JP2009003992A - ハードディスクカートリッジ - Google Patents

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康一 尾崎
Yasuaki Wakizaka
恭明 脇阪
Yoshitaka Matsuda
喜隆 松田
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Abstract

【課題】成形用金型の離型時における上ケースの部分的な変形を一掃して、ハードディスクカートリッジの生産性を向上する。
【解決手段】前面に接続ポート5が開口してある上ケース7と、上ケース7に固定される下ケース8とで本体ケースを構成する。上ケース7の接続ポート5の内方に、コネクター4を受け止め支持する内枠20と、コネクター4用のねじボス19を設ける。接続ポート5に臨むポート前壁22と内枠20との間に離型時の変形を防ぐための規制突起40を設ける。規制突起40は、内枠20とポート前壁22を橋絡する状態で設け、成形用金型の離型時に、ポート前壁22および上壁前部10aが変形するのを規制突起40で防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータ、ナビゲーション装置、あるいはオーディオ−ビデオ機器などの外部記憶媒体として使用されるハードディスクカートリッジに関する。
ハードディスクカートリッジの基本構造は、例えば特許文献1に公知である。そこでは、本体ケースと、本体ケースに収容されるハードディスクユニットと、本体ケースの前面に設けられるコネクターなどでハードディスクカートリッジを構成している。本体ケースは、下面側が開口する上ケースと、上ケースの下面開口を塞ぐ下ケースとで構成してある。
特許文献2、3にも同様のハードディスクカートリッジが開示してある。特許文献2のハードディスクカートリッジにおいては、上下ケースの内面複数箇所に衝撃吸収材を配置し、ハードディスクユニットを衝撃吸収材で浮動支持して外部衝撃から保護している。特許文献3のハードディスクカートリッジにおいては、本体ケースを前面のみが開口する筒ケース状に形成し、開口部分をコネクターが組み込まれた蓋体で閉止し、蓋体をビスで本体ケースに締結固定している。
本出願人が提供しているハードディスクカートリッジのケース構造を図8に示す。本体ケース50は、下向きに開口する角皿状の上ケース51と蓋板状の下ケース52とで構成してあり、下ケース52の四隅をビス53で上ケース51に締結することにより、上下ケース51・52を一体化している。上ケース51の前面壁には、コネクター用の接続ポート54が開口してあり、接続ポート54の内方左右にコネクターを締結するためのねじボス55を設け、両ボス55の間を内枠56で接続している。内枠56は、接続ポート54に臨むポート前壁57と平行に形成してある。
特開2007−26613号公報(段落番号0015、図1) 特公平6−66111号公報(段落番号0013〜0015、図2) 特開2003−272367号公報(段落番号0010、0014、図1)
上記の上ケース51は射出成形法によって成形するが、成形時に成形不良を生じやすい点に問題がある。具体的には、上ケース51のポート前壁57と、ポート前壁57に連続する上壁前部58とが、図9に示すように内枠56の基端外面部分に沿ってケース上面側へ変形し、そのため、上下ケース51・52を締結固定した状態において、本体ケース50の厚み寸法が規定値を越えてしまうのである。とくに、上壁前部58の左右幅方向の中央部分における変形は著しく、先の上壁前部58が上突状に湾曲する成形不良が認められた。このように、厚み寸法が規定値を越える本体ケース50は、コンピュータやオーディオ−ビデオ機器などのホスト機器に対する装填が困難となるばかりではなく、ホスト機器に設けたローディング機構でハードディスクカートリッジを引き込み装填するような場合に動作不良を生じ、あるいは重大な故障を惹き起こすおそれがある。
本発明者等は、上記のような成形不良の原因を究明し、上ケース51を安定的に製造するために、成形条件の最適化やケース構造の改良を模索した。しかし、成形開始から一定時間が経過すると唐突に成形不良を生じるなど、成形不良が変則的に起こるため原因を究明すること自体困難を極めた。また、規格寸法を越えてケース構造を変更することは許されないため、ケース構造を変更することにも限界があった。試行と模索を繰り返した結果、成形金型の離型時にポート前壁57と上壁前部58とが変形している疑いが濃厚となった。
図10に示すように上ケース51の成形金型は、上ケース51のケース内面形状を成形する可動金型60と、ケース外面形状を形成する固定金型61とで構成してあり、上ケース51の前面壁を基準面にして各部の寸法を規定する関係上、可動金型60と固定金型61との分割線Pはポート前壁57の突端に沿って設定してある。このような成形金型において可動金型60を固定金型61から矢印方向へ分離するときには、ポート前壁57および内枠56はそれぞれ可動金型60に同行して固定金型61から離型すべきであるが、可動金型60および上ケース51の殆どの部分が固定金型61から分離した状態において、ポート前壁57および上壁前部58が固定金型61側に残るため、ポート前壁57と上壁前部58とが内枠56の基端部外面に沿ってケース上面側へ変形していることが推測された。因みに、ポート前壁57を含む前面壁の抜き勾配を大きくすると、離型時にポート前壁57が固定金型61側に残るのを解消できるが、前面壁が上ケース51の基準面になっている関係で抜き勾配を大きくすることはできない。
上記の推測に基づき、ポート前壁57を可動金型60に同行して強制的に離型させるためのケース構造の変更を試みた。図10に破線で示すように、ポート前壁57の下端内面にアンダーカット部63を凹み形成して、離型時にポート前壁57を可動金型60と同行できるようにした。その結果、ポート前壁57および上壁前部58が変形する現象が減少したことから、本発明者等は、離型時におけるポート前壁57の分離不良が変形の要因であることを確信した。なお、アンダーカット部63を付加して成形を行った場合には、従来構造の上ケースに比べて、成形不良の発生率を相当低下できたものの、成形不良が解消できた訳ではなく、ハードディスクカートリッジの生産性を向上するうえではさらに効果的な対応が必要とされた。
本発明は、上記の知見に基づき提案されたものであって、上ケースのケース構造を改良することにより、成形用金型の離型時における上ケースの部分的な変形を一掃して生産性を向上し、その分だけ生産コストを削減できるハードディスクカートリッジを提供することにある。本発明の目的は、上ケースにおけるコネクターの支持構造を強化して、コネクターを適正な姿勢に保持固定でき、長期にわたってコネクターの接続不良等を防止し信頼性を向上できるハードディスクカートリッジを提供することにある。
本発明のハードディスクカートリッジは、本体ケース1の内部にハードディスクユニット2が組み込んであり、ケース前面の接続ポート5に臨んでコネクター4が配置してある。本体ケース1は、前面に接続ポート5が開口してある上ケース7と、上ケース7に固定される下ケース8とで構成する。接続ポート5の内方には、コネクター4を受け止め支持する内枠20と、コネクター4を締結するためのねじボス19とが設けてある。以て、接続ポート5に臨むポート前壁22と内枠20との間に、離型時の変形を防ぐための規制突起40を内枠20とポート前壁22を橋絡する状態で設ける点に特徴を有する。
ポート前壁22と内枠20とは複数個の規制突起40で橋絡する。
規制突起40はリブ状の突起で形成し、規制突起40の突出寸法H1を、ポート前壁22の突出寸法Hと同じかこれより僅かに小さく設定する。
ポート前壁22と内枠20とは3個の規制突起40で橋絡する。各規制突起40は、ポート前壁22と直交する状態で等間隔おきに配置する。
本発明では、前面に接続ポート5が開口してある上ケース7と、上ケース7に固定される下ケース8とで本体ケース1を構成し、上ケース7の接続ポート5の内方に、コネクター4を受け止め支持する内枠20と、コネクター4用のねじボス19を設ける。さらに、接続ポート5に臨むポート前壁22と内枠20との間に、両者20・22を橋絡する状態で規制突起40を設けて、成形用金型の離型時にポート前壁22および上壁前部10aが変形するのを規制突起40で防止するので、上ケース7の成形過程における変形を一掃して生産性を向上でき、その分だけハードディスクカートリッジの生産コストを削減できる。また、上ケース7の、延いては本体ケース1の寸法を安定化できるので、ハードディスクカートリッジのホスト機器に対する装填を円滑に行うことができ、ホスト機器側のローディング機構の動作不良や故障の発生を一掃し信頼性を向上できる。
ポート前壁22に連続する規制リブ40は、ポート前壁22と共同してレセプタクルコネクターの挿入姿勢を矯正するガイド体としても機能するので、ホスト機器側のレセプタクルコネクターが接続ポート5に対して斜めに差し込まれるような場合であっても、その差し込み姿勢を矯正してコネクターどうしを適正な状態で接続することができる。また、ポート前壁22、上壁前部10a、内枠20が規制リブ40で一体化されるので、コネクター4を支持する内枠20の構造強度を向上でき、したがってホスト機器側のレセプタクルコネクターが接続されるときなどに、偏った外力を受けやすいコネクター4を長期にわたって強固に、しかも適正な姿勢に保持してハードディスクカートリッジの信頼性を向上できる。
ポート前壁22と内枠20を複数個の規制突起40で橋絡すると、成形用金型の離型時に、ポート前壁22および上壁前部10aの複数箇所を規制突起40で支持した状態で、可動金型に同行して固定金型から確実に分離できるので、成形用金型の離型時にポート前壁22および上壁前部10aが変形するのをさらに確実に防止できる。また、レセプタクルコネクターの挿入姿勢を複数個の規制突起40で強制してガイド機能を向上し、さらに内枠20の構造強度をも向上できる。
規制突起40をリブ状の突起で形成すると、規制突起40の体積が不必要に大きくなるのを防止でき、また、規制突起40の突出寸法H1を、ポート前壁22の突出寸法Hと同じかこれより僅かに小さく設定すると、ホスト機器側のレセプタクルコネクターが接続ポート5に差し込まれるとき、規制突起40が接続の邪魔になるのを防ぎながら、成形用金型の離型時にポート前壁22および上壁前部10aが変形するのを効果的に防止できる。
ポート前壁22と内枠20を3個の規制突起40で橋絡し、各規制突起40をポート前壁22と直交する状態で等間隔おきに配置すると、成形用金型の離型時にポート前壁22および上壁前部10aが変形するのをさらに確実に防止し、しかも上壁前部10aの左右幅方向の中央部分が湾曲変形するのを一掃して不良発生を著しく低下できる。加えて、本体ケース1の厚み寸法のばらつき幅を小さくして、ハードディスクカートリッジの寸法安定性をさらに向上できる。
(実施例) 図1ないし図7は本発明に係るハードディスクカートリッジの実施例を示す。図2および図3においてハードディスクカートリッジは、中空角箱状の本体ケース1と、本体ケース1の内部に収容されるハードディスクユニット2と、ハードディスクユニット2の四隅部分に装着されて、ユニット全体を浮動支持するゴム製の衝撃緩衝材3(図1参照)と、本体ケース1の前面に配置されるコネクター4などで構成してある。本体ケース1の左右寸法は80mm、前後寸法は110mm、上下厚みは12.7mmである。先のハードディスクユニット2は、2.5型のハードディスクや読書きヘッドなどが内蔵してあり、ホスト機器から送られてくる情報信号を記録でき、あるいはハードディスクに記録した情報信号を出力できる。ハードディスクユニット2の下面には制御基板が固定してある。
図3において本体ケース1は、下面が開口され前面に接続ポート5が開口してある上ケース7と、上ケース7の下面開口を塞ぐ下ケース8とで構成する。上下ケース7・8はそれぞれポリカーボネイトを成形材料にして射出成形する。上ケース7は、左右幅に比べて前後長さが大きな長方形状の上壁10と、上壁10の四辺部分に連続する前面壁11、後面壁12、左右の側面壁13・13とを有し、前面壁11の左右中央から右側へ偏寄した位置に先の接続ポート5が開口してある。
左右の側面壁13・13には、ホスト機器の装填部に装填するためのガイド溝14や、位置決め用の切欠15・16が形成してある。図3ないし図5に示すように上ケース7の内面四隅には、下ケース8を締結するためのねじボス18が設けてあり、接続ポート5の内方左右には、コネクター4を締結するためのねじボス19と、コネクター4を受け止め支持する内枠20とが形成してある。内枠20の両端は、ねじボス19の周囲に張り出した補強壁19aのひとつを介して前面壁11に連続しており、その後縁には、左右一対の係合突起21が一体に形成してある。接続ポート5に臨むポート前壁22を含む前面壁11は、上ケース7の下面と共に本体ケース1の基準面を構成しており、先の上壁10に対して直交している。後面壁12の一部は、下ケース8の後面壁25を受け入れるためにコ字状に切り欠いてある。なお、ポート前壁22の左右両側に連続する門柱状の厚肉部23の対向面にゲート位置Gが設定してある(図5参照)。
図3に示すように下ケース8は板状に形成してあり、その後縁部分に限って後面壁25が設けられ、左右側縁の前後中途部に上ケース7の左右側面壁13と係合する係合爪26が立設してある。下ケース8の内面四隅部分には、先のねじボス18に対応するボス27と、コネクター4用のねじボス19に対応する左右一対のボス28が形成してある。さらに、後者ボス28の内方に、内枠20と共同してコネクター4を上下に挟持する浅い凹部29を凹み形成し、先の係合突起21に対応する係合突起30を凹部29内に突設している。
コネクター4は、プラスチック成形された左右横長のハウジング33の内部に、一群の接続リード34を一定間隔おきに配置して形成する。ハウジング33の前部にホスト機器側のレセプタクルコネクターを接続する外リード部が配置され、後部にハードディスクユニット2側のプラグコネクターを接続する内リード部が配置してある。ハウジング33の左右両端にはビス挿通穴を備えた締結ボス35が設けてあり、ハウジング33の上下面には位置決め用の段部36・37が凹み形成してある。
コネクター4をハードディスクユニット2に接続し、これら両者2・4を反転載置した上ケース7に組み込んだ状態では、図6に示すようにハウジング33が内枠20で受け止められ、締結ボス35が上ケース7のねじボス19と係合し、さらに段部36が係合突起21と係合して位置決めされる。この状態で下ケース8を上ケース7に組み付けることにより、係合爪26が上ケース7の左右側面壁13の内面に係合し、4個のボス27が上ケース7のねじボス18と係合し、さらにボス28がコネクター4の締結ボス35と係合して位置決めされる。図7に示すようにボス28、および締結ボス35に挿通したビス42をねじボス19にねじ込み、さらにボス27に挿通したビス43をねじボス18にねじ込むことにより、コネクター4と上下ケース7・8との三者が固定される。
上記の組み付け状態において、コネクター4は、図6および図7に示すようにねじボス19と締結ボス35、および係合突起21と段部36、さらに下ケース8の係合突起30と段部37とが係合することによって前後左右方向の遊動が規制され、さらにハウジング33の上下面が内枠20と下ケース8の凹部29とで挟持されることにより上下方向の遊動が規制されている。ハードディスクユニット2は、上下ケース7・8で固定される衝撃緩衝材3によって浮動支持されている。
以上のように構成したハードディスクカートリッジにおいて、上ケース7の離型時にポート前壁22、およびポート前壁22に連続する上壁前部10aが変形するのを防ぐために、ポート前壁22と内枠20との間に3個の規制リブ(規制突起)40を設ける。図1、図4および図5に示すように規制リブ40は、内枠20とポート前壁22を前後に橋絡する状態で設けてあり、その上壁内面からの突出寸法H1は、ポート前壁22の突出寸法Hと同じかこれより僅かに小さく設定する。この実施例では、突出寸法H1を突出寸法Hより僅かに小さく設定した(図6参照)。規制リブ40は、接続ポート5の左右中央位置と、左右中央から左右両側へ同じ距離だけ離れた位置との3箇所に配置し、各規制リブ40の隣接間隔を均等とした。また、各規制リブ40はポート前壁22と直交する状態で設けて、内枠20とポート前壁22を最短距離で橋絡した。
上記のように、ポート前壁22と内枠20とを規制リブ40で橋絡すると、上ケース7の成形時に可動金型を固定金型から離型するとき、ポート前壁22および上壁前部10aが固定金型側に残るのを一掃して、可動金型の離型移動に同行でき、したがってポート前壁22および上壁前部10aが変形するのを一掃できた。規制リブ40を付加した後は、ポート前壁22および上壁前部10aが変形する不良は皆無となり、成形された上ケース7の全てを良品とすることができ、生産管理の手間を大幅に省くことができた。これにより、上ケース7の生産性を向上し、その分だけハードディスクカートリッジを低コスト化できる。ポート前壁22に連続して形成される規制リブ40は、ホスト機器側のレセプタクルコネクターが手動で接続ポート5に対して斜めに差し込まれるときに、レセプタクルコネクターの挿入姿勢を矯正するガイド体としても機能して、コネクターどうしを適正な状態で接続することに役立つ。また、ポート前壁22、上壁前部10a、内枠20が規制リブ40で一体化されるので、コネクター4を支持する内枠20の構造強度を向上でき、したがってホスト機器側のレセプタクルコネクターが接続されるとき、偏った外力を受けやすいコネクター4を長期にわたって強固に、しかも適正な姿勢に保持して、ハードディスクカートリッジの信頼性を向上できる。
上記の実施例では、リブ状の突起で規制突起40を形成したが、その必要はなく、ポート前壁22と内枠20とを橋絡する突起の構造や形状は一切限定しない。例えば、個々の規制突起40は、斜めに傾斜するリブや、V字状、Y字状、W字状、リング状、三角形状、断面円形、断面多角形などの突起で形成することができる。また、規制突起40の全体が山形、波形などに形成してあってもよい。隣接する突起列や突起群で規制突起40を形成してもよい。因みに、ポート前壁22の内面と上壁前部10aの内面とで挟まれる内隅部分に三角形状の規制リブを設けることが考えられるが、その場合には、ポート前壁22と内枠20とが規制リブで橋絡されないため、ポート前壁22と上壁前部10aの変形を阻止できなかったことを本発明者等は確認している。
ハードディスクカートリッジ内部平面図である。 ハードディスクカートリッジの外観斜視図である。 ハードディスクカートリッジの分解斜視図である。 上ケース要部の内部平面図である。 上ケース要部の斜視図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図6におけるB−B線断面図である。 従来の本体ケースの分解斜視図である。 従来の上ケースの変形状況を示す断面図である。 従来の上ケースとその成形金型を示す断面図である。
符号の説明
1 本体ケース
2 ハードディスクユニット
4 コネクター
5 接続ポート
7 上ケース
8 下ケース
19 ねじボス
20 内枠
22 ポート前壁
40 規制突起
H ポート前壁の突出寸法
H1 規制突起の突出寸法

Claims (4)

  1. 本体ケース(1)の内部にハードディスクユニット(2)が組み込んであり、ケース前面の接続ポート(5)に臨んでコネクター(4)が配置してあるハードディスクカートリッジであって、
    本体ケース(1)は、前面に接続ポート(5)が開口してある上ケース(7)と、上ケース(7)に固定される下ケース(8)とで構成されており、
    接続ポート(5)の内方には、コネクター(4)を受け止め支持する内枠(20)と、コネクター(4)を締結するためのねじボス(19)とが設けられており、
    接続ポート(5)に臨むポート前壁(22)と内枠(20)との間に、離型時の変形を防ぐ規制突起(40)が内枠(20)とポート前壁(22)を橋絡する状態で設けてあるハードディスクカートリッジ。
  2. ポート前壁(22)と内枠(20)とが複数個の規制突起(40)で橋絡してある請求項1記載のハードディスクカートリッジ。
  3. 規制突起(40)がリブ状の突起で形成されており、
    規制突起(40)の突出寸法(H1)が、ポート前壁(22)の突出寸法(H)と同じかこれより僅かに小さく設定してある請求項2記載のハードディスクカートリッジ。
  4. ポート前壁(22)と内枠(20)とが3個の規制突起(40)で橋絡されており、
    各規制突起(40)が、ポート前壁(22)と直交する状態で等間隔おきに配置してある請求項2または3記載のハードディスクカートリッジ。
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