JP2009006761A - 乗用車用空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】トレッド部の剛性を確保しつつ、軽量化及び耐久性を向上を図る。
【解決手段】トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、前記カーカス6のタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部2の内部に配されたベルト層7を具える乗用車用タイヤ1である。前記ベルト層7は、互いに異なる方向にのびる第1、第2及び第3のベルトコードを三軸織した1枚の織物プライ8から構成される。また、各ベルトコードには、総繊度が2000〜6000dtexの有機繊維コードが用いられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベルト層に三軸織した織物プライを用いることにより、トレッド部の剛性を確保しつつ軽量化及び耐久性を向上しうる乗用車用空気入りタイヤに関する。
図6(a)、(b)に示されるように、乗用車用空気入りタイヤaとして、ラジアル構造のカーカスbと、該カーカスbのタイヤ半径方向外側に配されたベルト層cとを具えたラジアルタイヤが広く普及している。
前記ベルト層cは、通常、スチールコードからなるベルトコードfを互いに平行に引き揃えた2枚のベルトプライc1、c2を前記ベルトコードfが交差するように重ねて構成されている。しかしながら、2枚のスチールコードからなるベルトプライc1、c2を単に重ね合わせた構造では、ベルトプライc1、c2間、とりわけベルトプライc1、c2の重なり端eにセパレーションが生じ易いという問題がある。また、ベルトコードがスチールからなるため、ベルト層の重量が大きく、ひいては軽量化が望まれていた。
また、ベルト層に有機繊維コードを三軸織りした織物プライを用いた自動二輪車用タイヤが、例えば下記特許文献1で提案されている。
特開平5−162508号公報
しかしながら、前記特許文献のベルトプライでは、乗用車用ラジアルタイヤにおいては十分な強度が得られ難く、ひいてはトレッド部の剛性が低下するという問題があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、ベルト層に有機繊維コードを三軸織した1枚の織物プライを用いるとともに、前記有機繊維コードの総繊度を限定することを基本として、トレッド部の剛性を確保しつつ、軽量化及び耐久性を向上しうる乗用自動車用空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカスと、前記カーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内部に配されたベルト層とを具えた乗用車用空気入りタイヤであって、前記ベルト層は、互いに異なる3方向にのびる第1、第2及び第3のベルトコードを三軸織した1枚の織物プライからなり、しかも前記第1、第2及び第3のベルトコードは、いずれも総繊度が2000〜6000(dtex)の有機繊維コードからなることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記有機繊維コードは、ポリエステルコードであり、かつ引張荷重100N時の伸び率が3.0%以上で、しかも180℃で30分間熱処理したときの熱収縮率が6.0%以下である請求項1記載の乗用車用空気入りタイヤである。
また請求項3記載の発明は、前記第1、第2又は第3のベルトコードの少なくとも一つは、タイヤ赤道に対して0〜20°の角度θで配列されている請求項1又は2いずれかに記載の乗用車用空気入りタイヤである。
また請求項4記載の発明は、前記第1、第2又は第3のベルトコードの少なくとも一つは、タイヤ赤道に対して5〜20°の角度θで配列されている請求項1又は2いずれかに記載の乗用車用空気入りタイヤである。
本発明の乗用車用空気入りタイヤは、ベルト層に有機繊維コードを三軸織した1枚の織物プライが用いられる。このような織物プライは、第1乃至第3のベルトコードが互いに織り合わされて拘束される。従って、従来のベルト層で生じていたプライ間セパレーションが発生しない。従って、耐久性が向上する。
さらに、本発明の乗用車用空気入りタイヤは、前記各有機繊維コード1本当たりの総繊度が2000dtex以上に限定されるので、織物プライの剛性が十分に高められ、ひいてはトレッド部に高い剛性を付与しうる。これにより、旋回時に大きなコーナリングフォースを発生させ、優れた操縦安定性を発揮できる。しかも織物プライは、総繊度が6000dtex以下の有機繊維コードからなるので、スチールコードからなる従来のベルト層に比べて大幅な軽量化が可能になる。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には本実施形態の乗用車用空気入りタイヤ1の正規状態におけるタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面図が示されている。ここで、正規状態とは、タイヤを正規リムJにリム組みし、かつ、正規内圧を充填した無負荷の状態とし、特に言及しない場合、タイヤの各部の寸法等はこの正規状態で測定された値とする。
また前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" とする。さらに「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とするが、タイヤが乗用車用である場合には180kPaとする。
本実施形態の乗用車用空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されたベルト層7とを具える。
前記カーカス6は、1ないし複数枚、本例では1枚のカーカスプライ6Aから構成される。該カーカスプライ6Aは、カーカスコードを薄いトッピングゴムで被覆したコードプライからなり、本実施形態では前記カーカスコードがタイヤ赤道Cに対して例えば75゜〜90゜の角度で傾けて配されている。カーカスコードには、ポリエステルコード、ナイロン、レーヨン、アラミドなどの有機繊維コードが好適であり、必要によりスチールコードが採用される。
また本実施形態のカーカスプライ6Aは、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るトロイド状の本体部6aと、この本体部6aからのびビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返されてタイヤ半径方向外側にのびている折返し部6bとを含む。そして本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側に先細状でのびかつ硬質ゴムからなるビードエーペックスゴム10が配されている。
図2には、前記ベルト層7を平面に展開した略図を示し、図3にはその要部拡大図を示す。前記ベルト層7は、本実施形態では、互いに異なる3つの方向にのびる第1のベルトコード8a、第2のベルトコード8b、及び第3のベルトコード8cを三軸織した1枚の織物プライ8から構成される。
前記織物プライ8は、平面視において、タイヤ赤道Cに沿って実質的に平行にのびる複数本の第1のベルトコード8a…からなる第1のベルトコード群9Aと、タイヤ赤道Cに対して角度α(≠0)で右上がりに傾斜しかつ実質的に平行にのびる複数本の第2ベルトコード8b…からなる第2のベルトコード群9Bと、タイヤ赤道Cに対して角度β(≠0)でかつ前記第2のベルトコード8bとは逆向き(即ち、左上がり)に傾斜しかつ実質的に平行にのびる複数本の第3ベルトコード8c…からなる第3のベルトコード群9Cとを含む。なお、本実施形態では、前記角度α及びβの絶対値は、いずれも実質的に60゜である。
そして、第1、第2及び第3のベルトコード群9A、9B、9Cの各コードは、同一平面内で三軸織りされる。即ち、第1、第2及び第3のベルトコード8a、8b、8cは、その交差部Qにおいて上下にかつ互い違いに順次交差させられる。具体的に述べると、第1のベルトコード8aは、第2のベルトコード8bと第3のベルトコード8cとを交互に横切りながらこれらのコードの上、下を通るように織り込まれる。第2のベルトコード8bは、第1のベルトコード8aと第3のベルトコード8cとを交互に横切りながらこれらのコードの上、下を通るように織り込まれる。さらに、第3のベルトコード8cは、第1のベルトコード8aと第2のベルトコード8bとを交互に横切りながらこれらのコードの上、下を通るように織り込まれる。
このような織物プライ8は、第1、第2及び第3のベルトコード8a、8b、8cが、互いに拘束し合うので、従来のベルト層で生じがちなプライ間セパレーションを効果的に防止して耐久性を向上しうる。また、互いに異なる方向にのびるベルトコード8a、8b、8cによって、ベルト層7に加わる負荷が本実施形態では6方向にバランスよく分配される。このため、1枚のプライであっても剛性が高く、ひいてはトレッド部2に高い剛性を付与できる。従って、転がり抵抗を減じかつ大きなコーナリングフォースを発揮して操縦安定性等を高めうる。さらに、織物プライ8はタイヤ軸方向及びタイヤ周方向の均一性が高いので、タイヤのユニフォミティをも向上させる点で好ましい。
特に限定されるわけではないが、第1、第2又は第3のベルトコード8a、8b、8cの少なくとも一つ(本実施形態では第1のベルトコード8a)は、タイヤ赤道に対して0〜20°の角度θで配列されていることが望ましい。これは、カーカス6へのタガ締め効果を高め、特に高速走行時のカーカスのせり出し変形を抑制するのに役立つ。なお、第1のベルトコード8aの前記角度がタイヤ赤道Cに対して20゜を超えると、カーカス6への締め付け効果が低下し、トレッド部2の剛性が低下するおそれがある。
なお、図2及び図3では、第1のベルトコード8aがタイヤ赤道と平行にのびるものが示されたが、図4及び図5に示されるように、第1のベルトコード8aをタイヤ赤道Cに対して5〜20゜で傾けることも望ましい。これは、コーナリングフォースをより効果的に発生させ、操縦安定性を向上させるのに役立つ。
また、前記第2及び第3のベルトコード8b、8cのタイヤ赤道Cに対する角度α、βは、ともに60゜に設定されているが、これらの角度α、βは、60゜±15゜程度が望ましい。
また、前記第1、第2及び第3のベルトコード8a、8b及び8cには、いずれも総繊度が2000〜6000dtexの有機繊維コードが用いられる。該総繊度は、コード(撚り糸)1本当たりの総繊度であり、例えば1260dtexの原糸2本を撚り合わせた2本撚りのコード(1260dtex/2)であれば、その総繊度は2560dtexとなる。これは、有機繊維コード1本当たりの実質的な太さを規定しうる。
本発明では、各ベルトコードの総繊度を2000dtex以上とすることにより、織物プライ8全体の剛性を高め、ひいてはトレッド部2の剛性を向上させ得る。これにより、旋回走行時に大きなコーナリングフォースを発生させ、優れた操縦安定性を発揮できる。ここで、前記総繊度が2000dtex未満の場合、乗用車用タイヤのベルト層7として要求される十分な剛性を発揮することができない。このような観点より、前記有機繊維コードの総繊度は、好ましくは2500dtex以上、より好ましくは3000dtex以上が望ましい。
他方、前記総繊度が大きすぎると、織物プライ8の重量が増加し、例えば車両の燃費性能が悪化したり、織物プライ8の剛性が過度に高められる結果、乗り心地が著しく悪化するおそれがある。このような観点より、前記有機繊維コードの総繊度は、6000dtex以下に設定されることが必要であり、より好ましくは5000dtex以下、さらに好ましくは4500dtex以下が望ましい。
前記有機繊維コードとしては、例えばナイロン、ポリエステル、アラミド又はレーヨン等が好ましく、とりわけタイヤ加硫成型時の熱によっても寸法変化が少ないポリエステルが望ましい。本実施形態では、2本撚り又は3本撚りのポリエステルコードが第1ないし第3のベルトコード8aないし8cに用いられる。ポリエステルは、上述の通り、熱による寸法安定性に優れるため、ユニフォミティの向上及び耐フラットスポット性能に優れる。また、1本撚り(片撚り)やモノフィラメントの場合には、耐圧縮疲労性が低く、ベルト層に用いた場合にはバックリング現象によってコード破断が生じるおそれがある。
また、前記ポリエステルコードは、引張荷重100N時の伸び率ε1が3.0%以上であるものが望ましい。三軸織物である織物プライ8は、本来伸び難い構造であるため、前記伸び率ε1が3.0%未満であると、タイヤ成型時、該織物プライ8に十分な伸びが得られず、ひいてはタイヤ成形が困難になるおそれがある。他方、前記伸び率ε1が大きすぎると、カーカス6へのタガ締め効果が低下し、ひいては、トレッド部の剛性が低下するおそれがある。このような観点より、前記伸び率ε1は、好ましくは10.0%以下、より好ましくは8.0%以下が望ましい。
さらに、前記ポリエステルコードは、180℃で30分間熱処理したときの熱収縮率ε2が6.0%以下のものが望ましい。前記熱収縮率ε2が6.0%以下の場合、連続高速走行した場合にも、温度上昇によるコードの寸法変化が小さく抑えられる。このため、高速走行においても性能低下が発生せず、ひいては高速走行時の優れた操縦安定性を長時間安定して発揮できる。また、耐フラットスポット性能などを向上できる。このような観点より、前記熱収縮率ε2は、より好ましくは5.0%以下、より好ましくは4.0%以下が望ましい。他方、前記熱収縮率ε2が小さすぎると、コードの製造が困難となり、コード強力が低下するおそれがある。このようなコードをタイヤ強度の低下なしに使用するためには、エンズアップ等で調整する必要があるが、これではベルトエッジでのセパレーションが生じ易くなるおそれがある。従って、前記熱収縮率ε2は、好ましくは2.0%以上、より好ましくは3.0%以上が望ましい。なお、前記熱収縮率ε2は、コードを無負荷状態かつ180゜Cの温度下で30分間放置した時のコードの熱収縮量yを、放置前のコードの長さxで除した値y/xで求められる。
以上本発明の実施形態につい説明したが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されるものではなく種々の態様に変形して実施しうるのは言うまでもない。
表1の仕様に基づいたベルト層を有するサイズ215/45ZR17の乗用車用ラジアルタイヤを試作し、それらについて性能がテストされた。また、図6に示される2枚のベルトプライを有するタイヤ(比較例1)についても併せて性能がテストされた。なお、カーカスには、1670dtex/2のポリエステルコードを5cm当たり50本配列した1枚のカーカスプライで用いられた。テスト方法は次の通りである。
<ドラム耐久性能>
各試供タイヤを、下記の条件で直径1.7mのドラムを60000km走行させた後、タイヤを解体してベルトプライ間のセパレーションの有無が確認された。
リム:17×7.0JJ
内圧:270kPa
荷重:6.2kN
走行速度:80km/h
<耐フラットスポット性能>
各試供タイヤを速度120km/hで2時間走行させた後、タイヤに荷重3.8kNを負荷した状態で平面に接地させ自然冷却させた。しかる後、再度走行させ、フォースバリエーション(振動)が収まるまでの時間が測定された。結果は、比較例1を100とする指数で表示されており、数値が大きいほど良好となるように調整した。
<乗り心地>
各試供タイヤを内圧230kPaで上記リムに組み付けて排気量2000ccの国産乗用車の四輪に装着させるとともに、凹凸路面を走行させ、そのときの乗り心地がドライバーによる官能により10点法で評価された。数値が大きいほど良好である。
<操縦安定性>
各試供タイヤを内圧230kPaで上記リムに組み付けて排気量2000ccの国産乗用車の四輪に装着させるとともに、速度120km/hで乾燥アスファルト路面を走行させ、そのときのステアリング操作に対する応答性、剛性感、グリップ等に関する特性がドライバーの官能により10点法で評価された。数値が大きいほど良好である。
<ころがり抵抗>
転がり抵抗試験機により、下記の条件での直径1.7mのドラムを走行させたときの転がり抵抗が測定された。結果は、実施例1を100とする指数で表示されており、数値が小さいほど良好である。
リム:17×7.0JJ
内圧:220kPa
荷重:4.2kN
走行速度:60km/h
テストの結果を表1に示す。
Figure 2009006761
テストの結果、実施例のタイヤは、耐久性及び操縦安定性に優れることが確認できた。また、転がり抵抗が小さいことも確認できた。
本実施形態の乗用車用空気入りタイヤを例示する断面図である。 そのベルトプライを代表して表す平面図である。 図2の拡大平面図である。 別実施例におけるベルトプライを代表して表す平面図である。 図4の拡大平面図である。 (a)は従来の乗用車用タイヤの断面図、(b)はそのベルト層の展開図である。
符号の説明
1 乗用車用空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
6A カーカスプライ
7 ベルト層
8 織物プライ
8a 第1のベルトコード
8b 第2のベルトコード
8c 第3のベルトコード
C タイヤ赤道

Claims (4)

  1. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカスと、
    前記カーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内部に配されたベルト層とを具えた乗用車用空気入りタイヤであって、
    前記ベルト層は、互いに異なる3方向にのびる第1、第2及び第3のベルトコードを三軸織した1枚の織物プライからなり、
    しかも前記第1、第2及び第3のベルトコードは、いずれも総繊度が2000〜6000(dtex)の有機繊維コードからなることを特徴とする乗用車用空気入りタイヤ。
  2. 前記有機繊維コードは、ポリエステルコードであり、かつ引張荷重100N時の伸び率が3.0%以上で、しかも180℃で30分間熱処理したときの熱収縮率が6.0%以下である請求項1記載の乗用車用空気入りタイヤ。
  3. 前記第1、第2又は第3のベルトコードの少なくとも一つは、タイヤ赤道に対して0〜20°の角度θで配列されている請求項1又は2いずれかに記載の乗用車用空気入りタイヤ。
  4. 前記第1、第2又は第3のベルトコードの少なくとも一つは、タイヤ赤道に対して5〜20°の角度θで配列されている請求項1又は2いずれかに記載の乗用車用空気入りタイヤ。
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