JP2008544678A - 通信ネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は、標準のリンク(30、32、34、36、138、140、146)及び冗長リンク(38、148)の双方にメッセージを送信することにより、物理層における冗長性を対処する、アクティブスターカプラを主体とするネットワークに関するものである。エラーがない場合には、メッセージは標準のインターフェース(12、14、16、18、114、116、122)により転送されるが、冗長リンク(38、148)は遮断される。各インターフェースには、リンク障害検出論理手段(24、132)が設けられている。リンクの障害が検出されると、到来するメッセージが遮断され、影響を受けたインターフェースが、冗長リンクに接続されたインターフェース(20、126)を制御して、メッセージの転送を引き継ぐようにする。リンクが回復すると、標準のインターフェースが転送の責務を引き継ぎ、冗長リンクが無効化される。

Description

本発明は、一般に、通信ノード間で情報を通信する、特に、例えば自動車分野におけるような安全関連分野に用いる通信ネットワークシステム及び方法に関するものである。
安全関連分野の場合、耐障害(故障)性で信頼性のある通信システムが必要となる。この条件は、通信スタックのあらゆる層、特に物理層に当てはまる。ケーブル、コネクタ及びシグナリングインターフェースを有する物理層は、所定の過酷な環境において多数の障害に対する影響を受ける。自動車分野における代表的な障害は、短絡や、層の崩壊や、例えば、コネクタの腐食により生じるチャネルの分断、すなわち、遮断である。物理層における耐障害性を高めるために、従来の通信ネットワークシステムには、2つの完全な冗長通信チャネルが設けられている。このことは、このような従来既知の通信ネットワークシステムでは、通信チャネルに必要とする各構成素子が2倍含まれているということを意味する。
本発明の目的は、耐障害性を高め、同時に費用及びスペースの点で有効な通信ネットワークシステム及び情報通信方法を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明によれば、
少なくとも2つの標準のカプラインターフェースと冗長カプラインターフェースとを有し、これらインターフェース間で情報を交換する結合装置と、
情報を送信する少なくとも2つの標準のリンクであって、これらのリンクのうちの1つがクリティカルリンクであり、各リンクが前記標準のカプラインターフェースの1つに接続されているこれら標準のリンクと、
前記クリティカルリンクと関連しており、前記冗長カプラインターフェースに接続されている冗長リンクと、
少なくとも2つの端末であって、各端末は、前記標準のリンクの1つに接続された標準の端末インターフェースを有し、少なくとも1つの端末が、前記冗長リンクに接続された冗長端末インターフェースを有しているこれらの端末と
を具える通信ネットワークシステムを提供する。更に、前記冗長カプラインターフェースと、前記冗長端末インターフェースとの一方が、前記冗長リンクから受信する情報、又はこの冗長リンクに送信する情報、又はこれらの双方の情報を遮断する第1のブロッキング手段を有しており、前記クリティカルリンクに接続された前記標準のカプラインターフェースと、前記クリティカルリンクに接続された前記標準の端末インターフェースとの一方が、前記クリティカルリンクにおけるリンク障害を検出する検出手段と、前記クリティカルリンクにおけるリンク障害の検出に応答して、前記クリティカルリンクから受信する情報、又はこのクリティカルリンクに送信する情報、又はこれらの双方の情報を遮断する第2のブロッキング手段とを有している。本発明による通信ネットワークシステムは更に、前記第1のブロッキング手段を制御する制御手段を有し、この制御手段は、前記クリティカルリンクにおけるリンク障害の検出に応答して前記第1のブロッキング手段にイネーブル信号を送り、この第1のブロッキング手段により前記冗長リンクから受信する情報、又はこの冗長リンクに送信する情報、又はこれらの双方の情報の遮断を解除するようにしたものである。
冗長リンクから受信される情報及びこの冗長リンクに送信される情報の双方又は何れか一方の遮断を解除するには、第1のブロッキング手段を、この第1のブロッキング手段が受信するいかなる情報をも遮断しないモードに切り換える。この場合、冗長リンクから受信される情報は、結合装置により他の少なくとも1つのカプラインターフェースに転送させられる。更に、他の少なくとも1つのカプラインターフェースから冗長リンクに送信される情報は、冗長リンクに入力させるために、第1のブロッキング手段を通過するようにされる。クリティカルリンクにおけるリンク障害を検出する検出手段は、クリティカルリンクにおけるアクティビティの不存在又はアクティビティの不変(例えば、ある電圧レベルへの短絡)をリンク障害として解釈するように構成しうる。多くの場合、通信ネットワークシステムにおける情報の転送には、TDMA(時分割多重アクセス)技術が用いられている。TDMAは、無線周波数をタイムスロットに分割し、続いてこれらのタイムスロットをマルチプルコールに割り当てる作用をする。長さを規定した繰り返しサイクルに基づくこのようなTDMAシステムの場合、アクティビティの不存在を、通信サイクルよりも長い時間間隔中にメッセージ(アクティビティ)が受信されなかったという事実から取り出すことができる。リンク障害を検出する検出手段は、(例えば、1通信サイクルよりも長い沈黙時間が予定通りに有効である場合に)目的の通信システムの特殊媒体アクセス特性に適合させる必要がある。この“障害検出待ち時間”が、ネットワークに対する最大のブラックアウトタイムを規定する。更に、検出手段は、例えば、クリティカルリンクのインピーダンスを測定することによりクリティカルリンクにおける短絡又は開路或いはその双方を識別する他の測定からリンク障害を認識する構成とすることができる。リンク障害は、検出手段により、クリティカルリンクから受信される信号における“送信障害”を認識することにより検出することもできる。このことは、信号をクリティカルリンクを介して送信する前に、予め決定した符号を用いてこの信号を符号化することを意味する。検出手段は、クリティカルリンクを介する送信後に、受信信号における符号を確認する。検出手段により決定される符号が、予め決定した符号と一致しない場合には、リンク障害に起因する “送信障害”がクリティカルリンクに生じる。
本発明による通信ネットワークシステムは、この通信ネットワークシステムのあらゆる端末間のそれぞれの通信チャネル、すなわち、結合装置とそれぞれのインターフェース等とを結合する個々のリンクのあらゆる構成素子を2倍にすることなく、耐障害性を改善する。より正確には、端末の1つと結合装置との間のクリティカルリンクのみに予備のリンク、すなわち、冗長リンクを設ける。従って、物理層が有する構成素子数は制限され、従って、物理層はその費用及びスペースの点で有効となる。多くの分野にとっては、用途の観点から見た特定の装置(例えば、電子制御ユニット)又は機能が得られることが極めて重要である。本発明による通信ネットワークシステムを用いると、上述した特定の装置を1つのクリティカルリンク又は複数のクリティカルリンクに接続することにより、これらの特定の装置の有用性を確実としうる。この場合、通信ネットワークに完全な冗長通信チャネルを設けるというスペース及び費用の点の要件を満足させる必要はない。更に、端末に接続された端末装置には、通信チャネル診断手段や、最適な通信チャネルを選択する選択手段を設ける必要はない。
冗長リンクから受信される情報、或いはクリティカルリンクから受信される情報を遮断することにより、結合装置を通過する信号が衝突するのが回避される。信号が衝突することにより通常は情報を失わせるので、本発明による手段によれば、端末に到来する情報の信号品質を改善する。結合装置は、標準のカプラインターフェース又は冗長カプラインターフェースの一方によって受信される情報を他の全てのカプラインターフェースに転送するようにするのが好ましい。しかし、結合装置は、あるカプラインターフェース間でのみ情報を転送するようにすることもできる。
制御手段は、標準のカプラインターフェースと、クリティカルリンクに接続された標準の端末インターフェースとの一方に含めるのが有利である。このようにすることにより、通信ネットワークシステムを動作させるのに追加の制御を必要としない。
前記制御手段は前記結合装置内に設け、この制御手段は更に、所定の時間に前記カプラインターフェースの1つのみから他のカプラインターフェースに、特に他の全てのカプラインターフェースに情報が転送されるように前記インターフェース間での情報の交換を制御するようにするのが更に実際的である。このようにすることにより、制御手段が結合装置の上位のコントロールインスタンスの機能を引き継ぎ、信号の衝突を回避する。このような上位のコントロールインスタンスのない結合装置の場合、他の相互作用が行われずにメッセージルーティング(経路指定)が開始され、実行される。このことは、2つの端末が同時にメッセージを送信する場合、双方のメッセージが他方の端末に転送されることを意味する。これにより、衝突した信号がネットワークを通るようにする。このことは通常の場合には回避させる必要がある。その理由は、受信端末が、このようなメッセージ交換から如何なる完全な情報をも得られない為である。本発明による上位のコントロールインスタンスは以下の2つの異なる方法i )及びii)に応じて動作しうる。
i )情報をある瞬時に他のカプラインターフェースに転送するカプラインターフェースの選択を、それぞれのカプラインターフェースに接続されている端末に対する優先順位に基づかせる、すなわち、優先順位の高いカプラインターフェースから受信される情報を常に、優先順位が低いカプラインターフェースから受信される情報よりも優先させる方法。
ii)情報をある瞬時に他のカプラインターフェースに転送するカプラインターフェースの選択を、接続されている端末に関して時間的に期待される送信順序に対する演繹的に得られる知識に基づかせる方法。
冗長カプラインターフェースが第1のブロッキング手段を有し、クリティカルリンクに接続された標準のカプラインターフェースが検出手段と、第2のブロッキング手段と、制御手段とを有するようにするのが更に実際的である。この場合、リンクの冗長性を管理するあらゆる手段、すなわち、第1及び第2のブロッキング手段と、検出手段と、制御手段とを結合装置内に含める。この構成では、リンクの冗長性を管理するこれらの手段に対し電力及び維持管理機能を容易に与えることができる。これに代えて、又はこれに加えて、冗長端末インターフェースが第1のブロッキング手段を有し、標準の端末インターフェースが検出手段と、第2のブロッキング手段と、制御手段とを有するようにする。特に、端末インターフェースとカプラインターフェースとに対し同じ種類のインターフェースを用いることができる。
更に、結合装置をアクティブスターカプラ、特に3つ又は4つ以上の標準のカプラインターフェースを有するスターカプラとするのが有利である。アクティブスターカプラを用いることにより、データ転送速度を速くしうるとともに、エラーの抑制を高める。
前記少なくとも2つの端末のうちの少なくとも1つは端末装置を取り付けるノードとするのが更に好ましい。前記少なくとも2つの端末のうちの1つは他の結合装置とするのが更に有利である。このようにすることにより、通信ネットワークシステムに対する、いわゆる従属接続スタートポロジーを得ることができる。このような従属接続スタートポロジーネットワークの簡単な形態では、2つのスターカプラを、それぞれの標準のカプラインターフェースに接続されたリンクを介して互いに接続する。その他残りの標準のカプラインターフェースは通信ネットワークの端末又はノードに接続して、多数の端末装置を取り付けうるようにする。2つのスターカプラを含むこのような通信システムでは、2つのスターカプラ間のリンクをクリティカルリンクとするのが好ましく、この場合、2つのスターカプラ間に対応する冗長リンクを設ける必要がある。
冗長リンクを不必要に用いないようにするためには、検出手段は、例えば、クリティカルリンクにおける情報の正しい送信を検出することによりクリティカルリンクのリンク回復を検出するようにし、制御手段は、クリティカルリンクのリンク回復に応答して、冗長リンクから受信される情報、又は冗長リンクに送信される情報、又はこれらの双方の情報を第1のブロッキング手段が遮断するように、この第1のブロッキング手段を制御するようにし、第2のブロッキング手段は、クリティカルリンクのリンク回復の検出に応答して、クリティカルリンクから受信される情報、又はクリティカルリンクに送信される情報、又はこれらの双方の情報の遮断をこの第2のブロッキング手段が解除するようにするのが有利である。クリティカルリンクのリンク回復が検出されるということは、クリティカルリンクにもはやリンク障害が存在しないということを意味する。クリティカルリンクから受信される情報の遮断を解除する結果として、第2のブロッキング手段は、スターカプラによりカプラインターフェースの他の少なくとも1つに情報を転送するようにする。この例の本発明によれば、クリティカルリンクがそれぞれの情報を適切に送信できない場合にのみ、冗長リンクが用いられるようになる。クリティカルリンクの送信能力が回復されると直ちに、冗長リンクが“スイッチオフ”される。このようにすることにより、冗長リンクの耐久性に関する条件を低減させ、これにより通信ネットワークシステム全体の価格を低減させることができる。
クリティカルリンク及び冗長リンクの双方又は何れか一方は、情報を双方向送信するようにし、第2のブロッキング手段は、クリティカルリンクにおけるリンク障害の検出により、クリティカルリンクから受信される情報を遮断して、他のカプラインターフェースから受信された情報をクリティカルリンクに送信するようになっているか、又は第1のブロッキング手段は、クリティカルリンクにおけるリンク障害の検出にかかわらず、他のカプラインターフェースから受信された情報を冗長リンクに送信するようになっているか、又はこれらの双方が行われるようになっているようにするのが更に有利である。換言すれば、インターフェースを双方向リンクに対する送信モードに切り換えることができる。このことは、結合装置により受信される情報に対するクリティカルリンクでリンク障害が局部的に検出されても、クリティカルリンクに接続された標準のカプラインターフェースと、冗長カプラインターフェースとの双方が情報をそれぞれのリンクに供給することを意味する。このようにすることにより、クリティカルリンク及び冗長リンクに結合された端末装置に双方のリンクから同じ情報を供給することができる。これにより、エンドユーザが受信する情報のデータ安全保護を高める。その理由は、2つのリンクの一方から到来する情報の流れが部分的に失われた場合に、他方のリンクから受信された信号を用いてそれぞれの情報を回復させることができる為である。
通信ネットワークシステムの融通性を高めるためには、クリティカルリンク及び冗長リンクの各々、又は何れか一方が、情報を端末の1つから結合装置に送信する一方向性の受信リンクと、情報を結合装置から端末の1つに送信する一方向性の送信リンクとを有しているようにするのが有利である。このようにすることにより、本発明の概念を、一方向性のリンクで動作するシステムに適合させる、すなわち、ノードとスター(又はスター‐スター)接続との間の双方向性リンクが2つの一方向性リンク(各方向に対し1つの専用ケーブル)をもって構成されるようにすることができる。
冗長カプラインターフェースは冗長リンクにおけるリンク障害を検出する第2の検出手段を有し、第1のブロッキング手段は、冗長リンクにおけるリンク障害の検出に応答して、冗長リンクから受信される情報、又は冗長リンクに送信される情報、又はこれらの双方の情報の遮断をこの第1のブロッキング手段が行うように構成するのが更に好ましい。従って、冗長リンクにおいてリンク障害が検出されず、制御手段によりイネーブル信号が送信されてクリティカルリンクにおけるリンク障害の検出を表す場合のみ、第1のブロッキング手段による冗長リンクからの又は冗長リンクへの情報の転送のための転送機能が可能となる。
結合装置は、コンフィギュレーション信号を受信するコンフィギュレーション入力端を有し、カプラインターフェースの各々は、コンフィギュレーション信号により標準のカプラインターフェースか又は冗長カプラインターフェースの何れかとなるように設定可能となっているようにするのが更に有利である。特に、割当手法が固定されている場合の標準のカプラインターフェースと冗長カプラインターフェースとの間の識別を追加の入力にマッピングすることができる。このようにすることにより、通信ネットワークシステムを特定の構成の端末装置が掲げる条件に自由に適合させることができる。従って、通信ネットワークシステムを所定の条件に応じて製造することができる。更に、カプラと端末インターフェースとの双方の機能を同じ装置を用いて実行しうる。リンクに面する側は同じとし、単に、結合装置又は端末に面する側は選択可能に構成する必要があるだけである。
リンクの冗長性の“隠れた損失”を回避するには、結合装置が、第1のブロッキング手段によるイネーブル信号の発生をモニタリングする外部モニタを有するようにするのが好ましい。クリティカルリンクから受信される情報及びクリティカルリンクに送信される情報の双方又は何れか一方を第2のクリティカルリンクにより遮断するのを解除するためには、冗長リンクにおけるリンク障害を検出する第2の検出手段がイネーブル信号を第2のブロッキング手段に送信するようにするのが更に実際的である。このイネーブル信号の存在は外部モニタによってモニタリングする必要もある。従って、上述したように、リンクの冗長性の“隠れた損失”を回避でき、クリティカルリンク又は冗長リンクの何れかのリンク障害が外部モニタにより認識された場合には、障害のあるリンクの機能性を回復する適切な動作をとるようにしうる。
本発明によれば、少なくとも2つの標準のカプラインターフェースと冗長カプラインターフェースとを有する結合装置を準備し、これらインターフェース間で情報を交換するようにする工程と、情報を送信する少なくとも2つの標準のリンクであって、これらの標準のリンクの1つはクリティカルリンクとした当該標準のリンクを準備し、これらの標準のリンクの各々を前記標準のカプラインターフェースの1つに接続する工程と、情報を送信する冗長リンクを準備し、この冗長リンクをクリティカルリンクと関連させるとともに冗長カプラインターフェースに接続する工程と、少なくとも2つの端末であって、各端末は、標準のリンクの1つに接続された標準の端末インターフェースを有しており、少なくとも1つの端末は、冗長リンクに接続された冗長端末インターフェースを有している当該端末を準備する工程とを具える情報通信方法を提供することによっても、上述した目的を解決しうる。本発明によるこの方法は更に、冗長カプラインターフェースと冗長端末インターフェースとの一方に、冗長リンクから受信される情報とこの冗長リンクに送信される情報との双方又は何れか一方を遮断する第1のブロッキング手段を設ける工程と、クリティカルリンクに接続された標準のカプラインターフェースとこのクリティカルリンクに接続された標準の端末インターフェースとの一方に、このクリティカルリンクにおけるリンク障害を検出する検出手段と、このクリティカルリンクにおけるリンク障害の検出に応答して、このクリティカルリンクから受信される情報とこのクリティカルリンクに送信される情報との双方又は何れか一方を遮断する第2のブロッキング手段とを設ける工程とを具える。本発明による方法は更に、第1のブロッキング手段を制御する制御手段を有する通信ネットワークシステムを準備し、クリティカルリンクにおけるリンク障害の検出に応答して第1のブロッキング手段にイネーブル信号を送信し、この第1のブロッキング手段により、冗長リンクから受信される情報及びこの冗長リンクに送信される情報の双方又は何れか一方の遮断を解除する工程を具える。
換言すると、本発明による情報通信方法は、少なくとも2つの標準のリンクであって、これらの1つがクリティカルリンクであり、これらリンクの各々が結合装置の少なくとも2つの標準のインターフェースの1つに接続されているこれらリンクより成る通信チャネルを介して少なくとも2つの端末間で情報を通信する工程と、クリティカルリンクと関連する冗長リンクであって、このクリティカルリンクに接続された端末に冗長インターフェースを介して結合装置を接続する当該冗長リンクに冗長インターフェースを介して入力される情報及び当該冗長リンクから冗長インターフェースを介して出力される情報の双方又は何れか一方を遮断する工程と、クリティカルリンクにおけるリンク障害の発生に対してこのクリティカルリンクをモニタリングする工程と、リンク障害を検出した場合に、クリティカルリンクから受信される情報及びこのクリティカルリンクに送信される情報の双方又は何れか一方を遮断し、冗長リンクに接続された標準のインターフェースが冗長リンクから受信される情報及びこの冗長リンクに送信される情報の双方又は何れか一方の遮断を解除するようにし、冗長リンクへの情報の入力及びこの冗長リンクからの情報の出力の双方又は何れか一方を可能にする工程とを具える。
以下では、本発明の重要な特徴を他の表現で表す。
2つのリンクのうちの一方が利用できない障害状態でリンクの冗長性から実際に利益を得るために、冗長管理用の追加の手段を講じることができる。提案には以下の要素が含まれる。
‐ 局所的なリンクの診断を実行する。スターカプラの形態とするのが有利な結合装置におけるリンクに対するインターフェースにより、リンクが依然として利用できるか否かを連続的にモニタリングする。“利用できないリンク”が検出されると直ちに、このことが内部的に知らされ、これに応じて状態の変更が行われる。リンクのモニタリングはその後継続される。リンクが回復され、“利用可能リンク”が検出されると直ちに、このことが内部的に知らされ、これに応じて状態の変更が行われる。
‐ スターカプラにおけるインターフェースにより、“利用不可能リンク”の検出による自身の転送機能を無効にする手段を提供する(装置の転送能力に対するリンクの内部的有効化/無効化)。
‐ スターカプラにおけるインターフェースにより、他の結合装置又はスターインターフェースの転送機能の無効化を命令する手段を提供する。すなわち、デフォルト当たり、この出力は“無効化”の場合の命令により駆動される(装置の転送能力に対するリンクの外部的有効化/無効化)。
‐ スターカプラにおけるインターフェースにより、他のスターインターフェースからの命令によりその自身の転送機能を無効化する手段を提供する(リンクの転送能力に対する装置の外部的有効化/無効化)。
局部的なリンク診断によりリンクの利用不能を検出すると直ちに、影響を受けたこのリンクに対するメッセージ転送能力が無効化される。装置の転送機能に対するリンクの制御は、2つの入力、すなわち、内部的転送制御及び外部的転送制御により決定される。装置のスターインターフェースに対するリンクの転送能力を有効化するには、これらの制御信号の双方により“有効化”の場合の命令を行う必要がある。内部信号、又は外部信号又はこれらの双方の信号により、“無効化”の場合の命令を発する場合には、装置の転送能力に対するリンクを動作不能にする。自身の転送能力が無効化される場合には、装置のスターインターフェースに対するリンクが、“有効化”の場合の命令を自身の外部転送制御出力に伝達する必要がある。
詳細に上述したように、1つ以上の端末と結合装置との間のクリティカルリンクのみに予備のリンク、すなわち、冗長リンクを設けることにより、本発明による通信ネットワークシステムは障害の許容性を改善する。更に、物理層の構成素子数を制限でき、従って、物理層は費用及びスペースの点で優れたものとなる。
本発明による通信ネットワークシステムの第1実施例を図1に示す。この通信ネットワークシステムは、アクティブスターカプラの形態の結合装置10を有する。この結合装置10には、標準のカプラインターフェース12、14、16及び18と、冗長カプラインターフェース20とが設けられている。冗長カプラインターフェース20は第1のブロッキング(遮断)手段22を有する。標準のカプラインターフェース12は検出手段24と、第2のブロッキング手段26と、制御手段28とを有する。標準のカプラインターフェース12、14、16及び18の各々は、標準のリンク30、32、34及び36の1つにそれぞれ接続されており、標準のリンク30は標準のクリティカルリンクを構成している。冗長カプラインターフェース20は冗長リンク38に接続されている。更に、ネットワークのノードを構成する端末40、42、44及び46が設けられている。これら端末40、42、44及び46の各々は、標準の端末インターフェース48、50、52及び54の1つをそれぞれ有している。端末40は更に、冗長端末インターフェース56を有している。標準の端末インターフェース48、50、52及び54の各々は、標準のリンク30、32、34及び36の1つにそれぞれ接続されている。冗長端末インターフェース56は冗長リンク38を介して冗長カプラインターフェース20に接続されている。
端末40、42、44及び46の何れも標準のリンク30、32、34又は36をそれぞれ介して結合装置10に情報を送信することができる。この情報は次に、結合装置10により他の全ての端末に転送される。例えば、端末40から標準のクリティカルリンク30を介して結合装置10に送信された情報は端末42、44及び46に転送される。端末40で生じる情報は標準の端末インターフェース48と冗長端末インターフェース56との双方に供給され、これらから標準のクリティカルリンク30及び冗長リンク38により標準のカプラインターフェース12及び冗長カプラインターフェース20にそれぞれ送信される。冗長カプラインターフェース20内に設けられている第1のブロッキング手段22は、デフォルト当たり、冗長リンク38から受信される情報を遮断する。このことは、情報は他の何れの標準のカプラインターフェース12、14、16又は18にも転送されないということを意味する。しかし、標準のカプラインターフェース12に到達する情報は、上述したように、他の標準のカプラインターフェース14、16及び18に転送される。
標準のカプラインターフェース12における検出手段24は、リンクの障害の発生に対し標準のクリティカルリンク30を絶えず監視している。このようなリンクの障害は、標準のクリティカルリンク30においてリンク障害が検出された場合に認識される。検出手段24は、標準のクリティカルリンク30における要件、すなわち、アクティビティの不存在又はアクティビティの不変(例えば、ある電圧レベルへの短絡)が満たされた場合に、リンク障害を認識する。長さが規定された繰り返しサイクルに基づくTDMAシステムの場合、通信サイクルよりも長い時間間隔中にメッセージ(アクティビティ)が受信されないという事実からアクティビティの不存在を見いだすことができる。この“障害検出待ち時間”がネットワークに対する最大のブラックアウトタイムを規定する。
検出手段24によりリンク障害が検出された場合、標準のカプラインターフェース12の第2のブロッキング手段26に信号が送られ、標準のクリティカルリンク30から受信される情報が遮断される。更に、標準のカプラインターフェース12における制御手段28によりイネーブル信号が第1のブロッキング手段22に送られる。このイネーブル信号は、第1のブロッキング手段22が冗長リンク38から受信される情報の遮断を解除するようにする。その結果、端末40により送信される情報が冗長リンク38及び冗長カプラインターフェース20を介して結合装置10に送られる。ここで、この情報が他の標準のカプラインターフェース14、16及び18に転送される。
標準のクリティカルリンク30が回復した場合、すなわち、標準のクリティカルリンク30が情報を正しく送信する能力が復元された場合には、検出手段24が標準のクリティカルリンク30における情報の正しい送信を検出する。その結果、制御手段28がディスエーブル信号を第1のブロッキング手段22に送信し、冗長リンク38から受信される情報を第1のブロッキング手段22により遮断させる。これと同時に、標準のカプラインターフェース12における第2のブロッキング手段26が“デブロック(遮断解除)モード”に切り換わり、標準のクリティカルリンク30を経て受信される情報を通過させ、その後この情報を他の端末42、44及び46に転送させる。
標準のリンク30、32、34及び36は、情報を双方の方向に送信しうる双方向性のリンクとして構成することができる。この場合、例えば、端末44から送信された情報は、標準のクリティカルリンク30と冗長リンク38との双方を介して端末40に送信される。このことは、第1のブロッキング手段22も第2のブロッキング手段26もこの方向に送信される情報を遮断せず、一方、ブロッキング手段22及び26の一方が、所定の時間に常に、逆方向に送信される情報を遮断するということを意味する。
図2は、本発明による通信ネットワークシステムの第2実施例を示す。本例は、いわゆる従属接続スタートポロジーを採用している。その理由は、本例は、相互接続された2つの結合装置110及び112を有し、各結合装置がアクティブスターカプラを構成している為である。第1の結合装置110は、標準のカプラインターフェース114及び116を有し、他の標準のカプラインターフェース118、120及び124は第2の結合装置112の一部分となっている。第1の結合装置110は更に、第1のブロッキング手段130を含む冗長カプラインターフェース126を有している。この冗長カプラインターフェース126は冗長リンク148を介して第2の結合装置112の冗長インターフェース128に接続されており、この冗長インターフェース128は第1の結合装置110に対する冗長端末インターフェースとして機能する。第1の結合装置110は更に、検出手段132、第2のブロッキング手段134及び制御手段136を含む標準のカプラインターフェース122を有している。第1の結合装置110のこの標準のカプラインターフェース122は標準のクリティカルリンク146を介して第2の結合装置112の標準のカプラインターフェース124に接続されている。他の標準のカプラインターフェース114、116、118及び120はそれぞれ、ネットワークノードの形態で構成した端末150、152、154及び156の標準の端末インターフェース158、160、162及び164に接続されている。
標準のクリティカルリンク146に接続された標準のカプラインターフェース122の、冗長カプラインターフェース126と関連する動作は、本発明の上述した第1の実施例に含まれる構成要素の動作に類似する。図2の線図には明確には示していないが、第2の結合装置112の標準のカプラインターフェース124及び冗長インターフェース128はそれぞれ、第1の結合装置110の標準のカプラインターフェース122及び冗長インターフェース126と同じ機能性を有する。このことは、冗長インターフェース128も第1のブロッキング手段を有し、又標準のカプラインターフェース124も第2のブロッキング手段、検出手段及び制御手段を有することを意味する。第1の結合装置110から第2の結合装置112へのデータ転送に関しては、標準のカプラインターフェース124及び冗長インターフェース128に含まれる第1及び第2のブロッキング手段、検出手段及び制御手段が適宜動作する。
本発明は上述した実施例に限定されず、本発明の種々の変形及びその他の適用が可能であること明らかである。
図1は、本発明による通信ネットワークシステムの第1実施例を示す線図である。 図2は、本発明による通信ネットワークシステムの第2実施例を示す線図である。
符号の説明
10 結合装置
12、14、16、18 標準のカプラインターフェース
20 冗長カプラインターフェース
22 第1のブロッキング手段
24 検出手段
26 第2のブロッキング手段
28 制御手段
30 標準のクリティカルリンク
32、34、36 標準のリンク
38 冗長リンク
40、42、44、46 端末
48、50、52、54 標準の端末インターフェース
56 冗長端末インターフェース
110 第1の結合装置
112 第2の結合装置
114、116、118、120、122、124 標準のカプラインターフェース
126 冗長カプラインターフェース
128 冗長インターフェース
130 第1のブロッキング手段
132 検出手段
134 第2のブロッキング手段
136 制御手段
138、140、142、144 標準のリンク
146 標準のクリティカルリンク
148 冗長リンク
150、152、154、156 端末
158、160、162、164 標準の端末インターフェース

Claims (14)

  1. ‐ 少なくとも2つの標準のカプラインターフェースと冗長カプラインターフェースとを有し、これらインターフェース間で情報を交換する結合装置と、
    ‐ 情報を送信する少なくとも2つの標準のリンクであって、これらのリンクのうちの1つがクリティカルリンクであり、各リンクが前記標準のカプラインターフェースの1つに接続されているこれら標準のリンクと、
    ‐ 前記クリティカルリンクと関連しており、前記冗長カプラインターフェースに接続されている冗長リンクと、
    ‐ 少なくとも2つの端末であって、各端末は、前記標準のリンクの1つに接続された標準の端末インターフェースを有し、少なくとも1つの端末が、前記冗長リンクに接続された冗長端末インターフェースを有しているこれらの端末と
    を具える通信ネットワークシステムにおいて、
    ‐ 前記冗長カプラインターフェースと、前記冗長端末インターフェースとの一方が、前記冗長リンクから受信する情報、又はこの冗長リンクに送信する情報、又はこれらの双方の情報を遮断する第1のブロッキング手段を有しており、
    ‐ 前記クリティカルリンクに接続された前記標準のカプラインターフェースと、前記クリティカルリンクに接続された前記標準の端末インターフェースとの一方が、
    i ) 前記クリティカルリンクにおけるリンク障害を検出する検出手段と、
    ii) 前記クリティカルリンクにおけるリンク障害の検出に応答して、前記クリティカルリンクから受信する情報、又はこのクリティカルリンクに送信する情報、又はこれらの双方の情報を遮断する第2のブロッキング手段と
    を有しており、
    ‐ 前記通信ネットワークシステムが更に、前記第1のブロッキング手段を制御する制御手段を有し、この制御手段は、前記クリティカルリンクにおけるリンク障害の検出に応答して前記第1のブロッキング手段にイネーブル信号を送り、この第1のブロッキング手段により前記冗長リンクから受信する情報、又はこの冗長リンクに送信する情報、又はこれらの双方の情報の遮断を解除するようにした通信ネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載の通信ネットワークシステムにおいて、前記制御手段は、前記クリティカルリンクに接続された前記標準のカプラインターフェースと、前記クリティカルリンクに接続された前記標準の端末インターフェースとの前記一方内に設けられている通信ネットワークシステム。
  3. 請求項1に記載の通信ネットワークシステムにおいて、前記制御手段は前記結合装置内に設けられており、前記制御手段は更に、所定の時間に前記カプラインターフェースの1つのみから他のカプラインターフェースに情報が転送されるように前記インターフェース間での情報の前記交換を制御するようになっている通信ネットワークシステム。
  4. 請求項1に記載の通信ネットワークシステムにおいて、前記冗長カプラインターフェースが前記第1のブロッキング手段を有しており、前記クリティカルリンクに接続された前記標準のカプラインターフェースが前記検出手段と、前記第2のブロッキング手段と、前記制御手段とを有している通信ネットワークシステム。
  5. 請求項1に記載の通信ネットワークシステムにおいて、前記結合装置が、3つ又は4つ以上の標準のカプラインターフェースを有するスターカプラとするのが好ましいアクティブスターカプラである通信ネットワークシステム。
  6. 請求項1に記載の通信ネットワークシステムにおいて、前記少なくとも2つの端末のうちの少なくとも1つが端末装置を取り付けるノードである通信ネットワークシステム。
  7. 請求項6に記載の通信ネットワークシステムにおいて、前記少なくとも2つの端末のうちの1つが他の結合装置である通信ネットワークシステム。
  8. 請求項1に記載の通信ネットワークシステムにおいて、前記検出手段は、例えば、前記クリティカルリンクにおける情報の正しい送信を検出することにより前記クリティカルリンクのリンク回復を検出するようになっており、前記制御手段は、前記クリティカルリンクのリンク回復に応答して、前記冗長リンクから受信される前記情報、又は前記冗長リンクに送信される前記情報、又はこれらの双方の前記情報を前記第1のブロッキング手段が遮断するように、この第1のブロッキング手段を制御するようになっており、前記第2のブロッキング手段は、前記クリティカルリンクのリンク回復の検出に応答して、前記クリティカルリンクから受信される前記情報、又は前記クリティカルリンクに送信される前記情報、又はこれらの双方の前記情報の遮断をこの第2のブロッキング手段が解除するようになっている通信ネットワークシステム。
  9. 請求項1に記載の通信ネットワークシステムにおいて、前記クリティカルリンク及び前記冗長リンクの双方又は何れか一方は、情報を双方向送信するようになっており、前記第2のブロッキング手段は、前記クリティカルリンクにおけるリンク障害の検出により、前記クリティカルリンクから受信される情報を遮断して、他のカプラインターフェースから受信された情報を前記クリティカルリンクに送信するようになっているか、又は第1のブロッキング手段は、前記クリティカルリンクにおけるリンク障害の検出にかかわらず、他のカプラインターフェースから受信された情報を前記冗長リンクに送信するようになっているか、又はこれらの双方が行われるようになっている通信ネットワークシステム。
  10. 請求項1に記載の通信ネットワークシステムにおいて、前記クリティカルリンク及び前記冗長リンクの各々、又は何れか一方が、情報を前記端末の1つから前記結合装置に送信する一方向性の受信リンクと、情報を前記結合装置から前記端末の1つに送信する一方向性の送信リンクとを有している通信ネットワークシステム。
  11. 請求項1に記載の通信ネットワークシステムにおいて、前記冗長カプラインターフェースが前記冗長リンクにおけるリンク障害を検出する第2の検出手段を有し、前記第1のブロッキング手段は、前記冗長リンクにおけるリンク障害の検出に応答して、前記冗長リンクから受信される前記情報、又は前記冗長リンクに送信される前記情報、又はこれらの双方の前記情報の遮断をこの第1のブロッキング手段が行うように構成されている通信ネットワークシステム。
  12. 請求項1に記載の通信ネットワークシステムにおいて、前記結合装置が、コンフィギュレーション信号を受信するコンフィギュレーション入力端を有し、前記カプラインターフェースの各々は、前記コンフィギュレーション信号により標準のカプラインターフェースか又は冗長カプラインターフェースの何れかとなるように設定可能となっている通信ネットワークシステム。
  13. 請求項1に記載の通信ネットワークシステムにおいて、前記結合装置は、前記第1のブロッキング手段による前記イネーブル信号の発生をモニタリングする外部モニタを有している通信ネットワークシステム。
  14. ‐ 少なくとも2つの標準のカプラインターフェースと冗長カプラインターフェースとを有する結合装置を準備し、これらインターフェース間で情報を交換する工程と、
    ‐ 情報を送信する少なくとも2つの標準のリンクであって、これらの標準のリンクの1つはクリティカルリンクとした当該標準のリンクを準備し、これらの標準のリンクの各々を前記標準のカプラインターフェースの1つに接続する工程と、
    ‐ 情報を送信する冗長リンクを準備し、この冗長リンクを前記クリティカルリンクと関連させるとともに前記冗長カプラインターフェースに接続する工程と、
    ‐ 少なくとも2つの端末であって、各端末は、前記標準のリンクの1つに接続された標準の端末インターフェースを有しており、少なくとも1つの端末は、前記冗長リンクに接続された冗長端末インターフェースを有している当該端末を準備する工程と、
    ‐ 前記冗長カプラインターフェースと前記冗長端末インターフェースとの一方に、前記冗長リンクから受信される情報とこの冗長リンクに送信される情報との双方又は何れか一方を遮断する第1のブロッキング手段を設ける工程と、
    ‐ 前記クリティカルリンクに接続された前記標準のカプラインターフェースとこのクリティカルリンクに接続された前記標準の端末インターフェースとの一方に、
    i ) このクリティカルリンクにおけるリンク障害を検出する検出手段と、
    ii) このクリティカルリンクにおけるリンク障害の検出に応答して、このクリティカルリンクから受信される情報とこのクリティカルリンクに送信される情報との双方又は何れか一方を遮断する第2のブロッキング手段と
    を設ける工程と、
    ‐ 前記第1のブロッキング手段を制御する制御手段を有する通信ネットワークシステムを準備し、前記クリティカルリンクにおけるリンク障害の検出に応答して前記第1のブロッキング手段にイネーブル信号を送信し、この第1のブロッキング手段により、前記冗長リンクから受信される情報及びこの冗長リンクに送信される情報の双方又は何れか一方の遮断を解除する工程と
    を具える情報通信方法。
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