JP2009008707A - 光受信器 - Google Patents

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Abstract

【課題】単純にバックカット面を傾けただけでは、レンズ面の面積が小さくなり、フレネルレンズの集光効率が低下してしまう。また、一定のビームのスポットサイズを得るために外周に位置するレンズ面の焦点距離を短くしてしまうと、レンズ損失が増加してしまい、集光効率が低下してしまう。
【解決手段】受光素子110をレンズ100の焦点位置よりもレンズ100側に配置し、受光角度範囲を±α°としたときに、少なくとも2α°以内の範囲でバックカット面群112を傾斜させることにより、光信号が受光素子110へ結合する集光効率を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光空間伝送における光信号を受信する光受信器に関するものである。
近携帯電話に代表されるモバイル端末の高性能化が進み、動画などの大容量コンテンツを端末上で視聴することが可能となりつつある。このような大容量データを端末に転送する手段としては、従来、有線伝送が広く用いられてきたが、ケーブルの接続など、ユーザの利便性は高くなく、これを解決するため、無線LANをはじめとするワイヤレス伝送技術の実用化が急速に進んでいる。更に、次世代の高速無線伝送技術としては、UWBなどの電磁波方式の開発が盛んであるが、電磁波にない特徴を備えた方式として、光ワイヤレス伝送方式が注目を集めている。同伝送方式は、光の広帯域性を利用した高速性に加え、直進性/遮光性により、通信のセキュリティ性を向上させる可能性がある。しかし、現状、実用化されている高速光ワイヤレス伝送装置は、受光パワーを確保するため、光軸調整機構を用いる場合が多く、伝送装置の大きさの面で課題が多い。更に、携帯電話といったモバイル端末への搭載を想定すると、小型化は必須条件である。また、ユーザに光軸調整を意識させずに利便性を向上させるには、光受信器が光信号を受光できる角度範囲である受光角度範囲を拡大することも必要である。そのためには、受信光学系に光が斜め入射した場合にも充分な受光特性の確保が重要となる。
従来、光受信器の受光角度範囲を拡大する手段としては、光受信器自体を動かす、もしくは、レンズや受光素子といった光学部品の一部を動かすことで光軸調整を行う機械式や、反射鏡や集光レンズといった複数の光学部品を組み合わせる光学式とがある。機械式では、部品を動かす為のモーター等の機構部品や動きを制御する回路など付随する周辺部品が必要となり、光学式では、レンズ以外の光学部品が必要となるなど、光受信器のサイズが大きくなったり、コストアップにつながったりしてしまう。そのため、広い受光角度範囲でより効率よく光信号を受光する方式系が求められている。
ここで、光学系の大きさを抑えつつ、受光角範囲を広げるにあたっては、従来技術の1つとして、フレネルレンズを用いる方式がある。図11にフレネルレンズを用いた光受信器の一例を示す。
図11(a)において、800はフレネルレンズ、810は受光素子、811はフレネルレンズ800のレンズ面、812はフレネルレンズ800のバックカット面である。フレネルレンズ800は、レンズ表面を分割し、レンズ面811とバックカット面812からなるプリズム形状に加工したレンズのことである。このフレネルレンズ800は、平板状でありながら、光学的には凸レンズの効果を持ち、レンズの薄型・軽量化に有利である。また、各プリズム面の傾斜角度を自由に設計・加工することができるため、高屈折率材料を用いなくても高NAのレンズを実現できる。ただし、フレネルレンズ800は、プリズム形状に起因したレンズ損失が発生してしまう。具体的には、図11(b)に示すように、レンズ面811に入射した光線のうち、bは集光されるが、aはがバックカット面812で散乱してしまう。この場合、レンズ面のうち太線で示した領域に入射した光線はすべて散乱光とるため、レンズ面としては無効になってしまう。また、図11(c)に示すように、バックカット面812の高さが妨げとなり、光線dより外側の光線の一部がレンズ面811に入射しない。この場合は、レンズ面のうち太線で示した領域がレンズ面として無効になってしまう。この損失要因となっているバックカット面812は、レンズ面811の傾斜角度に依存している。レンズ面811の傾斜角は、フレネルレンズの焦点距離を短くするほど、角度が急峻となるため、焦点距離が短いフレネルレンズほどバックカット面812の面積が拡大し、結果としてレンズ損失が大きくなってしまう。
このように、フレネルレンズを用いる方式においては、フレネルレンズ自体にレンズ損失が発生してしまうという課題がある。
このようなフレネルレンズの損失を低減する方式としては、例えば、公報文献1に示す公開特許などがある。図12に同方式の一例を示す。
図12において、光受信器は、フレネルレンズ900と、フレネルレンズ900の焦点位置付近に配置された受光素子910で構成される。この従来技術において、フレネルレンズ900は複数のレンズ面911とバックカット面912を有しており、バックカット面912は、レンズの中心軸に対して傾斜している。また、レンズ面911において外側のレンズ面ほど焦点距離が短いことを特徴としている。そのため、光受信器の受光角度範囲において、受光素子910上に集光するビームのスポットサイズを一定とすることができる。
特開2006−177999号公報
しかしながら、単純にバックカット面を傾けただけでは、レンズ面の面積が小さくなり、フレネルレンズの集光効率が低下してしまう。また、従来方式のようにビームのスポットサイズを一定にするために外周に位置するレンズ面の焦点距離を短くしてしまうと、レンズ損失が増加してしまい、集光効率が低下してしまうという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、光受信器の受光角度範囲において、フレネルレンズの損失を低減しつつ、より高い集光効率を実現する光受信器を提供することを目的とする。
第1の発明は、空間を媒体に伝送された光信号を受信する光受信器において、光信号を入射し集光するフレネルレンズと、前記フレネルレンズの焦点位置よりも前記フレネルレンズ側に配置された受光素子とを備え、前記フレネルレンズは、複数のレンズ面からなるレンズ面群と前記複数のレンズ面の各レンズ面間をつなぐ複数のバックカット面からなるバックカット面群を有しており、前記バックカット面群は、前記フレネルレンズの入射角0°に対して傾斜していることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、受光素子をフレネルレンズの焦点位置よりもフレネルレンズ側へ配置することで、受光素子へ集光可能とする受光角度範囲を広げることができるとともに、バックカット面群を傾斜させることで、受光角度が大きい場合の集光効率を高めることができる。
第2の発明は、第1の発明に従属する発明であり、前記バックカット面群は、前記光受信器の受光角度範囲を±α°としたときに、少なくとも2α°以内の範囲で傾斜していることを特徴とする。
上記第2の発明によれば、光受信器の受光角度範囲における集光効率を高めることができる。
第3の発明は、第1の発明に従属する発明であり、前記バックカット面群は、前記光受信器の受光角度範囲を±α°としたときに、前記光信号が前記複数のレンズ面のそれぞれの面に対し、少なくとも±α°以内で入射し屈折した角度とほぼ等しい角度で傾斜していることを特徴とする。
上記第3の発明によれば、光受信器の受光角度範囲における集光効率を高めることができる。
第4の発明は、第1の発明に従属する発明であり、前記光受信器の受光角度範囲を±α°としたときに、前記複数のバックカット面のうち一部は、前記光信号が前記フレネルレンズに対し、少なくとも±α°以内で入射し屈折した角度とほぼ等しい角度で傾斜し、前記複数のバックカット面の他の一部は、少なくともα°以上傾斜していることを特徴とする。
上記第4の発明によれば、光受信器の受光角度範囲における集光効率を高めることができる。
第5の発明は、第1〜4のいずれかの発明に従属する発明であり、前記レンズ面群の各レンズ面の焦点距離は、レンズの中央から外側に向かうほど焦点距離が長くなることを特徴とする。
上記第5の発明によれば、光受信器の受光角度範囲における集光効率の偏差を低減することができる。
第6の発明は、第1〜4のいずれかの発明に従属する発明であり、前記レンズ面群は、前記フレネルレンズの中央から一定の範囲においては略一定の焦点距離を有しそれ以上外側に向かうと、焦点距離が長くなることを特徴とする。
上記第6の発明によれば、光受信器の受光角度範囲における集光効率を高めるとともに集光効率の偏差を低減するとができる。
第7の発明は、第1〜6のいずれかの発明に従属する発明であり、前記フレネルレンズの厚みは、前記フレネルレンズの中央から外側に向かうほど厚みが増加することを特徴とする。
上記第7の発明によれば、フレネルレンズのレンズ面における傾斜を抑えることができ、製造が容易となる。
第8の発明は、第1〜7のいずれかの発明に従属する発明であり、前記複数のレンズ面のレンズ間隔は、前記フレネルレンズの中央から外側に向かうほど増加することを特徴とする。
上記第8の発明によれば、光受信器の受光角度範囲における集光効率を高めるとともに集光効率の偏差を低減するとができる。
第9の発明は、第1〜8のいずれかの発明に従属する発明であり、前記フレネルレンズの有効径は、前記受光素子の受光径に比べ少なくとも2倍以上であることを特徴とする。
上記第9の発明によれば、光受信器の受光角度範囲における集光効率を高めることができる。
受光素子をレンズの焦点位置よりもフレネルレンズ側に配置した光受信器において、フレネルレンズのバックカット面を傾斜させることにより、斜め入射時における結合効率を向上させることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における光受信器について添付図面を参照して説明する。図1(a)は、本発明の実施の形態1に係る光受信器を構成するフレネルレンズと受光素子の断面模式図、図1(b)はフレネルレンズ断面の拡大図、図1(c)はフレネルレンズを入射面からみた模式図である。
図1(a)において、100はフレネルレンズ、110は受光素子、αはフレネルレンズ100の中心軸113(入射角0°)からの傾きを表す入射角度、pはレンズ面の間隔、tはフレネルレンズ100の厚さ、fはフレネルレンズ100の後方焦点距離、dはフレネルレンズ100のレンズ出射面から受光素子110までの距離である。
図1(b)において、111はフレネルレンズ100のレンズ面群、112はフレネルレンズ100のバックカット面群を示している。θは、ハックカット面群112の傾斜角度を示しており、中心軸113からの傾斜角度である。
図1(c)において、各白抜き領域がレンズ面群111、各塗りつぶし領域がバックカット面群112を示しており、両者は同心円状に配置されている。
図1において、フレネルレンズ100は、レンズの厚みは中心から外側に向かうほど厚くなるよう設計されており、最大の厚さはtとなる。また、光信号の入射面側にレンズ面群111とバックカット面群112がくるように配置されている。受光素子110は、フレネルレンズ100の後方焦点距離fよりもフレネルレンズ100側に配置されている。レンズ面群111の各レンズ面は、入射角0°で入射した光線が後方焦点距離fの位置集光するよう設計されている。
図2は、バックカット面群112の傾斜角θを示す断面模式図である。同図において、各バックカット面の傾斜角θは、2α°以下ですべて同じ値とする。
図3に、バックカット面群の傾斜の有無による光線の振る舞いを示す。同図において、図3(a)は、図11に示した従来の傾斜のないバックカット面群をもつフレネルレンズの断面模式図、図3(b)はレンズ面の先端側から傾斜をつけたフレネルレンズの断面模式図、図3(c)はレンズ面の底側から傾斜をつけたフレネルレンズの断面模式図であり、図3(b)、図3(c)の波線は傾斜をつける前の形状を表している。図3(a)において、実線で示す光線はバックカット面で散乱することはなく集光されるが、点線で示す光線はバックカット面で散乱が生じるため集光されない。そこで、図3(b)、図3(c)に示すようにバックカット面を傾斜させると、バックカット面で散乱が抑圧され、集光される光線を増加させることが可能となる。
図4は、フレネルレンズ100へ入射した光線のうち受光素子110へ集光する光線のみを表した光線模式図であり、図4(a)は入射角0°、図4(b)は入射角1/3・α°、図4(c)は入射角2/3・α°、図4(d)は入射角α°のときの光線模式図である。
図4を用い、入射角が増加したときの光線の振る舞いを説明する。同図より、受光素子110を後方焦点距離fよりもレンズ側に配置すると、フレネルレンズ100へ入射した光線のうち一部が受光素子110へ集光することが分かる。また、図4(a)から図4(d)の光線図から分かるように、入射角度が増すにつれて、フレネルレンズの外周に位置するレンズ面群に入射した光線が、受光素子110へ集光する。
図5に、バックカット面群が傾斜したフレネルレンズ100(実線)と、傾斜していないフレネルレンズ(破線)における集光効率の受光各依存性の一例を示めす。集光効率とは、フレネルレンズ100を用い無い場合に受光素子110が受光する光強度と、フレネルレンズ100を用いた場合に受光素子110が受光する光強度との比を表している。
ここで、各光学パラメータは、バックカット面群が傾斜したフレネルレンズ100と、傾斜していないフレネルレンズともに、レンズ径:8.0mm、レンズ厚t:1.0mm、レンズ面間隔p:0.05mm、後方焦点距離f:2.0mm、受光素子110は、受光素子の受光径:0.5mm、光信号は、波長:850nmである。バックカット面群112の傾斜角θは、図5(a)が15°、図5(b)が30°、レンズ出射面から受光素子110までの距離dは、傾斜していないフレネルレンズでは1.075mm、バックカット面群が傾斜したフレネルレンズ100では、図5(a)が1.25mm、図5(b)が1.225mmである。
ここで、レンズ出射面から受光素子110までの距離dは、図5(a)、図5(b)ともに、光受信器の受光角度範囲αを±15°とした際に、±15°内における集光効率の最小値が、もっとも大きくなる位置を選んでいる。
図5において、従来の傾斜していないフレネルレンズは、受光角が増加するとバックカット面群での散乱損失が増大し、集光効率が低下してしまうが、本発明のフレネルレンズでは、傾斜したバックカット面群により、受光角が増した際の散乱損失が抑圧され、受光各範囲での集光効率の向上が実現できる。
以上より、本発明の実施の形態1における光受信器によれば、本発明のフレネルレンズでは、傾斜したバックカット面群により、受光各範囲での集光効率の向上が実現できる。
なお、図4を用いて説明したように、本発明ではフレネルレンズ100に入射した光線の一部を受光素子110へ集光させるため、集光効率の向上にはフレネルレンズ100のレンズ有効径は受光素子110の受光径に比べ2倍以上あることが望ましい。
なお、バックカット面群112の傾斜角θは、受光角度範囲αの整数倍(15°、30°)に限定するものではなく、それ以外の値でもかまわないが、およそαの0.7倍から2倍程度が望ましい。
なお、バックカット面群112の各傾斜角θを一定と限定するものではなく、受光角度範囲αの2倍以内で、各傾斜角が異なっていてもかまわない。また、フレネルレンズ100の中心から外周に向かうほどθが大きくなっていても構わない。
なお、フレネルレンズ100のレンズ面群111の断面形状は、直線形状に限定するものではなく凸型の曲線形状となっていても構わない。
なお、フレネルレンズ100のレンズ面間隔pは、一定と限定するものではなく外周に向かって間隔が広くなるよう変化しても構わない。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における光受信器について添付図面を参照して説明する。ここで、本発明の実施の形態2における光受信器の構成要素のうち、フレネルレンズ以外は、実施の形態1と同じであるため説明を省略する。
図6は、本発明の実施の形態2に係るフレネルレンズにおいて、バックカット面群の傾斜角を示す断面模式図である。
図6において、200はフレネルレンズ、213はフレネルレンズの中心軸、βは光信号がフレネルレンズへ入射する角度、θ1からθ3はそれぞれ、フレネルレンズ200の中心から数えて1番目、2番目、3番目のバックカット面の傾斜角度を表しており、各バックカット面群の傾斜角度は、各レンズ面群へ入射角βで光線が入射したときの屈折角とほぼ等しくなるよう設計してある。
図7に、上記バックカット面群が傾斜したフレネルレンズ200(実線)と、傾斜していないフレネルレンズ(破線)における集光効率の受光各依存性の一例を示めす。各光学パラメータは、バックカット面群が傾斜したフレネルレンズ200と、傾斜していないフレネルレンズともに、レンズ径:8.0mm、レンズ厚t:1.0mm、レンズ面間隔p:0.05mm、後方焦点距離f:2.0mm、受光素子110は、受光素子の受光径:0.5mm、光信号は、波長:850nmである。また、フレネルレンズへの入射角βは図7(a)が0°、図7(b)が15°、レンズ出射面から受光素子110までの距離dは、傾斜していないフレネルレンズでは1.075mm、バックカット面群が傾斜したフレネルレンズ200では、図7(a)、図7(b)ともに1.225mmである。
図7において、従来の傾斜していないフレネルレンズは、受光角が増加するとバックカット面群での散乱損失が増大し、集光効率が低下してしまうが、本発明のフレネルレンズ200では、傾斜したバックカット面群により、受光角が増した際の散乱損失が抑圧され、受光各範囲での集光効率の向上が実現できる。
以上より、本発明の実施の形態2における光受信器によれば、本発明のフレネルレンズ200では、傾斜したバックカット面群により、受光各範囲での集光効率の向上が実現できる。
なお、バックカット面群の各傾斜角をきめるβは、0°、15°に限定するものではなく、受光角度範囲の値であればかまわない。
なお、βを一定と限定するものではなく、各バックカット面ごとに傾斜角を決めるβが異なっていてもかまわず、フレネルレンズ200の中心から外周に向かうほどβが大きくなってもよい。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3における光受信器について添付図面を参照して説明する。ここで、本発明の実施の形態3における光受信器の構成要素のうち、フレネルレンズ以外は、実施の形態1と同じであるため説明を省略する。
図8は、本発明の実施の形態3に係るフレネルレンズにおいて、バックカット面群の傾斜角を示す断面模式図である。図8において、300はフレネルレンズ、f1はフレネルレンズ300の中心軸から1、2、3番目に位置する各レンズ面の後方焦点距離、f5、f6、f7、f8はそれぞれ、フレネルレンズ300の中心軸から5,6,7,8番目のレンズ面における後方焦点距離を示している。
同図において、フレネルレンズ300の中心軸から1、2、3番目に位置する各レンズ面の後方焦点距離は一定であるが、4番目以降のレンズ面における後方焦点距離は、レンズ外周に向かうほど長くなるよう設計してあり、各バックカット面群の傾斜角度は、実施の形態2で示したように、各レンズ面群へ入射角βで光線が入射したときの屈折角とほぼ等しくなる角度に設計してある。
図9に、上記フレネルレンズ300(実線)と、傾斜していないフレネルレンズ(破線)における集光効率の受光各依存性の一例を示めす。各光学パラメータは、フレネルレンズ300と、傾斜していないフレネルレンズともに、レンズ径:8.0mm、レンズ厚t:1.0mm、レンズ面間隔p:0.05mm、後方焦点距離f:2.0mm、受光素子110は、受光素子の受光径:0.5mm、光信号は、波長:850nmである。
また、フレネルレンズ400において、半径2mm未満では後方焦点距離2mm、半径2mmから4mmまでは、レンズ面が1つ外周に向かうのに対して、0.01mmずつ後方焦点距離が長くなるよう設計した。
また、フレネルレンズ400において、各バックカット面を設計するための入射角βは、0°とする。
また、レンズ出射面から受光素子までの距離dは、傾斜していないフレネルレンズでは1.075mm、フレネルレンズ400では1.225mmである。
図9において従来の傾斜していないフレネルレンズは、受光角が増加するとバックカット面群での散乱損失が増大し、集光効率が低下してしまうが、本発明のフレネルレンズ300では、傾斜したバックカット面群により、受光角が増した際の散乱損失が抑圧され、受光各範囲での集光効率の向上が実現できる。さらに、後方焦点距離を一定ではなく外周に向けて長くすることにより、受光角が大きくなった場合の収差が低減され、集光効率の偏差を抑圧することが可能となる。
以上より、本発明の実施の形態3における光受信器によれば、本発明のフレネルレンズ300では、傾斜したバックカット面群により、受光各範囲での集光効率の向上が実現でき、方焦点距離を一定ではなく外周に向けて長くすることにより、受光角が大きくなったときの収差が低減され、集光効率の偏差を抑圧することが可能となる。
なお、各レンズ面の後方焦点距離の変化幅は、光受信器の最大受光角度αで、最外周のレンズ面へ入射した光線が、すくなくとも受光素子へ結合できるように設計することが望ましい。
なお、各レンズ面の後方焦点距離の変化幅は、0.01mmに限定するものではなく、レンズ中心付近の後方焦点距離の値や、受光素子の受光系、光受信器の受光角度範囲に応じて設計することが望ましい。
なお、各レンズ面の後方焦点距離は、図10に示すようにレンズ中心から長くなり始めても構わない。
なお、バックカット面群の各傾斜角をきめるβは、0°に限定するものではなく、受光角度範囲の値であればかまわない。
なお、βを一定と限定するものではなく、バックカット面ごとに傾斜角を決めるβが異なっていてもかまわず、フレネルレンズ400の中心から外周に向かうほどβが大きくなってもよい。
本発明にかかる光受信器は、簡易な構成で受光効率を向上させる効果を有しており、光空間伝送装置等の受光電力の向上を図る構成として有用である。また、光センサの光受信器等の用途にも応用できる。
本発明の実施の形態1における光受信器を構成するフレネルレンズと受光素子の模式図 本発明の実施の形態1におけるバックカット面群の傾斜角を示す断面模式図 本発明の実施の形態1におけるバックカット面群の傾斜の有無による光線の振る舞いを示す断面模式図 本発明の実施の形態1における受光素子へ結合する光線を表した光線模式図 本発明の実施の形態1における集光効率の受光各依存性を示す図 本発明の実施の形態2におけるバックカット面群の傾斜角を示す断面模式図 本発明の実施の形態2における集光効率の受光各依存性を示す図 本発明の実施の形態2における光受信器を構成するフレネルレンズと受光素子の模式図 本発明の実施の形態3における集光効率の受光各依存性を示す図 本発明の実施の形態2における光受信器を構成するフレネルレンズと受光素子の模式図 フレネルレンズを用いた従来の光受信器の断面模式図 フレネルレンズの損失を低減したフレネルレンズを用いた従来の光受信器の断面模式図
符号の説明
100,200,300 フレネルレンズ
110 受光素子
111 レンズ面群
112 バックカット面群
113,213 中心軸

Claims (9)

  1. 空間を媒体に伝送された光信号を受信する光受信器において
    前記光信号を入射し集光するフレネルレンズと
    前記フレネルレンズの焦点位置よりも前記フレネルレンズ側に配置された受光素子と
    を備え、
    前記フレネルレンズは、複数のレンズ面からなるレンズ面群と前記複数のレンズ面の各レンズ面間をつなぐ複数のバックカット面からなるバックカット面群を有しており、
    前記バックカット面群は、前記フレネルレンズの中心軸に対して傾斜している
    ことを特徴とする光受信器。
  2. 前記バックカット面群は、
    前記光受信器の受光角度範囲を±α°としたときに、
    少なくとも2α°以内の範囲で傾斜している
    ことを特徴とする請求項1記載の光受信器。
  3. 前記バックカット面群は、
    前記光受信器の受光角度範囲を±α°としたときに、
    前記光信号が前記複数のレンズ面のそれぞれの面に対し、少なくとも±α°以内で入射し屈折した角度とほぼ等しい角度で傾斜している
    ことを特徴とする請求項1記載の光受信器。
  4. 前記光受信器の受光角度範囲を±α°としたときに、
    前記複数のバックカット面のうち一部は、前記光信号が前記フレネルレンズに対し、少なくとも±α°以内で入射し屈折した角度とほぼ等しい角度で傾斜し、
    前記複数のバックカット面の他の一部は、少なくともα°以上傾斜している
    ことを特徴とする請求項1記載の光受信器。
  5. 前記レンズ面群の各レンズ面の焦点距離は、
    レンズの中央から外側に向かうほど焦点距離が長くなる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光受信器。
  6. 前記レンズ面群は、
    前記フレネルレンズの中央から一定の範囲においては略一定の焦点距離を有し
    それ以上外側に向かうと、焦点距離が長くなる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光受信器。
  7. 前記フレネルレンズの厚みは、
    前記フレネルレンズの中央から外側に向かうほど厚みが増加する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光受信器。
  8. 前記複数のレンズ面のレンズ間隔は、
    前記フレネルレンズの中央から外側に向かうほど増加する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の光受信器。
  9. 前記フレネルレンズの有効径は、
    前記受光素子の受光径に比べ少なくとも2倍以上である
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の光受信器。
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