JP2009008374A - 熱交換器及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】扁平チューブのろう付け不良や漏れ不良の発生を抑制できる熱交換器を提供する。
【解決手段】互いに対向する一対の平板部11、12と外側に凸になるように湾曲する一対の湾曲部13、14とをそれぞれ備え、金属板20を用いて作製された複数の扁平チューブ10と、扁平チューブ10に熱的に接続されたコルゲートフィン30とが扁平チューブ10の厚み方向に積層されたコア部50と、扁平チューブ10の両端部にそれぞれ接続された一対のヘッダ51、52とを有する熱交換器であって、扁平チューブ10は、湾曲部13で金属板20の縁部10a、10b同士が重ね合わされてろう接された重ね合せ領域15を有し、重ね合せ領域15は、扁平チューブ10に厚み方向外側からの圧縮荷重が加えられたときに内周側の縁部10aと外周側の縁部10bとの密着度が高まるように配置されるようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、扁平チューブを備えた熱交換器及びその製造方法に関する。
特許文献1には、一方の表面にろう材が被覆された帯状金属板により作製される熱交換器用の扁平チューブが開示されている。この扁平チューブは、コルゲートフィンにそれぞれろう付け固定され、厚み方向に対向する一対の平板部と、幅方向の両側に凸に曲折形成された一対の弧状湾曲部とを有している。一方の弧状湾曲部は、帯状金属板の幅方向の一方の縁部が湾曲され、かつその一部が内面側に板厚分だけ凹陥した段付弧状に形成された第1湾曲部と、帯状金属板の他方の縁部が湾曲され、内面が第1湾曲部の凹陥した外面に整合するように重ね合わされた第2湾曲部とを有している。
熱交換器は、複数のコルゲートフィンと上記の形状に成形された複数の扁平チューブとを交互に積層してコア組みした後、ろう材を溶融させて扁平チューブとコルゲートフィンとをろう付け固定する工程を経て作製される。
特開2005−300082号公報
上記の熱交換器では、扁平チューブの成形工程での寸法管理が十分でないと、帯状金属板の縁部同士が重ね合わされる扁平チューブの重ね合せ領域において縁部間の隙間が大きくなってしまう。このため、重ね合せ領域でのろう付け性が低下し、扁平チューブのろう付け不良や漏れ不良が生じてしまうという問題がある。
本発明の目的は、扁平チューブのろう付け不良や漏れ不良の発生を抑制できる熱交換器及びその製造方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明は、金属板(20)を一対の平板部(11、12)と一対の湾曲部(13、14)とを有する扁平管状に折曲げ成形した複数本の扁平チューブ(10)と、扁平チューブ(10)の平板部(11、12)に熱的に接続されたフィン(30)とが扁平チューブ(10)の厚み方向に積層されたコア部(50)と、扁平チューブ(10)の両端部にそれぞれ接続された一対のヘッダ(51、52)とを有する熱交換器であって、一方の湾曲部(13)の少なくとも一部は、金属板(20)の一方の縁部(10a)の外側に、金属板(20)の他方の縁部(10b)を重ね合わせることにより構成されており、金属板(20)の一方の縁部(10a)は湾曲部(13)のうち扁平チューブ(10)の厚み方向の中心線(C1)を超えて伸び、金属板(20)の他方の縁部(10b)は、中心線(C1)を超えない位置であって前記平板部(11、12)に垂直でない面を少なくとも一部に含む領域において一方の縁部(10a)に重ね合わせられていることを特徴としている。
これにより、複数の扁平チューブ(10)及びフィン(30)を組み付ける際に扁平チューブ(10)の厚み方向外側から圧縮荷重を加えることによって、縁部(10a、10b)間の隙間が狭められる。したがって、扁平チューブ(10)に多少の成形不良が生じていてもろう付け性の低下を抑制でき、ろう付け不良や漏れ不良の発生を抑制できる。
請求項2に記載の発明のように、一方の縁部(10a)の端面(10c)と、他方の縁部(10b)の端面(10d)とのなす角度(θ)が90°以下であるようにしてもよい。
これにより、一方の縁部(10a)と他方の縁部(10b)との接合面積を減少させることができるため、ろう材過多によるエロージョンの発生を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、一方の縁部(10a)は、中心線(C1)を超えた部位に、扁平チューブ(10)の内側に金属板(20)の板厚分だけ凹陥した段差部(16)が形成されており、他方の縁部(10b)は、段差部(16)に重ね合わせられていることを特徴としている。
これにより、扁平チューブ(10)の断面形状を長円に近づけることができるため、ヘッダ(51、52)に形成される開口部との間の隙間を小さくすることができる。したがって、扁平チューブ(10)の根付け部でのろう付け性を向上できる。
請求項4に記載の発明は、湾曲部(13)の一方の縁部(10a)は、扁平チューブ(80、100)の厚みの半分よりも小さい曲率半径を有する第1領域(81、101)と、第1領域(81、101)よりも先端側に設けられ、扁平チューブ(80)の厚みの半分よりも大きい曲率半径を有する第2領域(82、102)とを有し、他方の縁部(10b)は、第2領域(82、102)又はそれより先端側に重ね合わせられていることを特徴としている。
これにより、扁平チューブ(80、100)の断面形状を長円に近づけることができるため、ヘッダ(51、52)に形成される開口部との間の隙間を小さくすることができる。したがって、扁平チューブ(80、100)の根付け部でのろう付け性を向上できる。請求項5に記載の発明のように、第2領域(82)の少なくとも一部は平面状であってもよい。
請求項6に記載の発明は、一方の縁部(10a)は、平板部(11)にまで延在していることを特徴としている。
これにより、一方の縁部(10a)と他方の縁部(10b)との接合面積を増加させることができるため、ろう付け性を向上できる。
請求項7に記載の発明は、他方の縁部(10b)の厚みは、先端側に向かって徐々に減少していることを特徴としている。
これにより、扁平チューブ(10)の断面形状を長円に近づけることができるため、ヘッダ(51、52)に形成される開口部との間の隙間を小さくすることができる。したがって、扁平チューブ(10)の根付け部でのろう付け性を向上できる。
請求項8に記載の発明は、ヘッダ(51、52)は、扁平チューブ(70)の両端部が嵌め込まれる開口部(75)を備え、開口部(75)は、他方の縁部(10b)の端面(10d)を含む扁平チューブ(70)の断面形状に倣う開口形状を有していることを特徴としている。
これにより、扁平チューブ(70)と開口部(75)との間の隙間を小さくすることができるため、扁平チューブ(70)の根付け部でのろう付け性を向上できる。
また請求項9に記載の発明のように、金属板(20)は、マグネシウムを含む合金により形成された芯材層(22)と芯材層(22)の少なくとも一方の表面に形成されたろう材層(21)とを有していてもよい。
請求項10に記載の発明は、互いに対向する一対の平板部(11、12)と外側に凸になるように湾曲する一対の湾曲部(13、14)とをそれぞれ備え、金属板(20)を用いて作製された複数の扁平チューブ(10)と、扁平チューブ(10)に熱的に接続されたフィン(30)とが扁平チューブ(10)の厚み方向に積層されたコア部(50)と、扁平チューブ(10)の両端部にそれぞれ接続された一対のヘッダ(51、52)とを有する熱交換器であって、扁平チューブ(10)は、湾曲部(13)で金属板(20)の縁部(10a、10b)同士が重ね合わされてろう接された重ね合せ領域(15)を有し、重ね合せ領域(15)は、扁平チューブ(10)に厚み方向外側からの圧縮荷重が加えられたときに内周側の縁部(10a)と外周側の縁部(10b)との密着度が高まるように配置されていることを特徴としている。
これにより、複数の扁平チューブ(10)及びフィン(30)を組み付ける際に扁平チューブ(10)の厚み方向外側から圧縮荷重を加えることによって、重ね合せ領域(15)において縁部(10a、10b)間の隙間が狭められる。したがって、扁平チューブ(10)に多少の成形不良が生じていてもろう付け性の低下を抑制でき、ろう付け不良や漏れ不良の発生を抑制できる。
請求項11に記載の発明は、芯材層(22)と芯材層(22)の少なくとも一方の表面に形成されたろう材層(21)とを備えた金属板(20)を一対の平板部(11、12)と一対の湾曲部(13、14)とを有する扁平管状に折曲げ成形して扁平チューブ(10)を作製する工程と、扁平チューブ(10)と平板部(11、12)に熱的に接続されたフィン(30)とを扁平チューブ(10)の厚み方向に積層してコア部(50)を作製する工程と、扁平チューブ(10)の両端部に一対のヘッダ(51、52)を接続して熱交換器の組立て体を作製する工程と、組立て体を加熱してろう材層(21)を溶融させ、組立て体をろう付け固定する工程とを有し、扁平チューブ(10)は、一方の湾曲部(13)の少なくとも一部で、金属板(20)の一方の縁部(10a)の外側に金属板(20)の他方の縁部(10b)が重ね合わせられ、一方の縁部(10a)が湾曲部(13)のうち扁平チューブ(10)の厚み方向の中心線(C1)を超えて伸び、他方の縁部(10b)が、中心線(C1)を超えない位置であって平板部(11、12)に垂直でない面を少なくとも一部に含む領域において一方の縁部(10a)の外側に重ね合わせられるように作製され、組立て体をろう付け固定する工程では、一方の縁部(10a)と他方の縁部(10b)とが重ね合わせられた湾曲部(13)が扁平チューブ(10)の鉛直下方側に位置するように組立て体が配置されることを特徴としている。
これにより、溶融したろう材が一方の縁部(10a)と他方の縁部(10b)との接合部分に集まり易いため、当該接合部分でのろう付け性を向上できる。
ここで、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係の一例を示している。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1乃至図6を用いて説明する。図1は、本実施形態における熱交換器としてラジエータ1の概略構成を示す模式図である。図1に示すように、ラジエータ1はコア部50を有している。コア部50は、複数の扁平チューブ10と、扁平チューブ10に熱的に接続される複数のコルゲートフィン30とが交互に積層された構造を有している(図1では扁平チューブ10及びコルゲートフィン30を一部のみ示している)。またラジエータ1は、複数の扁平チューブ10の一端側に接続された上部ヘッダ51と、複数の扁平チューブ10の他端側に接続され、扁平チューブ10を介して上部ヘッダ51に連通された下部ヘッダ52とを有している。上部ヘッダ51には、外部からエンジン冷却水が流入する流入口55が形成されている。下部ヘッダ52には、エンジン冷却水が外部に流出する流出口56が形成されている。コア部50の外側の両端部には、コア部50の機械的強度を補強する一対のインサート53、54が設けられている。
図2は、ラジエータ1における扁平チューブ10の幅方向端部近傍を管軸に垂直に切断した構成を示す断面図である。図3は扁平チューブ10の構成を示す正面図であり、図4は図3のIV−IV線で切断した扁平チューブ10の断面図である。図2乃至図4に示すように、扁平チューブ10は3層構造を有する例えば1枚の金属板20により作製され、外周側から順にろう材層21、芯材層22及び犠牲材層23を有している。ろう材層21、芯材層22及び犠牲材層23は例えばいずれもアルミニウム(Al)合金で形成されており、このうち芯材層22は、比較的微量のマグネシウム(Mg)を含むAl合金で形成されている。Mgを含む合金は溶融したろう材に対する濡れ性が低いため、芯材層22は溶融したろう材に比較的濡れ難くなっている。
扁平チューブ10は、全体として扁平な略長円状の断面形状を有している。扁平チューブ10は、互いに対向する一対の平板部11、12と、平板部11、12の側端部にそれぞれ接続され、外側に凸の半円筒状に湾曲する一対の湾曲部13、14とを備えている。平板部11、12は、平面状又は若干外側に凸になるように形成されている。扁平チューブ10は、厚み方向の中心線C1で最大幅をとるようになっている。
平板部11、12は、隣接するコルゲートフィン30にそれぞれろう接されている。また、湾曲部13のうち平板部11、12に近接する部分とコルゲートフィン30との間には、ろう材によりフィレット31が形成されている。
一方の湾曲部13には、金属板20の一方の縁部10aと他方の縁部10bとが重ね合わされた重ね合せ領域15が形成されている。重ね合せ領域15では、縁部10a、10bがいずれも外側に凸になるように湾曲している。縁部10aの平板部12寄りには、重ね合せ領域15において縁部10aが金属板20の板厚分だけ縁部10bより内周側に位置するように段差部16が設けられている。これにより、重ね合せ領域15では、内周側に位置する縁部10aの外側表面と、外周側に位置する縁部10bの内側表面とがろう接されるようになっている。
縁部10aの端面10cは、湾曲部13と平板部11との間の仮想の境界面19とほぼ同一平面内に位置している。縁部10bの端面10dは、湾曲部13の半円筒中心軸に対して境界面19(端面10c)となす角度θが90°以下(例えば55°)となる位置に配置されている。すなわち重ね合せ領域15は、湾曲部13のうち半円筒中心軸に対して90°以下の角度範囲に形成され、扁平チューブ10の厚み方向の中心線C1を跨がないように配置されている。また、内周側の縁部10aは中心線C1を跨ぐように配置され、外周側の縁部10bは中心線C1を跨がないように配置されている。これにより、縁部10bの内側表面は重ね合せ領域15の全域で図2中の下方を向き、縁部10aの外側表面は重ね合せ領域15の全域で図2中の上方を向いている。したがって、重ね合せ領域15では、厚み方向外側からの圧縮荷重が扁平チューブ10に加えられたとき、縁部10a、10b間の密着度が全域において高まるようになっている。
次に、本実施形態における熱交換器の製造方法について説明する。まず、ろう材層21、芯材層22及び犠牲材層23の3層構造を有するクラッド材を用い、複数の帯状の金属板20を作製する。次に、金属板20のロール成形加工を行い、図2乃至図4に示したように、一対の平板部11、12と一対の湾曲部13、14とをそれぞれ備えた複数の扁平チューブ10を形成する(チューブ成形工程)。このとき、一方の湾曲部13には、金属板20の一方の縁部10aと他方の縁部10bとが重ね合わされた重ね合せ領域15が形成される。
次に、複数の扁平チューブ10と、別工程で作製された複数のコルゲートフィン30とを交互に積層してコア部50の組立て体を作製する(コア組み工程)。コア組み工程では、扁平チューブ10及びコルゲートフィン30に対し、扁平チューブ10の厚み方向外側から所定の圧縮荷重が加えられる。続いて、コア部50、上部ヘッダ51及び下部ヘッダ52等を組み付けて、ラジエータ1の組立て体を作製する。
ここで、扁平チューブ10は、図2乃至図4に示したような形状を狙いとして作製される。ところが、チューブ成形工程での成形不良によって、狙いから外れた形状を有する扁平チューブが作製され得る。
図5は、狙いから外れた形状を有する扁平チューブの一例として、縁部40bの内側への曲がりが大きく形成された扁平チューブ40のコア組み工程での状態を示す模式図である。図5に示すように、扁平チューブ40では、狙いの形状(図中破線で示している)よりも縁部40bの内側への曲がりが大きくなっている。このため、重ね合せ領域15での縁部40aの外側表面40cと縁部40bの内側表面40dとは面接触せず、縁部40bの内側の角部40eのみが外側表面40cに当接している。これにより、縁部40a、40b間には比較的大きい隙間17が形成される。仮にこの状態でろう付けを行ったとすると、隙間17によって重ね合せ領域15でのろう付け性が低下するため、ろう付け不良や漏れ不良が生じてしまう場合がある。
ところがコア組み工程では、図中の太矢印で示すように、扁平チューブ40に対して厚み方向外側から圧縮荷重が加えられる。圧縮荷重が加えられることにより、縁部40a、40b間には、角部40eを支点として互いに向き合う方向の力が働く。また縁部40bの内側表面40dは重ね合せ領域15の全域で図中下方を向いており、縁部40aの外側表面40cは重ね合せ領域15の全域で図中上方を向いている。これにより、扁平チューブ40に対して厚み方向外側からの圧縮荷重が加えられたとき、重ね合せ領域15の縁部40a、40bには、隙間17が狭められる方向の力が働くことになる。また、外側表面40cは、縁部40bが変形する際に角部40eを案内する案内面として機能する。したがって扁平チューブ40は、厚み方向外側からの圧縮荷重によって狙いの形状に近づくように矯正される。このため、縁部40a、40b間の隙間17が狭められるので、重ね合せ領域15でのろう付け性の低下が抑えられる。
図6は、狙いから外れた形状を有する扁平チューブの他の例として、縁部60aの内側への曲がりが小さく形成された扁平チューブ60のコア組み工程での状態を示す模式図である。図6に示すように、扁平チューブ60では、狙いの形状(図中破線で示している)よりも縁部60aの内側への曲がりが小さくなっている。このため、重ね合せ領域15での縁部60aの外側表面60cと縁部60bの内側表面60dとは面接触せず、縁部60aの外側の角部60eのみが内側表面60dに当接している。これにより、成形された扁平チューブ60の縁部60a、60b間には、比較的大きい隙間18が形成される。
コア組み工程では、図中の太矢印で示す圧縮荷重が扁平チューブ60に加えられる。このため縁部60a、60b間には、角部60eを支点として互いに向き合う方向の力が働く。また縁部60bの内側表面60dは重ね合せ領域15の全域で図中下方を向いており、縁部60aの外側表面60cは重ね合せ領域15の全域で図中上方を向いている。これにより、扁平チューブ60に対して厚み方向外側から圧縮荷重が加えられたとき、重ね合せ領域15の縁部60a、60bには、隙間18が狭められる方向の力が働くことになる。また、内側表面60dは、縁部60aが変形する際に角部60eを案内する案内面として機能する。したがって、扁平チューブ60は、厚み方向外側からの圧縮荷重によって狙いの形状に近づくように矯正される。このため、縁部60a、60b間の隙間18が狭められるので、重ね合せ領域15でのろう付け性の低下が抑えられる。
その後、ラジエータ1の組立て体を加熱してろう材層21を溶融させ、構成部品同士をろう付けする(ろう付け工程)。このとき端面10dでは、溶融したろうに対して濡れ難い芯材層22が露出しているため、縁部10aのろう材層21と縁部10bのろう材層21とが連続的に繋がり難くなっている。したがって、湾曲部13とコルゲートフィン30との間にはフィレット31が形成されるのに対し、段差部16近傍にはフィレットが比較的形成され難くなっている。
また本実施形態では、上記のろう付け工程において、重ね合せ領域15が形成された湾曲部13が扁平チューブ10の鉛直下方側に位置するように組立て体を配置する。これにより、他の部位で溶融したろう材が自重により縁部10a、10bの接合部分に集まり易くなるため、接合部分でのろう付け性を向上できる。以上の工程を経て、図1に示したラジエータ1が作製される。
本実施形態では、コア組み工程で扁平チューブ10、40、60に加えられる圧縮荷重は、重ね合せ領域15のほぼ全域で隙間17、18が狭められる方向に働く。このため、図5及び図6に示したように狙いから外れた形状に成形された扁平チューブ40、60は、コア組み工程において隙間17、18が狭くなるように矯正される。したがって本実施形態によれば、チューブ成形工程で扁平チューブ10に多少の成形不良が生じていても、重ね合せ領域15における縁部10a、10b間のろう付け性の低下を抑制でき、ろう付け不良や漏れ不良の発生を抑制できる。
また本実施形態では、重ね合せ領域15及び端面10dが、コルゲートフィン30に接触する平板部11、12ではなく湾曲部13に設けられている。このため、重ね合せ領域15での縁部10a、10b間を接合させるべきろう材がコルゲートフィン30と平板部11、12との間に引き寄せられてしまうことを防止できる。したがって、本実施形態によれば、重ね合せ領域15における縁部10a、10b間のろう付け性が向上し、ろう付け不良や漏れ不良の発生を抑制できる。
さらに本実施形態では、扁平チューブ10を構成する金属板20の芯材層22がMgを含むAl合金により形成されている。また端面10dでは、芯材層22が露出している。Mgを含む合金は、溶融したろう材に対する濡れ性が低いため、Mgを含むAl合金により形成された芯材層22はろう材を遮断する効果が高い。これにより、湾曲部13の段差部16近傍にはフィレットが比較的形成され難いため、縁部10a外側のろう材層21と縁部10b外側のろう材層21とは、連続的に繋がらないようになっている。したがって、重ね合せ領域15での縁部10a、10b間を接合させるべきろう材がコルゲートフィン30と平板部11、12との間に引き寄せられてしまうことを防止できる。
また本実施形態では、内周側の縁部10aは金属板20の板厚分だけ扁平チューブ10の内側に凹陥した段差部16を有し、外周側の縁部10bは縁部10aの段差部16に重ね合わされている。これにより、扁平チューブ10の断面形状が略長円状になるため、扁平チューブ10と上部ヘッダ51及び下部ヘッダ52に設けられる長円状のチューブ用開口部との間の隙間を狭くできる。したがって、扁平チューブ10と上部ヘッダ51及び下部ヘッダ52との間におけるろう付け性を向上でき、ろう付け不良や漏れ不良の発生を抑制できる。
さらに本実施形態では、金属板の端部同士が湾曲部の大部分で重ね合わされる一般的な扁平チューブと比較して重ね合せ領域15が狭くなっている。したがって、扁平チューブの作製に必要な金属板の幅を狭くすることができるため、扁平チューブ10及びラジエータ1の材料コストを低減できる。また、重ね合せ領域15が狭いため、流路断面積が同じであれば一般的な扁平チューブよりも外径を小さくすることができ、外径が同じであれば一般的な扁平チューブよりも流路断面積を大きくすることができる。さらに、縁部10a、10b間の接合面積を減少させることができるため、ろう材過多により生じ得る、溶融したろう材が芯材層22を侵食してしまう現象(エロージョン)を防止することができる。したがって、扁平チューブ10の耐食性を向上でき、漏れ不良を防止できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について図7及び図8を用いて説明する。図7は、本実施形態における熱交換器の扁平チューブを管軸に垂直に切断した構成を示す断面図である。図7に示すように、本実施形態の扁平チューブ70は、第1実施形態の扁平チューブ10と比較すると、段差部16が設けられていない点に特徴を有している。すなわち、湾曲部13を構成する縁部10aは、扁平チューブ70の厚みの半分(正確には扁平チューブ70の厚みと金属板20の板厚との差の半分)の曲率半径を有する半円筒状に形成されている。
図8は、扁平チューブ70の湾曲部13近傍の構成と、扁平チューブ70の長手方向端部が嵌め込まれるヘッダ51(又は52)の開口部75の開口形状とを併せて示している。図8に示すように、開口部75は、縁部10bの端面10dを含む扁平チューブ70の断面形状に概ね倣う開口形状を有している。これにより、扁平チューブ70と開口部75との間の隙間を小さくすることができるため、扁平チューブ70の根付け部(接続部)でのろう付け性を向上できる。本実施形態では、第1実施形態と比較すると縁部10a、10bの接合部分が外側に開放された構成になるため、開口部75を扁平チューブ70の断面形状に倣う開口形状に形成するのが比較的容易である。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、段差部16の形成が不要になるため、扁平チューブ70の製造工程が簡略化する。
また本実施形態では、第1実施形態と比較すると、縁部10a、10bの接合部分が外側に開放された構成になるため、ろう付け工程前に吹き付けられるフラックスを縁部10a、10bの接合面に進入させ易くできる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図9乃至図11を用いて説明する。図9は、本実施形態における熱交換器の扁平チューブを管軸に垂直に切断した構成を示す断面図である。図9に示すように、本実施形態の扁平チューブ80の縁部10aは、扁平チューブ80の厚みの半分(正確には扁平チューブ80の厚みと金属板20の板厚との差の半分)よりも小さい曲率半径を有する大湾曲領域(第1領域)81と、ほぼ平面状の平面領域(第2領域)82とを備えている。大湾曲領域81は縁部10aのうち中心線C1を超えない位置に設けられ、平面領域82は大湾曲領域81よりも先端側(端面10c側)に設けられている。縁部10bは、縁部10aの平面領域82又はそれより先端側に重ね合わせられている。
本実施形態によれば、第2実施形態の扁平チューブ70と比較して扁平チューブ80の断面形状を長円に近づけることができるため、扁平チューブ80とヘッダ51、52の開口部との間の隙間を小さくするができる。したがって、扁平チューブ80の根付け部でのろう付け性を向上できる。
図10は、本実施形態の扁平チューブの構成の変形例を示している。図10に示すように、本変形例の扁平チューブ90の縁部10aは、平板部11にまで延在しており、平板部11と重なり合う平面状の延在領域83を先端側(端面10c側)に有している。これにより、縁部10a、10b間の接合面積を大きくできるため、ろう付け性を向上できる。
図11は、本実施形態の扁平チューブの構成の他の変形例を示している。図11に示すように、本変形例の扁平チューブ100の縁部10aは、扁平チューブ100の厚みの半分(正確には扁平チューブ100の厚みと金属板20の板厚との差の半分)よりも小さい曲率半径を有する大湾曲領域(第1領域)101と、扁平チューブ100の厚みの半分よりも大きい曲率半径を有する小湾曲領域(第2領域)102とを備えている。大湾曲領域101は縁部10aのうち中心線C1近傍に設けられ、小湾曲領域102は大湾曲領域101よりも先端側(端面10c側)に設けられている。縁部10bは、縁部10aの小湾曲領域102又はそれより先端側に重ね合わせられている。また本変形例では、扁平チューブ100の中心線C1に対する対称性を高めるため、大湾曲領域101より平板部12側にも小湾曲領域103が設けられている。
本変形例によっても、第2実施形態の扁平チューブ70と比較して扁平チューブ100の断面形状を長円に近づけることができるため、扁平チューブ100とヘッダ51、52の開口部との間の隙間を小さくすることができる。したがって、扁平チューブ100の根付け部でのろう付け性を向上できる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図12を用いて説明する。図12は、本実施形態における熱交換器の扁平チューブを管軸に垂直に切断した構成を示す断面図である。図12に示すように、本実施形態では、扁平チューブ110の縁部10bの厚みが先端側(端面10d側)に向かって徐々に減少している。
本実施形態によれば、扁平チューブ110の断面形状を長円に近づけることができるため、扁平チューブ110とヘッダ51、52の開口部との間の隙間を小さくすることができる。したがって、扁平チューブ110の根付け部でのろう付け性を向上できる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、1枚の金属板20を用いて作製される扁平チューブ10を例に挙げたが、複数枚の金属板を用いて扁平チューブを作製してもよい。
また上記実施形態では、熱交換器としてラジエータ1を例に挙げたが、ヒータコア等の他の熱交換器にも適用可能である。
第1実施形態における熱交換器の概略構成を示す模式図である。 熱交換器における扁平チューブの幅方向端部近傍を管軸に垂直に切断した構成を示す断面図である。 扁平チューブの構成を示す正面図である。 図3のIV−IV線で切断した扁平チューブの断面図である。 狙いから外れた形状を有する扁平チューブのコア組み工程での状態を示す模式図である。 狙いから外れた形状を有する扁平チューブのコア組み工程での状態を示す模式図である。 第2実施形態における熱交換器の扁平チューブを管軸に垂直に切断した構成を示す断面図である。 扁平チューブの湾曲部とヘッダに形成される開口部の開口形状とを併せて示す図である。 第3実施形態における熱交換器の扁平チューブを管軸に垂直に切断した構成を示す断面図である。 第3実施形態における熱交換器の扁平チューブの変形例を示す断面図である。 第3実施形態における熱交換器の扁平チューブの他の変形例を示す断面図である。 第4実施形態における熱交換器の扁平チューブを管軸に垂直に切断した構成を示す断面図である。
符号の説明
1 ラジエータ(熱交換器)
10、40、60、70、80、90、100、110 扁平チューブ
11、12 平板部
13、14 湾曲部
15 重ね合せ領域
20 金属板
21 ろう材層
22 芯材層
30 コルゲートフィン
50 コア部
51 上部ヘッダ
52 下部ヘッダ
75 開口部
81、101 大湾曲領域
82 平面領域
83 延在領域
102 小湾曲領域

Claims (11)

  1. 金属板(20)を一対の平板部(11、12)と一対の湾曲部(13、14)とを有する扁平管状に折曲げ成形した複数本の扁平チューブ(10)と、前記扁平チューブ(10)の前記平板部(11、12)に熱的に接続されたフィン(30)とが前記扁平チューブ(10)の厚み方向に積層されたコア部(50)と、前記扁平チューブ(10)の両端部にそれぞれ接続された一対のヘッダ(51、52)とを有する熱交換器であって、
    一方の前記湾曲部(13)の少なくとも一部は、前記金属板(20)の一方の縁部(10a)の外側に、前記金属板(20)の他方の縁部(10b)を重ね合わせることにより構成されており、
    前記金属板(20)の一方の縁部(10a)は前記湾曲部(13)のうち前記扁平チューブ(10)の厚み方向の中心線(C1)を超えて伸び、
    前記金属板(20)の他方の縁部(10b)は、前記中心線(C1)を超えない位置であって前記平板部(11、12)に垂直でない面を少なくとも一部に含む領域において前記一方の縁部(10a)に重ね合わせられていることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記一方の縁部(10a)の端面(10c)と、前記他方の縁部(10b)の端面(10d)とのなす角度(θ)は90°以下であることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記一方の縁部(10a)は、前記中心線(C1)を超えた部位に、前記扁平チューブ(10)の内側に前記金属板(20)の板厚分だけ凹陥した段差部(16)が形成されており、
    前記他方の縁部(10b)は、前記段差部(16)に重ね合わせられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱交換器。
  4. 前記湾曲部(13)の前記一方の縁部(10a)は、前記扁平チューブ(80、100)の厚みの半分よりも小さい曲率半径を有する第1領域(81、101)と、前記第1領域(81、101)よりも先端側に設けられ、前記扁平チューブ(80、100)の厚みの半分よりも大きい曲率半径を有する第2領域(82、102)とを有し、
    前記他方の縁部(10b)は、前記第2領域(82、102)又はそれより先端側に重ね合わせられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱交換器。
  5. 前記第2領域(82)の少なくとも一部は平面状であることを特徴とする請求項4に記載の熱交換器。
  6. 前記一方の縁部(10a)は、前記平板部(11)にまで延在していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の熱交換器。
  7. 前記他方の縁部(10b)の厚みは、先端側に向かって徐々に減少していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の熱交換器。
  8. 前記ヘッダ(51、52)は、前記扁平チューブ(70)の両端部が嵌め込まれる開口部(75)を備え、
    前記開口部(75)は、前記他方の縁部(10b)の端面(10d)を含む前記扁平チューブ(70)の断面形状に倣う開口形状を有していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の熱交換器。
  9. 前記金属板(20)は、マグネシウムを含む合金により形成された芯材層(22)と前記芯材層(22)の少なくとも一方の表面に形成されたろう材層(21)とを有していることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の熱交換器。
  10. 互いに対向する一対の平板部(11、12)と外側に凸になるように湾曲する一対の湾曲部(13、14)とをそれぞれ備え、金属板(20)を用いて作製された複数の扁平チューブ(10)と、前記扁平チューブ(10)に熱的に接続されたフィン(30)とが前記扁平チューブ(10)の厚み方向に積層されたコア部(50)と、
    前記扁平チューブ(10)の両端部にそれぞれ接続された一対のヘッダ(51、52)とを有する熱交換器であって、
    前記扁平チューブ(10)は、前記湾曲部(13)で前記金属板(20)の縁部(10a、10b)同士が重ね合わされてろう接された重ね合せ領域(15)を有し、
    前記重ね合せ領域(15)は、前記扁平チューブ(10)に厚み方向外側からの圧縮荷重が加えられたときに内周側の前記縁部(10a)と外周側の前記縁部(10b)との密着度が高まるように配置されていることを特徴とする熱交換器。
  11. 芯材層(22)と前記芯材層(22)の少なくとも一方の表面に形成されたろう材層(21)とを備えた金属板(20)を一対の平板部(11、12)と一対の湾曲部(13、14)とを有する扁平管状に折曲げ成形して扁平チューブ(10)を作製する工程と、
    前記扁平チューブ(10)と前記平板部(11、12)に熱的に接続されたフィン(30)とを前記扁平チューブ(10)の厚み方向に積層してコア部(50)を作製する工程と、
    前記扁平チューブ(10)の両端部に一対のヘッダ(51、52)を接続して熱交換器の組立て体を作製する工程と、
    前記組立て体を加熱して前記ろう材層(21)を溶融させ、前記組立て体をろう付け固定する工程とを有し、
    前記扁平チューブ(10)は、
    一方の前記湾曲部(13)の少なくとも一部で、前記金属板(20)の一方の縁部(10a)の外側に前記金属板(20)の他方の縁部(10b)が重ね合わせられ、
    前記一方の縁部(10a)が前記湾曲部(13)のうち前記扁平チューブ(10)の厚み方向の中心線(C1)を超えて伸び、
    前記他方の縁部(10b)が、前記中心線(C1)を超えない位置であって前記平板部(11、12)に垂直でない面を少なくとも一部に含む領域において前記一方の縁部(10a)の外側に重ね合わせられるように作製され、
    前記組立て体をろう付け固定する工程では、前記一方の縁部(10a)と前記他方の縁部(10b)とが重ね合わせられた前記湾曲部(13)が前記扁平チューブ(10)の鉛直下方側に位置するように前記組立て体が配置されること
    を特徴とする熱交換器の製造方法。
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