JP2009010695A - リングネットワーク設計方法、リングネットワークおよびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リングネットワークに対するクライアント信号の収容要求であるデマンドに与えられたリンクコスト(帯域など)に基づいて、クライアント信号を収容する経路の配置順を最適に近づけるように選択し、クライアント信号の収容効率を向上させる。
【選択図】図9
Description
ここでは説明の便宜上、リングネットワーク上のノードの中から二つのノードA、Bを代表的に抽出し、そのノードA,Bを終端ノードとするクライアント信号のトラフィックの流れについて説明する。以降の記述においては、特に断らない限り、リングネットワーク内の各ノードを参照する際はアルファベット文字を用いて記載する。
ここでは、リングネットワーク上の5個のノードA,B,C,D,Eを終端ノードとするクライアント信号のデマンドを、両矢印の点線で示している。
SONET BLSRリングの場合は、前記図1で説明したように、デマンドに含まれる終端ノード間のトラフィックを流す通信経路、つまり、該デマンドを収容する経路(以下、デマンド収容経路と表記)を決定すれば、その決定したデマンド収容経路内だけでトラフィックを流すことができ、該デマンド収容経路のリング上の反対側の経路には別のトラフィックを流すことができる。従って、この例では、各デマンドDa01,Da02、Da03、Da04、Da05を、それぞれ、経路21、22、23、24、25に収容すれば、経路21、22、23、24、25は互いに重複していないため、それらの各経路にOC48×2=OC96の帯域の各クライアント信号を収容することができ、1個のOC192のリング経路に、全てのデマンドDa01,Da02、Da03、Da04、Da05を収容することができる。
1個のデマンド収容リングに収容しきれなかった残りのデマンドについては、上記のように所属可能なデマンドが最大となるリング経路を上記ステップS10で探索した複数のリング経路の中から再度選択して、その再選択したリング経路に基づいて再び下記のステップS21、S22の手順を実行して、その残りのデマンドを別なデマンド収容リングに収容する。これを、全てのデマンドの収容が完了するまで繰り返す。
ここで、上記のデマンド収容経路は、該リング経路上で互いに重複がなく、かつ、他のデマンド収容経路と隣接する、つまり、他のデマンド収容経路と終端ノードを共有するように各デマンドに対応付ける。ここでは、さらに、デマンド収容経路の数が最大となるように、つまり、デマンドの連なりに含まれるデマンドの終端ノードのペア数が最大となるようにする。ただし、リングネットワークがSONET BLSRの場合は、終端ノード数は最大で“16”であるため、リング経路上の終端ノード数が大きい場合にはこの制約を考慮する。
上記のデマンドの連なりを決定する際の選択条件をその優先度が高い順に示すと下記のようになる。
(条件1)含まれるデマンドの終端ノードのペア数が大きい連なり
(条件2)含まれるデマンドの終端ノード数の小さい連なり
(条件3)含まれるデマンドのリンクコストの総計が大きい連なり
上記条件中、条件1がまず優先される。条件1を満たす連なりが複数ある場合、そのうちの条件2を満たす連なりが選択される。条件1と条件2を満たす連なりが複数ある場合はそのうちの条件3を満たす連なりが選択される。
このようにして、デマンドの終端ノードペアのリング経路上への配置順を考慮したデマンドの収容を行うことができる。また、このリング経路上への配置順に加え、各終端ノードに組み込まれるクライアント信号用の通信ポート数を考慮した収容を行うこともできる。
ここでは、デマンドの連なりを、優先度の高いものから低いものへ、P01、P02,P03,P04,P05,P06,P07、P08の順に配置して示している。ここで、デマンドは点線の両矢印でデマンドの終端ノードペアに対応付けてある。また、各デマンドを収容する経路であるデマンド収容経路を実線の両矢印でデマンドに対応付けて示している。
ここでは、リングネットワーク30上に終端ノードA,B,C,D,Eがある場合の例で、終端ノードでないノードは表記を省略している。両矢印の点線Db01,Db02,Db03,Db04,Db05、Db06は、それらの矢印が示すノードを終端ノードとするデマンドを示している。
開始ノードは、デマンドが存在する終端ノードの中で、もっとも多くのデマンドの終端ノードとなるノードとする。つまり、デマンドにより指定された回数が最も多い終端ノードとする。ここで、終端ノード数は同一終端ノードペアに対するデマンドの数に依存せず、デマンドが存在する場合には“1”と数える。つまり、同一終端ノードペアを持つデマンドからの指定が複数個あっても“1”とカウントする。
前記図7で示したリングネットワーク30上には、デマンドリスト31に示されるデマンドが与えられている。ここでは、ノードAを終端ノードとするデマンドの数は3であり、他のノードと比較して最大であることから、ノードAを開始ノードとして選定する。
例えば、D(2) は開始ノードAから、ノードBあるいはノードCを介して2ホップの探索でノードDに到達し、前記図7に示したデマンドDb01(終端ノードペアはAとB)とデマンドDb04(終端ノードペアはBとD)が連なっている状態を示す。
また、閉じたデマンドの連なりも抽出可能とするため、開始ノード(例えばノードA)を片端ノードとするデマンドがある場合はもう一方の終端ノードから開始ノードへのリンクも可能とする。また、リンクの生成は、実際の各デマンドの信号方向とは無関係に行う。
図8中のP01−P05は前記図6で示したデマンドの連なりの優先度を示しており、5個のデマンドの終端ノードペアを含み5個の終端ノードの閉じた連なりであるA(5)まで到達する場合が優先度最大(P01)の連なりとなり、P02,P03.P04,P05の順に優先度が低くなる。
前記図8のようなグラフを生成後、グラフ上の各ノードについて、開始ノード側から順に最適リンクを選択していく。最適リンクとは、開始ノードから累計した合計コストが最大に近づくように計算されたものである。コストを最大とするのは、ひとつのデマンドの連なりに最大限のデマンドを収容するためである。ここでは、与えられたデマンドが存在しないノード間にはリンク(矢印)を生成しない。
Ci(p)(i=A,B,C,D,E,p=1,2,・・・,min[16,N])
と表記し、また、ノードiとノードjの間のリンクコストを
cost(i,j)
と表記する。ここでは、このリンクコストをノードiとノードjを終端とするデマンドの総帯域として説明するが、デマンド本数や、デマンドの合計必要ポート数等とすることもできる。
CD(2)=max[CB(1)+cost(B,D),CC(1)+cost(C,D)]
=max[24+12,9+3]=max[36,12]=36
となる。
CA(2)
=max[CB(1)+cost(C,A),CC(1)+cost(C,A),CD(1)+cost(D,A)]
=max[24+24,9+9,24+24]=max[48,18,48]
=48
となる。この場合は、B(1)、C(1)からA(2)への両経路の総リンクコストが同値(“48”)のためB(1)、C(1)のどちらからのリンクを選択してもよいが、ここではB(1)を選択している。
その他のノードへの経路は存在しないため、得られた到達ノードはA(3)である。
つまり、前記図7で与えられたデマンドに対して、デマンドの終端ノードペアの数が最大となる第1のデマンドの連なりとしては、Db01−Db04−Db03、および、Db02−Db05−Db−3の二つのデマンドの連なりが得られたことになる。
前記図9における到達点であるA(3)から、逆方向に、選択された、図中にL1、L2、L3で示したリンクを逆に辿ることで、デマンドの連なりを収容する経路の連なりが得られる。
図10の例では、まず逆方向にA(3)からD(2)へのリンクを辿る。次に、D(2)からはB(1)またはC(1)への2つリンクがあるため、その中で、前記図9で求めたコストCD(2)が最大となるリンク、つまり、D(2)からB(1)へのリンクを選択する。最後に、B(1)から開始ノードAへのリンクを選択する。
つまり、第2のデマンドの連なりDb01―Db04−Db03と、それに対応するデマンド収容経路の連なりR1−R2−R3を示している。そしてこのデマンド収容経路の連なりR1−R2−R3を含む所定の帯域のリング30aを、デマンドDb01、Db04、Db03のクライアント信号を収容するデマンド収容リングとする。
前記図8〜図10までの探索選定処理で得られたデマンドの連なりは閉じた連なりであったが、デマンドの状況によっては開いた連なりとなる場合があり、また、終端ノードが2ノードのみの連なりとなる場合もある。その場合は、図12に示すように最終ノードを新たな開始ノードとし、ノードの探索順を逆方向(反時計回り)とした上で図8〜図10と同様にしてデマンドの連なりの探索選定を再試行する。これは、再試行によってより長いデマンドの連なりが得られる可能性があるからである。
例えば、図13に示すようにデマンドが3個(Dd01、Dd02、Dd03)だった場合は、開始ノードAから順方向(時計回り方向)にデマンドの連なりの探索選定を行うと、1個のデマンドDd01の連なりと対応する閉じたデマンド収容経路の連なり51a−52aが得られる。この場合の最終ノードはBとなるが、この最終ノードBを起点として逆方向(反時計回り方向)にデマンドの探索選定を再試行すると、デマンドの連なりDb01−Db02−Db03と、それに対応するデマンド収容経路の連なり51b−53b−54bが得られ、より多くのデマンドをデマンド収容リング50aに収容できることになる。
(条件1)該ノードを片端とするデマンドが存在する異なるノードペアの数
(条件2)該ノードを終端ノードとするデマンドの合計帯域
(条件3)該ノードを終端ノードとするデマンドの合計本数
(条件4)該ノードを終端ノードとするデマンドの合計必要ポート数
ただし、(条件2)、(条件3)、(条件4)の順位については必ずしもこの優先順位でなくてもよく、変更可能である。
ここでは、ノードiにpホップで到達した場合の最大コストCi(p)(ただし、i=1,2,・・・,N,p=1,2,・・・,min[16,N])を求める。
Ci(p)はFi(j)(j=1,・・・,i−1)の最大値とし、Ci(p)の前ノードは同Fi(j)を最大にするjとする。
CN(min[16,N])はFN(j)(j=1,・・・,N−1)の最大値とし、CN(min[16,N])の前ノードはFN(j)を最大とするjとし、処理を終了する。ただし、CN(min[16,N])=−1のとき、前ノードは与えない。
ここでは、前記図14のステップS2105で得られた最大コストCi(p)の中で値が“−1”でないもののうち、前記図6で述べた優先順位が最高となる結果を抽出する。すなわち、kをmin[16,N]として、CN(k)、CN(k−1)、max[Ci(k−1)|i=1,・・・,N−1]、CN(k−2)、max[Ci(k−2)|i=1,・・・,N−1]、・・・、CN(2)、max[Ci(2)|i=1,・・・,N−1]という優先順位の中で、値が“−1”でないものを抽出する(ただし、CN(2)へは必ず到達可能なため、優先順位最低となるのはCN(2)である)。
以上の処理手順は下記の通り。
以下の記述では、デマンド収容リング上の隣接する終端ノード間、つまり、単一の終端ノード間リンクに収容されるデマンドを単ホップデマンドと表記し、デマンド収容リング上の隣接しない終端ノード間、つまり、複数の終端ノード間リンクの連なりに収容されるデマンドを複ホップデマンドと表記する。
61は6個の終端ノードを持つデマンド収容リング上に、単リンクデマンドを収容する場合の例を示している。ノードAとノードB間のデマンドを“デマンド(A,B)”と表記すると、デマンド(A,B)、デマンド(C,D)、デマンド(D,E)、デマンド(E,F)、デマンド(F,A)を、それぞれ、経路R1、R2、R3,R4、R5、R6へ収容する。
図17の62では、2リンクの複ホップデマンドを例示しているが、3リンク以上の複ホップデマンドについても同様である。
デマンドをデマンド収容リングへ収容する際は、隣接終端ノード間のデマンド収容が最も効率が高く、単ホップデマンドを優先してできるだけ多く収容した後に、空き帯域に複ホップデマンドを収容することにより、より効率的なデマンド収容が可能となる。
ここでは、各終端ノードに配置される2台の送受信装置のクライアントポートを右回りと左回りにそれぞれ1台分割り当てるものとする。
上記のステップC03,C05,C06,C08で行うデマンド組合せの生成には、例えば、特願2006−269361の方式を用いることができる。
ここでは、各ノードに右回り用、および、左回り用の送受信装置が備えられ、各送受信装置には最大8個の通信ポートが収容される場合を例示している。また、ノード(i)とノード(i+1)の間のデマンドの組合せによる通信ポート利用数をPort(i)とし(i+1がn以上となる場合はmod(i+1,n))、各送受信装置は8個の通信ポートを収容が可能であり、1ノード内の左回り用の装置と右回り用の装置間のデータ交換も可能であるとする。
Port(0)=Port(2)=Port(3)=8
となっている。
まず、Port(i−1)とPort(i+1)が共にPより小さく、かつPort(i)がPとなるiを探すことにより空きの通信ポートを特定する。この例では、Port(0)=7、Port(1)=8、Port(2)=6であり、i=1の場合が該当する。そして、ノード1、ノード2の合計利用ポート数はそれぞれ7+8=15、8+6=14である。したがって、ノード1、ノード2間のデマンドはさらに1ポート利用可能であることが分かる。
このときは、前記図19のステップC05に示したように、ノード(1)とノード(2)の間の通信ポート数を
2P−max[Port(i−1), Port(i+1)]=2×8−7=9
とし、帯域を“BW”として、デマンド組合せの生成を再試行することにより、上記の空き通信ポートを含めて効率よくデマンドを収容できる。
i=0,・・・,n−1のそれぞれについて、下記のステップC0501,C0502の処理を行い、処理を終了する。
デマンド収容リング80aにデマンドを収容する際は、まず、floor(n/2)を求める。ここで、floor(x)はx以下の最大の整数値を示す関数である。従って、n=8の場合は“4”となる。
上記のようにして、複数の終端ノード間リンクの連なりに収容される複ホップデマンドの収容を効率的に行うことができる。
IB(i,h)=min[IdleBW(j)|j=i,i+1,・・・,i+h−1]
IP(i,h)=min[IdlePort(i), IdlePort(i+h)]
を求める。
上記のように、前記図17のステップS2201の単ホップデマンドの収容の結果できたデマンド収容リングの空き帯域に、複ホップデマンド、つまり、複数のホップにより結合された終端ノードを持つデマンドを追加収容する。
ここでは、リング経路上の各終端ノードペアについて、まずホップ数の短い経路についてホップ数の大きいものからデマンドの追加を行い、次にホップ数の長い方の経路についてホップ数の小さいものからデマンドを追加する。すなわち、nノード(n>3)の連なり上のデマンド収容リングの場合、ホップ数h=floor(n/2)のデマンドから順にh=2まで追加試行し、次にh=floor(n/2)+1から h=n−1までの複数ホップデマンドを順に追加する。ただし、n=3の場合はh=2についてのみ追加試行して終了する。
終端ノード(i)と終端ノード(i+h)の間の空き通信ポート数をIP(i,h)、空き帯域をIB(i,h)としたとき、IB(i,h)>0、IP(i,h)>0、かつ、ノード i とノード(i+h)間のデマンド組合せ生成を試行していない、の条件を満たす i(0≦i≦n−1) が少なくとも1つある限り、該iについて下記のステップD0401,D0402を行い、処理を終了する。
具体的な判定条件は、終端ノード数nが3以下の場合はn個の全終端ノードが当該リング経路上にあるかどうか、nが4以上の場合は全終端ノードがリング経路上にあり、かつノード順が同じ(リング経路上のどちらかの周りと一致)となるかどうかである。
(第1優先) 終端ノード数nの降順
(第2優先) 利用している通信ポート数の合計値の降順
(第3優先) 収容されるデマンドの帯域の合計値の降順
(第4優先) 収容可能なリング経路数の昇順
S3203. ソートされたデマンド収容リングのリスト中で最上位の未処理のリングをcurrentリングとする。
(条件1) 共通の収容可能なリング経路がある。
(条件2) 共通の終端ノードがある
(条件3) 全共通する終端ノードでの合計必要ポート数が“2P”以下
(条件4) (合計終端ノード数)−(共通終端ノード数)<=16
(条件5) 共通スパン(区間)があれば、全共通スパンの合計帯域がBW以下
ここで、終端ノード数が2(n=2)の場合は、図29で後述するように、デマンド収容経路が2通り可能となるため、その2通りのパターンで探索する。
E04. 前記図25のステップS31と同様に、currentリングを収容可能なリング経路を調査し、ステップE01へ戻る。
ただし、統合処理の対象となるデマンド収容リングリの終端ノード数が2の場合、それぞれのデマンド組み合わせの経路は右方向、左方向のいずれでもよいため、2通りの収容パターンを調査する必要がある。従って終端ノード数2のデマンド収容リング同士の統合の場合、4通りのパターンを調査する必要がある。
(第1優先):終端ノード数nの降順
(第2優先):合計帯域の降順
(第3優先):収容可能なリング経路数の昇順
S3303. 上記ステップS3302でソートされたデマンド収容リングのリスト上の未処理リングの中から、最上位のリング、つまり、currentリングと、以下の条件を満たす最上位のリングを統合する
(条件1):共通の収容可能リング経路がある
(条件2):共通終端ノードがない
(条件3):(合計終端ノード数)<=16
(条件4):(共通スパンがあれば)全共通スパンの合計帯域がBW以下
ここで、統合対象のリングの少なくとも一方が終端ノード数が2(n=2)の場合は、図29で後述するように、デマンド収容経路が2通り可能となるため、その2通りのパターンを調査する。
91に示す終端ノード数が2のデマンド収容リングの場合は、該デマンド収容リングを生成する基となったノードA,Bを終端ノードとするデマンドDe01は、経路911または経路911aのいずれにも収容可能となる。
従って、2個のデマンド収容リングが1個のリングに統合可能か否かを判断する際は、終端ノード数が2のデマンド収容リングについては、2通りのデマンドの収容経路について統合の可否を調査する必要がある。2個のデマンド収容リングの双方共、終端ノード数が2の場合は、合計4通りのデマンド収容経路の組み合わせを調べる必要がある。
上記のステップS41,S42は、1個の統合デマンド収容リングについての処理を示しているが、この処理を前記図5のステップS30で生成された全ての統合デマンド収容リングについて行う。
(付記1)リングネットワークに対するクライアント信号の収容設計を行うリングネットワーク設計方法において、
前記リングネットワークに対するクライアント信号の収容条件としての要求であるデマンドを、収容すべきクライアント信号の送受信端となる二つの終端ノードと前記終端ノード間のトラフィック受け渡しに必要なリンクコストにより定義して保持し、
1以上のデマンドの各デマンドを、デマンドの終端ノードペアを結ぶ前記リングネットワーク上の所定の方向の経路であるデマンド収容経路に対応づけ、デマンドの終端ノードの一つを互いに共有し、かつ、デマンドの終端ノードペアの数が最大となるように前記1以上のデマンドを連結して第1のデマンドの連なりとし、
前記第1のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。
(付記2)付記1に記載のリングネットワーク設計方法において、
1以上の前記第1のデマンドの連なりの中からデマンドのリンクコストの総和が最大となるデマンドの連なりを選定して第2のデマンドの連なりとし、
前記第2のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。
(付記3)付記1に記載のリングネットワーク設計方法において、
前記デマンドのリンクコストは、前記デマンドの二つの終端ノード間にクライアントにより要求された量のトラフィックを流すために必要な帯域値である
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。
(付記4)付記1に記載のリングネットワーク設計方法において、
前記1以上のデマンドの終端ノードの中から、デマンドの連なりの開始点となるノードを選定して開始ノードとし、
与えられた起点ノードに対して、前記起点ノードを終端ノードの一つとして含むデマンドのもう一方の終端ノードを、前記リングネットワーク上の前記起点ノードから前記開始ノードまでの間の前記所定の方向に探索して集めて終端ノード列として展開する終端ノード列展開手順を、前記開始ノードを最初の起点ノードとして実行し、
前記終端ノード列展開手順により展開された終端ノード列の各終端ノードを新たな起点ノードとして次の終端ノード列展開手順を実行する手順を順次繰り返して、最後に展開された終端ノード列に含まれる終端ノードを到達ノードとし、
前記開始ノードから前記到達ノードに到るまでに用いたデマンドの連なりを前記第1のデマンドの連なりとする、
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。
(付記5)付記4に記載のリングネットワーク設計方法において、
前記終端ノード列展開手順は、起点ノードと展開された終端ノード列の各終端ノードとの間のリンクコストをデマンドの連なり毎に累積しながら行い、
前記第1のデマンドの連なりの中から、前記開始ノードから前記到達ノードまでに到るデマンドのリンクコストの累積値が最大となるデマンドの連なりを選定して第2のデマンドの連なりとし、
前記第2のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。
(付記6)付記4に記載のリングネットワーク設計方法において、
前記リングネットワーク上のノードの中から、該ノードを終端ノードの一つとして含む異なる終端ノードペアを有するデマンドの数が最も多いノードを選択して開始ノードする、
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。
(付記7)付記1ないし6に記載のリングネットワーク設計方法において、
前記第1のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりを含む所定の帯域のリング経路を生成してデマンド収容リングとし、
前記デマンド収容リング上の各ノードは、隣接するノード間でクライアント信号の通信を行うための1以上の送受信装置と、前記送受信装置に接続される1以上の通信ポートを含み、
デマンドが収容される経路に含まれる隣接した終端ノード間経路の数を該デマンドのホップ数とみなし、
前記デマンド収容リングへの前記デマンドの収容は、まず、ホップ数が1のデマンドである単ホップデマンドの収容を行う第1のデマンド収容手順を行い、
その後、ホップ数が2以上のデマンドである複ホップデマンドの収容を行う第2のデマンド収容手順を行う
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。
(付記8)付記7に記載のリングネットワーク設計方法において、
前記第1のデマンド収容手順は、前記1以上のデマンドを前記1以上の通信ポートへ収容する際に、前記1以上の通信ポートの数が前記送受信装置内で最大となるように行う
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。
(付記9)付記7に記載のリングネットワーク設計方法において、
前記第2のデマンド収容手順は、
前記デマンド収容リング上の終端ノード数nに対して、n/2以下で最大の自然数を求めてmとし、
まず、mから2に到るまでの自然数をホップ数とする前記複ホップデマンドを、ホップ数mから開始して降順に前記デマンド収容リングへ順次収容し、
その後、m+1からn−1に到るまでの自然数をホップ数とする前記複ホップデマンドを、ホップ数m+1から開始して昇順に前記デマンド収容リングへ順次収容する
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。
(付記10)クライアント信号を収容するリングネットワークであって、
前記リングネットワークに対するクライアント信号の収容条件としての要求であるデマンドを、収容すべきクライアント信号の送受信端となる二つの終端ノードと前記終端ノード間のトラフィック受け渡しに必要なリンクコストにより定義して保持し、
1以上のデマンドの各デマンドを、デマンドの終端ノードペアを結ぶ前記リングネットワーク上の所定の方向の経路であるデマンド収容経路に対応づけ、デマンドの終端ノードの一つを互いに共有し、かつ、デマンドの終端ノードペアの数が最大となるように前記1以上のデマンドを連結して第1のデマンドの連なりとし、
前記第1のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法によりクライアント信号の収容を行って構成されるリングネットワーク。
(付記11)付記10に記載のリングネットワークにおいて、
1以上の前記第1のデマンドの連なりの中からデマンドのリンクコストの総和が最大となるデマンドの連なりを選定して第2のデマンドの連なりとし、
前記第2のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法によりクライアント信号の収容を行って構成されるリングネットワーク。
(付記12)付記10に記載のリングネットワークにおいて、
前記1以上のデマンドの終端ノードの中から、デマンドの連なりの開始点となるノードを選定して開始ノードとし、
与えられた起点ノードに対して、前記起点ノードを終端ノードの一つとして含むデマンドのもう一方の終端ノードを、前記リングネットワーク上の前記起点ノードから前記開始ノードまでの間の前記所定の方向に探索して集めて終端ノード列として展開する終端ノード列展開手順を、前記開始ノードを最初の起点ノードとして実行し、
前記終端ノード列展開手順により展開された終端ノード列の各終端ノードを新たな起点ノードとして次の終端ノード列展開手順を実行する手順を順次繰り返して、最後に展開された終端ノード列に含まれる終端ノードを到達ノードとし、
前記開始ノードから前記到達ノードに到るまでに用いたデマンドの連なりを前記第1のデマンドの連なりとする、
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法によりクライアント信号の収容を行って構成されるリングネットワーク。
(付記13)付記12に記載のリングネットワークにおいて、
前記終端ノード列展開手順は、起点ノードと展開された終端ノード列の各終端ノードとの間のリンクコストをデマンドの連なり毎に累積しながら行い、
前記第1のデマンドの連なりの中から、前記開始ノードから前記到達ノードまでに到るデマンドのリンクコストの累積値が最大となるデマンドの連なりを選定して第2のデマンドの連なりとし、
前記第2のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法によりクライアント信号の収容を行って構成されるリングネットワーク。
(付記14)付記12に記載のリングネットワークにおいて、
前記リングネットワーク上のノードの中から、該ノードを終端ノードの一つとして含む異なる終端ノードペアを有するデマンドの数が最も多いノードを選択して開始ノードする、
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法によりクライアント信号の収容を行って構成されるリングネットワーク。
(付記15)付記10ないし14に記載のリングネットワークにおいて、
前記第1のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりを含む所定の帯域のリング経路を生成してデマンド収容リングとし、
前記デマンド収容リング上の各ノードは、隣接するノード間でクライアント信号の通信を行うための1以上の送受信装置と、前記送受信装置に接続される1以上の通信ポートを含み、
デマンドが収容される経路に含まれる隣接した終端ノード間経路の数を該デマンドのホップ数とみなし、
前記デマンド収容リングへの前記デマンドの収容は、まず、ホップ数が1のデマンドである単ホップデマンドの収容を行う第1のデマンド収容手順を行い、
その後、ホップ数が2以上のデマンドである複ホップデマンドの収容を行う第2のデマンド収容手順を行う
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法によりクライアント信号の収容を行って構成されるリングネットワーク。
(付記16)リングネットワークに対するクライアント信号の収容設計を行うリングネットワーク設計方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記リングネットワークに対するクライアント信号の収容条件としての要求であるデマンドを、収容すべきクライアント信号の送受信端となる二つの終端ノードと前記終端ノード間のトラフィック受け渡しに必要なリンクコストにより定義して保持し、
1以上のデマンドの各デマンドを、デマンドの終端ノードペアを結ぶ前記リングネットワーク上の所定の方向の経路であるデマンド収容経路に対応づけ、デマンドの終端ノードの一つを互いに共有し、かつ、デマンドの終端ノードペアの数が最大となるように前記1以上のデマンドを連結して第1のデマンドの連なりとし、
前記第1のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするプログラム。
(付記17)付記16に記載のプログラムにおいて、
1以上の前記第1のデマンドの連なりの中からデマンドのリンクコストの総和が最大となるデマンドの連なりを選定して第2のデマンドの連なりとし、
前記第2のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするプログラム。
(付記18)付記16に記載のプログラムにおいて、
前記1以上のデマンドの終端ノードの中から、デマンドの連なりの開始点となるノードを選定して開始ノードとし、
与えられた起点ノードに対して、前記起点ノードを終端ノードの一つとして含むデマンドのもう一方の終端ノードを、前記リングネットワーク上の前記起点ノードから前記開始ノードまでの間の前記所定の方向に探索して集めて終端ノード列として展開する終端ノード列展開手順を、前記開始ノードを最初の起点ノードとして実行し、
前記終端ノード列展開手順により展開された終端ノード列の各終端ノードを新たな起点ノードとして次の終端ノード列展開手順を実行する手順を順次繰り返して、最後に展開された終端ノード列に含まれる終端ノードを到達ノードとし、
前記開始ノードから前記到達ノードに到るまでに用いたデマンドの連なりを前記第1のデマンドの連なりとする、
ことを特徴とするプログラム。
(付記19)付記18に記載のプログラムにおいて、
前記終端ノード列展開手順は、起点ノードと展開された終端ノード列の各終端ノードとの間のリンクコストをデマンドの連なり毎に累積しながら行い、
前記第1のデマンドの連なりの中から、前記開始ノードから前記到達ノードまでに到るデマンドのリンクコストの累積値が最大となるデマンドの連なりを選定して第2のデマンドの連なりとし、
前記第2のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記20)付記16ないし19に記載のプログラムにおいて、
前記第1のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりを含む所定の帯域のリング経路を生成してデマンド収容リングとし、
前記デマンド収容リング上の各ノードは、隣接するノード間でクライアント信号の通信を行うための1以上の送受信装置と、前記送受信装置に接続される1以上の通信ポートを含み、
デマンドが収容される経路に含まれる隣接した終端ノード間経路の数を該デマンドのホップ数とみなし、
前記デマンド収容リングへの前記デマンドの収容は、まず、ホップ数が1のデマンドである単ホップデマンドの収容を行う第1のデマンド収容手順を行い、
その後、ホップ数が2以上のデマンドである複ホップデマンドの収容を行う第2のデマンド収容手順を行う
ことを特徴とするプログラム。
10a、10b、10c UPSRリング
11、12 経路
20 SONET BLSRリングネットワーク
20a BLSRリング
21,22 経路
30 リングネットワーク
30a デマンド収容リング
31 デマンドリスト
32 デマンド終端ノードの探索方向
40a デマンド収容リング
41a、41b、42a、42b、43a、43b、44b デマンド収容経路
50a デマンド収容リング
51a、51b、52a、53b、54b デマンド収容経路
61 単ホップデマンド
62 複ホップデマンド
71,72 通信ポートの割当方法の概要
80a デマンド収容リング
81、82 複ホップデマンドの収容手順の概要
91 終端ノード数2の場合のデマンド収容経路
92 終端ノード数3以上の場合のデマンド収容経路
Claims (10)
- リングネットワークに対するクライアント信号の収容設計を行うリングネットワーク設計方法において、
前記リングネットワークに対するクライアント信号の収容条件としての要求であるデマンドを、収容すべきクライアント信号の送受信端となる二つの終端ノードと前記終端ノード間のトラフィック受け渡しに必要なリンクコストにより定義して保持し、
1以上のデマンドの各デマンドを、デマンドの終端ノードペアを結ぶ前記リングネットワーク上の所定の方向の経路であるデマンド収容経路に対応づけ、デマンドの終端ノードの一つを互いに共有し、かつ、デマンドの終端ノードペアの数が最大となるように前記1以上のデマンドを連結して第1のデマンドの連なりとし、
前記第1のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。 - 請求項1に記載のリングネットワーク設計方法において、
1以上の前記第1のデマンドの連なりの中からデマンドのリンクコストの総和が最大となるデマンドの連なりを選定して第2のデマンドの連なりとし、
前記第2のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。 - 請求項1に記載のリングネットワーク設計方法において、
前記デマンドのリンクコストは、前記デマンドの二つの終端ノード間にクライアントにより要求された量のトラフィックを流すために必要な帯域値である
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。 - 請求項1に記載のリングネットワーク設計方法において、
前記1以上のデマンドの終端ノードの中から、デマンドの連なりの開始点となるノードを選定して開始ノードとし、
与えられた起点ノードに対して、前記起点ノードを終端ノードの一つとして含むデマンドのもう一方の終端ノードを、前記リングネットワーク上の前記起点ノードから前記開始ノードまでの間の前記所定の方向に探索して集めて終端ノード列として展開する終端ノード列展開手順を、前記開始ノードを最初の起点ノードとして実行し、
前記終端ノード列展開手順により展開された終端ノード列の各終端ノードを新たな起点ノードとして次の終端ノード列展開手順を実行する手順を順次繰り返して、最後に展開された終端ノード列に含まれる終端ノードを到達ノードとし、
前記開始ノードから前記到達ノードに到るまでに用いたデマンドの連なりを前記第1のデマンドの連なりとする、
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。 - 請求項4に記載のリングネットワーク設計方法において、
前記終端ノード列展開手順は、起点ノードと展開された終端ノード列の各終端ノードとの間のリンクコストをデマンドの連なり毎に累積しながら行い、
前記第1のデマンドの連なりの中から、前記開始ノードから前記到達ノードまでに到るデマンドのリンクコストの累積値が最大となるデマンドの連なりを選定して第2のデマンドの連なりとし、
前記第2のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。 - 請求項4に記載のリングネットワーク設計方法において、
前記リングネットワーク上のノードの中から、該ノードを終端ノードの一つとして含む異なる終端ノードペアを有するデマンドの数が最も多いノードを選択して開始ノードする、
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。 - 請求項1ないし6に記載のリングネットワーク設計方法において、
前記第1のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりを含む所定の帯域のリング経路を生成してデマンド収容リングとし、
前記デマンド収容リング上の各ノードは、隣接するノード間でクライアント信号の通信を行うための1以上の送受信装置と、前記送受信装置に接続される1以上の通信ポートを含み、
デマンドが収容される経路に含まれる隣接した終端ノード間経路の数を該デマンドのホップ数とみなし、
前記デマンド収容リングへの前記デマンドの収容は、まず、ホップ数が1のデマンドである単ホップデマンドの収容を行う第1のデマンド収容手順を行い、
その後、ホップ数が2以上のデマンドである複ホップデマンドの収容を行う第2のデマンド収容手順を行う
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法。 - クライアント信号を収容するリングネットワークであって、
前記リングネットワークに対するクライアント信号の収容条件としての要求であるデマンドを、収容すべきクライアント信号の送受信端となる二つの終端ノードと前記終端ノード間のトラフィック受け渡しに必要なリンクコストにより定義して保持し、
1以上のデマンドの各デマンドを、デマンドの終端ノードペアを結ぶ前記リングネットワーク上の所定の方向の経路であるデマンド収容経路に対応づけ、デマンドの終端ノードの一つを互いに共有し、かつ、デマンドの終端ノードペアの数が最大となるように前記1以上のデマンドを連結して第1のデマンドの連なりとし、
前記第1のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法によりクライアント信号の収容を行って構成されるリングネットワーク。 - 請求項8に記載のリングネットワークにおいて、
1以上の前記第1のデマンドの連なりの中からデマンドのリンクコストの総和が最大となるデマンドの連なりを選定して第2のデマンドの連なりとし、
前記第2のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするリングネットワーク設計方法によりクライアント信号の収容を行って構成されるリングネットワーク。 - リングネットワークに対するクライアント信号の収容設計を行うリングネットワーク設計方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記リングネットワークに対するクライアント信号の収容条件としての要求であるデマンドを、収容すべきクライアント信号の送受信端となる二つの終端ノードと前記終端ノード間のトラフィック受け渡しに必要なリンクコストにより定義して保持し、
1以上のデマンドの各デマンドを、デマンドの終端ノードペアを結ぶ前記リングネットワーク上の所定の方向の経路であるデマンド収容経路に対応づけ、デマンドの終端ノードの一つを互いに共有し、かつ、デマンドの終端ノードペアの数が最大となるように前記1以上のデマンドを連結して第1のデマンドの連なりとし、
前記第1のデマンドの連なりに対応する前記デマンド収容経路の連なりに前記1以上のデマンドのクライアント信号を収容する
ことを特徴とするプログラム。
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