JP6378736B2 - ジェットエンジン排気用圧縮カウル - Google Patents

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Description

本発明は、ジェットエンジン排気用圧縮カウルに関する。
燃焼タービンエンジンは、エンジンを通って複数のタービンブレード上を通過する燃焼ガスの流れからエネルギーを抽出する回転エンジンである。タービンエンジンは、陸上および海上移動ならびに発電用に使用されているが、最も一般的には、ヘリコプターを含む航空機の推進などの航空用途で使用されている。地上用途では、タービンエンジンは、発電用に使用されることが多い。
航空機ガスタービンエンジンの効率的な動作のために、すなわち所与の量の推力を発生するのに必要とされる燃料の量を最小限にするために、タービンおよびファンの両方の流れ出力が、流量と方向の両方に関して正確に制御されることが必要である。流れを制御することは、一般に、通常のエンジン動作条件について一定面積のノズルを最適な大きさにするか、またはある範囲の動作条件にわたる最適な流れのために面積を調節することができる可変面積排気ノズルを採用することにより、コアおよびファン排気ノズルの流路断面積をそれぞれ制御することによって実現される。排気ノズルそれ自体の幾何学的形状が、そこを通る流れの方向を制御する。
ファンとコア排気ノズルの両方は、エンジンのナセルの構成要素によって機能的に画定される。ナセルはコアカウルを含み、コアカウルは、コアエンジンのための空気力学的に効率的なカバーを提供し、コアエンジンの周りに延び、その下流側端部でエンジンの排気ノズルで終端する。ナセルは外側ファンカウルを含み、外側ファンカウルは、コアカウルを囲み、ファンのブレードを囲んで、コアカウルと共に環状バイパスダクトを画定し、環状バイパスダクトは、ファン排気ノズルで終端する。
米国特許出願第7900433号明細書
軸流配置において圧縮機セクションと、燃焼セクションと、タービンセクションとを備えるコアを備える高バイパスガスタービンエンジン。エンジンはさらに、コアとの軸流配置において上流側のファンセクションと、コアとの軸流配置において下流側の排気セクションと、コアおよび排気セクションの一部を囲むコアカウルであって、排気セクションから離間してコアカウルと排気セクションとの間のコア出口を画定するコアカウルとを備える。エンジンはさらに、ファンセクションおよびコアカウルの一部を囲むファンカウルであって、コアカウルから離間してファンカウルとコアカウルとの間にファン出口を有する角状バイパス流路を画定するファンカウルを備える。
コアカウルと、コアカウルの少なくとも一部を囲むファンカウルであって、コアカウルから離間してファンカウルとコアカウルとの間にファン出口を有する角状バイパス流路を画定するファンカウルとを備える高バイパスガスタービンエンジン用カウルアセンブリ。出口の直下流側のコアカウルの少なくとも一部は、凹状断面を有する。
間に遷移部を有する亜音速領域および超音速領域と、少なくとも遷移部に存在する凹状断面とを備える高バイパスガスタービンエンジン用コアカウル。
ガスタービンエンジンコアの概略断面図である。 図1のコアを囲むコアカウルを示す概略図である。 一般的な排気システムの亜音速領域および超音速領域を示すエンジンの排気セクションの概略図である。 図2の凹状コアカウルの亜音速領域および超音速領域を示す概略図である。 図3の一般的な排気システムからの衝撃波を示す勾配図である。 図4の凹状コアカウルからの衝撃波を示す勾配図である。 図5の一般的な排気システムと図6の凹状コアカウルのファンノズル圧力比における効率を示すプロットである。
本発明の記載される態様は、排気システム、特にガスタービンエンジンを対象とする。説明のために、本発明は、航空機ガスタービンエンジンに関連して記載される。しかしながら、本発明は、これに限定されるものではなく、他の移動体用途、ならびに非移動体の工業用途、商業用途、および住宅用途などの非航空機用途に一般的に適用されることが理解されよう。
本明細書で使用する場合、用語「前方」または「上流」は、エンジン入口、または他の構成要素と比較してエンジン入口に比較的近い構成要素に向かう方向に移動することを示す。「前方」または「上流」と併せて使用される用語「後方」または「下流」は、エンジン中心線に対してエンジンの後方または出口に向かう方向を示す。
加えて、本明細書で使用する場合、用語「半径方向の」または「半径方向に」は、エンジンの長手方向中心軸線とエンジン外周との間を延びる寸法を示す。
全ての方向性の言及(たとえば、半径方向、軸方向、近位、遠位、上側、下側、上向き、下向き、左、右、横、前、後、上部、底部、上方、下方、垂直、水平、時計回り、反時計回り、上流、下流、後方など)は、読み手の本発明の理解を助けるために識別の目的で使用しているに過ぎず、特に位置、向き、または本発明の用途に関して限定するものではない。接続に関する言及(たとえば、取り付け、結合、接続、および接合)は、広義に解釈すべきであり、別途指示されていない限り、一群の要素間の中間部材および要素間の相対移動を含むことができる。したがって、接続に関する言及は、必ずしも2つの要素が互いに固定関係で直接接続されることを示唆するものではない。例示的な図面は、単に説明のためのものであり、本明細書に添付される図面中に示されている寸法、位置、順序および相対サイズは変えることができる。
図1は、航空機用ガスタービンエンジン10の概略断面図である。エンジン10は、前方14から後方16に延びる略長手方向に延びる軸線または中心線12を有する。エンジン10は、下流直列流れ関係で、ファン20を含むファンセクション18と、ブースタまたは低圧(LP)圧縮機24および高圧(HP)圧縮機26を含む圧縮機セクション22と、燃焼器30を含む燃焼セクション28と、HPタービン34およびLPタービン36を含むタービンセクション32と、排気セクション38とを含む。
ファン20は、中心線12の周りに半径方向に配置された複数のファンブレード42を含む。HP圧縮機26、燃焼器30、およびHPタービン34は、エンジン10のコア44を形成する。コアケーシング46は、コア44を囲む。
エンジン10の中心線12の周りに同軸方向に配置されたHPシャフト48は、HPタービン34をHP圧縮機26に駆動可能に接続する。より大きな直径の環状HPスプール48内にエンジン10の中心線12の周りに同軸方向に配置されたLPシャフト50は、LPタービン36をLP圧縮機24およびファン20に駆動可能に接続する。シャフト48,50のいずれかまたは両方に取り付けられ、共に回転するエンジン10の部分は、個々にまたは集合的にロータ51とも呼ばれる。
LP圧縮機24およびHP圧縮機26はそれぞれ、複数の圧縮機段52,54を含み、ここでは圧縮機ブレード56,58のセットが固定圧縮機ベーン60,62(ノズルとも呼ばれる)の対応するセットに対して回転して、段を通過する流体ストリームを圧縮または加圧する。単一の圧縮機段52,54において、複数の圧縮機ブレード56,58は、リング状に設けることができ、ブレードプラットフォームからブレード先端まで中心線12に対して半径方向外側に延びることができるが、対応する固定圧縮機ベーン60,62は、回転ブレード56,58の下流側に隣接して配置される。図1に示されるブレード、ベーン、および圧縮機段の数は、説明のために選択されおり、他の数も可能であることに留意されたい。圧縮機の段のブレード56,58は、ディスク53に取り付けることができ、これは自身のディスクを有する各段と共にHPおよびLPシャフト48,50の対応する1つに取り付けられる。ベーン60,62は、ロータ51の周りに周方向配置でコアケーシング46に取り付けられる。
HPタービン34およびLPタービン36はそれぞれ、複数のタービン段64,66を含み、ここではタービンブレード68,70のセットが固定タービンベーン72,74(ノズルとも呼ばれる)の対応するセットに対して回転して、段を通過する流体ストリームからエネルギーを抽出する。単一のタービン段64,66において、複数のタービンブレード68,70をリング状に設けることができ、ブレードプラットフォームからブレード先端まで中心線12に対して半径方向外側に延びることができるが、対応する固定タービンベーン72,74は、回転タービンブレード68,70の上流側に隣接して配置される。図1に示されるブレード、ベーン、およびタービン段の数は、説明のために選択されおり、他の数も可能であることに留意されたい。
動作時には、回転ファン20は、周囲空気をLP圧縮機24に供給し、次いで、LP圧縮機24が加圧した周囲空気をHP圧縮機26に供給して、HP圧縮機26が周囲空気をさらに加圧する。HP圧縮機26からの加圧空気は、燃焼器30において燃料と混合されて点火され、それにより燃焼ガスを発生する。これらのガスからHPタービン34によって幾らかの仕事が抽出され、これによりHP圧縮機26を駆動する。燃焼ガスは、LPタービン36に吐出され、LPタービン36が追加の仕事を抽出してLP圧縮機24を駆動し、最終的に排気ガスは、排気セクション38を介してエンジン10から吐出される。LPタービン36を駆動することにより、LPシャフト50を駆動してファン20およびLP圧縮機24を回転させる。
ファン20によって供給される周囲空気の一部は、エンジンコア44をバイパスし、エンジン10の一部の冷却に使用され、および/または航空機の他の態様の冷却または動力供給に使用することができる。タービンエンジンの関連において、エンジンの高温部分は通常、燃焼器30、特にタービンセクション32の下流側にあり、HPタービン34は、燃焼セクション28の直ぐ下流側にあるときに最も高温の部分である。冷却流体の他の供給源は、限定ではないが、LP圧縮機24またはHP圧縮機26から吐出される流体とすることができる。
図2は、エンジンコア44を囲むカウル構造を最も良く示す、高バイパスガスタービンエンジンとして示されるガスタービンエンジン10の概略図である。エンジン10は、ファンカウル40と、コアカウル76とを含む。ファンセクション18はさらに、ブレード42が取り付けられるノーズ78を含む。ファンセクション18に吸入される空気の大部分は、エンジン10の後方をバイパスし、追加のエンジン推力を発生する。バイパスした空気は、ファンカウル40とコアカウル76との間の環状のバイパス流路80を通過して、ファン出口82を通ってバイパス流路80から流出する。バイパス流路80は、角寸法を有することができる。コアカウル76は、バイパス流路80の半径方向内側の境界を画定してエンジンコア44から後方に延びるコア出口84に遷移面を提供し、それによりエンジンコア44から排出される流体は、コア44との軸流配置において下流側の排気セクション38を画定するテール94に沿って通過することができる。
コアカウル76はさらに、流路92を備えることができる。流路92は、コアカウル76内に配置され、エンジンコア44の内部構成要素と流体連通することができる。流路92は、流路92を通るファン出口82とコア出口84との間の凹状セクション90の端部の後方で端部に隣接して排出を行う。圧縮機セクション22、燃焼器30、およびタービンセクション32を通ってもたらされる流体は、内側主流流路98に沿って通過し、コア出口84を通って排出することができる。コアカウル76は、エンジン10から排出する気流に影響を与える形状にすることができ、凹状セクション90を備えることができる。凹状セクション90は、エンジン中心線12に対して環状の凹状断面形状を備え、ファンカウル40の後方端部の前方または後方から始まることができ、ファンカウル40の後方に延びる。
動作中、エンジン10を通過する気流は、推力を発生するために利用され、エンジン10の後方から排出される。バイパス気流100、冷却排気気流102、およびコア排気気流104からなる3つの別個の気流は、エンジン10の排気気流を含む。気流は、環状であり、エンジン10の周囲に排出することができる。バイパス気流100は、ファンセクション18によって設けられるバイパス流路80から排出され、半径方向最外側の気流を含む。コア排気気流104は、燃焼器30およびタービンセクション32から排出してエンジン10の推力を発生し、高温を有し得る。冷却排気気流102は、流路92から排出され、バイパス気流100とコア排気気流104との間に配置される。冷却排気気流102は、排出された流体が最終的にエンジン10の下流側から出て混合するので、最初にバイパス気流100をコア排気気流104から分離しすることができる。
エンジンから排出する気流は、互いに対して変化する温度および速度のものであってもよいことを理解されたい。通常、コア排気気流104は、他の気流と比べて高い温度を有し、燃焼器30によって加熱される。さらに、冷却排気気流102は通常、他の排気流よりも遅い速度で排出され、音速(マッハ=1)よりかなり低い速度を有し、一方でバイパス気流100およびコア排気気流の速度は通常、音速付近または音速を超える。
さらに、コア44と組み合わせたファンカウル40、コアカウル76、およびテール94の形状などのエンジン10の出口形状は、縮小断面積を有してエンジン10から排出される気流を加速させることができ、追加の推力をもたらす。したがって、エンジン10内の気流は、音速より低く保持することができ、排気ノズルまたは出口ノズル構造が、空気が排出されると気流を音速付近にまたは音速より大きく加速させ、追加のエンジン推力を発生することができる。
図3を参照すると、バイパス流路80から排出した後の気流を示すエンジン排気構造が示されている。図3に示されるエンジンは、図2の凹状セクション90と比較して平坦なセクション90bを備えることを理解されたい。バイパス流路80からの気流は、ファン出口82に供給される。ファン出口82はさらに、縮小断面積よって画定することができ、それにより最小断面積がノズル120を画定する。ファン出口82はさらに、ノズル120の上流側の亜音速領域122と、ノズル120の下流側の超音速領域123を画定することができる。縮小断面積は、バイパス流路80からの空気流を加速させ、それにより気流が超音速領域123のファン出口82に入ると、亜音速領域122内の気流は、音速よりも低い速度から音速または音速より大きい速度へと加速される。
カウル40,76は、気流が排出する環状縁部で終端する。ファンカウル40の端部は、凸状のノズル縁部140またはコーナーを備える。ノズル縁部140のコア出口84を通過する気流は、ノズル縁部140でプラントル・マイヤー膨張などの超音速膨張を生じる。超音速膨張は、超音速流がノズル縁部140などの凸状コーナーの周りを回動する際に生じる集中した膨張工程である。図3において理解できるように、超音速領域123を通る空気流は、ノズル縁部140の周りを回動して凸状ノズル縁部140から延びる膨張ファン124を形成する。膨張ファン124は、超音速膨張の結果ノズル縁部140で生成された超音速衝撃波の形態で圧力を降下させる。ファン124は、コアカウル76に向かって広がり、平坦セクション90bで反射されて反射ファン126となる。加えて、コアカウル76の端部は、凸状コーナーまたは縁部142で終端し、別の衝撃波128を発生する。衝撃波124,128の両方は、エンジン10から排出する気流内の下流側を移動することができる。衝撃波124,128およびその反射物は、気流経路間で反射された、またはコアカウル76のようなエンジン構成要素に反射する超音速衝撃波である。衝撃波は、エンジン10の空気力学的な排気性能を低下させ、全体的な効率を低下させる。したがって、衝撃波の影響を最小限にすることが望ましいことを理解されたい。
バイパス流路80から排出される気流は、その半径方向内側および外側の空気速度に対して異なる速度を有する。したがって、半径方向外側縁部132および半径方向内側縁部134は、隣接する空気速度の差によって画定される。したがって、気流がエンジン10から下流側に移動すると、衝撃波124,126,128,130は、複数の反射衝撃波を有する縁部132,134の間で反射することができる。排気流が縁部140,142の周りを旋回すると、衝撃波124,128およびその反射物126,130は、順次気流の圧力を増減させ、空気力学的効率の損失をもたらす。さらに、高速の流れは、排気面において過度の摩擦抗力を生じ、さらに空気力学的性能を劣化させる。
図4を参照すると、内側コアカウル76は、図3の平坦セクション90bと類似する凹状セクション90を備え、ファンストリームを減速させて図3に示す衝撃波およびその反射物の強度を低下させる。バイパス流路80からの気流は、ノズル120を通過して亜音速領域122からの空気流を超音速領域123において音速にまたは音速よりも大きく加速させる。ノズル120は、凹状セクション90内または凹状セクション90の上流側で画定することができることを理解されたい。したがって、凹状セクション90は、亜音速領域122および超音速領域123の少なくとも一部に存在することができる。
さらに、バイパス流路80内の空気流は、領域122,123間の遷移部で亜音速から超音速に加速されることを理解されたい。遷移部では、亜音速領域122内の空気流は音速に加速され、超音速領域123の始まりを画定する。領域122,123間の遷移は、ノズル120でまたはノズル120の前に生じる可能性があり、コアカウル76の凹状セクション90に沿って、または凹状セクション90の始まりの上流側で生じる可能性がある。
図3と同様に図4では、凸状ノズル縁部140およびコアカウル縁部142に沿って通過する超音速気流は、反射衝撃波130だけでなく第1の衝撃波124および第2の衝撃波128を発生する。図3の平坦セクション90bと類似するコアカウル76の凹状セクション90を追加することで、ファン気流の減速を可能にすることにより衝撃波の強度および効果を低下させる。流れが凹状コーナーの周りを回動すると、斜めの衝撃波が生成される。流れが衝撃を通過すると、その圧力が上昇して流れを減速させる(超音速圧縮)。しかし、エントロピーが斜めの衝撃において増加し、圧縮効率の損失につながる。しかし、凹状コーナーに代わって滑らかな凹状表面で圧縮が行われると、圧縮は無数の限りなく弱いマッハ波を介して行われる。工程全体が等エントロピーであるので、最も効率的である。生成され反射された衝撃波からの全体の性能損失は、最小限とされる。圧縮の効果は、壁の曲率の増加により増加し、マッハ波の相殺に至る。亜音速から超音速への遷移は、凹状セクション90の半径方向への拡大部の前方で発生すると考えられる。
図5を参照すると、等高線グラフは、図3のコアカウル76の平坦セクション90bからの超音速膨張および反射衝撃波によって生成された衝撃波124,126,128,130の効果を示している。マッハ数分布は、エンジンから排出する気流の相対的な対気速度を示している。バイパス流路80から排出する空気は、少なくとも音速に加速し、両方の縁部140,142で衝撃波を発生する。発生した衝撃波は内側および外側縁部132,134の間で反射し、空気がバイパス流路80から排出されると複数の超音速衝撃波および反射衝撃波130を発生する。衝撃波の強度は、反射衝撃波間のマッハ数分布に示す速度差によって理解することができる。凹状セクション90を含む図6を参照すると、図5の構成と比較して、バイパス流路80から発生する衝撃波の強度および下流側の反射衝撃波130の量が低下することを理解されたい。生成された衝撃波は、マッハ数分布の差がかなり小さく、テール94の近くで放散する。
図7を見ると、プロットは、160のコアカウル76の凹状セクション90の効率と比較した、コアカウル76の平坦セクション90bを含む162の通常のコアカウルの効率を示している。理解できるように、ファンノズル圧力比に基づく全体的な効率は、凹状セクション90の実装形態の広範囲の圧力比にわたって増加する。効率は、凹状コアカウルでファンストリームの速度を減少させることによる衝撃波の強度の全体的な低下につながる。排気気流は、流線形であり、エンジン10の排気領域で生成された局所的な衝撃波の悪影響を最小限にする。亜音速流(低ノズル圧力比)には衝撃波は存在していないが、凹状カウルは、流れを減速させて全体的な摩擦抗力を低下させる。
エンジンの凹状コアカウル構造は、気流の減速をもたらすことを理解されたい。超音速気流がファンのコーナーおよびエンジンのコアカウルを通過すると、気流の減速が空気力学的な衝撃波の強度を低下させる。衝撃波は、エンジン性能、したがって効率を低下させることができる空気力学的損失を生成する。衝撃波の低下は、エンジンから排出される気流流線を増加させ、全体的なエンジン効率を増加させる。その上、排気面に隣接する静圧は、凹状表面により増加し、エンジンの物理的な推力を増加させる。
さらに、コアカウルの凹状構造は、壁剪断の低減、テールセクションの長さの縮小、およびエンジンの全体的な排気セクションの長さの縮小をもたらす。テールセクションの長さの縮小は、エンジン全体の重量およびサイズを低減し、全体的なエンジン効率を増加させることができる。
本明細書は、本発明を開示するために実施例を用いており、最良の形態を含んでいる。また、いかなる当業者も本発明を実施することができるように実施例を用いており、任意のデバイスまたはシステムを製作し使用し、任意の組み込まれた方法を実行することを含んでいる。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が想到するその他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、特許請求の範囲の文言との差がない構造要素を有する場合、または特許請求の範囲の文言との実質的な差がない等価の構造要素を含む場合、特許請求の範囲内にある。
[実施態様1]
軸流配置において圧縮機セクション(22)と、燃焼セクション(28)と、タービンセクション(32)とを備えるコア(44)と、
前記コア(44)との軸流配置において上流側のファンセクション(18)と
前記コア(44)との軸流配置において下流側の排気セクション(38)と、
前記コア(44)および前記排気セクション(38)の一部を囲むコアカウル(76)であって、前記排気セクション(38)から離間して前記コアカウル(76)と前記排気セクション(38)との間のコア出口(84)を画定するコアカウル(76)と、
前記ファンセクション(18)および前記コアカウル(76)の一部を囲むファンカウル(40)であって、前記コアカウル(76)から離間して前記ファンカウル(40)と前記コアカウル(76)との間にファン出口(82)を有する角状バイパス流路(80)を画定するファンカウル(40)とを備え、
前記ファン出口(82)の直下流側の前記コアカウル(76)の少なくとも一部は、凹状断面(90)を有する、高バイパスガスタービンエンジン。
[実施態様2]
前記凹状断面(90)が、前記ファン出口(82)の上流側に延びる実施態様1に記載の高バイパスガスタービンエンジン。
[実施態様3]
前記バイパス流路(80)が、亜音速流領域(122)を有し、前記凹状断面(90)が、前記亜音速流領域(122)の少なくとも一部に存在する実施態様2に記載の高バイパスガスタービンエンジン。
[実施態様4]
前記バイパス流路(80)が、超音速流領域(123)を有し、前記凹状断面(90)が、前記超音速流領域(123)の少なくとも一部に存在する実施態様3に記載の高バイパスガスタービンエンジン。
[実施態様5]
前記バイパス流路(80)が、前記亜音速および超音速流領域(122,123)間の亜音速から超音速への遷移部を有し、前記凹状断面(90)が、少なくとも前記遷移部に存在する実施態様4に記載の高バイパスガスタービンエンジン。
[実施態様6]
前記凹状断面(90)が、前記遷移部にわたる実施態様5に記載の高バイパスガスタービンエンジン。
[実施態様7]
前記凹状断面(90)が、前記ファン出口(82)の下流側に延びる実施態様6に記載の高バイパスガスタービンエンジン。
[実施態様8]
前記凹状断面(90)が、前記コア出口(84)で終端する実施態様7に記載の高バイパスガスタービンエンジン。
[実施態様9]
コアカウル(76)と、
前記コアカウル(76)の少なくとも一部を囲むファンカウル(40)であって、前記コアカウル(76)から離間して前記ファンカウル(40)と前記コアカウル(76)との間にファン出口(82)を有する角状バイパス流路(80)を画定するファンカウル(40)とを備え、
前記ファン出口(82)の直下流側の前記コアカウル(76)の少なくとも一部は、凹状断面(90)を有する、高バイパスガスタービンエンジン用カウルアセンブリ。
[実施態様10]
前記凹状断面(90)が、前記ファン出口(82)の上流側に延びる実施態様9に記載のカウルアセンブリ。
[実施態様11]
前記バイパス流路(80)が、亜音速流領域(122)を有し、前記凹状断面(90)が、前記亜音速流領域(122)の少なくとも一部に存在する実施態様10に記載のカウルアセンブリ。
[実施態様12]
前記バイパス流路(80)が、超音速流領域(123)を有し、前記凹状断面(90)が、前記超音速流領域(123)の少なくとも一部に存在する実施態様11に記載のカウルアセンブリ。
[実施態様13]
前記バイパス流路(80)が、前記亜音速および超音速流領域(122,123)間の亜音速から超音速への遷移部を有し、前記凹状断面(90)が、少なくとも前記遷移部に存在する実施態様12に記載のカウルアセンブリ。
[実施態様14]
前記凹状断面(90)が、前記遷移部にわたる実施態様13に記載のカウルアセンブリ。
[実施態様15]
前記凹状断面(90)が、前記ファン出口(82)の下流側に延びる実施態様14に記載のカウルアセンブリ。
[実施態様16]
前記凹状断面(90)が、前記コアカウル(76)の下流側端部で終端する実施態様15に記載のカウルアセンブリ。
[実施態様17]
前記凹状断面(90)が、前記コアカウル(76)の周囲に延びる実施態様9に記載のカウルアセンブリ。
[実施態様18]
間に遷移部を有する亜音速領域(122)および超音速領域(123)と、少なくとも前記遷移部に存在する凹状断面(90)とを備える高バイパスガスタービンエンジン用コアカウル(76)。
[実施態様19]
前記凹状断面(90)が、前記遷移部の下流側である実施態様18に記載のコアカウル(76)。
[実施態様20]
前記凹状断面(90)が、前記遷移部の上流側である実施態様18に記載のコアカウル(76)。
[実施態様21]
前記凹状断面(90)が、前記遷移部にわたる実施態様18に記載のコアカウル(76)。
[実施態様22]
前記凹状断面(90)が、前記コアカウル(76)の下流側端部で終端する実施態様18に記載のコアカウル(76)。
10 エンジン
12 中心線
14 前方
16 後方
18 ファンセクション
20 ファン
22 圧縮機セクション
24 低圧圧縮機
26 高圧圧縮機
28 燃焼セクション
30 燃焼器
32 タービンセクション
34 高圧タービン
36 低圧タービン
38 排気セクション
40 ファンカウル
42 ファンブレード
44 コア
46 コアケーシング
48 高圧シャフト/スプール
50 低圧シャフト/スプール
51 ロータ
52 圧縮機段
53 ディスク
54 圧縮機段
56 回転ブレード
58 回転ブレード
60 ベーン
62 ベーン
64 タービン段
66 タービン段
68 タービンブレード
70 タービンブレード
72 タービンベーン
74 タービンベーン
76 コアカウル
78 ノーズ
80 バイパス流路
82 ファン出口
84 コア出口
90 凹状セクション
90b 平坦セクション
92 コアカウル通路
94 テール
98 主流流路
100 バイパス気流
102 冷却排気気流
104 コア排気気流
120 ノズル
122 亜音速領域
123 超音速領域
124 ファン
126 反射ファン
128 第2のファン
130 反射衝撃波
132 外側縁部
134 内側縁部
140 ノズル縁部
142 コアカウル縁部
160 凹状カウルの効率
162 通常の平坦カウルの効率

Claims (7)

  1. コアカウル(76)と、
    前記コアカウル(76)の少なくとも一部を囲むファンカウル(40)であって、前記コアカウル(76)から離間して前記ファンカウル(40)と前記コアカウル(76)との間にファン出口(82)を有する状のバイパス流路(80)を画定するファンカウル(40)と、
    を備え、
    前記ファン出口(82)の直下流側の前記コアカウル(76)の少なくとも一部は、凹状断面(90)を有し、
    前記バイパス流路(80)が、亜音速領域(122)および超音速流領域(123)と、前記亜音速および超音速流領域(122,123)間の亜音速から超音速への遷移部とを有し、前記凹状断面(90)が、少なくとも前記遷移部に存在する、
    高バイパスガスタービンエンジン用カウルアセンブリ。
  2. 前記凹状断面(90)が、前記ファン出口(82)の上流側に延びる請求項1に記載のカウルアセンブリ。
  3. 前記凹状断面(90)が、前記遷移部にわたる請求項1または2に記載のカウルアセンブリ。
  4. 前記凹状断面(90)が、前記ファン出口(82)の下流側に延びる請求項に記載のカウルアセンブリ。
  5. 前記凹状断面(90)が、前記コアカウル(76)の下流側端部で終端する請求項に記載のカウルアセンブリ。
  6. 前記凹状断面(90)が、前記コアカウル(76)に配置された、冷却排気気流の流路(92)で終端する請求項に記載のカウルアセンブリ。
  7. 前記凹状断面(90)が、前記コアカウル(76)の周囲に延びる請求項1から6のいずれかに記載のカウルアセンブリ。
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