JP2009006553A - 窓組立体の製造方法 - Google Patents

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Takahiro Wado
恭弘 和藤
Masaru Ikeda
勝 池田
Tomonori Takeuchi
智紀 竹内
Shinobu Fujii
忍 藤井
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TAKARA KASEI KOGYO KK
Tokai Kogyo Co Ltd
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TAKARA KASEI KOGYO KK
Tokai Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】窓板裏面の縁部にモールを直接押出成形すると共に、所望とする形状のコーナーモール部を正確に形成して貼り付ける窓組立体の製造方法を提供する。
【解決手段】窓板11裏面の上縁部及び左右両側縁部に沿って直接押出成形された細長い合成樹脂製のウインドウモール20とを備えた窓組立体10を、窓板11の上コーナー部11aにダミーパネル71〜74を配置して製造する。ダミーパネル71〜74の下面には、これら下面に直接押出成形される各モール部21、25の延長モール部22、26が自重によって剥がれることがない程度の保持力を有する仮保持手段80が設けられる。延長モール部22、26が塑性変形しない程度に冷却固化した後、ダミーパネル71〜74を上コーナー部11aから離反させる。その後、延長モール部22、26を切断した後、各モール部21、25の端面同士を突き合わせてコーナーモール部28を形成する。
【選択図】図5

Description

この発明は、窓組立体の製造方法に関し、詳しくは、車体パネルの窓枠部に取り付けられる平板状の窓板と、窓枠部と窓板との間の隙間を遮蔽するために窓板の裏面の周縁部(少なくとも上縁部及び左右両側縁部)に沿って装着された細長い合成樹脂製のウインドウモールとを備えた窓組立体を製造する方法に関する。
従来、コーナー部が角張った窓板やコーナー部のアール(半径)が小さい窓板を備えた窓組立体を製造する方法としては、例えば、特許文献1及び2に開示されている。
特許文献1においては、窓板のコーナー部を除く裏面の縁部に接着剤を塗布する塗布工程と、コーナー部よりも外方に延出する長さのモールを、窓板の裏面の縁部に接着剤により接着するモール接着工程と、隣接するモールの端部の部分をモールの長手方向に対し斜めに切断し、互いの切断部分を所定の角度で突き合わせる切断、突合せ工程と、窓板のコーナー部裏面にモールの突合せ部分を貼着するモール貼着工程とを有している。
また、特許文献2においては、窓板の裏面の縁部にモールを直接押出成形すると同時に、モールを窓板の裏面の接着剤に接着するようになっている。
特開2005−212437号公報 特開平11−156913号公報
ところで、特許文献1の窓組立体の製造方法によると、モール接着工程において、押出機の成形ダイの押出口から連続的に押出成形されたモールが送り装置によって窓板の裏面周縁部近傍まで移送され、モール移送端の近傍に配置された圧着ローラによってモールが窓板の裏面の接着剤に押しつけられることによって接着される。このため、圧着ローラによる押圧力によってモールが長手方向に不測に伸ばされてしまい、これが原因となって接着後のモールに皺、歪み、変形等が発生する場合がある。
そこで、特許文献2のように、窓板の裏面の縁部にモールを直接押出成形すると同時に、モールを窓板の裏面の接着剤に接着することによって、圧着ローラによる不具合を解消することができる。
しかしながら、特許文献2のように、窓板の裏面の縁部にモールを直接押出成形する製造方法によると、窓板の裏面の接着剤が塗布されていないコーナー部及びコーナー部近傍の裏面において、モールが直接押出成形された直後でモールの端末部が冷却固化する前にモールの端末部が垂れ下がり不測に変形してしまう不具合が発生する。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、窓板の裏面の縁部にモールを直接押出成形して接着すると共に、窓板のコーナー部の裏面に対しては、所望とする形状のコーナーモール部を正確に形成して貼り付けることができる窓組立体の製造方法を提供することである。
前記課題を解決するために、この発明の請求項1に係る窓組立体の製造方法は、上縁と下縁と左右両側縁とを有して略四角形状をなすと共に、前記上縁と前記左右両側縁とが夫々所定の角度(θ)で交差する左右の上コーナー部を有する窓板と、前記窓板裏面の上縁部及び左右両側縁部に沿って直接押出成形された細長い合成樹脂製のウインドウモールとを備えた窓組立体を、前記上コーナー部にダミーパネルを配置して製造する方法であって、
前記上コーナー部の側縁に連続する延長部分を設けるための左右の側縁ダミーパネル及び前記上コーナー部の上縁に連続する延長部分を設けるための上縁ダミーパネルと、前記ウインドウモールの横断面形状に対応する押出口付きの成形ダイとを有する押出装置を用い、
前記側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルは、それぞれ前記ウインドウモールの成形材料とは非着性を有する材料によって形成され、これら側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面には、これら下面に直接押出成形される延長モール部が自重によって剥がれることがない程度の離脱可能な保持力を有する仮保持手段が設けられていて、
前記窓板の裏面には前記上コーナー部を除く上縁及び左右両側縁に沿って接着剤が塗布されており、
前記窓板の裏面を重力方向の下側に向けて前記窓板を保持すると共に、前記窓板の裏面と同一面をなしかつ前記上コーナー部の側縁に接近して前記側縁ダミーパネルをセットして前記上コーナー部の側縁から突出しかつ側縁に連続する延長部分を設ける工程と、
前記左右の側縁ダミーパネルのうち、一方の側縁ダミーパネルの裏面に接近して前記成形ダイを配置した後、前記一方の側縁ダミーパネルを始点とし、他方の側縁ダミーパネルを終点として前記成形ダイと前記窓板との少なくともいずれか一方を移動させながら前記成形ダイの押出口から加熱溶融したペースト状の熱可塑性合成樹脂材料を前記左右の側縁ダミーパネル裏面の延長部分を含む前記窓板の裏面の上縁部に沿って押し出して上縁モール部を直接押出成形すると同時に前記接着剤の塗布部分で前記上縁モール部を前記窓板の裏面に接着すると共に、前記延長部分で前記上縁モール部から連続する左右の延長モール部を直接押出成形すると同時に前記仮保持手段によって前記左右の延長モール部を仮保持する工程と、
前記左右の延長モール部が塑性変形しない程度に冷却固化した後、前記左右の側縁ダミーパネルを前記上コーナー部のセット位置から離反させると共に、前記左右の延長モール部を含む前記上縁モール部の非接着部分を夫々重力方向下側に垂れ下がらせる工程と、
前記窓板の裏面を重力方向の下側に向けて前記窓板を保持すると共に、前記窓板の裏面と同一面をなしかつ前記上コーナー部の上縁に接近して前記上縁ダミーパネルをセットすることで前記上コーナー部の上縁から突出しかつ上縁に連続する延長部分を設ける工程と、
前記上縁ダミーパネルの下面と前記窓板の裏面の側縁下部側とのうち、いずれか一方に接近して前記成形ダイを配置した後、前記一方を始点とし、他方を終点として前記成形ダイと前記窓板との少なくともいずれか一方を移動させながら前記成形ダイの押出口から加熱溶融したペースト状の熱可塑性合成樹脂材料を前記上縁ダミーパネル裏面の延長部分を含む前記窓板の裏面の側縁部に沿って押し出して側縁モール部を直接押出成形すると同時に前記接着剤の塗布部分で前記側縁モール部を前記窓板の裏面に接着すると共に、前記延長部分で前記側縁モール部から連続する延長モール部を直接押出成形すると同時に前記仮保持手段によって前記延長モール部を仮保持する工程と、
前記上縁ダミーパネルの裏面の前記延長モール部が塑性変形しない程度に冷却固化した後、前記上縁ダミーパネルを前記上コーナー部のセット位置から離反させると共に、前記延長モール部を含む前記側縁モール部の非接着部分を重力方向下側に垂れ下がらせる工程と、
前記上縁モール部の延長モール部と、前記側縁モール部の延長モール部とを所定の角度でそれぞれ切断した後、前記上縁モール部と前記側縁モール部の端面同士を突き合わせて前記角度(θ)に対応する角度で交差させて接合してコーナーモール部を形成する工程と、 前記上コーナー部の裏面の接着剤が塗布されていない部分に両面接着テープを貼り付ける工程と、
前記コーナーモール部を前記両面接着テープを介して前記上コーナー部の裏面に貼り付けて固着する工程と、
を含むことを特徴とする。
前記構成によると、窓板の裏面の上縁部及び左右の側縁部に沿って上縁モール部及び左右の側縁モール部を直接押出成形して接着することによって、上縁モール部及び左右の側縁モール部を良好に装着することができる。
また、左右の側縁ダミーパネルの裏面(延長部分)に上縁モール部の左右両縁に連続する左右の延長モール部を直接押出成形すると同時に仮保持手段によって左右の延長モール部を仮保持し、左右の延長モール部が塑性変形しない程度に冷却固化した後、左右の側縁ダミーパネルを上コーナー部のセット位置から離反させると共に、左右の延長モール部を含む上縁モール部の非接着部分を重力方向下側に垂れ下がらせることによって、延長モール部を含む上縁モール部の非接着部分の変形を防止することができる。
一方、上縁ダミーパネルの裏面(延長部分)に側縁モール部の上縁に連続する延長モール部を直接押出成形すると同時に仮保持手段によって延長モール部を仮保持し、この延長モール部が塑性変形しない程度に冷却固化した後、上縁ダミーパネルを上コーナー部のセット位置から離反させると共に、延長モール部を含む側縁モール部の非接着部分を重力方向下側に垂れ下がらせることによって、延長モール部を含む側縁モール部の非接着部分の変形を防止することができる。
そして、上縁モール部の延長モール部と、側縁モール部の延長モール部とを所定の角度でそれぞれ切断した後、上コーナー部の角度(θ)に対応する角度で上縁モール部と側縁モール部の端面同士を突き合わせて接合することによって、所望とする形状のコーナーモール部を正確に形成することができる。そして、窓板の上コーナー部の裏面の接着剤が塗布されていない部分に両面接着テープによってコーナーモール部を貼り付ける。
このようにして、窓板の上コーナー部の裏面に所望とする形状のコーナーモール部を正確に形成して貼り付けることができる。
請求項2に係る窓組立体の製造方法は、請求項1に記載した窓組立体の製造方法であって、
側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面にそれぞれ設けられる仮保持手段は、上縁モール部の延長モール部及び側縁モール部の延長モール部の各切断部分よりも先端側に設けられ、前記各延長モール部を切断する時に前記各延長モール部の仮保持手段により仮保持した部分を前記上縁モール部及び側縁モール部から切り離すことを特徴とする。
前記構成によると、上縁モール部の延長モール部及び側縁モール部の延長モール部が、各切断部分で切断されて離されることによって、上縁モール部及び側縁モール部から各延長モール部と共に仮保持手段も切り離されるため、製品となる上縁モール部及び側縁モール部に仮保持手段の痕跡を残すことがなく、ウインドウモールの外観を低下させない。さらに、各延長モール部を切断部分で切断する際に仮保持手段が切断の妨害物となることもないので、各延長モール部を切断部分で容易に切断して切り離すことができる。
請求項3に係る窓組立体の製造方法は、請求項1または2に記載した窓組立体の製造方法であって、
仮保持手段は、側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面に凹設された凹部及び/又は下向きに突設された凸部によって構成され、前記側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面に延長モール部をそれぞれ押出成形するとき、ウインドウモールの成形材料の一部を前記凹部に入り込ませる及び/又は前記凸部を前記成形材料の一部に突き差すことによりそれぞれの延長モール部を前記側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルに仮保持させることを特徴とする。
前記構成によると、側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面に凹部及び/又は凸部を形成することによって仮保持手段を容易に構成することができる。
請求項4に係る窓組立体の製造方法は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の窓組立体の製造方法であって、
側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面には、段差部が設けられ、押出成形された上縁モール部の延長モール部及び側縁モール部の延長モール部に前記段差部の反転形状を転写させ、これら転写部分を切断部分のマーキング(目印)にすることを特徴とする。
前記構成によると、側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面に段差部を設けることによって、上縁モール部の延長モール部及び側縁モール部の延長モール部の各切断部分に目視可能なマーキングを施すことができ、上縁モール部の延長モール部及び側縁モール部の延長モール部を所要とする位置及び角度で容易にかつ正確に切断することができる。
請求項5に係る窓組立体の製造方法は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の窓組立体の製造方法であって、
上縁モール部の延長モール部と側縁モール部の延長モール部との各切断部分をそれぞれのモール部の長手方向に対して上コーナー部の角度(θ)の略1/2の角度に切断することを特徴とする。
前記構成によると、上縁モール部の延長モール部と側縁モール部の延長モール部との各切断部分の切断面を基準としてこれら上縁モール部と側縁モール部との接合端面を正確に設けることができる。そして、上縁モール部と側縁モール部との接合端面を突き合わせて接合することによって、上コーナー部の角度(θ)に対応する角度のコーナーモール部を容易にかつ正確に形成することができる。
請求項6に係る窓組立体の製造方法は、請求項4に記載の窓組立体の製造方法であって、
上縁モール部の延長モール部と側縁モール部の延長モール部との各切断部分のマーキングとなる段差部は、側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面に、前記段差部に相当する厚さのマーキング用テープが貼り付けられ、押出成形された各延長モール部に前記マーキングテープの縁を転写することによって形成されることを特徴とする。
前記構成によると、側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面にマーキング用テープを貼り付ける簡単な構造によって、上縁モール部の延長モール部と側縁モール部の延長モール部との各切断部分のマーキングとなる段差部を容易に設けることができる。
また、マーキング用テープを張り替えることによって、マーキングとなる段差部の位置を容易に変更することができる。
請求項7に係る窓組立体の製造方法は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の窓組立体の製造方法であって、
上コーナー部の裏面の接着剤が塗布されていない部分に両面接着テープを貼り付ける工程では、前記両面接着テープの貼り付け位置を位置決めする隣接辺を有する位置決め治具を用い、前記位置決め治具の隣接辺の一部を上縁モール部と側縁モール部との接着剤で接着された部分の内側縁に突き当てて位置決めした状態で、前記位置決め治具の隣接辺に沿って前記上コーナー部の裏面に両面接着テープを貼り付けることを特徴とする。
前記構成によると、位置決め治具の隣接辺に沿って上コーナー部の裏面に両面接着テープを貼り付けることによって、両面接着テープを容易にかつ正確な位置に貼り付けることができる。
この発明を実施するための最良の形態について実施例にしたがって説明する。
〔実施例1〕
この発明の実施例1を図面にしたがって説明する。
図1はこの発明の実施例1に係る窓組立体の左側半分を正面から表し右側半分を裏面側から表した説明図である。図2は図1のII−II線に沿う横断面図である。図3は図1のIII−III線に沿う横断面図である。図4は窓板の裏面の上コーナー部を除く上縁部及び左右の側縁部に沿って接着剤を塗布した状態を示す窓板の裏面図ある。図5はロボットのアームの先端軸部に取り付けた保持部材の吸着盤によって吸着された窓板、第1、第2の側縁ダミーパネル、第1、第2の上縁ダミーパネル、第1、第2の下縁ダミーパネル及び押出装置の成形ダイの関係を示す斜視図である。図6は窓板の上コーナー部の側縁部に第1の側縁ダミーパネルがセットされた状態で第1の側縁ダミーパネルの裏面から窓板の裏面の上縁部に沿って延長モール部を含む上縁モール部が押出成形された状態を表面側から示す斜視図である。図7は窓板の上コーナー部の側縁部に第1の側縁ダミーパネルがセットされた状態を裏面側(重力方向下側が図面上で上側となすように図示している)から示す斜視図である。図8は第1の側縁ダミーパネルの裏面から窓板の裏面の上縁部に沿って延長モール部を含む上縁モール部が押出成形された状態を示す側断面図である。図9は上縁ダミーパネルの裏面の延長モール部が塑性変形しない程度に冷却固化した後、上縁ダミーパネルを上コーナー部のセット位置から離反させると共に、延長モール部を含む上縁モール部の非接着部分を重力方向下側に垂れ下がらせた状態を示す斜視図である。図10は上縁モール部の延長モール部と、側縁モール部の延長モール部とを上コーナー部の角度(θ)の略1/2の角度でそれぞれ切断した状態を示す斜視図である。図11は上縁モール部と、側縁モール部との切断面を加熱板に押し当てて溶融する状態を示す説明図である。図12は上縁モール部と側縁モール部の突き合せ接合面同士を突き合わせて上コーナー部の角度(θ)に対応する角度で接合してコーナーモール部を形成した状態を示す説明図である。図13は上コーナー部の裏面の接着剤が塗布されていない部分に両面接着テープを貼り付ける状態を示す説明図である。図14は上コーナー部の裏面に両面接着テープが貼り付けられた状態を示す説明図である。図15は両面接着テープの貼着治具を示す平面図である。図16は貼着治具を用いてコーナーモール部を両面接着テープにより上コーナー部の裏面に貼り付けて固着する状態を示す図15のXVI−XVI線に沿う断面図である。図17は図15のXVII−XVII線に沿う断面図である。
図1〜図3に示すように、窓組立体10は、窓板(例えば、フロントウインドウガラス)11と、窓板11の裏面の周縁部(少なくとも上縁部及び左右両側縁部)に沿って装着された細長い合成樹脂製のウインドウモール(例えば、フロントウインドウモール)20とを備えている。そして、窓組立体10は、図2に示すように、車体パネル(例えば、フロントピラーパネル)1と図示しないルーフパネルにより囲まれた窓開口部2を形成する窓枠部4に装着された状態において、窓枠部4の周壁部5と窓板11との間の隙間Sをウインドウモール20によって遮蔽する。
この実施例1において、窓板11は、二枚の板ガラス11bが透明な樹脂シート11cによって接合された合わせ板ガラスによって形成されると共に、上縁と下縁と左右両側縁とを有して窓開口部2に対応する大きさの略四角形状に形成されている。さらに、窓板11の上縁と左右両側縁とが夫々所定の角度(θ)、例えば、85度〜95度の角度で交差する左右の上コーナー部11aを有している(図4参照)。
また、窓板11の裏面の周縁部には、フリット層と呼ばれている不透明着色(黒色)層12が成形されている。そして、窓板11は、その不透明着色層12の部分においてウレタンシーラント等のシール兼接着剤13によって窓枠部4の底壁部6に取り付けられている。
ウインドウモール20は、窓板11の裏面の上縁部に沿って直接押出成形された上縁モール部21と、窓板11の裏面の左右両側縁部に沿って直接押出成形された左右の側縁モール部25と、上縁モール部21の両端の突き合せ接合面21aと、左右の側縁モール部25の上端の突き合せ接合面25aとが上コーナー部11aの角度(θ)に対応して接合されて形成されるコーナーモール部28とを備えている。なお、コーナーモール部28は、上コーナー部11aに対応する領域部分をいう。
また、ウインドウモール20は、図2と図3に示すように、装着部31及び脚部32を備えた横断面形状が略L字状をなす本体部30と、脚部32の先端に共押し出しによって同時成形された底部33と、脚部32の外側面から窓枠部4の周壁部5に向けて突出するように脚部32と共押し出しによって同時成形されたリップ部34とを一体に備えている。
また、本体部30は、弾性を有する樹脂材料、例えば、硬度がJISK7215HDA90〜65のPVC、オレフィン系又はスチレン系等の熱可塑性エラストマー材料よりなり、底部33とリップ部34は、本体部30よりも軟質で、車体パネル1に対する滑り性が本体部30よりも高い材料、例えば、硬度がJISK7215HDA70〜50の塩素化エチレンコポリマー等の熱可塑性エラストマー材料よりなる。なお、本体部30、底部33及びリップ34は同一材料で成形してもよい。
さらに、上縁モール部21及び左右の側縁モール部25は、コーナーモール部28、28を除きそれぞれの装着部31において、図2に示すように、窓板11の裏面の不透明着色層12に接着剤13により接着され、左右のコーナーモール部28は、それぞれの装着部31において、図3に示すように、窓板11の裏面の不透明着色層12に両面接着テープ15により接着されている。
次に、前記の窓組立体を製造する方法を説明する。
先ず、窓組立体の製造方法に用いる製造装置から説明すると、図5に示すように、製造装置は、多関節型のロボット40と、第1、第2の側縁ダミーパネル71、72と、第1、第2の上縁ダミーパネル73、74と、第1、第2の下縁ダミーパネル75、76と、ウインドウモール20の横断面形状に対応する押出口をもつ成形ダイ91を有する押出成形装置90とを備えている。
ロボット40のアーム41の先端軸部42には略四角形状の保持部材50が取り付けられ、この保持部材50の下面の四隅部近傍には、窓板11を解放可能に吸着保持する吸着盤51が4個配置されている。なお、吸着盤51は、負圧発生源と大気とに切換可能に連通され、吸着盤51に負圧を生じさせて窓板11を吸着保持し、常圧に戻されることによって窓板11を解放する。
また、ロボット40は設置されたプログラムに基づいて作動制御され、保持部材50を三次元方向に駆動(移動)する。なお、ロボット40は市販の6軸制御のロボットを用いることができる。
保持部材50には、シリンダ取付部(図示しない)が形成され、このシリンダ取付部には、各ダミーパネル71〜76をセット位置と離反位置とに配置切換するための図示しない各昇降用シリンダ61〜66が取り付けられている。そして、各昇降用シリンダ61〜66のロッド61a〜66aの先端に各ダミーパネル71〜76が取り付けられている。
すなわち、保持部材50の吸着盤51に窓板11が吸着保持された状態において、第1、第2の側縁ダミーパネル71、72は、左右の上コーナー部11aの側縁に接離可能に配置され、上コーナー部11aの側縁から突出して連続する延長部分を構成する。
また、第1、第2の上縁ダミーパネル73、74は、左右の上コーナー部11aの上縁に接離可能に配置され、上コーナー部11aの上縁から突出して連続する延長部分を構成する。さらに、第1、第2の下縁ダミーパネル75、76は、窓板11の下コーナー部の下縁に接離可能に配置され、下コーナー部の下縁から突出しかつ下縁に連続する延長部分を構成する。
また、各ダミーパネル71〜76は、それぞれウインドウモール20の本体部30の成形材料とは非着性を有する耐熱性樹脂材料、例えば、ポリカーボネート、アクリル、耐熱性ABS等あるいはアルミニウムやステンレス鋼板等の金属材料によって方形板状に形成されている。
また、図6及び図7に示すように、各側縁ダミーパネル71〜76の下面には、これら下面に直接押出成形される延長モール部22(26)が自重によって剥がれることがない程度の離脱可能な保持力を有する仮保持手段80が設けられている。
この実施例1において、仮保持手段80は、後に切断される延長モール部22(26)の各切断部分よりも先端側に設けられている。さらに、仮保持手段80は、各ダミーパネル71〜76の下面に凹された単数又は複数の凹部81によって構成されている。そして、各ダミーパネル71〜76の下面に延長モール部22(26)をそれぞれ押出成形するとき、図8に示すように、ウインドウモール20の成形材料の一部24を押出成形の際の押出圧力を利用して凹部81に入り込ませることにより延長モール部22(26)を仮保持させる。また、凹部81の内周形状は、円形の他、三角形、四角形等であってもよい。
また、仮保持手段80を凹部81に換え、各ダミーパネル71〜76の下面に下向きに突設する単数又は複数の凸部によって構成するこもできる。この場合、延長モール部22(26)を押出成形するとき、凸部をウインドウモール20の成形材料の一部に突き差すことにより延長モール部22(26)を仮保持させる。また、仮保持手段80を凹凸部の併用によって構成することもできる。
図7〜図9に示すように、各ダミーパネル71〜76の下面には、これら下面から突出する段差部85がそれぞれ設けられ、押出成形された上縁モール部21の延長モール部22に段差部85を転写させ、この転写部分23を切断部分のマーキング(目印)にしている。さらに、この実施例1においては段差部85に相当する厚さのマーキング用テープ86が貼り付けられることによってテープ86の縁で段差部85が形成されている。
また、この実施例1において、図6に示すように、上コーナー部11aにおける上縁モール部21の延長モール部22及び側縁モール部25の延長モール部26との各切断部分をそれぞれのモール部の長手方向に対して上コーナー部11aの角度(θ)の略1/2の角度でマーキングを形成するために、第1、第2の側縁ダミーパネル71、72及び第1、第2の上縁ダミーパネル73、74の下面に対するマーキング用テープ86の縁の貼り付け角度が略1/2θに設定されている。
次に、前記した製造装置を用いて窓組立体を製造する方法を説明する。
先ず、図4に示すように、窓板11の裏面には上コーナー部11aを除く上縁及び左右両側縁に沿って接着剤13が塗布される。この接着剤13として加熱活性型接着剤(ホットメルト系接着剤)を用いることが望ましい。
また、図5に示すように、ロボット40によって駆動される保持部材50の吸着盤51によって窓板11の裏面を重力方向の下側に向けて窓板11を保持する。また、昇降用シリンダ61、62の各ロッド61a、62aを前進させて第1、第2の側縁ダミーパネル71、72を下降端まで下降させ、第1、第2の側縁ダミーパネル71、72の下面(裏面)が窓板11の裏面と同一面をなしかつ左右の上コーナー部11aの側縁に接近するセット位置に配置させる。これによって、第1、第2の側縁ダミーパネル71、72の下面に、左右の上コーナー部11aの側縁から突出しかつ側縁に連続する延長部分を設ける。
この際、少なくとも第1、第2の上縁ダミーパネル73、74及び好ましくは第1、第2の下縁ダミーパネル75、76もそれぞれの昇降用シリンダ63〜66の各ロッド63a〜66aを前進させてセット位置に配置させる。
次に、ロボット40によって保持部材50と共に、窓板11を移動制御し、第1、第2の側縁ダミーパネル71、72のうち、第1の側縁ダミーパネル71の裏面に接近して成形ダイ91を配置する。
引き続いて、第1の側縁ダミーパネル71を始点とし、第2の側縁ダミーパネル72を終点として、窓板11を成形ダイ91に対し移動させながら成形ダイ91の押出口から加熱溶融したペースト状の熱可塑性合成樹脂材料(成形材料ともいう)を、第1、第2の側縁ダミーパネル71、72の裏面の延長部分を含む窓板11の裏面の上縁部に沿って押し出す。これによって、上縁モール部21を直接押出成形すると同時に接着剤13の塗布部分で上縁モール部21を窓板11の裏面に接着する。さらに、図8に示すように、延長部分で上縁モール部21から連続して突出する左右の延長モール部22を直接押出成形すると同時に成形材料の一部24を仮保持手段80としての凹部81に入り込ませることにより延長モール部22を仮保持する。
上縁モール部21の左右の延長モール部22が塑性変形しない程度に冷却固化した後、図9に示すように、昇降用シリンダ61、62の各ロッド61a、62aを後退させて第1、第2の側縁ダミーパネル71、72を上昇させ上コーナー部11aのセット位置から離反させると共に、仮保持手段80の凹部81から延長モール部22を引き離し左右の延長モール部22を含む上縁モール部21の非接着部分を夫々重力方向下側に垂れ下がらせて窓板11の裏面との間に作業空間を作る。
このようにして、延長モール部22を含む上縁モール部21の非接着部分を重力方向下側に垂れ下がらせ、作業空間を作ることによって、窓板11の上コーナー部11aの裏面に、次に述べる側縁モール部25の上縁に連続して延長モール部26を直接押出成形する際に上縁モール部21に衝突させることなく良好に押出成形することができる。
次に、窓板11の裏面を重力方向の下側に向けて窓板11を保持したままで、昇降用シリンダ63、65の各ロッド63a、65aを前進させて第1の上縁ダミーパネル73と第1の下縁ダミーパネル75とを下降端まで下降させ、これら第1の上縁ダミーパネル73と第1の下縁ダミーパネル75の下面(裏面)が窓板11の裏面と同一面をなしかつ上コーナー部11aの上縁と窓板11の下縁に接近するセット位置に配置させる。これによって、第1の上縁ダミーパネル73の下面に上コーナー部11aの上端から突出しかつ上縁に連続する延長部分を設ける。
この際、第1の下縁ダミーパネル75の下面に窓板11の下縁から突出しかつ下縁に連続する延長部分が形成される。
第1の上縁ダミーパネル73と第1の下縁ダミーパネル75とがセット位置に配置された後、第1の下縁ダミーパネル75を始点とし、第1の上縁ダミーパネル73を終点として窓板11を成形ダイ91に対し移動させながら成形ダイ91の押出口から加熱溶融したペースト状の熱可塑性合成樹脂材料(成形材料ともいう)を、第1の下縁ダミーパネル75の裏面及び第1の上縁ダミーパネル73の裏面の上下の延長部分を含む窓板11の裏面の片側の側縁部に沿って押し出す。これによって、片側の側縁モール部25を直接押出成形すると同時に接着剤13の塗布部分で側縁モール部25を窓板11の裏面に接着する。
さらに、上縁の延長部分で側縁モール部25の上縁から突出しかつ上縁に連続する上の延長モール部26を直接押出成形すると同時に成形材料の一部を仮保持手段80としての凹部81に入り込ませることにより延長モール部26を仮保持する。
また、下縁の延長部分で側縁モール部25の下縁から突出しかる下縁に連続する下の延長モール部においては必要に応じて仮保持手段によって仮保持されるが、当該部分においては必ずしも仮保持手段は設けなくてもよい。
第1の上縁ダミーパネル73の裏面の延長モール部26が塑性変形しない程度に冷却固化した後、昇降用シリンダ63のロッド63aを後退させて第1の上縁ダミーパネル73を上昇させ上コーナー部11aのセット位置から離反させると共に、上縁モール部21のときと同様に仮保持を解除し延長モール部26を含む側縁モール部25の非接着部分を重力方向下側に垂れ下がらせて窓板11の裏面との間に作業空間を作る。
この際、昇降用シリンダ65のロッド65aを後退させて第1の下縁ダミーパネル75を上昇させ窓板11の下縁のセット位置から離反させると共に、下の延長モール部を重力方向下側に垂れ下がらせる。
次に、窓板11の裏面を重力方向の下側に向けて窓板11を保持したままで、昇降用シリンダ64、66の各ロッド64a、66aを前進させて第2の上縁ダミーパネル74と第2の下縁ダミーパネル76とを下降端まで下降させ、これら第2の上縁ダミーパネル74と第2の下縁ダミーパネル76の下面(裏面)が窓板11の裏面と同一面をなしかつ上コーナー部11aの上縁と窓板11の下縁に接近するセット位置に配置させる。これによって、第2の上縁ダミーパネル74の下面に上コーナー部11aの上縁から突出しかつ上縁に連続する延長部分を設ける。
この際、第2の下縁ダミーパネル76の下面に窓板11の下縁から突出しかつ下縁に連続する延長部分が形成される。
第2の上縁ダミーパネル74と、第2の下縁ダミーパネル76とがセット位置に配置された後、第2の上縁ダミーパネル74を始点とし、第2の下縁ダミーパネル76を終点として窓板11を成形ダイ91に対し移動させながら成形ダイ91の押出口から加熱溶融したペースト状の熱可塑性合成樹脂材料(成形材料ともいう)を、第2の上縁ダミーパネル74の裏面及び第2の下縁ダミーパネル76の裏面の上下の延長部分を含む窓板11の裏面の反対側の側縁部に沿って押し出す。これによって、反対側の側縁モール部25を直接押出成形すると同時に接着剤13の塗布部分で側縁モール部25を窓板11の裏面に接着する。
さらに、上縁の延長部分で側縁モール部25の上縁から突出しかつ上縁に連続する上の延長モール部26を直接押出成形すると同時に成形材料の一部を仮保持手段80としての凹部81に入り込ませることにより延長モール部26を仮保持する。
また、下縁の延長部分で側縁モール部25の下縁から突出しかつ下縁に連続する下の延長モール部においては必要に応じて仮保持手段によって仮保持されるが、当該部分においては必ずしも仮保持手段は設けなくてもよい。
第2の上縁ダミーパネル74の裏面の延長モール部26が塑性変形しない程度に冷却固化した後、昇降用シリンダ64のロッド64aを後退させて第2の上縁ダミーパネル74を上昇させ上コーナー部11aのセット位置から離反させると共に、上縁モール部21のときと同様に仮保持を解除し延長モール部26を含む側縁モール部25の非接着部分を重力方向下側に垂れ下がらせる。
この際、昇降用シリンダ66のロッド66aを後退させて第2の下縁ダミーパネル76を上昇させ窓板11の下縁のセット位置から離反させると共に、下の延長モール部を重力方向下側に垂れ下がらせる。
次に、ロボット40によって保持部材50と共に窓板11を所定位置まで搬送したの後、設置台(図示しない)上に窓板11を設置する。ここで、上コーナー部11aにおける上縁モール部21の延長モール部22と、側縁モール部25の延長モール部26とを前記したマーキングの位置で所定の角度でそれぞれ切断する。
その後、図12に示すように、上縁モール部21と側縁モール部25の突き合せ接合面21a、25a同士を突き合わせて上コーナー部11aの角度(θ)に対応する角度で交差させて接合してコーナーモール部28を形成する。
上縁モール部21の延長モール部22と、側縁モール部25の延長モール部26とを所定の角度でそれぞれ切断する際、第1、第2の側縁ダミーパネル71、72及び第1、第2の上縁ダミーパネル73、74の下面に貼り付けられた段差部85としてのマーキング用テープ86の転写部分である段差部23、27の一側縁を切断面23a、27aとして、これら切断面23a、27aを目視しながらカッターナイフや鋏等の切断工具を用いて切断する。これによって、上縁モール部21の延長モール部22と、側縁モール部25の延長モール部26とを所要とする位置で、各モール部の長手方向に対して上コーナー部11aの角度(θ)の略1/2の角度で容易にかつ正確に切断することができる(図10参照)。
また、第1、第2の側縁ダミーパネル71、72及び第1、第2の上縁ダミーパネル73、74の下面にマーキング用テープ86を貼り付ける簡単な構造によって、上縁モール部21の延長モール部22と、側縁モール部25の延長モール部26との各切断部分のマーキング(目印)となる段差部23、27、すなわちマーキング用テープ86の転写部分を容易に設けることができる。
また、マーキング用テープ86を貼り替えることによって、マーキングとなる段差部23、27の位置を容易に変更することができる。
また、上縁モール部21と一方の側縁モール部25の突き合せ接合面21a、25a同士を突き合わせて上コーナー部11aの角度(θ)に対応する角度で交差させて接合して一方のコーナーモール部28を形成する際、先ず、図11に示すように、上コーナー部11aの角度(θ)に対応する角度で交差する方向(矢印P方向)に進退する一対のクランプ体96によって上縁モール部21の切断面23aと、側縁モール部25の切断面27aとを保持した状態において、これら一対のクランプ体96の移動軌跡の交差部に対し進退可能に設けられた加熱板95が、一対のクランプ体96の移動軌跡の交差部まで前進される。
ここで、一対のクランプ体96が前進され、上縁モール部21の延長モール部22の切断面23aと、側縁モール部25の延長モール部26の切断面27aとが加熱板95の両面に押し当てられる。
そして、各切断面23a、27aを基準として延長モール部22を含む上縁モール部21と、側縁モール部25を含む側縁モール部25とが押しつけられて設定された長さだけ溶融される。これによって、上縁モール部21の先端面と、側縁モール部25の先端面とに上コーナー部11aの角度(θ)の略1/2の角度の突き合せ接合面21a、25aが形成される。
その後、加熱板95が元の位置まで後退した後、図12に示すように、一対のクランプ体96が前進端位置まで前進され、上縁モール部21の突き合せ接合面21aと側縁モール部25の突き合せ接合面25aとが溶融接着により一体状に接合され、これによって、上コーナー部11aの角度(θ)に対応する角度で接合されたコーナーモール部28が容易にかつ正確に形成される。なお、前記クランプ体96の移動方向は角度(θ)を保ったまま矢印Q方向へ移動させてもよい。
前記したようにして一方のコーナーモール部28が形成された後、同様の工程によって他方のコーナーモール部28が容易にかつ正確に形成される。
なお、側縁モール部25の下側の延長部分(図示しない)においてはカッター等の切断具によって切断される。
次に、上コーナー部11aの裏面の接着剤13が塗布されていない部分に両面接着テープ15を貼り付ける。
この工程において、図13に示すように、位置決め治具100を用いることが望ましい。
位置決め治具100は、両面接着テープ15の貼り付け位置を位置決めする隣接辺102を有して略四角板状をなす治具本体101と、治具本体101の中央部には、組み付けられレバー105によって吸着並びに解放の動作をする吸着盤106とを備えている。
また、治具本体101の隣接辺102のコーナー部から遠ざかる端側に段差部103をもって位置決め用当接縁104が形成されている。
そして、治具本体101の位置決め用当接縁104を上縁モール部21と一方の側縁モール部25との接着剤13で接着され固定された部分の内側縁に突き当てて位置決めした状態で、レバー105によって吸着盤106を吸着状態にして窓板11の裏面に位置決め治具100を固定する。
ここで、治具本体101の隣接辺102に沿って一方の上コーナー部11aの裏面に両面接着テープ(好ましくは感圧型両面接着テープ)15を貼り付ける。この際、コーナーモール部28においては、両面接着テープ15の貼り付け作業に支障をきたすことがないように、適宜の保持手段によって上コーナー部11aの裏面から離反する状態に保持することが望ましい。
このようにして、治具本体101の隣接辺102に沿って上コーナー部11aの裏面に両面接着テープ15を貼り付けることによって、両面接着テープ15を容易にかつ正確な位置に貼り付けることができる(図14参照)。
その後、レバー105によって吸着盤106を解放して窓板11の裏面から位置決め治具100を取り外した後、前記と同様に操作して他方の上コーナー部11aの裏面に両面接着テープ15を貼り付ける。
なお、上コーナー部11aの裏面に、両面接着テープ15を貼り付ける際、両面接着テープ15の一方の貼付面と反対側の他方の貼付面には離型紙が貼り付けられ、窓板11の裏面に両面接着テープ15が貼り付けられた後、離型紙が剥離される。
次に、コーナーモール部28を両面接着テープ15により上コーナー部11aの裏面に貼り付けて固着する工程を行う。
この工程において、図15〜図17に示すように、モール貼着治具110を用いることが望ましい。
モール貼着治具110は、コーナーモール部28の脚部32の内側面に沿う隣接辺112を有して略四角板状に形成されている。さらに、隣接辺112の下面には、これら隣接辺112の先端面を位置決め面として、コーナーモール部28の脚部32の内側面に当接させた状態でコーナーモール部28の装着部31を上コーナー部11aの裏面に押し付ける段差状の押圧面113が形成されている。
さらに、隣接辺112のコーナー部から遠ざかる端部には、上縁モール部21及び側縁モール部25の各脚部32及び底部33が嵌込まれる嵌込凹部115を有する保持縁116が形成されている。
そして、モール貼着治具110の隣接辺(位置決め面)112を一方のコーナーモール部28の脚部32の内側面に当接させると共に、両保持縁116の嵌込凹部115を上縁モール部21及び側縁モール部25の各脚部32及び底部33に嵌込んだ状態で、隣接辺112の下面の押圧面113によって一方のコーナーモール部28の装着部31を一方の上コーナー部11aの裏面に押し付けることによって、一方のコーナーモール部28を両面接着テープ15により一方の上コーナー部11aの裏面に正確に貼り付けて固着する。
また、前記と同様に操作して他方のコーナーモール部28を両面接着テープ15により他方の上コーナー部11aの裏面に強固にかつ正確な位置に貼り付けて固着する。
以上の各工程を設定された工程順に行うことによって、窓板11とウインドウモール20とを一体状に備えた窓組立体10を容易に製造することができる。そして、窓板11の裏面の上縁部及び側縁部に上縁モール部21及び側縁モール部25を直接押出成形して接着剤13によって接着すると共に、窓板11の左右の上コーナー部11aの裏面に所望とする形状のコーナーモール部28を正確に形成して両面接着テープ15によって貼り付けることができる。
なお、この発明は前記実施例1に限定するものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。
例えば、前記実施例の窓組立体の製造方法においては、窓板11の裏面の上縁部に沿って上縁モール部21を直接押出成形した後、窓板11の裏面の左右両側縁部のうち、片側の側縁部に沿って一方の側縁モール部25を直接押出成形し、その後、他側の側縁部に沿って他方の側縁モール部25を直接押出成形したが、この押出成形の順序は適宜に変更することが可能である。例えば、窓板11の裏面の左右両側縁部のうち、一方の側縁部に沿って一方の側縁モール部25を直接押出成形した後、他方の側縁部に沿って他方の側縁モール部25を直接押出成形し、その後、窓板11の裏面の上縁部に沿って上縁モール部21を直接押出成形してもこの発明を実施することができる。
また、前記実施例1においては、ロボット40によって保持部材50と共に、窓板11を移動制御し、窓板11を成形ダイ91に対し移動させながら成形ダイ91の押出口から加熱溶融したペースト状の熱可塑性合成樹脂材料(成形材料ともいう)を窓板11の裏面に押し出して上縁モール部21及び左右の側縁モール部25を直接押出成形する場合を例示したが、窓板11側を固定し、成形ダイ91を窓板11の周縁部に沿って移動制御して窓板11の裏面に上縁モール部21及び左右の側縁モール部25を直接押出成形することも可能であり、さらに、窓板11側と成形ダイ91とをそれぞれ移動制御して窓板11の裏面に上縁モール部21及び左右の側縁モール部25を直接押出成形することも可能である。
また、前記実施例1においては、窓板11の裏面の上縁及び左右両側縁に沿う上縁モール部21及び左右の側縁モール部25を有してウインドウモール20が略U字状に形成される場合を例示したが、窓板11の裏面の上縁、左右両側縁及び下縁に沿ってウインドウモールが略四角形状に形成される場合においてもこの発明を採用することができる。
この発明の実施例1に係る窓組立体の左側半分を正面から表し右側半分を裏面側から表した説明図である。 同じく図1のII−II線に沿う横断面図である。 同じく図1のIII−III線に沿う横断面図である。 同じく窓板の裏面の上コーナー部を除く上縁部及び左右の側縁部に沿って接着剤を塗布した状態を示す窓板の裏面図ある。 同じくロボットのアームの先端軸部に取り付けた保持部材の吸着盤によって吸着された窓板、第1、第2の側縁ダミーパネル、第1、第2の上縁ダミーパネル、第1、第2の下縁ダミーパネル及び押出装置の成形ダイの関係を示す斜視図である。 同じく窓板の上コーナー部の側縁部に第1の側縁ダミーパネルがセットされた状態で第1の側縁ダミーパネルの裏面から窓板の裏面の上縁部に沿って延長モール部を含む上縁モール部が押出成形された状態を表面側から示す斜視図である。 同じく窓板の上コーナー部の側縁部に第1の側縁ダミーパネルがセットされた状態を裏面側から示す斜視図である。 同じく第1の側縁ダミーパネルの裏面から窓板の裏面の上縁部に沿って延長モール部を含む上縁モール部が押出成形された状態を示す側断面図である。 同じく上縁ダミーパネルの裏面の延長モール部が塑性変形しない程度に冷却固化した後、上縁ダミーパネルを上コーナー部のセット位置から離反させると共に、延長モール部を含む上縁モール部の非接着部分を重力方向下側に垂れ下がらせた状態を示す斜視図である。 同じく上縁モール部の延長モール部と、側縁モール部の延長モール部とを上コーナー部の角度(θ)の略1/2の角度でそれぞれ切断した状態を示す斜視図である。 同じく上縁モール部と、側縁モール部との切断面を加熱板の押し当てて溶融する状態を示す説明図である。 同じく上縁モール部と側縁モール部の突き合せ接合面同士を突き合わせて上コーナー部の角度(θ)に対応する角度で接合してコーナーモール部を形成した状態を示す説明図である。 同じく上コーナー部の裏面の接着剤が塗布されていない部分に両面接着テープを貼り付ける状態を示す説明図である。 同じく上コーナー部の裏面に両面接着テープが貼り付けられた状態を示す説明図である。 同じく両面接着テープの貼着治具を示す平面図である。 同じく貼着治具を用いてコーナーモール部を両面接着テープにより上コーナー部の裏面に貼り付けて固着する状態を示す図15のXVI−XVI線に沿う断面図である。 同じく図15のXVII−XVII線に沿う断面図である。
符号の説明
10 窓組立体
11 窓板
13 接着剤
15 両面接着テープ
20 ウインドウモール
21 上縁モール部
21a 突き合せ接合面
22 延長モール部
25 側縁モール部
25a 突き合せ接合面
26 延長モール部
28 コーナーモール部
40 ロボット
50 保持部材
71 第1の側縁ダミーパネル
72 第2の側縁ダミーパネル
73 第1の上縁ダミーパネル
74 第2の上縁ダミーパネル
80 仮保持手段
81 凹部
85 段差部
86 マーキング用テープ
100 位置決め治具
102 隣接辺
104 位置決め用当接縁

Claims (7)

  1. 上縁と下縁と左右両側縁とを有して略四角形状をなすと共に、前記上縁と前記左右両側縁とが夫々所定の角度(θ)で交差する左右の上コーナー部を有する窓板と、前記窓板裏面の上縁部及び左右両側縁部に沿って直接押出成形された細長い合成樹脂製のウインドウモールとを備えた窓組立体を、前記上コーナー部にダミーパネルを配置して製造する方法であって、
    前記上コーナー部の側縁に連続する延長部分を設けるための左右の側縁ダミーパネル及び前記上コーナー部の上縁に連続する延長部分を設けるための上縁ダミーパネルと、前記ウインドウモールの横断面形状に対応する押出口付きの成形ダイとを有する押出装置を用い、
    前記側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルは、それぞれ前記ウインドウモールの成形材料とは非着性を有する材料によって形成され、これら側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面には、これら下面に直接押出成形される延長モール部が自重によって剥がれることがない程度の離脱可能な保持力を有する仮保持手段が設けられていて、
    前記窓板の裏面には前記上コーナー部を除く上縁及び左右両側縁に沿って接着剤が塗布されており、
    前記窓板の裏面を重力方向の下側に向けて前記窓板を保持すると共に、前記窓板の裏面と同一面をなしかつ前記上コーナー部の側縁に接近して前記側縁ダミーパネルをセットして前記上コーナー部の側縁から突出しかつ側縁に連続する延長部分を設ける工程と、
    前記左右の側縁ダミーパネルのうち、一方の側縁ダミーパネルの裏面に接近して前記成形ダイを配置した後、前記一方の側縁ダミーパネルを始点とし、他方の側縁ダミーパネルを終点として前記成形ダイと前記窓板との少なくともいずれか一方を移動させながら前記成形ダイの押出口から加熱溶融したペースト状の熱可塑性合成樹脂材料を前記左右の側縁ダミーパネル裏面の延長部分を含む前記窓板の裏面の上縁部に沿って押し出して上縁モール部を直接押出成形すると同時に前記接着剤の塗布部分で前記上縁モール部を前記窓板の裏面に接着すると共に、前記延長部分で前記上縁モール部から連続する左右の延長モール部を直接押出成形すると同時に前記仮保持手段によって前記左右の延長モール部を仮保持する工程と、
    前記左右の延長モール部が塑性変形しない程度に冷却固化した後、前記左右の側縁ダミーパネルを前記上コーナー部のセット位置から離反させると共に、前記左右の延長モール部を含む前記上縁モール部の非接着部分を夫々重力方向下側に垂れ下がらせる工程と、
    前記窓板の裏面を重力方向の下側に向けて前記窓板を保持すると共に、前記窓板の裏面と同一面をなしかつ前記上コーナー部の上縁に接近して前記上縁ダミーパネルをセットすることで前記上コーナー部の上縁から突出しかつ上縁に連続する延長部分を設ける工程と、
    前記上縁ダミーパネルの下面と前記窓板の裏面の側縁下部側とのうち、いずれか一方に接近して前記成形ダイを配置した後、前記一方を始点とし、他方を終点として前記成形ダイと前記窓板との少なくともいずれか一方を移動させながら前記成形ダイの押出口から加熱溶融したペースト状の熱可塑性合成樹脂材料を前記上縁ダミーパネル裏面の延長部分を含む前記窓板の裏面の側縁部に沿って押し出して側縁モール部を直接押出成形すると同時に前記接着剤の塗布部分で前記側縁モール部を前記窓板の裏面に接着すると共に、前記延長部分で前記側縁モール部から連続する延長モール部を直接押出成形すると同時に前記仮保持手段によって前記延長モール部を仮保持する工程と、
    前記上縁ダミーパネルの裏面の前記延長モール部が塑性変形しない程度に冷却固化した後、前記上縁ダミーパネルを前記上コーナー部のセット位置から離反させると共に、前記延長モール部を含む前記側縁モール部の非接着部分を重力方向下側に垂れ下がらせる工程と、
    前記上縁モール部の延長モール部と、前記側縁モール部の延長モール部とを所定の角度でそれぞれ切断した後、前記上縁モール部と前記側縁モール部の端面同士を突き合わせて前記角度(θ)に対応する角度で交差させて接合してコーナーモール部を形成する工程と、 前記上コーナー部の裏面の接着剤が塗布されていない部分に両面接着テープを貼り付ける工程と、
    前記コーナーモール部を前記両面接着テープを介して前記上コーナー部の裏面に貼り付けて固着する工程と、
    を含むことを特徴とする窓組立体の製造方法。
  2. 請求項1に記載した窓組立体の製造方法であって、
    側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面にそれぞれ設けられる仮保持手段は、上縁モール部の延長モール部及び側縁モール部の延長モール部の各切断部分よりも先端側に設けられ、前記各延長モール部を切断する時に前記各延長モール部の仮保持手段により仮保持した部分を前記上縁モール部及び側縁モール部から切り離すことを特徴とする窓組立体の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載した窓組立体の製造方法であって、
    仮保持手段は、側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面に凹設された凹部及び/又は下向きに突設された凸部によって構成され、前記側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面に延長モール部をそれぞれ押出成形するとき、ウインドウモールの成形材料の一部を前記凹部に入り込ませる及び/又は前記凸部を前記成形材料の一部に突き差すことによりそれぞれの延長モール部を前記側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルに仮保持させることを特徴とする窓組立体の製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の窓組立体の製造方法であって、
    側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面には、段差部が設けられ、押出成形された上縁モール部の延長モール部及び側縁モール部の延長モール部に前記段差部の反転形状を転写させ、これら転写部分を切断部分のマーキングにすることを特徴とする窓組立体の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の窓組立体の製造方法であって、
    上縁モール部の延長モール部と側縁モール部の延長モール部との各切断部分をそれぞれのモール部の長手方向に対して上コーナー部の角度(θ)の略1/2の角度に切断することを特徴とする窓組立体の製造方法。
  6. 請求項4に記載の窓組立体の製造方法であって、
    上縁モール部の延長モール部と側縁モール部の延長モール部との各切断部分のマーキングとなる段差部は、側縁ダミーパネル及び上縁ダミーパネルの下面に、前記段差部に相当する厚さのマーキング用テープが貼り付けられ、押出成形された各延長モール部に前記マーキングテープの縁を転写することによって形成されることを特徴とする窓組立体の製造方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の窓組立体の製造方法であって、
    上コーナー部の裏面の接着剤が塗布されていない部分に両面接着テープを貼り付ける工程では、前記両面接着テープの貼り付け位置を位置決めする隣接辺を有する位置決め治具を用い、前記位置決め治具の隣接辺の一部を上縁モール部と側縁モール部との接着剤で接着された部分の内側縁に突き当てて位置決めした状態で、前記位置決め治具の隣接辺に沿って前記上コーナー部の裏面に両面接着テープを貼り付けることを特徴とする窓組立体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016016837A (ja) * 2014-07-11 2016-02-01 トヨタ車体株式会社 車両のフロントガラス固定構造

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