JP2009011638A - 透過像撮影システム、および透過像撮影方法 - Google Patents

透過像撮影システム、および透過像撮影方法 Download PDF

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Abstract

【課題】撮影時における放射線発生部の位置や角度を正確に把握可能な技術を提案する。
【解決手段】検出部108に対する発生放射部101の相対的な位置関係および角度関係を変更させつつ、発生放射部101から放射され、所定部材(例えば、絞り)を介して検体を透過する放射線を検出部108で複数回検出することで複数の透過像を得る際に、発生放射部101から検出部108の検出面108s上に対して放射線が照射される照射領域の外縁形状を認識するとともに、その照射領域の外縁形状と、所定部材の内縁形状とに基づき、検出部108に対する発生放射部101の相対的な位置関係および角度関係を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、透過像の撮影技術に関する。
医療現場では、X線などを用いて人体の透過像を撮影し、その透過像を読影することで診断が行われている。
このX線を用いた撮影により、検体に対して異なる方向からX線を照射して得られる複数の画像データを合成(再構成)することで、検体の断層面を任意の深さで観察することが可能ないわゆるトモシンセシス用のX線診断装置が提案されている。
この断層面の画像を生成するために複数の投影像を取得する際には、放射線を発生する部分(例えばX線管)などといった走査系の位置や角度が設定からずれ易く、このずれにより再構成された断層面の画像に歪みなどといったいわゆるアーチファクトが発生してしまう。このため、投影像を撮影する際における放射線を発生する部分(放射線発生部)の位置や角度を正しく把握することが非常に重要である。
このような問題に対して、2個の微小球からなる校正用チャートを配置して、撮影を行い、投影像における校正用チャートの位置に基づき、走査系の校正を行うことで、放射線発生部の位置や角度をより正確に把握して、より正確な再構成を実施する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2003−61944号
しかしながら、特許文献1で提案されている技術では、撮影前に予め校正用チャートを用いて校正を行うため、撮影時に異なるずれが走査系に生じた場合には、撮影時における放射線発生部の位置や角度を正確に把握することができず、正確な再構成が困難になる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、撮影時における放射線発生部の位置や角度を正確に把握可能な技術を提案することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、透過像撮影システムであって、放射線を発生させる発生部と、前記放射線の放射経路を、内縁形状で規定する所定部材と、前記発生部から放射され、前記所定部材を介して検体を透過する放射線を検出する検出部と、前記検出部に対する前記発生部の相対的な位置関係および角度関係を変更させつつ、前記検出部によって、放射線を複数回検出することで、前記検体に係る複数の透過像を取得する取得手段と、前記発生部から前記検出部の検出面上に対して放射線が照射される照射領域の外縁形状と、前記所定部材の内縁形状とに基づき、前記相対的な位置関係および角度関係を求める演算手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の透過像撮影システムであって、前記所定部材が、前記発生部に対して設けられた絞りを含むことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の透過像撮影システムであって、前記照射領域の外縁形状、および前記所定部材の内縁形状が、それぞれ4以上の頂点を有する形状であることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の透過像撮影システムであって、前記所定部材の内縁形状が、長方形を含み、前記照射領域の外縁形状が、台形を含むことを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の透過像撮影システムであって、各前記透過像から各前記照射領域の外縁形状を認識する認識手段、を備えることを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の透過像撮影システムであって、前記発生部近傍に設けられた光源から発生された光線を、前記所定部材を介させ、前記放射経路と略同一の光路を経させて、前記検出面に照射する光線照射手段と、前記光線が照射された前記検出面を撮影して撮影画像を得る撮影手段と、前記撮影画像から前記照射領域の外縁形状を認識する認識手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の透過像撮影システムであって、各前記透過像に対応する、前記演算手段によって求められた各前記相対的な位置関係および角度関係を用いて、前記複数の透過像に基づき断層面画像を生成する生成手段を更に備えることを特徴とする。
また、請求項8の発明は、検出部に対する発生部の相対的な位置関係および角度関係を変更させつつ、前記発生部から放射され、所定部材を介して検体を透過する放射線を前記検出部で複数回検出することで複数の透過像を得る透過像撮影方法であって、(a)前記発生部から前記検出部の検出面上に対して放射線が照射される照射領域の外縁形状を認識する形状認識ステップと、(b)前記照射領域の外縁形状と、前記所定部材の内縁形状とに基づき、前記相対的な位置関係および角度関係を求める演算ステップとを備えることを特徴とする。
請求項1から請求項7に記載のいずれの発明によっても、検出面上において放射線が照射される照射領域の外縁形状と、放射線の放射経路を規定する所定部材の内縁形状とに基づき、検出部に対する発生部の相対的な位置関係および角度関係が求められるため、撮影時における放射線発生部の位置や角度が正確に把握される。
また、請求項2に記載の発明によれば、放射線の放射経路を規定する特別な構成が付加されることなく、撮影時における放射線発生部の位置や角度が正確に把握される。
また、請求項5に記載の発明によれば、検出面上において放射線が照射される照射領域の外縁形状が透過像から認識されるため、特別な構成を付加しなくても、照射領域の外縁形状が認識される。
また、請求項7に記載の発明によれば、正確に把握された撮影時における発生部の位置や角度に係る情報を用いて、複数の透過像に基づき断層面画像が生成されるため、高品質の断層面画像が得られる。
また、請求項8に記載の発明によれば、請求項1と同様な効果が得られる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
<撮影システムの概略構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る撮影システム1の概略構成を示す図である。この撮影システム1では、放射線(典型的には、X線)を用いて、検体120を透過する放射線の分布を検出し、画素値の分布(透過像)を得て、この透過像を用いた各種情報処理が可能となっている。つまり、撮影システム1は、透過像を撮影するシステム(透過像撮影システム)として機能する。
撮影システム1は、撮影装置100と撮影制御処理装置200とを備えて構成されている。なお、ここでは、撮影対象である検体120が、検査を受ける者(被検査者)の身体であるものとし、図中の楕円はこの被検査者の身体を模式的に示している。
撮影装置100は、主に発生放射部101、ガイド部102、載置部104、連結部105、および検出部108を備えている。
発生放射部101は、電磁波の一種である放射線を発生させて放射する。ここでは、発生放射部101が、X線を発生させて放射するものとする。なお、図1および図1以降の図では、放射線が放射される経路の外縁に一点鎖線が付されている。
図2は、発生放射部101の構成を説明するための図である。なお、図2および図2以降の図では、方位関係を明確化するために、相互に直交するXYZの3軸が適宜付されている。
図2(a)は、発生放射部101の構成を模式的に示した断面図であり、発生放射部101は、例えばX線管などによって構成され、発生部101aと絞り部101cとを有する。なお、図2(a)では、放射線が通過する領域に砂地ハッチングが付されている。
発生部101aは、放射線を発生させる部分であり、絞り部101cは、発生部101aに対して設けられ、発生部101aから検体120に向けて放射される放射線の経路(放射経路)、すなわち放射経路の形状を規定する所定の部材として機能する。そして、発生部101aおよび絞り部101cの配置により、発生放射部101は、放射線の焦点(例えば、X線管の焦点)Fpを形成する。
図2(b)で示すように、絞り部101c(図中斜線ハッチングが付された部分)は、例えば、一辺の長さが所定値である正方形の開口部101h、すなわち内縁の形状(以下「内縁形状」とも称する)を有する。また、焦点Fpから開口部101hまでの距離、すなわち焦点Fpから開口部101hの中心点までの距離が所定距離となるように設定されている。
そして、この開口部101hの形状により、放射線の放射経路の外縁が正方形となり、更に、発生部101aからの離隔距離に比例して、放射経路の外縁形状である正方形のサイズが大きくなるように構成されている。
図1に戻って説明を続ける。
ガイド部102は、略弧状に延設され、発生放射部101の位置および姿勢を変更可能とする。具体的には、発生放射部101は、ガイド部102に対して延設方向に沿って移動自在に結合されており、撮影制御処理装置200からの制御に応じて、ガイド部102上を延設方向に沿って移動する。
載置部104は、検体120が静置される部分である。この載置部104は、連結部105によってガイド部102に接続された発生放射部101に対して予め定められた相対的配置条件を満足するように配置されており、発生放射部101から照射されるX線の照射範囲内で検体120が載置される。より詳細には、載置部104は、連結部105によって、ガイド部102が規定する円弧の焦点が位置する側で予め定められた位置に固定されている。
なお、載置部104は、X線の吸収が少ないことによってX線を実質的に透過する材質で形成されており、X線に対する減弱係数(吸収係数)は既知である。そして、この載置部104上に検体120が静置された状態で、発生放射部101がガイド部102に沿って適宜移動されつつ、X線が放射されることで、検体120に対して所望の方向からX線が照射される。
検出部108は、発生放射部101から照射され、載置部104に載置された検体120および載置部104を透過した放射線(ここではX線)を検出する。この検出部108では、例えば、検体120を透過したX線、および検体120の周辺の空間を通過したX線の双方を検出する。
また、検出部108のうち、発生放射部101側の面、すなわちX線を検出する面(検出面)108sは、例えば、矩形状の外形を有し、X線を検出する多数のセンサが2次元的(例えば格子状)に配列された略平面状の面を形成している。よって、検出部108により、発生放射部101から放射された放射線のうち、検体120と載置部104とを透過した放射線が検出され、放射線の検出値の分布(ここでは、格子状の2次元分布)が得られる。
ここで、発生放射部101、ガイド部102、載置部104、および検出部108は以下のような位置関係を満足している。すなわち、ガイド部102上のいずれの位置に発生放射部101が移動しても、発生放射部101から照射されるX線の照射範囲は載置部104を広範囲にわたってカバーしており、かつガイド部102上のいずれの位置から照射されるX線であっても検出部108によって検出される。
なお、図1においては、ガイド部102が略弧状に形成され、発生放射部101が、該弧の中心点へ向かう方向にX線を放射しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ガイド部102が略直線状に延設され、ガイド部102上のいずれの位置に発生放射部101が移動しても、ガイド部102の延設方向に対して略垂直方向にX線を放射するようにしても良い。いずれの場合も、検体120の所定の側(図1では上側)に対して複数の方向から放射線が順次に照射されて放射線の検出値の分布(以下「放射線検出値分布」とも称する)が得られる。
一方、撮影制御処理装置200は、一般的なパーソナルコンピュータ(パソコン)と同様な構成を有し、主に、制御部210、表示部220、操作部230、および記憶部240を備えている。
制御部210は、CPU210a、RAM210b、およびROM210cを有し、撮影システム1の動作を統括制御する。この制御部210は、記憶部240に格納されるプログラムPGを読み込んで実行することで、各種機能や動作を実現する。
表示部220は、例えば、液晶ディスプレイなどを備えて構成され、制御部210の制御下で、各種画像が可視的に出力される。例えば、撮影装置100による撮影で得られた透過像などが可視的に出力される。
より詳細には、平面的な画像(平面画像)や特定の方向から見た立体的な画像(立体画像)が可視的に出力される。具体的には、RAM210bなどに記憶された透過像のデータ(透過像データ)によって表現される平面画像の他、画像生成部216(後述)によって生成された立体画像データによって表現される立体画像、およびその他の各種画像情報や数値情報や文字情報が表示される。なお、以下、特定の方向から見た立体画像を2次元画像として表示することを「立体画像の表示」と称する。
操作部230は、キーボードやマウスなどを備えて構成され、ユーザによる各種入力を受け付けて、制御部210に入力に応じた信号を送出する。
記憶部240は、ハードディスクなどを備えて構成され、例えば、撮影システム1の各種動作を制御するためのプログラムPGや各種データなどを格納する。
<制御部における機能構成>
図3は、制御部210でプログラムPGが実行されることで実現される機能構成を例示する図である。
図3で示すように、制御部210は、撮影制御部211、検出値取得部212、値変換部213、照射領域認識部214、位置・角度演算部215、および画像生成部216を機能として備える。
撮影制御部211は、撮影装置100の動作を制御する。例えば、撮影制御部211は、発生放射部101のガイド部102上での位置を制御することで、発生放射部101およびガイド部102に対する載置部104、すなわち検体120の位置関係を制御し、これによって発生放射部101と載置部104との空間的な関係が相対的に変化する。このとき、発生放射部101と検出部108との距離、および発生放射部101と検出部108との角度関係とが適宜変更される。
なお、ここで言う「角度関係」は、発生放射部101から放射される放射線の中心線、すなわち放射線の進行方向と、検出部108のうち多数のセンサが配列された面(検出面)108sとの成す角度の関係を含む意味で使用されている。
検出値取得部212は、検出部108で検出された放射線の検出値の分布を受け付けて取得する。ここでは、検出面108sに2次元的に配置されるセンサで検出された検出値の分布、すなわち2次元的な検出値の分布(検出値の2次元分布)が取得される。なお、検出値取得部212で取得された検出値の分布は、RAM210bまたは記憶部240に一時的に記憶される。
値変換部213は、検出値取得部212で取得された検出値の分布を、可視的な画像に対応する画素値の分布(以下「画素値分布」とも称する)、すなわち画像データに変換する。例えば、相対的に大きなX線の検出値が、低輝度(低い階調)の画素値に変換され、相対的に小さなX線の検出値が、高輝度(高い階調)の画素値に変換される。ここで得られた画像データ(透過像データ、「透過像」とも略称する)は、画素値の2次元的な分布(画素値の2次元分布)であり、RAM210bまたは記憶部240に一時的に記憶される。
ここでは、撮影制御部211によって、検出部108に対する発生放射部101の相対的な位置関係および角度関係を変更させつつ、検出部108によって、放射線を複数回検出することにより、値変換部213によって、検体120に係る複数の透過像が取得される。
照射領域認識部214は、発生放射部101から検出面108s上に対して放射線が照射される領域(以下「照射領域」「照射野」とも称する)の形状、具体的には、照射領域の外縁の形状(以下「外縁形状」とも称する)を認識する。この照射領域の外縁形状の認識方法については後述する。
位置・角度演算部215は、照射領域認識部215によって認識された照射領域の外縁形状と、絞り部101cの内縁形状とに基づき、発生放射部101と検出部108との相対的な位置関係および角度関係を演算によって求める。この相対的な位置関係および角度関係を求める演算方法については後述する。
画像生成部216は、値変換部213で得られた透過像を用いて、各種画像(例えば、断層面の画像)を生成する。
例えば、ガイド部102に沿って発生放射部101の位置を異ならせて、複数の画素値の分布、すなわち複数の透過像が得られた場合、画像生成部216は、複数の透過像と、各透過像に係る放射線を検出したときの検出部108に対する発生放射部101の相対的な位置関係および角度関係とに基づいて、検体120の断層面を示す画像(断層面画像)のデータを生成する。また、画像生成部216は、この断層面画像のデータに基づいて、3次元的な構造を有する検体120の立体的な画像(立体画像)のデータを生成する。
具体的には、例えば、画像生成部216は、一時的にデータを保持するRAM210bと連携して、透過像のデータを適宜RAM210bに一時的に記憶させながら断層面画像のデータを生成する。さらに、この断層面画像のデータを適宜RAM210bに一時的に記憶させながら立体画像(立体画像)のデータを生成する。なお、断層面画像のデータの生成方法については後述する。
<照射領域の外縁形状の認識方法>
図4および図5は、照射領域認識部214における照射領域の外縁形状の認識方法の原理を説明するための図である。
図4は、検体120を撮影する際の発生放射部101と検出部108と検体120とに着目した図である。図4では、発生放射部101の焦点Fpが黒丸で示され、発生放射部101から検体120へ照射される放射線の外縁が一点鎖線で示され、発生放射部101から検体120へ照射される放射線の中心線(中心軸)Lcが破線で示されている。なお、ここでは、発生放射部101から放射される放射線の外縁は、中心軸Lcに対して所定角度αを成しているものとする。
また、図4では、発生放射部101から検体120に対する放射線の照射方向、すなわち放射線の進行方向が、検出面108sの法線に対して傾けられた状態が例示されている。このように、検出面108sに対して斜めの方向から放射線が照射されて行われる撮影を、以下「斜入撮影」とも称する。
図5は、図4で示すような斜入撮影時において得られる透過像Gを例示する図である。透過像Gでは、発生放射部101から検出面101sに対して照射される放射線のパターン(図中砂地ハッチングが付された台形の画像領域)PAが現れる。この放射線のパターンPAは、検出面101sのうち、発生放射部101からの放射線が照射される領域(照射領域)に対応する。
なお、図5では、パターンPAの外縁は台形を示しているが、これに限られない。例えば、発生放射部101から検体120に対する放射線の照射方向が、検出面108sに対して略垂直となる状態で、発生放射部101から放射線が照射されて、検出部108が放射線を検出することで検出値の分布が得られる撮影(正対撮影)時には、パターンPAの外形は、開口部101hと相似形状である正方形を示す。
照射領域認識部214では、例えば、値変換部213で得られた透過像Gから放射線のパターンPAを認識し、その外縁形状を認識することで、発生放射部101から検出面101sに対する放射線の照射領域の外縁形状を認識する。具体的には、検出面108sのサイズと、投影像Gのサイズと、パターンPAのサイズとから、照射領域の外縁形状である台形の上底の長さ、下底の長さ、および高さを認識する。つまり、本明細書では、「照射領域の外縁形状」と言う文言は、その外縁形状のサイズを含む意味で使われ、「内縁形状」と言う文言は、その内縁形状のサイズを含む意味で使われている。
なお、ここでは、値変換部213で得られた透過像Gから、照射領域の外縁形状を認識したが、これに限られない。例えば、検出値取得部212で得られた検出値の分布から、照射領域の外縁形状を認識しても良い。
<位置関係および角度関係の導出原理>
図6〜図9は、位置・角度演算部215における発生放射部101と検出部108との相対的な位置関係および角度関係の導出原理を説明するための図である。
図6(a)は、発生放射部101と検出部108との位置関係に着目して、放射線の放射経路を側方から見た断面模式図であり、図6(b)は、図6(a)で示す状態における照射領域の外縁形状を示す図である。
位置・角度演算部215は、図6(a)で示す、発生放射部101の焦点Fpから検出面108sへの垂線の長さ、すなわち焦点Fpと検出面108sとの距離h、ならびに発生放射部101から放射される放射線の中心線Lcと焦点Fpから検出面108sへの垂線とが成す角度θを求める。
図7(a)は、図6(a)で示した放射経路に着目した図であり、図7(b)は、図6(b)で示した照射領域の外縁形状に着目した図である。
ここで、図7で示すように、焦点Fpから開口部101hまでの距離をd、焦点Fpから照射領域の外縁である台形の上底の中心点までの距離をx1、焦点Fpから照射領域の外縁である台形の下底の中心点までの距離をx2、照射領域の外縁である台形の上底の長さをm、下底の長さをn、高さをlとする。また、開口部101hの一辺の長さを所定値aとする。更に、照射領域の外縁である台形の上底を一辺とし、且つ放射線の放射経路の中心線Lcに対して直交する正方形の面(仮想面)Sfを仮に設定し、検出面108sと仮想面Sfとの成す角度をφとする。
この角度φは、角度θと同一角度であるため、角度φを求めれば、角度θが求まる。
以下、角度φ(すなわち角度θ)および距離hの算出方法について具体的に説明する。
まず、所定値a、距離dについては、発生放射部101の設計上既知であり、照射領域の外縁形状である台形の上底の長さm、下底の長さn、高さlについては、照射領域認識部214によって認識される。また、仮想面Sfのうちの照射領域である台形の下底側の一辺の中心点から照射領域である台形の下底の中心点までの距離は、計算により、x2−x1と算出される。
ここで、焦点Fpを頂点とし且つ開口部101hを底面とする正四角錐と、焦点Fpを頂点とし且つ仮想面Sfを底面とする正四角錐とは相似形であるため、距離x1は、下式(1)によって求められる。
Figure 2009011638
図8は、放射線の放射経路を斜めから見た斜視図である。図8を示すように、焦点Fpを頂点とし且つ台形の上底を底辺とする2等辺三角形と、焦点Fpを頂点とし且つ台形の下底を底辺とする2等辺三角形とは、相似形であり、そのサイズの比は、m:nである。
よって、x1:x2=m:nの関係が成立するため、距離x2は、下式(2)によって求められる。
Figure 2009011638
したがって、図7(a)で太線で描かれた三角形Trの三辺の長さ(l,m,x2−x1)が求まり、三角形Trを形成する三辺の長さから、三角形Trの3つの内角が一義的求まる。つまり、角度φ(すなわち角度θ)が求まる。
図9は、距離hの具体的な算出を説明するための図である。図9では、図7(a)と同様な形状が描かれており、図7(a)で太線で描かれた三角形Trが同様に太線で描かれている。
上述したように、三角形Trの三辺の長さ(l,m,x2−x1)が求まると、三角形Trを形成する三辺の長さから、三角形Trの内角のうち、照射領域である台形の上底側の内角ρも一義的に求まる。
そして、距離hは、下式(3)によって求められる。
Figure 2009011638
このようにして、距離hおよび角度θが求められると、発生放射部101と検出部108との相対的な位置関係および角度関係が一義的に求まる。例えば、検出面108sの所定点(例えば中心点)を原点とした発生放射部101の位置(x,y,z)が求まる。
<撮影動作フロー>
図10は、撮影システム1において、発生放射部101から検体120に対するX線の照射角度を多段的に変更しつつ、複数フレームの透過像を連続的に撮影する撮影動作フローを示すフローチャートである。本動作フローは、制御部210がプログラムPGを実行することで、主に撮影制御部211の制御下で実現される。なお、本動作フローは、載置部104上に検体120が載置されて、操作部230から所定の入力が行われると、開始する。
まず、ステップS1では、撮影制御部211の制御により、発生放射部101が初期位置に設定される。
ガイド部102上における発生放射部101の初期位置は、予め設定されており、ここでは、発生放射部101から検体120に対するX線の照射角度が最も寝るような位置に設定されるものとする。具体的には、例えば、ガイド部102の延設方向の一端(図1中の右方の端部)に発生放射部101が配置される。
ステップS2では、撮影制御部211の制御により、撮影処理が行われる。ここでは、発生放射部101から検体120に対して放射線が照射され、検出部108によって放射線が検出される撮影処理が行われる。
ステップS3では、検出値取得部212により、ステップS2で検出部108の各センサによって検出された放射線量の検出値に基づき、検出値の2次元分布が取得される。
ステップS4では、値変換部213により、ステップS3で得られた検出値の2次元分布が、画素値の2次元分布に変換されることで、透過像が生成される。
ステップS5では、照射領域認識部214により、ステップS4で得られた透過像から、検出面108sのうち放射線が照射される照射領域の外縁形状(具体的にはサイズ)が認識される。例えば、図5で示すような透過像Gから照射領域に対応するパターンPAが認識され、その外縁の形状およびそのサイズが認識される。
ステップS6では、位置・角度演算部215により、ステップS5で認識された照射領域の外縁形状と、絞り部101cの内縁形状とに基づき、発生放射部101と検出部108との相対的な位置関係および角度関係が算出される。ここでは、例えば、図6〜図9を示して上述したような手法により、距離hならびに角度θが算出され、距離hおよび角度θから一義的に発生放射部101と検出部108との相対的な位置関係および角度関係が算出される。
ステップS7では、撮影を終了するか否か判定される。ここでは、例えば、所定のパラメータが所定値に達していれば、撮影が終了されるものとして判定される。
具体的には、所定のパラメータが所定値に達するまで、ステップS8で発生放射部101をガイド部102上で移動させ、ステップS2に戻る。一方、所定のパラメータが所定値に達すれば、本動作フローが終了される。
このとき、予め設定された所定数の透過像が順次得られるとともに、各透過像に対応する各撮影処理時における発生放射部101と検出部108との相対的な位置関係および角度関係が算出される。そして、発生放射部101と検出部108との相対的な位置関係および角度関係を示す情報は、透過像データと関連付けられて、RAM210bまたは記憶部240に記憶される。
ここで、所定のパラメータとしては、撮影回数、発生放射部101の移動距離、発生放射部101の移動角度などが挙げられ、例えば、撮影回数が所定数(例えば、19)に達するまでは、ステップS2〜S8の処理が繰り返され、撮影回数が所定数(例えば、19)に達すれば、本動作フローが終了される。
なお、ステップS8では、撮影制御部211の制御により、発生放射部101がガイド部102上で移動される。ここでは、ガイド部102上における発生放射部101の位置が、前回の撮影処理時における位置から次の位置へと変更される。例えば、発生放射部101が、ガイド部102の延設方向に沿った移動範囲を18分割して、多段的に移動する場合には、このステップS8では、発生放射部101は、移動範囲の1/18の距離を移動する。
<断層面画像データの生成原理>
上述したように、ガイド部102に沿って発生放射部101の位置が異ならされ、複数の透過像が時間順次に得られる場合には、例えば、画像生成部216により、検体120の断層面画像のデータ(断層面画像データ)が適宜生成される。
ここで、画像生成部216における断層面画像データの生成原理、すなわちトモシンセシスの原理について説明する。
図11および図12は、トモシンセシスの原理を示す模式図である。
トモシンセシスでは、検体120に対して、検体120を透過する放射線、具体的にはX線を、検体120の一方向の側の異なる角度から照射し、複数の透過像データを得て、それらを合成することによって断層面の画像を得る。ここでは、例えば、図11で示すように、検体120の内部構造(具体的には人体組織や病変部など)を模式的に示すものとして星形要素(☆)121と丸形要素(○)122とが検出面108sに対して垂直方向に並んでいる場合を例にとって説明する。
図11で示すように、放射線が異なる角度から検体120に対して照射されることで複数の透過像のデータが得られる。こうして得られる複数の透過像のデータで表現される透過像41〜43では、検出面108sからの距離(高さ)に応じて各要素の画像位置が異なる。この性質を利用しつつ、複数の画像を合成する公知の手法を用いて任意の断層面画像データが生成される。なお、トモシンセシスにおいて複数の画像を合成する公知の手法としては、シフト加算法がある。
シフト加算法では、複数の透過像41〜43と、各透過像41〜43に対応する放射線を検出したとき(すなわち撮影処理時)の発生放射部101の位置(x,y,z)と角度とに基づいて、各透過像41〜43の相対位置を順次にシフトさせながら各透過像が順次に加算される処理が行われる。
例えば、図12(a)で示すように、各透過像41〜43ではぼんやりと写っている星形要素121が強調された画像51が得られ、図12(b)で示すように、各透過像41〜43ではぼんやりと写っている丸形要素122が強調された画像52が得られる。ここで、画像51は、検体120の内部構造のうち星形要素121が存在する高さの横断面が強調された断層面画像であり、画像52は、検体120の内部構造のうち丸形要素122が存在する高さの横断面が強調された断層面画像である。
ここでは説明を簡単にするために、3つの透過像41〜43が加算合成されることによって画像51,52が生成される例を示したが、実際には更に多くの透過像が取得され、多数の透過像が合成されることになる。
以上のように、本発明の第1実施形態に係る撮影システム1では、検出面108s上において放射線が照射される照射領域の外縁形状と、放射線の放射経路を規定する所定部材(例えば、絞り部101c)の内縁形状とに基づき、検出部108に対する発生放射部101の相対的な位置関係および角度関係が求められる。つまり、実際の撮影時に、検出部108に対する発生放射部101の相対的な位置関係および角度関係が求められる。このため、撮影時における発生放射部101の位置や角度が正確に把握される。
また、検出面108s上において放射線が照射される照射領域の外縁形状と、一般的に用いられる絞り部101cの内縁形状とに基づき、検出部108に対する発生放射部101の相対的な位置関係および角度関係が求められる。このため、放射線の放射経路を規定する特別な構成が付加されることなく、撮影時における発生放射部101の位置や角度が正確に把握される。
また、検出面108s上において放射線が照射される照射領域の外縁形状が透過像から認識される。このため、特別な構成が付加されなくても、照射領域の外縁形状が認識される。
また、正確に把握された撮影時における発生放射部101の位置や角度を示す情報を用いて、複数の透過像に基づき断層面画像が生成される。このため、いわゆるアーチファクトの発生が抑制された高品質の断層面画像が得られる。
<第2実施形態>
上記第1実施形態に係る撮影システム1では、透過像から照射領域の外縁形状を認識した。これに対して、第2実施形態に係る撮影システム1Aでは、検出面108s上の照射領域を照明によって照らし、その様子をカメラで撮影して、得られた撮影画像から照射領域の外縁形状を認識する。
以下、第2実施形態に係る撮影システム1Aについて説明するが、第2実施形態に係る撮影システム1Aは、第1実施形態に係る撮影システム1と比較して、照射領域の外縁形状を認識する構成は異なるが、その他の構成はほぼ同様な構成を有する。このため、同様な構成については、適宜同一の符号を付しつつ説明を省略し、主に、異なる構成について説明する。
図13は、本発明の第2実施形態に係る撮影システム1Aの概略構成を示す図である。
撮影システム1Aは、第1実施形態に係る発生放射部101が、照明機構101p(図14)が付加された発生放射部101Aに変更されるとともに、カメラ部106が付加された撮影装置100A、および第1実施形態に係る制御部210とは照射領域の外縁形状の認識に係る機能構成が変更された制御部210Aを含んだ撮影制御処理装置200Aを備える。なお、記憶部240に格納されたプログラムPGもプログラムPGAに変更されている。
図14は、発生放射部101Aの構成を模式的に示した断面図であり、発生放射部101Aは、例えばX線管などによって構成され、発生部101aと絞り部101cと照明機構101p(図14)とを備える。つまり、発生放射部101Aは、第1実施形態に係る発生放射部101に対して照明機構101pが付加されたものである。
照明機構101pは、発生部101aの近傍に設けられ、光源PR、第1反射ミラーM1、および第2反射ミラーM2を備えて構成されている。
光源PRは、可視光線を発生させる装置を備えて構成され、例えば、所定色のレーザー光を発生させる。そして、第1反射ミラーM1は、光源PRからの光を第2反射ミラーM2に向けて反射する。更に、第2反射ミラーM2は、第1反射ミラーM1からの光を反射して、絞り部101cの開口部101hから検出面108sに向けて光を射出させる。なお、図14では、光源PRからの光が辿る経路を太い破線の矢印で示している。
ここで、光源PRから発生され、絞り部101c(具体的には開口部101h)を介して射出される光線の経路(光路)が、発生部101aから絞り部101c(具体的には開口部101h)を介して放射される放射線の経路(放射経路)と、略同一となるように設定されている。つまり、照明機構101pは、光源PRから発生された光線が、絞り部101cを介して、放射線の放射経路と略同一となる光路を経て、検出面108sに照射されるように構成されている。
但し、ここでは、載置部104によって光線が遮られないように、載置部104は、透明ガラスなどといった可視光線を透過させる素材で構成されている。更に、第2反射ミラーM2は、発生部101aから絞り部101c(具体的には開口部101h)に至る放射経路上に設けられているため、放射線を透過し易い素材によって構成されている。
カメラ部106は、例えば、CCDなどの撮像素子を含むデジタルカメラによって構成されたセンサであり、載置部104の直上に設置される。具体的には、カメラ部106の撮影レンズの光軸が、検出面108sに対して略直交し、且つ検出面108sの略中央を通るように設定されている。すなわち、カメラ部106は、検出面108sに略正対するように設置されている。
より詳細には、図13で示すように、カメラ部106は、例えば、ガイド部102の延設方向の略中央の近傍(例えば、図13では、実線で記載された発生放射部101Aの近傍)であって、発生放射部101Aの移動、発生放射部101Aから放射される放射線の放射経路、および照明機構101pから発せられる光線の光路を阻害しない位置に配置されている。
そして、カメラ部106は、放射線による撮影処理時に、照明機構101pからの光線が照射された検出面108sを直上から撮影することで、撮影画像を得て、制御部210Aにこの撮影画像を送出する。
図15は、検体120を撮影する際の発生放射部101Aと検出部108と検体120とカメラ部106とに着目した図である。図15で示すように、カメラ部106は、位置および撮影方向が固定されており、ガイド部102上における発生放射部101の位置に拘わらず、一定の位置から検出面108sを撮影する。
このカメラ部106で得られる撮影画像は、例えば、図15で示すような斜入撮影時には、図5で示した透過像Gと同様なパターンを有するものとなる。詳細には、透過像Gの外縁に対応する検出面108sの外縁と、パターンPAに対応する照明機構101pからの光線が照射された領域(照明領域)とが捉えられたものとなる。
次に、制御部210Aの機能構成について説明する。
図16は、制御部210AでプログラムPGAが実行されることで実現される機能構成を例示する図である。
図16で示すように、制御部210Aは、撮影制御部211、検出値取得部212、値変換部213、点灯制御部214a、カメラ制御部214b、撮影画像取得部214c、照射領域認識部214d、位置・角度演算部215、および画像生成部216を機能として備える。
撮影制御部211、検出値取得部212、値変換部213、位置・角度演算部215、および画像生成部216は、第1実施形態と同様な構成である。
点灯制御部214aは、照明機構101pの点灯、すなわち光源PRからの光線の射出を制御する。
カメラ制御部214bは、カメラ部106の動作を制御する。例えば、放射線による撮影時に合わせて、点灯制御部214aによって照明機構101pからの光線を照射領域に照射し、その状態をカメラ部106によって撮影して、撮影画像を得るように制御する。
撮影画像取得部214cは、カメラ部106で得られた撮影画像を受け付ける。なお、この撮影画像取得部214cでは、必要な画像処理を施すようにしても良い。
照射領域認識部214dは、第1実施形態に係る照射領域認識部214とは、認識方法が異なるが、第1実施形態に係る照射領域認識部214と同様に、発生放射部101Aから検出面108s上に対して放射線が照射される照射領域の外縁形状を認識する。
この照射領域認識部214dでは、撮影画像取得部214cで得られた撮影画像から照射領域の外縁形状を認識する。
詳細には、照射領域認識部214dは、撮影画像取得部214cで得られた撮影画像から、例えば、所定色や高輝度部分を検出することで、検出面108sのうち光線が照射された領域を認識するとともに、例えば、エッジ検出などによって、検出面108sの外縁を認識する。そして、検出面108sのサイズと、光線が照射された領域のサイズとから、照射領域の外縁形状である台形の上底の長さ、下底の長さ、および高さを認識する。
なお、位置・角度演算部215、および画像生成部216では、照射領域認識部214dの認識結果を用いて、第1実施形態と同様な処理が行われる。
図17は、撮影システム1Aにおいて、発生放射部101Aから検体120に対するX線の照射角度を多段的に変更しつつ、複数フレームの透過像を連続的に撮影する撮影動作フローを示すフローチャートである。本動作フローは、制御部210AがプログラムPGAを実行することで、主に撮影制御部211の制御下で実現される。なお、本動作フローは、載置部104上に検体120が載置されて、操作部230から所定の入力が行われると、開始する。
ステップSP1〜SP4では、図10のステップS1〜S4と同様な処理が行われる。
ステップSP5では、点灯制御部214aの制御により、照明機構101pによる検出面108sへの光線の照射(照明)が開始される。
ステップSP6では、カメラ制御部214bの制御により、カメラ部106による撮影が行われ、撮影画像取得部214cにより、光線が照射された検出面108sを捉えた撮影画像が得られる。
ステップSP7では、点灯制御部214aの制御により、照明機構101pによる検出面108sへの光線の照射(照明)が終了される。
ステップSP8では、照射領域認識部214dにより、ステップSP6で得られた撮影画像から、検出面108sのうち放射線が照射される照射領域の外縁形状(具体的にはサイズ)が認識される。
ステップSP9〜SP11では、図10のステップS6〜S8と同様な処理が行われる。
以上のように、本発明の第2実施形態に係る撮影システム1Aでは、第1実施形態に係る撮影システム1と同様に、検出面108s上において放射線が照射される照射領域の外縁形状と、放射線の放射経路を規定する所定部材(例えば、絞り部101c)の内縁形状とに基づき、検出部108に対する発生放射部101の相対的な位置関係および角度関係が求められる。このため、撮影時における発生放射部101の位置や角度が正確に把握される。
<変形例>
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
◎例えば、上記実施形態では、シフト加算法を用いて断層面画像の生成が行われたが、これに限られず、例えば、発生放射部101から検体120に対するX線の照射角度を多段的に変更しつつ、得られた複数の透過像を、CT(computed tomography)の撮影技術で得られる一部の透過像とみなして、CTに係る技術として公知のフィルタ補正逆投影法(Filtered Back Projection Method;FBPM)などを用いて断層面画像の生成が行われても良い。
◎また、上記実施形態では、所定部材(例えば、絞り部101c)の内縁形状が、正方形であり、照射領域の外縁形状が、台形または正方形であったが、これに限られず、所定部材(例えば、絞り部101c)の内縁形状、および照射領域の外縁形状が、長方形や台形などといった4以上の頂点を有する形状であれば、上記実施形態と同様な演算手法により、距離hや角度θが求められる。
◎また、上記実施形態では、焦点Fpから開口部101hまでの距離dについては、設計上決まるものとして説明したが、これに限られない。例えば、角度θ=0である場合における距離hが既知である場合には、その時の照射領域(例えば、正方形)のサイズと、絞り部101cの内縁形状のサイズとから一義的に算出されるようにしても良い。
◎また、上記第2実施形態では、照明機構101pによって可視光線を検出面108sに照射し、カメラ部106で撮影して撮影画像を得たが、これに限られず、例えば、赤外線などといったその他の光線を検出面108sに照射し、赤外線カメラなどを用いて撮影して撮影画像を得るようにしても良い。但し、距離hおよび角度θの算出における誤差を低減するためには、光線は直進性がある程度高いものであることが好ましく、例えば、赤外線、および赤外線よりも短い波長の光線であることが望ましい。
第1実施形態に係る撮影システムの概略構成を示す図である。 第1実施形態に係る発生放射部の構成を説明するための図である。 第1実施形態に係る制御部の機能構成を例示する図である。 照射領域の外縁形状の認識方法の原理を説明するための図である。 照射領域の外縁形状の認識方法の原理を説明するための図である。 発生放射部と検出部との位置関係および角度関係の導出原理を説明するための図である。 発生放射部と検出部との位置関係および角度関係の導出原理を説明するための図である。 発生放射部と検出部との位置関係および角度関係の導出原理を説明するための図である。 発生放射部と検出部との位置関係および角度関係の導出原理を説明するための図である。 第1実施形態に係る撮影動作フローを示すフローチャートである。 トモシンセシスの原理を示す模式図である。 トモシンセシスの原理を示す模式図である。 第2実施形態に係る撮影システムの概略構成を示す図である。 第2実施形態に係る発生放射部の構成を説明するための図である。 照射領域の外縁形状の認識方法の原理を説明するための図である。 第2実施形態に係る制御部の機能構成を例示する図である。 第2実施形態に係る撮影動作フローを示すフローチャートである。
符号の説明
1,1A 撮影システム
100,100A 撮影装置
101,101A 発生放射部
101a 発生部
101c 絞り部
101h 開口部
101p 照明機構
102 ガイド部
108 検出部
108s 検出面
200,200A 撮影制御処理装置
210,210A 制御部
211 撮影制御部
212 検出値取得部
213 値変換部
214,214d 照射領域認識部
214a 点灯制御部
214b カメラ制御部
214c 撮影画像取得部
215 位置・角度演算部
216 画像生成部
Fp 焦点
M1 第1反射ミラー
M2 第2反射ミラー
PR 光源

Claims (8)

  1. 透過像撮影システムであって、
    放射線を発生させる発生部と、
    前記放射線の放射経路を、内縁形状で規定する所定部材と、
    前記発生部から放射され、前記所定部材を介して検体を透過する放射線を検出する検出部と、
    前記検出部に対する前記発生部の相対的な位置関係および角度関係を変更させつつ、前記検出部によって、放射線を複数回検出することで、前記検体に係る複数の透過像を取得する取得手段と、
    前記発生部から前記検出部の検出面上に対して放射線が照射される照射領域の外縁形状と、前記所定部材の内縁形状とに基づき、前記相対的な位置関係および角度関係を求める演算手段と、
    を備えることを特徴とする透過像撮影システム。
  2. 請求項1に記載の透過像撮影システムであって、
    前記所定部材が、
    前記発生部に対して設けられた絞りを含むことを特徴とする透過像撮影システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の透過像撮影システムであって、
    前記照射領域の外縁形状、および前記所定部材の内縁形状が、それぞれ4以上の頂点を有する形状であることを特徴とする透過像撮影システム。
  4. 請求項3に記載の透過像撮影システムであって、
    前記所定部材の内縁形状が、長方形を含み、
    前記照射領域の外縁形状が、台形を含むことを特徴とする透過像撮影システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の透過像撮影システムであって、
    各前記透過像から各前記照射領域の外縁形状を認識する認識手段、
    を備えることを特徴とする透過像撮影システム。
  6. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の透過像撮影システムであって、
    前記発生部近傍に設けられた光源から発生された光線を、前記所定部材を介させ、前記放射経路と略同一の光路を経させて、前記検出面に照射する光線照射手段と、
    前記光線が照射された前記検出面を撮影して撮影画像を得る撮影手段と、
    前記撮影画像から前記照射領域の外縁形状を認識する認識手段と、
    を備えることを特徴とする透過像撮影システム。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の透過像撮影システムであって、
    各前記透過像に対応する、前記演算手段によって求められた各前記相対的な位置関係および角度関係を用いて、前記複数の透過像に基づき断層面画像を生成する生成手段、
    を更に備えることを特徴とする透過像撮影システム。
  8. 検出部に対する発生部の相対的な位置関係および角度関係を変更させつつ、前記発生部から放射され、所定部材を介して検体を透過する放射線を前記検出部で複数回検出することで複数の透過像を得る透過像撮影方法であって、
    (a)前記発生部から前記検出部の検出面上に対して放射線が照射される照射領域の外縁形状を認識する形状認識ステップと、
    (b)前記照射領域の外縁形状と、前記所定部材の内縁形状とに基づき、前記相対的な位置関係および角度関係を求める演算ステップと、
    を備えることを特徴とする透過像撮影方法。
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