JP2009005168A - 通信装置および送信装置および受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 蛍光体を備えたLEDからの光を用いて通信を行う場合に、高速かつ良好な光通信を行なうことが可能な通信装置を提供する。
【解決手段】 本発明の通信装置は、蛍光体を備えたLED1と、送信データを変調して変調信号にする変調手段2と、前記変調手段2からの変調信号に所定の基準信号を付加して前記LED1を駆動する駆動手段3と、前記LED1からの光を受光する受光手段4と、前記受光手段4からの出力信号から所定の基準信号を検出し、検出した所定の基準信号を時間軸の基準として用いて、前記受光手段4からの出力信号から、前記変調信号を復調する復調手段5とを備えている。
【選択図】 図15

Description

本発明は、蛍光体を備えたLEDからの光を用いて通信を行う通信装置および送信装置および受信装置に関する。
一般照明やディスプレイ用バックライト光源,電光表示板には、さまざまな光源が利用されている。前記光源には、現在は主に白熱電球と蛍光灯が利用されている。しかしながら、近年、消費電力の少なさから白色発光ダイオード(以下、白色LEDと称す)が利用され始めている。白色LEDは、その低消費電力性に加え、長寿命,高速応答性,色純度の高さを持ち、将来的には照明などさまざまな分野の光源として広く利用される可能性がある。特に白熱電球や蛍光灯等の照明器具は、エネルギー消費効率とライフサイクルの環境面から、将来はすべて白色LEDに置き換わる可能性が高く、代替が実現できれば、消費電力が現状より3割以上削減できるので、CO削減に貢献でき、蛍光灯に使用されている水銀の使用を中止することもできるので、環境にやさしい光源として期待ができる。現時点においても、すでに交通信号灯や自動車のブレーキランプなどに一部利用され始めている。
一般照明としても、すでに一部の室内灯や街路灯に白色LEDが利用され始めようとしている。これら白色LEDを光源として用いた照明は、人間の目に認識できないほど高速にパルス駆動を行うことが可能である。この特性を利用し、照明の機能と同時に、パルス駆動によるデータの送信を行うことが可能で、可視光通信装置としてさまざまな提案がなされている。
白色LED照明によるデータ通信は、照明として利用される大きな電力エネルギーをそのままデータ通信に利用することが出来るので、効率が良く、良好な通信特性を得ることができ、近年非常に注目を集めている。
白色LEDは大きく分けると、2種類(第1のタイプ,第2のタイプ)のものに分けることが出来る。第1のタイプのものは、GaN(窒化ガリウム)系青色LEDの周囲に黄色を発色する蛍光体(例えば、YAG系蛍光体やオキソ窒化物ガラス蛍光体など)を配置し、青色LEDを発光させることで青色光を発光し、これにより前記蛍光体を励起し発光させ、青色光と蛍光体の黄色光との混色により白色光を得るものである。
第2のタイプのものは、光の3原色である赤色,緑色,青色の各色のLEDを同時に発光させ、3色を混色し、白色を得るものである。
第1のタイプ(すなわち、蛍光体タイプ)の白色LEDは、第2のタイプ(すなわち、RGBタイプ)の白色LEDよりも電気エネルギーを光エネルギーにする発光効率が良く、高い輝度が得られやすいため、一般照明としては、第1のタイプ(蛍光体タイプ)のものが主に利用されている。
蛍光体タイプの白色LEDは、蛍光体の種類や量を調整することにより、白色発光色の色温度を変化させることが可能で、温かみのある電球色照明のような色温度が低い照明や、鮮やかな色温度の高い照明など、さまざまな色温度の照明を実現することが可能である。
例えば特許文献1には、蛍光体タイプ照明光通信システムが提案されている。
図1は特許文献1に示されている蛍光体タイプ照明光通信システムのブロック図である。図1の蛍光体タイプ照明光通信システムでは、光検出器43の前に青色フィルタ45を設け、蛍光体による黄色発光色を除去し、青色LEDの青色発光色のみを通信に利用している。
特許第3465017号公報
LED単体は、その高速性により、例えば100MHz以上の通信速度で光空間通信を行うことが可能である。しかしながら、LEDによる励起された蛍光体の応答速度はLEDに比べると遅い。そのため、上記特許文献1には、白色LEDの白色光を利用した光空間通信速度は1MHz程度と記載されている。
白色LEDに利用されている蛍光体(例えば、YAG系蛍光体やオキシ窒化物ガラス蛍光体)は、青色LEDの青色光で励起され、黄色光を発光し、2つの色が混ざることによって、白色発光となる。
一般に白色LEDに利用されている蛍光体の応答速度は、励起されたときに発光するまでの発色時間と励起光がなくなった後の蛍光体が消光するまでの消光時間は同じではなく、消光時間に対して発色時間は短い。
図2には、一般的な蛍光体であるYAG系蛍光体の励起された光強度、および励起光である半導体レーザー光の光強度が示されている。なお、図2において、横軸は時間であり、縦軸が光強度である。
また、図3には、図2の光強度を測定するための測定系が示されている。図3の測定系は、被測定物である例えばYAG系蛍光体301と、被測定物である蛍光体301を励起するための半導体レーザー302と、励起された光を分光する分光器303と、高速な時間分解能をもつストリークカメラ304とにより構成されている。
図2において、約5n(ナノ)秒幅の半導体レーザーのパルスによって励起された前記YAG系蛍光体の消光時間は約60n秒となっている。ここで、消光時間とは、ピーク光強度に対して、1/eの強度になった時間を表す。YAG系蛍光体を用いる場合、その消光時間は約60n秒であるので、その消光時間の逆数である16.7MHz以上の光空間通信を行うことは出来ない。なお、図2において、前記YAG系蛍光体の発色時間は、測定限界に近く、一般的なLEDの光立ち上がり時間となんら遜色はない。
上記のように、一般的なYAG系蛍光体タイプ白色LEDの応答時間、つまり発色時間と消光時間を合わせた時間は、数十n秒と長く、YAG系蛍光体タイプ白色LEDを用いる場合、一般的には16.7MHz以上の高速な光空間通信を行うことが出来ない。
特許文献1では、前記蛍光体の応答速度の遅さを鑑みて、光検出器43の前に青色フィルタ45を設けることによって、応答時間の遅い蛍光体による黄色発光色を除去し、光空間高速通信を成し遂げようというものである。
しかしながら、前記特許文献1の仕方では、青色フィルタを利用するため、光検出器43が受信する光強度が青色フィルタ45によって少なくなってしまう。これは、蛍光体タイプ白色LEDの青色光成分の光パワーは全体の光パワーに対して、約1/3であり、データ検出する受光素子に一般的なシリコン系のフォトダイオードを用いると、検出される青色光の強度は、全体の4分の1以下となってしまう。従って、光通信におけるS/N比が白色光すべてを受信する場合よりも−6dB悪化することになる。
以下に、上述の内容を詳細に述べる。
図4には、YAG系蛍光体とGaN系青色LEDとを組み合わせた、一般的な蛍光体タイプ白色LEDの波長スペクトルの一例が示されている。図4から、青色光成分の発光ピーク強度は黄色光成分よりも高いことがわかる。
図5には、上記蛍光体タイプ白色LEDの青色光成分の波長スペクトルが示されており、これは、上記蛍光体タイプ白色LEDの発光を、青色フィルタを通した後の波長スペクトルを表している。
また、図6には、上記蛍光体タイプ白色LEDの黄色光成分の波長スペクトルが示されており、これは、上記蛍光体タイプ白色LEDの発光を、黄色フィルタを通した後の波長スペクトルを表している。
図5,図6において、青色光成分,黄色光成分の光強度は、それぞれの波長スペクトルの積分値、つまり面積とほぼ一致し、面積比は青色光成分を1とすると、黄色光成分は約2となり、黄色光成分は青色光成分の倍の大きさであることがわかる。
図7は一般的なシリコン系受光素子であるフォトダイオードの分光感度曲線を示す図である。図7を参照すると、シリコン系受光素子の吸収ピーク波長である950nmから短波長側では、緩やかに感度が下がっている。
図7に示すフォトダイオードの分光感度曲線と図5に示す前記蛍光体タイプ白色LEDの青色光成分の波長スペクトルとを掛け合わせることによって、計算上、上記フォトダイオードが受光する蛍光体タイプ白色LEDの青色光成分の強度を求めることが可能である。
図8には、図7に示すフォトダイオードの分光感度曲線と図5に示す蛍光体タイプ白色LEDの青色光成分とを掛け合わせたものが示されている。
図8において、分光感度曲線が表す面積が、上記フォトダイオードが受光する蛍光体タイプ白色LEDの青色光成分の受信信号強度となる。
また、図7に示すフォトダイオードの分光感度曲線と図6に示す蛍光体タイプ白色LEDの黄色光成分の波長スペクトルとを掛け合わせることによって、計算上、上記フォトダイオードが受光する蛍光体タイプ白色LEDの黄色光成分の強度を求めることが可能である。
図9には、図7に示すフォトダイオードの分光感度曲線と図6に示す蛍光体タイプ白色LEDの黄色光成分とを掛け合わせたものが示されている。
図9において、分光感度曲線が表す面積が、上記フォトダイオードが受光する蛍光体タイプ白色LEDの黄色光成分の受信信号強度となる。
図8と図9を比較し、シリコン系のフォトダイオードを受光素子として用いたときに検出される、青色光成分と黄色光成分の強度比は、およそ1対3となる。
従って、可視光通信において、通信データを検出する受光素子に一般的なシリコン系のフォトダイオードを用いて、青色フィルタを用いた特許文献1の手法では、検出される青色光成分の光強度は、白色光全体の光強度の4分の1以下となり、S/N比に換算すると白色光全体を受信するよりも−6dB悪化することになる。このため、特許文献1の仕方では、良好な光通信を行なうことができないという問題があった。
本発明は、蛍光体を備えたLEDからの光を用いて通信を行う場合に、高速かつ良好な光通信を行なうことが可能な通信装置および送信装置および受信装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、蛍光体を備えたLEDと、送信データを変調して変調信号にする変調手段と、前記変調手段からの変調信号に所定の基準信号を付加して前記LEDを駆動する駆動手段と、前記LEDからの光を受光する受光手段と、前記受光手段からの出力信号から所定の基準信号を検出し、検出した所定の基準信号を時間軸の基準として用いて、前記受光手段からの出力信号から、前記変調信号を復調する復調手段とを備えていることを特徴とする通信装置である。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の通信装置において、前記蛍光体を備えたLEDは、青色LEDの周囲に黄色を発色する蛍光体が配置され、青色LEDからの青色光により前記蛍光体を励起し発光させて、青色光と蛍光体の黄色光との混色により白色光を得る蛍光体タイプ白色LEDであることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の通信装置において、前記受光手段は、前記LEDからの白色光を直接受光する1つの受光手段により構成されていることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の通信装置において、前記復調手段は、前記所定の基準信号に同期させて、所定の決められた時間間隔ごとに前記受光手段からの出力信号の強弱を比較することによって、前記変調信号を復調することを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の通信装置において、前記復調手段は、前記受光手段からの出力信号から所定の基準信号を検出したとき、該所定の基準信号の立ち上がりエッジを時間軸の基準として用いることを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、蛍光体を備えたLEDと、送信データを変調して変調信号にする変調手段と、復調に用いるための所定の基準信号を前記変調手段からの変調信号に付加して前記LEDを駆動する駆動手段とを備えていることを特徴とする送信装置である。
また、請求項7記載の発明は、蛍光体を備えたLEDからの光を受光する受光手段と、前記蛍光体を備えたLEDが、送信データを変調した変調信号に所定の基準信号が付加された信号によって駆動されるものであるとき、前記受光手段からの出力信号から所定の基準信号を検出し、検出した所定の基準信号を時間軸の基準として用いて、前記受光手段からの出力信号から、前記変調信号を復調する復調手段とを備えていることを特徴とする受信装置である。
本発明によれば、送信側に、蛍光体を備えたLEDと、送信データを変調して変調信号にする変調手段と、前記変調手段からの変調信号に所定の基準信号を付加して前記LEDを駆動する駆動手段とを備え、
受信側に、前記LEDからの光を受光する受光手段と、前記受光手段からの出力信号から所定の基準信号を検出し、検出した所定の基準信号を時間軸の基準として用いて、前記受光手段からの出力信号から、前記変調信号を復調する復調手段とを備えているので、
蛍光体を備えたLEDからの光を用いて通信を行う場合に、高速かつ良好な光通信を行なうことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
前述したように、励起された黄色光の立ち上がり時間,発色時間は、消光時間に比べて高速である。つまり、このことは、受信側において、光空間通信(光通信)の受信立ち上がり信号は高速に受信することが可能であることを示している。
本発明では、蛍光体タイプ白色LEDを用いた照明において光空間通信を行うために、送信側では、ある一定期間毎に所定の基準信号(例えばガイド信号パルス)を変調信号に挿入して蛍光体タイプ白色LEDを駆動する。そして、受信側では、蛍光体タイプ白色LEDからの光を受光手段で受光するとき、蛍光体の応答速度の性質を利用し、受光手段からの出力信号から、所定の基準信号の高速な立ち上がり時間のエッジを捉え、これを時間軸の基準として用いて、受光手段からの出力信号から、前記変調信号を復調する。これにより、受信側においては、光強度が低減していないことから、S/N比を低下させることなく、送信側からの変調信号を信頼性良く高速に復調することができ、高速かつ良好な光空間通信を行うことが可能となる。
以下に、本発明を詳細に説明する。
LEDを利用した可視光通信において、LEDをデジタル変調する方式の1つにRZ(Return to Zero)方式がある。さらに、RZ方式には、送信するデータを符号化するいくつかの符号化方式がある(例えば、2値符号化やマンチェスター符号化などがある)。
図10は2値符号化によるLEDの変調方法を説明するための図である。図10を参照すると、2値符号化によるLEDの変調方法では、送信するデジタルデータ、つまりデータが“0”の時はLEDを消灯させ、データが“1”の時にはLEDを点灯させる。
これに対して、図11はマンチェスター符号化によるLEDの変調方法を説明するための図である。図11を参照すると、マンチェスター符号化によるLEDの変調方法では、送信するデジタルデータに対して、データが“0”の時には、LEDを点灯から消灯へ、データが“1”の時には、LEDを消灯から点灯へと変化させる。
照明として利用されているLEDに変調を行うことを考えた場合、前者の2値符号化よりも後者のマンチェスター符号化の方が有効だと考えられている。
理由は、前者の2値符号化方式では、送信するデータの“0”と“1”の割合の不均等さによって、LEDの点灯している時間割合が変化して明滅が起きてしまう。
これに対し、後者のマンチェスター方式では、LEDの点灯している時間の割合は、送信するデータの“0”と“1”の均等さに無関係で一定である。従って、前記2値符号化のような明滅が起こらず、照明としての機能に不具合を起こさない。
そのため、照明光を用いた光通信において、LEDなどの光源を変調させる手法として、一般的にマンチェスター方式が有利とされている。
図12には、マンチェスター方式で蛍光体タイプ白色LEDを高速に点滅変調させる場合における、蛍光体タイプ白色LEDを駆動する駆動波形(駆動信号,変調信号)が示されている。
また、図13(a)には、図12の駆動信号(変調信号)で高速点滅変調させた白色LEDの通信光(送信光)を、受光素子(例えばシリコンタイプのフォトダイオード)で受光した信号(受信信号)が示されている。
従来の光空間通信方法において、受光素子で受信した信号を復調するためには、適切な閾値電圧を設定する必要がある。図13の例では、閾値電圧はCのように設定されており、受信信号のレベルとこの閾値電圧Cとの大小を比較することによって、図13(b)に示すように、図12に示す通信データ(送信データ,LED駆動信号(送信デジタル信号))をデジタル信号(復調信号)に復調することが可能となる。図14は在来の受信回路(復調回路)の一例を示す図である。図14の例では、受光素子4に通信光が入射したときに流れる電流を電流ー電圧変換部11で電圧に変換し、アンプ12で増幅し、アンプ12からの電圧と所定の閾値電圧Cとをコンパレータ13で比較し、アンプ12からの電圧が閾値電圧Cよりも大きい時は“1”,小さい時は“0”のデジタル信号を復調信号として出力することができる。
図13(a),(b)から、在来のマンチェスター方式では、Dに示す範囲に閾値電圧Cを設定しなければ、復調はできないことがわかる。また、Dに示す範囲内に閾値電圧Cを設定したとしても、復調したデジタル信号(復調信号)の波形は、図12の送信デジタル信号(LED駆動信号)の波形と比べて変形しており、良好な復調が困難であることがわかる。
このことは、蛍光体タイプ白色LEDを用いた光空間通信において、在来のマンチェスター方式を用いる場合、良好な高速通信が困難であることを表している。
図15は、本発明の通信装置の構成例を示す図である。本発明の通信装置は、蛍光体タイプ白色LEDを用いた光空間通信において、良好な高速通信を実現するため、図15に示すように、蛍光体を備えたLED1と、送信データを変調して変調信号にする変調手段2と、前記変調手段2からの変調信号に所定の基準信号を付加して前記LED1を駆動する駆動手段3と、前記LED1からの光を受光する受光手段4と、前記受光手段4からの出力信号から所定の基準信号を検出し、検出した所定の基準信号を時間軸の基準として用いて、前記受光手段4からの出力信号から、前記変調信号を復調する復調手段5とを備えていることを特徴としている。
ここで、蛍光体を備えたLED1と、送信データを変調して変調信号にする変調手段2と、復調に用いるための所定の基準信号を前記変調手段2からの変調信号に付加して前記LED1を駆動する駆動手段3とは、送信装置として構成されている。
また、蛍光体を備えたLED1からの光を受光する受光手段4と、前記蛍光体を備えたLED1が、送信データを変調した変調信号に所定の基準信号が付加された信号によって駆動されるものであるとき、前記受光手段4からの出力信号から所定の基準信号を検出し、検出した所定の基準信号を時間軸の基準として用いて、前記受光手段4からの出力信号から、前記変調信号を復調する復調手段5とは、受信装置として構成されている。
また、上記蛍光体を備えたLED1は、具体的には、例えば、青色LEDの周囲に黄色を発色する蛍光体が配置され、青色LEDからの青色光により前記蛍光体を励起し発光させて、青色光と蛍光体の黄色光との混色により白色光を得る蛍光体タイプ白色LEDである。
また、駆動手段3は、より具体的には、ある一定期間毎に所定の基準信号(例えばガイド信号パルス)を変調信号に挿入してLED1を駆動するようになっている。
また、上記復調手段5は、より具体的には、前記所定の基準信号に同期させて、所定の決められた時間間隔ごとに前記受光手段4からの出力信号の強弱を比較することによって、前記変調信号を復調するようになっている。
また、復調手段5は、より具体的には、前記受光手段4からの出力信号から所定の基準信号を検出したとき、該所定の基準信号の立ち上がりエッジを時間軸の基準として用いるようになっている。
また、受光手段4は、前記LED1からの白色光を直接受光する1つの受光手段により構成されたものとなっている。
図16は本発明の通信装置のより具体的な構成例を示す図である。
図16において、LED1には例えば照明光として利用される蛍光体タイプ白色LEDが用いられ、受光手段4には受光素子として例えばシリコン系フォトダイオードが用いられる。また、復調手段5は、所定の基準信号としてのガイド信号を検出するガイド信号検出部6と、ガイド信号検出部6で検出されたガイド信号を時間軸の基準として用いて、前記受光手段4からの出力信号から、前記変調信号を復調する復調部7とを有している。
図17には、本発明において白色LED1を高速点滅変調させるためのLED駆動信号波形が示されている。
本発明では、図17に示すように、ある決められた一定周期ごとに所定の基準信号(ガイド信号)を付加した変調信号を駆動信号として用いるようにしている。なお、図17の例においては、ある一定周期ごとに蛍光体タイプ白色LED1の駆動電流を増やすことによって、ガイド信号としている。
なお、ガイド信号の生成方法としては、一定期間の間、蛍光体タイプ白色LED1を消灯させて、受光素子4における受信信号の立ち上がりを明確にさせる方法もある。このとき、消灯させる一定期間の時間は、前記蛍光体タイプ白色LED1に使用されている蛍光体の消光時間以上であることが望ましく、一般的なYAG系蛍光体であれば、その消光時間は約60n(ナノ)秒である。
図18(a)には、図17に示した駆動信号で高速点滅変調させた蛍光体タイプ白色LED1からの光(光空間通信光)を、受光素子(例えばシリコン系フォトダイオード)4で受光した受信信号の波形が示されている。
図18(a)に示すように、蛍光体タイプ白色LED1に使用されている例えばYAG系蛍光体の立ち上がり時間,発色時間は、消光時間に比べて非常に高速であるので、図18(a)に示す受信信号から所定の閾値電圧Eを越えた信号の立ち上がりエッジを検出することで、時間軸の基準となる所定の基準信号(ガイド信号)を抽出することが容易にできる。
このようにして抽出されたガイド信号を時間的な基準として(より正確には、ガイド信号の立ち上がりエッジを時間的な基準として)、図18(b)に示すような仕方で受信信号を復調することにより、良好な復調を行うことが可能となる。
この復調は、具体的には、図18(a),(b)に示すように、ガイド信号の立ち上がり時間を基準とし、ある決められた時間であるT1時間後に受信信号をサンプリングする。
その後は、変調周波数の逆数である、送信データの単位時間であるT2の時間ごとに受信信号をサンプリングする。このT2の時間は、変調速度の2分の1の時間に一致し、送信データ1ビットごとに2回サンプリングすることによって、良好な復調が可能となる。
具体的には、図18(a)に示すように、ガイド信号を受信してから(ガイド信号の立ち上がりエッジを検出してから)T1時間後に最初に受信信号をサンプリングした値をS1とし、次のT2時間後に受信信号をサンプリングした値をS2、n番目に受信信号をサンプリングした値をSnとする。
このとき、受信信号を受信データに復調するために、n≧1とするとき、(2n−1)番目の値S(2n−1)と(2n)番目の値S(2n)とを比較し、S(2n−1)>S(2n)の場合には、受信データのn番目のデータを“0”にし、S(2n−1)<S(2n)の場合には、受信データのn番目のデータを“1”にする。
このように、本発明では、所定の基準信号(ガイド信号)を時間軸の基準とし、該ガイド信号に同期させて、あらかじめ決められた時間単位で受信信号をS1,S2,S3,・・・のようにサンプリングし、上述の仕方で受信データ(復調信号)に復調することによって、簡易にかつ良好に受信データ(復調信号)への復調を行なうことが可能となる。
図19は図16に示した通信装置の受信回路(受光手段4,復調手段5)の具体例を示す図である。なお、図19において、図14と同様の箇所には同じ符号を付している。また、図19において、コンパレータ23がガイド信号検出部6としての機能を有し、カウンタ24,25,サンプルホールド回路26,27,コンパレータ28が復調部7としての機能を有している。図19の例では、受光素子4に通信光が入射したときに流れる電流を電流ー電圧変換部11で電圧に変換し、アンプ12で増幅し、アンプ12からの電圧と所定の閾値電圧Eとをコンパレータ23で比較し、アンプ12からの電圧(受信信号)が閾値電圧Eよりも大きくなったときに所定の基準信号(ガイド信号)として抽出することができる。そして、カウンタ24,25では、交互に時間間隔T2を計数する。なお、カウンタ24では、当初、時間T1も計数する。そして、所定の基準信号(ガイド信号)から時間T1を経過後、カウンタ24,25で交互に計数される時間間隔T2ごとに、アンプ12からの電圧(受信信号)をサンプルホールド回路26,27でそれぞれサンプリングし、コンパレータ28でサンプルホールド回路26,27からの出力S(2n−1),S(2n)の大小を比較し、“1”または“0”のデジタル信号を復調信号として出力することができる。
また、図20は図16に示した通信装置の受信回路(受光手段4,復調手段5)の他の具体例を示す図であり、図20の例では、復調手段5の復調部7にMPU(CPU)30を使用したものとなっている。図21には、図20のMPU30を使用した復調部7の処理のフローチャートが示されている。図21を参照すると、MPU30は、ガイド信号を受信すると(ステップS1)、時間T1を計時し(ステップS2)、サンプリング回数nを“1”に初期設定する(ステップS3)。
そして、受信信号をサンプリングしてS(2n−1)とする(ステップS4)。次いで、時間T2を計時し(ステップS5)、受信信号をサンプリングしてS(2n)とする(ステップS6)。そして、S(2n−1)とS(2n)とを比較し(ステップS7)、S(2n−1)がS(2n)よりも大きい時には受信信号を“0”として出力し(ステップS8)、S(2n−1)がS(2n)よりも小さい時には受信信号を“1”として出力する(ステップS9)。
次いで、受信データが終了したか否かを判断し(ステップS10)、受信データが終了していないときには、nを“1”だけインクリメントし(ステップS11)、さらに、時間T2を計時して(ステップS12)、再びステップS4に戻り、ステップS4〜S10の処理を繰り返し行なう。このようにして、図18に示したような復調処理を行なうことができる。
従来の蛍光体タイプ照明光通信システムのブロック図である。 一般的な蛍光体であるYAG系蛍光体の励起された光強度、および励起光である半導体レーザー光の光強度を示す図である。 図2の光強度を測定するための測定系図である。 YAG系蛍光体とGaN系青色LEDとを組み合わせた、一般的な蛍光体タイプ白色LEDの波長スペクトルの一例を示す図である。 蛍光体タイプ白色LEDの青色光成分の波長スペクトルを示す図である。 蛍光体タイプ白色LEDの黄色光成分の波長スペクトルを示す図である。 一般的なシリコン系受光素子であるフォトダイオードの分光感度曲線を示す図である。 図7に示すフォトダイオードの分光感度曲線と図5に示す蛍光体タイプ白色LEDの青色光成分とを掛け合わせたものを示す図である。 図7に示すフォトダイオードの分光感度曲線と図6に示す蛍光体タイプ白色LEDの黄色光成分とを掛け合わせたもの図である。 2値符号化によるLEDの変調方法を説明するための図である。 マンチェスター符号化によるLEDの変調方法を説明するための図である。 マンチェスター方式で蛍光体タイプ白色LEDを高速に点滅変調させる場合における、蛍光体タイプ白色LEDを駆動する駆動波形(駆動信号,変調信号)を示す図である。 従来の光空間通信方法において、受光素子で受信した信号を復調する仕方を説明するための図である。 在来の受信回路(復調回路)の一例を示す図である。 本発明の通信装置の構成例を示す図である。 本発明の通信装置のより具体的な構成例を示す図である。 本発明において白色LEDを高速点滅変調させるためのLED駆動信号波形を示す図である。 本発明の通信装置の動作を説明するための図である。 図16に示した通信装置の受信回路の具体例を示す図である。 図16に示した通信装置の受信回路の他の具体例を示す図である。 図20のMPUを使用した復調部の処理のフローチャートを示す図である。
符号の説明
1 蛍光体を備えたLED
2 変調手段
3 駆動手段
4 受光手段
5 復調手段
6 ガイド信号検出部
7 復調部

Claims (7)

  1. 蛍光体を備えたLEDと、送信データを変調して変調信号にする変調手段と、前記変調手段からの変調信号に所定の基準信号を付加して前記LEDを駆動する駆動手段と、前記LEDからの光を受光する受光手段と、前記受光手段からの出力信号から所定の基準信号を検出し、検出した所定の基準信号を時間軸の基準として用いて、前記受光手段からの出力信号から、前記変調信号を復調する復調手段とを備えていることを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1記載の通信装置において、前記蛍光体を備えたLEDは、青色LEDの周囲に黄色を発色する蛍光体が配置され、青色LEDからの青色光により前記蛍光体を励起し発光させて、青色光と蛍光体の黄色光との混色により白色光を得る蛍光体タイプ白色LEDであることを特徴とする通信装置。
  3. 請求項2記載の通信装置において、前記受光手段は、前記LEDからの白色光を直接受光する1つの受光手段により構成されていることを特徴とする通信装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の通信装置において、前記復調手段は、前記所定の基準信号に同期させて、所定の決められた時間間隔ごとに前記受光手段からの出力信号の強弱を比較することによって、前記変調信号を復調することを特徴とする通信装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の通信装置において、前記復調手段は、前記受光手段からの出力信号から所定の基準信号を検出したとき、該所定の基準信号の立ち上がりエッジを時間軸の基準として用いることを特徴とする通信装置。
  6. 蛍光体を備えたLEDと、送信データを変調して変調信号にする変調手段と、復調に用いるための所定の基準信号を前記変調手段からの変調信号に付加して前記LEDを駆動する駆動手段とを備えていることを特徴とする送信装置。
  7. 蛍光体を備えたLEDからの光を受光する受光手段と、前記蛍光体を備えたLEDが、送信データを変調した変調信号に所定の基準信号が付加された信号によって駆動されるものであるとき、前記受光手段からの出力信号から所定の基準信号を検出し、検出した所定の基準信号を時間軸の基準として用いて、前記受光手段からの出力信号から、前記変調信号を復調する復調手段とを備えていることを特徴とする受信装置。
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