JP2009002336A - 推進システムのための推力発生器 - Google Patents

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Abstract

【課題】推力発生器(12)を提供する。
【解決手段】推力発生器(12)は、該推力発生器(12)内部に空気(80)を導入するように構成された空気吸入口(78)と、ガス発生器(30)から排出ガス(64)を受けかつ該排出ガス(64)をコアンダプロファイル(74)上に供給するように構成されたプレナム(72)とを含み、コアンダプロファイル(74)は、該プロファイル(74)への排出ガス(64)の付着を促進して、境界層(106)を形成しかつ空気吸入口(78)からの流入空気(80)を同伴して推力を発生するように構成される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、総括的には推進システムに関し、より具体的には、推進システムの効率を高めるための推力発生器に関する。
様々な推進システムが知られており、また使用されている。例えば、ターボジェットエンジンによって動力供給されるジェット機では、空気は、吸入口から流入した後に回転圧縮機によってさらに高い圧力に加圧される。加圧空気は、燃焼器に送られ、燃焼器において燃料と混合されかつ燃焼される。次に高温燃焼ガスがタービンに流入し、タービンにおいて動力が抽出されて圧縮機を駆動する。ターボジェットでは、タービンからの排出ガスは、ノズルを通して加速されて推力を供給する。
さらに、排出ガス流は、推進ノズルを通して大気圧まで膨張し、該推進ノズルにより、ジェット機を駆動するための正味推力が生成される。一般的に、ターボジェットエンジンでは、推進ノズルは、チョーク状態に閉鎖している。従って、推力を増大させる唯一の方法は、排出ガス流の熱力学的可用性を増大させることであるので、かかるエンジンの推進効率は制限される。
その他の一部の推進システムでは、ターボファンエンジンが使用されている。一般的に、ターボファンエンジンは、ターボジェットの基本コアと共に付加的タービン段を含み、これら付加的タービン段は、排出ガスから動力を抽出して大型のファンを駆動するために使用され、この大型ファンは、周囲空気を加速かつ加圧しまた該周囲空気をそれ自身のノズルを通して加速する。ターボファンエンジン内の圧縮機、燃焼器及び高圧タービンは、ターボジェットエンジン内で使用されているものと同一であり、一般にエンジンコア又はガス発生器と呼ばれている。しかし、かかるシステムは、ファンのような可動部品と低圧タービンによって駆動される第2のシャフトとを必要とする。ナセル寸法及びファン寸法のようなパラメータには一定の実際的限度があるので、これらの装置の推進効率は限定されており、また異物(FOB)によるエンジン損傷を受け易い。
米国特許第6179225号明細書 米国特許第6182440号明細書 米国特許第6253540号明細書 米国特許第6295805号明細書 米国特許第6298658号明細書 米国特許第6345935号明細書 米国特許第6360528号明細書 米国特許第6568171号明細書 米国特許第6612106号明細書 米国特許第6742721号明細書 米国特許第6786037号明細書 米国特許第6804948号明細書 米国特許第6837038号明細書 米国特許第6854260号明細書 米国特許第6962044号明細書 米国特許第6996973号明細書 米国特許第7017332号明細書 米国特許第7043898号明細書
従って、高い推進効率及び低い燃料消費率を有する推進システムに対する必要性が存在する。さらに、現存推進システムと一体に統合してかかるシステムの推進効率を高めるようにすることができる装置を提供することは、望ましいと言える。
簡潔に述べると、一実施形態では、推力発生器を提供する。本推力発生器は、該推力発生器内に空気を導入するように構成された空気吸入口と、ガス発生器から排出ガスを受けかつ該排出ガスをコアンダプロファイル上に供給するように構成されたプレナムとを含み、コアンダプロファイルは、該プロファイルへの排出ガスの付着を促進して、境界層を形成しかつ空気吸入口からの流入空気を同伴して推力を発生するように構成される。
別の実施形態では、航空機を提供する。本航空機は、航空機フレームと、航空機フレームに結合されかつ排出ガスを発生するように構成されたガス発生器とを含む。本航空機はまた、航空機フレームに結合されかつガス発生器から排出ガスを受けまた航空機を駆動するための推力を発生するように構成された複数の推力発生器を含み、複数の推力発生器の各々は、コアンダプロファイルを有する該推力発生器の少なくとも1つの表面を含み、コアンダプロファイルが、該プロファイルへの排出ガスの付着を促進して、境界層を形成しかつ空気吸入口からの流入空気を同伴して高い流量及び速度の空気流を発生するように構成される。
別の実施形態では、推力を発生する方法を提供する。本方法は、ガス発生器からの排出ガスを推力発生器のコアンダプロファイル上に導入して境界層を形成するステップと、境界層により空気を同伴して、吸入及び排出空気流束間の運動量の差により推力を発生するステップとを含む。
別の実施形態では、航空機の推進効率を高める方法を提供する。本方法は、航空機のガス発生器に少なくとも1つの推力発生器を結合するステップを含み、少なくとも1つの推力発生器は、ガス発生器からの排出ガスをコアンダプロファイル上に向けて境界層を形成させかつ次に該後境界層により流入空気を同伴させることによって推力を発生するように構成される。
本発明のそれらの及びその他の特徴、態様及び利点は、図面全体を通して同じ符号が同様な部分を表している添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより、一層良く理解されようになるであろう。
以下に詳細に説明するように、本技術の実施形態は、ターボジェットエンジンによって動力供給されるジェット機のような推進システムの効率を高めるように機能する。具体的には、本技術は、作動流体と周囲空気との組合せを利用して推進システムを駆動するための推力を発生させて、かかるシステムの効率を高めかつ燃料消費率を低下させる。次に図面に移りかつ最初に図1を参照すると、ここには、符号12で表したような複数の推力発生器を有する航空機10を示している。航空機10は、航空機フレーム14と該航空機フレーム14に結合されたガス発生器16とを含む。この例示的な実施形態では、ガス発生器16には、排出ガスを発生するように構成されたジェットエンジンが含まれる。図示するように、航空機10は、該航空機10の翼18上に配置された2つのジェットエンジン16を含む。しかし、利用するガス発生器つまりジェットエンジン16の数を増減して、航空機10を駆動しかつ排出ガスを発生させるようにすることもできる。
推力発生器12は、翼18に結合するか又は該翼18と一体に統合し、かつガス発生器16から排出ガスを受けて航空機10を駆動するための推力を発生するように構成される。この例示的な実施形態では、航空機10は、4つの推力発生器12を含み、翼18の各々上には、2つの推力発生器12が配置される。ただし、推力発生器の数を増減してもよい。航空機10のための複数の推力発生器12は、単一のガス発生源16により排出ガスを受ける様々な寸法を有することができることに注目されたい。さらに、特定の実施形態では、航空機10の胴体上に、複数の推力発生器12を配置することができる。推力発生器12の各々は、ガス発生器16からの排出ガスを利用するように構成されており、以下により詳細に説明するコアンダプロファイルを使用して、流入空気を同伴して高速流を発生する。本明細書で使用する場合に、「コアンダプロファイル」という用語は、隣接する表面に対する流体の流れの付着を促進し、かつたとえその表面が元の流体運動方向から離れる方向に湾曲している場合であっても、付着状態を維持するように構成されたプロファイルを意味する。
図2は、図1の航空機10のガス発生器16の例示的な構成30を示す概略図である。ガスタービン30は、周囲空気を加圧するように構成された圧縮機32を含む。燃焼器34が、圧縮機32と流れ連通状態になっており、燃焼器34は、圧縮機32から加圧空気を受けかつ燃料流を燃焼させて、燃焼器流出ガス流を発生させるように構成される。それに加えて、ガスタービン30は、燃焼器34の下流に設置されたタービン36を含む。タービン36は、燃焼器流出ガス流を膨張させて、外部負荷を駆動するように構成される。図示した実施形態では、圧縮機32は、タービン36により生成された動力によってシャフト38を介して駆動される。さらに、ターボファンのような通常のガスタービンでは、タービン36からの排出ガスの高速ジェットが、推進ノズル40を通して大気圧まで膨張し、推進ノズル40は、ジェットの方向と方向が反対になった正味推力を生成する。
この例示的な実施形態では、燃料流及び空気は、燃焼器34内で所望の温度及び圧力で燃焼すると、排出ガスを発生する。ガス発生器30の圧縮機32を駆動するために動力を抽出した後に、発生排出ガスは次に、推力発生器12(図1参照)に向かって導かれる。推力発生器12は、成長する境界層を形成しかつ付加的な空気流を同伴するように構成される。この例示的な実施形態では、同伴された新鮮な空気の小部分は、推力発生器12の収束区域内の短い距離にわたる壁面において急速同伴及び排出ガスとの混合によって排出ガスと急速に混合して、高エネルギーの成長する希釈排出ガス/新鮮な空気境界層を形成する。これは、円周部の周りの幾つかの個別のスロットを通しての排出ガスの導入によるものであり、この排出ガスの導入が、スロット間での新鮮な空気の同伴を可能にする。さらに、同伴空気の別の部分は、混合空気及び排出ガスの成長境界層との間に剪断層を形成して、推力発生器12の収束セクションにおいて空気をさらに加速しかつ境界層と流入空気との更なる混合を促進して、推力発生器12の下流セクションにおいて高速空気流を発生させる。さらに、推力発生器12の下流セクションは、吸入同伴空気と高速混合ガスとの間での速度の差により推力を発生させる。それに加えて、同伴は、コアンダプロファイルの周りで駆動排出ガスを方向転換させることによって発生する半径方向静圧勾配の作用によって増幅される。1つの例示的な実施形態では、下流セクションは、発散セクションを含む。
従って、推力発生器12のコア内に同伴される空気は、航空機10の離陸状態においてはより低速であるが飛行中においては遙かに高い速度であり、駆動排出ガスによる同伴及び該駆動排出ガスからの運動量の移行を非常に効率的にし、
また航空機の速度と現れるジェット速度との差を比較的小さくする。これにより、推力発生器12におけるより高い推進効率が得られる。上述した推力発生器12は、排出ガスによる空気の同伴を促進する。特定の実施形態では、推力発生器12によって同伴される質量と排出ガスの質量との比は、約5〜約15である。推力発生器12の作動については、以下に詳細に説明する。
特定の実施形態では、排出ガスの一部分は、推進ノズル40(図2参照)を通して膨張して推力を発生し、また排出ガスの残余部分は、推力発生器12に導かれて付加的な推力を供給する。それに代えて、複数の推力発生器12は、ガス発生器30からの排出ガスによって、航空機10を駆動するのに必要な全推力を発生するように構成される。
図3は、本技術の態様による、図2のガス発生器30からの排出ガス流分割構成50を示す概略図である。この例示的な実施形態では、タービン36(図2参照)からの排出ガス流52は、複数の推力発生器12(図1参照)に導かれる流れ54及び56に分割される。さらに、加圧排出ガス流54及び56は、コアンダプロファイル上に導入されて境界層を形成しかつ境界層により流入空気を同伴して推力を発生させる。
排出ガス流54及び56を個別の位置を介してつまりスロットを通してコアンダプロファイル上に導入することによって、流れ54及び56に強い加速及び方向変化が生じ、それによってこれら個別のジェット間での流入空気の同伴を促進する。さらに、流入空気は、加速されかつコアンダプロファイルの出口において周囲圧力に近い圧力で排出される。空気の同伴、推力発生器12によるエネルギー及び運動量の急速移行、並びに推力発生器12にわたる低い圧力低下により、推力発生の強化が得られる利点がある。特定の実施形態では、ガス発生器30からの排出ガス流52は、チョーク状態になっており約1200°Fの温度を有する。従って、推力発生器12の周辺部における排出ガス流54及び56は、推力発生器12の吸入口において音速又は超音速であり、その後膨張しかつ周囲空気と混合するにつれて速度が低下する。
特定の実施形態では、図2のガス発生器からの排出ガス流54及び56は、それら排出ガス流54及び56を推力発生器12内に導入するためのプレナムに導くことができる。図4は、本技術の態様による、図1の航空機10への図2のガス発生器30の取付け機構60の概略図である。図示するように、ガス発生器30は、翼支柱62によって翼18(図1参照)の各々に結合されるか又は一体に統合される。ガス発生器30は、排出ガス52を発生するように構成され、排出ガス52は、符号64で示すようにプレナムに導かれる。さらに、プレナムは、図5〜図9を参照して以下に説明するように、排出ガス52を推力発生器12内にかつコアンダプロファイルに沿って半径方向に導くように構成される。
図5は、本技術の態様による、図1の航空機10の推力発生器12の例示的な構成70を示す概略図である。図示するように、推力発生器70は、ガス発生器30からの排出ガス64(図4参照)を受けかつ該排出ガス64をコアンダプロファイル74上に供給するように構成されたプレナム72を含み、コアンダプロファイル74は、該コアンダプロファイル74への排出ガス64の付着を促進するように構成される。特定の実施形態では、燃料を使用してプレナム72内に熱を導入することにより、エネルギーが増大し、排出ガス64がより多くの空気を同伴するか又は空気がより高い速度に加速されるようになる。この例示的な実施形態では、プレナム72は、推力発生器70のカウルの周りで環状になっている。特定の実施形態では、プレナム72は、排出ガスのセグメントをスロットに供給する複数のプレナムに区画することができる。一実施形態では、コアンダプロファイル74には、対数プロファイルが含まれる。作動中に、プレナム72からの排出ガス64の加圧流が、符号76で表すようにコアンダプロファイル74に沿って導入される。さらに、推力発生器70は、該推力発生器70内に空気流80を導入するための空気吸入口78を含む。
作動時に、加圧排出ガス76は、空気流80を同伴して、高速空気流82を発生させる。具体的には、コアンダプロファイル74は、同伴空気流80との加圧排出ガス76の比較的急速な混合を促進して、加圧排出ガス76から空気流80にエネルギー及び運動量を移行させることによって高速空気流82を発生する。この例示的な実施形態では、コアンダプロファイル74は、空気流80に運動量及びエネルギーを付与しながら流れの速度が初期速度の数分の一まで低下するようになる点まで、プロファイル74への加圧排出ガス76の付着を促進する。推力発生器70の設計は、該推力発生器70が周囲状態から推力発生器70の出口まで流れる流入空気流80の加速を高め、それによって推力発生器70から発生する推力を最大にするように選択されることに注目されたい。さらに、高速空気流82を利用して、航空機10を駆動するための推力を発生させることができる。
図6は、図5の推力発生器70の作動を示すブロック図である。図示するように、プレナム72は、ガス発生器30から排出ガス64を受けるように構成される。プレナム72からの排出ガス64は、推力発生器70の同伴セクション84内に導入される。上述したように、同伴セクション84は、空気80を同伴して高比率及び高速度で混合ガス(空気及び排出ガス)82を発生するようになったコアンダプロファイル74を含む。かかる高速流82は次に、推力発生器70の推力発生セクション86に導いて、該高速流82により推力88を生成するようにする。
推力発生器70を使用することにより、それらのスケールアップが非常に難しくまた複雑さと質量を増大させることになるようなファン及びその他の可動部品を航空機10(図1参照)内で使用せずにかつ現在のファンの能力を越えて、空気80の同伴比を増大させることができる利点がある。推力発生器70から発生する推力88は、ジェット82の質量及びエネルギーに応じて決まることに注目されたい。この図示した実施形態では、推力発生器70による高い同伴比及び急速運動量移行により、高速ジェット82から所望の推力88を発生させることが可能になる。さらに、上述した推力発生器70は、それに関連する高吸引型のコアを持っておらず、推力発生器70のコアに向って移動する新鮮な空気80の流入量は、航空機の速度で通過しており、僅かに加速されるに過ぎない。推力発生器70から出る速度の値が航空機10の速度と非常に近いことに加えて高い同伴比により、非常に高い推進効率が得られる。推力88は、推力発生器70によって高い状態に維持されているが、推力発生器の出口速度は、同程度のターボファンエンジンにおけるよりも低い推力を達成するために使用され、その結果より高い推進効率が得られる利点がある。また、同時に、提案したガス発生器及び推力発生器装置の効果的なバイパス比は、従来型のターボファン技術を用いて達成可能なバイパス比よりも高い。
図7は、本技術の態様による、図5の推力発生器70のコアンダプロファイル表面を示す概略図である。図示するように、プレナム72からの排出ガス76は、推力発生器70内にかつコアンダプロファイル74に沿って導かれる。例示的な実施形態では、増圧器(図示せず)がプレナム72に結合され、プレナム72内で排出ガス76の圧力を増大させるように構成される。一実施形態では、増圧器としてはポンプが含まれる。特定の実施形態では、推力発生器70は、チョーク状態で作動して該推力発生器70の効率を高めることができる。さらに、離陸状態時のような航空機10の特定の運転状態において、推力発生器70は、ガス発生器30からの排出ガスの圧力をプレナム72内で増大させることによるか、或いはプレナム72内で増圧器を使用することによるかのいずれかによって推力を高めるように構成される。コアンダプロファイル74は、幾つかの円周方向位置において排出ガス76を導入することによって該プロファイルへの排出ガス76の付着を促進して境界層を形成しかつこれらの位置間に流入空気流80を同伴して高速空気流82を発生する。具体的には、空気吸入口78を通して供給される空気80(図5参照)は、境界層との間に剪断層を形成して推力発生器70の収束セクションにおいて空気流80を加速し、かつ境界層と流入空気80との混合を促進して推力発生器70の出口セクションにおいて高速空気流82を発生させる。高速空気流82を発生させるための境界層及び剪断層の形成については、図8及び図9を参照して以下に詳細に説明する。
排出ガス76は、複数の個別に分散配置されたスロット92を通してかつコアンダプロファイル74に沿って、推力発生器70の軸線に向けて半径方向に導かれ、コアンダプロファイル74は、剪断層と半径方向圧力勾配との組合せにより同伴を最大にすると同時に境界層が推力発生器の壁面に付着した状態を維持することを保証するようになった曲率94を使用する。その結果、流れは、コアンダプロファイル74のスロート区域96においても依然として付着した状態にあり、また境界層は、初期噴射速度の約0.8倍である最大速度を持つ比較的高い運動量を有する。排出ガス76の初期速度の減少は、より低速の空気流80の同伴及び同伴空気流80への運動量及びエネルギーの移行に起因すると共に、壁面における幾らかの摩擦損失に起因することに注目されたい。さらに、プレナム72からの高速排出ガス76は、空気の同伴を助けるコアンダプロファイルに沿った駆動流れの曲率によって低圧区域を発生させる。
図8は、本技術の態様による、図5の推力発生器70内での空気及び排出ガスの流れの概要100を示す概略図である。図示するように、排出ガス102は、推力発生器70(図5参照)の内部にかつコアンダプロファイル104上に導かれる。図示した実施形態では、排出ガス102は、個別のスロット92(図7参照)を通してかなり高い速度及び圧力で推力発生器70内に導入される。作動中に、コアンダプロファイル104は、該プロファイル104に対する排出ガス102の付着を促進して境界層106を形成し、この境界層106は、成長しかつ空気108の一部分を同伴し、該空気108の一部分の排出ガス102との混合を促進する。この実施形態では、プロファイル104の幾何学的形状及び寸法は、所望の推力を達成するように最適化される。さらに、流入空気108の流れの一部は、成長する混合境界層106によって同伴されて、境界層106との間に剪断層110を形成する。周囲空気108の同伴は、コアンダプロファイル104の周りでの流線の曲率により得られる半径方向静圧勾配によって達成されることに注目されたい。さらに、流れに加えられる半径方向圧力勾配は、境界層106における剪断と協働して、同伴を増大させる。従って、高エネルギー境界層106の成長及び該高エネルギー境界層106の同伴空気流108との混合によって形成される剪断層110は、推力発生器70内における急速かつ均一な混合物の形成を促進する。推力発生器70におけるコアンダ効果によるコアンダプロファイル104への排出ガス102の付着については、図9を参照して以下に詳細に説明する。
図9は、コアンダ効果に基づいた、図5の推力発生器70内のプロファイル104に隣接する境界層106の形成を示す概略図である。図示した実施形態では、排出ガス102は、プロファイル104に付着し、かつたとえプロファイル104の表面が初期燃料流方向から離れる方向に湾曲している場合であっても、付着状態を維持する。より具体的には、排出ガス102が減速するにつれて、流れの両側に圧力差が生じ、これが排出ガス102をプロファイル104の表面に一層近付くように偏向させる。当業者には分かるように、排出ガス102がプロファイル104にわたって移動する時に、排出ガス102とプロファイル104との間に一定量の表面摩擦が発生する。流れ102に対するこの抵抗は、排出ガス102をプロファイル104に向かって偏向させ、それによって排出ガス102をプロファイル104に付着させる。さらに、このメカニズムによって形成される境界層106は、流入空気108を同伴して、該境界層106との間に剪断層110を形成し、空気流108の同伴及び該空気流108と排出ガス102との混合を促進する。さらに、境界層106の剥離及び該境界層106の同伴空気108との混合によって形成された剪断層110は、高速空気流112を発生させ、この高速空気流112が、推力を発生することによって推進システムの効率を高めるために利用される。航空機10(図1参照)が離陸する時には、流れ108の速度は減少し、同伴比が高くなることに注目されたい。さらに、航空機10が飛行状態にある時は、空気流108はより高くなり、同伴もまた高い状態を維持する。従って、排出ガス102からの運動量及びエネルギーの移行が流入空気108によって促進され、推力発生器70から出るジェットの速度と航空機の速度との間の差が減少することにより、一層高い推進効率が得られる。
図10は、現存推進システムと本技術の態様による図5の推力発生器70を有する推進システムとの推進効率についての例示的な分析結果を示すグラフ図である。横座標軸122は、ノットで測定した航空機速度を表しており、また縦座標軸124は、推進効率を表している。この実施形態では、データ線126及び128は、現存ターボファンベース及びターボプロップベースの推進システムの推進効率を表している。さらに、データ線130及び132は、それぞれ約20psig及び35psigの圧力比での推力発生器70を有する推進システムの推進効率を表している。このグラフ図から分かるように、推力発生器70を有する推進システムの推進効率は、現存ターボファンベース及びターボプロップベースの推進システムの推進効率よりも実質的に高い。さらに、20psigの圧力比での推力発生器70を有する推進システムの推進効率は、35psigの圧力比での推力発生器70を有する推進システムの推進効率よりも比較的高い。当業者には分かるように、コアンダプロファイルの幾何学的形状、圧力比、排出ガスの圧力等々のような複数のパラメータは、所望の推進効率を達成するように調整することができる。さらに、選択パラメータはまた、ガス発生器の基本設計概念及びレイアウトを決定することになり、ガス発生器は、排出ガス流の圧力パラメータがそのガスタービンコアサイクル出口条件に制約されないようにすることを可能にするような低バイパス比及び高圧力比を備えたターボファンエンジンとして構成することができる。
図11は、現存ターボファンベースの推進システムと本技術の態様による図5の推力発生器70を有する推進システムとにより発生した推力についての例示的な分析結果140を示すグラフ図である。横座標軸142は、流量(ポンド/秒)を表しており、また縦座標軸144は、全推力(ポンド)を表している。この実施形態では、データ線146及び148は、それぞれ1.5のファン圧力比での約9のバイパス比及び1.8のファン圧力比での約5のバイパス比の現存ターボファンベースの推進システムの推力を表している。さらに、データ線150及び152は、それぞれ約6及び9の同伴比での推力発生器70を有する推進システムの発生推力を表している。このグラフ図から分かるように、推力発生器を有する推進システムは、該推進システムを推進させる推力を発生することができ、また推力発生器の設計及び数に基づいて、発生推力は、現存ターボファンベースの推進システムに匹敵するものとすることができる。この場合にもまた、空気同伴比のような複数のパラメータは、かかるシステムの所望の効率を達成するように最適化することができる。
上述した推力発生器70は、作動流体と周囲空気との組合せを利用して推進システムを駆動するための推力を発生し、それによってシステムの効率及び燃料消費率を良好にすることができる。特定の実施形態では、推力発生器70は、航空機10(図1参照)の短距離離着陸(STOL)及び垂直離着陸(VTOL)を可能にする。図12は、航空機160の翼18の端部に配置された推力発生器162を有する例示的な航空機160を示している。この例示的な実施形態では、推力発生器162から生じる高速ジェット82は、VTOL運転状態時に航空機160の垂直方向に上昇させるのを可能にする。特定の実施形態では、推力発生器162は、制御装置によって飛行中における該推力発生器162の配向を変更して、該推力発生器162を回転させることによって離陸又は着陸距離を短縮することができる。推力発生器162は、複数の自由度を有するので、航空機160の飛行中又はホバリング時に該航空機160の姿勢を調整するために使用することができる利点がある。
本明細書で上述した方法の様々な態様は、航空機、水中推進システム、並びにロケット及びミサイルのような様々な推進システムの効率を高めるために利用される。上述した技術は、現存推進システムと一体に統合することができる推力発生器を使用しまたガス発生器からの排出ガスのような駆動流体を利用して、二次流体流を同伴して高速空気流を発生する。具体的には、推力発生器は、コアンダ効果を使用して高速空気流を発生し、さらにこの高速空気流を使用して推力を発生し、それによってかかるシステムの効率を高めるようにすることができる。かかる推力発生器を使用する推力発生は、現存ターボファンベースの推進システムにおけるファンのような可動部品の必要性を排除し、それによってかかるシステムの運転コストを大幅に低減する利点がある。さらに、推力発生器は、1つよりも多くの位置においてチョーク状態で作動するのを促進し、それによって特に短距離離着陸(STOL)及び垂直離着陸(VTOL)のような運転状態においてかかるシステムの効率を高める。
本明細書では、本発明の特定の特徴のみを示しかつ説明してきたが、当業者には多くの修正及び変更が想起されるであろう。従って、提出した特許請求の範囲は、全てのかかる修正及び変更を本発明の技術思想の範囲内に属するものとして保護しようとするものであることを理解されたい。
本技術の態様による複数の推力発生器を有する航空機の概略図。 本技術の態様による、図1の航空機のガス発生器の例示的な構成を示す概略図。 本技術の態様による、図2のガス発生器から分割された排出ガス流を示す概略図。 本技術の態様による、図1の航空機へのガス発生器の取付け機構の概略図。 本技術の態様による、図1の航空機の推力発生器の例示的な構成を示す概略図。 本技術の態様による、図5の推力発生器の作動を示すブロック図。 本技術の態様による、図5の推力発生器のコアンダプロファイル表面の概略図。 本技術の態様による、図5の推力発生器内部での空気及び排出ガスの流れプロファイルを示す概略図。 本技術の態様による、図5の推力発生器内のコアンダプロファイルに隣接する境界層の形成を示す概略図。 現存推進システムと本技術の態様による図5の推力発生器を有する推進システムとの推進効率についての例示的な分析結果を示すグラフ図。 現存推進システムと本技術の態様による図5の推力発生器を有する推進システムとにより発生した推力についての例示的な分析結果を示すグラフ図。 本技術の態様による、航空機の翼の端部に配置された推力発生器を有する例示的な航空機を示す図。
符号の説明
10 航空機
12 推力発生器
14 航空機フレーム
16 ガス発生器
18 翼
30 ガス発生器
32 圧縮機
34 燃焼器
36 タービン
38 シャフト
40 ノズル
50 排出ガス流
52 燃焼器からの排出ガス
54 推力発生器への排出ガス流
56 推力発生器への排出ガス流
60 取付け機構
62 支柱
64 排出ガス
70 推力発生器
72 プレナム
74 コアンダプロファイル
76 コアンダプロファイル上でのガスの流れ
78 空気吸入口
80 空気流
82 高速流
84 同伴セクション
86 推力発生セクション
88 推力
92 スロット
94 曲率
96 スロート
100 流れプロファイル
102 排出ガス
104 コアンダプロファイル
106 境界層
108 流入空気
110 剪断層
112 高速流
120 推進効率についての分析結果
122 航空機速度
124 推進効率
126〜128 現存推進システムについての推進効率
130〜132 推力発生器を備えた推進システムにつての推進効率
140 推力についての分析結果
142 コア流量
144 推力
146〜148 現存推進システムについての推力
150〜152 推力発生器を備えた推進システムについての推力

Claims (10)

  1. 推力発生器(12)であって、
    該推力発生器(12)内に空気(80)を導入するように構成された空気吸入口(78)と、
    ガス発生器(30)から排出ガス(64)を受けかつ該排出ガス(64)をコアンダプロファイル(74)上に供給するように構成されたプレナム(72)と、を含み、
    前記コアンダプロファイル(74)が、該プロファイル(74)への前記排出ガス(64)の付着を促進して、境界層(106)を形成しかつ前記空気吸入口(78)からの流入空気(80)を同伴して推力を発生するように構成される、
    推力発生器(12)。
  2. 前記ガス発生器(30)が、航空機エンジンを含み、
    前記発生推力が、航空機(10)を駆動するために利用される、
    請求項1記載の推力発生器(12)。
  3. 該推力発生器(12)が、チョーク状態で作動して、該推力発生器(12)の効率を高めるようになる、請求項2記載の推力発生器(12)。
  4. 前記排出ガス(64)の圧力を前記プレナム(72)内で増大させるように構成された増圧器をさらに含む、請求項2記載の推力発生器(12)。
  5. 前記コアンダプロファイル(74)が、対数プロファイルを含む、請求項1記載の推力発生器(12)。
  6. 前記流入空気(80)の量が、前記空気吸入口(78)を通しての同伴によって増大されかつ前記境界層(106)と急速に混合されて該推力発生器(12)の収束セクションにおいて該境界層の厚さを増大させると同時に、剪断層(110)及び半径方向圧力勾配により前記流入空気(80)に対する前記境界層(106)の運動量及びエネルギー移行を促進させて該推力発生器(12)の下流セクションにおいて高速空気流を発生させる、請求項1記載の推力発生器(12)。
  7. 該推力発生器(12)の下流セクションが、吸入及び排出空気流束間の運動量の差により推力を発生する、請求項6記載の推力発生器(12)。
  8. 航空機(10)であって、
    航空機フレーム(14)と、
    前記航空機フレーム(14)に結合されかつ排出ガス(64)を発生するように構成されたガス発生器(30)と、
    前記航空機フレーム(14)に結合されかつ前記ガス発生器(30)から前記排出ガス(64)を受けまた該航空機(10)を駆動するための推力を発生するように構成された複数の推力発生器(12)と、を含み、
    前記複数の推力発生器(12)の各々が、コアンダプロファイル(74)を有する該推力発生器(12)の少なくとも1つの表面を含み、
    前記コアンダプロファイル(74)が、該プロファイル(74)への前記排出ガス(64)の付着を促進して、境界層(106)を形成しかつ空気吸入口(78)からの流入空気(80)を同伴して高い流量及び速度の空気流を発生するように構成される、
    航空機(10)。
  9. 推力を発生する方法であって、
    ガス発生器からの排出ガスを推力発生器のコアンダプロファイル上に導入して境界層を形成するステップと、
    前記境界層により空気を同伴して、吸入及び排出空気流束間の運動量の差により推力を発生するステップと、を含む、
    方法。
  10. 航空機の推進効率を高める方法であって、
    前記航空機のガス発生器に少なくとも1つの推力発生器を結合するステップを含み、
    前記少なくとも1つの推力発生器が、前記ガス発生器からの排出ガスをコアンダプロファイル上に向けて境界層を形成させかつ次に該後境界層により流入空気を同伴させることによって推力を発生するように構成される、
    方法。
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