JP2008546267A - 一種のネットワークから他種のネットワークへとハンドオフするための移動ノード、方法及びコンピュータプログラムプロダクト - Google Patents

一種のネットワークから他種のネットワークへとハンドオフするための移動ノード、方法及びコンピュータプログラムプロダクト Download PDF

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Abstract

移動ノードは、第1種、第2種ネットワークにそれぞれ接続するための第1、第2通信インターフェースを備える。移動ノードは更に、第1通信インターフェースを介して第1種ネットワークへの接続を可能にするプロセッサを有する。プロセッサは、第1種ネットワークからの位置情報であって、移動ノードが現在位置している地理的エリアを示すと共に、第1種ネットワークに接続したことにより利用可能な位置情報をモニタリングできる。プロセッサは、この位置情報に基づき、第2種ネットワークに関係するエリアに移動ノードが現在位置しているか否かを判定できる。位置するならば、プロセッサは第2通信インターフェースをオンにし、第1種ネットワークから第2通信インターフェースを介する第2種ネットワークへの移動ノードのハンドオフを実現することができる。

Description

移動インターネットプロトコル(MIP)により、移動端末は、その経路に沿って訪問する様々なネットワークの一接続ポイントから他の接続ポイントへと自由に移動できる。特に、MIPプロトコルは、移動端末を1つのアクセスルータから他のアクセスルータへとハンドオーバする際の接続状態を維持することができるアクションを記述するものである。例えば1XEV−DO(TIA/EIA/IS−856)のような拡張型第3世代(3G)無線通信ネットワークで動作する移動端末を、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)へと移動したい時や、あるいはその逆の場合もあるかもしれない。より具体的な例としては、1XEV−DOネットワーク内でボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)呼に関わる端末のユーザの場合を考えてみよう。ユーザが、例えばオフィスのようなWLAN接続を提供するエリアに入った時、ユーザによっては、より良い又はより経済的な接続状態、速度、サービス品質(QoS)などを得るべくVoIP呼を1XEV−DOネットワークからWLANへと移動したいと望むこともあるかもしれない。
ある種類のネットワークから他の種類のネットワークへの移動端末のハンドオーバを実現するために、ここでは携帯電話アクセス(第1種ネットワーク)を介してデータサービスを受けている移動端末が、WLANアクセス(第2種ネットワーク)が可能なエリアに入り、WLANアクセスを発見した場合を考えてみよう。そのような場合、移動端末はより良いサービスやより安価にと、或いは他の理由によりWLANアクセスに切り替える場合もある。しかしながら、WLANアクセスを可能にするべく絶えずWLAN周波数域をスキャニングすることは、移動端末にとって電力を消耗する。移動端末の電力消費量を低減させるべく、端末のユーザは、WLANへの負荷を軽減するために、WLANアクセスへの切り替えを移動端末に対し手動で指示するかもしれない。しかしながら、そのような消費電力削減のためのテクニックは、あいにくかなりのユーザの介入を必要とし、むしろ厄介になる可能性がある。1つの例をあげたが、他の種類のネットワーク間のスイッチングもまた同様な、或いは他の短所をもつかもしれない。
以上の状況に鑑み、本発明の例示的実施形態は、ある種のネットワークから他種のネットワークへとハンドオフするための改善された移動ノード、方法及びコンピュータプログラムプロダクトを提供するものである。
本発明の例示的実施形態によれば、第1種ネットワークに接続する移動ノードは、常時スキャニングやユーザの介入を必要とする幾つかの従来技術と比較して消費電力やユーザ手動による介入を減らす方法で、利用可能な第2種ネットワークを発見することができる。これに関しては、本発明の例示的実施形態なる移動ノードは、第2種ネットワーク接続のための第2通信インターフェースをオフ状態に保ちつつ、利用可能な第2種ネットワーク発見の可能性が所定の閾値を超えた時、第2通信インターフェースをオンに切り換えるだけであり、その可能性は、移動ノードが現在位置するエリアを表す情報に基づいて決定されるようになっている。これに関し、そのような位置情報は、移動ノードが、第1種ネットワークに接続しかつ接続状態を保持するのに必要なリソースの消費以外は、余分な電力、帯域幅又は他のリソ−スの消費を必要とせずに、第1種ネットワークに接続している結果として、移動ノードが利用可能な情報を備えてもよい。
本発明の一観点によれば、移動ノードは、第1種及び第2種ネットワークそれぞれへ接続するための第1及び第2通信インターフェースを備える。加えて、移動ノードは、第2通信インターフェースをオフ状態に保ちながら、第1通信インターフェースを介して移動ノードを第1種ネットワーク(例えば、CDMAネットワーク)に接続可能なプロセッサを備える。プロセッサが第1種ネットワークに接続されているので、第1種ネットワークからの位置情報をモニタリングできる。更に所望なら、プロセッサに移動ノードのユーザの日常行動を示す情報をモニタリングさせてもよい。
位置情報は、移動ノードが現在位置する地理的エリアを示している。例えば、位置情報は、第1種ネットワークに接続し、その接続を維持するのに必要なもの以外の移動ノードのリソース消費とは別に(必要とすることなく)、移動ノードが利用可能な位置情報から構成することができる。より具体的には、例えば第1種ネットワークが携帯電話のネットワークを備える場合、位置情報は移動ノードが現在位置する携帯電話ネットワークのセルの識別子、即ちセルIDを有することができる。地理的エリアを表すのに加え、位置情報は、第1種ネットワークへ接続した結果として移動ノードが利用可能である。或いは又、位置情報は、第1種及び第2種ネットワークの外部にある、例えばGPS衛星からの情報を備えてもよい。
位置情報(可能ならユーザの日常行動を示す情報も)をモニタリングすることで、例示的一実施形態のプロセッサは、位置情報/日常行動情報のモニタリングに基づき、移動ノードが現在第2種ネットワーク(例:WLAN)や第2種ネットワークのインスタンスに関係するエリア内に位置するか否かを判定することができる。例えば、移動ノードは第2種ネットワークに関係する1つ又は複数のエリアを含むアクセスデータベースを記憶することができるメモリを更に備えることもでき、この場合、アクセスデータベースに関係する第2種ネットワークへの接続に充分な少なくとも1つのパラメータを含ませるようにしてもよい。その際、プロセッサは、このアクセスデータベースと位置情報によって示されたエリアに基づき、移動ノードが現在第2種ネットワークに関係するエリアに位置するか否かを決定することができる。
従って、移動ノードが現在第2種ネットワークに関係するエリア内に位置するならば、プロセッサが第2通信インターフェースをオンできるようにしてもよい。その際、プロセッサは、第1種ネットワークから第2通信インターフェースを介する第2種ネットワーク(又は第2種ネットワークのインスタンス)への移動ノードのハンドオフを実現でき、この場合のハンドオフとは移動ノードを第2種ネットワークへ接続することを含んでいる。更に、プロセッサはアクセスデータベースの各パラメータに基づき、少なくとも部分的にハンドオフを実現できるようにしてもよい。
第2種ネットワークへのハンドオフを実現することは、第1通信インターフェースをオフにするか、第1通信インターフェースを休止状態で動作させるかのいずれかを含むことができる。この時、動作を継続し、プロセッサは更に、第2種ネットワークからの情報をモニタリングすることができる。これに関し、第2種ネットワークからの情報は、移動ノードが第2種ネットワークから遠ざかるように移動していることを示すことができ、第2種ネットワークへ接続した結果として移動ノードにとって利用可能なものとなる。さらに詳しくは、例えばプロセッサは、移動ノードと接続したベースステーションであり第2種ネットワーク内にあるベースステーションに関係する識別子をモニタリングすることができる。そういった場合には、プロセッサは、モニタリングされた識別子が、第2種ネットワーク内ではあるがその1つ又は複数の境界近くにあるベースステーションに関係する1つ又は複数の所定の識別子の組の中にあるか否かを判定することにより、移動ノードが前記エリアより離れつつあるか否かを判定することができる。
前述したのと同様に、その際プロセッサは、そのような情報をモニタリングすることにより、モニタリングするステップに基づき、移動ノードが第2種ネットワークに関係するエリアから離れつつあるか否かを決定できる。移動ノードが第2種ネットワークに関係するエリアから離れつつある場合、プロセッサは第1通信インターフェースをオンにすることができる。その後、プロセッサは、第2種ネットワークから第1通信インターフェースを介する第1種ネットワークへの移動ノードのハンドオフを実現できる。この場合のハンドオフは、移動ノードを第1種ネットワークに再接続することを含む。
本発明の他の観点によれば、移動ノードをハンドオフするための移動ノード及び方法が提供される。従って本発明の例示的実施形態は、移動ノードをハンドオフするための改善された移動ノード、方法及びコンピュータプログラムプロダクトを提供する。先に指摘し、以下に説明するように、本発明の例示的実施形態によれば、第1通信インターフェースを介して第1種ネットワークに接続された移動ノードは、第2通信インターフェースをオフ状態に保持する。第1種ネットワークに接続した結果として移動ノードにとって利用可能となった位置情報により、移動ノードは、現在第2種ネットワークと同じ地理的エリアに位置することが指摘されたならば、その時移動ノードは、第2通信インターフェースをスイッチオンすることができる。第2通信インターフェースをスイッチオンすることにより、移動ノードは、第2種ネットワークへのハンドオフであって、第2通信インターフェースを介する第2種ネットワークへの接続を含むハンドオフを実現することができる。従って、本発明の例示的実施形態の移動ノード、方法及びコンピュータプログラムプロダクトは、従来の技術によって確認された問題点の幾つかを解決し、付加的利点を提供する。
本発明を一般用語で説明するにあたり、必ずしもスケーリングされてない添付図面を参照する。
以下、本発明の例示的実施形態を示す添付図面を参照しながら、本発明を更に詳細に説明する。しかしながら、本発明は、沢山の異なる形態で具体化できるものであり、ここで説明する実施形態に限定して解釈されるべきものではない。正確には、これらの実施形態は、本開示を詳細でかつ完全なものとし、本発明の範囲をあまねく当業者に伝えるべく提供されたものである。明細書を通じ、類似する番号は類似した要素を指している。
図1により、本発明の例示的実施形態によってもたらされる一種のシステムが図示される。初めに、本発明の例示的実施形態によるシステム、方法及びコンピュータプログラムプロダクトを移動通信アプリケーションに関連付けて説明する。しかしながら、本発明の例示的実施形態によるシステム、方法及びコンピュータプログラムプロダクトは、様々な他のアプリケーション、移動通信産業の内外に関係して使用可能であることが理解されよう。例えば、本発明の例示的実施形態によるシステム、方法及びコンピュータプログラムプロダクトは、有線及び/又は無線ネットワーク(例:インターネット)アプリケーションと関連させた形で使用可能である。
図示するように、システムは、ベースサイトやベースステーション(以下、BS)14(これらの1つ又は複数を特にアクセスポイント−APと呼ぶこともある)に対し信号を送受信することができる移動ノード(以下、MN)10(図1に2つ示す)を備えることができる。以下に図示し説明するように、ベースステーションには、一種のネットワーク(例えば第1種ネットワーク)にアクセスするアンカBS14aと、ハンドオフの際に他種のネットワークにアクセスするターゲットBS14bと、が含まれる。1つ又は複数のベースステーションは、1つ又は複数の携帯電話(セルラ)又は移動通信(モバイル)ネットワークの一部であって、それぞれネットワーク動作に必要な要素、例えばモバイルスイッチングセンタ(MSC)(図示せず)を備えている。当業者にはよく知られているが、移動通信ネットワークは、ベースステーション/MSC/相互作用機能(BMI)と呼ぶこともある。動作において、MSCは端末が発呼及び着呼する際、端末に対し呼をルーティングすることができる。MSCは端末が呼に携わる際、陸上通信中継線への接続も提供することができる。加えて、MSCは端末との間でメッセージの転送を制御したり、端末とメッセージセンタとの間のメッセージの転送を制御したりできるようになっている。
MN10をデータネットワークに接続することも可能である。例えば、1つ又は複数のベースステーション14を、ローカルエリアネットワーク(LAN)や都市域網(メトロポリタンエリアネットワーク)(MAN)及び/又は広域網(WAN)のような1つ又は複数のネットワークに接続することができる。一般的な一実施形態において、ベースステーションは、例えばインターネットプロトコル(IP)ネットワーク16のような、データネットワークに接続されたゲートウェイに接続される。ゲートウェイは、MNと、データネットワークに直接又は間接的に接続された他のノードとの間でネットワーク接続を提供できる多数の異なるエンティティの幾つかより構成することができる。理解されるように、ゲートウェイは、例えば、ホームエージェント(以下、HA)18、外部エージェント(以下、FA)20(ハンドオフの間はアンカFA20a及びターゲットFA20bを含むように以下に図示、説明する)、パケットデータ提供ノード(PDSN)、アクセスルータ(AR)などのような多数の異なる形態のいずれによっても記述することができる。これに関しては、MIPプロトコル(MIP)において定義されるように、HAはMNのホームネットワーク22内のルータからなる。HAは、MNがホームから離れたところにある時、MNに受け渡しデータをトンネリングすることができ、MNのための現在の位置情報を保持することができる。他方、FAは、MNの訪問先ネットワーク24内にルータを有する。MNが訪問先ネットワークに登録されている間は、FAはMNにルーティングサービスを提供する。動作において、FAはHAからのデータをデトンネル化し(トンネリングを取り除き)、そのデータをMNに配信する。その際、訪問先ネットワークに登録されたMNから送られたデータに対しては、FAはデフォルトルータとして作用する。本発明の例示的実施形態は、例えばMIPv4やMIPv6のようなMIPプロトコルを引用して記述されることがあるが、沢山ある他のプロトコルのいずれに従った形でも動作しても良いことが理解されよう。
本発明の例示的実施形態によれば、IPネットワーク16を介してMN10に接続された他のノードは、MNと通信可能な多数の異なる装置やシステム等のいずれからでも構成することができる。他のノードは、例えばパーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ等から構成することができる。追加又は代替の方法として、例えば1つ又は複数の他のノードを、例えば携帯電話、携帯情報端末(PDAs)、ページャ、ラップトップコンピュータ等のような他のMNで構成してもよい。ここで記述したように、IPネットワークを介してMNと通信可能なノードを通信相手ノード(以下、CN)26と呼ぶこととし、その1つを図1に示すことにする。
あらゆる可能なネットワークのあらゆる要素をここで図示し、説明しているわけではないが、MN10は多数の異なるネットワークの1つ又は複数と接続可能なことは理解されよう。これに関して、移動通信ネットワークは、多数の第2世代(2G)、2.5世代及び/又は第3世代移動通信プロトコル等のいずれか1つ又は複数のプロトコルに従って通信をサポートすることが可能である。追加又は代替の方法として、移動通信ネットワークは、IEEE802.11のようなWLAN技術、IEEE802.16のようなWiMAX技術などを含む多数の異なる無線ネットワーク技術のいずれに従っても通信をサポートすることが可能である。更に、移動通信ネットワークは、例えば、DVB−T(DVB−テレストリアル)及び/又はDVB−H(DVB−ハンドヘルド)を含むデジタルビデオ放送(DVB)ネットワーク、ISDB−T(ISDB−テレストリアル)を含む統合サービスデジタル放送(ISDB)等の多数の異なるデジタル放送ネットワークの1つ又は複数に従って通信をサポートすることが可能な場合がある。
より具体的には、例えばMN10を、第2世代(2G)無線通信プロトコルIS−136(TDMA)、GSM及びIS−95(CDMA)に従って通信サポート可能な1つ又は複数のネットワークに接続することが可能である。また、例えば1つ又は複数のネットワークが、第2.5世代(2.5G)無線通信プロトコルGPRS、拡張型データGSM環境(EDGE)等に従って通信をサポートすることが可能である。更に、例えば1つ又は複数のネットワークが、cdma2000や、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)無線アクセス技術を用いるユニバ−サル移動通信システム(UMTS)のような第3世代(3G)無線通信プロトコルに従って通信をサポートすることが可能である。更に、1つ又は複数のネットワークが、例えば1XEV−DO(TIA/EIA/IS−856)や1XEV−DVのような拡張型第3世代(3G)無線通信プロトコルをサポートすることが可能である。
図2に、本発明の一実施形態により、MN10、HA18、FA20及び/又はCN26として動作可能なエンティティのブロック図を示す。それぞれ分離したエンティティとして示されているが、幾つかの実施形態では、1つ又は複数のエンティティが、論理的に分離されているがエンティティ内に共存するMN、HA、FA及び/又はCNの1つ又は複数をサポートしても良い。例えば、単一のエンティティが、論理的に分離されているがエンティティ内に共に位置するHAとCNをサポートしても良い。また例えば、単一のエンティティが、論理的に分離されているがエンティティ内に共に位置するFAとCNをサポートしても良い。
MN10、HA18、FA20及び/又はCN26として動作可能なエンティティは、ここで具体的に図示、説明される手段を含む、本発明の例示的実施形態による1つ又は複数の機能を実現する種々の手段を備える。しかしながら、エンティティの1つ又は複数は、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、1つ又は複数の類似した機能を実現する他の手段を有しても良いことが理解されよう。更に詳しく言えば、例えば図2に示すように、エンティティはメモリ32に接続されたプロセッサ30を有してもよい。メモリは揮発性及び/又は不揮発性メモリから構成でき、一般にコンテンツ、データなどを格納する。例えばメモリは、一般にエンティティから送信されたり、及び/又は、エンティティによって受信されたりするコンテンツを格納する。また、例えばメモリは一般に、プロセッサが本発明の実施形態によるエンティティの動作に関係する各ステップを実行するためのクライアントアプリケーション、インストラクションなどを格納する。以下に説明するように、例えばメモリは、クライアントアプリケーションを格納することが可能である。
ここで説明するが、クライアントアプリケーションの各々は、各エンティティによって動作されるソフトウエアを有しても良い。しかしながら、ここで説明するクライアントアプリケーションのどれか1つ又は複数は、本発明の精神と範囲から逸脱することなくファームウエア又はハードウエアのいずれからでも構成できることが理解されよう。その際、一般には、MN10、HA18、FA20及び/又はCN26は1つ又は複数のクライアントアプリケーションの様々な機能を実行するための1つ又は複数の論理要素を含むことができる。理解されるように、論理要素は多数の異なる形態のいずれでも具現化することができる。これに関して、1つ又は複数のクライアントアプリケーションの機能を実行するための論理要素は、各ネットワークエンティティ(即ち、MN、HA、FA、CN等)と一体又は通信可能な1つ又は複数の集積回路を有する集積回路アセンブリによって実現することができ、より具体的には例えば各ネットワークエンティティのプロセッサ30よって実現される。概して言えば、集積回路の設計は高度に自動化されたプロセスである。これに関しては、論理レベルの設計を、そのまま半導体基板上にエッチングし形成することができる半導体回路設計へと変換するための複雑かつ強力なソフトウエアツールが利用可能である。これらのソフトウエアツール、例えばカリフォルニア州フレモントのAvant!社やカリフォルニア州サンノゼのCadence(カデンス)デザインより提供されるツールによって、予め記憶された設計モジュールの巨大なライブラリのみならず定評ある設計ルールを用いて、半導体チップ上で自動的にコンダクタに配線したり部品を配置したりする。一旦、半導体回路設計が完了したならば、その設計は標準化された電子フォーマット(例:Opus,GDSIIなど)で、半導体製造工場や製造のための“Fab(ファブ)”へと送るようにしてもよい。
メモリ32に加えてプロセッサ30は、データ、コンテンツ等を表示、送信及び/又は受信するための少なくとも1つのインターフェース又は他の手段に接続することもできる。これに関して、インターフェースは、データ、コンテンツ等を送信及び/又は受信するための少なくとも1つの通信インターフェース34や他の手段を備えることができる。以下に説明するが、例えば通信インターフェースは、第1のネットワークに接続するための第1通信インターフェースと、第2のネットワークに接続するための第2通信インターフェースと、を備えることができる。通信インターフェースに加え、インターフェースは又、ディスプレィ35及び/又はユーザ入力インターフェース37を含むこともある少なくとも1つのユーザインターフェースを含むことができる。更に、ユーザ入力インターフェースは、例えばキーパッド、タッチディスプレィ、ジョイスティック、その他の入力装置のように、エンティティがユーザからのデータを受けとるのを可能にする多数の装置のいずれからでも構成することができる。
本発明の例示的実施形態によるMN10の一つのタイプを示す図3を参照する。しかしながら、図示し以下に説明するMNは、本発明の恩恵を受けるであろうMNの一つのタイプを例示したに過ぎず、本発明の範囲を限定するものではないと理解されたい。MNの幾つかの例示的実施形態が図示され、例示のために以下記述することになるが、他のタイプのMN、例えば携帯情報端末(PDAs)、ページャ、ラップトップコンピュータ、及び他のタイプの電子システムは、本発明の例示的実施形態を容易に利用することができる。
MN10は、具体的にここに図示し記述した機能を含む、本発明の例示的実施形態による1つ又は複数の機能を実行する種々の手段を備える。しかしながら、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、MNは、1つ又は複数の類似した機能を実行する代替手段を備える可能性があることを理解されたい。具体的には、例えば図3に示すようにアンテナ36に加えて、MN10は、トランスミッタ38、レシーバ40及びコントローラ42、或いは、トランスミッタ及びレシーバに対しそれぞれ信号を送受信する他のプロセッサを備えることができる。これらの信号には、適用可能な携帯電話システムのエアインターフェース規格に従うシグナリング情報やユーザの会話及び/又はユーザの生成データが含まれる。これに関して、MNは、1つ又は複数のインターフェース規格、通信プロトコル、変調タイプ及びアクセスタイプによって動作することができる。より具体的には、MNは多数の第2世代(2G)、2.5世代及び/又は第3世代(3G)通信プロトコル等に従って動作できる。例えば、MNは、第2世代無線通信プロトコルIS−136(TDMA)、GSM及びIS−95(CDMA)、GPRS及び/又は拡張型データGSM環境(EDGE)のような2.5世代無線通信プロトコル、cdma2000、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)無線アクセス方式を用いるユニバーサル携帯電話システム(UMTS)ネットワークのような第3世代(3G)無線通信プロコトルに従って動作できるようにしてもよい。又、例えばMNは、1XEV−DO(TIA/EIA/IS−856)や1XEV−DVのような拡張型第3世代無線通信プロトコルに従って動作可能である。更に、例えばMNは、IEEE802.11のようなWLAN方式、IEEE802.16のようなWiMAX方式等を含む多数の異なる無線ネットワーク技術のいずれに従っても動作することができる。
コントローラ42は、MN10の音響や論理的機能を実現するのに必要な回路を備えていることがわかる。例えば、コントローラは、デジタル信号プロセッサ装置、マイクロプロセッサ装置及び様々なアナログ−デジタルコンバータ、デジタル−アナログコンバータ及び他のサポート回路から構成されるようにしてもよい。MNの制御機能及び信号処理機能は、これらの装置それぞれの能力に応じて装置間で配分される。コントローラは更に、内部音声コーダ(VC)42aを備えたり、内部データモデム(DM)42bを備えたりしてもよい。更に、コントローラには、1つ又は複数のソフトウエアプログラムを動作させる機能が備わるようにしてもよく、その際プログラムはメモリ内に記憶されるかもしれない(後述する)。一例として、コントローラは従来のWebブラウザのような接続プログラムを動作できるようにしてもよい。その際、この接続プログラムにより、MNは、例えばHTTP及び/又は無線アプリケーションプロトコル(WAP)に従ってウェブコンテンツを送受信可能になるかもしれない。
MN10もまた、従来のイヤホーン又はスピーカ44、信号器46、マイクロフォン48、ディスプレィ50及びユーザ入力インターフェースを含むユーザインターフェースを有し、これらの全てはコントローラ42に接続される。MNのデータ受信を可能にするユーザ入力インターフェースは、例えばキーパッド52、タッチディスプレィ(図示せず)又は他の入力装置のような、MNのデータ受信を可能にする多数の装置から構成することができる。キーパッドを持つような実施形態では、キーパッドは、従来の数字(0〜9)及び関連キー(♯,*)とMNを動作するために使用される他のキーとを備える。図示しないがMNは、検出可能な出力として機械的振動を任意供給するだけでなく、MNを動作するのに必要な種々の回路に電源を供給する、例えば振動バッテリパックのようなバッテリを備える。
MN10はデータを共用、及び/又は取得するための1つ又は複数の手段を有することもできる。例えば、MNは、無線周波数技術に従って電子装置とデータを共有したり、及び/又は電子装置からデータを取得したりできるように短距離無線周波数(RF)トランシーバ54を備えることができる。これに関し、RFレシーバはWLAN及び/又はWAN方式によって他の無線周波数トランシーバとの間でデータ共有可能なWLAN及び/又はWANインターフェースとして機能しても良い。MNは、追加又は代替の方法として、例えば赤外線(IR)トランシーバ56及び/又はブルートゥーススペシャルインタレストグループによって開発されたブルートゥースブランドの無線技術を利用して動作するブルートゥース(BT)トランシーバ58のような、他の短距離トランシーバを備えることもできる。従って、MNは、追加又は代替の方法として、上記技術に従って電子装置との間でデータを送信及び/又は受信することができる。
MN10は更に、例えば加入者識別モジュール(SIM)60や着脱可能なユーザ識別モジュール(R−UIM)などのメモリを有することができ、メモリは主として携帯電話加入者に関係する情報要素を記憶する。SIMに加え、MNは他の着脱可能メモリ及び/又は固定メモリを備えることができる。これに関し、MNは、データの一時的保管のためのキャッシュエリアを持つ揮発性ランダムアクセスメモリ(RAM)のような揮発性メモリ62を備えることができる。MNは又、埋込み及び/又は着脱可能な他の不揮発性メモリ64を備えることができる。この不揮発性メモリは、追加又は代替の方法として、EEPROM、フラッシュメモリ等により構成することができる。メモリには、MNの機能を果たすべくMNによって使用される多数のソフトウエアアプリケーション、インストラクション、情報ピース、データのいずれも記憶することができる。例えば、メモリはそのMNを一意に識別することができる識別子を記憶でき、識別子には例えば国際モバイル機器識別(IMEI)コード、国際モバイル加入者識別(IMSI)コード、モバイルステーション統合サービスデジタルネットワーク(MSISDN)コード(携帯電話番号)、インターネットプロトコル(IP)アドレス、セッションイニシエーションプロトコル(SIP)アドレスなどがある。
背景技術の項で説明したように、移動インターネットプロトコルにより、MN10は、ルートに沿って訪問する種々のネットワークの一接続ポイントから他のポイントへと自由に移動できる。特にMIPプロトコルは、1つのアクセスルータから他のアクセスルータへのハンドオーバの間でもMNが接続状態を保持できるようなアクションを記述する。要するに、移動インターネットプロトコルにより、IPネットワーク16への現在の接続ポイントにかかわらず、MNをホームアドレスによって認識することができる。MNがホームネットワーク22から離れた訪問先ネットワーク25に位置する場合、MNの現在位置に関する情報を提供する気付アドレスとも関係している。一般にFA20間のハンドオフによって気付アドレスは変化するが、ホームアドレスは同じままである。
背景技術の項で指摘したように、第1通信インターフェースを介して第1種ネットワークに接続されたMN10は、第1種ネットワークから第2種ネットワークへのハンドオフが可能となる。そのような場合には、MNは第2通信インターフェースをオンにし、MNをハンドオフすることができる利用可能な第2種ネットワークを常にスキャンするように構成されており、第2種ネットワークを発見することで第1種ネットワークから第2種ネットワークへのハンドオフが実現される。しかしながら、MNが常時、利用可能な第2種ネットワークをスキャンするとそれだけ電力を消費することになる。ユーザが、MNの第2種ネットワークへのハンドオフを手動で成すことは、MNの電力消費量を低減する上では有効だが、そのようなテクニックはかなりのユーザ介入を必要とし、むしろ厄介なものとなり得る。
従って、本発明の例示的実施形態によれば、第1種ネットワークに接続されたMN10は、常時スキャニングやユーザの介入を必要とする従来技術と比較して、消費電力やユーザ手動による介入を減らして、利用可能な第2種ネットワークを発見することができる。利用可能な第2種ネットワークを常にスキャンするのに必要な電力消費量を減らすためには、利用可能な第2種ネットワーク発見の可能性が所定の閾値を超えた時だけ、利用可能な第2種ネットワークをスキャンするための第2通信インターフェースをオンに切り換えてもよい。これに関し、MNが上記可能性を決定するのに使用することができる1つの情報は、MNの現在位置である。
第1種ネットワークに接続されたMN10に対しては、その接続の結果として多数の異なった情報が利用可能になっている(さもなければ、利用可能な情報から決定できる)。一般に、この種の情報は、MNが現在位置する地理的エリアを表すことができる情報(位置情報)を含んでいる。MNが携帯電話ネットワークに接続された時、例えば、その接続の結果としてMNが利用可能な位置情報は、MNが位置する携帯電話ネットワークのセルの識別子(すなわち、セルID)を含むが、このMNが利用可能な位置情報には、追加又は代替の方法として、MNが位置するロケーションや地理的エリアを表し得る他の情報も含んでもよいことを理解されたい。より具体的には、例えばGSM/GPRSネットワークにおいては、位置情報はオペレータ名(モバイル国コード及びモバイルネットワークコード―MCC及びMNC)、ロケーションエリアコード(LAC)及びセルIDを含んでいる。これに関して、オペレータ名はネットワークオペレータを特定し、LACは大まかなロケーションエリアを表し、セルIDはMNが現在位置する特定セル(一般的にはセルは100メートル〜3キロ又はそれ以上の範囲)を表している。同様に、セルID情報は、CDMAベースのネットワークやWCDMAベースのネットワーク等に接続されたMNにも利用可能である。MNに提供される位置情報の正確/不正確に関係なく、そのような位置情報の入手には、第1種ネットワークに接続しこの接続を保持するのに必要なリソースの消費以外に、追加の電力や周波数帯域幅やMNの他のリソース消費を必要とすることなく、MNにとって容易に行える。
次に、図4a及び4bを参照する。これらの図は、例えば、MNとCN26との間の通信セッション中において、現在のアンカFA20aから新しいターゲットFA20bへとMN10をハンドオフする方法の制御フロー図を示している。ここで説明するように、MNは、アンカFAからターゲットFAへとハンドオフされる。しかしながら、このハンドオフに関しては本発明の精神と範囲から逸脱することなく、MNをアンカHA18aからターゲットFAへと同様にハンドオフしたり、或いはアンカFAからターゲットHAへとハンドオフしたりすることも可能である。また以下に説明するように、図6の方法は、第1種の主要ネットワークから第2種の代替ネットワークへとMNをハンドオフする際に特に適応できる。より具体的に、CDMA(例えば、cdma2000、1XEV−DO等)ネットワークのアンカPDSN(即ちアンカFA)からWLANのターゲットアクセスルータAR(即ちターゲットFA)へのMNのハンドオフに関連して図6の方法を説明する。しかしながら、図6の方法に関しては、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、第2種の代替ネットワーク(例えば、WLAN)から第1種の主要ネットワーク(例えばCDMAネットワーク、WCDMAネットワーク等)へのハンドオフも含め、多数の他種ネットワークのいずれかから多数の他種ネットワークのいずれかへのMNのハンドオフにおいても、等しく適応できることを理解されたい。また、図6の方法は1種の代替ネットワーク(即ち第2種ネットワーク)へハンドオフする方法に関して図示、説明しているが、同方法は、1つ又は複数のネットワーク(例えば、第3種ネットワーク、第4種ネットワーク等)へのハンドオフに関しても等しく適応できる。このような場合、図6の方法は、1種の代替ネットワーク(例えば第2種ネットワーク)から別種の代替ネットワーク(例えば第3種ネットワーク)へのMNのハンドオフ、またその逆の場合のハンドオフのために用いることも可能である。
図4a及び4bに示すように、第1種ネットワークのアンカFA20aから第2種ネットワークのターゲットFA20bへのMN10のハンドオフの例示的方法には、複数の異なる地理的エリアを表す位置情報を含むアクセスデータベース(例えばメモリ32、64内)を提供すること(ブロック70に示す)を含んでいる。そして、表された各エリアは、適当な通信インターフェースを介してMNが接続可能な第2種ネットワークに関係している。第2種ネットワークの複数のインスタンスが或るエリア内で利用可能であるならば、表されたエリアは、第2種ネットワークの1つ又は複数のインスタンスとより特別に関係しているかもしれない。今回は例示のために、第2種ネットワーク(例えば、WLAN)は複数のインスタンスを含むものとして以下に記述するが、第2種ネットワークは必ずしも複数のインスタンスを含む必要はない。
第2種ネットワークの各インスタンスに関し、MNによって他の方法で発見できない場合、アクセスデータベースはMNが第2種ネットワークのそれぞれのインスタンスに接続するのに十分な1つ又は複数パラメータを有する。例えばWLAN(即ち、第2種ネットワーク)のインスタンスの場合、アクセスデータベースは、WLAN SSID(サービス設定識別子)、チャンネル情報、保護キー等のような情報を含むアクセスプロファイルを含むことができる。
アクセスデータベースは、更新型か修正型かに関わらず、多くの異なる形態のいずれの形でも提供することができる。例えばアクセスデータベースは、ネットワークオペレータによって供給されるか、或いはMN10によるダウンロードに応じるものでもよい。その際、オペレータは適宜(例えば、定期的に、更新情報が利用可能になった時、など)、アクセスデータベースに更新情報を配給したり、或いはダウンロードによって更新情報を利用できるようにしたりしてもよい。理解されることだが、このように提供したりダウンロートで利用可能にしたりすることは、第2種ネットワークがオペレータ所有の場合(例えば、オペレータ所有WLANネットワーク―OWLANネットワークの場合)特に適用できる可能性がある。MNへのアクセスデータベースの提供やダウンロードに加えて、又はそれに代わる形で、例えばMNのユーザがユーザ入力インターフェースを介してアクセスデータベースに手で入力することにより、データベースを作成、更新したり、或いは修正したりしてもよい。更に、例えばMNが学習プロセスを介してアクセスデータベースを作成/更新したり、或いは修正したりするように構成してもよい。このようなプロセスに従って、MNのユーザが第2通信インターフェースを手動でオンにして第2種ネットワークのインスタンスに接続する毎に、MNは現在位置するエリアに関してアクセスデータベースに適切なエントリを加えることができる。
ブロック72に示すように、アクセスデータベースの提供方法が厳密か否か関わらず、図4a及び4bの方法は、第1通信インターフェースを介してMN10を第1種ネットワークに接続するプロセスを含む。より詳しくは、この例示的実施形態のMNは、第1通信インターフェースを介してBS14に接続し、それによりBSを介して第1種ネットワークのFA20に接続し、その際、BSはアンカBS14aとして機能すると共に、FAはアンカFA20aとして機能する。例えばMNは、無線通信インターフェースを介してCDMA(例えばcdma2000、1XEV−DO等)ネットワークやWCDMAネットワークのBSに接続し、CDMAネットワークの各PDSNに接続するようにしてもよい。第1種ネットワークにMNが接続している状態では、図示するように、MNの第2通信インターフェースはオフの状態に保持されるか電源オフの状態である。
MN10が第1種ネットワークに接続されているので、ブロック74に示すように、MNは第1種ネットワークからの位置情報をモニタリングすることができる。これに関しては、上述したように第1種ネットワークへ接続した結果として、MNが現在位置する地理的エリアを表すような位置情報が、通常、利用可能となるのである(或いは、決定可能になる)。この位置情報には、例えばMCC、MNC、LAC及び/又はセルIDを含むことができる。しかしながらMNにもたらされる位置情報が正確か否かに関わらず、そのような位置情報は、第1種ネットワークへの接続とこの接続を保持するのに必要なリソース消費以外に、追加の電力や周波数帯域幅、或いはMNの他のリソース消費を必要とすることなく、MNにとって容易に利用できるものである。
ブロック76に示すように、MNが現在位置するエリアを表す位置情報をモニタリングするので、MNは、その位置情報が同じ地理的エリア内に第2種ネットワークのインスタンスが存在する可能性のあることを示しているか否かを決定することができる(参照)。具体的には、MNが第2種ネットワークのインスタンスに関係するエリアに現在位置するか否かの判定のため、MNは位置情報とアクセスデータベース内の情報を比較する。MNが第2種ネットワークのインスタンスに関係するエリアに現在位置しない場合、MNは引き続き第1種ネットワークからの位置情報をモニタリングし続ける(ブロック82によって図示され、以下に説明する)。他方、MNが第2種ネットワークのインスタンスに関係するエリア内に現在位置する場合、ブロック78に示すように、MNは第2通信インターフェースをオンにすると共に、第2種ネットワークの関係するインスタンスをスキャンする。第2種ネットワークの関係するインスタンスをスキャンするにあたって、MNは常時スキャンするようにしてもよく、所望なら、定期又は不定期間隔で断続的に行うようにしてもよい。更に、常時ネットワークアクセスを維持するためには、通常(必ずしもそうである必要はないが)MNは、第2通信インターフェースが第2種ネットワークの関係するインスタンスをスキャンしている状態のまま、第1通信インターフェースを介した第1種ネットワークとの接続を維持する。
第2種ネットワークの関係するインスタンスをスキャンしているので、MN10は、ブロック80に示すように、第2種ネットワークの各インスタンス、より詳しくは第2種ネットワークの各インスタンスのBS14を発見しようと試みることができる。これに関して、MNは第2種ネットワークの各インスタンスを発見するまでは第1種ネットワークからの位置情報をモニタリングし続ける(ブロック74参照)。従って、位置情報が、MNが第2種ネットワークのインスタンスに関係するエリアの外に移動したことを指摘したならば、ブロック82(及びブロック74)に示すように、MNは第2通信インターフェースをオフにすると共に第1種ネットワークからの位置情報をモニタリングし続ける。或いは、位置情報が、MNが第2種ネットワークの他のインスタンスに関係するエリア内に移動したことを指摘したならば、MNは第2種ネットワークの他のインスタンスに対しスキャンする(ブロック78参照)。或いは、位置情報が、MNが同じエリア内に残留していることを指摘したならば、以前と同様に、MNは第2種ネットワークの関係するインスタンスに対しスキャンし続ける。
図4bに関し、MN10が第2種ネットワークの関係するインスタンスを発見した場合、ブロック84に示すように、MNは、第1種ネットワークから第2種ネットワークのインスタンスにハンドオフされることになる。MNは、例えばMIPプロトコルによって提供される方式のような、多数の異なる既知の方式のいずれでもハンドオフすることができる。しかしながら、一例示的実施形態では、MNが第1通信インターフェースを介して第1種ネットワークのアンカBS14aに接続されるように、MNは第2通信インターフェースを介しての第2種ネットワークの各インスタンスのターゲットBS14bとの接続を確立することになる。ターゲットBSとの接続により、MNは同様にターゲットBSを介して第2種ネットワークのインスタンス内のターゲットFA20bと接続する。即ち、第1種ネットワークから第2種ネットワークのインスタンスへとMNがハンドオフされたことにより、MNが送受信する後続のパケットは、アンカFA20aを経由してMNへとルーティングされるのに対して、ターゲットFAを経由してMNへとルーティングされる可能性がある。更に、MNが第2種ネットワークの関連するインスタンスへとハンドオフされる前後、あるいは時を同じくして、MNを第1種ネットワークから切り離し(切り離さなくともよいが)、第1通信インターフェースをオフにすることができる。或いは、(その必要もないが)MNは第1通信インターフェースを休止状態にすることも可能である。この場合、幾つかの信号メッセージが送受信及び処理されるが、MN自体の電力やリソースの消費量は少なくて済む。
ブロック86に示すように、第2種ネットワークのインスタンスに接続されたので、MN10は、第2種ネットワークから利用可能な情報をモニタリングすることができる(或いは、利用可能な情報からの決定が可能となる)。前述したように、この情報には位置情報を含むことが可能である。しかしながら、追加又は代替の方法として、この情報は、MNが第2種ネットワークの接続されたインスタンスから離れつつあることを表す情報を含むことができる。例えば、この情報は第2種ネットワークのインスタンスへの接続の信号強度や信号−ノイズ比(SNR)を含むことができる。
第2種ネットワークの接続されたインスタンスから利用可能な情報をモニタリング(又は利用可能な情報から決定)し、次にMN10はブロック88に示すように、モニタリングした情報が第2種ネットワークの接続されたインスタンスから離れようとしている可能性があることを指摘しているか否かを判定する。例えば、ここでは、MNは第2種ネットワークのインスタンスとの接続の信号強度やSNRを所定の閾値と比較することができる。この信号強度やSNRが所定閾値以上の場合には、MNは引き続き第2種ネットワークからの情報をモニタリングする(ブロック94によって示し、後述する)。他方、信号強度やSNRが所定閾値よりも小さい場合には、ブロック90に示すように、MNは第1通信インターフェースをオンにし、第1種ネットワークをスキャンする。
信号強度やSNRをモニタリングすることに加えるか、又はその代りに、MN10は、数多くある他のいずれの方式によっても、情報が第2種ネットワークの接続されたインスタンスから離れようとしている可能性があることを指摘しているか否かを判定するための情報をモニタリングすることができる。例えば、第2種ネットワークの接続されたインスタンスがオフィスビルディング内のWLANからなり、WLANがその1つ又は複数の境界近傍(例えばビルディングの外側ドア近く)に位置する1つ又は複数の特定のBS14(アクセスポイント)を有し、この特定のBSが所定のSSIDの組の中のSSIDに関係する場合を想定してみよう。そのような場合、MNは、MNに接続したBSのSSIDと所定のSSIDからなる組とを比較することができる。MNが接続するBSのSSIDが所定のSSIDの組の中にない場合、MNは引き続き第2種ネットワークからの情報をモニタリングし続けてもよい(ブロック94参照、以下に説明)。逆に各SSIDが所定のSSIDの組に含まれる場合(MNがWLANの境界近くに位置することを指摘する場合)、MNは第1通信インターフェースをオンにし、第1種ネットワークをスキャンしてもよい(ブロック90参照)。
分かることではあるが、MN10が第2種ネットワークの接続されたインスタンスから離れようとしている可能性があるか否かを判定するために、信号強度やSNR又はSSIDのような情報は、それぞれ別個にモニタリングすることができる。しかしながら他の種々の場合において、MNは、接続状態にあるBS14のSSIDだけでなく信号強度やSNRをモニタリングするといったように、複数のピースからなる情報をモニタリングしてもよい。このような場合、異なる情報ピースをそれぞれ別個にモニタリングするのに比較して、MNは自分自身が第2種ネットワークの接続されたインスタンスから離れつつあるか否かをより正確に決定することができるようになる。
先に述べたのと同様に、モニタリングした情報が第2種ネットワークの接続されたインスタンスから離れつつあることを指摘しているか否かをMN10が判定する方法に関係なく、前と同様に、MNは第1種ネットワークを常時スキャンするようにしてもよく、代替方法として、所望なら定期又は不定期間隔で断続的にスキャンするようにしてもよい。更に、(必須用件ではないが)絶え間ないネットワークアクセスを維持するために、MNは第1通信インターフェースによって第1種ネットワークをスキャンしながら第2通信インターフェースを介した第2種ネットワークのインスタンスとの接続を維持するようにしてもよい。
ブロック92に示すように、MN10は第1種ネットワークをスキャンするので、MNは第1種ネットワーク、あるいは特に第1種ネットワークのBS14を発見する試みをすることができる。これに関しては、第1種ネットワークを発見するまで、MNは第2種ネットワークからの情報のモニタリングを継続することが可能である(ブロック86参照)。このようにして、例えば信号強度やSNRが所定閾値以上となるなど、情報が、MNがもはや第2種ネットワークの接続されたインスタンスから離れようとはしていないことを示すか、或いはMNの接続するBS14のSSIDが、もはや第2種ネットワークの接続されたインスタンスの1つ又は複数の境界近くのBSの所定のSSIDの組の中にないことを示す場合、ブロック94(及びブロック86)に示すようにMNは第1通信インターフェースをオフとし(又は、休止状態に置き)、第2種ネットワークからの情報をモニタリングし続けることができる。或いは又、情報が、MNが第2種ネットワークの接続されたインスタンスから離れそうな状態のままであることを示す場合、MNは、先に述べたのと同じように第1種ネットワークをスキャンし続けることができる。この際、MN10が第1種ネットワークを発見したならば、図4aのブロック72に再度示すように、MNは第2種ネットワークの接続されたインスタンスから第1種ネットワークへとハンドオフによって戻されることもある。
MN10が現在位置するエリアを表す位置情報をモニタリングし、かつこの位置情報が同じ地理的エリアにある可能性の高い第2種ネットワークのインスタンスを指摘しているか否かを判定しながら、上記方法はこれまでのように継続することができる。理解されるだろうが、第1種、すなわち主要ネットワークからのハンドオフは、場合によって、ハンドオフされる他種ネットワークが異なったり、または他種ネットワークのインスタンスが異なったりする場合がある。例えば、ある場合は、MNはCDMAやWCDMAネットワーク(即ち、第1種ネットワーク)から第1のWLAN(即ち、第2種ネットワークの第1インスタンス)へとハンドオフされる可能性がある。そして次の場合、MNはCDMAやWCDMAネットワークから第1のWLAN、或いは他の第2のWLAN(即ち、第2種ネットワークの第2インスタンス)へとハンドオフされる可能性がある。
本発明の例示的実施形態を更に説明するべく、MN10が、例えばcdma2000、1XEV−DOなどのCDMAネットワーク(即ち、第1種ネットワーク)接続のためのCDMA無線インターフェース(即ち、第1通信インターフェース)を有するものと想定しよう。加えて、MNはWLAN(即ち、第2種ネットワーク)接続のためのWLANインターフェース(即ち、第2通信インターフェース)を有するものとする。典型的な動作では、CDMA無線インターフェースはオン状態に保持される。また動作中、MNが現在位置するCDMAネットワークのセルのID(即ち、位置情報)は、CDMAネットワークによってMNに提供され、CDMA受信地域が利用可能である場合はいつでもMNにとって入手可能である。動作中にMN10はCDMA無線インターフェースを介してCDMAネットワークに接続し、インターネット(即ち、IPネットワーク16)にアクセスできる。しかしながら、WLANへのアクセスがMNにとって利用可能である場合はいつでも、MNユーザは、より良好な接続性、速度、サービス品質(QoS)などを求め、MNをCDMAネットワークから利用可能なWLANへとハンドオフすることを望むことができる。
加えて、この例示的実施形態のMN10は、以下のようにn個のセルIDに対しn個のレコードを含むアクセスデータベースを保持しているものとする。
Figure 2008546267
このアクセスデータベースの例において、各レコードはラベルを備え、さらにセルID(位置情報)を、MNがWLANを介して接続可能なWLANの1つ又は複数のインスタンスに関連付けているか、又は結び付けている。更にWLANの各インスタンスは、MNが各インスタンスに接続するのに十分な1つ又は複数のパラメータ(例えば、WLAN SSID、チャンネル情報、保護キー等)を含むアクセスプロファイルを持っている。他の実施形態では、所望ならデータベースは他の形態で構成されるかもしれない。
利用可能なWLANを常時スキャンするのに必要な電力消費量を低減するため、この例示的実施形態のMN10は、MNがCDMAネットワークを介してインターネットにアクセスするとき、WLANインターフェースがデフォルトによってオフ状態に保持されるように構成される。MNがCDMAネットワークに接続されているとき、MNはCDMAネットワークによって提供されるセルID情報をモニタリングする。ここでMNユーザがオフィスに入ったとしよう。そのような場合、CDMAネットワークから報告されるセルIDは4041となる。その結果MNはデータベースをチェックし、アクセスデータベースがセルID4041に対するレコードを含み、かつそのセルID4041は企業WLAN(即ち、第2種ネットワークのインスタンス)と関係していると判定する。これに応じてMNはWLANインターフェースをオンにし、企業WLANをスキャンする。ここでMNが企業WLANを発見した場合、MNは、企業WLANを介してインターネットに接続することができるように、企業WLANにハンドオフされることになる。加えて、MNは、CDMA無線インターフェースをオフとするか、或いは同インターフェースを休止状態にする。
ここで、MNユーザがオフィスを去るとする。MN10が企業WLANから離れるため、信号強度が所定閾値より小さく減少する。加えて、企業WLAN内において、MNは、所定SSIDの組の中のSSIDを持つBS14(アクセスポイント)へとハンドオフされるかもしれない。こうして、MNはCDMA無線インターフェースをオンに戻し、CDMAネットワークをスキャンし、そのようなネットワークを発見した上でハンドオフされる。その際MNはWLANインターフェースをオフにする。CDMAネットワークにハンドオフされた上で、CDMAはセルID4045を報告する。先と同じように、MNはデータベースをチェックし、アクセスデータベースがセルID4045に対するレコードを含んでいるか否かを判定する。しなしながら以前の場合と違って、セルID4045はWLANとは関係していない(データベースがセルID4045のためのレコードを含んでいないのと同じ効果)。従ってMNはCDMA無線インターフェースを介してCDMAネットワークに接続された状態のまま、CDMAから利用可能なセルIDをモニタリングし続ける。このようにしてユーザが家に到着した時、CDMAネットワークによって報告されるセルIDは3280となり、それはアクセスデータベースにおいてホームWLAN(即ち、第2種ネットワークのインスタンス)と関係していることになる。企業WLANへのハンドオフの場合と同様に、ホームWLANに関係するセルIDの識別に応じて、MNはそのWLANインターフェースをオンにし、ホームWLANをスキャンする。ここでMNがホームWLANを発見した場合、MNはホームWLANにハンドオフされ、CDMA無線インターフェースをオフとするか同インターフェースを休止状態にする。
上述したように、この例示的実施形態のアクセスデータベースは、MNが位置するかもしれない地理的エリアを表す位置情報を含んでおり、ここでは各エリアは第2種ネットワークの1つ又は複数のインスタンスと関係付けられている。従って、1つのエリアは第2種ネットワークの複数のインスタンスと関係付けられている可能性があると理解すべきである。先に示したように、例えばセルID4148は2つのWLANネットワーク、即ちコーヒーショップWLANと本屋WLANに関係している。そのような場合には、MNは多数の異なった形態のいずれによって機能するように構成してもよい。例えばMNは2つのインスタンスを共にスキャンし、最初に発見されたインスタンスにハンドオフされるように構成されてもよい。或いは、MNは、スキャン対象としてのインスタンスの中から、多数の異なる要因に基づいて1つのインスタンスを選択するように構成してもよい。そのような要因には、例えば、異なるインスタンスへのアクセスコスト、並びに/或いは、異なるインスタンスによって提供されるセキュリティレベル及び/又は帯域幅が含まれることもある。
加えて、あるエリアは、複数の代替の種類のネットワークの1つ又は複数のインスタンスに関係する可能性があることを理解すべきである。例えば、1つのセルIDがWLANネットワークとWiMAXネットワークの双方に関係している場合もある。同一種の代替ネットワークの複数インスタンスの場合と同様に、MNは多数の異なった形態のいずれによって機能するように構成してもよい。例えばMNは、双方の代替の種類のネットワークをスキャンし、最初に発見した代替の種類のネットワークにハンドオフされるように構成されてもよい。或いはMNは、多数の異なる要因に基づいて、スキャン対象としての代替の種類のネットワークのうちの1つを選択するように構成してもよい。前と同じように、そのような要因には、例えば異なるインスタンスへのアクセスコスト、並びに/或いは、異なるインスタンスによって提供されるセキュリティレベル及び/又は帯域幅が含まれることもある。
更に、MN10は、MNが接続している他の種類のネットワークからの情報に基づき異なる種類のネットワークへのインターフェースをオン/オフすることができる一方、より洗練されたアルゴリズムに基づいてインターフェースをオン/オフする可能性もあることを理解すべきである。又、例えばMNは、第1種及び第2種ネットワークからの位置情報のみならずネットワーク外部から得られる情報によって、代替の種類のネットワーク(及び/又はインスタンス)と関係するアクセスデータベースを作成、更新又は修正するように構成してもよい。そのような情報はMNに対し位置を直接的に示唆するものでもよいし、あるいはそうでなくともよい。
より具体的には、様々な場合において、MN10は例えば、その現在位置をより正確に表す生の位置情報を得るべくGPS衛星と通信可能なGPS(衛星利用測位システム)により、第1種及び第2種ネットワークへの接続の外部で現在位置を得ることができるようにしてもよい。このより正確なMNの位置は、多くの異なる任意の目的のためにMNによって使用されたり、或いは本発明の例示的実施形態によって作用するクライアントアプリケーション又はMNの他のクライアントアプリケーションによって使用されたりしてもよい。そのような場合、MNは、その第2通信インターフェースをオンにしたとき、例えばGPS衛星やそのような情報を得るべく構成された他のクライアントアプリケーションなどから生の位置情報を取得し、アクセスデータベースにおいてより正確なMNの位置(例えば、生の位置情報又は同様の情報を表すもの)を他の種類のネットワーク(及び/又はインスタンス)に関係させてもよい。その後、第1種ネットワークにMNが接続されているときの1つ又は複数のインスタンスにおいて、規則的または不規則な間隔をもって、MNの現在位置を表す生の位置情報を再び取得するようにMNを構成することができる。その際、MNは、MNのより正確な現在位置(例えば、生の位置情報又は同様の情報を表すもの)を、アクセスデータベースの中の他の種類のネットワーク(及び/又はインスタンス)に関するMNのより正確な位置と比較することができる。その位置同士が一致していると検出した場合、MNは他の通信インターフェース(例えば第2通信インターフェース)をオンとし、それぞれの種類のネットワーク(例えば第2種ネットワーク)をスキャンする。この技術の更なる情報に関しては、その内容が本願に引用して援用される、2005年4月18日出願の「System and Method for Dynamically Changing a Request for Location Information」という題名の米国仮特許出願第60/672,471号を参照されたい。
又、例えばMNユーザは、1つ又は複数の日常行動(例えば、自宅から仕事場、仕事場からランチへの運転など)をとるかもしれないため、MN10は、他の種類のネットワーク(及び/又はインスタンス)を位置情報だけでなく日時のような他の情報や前の位置情報(例えば、前のセルID)などと関係させるべく、アクセスデータベースを作成、更新又は修正するように構成してもよい。このようなアクセスデータベースによって、例えばセルID(即ち、位置情報)が、ユーザの自宅に関係するセルID(例えば、セルID3280)からユーザのオフィスに関係するセルID(例えば、セルID4041)へと変化し、更にその日時が自宅から仕事場へと運転するというユーザの日課を示すものである場合、MN10はこのセルIDの変化は、多分、自宅から仕事場へと運転するユーザの日課の一部であると判定してもよい。追加又は代替の方法として、例えば、セルID(即ち、位置情報)が、ユーザの自宅に関係するセルID(例えば、セルID3280)から、ユーザの自宅からオフィスへの経路に沿った1つ又は複数のセルに関係するセルIDへと変化し、その後ユーザのオフィスのセルID(例えば、セルID4041)へと変化したならば、MNはこのセルIDの変化は、多分、仕事場へのユーザの日常のドライブの一部であると判定してもよい。このようにしてセルIDがオフィスのセルIDになった時には、MNはWLANインターフェースをオンとし、適切なWLAN(例えば企業WLAN)への定期的スキャンを開始してもよい。
更にMN10は、セルID(即ち、位置情報)がオフィスのセルIDに変化した時点と、MNがそれに関係する代替ネットワーク(又はインスタンス)を発見した時点との間でどれくらいの時間が経過したかを一般に測定し、その時間をアクセスデータベース中の各セルIDに関係付けるように構成してもよい。一例として、MN10は、セルIDがオフィスのセルIDに変化した時点と、MNがWLANを発見した時点との間でどれくらいの時間が経過したかを一般に測定するように構成してよい。最初は、MNは経過時間に関する情報を持っていない。しかしながら、使用の初日にユーザがユーザのオフィスをカバーするセルに入ってから30分後に手動で企業WLANに接続したとしよう。更に2日目にユーザがそのセルに入ってから5分後に手動で企業WLANに接続する。MNはそのような計測を何度も追跡することで、やがて平均値や重み付けされた平均時間のような時間を計算できるようになる。それに応じて、MNは、そのセルIDを識別するやいなや直ちに企業WLANのスキャンを開始する代わりに、企業WLANに対するスキャンを開始する前の平均時間に基づき、その平均時間又は他の時間だけ待機するように構成してもよい。理解されるだろうが、セルIDによってカバーされる地理的エリアは広い可能性があるため、上述したアルゴリズムなどより洗練されたアルゴリズムに基づいてインターフェースをオン/オフするようにMNを構成すれば、第2種ネットワークへの接続を達成する可能性がセルIDだけによって接続を達成する可能性よりも高くなるまで、第2通信インターフェースの動作開始を遅らせることで電力消費を一層最適化することになるのである。
本発明の一特徴によれば、例えばMN10、アンカFA20a、ターゲットFA20bのような、1つ又は複数のシステムエンティティによってなされる機能は、上述した機能を含むハードウエア及び/又はファームウエアのような様々な手段で、単独及び/又はコンピュータプログラムプロダクトの制御のもとで、実現することができる。本発明の例示的実施形態の1つ又は複数の機能を実現するコンピュータプログラムプロダクトは、不揮発性記憶媒体のようなコンピュータ読取可能な記憶媒体や、一連のコンピュータインストラクションのような、上記コンピュータ読取可能な記憶媒体によって具現化されるコンピュータ読取可能なプログラムコード部を含むソフトウエアを備える。
これに関しては、図4a及び4bは本発明の例示的実施形態によるシステム、方法及びプログラムプロダクトのフローチャートである。フローチャートの各ブロック又は各ステップ、並びにフローチャートのブロックの組合せは、例えば1つ又は複数のコンピュータプログラムインストラクションを含む、ハードウエア、ファームウエア及び/又はソフトウエアのような様々な手段によって実行することができることが理解されよう。理解されるように、そのようなコンピュータプログラムインストラクションのいずれもコンピュータや他のプログラミング可能な装置(即ち、ハードウエア)にロードすることによって、コンピュータや他のプログラミング可能な装置上で実行されるインストラクションによって、フローチャートの各ブロックや各ステップで特定される機能を実現する手段が作成されるよう、装置を製造することができる。これらのコンピュータプログラムインストラクションは、コンピュータ読取可能メモリに記憶することも可能であり、これによって、コンピュータや他のプログラミング可能な装置が特別の形態で機能するように導くことができる。こうして、コンピュータ読取可能メモリに記憶されたインストラクションによって、フローチャートの各ブロックや各ステップで特定された機能を果たすインストラクション手段を有する製品を生産することが可能になる。又、コンピュータや他のプログラミング可能な装置上で実行されるインストラクションが、フローチャートの各ブロックや各ステップで特定された機能を果たすステップを提供するようなコンピュータ実行処理を生むべく、コンピュータプログラムインストラクションをコンピュータや他のプログラミング可能な装置上にロードし、一連の動作ステップがコンピュータや他のプログラミング可能な装置上で実行されるようにしてもよい。
それ故、フローチャートの各ブロックや各ステップは、特定機能を実行する手段の組合せ、特定機能を実行するステップの組合せ、及び特定機能を実行するプログラムインストラクションをサポートする。又、フローチャートの1つ又は複数のブロックやステップ、及びそれらの組合せは、特定の機能やステップを実行する特定用途向けハードウエアベースのコンピュータシステム、又は特定用途向けハードウエアとコンピュータインストラクションとの組合せによって実現できることが理解されよう。
以上の説明や関係図面で提示された教示の利点によって、本発明が関係する技術分野の当業者であるならば、数多くの変形態様や他の例示的実施形態が想起されるだろう。即ち本発明は、ここに開示した特定の実施形態に限定されるものではなく、その変形態様や他の実施形態が添付の請求項の範囲内に含まれることを意図していることが理解されよう。ここには特殊用語が使用されているが、それらは総称的かつ記述的な意味で使用されたに過ぎず、いかなる限定の目的をもって使用されたものではない。
本発明の例示的実施形態によってもたらされる1種の移動ノード及びシステムのブロック図である。 本発明の例示的実施形態による、移動ノード、ホームエージェント、外部エージェント及び/又は対応ノードとして動作可能なエンティティの概略ブロック図である。 本発明の一実施形態による移動ノードの概略ブロック図である。 本発明の一実施形態による移動ノードをハンドオフする方法の各ステップを説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態による移動ノードをハンドオフする方法の各ステップを説明するフローチャートである。

Claims (36)

  1. 移動ノードであって、
    第1種ネットワークに接続するための第1通信インターフェースと、
    第2種ネットワークに接続するための第2通信インターフェースと、
    前記移動ノードを、前記第1通信インターフェースを介して前記第1種ネットワークに接続することができるプロセッサであって、前記第2通信インターフェースをオフ状態に保持することができるプロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、前記移動ノードが現在位置しているエリアを示す位置情報をモニタリングすることができ、
    前記プロセッサは、前記位置情報をモニタリングすることに基づき、前記移動ノードが第2種ネットワークに関係するエリア内に現在位置しているか否かを判定することができ、
    前記移動ノードが第2種ネットワークに関係するエリア内に現在位置している場合、前記プロセッサは、前記第2通信インターフェースをオンにし、前記第1種ネットワークから前記第2通信インターフェースを介する前記第2種ネットワークへの前記移動ノードのハンドオフを実現することができ、該ハンドオフを実現することは、前記移動ノードを前記第2種ネットワークに接続することを含む、移動ノード。
  2. 第2種ネットワークに関係する少なくとも1つのエリアを含むアクセスデータベースを記憶することができるメモリを更に備え、
    前記プロセッサは、前記アクセスデータベースと前記位置情報によって示されるエリアとに基づき、前記移動ノードが第2種ネットワークと関係するエリア内に現在位置しているか否かを判定することができる、請求項1に記載の移動ノード。
  3. 前記プロセッサは、前記第1通信インターフェースをオフにすることか、又は、前記第1通信インターフェースを休止状態で動作させることかのいずれかを含む前記ハンドオフを実現することができ、
    前記プロセッサは、前記第2種ネットワークからの情報を更にモニタリングすることができ、該情報は、前記移動ノードが前記接続する第2種ネットワークから離れようとしているか否かを示し、前記第2種ネットワークへ接続した結果として前記移動ノードにとって利用可能であり、
    前記プロセッサは、前記モニタリングするステップに基づき、前記移動ノードが前記第2種ネットワークに関係するエリアから離れようとしているか否かを判定することができ、
    前記移動ノードが前記第2種ネットワークに関係するエリアから離れようとしている場合、前記プロセッサは、前記第1通信インターフェースをオンにし、前記第2種ネットワークから前記第1通信インターフェースを介する前記第1種ネットワークへの前記移動ノードのハンドオフを実現することができ、該ハンドオフを実現することは、前記移動ノードを前記第1種ネットワークに再接続することを含む、請求項1に記載の移動ノード。
  4. 前記第2種ネットワークは、前記第2種ネットワークに接続するための少なくとも1つのベースステーションを含み、前記プロセッサは、前記移動ノードが接続する前記第2種ネットワークの前記ベースステーションに関係する識別子を備える前記第2種ネットワークからの情報をモニタリングすることができ、
    前記プロセッサは、前記モニタリングされた識別子が、前記第2種ネットワークの少なくとも1つの境界近くに位置している、前記第2種ネットワークの少なくとも1つのベースステーションに関係する少なくとも1つの所定の識別子の組の中にあるか否かを判定することによって、前記移動ノードが前記エリアより離れようとしているか否かを判定することができる、請求項3に記載の移動ノード。
  5. 前記プロセッサは、前記移動ノードが第2種ネットワークのインスタンスに関係するエリア内に現在位置しているか否かを判定することができ、
    前記プロセッサは、前記第2種ネットワークのインスタンスへのハンドオフを実現することができる、請求項1に記載の移動ノード。
  6. 前記プロセッサによってモニタリングされる位置情報は、前記第1種ネットワークからの位置情報を備え、該位置情報は、前記第1種ネットワークに接続した結果として前記移動ノードにとって利用可能である、請求項1に記載の移動ノード。
  7. 前記第1種ネットワークは、携帯電話ネットワークを備え、前記プロセッサは、前記移動ノードが現在位置している前記携帯電話ネットワークのセルの識別子を備える位置情報をモニタリングすることができ、
    前記プロセッサは、前記識別子が第2種ネットワークに関係しているか否かを判定することができる、請求項6に記載の移動ノード。
  8. 前記プロセッサによってモニタリングされる位置情報は、前記第1種ネットワーク及び前記第2種ネットワークの外部からの位置情報を備える、請求項1に記載の移動ノード。
  9. 前記プロセッサは、前記移動ノードのユーザの日常行動を示す情報を更にモニタリングすることができ、前記プロセッサは、前記位置情報と前記日常行動を示す情報とをモニタリングすることに基づき、前記移動ノードが第2種ネットワークに関係するエリア内に現在位置しているか否かを判定することができる、請求項1に記載の移動ノード。
  10. 移動ノードをハンドオフする方法であって、
    前記移動ノードを、前記移動ノードの第1通信インターフェースを介して第1種ネットワークに接続するステップであって、前記移動ノードは、第2通信インターフェースも含み、該第2通信インターフェースは、オフ状態であるステップと、
    前記移動ノードが現在位置しているエリアを示す位置情報をモニタリングするステップと、
    前記モニタリングするステップに基づき、前記移動ノードが第2種ネットワークに関係するエリア内に現在位置しているか否かを判定するステップであって、前記移動ノードが第2種ネットワークに関係するエリア内に現在位置している場合、前記第2通信インターフェースをオンにするステップと、
    前記第1種ネットワークから前記第2通信インターフェースを介する前記第2種ネットワークへの前記移動ノードのハンドオフを実現するステップであって、前記移動ノードを前記第2種ネットワークに接続することを含むステップと、を備える、方法。
  11. 第2種ネットワークに関係する少なくとも1つのエリアを含むアクセスデータベースを保持するステップを更に備え、
    前記判定するステップは、前記アクセスデータベースと前記位置情報によって示されるエリアとに基づき、前記移動ノードが第2種ネットワークと関係するエリア内に現在位置するか否かを判定するステップを備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記実現するステップは、前記第1通信インターフェースをオフにすることか、又は前記第1通信インターフェースを休止状態で動作させることかのいずれかを含み、
    前記第2種ネットワークからの情報をモニタリングするステップであって、該情報は、前記移動ノードが前記接続する第2種ネットワークから離れようとしているか否かを示し、前記第2種ネットワークへ接続した結果として前記移動ノードにとって利用可能であるステップと、
    前記モニタリングするステップに基づき、前記移動ノードが前記第2種ネットワークに関係するエリアから離れようとしているか否かを判定するステップであって、前記移動ノードが前記第2種ネットワークに関係するエリアから離れようとしている場合、前記第1通信インターフェースをオンにするステップと、
    前記第2種ネットワークから前記第1通信インターフェースを介する前記第1種ネットワークへの前記移動ノードのハンドオフを実現するステップであって、前記移動ノードを前記第1種ネットワークに再接続することを含むステップと、を更に備える、請求項10に記載の方法。
  13. 前記第2種ネットワークは、前記第2種ネットワークに接続するための少なくとも1つのベースステーションを含み、前記第2種ネットワークからの情報をモニタリングするステップは、前記移動ノードが接続する前記第2種ネットワークの前記ベースステーションに関係する識別子をモニタリングするステップを備え、
    前記移動ノードが前記エリアより離れようとしているか否かを判定するステップは、前記モニタリングされた識別子が、前記第2種ネットワークの少なくとも1つの境界近くに位置している、前記第2種ネットワークの少なくとも1つのベースステーションに関係する少なくとも1つの所定の識別子の組の中にあるか否かを判定するステップを備える、請求項12に記載の方法。
  14. 前記判定するステップは、前記移動ノードが第2種ネットワークのインスタンスに関係するエリア内に現在位置しているか否かを判定するステップを備え、
    前記実現するステップは、前記第2種ネットワークのインスタンスへのハンドオフを実現するステップを備える、請求項10に記載の方法。
  15. 前記モニタリングするステップは、前記第1種ネットワークからの位置情報をモニタリングするステップであって、該位置情報は、前記第1種ネットワークに接続した結果として、前記移動ノードにとって利用可能であるステップを備える、請求項10に記載の方法。
  16. 前記第1種ネットワークは、携帯電話ネットワークを備え、前記モニタリングするステップは、前記移動ノードが現在位置している前記携帯電話ネットワークのセルの識別子をモニタリングするステップを備え、
    前記判定するステップは、前記識別子が第2種ネットワークに関係しているか否かを判定するステップを備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記モニタリングするステップは、前記第1種ネットワーク及び前記第2種ネットワークの外部からの位置情報をモニタリングするステップを備える、請求項10に記載の方法。
  18. 前記モニタリングするステップは、前記移動ノードのユーザの日常行動を示す情報をモニタリングするステップを更に備える、請求項10に記載の方法。
  19. 移動ノードをハンドオフするためのコンピュータプログラムプロダクトであって、該コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータ読取可能プログラムコード部を記憶する少なくとも1つのコンピュータ読取可能記憶媒体を備え、該コンピュータ読取可能プログラムコード部は、
    前記移動ノードを、前記移動ノードの第1通信インターフェースを介して第1種ネットワークに接続するための第1実行部であって、前記移動ノードは、第2通信インターフェースも含み、該第2通信インターフェースは、オフ状態である第1実行部と、
    前記移動ノードが現在位置しているエリアを示す位置情報をモニタリングするための第2実行部と、
    前記モニタリングするステップに基づき、前記移動ノードが第2種ネットワークに関係するエリア内に現在位置しているか否かを判定するための第3実行部と、
    前記第2通信インターフェースをオンにするための第4実行部と、
    前記第1種ネットワークから前記第2通信インターフェースを介する第2種ネットワークへの前記移動ノードのハンドオフを実現するための第5実行部であって、該ハンドオフを実現することは、前記移動ノードを前記第2種ネットワークに接続することを含む第5実行部と、を備え、
    前記第4実行部及び前記第5実行部は、前記移動ノードが第2種ネットワークに関係するエリア内に現在位置している場合、前記第2通信インターフェースをオンにし前記ハンドオフを実現するよう適応する、コンピュータプログラムプロダクト。
  20. 第2種ネットワークに関係する少なくとも1つのエリアを含むアクセスデータベースを保持するための第6実行部を更に備え、
    前記第3実行部は、前記アクセスデータベースと前記位置情報によって示されるエリアとに基づき、前記移動ノードが第2種ネットワークと関係するエリア内に現在位置しているか否かを判定するよう適応する、請求項19に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  21. 前記第5実行部は、前記第1通信インターフェースをオフにすることか、又は前記第1通信インターフェースを休止状態で動作させることかのいずれかを含むハンドオフを実現するよう適応し、前記コンピュータプログラムプロダクトは、
    前記第2種ネットワークからの情報をモニタリングするための第6実行部であって、該情報は、前記移動ノードが前記接続する第2種ネットワークから離れようとしているか否かを示し、前記第2種ネットワークへ接続した結果として前記移動ノードにとって利用可能である第6実行部と、
    前記モニタリングするステップに基づき、前記移動ノードが前記第2種ネットワークに関係するエリアから離れようとしているか否かを判定するための第7実行部と、
    前記第1通信インターフェースをオンにするための第8実行部と、
    前記第2種ネットワークから前記第1通信インターフェースを介する前記第1種ネットワークへの前記移動ノードのハンドオフを実現するための第9実行部であって、該ハンドオフを実現することは、前記移動ノードを前記第1種ネットワークに再接続することを含む第9実行部と、を更に備え、
    前記第8実行部及び前記第9実行部は、前記移動ノードが前記第2種ネットワークに関係するエリアから離れようとしている場合、前記第1通信インターフェースをオンにし前記ハンドオフを実現するよう適応する、請求項19に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  22. 前記第2種ネットワークは、前記第2種ネットワークへ接続するための少なくとも1つのベースステーションを含み、前記第6実行部は、前記移動ノードが接続する前記第2種ネットワークの前記ベースステーションに関係する識別子をモニタリングするよう適応し、
    前記第7実行部は、前記モニタリングされた識別子が、前記第2種ネットワークの少なくとも1つの境界近くに位置している、前記第2種ネットワークの少なくとも1つのベースステーションに関係する少なくとも1つの所定の識別子の組の中にあるか否かを判定するよう適応する、請求項21に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  23. 前記第7実行部は、前記移動ノードが第2種ネットワークのインスタンスに関係するエリア内に現在位置しているか否かを判定するよう適応し、
    前記第9実行部は、前記第2種ネットワークのインスタンスへのハンドオフを実現するよう適応する、請求項19に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  24. 前記第2実行部は、前記第1種ネットワークからの位置情報をモニタリングするよう適応し、該位置情報は、前記第1種ネットワークに接続した結果として、前記移動ノードにとって利用可能である、請求項19に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  25. 前記第1種ネットワークは、携帯電話ネットワークを備え、前記第2実行部は、前記移動ノードが現在位置している前記携帯電話ネットワークのセルの識別子をモニタリングするよう適応し、
    前記第3実行部は、前記識別子が第2種ネットワークに関係しているか否かを判定するよう適応する、請求項24に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  26. 前記第2実行部は、前記第1種ネットワーク及び前記第2種ネットワークの外部からの位置情報をモニタリングするよう適応する、請求項19に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  27. 前記第2実行部は、前記移動ノードのユーザの日常行動を示す情報を更にモニタリングするよう適応する、請求項19に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  28. 移動ノードであって、
    前記移動ノードを、前記移動ノードの第1通信インターフェースを介して第1種ネットワークに接続する第1手段であって、前記移動ノードは、第2通信インターフェースも含み、該第2通信インターフェースは、オフ状態である第1手段と、
    前記移動ノードが現在位置しているエリアを示す位置情報をモニタリングするための第2手段と、
    前記モニタリングするステップに基づき、前記移動ノードが第2種ネットワークに関係するエリア内に現在位置しているか否かを判定するための第3手段と、
    前記第2通信インターフェースをオンにするための第4手段と、
    前記第1種ネットワークから前記第2通信インターフェースを介する第2種ネットワークへの前記移動ノードのハンドオフを実現するための第5手段であって、該ハンドオフを実現することは、前記移動ノードを前記第2種ネットワークに接続することを含む第5手段と、を備え、
    前記第4手段及び前記第5手段は、前記移動ノードが第2種ネットワークに関係するエリア内に現在位置している場合、前記第2通信インターフェースをオンにし前記ハンドオフを実現するよう適応する、移動ノード。
  29. 第2種ネットワークに関係する少なくとも1つのエリアを含むアクセスデータベースを保持するための第6手段を更に備え、
    前記第3手段は、前記アクセスデータベースと前記位置情報によって示されるエリアとに基づき、前記移動ノードが第2種ネットワークと関係するエリア内に現在位置しているか否かを判定するよう適応する、請求項28に記載の移動ノード。
  30. 前記第5手段は、前記第1通信インターフェースをオフにすることか、又は前記第1通信インターフェースを休止状態で動作させることかのいずれかを含むハンドオフを実現するよう適応し、前記移動ノードは、
    前記第2種ネットワークからの情報をモニタリングするための第6手段であって、該情報は、前記移動ノードが前記接続する第2種ネットワークから離れようとしているか否かを示し、前記第2種ネットワークへ接続した結果として前記移動ノードにとって利用可能である第6手段と、
    前記モニタリングするステップに基づき、前記移動ノードが前記第2種ネットワークに関係するエリアから離れようとしているか否かを判定するための第7手段と、
    前記第1通信インターフェースをオンにするための第8手段と、
    前記第2種ネットワークから前記第1通信インターフェースを介する前記第1種ネットワークへの前記移動ノードのハンドオフを実現するための第9手段であって、該ハンドオフを実現することは、前記移動ノードを前記第1種ネットワークに再接続することを含む第9手段と、を更に備え、
    前記第8手段及び前記第9手段は、前記移動ノードが前記第2種ネットワークに関係するエリアから離れようとしている場合、前記第1通信インターフェースをオンにし前記ハンドオフを実現するよう適応する、請求項28に記載の移動ノード。
  31. 前記第2種ネットワークは、前記第2種ネットワークへ接続するための少なくとも1つのベースステーションを含み、前記第6手段は、前記移動ノードが接続する前記第2種ネットワークの前記ベースステーションに関係する識別子をモニタリングするよう適応し、
    前記第7手段は、前記モニタリングされた識別子が、前記第2種ネットワークの少なくとも1つの境界近くに位置している、前記第2種ネットワークの少なくとも1つのベースステーションに関係する少なくとも1つの所定の識別子の組の中にあるか否かを判定するよう適応する、請求項30に記載の移動ノード。
  32. 前記第7手段は、前記移動ノードが第2種ネットワークのインスタンスに関係するエリア内に現在位置しているか否かを判定するよう適応し、
    前記第9手段は、前記第2種ネットワークの前記インスタンスへのハンドオフを実現するよう適応する、請求項28に記載の移動ノード。
  33. 前記第2手段は、前記第1種ネットワークからの位置情報をモニタリングするよう適応し、該位置情報は、前記第1種ネットワークに接続した結果として、前記移動ノードにとって利用可能である、請求項28に記載の移動ノード。
  34. 前記第1種ネットワークは、携帯電話ネットワークを備え、前記第2手段は、前記移動ノードが現在位置している前記携帯電話ネットワークのセルの識別子をモニタリングするよう適応し、
    前記第3手段は、前記識別子が第2種ネットワークに関係しているか否かを判定するよう適応する、請求項33に記載の移動ノード。
  35. 前記第2手段は、前記第1種ネットワーク及び前記第2種ネットワークの外部からの位置情報をモニタリングするよう適応する、請求項28に記載の移動ノード。
  36. 前記第2手段は、前記移動ノードのユーザの日常行動を示す情報を更にモニタリングするよう適応する、請求項28に記載の移動ノード。
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