JP2009010713A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な機構で開口部を閉塞可能な携帯端末装置を提供する。
【解決手段】本発明の携帯電話機1は、開口部24が形成された筐体2と、端子35が露出した状態で開口部24の内部に配置されるSDソケット36と、開口部24を閉塞するカバー部材25と、筐体2の外面に対して収納された収納状態と、開放された開放状態との間で移動可能に筐体2に取り付けられるアンテナ22と、筐体2に配設されて、アンテナ22を収納状態で保持する保持部32と、を備える。アンテナ22が収納状態で保持部32にて保持されているときに、カバー部材25はアンテナ22によって前記筐内部側に押さえられる。
【選択図】図5
【解決手段】本発明の携帯電話機1は、開口部24が形成された筐体2と、端子35が露出した状態で開口部24の内部に配置されるSDソケット36と、開口部24を閉塞するカバー部材25と、筐体2の外面に対して収納された収納状態と、開放された開放状態との間で移動可能に筐体2に取り付けられるアンテナ22と、筐体2に配設されて、アンテナ22を収納状態で保持する保持部32と、を備える。アンテナ22が収納状態で保持部32にて保持されているときに、カバー部材25はアンテナ22によって前記筐内部側に押さえられる。
【選択図】図5
Description
本発明は、携帯電話機、PHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置に関する。
従来、携帯端末装置には、SDカード挿入口やイヤホンジャックといった外部インターフェースとの接続用の開口部が筐体に設けられている。このような開口部を備える携帯端末装置において、通信用アンテナを収納状態と開放状態との間で回動可能とし、アンテナを収納状態にしたときに、そのアンテナにより開口部を覆うようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、アンテナを用いず、脱着可能なカバー部材で開口部を覆うものもある。
特開2003−100381号公報
しかし、アンテナで開口部を覆う場合、アンテナが開放状態にある際にコネクタ部が露出して、ゴミや埃等が開口部より筐体内部に侵入するという問題がある。また、カバー部材で開口部を覆う場合、携帯端末装置をポケットやバッグの中に入れて持ち運んでいる際に、カバー部材が外れないように複雑なロック構造(取付構造)を設けなければならない。
本発明は、開口部にカバー部材を取り付け、そのカバー部材をアンテナ部材で支持することが可能な携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、開口部が形成された筐体と、接続部が前記開口部から露出した状態で前記筐体の内部に配置される接続部材と、前記開口部を閉塞するカバー部材と、前記筐体の外面に対して収納された収納状態と、開放された開放状態との間で移動可能に前記筐体に取り付けられるアンテナ部材と、前記筐体に配設されて、前記アンテナ部材を前記収納状態で保持する保持部材と、を備え、前記カバー部材が、前記アンテナ部材が前記収納状態で前記保持部材にて保持されているときに、前記アンテナ部材にて前記筐体内部側に支持されることにより上記課題を解決する。
前記筐体には、前記アンテナ部材を収納可能な収納凹部が形成され、前記開口部は、前記収納凹部に形成されていてもよい。
前記カバー部材は、前記収納凹部の一方の側部に配設されていてもよい。また、前記カバー部材は、前記収納凹部の一方の側部と前記筐体の平面部に亘って配設されていてもよい。さらに前記カバー部材は、前記収納凹部から離れる方向へ変位可能に前記筐体に取り付けられていてもよい。
前記保持部材は、前記カバー部材に対応した位置に配設されていてもよい。
前記筐体は、前記収納凹部の一部に前記アンテナ部材の取り出し部が形成され、前記カバー部材は、前記取り出し部に対応した位置に配設されていてもよい。
前記接続部材は、カードコネクタであってもよい。
本発明によれば、開口部にカバー部材を取り付け、そのカバー部材をアンテナ部材で支持することにより、簡単な機構で開口部を閉塞することが可能となる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について説明する。なお、以下、携帯端末装置として携帯電話機について説明するが、本発明の携帯端末装置はこれに限定されるものではなく、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン等であってもよい。
以下、本発明の第1実施形態について説明する。なお、以下、携帯端末装置として携帯電話機について説明するが、本発明の携帯端末装置はこれに限定されるものではなく、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン等であってもよい。
まず、携帯電話機1の基本構造を説明する。図1は折り畳み式携帯電話機1を開いた状態の正面図、図2は、その背面図である。携帯電話機1は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを備える。操作部側筐体2と表示部側筐体3とは2軸ヒンジ機構を備える連結部4を介して連結され、携帯電話機1は開いた状態と閉じた状態と間で変形可能である。ここで、閉じた状態とは、両筐体が互いに重なるように配置された状態であり、開いた状態とは、両筐体が互いに重ならないように配置された状態をいう。
操作部側筐体2は、前面2aと背面2bと側面2cとで構成されている。図1に示すように操作部側筐体2の前面2aには、各種操作を行う操作キー群6と、音声が入力される音声入力部7とが設けられている。
図2に示すように操作部側筐体2の背面2bには、被写体を撮影するカメラ部を構成するレンズ9と、被写体に光を照射するライト部10とが配置されている。このカメラ部を構成するレンズ9とライト部10とは、操作部側筐体2の連結部4側に配置されている。また、操作部側筐体2の背面2bには、バッテリ収納用の開口を塞ぐバッテリリッド11が配置されている。
表示部側筐体3は、前面3aと背面3bと側面3cとで構成されている。図1に示すように表示部側筐体3の前面3aには、各種情報を表示するためのディスプレイ13が配置されている。ディスプレイ13には、各種文字情報のほか、TV画像や写真画像等の画像情報が表示される。表示部側筐体3の長手方向における連結部4とは反対の端部である開閉端側には音声出力部14が配置されている。
図2に示すように連結部4の裏面には、各種操作キー群16が携帯電話機1の幅方向(短手方向)において一列に並んで配置されている。表示部側筐体3の背面3bには、各種情報を表示するためのサブディスプレィ18が配置されている。サブディスプレィ18には、主に文字情報が表示される。
図3及び図4は閉じた状態の携帯電話機1を示した図であり、それぞれ(A)は側面図、(B)は背面側からみた斜視図である。図3はアンテナ22を収納した状態を示した図、図4はアンテナ22の使用時におけるアンテナ開放状態を示した図である。
図示するように携帯電話機1は、操作部側筐体2の一方の側面2cに、一対のサイドキー20と、撮像時に使用される操作キー21と、電波の受信角度を調整可能な放送波受信用のアンテナ22と、SDカード等の外部メモリの接続部材であって、操作部側筐体2の内部に配設されるカードコネクタへの外部メモリ挿入のための開口部24が設けられている。なお、図3及び図4において開口部24はカバー部材25によって閉じられている。
サイドキー20は、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や表裏状態等の変形状態や、起動されているアプリケーションの種類に応じて所定の機能が割り当てられているキーである。操作キー21は、携帯電話機1をカメラとして使用する際のレリーズボタンとして機能するキーである。アンテナ22は、地上デジタル用の通信用アンテナであり、後述するアンテナ収納部27内面に一端が固定され、その固定部22aを軸にして回動可能になっている。
図4に示すように収納凹部であるアンテナ収納部27は、操作部側筐体2の側面2cにおいて操作部側筐体2の長手方向に延びる凹部である。アンテナ収納部27のアンテナ先端が収納される側における背面2b側には、切り欠き部31が設けられている。図3に示すようにアンテナ22がアンテナ収納部27に収納されると、切り欠き部31よってアンテナ22の先端はその外周における略90度の部分(側面側及び背面側)が外部に露出した状態となる。使用者は、この露出された先端部分を指等で押してアンテナ22をアンテナ収納部27から取り出して、固定部22a側を軸にして任意の位置まで回転させて開放状態とすることができるようになっている。
図5(A)は図3におけるA−A線に沿った位置での断面図である。また、図5(B)は図4におけるB−B線に沿った位置での断面図である。アンテナ収納部27のアンテナ固定部22a近傍における、操作部側筐体2の背面2bと、アンテナ収納部27が設けられた側面2cとの間の角部、すなわちアンテナ収納部27の湾曲面の一方(一方の側部であり、図5(A)における上部)には、開口部24が設けられている。開口部24の内部には、SDカード33の端子33aと接続する端子35が露出した状態で内部に配置されたSDソケット(SDカードコネクタ)36が配置されている。端子35は接続部であり、SDソケット36は接続部材である。開口部24はSDカードが挿入可能な長方形状を有し、開口部24の背面2b側には、操作部側筐体2を構成する板材において厚さ方向に段を設けて形成された背面側段部38が設けられている。また、開口部24のアンテナ収納部27側(側面2c側)には、同様に操作部側筐体2を構成する板材において厚さ方向に段を設けて形成された収納部側段部39が設けられている。
開口部24には、上述のようにカバー部材25が取り付けられている。カバー部材25は樹脂などの弾性材料で製造されている。カバー部材25は、平面部25aと、湾曲部25bと、その間に設けられた突出部25cとを備える。平面部25aは、カバー部材25が開口部24を覆ったときに、表側が操作部側筐体2の背面2bと略同一面上に位置し、裏側の一部が背面側段部38に載置される。湾曲部25bは、カバー部材25が開口部24を覆ったときに、表側がアンテナ収納部27の内面から連続する湾曲面と略同一面上に位置し、裏側の一部が収納部側段部39に載置される。突出部25cは、湾曲部25bと平面部25aとの間にあって収納状態にあるアンテナ22を支える。
カバー部材25における平面部25aの端面25dには、その端面25dから延びる帯状の係合部材(図示せず)が設けられている。その係合部材を背面2bの端面2dから引き出すことによりカバー部材25を開口部24から離れる方向に移動させて開口部24を開口することができ、開口部24を介してSDカード33のSDソケット36に対する出し入れが可能となる。また、係合部材を背面2bの端面2dに押し込むことによりカバー部材25を開口部24に取り付けて開口部24を閉塞することができる。なお、引き出した状態でもカバー部材25は操作部側筐体2と図示しない係合部材でつながれている。
なお、係合部材を設けず、平面部25aの端面25dと背面2bの端面2dとを接着してもよい。この場合、使用者が突出部25cを指等で背面2b側に押し上げると、湾曲部25bが収納部側段部39から離れて、開口部24が開放され、突出部25cから指を放すと、弾性により開口部24を閉じた状態に戻る。
また、アンテナ収納部27の湾曲面における、カバー部材25が取り付けられている部分と反対側には、アンテナ収納部27の内側に突出した保持部32が形成されている。この保持部32は、アンテナ収納部27に収納されたアンテナ22を係止して収納状態で保持するためのものである。一方、アンテナ22の断面は図5(A)に示すように略円形であるが、その外周部に段部22bが形成され、アンテナ収納部27にアンテナ22を押し込むと、保持部32によって段部22bが掛止され、アンテナ22がアンテナ収納部27に確実に保持される。
次に、アンテナ22によるカバー部材25の支持動作について説明する。SDカード33を出し入れする場合、図3及び図5(A)に示すアンテナ22の収納状態において、アンテナ22の先端の切り欠き部31により露出された先端部分を指等で押してアンテナ22を押し上げ、アンテナ22を固定部22aを中心として回転させてアンテナ収納部27から持ち上げる。そのアンテナ22を持ち上げた図4及び図5(B)に示す状態で、カバー部材25の突出部25cを引っ張り、又は突出部25cを指等で背面2b側に押し上げると、カバー部材25が操作部側筐体2から離れ、開口部24が開放され、SDカード33のSDソケット36への出し入れが可能になる。
SDカード33の出し入れが完了したら、カバー部材25の係合部材を操作部側筐体2の側面2cにおける端面2dに押し込んでカバー部材25により開口部24を閉塞する。この状態でアンテナ22の先端を押してアンテナ22を固定部22aを中心として回転させてアンテナ収納部27に嵌め込む。この際、上述したようにアンテナ22の段部22bが保持部32に掛止され、アンテナ22がアンテナ収納部27の内部に保持される。
そうすると、カバー部材25の湾曲部25bがアンテナ22によって筐体内部側(図5における右側)で覆われるので、カバー部材25が外部から目立たなくなる。したがって、カバー部材25が携帯電話機1の全体のデザインに与える影響が少なくなる。
また、アンテナ22がアンテナ収納部27に収納されると、アンテナ22によってカバー部材25の開方向への移動が制限される。即ち、カバー部材25は、アンテナ22により筐体内部側に支持されている。したがって携帯電話機1をポケットやバッグの中に入れて持ち運んでいる際に、カバー部材25が外れることがなく、ゴミや埃等の侵入を防ぐことができる。また、カバー部材は弾性部材によって製造されているため、アンテナ22によって押されると弾性変形し、アンテナ22とカバー部材25との間の密着性が高くなる。ゆえにカバー部材25と開口部24との間に隙間が生じにくく、ゴミや埃の更なる侵入を防ぐことができる。
このように、保持部32によりアンテナ収納部27に保持されたアンテナ22により、カバー部材25が筐体内部側に支持される構成とすることにより、カバー部材25による開口部24の閉塞を簡単な構造で達成することができ、開口部24を閉塞させるためのカバー部材25の筐体2への取り付け構造を簡素化することができ、複雑なロック構造(係合構造)が不要である。また、カバー部材25のアンテナ22による支持によって、カバー部材25による開口部24の閉塞を高めることができ、防水性をも高めることができる。また、保持部32は、カバー部材25の配置位置に対応した位置(収納状態にあるアンテナ22の長手方向で略同一位置)に配設されているため、保持部32により保持されるアンテナ22のカバー部材25の支持をより高めて、開口部24の閉塞をより好適に行うことができる。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態において第1実施形態と同一の部分の説明は省略する。第2実施形態と第1実施形態との間の相違点は、開口部、カバー部材、及び保持部の配置位置が異なる点である。図6はアンテナ収納部127におけるアンテナ22の先端が収納される部分の拡大図である。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態において第1実施形態と同一の部分の説明は省略する。第2実施形態と第1実施形態との間の相違点は、開口部、カバー部材、及び保持部の配置位置が異なる点である。図6はアンテナ収納部127におけるアンテナ22の先端が収納される部分の拡大図である。
第2実施形態において、SDカード33を挿入する開口部124及びカバー部材125は、アンテナ収納部127のアンテナ先端収納側に設けられている。また、アンテナを掛止する保持部132は、アンテナ収納部127における、それらの開口部124及びカバー部材125が設けられている部分よりもアンテナ固定部側に設けられている。
第2実施形態も第1実施形態と同様に、SDカード33を出し入れする場合、アンテナ22をアンテナ収納部127から取り外す。そして、カバー部材125の突出部125cを指等で押し上げ、開口部124を開いてSDカード33の出し入れを行う。SDカード33の出し入れが完了したら、カバー部材125で開口部124を閉じ、アンテナ22の先端を押してアンテナ22をアンテナ収納部127に嵌め込む。
第1実施形態と同様に、アンテナ22をアンテナ収納部127に嵌め込むと、カバー部材125の湾曲部125bがアンテナ22によって覆われるので、カバー部材125が外部から目立たなくなる。したがって、カバー部材125が携帯電話機の全体としてのデザインに与える影響が少なくなる。また、アンテナ22がアンテナ収納部127に収納されると、保持部132により保持されるアンテナ22によってカバー部材125の開方向への移動が制限される(カバー部材125が筐体内部側に支持される)。したがって携帯電話機をポケットやバッグの中に入れて持ち運んでいる際にカバー部材125が外れることがなく、ゴミや埃等の侵入を防ぐことができる。また、カバー部材125は樹脂などの弾性部材によって製造されているため、アンテナ22によって押されると弾性変形し、アンテナ22とカバー部材125との間の密着性が高くなる。ゆえにカバー部材125と開口部124との間に隙間が生じにくく、ゴミや埃の更なる侵入を防ぐことができる。このように、カバー部材125による開口部124の閉塞を簡単で構造が達成することができ、複雑なロック構造が不要である。
また、第1実施形態と同様に、アンテナ収納部127のアンテナ先端が収納される側における背面2b側に切り欠き部131が設けられている。そして、本第2実施形態では、カバー部材125(開口部124)が、この切り欠き部131に対応した位置に配設されている。よって、カバー部材125を操作部側筐体2から取り外す際には、切り欠き部131を通してカバー部材125の突出部125cを前面2a側に押し上げることができ、カバー部材125を取り付ける際にも操作スペースが確保されて取り付けやすくなり、カバー部材125の脱着操作性を向上させることができる。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態について説明する。第3実施形態において第1実施形態と同一の部分の説明は省略する。第3実施形態と第1実施形態との間の相違点は、開口部がイヤホンジャックの開口部であり、カバー部材が設けられていない点である。図7及び図8は閉じた状態の携帯電話機201を示した図であり、それぞれ(A)は側面図、(B)は背面側からみた斜視図である。図7はアンテナ222が収納された収納状態を示し、図8はアンテナ222がアンテナ収納部227から取り外された状態を示す。
以下、第3実施形態について説明する。第3実施形態において第1実施形態と同一の部分の説明は省略する。第3実施形態と第1実施形態との間の相違点は、開口部がイヤホンジャックの開口部であり、カバー部材が設けられていない点である。図7及び図8は閉じた状態の携帯電話機201を示した図であり、それぞれ(A)は側面図、(B)は背面側からみた斜視図である。図7はアンテナ222が収納された収納状態を示し、図8はアンテナ222がアンテナ収納部227から取り外された状態を示す。
第3実施形態において開口部224は、図8に示すように第1実施形態と同様にアンテナ収納部227のアンテナ固定部222a近傍に設けられている。図9は図7におけるA−A線に沿った位置での断面図である。図9に示すように、開口部224は、アンテナ収納部227の湾曲面に設けられている。開口部224の内部には、イヤホンジャック236と、その外側に配置されたイヤホンジャックカバー225とが配置されている。イヤホンジャック236は、イヤホンの接続端子と接続する端子部235が露出した状態で配置されている。イヤホンジャックカバー225は、大きさの異なる矩形部材を3段重ねて中央部に矩形の孔を設けた形状を有しており、弾性部材で製造されている。イヤホンジャックカバー225は、イヤホンジャック236との外側に取り付けられ、開口部224に収納された状態で、その先端225aがアンテナ収納部227の湾曲面より僅かに突き出している。
イヤホンをイヤホンジャック236に取り付ける場合、図8に示すようにアンテナ222をアンテナ収納部227から取り外す。そうすると図10に示すように開口部224が開放されて使用可能となるので、イヤホンの接続端子を開口部224に挿入し、イヤホンの接続端子をイヤホンジャック236の端子部235に差し込む。イヤホンを使用しない場合は、図7に示すようにアンテナ222をアンテナ収納部227に嵌め込む。そうすると、アンテナ222の外周面に設けられた段部222bが保持部232に引っ掛かり、アンテナ222がアンテナ収納部227に確実に保持される。イヤホンジャックカバー225の先端225aは保持部232によりアンテナ収納部227に保持されているアンテナ222に押されて変形する。これによりアンテナ222とイヤホンジャックカバー225とが密着し、開口部224が密封され、開口部224からイヤホンジャック236内へのゴミや埃の侵入が防止される。
また、アンテナ222がアンテナ収納部227に嵌め込まれると、イヤホンジャック236がアンテナ222によって完全に覆われるので、イヤホンジャック236は外側から見えず、イヤホンジャック236が携帯電話機201のデザインに与える影響が少なくなる。
この場合、開口部224を閉塞するためのカバー部材を配設しない構成とすることもできる。即ち、アンテナがアンテナ収納部227から取り出されて開放状態とされている場合には、テレビなどを視聴している状態であり、イヤホンジャック236にイヤホンケーブルを装着しているケースがあるため、アンテナ開放状態で開口部224を閉塞するための部材は不要となる。
以上、本形態の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、アンテナは、固定部を中心として回転する構造でなくてもよく、携帯電話機の側部でスライドして伸縮する機構であってもよい。この場合、アンテナを回転させるためのスペースが不要である。また、携帯電話機は折り畳み式でなくともよく、いわゆるストレートタイプであってもよい。
なお、上述した第1実施形態および第2実施形態では、保持部32,132によって保持されたアンテナ22,122がカバー部材25,125を筐体内部側に支持する構成としたが、支持だけでなくカバー部材25,125を筐体内部側に押圧(付勢)するように保持させる構成としてもよい。この場合、カバー部材25,125による開口部24,124の閉塞をより確実に行うことができ、カバー部材の取り付け構造を簡素化したり、ごみや埃や水などの侵入をより抑制することができる。
1 携帯電話機
2 操作部側筐体
3 表示部側筐体
22 アンテナ
24 開口部
27 アンテナ収納部
31 切り欠き部
32 保持部
35 端子
36 SDソケット
25 カバー部材
2 操作部側筐体
3 表示部側筐体
22 アンテナ
24 開口部
27 アンテナ収納部
31 切り欠き部
32 保持部
35 端子
36 SDソケット
25 カバー部材
Claims (8)
- 開口部が形成された筐体と、
接続部が前記開口部から露出した状態で前記筐体の内部に配置される接続部材と、
前記開口部を閉塞するカバー部材と、
前記筐体の外面に対して収納された収納状態と、開放された開放状態との間で移動可能に前記筐体に取り付けられるアンテナ部材と、
前記筐体に配設されて、前記アンテナ部材を前記収納状態で保持する保持部材と、を備え、
前記カバー部材は、前記アンテナ部材が前記収納状態で前記保持部材にて保持されているときに、前記アンテナ部材にて前記筐体内部側に支持されていることを特徴とする携帯端末装置。 - 前記筐体には、前記アンテナ部材を収納可能な収納凹部が形成され、
前記開口部は、前記収納凹部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記カバー部材は、前記収納凹部の一方の側部に配設されることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
- 前記カバー部材は、前記収納凹部の一方の側部と前記筐体の平面部に亘って配設されていることを特徴とする請求項3に記載の携帯端末装置。
- 前記カバー部材は、前記収納凹部から離れる方向へ変位可能に前記筐体に取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載の携帯端末装置。
- 前記保持部材は、前記カバー部材に対応した位置に配設されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
- 前記筐体は、前記収納凹部の一部に前記アンテナ部材の取り出し部が形成され、
前記カバー部材は、前記取り出し部に対応した位置に配設されることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の携帯端末装置。 - 前記接続部材は、カードコネクタであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007170423A JP2009010713A (ja) | 2007-06-28 | 2007-06-28 | 携帯端末装置 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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