JP2015115713A - 無線アクセスシステム、基地局及び通信端末 - Google Patents

無線アクセスシステム、基地局及び通信端末 Download PDF

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Abstract

【課題】異なる通信方式を用いる通信システム間でのハンドオーバの頻繁な発生を抑制すること。
【解決手段】無線アクセスシステム1は、3Gの通信方式を用いて通信が行われる3Gシステムと、WiFiの通信方式を用いて通信が行われるWiFiシステムとを有する。また、無線アクセスシステム1は、3Gシステム及びWiFiシステムの双方と通信可能な通信端末20を有する。無線アクセスシステム1では、通信端末20が3GエリアA10からWiFiエリアA31へ入った第1の時点t1から、通信端末20がWiFiエリアA31から3GエリアA10へ出た第2の時点t2までの経過時間が予め測定される。そして、通信端末20は、予め測定された経過時間に基づいて、自端末の接続先を3GシステムからWiFiシステムへ切り替える切替処理の実行を待機する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線アクセスシステム、基地局及び通信端末に関する。
従来、無線アクセスシステムにおける伝送容量(以下では「システム容量」と呼ぶことがある)を増大させるために、様々な工夫がなされている。例えば、半径数百メートルから数キロメートルの大きな通信エリアを形成するマクロ基地局の他に、半径10メートル程度の小さな通信エリアを形成するフェムト基地局を設置してシステム容量を増大させる技術がある。ここで、「通信エリア」とは、基地局から送信された電波が所定の電力以上で到達するエリアである。例えば、マクロ基地局は、高い送信電力で送信可能な基地局であり、フェムト基地局は、低い送信電力で送信する基地局である。また例えば、マクロ基地局装置において、3Gの通信方式を用いて通信エリアを形成する基地局(以下では「3G基地局」と呼ぶことがある)の機能が実装される。また例えば、フェムト基地局装置において、3Gの通信方式を用いて通信エリアを形成する基地局の機能と、WiFiの通信方式を用いて通信エリアを形成する基地局(以下では「WiFi基地局」と呼ぶことがある)の機能とが実装されることがある。以下では、3Gの通信方式を用いて形成される通信エリアを「3Gエリア」と呼び、WiFiの通信方式を用いて形成される通信エリアを「WiFiエリア」と呼ぶことがある。また、3Gの通信方式を用いて通信が行われる通信システムを「3Gシステム」と呼び、WiFiの通信方式を用いて通信が行われる通信システムを「WiFiシステム」と呼ぶことがある。つまり、3Gシステムでは3Gエリアが形成され、WiFiシステムではWiFiエリアが形成される。なお、WiFi基地局は「WiFiアクセスポイント」と呼ばれることもある。
3GとWiFiの双方の通信機能を有する通信端末は、WiFiエリアに入ったときには、自端末の接続先を3GシステムからWiFiシステムへ切り替え、WiFiエリアから出たときには、自端末の接続先をWiFiシステムから3Gシステムへ切り替える。このような接続先の切替は「ハンドオーバ」と呼ばれることがある。従来、3GシステムからWiFiシステムへの接続先の切替は、3Gネットワークからの制御を起点とするのではなく、通信端末が主導して行われる。
国際公開第2010/110216号 特開2010−004458号公報 特開2012−208885号公報
無線アクセスシステムにおける通信端末は有線の通信端末と比較して移動性を有するため、通信エリアに入った通信端末でも、短時間で通信エリアから出てしまうことがある。例えば、通信エリアの一例であるWiFiエリアを形成するWiFi基地局が設置されたファーストフードの店舗等で持ち帰り用の品物を購入する通信端末ユーザは、WiFiエリアであるその店舗から短時間で出てしまう場合がある。また、WiFiエリアの境界付近を移動する通信端末は、一端WiFiエリアに入った後、短時間でWiFiエリアから出てしまう場合がある。このような場合、通信端末の接続先が、一端3GシステムからWiFiシステムへ切り替えられた後、短時間で、再びWiFiシステムから3Gシステムへ切り替えられる。つまり、ハンドオーバなどのRAT切替が頻繁に発生することになる。異なる通信方式を用いる通信システム間でのハンドオーバの頻繁な発生は、接続の終了・開始を制御するための制御信号のやり取りの増加を招くため、通信トラヒックを増加させてしまう。また、異なる通信方式を用いる通信システム間ではシームレスなハンドオーバが保証されないため、ハンドオーバの頻繁な発生は、データの欠損の増加等によるデータ品質の低下を招くことがある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、異なる通信方式を用いる通信システム間でのハンドオーバの頻繁な発生を抑制することができる無線アクセスシステム、基地局及び通信端末を提供することを目的とする。
開示の態様では、無線アクセスシステムは、第1の通信方式を用いて通信が行われる第1の通信システムと、前記第1の通信方式と異なる第2の通信方式を用いて通信が行われる第2の通信システムとを含む。また、前記無線アクセスシステムは、前記第1の通信システム及び前記第2の通信システムの双方と通信可能な通信端末を含む。前記無線アクセスシステムでは、前記通信端末が前記第1の通信システムの第1の通信エリアから前記第2の通信システムの第2の通信エリアへ入った第1の時点から、前記通信端末が前記第2の通信エリアから前記第1の通信エリアへ出た第2の時点までの経過時間が予め測定される。前記通信端末は、前記経過時間の測定後に前記通信端末が前記第2の通信エリア内に位置するときに、前記経過時間に基づいて、前記通信端末の接続先を前記第1の通信システムから前記第2の通信システムへ切り替える切替処理の実行を待機する。
開示の態様によれば、異なる通信方式を用いる通信システム間でのハンドオーバの頻繁な発生を抑制することができる。
図1は、実施例1の無線アクセスシステムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施例1の3G基地局の一例を示す機能ブロック図である。 図3は、実施例1の通信端末の一例を示す機能ブロック図である。 図4は、実施例1の無線アクセスシステムの処理シーケンスの一例を示す図である。 図5は、実施例1の無線アクセスシステムの処理シーケンスの一例を示す図である。 図6は、実施例1の閾値の算出の説明に供する図である。 図7は、実施例1の閾値テーブルの一例を示す図である。 図8は、他の実施例の閾値テーブルの一例を示す図である。 図9は、3G基地局のハードウェア構成例を示す図である。 図10は、通信端末のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する無線アクセスシステム、基地局及び通信端末の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本願の開示する無線アクセスシステム、基地局及び通信端末が限定されるものではない。また、各実施例において同一の機能を有する構成、及び、同一の処理を行うステップには同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[実施例1]
<無線アクセスシステムの構成例>
図1は、実施例1の無線アクセスシステムの構成の一例を示す図である。図1において、無線アクセスシステム1は、3G基地局10と、WiFi基地局31,32,33と、通信端末20とを有する。
3G基地局10は、3Gの通信方式を用いて通信が行われる3Gシステムにおいて3GエリアA10を形成する。WiFi基地局31,32,33はそれぞれ、WiFiの通信方式を用いて通信が行われるWiFiシステムにおいてWiFiエリアA31,A32,A33を形成する。つまり、無線アクセスシステム1は、3GシステムとWiFiシステムとを有し、3Gシステムは3G基地局10を有し、WiFiシステムはWiFi基地局31,32,33を有する。また、3GエリアA10と、WiFiエリアA31,A32,A33のそれぞれとは、図1に示すように、互いにオーバラップする。すなわち、例えば、WiFiエリアA31のすべてが、3GエリアA10の一部とオーバラップする。以下では、WiFi基地局31,32,33を区別しない場合には、WiFi基地局30と総称し、WiFiエリアA31,A32,A33を区別しない場合には、WiFiエリアA30と総称することがある。
通信端末20は、3Gシステム及びWiFiシステムの双方と通信可能なものである。通信端末20は、3GエリアA10内において、WiFiエリアA30とオーバラップしないエリアに位置するときは、3Gの通信方式を用いて3G基地局10と通信する。また、通信端末20は、WiFiエリアA30内に位置するときは、3G基地局10によって予め測定された「経過時間」に基づいて、自端末の接続先を3G基地局10からWiFi基地局30へ切り替える切替処理の実行を待機する。すなわち、通信端末20は、3GエリアA10からWiFiエリアA30へ入ったときでも、すぐには自端末の接続先を3GシステムからWiFiシステムへ切り替えない。例えば、WiFiエリアA30内に位置する通信端末20は、WiFiエリアA30での在圏時間が「所定の条件」を満たすまで、自端末の接続先を3G基地局10からWiFi基地局30へ切り替えない。そして、WiFiエリアA30内に位置する通信端末20は、WiFiエリアA30での在圏時間が「所定の条件」を満たしたときに、自端末の接続先を3GシステムからWiFiシステムへ切り替える。
ここで、「経過時間」は、「測定モード」にある3G基地局10によって予め測定される。3G基地局10は、WiFiエリアA31,A32,A33の各WiFiエリア毎に「経過時間」を測定する。例えば、3G基地局10は、通信端末20が3GエリアA10からWiFiエリアA31へ入った時点t1から、通信端末20がWiFiエリアA31から3GエリアA10へ出た時点t2までの経過時間をWiFiエリアA31での経過時間として予め測定する。3G基地局10は、WiFiエリアA31での経過時間の測定を、通信端末20がWiFiエリアA31へ入る度に繰り返す。なお、通信端末20は、同一の通信端末ではなく、3Gシステム及びWiFiシステムの双方と通信可能な複数の通信端末である場合もある。3G基地局10は、WiFiエリアA32,A33でも、WiFiエリアA31と同様にして、経過時間の測定を予め行う。
また、WiFiエリアA30での在圏時間に対する「所定の条件」は、「ハンドオーバ制限モード」にある3G基地局10によって「経過時間」に基づいて算出される閾値を用いて規定される。すなわち、在圏時間が閾値に満たないときは在圏時間は所定の条件を満たさず、在圏時間が閾値以上になるときに在圏時間は所定の条件を満たす。例えば、WiFiエリアA31内に位置する通信端末20は、WiFiエリアA31での在圏時間がWiFiエリアA31での閾値未満の間は、自端末の接続先を3G基地局10からWiFi基地局31へ切り替えない。また、WiFiエリアA31内に位置する通信端末20は、WiFiエリアA31での在圏時間がWiFiエリアA31での閾値以上となったときに、自端末の接続先を3G基地局10からWiFi基地局31へ切り替える。通信端末20は、WiFiエリアA32,A33でも、WiFiエリアA31と同様にして、WiFi基地局32,33へのハンドオーバの実行を待機する。
よって、通信端末20が一旦WiFiエリアA30に入ったときでも、短時間でWiFiエリアA30から出てしまい、WiFiエリアA30での在圏時間が短いときは、3GシステムからWiFiシステムへのハンドオーバは実行されない。つまり、通信端末20がWiFiエリアA30に入ったときでも、通信端末20のWiFiエリアA30での在圏時間が短いときは、通信端末20と3Gシステムとの接続が維持されたままになる。
<3G基地局の構成例>
図2は、実施例1の3G基地局の一例を示す機能ブロック図である。図2に示す3G基地局10は、アンテナ11と、3G通信部12と、通信制御部13と、ネットワークインタフェース部14と、経過時間測定部15と、経過時間記録部16と、閾値テーブル17と、報知情報形成部18とを有する。
3G通信部12は、3Gの通信方式に従って、アンテナ11を介して通信端末20と通信する。特に、3G通信部12は、3G基地局10と通信端末20との接続の制御に用いられる制御情報を通信端末20へ送信及び通信端末20から受信する。
通信制御部13は、3G基地局10と通信端末20との通信の各種制御を行う。
ネットワークインタフェース部14は、3Gのコアネットワーク(以下では「3G_CN」と呼ぶことがある)と通信する。
経過時間測定部15は、WiFiエリアA30毎に、通信端末20が3GエリアA10からWiFiエリアA30へ入った時点から、通信端末20がWiFiエリアA30から3GエリアA10へ出た時点までの経過時間を予め測定する。経過時間測定部15は、測定した経過時間を経過時間記録部16に記録する。また、経過時間測定部15は、経過時間記録部16に記録された経過時間に基づいて、WiFiエリアA30毎にWiFiエリアA30における通信端末20の在圏時間の閾値を算出し、算出した閾値を設定した閾値テーブル17を作成する。つまり、閾値テーブル17は経過時間に基づいて作成される。
報知情報形成部18は、閾値テーブル17の内容を含む報知情報を形成する。
<通信端末の構成例>
図3は、実施例1の通信端末の一例を示す機能ブロック図である。図3に示す通信端末20は、アンテナ21と、3G通信部22と、アンテナ23と、WiFi通信部24と、通信制御部25と、閾値テーブル26と、在圏時間測定部27とを有する。
3G通信部22は、3Gの通信方式に従って、アンテナ21を介して3Gシステムと通信する。特に、3G通信部22は、通信端末20と3G基地局10との接続の制御に用いられる制御情報を3G基地局10へ送信及び3G基地局10から受信する。
WiFi通信部24は、WiFiの通信方式に従って、アンテナ23を介してWiFiシステムと通信する。
通信制御部25は、通信端末20と3Gシステムとの通信の各種制御、及び、通信端末20とWiFiシステムとの通信の各種制御を行う。特に、通信制御部25は、通信端末20が閾値テーブル17の内容を含む報知情報を3G基地局10から受信するときは、その内容に従って閾値テーブル26を作成する。
在圏時間測定部27は、通信端末20のWiFiエリアA30における在圏時間を測定する。
<無線アクセスシステムの処理シーケンス>
図4及び図5は、実施例1の無線アクセスシステムの処理シーケンスの一例を示す図である。図4は、3G基地局10及び通信端末20が「測定モード」にあるときの処理シーケンスを示し、図5は、3G基地局10及び通信端末20が「ハンドオーバ制限モード」にあるときの処理シーケンスを示す。測定モードは、例えば、所定の実行周期で所定の期間だけ実行され、ハンドオーバ制限モードは、測定モードが実行される期間を除くすべての期間において実行される。例えば、測定モードは、毎月1日の午前0時から24時間実行され、毎月2日の午前0時以降はハンドオーバ制限モードが実行される。また、ハンドオーバ制限モードを実行するか否かは、通信端末20のユーザにより選択されてもよい。
以下、「測定モード」と「ハンドオーバ制限モード」とに分けて説明する。また、WiFi基地局31,32,33のうち、一例として、WiFi基地局31を対象として説明する。また例えば、WiFi基地局31は“SSID(Service Set Identifier)=XXXX”を有し、WiFi基地局32は“SSID=YYYY”を有し、WiFi基地局33は“SSID=ZZZZ”を有する。
<測定モード:図4>
図4において、ステップS401では、通信端末20は、3G基地局10に接続され、3G基地局10及び3G_CNを介してサーバと通信中である。すなわち、3G基地局10のネットワークインタフェース部14は、3G_CNから受信したデータを通信制御部13を介して3G通信部12へ出力し、3G通信部12は、入力されたデータを通信端末20へ送信する。また、3G基地局10の3G通信部12は、通信端末20から受信したデータを通信制御部13を介してネットワークインタフェース部14へ出力し、ネットワークインタフェース部14は、入力されたデータを3G_CNへ送信する。
ステップS402では、WiFi基地局31がWiFiビーコン信号を送信する。このWiFiビーコン信号が所定の電力以上で到達するエリアがWiFiエリアA31となる。また、このWiFiビーコン信号には、WiFi基地局31のSSIDである“XXXX”が含まれている。
ステップS403では、通信端末20が、3GエリアA10からWiFiエリアA31へ進入する。このとき、通信端末20のWiFi通信部24は、“SSID=XXXX”を含むWiFiビーコン信号を受信して通信制御部25へ出力する。通信制御部25は、“SSID=XXXX”を記憶する。
ステップS404では、通信端末20の通信制御部25は、“SSID=XXXX”及び通信端末20のIDを含むConnection Release Indicationを形成して3G通信部22へ出力する。3G通信部22は、このConnection Release Indicationを3G基地局10へ送信する。
ステップS405では、3G基地局10の3G通信部12は、通信端末20から受信したConnection Release Indicationを通信制御部13へ出力する。そして、通信制御部13は、3G_CNとの間でIu Releaseプロシジャーを実行する。これにより、3G基地局10と3G_CNとの間の接続が切断される。
ステップS406では、3G基地局10の通信制御部13は、通信端末20の通信制御部25との間でRRC Connection Releaseプロシジャーを実行する。これにより、3G基地局10と通信端末20との間の接続が切断される。
ステップS407では、3G基地局10の通信制御部13は、Connection Release Indicationから“SSID=XXXX”及び通信端末20のIDを抽出して記憶する。また、通信制御部13は、抽出した“SSID=XXXX”を経過時間測定部15へ出力するとともに、経過時間の測定開始を経過時間測定部15に指示する。この測定開始の指示に従って、経過時間測定部15は、“SSID=XXXX”に対応するWiFiエリアA31における経過時間の測定を開始する。
ステップS408では、通信端末20とWiFi基地局31との接続が確立される。
ステップS409では、WiFiエリアA31内に位置する通信端末20は、WiFi基地局31を介してサーバと通信中となる。すなわち、通信端末20のWiFi通信部24は、WiFi基地局31と通信する。
ステップS410では、通信端末20が、WiFiエリアA31から3GエリアA10へ退出する。このとき、通信端末20のWiFi通信部24は、“SSID=XXXX”を含むWiFiビーコン信号の受信が途絶えるため、このビーコン信号の通信制御部25への入力が終了する。そこで、ステップS411では、通信制御部25は、通信端末20のID及びステップS403で記憶した“SSID=XXXX”を含むRRC Connection Requestを形成して3G通信部22へ出力する。3G通信部22は、このRRC Connection Requestを3G基地局10へ送信する。
ステップS412では、3G基地局10の3G通信部12は、通信端末20から受信したRRC Connection Requestを通信制御部13へ出力する。RRC Connection Requestを入力された通信制御部13は、通信端末20の通信制御部25との間でRRC Connection Setupプロシジャーを実行する。これにより、3G基地局10と通信端末20との間の接続が確立される。
ステップS413では、3G基地局10の3G通信部12は、通信端末20から受信したRRC Connection Requestを通信制御部13へ出力する。通信制御部13は、RRC Connection Requestに含まれている通信端末ID及びSSIDと、ステップS407で記憶した通信端末ID及びSSIDとが一致するかどうかを判定する。双方が一致しない場合、通信制御部13は、経過時間の測定終了を経過時間測定部15に指示しないため、経過時間の測定が継続される。一方で、双方が一致する場合は、通信制御部13は、経過時間の測定終了を経過時間測定部15に指示する。この測定終了の指示に従って、経過時間測定部15は、“SSID=XXXX”に対応するWiFiエリアA31における経過時間の測定を終了する。そして、経過時間測定部15は、SSID毎の経過時間を経過時間記録部16に記録する。なお、経過時間測定部15は、経過時間の測定終了を指示されないまま、測定中の経過時間が所定の閾値に達したときは、経過時間の測定を中止する。
測定モードでは、以上のような経過時間の測定及び記録が、SSID毎、つまり、WiFiエリアA30毎に、通信端末20がWiFiエリアA30へ入る度に繰り返される。
<ハンドオーバ制限モード:図5>
図5において、ステップS501では、3G基地局10の経過時間測定部15が、経過時間記録部16に記録された経過時間に基づいて、SSID毎、つまり、WiFiエリアA30毎にWiFiエリアA30における通信端末20の在圏時間の閾値を算出する。例えば、経過時間測定部15は、以下のようにして、WiFiエリアA31での在圏時間の閾値を算出する。
図6は、実施例1の閾値の算出の説明に供する図である。経過時間測定部15は、所定の期間において経過時間記録部16に記録された経過時間のうち“SSID=XXXX”に対応する複数の経過時間を用いて、図6に示すようなヒストグラム61を求める。すなわち、経過時間測定部15は、横軸に経過時間、縦軸に通信端末20とWiFi基地局31との接続回数をとったヒストグラムを求める。測定モードでは通信端末20がWiFi基地局31へ接続する度に経過時間が測定されるため、縦軸にとった接続回数は、経過時間のサンプル数に相当する。また例えば、横軸の経過時間の一単位の幅は3秒である。そして、経過時間測定部15は、ヒストグラム61において、経過時間の所定の上限値未満の範囲で、経過時間がゼロから増加する方向に従って、最大値の後に最初にあらわれる極小値に対応する特定の経過時間を在圏時間の閾値として算出する。よって例えば、ヒストグラム61において、閾値は66秒(小数点以下切り捨て)と算出される。このように、経過時間測定部15は、SSID毎、つまり、WiFiエリアA30毎に、経過時間の統計を用いて、在圏時間の閾値を算出する。そして、図7に示すように、経過時間測定部15は、算出した閾値をSSIDに対応付けて設定した閾値テーブル17を作成する。つまり、閾値テーブル17は、経過時間測定部15によって測定された経過時間に基づいて作成されたものである。図7は、実施例1の閾値テーブルの一例を示す図である。
図5に戻り、ステップS502では、3G基地局10の報知情報形成部18は、閾値テーブル17の内容を含む報知情報を形成して3G通信部12へ出力する。3G通信部12は、この報知情報を通信端末20へ送信する。この閾値テーブル17の内容は、経過時間測定部15によって測定された経過時間に基づく情報に相当する。
ステップS503では、通信端末20の3G通信部22は、閾値テーブル17の内容を含む報知情報を受信して通信制御部25に出力する。通信制御部25は、この報知情報から閾値テーブル17の内容を抽出し、抽出した内容に従って閾値テーブル26を作成する。つまり、通信端末20は、SSID毎の閾値を記憶する。よって、閾値テーブル26の内容は、閾値テーブル17の内容(図7)と同一になる。
なお、ステップS501〜S503の処理は、測定モードの終了後に一度だけ行われれば足りる。
ステップS504では、通信端末20の通信制御部25は、通信端末20のIDを含むRRC Connection Requestを形成して3G通信部22へ出力し、3G通信部22は、このRRC Connection Requestを3G基地局10へ送信する。
ステップS505では、3G基地局10の3G通信部12は、通信端末20から受信したRRC Connection Requestを通信制御部13へ出力する。そして、通信制御部13は、通信端末20の通信制御部25との間でRRC Connection Setupプロシジャーを実行する。これにより、3G基地局10と通信端末20との間の接続が確立される。
ステップS506では、通信端末20は、3G基地局10及び3G_CNを介してサーバと通信中である。すなわち、3G基地局10のネットワークインタフェース部14は、3G_CNから受信したデータを通信制御部13を介して3G通信部12へ出力し、3G通信部12は、入力されたデータを通信端末20へ送信する。また、3G基地局10の3G通信部12は、通信端末20から受信したデータを通信制御部13を介してネットワークインタフェース部14へ出力し、ネットワークインタフェース部14は、入力されたデータを3G_CNへ送信する。
ステップS507では、WiFi基地局31がWiFiビーコン信号を送信する。このWiFiビーコン信号には、WiFi基地局31のSSIDである“XXXX”が含まれている。
ステップS508では、通信端末20が、3GエリアA10からWiFiエリアA31へ進入する。このとき、通信端末20のWiFi通信部24は、“SSID=XXXX”を含むWiFiビーコン信号を受信して通信制御部25へ出力する。通信制御部25は、WiFi基地局30へのハンドオーバ条件が成立すると、成立したことを在圏時間測定部27へ通知する。また、通信制御部25は、“SSID=XXXX”を在圏時間測定部27へ通知する。例えば、ハンドオーバ条件は、WiFiビーコン信号の受信強度が所定の閾値以上になったときに成立する。ハンドオーバ条件が成立したことを通知された在圏時間測定部27は、“SSID=XXXX”に対応する在圏時間、つまり、WiFiエリアA31における通信端末20の在圏時間の測定を開始する。また、通信制御部25は、閾値テーブル26から、“SSID=XXXX”に対応する閾値を取得する。例えば、通信制御部25は、“SSID=XXXX”に対応する閾値である66秒を閾値テーブル26から取得する。
ステップS509では、通信端末20の通信制御部25は、在圏時間測定部27で測定される在圏時間を監視し、在圏時間が閾値に満たないときは(ステップS509:No)、通信端末20の接続先を3G基地局10からWiFi基地局31へ切り替える切替処理の実行を待機する。例えば、通信制御部25は、在圏時間が閾値に満たないときは、3G基地局10との接続を切断するためのConnection Release Indicationの形成及び3G通信部22への出力を待機する。そして、通信制御部25は、在圏時間測定部27で測定される在圏時間が閾値以上になった時点で(ステップS509:Yes)、通信端末20のIDを含むConnection Release Indicationを形成して3G通信部22へ出力する。3G通信部22は、このConnection Release Indicationを3G基地局10へ送信する(ステップS510)。在圏時間が閾値に満たない通信端末20のユーザは短期滞在者に分類され、在圏時間が閾値以上となる通信端末20のユーザは長期滞在者に分類される。
ステップS511では、3G基地局10の3G通信部12は、通信端末20から受信したConnection Release Indicationを通信制御部13へ出力する。そして、通信制御部13は、3G_CNとの間でIu Releaseプロシジャーを実行する。これにより、3G基地局10と3G_CNとの間の接続が切断される。
ステップS512では、3G基地局10の通信制御部13は、通信端末20の通信制御部25との間でRRC Connection Releaseプロシジャーを実行する。これにより、3G基地局10と通信端末20との間の接続が切断された状態になる。
ステップS513では、通信端末20とWiFi基地局31との接続が確立される。
ステップS514では、WiFiエリアA31内に位置する通信端末20は、WiFi基地局31を介してサーバと通信中となる。すなわち、通信端末20のWiFi通信部24は、WiFi基地局31と通信する。
なお、在圏時間測定部27で測定される在圏時間が閾値以上となる前にWiFiビーコン信号の受信強度が所定の閾値未満になったときは、在圏時間測定部27は在圏時間の測定を終了する。
以上のように、本実施例によれば、無線アクセスシステム1は、3Gシステムと、WiFiシステムと、3Gシステム及びWiFiシステムの双方と通信可能な通信端末20とを有する。無線アクセスシステム1では、通信端末20が3GエリアA10からWiFiエリアA31へ入った第1の時点t1から、通信端末20がWiFiエリアA31から3GエリアA10へ出た第2の時点t2までの経過時間が予め測定される。そして、通信端末20は、経過時間の測定後に通信端末20がWiFiエリアA31内に位置するときに、経過時間に基づいて、自端末の接続先を3GシステムからWiFiシステムへ切り替える切替処理の実行を待機する。
また、3G基地局10は、3Gの通信方式を用いて3GエリアA10を形成する。3G基地局10は、経過時間測定部15及び3G通信部12を有する。経過時間測定部15は、通信端末20が3GエリアA10からWiFiエリアA31へ入った第1の時点t1から、通信端末20がWiFiエリアA31から3GエリアA10へ出た第2の時点t2までの経過時間を予め測定する。3G通信部12は、予め測定された経過時間に基づく情報を通信端末20へ送信する。
また、通信端末20は、3G通信部22及び通信制御部25を有する。3G通信部22は、予め測定された経過時間に基づく情報を受信する。通信制御部25は、経過時間の測定後に通信端末20がWiFiエリアA31内に位置するときに、経過時間に基づいて、通信端末20の接続先を3GシステムからWiFiシステムへ切り替える切替処理の実行を待機する。
例えば、通信端末20は、WiFiエリアA31での在圏時間が、WiFiエリアA31で予め測定された経過時間に基づいて算出された閾値に満たないときに、上記の切替処理の実行を待機する。
これにより、3GシステムとWiFiシステムとの間でのハンドオーバの頻繁な発生を抑制することができる。よって、ハンドオーバが行われることに伴う制御信号のやり取りの増加を防いで、通信トラヒックの増加を防ぐことができる。また、ハンドオーバの頻繁な発生によるデータの欠損の増加等によるデータ品質の低下を防ぐことができる。
また、通信端末20は、WiFiエリアA31,A32,A33のうち自端末が在圏中のWiFiエリアA31に対応する経過時間に基づいて、上記の切替処理の実行を待機する。
これにより、互いに異なる経過時間が測定される複数のWiFiエリア毎に、切替処理の実行の待機の基準を異ならせることができるため、各WiFiエリアの特性に合わせて切替処理の実行を待機させることができる。
また、在圏時間の上記閾値は、横軸に経過時間、縦軸に通信端末20とWiFi基地局31との接続回数をとったヒストグラムにおいて、経過時間がゼロから増加する方向に従って、最大値の後に最初にあらわれる極小値に対応する特定の経過時間である。
これにより、WiFiエリアA31での短期滞在と長期滞在とを分類する基準となる閾値を、WiFiエリアA31での経過時間の傾向を反映した適切な値にすることができる。
[他の実施例]
[1]上記実施例では、第1の通信方式が3Gであり、第2の通信方式がWiFiである場合を一例として説明した。3Gの通信方式としては、W−CDMA方式、LTE方式、LTE−A方式等が挙げられる。ここで、第1の通信方式及び第2の通信方式は、3G及びWiFiに限定されない。3G及びWiFiの他に第1の通信方式または第2の通信方式として用いることが可能な通信方式として、例えば、GSM(Global System for Mobile Communications)(GSM(登録商標))、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、または、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等が挙げられる。
[2]上記実施例では、3GエリアA10に相当する第1の通信エリアが、WiFiエリアA30に相当する第2の通信エリアより大きいものとして説明した。しかし、第1の通信エリアと第2の通信エリアとの大小関係は限定されず、第2の通信エリアが第1の通信エリアより大きくてもよい。
[3]上記実施例では、WiFiエリアのすべてが3Gエリアの一部とオーバラップする場合を一例として説明した。しかし、WiFiエリアのすべてではなく、WiFiエリアの一部が3Gエリアの一部とオーバラップする場合でも、開示の技術を実施可能である。また、WiFiエリアと3Gエリアとがオーバラップせず、WiFiエリアの境界と3Gエリアの境界とが接する場合でも、開示の技術を実施可能である。
[4]上記実施例での「測定モード」及び「ハンドオーバ制限モード」における処理シーケンスは、ANDSF(Access Network Discovery and Selection Function)のポリシー制御に従って行われてもよい。
[5]在圏時間の上記閾値は、予め測定された複数の経過時間の平均値としてもよい。例えば、経過時間測定部15は、所定の上限値未満の複数の経過時間の平均値を在圏時間の閾値として算出してもよい。これにより、閾値を簡易に算出することができるため、閾値の算出にかかる処理負荷を軽減することができる。
[6]経過時間測定部15は、複数の時間帯毎にそれぞれ異なるヒストグラム61を求めて在圏時間の閾値を算出してもよい。すなわち、経過時間測定部15は、複数の時間帯毎にそれぞれ異なる上記特定の経過時間を閾値として算出してもよい。例えば、経過時間測定部15は、午前6時から12時間の昼間の時間帯において測定された経過時間に基づいて図7に示す閾値テーブルを作成し、午後6時から12時間の夜間の時間帯において測定された経過時間に基づいて図8に示す閾値テーブルを作成してもよい。図8は、他の実施例の閾値テーブルの一例を示す図である。これにより、各WiFiエリアA30での短期滞在と長期滞在とを分類する基準となる閾値を、複数の時間帯毎の経過時間の傾向を反映した適切な値にすることができる。
[7]上記実施例の3G基地局10は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。図9は、3G基地局のハードウェア構成例を示す図である。図9に示すように、3G基地局10は、ハードウェアの構成要素として、バス10aと、プロセッサ10bと、メモリ10cと、3Gインタフェースモジュール10dと、ネットワークインタフェースモジュール10eとを有する。プロセッサ10bの一例として、CPU(Central Processing Unit),DSP(Digital Signal Processor),FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、3G基地局10は、プロセッサ10bと周辺回路とを含むLSI(Large Scale Integrated circuit)を有してもよい。メモリ10cの一例として、SDRAM等のRAM,ROM,フラッシュメモリ等が挙げられる。3G通信部12とアンテナ11とは、3Gインタフェースモジュール10dにより実現される。ネットワークインタフェース部14は、ネットワークインタフェースモジュール10eにより実現される。通信制御部13と、経過時間測定部15と、報知情報形成部18とは、プロセッサ10bにより実現される。経過時間記録部16はメモリ10cにより実現される。閾値テーブル17はメモリ10cに記憶される。
[8]上記実施例の通信端末20は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。図10は、通信端末のハードウェア構成例を示す図である。図10に示すように、通信端末20は、ハードウェアの構成要素として、バス20aと、プロセッサ20bと、メモリ20cと、3Gインタフェースモジュール20dと、WiFiインタフェースモジュール20eとを有する。プロセッサ20bの一例として、CPU,DSP,FPGA等が挙げられる。また、通信端末20は、プロセッサ20bと周辺回路とを含むLSIを有してもよい。メモリ20cの一例として、SDRAM等のRAM,ROM,フラッシュメモリ等が挙げられる。3G通信部22とアンテナ21とは、3Gインタフェースモジュール20dにより実現される。WiFi通信部24とアンテナ23とは、WiFiインタフェースモジュール20eにより実現される。通信制御部25と、在圏時間測定部27とは、プロセッサ20bにより実現される。閾値テーブル26はメモリ20cに記憶される。
10 3G基地局
12 3G通信部
13 通信制御部
15 経過時間測定部
16 経過時間記録部
17 閾値テーブル
18 報知情報形成部
20 通信端末
22 3G通信部
24 WiFi通信部
25 通信制御部
26 閾値テーブル
27 在圏時間測定部
31,32,33 WiFi基地局

Claims (8)

  1. 第1の通信方式を用いて通信が行われる第1の通信システムと、
    前記第1の通信方式と異なる第2の通信方式を用いて通信が行われる第2の通信システムと、
    前記第1の通信システム及び前記第2の通信システムの双方と通信可能な通信端末と、を備え、
    前記通信端末は、予め測定された経過時間であって、前記通信端末が前記第1の通信システムの第1の通信エリアから前記第2の通信システムの第2の通信エリアへ入った第1の時点から、前記通信端末が前記第2の通信エリアから前記第1の通信エリアへ出た第2の時点までの前記経過時間の測定後に前記第2の通信エリア内に位置するときに、前記経過時間に基づいて、前記通信端末の接続先を前記第1の通信システムから前記第2の通信システムへ切り替える切替処理の実行を待機する、
    無線アクセスシステム。
  2. 前記通信端末は、複数の前記第2の通信エリアのうち前記通信端末が在圏中の前記第2の通信エリアに対応する前記経過時間に基づいて、前記切替処理の実行を待機する、
    請求項1に記載の無線アクセスシステム。
  3. 前記通信端末は、前記第2の通信エリアでの在圏時間が、前記経過時間に基づいて算出された閾値に満たないときは、前記切替処理の実行を待機する、
    請求項1に記載の無線アクセスシステム。
  4. 前記閾値は、横軸に前記経過時間、縦軸に前記通信端末と前記第2の通信エリアを形成する基地局との接続回数をとったヒストグラムにおいて、前記経過時間がゼロから増加する方向に従って、最大値の後に最初にあらわれる極小値に対応する特定の経過時間である、
    請求項3に記載の無線アクセスシステム。
  5. 前記閾値は、複数の時間帯毎にそれぞれ異なる前記特定の経過時間である、
    請求項4に記載の無線アクセスシステム。
  6. 前記閾値は、予め測定された複数の前記経過時間の平均値である、
    請求項3に記載の無線アクセスシステム。
  7. 第1の通信方式を用いて第1の通信システムの第1の通信エリアを形成する基地局であって、
    前記第1の通信システム、及び、前記第1の通信方式と異なる第2の通信方式を用いて第2の通信エリアが形成される第2の通信システムの双方と通信可能な通信端末が、前記第1の通信エリアから前記第2の通信エリアへ入った第1の時点から、前記通信端末が前記第2の通信エリアから前記第1の通信エリアへ出た第2の時点までの経過時間を予め測定する測定部と、
    前記経過時間に基づく情報を前記通信端末へ送信する通信部と、
    を具備する基地局。
  8. 第1の通信方式を用いて通信が行われる第1の通信システム、及び、前記第1の通信方式と異なる第2の通信方式を用いて通信が行われる第2の通信システムの双方と通信可能な通信端末であって、
    予め測定された経過時間であって、前記通信端末が前記第1の通信システムの第1の通信エリアから前記第2の通信システムの第2の通信エリアへ入った第1の時点から、前記通信端末が前記第2の通信エリアから前記第1の通信エリアへ出た第2の時点までの前記経過時間に基づく情報を受信する通信部と、
    前記経過時間の測定後に前記通信端末が前記第2の通信エリア内に位置するときに、前記経過時間に基づいて、前記通信端末の接続先を前記第1の通信システムから前記第2の通信システムへ切り替える切替処理の実行を待機する制御部と、
    を具備する通信端末。
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