JP2009011514A - 接触検出方法、接触検出器、及びこの接触検出器を備えた操作装置またはビデオゲーム装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プレーヤ間の接触という行為をビデオゲームにおける操作手段の一つに用いるための接触検出方法、接触検出器、及びこの接触検出器を備えた操作装置またはビデオゲーム装置を提供する。
【解決手段】それぞれ所定の電位に通電される第1電極及び第2電極と、この第1電極と第2電極との間が通電状態となったことを検出する検出手段とを設けるとともに、第1電極を第1のコントローラの把持部分に設け、第2電極を第2のコントローラの把持部分に設けて、第1のコントローラを把持することにより第1電極に触れた第1のプレーヤと、第2のコントローラを把持することにより第2電極に触れた第2のプレーヤのいずれか一方が他方に接触した際に第1電極と第2電極との間を通電状態として接触を検出する。
【選択図】図2
【解決手段】それぞれ所定の電位に通電される第1電極及び第2電極と、この第1電極と第2電極との間が通電状態となったことを検出する検出手段とを設けるとともに、第1電極を第1のコントローラの把持部分に設け、第2電極を第2のコントローラの把持部分に設けて、第1のコントローラを把持することにより第1電極に触れた第1のプレーヤと、第2のコントローラを把持することにより第2電極に触れた第2のプレーヤのいずれか一方が他方に接触した際に第1電極と第2電極との間を通電状態として接触を検出する。
【選択図】図2
Description
本発明は、テレビ画面などの表示装置に表示されたビデオゲームのキャラクタを、コントローラによる入力操作によって操作して楽しむビデオゲームに関し、コントローラを操作する少なくとも二人以上のプレーヤどうしが接触したことを検出する接触検出方法、接触検出器、及びこの接触検出器を備えた操作装置またはビデオゲーム装置に関するものである。
昨今、テレビに接続して使用するビデオゲーム装置や、液晶ディスプレイを備えた携帯端末型のビデオゲーム装置では、従来のビデオゲーム好きな人を対象としたビデオゲームだけでなく、一般的にビデオゲームに興味を示さない大人などを対象としたビデオゲームが提供され、ビデオゲーム人口が増大する傾向にある。
特に、昨今のビデオゲーム装置では、従来の上下左右の操作に用いる十字キーと複数の操作ボタンで構成されたコントローラを用いて、テレビ画面などの表示装置に表示されたキャラクタなどを操作するのではなく、コントローラに加速度センサや傾斜センサなどの適宜のセンサを内蔵して、これらのセンサから出力された信号を操作信号としたり、あるいはキャラクタなどが表示される表示画面をタッチパネルで構成して、タッチペンによる操作に基づいてタッチパネルから出力された信号を操作信号としたりすることにより、入力操作が簡略化され、日頃ビデオゲームをしない人でも容易に操作可能となっている。
このように、ビデオゲーム装置では、新たな入力用のインターフェースを採用することにより、新たな利用価値が見出され、今までにない新たな形態のビデオゲームが提供されることとなっている。
一方、本発明者らは、人のコミュニケーションの一形態として、音楽を用いたコミュニケーションの研究を行っており、人と人とが接触したことを検出してスピーカから所定の音を出力させる演奏装置を開発していた。
この演奏装置は、例えば演奏者となる人間に第1電極を装着するとともに、演奏者以外の別の人間に第2電極を装着し、この第2電極が装着された人間に演奏者が触れることで第1電極と第2電極との間で人間を介した通電を生じさせるとともに、この第1電極と第2電極との間が通電状態となったことをセンサで検出し、このセンサから出力された信号をMIDI音源に入力し、このMIDI音源に接続したスピーカから前記信号に基づく所定の音を出力して演奏可能としているものである(例えば、非特許文献1参照。)。
ここで、第1電極及び第2電極はそれぞれ指輪としており、しかもこの指輪にはそれぞれ通電用の配線を接続し、例えば第1電極となる指輪は配線を介して所定の電源に接続し、第2電極となる指輪は配線を介して前記センサに接続して、それぞれの指輪を装着した人間が互いに接触することにより皮膚に沿った電流の流れを生じさせ、指輪間を通電状態として前記センサから所定の信号を出力させている。
演奏装置では、第2電極の指輪を複数設けており、各指輪を介して検出された通電状態に対してMIDI音源から出力される音の種類を、例えばバスドラム、フロアタム、スネアドラム、タムタム、ハイハットシンバル、シンバルなどとして設定しておくことにより、各種の音を出力可能として楽器としての機能を高めている。
なお、この演奏装置では、演奏者が第2電極の指輪を装着した非演奏者に接触することによってスピーカから音を出力させるだけでなく、非演奏者が演奏者に接触することによっても第1電極と第2電極とが通電状態となるので同様にスピーカから音を出力させることができ、どちらのプレーヤがどちらのプレーヤに触ったかが特定されることなく音を出力している。
馬場哲晃、富松潔、「人と触れ合う電子楽器のデザインと作成〜Freqtric Drums〜」、日本デザイン学会、デザイン学研究、BULLETIN OF JSSD 2005、pp.96−97
馬場哲晃、富松潔、「人と触れ合う電子楽器のデザインと作成〜Freqtric Drums〜」、日本デザイン学会、デザイン学研究、BULLETIN OF JSSD 2005、pp.96−97
本発明者らは演奏装置を開発していく中で、接触という行為をビデオゲームにおける操作手段の一つに用いることが可能ではないかということに思い至った。
しかしながら、ビデオゲームにおける操作信号の入力に用いるコントローラとは別に、ビデオゲームのプレーヤどうしの接触を検出するために指輪による電極を用いることは、現実的ではなかった。
すなわち、プレーヤは、ビデオゲームをする場合に、指輪を装着した後にコントローラを持つこととなり、指輪に接続された配線と、コントローラに接続された配線の二本の配線が存在することとなって、身体の動きが規制されているという印象を受けやすくなり、使いにくいのではないかという先入観をもたれやすくなっていたからである。
そこで、本発明では、表示画面に表示されたビデオゲームのキャラクタを第1のコントローラで操作する第1のプレーヤと、他のコントローラである第2のコントローラを操作する第2のプレーヤとが接触したことを検出する接触検出方法であって、それぞれ所定の電位に保持される第1電極及び第2電極と、この第1電極と第2電極との間が通電状態となったことを検出する検出手段とを設けるとともに、前記第1電極を前記第1のコントローラの把持部分に設け、前記第2電極を前記第2のコントローラの把持部分に設けて、前記第1のコントローラを把持することにより前記第1電極に触れた前記第1のプレーヤと、前記第2のコントローラを把持することにより前記第2電極に触れた前記第2のプレーヤのいずれか一方が他方に接触した際に前記第1電極と前記第2電極との間を通電状態として接触を検出することとした。
さらに、本発明の接触検出方法では、請求項1記載の接触検出方法において、前記第1コントローラには、前記第1のプレーヤが左手で把持する左把持部と、前記第1のプレーヤが右手で把持する右把持部にそれぞれ第1左側電極と第1右側電極を設け、前記第2コントローラには、前記第2のプレーヤが左手で把持する左把持部と、前記第2のプレーヤが右手で把持する右把持部にそれぞれ第2左側電極と第2右側電極を設け、前記第1左側電極、前記第1右側電極、前記第2左側電極、前記第2右側電極をそれぞれ所定の電位として、前記第1のプレーヤと前記第2のプレーヤのうち、どちらのプレーヤがどちらのプレーヤに接触したかを検出することとした。
また、本発明の接触検出器は、表示画面に表示されたビデオゲームのキャラクタを操作する第1のコントローラに設けた第1電極と、前記第1のコントローラとは別の第2のコントローラに設けた第2電極と、前記第1電極と前記第2電極をそれぞれ所定の電位として前記第1電極と前記第2電極との間が通電状態となったことを検出する検出手段とを有し、前記第1電極は、前記第1のコントローラの把持部分に設け、前記第2電極は、前記第2のコントローラの把持部分に設け、前記第1のコントローラを把持することにより前記第1電極に触れた前記第1のプレーヤと、前記第2のコントローラを把持することにより前記第2電極に触れた前記第2のプレーヤのいずれか一方が他方に接触した際に、前記第1電極と前記第2電極との間を通電状態として接触を検出することとした。
さらに、本発明の接触検出器では、請求項3記載の接触検出器において、前記第1電極は、前記第1のプレーヤの左手が触れる第1左側電極と、前記第1のプレーヤの右手が触れる第1右側電極を有し、前記第2電極は、前記第2のプレーヤの左手が触れる第2左側電極と、前記第2のプレーヤの右手が触れる第2右側電極を有し、前記制御部は、前記第1左側電極と前記第1右側電極をそれぞれ異なる電位とし、または前記第2左側電極と前記第2右側電極をそれぞれ異なる電位とした。
また、本発明の操作装置は、表示画面に表示されたビデオゲームのキャラクタを操作する第1のコントローラと第2のコントローラを有する操作装置において、前記第1のコントローラに設けた第1電極と、前記第2のコントローラに設けた第2電極と、前記第1電極と前記第2電極をそれぞれ所定の電位として前記第1電極と前記第2電極との間が通電状態となったことを検出する検出手段とを有する接触検出器を備え、前記第1電極は、前記第1のコントローラの把持部分に設け、前記第2電極は、前記第2のコントローラの把持部分に設け、前記第1のコントローラを把持することにより前記第1電極に触れた前記第1のプレーヤと、前記第2のコントローラを把持することにより前記第2電極に触れた前記第2のプレーヤのいずれか一方が他方に接触した際に、前記第1電極と前記第2電極との間を通電状態として接触を前記接触検出器で検出することとした。
また、本発明のビデオゲーム装置は、表示画面にビデオゲームのキャラクタを表示させるとともに、表示された前記キャラクタを第1のコントローラまたは第2のコントローラから入力された操作信号に基づいて操作させるビデオゲームプログラムを実行するビデオゲーム装置において、前記第1のコントローラに設けた第1電極と、前記第2のコントローラに設けた第2電極と、前記第1電極と前記第2電極をそれぞれ所定の電位として前記第1電極と前記第2電極との間が通電状態となったことを検出する検出手段とを有する接触検出器を備え、前記第1電極は、前記第1のコントローラの把持部分に設け、前記第2電極は、前記第2のコントローラの把持部分に設け、前記第1のコントローラを把持することにより前記第1電極に触れた前記第1のプレーヤと、前記第2のコントローラを把持することにより前記第2電極に触れた前記第2のプレーヤのいずれか一方が他方に接触した際に、前記第1電極と前記第2電極との間を通電状態として接触を前記接触検出器で検出することとした。
本発明では、表示画面に表示されたビデオゲームのキャラクタを操作する第1のコントローラの把持部分に第1電極を設け、他のコントローラである第2のコントローラの把持部分に第2電極を設け、第1電極と第2電極をそれぞれ所定の電位に保持するとともに、第1電極及び第2電極との間が通電状態となったことを検出する検出手段を設けて、第1のコントローラを把持することにより第1電極に触れた第1のプレーヤと、第2のコントローラを把持することにより第2電極に触れた第2のプレーヤが接触した際に、第1電極と第2電極との間を通電状態として接触を検出可能としたことにより、第1のプレーヤ及び第2のプレーヤにそれぞれ電極が装着されていることを認識させることなく電極を装着して、第1のプレーヤと第2のプレーヤの接触を極めて容易に検出できる。
特に、第1のプレーヤと第2のプレーヤにとっては、電極付きのコントローラに対して身体の動きが規制されているという印象を受けることがなく、従来のコントローラと同様に取り扱いながら、プレーヤどうしの接触による新たな操作入力を可能として、触覚によるコミュニケーションを図ることができる。
さらに、第1コントローラには、第1のプレーヤが左手で把持する左把持部と、第1のプレーヤが右手で把持する右把持部にそれぞれ第1左側電極と第1右側電極を設け、第2コントローラには、第2のプレーヤが左手で把持する左把持部と、第2のプレーヤが右手で把持する右把持部にそれぞれ第2左側電極と第2右側電極を設け、第1左側電極、第1右側電極、第2左側電極、第2右側電極をそれぞれ所定の電位とした場合に、どちらのプレーヤがどちらのプレーヤに触ったかを検出でき、プレーヤ同士の単なる接触タイミングの情報だけでなく、接触の方向性の情報を得ることができるので、より多様なバリエーションの操作信号の入力を可能とすることができる。
本発明の接触検出方法、接触検出器、及びこの接触検出器を備えた操作装置またはビデオゲーム装置では、ビデオゲーム装置でビデオゲームをプレイしている複数のプレーヤ間での身体的な接触を操作信号として入力可能とし、ビデオゲームをプレイしながら触覚によるコミュニケーションを可能としているものである。
すなわち、操作信号を出力するコントローラにそれぞれ各プレーヤに接触させる電極を設けており、この電極に触れたプレーヤと、同様に他のコントローラの電極に触れた他のプレーヤどうしが接触することにより、プレーヤの皮膚伝いに通電を生じさせて電極間を通電状態とし、この通電状態の有無の検出にともなって生じる信号を操作信号としているものである。
以下において、図面に基づいて本発明の実施形態を詳説する。
図1は、第1実施形態のビデオゲーム装置10であり、このビデオゲーム装置10は、ビデオゲームのキャラクタを表示する表示手段としての表示画面を備えたテレビTVに接続して使用するものであり、ビデオゲーム装置10は、装置本体13と、第1のプレーヤが使用する第1コントローラ11と、第2のプレーヤが使用する第2コントローラ12を備えている。本実施形態では、説明の便宜上、二人のプレーヤの場合について説明するが、プレーヤが二人以上の場合には、コントローラも2つ以上としてもよく、二人の場合と同様に構成することができる。図1中、L1は、装置本体13から出力した画像信号及び音声信号をテレビTVに入力するための信号線である。説明の便宜上、テレビTV及び装置本体13の電源配線は省略している。
装置本体13は、所定形状のハウジングを有し、このハウジング内には、図2のブロック図に示すように、ビデオゲームプログラムを記憶したCD−ROMなどの記録媒体を収容するとともにこの記録媒体に記憶されたプログラム及びデータを読み出す再生部13a、及びこの再生部13aで読み出されたプログラムを実行する制御部13bを設けている。なお、記録媒体は、CD−ROMに限定するものではなく、DVD−ROMや半導体メモリを内蔵したメモリカード等であってもよいし、インターネットなどの電気通信回線を介してダウンロードしたプログラムなどを記憶したハードディスクとしてもよく、所要のビデオゲームプログラムを記憶可能とした記録媒体であればよい。図2中、L2は再生部13aと制御部13bとを電気的に接続する内部配線である。
さらに、本実施形態の装置本体13は、第1コントローラ11に設けた第1電極11e、及び第2コントローラ12に設けた第2電極12eを所定の電位に保持するとともに、第1電極11eと第2電極12eとの間が通電状態となったことを検出する通電検出部13cを設けている。
図2中、14-1は装置本体13に設けた第1雌型コネクタ、14-2は装置本体13に設けた第2雌型コネクタ、15-1は第1雌型コネクタ14-1を介して第1コントローラ11を装置本体13に電気的に接続するための第1雄型コネクタ、15-2は第2雌型コネクタ14-2を介して第2コントローラ12を装置本体13に電気的に接続するための第2雄型コネクタであり、第1コントローラ11及び第2コントローラ12を装置本体13に対して着脱自在としている。
本実施形態では、第1コントローラ11及び第2コントローラ12は、図1に示すように、それぞれ扁平な略矩形体状のコントローラハウジングを有し、このコントローラハウジングの上面左側に十字キー16を設けるとともに、コントローラハウジングの上面右側に複数の操作ボタンで構成した操作ボタン部17を設けている。
第1コントローラ11の十字キー16若しくは操作ボタン部17の所定の操作ボタンを操作することによって入力される操作信号は、第1操作信号用配線19-1を介して装置本体13に入力され、この装置本体13内に設けた内部第1操作信号用配線20-1を介して制御部13bに操作信号を入力している。同様に、第2コントローラ12の十字キー16、第1操作ボタン17、第2操作ボタン18を操作することによって入力される操作信号は、第2操作信号用配線19-2を介して装置本体13に入力され、この装置本体13内に設けた内部第2操作信号用配線20-2を介して制御部13bに操作信号を入力している。
なお、操作信号の入力は、十字キー16や操作ボタン部17の所定の操作ボタンを用いた操作信号の入力に限定するものではなく、適宜の入力手段を設けてもよい。また、本実施形態では、コントローラハウジングを扁平な略矩形体状としているが、必要に応じて適宜の形状としてよい。
コントローラハウジングに設けた第1電極11e及び第2電極12eは、金属板などの導電材料による平板体として、コントローラハウジングの裏面にそれぞれ設けている。本実施形態では、第1電極11e及び第2電極12eはそれぞれ銅板で構成している。
特に、本実施形態では、第1電極11e及び第2電極12eをコントローラハウジングの裏面のほぼ全面に配置して、第1のプレーヤ及び第2のプレーヤが第1コントローラ11及び第2コントローラ12をそれぞれ把持するだけで、第1電極11e及び第2電極12eにそれぞれ接触するようにしている。なお、第1コントローラ11を把持した第1のプレーヤ、及び第2コントローラ12を把持した第2のプレーヤが、第1電極11e及び第2電極12eにそれぞれ接触可能となっていれば、第1電極11e及び第2電極12eはコントローラハウジングに対してどのように配設してもよい。
第1電極11eには第1通電用配線21-1を接続するとともに、第2電極12eには第2通電用配線21-2を接続しており、この第1通電用配線21-1及び第2通電用配線21-2の端部は、第1雄型コネクタ15-1と第1雌型コネクタ14-1、及び第2雄型コネクタ15-2と第2雌型コネクタ14-2を介して装置本体13内に設けた内部第1通電用配線22-1及び内部第2通電用配線22-2に接続し、この内部第1通電用配線22-1及び内部第2通電用配線22-2を介して通電検出部13cに接続している。
図示していないが、第1操作信号用配線19-1と第1通電用配線21-1は、可撓性を有する素材で一体化することにより1本の配線としており、第2操作信号用配線19-2と第2通電用配線21-2も可撓性を有する素材で一体化することにより1本の配線として、従来のコントローラとほぼ同一の外観としている。なお、第1操作信号用配線19-1及び第2操作信号用配線19-2は、それぞれ1本の配線で構成する場合だけでなく、複数の配線で構成してもよい。
通電検出部13cは、第1電極11eと第2電極12eをそれぞれ所定の電位とし、第1電極11eと第2電極12eとの間において、第1のプレーヤ及び第2のプレーヤの皮膚を介して通電可能としている。
具体的には、通電検出部13cには、図3に示す通電検出回路を設けている。すなわち、通電検出回路は、装置本体13の電源から生成した5Vの基準電圧源に一端を接続した第1抵抗器r1と、この第1抵抗器r1の他端に接続した発光ダイオードLEDと、この発光ダイオードLEDの他端にコレクタを接続するとともにエミッタを接地したトランジスタTrを有し、このトランジスタTrのベースに第1電極11eを接続するとともに、この第1電極11eと各プレーヤを介して通電状態となる第2電極12eと、この第2電極12eに一端を接続するとともに他端を基準電圧源に接続した第2抵抗器r2を有し、第1電極11eと第2電極12eとの間が通電状態となることにより、発光ダイオードLEDを通電して発光可能としている。
さらに、通電検出回路には、通電による発光ダイオードLEDの発光を検出するフォトトランジスタPTを設け、このフォトトランジスタPTは、一方端を接地するとともに、他方端を第3抵抗器r3を介して基準電圧源に接続し、第1電極11eと第2電極12eとの間が通電状態となって発光ダイオードLEDが発光した場合に通電を生じさせている。
すなわち、発光ダイオードLEDの発光にともなって、フォトトランジスタPTは発光ダイオードLEDの発光量に応じた通電状態となり、フォトトランジスタPTと第3抵抗器r3の間の電位が所定電位となって、この電位を出力信号としてマイクロコンピュータPICに入力している。
マイクロコンピュータPICは、出力信号に基づいて第1のプレーヤと第2のプレーヤが互いに接触したと判定して、接触検出信号線L3を介して接触検出信号を制御部13bに入力している。
通電検出回路は、図3に示す回路図の構成に限定するものではなく、プレーヤを介して第1電極11eと第2電極12eの間で通電状態を生じさせて、プレーヤどうしが接触したことを検出可能となっていればどのように構成してもよい。
なお、本実施形態では、第1電極11eと第2電極12eとが通電状態となることによって生じた電気信号を発光ダイオードLEDで光信号に一旦変換し、この光信号をフォトトランジスタPTで電気信号に変換することによって、各プレーヤが地面と電気的に接触していることにより発生するノイズを除去することができ、ノイズの影響を解消できる。
このように、ビデオゲーム装置10では、第1のプレーヤと第2のプレーヤとが互いに接触したことを検出する接触検出手段を備えていることにより、この接触検出手段で検出された第1のプレーヤと第2のプレーヤとの接触に基づいて、テレビTVの表示画面に表示された第1のプレーヤ用のキャラクタと、第2のプレーヤ用のキャラクタとを、合体あるいは離反させたり、共同して所要の操作を行わせたり、特殊機能を付与させたりするなどの様々なバリエーションを付与することができる。
特に、第1のプレーヤと第2のプレーヤとが皮膚接触する必要があるので、接触という実体験がビデオゲーム画面に反映されることにより、ビデオゲーム世界への没入感を向上させることができ、今までにない楽しみ方を提供できる。
本実施形態では、装置本体13内に通電検出部13cを設けているが、例えば図4に示すように、通電検出部13cを装置本体13'とは別に外部制御部30として設け、この外部制御部30を操作信号入力線L4を介して装置本体13に接続して、外部制御部30と第1コントローラ11と第2コントローラ12とで装置本体13に着脱自在とした操作装置としてもよい。
このように、外部制御部30を介して第1コントローラ11及び第2コントローラ12を装置本体13'に接続することにより、通電検出部13cを内蔵していない装置本体13'でも第1のプレーヤと第2のプレーヤとの接触によって生成される操作信号を用いるビデオゲームを利用できる。
図4中、31-1は第1コントローラ11の第1雄型コネクタ15-1が装着される外部制御部用第1雌型コネクタ、31-2は第2コントローラ12の第2雄型コネクタ15-2が装着される外部制御部用第2雌型コネクタであり、32は装置本体13の第1雌型コネクタ14-1に外部制御部30を接続するための外部制御部用雄型コネクタである。
外部制御部30の電力は、操作信号入力線L4を介して供給可能としてもよいし、図示しない電力供給線を介して供給可能としてもよい。
また、図4では、外部制御部30と第1コントローラ11及び第2コントローラ12をそれぞれ有線接続しているが、無線接続としてもよい。
外部制御部30と第1コントローラ11及び第2コントローラ12を無線接続とする場合には、通電検出部13cを第1コントローラ11と第2コントローラ12の少なくともいずれか一方に内蔵させておき、例えば第1コントローラ11には所定の信号をプレーヤの皮膚伝いで送信する送信機(図示せず)を設けるとともに、第2コントローラ12には送信機から送信された信号を受信する受信機(図示せず)を設け、受信機が送信機から送信された信号を受信することにより第2コントローラ12に内蔵した通電検出部13cでプレーヤ同士が接触したことを検出し、この接触の検出に基づく信号を外部制御部30に送信してもよい。
このように、第1コントローラ11及び第2コントローラ12を外部制御部30に対して無線接続させることにより、プレーヤの行動の自由度をさらに高めることができ、配線を気にすることなく楽しむことができる。
前述した実施形態では、第1のプレーヤが第2のプレーヤに触った場合と、第2のプレーヤが第1のプレーヤに触った場合において、いずれも第1電極11eと第2電極12eとの間が単に通電状態となるだけであり、どちらのプレーヤがどちらのプレーヤに触ったかを特定することはできない。
そこで、図5に示すように、第1コントローラ11には、第1のプレーヤが左手で把持する左把持部に第1左側電極11eLを設けるとともに、第1のプレーヤが右手で把持する右把持部に第1右側電極11eRを設け、第2コントローラ12には、第2のプレーヤが左手で把持する左把持部に第2左側電極12eLを設けるとともに、第2のプレーヤが右手で把持する右把持部に第2右側電極12eRを設け、第1左側電極11eL、第1右側電極11eR、第2左側電極12eL、第2右側電極12eRをそれぞれ通電検出部13cに接続して所定の電位とすることにより、どちらのプレーヤがどちらのプレーヤに触ったかを特定可能とした。
なお、第1左側電極11eL、第1右側電極11eR、第2左側電極12eL、第2右側電極12eRは、本実施形態ではそれぞれ銅板で構成した平板状の金属板であって、第1左側電極11eL及び第2左側電極12eLはコントローラハウジングの裏面の左寄りに設け、第1右側電極11eR及び第2右側電極12eRは、コントローラハウジングの裏面の右寄りに設けている。
第1左側電極11eLには第1左側通電用配線21-1Lを接続し、第1右側電極11eRには第1右側通電用配線21-1Rを接続し、第1左側通電用配線21-1L及び第1右側通電用配線21-1Rの端部は、第1雄型コネクタ15-1と第1雌型コネクタ14-1を介して装置本体13内に設けた内部第1左側通電用配線22-1L及び内部第1左側通電用配線22-1Rに接続して、この内部第1左側通電用配線22-1L及び内部第1左側通電用配線22-1Rを介して通電検出部13cに接続している。
また、第2左側電極12eLには第2左側通電用配線21-2Lを接続し、第2右側電極12eRには第2右側通電用配線21-2Rを接続し、第2左側通電用配線21-2L及び第2右側通電用配線21-2Rの端部は、第2雄型コネクタ15-2と第2雌型コネクタ14-2を介して装置本体13内に設けた内部第2左側通電用配線22-2L及び内部第2左側通電用配線22-2Rに接続して、この内部第2左側通電用配線22-2L及び内部第2左側通電用配線22-2Rを介して通電検出部13cに接続している。
図示していないが、第1操作信号用配線19-1と第1左側通電用配線21-1Lと第1右側通電用配線21-1Rは、可撓性を有する素材で一体化することにより1本の配線としており、第2操作信号用配線19-2と第2左側通電用配線21-2Lと第2右側通電用配線21-2Rも可撓性を有する素材で一体化することにより1本の配線として、従来のコントローラとほぼ同一の外観としている。
通電検出部13cは、第1左側電極11eLと、第1右側電極11eRと、第2左側電極12eLと、第2右側電極12eRをそれぞれ異なる所定の電位としており、各電極11eL,11eR,12eL,12eRの電位を順次検出して、電位の変動から第1のプレーヤと第2のプレーヤの接触状態の検出を行っている。
すなわち、第1のプレーヤと第2のプレーヤがそれぞれ第1コントローラ11及び第2コントローラ12で操作信号の入力を行っている場合には、第1左側電極11eLと第1右側電極11eRは第1のプレーヤを介して通電状態となっており、第1左側電極11eLと第1右側電極11eRは同電位となっている。同様に、第2左側電極12eLと第2右側電極12eRは第1のプレーヤを介して通電状態となっており、第2左側電極12eLと第2右側電極12eRは同電位となっている。
そして、第1のプレーヤが第2のプレーヤに触れる場合には、第1のプレーヤが右手と左手のいずれか一方を第1コントローラ11から離して第2のプレーヤに触れることになる。
ここで、第1のプレーヤが右手で第2のプレーヤに触れた場合には、第1のプレーヤと第2のプレーヤを介した通電により、第1左側電極11eLと、第2左側電極12eLと、第2右側電極12eRが通電されてほとんど同電位となることにより、第1のプレーヤが右手で第2のプレーヤに触れたことが判る。
同様にして、第1のプレーヤが左手で第2のプレーヤに触れた場合、第2のプレーヤが右手で第1のプレーヤに触れた場合、第2のプレーヤが左手で第1のプレーヤに触れた場合も検出することができる。
また、例えば第1のプレーヤが第2のプレーヤに触れようとした際に、第2のプレーヤも第1のプレーヤに触れようとしていた場合には、第1のプレーヤと第2のプレーヤがそれぞれ第1コントローラ11及び第2コントローラ12から片手を離したタイミングを検出することにより、どちらのプレーヤの行動の方が早かったかを検出することもできる。
なお、本実施形態では、通電検出部13cは、数ms単位で電位を検出する電極11eL,11eR,12eL,12eRを切替えながら、電位の検出を行っている。
このように、各プレーヤが使用するコントローラには、複数の電極を設けておくことにより、どちらのプレーヤがどちらのプレーヤに触ったかを検出でき、プレーヤ同士の単なる接触タイミングの情報だけでなく、接触の方向性の情報を得ることができるので、より多様なバリエーションの操作信号の入力を可能とすることができる。なお、本実施形態では、各電極11eL,11eR,12eL,12eRの電位の検出によって、電極間の通電状態の検出を行っているが、電極間の通電状態を検出可能であればどのような方法を用いてもよい。
また、本実施形態では、各コントローラに2つの電極を設けているが、さらに多くの電極を設けてもよい。
10 ビデオゲーム装置
TV テレビ
L1 信号線
L2 内部配線
L3 接触検出信号線
11 第1コントローラ
11e 第1電極
12 第2コントローラ
12e 第2電極
13 装置本体
13a 再生部
13b 制御部
13c 通電検出部
14-1 第1雌型コネクタ
14-2 第2雌型コネクタ
15-1 第1雄型コネクタ
15-2 第2雄型コネクタ
16 十字キー
17 操作ボタン部
19-1 第1操作信号用配線
19-2 第2操作信号用配線
20-1 内部第1操作信号用配線
20-2 内部第2操作信号用配線
21-1 第1通電用配線
21-2 第2通電用配線
22-1 内部第1通電用配線
22-2 内部第2通電用配線
TV テレビ
L1 信号線
L2 内部配線
L3 接触検出信号線
11 第1コントローラ
11e 第1電極
12 第2コントローラ
12e 第2電極
13 装置本体
13a 再生部
13b 制御部
13c 通電検出部
14-1 第1雌型コネクタ
14-2 第2雌型コネクタ
15-1 第1雄型コネクタ
15-2 第2雄型コネクタ
16 十字キー
17 操作ボタン部
19-1 第1操作信号用配線
19-2 第2操作信号用配線
20-1 内部第1操作信号用配線
20-2 内部第2操作信号用配線
21-1 第1通電用配線
21-2 第2通電用配線
22-1 内部第1通電用配線
22-2 内部第2通電用配線
Claims (6)
- 表示画面に表示されたビデオゲームのキャラクタを第1のコントローラで操作する第1のプレーヤと、他のコントローラである第2のコントローラを操作する第2のプレーヤとが接触したことを検出する接触検出方法であって、
それぞれ所定の電位に保持される第1電極及び第2電極と、この第1電極と第2電極との間が通電状態となったことを検出する検出手段とを設けるとともに、
前記第1電極を前記第1のコントローラの把持部分に設け、前記第2電極を前記第2のコントローラの把持部分に設けて、
前記第1のコントローラを把持することにより前記第1電極に触れた前記第1のプレーヤと、前記第2のコントローラを把持することにより前記第2電極に触れた前記第2のプレーヤのいずれか一方が他方に接触した際に前記第1電極と前記第2電極との間を通電状態として接触を検出する接触検出方法。 - 前記第1コントローラには、前記第1のプレーヤが左手で把持する左把持部と、前記第1のプレーヤが右手で把持する右把持部にそれぞれ第1左側電極と第1右側電極を設け、
前記第2コントローラには、前記第2のプレーヤが左手で把持する左把持部と、前記第2のプレーヤが右手で把持する右把持部にそれぞれ第2左側電極と第2右側電極を設け、
前記第1左側電極、前記第1右側電極、前記第2左側電極、前記第2右側電極をそれぞれ所定の電位として、前記第1のプレーヤと前記第2のプレーヤのうち、どちらのプレーヤがどちらのプレーヤに接触したかを検出することを特徴とする請求項1記載の接触検出方法。 - 表示画面に表示されたビデオゲームのキャラクタを操作する第1のコントローラに設けた第1電極と、
前記第1のコントローラとは別の第2のコントローラに設けた第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極をそれぞれ所定の電位として前記第1電極と前記第2電極との間が通電状態となったことを検出する検出手段と
を有し、
前記第1電極は、前記第1のコントローラの把持部分に設け、
前記第2電極は、前記第2のコントローラの把持部分に設け、
前記第1のコントローラを把持することにより前記第1電極に触れた前記第1のプレーヤと、前記第2のコントローラを把持することにより前記第2電極に触れた前記第2のプレーヤのいずれか一方が他方に接触した際に、前記第1電極と前記第2電極との間を通電状態として接触を検出する接触検出器。 - 前記第1電極は、前記第1のプレーヤの左手が触れる第1左側電極と、前記第1のプレーヤの右手が触れる第1右側電極を有し、
前記第2電極は、前記第2のプレーヤの左手が触れる第2左側電極と、前記第2のプレーヤの右手が触れる第2右側電極を有し、
前記制御部は、前記第1左側電極と前記第1右側電極をそれぞれ異なる電位とし、または前記第2左側電極と前記第2右側電極をそれぞれ異なる電位とした
ことを特徴とする請求項3記載の接触検出器。 - 表示画面に表示されたビデオゲームのキャラクタを操作する第1のコントローラと第2のコントローラを有する操作装置において、
前記第1のコントローラに設けた第1電極と、
前記第2のコントローラに設けた第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極をそれぞれ所定の電位として前記第1電極と前記第2電極との間が通電状態となったことを検出する検出手段と
を有する接触検出器を備え、
前記第1電極は、前記第1のコントローラの把持部分に設け、
前記第2電極は、前記第2のコントローラの把持部分に設け、
前記第1のコントローラを把持することにより前記第1電極に触れた前記第1のプレーヤと、前記第2のコントローラを把持することにより前記第2電極に触れた前記第2のプレーヤのいずれか一方が他方に接触した際に、前記第1電極と前記第2電極との間を通電状態として接触を前記接触検出器で検出することを特徴とする操作装置。 - 表示画面にビデオゲームのキャラクタを表示させるとともに、表示された前記キャラクタを第1のコントローラまたは第2のコントローラから入力された操作信号に基づいて操作させるビデオゲームプログラムを実行するビデオゲーム装置において、
前記第1のコントローラに設けた第1電極と、
前記第2のコントローラに設けた第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極をそれぞれ所定の電位として前記第1電極と前記第2電極との間が通電状態となったことを検出する検出手段と
を有する接触検出器を備え、
前記第1電極は、前記第1のコントローラの把持部分に設け、
前記第2電極は、前記第2のコントローラの把持部分に設け、
前記第1のコントローラを把持することにより前記第1電極に触れた前記第1のプレーヤと、前記第2のコントローラを把持することにより前記第2電極に触れた前記第2のプレーヤのいずれか一方が他方に接触した際に、前記第1電極と前記第2電極との間を通電状態として接触を前記接触検出器で検出することを特徴とするビデオゲーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007175669A JP2009011514A (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 接触検出方法、接触検出器、及びこの接触検出器を備えた操作装置またはビデオゲーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007175669A JP2009011514A (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 接触検出方法、接触検出器、及びこの接触検出器を備えた操作装置またはビデオゲーム装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009011514A true JP2009011514A (ja) | 2009-01-22 |
Family
ID=40353156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007175669A Pending JP2009011514A (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 接触検出方法、接触検出器、及びこの接触検出器を備えた操作装置またはビデオゲーム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009011514A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0884850A (ja) * | 1994-09-20 | 1996-04-02 | Human Kk | 2人用ゲーム装置 |
JPH10337380A (ja) * | 1997-06-09 | 1998-12-22 | Namco Ltd | 演出装置 |
JPH11123183A (ja) * | 1997-10-21 | 1999-05-11 | Omron Corp | 入力装置及び電子遊戯機器 |
JP2003500128A (ja) * | 1999-05-21 | 2003-01-07 | チャールズ クック,マイケル | コンピュータゲームのフィードバックアッセンブリ |
JP2003071139A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-11 | Konami Co Ltd | 携帯装置、携帯ゲーム装置 |
-
2007
- 2007-07-03 JP JP2007175669A patent/JP2009011514A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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