JP2009008342A - 地下水熱利用地上設備における地中装置 - Google Patents

地下水熱利用地上設備における地中装置 Download PDF

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Abstract

【課題】水脈に達するように挿設されるケーシング内に熱交換器を施工性よく内設させること、地表からの外気影響範囲における熱ロスを抑え、さらに地下水熱との効率のよい熱交換を可能にする。
【解決手段】水脈Mに達するように挿設されるケーシング1内に挿設される熱交換器2を、ケーシング1の底部側に配置される第1のユニット2−1と、ケーシング1の挿設深度に合わせてケーシング1内に配置される複数の第2のユニット2−2と、外気影響深度Lの範囲においてケーシング1内に配置される第3のユニット2−3とを備えて構成される。第1および第2のユニット2−1,2−2は、上下の復路側タンク5,6、復路側長尺細管7、接続フランジ8、往路側長尺管9,9aおよび復路側短尺管10を備えている。第3のタンク2−3は、接続フランジ8、往路側長尺管9b,9cおよび復路側長尺管15,15aを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、地下水熱利用地上設備における地中装置に係り、詳しくは、地下水熱を熱源としている冷暖房設備や融雪設備などの地上設備へ循環密閉回路式によって地下水熱を供給するために、地下水が存在している地中の所定深度に達するように構築される地中装置に関する。
冷暖房や融雪などを行う地上設備の熱源として地下熱(地中熱)を有効に利用するために、地中深くボーリングされている1本の井戸(削孔)内に構築される地下装置は知られている(例えば、特許文献1など参照)。
特許文献1に開示されている地下装置(地中熱交換システム)は、複数の採熱管ユニットを、1本の井戸の深さに合わせて順次に接続することにより、井戸の深さに合せて構築されるようにこうせいされている。
採熱管ユニットは、上下の環状フランジの間に、偶数本のパイプをそれぞれ取り付けることで構成されている。
そして、パイプ端部の環状フランジに対する取り付けは、上下の環状フランジのうち、いずれか一方側の環状フランジから外部にパイプ端部を突出させ、他方側の環状フランジの内部にパイプ端部を位置させている。また、上下の環状フランジにはボルト挿通孔が設けられている。
これにより、各採熱管ユニットの上下の環状フランジ同士をボルト・ナットにより連結しながら、採熱管ユニットを順次に接続することにより、井戸の深さに合わせて地下装置を構築することができるようにしている。
特開2004−278866号公報(段落番号0014〜0016、および図1〜図4参照)
ところで、前記した従来装置では、井戸の深さに対応させて採熱管ユニットを順次に接続するときに、一方側の環状フランジから外部に突出している各パイプのパイプ端部を、他方側の環状フランジの内部に位置している各パイプのパイプ端部にそれぞれ直結するように連結される。つまり、各採熱管ユニットの各パイプは、地表の臨む井戸の上端開口部から所定深度の底部に向けてそれぞれ独立された直線的に連結させるように形成されている。
そのために、井戸の底部側に配置される採熱管ユニットにおいては、特許文献1の図2および図7に示されているように、U字パイプなどの折返しパイプ管を用いて対向する周方向のそれぞれのパイプの端部同士を連結するなどによって、井戸の上端開口部の臨む地表から所定深度の底部に至る往路と、底部から地表に至る復路とからなる循環経路を形成しなければならないために、採熱管ユニットを井戸内に組み込み内設するときの施工性などにおいて問題を有していた。
また、従来装置では、各採熱管ユニットを順次に接続させて井戸内に内設させた後に、採熱管ユニットの外側と内側に熱伝導率が低いグラウトを流し込むために、地中熱との効率のよい熱交換を行うことができないなどの問題があった。
そこで、本発明は、前記課題を解消するために創案されたものであり、水脈に達するように地中に挿設されるケーシング内に、熱交換器を施工性よく組み込み内設させることができ、しかも、地表からの外気影響深度範囲における熱ロスを抑え、さらには、地下水熱との効率のよい熱交換を可能として地下水熱を実用的に採熱することができるように改良された地下水熱利用地上設備における地下装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明では、地中の所定深度に存在している水脈に達するように挿設されるケーシングと、このケーシング内に挿設されて地下水熱との熱交換が行われる熱交換器と、を備え、前記熱交換器は、前記ケーシングの上端開口部が臨む地表から前記所定深度へ向けて熱媒体を流通させるための往路と、この往路を流通されてきた前記熱媒体を地表へ向けて流通させるための復路と、を備えて、前記地下水熱を熱源として利用する地上設備に前記熱媒体を密閉循環回路式により供給するための地中装置であって、
前記熱交換器は、少なくとも前記ケーシングの底部側に配置される第1のユニットと、この第1のユニットから地表側に向けた範囲において前記ケーシング内に順次に接続されて筒方向に配置される複数の第2のユニットと、を備え、
前記第1のユニットは、前記ケーシングの内径に相当する外径にて平面視で略リング形状に形成されているとともに、熱媒体の合流室を有する上下の復路側タンクと、この上下の復路側タンクの間における周方向の複数個所において管端部が前記合流室にタンク内に連通するように取り付けられる復路側長尺細管と、前記上下の復路側タンクと平面視で略同径の外径を有する略リング形状に形成されて前記上側の復路側タンクから適宜の間隔をおいた前記ケーシングの筒方向に配置される接続フランジと、この接続フランジの周方向の要所において、前記第2のユニットとの接続によって管端部同士が接続されるようにそれぞれ取り付けられ、かつ、前記上側の復路側タンク内を貫通するとともに、前記下側の復路側タンク内に管端部を連通させるように取り付けられる往路側長尺管、および、前記上側の復路側タンク内に管端部を連通させるように取り付けられる復路側短尺管と、を備えて構成され、
前記第2のユニットは、前記上下の復路側タンクと、前記復路側長尺細管と、前記上下の復路側タンクと平面視で略同径の外径を有する略リング形状に形成されて、前記上下の復路側タンクからそれぞれ適宜の間隔をおいて同軸芯線上に配置される上下の前記接続フランジと、この上下の接続フランジに、該接続フランジ同士の接続および前記第1のユニットの前記接続フランジとの接続によって管端部同士が接続されるようにそれぞれ取り付けられる前記往路側長尺管、および、上下の前記復路側短尺管と、を備えて構成され、かつ、前記第2のユニットの前記往路側長尺管は、前記上下の復路側タンクを貫通して前記上下の接続フランジに管端部が接続され、前記上下の復路側短尺管は、前記上下の復路側タンク内に管端部をそれぞれ連通させるように取り付けられていることを特徴する。
そして、本発明では、前記熱交換器が、前記した第2のユニットから地表に至る範囲において前記ケーシングの筒方向に接続されて配置される1乃至複数の第3のユニットを備えていることが好適なものとなる。この第3のユニットは、前記上下の接続フランジと、この上下の接続フランジの間に、該接続フランジ同士および前記第2のユニットの前記接続フランジとの接続によって管端部同士が同軸上に接続されるようにそれぞれ取り付けられる往路側長尺管および復路側長尺管と、を備えて構成され、かつ、前記第3のユニットのうち、前記ケーシングの上端開口部から地表に臨むように接続されて配置される最上段の第3のユニットは、前記ケーシングの上端開口部の開口縁部から外方に向けて設けられている固定フランジの上に載置されてボルト止めされる吊持を兼ねた密閉蓋体を備え、この密閉蓋体から前記往路側長尺管および復路側長尺管のそれぞれ管端部側を突出させるように形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、地下水の水脈が存在している地中深度に達するように地中に挿設されるケーシング内に熱交換器を挿通させて内設させるときに、ケーシングの底部側に配置される第1のユニットに続いて第2のユニットを、ケーシングの挿設深度に合わせて順次に接続しながら、第1のユニットに続いて複数の第2のユニットをケーシング内に挿通させることで、熱媒体の往路と復路との双方を備えている熱交換器をケーシング内の筒方向に内設させることができる。
そして、地表に臨むケーシングの上端開口部を密閉状に閉じるための密閉蓋体を備えている第3のユニットを、第2のユニットに接続させてケーシングの上端開口部側に向けた筒方向に配置することによって、ケーシングの上端開口部を密閉する密閉蓋体によって、ケーシングの底部側に向けて円筒筒形状に内設される熱交換器を吊り下げ支持させることができる。
さらに、地表から地中に向けた外気影響深度の範囲においては、1本の往路側長尺管と1本の復路側長尺管を備えている第3のユニットを用いている構造としている。特に、1本の復路側長尺管内を通って熱媒体が地上設備へ送り込まれるようにしている。つまり、多数本の復路側長尺細管を備えている第2のユニットを外気影響深度の範囲において内設させた構造では各復路側長尺細管からなる広い面積から放熱されることになって熱ロスが大きいが、第3のユニットを内設させることによって、地下水熱との熱交換が行われた熱媒体が地上設備へ送り込まれるための流通する復路は、1本の復路側長尺管である。これにより、放熱による熱ロスを抑えることができる。
また、本発明では、前記熱交換器の軸芯に沿って前記ケーシング内の筒方向に形成される内側通路を通して、前記ケーシング内における適宜の深度位置に水中ポンプが吊り下げ配置されていることを特徴とする。
このような構成によれば、ケーシング内に吊り下げ配置されている水中ポンプによってケーシング内の地下水を筒方向(上下方向)に流動させるための対流を強制的に起こすことができる。これにより、熱交換器との熱交換によって水温が下がった地下水がケーシング内に停滞することなく、水脈の地下水との入れ替えが強制的に行われる。
このとき、水中ポンプによって汲み上げられた地下水は、ケーシングの底部が臨む例えば、水脈(水脈ドームなど)へ戻される(還元される)ものであるが、全ての地下水を戻すことなく、地下水の一部を地上設備の熱源として直接利用することができる。また、自然災害などにおいての飲料水などとして利用することができる。
本発明に係る地下熱利用の地上設備における地下装置によれば、地中の所定深度に至るように挿設されるケーシングの底部側に配置される第1のユニット、この第1のユニットから地表側に至る範囲において接続されて配置される複数の第2のユニット、そして、この第2のユニットから地表に臨むケーシングの上端開口部に至る範囲において接続されて配置される第3のユニット、これらの各ユニットを順次に接続するのみ組み付け作業によって、ケーシングの上端開口部が臨む地表から地中深度の底部側に至る往路と、この底部側から地表に至る復路を備えている熱交換器をケーシング内に内設させることができる。つまり、地下水の水脈が存在する地中深度に至る地下装置を構築することができる。
これにより、水脈が存在している地中の所定深度に達するように地下装置を構築するための施工性が改善されることで、施工コストの低減や工期の短縮化などを期待することができる。
また、往路によってケーシングの底部側へと流入されてきた熱媒体と地下水熱との熱交換が行われる範囲における復路は、多数本の細管を用いて構成されていることで、地下水熱との熱交換面積が広くなる。
これにより、地下水熱との効率のよい熱交換が行われるために、地下水熱の採熱効果を向上させることができる。
また、ケーシング内の地下水を水中ポンプによって対流させて、ケーシングの内部と外部との地下水を強制的に入れ替えるようにしていることで、熱交換器は水脈の水温と同温の高い地下水との熱交換が行われる。つまり、熱交換器との熱交換によって水温が下がった地下水は熱交換器の周りに停滞せずに、水脈からの水温の高い地下水が熱交換器の周りに流入し、該熱交換器との熱交換が行われる。
これにより、前記した熱交換面積による効率のよい熱交換に加えて、水温の高い地下水との接触による効率のよい熱交換を期待することができるために、熱媒体による地下水熱の採熱効果をより一層向上させて、地下水熱を効率よく地上設備に送り込むことができる。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る地下装置を、井戸内に構築した状態を示す縦断面図である。
≪地下装置の構成≫
地下装置Aは、図1に示すように、地中の所定深度に存在している水脈に達するように挿設されるケーシング1と、このケーシング1の地表GLに臨む上端開口部から底部側に向けて挿設されるように組み込み内設される熱交換器2とを備えて構成されている。
そして、地下装置Aは、熱交換器2を密閉循環回路式によって地上設備Bへパイプライン22にて接続させることで、地下水熱との熱交換によって地下水熱と略同じ程度まで暖められた熱媒体を地上設備Bへと送り込み、地上設備Bに熱が奪われて温度が低下された熱媒体を地下水熱との熱交換によって暖めることを繰り返すように構成されている。
ちなみに、地上設備Bとしては冷暖房システムや融雪システムなどを挙げることができる。本実施形態では、図1に示すように、融雪設備を一例として挙げている。
≪ケーシングの構成≫
ケーシング1は、耐腐食性に優れ、熱伝導率の高い金属材料によって適宜の口径と長さを有する円筒形状に形成されて、水脈(水脈ドーム)Mに達するように複数本を順次に接続するなどによって地中に挿設されるようになっている。
そして、ケーシング1は、筒壁に地下水Nの流入部3を備えている。この流入部3は、ケーシング1の周方向に適宜の間隔おいて筒方向に延びるように設けられる多数本のスリットによって形成されている。
また、図1に示すように、ケーシング1の地表GLに臨む上端開口部1aの開口外周には外方に向けてリング形状の固定フランジ4が備えられている。この固定フランジ4には、熱交換器2の後記する第3のユニット2−3の密閉蓋体16が同軸上に載置された状態でボルト・ナット(図示省略)を用いて固定されるようにしている。
≪熱交換器の構成≫
図2は、本実施形態に係る熱交換器を示す斜視図である。ここでは、図1を適宜参照しながら説明する。
熱交換器2は、熱伝導率が高く、耐蝕性に優れ、しかも適宜の剛性を有するステンレス鋼材などの金属材料によって形成されている各ユニット群を同軸上に接続することによって、ケーシング1の上端開口部1aから地中の所定深度に達する底部側に至るように、ケーシング1内に組み込み内設されるように構成されている。
この熱交換器2は、図1に示すように、ケーシング1の底部側において接続されて筒方向に配置される第1のユニット2−1と、この第1のユニット2−1からケーシング1の長さ(井戸の深さ)に合わせ接続されて筒方向に配置される複数の第2のユニット2−2と、この第2のユニット2−2から地表GLに臨むケーシング1の上端開口部1aに至るように接続されて筒方向に配置される第3のユニット2−3とを備えて構成されている。
ちなみに、第1、第2のユニット2−1,2−2、および第3のユニット2−3は、トラックなどの荷台に載せて搬送が可能な長さに形成されている。例えば、略3m〜5m程度の長さに形成されている。
≪第1のユニットの構成≫
図4は、第1のユニットを示す斜視図および断面図である。ここでは、図1および図2を適宜参照しながら説明する
第1のユニット2−1は、図に示すように、上下の復路側タンク5,6と、この上下の復路側タンク5,6の間にわたり取り付けられる多数本の復路側長尺細管7と、上側の復路側タンク5から適宜の間隔をおいて軸方向の外側に同軸上に配置される接続フランジ8と、この接続フランジ8から上側の復路側タンク5内を貫通して下側の復路側タンク6にわたるように取り付けられる往路側長尺管9と、接続フランジ8と上側の復路合流タンク5との間に取り付けられる復路側短尺管10とを備えて構成されている。
上下の復路側タンク5,6は、図1および図3に示すように、ケーシング1の内径に相当する程度の外径と、適宜の内径を有する平面視で略リング形状で、かつ、ケーシング1の筒方向に適宜の高さ(長さ)有する円筒形状に形成されている。これにより、上下の復路側タンク5,6の内部には、熱媒体の合流室11,12がそれぞれ備えられる。
復路側長尺細管7は、地下水Nとの接触によって、管内を流通する熱媒体と地下水熱との熱交換を図るための熱交換流路である。つまり、多数本の復路側長尺細管1cによって地下水Nとの接触面積を広げて、地下水熱と効率よく熱交換させるための熱交換流路である。
この復路側長尺細管7は、上下の復路側タンク5,6にわたる長さで、適宜の太さ(外径)に形成されている。
そして、復路側長尺細管7は、図4の(a)および(b)に示すように、往路側長尺管9が取り付けられる周方向の一部を除く上下の復路側タンク5,6の相対するリング面の周方向に千鳥状でそれぞれの管端部が合流室11にそれぞれ連通するように取り付けられる。この取り付けは、ネジ込みや溶接などの固着によって行われる。
接続フランジ8は、上下の復路側タンク5,6の外径および内径と同径の外径および内径を有する平面視で略リング形状に形成されているとともに、周方向の数ヶ所にボルト接続孔13を備えている。
往路側長尺管9は、地上設備Bとの熱交換、例えば、融雪設備の融雪パイプとの熱交換によって熱が奪われて水温が低下した熱媒体を、第3のユニット1−3および第2のユニット1−2の後記するそれぞれの往路側長尺管9a,9bとの筒方向に延びる直線的な連通によって、下側の復路側タンク6内に戻すための戻り流路である。
この往路側長尺管9は、復路側長尺細管7の太さ(外径)よりも4〜5倍程度の太さに形成されている。つまり、上下の復路側タンク5,6の合流室11,12を介して各復路側長尺細管7に熱媒体を均一な流量にて分配させることができる流量にて熱媒体を流通させる太さに形成されている。
そして、往路側長尺管9は、図3および図4の(a)に示すように、接続フランジ8から下側の復路側タンク6にわたる程度の長さに形成されて、一端側の管端部を接続フランジ8に開口状に取り付けられるとともに、上側の復路側タンク5を貫通させ、他端側の管端部を下側の復路側タンク6の合流室12に連通するように、該合流タンク6に取り付けている。
これにより、往路側長尺管9が接続された下側の復路側タンク6の合流室11は、図に示すように、第2のユニット1−2および第3のユニット1−3のそれぞれの往路側長尺管9a,9bを流通して地上設備Bから戻されてくる熱媒体を、第1のユニット1−1の各復路側長尺細管7、そして、第2のユニット1−2の後記する復路側長尺細管7および第3のユニットの後記する復路側長尺管7aを流通させて地上設備Bへと再び送り込むための折返し室となる。
復路側短尺管10は、第1のユニット1−1の下側の復路側タンク6の合流室(折返し室)11に戻され、該合流室11において多数本の各復路側長尺細管7に分配流入されて上側の復路側タンク5の合流室11にて合流される熱媒体を、第2のユニット1−2の後記する下側の復路側タンク6内へと流入させるための流入管路である。
この復路側短尺管10は、前記の往路側長尺管9と同じ太さ(管径)で、接続フランジ8と上側の復路側タンク5にわたる長さに形成されている。そして、復路側短尺管10は、図3および図4に示すように、一端側の管端部を接続フランジ8に開口状に取り付け、他端側の管端部を上側の復路側タンク5の合流室11に連通するように取り付けられる。
≪第2のユニットの構成≫
図5は、第2のユニットを示す斜視図である。ここでは、図3を適宜参照しながら説明する。また、前記した第1のユニット2−1と同じ構成要素について、同じ符号を付することで詳細は省略する。
第2のユニット1−2は、図5に示すように、上下の復路側タンク5,6と、この上下の復路側タンク5,6の間にわたり取り付けられる多数本の復路側長尺細管7と、上下の復路側タンク5,6から適宜の間隔をおいて軸方向の外側に同軸上に配置される上下の接続フランジ8,8aと、上下の復路側タンク5,6をそれぞれ貫通して上下の接続フランジ8,8の間にわたるように取り付けられる往路側長尺管9a、および、上下の復路側タンク5,6と上下の接続フランジ8,8との間にそれぞれ取り付けられる上下の復路側短尺管10,10とを備えて構成されている。
往路側長尺管9aは、前記した第1のユニット2−1の往路側長尺管9と同じ太さ(外径)に形成されている。
そして、この復路側長尺管9aは、上下の接続フランジ8,8の間にわたる長さに形成されて、図3および図5に示すように、一端の管端部側を上側の接続フランジ8に開口状に取り付けるとともに、上側の復路側タンク5から下側の復路側タンク6を貫通させ、他端側の管端部を下側の接続フランジ8に開口状に取り付けている。
≪第3のユニットの構成≫
図6は、本実施形態に係る第3のユニットを示す斜視図である。ここでは、前記した第1および第1のユニット2−1,2−2と同じ構成要素について、同じ符号を付することで詳細は省略する。
第3のユニット2−3は、図6の(a)に示す構造形態のものと、(b)に示す構造形態のものとの2種類がある。
(a)に示す第3のユニット2−30は、第1のユニット2−1および第2のユニット2−2と同じく、長さが4m程度に形成されている。一方、(b)に示す第3のユニット2−31においては、1m程度の長さに形成されている。
始めに、(a)に示す第3のユニット2−30は、上下の接続フランジ8,8と、この上下の接続フランジ8,8に間に設けられる中間リング体14と、上下の接続フランジ8,8の間に取り付けられる往路側長尺管9bおよび復路側長尺管15とを備えて構成されている。
なお、中間リング体14は、ボルト挿通孔13を除いた以外において、接続フランジ8と基本的に同じ構成であることから、説明は省略する。
往路側長尺管9bおよび復路側長尺管15は、前記した第1のユニット2−1の往路側長尺管9と同じ太さ(外径)で、上下の接続フランジ8,8の間にわたる長さにそれぞれ形成されている。
そして、この往路側長尺管9bおよび復路側長尺管15は、図6の(a)に示すように、一端の管端部側を上側の接続フランジ8に開口状にそれぞれ取り付けるとともに、中間リング体14をそれぞれ貫通させ、他端側の管端部を下側の接続フランジ8に開口状にそれぞれ取り付けている。
一方、(b)に示す第3のユニット2−31は、下側の接続フランジ8と、ケーシング1の上端開口部の外周縁に設けられている固定フランジ4の上に同軸上に載置させて固定される密閉蓋体16と、この密閉蓋体16の上に同軸上に連結されて設けられるポンプ支持部17と、接続フランジ8と密閉蓋体16との間に取り付けられる往路側長尺管9cと復路側長尺管15aとを備えて構成されている。
密閉蓋体16は、ケーシング1の上端開口部1aを密閉状に塞ぐように取り付けられるものであり、ケーシング1の固定フランジ4の外径の相当する大きさに形成されている。そして、密閉蓋体16には、図の(b)に示すように、ボルト挿通孔18が設けられている。
ポンプ支持部17は、熱交換器2の内側通路19を通してケーシング1内の適宜の深度位置に挿入されて配置される水中ポンプ20を、図1に示すように、吊下げ部材21を介して吊り下げ支持するように形成されている。このポンプ支持部17は、密閉蓋体16の上に溶接などによって同軸一体に備えられる。
なお、内側通路19は、第1および第2のユニット2−1,2−2の上下の復路側タンク5,5の内側、上側及び下側の接続フランジ8,8の内側に,そして第3のユニットの上側及び下側の接続フランジ8,8、中間リング体14の内側に沿って熱交換器2の筒方向にわたり形成されるものである。
往路側長尺管9cおよび復路側長尺管15aは、前記した第1のユニット2−1の往路側長尺管9と同じ太さ(外径)で、接続フランジ8と密閉蓋体16との間にわたる程度の長さにそれぞれ形成されている。
そして、この往路側長尺管9cおよび復路側長尺管15aは、図6の(b)に示すように、一端側の管端部を接続フランジ8に開口状にそれぞれ取り付けるとともに、他端側の管端部を密閉蓋体16から突出させるようにそれぞれ取り付けている。
これにより、密閉蓋体16と突出させた往路側長尺管9cおよび復路側長尺管15aのそれぞれの管端部が、図1に示すように、地上設備Bに熱媒体を密閉循環回路式で送り込むためのパイプライン22がそれぞれ接続される往路用と復路用のそれぞれ接続口23,24となる。
[地下装置の作用説明]
次に、以上のように構成されている本実施形態に係る地下装置Aの地中への施工例について簡単に説明する。ここでは、図1〜図6を適宜参照しながら説明する。
図1に示すように、水脈(水脈ドーム)Mに達するようにケーシング1を地中に挿設(植設)させる。つぎに、ケーシング1の挿設深度に合わせて、第1のユニット2−1に次いで接続される複数の第2のユニット2−1を順次に接続しながら第1のユニット2−1をケーシング1の底部側へと挿通させて行く。
このとき、ケーシング1に対して同軸線上に位置するように各ユニット2−1,2−2をクレーンなどにより吊り下げながら、第1のユニット2−1に対して第2のユニット2−2を、そして第2のユニット2−2同士を、図2および図3に示すように、接続フランジ8の間にそれぞれパッキング部材25を介在させながらボルト・ナット26で接続する作業を遂行していく。
そして、第1のユニット2−1が、スリット群からなる流入部3を備えているケーシング1の底部から5〜6m位まで挿通された時点で、第2のユニット2−2に対して、図6の(a)に示す第3のユニット2−30を接続させてケーシング1内へと挿通させ、最後に、第6の(b)に示す第3のユニット2−31を接続させた後に、ケーシング1の上端開口部1aを密閉蓋体16によって密閉するように、該密閉蓋体16を固定フランジ4の上に載置させてボルト・ナットで締結させる。
これにより、地表GLに露出するケーシング1の上端開口部1aから水脈Mが存在している地中の所定深度に達する底部側に向けて、熱媒体の往路と復路との双方を備え、かつ、内側軸芯に沿うように全長にわたり形成されている内側通路19を備えている円筒形状の熱交換器2を吊り下げ内設させることができる。
そして、このような施工手順で、熱交換器2をケーシング1内に吊り下げ内設させた後に、熱交換器2の内側軸芯に沿って形成されている内側通路19を通して、ケーシング1内の適宜の深度位置に水中ポンプ20を吊り下げ配置する作業を行うことで、水脈Mに存在している地中の所定深度に達するように地下装置Aを構築することができる。
なお、図1に示す図示例では、水中ポンプ20がケーシング1の底部側に吊り下げ配置されている状態で示されているが、水圧(地圧)によって流入部3からケーシング1内に流入される地下水Nの水面WLから上部空間27側に露出しない範囲内におけるケーシング1内であればよい。
このように構成されている本実施形態に係る地下装置Aによれば、図1〜図3に示すように、水脈Mが存在している地中深度に達するように井戸内に挿設されるケーシング1内に熱交換器2を内設させるときに、ケーシング1の底部側に配置される第1のユニット2−1に第2のユニット2−2を、ケーシング1の挿通深度に合わせて順次に接続しながら、第1のユニット2−1に続いて第2のユニット2−2をケーシング1内に挿通させ、最後に、第2のユニット2−2に続いて第3のユニット2−3を順次に接続しながらケーシング1内に挿通させることで、熱媒体の往路と復路との双方を備えている熱交換器2をケーシング1内に吊り下げ支持させた状態で内設させることができる。
これにより、水脈Mが存在している地中の所定深度に達するように地下装置2を構築するための施工性が改善される。つまり、従来装置のように、折り返すためのU字パイプなどを用いる必要がなくなる。
また、図1に示すように、地表GLから地中に向けた外気影響深度Lの範囲においては、往路側長尺管9b,9cと復路側長尺管15,15aとを備えている第3のユニット2−3を用いている構造としている。特に、1本の復路側長尺管15,15a内を通って地上設備Bへ熱媒体が送り込まれるようにしていることで、熱媒体の放熱量を抑えることができる。つまり、多数本の復路側長尺細管7を備えている第2のユニット2−2を外気影響深度Lの範囲において内設させた構造では各復路側長尺細管7からなる広い面積から放熱されることになって熱ロスが大きいが、第3のユニット3−3を内設させることによって、地下水熱との熱交換が行われた熱媒体が地上設備Bへ送り込まれるための流通する復路は、1本の復路側長尺管15,15aで構成されえいる。これにより、外気温による熱媒体の熱ロスを抑えることができる。
なお、本発明の実施形態の具体的な構成は、前記した実施形態に限られるものではなく、請求項1〜請求項3に記載の本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更などがあっても本発明に含まれるものである。
例えば、図1に示すように、ケーシング1内に流入されている地下水Nの水面WLと密閉蓋体16によって閉鎖されているケーシング1の上端開口部1aとの間に存在して上部空間27から残留空気(巻き込み空気)を、真空の状態まで抜気するための抜気装置を備えることができる。
これにより、上部空間27を、例えば、抜気減圧状態、または、−300mmHg〜ー600mmHgの範囲の真空状態に制御維持することによって、上部空間27に断熱効果を付与することができる。つまり、外気温の影響を受けるとされている地表GLから地中4m〜6m程度の外気影響深度Lにおいては熱が伝達により放出され易い空気層が全くない抜気減圧状態、または、真空状態でケーシング1内の温度低下を招く熱ロスを抑えるための断熱作用を期待することができる。
本発明の実施形態に係る地下装置を、井戸内に構築した状態を示す縦断面図である。 本実施形態に係る熱交換器を示す斜視図である。 同熱交換器の一部を拡大して示す縦断面図である。 同熱交換器を構成する第1のユニットを示し、(a)は、斜視図であり、(b)は、(a)のb−b線横断面図であり、(c)は、(a)のc−c線横断面図である。 同熱交換器を構成する第2のユニットを示す斜視図である。 同熱交換器を構成する第3のユニットを示し、(a)は、第2のユニットに続いて接続される第3のユニットを示す斜視図であり、(b)は、ケーシングの上端開口部から地表に臨むように最上段に接続される第3のユニットの全体を示す斜視図である。
符号の説明
A 地下装置
1 ケーシング
1a 上部開口部
2 熱交換器
2−1 第1のユニット
2−2 第2のユニット
2−3 第3のユニット
4 固定フランジ
5,6 復路側タンク
7 復路側長尺細管
8 接続フランジ
9,9a,9c 往路側長尺管
10 復路側短管
11,12 合流室
M 水脈
N 地下水
L 外気影響深度
B 地上設備

Claims (3)

  1. 地中の所定深度に存在している水脈に達するように挿設されるケーシングと、
    このケーシング内に挿設されて地下水熱との熱交換が行われる熱交換器と、を備え、
    前記熱交換器は、前記ケーシングの上端開口部が臨む地表から前記所定深度へ向けて熱媒体を流通させるための往路と、この往路を流通されてきた前記熱媒体を地中深度から地表へ向けて流通させるための復路と、を備えて、前記地下水熱を熱源として利用する地上設備に前記熱媒体を密閉循環回路式により供給するための地中装置であって、
    前記熱交換器は、少なくとも前記ケーシングの底部側において接続されて筒方向に配置される第1のユニットと、
    この第1のユニットから前記ケーシングの上端開口部が臨む地表側に向けた範囲において前記ケーシング内に順次に接続されて筒方向に配置される複数の第2のユニットと、を備え、
    前記第1のユニットは、前記ケーシングの内径に相当する外径にて平面視で略リング形状に形成されているとともに、前記熱媒体の合流室を有している上下の復路側タンクと、
    この上下の復路側タンクの間における周方向の複数個所において管端部が前記合流室に連通するように取り付けられる復路側長尺細管と、
    前記上下の復路側タンクと平面視で略同径の外径を有する略リング形状に形成されて、前記上側の復路側タンクから適宜の間隔をおいて同軸芯線上に配置される接続フランジと、
    この接続フランジの周方向の要所において、前記第2のユニットとの接続によって管端部同士が接続されるようにそれぞれ取り付けられ、かつ、前記上側の復路側タンク内を貫通するとともに、前記下側の復路側タンクの前記合流室に管端部を連通させるように取り付けられる往路側長尺管、および、前記上側の復路側タンクの前記合流室に管端部を連通させるように取り付けられる復路側短尺管と、を備えて構成され、
    前記第2のユニットは、前記上下の復路側タンクと、
    前記復路側長尺細管と、
    前記上下の復路側タンクと平面視で略同径の外径を有する略リング形状に形成されて、前記上下の復路側タンクからそれぞれ適宜の間隔をおいて同軸芯線上に配置される上下の前記接続フランジと、
    この上下の接続フランジに、該接続フランジ同士の接続および前記第1のユニットの前記接続フランジとの接続によって管端部同士が接続されるようにそれぞれ取り付けられる前記往路側長尺管、および、上下の前記復路側短尺管と、を備えて構成され、
    かつ、前記第2のユニットの前記往路側長尺管は、前記上下の復路側タンクの前記合流室を貫通して前記上下の接続フランジに管端部が接続され、前記上下の復路側短尺管は、前記上下の復路側タンクの前記合流室にそれぞれ連通させるように取り付けられていることを特徴する地下水熱利用地上設備における地下装置。
  2. 前記熱交換器は、前記第2のユニットから前記ケーシングの上端開口部が臨む地表に至る範囲において前記ケーシングの筒方向に接続されて配置される1乃至複数の第3のユニットを備え、
    この第3のユニットは、前記上下の接続フランジと、
    この上下の接続フランジの間において、該接続フランジ同士および前記第2のユニットの前記接続フランジとの接続によって管端部同士が接続されるようにそれぞれ取り付けられる往路側長尺管および復路側長尺管と、を備えて構成され、
    かつ、前記第3のユニットのうち、前記ケーシングの上端開口部から地表に臨むように接続されて配置される最上段の第3のユニットは、前記ケーシングの上端開口部の開口縁部から外方に向けて設けられている固定フランジの上に載置されてボルト止めされる吊持を兼ねた密閉蓋体を備え、この密閉用蓋体から前記往路側長尺管および復路側長尺管のそれぞれの管端部側を突出させていることを特徴する請求項1に記載の地下水熱利用地上設備における地下装置。
  3. 前記熱交換器の軸芯に沿って前記ケーシング内の筒方向に形成される内側通路を通して、前記ケーシング内における適宜の深度位置に水中ポンプが吊り下げ配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の地下水熱利用地上設備における地下装置。
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