JP2009011110A - 回転電機の固定子 - Google Patents
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Abstract
【課題】磁性楔が熱劣化による枯れが生じて寸法的に小さくなってもスロット内から脱落することのないようにする。
【解決手段】回転電機の固定子鉄心1の内周部に、周方向に所定の間隔をおいて複数個のオープン形スロット2が形成されている。この固定子鉄心1の各オープン形スロット2には、固定子コイル3と磁性楔4が挿入されている。磁性楔4はオープン形スロット2内の開口部2aの開口端2b近傍内に位置する突出部4aおよび開口端2b近傍の両側に位置して固定子鉄心1に形成された溝部2c内に嵌合される鍔部4bを有する凸形状に構成され、しかも溝部2cは内周側および外周側の少なくとも一方の面を傾斜させて奥行き方向に行くに従って間隔が広くなるように構成され、磁性楔4の各鍔部4bはそれぞれ突出方向に行くに従って厚みを増すように構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】回転電機の固定子鉄心1の内周部に、周方向に所定の間隔をおいて複数個のオープン形スロット2が形成されている。この固定子鉄心1の各オープン形スロット2には、固定子コイル3と磁性楔4が挿入されている。磁性楔4はオープン形スロット2内の開口部2aの開口端2b近傍内に位置する突出部4aおよび開口端2b近傍の両側に位置して固定子鉄心1に形成された溝部2c内に嵌合される鍔部4bを有する凸形状に構成され、しかも溝部2cは内周側および外周側の少なくとも一方の面を傾斜させて奥行き方向に行くに従って間隔が広くなるように構成され、磁性楔4の各鍔部4bはそれぞれ突出方向に行くに従って厚みを増すように構成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、回転電機の固定子鉄心にオープン形スロットまたはセミクローズ形スロット等のスロットを備え、このスロット内に固定子コイルおよび磁性楔を挿入した回転電機の固定子に関するものである。
回転電機の固定子鉄心は、所定の形状に打ち抜いたけい素鋼板などの磁性薄板を積層して円筒状に構成されており、その内周部には、所定の間隔をおいて固定子コイルを挿入するスロットが形成されている。このスロットは、高圧中大型回転電機においてはオープン形スロットで構成され、または小型回転電機においてはセミクローズ形スロットで構成される場合が多い。
いずれのスロットにおいても、スロット内に挿入された固定子コイルの飛び出しを防止するため、およびスロット開口部の磁気的不平衡等を改善するために磁性楔を挿入する構造を採用するのが一般的である。この磁性楔は、磁性粉を混入した樹脂などを凸形状に成形し、スロット内の開口端側に嵌め込むように打ち込んで設けられている。(特許文献1参照)
実開平1−69370号公報
しかしながら、このような構造の磁性楔においては、経年の使用による熱劣化により枯れが生じると、収縮して寸法的に小さくなり、スロット内を移動することがあり、場合によっては、スロットの開口部を通して回転子側あるいは軸方向に脱落するおそれがあった。
本発明は、上述のような従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、磁性楔が熱劣化による枯れが生じて寸法的に小さくなってもスロット内から脱落することのない回転電機の固定子を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明による回転電機の固定子は、磁性薄板を積層して構成され、内周部に周方向に所定の間隔をおいて複数個のオープン形スロットが形成された固定子鉄心と、この固定子鉄心の各オープン形スロットに挿入された固定子コイルと、各オープン形スロット内の開口部に挿入され、開口部の開口端近傍内に位置する突出部および開口端近傍の両側に位置して固定子鉄心に形成された溝部内に嵌合される鍔部を有する凸形状の磁性楔と、を備え、固定子鉄心の各オープン形スロットにおける溝部の内周側および外周側の少なくとも一方の面を傾斜させて溝部を奥行き方向に行くに従って間隔が広くなるように構成するとともに磁性楔の各鍔部をそれぞれ突出方向に行くに従って厚みを増すように構成したことを特徴とする。
また本発明は、磁性薄板を積層して構成され、内周部に周方向に所定の間隔をおいて複数個のセミクローズ形スロットが形成された固定子鉄心と、この固定子鉄心の各セミクローズ形スロットに挿入された固定子コイルと、各セミクローズ形スロット内の開口部に挿入され、開口部の開口端近傍内に位置する突出部およびこの突出部の幅方向両側に形成された鍔部を有する凸形状の磁性楔と、を備え、固定子鉄心の各セミクローズ形スロットにおける開口端近傍の両側面を傾斜させて開口部を開口端に行くに従って間隔が狭くなるように構成するとともに前記各磁性楔の突出部をそれぞれ突出方向に行くに従って幅が狭くなるように構成したことを特徴とする。
さらに本発明は、磁性薄板を積層して構成され、内周部に周方向に所定の間隔をおいて複数個のスロットが形成された固定子鉄心と、この固定子鉄心の各スロットに挿入された固定子コイルと、各スロット内の開口端近傍に挿入され、開口端近傍内に位置する突出部および開口端近傍の幅方向両側に形成された鍔部を有する凸形状の磁性楔と、固定子コイルの固定子鉄心の軸方向端外側に位置する部分に、磁性楔の端面に接するように設けられた絶縁性を有するストッパーと、を備えてなることを特徴とする。
また本発明は、磁性薄板を積層して構成され、内周部に周方向に所定の間隔をおいて複数個のスロットが形成された固定子鉄心と、この固定子鉄心の各スロットに挿入された固定子コイルと、各スロット内の開口端近傍に挿入され、開口端近傍内に嵌合される凸形状の磁性楔と、を備え、磁性楔を長手方向に沿って複数個に分割し、分割した磁性楔のうち長手方向両側に位置する磁性楔の一端部に突起部を形成し、この突起部を固定子鉄心の通風ダクト内に位置させて配設したことを特徴とする。
本発明によれば、凸形状の磁性楔が経年の使用による熱劣化により枯れが生じて収縮し、寸法的に小さくなっても、磁性楔の鍔部の傾斜面が固定子鉄心の溝部の傾斜面に係合したり、または磁性楔の突出部の傾斜面が固定子鉄心の開口部の傾斜面に係合したりしてその移動が制限されるために、磁性楔がスロット内を移動したり、スロットの開口部を通して回転子側に脱落するおそれがなくなる。
また本発明によれば、固定子コイルの固定子鉄心の軸方向端外側に位置する部分にストッパーを設けたり、磁性楔の一端部に設けた突起部を通風ダクト内に配設したりすることにより、固定子鉄心の軸方向に沿う磁性楔の移動がストッパーまたは突起部によって制限されるために、磁性楔が収縮しても、スロット内を移動してスロットの軸方向端開口部から脱落することもなくなる。
以下、本発明による回転電機の固定子の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明による第1の実施の形態に係る回転電機の固定子の主要部を示す正面断面図である。図1において、本実施の形態は、高圧中大型回転電機に適用されているオープン形スロットを例にとっている。固定子鉄心1は、磁性薄板を積層して構成され、内周部に周方向に所定の間隔をおいて複数個のオープン形スロット2が形成されている。なお、図1ではオープン形スロット2を一個のみ図示しており、開口部2a側(図示上側)が回転子側である。
この固定子鉄心1のオープン形スロット2には、固定子コイル3が挿入され、さらにオープン形スロット2の開口部2aから固定子コイル3が飛び出すのを防止するため、およびオープン形スロット2の開口部2aの磁気的不平衡等を改善するためにオープン形スロット2の開口部2a内に磁性楔4が挿入されている。
この磁性楔4は、磁性粉を混入した樹脂を成形して構成されたもので、オープン形スロット2の開口端2b近傍に挿入され、開口端近傍に位置する突出部4aおよび開口端近傍の両側に位置して固定子鉄心1に形成された溝部2c内に嵌合される鍔部4bを有する凸形状に形成されている。
固定子鉄心1のオープン形スロット2における溝部2cは、内周側の面(図示上側の面)を傾斜させて基部から奥行き方向に行くに従って間隔が徐々に広くなるように構成されているとともに磁性楔4の鍔部4bもそれぞれ基部から突出方向に行くに従って厚みが徐々に増すように構成されている。本実施の形態では、溝部1aの内周側の面を傾斜させた場合について説明したが、外周側を傾斜させてもよく、また内周側および外周側の両面を傾斜させてもよい。
このように構成された回転電機の固定子においては、凸形状の磁性楔4が経年の使用による熱劣化により枯れが生じて収縮し、寸法的に小さくなっても、鍔部4bの傾斜面が溝部2cの傾斜面に係合してその移動が制限されるために、オープン形スロット2内を大きく移動してオープン形スロット2の開口部2aを通して回転子側に脱落するおそれがなくなる。
図2は、本発明による第2の実施の形態に係る回転電機の固定子の主要部を示す正面断面図である。図2において、本実施の形態は、小型回転電機に適用されているセミクローズ形スロットを例にとっている。固定子鉄心11の内周部に周方向に所定の間隔をおいて複数個のセミクローズ形スロット12が形成されている。この固定子鉄心11のセミクローズ形スロット12には、固定子コイル3が挿入され、さらにセミクローズ形スロット12の開口部12a内に磁性楔14が挿入されている。この磁性楔14は、セミクローズ形スロット12の開口端12b近傍に挿入され、開口端12b近傍に位置する突出部14aおよびこの突出部14aの幅方向両側に形成された鍔部14bを有する凸形状に形成されている。
固定子鉄心11のセミクローズ形スロット12における開口部12aは、開口端12b近傍の両側面を傾斜させて開口部12aが開口端12bに行くに従って徐々に間隔が狭くなるように構成されており、また磁性楔14の突出部14aは、それぞれ基部から突出方向に行くに従って徐々に幅が狭くなるように構成されている。
従って本実施の形態においても、凸形状の磁性楔14が経年の使用による熱劣化により枯れが生じて収縮し、寸法的に小さくなっても、突出部14aの傾斜面が開口部12aの傾斜面に係合してその移動が制限されるために、セミクローズ形スロット12内を大きく移動してセミクローズ形スロット12の開口部12aを通して回転子側に脱落するおそれがなくなる。
図3は、本発明による第3の実施の形態に係る回転電機の固定子の主要部を示す斜視図である。図3において、本実施の形態が第1および第2の実施の形態と異なる点は、磁性楔24の軸方向からの脱落を防止するために、固定子コイル3の固定子鉄心21の軸方向端外側に位置する部分に、磁性楔24の端面に接するように絶縁性を有するストッパー5を設けたところにある。
固定子鉄心21は、内周部に周方向に所定の間隔をおいて複数個のオープン形またはセミクローズ形のスロット22が形成されている。なお、図3ではスロット22を二個図示しており、開口部22a側が回転子側である。この固定子鉄心21の各スロット22には、固定子コイル3が挿入され、さらにスロット22の開口部22aから固定子コイル3が飛び出すのを防止するため、およびスロット22の開口部22aの磁気的不平衡等を改善するためにスロット22の開口部22a内に凸形状の磁性楔24が挿入されている。
固定子コイル3の固定子鉄心21の軸方向端外側に位置する部分には、絶縁性の紐またはテープなどを巻き付けてなるストッパー5が設けられている。このストッパー5は、磁性楔24の端面に当接する巻き付け厚さを有しており、磁性楔24の端面に接するように設けられている。従って磁性楔24が経年の使用による熱劣化により枯れが生じて収縮し、寸法的に小さくなっても、軸方向に対してはこのストッパー5によりその移動が制限されることになり、スロット22内を移動してスロット22の軸方向端開口部から脱落することもなくなる。
なお、上記第3の実施の形態におけるスロット22および磁性楔24の形状として、第1および第2の実施の形態において採用されているオープン形スロット2またはセミクローズ形スロット12および磁性楔4,14の形状を採用することもできる。このようにすれば、磁性楔は、スロットの軸方向のみならず、開口部を通して回転子側への脱落も確実に防止することができる。
図4および図5は、本発明による第4の実施の形態に係る回転電機の固定子を示し、図4は回転電機の固定子の主要部を示す斜視図、図5は図4に示す回転電機の固定子に採用されている一部の磁性楔を示す斜視図である。図4および図5において、本実施の形態が第3の実施の形態と異なる点は、磁性楔34の軸方向からの脱落を防止するために、磁性楔34を長手方向に沿って複数個に分割し、分割した磁性楔34のうち長手方向両側に位置する磁性楔34a,34aの一端部に突起部34b,34bを形成し、この突起部34b,34bを固定子鉄心31の通風ダクト31a内に位置させて配設したところにある。
固定子鉄心31は、内周部に周方向に所定の間隔をおいて複数個のオープン形またはセミクローズ形のスロット32が形成され、また軸方向(積層方向)に所定の間隔をおいて通風ダクト31aが設けられている。なお、図4ではスロット32を二個図示しており、開口部32a側が回転子側である。
この固定子鉄心31の各スロット32には、固定子コイル3が挿入され、さらにスロット32の開口部32aから固定子コイル3が飛び出すのを防止するため、およびスロット32の開口部32aの磁気的不平衡等を改善するためにスロット32の開口部32a内に凸形状の磁性楔34が挿入されている。
本実施の形態における磁性楔34は、台形状をなす凸形状に形成されており、分割された磁性楔34のうち、軸方向両側に配設される磁性楔34aは、図5に示すように、その一端部に幅方向両側に突出する突起部34bが形成されている。この突起部34bが固定子鉄心31の通風ダクト31a内に嵌合するように配設される。
磁性楔34aは、突起部34bを設けたことにより幅方向寸法が増加するが、スロット32の幅寸法内に構成すれば、磁性楔32aをスロット32内に挿入する際に磁性楔34aにより固定子コイル3を外周側に押し下げて幅広の挿入スペースを確保しながら挿入することにより支障なく挿入できる。
このように構成すれば、磁性楔34が経年の使用による熱劣化により枯れが生じて収縮し、寸法的に小さくなっても、軸方向両側に配設された磁性楔34aの突起部34bが通風ダクト31aに嵌合していることにより、軸方向に対してはその移動が制限されることになり、スロット32内を移動してスロット32の軸方向端開口部から脱落することもなくなる。
なお、磁性楔34aの突起部34bは、磁性楔34の幅方向に突出する場合に限らず、幅寸法を大きくすることなく、斜面部に形成したり、短辺部に形成したりすることができる。さらに図6に示すように、磁性楔が図2に示す第2の実施の形態において採用されているような、突出部14aおよび鍔部14bを有する凸形状に形成されている磁性楔14の場合においても、長手方向の一端部に突起部14cを形成し、この突起部14cを通風ダクト内に位置させて配設するように構成することもできる。
1,11,21,31…固定子鉄心
2…オープン形スロット
2a,12a,22a,32a…開口部
2b,12b…開口端
2c…溝部
3…固定子コイル
4,14,24,34,34a…磁性楔
4a,14a…突出部
4b,14b…鍔部
5…ストッパー
12…セミクローズ形スロット
14c,34b…突起部
22,32…スロット
31a…通風ダクト
2…オープン形スロット
2a,12a,22a,32a…開口部
2b,12b…開口端
2c…溝部
3…固定子コイル
4,14,24,34,34a…磁性楔
4a,14a…突出部
4b,14b…鍔部
5…ストッパー
12…セミクローズ形スロット
14c,34b…突起部
22,32…スロット
31a…通風ダクト
Claims (6)
- 磁性薄板を積層して構成され、内周部に周方向に所定の間隔をおいて複数個のオープン形スロットが形成された固定子鉄心と、
この固定子鉄心の各オープン形スロットに挿入された固定子コイルと、
前記各オープン形スロット内の開口部に挿入され、前記開口部の開口端近傍内に位置する突出部および前記開口端近傍の両側に位置して前記固定子鉄心に形成された溝部内に嵌合される鍔部を有する凸形状の磁性楔と、
を備え、前記固定子鉄心の各オープン形スロットにおける溝部の内周側および外周側の少なくとも一方の面を傾斜させて前記溝部を奥行き方向に行くに従って間隔が広くなるように構成するとともに前記磁性楔の各鍔部をそれぞれ突出方向に行くに従って厚みを増すように構成したことを特徴とする回転電機の固定子。 - 磁性薄板を積層して構成され、内周部に周方向に所定の間隔をおいて複数個のセミクローズ形スロットが形成された固定子鉄心と、
この固定子鉄心の各セミクローズ形スロットに挿入された固定子コイルと、
前記各セミクローズ形スロット内の開口部に挿入され、前記開口部の開口端近傍内に位置する突出部およびこの突出部の幅方向両側に形成された鍔部を有する凸形状の磁性楔と、
を備え、前記固定子鉄心の各セミクローズ形スロットにおける開口端近傍の両側面を傾斜させて前記開口部を開口端に行くに従って間隔が狭くなるように構成するとともに前記各磁性楔の突出部をそれぞれ突出方向に行くに従って幅が狭くなるように構成したことを特徴とする回転電機の固定子。 - 磁性薄板を積層して構成され、内周部に周方向に所定の間隔をおいて複数個のスロットが形成された固定子鉄心と、
この固定子鉄心の各スロットに挿入された固定子コイルと、
前記各スロット内の開口端近傍に挿入され、前記開口端近傍内に位置する突出部および前記開口端近傍の幅方向両側に形成された鍔部を有する凸形状の磁性楔と、前記固定子コイルの前記固定子鉄心の軸方向端外側に位置する部分に、前記磁性楔の端面に接するように設けられた絶縁性を有するストッパーと、
を備えてなる回転電機の固定子。 - 請求項1または2に記載の回転電機の固定子において、前記固定子コイルの前記固定子鉄心の軸方向端外側に位置する部分に、絶縁性を有するストッパーを前記磁性楔の端面に接するように設けたことを特徴とする回転電機の固定子。
- 磁性薄板を積層して構成され、内周部に周方向に所定の間隔をおいて複数個のスロットが形成された固定子鉄心と、
この固定子鉄心の各スロットに挿入された固定子コイルと、
前記各スロット内の開口端近傍に挿入され、前記開口端近傍内に嵌合される凸形状の磁性楔と、
を備え、前記磁性楔を長手方向に沿って複数個に分割し、分割した磁性楔のうち長手方向両側に位置する磁性楔の一端部に突起部を形成し、この突起部を前記固定子鉄心の通風ダクト内に位置させて配設したことを特徴とする回転電機の固定子。 - 請求項2に記載の回転電機の固定子において、前記磁性楔を長手方向に沿って複数個に分割し、分割した磁性楔のうち長手方向両側に位置する磁性楔の一端部に突起部を形成し、この突起部を固定子鉄心の通風ダクト内に位置させて配設したことを特徴とする回転電機の固定子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007171695A JP2009011110A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 回転電機の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007171695A JP2009011110A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 回転電機の固定子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009011110A true JP2009011110A (ja) | 2009-01-15 |
Family
ID=40325609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007171695A Withdrawn JP2009011110A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 回転電機の固定子 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009011110A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103997139A (zh) * | 2013-02-14 | 2014-08-20 | 东芝三菱电机产业系统株式会社 | 旋转电机的定子 |
CN105703496A (zh) * | 2016-04-13 | 2016-06-22 | 阮自恒 | 电机铁槽的改造 |
JP2017046435A (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | 株式会社明電舎 | 回転電機の固定子 |
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EP4391311A1 (en) * | 2022-12-19 | 2024-06-26 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Electric motor |
-
2007
- 2007-06-29 JP JP2007171695A patent/JP2009011110A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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