JP2009009012A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光器に伝わる振動を抑えることができる画像形成装置を得る。
【解決手段】感光体16の軸部46に、ベアリング50、52が設けられ、ベアリング50、52と同軸上で離れた位置にベアリング48、54が設けられている。現像器22は、ベアリング48、54に位置決めされ、LPH20は、ベアリング50、52に位置決めされている。ここで、画像形成が開始されると、現像器22が振動する。現像器22で発生した振動は、ベアリング48、54に伝播するが、ベアリング48、54が微小に変形することにより振動が減衰されるので、ベアリング50、52には振動が伝わりにくい。これにより、ベアリング50、52に接触して位置決めされているLPH20が振動するのを抑えられ、プリンタ10における画像形成時の画像のバンディングを抑えられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機、及びファクシミリ等の画像形成装置では、感光体に潜像を形成する記録ヘッドとして、LEDを記録素子とするLEDプリントヘッド(LPH)が用いられている。LPHは、使用頻度(例えば、プリント枚数で規定)に応じて、交換される。
画像形成装置では、画像データに基づいてLPHの各LEDを駆動させて、感光体へ向けて光を出力させ、セルフォックレンズによって出力された光を感光体表面に結像させることにより、感光体の画像データに基づく露光を行うと共に、感光体を回転させる(この回転方向を「プロセス方向」という)ことにより、露光位置を移動させて感光体上に画像を形成する。
このようなLPHを用いた画像形成装置では、出力エネルギー量のばらつきが露光エネルギー分布のムラとなり、プロセス方向のすじとなって画像上に現れることがある。これは、バンディングと呼ばれ、画質を低下させる原因となる。バンディングは、画像形成装置の各部を駆動するモータ等の振動によりLPHが共振するなどして発生する。
ここで、LPHの位置決め構成の一例として、LPHの位置決めピンを、感光体両端部の外周に設けたブラケット(ベアリング含む)の凹部に突き合わせることにより、LPHと感光体表面の相対的位置決めを行うものがある(例えば、特許文献1〜3)。
また、LPHの位置決め構成の他の例として、感光体とLPH及び現像器との間に位置決め部材を設けて位置決めしたものがある(例えば、特許文献4参照)。
特開平11−065400号公報 特開2005−014357号公報 特開2001−080156号公報 特開2005−242119号公報
本発明は、発光器に伝わる振動を抑えることができる画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、光の照射によって潜像が形成される感光体と、前記感光体の両端部に設けられ、筐体に該感光体を回転自在に取り付ける第1ベアリングと、前記第1ベアリングと同軸上で、且つ前記第1ベアリングとは離れて前記感光体へ設けられた第2ベアリングと、前記感光体に対して位置決めされ、発光して前記感光体の表面へ光を照射する発光器と、前記発光器と異なる位置で前記感光体に対して位置決めされる被位置決め部材と、を有し、前記第1ベアリングに前記発光器の位置決め部が接触して位置決めされ、前記第2ベアリングに前記被位置決め部材の位置決め部が接触して位置決めされ、又は、前記第2ベアリングに前記発光器の位置決め部が接触して位置決めされ、前記第1ベアリングに前記被位置決め部材の位置決め部が接触して位置決めされることを特徴としている。
本発明の請求項2に係る画像形成装置は、前記発光器の位置決め部が、前記第1ベアリング及び前記第2ベアリングのいずれか一方のうち、内側に配置された方と接触して位置決めされたことを特徴としている。
本発明の請求項3に係る画像形成装置は、前記第1ベアリング及び前記第2ベアリングのいずれか一方のうち、前記発光器が位置決めされる方に、前記筐体よりも剛性の高い高剛性部材を接触させたことを特徴としている。
本発明の請求項4に係る画像形成装置は、前記第2ベアリングが、弾性部材を介して前記筐体に支持され、前記発光器の位置決め部が、前記第2ベアリングと接触して位置決めされたことを特徴としている。
請求項1の発明は、本構成を有していない場合に比較して、感光体に対して位置決めされている発光器に伝わる振動を抑えることができる。
請求項2の発明は、本構成を有していない場合に比較して、発光器の位置決め部を支点とする支点間隔が短くなり、発光器の固有周波数が高くなって、バンディング空間周波数が高くなり、肉眼で見えにくくなる。
請求項3の発明は、発光器を位置決めするベアリングに筐体以下の剛性の部材を接触させるものと比較して、発光器に伝わる振動をさらに抑えることができる。
請求項4の発明は、本構成を有していない場合に比較して、感光体に対して位置決めされている発光器に伝わる振動をさらに抑えることができる。
本発明の画像形成装置の第1実施形態を図面に基づき説明する。
図1には、画像形成装置としてのプリンタ10が示されている。
プリンタ10は、本体を構成する筐体11の内部に、複数の巻きかけローラ12に張架され、モータ(図示省略)の駆動により矢印A方向に搬送される無端ベルト状の中間転写体ベルト14が配設されている。
また、プリンタ10は、カラー画像の形成に対応しており、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に対応するトナー像を形成する画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Kが、中間転写ベルト14の長手方向に沿って配設されている。
なお、各色毎に設けられた部材については、符号の末尾に各々の色を示すアルファベット(Y/M/C/K)を付与して示すが、特に色を区別せずに説明する場合は、この符号末尾のアルファベットを省略して説明する。
画像形成ユニット15は、図示しないモータ及びギアからなる駆動手段によって反時計方向へ回転する感光体16を備えている。
各感光体16の周面には、感光体16の表面を所定の電位に一様に帯電させるための帯電ローラ18が配置されている。帯電ローラ18は、導電性のローラであり、その周面が感光体16の周面に接触し、かつ帯電ローラ18の軸線方向と感光体16の軸線方向とが一致するように配設されている。
また、各感光体16の回転方向の帯電ローラ18よりも下流側の周面には、感光体16上に静電潜像を形成するためのLED(発光ダイオード)を光源としたLEDプリントヘッド(LPH)20が備えられている。なお、以後、LEDプリントヘッド20をLPH20と記載する。
図2aに示すように、LPH20は、多数のLEDをライン状に配列したLEDチップ30が配置されたLEDアレイ28と、LEDから出力された光を感光体表面に結像させるために、複数のロッドレンズを配列したセルフォックレンズアレイ32と、を含んで構成されている。
LEDアレイ28は、LEDアレイ28の駆動を制御する各種信号を供給するための回路が形成されたプリント基板28Aに、LEDチップ30が複数配置されて構成されている。LEDアレイ28全体のLEDの数は、解像度に応じた画素(ドット)数分、例えば、A3サイズ(420mm×297mm)の用紙まで対応し、LEDの配列方向(LPH長手方向)について600dpiで印刷する場合には、約7020個設けられている。
なお、本実施形態では、感光体16の回転軸方向をLPH長手方向(X方向)とし、LPH長手方向と交差する方向をプロセス方向(Y方向)とする。ここで、プロセス方向とは、前述のように感光体16の回転方向に相当する。
LEDチップ30は、各々のLEDの配列方向をLPH長手方向に一致させるとともに、プロセス方向の取付位置を所定のピッチだけ交互にずらしてLPH長手方向に並べられ(千鳥配置)、プリント基板28Aに取り付けられている。このように千鳥配置にしたことにより、LPH長手方向に隣接するLEDチップ30のLPH長手方向位置を重複させて配置することができ、各LEDの間隔にばらつきが発生することがない。
なお、LEDチップ30の配置は、LPH長手方向のLEDの配設間隔が等間隔であれば、千鳥配置に拘らず一列に並べて配置してもよいし、LEDチップ30を複数個ではなく1つだけ配置してあってもよい。
また、セルフォックレンズアレイ32は、結像レンズとして、LEDアレイ28と感光体16との間に設けられている。セルフォックレンズアレイ32は、屈折率分布型のロッドレンズが、例えば、解像度に応じた各画素(ドット)に対応したピッチで配列されて構成されており、各LEDから出射された光ビームを感光体16上に結像させる。
図2bに示すように、LPH20は、セルフォックレンズアレイ32と同じ側で、両端部の上面から上方に向けて、一対の位置決めピン31が立設されている。位置決めピン31は、上端部が半球形状となっている。
上記構成のLPH20は、画像データに応じて光ビームを感光体16に照射することにより、感光体16上に静電潜像を形成する。
一方、図1に示すように、各感光体16の回転方向のLPH20よりも下流側の周面には、感光体16上に形成された静電潜像を所定色(イエロー/マゼンタ/シアン/ブラック)のトナーによって現像してトナー像を形成させる現像器22が配設されている。
現像器22は、感光体16に近接配置され、回転可能に設けられた円筒状の現像ローラ24を有している。現像ローラ24は、現像バイアスが印加され、現像器22内に装填されたトナーが周面に付着される。現像ローラ24の回転により、現像ローラ24に付着されたトナーが感光体16の表面に搬送され、トナーが感光体16に擦りつけられて、感光体16上に形成された静電潜像が現像される。
また、各感光体16の回転方向の現像器22よりも下流側の周面には、各感光体16上のトナー像を中間転写体ベルト14に転写する転写ローラ25が設けられている。転写ローラ25は、所定の電位に帯電されて時計方向に回転して中間転写体ベルト14を所定の速度で搬送し、感光体16に順次対向させる。これにより、転写ローラ25は、感光体16上のトナーを中間転写体ベルト14上に転写させる。
ここで、各画像形成ユニット15により形成された互いに異なる色のトナー像は、中間転写体ベルト14のベルト面上で、互いに重なり合うように中間転写体ベルト14に各々転写される。これにより、中間転写体ベルト14上にカラーのトナー像が形成される。なお、本実施形態では、このようにして4色のトナー像が重ねて転写されたトナー像を最終トナー像と称する。
4つの画像形成ユニット15よりも中間転写体ベルト14の搬送方向下流側には、対向する2つのローラ34A、34Bからなる転写装置34が配設されている。中間転写体ベルト14上に形成された最終トナー像は、このローラ34A、34Bの間に送り込まれ、プリンタ10の底部に設けられた用紙トレイ36から取り出されて、同じくローラ34A、34Bの間に搬送されてきた用紙38に転写される。
また、最終トナー像が転写された用紙38の搬送経路には、加熱ローラ40Aと加圧ローラ40Bとからなる定着装置40が配設されている。定着装置40に搬送された用紙38は、加熱ローラ40Aと加圧ローラ40Bとによって挟持搬送されることにより、用紙38上のトナーが溶融すると共に用紙38に圧着されて、定着される。これにより、用紙38上に所望の画像(カラー画像)が形成される。画像が形成された用紙38は装置外へ排出される。
一方、転写装置34よりも中間転写体ベルト14の搬送方向下流側には、転写装置34によって用紙38に転写されずに中間転写体ベルト14上に残留したトナーを回収するクリーナ42が配設されている。クリーナ42には、中間転写体ベルト14に接するようにブレード44が備えられており、残留したトナーを擦り取ることによって回収する。
次に、画像形成ユニット15の構成について説明する。
図3a及び図4aに示すように、感光体16は、両端面から外側へ突設された円柱状の軸部46を有している。軸部46には、一方側の端部からベアリング48、50が外挿され、他方側の端部からベアリング52、54、及び回転駆動用の駆動ギア56が外挿されている。
ベアリング48、54、及び駆動ギア56は、軸部46の外周面に沿って形成された図示しない溝部にCリング58が係合されることにより、軸方向の移動が規制されている。
ここで、ベアリング50及び52が、画像形成ユニット15の樹脂製の筐体17の側壁に形成された穴部に嵌合されることにより、感光体16が回転可能に支持されている。また、駆動ギア56は、図示しないモータのギアと噛合されており、モータの駆動によって、感光体16が回転するようになっている。
一方、筐体17には、感光体16と前述の中間転写体ベルト14を対向配置させるための開口部76と、感光体16と前述の現像ローラ24を対向配置させるための開口部78が形成されている。
また、筐体17の側壁には、LPH20を外側から取り付けるための開口部62が形成されている。さらに、筐体17の底壁64の上面から上方へ向けて、一対の板状の支持壁66、68が立設されている。
支持壁66の一方の側面には、バネ70が略水平方向に取り付けられており、バネ70の先端部には、板材72が固定されている。また、支持壁68の上部側面には、半球状の突部68Aが形成されている。
筐体17の底壁64の上面には、バネ74が略垂直方向に取り付けられており、バネ74の先端部には、板材76が固定されている。
次に、LPH20を感光体16に位置決めする機構について説明する。
図3a及び図4aに示すように、まず、感光体16の軸方向に沿って、開口部62からLPH20が挿入される。このとき、板材72は、LPH20と接触しない位置に退避されており、板材76は、所定の位置決め位置よりも下方側でロックされている。
LPH20は、挿入時の先端側が、図示しない位置決め用の側壁と接触することにより、長手方向に位置決めされる。そして、LPH20は、板材76の上面に載置される。
続いて、板材72がLPH20の側面に接触するとともに、LPH20を支持壁68に向けて付勢する。LPH20は、側面が支持壁68の突部68Aと接触することにより、感光体16のプロセス方向に対して位置決めされる。
続いて、板材76のロックが解除され、LPH20が上昇する。そして、位置決めピン31が、ベアリング50、52の外周面に接触することにより、LPH20の焦点方向の位置決めが行われる。これにより、感光体16の周面とLPH20の間の距離が所定距離となる。
なお、LPH20の長手方向の手前側端部は、図示しないカバー部材が、開口部62を覆うようにして筐体17に固定されることにより、位置決めされる。
次に、現像器22を感光体16に位置決めする機構について説明する。
図3a及び図3bに示すように、現像器22は、筐体27の内部に、前述の現像ローラ24と、現像ローラ24にトナーを供給する供給ローラ25が、図示しないベアリングによって回転可能に設けられている。現像ローラ24の端部には、駆動用のギア及びモータ(図示せず)が取り付けられており、回転駆動されるようになっている。
筐体27の感光体16と対向する側壁78には、矩形状の開口部80が形成されている。また、開口部80の両側には、側壁78から感光体16に向けて略円柱状の位置決めピン23が突設されている。位置決めピン23の先端部は、半球形状となっている。
ここで、プリンタ10の筐体11(図1参照)の内部に設けられた支持板60上に、現像器22が載置される。このとき、紙面手前側と奥側に配置された図示しない側壁に現像器22の長手方向の両端部が接触することにより、現像器22が、長手方向に位置決めされる。
続いて、現像器22は、図示しない板材及びバネからなる付勢部材によって、感光体16に向けて付勢される。これにより、位置決めピン23が、ベアリング48、54の外周面と接触して、現像器22が短手方向に位置決めされる。
次に、本発明の第1実施形態の作用について説明する。
図3a及び図4aに示すように、感光体16に対してLPH20、現像器22が位置決めされている。
プリンタ10(図1参照)の主電源がONとなり、画像形成が開始されると、現像器22の現像ローラ24がモータで駆動される。モータの駆動により筐体27が矢印X方向に振動し、現像器22が振動源となる。
現像器22で発生した振動は、現像器22の位置決めピン23が接触しているベアリング48、54に伝播する。
ここで、図5a及び図5bに示すように、ベアリング48、54が微小に変形することにより振動が減衰されるので、感光体16の軸部46上でベアリング48、54と異なる位置にあるベアリング50、52には、振動が伝わりにくい。
これにより、ベアリング50、52に接触して位置決めされているLPH20が振動するのを抑えられ、感光体16の表面の所定位置に光を照射することが可能となる。
このようにして、潜像の粗密状態が適正な状態となり、プリンタ10における画像形成時の画像のバンディングを抑えられる。
また、LPH20は、内側に配置されたベアリング50、52に位置決めされており、位置決めピン31の配置間隔が短くなっている。
これにより、LPH20の位置決めピン31を支点とする支点間隔が短くなり、LPH20の固有周波数が高くなって、バンディングの空間周波数が高くなり、肉眼で見えにくくなる。
なお、他の実施例として、図4bに示すように、LPH20の長手方向の長さを延ばしたLPH82と、現像器22の位置決めピン23の位置を内側に配置した現像器84を用いて、位置決めピン31をベアリング48、54に接触させて位置決めし、現像器22の位置決めピン23をベアリング50、52に接触させて位置決めしたものについても、ベアリング50、52と異なる位置にあるベアリング48、54には振動が伝わりにくいので、LPH20が振動するのを抑えられる。
次に、本発明の画像形成装置の第2実施形態を図面に基づき説明する。
なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図6aには、画像形成装置としてのプリンタ90における画像形成ユニット15の周辺部が示されている。
画像形成ユニット15は、感光体16の軸が、前述の軸部46よりも長い軸部88を有している。また、前述のLPH82を有している。
プリンタ90は、画像形成ユニット15が載置される底板92が設けられている。底板92の一方(図6右側)の端部の上面には、側板94が立設されている。
側板94の略中央部には、軸部88が挿通される円形の貫通穴96が形成されている。貫通穴96は、軸部88の外径に対して所定のマージンを見込んだ内径を有しており、軸部88と接触しないようになっている。
また、側板94の上端側で画像形成ユニット15と対向する側面には、ベアリング54と接触可能な位置に突部94Aが形成されている。
一方、底板92の他方の端部には、図示しないレールに沿って矢印Y方向にスライド可能に設けられた可動側板98が設けられている。
可動側板98は、画像形成ユニット15がプリンタ90に取り付けられる前は、図の左側へ退避されており、画像形成ユニット15が取り付けられた後は、図6aの位置までスライドされる。なお、可動側板98は、手動でスライド可能となっているが、モータ及びギアを用いて、自動でスライドさせるようにしてもよい。
可動側板98の上端側で画像形成ユニット15と対向する側面には、ベアリング48と接触可能な位置に突部98Aが形成されている。
ここで、底板92、側板94、及び側板98は、画像形成ユニット15の筐体17よりも剛性の高い材質であるアルミニウムで構成されている。
次に、LPH82及び現像器84の取り付け手順について説明する。
まず、駆動ギア56が取り外された状態で、側板94の貫通穴96に軸部88が挿通され、画像形成ユニット15が底板92上に載置される。このとき、ベアリング54の外周面と、突部94Aの下面が接触している。また、駆動ギア56が、軸部88に取り付けられ、Cリング58で軸方向の移動を規制される。
続いて、第1実施形態と同様の手順で、LPH82の位置決めピン31が、ベアリング48、54の外周面と接触して位置決めされ、LPH82が画像形成ユニット15内に取り付けられる。
続いて、現像器84の位置決めピン23が、ベアリング50、52と接触して、現像器84が位置決めされる。
続いて、可動側板98が、画像形成ユニット15と近接するようにスライドされる。これにより、ベアリング48の外周面と、突部98Aの下面が接触する。
次に、本発明の第2実施形態の作用について説明する。
プリンタ90の主電源がONとなり、画像形成が開始されると、現像器84の現像ローラ24がモータで駆動される。モータの駆動により現像器84が振動し、現像器84が振動源となる。
現像器84で発生した振動は、現像器84の位置決めピン23が接触しているベアリング50、52に伝播する。
ここで、ベアリング50、52が微小に変形することにより振動が減衰されるので、感光体16の軸部88上でベアリング50、52と異なる位置にあるベアリング48、54には、振動が伝わりにくい。
また、ベアリング48、54には、剛性の高い突部94A、98Aが接触しており、LPH82で発生する振動が抑えられる。
これにより、感光体16の表面の所定位置に光を照射することが可能となる。
このようにして、潜像の粗密状態が適正な状態となり、プリンタ90における画像形成時の画像のバンディングを抑えられる。
なお、他の実施例として、図6bにプリンタ100を示す。
プリンタ100は、画像形成ユニット15が載置される底板102が設けられている。底板102の一方(図6右側)の端部の上面には、側板104が立設されている。
側板104の略中央部には、軸部88が挿通される円形の貫通穴106が形成されている。貫通穴106は、軸部88の外径に対して所定のマージンを見込んだ内径を有しており、軸部88と接触しないようになっている。
また、側板104の上端側で画像形成ユニット15と対向する側面には、ベアリング52と接触可能な位置に突部104Aが形成されている。
一方、底板102の他方の端部には、図示しないレールに沿って矢印Y方向にスライド可能に設けられた可動側板108が設けられている。
可動側板108は、画像形成ユニット15がプリンタ100に取り付けられる前は、図の左側へ退避されており、画像形成ユニット15が取り付けられた後は、図6bの位置までスライドされる。なお、可動側板108は、手動でスライド可能となっているが、モータ及びギアを用いて、自動でスライドさせるようにしてもよい。
可動側板108の上端側で画像形成ユニット15と対向する側面には、ベアリング50と接触可能な位置に突部108Aが形成されている。
底板102、側板104、及び側板108は、画像形成ユニット15の筐体17よりも剛性の高い材質であるアルミニウムで構成されている。
一方、筐体17の側壁には、突部104A、108Aが挿通可能な大きさの穴部19が形成されている。
ここで、プリンタ90と同様の手順で感光体16に対してLPH20、現像器22を位置決めし、ベアリング50、52に剛性の高い突部104A、108Aを接触させても、プリンタ90と同様に、LPH20で発生する振動を抑えられる。
次に、本発明の画像形成装置の第3実施形態を図面に基づき説明する。
なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図7には、画像形成装置としてのプリンタ110における画像形成ユニット112が示されている。画像形成ユニット112は、樹脂製の筐体113を有している。
筐体113の側壁には、ベアリング48、50、52、54が嵌合配置される貫通穴114、116が形成されている。また、貫通穴114、116の内側(感光体16側)には、周方向に沿って外側に段差部118、120が形成されている。
段差部118、120には、シリコンゴム製で、ベアリング48、54の外径と略等しい内径を有する円環状の弾性部材122、124が嵌合され、接着剤で固定されている。
弾性部材122、124の一部(図7の下端側)には、LPH20の位置決めピン31が挿通可能な貫通穴126、128が形成されている。
一方、感光体16は、両端面から外側へ突設された円柱状の軸部130を有している。また、現像器132は、前述の現像器22の位置決めピン23を、ベアリング50、52と対向する位置に形成したものである。
なお、筐体113の側壁で、貫通穴114、116の下方側には、感光体16(軸部130を含む)及びLPH20を取り付けられるように、前述の開口部62と同様の開口部115が形成されている。
次に、LPH20及び現像器132の取り付け手順について説明する。
予め、筐体113の段差部118、120に、弾性部材122、124が接着されている。また、軸部130は、駆動ギア56、ベアリング48、50、52、54、及びCリング58が取り外された状態となっている。
まず、貫通穴114、116に感光体16の軸部130が挿通され、軸部130にベアリング48、50、52、54が外挿される。ベアリング48、50、52、54は、貫通穴114、116と嵌合され固定される。
続いて、駆動ギア56が軸部130に外挿され、軸部130の複数箇所に形成された溝にCリング58が嵌合される。これにより、感光体16が、筐体113に回転可能に取り付けられる。
続いて、LPH20の位置決めピン31が、弾性部材122、124の貫通穴126、128に挿通される。そして、位置決めピン31の先端がベアリング48、54の外周面と接触して位置決めされ、図示しない板材及びバネによって支持されることにより、LPH20が、画像形成ユニット112内に取り付けられる。
続いて、現像器132の位置決めピン23が、ベアリング50、52と接触して、現像器132が位置決めされる。このようにして、LPH20及び現像器132が取り付けられる。
次に、本発明の第3実施形態の作用について説明する。
図7に示すように、感光体16に対してLPH20、現像器132が位置決めされている。
プリンタ110の主電源がONとなり、画像形成が開始されると、現像器132の現像ローラ24がモータで駆動される。モータの駆動により現像器132が振動し、現像器132が振動源となる。
現像器132で発生した振動は、現像器132の位置決めピン23が接触しているベアリング50、52に伝播する。
ここで、ベアリング50、52が微小に変形することにより振動が減衰されるので、感光体16の軸部130上でベアリング50、52と異なる位置にあるベアリング48、54には、軸部130を介して振動が伝わりにくい。
また、仮に、ベアリング50、52を介して筐体113に振動が伝播することがあっても、弾性部材122、124によって振動が減衰されるので、筐体113からベアリング48、54に振動が伝わりにくい。
これにより、ベアリング48、54に接触して位置決めされているLPH20が振動するのを抑えられ、感光体16の表面の所定位置に光を照射することが可能となる。
このようにして、潜像の粗密状態が適正な状態となり、プリンタ110における画像形成時の画像のバンディングを抑えられる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
プリンタ10は、固体の現像剤を用いる乾式の電子写真方式だけでなく、液体現像剤を用いるものであってもよい。
位置決めピン23、31は、先端部が半球形状のものだけでなく、鋭角形状のものや、平坦なものであってもよい。
ベアリング48、50、52、54は、内径が同じであれば、外径が異なるものであってもよい。
底板92、側板94、及び側板98は、アルミニウムの他に、鉄、ステンレス、銅等の金属を用いてもよい。
本発明の第1実施形態に係るプリンタの全体図である。 本発明の第1実施形態に係るLEDプリントヘッドの構成を示す概略図である (a)本発明の第1実施形態に係る画像形成ユニットの断面図である。(b)本発明の第1実施形態に係る現像器の斜視図である。 (a)本発明の第1実施形態に係る画像形成ユニットの断面図である。(b)本発明の第1実施形態に係る画像形成ユニットの他の実施例の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成ユニットにおける振動の伝播状態を示した模式図である (a)本発明の第2実施形態に係る画像形成ユニットの断面図である。(b)本発明の第2実施形態に係る画像形成ユニットの他の実施例の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る画像形成ユニットの断面図である。
符号の説明
10 プリンタ(画像形成装置)
16 感光体(感光体)
17 筐体(筐体)
20 LPH(発光器)
22 現像器(被位置決め部材)
31 位置決め部(位置決め部)
46 軸部(感光体)
48 ベアリング(第2ベアリング)
50 ベアリング(第1ベアリング)
52 ベアリング(第1ベアリング)
54 ベアリング(第2ベアリング)
82 LPH(発光器)
84 現像器(被位置決め部材)
88 軸部(感光体)
90 プリンタ(画像形成装置)
94A 突部(高剛性部材)
98A 突部(高剛性部材)
100 プリンタ(画像形成装置)
104A 突部(高剛性部材)
108A 突部(高剛性部材)
110 プリンタ(画像形成装置)
113 筐体(筐体)
122 弾性部材(弾性部材)
124 弾性部材(弾性部材)
130 軸部(感光体)
132 現像器(被位置決め部材)

Claims (4)

  1. 光の照射によって潜像が形成される感光体と、
    前記感光体の両端部に設けられ、筐体に該感光体を回転自在に取り付ける第1ベアリングと、
    前記第1ベアリングと同軸上で、且つ前記第1ベアリングとは離れて前記感光体へ設けられた第2ベアリングと、
    前記感光体に対して位置決めされ、発光して前記感光体の表面へ光を照射する発光器と、
    前記発光器と異なる位置で前記感光体に対して位置決めされる被位置決め部材と、
    を有し、
    前記第1ベアリングに前記発光器の位置決め部が接触して位置決めされ、前記第2ベアリングに前記被位置決め部材の位置決め部が接触して位置決めされ、
    又は、前記第2ベアリングに前記発光器の位置決め部が接触して位置決めされ、前記第1ベアリングに前記被位置決め部材の位置決め部が接触して位置決めされることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記発光器の位置決め部が、前記第1ベアリング及び前記第2ベアリングのいずれか一方のうち、内側に配置された方と接触して位置決めされたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1ベアリング及び前記第2ベアリングのいずれか一方のうち、前記発光器が位置決めされる方に、前記筐体よりも剛性の高い高剛性部材を接触させたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2ベアリングが、弾性部材を介して前記筐体に支持され、前記発光器の位置決め部が、前記第2ベアリングと接触して位置決めされたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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