JP2009013537A - 不織布製造装置 - Google Patents

不織布製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009013537A
JP2009013537A JP2007177848A JP2007177848A JP2009013537A JP 2009013537 A JP2009013537 A JP 2009013537A JP 2007177848 A JP2007177848 A JP 2007177848A JP 2007177848 A JP2007177848 A JP 2007177848A JP 2009013537 A JP2009013537 A JP 2009013537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nonwoven fabric
resin belt
roller
belt
manufacturing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007177848A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5036427B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Tsutsumi
一弘 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP2007177848A priority Critical patent/JP5036427B2/ja
Publication of JP2009013537A publication Critical patent/JP2009013537A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5036427B2 publication Critical patent/JP5036427B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

【課題】小型・軽量で、長寿命であり、安全性が高く、長期に亘って安定して稼動可能なエレクトロスピニング法を用いた不織布製造装置を提供すること。
【解決手段】離間配置された駆動ローラ120及び従動ローラ130と、駆動ローラ120及び従動ローラ130間に無端循環状に掛架された樹脂ベルト110と、樹脂ベルト110の走行面の表側に向けて設置した円筒状の吐出針150と、吐出針150の開口部から不織布を構成する材料を含有した液状素材を噴射させる噴射手段162と、吐出針150と駆動ローラ120又は従動ローラ130との間、あるいは、吐出針150と樹脂ベルト110の走行面の裏側に近接して配置した電極板180との間に高電圧を印加する高電圧電源140とを有することによって、上記の課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、高分子溶液や金属化合物分散液等からエレクトロスピニング法を用いて数nm〜数μmの直径を有する繊維を不織布として形成する不織布製造装置に関する。さらに詳しくは、小型化・軽量化・長寿命化を図ったエレクトロスピニング法を用いた不織布製造装置に関する。
近年、簡単にナノオーダの直径を有する繊維からなる不織布を製造する技術として、エレクトロスピニング法が注目されている。この手法は、次のようなものである。
円筒状の吐出針と基板との間に高電圧を印加した状態で導電性を有する高分子溶液や金属化合物分散液等の液状素材を基板に向けて噴射(ジェット)させると、液滴が帯電すると同時に電気力線に沿って基板方向に引き伸ばされて筋状に伸びる。この時、液滴の表面張力を帯電した電荷による反発力が上回ったとき、液滴の状態が不安定になりフラッシュ的に広がる現象、すなわちジェットのブレークアップが発生する。その結果、ジェットが微細繊維状になって基板上に連続して堆積し、立体的な網目を有する三次元構造の不織布が得られるというものである。
この時に基板上に堆積される繊維の太さや長さは、吐出針と基板との間に印加される電圧、噴射される溶液の濃度、吐出針と基板との距離等に依存し、これらの条件を調整することでさまざまな機能を有する不織布を製造することができるので、電池用セパレータや人工皮膚等、様々な分野における応用が期待されている(例えば、特許文献1参照)。
このエレクトロスピニング法を用いた不織布製造装置としては、例えば、図4に示したような装置が知られている。この不織布製造装置400は、離間配置された金属製の駆動ローラ420と従動ローラ430との間に、無端循環状の金属ベルト410が掛架されている。そして、金属ベルト410の走行面に向けて金属製で円筒状の吐出針450が設置されており、この吐出針450に不織布を構成する材料を含有した液状素材がポンプ等の噴射手段462によりパイプ460を通じて供給される。液状素材は、タンク466に備蓄されており、パイプ464を通じて噴射手段462に供給される。
吐出針450は、往復動アクチュエータ470に固設されており、金属ベルト410の幅方向に往復移動できるようになっており、例えば、幅1200mmの金属ベルト410の表面全体に繊維を吹き付けることが可能になっている。吐出針450と金属ベルト410の間には、高電圧電源440により30KV程度の電圧が掛けられている。
また、駆動ローラ420には、同軸上に従動プーリ422が固設されており、この従動プーリ422と駆動モータ428の回転軸に固設された駆動プーリ426との間に伝動ベルト424が掛架されている。その結果、駆動モータ428を稼動することによって、駆動ローラ420と従動ローラ430に両端を支持された金属ベルト410が無端循環走行する。この時、金属ベルト410が蛇行しないように蛇行防止部材480により金蔵ベルト410の側端面をガイドしている。図5は、図4の矢視V方向から見たときの概略正面図である(例えば、特許文献2、3参照)。
特開2006−283240号 特開2005−264386号 特開2006−328578号
ところが、前述したような不織布製造装置400は、不織布を形成させる母材として金属ベルト410を用いているため、装置の小型化・軽量化が妨げられていた。例えば、図5に示すように幅W2が1200mmであるような幅の広い金属ベルト410を用いるとベルトの厚みD2は、1mmほどの厚みが要求される。この時、金属ベルト410を掛架する駆動ローラ420及び従動ローラ430の直径R2が小さいと疲労破壊を起こすため寿命が短くなる。そのため、経験値によれば、ローラの直径R2は、金属ベルト410の厚みD2の少なくとも600倍ほどの大きなもの、すなわち、600×D2≦R2の条件を満たすことが要求される。したがって、直径が600mm以上ものローラを使用することが余儀なくされていた。
また、金属ベルト410のバネ力のため、金属ベルト410を平らに張るには、数千kgfの力Fでローラを牽引することが必要となるので、装置を強固なものにしなければならず、装置構成が大掛かりになっていた。さらに、金属ベルト410は、無端循環走行中に蛇行しやすいため、蛇行防止部材480により金蔵ベルト410の側面をガイドする必要があった。その結果、金属ベルト410の側端面と蛇行防止部材480が摺接し摩耗の原因となるとともに、耳障りな金属音が発生していた。
しかも、前述のように大きな力Fで牽引しているため、蛇行時に蛇行防止部材480に加わる力も大きく、強固な蛇行防止部材480を設置する必要があった。さらに、一方のローラ(図4においては、従動ローラ430)が図示はされていないが牽引手段(張力機構)に取り付けられているため、駆動ローラ420と従動ローラ430との配置を変更することが容易でなく、金属ベルト410の架け替えやベルト長の違うものへの変更が容易ではなかった。さらに金属ベルト410全体に高電圧が印加されているため作業者が誤って装置に接触すると感電し危険であった。
そのため、エレクトロスピニング法を用いて不織布の製造を工業規模で実現するには、前述したような金属ベルトを用いた装置では不十分であり、市場に高機能の不織布を安価に安定供給できる不織布製造装置の実用化が嘱望されている。
そこで、本発明の第1の目的は、小型・軽量で、長寿命であり、安全性の高いエレクトロスピニング法を用いた不織布製造装置を提供することである。
また、本発明の第2の目的は、ベルトが蛇行することなく長期に亘って安定して稼動可能なエレクトロスピニング法を用いた不織布製造装置を提供することである。
請求項1に係る発明は、エレクトロスピニング法を用いて不織布を製造する不織布製造装置において、前記不織布製造装置が、離間配置された駆動ローラ及び従動ローラと、前記駆動ローラ及び従動ローラ間に無端循環状に掛架された樹脂ベルトと、前記樹脂ベルトの走行面の表側に向けて設置した円筒状の吐出針と、前記吐出針の開口部から前記不織布を構成する材料を含有した液状素材を噴射させる噴射手段と、前記吐出針と前記駆動ローラ又は従動ローラとの間、あるいは、前記吐出針と前記樹脂ベルトの走行面の裏側に近接して配置した電極板との間に高電圧を印加する高電圧電源とを有することによって、前述した課題を解決するものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の構成に加えて、樹脂ベルトの走行面の表側に帯電防止層を設けたことによって、前述した課題をさらに解決するものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に係る発明の構成に加えて、樹脂ベルトの走行面の裏側に走行方向に沿って蛇行防止ガイドを設けると共に、駆動ローラ及び/又は従動ローラに前記蛇行防止ガイドと係合する蛇行防止溝を設けたことによって、前述した課題を一層解決するものである。
ここで、本発明において、駆動ローラ及び従動ローラ間に掛架された樹脂ベルトを無端循環状に走行させる駆動源としては、特に限定されるものではないが、例えば、駆動ローラに同軸上に従動プーリを固設し、この従動プーリと駆動モータの回転軸に固設された駆動プーリとの間に伝動ベルトを掛架し、駆動モータを稼動することによって、駆動ローラと従動ローラに掛架されたされた樹脂ベルトを無端循環走行させることができる。
請求項1に係る発明によれば、エレクトロスピニング法を用いて不織布を製造する不織布製造装置において、前記不織布製造装置が、離間配置された駆動ローラ及び従動ローラと、前記駆動ローラ及び従動ローラ間に無端循環状に掛架された樹脂ベルトと、前記樹脂ベルトの走行面の表側に向けて設置した円筒状の吐出針と、前記吐出針の開口部から前記不織布を構成する材料を含有した液状素材を噴射させる噴射手段と、前記吐出針と前記駆動ローラ又は従動ローラとの間、あるいは、前記吐出針と前記樹脂ベルトの走行面の裏側に近接して配置した電極板との間に高電圧を印加する高電圧電源とを有することによって、樹脂ベルトの高弾力性という特性のため駆動ローラ及び従動ローラの径が小さな場合であっても金属ベルトのように疲労破壊を起こすことがないので、製造装置の長寿命化が図られる。
また、樹脂ベルトの弾力性を利用して、駆動ローラ及び従動ローラ間に適度な張力を有する無端循環状の走行面を構成することができ、金属ベルトを用いた時のように牽引手段(張力機構)を必要としないので、製造装置の小型・軽量化が図られる。さらに、ベルトの変更や架け替え時における作業負担が著しく軽減される。しかも、製造装置を頑強なものとする必要がないため、樹脂ベルトの幅や長さを大きくすることも可能であり、不織布製造上の自由度が格段に向上する。
請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、樹脂ベルトの走行面の表側に帯電防止層を設けたことによって、液状素材の噴射に伴い、樹脂ベルトが帯電することを防止できるので、微細繊維が樹脂ベルト表面に堆積する効率、すなわち繊維捕集効率が長期に亘って高効率に保たれる。また、帯電防止層は、100kΩcm以下の導電性を有しているが、走行面の裏側は絶縁体で構成されているため、樹脂ベルトには、直接高電圧が掛かることがないので、作業者が誤って樹脂ベルトを触ったとしても感電することがなく、安全性が飛躍的に向上する。
請求項3に係る発明によれば、請求項1又は請求項2に係る発明が奏する効果に加えて樹脂ベルトの走行面の裏側に走行方向に沿って蛇行防止ガイドを設けると共に、駆動ローラ及び/又は従動ローラに蛇行防止ガイドと係合する蛇行防止溝を設けたことによって、樹脂ベルトが無端循環走行中に蛇行することが防止されるので、長期に亘って安定して稼動可能となる。しかも、樹脂ベルトの側端面をガイドする蛇行防止部材が必要がないので部品点数が減り装置の小型化が図られる。
さらに、蛇行防止ガイドと蛇行防止溝は、樹脂ベルトの走行面の裏側において係合しているだけで、ほとんど摺動しないので摩耗粉の発生及び飛散が抑制される。
本発明は、エレクトロスピニング法を用いて不織布を製造する不織布製造装置において前記不織布製造装置が、離間配置された駆動ローラ及び従動ローラと、前記駆動ローラ及び従動ローラ間に無端循環状に掛架された樹脂ベルトと、前記樹脂ベルトの走行面の表側に向けて設置した円筒状の吐出針と、前記吐出針の開口部から前記不織布を構成する材料を含有した液状素材を噴射させる噴射手段と、前記吐出針と前記駆動ローラ又は従動ローラとの間、あるいは、前記吐出針と前記樹脂ベルトの走行面の裏側に近接して配置した電極板との間に高電圧を印加する高電圧電源とを有した製造装置であって、小型・軽量で、長寿命であり、安全性が高く、前記樹脂ベルトが蛇行することなく長期に亘って安定して稼動可能な装置であれば、その具体的な実施の態様は、如何なるものであっても何ら構わない。
以下、本発明の一実施形態であるエレクトロスピニング法を用いて不織布を製造する不織布製造装置について、図1乃至図3に基づき説明する。図1は、本発明の不織布製造装置100の全体の構成を示す概略側面図であり、図2は、図1の矢視II方向から見たときの概略正面図であり、図3は、図2のIII−III線で切断したときの断面図である。
本実施例における不織布製造装置100は、離間配置された駆動ローラ120と従動ローラ130との間に、無端循環状の樹脂ベルト110が掛架されている。樹脂ベルト110の材質・構成としては、十分な柔軟性を備えた樹脂ベルトであれば、特に限定されるものではないが、本実施例においては、図3にその断面を示したように、高強力、高弾性率、耐薬品性等の物性に優れたポリエステルの縦糸と横糸からなる幅剛性のある厚みが約0.7mmの帆布を芯体112として用い、その表面、すなわち不織布が形成される面に帯電防止層116として機能する導電性ウレタンからなる約0.2mmの層を熱溶着しており、芯体112と帯電防止層116の両者を併せて樹脂ベルト110は、約1mmの厚みD1を有している。導電性ウレタンは、例えばポリウレタンを母材ゴムとして、導電性付与剤としてカーボンブラックや銀粉末を配合したものを用いることができる。
この帯電防止層116は、不織布を堆積させる母材(基板)にもなるため、表面の性状を平滑にして、堆積された不織布を剥がし易くしている。さらに、芯体112の裏面には、芯体112の両側端面から所定の距離を離間させて長手方向に沿って配置したウレタンからなる2本の蛇行防止ガイド114を熱溶着している。この時、芯体112の裏面に予めウレタンを含浸させておくことにより、ポリエステルからなる布目状の芯体112とウレタンからなる蛇行防止ガイド114との親和性が向上し、芯体112と蛇行防止ガイド114との接合強度が著しく向上する。
また、樹脂ベルト110の走行面の表側に向けて金属製で円筒状の吐出針150が設置されており、この吐出針150に不織布を構成する材料を含有した液状素材がポンプ等の噴射手段162によりパイプ160を通じて微量ずつ供給される。液状素材は、タンク166に備蓄されておりパイプ164を通じて噴射手段162に供給される。樹脂ベルト110上に堆積される繊維は、前述したように噴射された液状素材のブレークアップによって、微細繊維状になるため、樹脂ベルト110上に堆積される繊維の直径と、吐出針150の内径とは直接関係していない。本実施例では、吐出針150の内径を約1mmにしている。
吐出針150は、往復動アクチュエータ170に固設されており、樹脂ベルト110の幅方向に往復移動できるようになっており、本実施例の場合、幅W1が1200mmの樹脂ベルト110の表面全体に繊維を吹き付けることが可能になっている。吐出針150と樹脂ベルト110の走行面の裏側に近接して配置した電極板180間には、高電圧電源140により30KV程度の電圧が印加されている。
なお、本実施例においては、樹脂ベルト110の無端循環軌道における直線走行面上に不織布を形成させているが、ローラと接触している円弧面上に不織布を形成させる場合には、電極板180は必要なく、その代わりにローラを金属ローラにするか、ローラ表面に金属めっきを行い、ローラと吐出針150との間に高電圧電源140により電圧を印加する。
また、駆動ローラ120には、同軸上に従動プーリ122が固設されており、この従動プーリ122と駆動モータ128の回転軸に固設された駆動プーリ126との間に伝動ベルト124が掛架されている。そして、駆動モータ128を稼動することによって、駆動ローラ120と従動ローラ130に掛架された樹脂ベルト110が無端循環走行する。駆動ローラ120と従動ローラ130の直径R1は、樹脂ベルト110が高い弾力性を有しているため、樹脂ベルト110の厚みD1が約1mmの場合、100mm程度の細いローラを使用することが可能であり、その結果、装置の小型化・軽量化が図られる。
駆動ローラ120及び/又は従動ローラ130の外周面には、図3に示したように樹脂ベルト110の走行面の裏側に走行方向に沿って設けた蛇行防止ガイド114と係合する蛇行防止溝121が設けられている。なお、本実施例では、蛇行防止ガイド114を2本設けているが、蛇行防止ガイド114の数は、1本又は3本以上であっても構わない。
本発明によるエレクトロスピニング法を用いて不織布を製造する不織布製造装置は、例えば、液状素材として、Al、SiO、TiO等からなる金属酸化物のナノ粒子をジメチルスルホキシドやジオキサン等の有機溶媒に溶解又は分散させた溶液を用いた次世代リチウムイオン電池用高機能セパレータの製造や、コラーゲン、ゼラチン、キトサン等の天然高分子溶液を用いた人工皮膚の製造等に適用することが可能である。
本発明は、エレクトロスピニング法を用いて、ナノオーダの直径を有する繊維からなる不織布の製造装置を小型・軽量で長寿命とし、安全性を向上させ長期に亘って安定して稼動可能とするものであって、ICチップのナノ配線、有機ELのナノ薄膜など、その産業上の利用可能性はきわめて高い。
本発明の不織布製造装置の全体の構成を示す概略側面図。 図1の矢視II方向から見たときの概略正面図。 図2のIII−III線で切断したときの断面図。 従来の不織布製造装置の全体の構成を示す概略側面図。 図4の矢視V方向から見たときの概略正面図。
符号の説明
100、400 ・・・ 不織布製造装置
110 ・・・ 樹脂ベルト 410 ・・・ 金属ベルト
112 ・・・ (樹脂ベルトの)芯体
114 ・・・ (樹脂ベルトの)蛇行防止ガイド
116 ・・・ (樹脂ベルトの)帯電防止層
120、420 ・・・ 駆動ローラ
121 ・・・(駆動ローラの)蛇行防止溝
122、422 ・・・ 従動プーリ
124、424 ・・・ 伝動ベルト
126、426 ・・・ 駆動プーリ
128、428 ・・・ 駆動モータ
130、430 ・・・ 従動ローラ
140、440 ・・・ 高電圧電源
150、450 ・・・ 吐出針
160、460 ・・・ パイプ
162、462 ・・・ 噴射手段
164、464 ・・・ パイプ
166、466 ・・・ タンク
170、470 ・・・ 往復動アクチュエータ
180 ・・・ 電極板 480 ・・・ 蛇行防止部材
D1 ・・・ 樹脂ベルトの厚み D2 ・・・ 金属ベルトの厚み
W1 ・・・ 樹脂ベルトの幅 W2 ・・・ 金属ベルトの幅
R1、R2 ・・・ 駆動ローラ及び従動ローラの直径

Claims (3)

  1. エレクトロスピニング法を用いて不織布を製造する不織布製造装置において、
    前記不織布製造装置が、離間配置された駆動ローラ及び従動ローラと、
    前記駆動ローラ及び従動ローラ間に無端循環状に掛架された樹脂ベルトと、
    前記樹脂ベルトの走行面の表側に向けて設置した円筒状の吐出針と、
    前記吐出針の開口部から前記不織布を構成する材料を含有した液状素材を噴射させる噴射手段と、
    前記吐出針と前記駆動ローラ又は従動ローラとの間、あるいは、前記吐出針と前記樹脂ベルトの走行面の裏側に近接して配置した電極板との間に高電圧を印加する高電圧電源とを有することを特徴とする不織布製造装置。
  2. 前記樹脂ベルトの走行面の表側に帯電防止層を設けたことを特徴とする請求項1に記載の不織布製造装置。
  3. 前記樹脂ベルトの走行面の裏側に走行方向に沿って蛇行防止ガイドを設けると共に、前記駆動ローラ及び/又は従動ローラに前記蛇行防止ガイドと係合する蛇行防止溝を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の不織布製造装置。
JP2007177848A 2007-07-06 2007-07-06 不織布製造装置 Expired - Fee Related JP5036427B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007177848A JP5036427B2 (ja) 2007-07-06 2007-07-06 不織布製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007177848A JP5036427B2 (ja) 2007-07-06 2007-07-06 不織布製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009013537A true JP2009013537A (ja) 2009-01-22
JP5036427B2 JP5036427B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=40354789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007177848A Expired - Fee Related JP5036427B2 (ja) 2007-07-06 2007-07-06 不織布製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5036427B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140740A (ja) * 2009-12-10 2011-07-21 Panasonic Corp ナノファイバ製造装置、および、ナノファイバ製造方法
KR102672857B1 (ko) * 2022-08-10 2024-06-07 한국전자기술연구원 질화붕소나노튜브를 이용한 중성자차폐 유연시트 제조방법

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55110854U (ja) * 1980-01-19 1980-08-04
JPH08239109A (ja) * 1995-03-02 1996-09-17 Honda Sangyo Kk コンベアベルトの蛇行防止手段
JP2003034415A (ja) * 2001-07-18 2003-02-07 Chuo Shionoya:Kk コンベアベルト、及びコンベア装置
JP2004316022A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Japan Vilene Co Ltd 不溶化ポリビニルアルコール繊維集合体及びその製造方法
JP2006169644A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Japan Vilene Co Ltd 静電紡糸用捕集装置
JP2006241629A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Japan Vilene Co Ltd 静電紡糸用捕集装置
JP2007092215A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Teijin Ltd 静電紡糸法により繊維構造体を製造する方法および装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55110854U (ja) * 1980-01-19 1980-08-04
JPH08239109A (ja) * 1995-03-02 1996-09-17 Honda Sangyo Kk コンベアベルトの蛇行防止手段
JP2003034415A (ja) * 2001-07-18 2003-02-07 Chuo Shionoya:Kk コンベアベルト、及びコンベア装置
JP2004316022A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Japan Vilene Co Ltd 不溶化ポリビニルアルコール繊維集合体及びその製造方法
JP2006169644A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Japan Vilene Co Ltd 静電紡糸用捕集装置
JP2006241629A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Japan Vilene Co Ltd 静電紡糸用捕集装置
JP2007092215A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Teijin Ltd 静電紡糸法により繊維構造体を製造する方法および装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140740A (ja) * 2009-12-10 2011-07-21 Panasonic Corp ナノファイバ製造装置、および、ナノファイバ製造方法
CN102652189A (zh) * 2009-12-10 2012-08-29 松下电器产业株式会社 纳米纤维制造装置以及纳米纤维制造方法
KR102672857B1 (ko) * 2022-08-10 2024-06-07 한국전자기술연구원 질화붕소나노튜브를 이용한 중성자차폐 유연시트 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP5036427B2 (ja) 2012-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5437983B2 (ja) ナノファイバ製造装置、および、ナノファイバ製造方法
KR101846823B1 (ko) 나노파이버 대량생산 용융전기방사장치 및 무용매 용융전기방사방법
CN101868568B (zh) 精细纤维电极电纺设备、滤料系统和方法
JP4763845B2 (ja) ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法
CN107429429B (zh) 喷嘴头及电场纺丝装置
WO2012066929A1 (ja) ナノファイバー製造方法
JP4867672B2 (ja) 高分子ファイバ生成方法と装置、これらを用いた高分子ウエブ製造方法と装置
JP5178927B1 (ja) ナノ・ファイバ製造装置
JP5036427B2 (ja) 不織布製造装置
JP6430428B2 (ja) 電界紡糸装置、および堆積体の製造方法
JP5838348B2 (ja) ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法
JP4639324B2 (ja) ナノ・ファイバ製造装置およびそれを用いたナノ・ファイバ製造方法
KR101466288B1 (ko) 나노섬유 제조장치
JP2012219420A (ja) ナノファイバ製造装置、および、ナノファイバ製造方法
JP5361932B2 (ja) ナノファイバ製造装置、および、ナノファイバ製造装置のメンテナンス方法
JP2019163585A (ja) ノズルヘッド、および電界紡糸装置
JP2012007258A (ja) ナノファイバ製造装置、および、ナノファイバ製造方法
JP5395830B2 (ja) ナノファイバ製造装置、流出体の製造方法、ナノファイバ製造方法
JP7188030B2 (ja) エレクトロスピニング装置
JP2015203164A (ja) ナノファイバー製造方法およびナノファイバー製造装置
JP2018188721A (ja) カーボンナノチューブ付着装置
JP2011149113A (ja) ナノファイバ製造装置及びナノファイバ製造方法
JP2018090924A (ja) ノズルヘッド、および電界紡糸装置
Lee et al. Fabrication and characterization of aligned continuous polymeric electrospun nanofibers
KR101603011B1 (ko) 나노텍스처 필름 제조 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120703

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees