JP2009001301A - 包装容器 - Google Patents

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修吾 大塚
Takashi Wakisaka
孝 脇坂
Naoyuki Suzuki
直行 鈴木
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Abstract

【課題】構成が簡単で、包装作業が容易に行え、かつ商品が見える包装容器を提供する。
【解決手段】包装容器1Aは、内側に商品が収納される凸状のメディア収納部20A及びメディア収納部20Aの周囲に形成される平板状の縁部21を有した透明なブリスター2Aと、シート状の第1面30と第2面31が3辺でつながると共に、ブリスター2Aのメディア収納部20Aが入る窓部33が第1面30に形成された個装封筒3Aを備える。封筒状の個装封筒3Aの開口部34からブリスター2Aが挿入されると、メディア収納部20Aが個装封筒3Aの窓部33に嵌ると共に、ブリスター2Aの縁部21が個装封筒3Aに挟まれて、ブリスター2Aが個装封筒3Aに保持される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商品を目視可能に収納する包装容器に関する。詳しくは、商品が収納される凸状の収納部及び収納部の周囲に平板状の縁部を有した透明な商品収納部材を、シート状の部材を少なくとも対向する2辺でつなげて封筒状に形成された外包装体に挿入することで、商品が収納された商品収納部材の収納部が外包装体の窓部に嵌ると共に、商品収納部材の縁部が外包装体で挟まれるようにして、簡単な作業で、商品収納部材を外包装体に取り付けられるようにしたものである。
図13は、従来の包装容器の一例を示す構成図である。図13(a)は、窓部の無い紙箱100Aを組み立てて、中にIC記録メディア等の商品を入れた包装容器である。図13(a)の構成では、部品点数が少なく、一般的な方法であるが、中身の見えない構造のため、商品の欠品や類似品の混入等の検査性が悪い。また、店舗に陳列した際に、商品が見えないので、顧客の購買意欲を向上させにくい。
図13(b)は、窓部101を設けた紙箱100Bを組み立てて、中枠に商品を収納するブリスターを使用した包装容器である。図13(b)の構成では、商品が見える構造であるものの、部品点数が多くなり、組み立て工数も多く掛かる。
図13(c)は、プラスチック製のブリスターパック100Cに商品を収納した包装容器である。図13(c)の構成では、商品が見える構造であるものの、プラスチックの使用量が多くなる。また、商品の包装工程でブリスターパックの溶着設備を必要とするため、生産量が設備の能力で決まってしまい、生産量の変動に対して柔軟に対応できず、増産への変動に弱い。
図13(d)は、商品を収納したブリスター100Dを、台紙102に貼り付けた包装容器である。図13(d)の構成では、糊引きした台紙にブリスターを貼り付ける圧着設備が必要であり、生産量の変動に対して柔軟に対応できず、増産への変動に弱い。
図13(e)は、商品を収納したブリスター100Eを、台紙103で挟み込んだ包装容器である(例えば、特許文献1参照)。図13(e)の構成でも、ブリスターを挟み込んだ後に、糊引きした台紙同士を熱圧着する圧着設備が必要であり、生産量の変動に対して柔軟に対応できず、増産への変動に弱い。
図13(f)は、ブリスターパック100Fの3辺を折り曲げて台紙104のガイド部105を構成し、ブリスターパック100Fの裏面に台紙104を取り付けた包装容器である。図13(f)の構成では、ブリスターパックにプレス等による曲げ加工が必要で有るので工数が増え、多ロット向きではなく、コストも高くなる。
特開平9−226830号公報
従来の包装容器では、商品が見える構成とすると、商品の包装作業が容易に行なえず、また、構成が複雑であるという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、構成が簡単で、包装作業が容易に行え、かつ商品が見える包装容器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の包装容器は、内側に商品が収納される凸状の収納部及び収納部の周囲に形成される平板状の縁部を有し、収納部に収納された商品が目視可能な透明の商品収納部材と、シート状の第1面と第2面が、少なくとも一の辺及び一の辺の対辺でつながると共に、商品収納部材の収納部が入る形状で開口した窓部が第1面に形成され、第1面と第2面との間に商品収納部材の収納部が通る隙間が形成される形状と、第1面と第2面との間に商品収納部材の縁部を挟む形状に変形する外包装体とを備え、外包装体の他の辺に形成された第1面と第2面との開口部から商品収納部材が挿入されて、商品収納部材の収納部が外包装体の窓部に嵌められると共に、商品収納部材の縁部が外包装体の第1面と第2面の間に挟まれて、商品収納部材が外包装体に保持されることを特徴とする。
本発明の包装容器では、封筒状に形成された外包装体の第1面と第2面との間に開口部から商品収納部材を挿入したときに、商品収納部材において凸状となっている収納部が通ることができる隙間が、外包装体の変形によって第1面と第2面との間に形成される。
これにより、収納部に商品が収納された商品収納部材が、外包装体の開口部から挿入されると、商品収納部材の収納部が、外包装体の変形によって第1面と第2面との間に形成される隙間を通り、外包装体の窓部に嵌められる。
商品収納部材の収納部が外包装体の窓部に嵌ると、外包装体の変形が戻ることによって、外包装体の第1面と第2面との間に商品収納部材の縁部が挟まれる。これにより、収納部に商品が収納された商品収納部材が外包装体に保持され、商品は、外包装体の窓部から目視が可能となる。
本発明の包装容器によれば、封筒状の外包装体の開口部から商品収納部材を挿入すると、商品収納部材において凸状となっている収納部を外包装体の窓部に嵌めて、収納部に商品が収納された商品収納部材を外包装体に保持することができ、包装作業が容易に行なえる。
また、外包装体の開口部から商品収納部材を挿入すると、商品収納部材の縁部が外包装体で挟まれることで、簡単な構成で、商品収納部材を外包装体に保持することができる。
そして、商品は、外包装体の窓部から目視が可能となる。
IC(Integrated Circuit)記録メディア等、小型で大量に生産され、低コスト化が求められ、かつ、競合他社も多い商品では、陳列時に商品が見えることにより、顧客の購買意欲が駆り立てられ、また、欠品や異種混入に対しても明確である。
そこで、本発明では、構成が簡単で、包装作業が容易に行え、かつ商品が見える包装容器を提供するものであり、以下、図面を参照して、本発明の包装容器の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態の包装容器の構成例>
(1)包装容器の全体構成例
図1は、第1の実施の形態の包装容器の一例を示す構成図で、図1(a)は、第1の実施の形態の包装容器1Aの組み立て途中の斜視図、図1(b)は、包装容器1Aの完成状態の斜視図である。
第1の実施の形態の包装容器1Aは、商品の一例であるIC記録メディアが収納されるブリスター2Aと、ブリスター2Aが収納される個装封筒3Aを備える。
ブリスター2Aは商品収納部材の一例で、透明なプラスチック材料で構成され、内側にIC記憶メディアが収納される凸状のメディア収納部20Aと、メディア収納部20Aの周囲に形成される平板状の縁部21を備える。
個装封筒3Aは外包装体の一例で、シート状で四角形の第1面30と第2面31が、一の辺である折り曲げ部32aと、折り曲げ部32aの対辺である折り曲げ部32bと、下辺である折り曲げ部32cでつながって、マチのない封筒状に形成される。また、ブリスター2Aのメディア収納部20Aが入る形状で開口した窓部33が第1面30に形成される。
包装容器1Aは、メディア収納部20AにIC記録メディアが収納されたブリスター2Aが、個装封筒3Aの開口部34から挿入されることで、ブリスター2Aのメディア収納部20Aが個装封筒3Aの窓部33に嵌ると共に、ブリスター2Aの縁部21が個装封筒3Aの第1面30と第2面31との間に挟まれる。
これにより、メディア収納部20AにIC記録メディアが収納されたブリスター2Aが個装封筒3Aに保持され、IC記録メディアは、個装封筒3Aの窓部33から目視が可能となる。
(2)ブリスターの構成例
図2は、ブリスターの一例を示す展開図、図3は、ブリスターの図2に示すA−A断面図である。
ブリスター2Aは、収納されるIC記録メディアの外形に合わせて例えば直方体状に突出したメディア収納部20Aが、縁部21と一体に形成され、メディア収納部20Aの対向する側面の一方である上面にアンダーカット22aが形成されると共に、メディア収納部20Aの対向する側面の他方である下面にアンダーカット22bが形成される。
アンダーカット22a及びアンダーカット22bは抜け止め部の一例で、メディア収納部20Aの側面を、縁部21との境界に沿って内側に突出させて形成され、メディア収納部20Aの内面には凸状で、外面には凹状となっている。
また、ブリスター2Aは、破線状の切り込みが入れられたミシン目によって形成された折り曲げ部23aで折り曲げられる保持片部としてのフラップ24aを、縁部21の一の辺である上辺に一体に備えると共に、同様のミシン目によって形成された折り曲げ部23bで折り曲げられる保持片部としてのフラップ24bを、縁部21の上辺の対辺である下辺に一体に備える。
更に、ブリスター2Aは、折り曲げ部23aの両端に、V字形状の切り欠き25aが形成され、フラップ24aが折り曲げ部23aで折り曲げられると、縁部21の上辺の左右両端が、斜めに切り欠かれたテーパ状となる。
(3)個装封筒の構成例
図4は、個装封筒の一例を示す展開図である。個装封筒3Aは、例えばコート紙等で構成され、四角形の第1面30は、窓部33及びフック穴35aが開けられ、第1面30と同じ外形の第2面31は、フック穴35aと重なる位置にフック穴35bが開けられる。
第1面30は、一方の側辺となる一の辺には、折り曲げ部32aで折り曲げられる貼りしろ36aが形成され、他方の側辺となる一の辺の対辺には、折り曲げ部32bで折り曲げられる貼りしろ36bが形成される。また、第1面30の下辺には、折り曲げ部32cで折り曲げられる第2面31が形成される。
個装封筒3Aは、窓部33に爪部37を備える。爪部37は、個装封筒3Aの第1面30と一体に形成され、窓部33の対向する位置の辺から、内側に向かって突出する。
図5は、個装封筒の組み立て工程を示す動作説明図である。個装封筒3Aは、まず、図5(a)に示すように、貼りしろ36aを折り曲げ部32aで裏面側に折り曲げると共に、貼りしろ36bを折り曲げ部32bで裏面側に折り曲げる。
次に、図5(b)に示すように、第1面30の裏面側に現れた貼りしろ36a及び貼りしろ36bの表面に糊を塗布し、第2面31を折り曲げ部32cで裏面側に折り曲げて、第1面30と第2面31を両側部で貼り合わせる。
これにより、四角形の第1面30と第2面31の3辺が、折り曲げ部32a,折り曲げ部32b及び折り曲げ部32cでつながって、図5(c)に示すように、マチのない封筒状に形成された個装封筒3Aが完成する。
(4)包装容器の組み立て工程例
図6及び図7は、包装容器の組み立て工程を示す動作説明図である。まず、図6(a)に示すように、ブリスター2Aのメディア収納部20Aに、IC記録メディア10を収納する。ブリスター2Aのメディア収納部20AにIC記録メディア10が収納されると、メディア収納部20Aの内面に凸状となっているアンダーカット22a,22bにIC記録メディア10が押えられ、落下が防止される。
次に、図6(b)に示すように、ブリスター2Aの裏面に取り扱い説明書等の印刷物11を装着し、図6(c)に示すように、ブリスター2Aのフラップ24aを折り曲げ部23aで裏面側に折り曲げると共に、フラップ24bを折り曲げ部23bで裏面側に折り曲げて、印刷物11をフラップ24a及びフラップ24bの内側に収納する。
次に、上述したようにIC記録メディア10及び印刷物11が収納されたブリスター2Aを、図7(a)に示すように、個装封筒3Aの開口部34から挿入する。個装封筒3Aの開口部34からブリスター2Aが挿入されると、ブリスター2Aにおいて凸状となっているメディア収納部20Aが通ることができる隙間が、個装封筒3Aの変形によって第1面30と第2面31との間に形成される。
これにより、ブリスター2Aは、メディア収納部20Aが引っ掛かることなく、個装封筒3Aの第1面30と第2面31との間の隙間を通される。
ブリスター2Aが個装封筒3A内の所定の位置に挿入されると、図7(b)に示すように、窓部33の爪部37付近を矢印F方向に押し、図7(c)に示すように、メディア収納部20Aに個装封筒3Aの窓部33を嵌める。
図8は、包装容器の図7(c)に示すB−B断面図である。ブリスター2Aのメディア収納部20Aが個装封筒3Aの窓部33に嵌ると、メディア収納部20Aの外面に凹状となっているアンダーカット22a,22bに、個装封筒3Aの窓部33に突出した爪部37が嵌り、メディア収納部20Aが窓部33から抜けることが防止される。
また、ブリスター2Aのメディア収納部20Aが個装封筒3Aの窓部33に嵌ると、個装封筒3Aの変形が戻ることによって、個装封筒3Aの第1面30と第2面31との間にブリスター21の縁部21が挟まれる。
そして、図7(d)に示すように、重ね合わされた第1面30のフック穴35aと第2面のフック穴35bの底辺部に封印シール38を貼り付けて、個装封筒3Aの開口部34が封止される。
これにより、メディア収納部20AにIC記録メディア10が収納されたブリスター2Aが個装封筒3Aに保持され、IC記録メディア10は、個装封筒3Aの窓部33から目視が可能となる。
(5)ブリスターの挿入及び取り出し時の効果例
図9は、ブリスターの挿入及び取り出し時の動作説明図である。個装封筒3Aに対するブリスター2Aの挿入方向の先端となる縁部21の下辺において、折り曲げ部23bで折り曲げられたフラップ24bの内側に印刷物11を配置することで、ブリスター2Aの挿入時の印刷物11の保護が行われ、また、ブリスター2Aと印刷物11を一体化して作業性を向上させている。
個装封筒3Aに対するブリスター2Aの取り出し方向の先端となる縁部21の上辺において、折り曲げ部23aで折り曲げられたフラップ24aの内側に印刷物11を配置することで、個装封筒3Aの開口部34より、印刷物11が飛び出すことが防止される。
また、ブリスター2Aは、フラップ24aが折り曲げ部23aで折り曲げられると、縁部21の上辺の左右両端が、切り欠き25aによって斜めに切り欠かれたテーパ状となるので、個装封筒3Aからブリスター2Aを取り出す際、個装封筒3Aの内面とブリスター2Aが引っ掛かることが防止される。
<第1の実施の形態の包装容器の効果例>
(1)本実施の形態の包装容器1Aでは、個装封筒3Aの窓部33から突出したブリスター2Aのメディア収納部20AにIC記録メディア10等の商品が収納されることで、包装容器1Aを開封することなく、商品を見ることができ、顧客の購買意欲を向上させることができる。
(2)本実施の形態の包装容器1Aでは、商品が見えることで、包装作業後に商品の欠品や異種混入を容易に確認でき、検査工数を削減できる。また、商品が欠品した状態や異種混入した状態での流通を防ぐことができるので、顧客からのクレーム対策が容易になる。
(3)図13(b)に示すように、紙箱に窓を設け、中枠にブリスターを使った従来の包装容器では、箱の側面にマチがあるために、商品を見せる場合、裏側から前面へブリスターを支える構造が必要であった。これに対して、本実施の形態の包装容器1Aでは、個装封筒3Aにマチが無いために、構造上支えが不要である。
これにより、体積を減らすことができ、体積を減らすことで輸送効率を向上させることができる。また、構成が簡単で、コストダウンを図ることができる。更に、封筒状の個装封筒3Aにブリスター2Aを挿入することで、包装作業が行えるので、組立工数を少なくすることができ、作業性が向上する。
また、IC記録メディア10の一連の包装作業を、手作業で行うことができるので、生産量の変動に対して柔軟に対応でき、増産への変動も容易に可能である。
(4)本実施の形態の包装容器1Aでは、ブリスター2Aのフラップ24a及びフラップ24bを折り返すことにより、中の印刷物11が、個装封筒3Aの開口部34から飛び出すことを防止している。包装容器1Aは、マチの無い構造のため、ブリスター2Aを曲げる簡単な方法で、印刷物11の飛び出しを防止できる。
(5)本実施の形態の包装容器1Aでは、ブリスター2Aのメディア収納部20Aに、IC記録メディア10を保持するためのアンダーカット22a及びアンダーカット22bが設けられ、このアンダーカット22a,22bを利用して、個装封筒3Aの窓部33に設けた爪部37を、ブリスター2Aの外側からアンダーカット22a,22bの凹部に嵌め込んで、ブリスター2Aと個装封筒3Aを固定している。
このように、個装封筒3Aの爪部37をブリスター2Aのアンダーカット22a,22bに固定することにより、ブリスター2Aのメディア収納部20Aが、常に個装封筒3Aの窓部33から飛び出した状態に保つことができる。また、個装封筒3Aの開口部34から、ブリスター2Aが飛び出すことを防止できる。
<第1の実施の形態の包装容器の変形例>
(1)複数のメディア収納部を設けた例
図10は、第1の実施の形態の包装容器の変形例として、複数のメディア収納部を設けた包装容器の一例を示す斜視図である。
図10(a)は、1個のメディア収納部20Aが設けられた包装容器1Aの例である。1個のメディア収納部20Aを設ける例では、個装封筒3Aには1個の窓部33が形成される。
図10(b)は、2個のメディア収納部20Aが設けられた包装容器1Aの例であり、個装封筒3Aには、2個の窓部33が形成される。図10(c)は、3個のメディア収納部20Aが設けられた包装容器1Aの例であり、個装封筒3Aには、3個の窓部33が形成される。なお、4個以上のメディア収納部を設ける例でも良い。
ここで、複数のメディア収納部が設けられる構成では、メディア収納部に商品を保持するアンダーカット及びアンダーカットを利用したメディア収納部の個装封筒からの抜け止め防止構造については、全てのメディア収納部に設けても良いし、商品の大きさ等に応じて一部のメディア収納部に設けても良い。
(2)個装封筒の開口部に蓋を設けた例
図11は、第1の実施の形態の包装容器の変形例として、個装封筒の開口部に蓋を設けた包装容器の一例を示す斜視図である。
個装封筒3Bは、第1面30の上辺に、折り曲げ部39aで折り曲げられる蓋部40が一体に形成される。蓋部40は、折り曲げ部39bで折り曲げられる差込片41が先端に一体に形成されると共に、折り曲げ部39aと折り曲げ部39bの間に折り曲げ部39cが形成される。
また、個装封筒3Bは、蓋部40の差込片41が差し込まれるスリット42が第2面31に形成される。
個装封筒3Bの開口部34を蓋部40で塞ぐ動作について説明すると、IC記録メディア等の商品と、取扱説明書等の印刷物が収納されたブリスターが開口部34から挿入された個装封筒3Bは、個装封筒3Bの蓋部40を折り曲げ部39aで裏面側に折り曲げると共に、蓋部40の折り曲げ部39b及び折り曲げ部39cを折り曲げて、蓋部40の差込片41を、個装封筒3Bの裏面側のスリット42に挿入する。
これにより、個装封筒3Bの開口部34が蓋部40で塞がれる。なお、蓋部40は、スリット42に差し込まれた差込片41と、スリット42との境界部等に図示しない封印シールを貼り付けて、シールを開封しないと、蓋部40が開けられないようにすると良い。
(3)メディア収納部にメディア押さえを設けた例
図12は、第1の実施の形態の包装容器の変形例として、メディア押さえを設けたブリスターの一例を示す斜視図である。
ブリスター2Bは、凸状のメディア収納部20Bと、破線状の切り込みが入れられたミシン目によって形成された折り曲げ部43aで折り曲げられるメディア押さえ43を備える。メディア押さえ43は、折り曲げ部43aで折り曲げられると、メディア収納部20Bに嵌る位置に押さえ凸部43bが形成される。また、縁部21に形成されたスリット44に差し込まれる差込片43cが形成される。
ブリスター2Bに商品を収納する動作について説明すると、メディア収納部20BにIC記録メディア等の商品を収納した後、メディア押さえ43を折り曲げ部43aで裏面側に折り曲げると共に、差込片43cをスリット44に差し込む。
メディア押さえ43が折り曲げ部43aで折り曲げられると、押さえ凸部43bがメディア収納部20Bに嵌り、差込片43cがスリット44に差し込まれることで、図示しない商品がメディア収納部20Bと押さえ凸部43bの間に挟まれて保持される。
これにより、収納対象の商品が小型で、ブリスターのメディア収納部にアンダーカットを形成できないような場合でも、商品をブリスターに保持できる。
本発明は、IC記録メディア等の小型の商品用の包装用パッケージに適用される。
第1の実施の形態の包装容器の一例を示す構成図である。 ブリスターの一例を示す展開図である。 ブリスターの一例を示すA−A断面図である。 個装封筒の一例を示す展開図である。 個装封筒の組み立て工程を示す動作説明図である。 包装容器の組み立て工程を示す動作説明図である。 包装容器の組み立て工程を示す動作説明図である。 包装容器のB−B断面図である。 ブリスターの挿入及び取り出し時の動作説明図である。 複数のメディア収納部を設けた包装容器の一例を示す斜視図である。 個装封筒の開口部に蓋を設けた包装容器の一例を示す斜視図である。 メディア押さえを設けたブリスターの一例を示す斜視図である。 従来の包装容器の一例を示す構成図である。
符号の説明
1A・・・包装容器、2A・・・ブリスター、20A・・・メディア収納部、21・・・縁部、22a,22b・・・アンダーカット、23a,23b・・・折り曲げ部、24a,24b・・・フラップ、25a,25b・・・切り欠き、3A・・・個装封筒、30・・・第1面、31・・・第2面、32a,32b,32c・・・折り曲げ部、33・・・窓部、34・・・開口部、35a,35b・・・フック穴、36a,36b・・・貼りしろ、37・・・爪部、38・・・封印シール

Claims (4)

  1. 内側に商品が収納される凸状の収納部及び前記収納部の周囲に形成される平板状の縁部を有し、前記収納部に収納された前記商品が目視可能な透明の商品収納部材と、
    シート状の第1面と第2面が、少なくとも一の辺及び前記一の辺の対辺でつながると共に、前記商品収納部材の前記収納部が入る形状で開口した窓部が前記第1面に形成され、前記第1面と前記第2面との間に前記商品収納部材の前記収納部が通る隙間が形成される形状と、前記第1面と前記第2面との間に前記商品収納部材の前記縁部を挟む形状に変形する外包装体とを備え、
    前記外包装体の他の辺に形成された前記第1面と前記第2面との開口部から前記商品収納部材が挿入されて、前記商品収納部材の前記収納部が前記外包装体の前記窓部に嵌められると共に、前記商品収納部材の前記縁部が前記外包装体の前記第1面と前記第2面の間に挟まれて、前記商品収納部材が前記外包装体に保持される
    ことを特徴とする包装容器。
  2. 前記商品収納部材は、前記外包装体への挿入及び取り出し方向に沿った前記縁部の一の辺及び前記一の辺の対辺に折り曲げ部が形成され、前記収納部の凸方向と反対側に折り曲げられて、紙葉状の付属品を保持する保持片部を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の包装容器。
  3. 前記外包装体は、前記窓部に突出する爪部を備え、
    前記商品収納部材は、前記収納部が前記外包装体の前記窓部に挿入されると、前記窓部の前記爪部が嵌る抜け止め部を、前記収納部の側面に備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の包装容器。
  4. 前記抜け止め部は、前記収納部の内側に突出して、前記商品を前記収納部に保持する
    ことを特徴とする請求項3記載の包装容器。
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