JP2009004107A - 面状発熱体 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の特定箇所の抵抗値の測定を可能とし、発熱皮膜の抵抗値調整を可能とする面状発熱体を提供することを目的とする。
【解決手段】ベース材3aに印刷により形成してなる一対の主電極4a、4bと、これら主電極4a、4bと電気的/物理的に結合するよう印刷により形成してなる主高分子抵抗体5aとからなる発熱ブロック2aを備えてなる面状発熱体1aにおいて、複数の所定位置に発熱ブロック2aとは独立して、ベース材3aに印刷により形成してなる一対の副電極4c、4dと、これら副電極4c、4dと電気的/物理的に結合するよう印刷により形成してなる服高分子抵抗体5bとからなる抵抗値調整用抵抗体ブロック6a〜6dを発熱ブロック2aと同時に印刷した構成としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば電気床暖房パネル、電気カーペット等に使われる面状発熱体に関するものであり、特に電極、抵抗体を印刷にて形成した面状発熱体の抵抗値の均一化および安定化に関するものである。
図7に示すように、従来のこの種の面状発熱体21は、ポリエステルフィルム等の電気絶縁性を有する絶縁基材22上に導電性ペーストを印刷・乾燥して得られる一対の電極23と、高分子抵抗体インクを印刷・乾燥して得られる発熱皮膜24とから形成され、両面に断熱材を装着して電気カーペットを構成していた(例えば特許文献1参照)。
また、図8に示すように、長尺テープ状の絶縁基材25上に発熱被膜26を印刷によって形成し、この発熱皮膜26の長手方向両側にこれと平行に延びる電極27を設けて面状発熱体28を形成し、図9に示すように、この面状発熱体28を発熱面29に貼り付けて電気カーペットを構成する形態も考えられていた。
前記発熱皮膜24,26を形成する高分子抵抗体インクとしては、ベースポリマーと、カーボンブラック、金属粉末、グラファイトなどの導電性物質を溶媒に分散してなり、特にベースポリマーとして結晶性樹脂を用いた場合はPTC特性を有する高分子抵抗体インクが得られる(例えば、特許文献2、3参照)。
PTC特性とは、温度上昇によって抵抗値が上昇し、ある温度に達すると抵抗値が急激に増加する抵抗温度特性(Positive Temperature Coefficient)を意味しており、PTC特性を有する発熱皮膜は、自己温度調節機能を有する面状発熱体を提供できる。
導電性ペーストおよび高分子抵抗体インクの印刷は、一般的にスクリーン印刷で行われる。
スクリーン印刷は、図10(a)に示すように、電極23,27あるいは発熱皮膜24,26の形状パターンに合せて導電性ペーストあるいは高分子抵抗体インク29が通過する部分を設けたスクリーンマスク30上に同導電性ペーストあるいは高分子抵抗体インク29を乗せ、図10(b)に示すように、スキージ31をスクリーンマスク30に押し付けることで絶縁基材(被印刷物)22,25に圧接させ、この状態で前記スキージ31を移動させることにより導電性ペーストあるいは高分子抵抗体インク29を絶縁基材(被印刷物)22,25上に転写し、その後、図10(c)に示すように熱風32や乾燥ヒータ33により乾燥させるものである(例えば、特許文献4参照)。
上述したようにPTC特性の有無は高分子抵抗体インク29を構成する材料によって決まるが、面状発熱体21、28の本来の基本性能である使用者に快適な暖感覚を得さしめる発熱量を決める抵抗値は、発熱皮膜24,26の膜厚によって決まると一般的に言われている。
この膜厚はスクリーンマスク30を構成しているメッシュの開孔率、スキージ31がスクリーンマスク30を絶縁基材22,25に押え付ける圧力、すなわち印圧、あるいは高分子抵抗体インク29が絶縁基材22,25に転写される際のスクリーンマスク30が絶縁基材22,25から離れるスピード(版離れ)、高分子抵抗体インク29の粘度等によって変化する。
例えば、高分子抵抗体インク29の粘度が一定であれば、スクリーンマスク30のメッシュの開孔率が大きく、印圧が小さければ、高分子抵抗体インク29は絶縁基材22,25上に多く転写されるので、発熱皮膜24,26の膜厚は厚くなって抵抗値は低くなり、逆にメッシュの開孔率が小さく、印圧が大きければ、高分子抵抗体インク29の絶縁基材24,26への転写量は少なくなるので、発熱皮膜24,26の膜厚は薄くなって抵抗値は高くなる。
また、メッシュの開孔率と印圧が一定であれば、高分子抵抗体インク29の粘度が低ければ、発熱皮膜24,26の膜厚は薄くなり、粘度が高ければ発熱皮膜24,26の膜厚は厚くなる。
さらに、スクリーンマスク30が絶縁基材22,25から離れるスピードが速ければ(版離れがよい)、高分子抵抗体インク29はそのスピードに追随できず、全て絶縁基材22,25に転写され、発熱皮膜24,26の膜厚は厚くなるが、スクリーンマスク30が絶縁基材22,25から離れるスピードが遅い(版離れが悪い)と、高分子抵抗体インク29の一部がスクリーンマスク30に残り、その分だけ発熱皮膜24,26の膜厚が薄くなる。
このスクリーンマスク30が絶縁基材22,25から離れるスピードは、図10(b)における絶縁基材(被印刷物)22,25とスクリーンマスク30とのスキージ31の通過後の角度Aに起因し、絶縁基材(被印刷物)22,25とスクリーンマスク30との間の距離(ギャップ)34が大きく影響する。
特開平10−3982号公報 特開平6−96843号公報 特開平8−120182号公報 特開平6−297680号公報
従来の面状発熱体のように発熱皮膜の領域が大きい場合、抵抗値の均一性が大きな問題となってくる。
つまり、発熱皮膜の部分的領域毎の抵抗値の違い、いわゆる抵抗値のムラは発熱量のムラ、すなわち発熱温度のムラとなり、電気カーペットの場合、座る場所によってぬるかったり、熱かったりして使用感が悪くなる。
さらに、発熱皮膜がPTC特性を有する場合には、座布団等の断熱材を置かれた時に抵抗値が高い場所に電圧が集中し、その場所だけが異常に高温となるホットゾーンが発生する可能性がある。
また、長尺の場合でも面状発熱体と同じように抵抗値の均一性が問題となる。すなわち、幅方向の発熱皮膜の抵抗値のムラは小さいが、長手方向には抵抗値のムラは発生しやすく、図9に示すように、発熱面に貼付けられたとすると、座る場所によってぬるかったり、熱かったりして使用感が悪くなる。
さらに、面状発熱体と同じく発熱皮膜がPTC特性を有する場合には、座布団等の断熱材を置かれた時に抵抗値が高い場所に電圧が集中し、その場所だけが異常に高温となるホットゾーンが発生する可能性がある。
しかし、面状発熱体では、電極が発熱皮膜の領域の対向する両側にしか設けられていないため、発熱皮膜の全体の合成抵抗値はわかるが、局部的な抵抗値はわからない。
上述したように、抵抗値が発熱皮膜の膜厚によって決まるのならば膜厚を測定し、その結果をフィードバックして発熱皮膜の膜厚を調整して均一にすればよいと考えられるが、実際には、抵抗値と膜厚が一義的に決まるものではないことは、これまでの経験でわかってきている。
なぜならば、発熱皮膜の膜厚は平滑なものではなく、マクロ的にもまたミクロ的にも凹凸があるからである。
通常、膜厚を測定するには、マイクロゲージを利用した膜厚計や電磁膜厚計を使用するが、図11に示すようにマイクロゲージ膜厚計の触針部や電磁膜厚計のプローブ先端の触針部35はある程度の面積を有しているため、膜厚として発熱皮膜の凸部36しか測定できない。
しかし、抵抗値は凸部36の抵抗値、凹部37の抵抗値の合成抵抗値となるので、測定した膜厚から算出した抵抗値と実際のその部分の抵抗値とは合致しない。しかも、凸部36と凹部37の割合は発熱皮膜全体に渡ってばらばらであるので、結局、膜厚と抵抗値との間には相関性がないという結論に至ってしまうのである。
したがって、抵抗値を均一にするためには、複数の特定箇所の抵抗値を測定し、その結果をフィードバックして印刷条件を調整するしかないというのが結論であるが、面状発熱体の場合、これまで解決方法が見出せなかった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、複数の特定箇所の抵抗値の測定を可能とし、発熱皮膜の抵抗値調整を可能とする面状発熱体を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の面状発熱体は、ベース材に印刷により形成した一対の主電極、前記一対の主電極と電気的/物理的に結合するよう印刷により形成した主高分子抵抗体からなる発熱ブロックを備え、複数の所定位置に前記発熱ブロックとは独立してベース材に印刷により形成した一対の副電極、前記一対の副電極と電気的/物理的に結合するよう印刷により形成した副高分子抵抗体からなる抵抗値調整用抵抗体ブロックを前記発熱ブロックと同時に印刷した構成としている。
したがって、複数の抵抗値調整用抵抗体ブロックを1枚の面状発熱体の所定位置に印刷しておき、その抵抗値を測定することで抵抗値調整用抵抗体ブロック周辺の発熱ブロック領域の抵抗値が推定可能となり、その結果をフィードバックして印圧、ギャップ、粘度等の印刷条件を調整することによって発熱皮膜の抵抗値を均一にすることができる。
本発明の面状発熱体によれば、複数の所定位置に発熱ブロックとは独立して抵抗値調整用抵抗体ブロックを発熱ブロックと同時に印刷しているので、抵抗値調整用抵抗体ブロックの抵抗値を測定することで抵抗値調整用抵抗体ブロック周辺の発熱ブロック領域の抵抗値が推定可能となり、その結果をフィードバックして印圧、ギャップ、粘度等の印刷条件を調整することによって発熱皮膜の抵抗値を均一にすることができる。
第1の発明は、ベース材に印刷により形成した一対の主電極、前記一対の主電極と電気
的/物理的に結合するよう印刷により形成した主高分子抵抗体からなる発熱ブロックを備え、複数の所定位置に前記発熱ブロックとは独立してベース材に印刷により形成した一対の副電極、前記一対の副電極と電気的/物理的に結合するよう印刷により形成した副高分子抵抗体からなる抵抗値調整用抵抗体ブロックを前記発熱ブロックと同時に印刷したものである。
これにより、抵抗値調整用抵抗体ブロックの抵抗値を測定することで抵抗値調整用抵抗体ブロック周辺の発熱ブロック領域の抵抗値が推定可能となり、その結果をフィードバックして印圧、ギャップ、粘度等の印刷条件を調整することによって発熱皮膜の抵抗値を均一にすることができる。
第2の発明は、特に第1の発明の抵抗値調整用抵抗体ブロックを発熱ブロックの領域内部に設けたものである。
これにより、抵抗値調整用抵抗体ブロックは発熱ブロックと同等の印刷条件で常に印刷されるので、かなりの確度をもって抵抗値調整用抵抗体ブロック周辺の発熱ブロック領域の抵抗値が推定可能となり、その結果をフィードバックして印圧、ギャップ、粘度等の印刷条件を調整することによって発熱皮膜の抵抗値を均一にすることができる。
第3の発明は、特に第2の発明の抵抗値調整用抵抗体ブロックの一対の電極を抵抗値測定後、発熱ブロックの一対の電極と電気的に接続することにより、抵抗値調整用抵抗体ブロックを発熱ブロックの一部に転化したものである。
これにより、抵抗値調整用抵抗体ブロックも発熱ブロックとなるので、スポット的に温度の低い箇所の発生がなくなり、さらなる快適な採暖が得られる。
第4の発明は、特に第1の発明の抵抗値調整用抵抗体ブロックを発熱ブロックの領域外部に設けたものである。
これにより、抵抗調整用抵抗体ブロックを多数配置することができるので、かなりの確度をもって抵抗値調整用抵抗体ブロック周辺の発熱ブロック領域の抵抗値が推定可能となり、その結果をフィードバックして印圧、ギャップ、粘度等の印刷条件を調整することによって発熱皮膜の抵抗値を均一にすることができる。また、発熱ブロックの領域内部は全面に渡って発熱させることができるので、均一な採暖が得られる。
第5の発明は、特に第1の発明の発熱ブロックの一対の主電極の複数の所定位置をクランク形状にして高分子抵抗体を切り欠き形状とし、前記主電極のクランク部に抵抗値調整用抵抗体ブロックを設けたものである。
これにより、特に狭い幅で長尺の面状発熱体に適しており、抵抗値調整用抵抗体ブロックは発熱ブロックの印刷幅内に設けているので、発熱ブロックの一部として同一印刷条件で印刷され、抵抗値調整用抵抗体ブロック周辺の発熱ブロック領域の抵抗値が完全に推定可能となるとともに、抵抗値調整用抵抗体ブロックは発熱ブロックの中央部でなく発熱部ブロックの領域内ではあるが周辺部に配置されるので、発熱ブロック領域内部に数多く抵抗値調整用抵抗体ブロックを配置することができ、細かく印刷条件を調整することが可能となり、発熱皮膜の抵抗値の均一性がさらによくなる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1において、面状発熱体1aの発熱ブロック2aは、ポリエステルフィルム等の薄肉の電気絶縁性フィルムからなるベース材3a上に銀ペーストからなる一対の主電極4a、4bが印刷・乾燥して形成してある。
高分子抵抗体インクからなる主高分子抵抗体5aは電気的、かつ物理的に接続するよう前記主電極4a、4bに重なるように印刷・乾燥してある。
高分子抵抗体インクとしては樹脂にカーボンを練り込んだ高分子抵抗体を溶剤に溶かしたものあるいは特に結晶性樹脂にカーボンを練り込んだ高分子抵抗体を溶剤に溶かしたものを使用する。
抵抗調整用抵抗体ブロック6a〜6dは、この主高分子抵抗体5aを領域A〜Dに分割し、それぞれの部分領域に対応するように、かつ前記高分子抵抗体5aの印刷領域の境界線上に配置されている。
抵抗調整用抵抗体ブロック6a〜6dも発熱ブロック2aと同じく副電極4c、4dと副高分子抵抗体5bからなり、発熱ブロック2aの主電極4a、4bと同時に副電極4c、4dを印刷・乾燥して形成し、発熱ブロック2aの主高分子抵抗体5aと同時に副高分子抵抗体5bも印刷・乾燥して形成するようにしている。
印刷方法としては、オフセット印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷等があるが、印刷条件を細かく調整できるスクリーン印刷が最適である。
抵抗調整用抵抗体ブロック6a〜6dは、発熱ブロック2aの主高分子抵抗体5aの切り欠き部7a〜7d内に空間となる間隔を介在させて配置されている。
次に、動作、作用について説明する。
図1において、主電極4a、4bと副電極4c、4dは同時に印刷・乾燥され、主高分子抵抗体5aと副高分子抵抗体5bも同時に印刷・乾燥されているため、主高分子抵抗体5aの領域Aと抵抗調整用抵抗体ブロック6aはほぼ同一の印刷条件で印刷でき、これにより膜厚もほぼ同一である。
したがって、領域Aと抵抗調整用抵抗体ブロック6aの面積抵抗値(単位面積当りの高分子抵抗体の抵抗値)は同一となる。
また、領域Bと抵抗調整用抵抗体ブロック6b、領域Cと抵抗調整用抵抗体ブロック6c、領域Dと抵抗調整用抵抗体ブロック6dについても同様に面積抵抗値は同一となる。
その結果、前もって抵抗調整用抵抗体ブロック6aの抵抗値と領域Aの抵抗値を測定し、統計的手法により抵抗調整用抵抗体ブロック6aと領域Aの抵抗値の相関関係を把握しておけば、抵抗調整用抵抗体ブロック6aの抵抗値を測定することで領域Aの抵抗値を推定することができる。
これは、抵抗調整用抵抗体ブロック6bと領域B、抵抗調整用抵抗体ブロック6cと領域C、抵抗調整用抵抗体ブロック6dと領域Dも同様である。
よって、例えば抵抗調整用抵抗体ブロック6aの抵抗値が他の抵抗調整用抵抗体ブロック6b〜6dに比べて高ければ、領域Aの抵抗値が他の領域B、C、Dに比べて高いと判
断できるので、領域Aの抵抗値を低くする、すなわち領域Aの膜厚が厚くなるように領域A、B側のギャップを広くすることと、領域A、C側のスキージの印圧を弱くして対応する。
また、抵抗調整用抵抗体ブロック6a、6bの抵抗値が抵抗調整用抵抗体ブロック6c、6dの抵抗値に比べて低ければ、領域A、Bの抵抗値が領域C、Dの抵抗値より低いと判断できるので、領域A、Bの抵抗値を高くする、すなわち領域A、Bの膜厚を薄くするために、領域A、B側のギャップを狭めることで対応する。
さらに、抵抗調整用抵抗体ブロック6a〜6dの全てが目標抵抗値に比べて高い場合は、領域A〜Dの抵抗値も高いと判断できるので、領域A〜Dの抵抗値を低くするよう高分子抵抗体インクの粘度を高くして主高分子抵抗体5aの膜厚が厚くなるようにして対応する。
このように、抵抗調整用抵抗体ブロックの抵抗値を測定することで抵抗値調整用抵抗体ブロック周辺の発熱ブロック領域の抵抗値が推定可能となり、その結果をフィードバックして印圧、ギャップ、粘度等の印刷条件を調整することによって発熱皮膜の抵抗値を均一にすることができる。
(実施の形態2)
図2において、電極や高分子抵抗体の材料、印刷方法と発熱ブロック、抵抗調整用抵抗体ブロックの大きさ、形状は実施の形態1と同一であるが、本実施の形態では抵抗調整用抵抗体ブロック6a〜6dを領域A〜Dの中央部に配置している。
動作、作用も実施の形態1と基本的に同様であるが、抵抗調整用抵抗体ブロック6aが領域Aの中央部にあるので、抵抗調整用抵抗体ブロック6aの副高分子抵抗体5bは主高分子抵抗体5aの領域Aと全く同一の印刷条件で印刷・乾燥されることになり、領域Aと抵抗調整用抵抗体ブロック6aの面積抵抗値は実施の形態1よりも同一となる。
したがって、実施の形態1よりもかなりの確度をもって抵抗値調整用抵抗体ブロック周辺の発熱ブロック領域の抵抗値が推定可能となり、その結果をフィードバックして印圧、ギャップ、粘度等の印刷条件を調整することによって発熱皮膜の抵抗値をさらに精度よく均一にすることができる。
(実施の形態3)
図3において、面状発熱体1bの発熱ブロック2bは、ポリエステルフィルム等の薄肉の電気絶縁性フィルムからなるベース材3a上に銀ペーストからなる一対の主電極4a、4bと、これらの各々から延出されている枝電極8a、8bを印刷・乾燥して形成したものである。
高分子抵抗体インクからなる主高分子抵抗体5cは枝電極8a、8bを覆うように印刷・乾燥して形成してある。
枝電極8a、8bは対向するように交互に印刷・乾燥されており、電流は枝電極8aと8bの間を流れ、その間の主高分子抵抗体5cが発熱するようになっている。
抵抗調整用抵抗体ブロック6e〜6hは、主高分子抵抗体5cの分割領域A〜Dの略中央部に配置されており、発熱ブロック2bと同じく副電極4e、4fと副高分子抵抗体5dとからなり、発熱ブロック2bの主電極4a、4bおよび枝電極8a、8bと同時に抵抗調整用抵抗体ブロック6e〜6hの副電極4e、4fを枝電極8a、8bと同じ幅、同
じ間隔で印刷・乾燥して形成し、発熱ブロック2bの主高分子抵抗体5cと同時に抵抗調整用抵抗体ブロック6e〜6hの副高分子抵抗体5dを副電極4e、4fの間に印刷・乾燥して形成している。
また、抵抗調整用抵抗体ブロック6e〜6hが印刷・乾燥時点では発熱ブロック2bに対して独立となるよう、例えば図4(a)に示すように、領域Aの抵抗調整用抵抗体ブロック6eが配置される箇所に主高分子抵抗体5cの非印刷領域9aを設けるとともに、抵抗調整用抵抗体ブロック6eの副電極4e、4fに対応する枝電極8a、8bも抵抗調整用抵抗体ブロック6eが配置される箇所は印刷せず枝電極8c〜8fに分割されている。
そして、図4(b)に示すように、抵抗調整用抵抗体ブロック6eの抵抗値を測定した後に副電極4eと枝電極8c、8d、副電極4fと枝電極8e、8fの夫々に架橋電極10を設け、電気的に接続するようにしている。
副電極4e、4fと枝電極8c〜8fとの電気的接続方法としては、銀ペーストを印刷・乾燥して架橋電極10を構成してもよいし、あらかじめカットされた導電性テープを貼り付けてもよい。
次に、動作、作用について説明する。
基本的には実施の様態2と同様であり、例えば抵抗調整用抵抗体ブロック6eは領域Aの中央部にあるので、抵抗調整用抵抗体ブロック6eの副高分子抵抗体5dは発熱ブロック2bの主高分子抵抗体5cの領域Aと全く同一の印刷条件で印刷・乾燥され、領域Aと抵抗調整用抵抗体ブロック6eの面積抵抗値は同一となり、抵抗調整用抵抗体ブロック6eの副電極4e,4fの間の抵抗値を測定することにより、かなりの確度をもって領域Aの抵抗値を推定することができる。
また、領域Bと抵抗調整用抵抗体ブロック6f、領域Cと抵抗調整用抵抗体ブロック6g、領域Dと抵抗調整用抵抗体ブロック6hについても同様な関係であり、領域B〜Dの抵抗値は抵抗調整用抵抗体ブロック6f〜6hの抵抗値を測定することで推定可能となり、その結果をフィードバックして印圧、ギャップ、粘度等の印刷条件を調整することによって発熱ブロック2bの主高分子抵抗体5cの発熱皮膜の抵抗値をさらに精度よく均一にすることができる。
実施の様態2と異なる点は、抵抗調整用抵抗体ブロック6e〜6hを測定した後に、図4に示す如く、副電極4e、4fと枝電極8c〜8fを架橋電極10にて電気的に接続し、抵抗調整用抵抗体ブロック6e〜6hを発熱ブロック2bの主高分子抵抗体5cの各領域A〜Dと一体化させることにある。
副電極4eと4fの間隔と枝電極8cと8eおよび8dと8fの間隔は同じなので、副高分子抵抗体5dと枝電極8cと8eの間および8dと8fの間の主高分子抵抗体5cを流れる単位長さ当りの電流量は同じとなり、抵抗調整用抵抗体ブロック6eと領域Aの発熱量は同一となる。
これにより、抵抗値調整用抵抗体ブロック6e〜6hも発熱ブロック2bの一部となるので、スポット的に温度の低い場所の発生がなくなり、さらなる快適な採暖が得られる。
(実施の形態4)
図5において、面状発熱体1cの発熱ブロック2aは、ポリエステルフィルム等の薄肉の電気絶縁性フィルムからなるベース材3a上に銀ペーストからなる一対の主電極4a、
4bを印刷・乾燥している。
高分子抵抗体インクからなる主高分子抵抗体5aは電気的かつ物理的に接続するよう主電極4a、4bに重なるように印刷・乾燥している。
抵抗調整用抵抗体ブロック6i〜6xは、主高分子抵抗体5aを分割した領域E〜Tの幅方向および長さ方向に対応するように発熱ブロック2aの周辺近傍に配置されている。抵抗調整用抵抗体ブロック6i〜6xも発熱ブロック2aと同じく副電極4g、4hと副高分子抵抗体5eからなり、発熱ブロック2aの主電極4a、4bと同時に副電極4g、4hを印刷・乾燥し、発熱ブロック2aの主高分子抵抗体5aと同時に副高分子抵抗体5eを印刷・乾燥している。
なお、電極や高分子抵抗体の材料、印刷方法、発熱ブロックについては実施の形態1と同一である。
次に、動作、作用について説明する。
図5において、主電極4a,4bと副電極4g,4hは同時に印刷・乾燥され、主高分子抵抗体5aと副高分子抵抗体5eも同時に印刷・乾燥されているため、主高分子抵抗体5aの領域Eと抵抗調整用抵抗体ブロック6i、6qはほぼ同一の印刷条件で印刷されており膜厚もほぼ同一である。
したがって領域Eと抵抗調整用抵抗体ブロック6i、6qの面積抵抗値(単位面積当りの高分子抵抗体の抵抗値)は同一となる。
また、抵抗調整用抵抗体ブロック6j〜6p、6r〜6xについても各々の抵抗調整用抵抗体ブロックに対応する領域F〜Tとの面積抵抗値は同一となる。しかも本実施の形態では、発熱ブロック2aの主高分子抵抗体5aの分割を細かくしているので、抵抗調整用抵抗体ブロック6i〜6xの抵抗値を測定することで、主高分子抵抗体5aの幅方向、長さ方向の抵抗値分布がよりはっきりとわかり、その結果をフィードバックして印圧、ギャップ、粘度等の印刷条件を調整することによって発熱ブロック2aの主高分子抵抗体5aの発熱皮膜の抵抗値をさらに精度よく均一にすることができる。
また、発熱ブロック2aの領域内部に抵抗調整用抵抗体ブロックがないので、スポット的に温度が低い箇所の発生もなく、発熱ブロック2aを全面に渡って発熱させることができるので、均一な採暖が得られる。
(実施の形態5)
図6において、面状発熱体1dの発熱ブロック2cはポリエステルフィルム等の薄肉の電気絶縁性フィルムからなるベース材3b上に銀ペーストからなる一対の主電極4i、4jを抵抗調整用抵抗体ブロックが配置できるようにクランク部11を設けて印刷・乾燥して形成している。
高分子抵抗体インクからなる主高分子抵抗体5fは電極4i、4jのクランク部11に対応して切り欠き部を設けつつ主電極4i、4jに重なるように印刷・乾燥している。
主高分子抵抗体5fは、クランク部11を中心として領域U〜Wに分割される。
面状発熱体1dはこの発熱ブロック2cを複数個接続しており、主電極4i、4jの印刷・乾燥時点で主電極4iの端部には次の主電極4iの端部が、主電極4jの端部には次
の主電極4jの端部が重なるように印刷している。
なお、本実施の形態においては、主高分子抵抗体5f同志は隙間を空けて印刷しているが、主電極4i、4jと同じく主高分子抵抗体5f同志の端部が重なるように印刷してもよい。
抵抗調整用抵抗体ブロック6yは、主電極4i、4jのクランク部11に配置され、発熱ブロック2cと同じく副電極4k、4lと副高分子抵抗体5gからなり、発熱ブロック2cの主電極4i、4jと同時に抵抗調整用抵抗体ブロック6yの副電極4k、4lを印刷・乾燥して形成し、発熱ブロック2cの主高分子抵抗体5fと同時に抵抗調整用抵抗体ブロック6yの副高分子抵抗体5gを印刷・乾燥して形成している。
なお、電極や高分子抵抗体の材料、印刷方法については実施の形態1と同一である。
次に、動作、作用について説明する。
図6において、抵抗調整用抵抗体ブロック6yの副電極4k、4lは、発熱ブロック2cの主電極4i、4jと同一印刷幅内で同時に印刷・乾燥されており、抵抗調整用抵抗体ブロック6yの副高分子抵抗体5gは、発熱ブロック2cの主高分子抵抗体5fとほぼ同一印刷幅内で同時に印刷・乾燥されているため、例えば、副高分子抵抗体5gと主高分子抵抗体5fの領域Uの面積抵抗値は同一となる。
したがって、抵抗調整用抵抗体ブロック6yの抵抗値を測定することで発熱ブロック2cの主高分子抵抗体5fの領域Uの抵抗値が推定可能となる。
また、領域V、Wとそれに対応する抵抗調整用抵抗体ブロック6yとにおいても同様に、夫々の抵抗調整用抵抗体ブロック6yの抵抗値を測定することにより、領域V、Wの抵抗値が推定できる。
よって、その結果をフィードバックして印圧、ギャップ、粘度等の印刷条件を調整することによって発熱ブロック2cの主高分子抵抗体5fの発熱皮膜の抵抗値をさらに精度よく均一にすることができる。
また、抵抗値調整用抵抗体ブロック6yは発熱ブロック2cの中央部でなく発熱部ブロック2cの領域内ではあるが周辺部に配置されるので、発熱ブロック2c領域内部に数多く抵抗値調整用抵抗体ブロック2cを配置することができ、細かく印刷条件を調整することが可能となり、発熱皮膜の抵抗値の均一性がさらによくなる。
なお、本実施の形態においては、主電極4i、4jのクランク部11に抵抗調整用抵抗体ブロック6yを設けているが、抵抗調整用抵抗体ブロック6yの配置は限定されるものではなく、主高分子抵抗体5fの発熱皮膜の抵抗値均一性精度レベルによっては、この主高分子抵抗体5f同志の隙間あるいは発熱ブロック2cの外側に設けてもよい。
さらに、上述した実施の形態1〜4は、面状発熱体を枚葉で印刷加工した場合であるが、長尺のベース材に面状発熱体を連続して印刷加工するような場合は、印刷加工の途中でも抵抗調整用抵抗体ブロックの抵抗値を測定することができ、その結果をすぐにフィードバックして印刷条件を調整することができるので、本発明は非常に有効である。
以上のように、本発明にかかる面状発熱体は、抵抗値調整用抵抗体ブロックの抵抗値を
測定することで抵抗値調整用抵抗体ブロック周辺の発熱ブロック領域の抵抗値が推定可能となり、その結果をフィードバックして印圧、ギャップ、粘度等の印刷条件を調整することによって発熱皮膜の抵抗値を均一にすることができるので、細長い領域を均一に暖める床暖房用パネルや大面積を均一に暖める電気カーペット等の暖房商品の発熱体として有用である。
本発明の実施の形態1における面状発熱体の構成を示す平面図 本発明の実施の形態2における面状発熱体の構成を示す平面図 本発明の実施の形態3における面状発熱体の構成を示す平面図 (a)は本発明の実施の形態3における面状発熱体の印刷・乾燥時点の部分拡大図、(b)は同面状発熱体の完成時の部分拡大図 本発明の実施の形態4における面状発熱体の構成を示す平面図 本発明の実施の形態5における面状発熱体の構成を示す平面図 (a)は従来の面状発熱体の構成を示す平面図、(b)は同側面図 従来の他の面状発熱体の構成を示す平面図 従来の他の面状発熱体を装着した電気カーペットの構成を示す平面図 スクリーン印刷における印刷工程図 膜厚測定の実施様態拡大図
符号の説明
1a〜1d、21、22 面状発熱体
2a〜2c 発熱ブロック
3a、3b ベース材
4a,4b,4i,4j 主電極
4c,47,4e,4f,4g,4h,4k,4l 副電極
5a,5c,5f 主高分子抵抗体
5b,5d,5e,5g 副高分子抵抗体
6a〜6y 抵抗調整用抵抗体ブロック
8a〜8f 枝電極
11 クランク部
25a,25b 発熱皮膜

Claims (5)

  1. ベース材に印刷により形成した一対の主電極、前記一対の主電極と電気的/物理的に結合するよう印刷により形成した主高分子抵抗体からなる発熱ブロックを備え、複数の所定位置に前記発熱ブロックとは独立してベース材に印刷により形成した一対の副電極、前記一対の副電極と電気的/物理的に結合するよう印刷により形成した副高分子抵抗体からなる抵抗値調整用抵抗体ブロックを前記発熱ブロックと同時に印刷してなる面状発熱体。
  2. 発熱ブロックの領域内部に抵抗値調整用抵抗体ブロックを配設した請求項1に記載の面状発熱体。
  3. 副電極を主電極に電気的に接続することにより、抵抗値調整用抵抗体ブロックを発熱ブロックの一部に転化するようにした請求項2に記載の面状発熱体。
  4. 発熱ブロックの領域外部に抵抗値調整用抵抗体ブロックを配置した請求項1に記載の面状発熱体。
  5. 発熱ブロックの主電極の複数の所定部位をクランク形状に設定して主高分子抵抗体を切り欠き形状とし、前記主電極のクランク部に抵抗値調整用抵抗体ブロックを配設した請求項1に記載の面状発熱体。
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