JP2009005874A - 飛翔装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
小型化且つ軽量化を図ることができ、重量バランスに優れ、良好なデザインを得ることができる飛翔装置を提供する。
【解決手段】
飛翔装置1の装置本体11には、ロータ130が取り付けられた、一対の回転軸101が略V字状に設けられている。装置本体11には、一方の回転軸101に設けられた一方の従動歯車111と、一方の従動歯車111と噛み合う一方の小歯車116と、一方の小歯車116と一体となる一方の中間歯車113と、一方の中間歯車113と噛み合う他方の中間歯車113と、この他方の中間歯車113と一体となる他方の小歯車116と、この他方の小歯車116と噛み合う、他方の回転軸101に設けられた他方の従動歯車111が略直線上に配置され、駆動モータ120の駆動軸に設けられた駆動歯車112が一方の中間歯車113と噛み合うようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、先端にロータを取り付けた一対の回転軸を略V字状に配置し、駆動モータで一対の回転軸を互いに異なる方向に回転させて飛翔する飛翔装置に関する。
従来、先端にロータを取り付けた一対の回転軸を略V字状に配置し、駆動モータで一対の回転軸を互いに異なる方向に回転させて飛翔する飛翔玩具が存在した。この飛翔玩具は、一対の回転軸にそれぞれ従動歯車を固定し、従動歯車同士を直接噛み合わせて、一対のロータを同期させ、飛翔させるようにしている(例えば、特許文献1)。
実開平6−55696号公報
上記従来の飛翔玩具は、一対のロータ同士が接触しないようにするため、また、一方のロータが他方の回転軸に接触しないようにするため、ロータを取り付ける回転軸の上端同士の間隔がある程度必要である。そのため、回転軸の下端同士の間隔を長くすることや、回転軸自体を長くすることが考えられる。上記従来の飛翔玩具は、回転軸の下端同士の間隔を確保する上で、回転軸に設けられた一対の従動歯車の外径を大きくしている。そのため、従来の飛翔玩具は、外径の大きな従動歯車の存在により、製品が大型化し、良好なデザインを得ることができないという問題点があった。また。回転軸を長くした場合には、ロータの回転モーメント等により、回転軸の径方向にブレが生じることになり、飛行に必要なロータの回転数が得られ難いことは勿論のこと、ロータ同士が接触したり、一方のロータが他方の回転軸に接触したりするという問題点があった。
本願発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、小型化且つ軽量化を図ることができるので良好なデザインを得ることができ、また、飛行に必要な安定したロータの回転数を得ることができ、重量バランスに優れており、人形等の他の玩具を取り付けて飛翔させることができる飛翔装置を提供することを目的とする。
本願請求項1に係る飛翔装置は、上記目的を達成するため、装置本体には、第1の回転軸と第2の回転軸が略V字状となるように取り付けられ、装置本体から突出する第1及び第2の回転軸にはロータが取り付けられ、装置本体内には、第1及び第2の回転軸を異なる方向に回転させる歯車群と、歯車群を回転させる駆動モータとが設けられており、歯車群は、第1の回転軸に設けられた第1の従動歯車と、第2の回転軸に設けられた第2の従動歯車と、第1と第2の従動歯車の間に設けられた第1及び第2の中間歯車と、駆動モータの駆動軸に設けられた駆動歯車とからなり、第1の中間歯車は、第1の従動歯車と第2の中間歯車に噛み合い、第2の中間歯車は、第2の従動歯車と第1の中間歯車と噛み合い、駆動歯車は、第1の中間歯車又は第2の中間歯車のいずれか一方に噛み合っていることを特徴とする。
本願請求項2に係る飛翔装置は、上記目的を達成するため、装置本体には、第1の回転軸と第2の回転軸が略V字状となるように取り付けられ、装置本体から突出する第1及び第2の回転軸にはロータが取り付けられ、装置本体内には、第1及び第2の回転軸を異なる方向に回転させる歯車群と、歯車群を回転させる駆動モータとが設けられており、歯車群は、第1の回転軸に設けられた第1の従動歯車と、第2の回転軸に設けられた第2の従動歯車と、第1と第2の従動歯車の間に設けられた第1及び第2の中間歯車と、第1の中
間歯車と一体となる第1の小歯車と、第2の中間歯車と一体となる第2の小歯車と、駆動モータの駆動軸に設けられた駆動歯車とからなり、第1の小歯車は、第1の従動歯車と噛み合い、第2の小歯車は、第2の従動歯車と噛み合い、第1の小歯車と一体となる第1の中間歯車は、第2の小歯車と一体となる第2の中間歯車と噛み合い、駆動歯車は、第1の中間歯車又は第2の中間歯車のいずれか一方に噛み合っていることを特徴とする。
本願請求項3に係る飛翔装置は、上記目的を達成するため、第1及び第2の従動歯車の回転中心と、第1及び第2の中間歯車の回転中心が略直線上に配置されていることを特徴とする。
本願発明に係る飛翔装置は、一対のロータの回転軸の下端に取り付けられた従動歯車を直接噛み合わせることがなく、複数の歯車群を介して一対の回転軸を回転させるので、回転軸の間隔を十分に確保することができ、回転軸を長くすることがなく、従動歯車の外径を小さくすることができるという効果がある。本願発明に係る飛翔装置は、ロータの回転軸の下端に取り付けられた従動歯車の外径を小さくすることができるので、小型化且つ軽量化を図ることができ、しかも良好なデザインを得ることができるという効果がある。さらに、本願発明に係る飛翔装置は、飛行に必要な安定したロータの回転数を得ることができると共に、重量バランスに優れており、人形等の他の玩具を取り付けて飛翔させることができるという効果がある。
本願発明に係る飛翔装置の一つの実施の形態を図1乃至図10に基づいて説明する。図1は、飛翔装置の全体斜視図である。図2は、図1の分解斜視図である。図3は、飛翔装置の枠部材の説明図である。図4は、飛翔装置の各部品を説明する説明図である。図5は、飛翔装置の歯車群を説明する説明図である。図6は、飛翔装置をユニット化してロボット玩具に装着した背面斜視図である。図7は、図6の正面斜視図である。図8、9は、図6のロボット玩具の飛翔形態を説明する側面図である。図10は、飛翔装置に部品を装着する際の説明図である。
飛翔装置1の概要について説明する。説明の便宜上右側に位置する部材には符号の後にRを付け、左側に位置する部材には符号の後にLを付ける。飛翔装置1の装置本体11には、第1の回転軸101Rと第2の回転軸101Lが略V字状となるように取り付けられている。装置本体11から突出する第1及び第2の回転軸101R,101Lにはロータ130R、130Lが取り付けられている。装置本体11内には、第1及び第2の回転軸101R,101Lを異なる方向に回転させる歯車群110と、歯車群110を回転させる駆動モータ120とが設けられている。
歯車群110は、第1の回転軸101Rに設けられた第1の従動歯車111Rと、第2の回転軸101Lに設けられた第2の従動歯車111Lと、第1と第2の従動歯車111R,111Lの間に設けられた第1及び第2の中間歯車113R,113Lと、駆動モータ120の駆動軸に設けられた駆動歯車112とからなる。第1の中間歯車113Rは、第1の従動歯車111Rと第2の中間歯車113Lに噛み合っている。第2の中間歯車113Lは、第2の従動歯車111Lと第1の中間歯車113Rに噛み合っている。駆動歯車112は、第1の中間歯車113R又は第2の中間歯車113Lのいずれか一方に噛み合っている。
また、飛翔装置1の歯車群110を以下のような構成にしても良い。歯車群110は、第1の回転軸101Rに設けられた第1の従動歯車111Rと、第2の回転軸101Lに設けられた第2の従動歯車111Lと、第1と第2の従動歯車111R,111Lの間に
設けられた第1及び第2の中間歯車113R,113Lと、第1の中間歯車113Rと一体となる第1の小歯車116Rと、第2の中間歯車113Lと一体となる第2の小歯車116Lと、駆動モータ120の駆動軸に設けられた駆動歯車112とからなる。第1の小歯車116Rは、第1の従動歯車111Rと噛み合い、第2の小歯車116Lは、第2の従動歯車111Lと噛み合うようになっている。第1の小歯車116Rと一体となる第1の中間歯車113Rは、第2の小歯車116Lと一体となる第2の中間歯車113Lと噛み合うようになっている。駆動歯車112は、第1の中間歯車113R又は第2の中間歯車113Lのいずれか一方に噛み合っている。なお、第1及び第2の従動歯車111R,111Lの回転中心と、第1及び第2の中間歯車113R,113Lの回転中心が略直線上に配置されていることが望ましい。
飛翔装置1は、一対のロータ130R,130Lの回転軸101R,101Lの下端に取り付けられた従動歯車111R,111Lを直接噛み合わせることがなく、複数の歯車群110を介して一対の回転軸101R,101Lを回転させるので、回転軸101R,101Lの間隔を十分に確保することができ、回転軸101R,101Lを長くすることがなく、従動歯車111R,111Lの外径を小さくすることができる。飛翔装置1は、ロータ130の回転軸101の下端に取り付けられた従動歯車111の外径を小さくすることができるので、小型化且つ軽量化を図ることができ、しかも良好なデザインを得ることができる。さらに、飛翔装置1は、飛行に必要な安定したロータ130の回転数を得ることができると共に、重量バランスに優れており、人形等の他の玩具を取り付けて飛翔させることができる。
さらに飛翔装置について詳細に説明する。図1乃至図5に示すように、飛翔装置1は、枠部材11を有する。枠部材11は、一対の回転軸101を略V字状に取り付けるもので、枠部12と、基板30とからなり、合成樹脂素材により一体成形されている。枠部12は、右枠片13と、第1の右傾斜枠片14と、右上端枠片15と、第2の右傾斜枠片16と、右短枠片17と、連結枠片18と、左短枠片19と、第1の左傾斜枠片20と、左上端枠片21と、第2の左傾斜枠片22と、左枠片23と、左下端枠片24と、右下端枠片25とからなる。
即ち、前記右枠片13の上端には、第1の右傾斜枠片14の下端が連結されている。第1の右傾斜枠片14の上端には、右上端枠片15の右端が連結されている。右上端枠片15の左端には、第2の右傾斜枠片16の上端が連結されている。第2の右傾斜枠片16の下端には、右短枠片17の上端が連結されている。右短枠片17の下端には、連結枠片18の右端が連結されている。連結枠片18の左端には、左短枠片19の下端が連結されている。左短枠片19の上端には、第1の左傾斜枠片20の下端が連結されている。第1の左傾斜枠片20の上端には、左上端枠片21の右端が連結されている。左上端枠片21の左端には、第2の左傾斜枠片22の上端が連結されている。第2の左傾斜枠片22の下端には、左枠片23の上端が連結されている。左枠片23の下端には、左下端枠片24の左端が連結されている。左下端枠片24の右端には、右下端枠片25の左端が連結されている。右下端枠片25の右端には、右枠片13の下端が連結されている。
基板30は、略三角形状に形成され、左下端枠片24と右下端枠片25の下端に取り付けられている。基板30の一方の面(図面上の表側の面)31には、モータ取付枠32が設けられている。モータ取付枠32は、右壁33と、左壁34と、上壁35と、下壁36とからなり、短手方向両側の右壁33と左壁34の外側面略中央に係止凹部37,38が形成されている。また、上壁35には、駆動モータ120の駆動軸を挿通する挿通凹部39が形成されている。各枠片は、断面が略矩形状に形成されている。
右上端枠片15の略中央には、円軸状の軸受部41が形成されている。軸受部41は、
右上端枠片15の長手方向と略直角の方向に形成され、手前側の面(図面上の表側の面)側から奥側の面(図面上の裏側の面)に向かって略U字状の軸受凹部42が形成されている。軸受凹部42は、軸受部41の軸心に沿って形成されている。前記右枠片13の上端と右短枠片17の上端とが右補助枠片43によって連結されている。右補助枠片43の奥側の面(図面上の裏側の面)略中央には、軸受部45が形成されている。軸受部45は、右補助枠片43の長手方向と略直角の方向であって、奥側の面(図面上の裏側の面)側から手前側の面(図面上の表側の面)に向かって略U字状の軸受凹部46が形成されている。また、右補助枠片43の手前側の面(図面上の表側の面)略中央には、係止ピン47が突設されている。右下端枠片25には、軸受部48が形成されている。軸受部48には、軸受穴49が形成されている。前記右上端枠片15と右補助枠片43と右下端枠片25は、略平行となっている。
円軸状の軸受部41には、円筒部材61が嵌合するようになっている。円筒部材61は、筒状に形成され、内面に前記軸受部41の軸受凹部42に挿設される凸部62が形成されている。凸部62は、軸受凹部42内に挿入されると、軸受凹部42内に、後述する回転軸101をがたつかないようにして回動可能に支持するスペースを形成する。後述する回転軸101は、前記右下端枠片25に形成された軸受部48の軸受穴49に回動可能に取り付けられ、右補助枠片43に形成された軸受部45の軸受凹部46に回動可能に軸受けされ、さらに右上端枠片15に形成された軸受部41の軸受凹部42に回動可能に取り付けられる。軸受部41には、円筒部材61が取り付けられ、軸受凹部42内に円筒部材61の凸部62が挿設されるので、回転軸101はがたつかず安定して保持される。この回転軸101の軸心は、右枠片13と略平行である。
左上端枠片21の略中央には、円軸状の軸受部51が形成されている。軸受部51は、左上端枠片21の長手方向と略直角の方向に形成され、手前側の面(図面上の表側の面)側から奥側の面(図面上の裏側の面)に向かって略U字状の軸受凹部52が形成されている。軸受凹部52は、軸受部51の軸心に沿って形成されている。前記左枠片23の上端と左短枠片19の上端とが左補助枠片53によって連結されている。左補助枠片53の奥側の面(図面上の裏側の面)略中央には、前記軸受部45と同様の軸受部55が形成されている。軸受部55は、左補助枠片53の長手方向と略直角の方向であって、奥側の面(図面上の裏側の面)側から手前側の面(図面上の表側の面)に向かって前記軸受凹部46と同様の略U字状の軸受凹部が形成されている。また、左補助枠片53の手前側の面(図面上の表側の面)略中央には、係止ピン57が突設されている。左下端枠片24には、軸受部58が形成されている。軸受部58には、軸受穴59が形成されている。前記左上端枠片21と左補助枠片53と左下端枠片24は、略平行となっている。
円軸状の軸受部51には、円筒部材61が嵌合するようになっている。円筒部材61は、筒状に形成され、内面に前記軸受部51の軸受凹部52に挿設される凸部62が形成されている。凸部62は、軸受凹部52内に挿入されると、軸受凹部52内に、後述する回転軸101をがたつかないようにして回動可能に支持するスペースを形成する。後述する回転軸101は、前記左下端枠片24に形成された軸受部58の軸受穴59に回動可能に取り付けられ、左補助枠片53に形成された軸受部55の軸受凹部に回動可能に軸受けされ、さらに左上端枠片21に形成された軸受部51の軸受凹部52に回動可能に取り付けられる。軸受部51には、円筒部材61が取り付けられ、軸受凹部52内に円筒部材61の凸部62が挿設されるので、回転軸101はがたつかず安定して保持される。この回転軸101の軸心は、左枠片23と略平行である。
基板30には、右側に取り付けられる回転軸101Rの軸心と、左側に取り付けられる回転軸101Lの軸心の交点を中心とする係止孔65が形成されている。右枠片13と左枠片23の中心であって、係止孔65を通る線を枠部材11の中心線Aとする。左下端枠
片24であって、軸受部58と枠部材11の中心線Aの間の位置には、左中間軸受部71が形成されている。左中間軸受部71には、左中間軸受穴72が形成されている。同様に、右下端枠片25であって、軸受部48と枠部材11の中心線Aの間の位置には、右中間軸受部73が形成されている。右中間軸受部73には、右中間軸受穴74が形成されている。
基板30には、枠部材11の中心線A上に駆動モータ120の重心が位置するように、モータ取付枠32が設けられている。連結枠片18の手前側の面(図面上の表側の面)略中央には、係止ピン85が突設されている。前記係止ピン85は、右短枠片17と左短枠片19に形成された補強枠86のリブ87によって補強されるようになっている。
右枠片13と左枠片23の外側面には、取付部材91が2つずつ設けられている。取付部材91は、一対の平板92,93とからなる。一方の平板92の内側には、半円状の係合突起95が設けられている。他方の平板93の内側には、半円状の係合突起96,96が一対設けられている。一方の平板92の係合突起95は、他方の平板93の一対の係合突起96,96の略中央に配置されている。当該取付部材91は、枠部材11に一体で形成しても、或いは枠部材11とは別体で形成しても良い。取付部材91は、枠部材11と別体で形成する場合、図3に示すように、枠部材11の外側面に係止ピン26・・を複数形成し、当該係止ピン26・・に差し込んで取り付けられるようにしても構わない。
回転軸101は、右上端枠片15(左上端枠片21)の内側に係合するフランジ102が形成され、一端に大径のロータ取付軸103が形成されている。ロータ取付軸103は、略U字状に切り欠かれ、一対の係止爪105,105が形成されている。係止爪105,105の対向する内側には、係止突起106,106が突設されている。回転軸101の他方には、歯車取付部108が形成されている。歯車取付部108には、従動歯車111が固定して取り付けられている。
枠部材11の基板30のモータ取付枠32には、駆動モータ120が嵌め込まれて取り付けられる。駆動モータ120は、略U字状に形成されたカバー部材121によって、モータ取付枠32から外れないように固定される。即ち、カバー部材121は、開放端側の内側面に係止凸部が形成されており、当該係止凸部をモータ取付枠32の係止凹部37,38に係脱可能に係止することによって、駆動モータ120をモータ取付枠32から外れないように固定する。駆動モータ120の駆動軸には、駆動歯車112が固定して取り付けられている。
歯車群110について説明する。歯車群110は、左右の回転軸101に取り付けられた従動歯車111と、左下端枠片24の左中間軸受穴72及び右下端枠片25の右中間軸受穴74に回動可能に取り付けられた中間歯車113と、中間歯車113と一体の小歯車116と、駆動モータ120の駆動軸に固定された駆動歯車112とからなる。
中間歯車113は、これと一体に小歯車116が形成され、中心に軸孔117が形成されている。左側の中間歯車113Lは、小歯車116が上側に位置するようにして、これの軸孔117と左下端枠片24の左中間軸受穴72に軸を差し込むことによって左下端枠片24に回動可能に取り付けられている。右側の中間歯車113Rは、小歯車116が上側に位置するようにして、これの軸孔117と右下端枠片25の右中間軸受穴74に軸を差し込むことによって右下端枠片25に回動可能に取り付けられている。左側の中間歯車113Lと右側の中間歯車113Rは、左下端枠片24及び右下端枠片25に取り付けられることによって、互いに噛み合うようになっている。駆動歯車112は、駆動モータ120がモータ取付枠32に取り付けられることによって、右側の中間歯車113Rと噛み合うようになっている。
従動歯車111は、略中心に円軸状のボス部114が設けられ、当該ボス部114の中心に軸孔115が形成され、ボス部114の両側が切り欠かれている。前記回転軸101の歯車取付部108は、下端に両側が切り欠かれた円形の取付凹部109が形成され、当該取付凹部109に従動歯車111のボス部114が回動不能に嵌合するようになっている。
左側の従動歯車111Lは、これの軸孔115と左下端枠片24の軸受穴59に軸を差し込むことによって左下端枠片24に回動可能に取り付けられ、左側の小歯車116Lと噛み合うようになっている。左側の回転軸101Lは、歯車取付部108の取付凹部109を左側の従動歯車111Lのボス部114に嵌合し、左補助枠片53の軸受凹部と左上端枠片21の軸受凹部52に回動可能に取り付け、前記したように軸受部51に円筒部材61を嵌合することにより、枠部材11に取り付けられる。
右側の従動歯車111Rは、これの軸孔115と右下端枠片25の軸受穴49に軸を差し込むことによって右下端枠片25に回動可能に取り付けられ、右側の小歯車116Rと噛み合うようになっている。右側の回転軸101Rは、歯車取付部108の取付凹部109を右側の従動歯車111Rのボス部114に嵌合し、右補助枠片43の軸受凹部46と右上端枠片15の軸受凹部42に回動可能に取り付け、前記したように軸受部41に円筒部材61を嵌合することにより、枠部材11に取り付けられる。
回転軸101のロータ取付軸103には、ロータ130が着脱可能に取り付けられる。図6に示すように、ロータ130は、基部131と、基部131に取り付けられる4枚の回転翼132とからなる。基部131の中心には、矩形の挿通孔133が形成されて、挿通孔133に枢軸135が設けられている。ロータ130は、これの枢軸135を回転軸101の係止爪105,105間に押し込むと、枢軸135が係止突起106,106に当接して係止爪105,105を拡開せしめ、枢軸135が係止突起106,106を通過すると、係止突起106,106が元の位置に復帰することになり、このようにして枢軸135が係止爪105,105の間で保持され、回転軸101に取り付けられることになる。なお、ロータ130は、枢軸135を係止爪105,105間から引き抜くことによって、回転軸101のロータ取付軸103から取り外すことができる。
上記飛翔装置1は、上記構成を有し、左側の回転軸101Lと右側の回転軸101Rが基板30の係止孔65の中心を中心として略52度のV字状に配置され、左側のロータ130Lの回転翼132と右側のロータ130Rの回転翼132はどこにも接触することなく回転することになる。駆動モータ120に電流を流すと、駆動歯車112が回転し、駆動歯車112の回転が、右側の中間歯車113R、右側の小歯車116R、右側の従動歯車111R、右側の回転軸101Rに伝達されて、右側のロータ130Rを回転させる。同様に、駆動歯車112の回転が、右側の中間歯車113R、左側の中間歯車113L、左側の小歯車116L、左側の従動歯車111L、左側の回転軸101Lに伝達されて、左側のロータ130Lを回転させる。右側のロータ130Rと左側のロータ130Lは、同一回転数で反対方向に回転し、飛翔を開始する。駆動モータ120の重心が、枠部材11の中心線A近傍に位置しているので、安定して上昇することが可能であり、ホバリング等も安定して行うことができる。駆動モータ120は、図示していないが、外部電源と電気コードで接続され、図示しないコントローラによって電圧を変化させてコントロールすることができる。
上記飛翔装置1は、右側の中間歯車113R、右側の小歯車116R、右側の従動歯車111R、右側の回転軸101R、左側の中間歯車113L、左側の小歯車116L、左側の従動歯車111L、左側の回転軸101Lが略直線上に配置されているので、重量バ
ランスに優れ、しかも右側の回転軸101Rと左側の回転軸101Lの間隔を充分確保することができる。さらに、複数の歯車の組み合わせによって動力を伝達させているので、各歯車の外径を小さくすることができ、そのため、枠部材11の前後方向(図面上の表裏方向)への突出が少なくなるので、飛翔抵抗を少なくすることができ、厚みの薄いコンパクトな外観にすることができる。
飛翔装置1は、薄くてコンパクトにすることができるので、ロボット玩具本体内に直接組み込むことができる他、図6に示すように、ケース140内に設けることができる。ケース140は、合成樹脂素材によって形成され、前半体141と後半体142とからなる。飛翔装置1は、前半体141と後半体142を接合することによって、ケース140内に組み込むことができる。飛翔装置1は、これの各枠片を保持する保持部材をケース140内に設ける他、各枠片に係止突起又は係止凹部を形成し、ケース140内に各枠片の係止突起又は係止凹部を係止する係止凹部又は係止突起を設けることにより、ケース140内に安定し取り付けることができる。なお、ケース140には、枠部材11の係止ピン47,57,85、及び取付部材91・・をケース140外に突出させる切り欠きが形成されている。
飛翔装置1は、ケース140内に組み込むことによって、飛翔ユニットBとして利用することができる。飛翔装置1は、前述したように、厚みの薄いコンパクトな外観にすることができるの、これを収納するケース140も厚みの薄いコンパクトな形状にすることができる。図6に示すように、ロボット玩具150の背中151に飛翔ユニットBを装着して、ロボット玩具150を飛翔させることができる。飛翔ユニットBの装着方法は、ケース140をロボット玩具150に取り付ける方法であって、接着式、ネジ止め式、嵌め込み式、係止式等、種々の技術を採用することができ、特に限定されるものではない。飛翔装置1が装着されたロボット玩具150は、ロボット玩具150の重量バランスを変えることにより、飛翔形態を変化させることができる。例えば、図8に示すように、両腕を前方に出していれば、ロボット玩具150の重心と飛翔装置1の重心の位置が略同じなので、上下方向にのみ飛翔する。しかし、図9に示すように、一方の腕を上げ、他方の腕を下げれば、ロボット玩具150の重心の位置が飛翔装置1の重心からずれるため、飛翔装置1がロボット玩具150の重心のずれた方向に引っ張られ、飛翔中旋回を行うことになる。このように、飛翔装置1は、ロボット玩具150の形態を変えることにより、飛翔形態を変化させることができる。
また、飛翔装置1は、ケース140から係止ピン47,57,85及び取付部材91が突出しているので、これらを利用して部品を取り付けることが可能である。例えば、係止ピン47,57,85に、ロボット玩具150に対応した武器等を取り付けることができる。また、図10に示すように、取付部材91に羽根155を取り付けられる。羽根155は、取付部材91の係合突起95と係合突起96,96の間で挟持される。羽根155は、極めて薄い合成樹脂板によって形成されるので、係合突起95と係合突起96,96の間で挟持されると撓む恐れがある。しかし、羽根155は、羽根の所定位置に取付凹部156を形成し、当該取付凹部156に撓み難い補強片157を取り付け、この補強片157を係合突起95と係合突起96,96の間で挟持させるようにすれば、撓むことなく飛翔装置1に取り付けることができる。この羽根155によっても、飛翔装置1の飛翔形態を変化させることができるのは勿論である。
上記実施の形態では、回転軸101、歯車群110及び駆動モータ120を枠部材11に取り付けたが、回転軸101、歯車群110及び駆動モータ120をケースに取り付けても構わないのは勿論である。また、実施の形態では、歯車群110が従動歯車111と、中間歯車113と、中間歯車113と一体の小歯車116と、駆動歯車112とで構成したが、従動歯車111と、中間歯車113と、駆動歯車112とで構成しても良い。こ
のように構成する場合には、左側の中間歯車113Lと右側の中間歯車113Rは、互いに噛み合い、駆動歯車112は、右側の中間歯車113Rと噛み合い、左側の中間歯車113Lは左側の従動歯車111Lと噛み合い、右側の中間歯車113Rは右側の従動歯車111Rと噛み合うようになっている。飛翔装置1は、右側の中間歯車113R、右側の従動歯車111R、右側の回転軸101R、左側の中間歯車113L、左側の従動歯車111L、左側の回転軸101Lが略直線上に配置される。駆動モータ120に電流を流すと、駆動歯車112が回転し、駆動歯車112の回転が、右側の中間歯車113R、右側の従動歯車111R、右側の回転軸101Rに伝達されて、右側のロータ130Rを回転させる。同様に、駆動歯車112の回転が、右側の中間歯車113R、左側の中間歯車113L、左側の従動歯車111L、左側の回転軸101Lに伝達されて、左側のロータ130Lを回転させる。このように飛翔装置1は、右側のロータ130Rと左側のロータ130Lを同一回転数で反対方向に回転させ、飛翔を開始する。
次いで、本発明の第2実施形態を説明する。図11に示すように、この飛翔装置201は、前述した実施形態の飛翔装置1と比較し、枠部材11に操作用突起202が設けられ、この操作用突起202に電気コード203が取り付けられているところなどが異なっている。なお、第2実施形態では、前述した実施形態同様、左右のロータ130,130が設けられている(以下の説明および図11〜14では、一方のロータのみ説明および図示)。また、以下に述べる前後、左右、上下の方向も前述した実施形態と同様である。操作用突起202は、枠部材11の係止ピン85に設けられており、この係止ピン85から後方に突出している。この操作用突起202には、その後端部(図11の点Q)において上下方向に貫通する孔(図示せず)が形成されており、この孔に電気コード203が挿通されている。具体的には、電気コード203は、操作用突起202の孔に挿通された状態で、その一端が、操作用突起202よりも下側に位置するモータ(図示せず)に連結され(図11の点P)、他端が、飛翔装置201を操作するためのコントローラ(図示せず)に連結されている。
次に、ロータ130の傾きと飛翔装置201の移動方向との対応関係を説明する。一般に、図11(A)に示すように、ロータ130の回転面が前方に傾斜しているときには、飛翔装置201は前方に移動し、図11(B)に示すように、ロータ130の回転面が後方に傾斜しているときには、飛翔装置201は後方に移動する。なお、本実施形態の略V
字状に配設されたロータ、すなわち、一般的に「交差反転ロータ」または「二軸反転ロータ」と言われるロータでは、その回転面が前後方向に対して傾斜していない飛行状態において、飛翔装置は、前方または後方のいずれか一方に移動するという特性を有している。
図12に示すように、ロボット玩具150が直立している状態では、重心cgが飛翔装置201の下端部付近に位置している。図13に示すように、ロボット玩具150の足を前方に移動させることにより、重心cgを飛翔装置201の下端部付近よりも前方に移動させた場合には、そのバランスの不釣合いを補正するために、ロボット玩具150および飛翔装置201が一体になったもの(以下、ロボット装置206という)が、その重心cg付近の左右方向に延びる軸線回りを中心に回動し(図13のE方向)、これに伴い、図14に示すように、ロータ130の回転面が前方に傾斜する。図11(A)に示すように、この状態では、ロータ130の回転面が前方に傾斜しているため、上述したように、ロボット装置206が前方に移動する。この状態で、ロボット装置206の下側から操作者Zが電気コード203を引っ張ることにより、図11(B)に示すように、ロボット装置206は重心cg付近を中心に回動する(図11(B)のF方向)。これ伴い、ロータ130の回転面が後方に傾斜することによって、ロボット装置206は後方に移動する。
本実施形態では、ロボット装置206の重心cg付近と操作用突起202の後端(図11の点Q)との距離が比較的長いため、電気コード203を点Qを介さずに点Pから直接
に引っ張る場合よりも回転モーメントが大きいので、操作者Zがロボット装置206をその後ろ側から電気コード203で引っ張ることによって、前側に傾斜しているロータ130の回転面を後ろ側に容易に傾斜させることができる。すなわち、前方に移動しているロボット装置206を後方に容易に回動させることができるので、操作者Zは、ロボット装置206の前後方向における微妙な移動操作を容易に行うことができる。
なお、電気コード203を、点Qを介さずに、点Pから操作者Zが直接に引っ張った場合には、重心cg付近と点Pとの距離が短く、回転モーメントが小さいため、ロボット装置206を回転させる力と比較し、ロボット装置206をスライド移動させる力のほうが大きくなりやすい。そのため、操作者Zが電気コード203を引っ張ったとしても、ロボット装置206がスライド移動してしまうので、ロボット装置206の揺動やロータ130の自然な動きを利用した前後方向の移動を得ることが困難である。
図11(C)に示すように、ロボット装置206が前方に移動する力と操作者Zが電気コード203を引く力とが拮抗している場合には、ロボット装置206を安定した状態で飛行させることができる。
また、ロボット装置206の重心cgを通る上下方向に延びる中心線近くに電気コード203の一端を取り付けた場合には(例えば点P付近)、中心線回りの回転モーメントが比較的小さいため、操作者Zが電気コード203を左右方向のいずれかの側に引っ張った際、ロボット装置206を旋回させる力と比較し、ロボット装置206をスライド移動させる力のほうが大きくなりやすく、ロボット装置206を旋回させることが困難である
これに対し、本実施形態では、操作用突起202の後端(図11のQ)が、ロボット装置206の上下方向に延びる中心線(図示せず)から比較的離れた部分に位置している。それにより、中心線回りの回転モーメントが大きくなり、操作者Zが左右方向のいずれかの側に電気コード203を引くことによって、ロボット装置206を容易に旋回させることができる(図11(D)参照)。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、第2実施形態において、ロボット玩具150の足を後方に移動させ、ロボット玩具150が直立した状態よりも重心を後方に移動させた場合には、ロータ130の回転面が後方に傾き、それにより、ロボット装置206が後方に移動するため、操作用突起202を、ロボット装置206の重心cgよりも下側に設けることによって、ロータ130を前方側に移動させてもよいことは勿論である。また、前記操作用突起202の位置は、上述した位置に限らず、ロボット装置206の重心cg付近から離れている位置、かつ、ロボット装置206の重心cg付近を通る上下方向の中心線から離れている位置に設けられていればよい。また、操作用突起201を補強するためのリブなどを飛翔装置201に取り付けてもよい。
本願発明は、一対のロータを備えた飛行玩具に利用可能である。
本願発明に係る飛翔装置の一つの実施の形態を示す全体斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図1の飛翔装置の枠部材の説明図である。 図1の飛翔装置の各部品を説明する説明図である。 図1の飛翔装置の歯車群を説明する説明図である。 図1の飛翔装置をユニット化してロボット玩具に装着した背面斜視図である。 図6の正面斜視図である。 図6のロボット玩具の飛翔形態を説明する側面図である。 図6のロボット玩具の飛翔形態を説明する側面図である。 図1の飛翔装置に部品を装着する際の説明図である。 (A)ロボット装置が前進する際の側面図である。 (B)図11の(A)の状態からロボット装置を後進させる際の側面図である。 (C)ロボット装置を安定した状態で飛行させているときの側面図である。 (D)ロボット装置を旋回させる際の側面図である。 ロボット玩具が直立している状態を示す側面図である。 ロボット玩具の足を前方に折り曲げた際の側面図である。 図13の状態で飛行させている際の側面図である。
符号の説明
A 中心線
B 飛翔ユニット
1 飛翔装置
11 枠部材(装置本体)
12 枠部
13 右枠片
14 第1の右傾斜枠片
15 右上端枠片
16 第2の右傾斜枠片
17 右短枠片
18 連結枠片
19 左短枠片
20 第1の左傾斜枠片
21 左上端枠片
22 第2の左傾斜枠片
23 左枠片
24 左下端枠片
25 右下端枠片
26 係止ピン
30 基板
31 一方の面
32 モータ取付枠
33 右壁
34 左壁
35 上壁
36 下壁
37 係止凹部
38 係止凹部
39 挿通凹部
41 軸受部
42 軸受凹部
43 右補助枠片
45 軸受部
46 軸受凹部
47 係止ピン
48 軸受部
49 軸受穴
51 軸受部
52 軸受凹部
53 左補助枠片
55 軸受部
57 係止ピン
58 軸受部
59 軸受穴
61 円筒部材
62 凸部
65 係止孔
71 左中間軸受部
72 左中間軸受穴
73 右中間軸受部
74 右中間軸受穴
85 係止ピン
86 補強枠
87 リブ
91 取付部材
92 平板
93 平板
95 係合突起
96 係合突起
101 回転軸
102 フランジ
103 ロータ取付軸
105 係止爪
106 係止突起
108 歯車取付部
109 取付凹部
110 歯車群
111 従動歯車
112 駆動歯車
113 中間歯車
114 ボス部
115 軸孔
116 小歯車
117 軸孔
120 駆動モータ
121 カバー部材
130 ロータ
131 基部
132 回転翼
133 挿通孔
135 枢軸
140 ケース
141 前半体
142 後半体
150 ロボット玩具
151 背中
155 羽根
156 取付凹部
157 補強片
201 飛翔装置
202 操作用突起
203 電気コード
206 ロボット装置
cg 重心
Z 操作者

Claims (3)

  1. 装置本体には、第1の回転軸と第2の回転軸が略V字状となるように取り付けられ、
    装置本体から突出する第1及び第2の回転軸にはロータが取り付けられ、
    装置本体内には、第1及び第2の回転軸を互いに異なる方向に回転させる歯車群と、歯車群を回転させる駆動モータとが設けられており、
    歯車群は、
    第1の回転軸に設けられた第1の従動歯車と、
    第2の回転軸に設けられた第2の従動歯車と、
    第1と第2の従動歯車の間に設けられた第1及び第2の中間歯車と、
    駆動モータの駆動軸に設けられた駆動歯車とからなり、
    第1の中間歯車は、第1の従動歯車と第2の中間歯車に噛み合い、
    第2の中間歯車は、第2の従動歯車と第1の中間歯車に噛み合い、
    駆動歯車は、第1の中間歯車又は第2の中間歯車のいずれか一方に噛み合っていることを特徴とする飛翔装置。
  2. 装置本体には、第1の回転軸と第2の回転軸が略V字状となるように取り付けられ、
    装置本体から突出する第1及び第2の回転軸にはロータが取り付けられ、
    装置本体内には、第1及び第2の回転軸を互いに異なる方向に回転させる歯車群と、歯車群を回転させる駆動モータとが設けられており、
    歯車群は、
    第1の回転軸に設けられた第1の従動歯車と、
    第2の回転軸に設けられた第2の従動歯車と、
    第1と第2の従動歯車の間に設けられた第1及び第2の中間歯車と、
    第1の中間歯車と一体となる第1の小歯車と、
    第2の中間歯車と一体となる第2の小歯車と、
    駆動モータの駆動軸に設けられた駆動歯車とからなり、
    第1の小歯車は、第1の従動歯車と噛み合い、
    第2の小歯車は、第2の従動歯車と噛み合い、
    第1の小歯車と一体となる第1の中間歯車は、第2の小歯車と一体となる第2の中間歯車と噛み合い、
    駆動歯車は、第1の中間歯車又は第2の中間歯車のいずれか一方に噛み合っていることを特徴とする飛翔装置。
  3. 第1及び第2の従動歯車の回転中心と、第1及び第2の中間歯車の回転中心が略直線上に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の飛翔装置。
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