JP2009000379A - 遊技機 - Google Patents

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Daisuke Nozaki
大亮 野崎
Ko Hojo
航 北條
Shinji Sawada
信次 澤田
Toru Imamura
徹 今村
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Abstract

【課題】開閉装置を開閉する際に、複雑な制御を行って効果音をスピーカから出力することを必要としない、またより臨場感のある音声を得ること。
【解決手段】サブCPU1202において、開閉装置の動作パターンが決められ、その演出番号がシャッタ用CPU1204に送られると、シャッタ用CPU1204はROM1205から受け取った演出番号の制御パターンを読み込んで各モータドライバに対応する例示パターンを出力し、各ドライバに接続するモータが指定された回転を行う。本実施形態の遊技機においては、このような扉部材の開閉に伴う振動を利用して独特の演出が可能になるように各部材、機構を設計している。すなわち、扉部材の開閉に伴い発生する振動を音として利用、つまり振動音を利用して、扉部材の開閉に伴う効果音とするのである。
【選択図】図12

Description

本発明は、遊技機に関し、より詳しくは、表示装置を前面に有し、さらに表示装置の前方に表示画面を開閉可能な開閉装置を有する遊技機に関する。
従来のスロットマシン等の遊技機においては、遊技盤に設けられ、各種情報を表示したり演出を行ったりする表示装置の前面に、表示領域の少なくとも一部を遮蔽するように移動可能に設けられた扉部材を移動させ、表示内容の興趣を一層高めるものが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2005−540号公報
しかしながら、従来の技術の遊技機で開閉装置を用いて演出を行う場合、臨場感を出すために扉部材の移動にあわせてスピーカから開閉装置の開閉音などの音声を出力する必要があり、開閉装置の開閉にあわせて音声を出力するよう制御しなければならないという問題がある。また、そのように出力された音声もスピーカから合成して出力されるものであるため、臨場感をあまり感じないものであるという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、開閉装置を開閉する際に、複雑な制御をしてスピーカから出力することなく、またより臨場感のある音声を得ることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、請求項1に記載の遊技機(1)は、演出用の可動物(81、82)を移動させて、可動物(81、82)の移動に伴う振動により振動音を発生する可動物移動手段(8)と、可動物移動手段(8)に接して配置され、可動物移動手段により発生した振動音を増幅させる振動増幅手段(93)とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、可動物移動手段は、可動物の上下方向を狭持し、左右方向に移動させる可動物狭持手段を含むことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の遊技機において、可動物移動手段は、可動物を移動するためのモータおよびモータの動力を可動物に伝達する複数の伝達機構を含み、隣接する複数の伝達機構において、可動物の移動の際に生じる伝達機構同士が離合することによる振動により振動音を発生することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技機において、振動増幅手段は、振動音に共鳴する共鳴板構造を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の遊技機において、可動物は、振動増幅手段を挟んで2つ設けられており、一方の可動物が移動中、もう一方の可動物を固定することにより、固定された可動物と振動増幅手段とで共鳴箱構造を形成することを特徴とする。
以上説明したように、本発明の遊技機では、演出用の可動物を移動させて、可動物の移動に伴う振動により振動音を発生する可動物移動手段と、可動物移動手段に接して配置され、可動物移動手段により発生した振動音を増幅させる振動増幅手段とを備えることにより、開閉装置を開閉する際に、複雑な制御を行って効果音をスピーカから出力することを必要としない、またより臨場感のある音声を得ることが可能な遊技機を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(装置構成)
図1は、本実施形態の遊技機1の斜視図であり、図2は表示ユニット5の正面図、図3は、表示ユニット5の裏面図、および図4は表示枠を外した状態の表示ユニットの正面図である。図1において、本実施形態の遊技機1は、外周面に複数種類の図柄が描かれた3個のリール2が同軸上に並べて配置された筐体3および筐体3に保守点検等のため開閉可能に取り付けられた前扉4を備えている。前扉4には、本実施形態の遊技機で使用する種々の部材、機構が取り付けられており、遊技媒体となる円板状のメダル(コインも含む)をメダル投入部20に投入することにより本実施形態の遊技機の所定のゲームが実行される。
遊技機1のゲームは、遊技者がメダルをメダル投入部20に投入するか、前扉3の前面に取り付けられたベットボタン21により賭数を設定した後、スタートレバー22を操作して、すべての回転リール2を回転させることから開始する。ここで、ベットボタン21で賭数を設定する場合は、予め投入されたメダル枚数を電気的に記憶してクレジット状態にしておき、その記憶されたメダル枚数内で賭け数を設定する。
回転リール2が回転を開始して所定の時間が経過した後、前扉3の前面に設けられた3個のストップボタン23が順次操作されると、各回転リール2を停止させ、停止した3個の回転リール2の図柄の組み合わせにより、入賞の有無、および賞の大小に応じたメダルの配当枚数が確定され、入賞した場合には、予め定めた枚数のメダルが前扉4下部に設けられたメダル受皿41に払い出される。前扉4の前面ほぼ中央には、リール2の図柄を視認できるように透視窓42が設けられ、その上部には様々な演出画像を表示することができる表示ユニット5が設けられている。
図5は、表示ユニット5の斜め前方から見た分解斜視図、図6は、表示ユニット5を斜め後方から見た分解斜視図である。また、図7は開閉装置の斜視図であり、図8は、図2のVIII−VIII線縦断面図、図9はその要部の拡大図である。
表示ユニット5は、遊技状況に応じて光源が点滅、点灯したり、表示画面71に各種情報を出力させたり、表示画面71を遮蔽したり、開放したりして、遊技を演出するものであり、前扉4の前面上部に固定される合成樹脂性の表示枠6、表示画面71を有する表示装置7、開閉装置8、第1駆動装置10RA、10LA、第2駆動装置10RB、10LB、ベース部材11、センター照明装置12及び左右のサイド照明装置13を備えている。開閉装置8は本実施形態の遊技の演出のため、第1駆動装置10RA、10LA、第2駆動装置10RB、10LBにより伝達された動力により、表示画面71に表示される内容に合わせ、あるいは単独で左右に開閉する。
センター照明装置12及び左右のサイド照明装置13も同様に点滅又は点灯して、本実施形態の遊技を演出するため、これに限られないが図2に示すように単一色のLED等の光源121及びフルカラーのLED等の光源131をそれぞれ有する。これらの光源には、光を屈折、拡散して様々な方向から視認できるようにするための合成樹脂性のセンターレンズ122及びサイドレンズ132をそれぞれ含んでいる。表示装置7が固定されているベース部材11は、表示枠6とともに前扉4の上部に固定され、表示画面71が視認できるように開口した開口111を有し、開口111の左右にはスピーカ14が取り付けられ、演出のための音響を出力する。
開閉装置8は、表示装置7における表示画面71を挟むように、表示画面の前面の左右方向に直線移動可能な左右の前扉部材81及び後扉部材82、並びにこれらの扉部材を左右に移動可能に支持する扉部材全体の可動物狭持手段であるレール構造を形成するガイド機構9を備える。ガイド機構9は、ベース部材11の前面に固定された扉部材の前後方向あるいは上下方向を押さえて左右方向に移動可能にする上側ガイド91及び下側ガイド92、並びにこれらのガイドを固定する左右の連結板93を有しているが、図に示す構造に限らず扉部材を挟んでレール構造を形成するものであればいずれの技術も用いることができる。上側ガイド91は、左右の前扉部材81の上部を前後方向に挟んで左右方向に移動可能に支持する前扉部材用上部レール911、及び後扉部材82の上部を前後方向に挟んで左右方向に移動可能に支持する後扉部材用上部レール912を備える。
前、後扉部材用上部レール911、912は、相互に平行に配置されるとともに、縦断面形状がほぼ下向き開口コの字型をなしている。前扉部材用上部レール911は、後扉部材用上部レール912の上部に固定される。すなわち、前扉部材用上部レール911及び後扉部材用上部レール912は、相互に上下方向に重畳するように配置される。これにより、上側ガイド91における前後方向の取り付けスペースを、1本のレールの前後幅に抑えることができるため、上側ガイド91が前扉4の上部に配置されるセンター照明装置13等の他部品の配置に与える影響を最小限に抑えることができる。
下側ガイド92は、左右の前扉部材81の下部を左右方向へ移動可能に支持するための前扉部材用下部レール921、および左右の後扉部材82の下部を左右方向へ移動可能に支持するための後扉部材用下部レール922を有している。ここで、前、後扉部材用レール921、922は、相互に平行に配置されるとともに、縦断面形状がほぼ上向き開口コの字型をなしている。後扉部材用下部レール922は、前扉部材用下部レール921の後部に固定される。すなわち、前扉部材用下部レール921及び後扉部材用下部レール922は、互いに前後方向に重畳するように配置される。これにより前、後扉部材81、82の下部を安定した状態で支持することができる。
各レール911、912、921及び922の両端部には、各扉部材81、82の移動範囲を規制するストッパ94が設けられており、各扉部材81、82が移動するとその端部がストッパ94に接して停止する。振動増幅手段でもある左右の連結板93は、表示画面71が視認できるように左右に離れて設置され、上端部および下端部は、それぞれ後扉部材用上部レール912に、および前扉部材用下部レール921の後面と後扉部材用下部レール922の前面との間に連結される。
左右の前扉部材81は、合成樹脂で形成され、上部スライド部813が前扉部材用上部レール911に係合し、および下部に設けられた下部スライド部814が前扉部材用レール921に係合することにより、表示画面71及び連結板93の前面において左右に移動することができるよう支持される。このように支持することにより左右の前扉部材81は、表示画面71を完全に遮蔽する位置と、ストッパ94で移動が停止する位置との間で往復移動することが可能となる。
図8及び9に示すように、前扉部材81の上部スライド部813は、前扉部材81の上部後面から後方へ突出形成され、前扉部材用上部レール911の下部と後扉部材用上部レール912の上部との間の隙間から進入して前扉部材用上部レール911内に摺動できるように係合する。上部スライド部813の後面には、ラック816が左右方向に沿って設けられている。左右のそれぞれのラック816は、後述するピニオン101LA及び10RAに噛合する。
左右の後扉部材82は、合成樹脂で形成され上部スライド部821が後扉部材用上部レール912に係合し、および下部に設けられた下部スライド部822が後扉部材用レール922に係合することにより、表示画面71及び連結板93の前面において左右に移動することができるよう支持される。このように支持することにより後扉部材82は、表示画面71を完全に遮蔽する位置と、ストッパ94で移動が停止する位置との間で往復移動することが可能となる。後扉部材82の下部スライド部822の後面には、ラック825が左右方向に沿って設けられている。左右のそれぞれのラック825は、後述するピニオン101LB及び101RBに噛合する。なお、本実施形態では、前扉部材81または後扉部材82のいずれかの一部、例えば矩形状の遮蔽部823などを透明及び半透明とすることにより、完全に遮蔽しても表示画面71に表示される映像を僅かに視認できるようにして種々の演出効果を持たせているが、これに限られることなく、さらに一部を完全に視認できるようにしたり、完全に遮蔽したりすることができる。
図10は、駆動装置付近の拡大斜視図であり、図11は、第一駆動装置10RA、10LAの平面図である。各駆動装置10LA,10RA、10LB、10RBは、ベース部材11の裏面に固定されるブラケット102LA,102RA、102LB、102RBと、各ブラケットにそれぞれ取り付けられているモータ103LA,103RA、103LB、103RBと、支軸104を中心に回転可能に支持されるピニオン101LA,101RA、101LB、101RBとを備えている。このような構造により、モータ103LA,103RA、103LB、103RBにより発生した動力が、ピニオン101LA,101RA、101LB、101RBに伝達され、さらに前述のラック816、825にこの動力が伝達されて、前扉部材81及び後扉部材82を左右に移動させることとなる。
具体的に説明すると、左右の第一駆動装置10LA、10RAは、左右の前扉部材81をそれぞれ駆動するようになっており、ベース部材11の裏面上部の左右両側に取り付けることにより、ピニオン101LA、101RAはベース部材11の下部左右にある横長の開口部112からベース部材11の表面に露出する。露出したピニオンが左右の前扉部材81のラック816にそれぞれ噛合することによりモータの動力を左右の前扉部材81に伝達する。
同様に、左右の第二駆動装置10LB、10RBは、左右の前扉部材82をそれぞれ駆動するようになっており、ベース部材11の裏面上部の左右両側に取り付けることにより、ピニオン101LB、101RBはベース部材11の下部左右にある横長の開口部113からベース部材11の表面に露出する。露出したピニオンが左右の前扉部材82のラック825にそれぞれ噛合することによりモータの動力を左右の前扉部材82に伝達する。
本実施形態のモータはステッピングモータを用い、所望の速度で所望の位置に扉部材を移動することができる。図12は、本実施形態の処理を行うCPUシステムの構成を示すブロック図である。本実施形態では、扉部材の移動も演出として用いられるため、遊技機の遊技全体の演出処理を行うメインCPU1201からの命令により移動処理が実行される。本実施形態では、一定のパターンの演出が予め定められており、メインCPU1201からは、どのパターンの開閉処理を実行するかが指示されるだけであり、実際の開閉制御はサブCPU1202及びシャッタ用CPU1204、特にシャッタ用CPU1204が実行する。
図12を参照すると、サブCPU1202において、開閉装置の動作パターンが決められ、その演出番号がシャッタ用CPU1204に送られると、シャッタ用CPU1204はROM1205から受け取った演出番号の制御パターンを読み込んで各モータドライバ1211、1221、1231、1241に対応する例示パターンを出力する。各ドライバ1211、1221、1231、1241は、ステッピングモータ103LA、103RA、103LB、103RBにそれぞれ接続して指定された回転を行う。
このように扉部材を開閉する処理においては、一般に部材がレールを移動する際に一定の振動を生じるものであり、通常はこのような振動をできる限り押さえるようにレール、ラック、モータなどの駆動装置や伝達機構を設計する。しかし、本実施形態の遊技機においては、このような扉部材の開閉に伴う振動を利用して独特の演出が可能になるように各部材、機構を設計している。すなわち、部材の開閉に伴い発生する振動を音として利用、つまり振動音として利用し、扉部材の開閉に伴う効果音とするのである。
(振動音の発生)
一般に、このような駆動系の振動発生メカニズムは、大きく2つの発生源があり、1つは、扉部材が左右に移動する際にレールとスライド部との隙間により主に生じる扉部材移動に伴う振動音、もう1つは主に伝達機構であるピニオンとラックとの間のバックラッシュにより生じる伝達機構による駆動力の伝達に伴う振動音である。扉部材移動に伴う振動音は、例えばレールとスライドとの間の隙間が大きいほど左右移動時にがたつきが多くなって、振動音も大きくなる傾向がある。すなわち、本来は隙間が少ないほど円滑に開閉をすることができるが、本実施形態のように部材をレールで挟んで滑らせるような構造をとる場合、ある程度の隙間がないと滑らせることはできない。一方、必要以上に隙間を大きくすると、前後、上下に扉部材が震動してそれに伴って振動音が発生する。
また、伝達に伴う振動音は上述のように主に伝達機構であるピニオン同士、あるいはピニオンと伝達機構であるラックとの噛合せのクリアランスにより生じる。特に本実施形態のステッピングモータを使用するような場合、モータはパルス信号に応じて回転していくので噛合せのクリアランスを多めに調整すると比較的大きなバックラッシュを生じさせることが可能であり、これによる振動音を得ることができる。本実施形態では、振動音は、例えば図11に示すようにモータ103LA、103RA、103LB、103RBからピニオン101LA,101RA、101LB、101RBに動力が伝達される際にピニオン同士で動力が伝達されるため、この伝達の際に生じるバックラッシュにより生じる場合がある。また、このような場合に加え、図13、14に示すようにモータの動力を扉部材に伝達する際、ピニオン101LA,101RA、101LB、101RBとラック816、825とが噛合されるため、この部分で生じるバックラッシュにより振動音が発生する場合もあると考えられる。振動音発生源としては、以上の2つが主に考えられるが、本実施形態では装置の構造や設計方法に合わせて、いずれかまたは双方を利用することができる。なお、伝達に伴う振動音は扉部材の通常の移動中でも発生するが、停止や反転などによりこれとは異なる音量や音質で振動音が発生するので、様々なパターンで停止や反転等の動作を行なうことによって、単にシャッタが閉まるときのような音だけでなく、多様な効果音を発生させることができる。図12のROM1205は、このような各種パターンを予め記憶されている。
以上説明したように、左右、前後扉部材81、82は、元々表示画面71に表示される演出等の画像を一部または全部遮蔽する等することにより、多様な演出効果を与えるものであるが、同時にこれらを各々あるいは関連させて移動させることにより、様々な効果音を発生させることができることが理解できる。
(振動音の増幅)
このように発生する振動音は、それ自体でも特色あるものであり本実施形態の遊技機に用いることができるが、この振動音を共鳴等させて音量を増大させ、または音色を変化させて更なる演出効果を付与することができる。本実施形態では、図5、6に示す連結板93を開閉装置8に一体型に組み込むことによって、開閉装置8内で発生した振動音が連結板93に伝達され、共鳴等の作用により、振動音の音量を増大させ、場合によっては音色も変化させることができる。特に本実施形態では、連結板93を比較的肉薄の金属板で形成することにより、楽器の共鳴板のような効果を得ることができるので、振動増幅手段として有用である。
また、図5あるいは図6を参照すると、前扉部材81と後扉部材82とは連結板93を挟むような形で組み込まれ、連結板93自体はガイド機構9に接続しているだけであるため、例えば後扉部材82を固定して、前扉部材81だけ移動させると、後扉部材82と連結板93とにより中空の箱のような構造が形成される。このような箱型構造は、本実施形態の発振源である前扉部材81に接触するようにしておくことにより、楽器の共鳴箱としての効果を発揮することとなる。すなわち、後扉部材82と連結板93とで共鳴箱の構造を形成して、前扉部材81を動作させ振動音を発生させることにより、振動音はガイド機構9を介して共鳴箱構造に伝達され、形成された空間により共鳴が生じて音量の増大や音色の変化などが得られる。
本実施形態では、後扉部材82と連結板93とで共鳴箱構造を形成するように説明したが、これに限られることなく前扉部材81や両扉部材を用いた共鳴箱構造を使用することもできる。また、扉部材は全開の位置だけでなく全閉の位置に近いところでも共鳴箱構造を形成することができ、扉部材を適当な位置で停止させておくことにより、その位置に応じた音色や音量の増大を得ることができる。
以上のように、本実施形態では本来画像表示71に演出効果を加える扉部材を用いて、振動音を発生させ、さらにレール同士の連結、開閉装置8の補強を主な目的とする連結板93を発生した振動音の増幅に用いることによって、開閉装置を開閉する際に、複雑な制御をしてスピーカから効果音を出力する必要がなくなり、またより臨場感のある効果音を得ることが可能となる。
本実施形態の遊技機1の斜視図である。 本発明の一実施形態の表示ユニット5の正面図である。 本発明の一実施形態の表示ユニット5の裏面図である。 本発明の一実施形態の表示枠を外した状態の表示ユニットの正面図である。 本発明の遊技機の表示ユニット5の斜め前方から見た分解斜視図である。 本発明の遊技機の表表示ユニット5を斜め後方から見た分解斜視図である。 本発明の遊技機の開閉装置の斜視図である。 図2のVIII−VIII線縦断面図である。 図2のVIII−VIII線縦断面図の要部の拡大図である。 本発明の一実施形態の駆動装置付近の拡大斜視図である。 本発明の一実施形態の第一駆動装置10RA、10LAの平面図である。 本実施形態の処理を行うCPUシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の各扉部材が全閉のときの要部の概略平面図である。 本発明の一実施形態の各扉部材が全開のときの要部の概略平面図である。
符号の説明
1 遊技機
2 回転リール
3 筐体
4 前扉
5 表示ユニット
6 表示枠
7 表示装置
8 開閉装置
9 ガイド機構
10RA,10LA 第一駆動装置
10RB、10LB 第二駆動装置
11 ベース部材
12 センター照明装置
13 サイド照明装置
14 スピーカ
20 メダル投入部
21 ベットボタン
22 スタートレバー
23 ストップボタン
41 メダル受け皿
42 透視窓
50 ボルト
71 表示画面
81 前扉部材
82 後扉部材
91 上側ガイド
92 下側ガイド
93 連結板
94 ストッパ
101LA,101RA、101LB、101RB ピニオン
102LA,102RA、102LB、102RB ブラケット
103LA,103RA、103LB、103RB モータ
104 支軸
107 ストッパ
108 突部
111 開口
112、113開口部
813、821 上部スライド部
814、822 下部スライド部
816、825 ラック
823 遮蔽部
911、912、921、922 レール
1201 メインCPU
1202 サブCPU
1203、1205 ROM
1211、1221、1231、1241 モータドライバ

Claims (5)

  1. 演出用の可動物を移動させて、該可動物の移動に伴う振動により振動音を発生する可動物移動手段と、
    前記可動物移動手段に接して配置され、前記可動物移動手段により発生した振動音を増幅させる振動増幅手段と
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記可動物移動手段は、前記可動物の上下方向を狭持し、左右方向に移動させる可動物狭持手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記可動物移動手段は、前記可動物を移動するためのモータおよび該モータの動力を前記可動物に伝達する複数の伝達機構を含み、隣接する前記複数の伝達機構において、前記可動物の移動の際に生じる該伝達機構同士が離合することによる振動により前記振動音を発生することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記振動増幅手段は、前記振動音に共鳴する共鳴板構造を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記可動物は、前記振動増幅手段を挟んで2つ設けられており、一方の可動物が移動中、もう一方の可動物を固定することにより、当該固定された可動物と前記振動増幅手段とで共鳴箱構造を形成することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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