、床材2は表面を上に、床材3は表面を下にというように、向きを交互に変えながら重なって収納される(図6〜7参照)。
条件によっては、図5の状態からさらに下方に進んだ床材1が、接地後、図8にあるように垂直に立ってしまう場合が考えられる。そこで図9に示すような斜面を有するガイド9を底部に取り付けることにより、ガイド9の斜面に接地した床材1が斜面の下方向にスライドすることで表面を下にして収納される。
収納の方法として、折り畳みの向きが逆のものも考えられる(図10参照)。図11〜13に収納される様子の一例を示す。
展開時に図1の状態から床材を上下反転させた場合、床材を収納する方向へスライドさせると、床材1と2がほぼ垂直に垂れ下がる(図11参照)。そのため底部に斜面を有するガイド9をつけることで、床材1の裏面を下にして収納される(図12参照)。その後は向きを交互に変えながら重なって収納される(図13参照)。
展開については、図3にあるような収納された状態から、床材7を引くことで行う。
図14(a)は本発明における床材の連結方法を示す平面図、図14(b)は図14(a)を下側から見た側面図である。
隣り合う床材10に、図15にあるような切り欠き11を向かい合うように複数箇所入れる。その切り欠きに連結金物12を差し込み、床材の中空部分で丸棒13をその連結金物に通す。1つの連結金物に、2枚の床材の中空部分でそれぞれ1本ずつ丸棒が通ることで、床材を連結する。
3枚以上の床材を連結する場合、図16で示すように、その連結箇所は、上方と下方とで交互に配置する。これにより床材を折り畳む際、曲折する方向が交互になる。
1本の丸棒が通る連結金物を2つ以上にすることで安定性が得られる。
1 床材
2 床材
3 床材
7 床材
8 曲率を持った部材
9 ガイド
10 床材
11 切り欠き
12 連結金物
13 丸棒
2 床材
3 床材
7 床材
8 曲率を持った部材
9 ガイド
10 床材
11 切り欠き
12 連結金物
13 丸棒
Claims (4)
- 複数枚を連結して折り畳み可能としたデッキ床材を、曲率を持った部材に沿ってスライドさせることにより折り畳んで収納することを特徴とするデッキ床材の収納機構
- 中空構造を有した複数枚の材を、リング状の連結金物と丸棒で連続して連結し、折り畳み可能としたことを特徴とするデッキ床材
- 請求項2記載のデッキ床材を、曲率を持った部材に沿ってスライドさせることにより折り畳んで収納することを特徴とするデッキ床材の収納機構
- デッキ床材を収納箇所へと誘導する斜面を有するガイドを取り付けたことを特徴とする請求項1または3記載のデッキ床材の収納機構
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007201299A JP2009013763A (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | デッキ床材の収納機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007201299A JP2009013763A (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | デッキ床材の収納機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009013763A true JP2009013763A (ja) | 2009-01-22 |
Family
ID=40354982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007201299A Pending JP2009013763A (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | デッキ床材の収納機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009013763A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102474691B1 (ko) * | 2022-07-19 | 2022-12-06 | (주)알유케이 | 회전 가능한 알루미늄 데크패널 구조체 |
KR102523690B1 (ko) * | 2022-11-29 | 2023-04-19 | (주)알유케이 | 회전 가능한 알루미늄 데크 플레이트 구조체 |
-
2007
- 2007-07-03 JP JP2007201299A patent/JP2009013763A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102523690B1 (ko) * | 2022-11-29 | 2023-04-19 | (주)알유케이 | 회전 가능한 알루미늄 데크 플레이트 구조체 |
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