JP2009005059A - 放送端末及び音量制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スピーカの周りの状況に応じて、放送の音量を調節すること。
【解決手段】放送端末150は、スピーカ170の周りに配置されたマイク180を介して、スピーカの周りの騒音の音量レベルを測定し、測定した騒音の音量レベルに応じて、スピーカより出力する音声データの音量レベルを変える。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送配信サーバより配信された音声データを放送する際の音量を制御する技術に関する。
IPネットワークを介して複数の端末に一斉に放送を行う技術が知られている。
例えば、特許文献1に記載の技術では、告知放送サーバにおいて、音声パケットに、宛先アドレス情報、音声パケットの再生に役立つ参考情報等を添付して、IPネットワークに接続されている端末装置に一斉に送信する技術が記載されている。
特開2002−368807号公報
特許文献1に記載の技術では、音声パケットに付加情報を添付してIPネットワークに接続されている端末装置に一斉に送信し、端末装置では受信した音声パケットを再生するように構成されているが、各端末装置の周囲において放送の音量レベルが大きすぎてうるさかったり、小さすぎて聞こえなかったりした場合、その都度、端末装置のオペレータが手動で音量調整を行わなければならない。
特に、スピーカから出力される音量が一緒でも、音を出力するスピーカの周りの騒音などの状態により、放送の聞こえ方は異なってくるため、放送される音声を十分に聞き取るためには、スピーカの周りの状況に応じて、その都度音量の調節を行わなければならず、不便であった。
そこで、本発明は、スピーカの周りの状況に応じて、放送の音量を調節することのできる技術を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、放送を行うスピーカの周りの騒音の音量レベルに応じて、スピーカより出力する音声データの音量レベルを変える技術を提供する。
例えば、本発明は、放送配信サーバより配信された音声データを放送する放送端末であって、マイクを介して、放送を行う場所の騒音を取得する騒音収集部と、騒音収集部で収集された騒音の音量レベルを測定する音量測定部と、前記音量測定部で測定された前記騒音の音量レベルに応じて、スピーカより出力する音声データの音量レベルを特定する音量制御部と、を備えることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、スピーカの周りの状況に応じて、放送の音量を調節することができる。
図1は、本発明の第一の実施形態である放送システム100の概略図である。
図示するように放送システム100は、センタ側システム110と、拠点側システム120と、を備え、これらのシステムは、ネットワーク190を介して相互に情報を送受信することができるようにされている。
センタ側システム110は、放送配信サーバ111を備えており、ルータ112を介してネットワーク190に接続されている。
放送配信サーバ111は、後述する拠点側システム120の放送端末150に、ユニキャスト通信やマルチキャスト通信などにより、放送データをIPパケットに格納して送信する。
拠点側システム120には、第一拠点130Aと、第二拠点130Bと、第三拠点130Cと、を備えており、各拠点は、放送端末150と、スピーカ170と、マイク180と、を有しており、ルータ140を介してネットワーク190に接続されている。
なお、本実施形態においては、拠点側システム120に、第一拠点130A、第二拠点130B及び第三拠点130Cの三つの拠点を設けているが、拠点の数については適宜選択可能である。
そして、例えば、各拠点は、図2に示すように配置する。
図2は、各拠点のイメージ図である。図2では、銀行等の店舗においてスピーカから様々な内容の音声を放送する例を示す。
図示するように、第一の拠点130Aは、受付カウンタのオペレータにスピーカ170から放送を行うようにしている。ここで、受付カウンタのオペレータに近い位置にマイク180を配置することで、実際の放送を聞く人にどのような音量で聞こえるかを把握することができる。
また、第二の拠点130Bは、待合室を利用する人にスピーカ170から音声を放送するようにしている。ここでも、待合室のソファに近い位置にマイク180を配置することで、実際の放送を聞く人にどのような音量で聞こえるかを把握することができる。
そして、第三の拠点130Cは、ATM(Automatic Teller Machine)を利用する人にスピーカ170から放送するようにしている。ここでも、ATMに近い位置にマイク180を配置することで、実際の放送の聞く人にどのような音量で聞こえるかを把握することができる。
ここで、スピーカ170及びマイク180については、汎用のものを用いればよいため、詳細な説明は省略する。
図3は、放送端末150の概略図である。
図示するように、放送端末150は、通信インターフェース部151と、放送ファイル記憶部152と、放送出力部153と、D/A変換部154と、アナログ波形記憶部155と、アナログ出力部156と、アナログ入力部157と、騒音収集タイマ158と、騒音収集部159と、音量測定部160と、システム情報記憶部161と、音量制御部162と、全体制御部163と、ボリューム表示部164と、ボリューム入力部165と、を備える。
通信インターフェース部151は、ルータ140を介して、ネットワーク190を通じた情報の送受信を行う。特に、本実施形態においては、放送配信サーバ111から配信される放送ファイル(音声データ)を受信する。
放送ファイル記憶部152は、通信インターフェース部151で受信した放送ファイルを記憶する。
放送出力部153は、番組の順番に放送ファイルを並び替えて、D/A変換部154に出力する。なお、番組の順番については、構成情報によりユーザにて設定すればよい。
また、放送出力部153は、全体制御部163からの指示に応じて、D/A変換部154に出力する音声データの音量を調節する。
D/A変換部154は、放送出力部153から入力されたデジタル信号である音声データをアナログ信号である音声信号に変換して、アナログ波形記録部155へ出力する。
アナログ波形記憶部155は、D/A変換部154でアナログ信号に変換された音声信号を記憶するとともに、当該音声信号をアナログ出力部156に出力する。
アナログ出力部156は、アナログ波形記憶部155より入力された音声信号をスピーカ170に出力する。
アナログ入力部157は、マイク180で収集された音声信号の入力を受け付けて、騒音収集部159に出力する。
騒音収集タイマ158は、時間を計測し、予め定められた時間(周期)において、予め定められた信号を騒音収集部159に出力する。
騒音収集部159は、騒音収集タイマ158からの信号に応じて、アナログ入力部157より入力された音声信号から、アナログ波形記憶部155に記憶されている音声信号を減算して、騒音信号を生成し、音量測定部160に出力する。
なお、アナログ入力部157より入力された音声信号から、アナログ波形記憶部155に記憶されている音声信号を減算する処理は、スピーカ170から放送された音声信号をマイク180で収集するタイムラグや、スピーカ170からマイク180までの距離等に応じた減衰率等を考慮して公知の補正をかけることで、マイク180で取得された音声信号からスピーカ170より出力された音声信号を取り除いて、マイク180で収集した騒音のみを取り出す処理である。
音量測定部160は、騒音収集部159から入力された騒音信号の音量レベルを計測する。ここで、本実施形態においては、音量レベルとしてdB(デジベル)数を計測する。そして、音量測定部160は、計測した音量レベルをシステム情報記憶部161に出力する。
システム情報記憶部161は、放送端末150のシステムに関する情報を記憶する。特に、本実施形態においては、音量測定部160で計測された騒音信号の音量レベルを記憶する。
音量制御部162は、音量測定部160で計測されシステム情報記憶部161に記憶された騒音信号の音量レベルに応じて、スピーカ170から出力する放送の音量レベルを決定する。
ここで、本実施形態においては、音量制御部162は、音量測定部160で計測された騒音信号の音量レベルに予め定められた値を加算したものを、放送の音量レベルとする。
そして、音量制御部162は、このようにして決定した放送の音量レベルをシステム情報記憶部161に送り記憶させるとともに、当該音量レベルを全体制御部163に出力する。
全体制御部163は、放送端末150で行う処理の全般を制御する。特に本実施形態においては、音量制御部162において決定された放送の音量レベル、または、後述するボリューム入力部165を介して入力された音量レベル、を放送出力部153に出力し、当該音量レベルで放送を行うように指示する。
なお、全体制御部163は、後述するボリューム入力部165で、スピーカ170から出力する放送の音量レベルを、オペレータの入力値にするか、自動設定値にするか、の選択を受け付けて、オペレータの入力値が選択されている場合にはボリューム入力部165を介して入力された音量レベル、自動設定値が選択されている場合には音量制御部162において決定された音量レベル、を放送出力部153に出力する。
ボリューム表示部164は、スピーカ170で放送されている音量レベルを表示する。
ボリューム入力部165は、放送端末150のオペレータより、スピーカ170から出力する放送の音量レベルを、オペレータの入力値にするか、自動設定値にするか、の選択、および、スピーカ170から出力する放送の音量レベルの入力を受け付ける。
以上に記載した放送端末150は、コンピュータがプログラムを実行することにより実現することができる。また、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積ロジックICによりハード的に実行されるものであってもよいし、あるいは、DSP(Digital Signal Processor)等の計算機によりソフトウェア的に実行されるものであってもよい。
以上に記載した放送端末150における音量レベルの決定処理を図4に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、放送端末150の騒音収集タイマ158は、予め定められた時間が経過したか否かを確認する(S10)。そして、予め定められた時間が経過した場合に(ステップS10でYes)、騒音収集タイマ158は、騒音収集部159に所定の信号を出力し、このような信号の入力を受けた騒音収集部159は、アナログ入力部157を介して、マイクで収集した音声信号を取得する(S11)。
そして、騒音収集部159は、アナログ波形記憶部155に記憶されている音声信号に公知の補正を行い、補正後の音声信号を反転させて、マイクで収集した音声信号に加算することで、スピーカ170から出力した音声信号を除去して(S12)、騒音信号として、音量測定部160に出力する。
音量測定部160では、騒音収集部159から入力された騒音信号の音量レベルを計測し(S13)、計測した音量レベルをシステム情報記憶部161に出力する。
そして、システム情報記憶部161は、入力された音量レベルを記憶する(S14)。
次に、音量制御部162は、音量測定部160で計測された騒音信号の音量レベルに予め定められた値を加算したものを、放送の音量レベルとする(S15)。
音量制御部162で特定された音量レベルは、全体制御部163を介して、放送出力部153に入力されて、放送出力部153は、入力された音量レベルで、放送する音声信号を生成し(S16)、アナログ波形記憶部155に出力する。
アナログ波形記憶部155では、放送出力部153より入力した音声信号を記憶する(S17)。
そして、アナログ波形記憶部155は、音声信号をアナログ出力部156に出力し、当該アナログ出力部156に接続されているスピーカ170で放送を行う(S18)。
以上のように、本実施形態においては、各拠点に配置されている放送端末150においてスピーカ170の周囲の騒音に応じた音量レベルで放送が行われるため、各放送端末150のオペレータが個別に設定を行う必要がなくなる。
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。
本発明の第二の実施形態においては、センタ側システムから配信される放送データの内容に応じて、放送端末において音量レベルを変化させる。以下、詳細に説明する。
図5は、本発明の第二の実施形態である放送システムに用いられる放送配信サーバ211の概略図である。
図示するように、放送配信サーバ211は、記憶部211aと、制御部211cと、通信インターフェース部211fと、を備える。
記憶部211aには、放送データ記憶領域211bが設けられている。
放送データ記憶領域211bには、後述する放送端末150に配信する放送データが格納される。
制御部211cは、通信制御部211dと、放送データ処理部211eと、を備える。
通信制御部211dは、ネットワーク190を介した通信全般を制御する。特に、放送端末250に配信する放送データを放送データ処理部211eから取得し、後述する通信インターフェース部211fを介して、送信する処理を行う。
放送データ処理部211eは、放送端末250に配信する放送データを放送データ記憶領域211bから取得して、取得した放送データに優先的に放送すべき旨を特定する情報を付加して、通信制御部211dに出力する処理を行う。
例えば、放送データ記憶領域211bに記憶されている放送データの内、緊急放送等、優先して放送すべきと特定されている放送データを送信する場合には、送信する放送データのペイロード部分に優先的に放送すべき旨を特定する情報を付加して、通信制御部211dに出力する。
通信インターフェース部211fは、ネットワークを介して情報の送受信を行うためのインターフェースである。
以上に記載した放送配信サーバ211は、CPUと、メモリと、HDD等の外部記憶装置と、CD−ROMやDVD−ROM等の可搬性を有する記憶媒体から情報を読み出す読取装置と、キーボードやマウスなどの入力装置と、ディスプレイなどの出力装置と、通信ネットワークに接続するためのNIC(Network Interface Card)等の通信装置と、を備えた一般的なコンピュータで実現できる。
例えば、記憶部211aは、CPUがメモリ又は外部記憶装置を利用することにより実現可能であり、制御部211cは、外部記憶装置に記憶されている所定のプログラムをメモリにロードしてCPUで実行することで実現可能であり、通信インターフェース部211fは、CPUが通信装置を利用することで実現可能である。
この所定のプログラムは、読取装置を介して記憶媒体から、あるいは、通信装置を介してネットワークから、外部記憶装置にダウンロードされ、それから、メモリ上にロードされてCPUにより実行されるようにしてもよい。また、読取装置を介して記憶媒体から、あるいは、通信装置を介してネットワークから、メモリ上に直接ロードされ、CPUにより実行されるようにしてもよい。
図6は、本発明の第二の実施形態である放送システムに用いられる放送端末250の概略図である。
図示するように、放送端末150は、通信インターフェース部151と、放送ファイル記憶部252と、放送出力部253と、D/A変換部154と、アナログ波形記憶部155と、アナログ出力部156と、アナログ入力部157と、騒音収集タイマ158と、騒音収集部159と、音量測定部160と、システム情報記憶部161と、音量制御部162と、全体制御部263と、ボリューム表示部164と、ボリューム入力部165と、分配処理部266と、を備え、第一の実施形態と比較して、放送ファイル記憶部252、放送出力部253、分配処理部266及び全体制御部263が異なっているため、以下、これらの異なっている点に関連する事項について説明する。
分配処理部266は、通信インターフェース部151において受信した放送ファイルを取得し、優先的に放送すべき旨を特定する情報が当該放送ファイルに付加されているか否かを確認し、優先的に放送すべき旨を特定する情報が付加されている放送ファイルについては後述する放送ファイル記憶部252の優先ファイル記憶領域252aに、優先的に放送すべき旨を特定する情報が付加されていない放送ファイルについては通常ファイル記憶領域252bに、格納する処理を行う。
放送ファイル記憶部252は、優先ファイル記憶領域252aと、通常ファイル記憶領域252bと、を備える。
優先ファイル記憶領域252aには、優先的に放送すべき旨を特定する情報が付加されている放送ファイルが記憶される。
通常ファイル記憶領域252bには、優先的に放送すべき旨を特定する情報が付加されていない放送ファイルが記憶される。
放送出力部253は、番組構成部253aと、優先制御部253bと、を備える。
番組構成部253aは、通常ファイル記憶領域252bから放送ファイルを読み出し、番組の順番に放送ファイルを並び替えて、優先制御部253bに出力する。なお、番組については、構成情報によりユーザにて設定する。
優先制御部253bは、優先ファイル記憶領域252aに放送ファイルが格納されているか否かを確認し、格納されている場合には、優先ファイル記憶領域252aに格納されている放送ファイルから順に、D/A変換部154に出力する。一方、格納されていない場合には、番組構成部253aから出力された放送ファイルの順番にD/A変換部154に出力する。
全体制御部263は、第一の実施形態と同様の処理を行うほか、ボリューム入力部165jを介して、ボリュームが切られ又は絞られている場合でも、優先ファイル記憶領域252aに記憶されている放送ファイルについては、音量制御部162において決定された放送の音量レベルで放送する処理を行う。
以上のように、本実施形態における放送システム100を構成したので、緊急放送等の優先的に放送すべき放送ファイルについては、通常の放送に優先させて放送することができ、また、このような優先的に放送すべき放送ファイルについては、ボリューム入力部165jを介して、ボリュームが切られ又は絞られている場合でも、優先ファイル記憶領域252aに記憶されている放送ファイルについては、音量制御部162において決定された放送の音量レベルで放送することができる。
以上に記載した実施形態においては、音量制御部162は、音量測定部160で計測されシステム情報記憶部161に記憶された騒音信号の音量レベルに予め定められた値を加算したものを、放送の音量レベルとしているが、このような態様に限定されず、例えば、図7(音量テーブル161aの概略図)に示されている音量テーブル161aをシステム情報記憶領域161に記憶しておき、この音量テーブル161aに従って音量レベルを決定することも可能である。
ここで、音量テーブル161aは、図示するように、放送形態欄161bと、騒音レベル欄161cと、出力レベル欄161dと、を備える。
放送形態欄161bには、優先的に放送すべき放送ファイルと、その他のファイルと、を特定する情報が格納される。ここでは、優先的に放送すべき放送ファイルについては「優先」の文字列が、その他のファイルについては「通常」の文字列が、本欄に格納される。
騒音レベル欄161cには、騒音の音量レベルを特定する情報が格納される。ここでは、優先的に放送すべき放送ファイルに対応する行には、「A未満」と「A以上」の文字列が格納されており、騒音の音量レベルが予め定められたAdB(デシベル)未満又は以上の範囲で、騒音の音量レベルの範囲を特定している。
また、優先的に放送すべき放送ファイルではないファイルに対応する行には、「B〜C」、「C〜D」及び「D〜E」の文字列が格納されており、騒音の音量レベルが予め定められたBdB以上CbB未満、CdB以上DdB未満又はDdB以上EdB未満の範囲で、騒音の音量レベルの範囲を特定している。
出力レベル161dには、放送形態毎における騒音レベルに対応する放送の音量レベルを特定する情報が格納される。なお、ここでは、騒音の音量レベルに加算する加算値が格納されているが、このような態様に限定されず、放送の音量レベルを格納してもよい。
このような、音量テーブル161aを記憶しておくことで、音量制御部162は、各放送形態において騒音レベルに対応する音量レベルを出力レベル欄161dから特定して、放送形態毎に放送の音量レベルを放送出力部253に指示することで、放送出力部253の優先制御部253bは、指示を受けた音量レベルで放送ファイルをD/A変換部154に出力する。
また、例えば、図8(音量テーブル261aの概略図)に示されている音量テーブル261aをシステム情報記憶領域161に記憶しておき、この音量テーブル261aに従って音量レベルを決定することも可能である。
ここで、音量テーブル261aは、図示するように、放送形態欄261bと、放送内容欄261cと、出力レベル欄261dと、を備える。
放送形態欄261bには、優先的に放送すべき放送ファイルと、その他のファイルと、を特定する情報が格納される。ここでは、優先的に放送すべき放送ファイルについては「優先」の文字列が、その他のファイルについては「通常」の文字列が、本欄に格納される。
放送内容欄261cには、放送配信サーバ211から送信されてきた放送ファイルの内容を特定する情報が格納される。例えば、放送配信サーバ211において放送ファイルを送信する際に、放送データ処理部211eが放送内容に対応して予め定められている識別子を放送ファイルに付加して送信し、当該識別子に対応する情報を放送内容欄261cに格納しておく。
出力レベル261dには、放送形態毎における放送内容に対応する放送の音量レベルを特定する情報が格納される。なお、ここでは、騒音の音量レベルに加算する加算値が格納されているが、このような態様に限定されず、放送の音量レベルを格納してもよい。
このような、音量テーブル261aを記憶しておくことで、音量制御部162は、各放送形態における放送内容に対応する出力レベル欄261dより、騒音レベルに対応する音量レベルを特定して、放送形態毎に放送の音量レベルを放送出力部253に指示することで、放送出力部253の優先制御部253bは、指示を受けた音量レベルで放送ファイルをD/A変換部154に出力する。
また、以上のように構成される放送システムにおいて、放送端末150、250の音量測定部160で測定された騒音信号の音量レベルについては、センタ側システム110の、例えば、放送配信サーバ111に送信することで、TelnetやSNMP(Simple Network Management Protocol)等を用いて、センタ側システム110側から放送端末150、250の音量レベルを制御するようにしてもよい。このような場合には、例えば、放送配信サーバ111や他の管理サーバから音量レベルを指定した指示コマンド等を放送端末150、250に送信し、放送端末150、250では、全体制御部163、263が指示された音量レベルで放送を行うように、放送出力部153、253を制御すればよい。
第一の実施形態である放送システムの概略図。 各拠点のイメージ図。 放送端末の概略図。 放送端末における音量レベルの決定処理を示すフローチャート。 第二の実施形態である放送システムに用いられる放送配信サーバの概略図。 第二の実施形態である放送システムに用いられる放送端末の概略図。 音量テーブルの概略図。 音量テーブルの概略図。
符号の説明
100 放送システム
110 センタ側システム
111、211 放送配信サーバ
120 拠点側システム
150、250 放送端末
170 スピーカ
180 マイク

Claims (12)

  1. 放送配信サーバより配信された音声データを放送する放送端末であって、
    マイクを介して、放送を行う場所の騒音を取得する騒音収集部と、
    騒音収集部で収集された騒音の音量レベルを測定する音量測定部と、
    前記音量測定部で測定された前記騒音の音量レベルに応じて、スピーカより出力する音声データの音量レベルを特定する音量制御部と、
    を備えることを特徴とする放送端末。
  2. 請求項1に記載の放送端末であって、
    前記音量制御部は、前記音量測定部で測定された前記騒音の音量レベルが大きければ大きいほど、スピーカより出力する音声データの音量レベルが大きくなるように制御すること、
    を特徴とする放送端末。
  3. 請求項2に記載の放送端末であって、
    前記音量制御部は、前記音量測定部で測定された前記騒音の音量レベルに予め定められた値を加算することにより、スピーカより出力する音声データの音量レベルとすること、
    を特徴とする放送端末。
  4. 請求項1に記載の放送端末であって、
    騒音の音量レベルの範囲を特定する情報毎に、当該範囲に対応する出力音量レベルを特定する情報が記憶された記憶部を備え、
    前記音量制御部は、前記音量測定部で測定された前記騒音の音量レベルに対応する出力音量レベルを前記記憶部から特定し、特定した出力音量レベルをスピーカより出力する音声データの音量レベルとすること、
    を特徴とする放送端末。
  5. 請求項1に記載の放送端末であって、
    前記放送配信サーバより配信される音声データの内容を特定する情報毎に、当該内容に対応する出力音量レベルを特定する情報が記憶された記憶部を備え、
    前記音量制御部は、前記放送配信サーバより受信した音声データの内容に対応する出力音量レベルを前記記憶部から特定し、特定した出力音量レベルをスピーカより出力する音声データの音量レベルとすること、
    を特徴とする放送端末。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の放送端末であって、
    前記放送配信サーバより配信される音声データに優先的に放送すべき旨を特定する情報が付加されている場合には、当該優先的に放送すべき旨を特定する情報が付加されている音声データを他の音声データよりも先にスピーカより出力する処理を行う放送出力部を備えること、
    を特徴とする放送端末。
  7. 放送配信サーバより配信された音声データを放送する放送端末で行う音量制御方法であって、
    マイクを介して、放送を行う場所の騒音を取得する騒音収集過程と、
    騒音収集過程で収集された騒音の音量レベルを測定する音量測定過程と、
    前記音量測定過程で測定された前記騒音の音量レベルに応じて、スピーカより出力する音声データの音量レベルを特定する音量制御過程と、
    を備えることを特徴とする音量制御方法。
  8. 請求項7に記載の音量制御方法であって、
    前記音量制御過程は、前記音量測定過程で測定された前記騒音の音量レベルが大きければ大きいほど、スピーカより出力する音声データの音量レベルが大きくなるように制御する過程であること、
    を特徴とする音量制御方法。
  9. 請求項8に記載の音量制御方法であって、
    前記音量制御過程は、前記音量測定過程で測定された前記騒音の音量レベルに予め定められた値を加算することにより、スピーカより出力する音声データの音量レベルとする過程であること、
    を特徴とする音量制御方法。
  10. 請求項7に記載の音量制御方法であって、
    前記放送端末は、騒音の音量レベルの範囲を特定する情報毎に、当該範囲に対応する出力音量レベルを特定する情報が記憶された記憶部を備え、
    前記音量制御過程は、前記音量測定過程で測定された前記騒音の音量レベルに対応する出力音量レベルを前記記憶部から特定し、特定した出力音量レベルをスピーカより出力する音声データの音量レベルとする過程であること、
    を特徴とする音量制御方法。
  11. 請求項7に記載の音量制御方法であって、
    前記放送端末は、前記放送配信サーバより配信される音声データの内容を特定する情報毎に、当該内容に対応する出力音量レベルを特定する情報が記憶された記憶部を備え、
    前記音量制御過程は、前記放送配信サーバより受信した音声データの内容に対応する出力音量レベルを前記記憶部から特定し、特定した出力音量レベルをスピーカより出力する音声データの音量レベルとする過程であること、
    を特徴とする音量制御方法。
  12. 請求項7乃至11の何れか一項に記載の音量制御方法であって、
    前記放送配信サーバより配信される音声データに優先的に放送すべき旨を特定する情報が付加されている場合には、当該優先的に放送すべき旨を特定する情報が付加されている音声データを他の音声データよりも先にスピーカより出力する処理を行う放送出力過程を備えること、
    を特徴とする音量制御方法。
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