JP2008547109A - 書換可能媒体を備えたデバイスに対する問合せを記憶する方法 - Google Patents

書換可能媒体を備えたデバイスに対する問合せを記憶する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008547109A
JP2008547109A JP2008518144A JP2008518144A JP2008547109A JP 2008547109 A JP2008547109 A JP 2008547109A JP 2008518144 A JP2008518144 A JP 2008518144A JP 2008518144 A JP2008518144 A JP 2008518144A JP 2008547109 A JP2008547109 A JP 2008547109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
query
computer
target device
query request
request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008518144A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008547109A5 (ja
Inventor
ローゼンブルーム,オーレン
サドフスキー,ヴラディミール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Microsoft Corp
Original Assignee
Microsoft Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Microsoft Corp filed Critical Microsoft Corp
Publication of JP2008547109A publication Critical patent/JP2008547109A/ja
Publication of JP2008547109A5 publication Critical patent/JP2008547109A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/50Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU]
    • G06F9/5005Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU] to service a request
    • G06F9/5027Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU] to service a request the resource being a machine, e.g. CPUs, Servers, Terminals
    • G06F9/5044Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU] to service a request the resource being a machine, e.g. CPUs, Servers, Terminals considering hardware capabilities
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2209/00Indexing scheme relating to G06F9/00
    • G06F2209/50Indexing scheme relating to G06F9/50
    • G06F2209/509Offload

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

大きな書換可能媒体を備えたデバイスに対して予め設定された問合せを作成し記憶するためのシステム及び方法。本発明はタイムリな方式で問合せ結果を返すための処理能力を有することができないデバイスに対してのデータ問合せリクエストの処理の問題に対処する。リクエスト側デバイスはターゲットデバイス上に記憶されたコンテンツに関する情報等の情報を求めてターゲットデバイスに問い合わせする。ターゲットデバイスがタイムリな問合せ結果を提供できない場合、ターゲットデバイスは問合せリクエストに応答しないが、代わりに問合せを記憶する。次にターゲットデバイスがPC等の高性能プロセッサを備えたデバイスに接続されたときにはプロセッサデバイスが問合せ結果を生成し、ターゲットデバイス上に問合せ結果を記憶する。次にターゲットデバイスがリクエスト側デバイスに接続されたときには、問合せ結果はリクエスト側デバイスに提供される。
【選択図】図2

Description

家庭用電子デバイスは、次第に情報を共有する能力を備えてきている。多くの家庭用電子デバイスは、他のデバイスがアクセスすることのできるメディアコンテンツなどのコンテンツを含む。例えば、パーソナル音楽プレーヤは、音楽ファイルを再生することができる自動車用ステレオ、家庭用ステレオ、又はテレビセットに音楽ファイルを送信することができる場合がある。別の実施例として、カメラは、印刷されることになるプリンタ、又は写真編集プログラムを含むラップトップコンピュータに写真ファイルを送信することができる。
このような状況においては、例えばコンテンツについての情報を取得するために、1つのデバイスが別のデバイスに問い合わせを行うことが有利な場合がある。例えば、パーソナル音楽プレーヤに接続されたテレビは、利用可能な音楽ファイルのリストを取得するために音楽プレーヤに問い合わせすることができ、或いは、プリンタは、プリントされることになる写真のリストを取得するためにカメラに問い合わせすることができる。
しかしながら、コンテンツを取り込み又は記憶するように設計された多くのデバイスは、比較的小さなプロセッサと比較的大きな記憶容量を含む可能性がある。これらのデバイスは、特定の問合せリクエストへの応答を生成するにはあまり適していない場合ある。例えば、幾つかのデバイスは、大きなデータセット全体にわたって操作する段階を含む複雑な問合せリクエストに迅速に応答する処理能力に欠ける場合がある。これらのデバイスは、タイムリーに問合せリクエストに応答することができない可能性がある。
種々の実施形態において、大きな書換可能媒体を備えたデバイスに対して予め設定された問合せを作成し記憶するためのシステム及び方法が提供される。ターゲットデバイスがタイムリーな方式で応答できない問合せリクエストを受け取ると、ターゲットデバイスは、問合せリクエストを記憶することになる。ターゲットデバイスが同期化オペレーションのためにパーソナルコンピュータに接続されると、或いは、比較的大きな処理能力を有する機械と通信状態に置かれると、パーソナルコンピュータ又は他のプロセッシングデバイスは、問合せリクエストに応答し、ターゲットデバイス上に問合せ結果を記憶することになる。このようにして、パーソナルコンピュータ又は他のプロセッシングデバイスなどのより能力の高いデバイスは、問合せリクエストに応答し、問合せ結果を作成する。
1つの特定の実施形態では、パーソナルコンピュータ又は他のプロセッシングデバイスは、単にオーサリングデバイスとして使用することができる。この実施形態では、プロセッシングデバイスは、ターゲットデバイスにどのようなリクエストもすることができないが、ターゲットデバイス上に記憶されていない履歴情報、ユーザー情報、又は他の情報に基づいて問合せに対する結果を生成する。
1つの実施形態では、プロセッシングデバイスは、問合せリクエストに応答するための方法を実施することができる。本方法は、リクエスト側デバイスによって生成される少なくとも1つの問合せリクエストをターゲットデバイスから取得する段階と、問合せリクエストに応答するかどうかを判断する段階とを含むことができる。本方法は更に、問合せリクエストが応答される場合には、問合せリクエストに応答して問合せ結果を生成する段階と、リクエスト側デバイスによる消費のためにターゲットデバイス内に記憶されることになる問合せ結果を送る段階とを含むことができる。本方法は、1つ又はそれ以上のコンピュータ可読媒体上に記憶されたコンピュータ実行可能命令において具現化することができる。
別の実施形態において、ターゲットデバイスは、問合せリクエストに応答するための方法を実施することができる。本方法は、リクエスト側デバイスによって生成される少なくとも1つの問合せリクエストをリクエスト側デバイスから取得する段階と、問合せリクエストに応答した問合せ結果がローカル記憶装置において利用可能であるかどうかを判断する段階とを含むことができる。本方法は更に、問合せリクエストに応答する問合せ結果がローカル記憶装置において利用可能である場合、問合せ結果をリクエスト側デバイスに送る段階と、問合せリクエストに応答する問合せ結果がローカル記憶装置において利用可能でない場合、問合せリクエストに応答するかどうかを判断する段階とを含むことができる。本方法はまた、問合せリクエストが応答される場合、問合せリクエストに応答して問合せ結果を生成して該問合せ結果をリクエスト側デバイスに送る段階と、問合せリクエストが応答されない場合、プロセッシングデバイスへの将来の送信のために問合せ結果を記憶する段階とを含むことができる。本方法は、1つ又はそれ以上のコンピュータ可読媒体上に記憶されたコンピュータ実行可能命令において具現化することができる。
更に別の実施形態において、リクエスト側デバイスは、問合せリクエストを作成し問合せリクエストに対する応答を受け取るための方法を実施することができる。本方法は、問合せリクエストを生成する段階と、問合せリクエストをターゲットデバイスに送る段階と、問合せリクエストに応答してプロセッシングデバイスによって生成される少なくとも1つの問合せ結果をターゲットデバイスから取得する段階とを含むことができる。本方法は、1つ又はそれ以上のコンピュータ可読媒体上に記憶されたコンピュータ実行可能命令において具現化することができる。
この要約は、詳細な説明において以下で更に詳細に説明される概念の選択を簡易形式で示すために提供される。本要約は、請求項に記載された主題の主要な特徴又は本質的な特徴を確認することを意図するものではなく、請求項に記載された主題の範囲を特定する助けとして使用されるものとする。
添付図面を参照しながら本発明を以下で詳細に説明する。
1つの実施において、本発明は、大きな書換可能媒体を備えたデバイスに対して予め設定された問合せを作成し記憶するためのシステム及び方法に関する。
本発明は、タイムリーにデータセット結果を返すための処理能力を有することができないデバイスに対してのデータ問合せリクエストの処理の問題に対処する。リクエスト側デバイスは、ターゲットデバイス上に記憶されたコンテンツに関する情報などの情報を求めてターゲットデバイスに問い合わせすることができる。ターゲットデバイスがタイムリーな問合せ結果を提供できない場合、ターゲットデバイスは問合せリクエストに応答することはできないが、代わりに問合せを記憶することができる。この次にターゲットデバイスがパーソナルコンピュータなどの高性能のプロセッサを備えたデバイスに接続されたときに、プロセッサデバイスは、ターゲットデバイスのコンテンツに基づくことができる問合せ結果を生成することができ、この問合せ結果をターゲットデバイス上で記憶することができる。次にターゲットデバイスがリクエスト側デバイスに接続されたときには、問合せ結果がリクエスト側デバイスに提供されることになる。
図1は、問合せを作成、記憶、又は処理するためのシステムを実装することができる適切なコンピューティングシステム環境100の実施例を示す。コンピューティングシステム環境100は、適切なコンピューティング環境の1つの実施例に過ぎず、本発明の使用の範囲又は機能に関してどのような限定を示唆するものではない。コンピューティング環境100は、例示的なオペレーティング環境100で示された構成要素のいずれか又はその組み合わせに関してどのような従属性も必要条件もないものと解釈すべきである。
本発明は、コンピュータによって実行されるプログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令の一般的な関連において説明される。一般に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行するか又は特定の抽象データ型を実施するルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造、その他を含む。更に、当業者であれば、本発明が、ハンドヘルドデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベース又はプログラム可能な家庭用電子機器、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、及び同様のものを含む他のコンピュータシステム構成で実施することができる点を理解するであろう。本発明はまた、通信ネットワークを介してリンクされるリモートプロセッシングデバイスによってタスクが実行される分散コンピューティング環境で実施することができる。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールは、メモリ記憶デバイスを含むローカル及びリモートのコンピュータ記憶媒体の両方に位置付けることができる。
図1に関して、本発明を実施するための例示的なシステム100は、プロセッシングユニット120と、システムメモリ130と、システムメモリを含む種々のシステム構成要素をプロセッシングユニット120に結合するシステムバス121とを含むコンピュータ110の形式の汎用コンピューティングデバイスを含む。
コンピュータ110は通常、種々のコンピュータ可読媒体を含む。限定ではなく例証として、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含むことができる。システムメモリ130は、読出し専用メモリ(ROM)131及びランダムアクセスメモリ(RAM)132などの揮発性及び/又は不揮発性メモリの形式のコンピュータ記憶媒体を含む。起動中のように、コンピュータ110内の要素間での情報の転送を助ける、基本ルーチンを含む基本入力/出力システム133(BIOS)は通常、ROM131内に記憶される。RAM132は通常、プロセッシングユニット120に即時にアクセス可能であり、及び/又はプロセッシングユニット120によって現在動作されているデータ及び/又はプログラムモジュールを含む。限定ではなく例証として、図1は、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、他のプログラムモジュール136、及びプログラムデータ137を示す。
コンピュータ110はまた、他の取外し可能/取り外し不能の揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体を含むことができる。例証として、図1は、取り外し不能不揮発性磁気媒体との間で読み込み書き込みを行うハードディスクドライブ141、取外し可能不揮発性磁気ディスク152との間で読み込み書き込みを行う磁気ディスクドライブ151、CD−ROM又は他の光学媒体などの取外し可能不揮発性光ディスク156との間で読み込み書き込みを行う光ディスクドライブ155を示している。例示的なオペレーティング環境で使用することができる他の取外し可能/取り外し不能の揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体は、限定ではないが、磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、デジタル多機能ディスク、デジタルビデオテープ、固体RAM、固体ROM、及び同様のものを含む。ハードディスクドライブ141は通常、インターフェース140などの取り外し不能メモリインターフェースを介してシステムバス121に接続されており、磁気ディスクドライブ151及び光ディスクドライブ155は通常、インターフェース150などの取外し可能メモリインターフェースによってシステムバス121に接続されている。
上述され図1に示されたドライブ及びこれに関連したコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ110向けのコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、及び他のデータの記憶装置を提供する。図1には、例えば、ハードディスクドライブ141が、オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、他のプログラムモジュール146、及びプログラムデータ147を記憶しているものとして示されている。これらの構成要素が、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、他のプログラムモジュール136、及びプログラムデータ137と同じもの又は異なるもののいずれかとすることができる点に留意されたい。オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、他のプログラムモジュール146、及びプログラムデータ147は、少なくともこれらが異なるコピーであることを示すために、ここでは異なる数字が与えられている。ユーザーは、キーボード162、及び通常はマウス、トラックボール、又はタッチパッドと呼ばれるポインティングデバイス161などの入力デバイスを介してコマンド及び情報をコンピュータ110に入力することができる。他の入力デバイス(図示せず)は、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、サテライトディッシュ、スキャナ、又は同様のものを含むことができる。これら及び他の入力デバイスは、システムバスに結合されているユーザー入力インターフェース160を介してプロセッシングユニット120に接続されることが多いが、パラレルポート、ゲームポート、又はユニバーサルシリアルバス(USB)などの他のインターフェース及びバス構造によって接続することもできる。モニター191又はディスプレイデバイスの他のタイプはまた、ビデオインターフェース190などのインターフェースを介してシステムバス121に接続される。モニターに加えて、コンピュータはまた、スピーカー197及びプリンタ196などの他の周辺出力デバイスを含むことができ、これらは出力周辺インターフェース195を介して接続することができる。
本発明におけるコンピュータ110は、リモートコンピュータ180などの1つ又はそれ以上のリモートコンピュータへの論理接続を使用してネットワーク化環境で動作することになる。リモートコンピュータ180はパーソナルコンピュータとすることができ、通常、コンピュータ110に関して上述された要素の多く又は全てを含むが、図1には1つのメモリ記憶デバイス181だけが示されている。図1に示された論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)171及びワイドエリアネットワーク(WAN)173を含むが、他のネットワークを含むこともできる。
LANネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ110は、ネットワークインターフェース又はアダプタ170を介してLAN171に接続される。WANネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ110は通常、インターネットなどのWAN173にわたる通信を設定するためのモデム172又は他の手段を含む。内蔵又は外付けとすることができるモデム172は、ユーザー入力インターフェース160又は他の適切なメカニズムを介してシステムバス121に接続することができる。ネットワーク化環境では、コンピュータ110に対して示されたプログラムモジュール又はその一部は、リモートメモリ記憶デバイス内に記憶することができる。限定ではなく例証として、図1は、メモリデバイス181に常駐するリモートアプリケーションプログラム185を示す。図示のネットワーク接続は例示的なものであり、コンピュータ間の通信リンクを設定する他の手段も使用することができることは理解されるであろう。
コンピュータ110の多くの他の内部構成要素が図示されていないが、当業者であれば、このような構成要素及び相互接続が公知であることは理解されるであろう。従って、コンピュータ110の内部構成に関する追加の詳細は、本発明に関して開示される必要はない。
図2は、本発明の実施形態によるシステムの概要を示すブロック図である。図2に示されるように、システム200は、家庭用電子デバイスのようなリクエスト側デバイス202を含むことができる。リクエスト側デバイス202は、別の家庭用電子デバイスのようなターゲットデバイス204と通信することができる。ターゲットデバイスは更に、パーソナルコンピュータ又は同様のものなどの比較的高速の処理能力を備えたデバイスとすることができるイニシエータ206と通信することができる。
ターゲットデバイス204は、メディアコンテンツなどのコンテンツ210を記憶することができる記憶装置208を含むことができる。動作中、リクエスト側デバイス202は、ターゲットデバイス204からコンテンツ210を取り出すことができる。例えば、リクエスト側デバイス202は、コンテンツ210に対し再生、編集、印刷、又は何らかの他のオペレーションを実行するためにコンテンツ210を取り出すことができる。
リクエスト側デバイス202、ターゲットデバイス204、及びイニシエータ206の各々は、1つ又はそれ以上の記憶リーダ及び/又はライタを備えることができる。リクエスト側デバイス202及びターゲットデバイス204の各々は、例えば、自動車用内蔵メディアシステム、ポータブルデジタルステレオシステム、内蔵記憶装置を備えた非ネットワーク化家庭用エンターテイメントシステム、カメラ、ポータブルゲームデバイス、携帯電話、プリンタ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、又は他のいずれかの電子システムとすることができる。
リクエスト側デバイス202、ターゲットデバイス204、及びイニシエータ206は各々、ネットワーク接続が設定されたときに情報の交換を可能にするプロトコルを実装する。例えば、リクエスト側デバイス202、ターゲットデバイス204、及びイニシエータ206は、直接USBケーブル212又はUSBケーブルとUSBハブのある組み合わせを介した接続を可能にするユニバーサルシリアルバス(USB)コネクタ211を有することができる。幾つかの実装において、リクエスト側デバイス202、ターゲットデバイス204、及びイニシエータ206は、メディアオブジェクトの転送を可能にするためにメディア転送プロトコル(MTP)を実装することができる。他の実施においては、例えばBluetooth、UltraWideband(UWB)、又は802.11技術を実装するデバイス間の通信などの無線ピアツーピア通信を使用することができる。当業者であれば、他の転送プロトコルも使用することができる点を理解するであろう。
動作中、リクエスト側デバイス202とターゲットデバイス204が接続されると、リクエスト側デバイス202はターゲットデバイス204に問い合わせすることができる。例えば、リクエスト側デバイス202は、ターゲットデバイス204に問い合わせして、ターゲットデバイス204内に記憶されたコンテンツ210に関するメタデータを取得することができる。ターゲットデバイス204への問い合わせにおいて、リクエスト側デバイス202は、ターゲットデバイス204に送信される1つ又はそれ以上の問合せリクエスト213を生成することができる。
ターゲットデバイス204がリクエスト側デバイスから問合せリクエスト213を受け取ると、ターゲットデバイス204は、問合せ結果を生成するかどうかを判断することができる。ターゲットデバイス204が問合せ結果を生成するかどうかの判断は、例えば、ターゲットデバイス204がタイムリーな方式で問合せ結果を生成するのに十分な処理能力を有するかどうかによって左右される可能性がある。ターゲットデバイス204は、問合せ結果214を生成し、該問合せ結果をリクエスト側デバイス202に返すことができる。
ターゲットデバイス204が問合せ結果を生成しない場合、ターゲットデバイスは、問合せリクエスト213を記憶することができる。問合せリクエスト213は、この時点では応答することができない。むしろ、問合せリクエスト213は、後で、ターゲットデバイスがイニシエータ206に接続したときに応答することができる。
ターゲットデバイス204がイニシエータ206に接続されると、イニシエータは、保留している問合せリクエストについてターゲットデバイス204をサーチすることができる。保留している問合せリクエストが見つかった場合、イニシエータは、問合せ結果を生成するためにプロセッシングデバイスとして動作するかどうかを判断することができる。イニシエータ206がプロセッシングデバイスとして動作するのに十分な処理能力を有するか、或いはプロセッシングデバイスとして動作するのに適していると判断した場合、イニシエータ206は、1つ又はそれ以上の問合せ結果214を生成し、これらをターゲットデバイス204上に記憶することができる。
次にリクエスト側デバイス202とターゲットデバイス204が接続されると、リクエスト側デバイス202は、ターゲットデバイス204から問合せリクエスト213を取り出すことができる。
1つの実施において、問合せリクエスト213及び問合せ結果214の両方は、リクエスト側デバイス202によって生成された元の問合せを表わすオブジェクトを含むことができる。これにより、例えば、重複問合せリクエスト213がターゲットデバイス204内に記憶されていないこと、或いは既に存在している問合せ結果214を適切な場合に新しい問合せリクエストに応じて返すことができることを保証することができる。更に、問合せリクエスト213は、これが保留リクエストであるか、或いは既に応答されていたかを示すためにブール変数又は他のマーカを含むことができる。こにより、例えば、問合せリクエストは複数回不必要に応答されないことを保証することができる。
場合によっては、問合せリクエスト213は、ターゲットデバイス204上に記憶されているコンテンツ210、或いはターゲットデバイス204に関連することができる。しかしながら、別の場合では、問合せリクエスト213は、ターゲットデバイス204に関連しないことができる。問合せリクエスト213は、例えば、リクエスト側デバイス202、イニシエータ206、別の外部デバイスに関係することができ、或いは、一般情報に対するリクエストとすることができる。このようにして、ターゲットデバイス204を用いて、リクエスト側デバイス202とイニシエータ206との間で情報を移送することができる。例えば、テレビセットは、テレビガイド情報についてパーソナル音楽プレーヤに問い合わせすることができる。パーソナル音楽プレーヤがパーソナルコンピュータに接続されると、パーソナルコンピュータは、インターネット、所有する記憶装置、或いは他の何らかのソースからテレビガイド情報を取得することができる。パーソナルコンピュータは、問合せ結果としてパーソナル音楽プレーヤ上にテレビガイド情報を記憶することができる。パーソナル音楽プレーヤがテレビに接続されると、テレビは、パーソナル音楽プレーヤからテレビガイド情報を取得することができる。当業者であれば、この実施例は単に例証に過ぎず、リクエスト側デバイス202とイニシエータ206との間で情報を移送するのにターゲットデバイス204を使用することができる他の方法も企図される点を理解するであろう。
図3は、リクエストを待ち行列に入れる方法を示すフローチャートである。図3に示されるように、本方法はステップ300から始まり、ここでリクエスト側デバイスは問合せリクエストを生成することができる。問合せリクエストは、例えば、ターゲットデバイスに関する情報についてのリクエストとすることができる。或いは、問合せリクエストは、リクエスト側デバイスに関する情報、プロセッシングデバイスに関する情報、別の外部デバイスに関する情報、又は一般情報についてのリクエストとすることができる。
ステップ302で、ターゲットデバイスは、問合せリクエストを受け取ることができる。ステップ304で、ターゲットデバイスは、問合せ結果が利用可能であるかどうか判断する。例えば、ターゲットデバイスがプロセッシングデバイスから問合せ結果を既に取得している場合、ターゲットデバイスは、問合せ結果を含むことになり、問合せ結果が利用可能になる。リクエスト側デバイスが初めて問合せリクエストを行っている場合、ターゲットデバイスは、利用可能な問合せ結果を有していない可能性が高い。
例えばターゲットデバイスがプロセッシングデバイスから以前に問合せ結果を受け取っていた場合、或いはターゲットデバイスが以前に問合せ結果を生成していた場合など、問合せ結果が利用可能である場合には、ステップ306で、ターゲットデバイスは、問合せ結果をリクエスタに返すことになる。
問合せ結果が利用可能でない場合、ステップ308でターゲットデバイスが問合せ結果を生成するかどうかを判断することができる。例えば、ターゲットデバイスが比較的強力なプロセッサを有し、及び/又は比較的小さな記憶装置を有する場合、ターゲットデバイスは、問合せ結果を生成することができる。ターゲットデバイスが結果を生成するかどうかを判断する段階は、例えば、ターゲットデバイスの処理能力、ターゲットデバイスの記憶装置、及び特定の問合せリクエストに基づいて判断することができる。ステップ308で、ターゲットデバイスが結果セットを生成すると判断された場合、ステップ310で、ターゲットデバイスは結果セットを生成することができる。ステップ312で、ターゲットデバイスは、結果セットを記憶することができる。従って、次にリクエスト側デバイス又は別のデバイスが同一の問合せリクエストを行うときに、ステップ304で問合せ結果が利用可能になり、ステップ306で返すことができる。
幾つかの実施において、ステップ312において問合せ結果だけでなく問合せリクエストも記憶することができる。例えば、問合せリクエストは待ち行列内に記憶し、該問合せリクエストが進行中のリクエストであること、及び定期的に問合せリクエストに応答して新しい問合せ結果を生成する必要があることを示すことができる。例えば、待ち行列内に記憶されている問合せリクエストは、ターゲットデバイスに記憶されたコンテンツが変わる度、ターゲットデバイスがリクエスト側デバイスに接続される度、或いは同様の場合に新しい問合せ結果を生成する必要があることを表示することができる。
ステップ308において、ターゲットデバイスが結果セットを生成しないと判断された場合、本方法はステップ314に進み、ここでターゲットデバイスが問合せリクエストを記憶することができる。例えば、ターゲットデバイスは、後でプロセッサデバイスが応答することができるように待ち行列内に問合せリクエストを記憶することができる。場合によっては、問合せリクエストは持続性のあるものとすることができ、応答した後でも待ち行列内に留まることができる。永続的な問合せリクエストは、例えば、ターゲットデバイスがプロセッサデバイスに接続される度など、定期的に問合せリクエストが応答されることを表示することができる。他の場合には、問合せリクエストは、応答されるまでだけ持続することができる。問合せリクエストのこのタイプは、「ワンタイム」問合せリクエストとして知られており、問合せリクエストが一度だけ応答されることを表示することができる。当業者であれば、他の時間の長さだけ持続する問合せリクエストの他のタイプを使用することができることは理解されるであろう。
ステップ316で、ターゲットデバイスは、「保留」状態をリクエスト側デバイスに伝達することができる。これは、例えば、問合せリクエストが待ち行列に入っており、ターゲットデバイスがプロセッシングデバイスに接続された場合など、後で応答されることを表示する。ステップ318で、リクエスト側デバイスは、問合せリクエストが後で応答されることを示すダイアログボックスをユーザーに提示することによって、又は他のいずれかの適切な方法によってなど、ユーザーに保留状態を伝達することができる。
問合せ結果を返すこと又は問合せリクエストを待ち行列に入れることのいずれかとして本方法を説明してきたが、幾つかの実施においては、問合せ結果を返すことができ、問合せリクエストを待ち行列に入れることができる。例えば、ターゲットデバイスは、特定の問合せリクエストに対する部分的な問合せ結果を利用可能にするか、或いは生成することができる。この場合、ターゲットデバイスは、部分的な問合せ結果をリクエスタに返すことができ、更に、後で応答されることになる問合せリクエストを記憶することができる。特定の実施例として、テレビは、パーソナル音楽プレーヤ上の音楽全てのリストをリクエストすることができる。パーソナル音楽プレーヤは、極めて迅速にファイル名のリストを返すことができるが、タイトル、アーティスト、及び同様のものなどの各ファイルに関連したメタデータをタイムリーな方式で返すことはできない。この場合、パーソナル音楽プレーヤは、ファイル名のリストを返すことができ、問合せリクエストを記憶することもできる。パーソナル音楽プレーヤは、完全な問合せリクエストを記憶することができ、或いは部分的な問合せリクエスト、例えば未だ応答されていない問合せリクエストの部分だけを記憶することができる。パーソナル音楽プレーヤがプロセッサデバイスに接続され、結果セットが作成されてパーソナル音楽プレーヤ上に記憶されると、テレビとの次の接続時に、パーソナル音楽プレーヤは、ファイル名だけを返すのではなく、メタデータのより豊富なセットを含む完全な問合せ結果を返すことができる。
他の状況は、問合せ結果を返すこと及び問合せリクエストを記憶することの両方を行うターゲットデバイスを結果として生じることができる。別の実施例として、ターゲットデバイスは、問合せリクエストに応答することができるが、ターゲットデバイスは、問合せリクエストに応答するのに比較的長い時間期間を要する可能性がある。この場合、ターゲットデバイスは、問合せリクエストに応答することができるが、問合せリクエストを記憶してこれを「標準以下」としてマーク付けすることができる。次にターゲットデバイスがプロセッシングデバイスに接続されたときに、プロセッシングデバイスは、問合せリクエストに応答した問合せ結果を生成して、これをターゲットデバイス上に記憶することができ、その結果、後続の問合せリクエストがより短い時間期間で応答することができるようになる。この実施形態は、例えば、リクエスタが「保留」問合せリクエストを処理できないが、問合せ結果に対して比較的長い時間期間を待機することができる場合には有用とすることができる。このような実施形態を実施するために、各ターゲットデバイスは、スレショルド値を記憶することができ、スレショルド値を越える処理時間を生じる全ての問合せリクエストを待ち行列に入れることができる。
1つの実施において、メディア転送プロトコル(MTP)は、リクエスト側デバイス、ターゲットデバイス、及びプロセッシングデバイス間の通信を標準化するのに使用される。他の実施においては、他の通信プロトコルが実施可能である。本発明は、使用される通信プロトコルにより限定されないが、MTPが使用される1つの特定の実施について説明する。
この実施では、リクエスト側デバイスは、MTPGetObjectPropList(ゲットオブジェクトプロップリスト)オペレーションを使用して、問合せリクエスト300を生成しこの問合せリクエストをターゲットデバイス302に発行することができる。ステップ304で、ターゲットデバイスは、この問合せに対する問合せ結果を提示するそのファイルシステム内に記憶されたオブジェクトを見つけようとすることができる。このようなオブジェクトが見つからなかった場合、ターゲットデバイスは、問合せ結果を生成するかどうかを判断308することができる。
ターゲットデバイスによってリクエストを生成すべきかどうかを判断する段階308は、デバイス依存とすることができるヒューリスティックである。これは、例えば、デバイスの処理能力の特徴、そのデータ記憶装置のサイズ及び速度、並びに現在リクエストを満足している通信バスに依存する可能性がある。同様に、別のヒューリスティックを用いて、ターゲットデバイスが、問合せ結果を処理できるプロセッシングデバイス又は別のデバイスに接続しているかどうかを判断することができる。このヒューリスティックは、「イニシエータ」と呼ばれるプロセッシングデバイスの側に置くことができる。ターゲットデバイスがイニシエータに接続されると、イニシエータは、ターゲットデバイスに質問し、ターゲットデバイスが問合せに応答するようにプロセッシングデバイスとして動作することができるかどうかを判断することができる。
ターゲットデバイスが問合せ結果の生成を判断308した場合、ターゲットデバイスは、問合せ結果セットを製作310することによって問合せリクエストを満足するようになる。次にターゲットデバイスは、任意選択的に問合せ結果セットの通りに適切にオブジェクトを記述するフォーマットコードを備えたMTPオブジェクトを生成することができる。このオブジェクトはまた、メタデータプロパティセットを有することができ、これによって将来の問合せリクエストをこのオブジェクトと比較し、このオブジェクトが適切な問合せ結果セットであるかどうかを判断することができるようになる。
ステップ314で、ターゲットデバイスが、結果セット作成をより強力なプロセッサデバイス又はパーソナルコンピュータに委ねるべきであると判断308した場合、ターゲットデバイスは、これが処理を必要とする保留問合せであることを表示するフォーマットコードを備えたMTPオブジェクトを作成することができる。
図4は、プロセッサデバイスに接続する方法を示すフローチャートである。図4に示されるように、本方法はステップ400から始まり、ここでターゲットデバイスは、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、又は他のコンピューティングデバイスなどのイニシエータに接続することができる。1つの実施において、ターゲットデバイスは、同期化オペレーション中にイニシエータに接続される。この場合、図4の方法に使用されるメタデータ及び他の情報の多くは、同期化オペレーション中にターゲットデバイスとイニシエータとの間で送信され、他の目的のために用いることができる。従って、同期化オペレーション又は他のこのようなオペレーションと同時に図4の方法を実施する際には、帯域幅を低減し、ターゲットデバイスとイニシエータとの間の全体の通信時間を短縮することができる。
ステップ402で、イニシエータは、例えば1つ又はそれ以上の問合せを待ち行列から取り出すことなどによって、保留問合せリクエストについてターゲットデバイスをサーチすることができる。ステップ406では、何らかの保留問合せリクエストが見つかったかどうかが判断される。保留問合せリクエストが見つからなかった場合、本方法は終了することができる。
1つ又はそれ以上の保留問合せリクエストが見つかった場合、本方法はステップ408に進み、ここでイニシエータが、保留問合せリクエストの1つ又はそれ以上に対して問合せ結果を生成するかどうかを判断することができる。ターゲットデバイスがイニシエータに接続された場合、イニシエータは、ターゲットデバイスに質問し、保留問合せリクエストの1つ又はそれ以上に応答するようにプロセッシングデバイスとして動作できるかどうかを判断することができる。イニシエータが結果を生成するかどうかを判断する段階408は、例えば、イニシエータの処理能力、ターゲットデバイスの記憶装置、及び特定の問合せリクエストに基づいて判断することができる。問合せ結果をイニシエータによって生成すべきかどうかを判断する段階408は、例えば、イニシエータの処理能力の特徴、ターゲットデバイスのデータ記憶装置のサイズ及び速度、並びに現在リクエストを満足している通信バスに依存する可能性があるヒューリスティックである。このヒューリスティックは、イニシエータの側に置くことができる。
例えば、イニシエータが十分な処理能力に欠けるか、或いは他の何らかの理由により保留問合せリクエストのいずれに対しても問合せ結果を生成しないとイニシエータが判断した場合、本方法は終了する。イニシエータが、保留問合せリクエストの1つ又はそれ以上に対して問合せ結果を生成すると判断した場合、イニシエータはプロセッシングデバイスとして動作し、本方法はステップ410に進むことができる。
ステップ410で、イニシエータは、保留問合せリクエストの1つ又はそれ以上に応答する1つ又はそれ以上の問合せ結果を生成する。1つの実施において、各問合せリクエストに対してイニシエータは、コンテンツ全体にわたって動作し問合せ結果を生成することができるようターゲットデバイスに適切なコマンドを出すことになる。1つの実施において、問合せ結果は、問合せリクエストによってリクエストされたメタデータを含むことができ、また、このメタデータをデバイス上の実際のオブジェクトにリンクするインデックス(MTPにおけるオブジェクトハンドルなど)を含むことができる。更に、問合せ結果は、オリジナルの問合せリクエスタによって容易に消費できるファイルフォーマットとすることができる。このような容易に消費可能なファイルフォーマットで問合せ結果を生成する1つの方法は、GetObjectPropList(ゲットオブジェクトプロップリスト)オペレーションによって生成されたMTP結果と同じ形式での結果セット、具体的には、ObjectPropList(オブジェクトプロップリスト)データセットを生成することである。容易に消費可能なファイルフォーマットで問合せ結果を生成する更に別の方法は、リクエスト側デバイスが結果を受け取りたいと思うフォーマットをターゲットデバイスに指定することである。イニシエータは次に、この容易に消費可能なフォーマットで問合せ結果を生成することになる。
ステップ412で、問合せ結果をターゲットデバイスに転送することができる。ステップ414で、ターゲットデバイスは問合せ結果を記憶することができる。1つの実施において、問合せ結果は、フォーマットコードで或いは他の何らかの適切な方法によってマーク付けされ、これが結果セットであることを表示することができる。1つの実施において、各問合せ結果に関連したメタデータは、オリジナルの問合せリクエストオブジェクトを含むことになる。元の問合せリクエストは、例えば、バイナリオブジェクトプロパティとして含まれるか、或いはMTPリファレンスを備えた問合せ結果にリンクすることができる。問合せリクエストがどのくらい長く持続するかに応じて、問合せリクエストを待ち行列から除くか、或いはもはや保留中でないことを示すようマーク付けすることができる。
本発明の特定の実施形態を本明細書で詳細に図示し説明してきたが、本発明の範囲及び目的から逸脱することなく種々の変更及び修正を本発明に対して行い得る点を理解されたい。本明細書で説明される実施形態は、全ての点において限定ではなく例示的なものとする。他の実施形態は、本発明の範囲から逸脱することなく本発明が関係する当業者には明らかになるであろう。
例えば、リクエスタは完全な問合せを作成し記憶すると説明されているが、本発明の実施形態によってリクエスタは、「問合せテンプレート」を利用することが可能になる。問合せテンプレートは、例えば、特定のパラメータの代わりに1つ又はそれ以上のパラメータリファレンスを含む問合せである。問合せ結果が生成されることになる場合、プロセッシングデバイスがパラメータリファレンスを満たすことができる。例えば、リクエスタは、問合せリクエストをパーソナルビデオプレーヤに送り、最新の記録されたテレビプログラムのリストをリクエストすることができる。この場合、問合せリクエストにおけるパラメータの1つは、「今日の日付」となる。リクエスタは、問合せリクエストにおいて日付を指定するのではなく、%日付%などのパラメータリファレンスを含む問合せリクエストを生成することができる。プロセッシングデバイスが問合せに応答すると、プロセッシングデバイスは、パラメータリファレンスの代わりに現在の日付などの特定値を代用することになる。
本発明の実施形態において、取外し可能記憶装置は、ターゲットデバイスである。この場合、マイクロドライブなどの取外し可能記憶装置は、メディアデバイスとパーソナルコンピュータとの間の通信用に使用することができる。この場合、取外し可能記憶装置は、大きなメディアコンテンツの集合を問合せリクエスト及び関連する問合せ結果と共に含むことができる。この場合、取外し可能記憶装置は、パーソナルコンピュータに挿入し、メディアデバイスに関するデバイス情報を伝達しながら、同期化オペレーション中のようにメディアデバイスからのコンテンツをパーソナルコンピュータに転送することができる。取外し可能記憶装置が後でメディアデバイスに挿入されると、記憶された問合せ結果を用いて、取外し可能記憶装置上のメディアコンテンツへのアクセスをスピードアップすることができる。メディアデバイスが取外し可能記憶装置のコンテンツに関する問合せリクエストを有する場合、タイムリーな方式で問合せ結果を生成できるかどうかを判断する。メディアデバイスがタイムリーな方式で問合せ結果を生成できない場合、問合せリクエストを取外し可能記憶装置上に記憶する。取外し可能記憶装置がパーソナルコンピュータ内に配置されている場合、パーソナルコンピュータは、問合せ結果を生成し、メディアデバイスによる後での消費のために問合せ結果を取外し可能記憶装置上に記憶することができる。
以上のことから、本発明は、本システム及び方法に対して明らかで且つ固有である他の利点と共に上記に記載された目標及び目的の全てを達成するように適合されたものであることが理解されるであろう。ある特徴及び副結合は有用であり、他の特徴及び副結合に関係なく利用できる点は理解されるであろう。更に、参照数字、用語「ステップ」及び/又は「ブロック」、及び同様のものは、利用される方法の種々の要素を内包するために本明細書で使用することができるが、これらの参照数字及び用語は、個々の方法要素の順序が必要とされるものとして明示的に示されていない限り、及びこれを除いては、本明細書で開示される種々の方法要素の間のいずれかの特定の順序を暗示するものとして解釈すべきではない。このことは企図され、且つ添付の請求項の範囲内にある。
本発明の実施形態を実施することができるコンピュータ環境を示すブロック図である。 本発明の1つの態様によるシステムを示すブロック図である。 本発明の実施形態によるリクエストを待ち行列に入れる方法を示すフローチャートである。 本発明の1つの態様によるプロセッサデバイスに接続する方法を示すフローチャートである。
符号の説明
202 リクエスト側デバイス
204 ターゲットデバイス
206 イニシエータ
208 記憶装置
210 コンテンツ
211 ユニバーサルシリアルバス(USB)コネクタ
212 直接USBケーブル
213 問合せリクエスト
214 問合せ結果

Claims (20)

  1. 命令を記憶する1つ又はそれ以上のコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
    ターゲットデバイスからリクエスト側デバイスによって生成される少なくとも1つの問合せリクエストを取得する段階と、
    前記問合せリクエストに応答するかどうかを判断する段階と、
    前記問合せリクエストが応答される場合には、前記問合せリクエストに応答して問合せ結果を生成する段階と、
    前記リクエスト側デバイスによる消費のために前記ターゲットデバイス内に記憶されることになる問合せ結果を送る段階と、
    を含む方法をプロセッシングデバイスに実行させるように実行可能である、
    ことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  2. 前記問合せリクエストに応答するかどうかを判断する段階が、処理能力に基づいている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ可読媒体。
  3. 前記問合せリクエストに応答するかどうかを判断する段階が、前記ターゲットデバイスのコンテンツに基づいている、ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ可読媒体。
  4. 前記ターゲットデバイスは、取外し可能記憶媒体を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ可読媒体。
  5. 問合せ結果を生成する段階が、問合せ結果を生成するために前記ターゲットデバイスのコンテンツを操作させる段階を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ可読媒体。
  6. 前記問合せ結果のフォーマットは、前記リクエスト側デバイスによって指定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ可読媒体。
  7. 前記問合せリクエストのフォーマット及び前記問合せ結果のフォーマットは、メディア転送プロトコルに準拠する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ可読媒体。
  8. 命令を記憶する1つ又はそれ以上のコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
    リクエスト側デバイスによって生成される少なくとも1つの問合せリクエストを前記リクエスト側デバイスから取得する段階と、
    前記問合せリクエストに応答する問合せ結果がローカル記憶装置で利用可能であるかどうかを判断する段階と、
    前記問合せリクエストに応答する問合せ結果がローカル記憶装置内で利用可能である場合、前記問合せ結果を前記リクエスト側デバイスに送る段階と、
    前記問合せリクエストに応答する問合せ結果がローカル記憶装置で利用可能でない場合、前記問合せリクエストに応答するかどうかを判断する段階と、
    前記問合せリクエストが応答される場合、前記問合せリクエストに応答して問合せ結果を生成し、前記問合せ結果を前記リクエスト側デバイスに送る段階と、
    前記問合せリクエストが応答されない場合、プロセッシングデバイスへの将来の送信のために前記問合せ結果を記憶する段階と、
    を含む方法をターゲットデバイスに実行させるように実行可能である、
    ことを特徴とする1つ又はそれ以上のコンピュータ可読媒体。
  9. 前記問合せリクエストに応答するかどうか決定する段階が、処理能力に基づいている、
    ことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読媒体。
  10. 前記問合せリクエストに応答するかどうかを判断する段階が、コンテンツに基づいている、
    ことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読媒体。
  11. 前記問合せリクエストに応答するかどうかを判断する段階が、前記問合せリクエストに基づいている、
    ことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読媒体。
  12. 前記問合せ結果を生成する段階が、問合せ結果を生成するためにコンテンツを操作する段階を含む、
    ことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読媒体。
  13. 前記問合せ結果のフォーマットは、前記リクエスト側デバイスによって指定される、
    ことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読媒体。
  14. 前記問合せリクエストのフォーマット及び前記問合せ結果のフォーマットが、メディア転送プロトコルに準拠する、
    ことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読媒体。
  15. 命令を記憶する1つ又はそれ以上のコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、
    問合せリクエストを生成する段階と、
    前記問合せリクエストをターゲットデバイスに送る段階と、
    前記問合せリクエストに応答し且つプロセッシングデバイスによって生成される少なくとも1つの問合せ結果をターゲットデバイスから取得する段階と、
    を含む方法をリクエスト側デバイスに実施させるように実行可能である、
    ことを特徴とする1つ又はそれ以上のコンピュータ可読媒体。
  16. 前記ターゲットデバイスは、前記問合せ結果を生成しないことを判断する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
  17. 前記問合せリクエストは、前記ターゲットデバイス上に記憶される、
    ことを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
  18. 前記プロセッシングデバイスは、前記ターゲットデバイスのコンテンツに対して操作することによって前記問合せ結果を生成する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
  19. 前記問合せ結果のフォーマットは、前記リクエスト側デバイスによって指定される、
    ことを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
  20. 前記問合せリクエストのフォーマット及び前記問合せ結果のフォーマットは、メディア転送プロトコルに準拠する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
JP2008518144A 2005-06-24 2006-04-26 書換可能媒体を備えたデバイスに対する問合せを記憶する方法 Withdrawn JP2008547109A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/165,193 US20060294064A1 (en) 2005-06-24 2005-06-24 Storing queries on devices with rewritable media
PCT/US2006/015672 WO2007001608A2 (en) 2005-06-24 2006-04-26 Storing queries on devices with rewritable media

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008547109A true JP2008547109A (ja) 2008-12-25
JP2008547109A5 JP2008547109A5 (ja) 2009-05-14

Family

ID=37568798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008518144A Withdrawn JP2008547109A (ja) 2005-06-24 2006-04-26 書換可能媒体を備えたデバイスに対する問合せを記憶する方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20060294064A1 (ja)
EP (1) EP1896994A2 (ja)
JP (1) JP2008547109A (ja)
KR (1) KR20080024138A (ja)
CN (1) CN101203854A (ja)
BR (1) BRPI0612313A2 (ja)
MX (1) MX2007015444A (ja)
RU (1) RU2007147989A (ja)
TW (1) TW200705187A (ja)
WO (1) WO2007001608A2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7627645B2 (en) * 2005-06-27 2009-12-01 Microsoft Corporation Remotely controlling playback of content on a stored device
US20080195750A1 (en) * 2007-02-09 2008-08-14 Microsoft Corporation Secure cross platform auditing
US20090083765A1 (en) * 2007-09-20 2009-03-26 Microsoft Corporation Accessing device-hosted services from scripting and other programming environments
US20090182774A1 (en) * 2008-01-16 2009-07-16 Scott Krig Method And System For Protocol Operations And Datasets To Manage Object Identification Numbers
US20230197067A1 (en) * 2021-12-20 2023-06-22 Rovi Guides, Inc. Methods and systems for responding to a natural language query

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6370543B2 (en) * 1996-05-24 2002-04-09 Magnifi, Inc. Display of media previews
US6397206B1 (en) * 1999-12-15 2002-05-28 International Business Machines Corporation Optimizing fixed, static query or service selection and execution based on working set hints and query signatures
US6871204B2 (en) * 2000-09-07 2005-03-22 Oracle International Corporation Apparatus and method for mapping relational data and metadata to XML
US7111020B1 (en) * 2002-03-26 2006-09-19 Oracle International Corporation Incremental refresh of materialized views containing rank function, and rewrite of queries containing rank or rownumber or min/max aggregate functions using such a materialized view
US8150937B2 (en) * 2004-10-25 2012-04-03 Apple Inc. Wireless synchronization between media player and host device
AU2003232327A1 (en) * 2002-06-13 2003-12-31 Vodafone Group Plc Network security
US6938036B2 (en) * 2002-10-24 2005-08-30 International Business Machines Corporation Query modification analysis
US7532628B2 (en) * 2002-12-30 2009-05-12 Cisco Technology, Inc. Composite controller for multimedia sessions
US7673020B2 (en) * 2003-05-02 2010-03-02 Microsoft Corporation System and method for facilitating communication between a computing device and multiple categories of media devices
US7127449B2 (en) * 2003-08-21 2006-10-24 International Business Machines Corporation Data query system load optimization
US7502820B2 (en) * 2004-05-03 2009-03-10 Microsoft Corporation System and method for optimized property retrieval of stored objects
US7555554B2 (en) * 2004-08-06 2009-06-30 Microsoft Corporation System and method for generating selectable extension to media transport protocol
US8370216B2 (en) * 2005-03-04 2013-02-05 Amazon Technologies, Inc. Personalized preloading of digital content
US20060224628A1 (en) * 2005-03-29 2006-10-05 Bea Systems, Inc. Modeling for data services
US20060288036A1 (en) * 2005-06-17 2006-12-21 Microsoft Corporation Device specific content indexing for optimized device operation

Also Published As

Publication number Publication date
KR20080024138A (ko) 2008-03-17
CN101203854A (zh) 2008-06-18
TW200705187A (en) 2007-02-01
EP1896994A2 (en) 2008-03-12
WO2007001608A3 (en) 2007-11-22
US20060294064A1 (en) 2006-12-28
WO2007001608A2 (en) 2007-01-04
MX2007015444A (es) 2008-02-25
RU2007147989A (ru) 2009-06-27
BRPI0612313A2 (pt) 2010-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2427026C2 (ru) Специфическая для устройства индексация содержимого для оптимизированной работы устройства
US8370402B2 (en) Dual representation of stored digital content
KR101261660B1 (ko) 미디어 전송 통신의 직렬화
RU2729053C1 (ru) Способ и устройство для онлайн-предпросмотра документа
JP2008547109A (ja) 書換可能媒体を備えたデバイスに対する問合せを記憶する方法
WO2010063088A1 (en) System, method, and computer program for remote management of digital content
JP2007179198A5 (ja)
JP2004112602A (ja) デジタル情報入力システム、情報生成装置、情報管理方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2005346706A (ja) メディアファイルの移動方法及び装置、並びにその方法を行うためのプログラムが保存された保存媒体
EP1804247A1 (en) Managing image files
JP5149815B2 (ja) メディア装置コンテンツの変更の識別
EP1732328A1 (en) Method for automatically removing metadata information from audio data files
JP2005258613A (ja) 記録システム、データ処理システム及びデータ処理方法
CN115563071A (zh) 数据处理方法、系统、电子设备及计算机可读存储介质
JP2008262449A (ja) 文書管理装置及び文書処理プログラム
US20090222456A1 (en) Apparatus for storing and processing contents and method of transmitting object meta information on contents using media transfer protocol from the apparatus
JP2006221394A (ja) データアクセス方法
JP4238318B2 (ja) データ管理装置
US20110208927A1 (en) Virtual memory
JP4371966B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法及びそのプログラムと通信システム
JP7417044B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
CN113377723B (zh) 一种缓存文件管理方法、装置和存储介质
JP3972593B2 (ja) 識別情報管理装置、コンピュータデータ通信システム、及びプログラム
JP2008310532A (ja) コマンド実行方法及びミドルデバイス
JP2007188209A (ja) ネットワークに接続される制御装置内に格納されたファイルに対するアクセス

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090324

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090324

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090703