JP2008544451A - 伸縮可能な反応性充填物含有作動装置を含む組立体 - Google Patents

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Abstract

支持ハウジングと作動装置を含む組立体。作動装置は、伸縮可能な開始剤用カップを含み、カップは、少なくとも一つの不規則でない折り曲げ部を含み且つ反応可能で反応生成物を生成する反応性充填物を含む貯蔵チャンバを少なくとも一部に画成する。伸縮可能な開始剤用カップは折り曲げられて、移動可能要素の一部を含むポケットを形成する。伸縮可能な開始剤用カップは、反応性充填物の反応開始中、第一長さからより大きな第二長さへ長手方向に延びる。伸縮可能な開始剤用カップと移動可能要素は、支持ハウジングの長手方向に延びる穴の内部に少なくとも一部を置かれる。拡張する開始剤用カップは、移動可能要素を穴の内部に移動させる。反応性充填物の反応開始中、支持ハウジングは、伸縮可能な開始剤用カップの横方向の拡張を制限するために有効である。

Description

この出願は、2002年7月11日に出願された、米国特許出願第10/193、414号明細書の継続部分である、2003年12月05日に出願された、米国特許出願第10/729,702号明細書の継続部分である。共通審査中の親出願は、これによって、本明細書に引用することにより全体に組み込まれ且つ今後具体的に現れる明細書の部分を含むがそれらの部分に限定されずに明細書の一部を作成される。
本発明は一般に、電線、回路及びワイアなどの導電部材を電気的に接続する又は遮断するために有効な作動装置と、導電部材と共に用いられる電気スイッチを含む組立体に関する。詳細には、本発明は、例えば、短絡又は自動車衝突などの一定の条件に応じて電気信号を受信中、例えば、自動車用電気システムなどの電気システムを適正に電気的に遮断する又は接続するなどの点火装置をベースにした作動装置を含む組立体に関する。
ディンプル・モータは、“小型作動装置”として開発されてきた。ディンプル・モータは、スタンプ加工された凹面、又はディンプルのある小型容器を有する内蔵型点火装置付作動装置である。ディンプル・モータは、ディンプルのある小型容器の内部に貯蔵された又は収納された発火材料を活性化する電気信号により作動できる。作動された発火材料は、ディンプルのある小型容器のディンプルのある凹面端部を外向きに“破裂”させ、凸形のディンプルのある小型容器端部を生ずる反応生成物を生成する。ディンプル・モータは一般に、短く、限定されたストローク、即ち、作動中にディンプルのある表面が延びる、又は“破裂”する距離を有し、それ故ディンプル・モータは一般に、限られた用途しかなかった。ディンプル・モータのストロークは、発火材料を含むディンプルのある小型容器の大きさに依存する。ストローク/貯蔵比は、ストローク長さの、発火材料を保存するディンプルのある小型容器の大きさに対する比率である。ディンプル・モータは一般に、大抵は1よりも小さい、低いストローク/貯蔵比を有する。
理解されるように、発火材料及び/又はその中に形成される反応生成物を含む小型容器又はチャンバの望まれない又は意図されない破裂又は開放は、発火材料又はそれによって形成される生成物の意図されない放出のみならず意図された方法で実行できない装置をもたらすことがある。
ベローズ状の特徴を有する作動装置は、標準的なディンプル・モータで達成できるよりも一般により長いストロークを備える動きを生成するよう開発されてきた。電気信号を受信中、発火材料は反応してガス及び/又は圧力を生成し、装置の一部分を延びさせる。実際に、そのような装置は、十分に高い強度と厚みの材料から作製されて、その中に含まれる発火材料の反応中に破裂を回避する必要がある。理解されるように、そのような要求は、当該構成部分の価格及び/又は重量のどちらか又は両方に不利な影響を及ぼす。
この件に関して、自動車製造業者は一般に、品質と安全性を犠牲にせずに構成部品の重量を最小化しようとしてきた。
従って、例えば、電気信号を受信中に短絡又は自動車衝突などの特定の条件に対応して、自動車の電気システムを適正に電気的に遮断する又は接続する、軽量、比較的安価及び高効率の作動装置用のニーズがある。詳細には、作動装置がより薄い及び/又はより軽量の材料から作製されるが望まれない又は意図されない破裂を回避させる作動装置組立体用のニーズがある。さらに、電気信号を受信中に、電気スイッチを引き離しでき、又はさもなければ導電部材を切断できる作動装置を含む組立体のニーズがある。詳細には、短絡又は衝突などの特定の条件中に、センサから電気信号を受信し且つ非常用電力解除スイッチを引き離す、又は電気的に遮断する、自動車の電気システムと組み合わせて使用する作動装置を含む組立体用のニーズもある。
本発明の一般目的は、作動装置の最大仕事性能を提供し且つ破裂を防止する、軽量作動装置を有する改良された点火式電気遮断組立体を提供することである。
本発明のより詳細な目的は、前述の一つ以上の問題を克服することである。
本発明の一般目的は、作動装置を具備する組立体を介して少なくとも一部を達成できる。作動装置は、反応可能で反応生成物を生成する充填物を含む貯蔵チャンバを少なくとも一部に画成する伸縮可能な開始剤用カップを含む。伸縮可能な開始剤用カップは、少なくとも一つの不規則でない折り曲げ部を含む。作動装置はまた、反応性充填物と反応開始連通する少なくとも一つの電気コネクタも含む。伸縮可能な開始剤用カップは、反応性充填物の反応開始前に第一長さを有し、また反応性充填物の反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップは、長手方向に第二長さへ延びる。第二長さは、第一長さよりも大きい。組立体はさらに、長手方向に延びている穴を含む支持ハウジングを含む。伸縮可能な開始剤用カップは、少なくとも一部は穴の内部に置かれる。支持ハウジングは、反応性充填物の反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップの横方向の拡張を制限するために有効である。
従来技術は一般に、長手方向に伸縮可能な作動装置の横方向の拡張を制限することにより作動装置から最大仕事を提供する組立体を開示していない。従来技術はまた一般に、長手方向に拡張している作動装置のストローク長さを制御して、伸縮可能な開始剤用カップを破裂せずに最大性能を提供している組立体も開示していない。
本発明はさらに、作動装置を具備する組立体を含む。作動装置は、カップ側壁の一端にカップ端部壁を備える伸縮可能な開始剤用カップを含む。伸縮可能な開始剤用カップは少なくとも一部に、反応可能で反応生成物を生成する反応性充填物を含む貯蔵チャンバを画成する。カップ側壁は折り曲げ部を含んで、カップ側壁の第一部分とカップ側壁の第二部分が重畳し、カップ側壁の第二部分とカップ端部壁により画成されるポケットを形成する。作動装置はまた、反応性充填物と反応開始連通している少なくとも一つの電気コネクタも含む。伸縮可能な開始剤用カップは、反応性充填物の反応開始前に第一長さを有し、また反応性充填物の反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップは第一長さよりも大きい第二長さへ長手方向に延びる。組立体はまた、反応性充填物の反応開始前にポケットに少なくとも一部を置かれる移動可能要素と長手方向に延びている穴を含む支持ハウジングも含む。伸縮可能な開始剤用カップと移動可能要素の各々は、少なくとも一部を穴の内部に置かれる。
本発明はさらに、カップ側壁の一端にカップ端部壁を備える伸縮可能な開始剤用カップを含む作動装置を具備する組立体を含む。伸縮可能な開始剤用カップは少なくとも一部に、反応可能で反応生成物を生成する反応性充填物を含む貯蔵チャンバを画成する。カップ側壁は折り曲げ部を含んで、作動装置の長手方向軸に平行に置かれた、カップ側壁の第一部分とカップ側壁の第二部分は重畳する。作動装置はまた、反応性充填物と反応開始連通している少なくとも一つの電気コネクタも含む。伸縮可能な開始剤用カップは、反応性充填物の反応開始前に第一長さを有し、また反応性充填物の反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップは第一長さよりも大きい第二長さへ長手方向に延びる。組立体はまた、カップ端部壁に隣接して置かれる第一端部を含む移動可能要素と、長手方向に延びている穴を含む支持ハウジングとも含む。伸縮可能な開始剤用カップと移動可能要素の各々は、少なくとも一部を穴の内部に置かれる。支持ハウジングは、反応性充填物の反応開始中に伸縮可能な開始剤用カップの横方向の拡張を制限するために有効である。
本発明はさらに、導電部材を介して電気の伝導を遮断するための組立体を含む。組立体は、少なくとも一つの不規則でない折り曲げ部を有する伸縮可能な開始剤用カップを含み且つ反応可能で反応生成物を生成する反応性充填物を含む、貯蔵チャンバを少なくとも一部に画成する作動装置を具備する。作動装置はまた、反応性充填物と反応開始連通している少なくとも一つの電気コネクタも含む。伸縮可能な開始剤用カップは、反応性充填物の反応開始前に第一長さを有し、また反応性充填物の反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップは第二長さへ長手方向に延びる。第二長さは第一長さよりも大きい。組立体はさらに、長手方向に延びている穴を含む支持ハウジングを含む。伸縮可能な開始剤用カップは、少なくとも一部を穴の内部に置かれる。ハウジング端部ストップは、支持ハウジングへ接続される。ハウジング端部ストップは、穴の第一端部に隣接し且つ反応性充填物の反応開始中に伸縮可能な開始剤用カップの長手方向の拡張を制限するために有効である。導電部材は、伸縮可能な開始剤用カップとハウジング端部ストップとの間に少なくとも一部を置かれる。伸縮可能な開始剤用カップは、連通遮断導電部材に置かれ、また反応性充填物の反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップは第二長さへ延び、導電部材を介して電気の伝導を遮断する。
本明細書に使用されるような、伸縮可能な開始剤用カップの“折り曲げ部”は、伸縮可能な開始剤用カップの二つの部分から成る重畳である。折り曲げ部の重畳部分は、本明細書で“対向面”と呼ばれ、互いに直接接触している、互いに向き合う表面を所有でき、あるいは重畳部分は、空白又は空隙により隔てられる対向面を所有できる。“不規則でない折り曲げ部”は、所望の結果を達成するよう設計されたパターンなど、規定のパターンを有する折り曲げ部を言う。
本明細書に使用されるような、用語“長手方向”は、伸縮可能な開始剤用カップの、所望され且つ意図される拡張方向に平行な、作動装置及び/又は伸縮可能な開始剤用カップの軸を言う。従って、本発明の作動装置の伸縮可能な開始剤用カップは、長手方向に延びる。
本明細書に使用されるような、“反応開始連通”に対する言及は、電気コネクタなどの開始構成部分と反応性充填物などの反応可能な材料との間の関係を言うと理解されるべきであり、開始構成部分は、反応可能な材料の反応を作動できる。
さらに、“遮断連通”に対する本明細書の言及は、導電部材に関する本発明の作動装置の配置を言うと理解されるべきであり、作動装置は、作動装置の作動中に導電部材を介して電流を遮断する。
“係合解除連通”に対する言及は、電気スイッチに関する本発明の作動装置の配置を言うと理解されるべきであり、作動装置は、作動中、電気スイッチを直接又は間接に引き離し、電気スイッチを介して電流を遮断する。反対に、“係合連通”に対する言及は、電気スイッチに関する本発明の作動装置の配置を言い、作動装置は、作動中、電気スイッチに直接又は間接に係合し、電気スイッチを介して電気の流動を可能にする。
本明細書に使用されるような、二つの構成部分が、“電気的に接続”されているとき、一方の構成部分を通って伝導する電気は他方の構成部分を通過できる。反対に、二つの構成部分は、“電気的に遮断”されている場合、一方の構成部分を通って伝導する電気は他方の構成部分を通過できない。
本明細書に使用されるような、用語“隣接する”は、隣接する物体間の直接接触を要求しない。
他の目的と利点は、添付の請求項と図面を併用した以下の詳細説明から当業者には明らかであろう。
本発明は、作動装置を含む組立体を提供する。下記により詳細に説明されるように、本発明の組立体は、電気スイッチを作動し且つ作動を停止する、あるいは導電部材を切断し、電気の伝導を遮断するのに特に有用である。
本発明の組立体は、作動装置用の支持ハウジングを含んで、作動装置の伸縮可能な開始剤用カップを、比較的薄い及び/又はより軽量の材料から所望するように形成、構築又は製造できる。そのような支持は、伸縮可能なカップの意図しない又は所望しない破裂を生ずる又は生成することなしに、作動装置から最大仕事を達成するための重要な要因である。本発明の組立体は、側方支持と、伸縮可能な開始剤用カップの外部側面及び/又は伸縮可能な開始剤用カップの拡張方向の反対側の作動装置の端部に置かれる作動装置用の堅い後方支持との間に緊密な嵌合を提供する。そのような作動装置の多くの用途において、オープンエア型の支持されない配置など、作動装置の長手方向に伸縮可能なカップが半径方向に支持されない場合、代表的な作動装置の伸縮可能なカップの側壁は、発火材料搭載と仕事量が実行されるため破裂すると思われる。長手方向に延びている伸縮可能な開始剤用カップの横方向の拡張は一般に、それが、所望される長手方向の拡張に利用可能なエネルギを低減でき且つ伸縮可能な開始剤用カップを破裂できるようには望まれない。
ストローク長さを制御することは,伸縮可能なカップを破裂させずに作動装置からの最大仕事を達成するための別の重要な要因である。そのような作動装置の多くの用途において、伸縮可能な開始剤用カップの端部は、所定の発火材料の搭載と仕事量が実行され破裂すると思われる。従って、前述したように、より強い及び/又はより大きい厚みを有する材料、またそれ故一般により重い材料が一般に、支持されないオープンエア型の点火作動装置用の伸縮可能なカップを構築するために必要とされる。さらに、製造用のより強い材料とより大きな伸縮可能な開始剤用カップの厚みが、所望されない横方向拡張の制限と所望される長手方向の線形延びのみを提供することが一般的に必要である。伸縮可能な開始剤用カップのためにより薄い及び/又はより軽量の材料を使用することはまた、一般により少ない反応性装填物量を使用し、伸縮可能な開始剤用カップを拡張できることにも有利にできる。
一実施形態に記載の作動装置は、図1に示されていて且つ参照符号20により指定されている。作動装置20は、ヘッダ体24を取り付けられた伸縮可能な開始剤用カップ22を含む。伸縮可能な開始剤用カップ22とヘッダ体24は、反応可能で反応生成物を生成する反応性充填物28を含む貯蔵チャンバ26を画成する。任意の充填物ホルダ29が、貯蔵チャンバ26の内部と反応性充填物28の周囲に置かれる。充填物ホルダ29は、反応開始された反応性充填物28からの反応生成物をヘッダ体24の反対側の伸縮可能な開始剤用カップ22の端部に向けて集中させる。
本発明に記載の作動装置は一般に、反応性充填物と反応開始連通している少なくとも一つの電気コネクタを含む。前述のような、“反応開始連通”は、結合された電気端子からの電気信号を受信中、一つ以上の電気コネクタが反応性充填物の反応を開始することを意味する。作動装置20は、反応性充填物と反応開始連通していて、導電ピン30と32としてそれぞれ示される、一対の電気コネクタを含む。
図1に示されるように、第一導電ピン30は、小穴34の内部に配置された一端を用いてヘッダ体24に取り付けられる。小穴34の内部の絶縁材料36は、第一導電ピン30をヘッダ体24から隔て且つ絶縁するため使用できる。第一導電ピン30から離れた、第二導電ピン32は、ヘッダ体32へ取り付けられる。従来技術において周知のように、絶縁材料が在るとき、ブリッジワイア38を、第一導電ピン30をヘッダ体24へ接続するため使用できて、第一導電ピン30と第二導電ピン32との間で回路を閉鎖している。理解されるように、従来技術において周知の様々な電気コネクタ形態を、この発明の作動装置と共に使用できる。
本発明の伸縮可能な開始剤用カップは一般に、反応性充填物の反応開始中に、第一長さから第二長さへ拡張可能である。反応性充填物は、反応開始中に、伸縮可能な開始剤用カップを第一長さから第二長さへ延びさせる反応生成物を生成する。言い換えれば、伸縮可能な開始剤用カップは、反応性充填物の反応開始前に第一長さを有し、また反応性充填物の反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップは第二長さへ延び、そして第二長さは、第一長さよりも大きい。
反応開始中、反応性充填物28は、反応して、伸縮可能な開始剤用カップを第一長さから第二長さへ拡張できる反応生成物を生成する。当業者に理解されるように、反応性充填物28は、導電ピン30と32を介して導入される電流により作動できる点火装置などの一つ以上の周知の反応性充填材料を含むことができる。反応性充填物28は、共に混合され且つ貯蔵チャンバ26に配置される燃料スラリと酸化剤スラリを含むことができる。従来技術において周知で且つこの発明の作動装置に有用な反応性充填物の事例は、ジルコニウムと過塩素酸カリウムを含む混合体(ZPP)を含む。この発明の一実施形態では、反応性充填物28は粉末であり、また粉末反応性充填物28の少なくとも一部はブリッジワイア38の周囲に充填され、反応性充填物28をブリッジワイア38と十分な作動接触に維持する。この発明の一実施形態では、反応生成物はガスを含むことが望ましい。
伸縮可能な開始剤用カップ22は、密閉貯蔵チャンバ26を形成して、反応生成物が貯蔵チャンバ26から抜け出さず且つ伸縮可能な開始剤用カップ22を拡張するようにヘッダ体24に取り付けられることが望ましい。反応性充填物28は、反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップ22を拡張するために有効な量が存在する。伸縮可能な開始剤用カップ22は、軽量及び/又は薄い材料から形成されることが望ましい。本発明の一実施形態では、伸縮可能な開始剤用カップ22は、例えば、ステンレス鋼などの金属から形成される。理解されるように、作動装置と伸縮可能な開始剤用カップの製造に使用される大きさ、形状、形態及び材料は、所望の用途に応じて変更できる。同様に、貯蔵チャンバに含まれる反応性充填物の量は、使用される反応性充填物のタイプと貯蔵チャンバの大きさ、並びに伸縮可能な開始剤用カップのストローク、構造及び材料に少なくとも依存する。
この発明の伸縮可能な開始剤用カップは、少なくとも一つの不規則でない折り曲げ部を含む。少なくとも一つの不規則でない折り曲げ部は、開始剤用カップに拡張性を提供する。図1に示されるような、この発明の一実施形態では、伸縮可能な開始剤用カップは、しわ40を含む。しわ40は、伸縮可能な開始剤用カップ22に一つ以上の不規則でない折り曲げ部、望ましくは複数の不規則でない折り曲げ部を含み、その結果、伸縮可能な開始剤用カップ22の側壁42の外表面は、複数の隆起44と溝46を含む。しわ40は、伸縮可能な開始剤用カップ22が、アコ−デオンと同じように第一長さから第二長さへ延びることを可能にする。反応性充填物28の反応開始中、図1に第一長さで示される伸縮可能な開始剤用カップ22は、第一長さよりも大きい第二長さへ延びる。反応開始反応性充填物28から生ずる反応生成物からの圧力は、しわ40を少なくとも一部は幅を広げ且つ平坦化させて、伸縮可能な開始剤用カップ22を第二長さへ延ばしている。
図2Aは、この発明の別の実施形態に記載の作動装置120を示している。作動装置120は、ヘッダ体124に取り付けられた伸縮可能な開始剤用カップ122を含む。伸縮可能な開始剤用カップ122は、しわ140を含み、また第一長さL1を有する、延ばされていない状態にある。参照符号130と132により指定された二つの導電ピンはそれぞれ、ヘッダ体124へ接続され且つ反応性充填物(図示せず)と反応開始連通している。
図2Bは、反応性充填物(図示せず)の反応開始後の図2Aの作動装置120を示している。伸縮可能な開始剤用カップ122は、図2Aに示されている第一長さよりも大きい第二長さL2を有する長手方向に延ばされた状態にある。反応性充填物の反応からの反応生成物は、伸縮可能な開始剤用カップ122を長手方向に第一長さL1から第二長さL2へ延びさせる。図2Bに示されるように、伸縮可能な開始剤用カップ122の長さの増大は、伸縮可能な開始剤用カップ122のしわ140の延びから生ずる。本発明の別の実施形態では、伸縮可能な開始剤用カップの全側面がしわを含み、それ故伸縮可能な開始剤用カップの全側面が、延びることができる。
第一長さL1と第二長さL2との間の差、又は伸縮可能な開始剤用カップ122が延びる長さは、作動装置120のストロークである。図2Bに示される作動装置120のストロークは、長さL3で指定される。本発明の一つの好適な実施形態では、伸縮可能な開始剤用カップのストローク、又は第一長さと第二長さとの間の差は、約4mm〜約8mmであることが望ましい。理解されるように、本発明に記載の作動装置は、標準的な周知のディンプル・モータを上回る改良されたストローク/貯蔵比を有することが望ましい。詳細には、本発明の特定の好適な実施形態に記載の作動装置は、約1.0よりも大きい、より望ましくは約5.0よりも大きいストローク/貯蔵比を有することが有利である。理解されるように、この発明の作動装置のストロークとストローク/貯蔵比は、伸縮可能な開始剤用カップの大きさ、形態及び材料、並びに反応性充填物の量とタイプに依存することが多い。
本発明の組立体は、本明細書に記載される作動装置のいずれかを含むことができ、また電線又は電気ワイアなどの導電部材と組み合わせると特に有用である。本発明の一実施形態では、組立体は、作動装置用の横方向支持を提供する支持ハウジングを含む。作動装置は、電気信号を受信中、導電部材を介した電気の伝導を遮断するために作動し又は役立つ。本発明の一実施形態では、反応性充填物の反応を開始して反応生成物を生成するため一つ以上の電気コネクタを介した電気信号を受信中、伸縮可能な開始剤用カップは、第一長さから第二長さへ延び、導電部材を介した電気の伝導を遮断する。組立体の支持ハウジングにより提供される横方向支持は、より薄い及び/又はより軽量の伸縮可能な開始剤用カップを含む作動装置の使用を許容する。
本発明の一実施形態では、伸縮可能な開始剤用カップは、作動して、導電部材を切断することにより導電部材を介した電気の伝導を遮断できる。図3Aは、本発明の一実施形態に記載され、作動装置220、導電部材250、及び支持ハウジング260を含んでいる組立体200を示している。作動装置220は、しわ240を有する伸縮可能な開始剤用カップ222と、二つの導電ピン230と232を含む。本発明の具体的実施形態では、任意の切断要素を作動装置と組み合わせて使用し、導電部材の切断を容易にできる。図3Aに示されるように、カッタ248が、伸縮可能な開始剤用カップ222と導電部材250との間の伸縮可能な開始剤用カップ222の端部に置かれる。カッタ248は、少なくとも二つの目的を果すため非導電性であることが望ましい。第一に、カッタ248は、伸縮可能な開始剤用カップ222を絶縁して、伸縮可能な開始剤用カップ222が導電性の高い金属などの導電材料から形成され、且つ反応性充填物(図示せず)を作動するときなどに、導電部材の電流が、伸縮可能な開始剤用カップ222を介して伝導しないよう役立つことができる。第二に、カッタ248は、図3Bに示されるように、切断された導電部材250の二つの部分を分離し、また一方の切断された導電部材部分から他方の切断された導電部材部分へ電気を伝導しないように役立つことができる。本発明に記載のカッタは、様々な材料から形成でき且つ様々な形態を含むことができる。例えば、本発明の一実施形態では、導電部材に隣接する尖った縁を有し、導電部材の切断を容易にする。
支持ハウジング260は、長手方向に延びている穴262を含む。作動装置220は、長手方向に延びている穴262に置かれて、支持ハウジングは、導電部材250に対する適所に作動装置220を維持する。固定要素264は、作動装置220を穴262の内部に固定する。支持ハウジング260は、反応性充填物の反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップ222の横方向の拡張を制限するために有効である。本発明の一実施形態では、穴の内径は、伸縮可能な開始剤用カップ222の外径に対応する大きさにされて、支持ハウジング260は、伸縮可能な開始剤用カップ222の横方向の拡張を制限するために有効である。伸縮可能な開始剤用カップ222の横方向の拡張を制限する又は解消することにより、支持ハウジングは、伸縮可能な開始剤用カップ222の拡張を、導電部材250に向かう、所望の長手方向に集中する。さらに、支持ハウジング260は、伸縮可能な開始剤用カップの破裂を制限し、且つ望ましくは解消して、伸縮可能な開始剤用カップ222が、場合によっては横方向に支持されない、又はオープンエア型の作動装置を備えるよりも、より薄い及び/又はより軽量の材料から形成されることを可能にしている。さらに、より薄い及び/又はより軽量の材料から形成される伸縮可能な開始剤用カップは一般に、より少ない量の反応性充填物を使用して延ばすことができる。
作動装置220の伸縮可能な開始剤用カップ222は、導電部材250と遮断連通に置かれる。伸縮可能な開始剤用カップ222を“遮断連通”に置くことは、作動装置220の内部で反応性充填物の反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップ222が、穴262に第一長さから第二長さへ長手方向に延び、また導電部材を介した電気の伝導を遮断するように、導電部材250に対して置かれることを意味する。図3Bは、作動装置220の作動後の図3Aの組立体200を示している。伸縮可能な開始剤用カップ222は、第二長さへ延ばされ、またカッタ248は、切断された導電部材250を有する。非導電性のカッタ248は、切断された導電部材250の二つの部分を隔てる。さらに、非導電性のカッタ248は、電気を伝導しない、即ち、切断された導電部材250の二つの部分の間の空隙を架橋しない。
支持ハウジング260は、穴262の第一端部268に隣接するハウジング端部ストップ266を含む。ハウジング端部ストップ266は、伸縮可能な開始剤用カップ222に対し配置され、反応性充填物の反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップ222の長手方向の拡張を制限するために有効である。ハウジング端部ストップ266は、伸縮可能な開始剤用カップ222の拡張を、伸縮可能な開始剤用カップ222の完全に阻止されない拡張より小さい所望の一定距離に止める。ハウジング端部ストップ266は従って、伸縮可能な開始剤用カップ222のストローク長さを制御するために使用できる。ストローク長さを制御することは、伸縮可能な開始剤用カップ222と作動装置220からの最大仕事を達成するための重要な要因である。
図3Aと3Bに示されるように、導電部材250は、穴262の第一端部266と、導電部材250と端部ストップ266との間に形成される空洞270の上方に置かれる。図3Bに見られるように、作動装置220の反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップ222は、長手方向に延び、カッタ248がハウジング端部ストップ266に接触するまで、カッタ248を、導電部材250を介して且つ空洞270の中に押圧している。カッタ248のハウジング端部ストップ266との接触中、伸縮可能な開始剤用カップ222のいくらかの追加的な長手方向の延びは、停止される。
本発明の一実施形態では、支持ハウジングとハウジング端部ストップは、一部品として一体成形される。本発明の別の実施形態では、ハウジング端部ストップは、支持ハウジングに接続される別個の構成部品として形成される。当業者に理解されるように、本明細書の以下の教示は、支持ハウジングの様々な大きさ、形状及び形態と、ハウジング端部ストップが本発明の組立体の具体的実施形態に利用可能であることを規定している。
図3Bに示されるハウジング端部ストップ266は、任意の画像表示器272を含む。画像表示器272は、可撓性材料から形成できて、伸縮可能な開始剤用カップ222の拡張中、カッタ248は、画像表示器272に接触し、また画像表示器272をハウジング端部ストップ266から外向きに押圧する。画像表示器は、作動装置が点火されたかどうかを示すために使用できて、短絡と、電気システムの何処の修繕が必要であるかを示している。
本発明の別の実施形態では、導電部材は、電気スイッチと、電気スイッチと遮断連通に置かれる作動装置の伸縮可能な開始剤用カップを含む。伸縮可能な開始剤用カップが電気スイッチに対し配置されて、伸縮可能な開始剤用カップの第一長さから第二長さへの拡張中、伸縮可能な開始剤用カップが、電気スイッチを係合解除し又は電気スイッチを介して電気の伝導を遮断するとき、作動装置は、電気スイッチと“係合解除連通”している。
図4Aは、本発明の別の実施形態に記載の組立体300を示している。組立体300は、導電部材350の電気スイッチ352と組み合わせる作動装置320を含む。作動装置320は、しわ340を有する伸縮可能な開始剤用カップ322と、二つの導電ピン330と332をそれぞれ含む。電気スイッチ352は、第二電気接点356へ電気的に接続される第一電気接点354を含む。第一と第二電気接点354と356は、電流が一方の電気接点から他方の電気接点へ伝導できるとき、“電気的に接続”されている。
組立体300はまた、長手方向に延びている穴362を含む支持ハウジング360も含む。作動装置320は、長手方向に延びている穴362に置かれて、支持ハウジングは、電気スイッチ352に対して作動装置320を適所に維持する。固定要素364は、作動装置320を穴362の内部に固定する。支持ハウジング360は、反応性充填物の反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップ322の横方向の拡張を制限するために有効である。穴362の内径は、伸縮可能な開始剤用カップ322の外径に対応する大きさにされ、また望ましくは伸縮可能な開始剤用カップ322の外径よりも少し広い大きさにされ、その結果、支持ハウジング360は、伸縮可能な開始剤用カップ322の横方向の拡張を制限するために有効である。伸縮可能な開始剤用カップ322の横方向の拡張を制限する又は解消することにより、支持ハウジングは、伸縮可能な開始剤用カップ322の拡張を、電気スイッチ352に向かう、所望の長手方向に集中する。さらに、支持ハウジング360は、伸縮可能な開始剤用カップの破裂を制限し、且つ望ましくは解消して、伸縮可能な開始剤用カップ322が、場合によっては横方向に支持されない、又はオープンエア型の作動装置を備えるよりも、より薄い及び/又はより軽量の材料から形成されることを可能にしている。
前述されたように、作動装置320の伸縮可能な開始剤用カップ322は、電気スイッチ352と係合解除連通に置かれる。図4Bは、作動装置320の作動後の、図4Aの組立体300を示している。作動装置320は、導電ピン330と320を介して電気端子(図示せず)からの電気信号を受信し、また貯蔵チャンバの内部の反応性充填物は反応して、伸縮可能な開始剤用カップ322の図4Aに示されるような第一長さから図4Bに示されるような第二長さへの拡張が、第一電気接点354と第二電気接点356を電気的に遮断させる反応生成物を生成する。図4Aと4Bに示されるこの発明の実施形態では、伸縮可能な開始剤用カップ322は延びて、第二電気接点356を第一電気接点354から電気的に遮断する。
支持ハウジング360は、穴362の第一端部368に隣接し且つ上方に置かれるハウジング端部ストップ366を含む。ハウジング端部ストップ366は、伸縮可能な開始剤用カップ322に対して配置され、長手方向の延びを第二長さまで可能にし、また反応性充填物の反応開始中、長手方向の延びを伸縮可能な開始剤用カップ322により達成可能な完全な延びより小さく制限するために有効である。図4Aと4Bに示されるように、導電部材350の電気スイッチ352は、穴の第一端部366と端部ストップ366との間に形成される空洞370の穴362の上方に置かれる。図4Bに見られるように、作動装置320の反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップ322は、ハウジング端部ストップ366に向かい且つ空洞370の中に長手方向に延びて、第二電気接点356を第一電気接点354から電気的に遮断している。図4Bに示されるように、伸縮可能な開始剤用カップ322は、第二電気接点356を端部ストップ366の中に押圧する。ハウジング端部ストップ366は、伸縮可能な開始剤用カップ322のいくらかの追加的な長手方向の延びを停止させ且つ延ばされた伸縮可能な開始剤用カップは、第一電気接点354と第二電気接点356との間の電気的接続を維持する。
前述されたように、支持ハウジングの穴は、伸縮可能な開始剤用カップのための横方向支持を提供し、また一般的に横方向の拡張と破裂を解消する。しかしながら、当業者に理解されるように、本明細書の以下の教示は、本発明の広範な実行において、伸縮可能な開始剤用カップは、反応性充填物の反応開始中、一部が支持ハウジングの穴の端部を超えて拡張できることを規定している。そのような実施形態は図4Bに示されていて、そこでは伸縮可能な開始剤用カップ322の一部が穴362の第一端部368を超えて延びている。伸縮可能な開始剤用カップの内部の最高圧力は、伸縮可能な開始剤用カップが延びる直前に発生する。伸縮可能な開始剤用カップが延びると、反応性充填物を含む貯蔵チャンバの容積は増加する。当業者に理解されるように、本明細書の以下の教示は、伸縮可能な開始剤用カップ322が延びると、圧力の減少のため支持ハウジングにより提供される横方向支持の必要性は一般に減少することを規定している。従って、図4Aと4Bに示されるような、本発明の具体的で好適な実施形態では、伸縮可能な開始剤用カップは、穴の端部を超えて拡張できる。
当業者に理解されるように、本明細書の以下の教示は、本発明に記載の組立体が、既定の一組の条件化で導電部材が切断され又はさもなければ遮断される必要がある多くの用途に有効であることを規定している。本発明の組立体の作動装置は、公知の一つ以上の様々なセンサ及び様々な条件を検知するため使用されるようなセンサ装置へ接続できる。当該センサが特定の条件を検知するとき、電気信号が、作動装置の一つ以上の電気コネクタ、例えば導電ピンを取り付けられた電気端子を介して発信される。作動装置は作動され、また伸縮可能な開始剤用カップは延び、導電部材を切断する又はさもなければ導電部材を通る電流を遮断するように、電気スイッチを引き離す。例えば、本発明の一実施形態では、電気スイッチは、第一と第二電気接点を含む非常用電力解除スイッチである。非常用電力解除スイッチは、自動車用に組み込みでき、また短絡又は衝突などの一設定条件中は、電気信号は作動装置により受信され、また伸縮可能な開始剤用カップは第一長さから第二長さへ延び、電気スイッチの第一と第二電気接点を電気的に遮断して、点火の可能性を回避している。
本発明に記載の組立体が具体的なシステム構成部品への電気信号を解除し又は遮断するため使用される実施形態に言及する発明が、一般的に前述されてきたが、当業者及び本明細書に規定された教示により指導された人は、本発明の広範な実行は必ずしもそのように限定されないことを理解するであろう。例えば、本発明の別の好適な実施形態の記載では、本発明に記載の組立体は、必要なら、電気スイッチと組み合わせて使用できて、作動装置の伸縮可能な開始剤用カップは電気スイッチとの係合連通に置かれる。例えば、図5Aは、導電部材450の電気スイッチ452と組み合わせる作動装置420を含んでいる組立体400を示している。
図5Aに示されるように、作動装置420は、しわ440と、二つの導電ピン430と432をそれぞれ有する伸縮可能な開始剤用カップ422を含む。導電部材450の電気スイッチ452は、第二電気接点456から電気的に遮断される第一電気接点454を含んで、電流は一方の電気接点から他方の電気接点へ通過しない。作動装置420は、支持ハウジング460の長手方向に延びている穴462の内部に置かれ、また電気スイッチ452と係合連通に維持される。固定要素464は、作動装置420を穴462の内部に固定する。支持ハウジング460は、穴462の第一端部468に隣接し且つ上方に置かれるハウジング端部ストップ466を含む。ハウジング端部ストップ466は、反応性充填物の反応開始中、伸縮可能な開始剤用カップ422の長手方向の延びを、伸縮可能な開始剤用カップ422により達成可能な完全な延びより小さく制限するために有効である。電気スイッチ452は、穴の第一端部468とハウジング端部ストップ466との間にある空洞470の内部に置かれる。
作動装置420は、導電ピン430と432を介して電気端子(図示せず)から電気信号を受信し、また貯蔵チャンバの内部の反応性充填物は反応して、図5Aに示されるような第一長さから図5Bに示されるような第二長さへの伸縮可能な開始剤用カップ422の長手方向の延びが、第一電気接点454と第二電気接点456を電気的に接続させ且つ電気スイッチに係合させ、第一と第二電気接点454と456との間に電気が流れることを可能にする。図5Aと5Bに示されるこの発明の実施形態では、伸縮可能な開始剤用カップ422は延び、第二電気接点456を第一電気接点454へ電気的に接続する。第一と第二電気接点454と456は、伸縮可能な開始剤用カップ422とハウジング端部ストップ466との間に一緒に保持される。
当業者に理解されるように、本明細書の以下の教示は、多くの様々な形態の不規則でない折り曲げ部が、本発明の伸縮可能な開始剤用カップに使用するため利用可能であることを規定している。図6A−Fは例えば、本発明の様々な代替可能な実施形態に記載の少なくとも一つの不規則でない折り曲げ部を含む伸縮可能な開始剤用カップの形態を示している。当業者に理解されるように、本明細書の以下の教示は、この発明の組立体の支持ハウジングとその中の長手方向に延びている穴のさらなる形態が、作動装置の具体的実施形態のために要求及び/又は所望できることを規定している。
図6Aは、本発明の一実施形態に記載の作動装置520aを示している。作動装置520aは、二つの導電ピン530aと532a及び充填物ホルダ529aへ接続された伸縮可能な開始剤用カップ522aを含む。作動装置520aは、作動装置520aの中心を通って延び且つ導電ピン530aと532aとほぼ平行な長手方向軸535aを有する。伸縮可能な開始剤用カップ522aは、不規則でない折り曲げ部540aを含む。折り曲げ部540aは、伸縮可能な開始剤用カップ522aの第一部分542aと伸縮可能な開始剤用カップ522aの第二部分544aを含む。伸縮可能な開始剤用カップ522aの屈曲部546aは、第一部分542aと第二部分544aの重畳を形成する。屈曲部546aは、第二部分544aを第一部分542aの内表面548aに重畳且つ接触させる。図6Aに示される折り曲げ分540aでは、伸縮可能な開始剤用カップ522aの第一部分542aと第二部分544aは、長手方向軸535aにほぼ垂直に置かれる。作動装置520aの内部の反応性充填物(図示せず)の反応開始中、生じた反応生成物からの圧力は、折り曲げ部540aを少なくとも一部開放させて、伸縮可能な開始剤用カップ522aを第一長さから第一長さよりも大きい第二長さへ延ばしている。
図6Bは、本発明の別の実施形態に記載の作動装置520bを示している。作動装置520bは、二つの導電ピン530bと532b及び充填物ホルダ529bへ接続された伸縮可能な開始剤用カップ522bを含む。作動装置520bは、作動装置520bの中心を通って延び且つ導電ピン530bと532bとほぼ平行な長手方向軸535bを有する。伸縮可能な開始剤用カップ522bは、不規則でない折り曲げ部540bを含む。折り曲げ部540bは、伸縮可能な開始剤用カップ522bの第一部分542bと伸縮可能な開始剤用カップ522bの第二部分544bを含む。伸縮可能な開始剤用カップ522bの屈曲部546bは、第一部分542bと第二部分544bの重畳を形成する。屈曲部546bは、第二部分544bを第一部分542bの内表面548bに重畳させる。図6Bに示される折り曲げ部540bでは、伸縮可能な開始剤用カップ522bの第一部分542bと第二部分544bは両方とも、長手方向軸535bにほぼ平行に置かれる。図6Bに示される実施形態では、伸縮可能な開始剤用カップ522bは、自身の内側に折り返される、即ち再引き込みされてポケットを形成する。作動装置520bの内部の反応性充填物(図示せず)の反応開始中、生じた反応生成物からの圧力は、折り曲げ部540bを少なくとも一部開放させて、伸縮可能な開始剤用カップ522aを第一長さから第一長さよりも大きい第二長さへ延ばしている。
図6Cは、本発明の別の実施形態に記載の作動装置520cを示している。作動装置520cは、二つの導電ピン530cと532c及び充填物ホルダ529cへ接続された伸縮可能な開始剤用カップ522cを含む。作動装置520cは、作動装置520cの中心を通って延び且つ導電ピン530cと532cとほぼ平行な長手方向軸535cを有する。伸縮可能な開始剤用カップ522cは、二つの不規則でない折り曲げ部を含む。第一折り曲げ部540cは、伸縮可能な開始剤用カップ522cの第一部分542cと伸縮可能な開始剤用カップ522cの第二部分544cを含む。伸縮可能な開始剤用カップ522cの第一屈曲部546cは、第一部分542cと第二部分544cの重畳を形成する。第一屈曲部546cは、第二部分544cを第一部分542cの外表面549cに重畳させる。図6Bに示される第一折り曲げ部540cでは、伸縮可能な開始剤用カップ522cの第一部分542cと第二部分544cは両方とも、長手方向軸535cにほぼ平行に置かれる。
伸縮可能な開始剤用カップ522cはまた、不規則でない第二折り曲げ部550cも含む。第二折り曲げ部550cは、伸縮可能な開始剤用カップ522cの第二部分544cと伸縮可能な開始剤用カップ522cの第三部分552cを含む。伸縮可能な開始剤用カップ522cの第二屈曲部556cは、第二部分544cと第三部分552cの重畳を形成する。第二屈曲部556cは、第三部分552cを第二部分544cの内表面558cに重畳させる。図6Cに示される第二折り曲げ部550cでは、伸縮可能な開始剤用カップ522cの第二部分544cと第三部分552cは両方とも、同様に長手方向軸535cにほぼ平行に置かれる。作動装置520cの内部の反応性充填物(図示せず)の反応開始中、生じた反応生成物からの圧力は、第一折り曲げ部540cと第二折り曲げ部550cを少なくとも一部開放させて、伸縮可能な開始剤用カップ522cを第一長さから第一長さよりも大きい第二長さへ延ばしている。
図6Dは、本発明のさらに別の実施形態に記載の作動装置520dを示している。作動装置520dは、二つの導電ピン530dと532d及び充填物ホルダ529dへ接続された伸縮可能な開始剤用カップ522dを含む。作動装置520dは、作動装置520dの中心を通って延び且つ導電ピン530dと532dとほぼ平行な長手方向軸535dを有する。伸縮可能な開始剤用カップ522dは、三つの不規則でない折り曲げ部を含む。第一折り曲げ部540dは、伸縮可能な開始剤用カップ522dの第一部分542dと伸縮可能な開始剤用カップ522dの第二部分544dを含む。伸縮可能な開始剤用カップ522dの第三屈曲部546dは、第一部分542dと第二部分544dの重畳を形成する。第一屈曲部546dは、第二部分544dを第一部分542dの内表面548dに重畳させる。図6Dに示される第一折り曲げ部540dでは、伸縮可能な開始剤用カップ522dの第一部分542dと第二部分544dは両方とも、長手方向軸535dにほぼ平行に置かれる。
伸縮可能な開始剤用カップ522dはまた、不規則でない第二折り曲げ部550dも含む。第二折り曲げ部550dは、伸縮可能な開始剤用カップ522dの第二部分544dと伸縮可能な開始剤用カップ522dの第三部分552dを含む。伸縮可能な開始剤用カップ522dの第二屈曲部556dは、第二部分544dと第三部分552dの重畳を形成する。第二屈曲部556dは、第三部分552dを第二部分544dの外表面559dに重畳させる。図6Dに示される第二折り曲げ部550dでは、伸縮可能な開始剤用カップ522dの第二部分544dと第三部分552dは両方とも、同様に長手方向軸535dにほぼ垂直に置かれる。
伸縮可能な開始剤用カップ522dはまた、不規則でない第三折り曲げ部560dも含む。第三折り曲げ部560dは、伸縮可能な開始剤用カップ522dの第三部分552dと伸縮可能な開始剤用カップ522dの第四部分554dを含む。伸縮可能な開始剤用カップ522dの第三屈曲部566dは、第三部分552dと第四部分554dの重畳を引き起す。第三屈曲部566dは、第四部分554dを第三部分552dの内表面568dに重畳させる。図6Dに示される第三折り曲げ部550dでは、伸縮可能な開始剤用カップ522dの第三部分552dと第四部分554dは両方とも、同様に長手方向軸535dにほぼ垂直に置かれる。作動装置520dの内部の反応性充填物(図示せず)の反応開始中、生じた反応生成物からの圧力は、第一折り曲げ部540d、第二折り曲げ部550d、及び第三折り曲げ部560dの各々を少なくとも一部開放させて、伸縮可能な開始剤用カップ522dを第一長さから第一長さよりも大きい第二長さへ延ばしている。
図6Eは、本発明のさらに別の実施形態に記載の作動装置520eを示している。作動装置520eは、二つの導電ピン530eと532e及び充填物ホルダ529eへ接続された伸縮可能な開始剤用カップ522eを含む。作動装置520eは、作動装置520eの中心を通って延び且つ導電ピン530eと532eにほぼ平行な長手方向軸535eを有する。伸縮可能な開始剤用カップ522eは、三つの不規則でない折り曲げ部を含む。第一折り曲げ部540eは、伸縮可能な開始剤用カップ522eの第一部分542eと伸縮可能な開始剤用カップ522eの第二部分544eを含む。伸縮可能な開始剤用カップ522eの第一屈曲部546eは、第一部分542eと第二部分544eの重畳を形成する。第一屈曲部546eは、第二部分544eを第一部分542eの内表面549eに重畳させる。空所570eは、重畳する第一部分542eと第二部分544eの対向表面を隔てている。図6Eに示される第一折り曲げ部540eでは、伸縮可能な開始剤用カップ522eの第一部分542eと第二部分544eは両方とも、長手方向軸535eにほぼ平行に置かれる。
伸縮可能な開始剤用カップ522eはまた、不規則でない第二折り曲げ部560eも含む。第二折り曲げ部550eは、伸縮可能な開始剤用カップ522eの第二部分544eと伸縮可能な開始剤用カップ522eの第三部分552eを含む。伸縮可能な開始剤用カップ522eの第二屈曲部556eは、第二部分544eと第三部分552eの重畳を形成する。第二屈曲部556eは、第三部分552eを第二部分544eの外表面559eに重畳させる。空所580eは、重畳する第二部分544eと第三部分552eを隔てている。図6Eに示される第二折り曲げ部550eでは、伸縮可能な開始剤用カップ522eの第二部分544eと第三部分552eは両方とも、同様に長手方向軸535eにほぼ平行に置かれる。作動装置520eの内部の反応性充填物(図示せず)の反応開始中、生じた反応生成物からの圧力は、第一折り曲げ部540eと第二折り曲げ部550eを少なくとも一部開放させて、伸縮可能な開始剤用カップ522eを第一長さから第一長さよりも大きい第二長さへ延ばしている。
図6Fは、本発明のさらに別の実施形態に記載の作動装置520fを示している。作動装置520fは、二つの導電ピン530fと532f及び充填物ホルダ529fへ接続された伸縮可能な開始剤用カップ522fを含む。作動装置520fは、作動装置520fの中心を通って延び且つ導電ピン530fと532fにほぼ平行な長手方向軸535fを有する。伸縮可能な開始剤用カップ522fは、二つの不規則でない折り曲げ部を含む。第一折り曲げ部540fは、伸縮可能な開始剤用カップ522fの第一部分542fと伸縮可能な開始剤用カップ522fの第二部分544fを含む。伸縮可能な開始剤用カップ522fの第一屈曲部546fは、第一部分542fと第二部分544fの重畳を形成する。作動装置520fは、図6Eに示される作動装置520eに形態的に類似している。しかしながら、図6Fに示される第一屈曲部546fは、第二部分544fを第一部分542fの内表面547fに重畳させ且つ直接接触させる。言い換えると、重畳する第一部分542fと第二部分544fの対向表面の間に空所はない。図6Fに示される第一折り曲げ部540fでは、伸縮可能な開始剤用カップ522fの第一部分542fと第二部分544fは両方とも、長手方向軸535fにほぼ平行に置かれる。
伸縮可能な開始剤用カップ522fはまた、不規則でない第二折り曲げ部550fも含む。第二折り曲げ部550fは、伸縮可能な開始剤用カップ522fの第二部分544fと伸縮可能な開始剤用カップ522fの第三部分552fを含む。伸縮可能な開始剤用カップ522fの第二屈曲部556fは、第二部分544fと第三部分552fの重畳を引き起す。空所580fは、重畳する第二部分544fと第三部分552fの対向表面を隔てている。作動装置520fの内部の反応性充填物(図示せず)の反応開始中、生じた反応生成物からの圧力は、第一折り曲げ部540fと第二折り曲げ部550fを少なくとも一部開放させて、伸縮可能な開始剤用カップ522fを第一長さから第一長さよりも大きい第二長さへ延ばしている。
上記を考慮して、当業者及び本明細書に規定された教示により指導された人は、本発明の広範な実行は必ずしも、一つ以上の特定又は具体的な不規則でない折り曲げ部又は折り曲げのパターンを含む又は組み込む伸縮可能な開始剤用カップに限定されないことを理解するであろう。さらに、他の特定の不規則でない一つ以上の折り曲げ部を含む又は組み込む伸縮可能な開始剤用カップは、当業者及び本明細書に規定された教示により指導された人には明らかであろう。
図7A−Cは、本発明の別の実施形態に記載の組立体600を示している。組立体600は、移動可能要素648と支持ハウジング660と組み合わせる作動装置620を含む。
作動装置620は、カップ側壁628の端部626にカップ端部壁624を有する伸縮可能な開始剤用カップ622を含む。伸縮可能な開始剤用カップ622は、対向端629でヘッダ体630に取り付けられ、密閉された貯蔵チャンバ632を画成し且つ囲む。反応可能で反応生成物を生成する、望ましくは点火装置である反応性充填物634は、貯蔵チャンバ632の内部に含まれる。作動装置620は、反応性充填物634と反応開始連通している電気コネクタ636を含む。
伸縮可能な開始剤用カップ622は、再引き込みされ、即ち自身の内側に反り返されて、図6Bに示され且つ前述されたようにポケット640を形成する。伸縮可能な開始剤用カップ側壁628は、カップ側壁第二部分644が内向きに折り返され、カップ側壁第一部分646に重畳する折り曲げ部642を含む。図7Aに示されるように、カップ側壁628の第一部分646と第二部分644は、作動装置620の長手方向軸650に平行に置かれる。ポケット640は、カップ側壁628の第二部分644とカップ端部壁624により画成される。ポケット640は、端部壁624の反対側の端部で開放している。
支持ハウジング660は、長手方向に延びている穴662を含む。作動装置620は、長手方向に延びている穴662の一端に置かれる。穴662の内径は、伸縮可能な開始剤用カップ622の外径に対応する大きさにされ、また望ましくは伸縮可能な開始剤用カップ622の外径よりも少し広い大きさにされ、その結果、反応性充填物634の反応開始中、支持ハウジング660は、伸縮可能な開始剤用カップ622の横方向の拡張を制限するために有効である。前述されたように、伸縮可能な開始剤用カップ622の横方向の拡張を制限する又は解消することにより、支持ハウジング660は、伸縮可能な開始剤用カップ622の拡張を、所望の長手方向に集中する。さらに、支持ハウジング660は、伸縮可能な開始剤用カップ622の破裂を制限し、且つ望ましくは解消して、伸縮可能な開始剤用カップ622が、場合によっては横方向に支持されない、又はオープンエア型の作動装置を備えるよりも、より薄い及び/又はより軽量の材料から形成されることを可能にしている。
移動可能部材648も、穴662に置かれる。移動可能要素648は、反応性充填物の反応開始前にポケット640に一部を置かれる。図7Aに示される実施形態では、移動可能要素648は、カップ側壁624に隣接して置かれた第一端部664を含む。当業者に理解されるように、本明細書の以下の教示は、具体的な用途の必要性に応じて移動可能要素648に利用できる、様々な大きさ、形状、形態、及び材料を規定している。図7A−Cに示される実施形態では、移動可能要素は、円筒型ピンとして形成され且つ反応性充填物634の反応開始前に穴662の端部とハウジング660を超えて延びる。移動可能要素648は、反応開始前に、穴662の端部と同一平面であるよう選択的に延びることができ、又は図3Aに示されるカッタ248のように一部だけ穴662の長さより上に延びることができる。
図7Bは、作動装置620の作動後の図7Aの組立体300を示している。作動装置620は、電気コネクタ636を介して電気端子(図示せず)からの電気信号を受信し、また貯蔵チャンバ632の内部の反応性充填物634は反応して、例えば、伸縮可能な開始剤用カップ622の図7Aに示されるような第一長さから図7Cに示されるような第二長さへの拡張を引き起すガスなどの反応生成物を生成する。
図7Bに示されるように、反応性充填物634は反応し、伸縮可能な開始剤用カップ622を穴662の内部に延びさせる、反応生成物を生成する。反応生成物は、貯蔵チャンバ632を満たすことが望ましく、またカップ側壁折り曲げ部642を横揺れしない動き(unrolling motion)により開放させて、重畳するカップ側壁第二部分644の大きさを低減しているが、カップ側壁第一部分646の大きさを増大している。開放されている伸縮可能な開始剤用カップ622は延びて、移動可能要素648を、穴662を通して延びの方向に移動し又は押圧する。伸縮可能な開始剤用カップ622の長手方向の拡張の際に、反応生成物は、カップ端部壁624を移動可能要素第一端部664に押圧し、移動可能要素648を穴662の内部に移動させる。
拡張可能要素端部664の一部を、伸縮可能な開始剤用カップ622の再引き込みポケット646に置くこと又は入れ子にすることは、幾つかの利点を提供する。伸縮可能な開始剤用カップ622は、移動可能要素648によりポケット640の内部に且つ支持ハウジング660により横方向を支持される。ハウジング660により提供される支持は、伸縮可能な開始剤用カップ622の延びを穴662の端部668に向ける。移動可能要素648により提供されるポケット支持は、ポケット640の一般形態又は形状を維持するが、折り曲げ部642は開放して、穴662の端部668に向かう方向に折り曲げ部642の横揺れを生じない又は促進しないことが望ましい。入れ子にされた移動可能要素648は、伸縮可能な開始剤用カップ622の長手方向の拡張の際にポケット640の望まれない折り畳みを低減し又は解消する。入れ子にされた移動可能要素648及び/又は支持ハウジング660はまた、より高い内圧が利用されることを可能にするが、拡張している開始剤用カップ622の破裂も低減している又は解消していることが望ましい。内圧が高いほど、より大きい作動又は加工力及び/又は向上した延び率を提供できることが望ましい。さらに、伸縮可能な開始剤用カップ622及び/又は移動可能要素648の有効ストローク距離は、例えば、移動可能要素を、伸縮可能な開始剤用カップ622に隣接するがポケット640にはなく置くことと比べて、移動可能要素648を入れ子にすることにより増大される。
支持ハウジング660は、穴662の第一端部668に隣接するハウジング端部ストップ666を含む。図7A−Cの実施形態に示される端部ストップ666は、支持ハウジング660に取り付けられた別個の端部ストップ666である。別個の端部ストップ666は、作動装置620と移動可能要素648を、組立の際に穴662の内部に挿入できるようにする。この発明の別の実施形態では、例えば図3Aと3Bに示される端部ストップ266のような端部ストップ666は、支持ハウジング660とも一体的に成形できる。図7Bに見られるように、伸縮可能な開始剤用カップ622は、ハウジング端部ストップ666に向かって長手方向に延びる。
図7A−Cに示されるように、移動可能要素648は、望ましくは移動可能部材648の側面から延びる半径方向に延びている突出部670を含む。本明細書に使用されるような、用語“半径方向に延びている”は、移動可能要素及び/又は突出部の形状に係わらず、移動可能要素の側面からの突出部の外向きの延びを言う。突出部670に、大きさ、形状及び形態を選択的に利用できる。突出部670は、移動可能要素648の外表面の周囲を円周方向に延びるが、対向側面に置かれる及び/又は移動可能要素648の周囲に一部延びる、二つ以上の整列した突出部も使用できる。図7Cに示されるように、伸縮可能な開始剤用カップ622は、突出部670がハウジング端部ストップ666に接触するまで移動可能要素648を押圧し又は延ばす。ハウジング端部ストップ666は、移動可能要素648と延ばされた伸縮可能な開始剤用カップ622のいくらかのさらなる長手方向の延びを停止させる。当業者に理解されるように、本明細書の以下の教示は、例えば、移動可能要素、伸縮可能な開始剤用カップ及び/又は穴の意図された用途及び大きさと形態に応じて、突出部を移動可能要素の長さに沿って様々な位置に置くことができることを規定している。
組立体600を、組立体200、300、及び400に用いる前述の用途など又は類似の用途に使用できる。この発明の一実施形態では、組立体600は、反応開始前に伸縮可能な開始剤用カップ622とハウジング端部ストップ666との間に置かれ、例えば、図3A−B、4A−B及び5A−Bに示されるような空洞を含むことができる。切断可能な部材を、支持ハウジング660と空洞を介して置くことができて、伸縮可能な開始剤用カップ622の第一長さから第二長さへの拡張中、移動可能要素648は、切断可能な部材を切断する。本発明の一実施形態では、切断可能な部材は、前述された導電部材250、350及び450などの導電部材を含む。導電部材を切断するため使用されるとき、移動可能要素は、非導電材料製であることが望ましい。移動可能要素は尖ったカッタでもあり又は含むこともでき、切断可能な部材を容易に切断できることが望ましい。
従って、本発明は、導電部材及び/又は電気スイッチと組み合わせて使用するに適した組立体を提供する。組立体は作動装置に横方向支持を提供し且つ作動装置の長手方向の拡張を制限できて、伸縮可能な開始剤用カップの最大仕事性能を提供し、破裂を制限し及び伸縮可能な開始剤用カップを製造し且つ反応性充填物の量をより少なくするために、より軽量の及び/又はより薄い材料の使用を可能にしている。
本明細書に適切に図式的に開示された本発明は、本明細書に具体的に開示されないいずれかの要素、部品、工程、構成部分、又は構成要素がない場合に実行できる。
前述の詳細説明では、この発明は、その特定の好適な実施形態に関して記載され、また多くの細部が説明のため記載されてきたが、本発明は、更なる実施形態に受容可能であり、また本明細書に記載された特定の細部は、本発明の基本原理から逸脱せずに大幅に変更できることを、当業者は理解するであろう。
図1は、本発明の一実施形態に記載の作動装置の部分断面図である。 図2Aは、本発明の別の実施形態に記載の作動装置の平面図であり、反応性充填物の反応開始による作動前の状態の作動装置を示している。 図2Bは、本発明の別の実施形態に記載の作動装置の平面図であり、反応性充填物の反応開始による作動後の作動装置を示している。 図3Aは、この発明のさらに別の実施形態に記載の作動装置と導電部材を含む組立体の部分断面図であり、反応性充填物の反応開始による作動装置の作動前状態の組立体を示している。 図3Bは、この発明のさらに別の実施形態に記載の作動装置と導電部材を含む組立体の部分断面図であり、作動装置の反応性材料の反応開始による作動装置の作動後状態の組立体を示している。 図4Aは、この発明のさらに別の実施形態に記載の作動装置と電気スイッチを含む組立体の部分断面図であり、反応性充填物の反応開始による作動装置の作動前状態の組立体を示している。 図4Bは、この発明のさらに別の実施形態に記載の作動装置と電気スイッチを含む組立体の部分断面図であり、作動装置の反応性材料の反応開始による作動装置の作動後の組立体を示している。 図5Aは、この発明のさらに別の実施形態に記載の作動装置と電気スイッチを含む組立体の部分断面図であり、反応性充填物の反応開始による作動装置の作動前状態の組立体を示している。 図5Bは、この発明のさらに別の実施形態に記載の作動装置と電気スイッチを含む組立体の部分断面図であり、作動装置の反応性材料の反応開始による作動装置の作動後の組立体を示している。 図6Aは、本発明の特定の好適な実施形態に記載の作動装置の部分断面図である。 図6Bは、本発明の特定の好適な実施形態に記載の作動装置の部分断面図である。 図6Cは、本発明の特定の好適な実施形態に記載の作動装置の部分断面図である。 図6Dは、本発明の特定の好適な実施形態に記載の作動装置の部分断面図である。 図6Eは、本発明の特定の好適な実施形態に記載の作動装置の部分断面図である。 図6Fは、本発明の特定の好適な実施形態に記載の作動装置の部分断面図である。 図7Aは、この発明のさらに別の実施形態に記載の作動装置を含む組立体の部分断面図であり、反応性充填物の反応開始による作動装置の作動前状態の組立体を示している。 図7Bは、この発明のさらに別の実施形態に記載の作動装置を含む組立体の部分断面図であり、作動装置の反応性充填物の反応開始による作動装置の作動後の組立体を示している。 図7Cは、この発明のさらに別の実施形態に記載の作動装置を含む組立体の部分断面図であり、作動装置の作動後のしばらく経過後の組立体を示している。

Claims (20)

  1. 作動装置であって、カップ側壁の一端にカップ端部壁を含む伸縮可能な開始剤用カップで、少なくとも一部に、反応可能で反応生成物を生成する反応性充填物を含む貯蔵チャンバを画成し、前記カップ側壁は、折り曲げ部を含んで、前記カップ側壁の第一部分と前記カップ側壁の第二部分は重畳し、前記カップ側壁の第二部分と前記カップ端部壁により画成されるポケットを形成する、伸縮可能な開始剤用カップと;前記反応性充填物と反応開始連通する少なくとも一つの電気コネクタと;を含み;前記伸縮可能な開始剤用カップが、前記反応性充填物の反応開始前は第一長さを有し、前記反応性充填物の反応開始中、前記第一長さよりも大きい第二長さへ長手方向に延びるようにされている、作動装置と;
    移動可能要素であって、前記反応性充填物の反応開始前は前記ポケットに少なくとも一部を置かれる、移動可能要素と;
    長手方向に延びる穴を含む支持ハウジングであって、前記伸縮可能な開始剤用カップと前記移動可能要素の各々は、少なくとも一部を前記穴の内部に置かれる、支持ハウジングと;
    を具備する、組立体。
  2. 前記移動可能要素は、前記反応性充填物の反応開始中、前記ポケットを支持する、請求項1に記載の組立体。
  3. 前記カップ側壁の第一と第二部分は両方とも、前記作動装置の長手方向軸に平行に置かれる、請求項1に記載の組立体。
  4. 前記伸縮可能な開始剤用カップの長手方向の拡張中、前記移動可能要素は、前記支持ハウジングの穴を越えて延びる、請求項1に記載の組立体。
  5. 前記伸縮可能な開始剤用カップの長手方向の拡張中、前記カップ側壁折り曲げ部は少なくとも一部が開放する、請求項1に記載の組立体。
  6. 前記移動可能要素は、半径方向に延びている突出部を具備する、請求項1に記載の組立体。
  7. 前記穴の第一端部に隣接して置かれるハウジング端部ストップをさらに具備し、前記伸縮可能な開始剤用カップの拡張中、前記移動可能要素は、前記突出部が前記ハウジング端部ストップに接触するまで前記穴を通って移動する、請求項6に記載の組立体。
  8. 前記突出部は、前記移動可能要素の周囲を円周方向に延びる、請求項6に記載の組立体。
  9. 前記移動可能要素は、ピンを具備する、請求項1に記載の組立体。
  10. 前記反応性充填物の反応開始中、前記支持ハウジングは、前記伸縮可能な開始剤用カップの横方向の拡張を制限するために有効である、請求項1に記載の組立体。
  11. 前記貯蔵チャンバは、密閉されている、請求項1に記載の組立体。
  12. 前記反応生成物は、ガスを含む、請求項1に記載の組立体。
  13. 前記反応性充填物は、点火装置を含む、請求項1に記載の組立体。
  14. 前記穴の第一端部に隣接して置かれるハウジング端部ストップと;
    前記伸縮可能な開始剤用カップと前記ハウジング端部ストップとの間に切断可能な部材の一部を受け入れるための空洞;をさらに具備し、
    前記伸縮可能な開始剤用カップの前記第一長さから前記第二長さへの拡張中、前記移動可能要素は、前記切断可能な部材を切断する、
    請求項1に記載の組立体。
  15. 前記切断可能な部材は、導電部材から成る、請求項14に記載の組立体。
  16. 前記移動可能要素は、非導電材料から成る、請求項15に記載の組立体。
  17. 作動装置であって、カップ側壁の一端にカップ端部壁を含む伸縮可能な開始剤用カップで、少なくとも一部に、反応可能で反応生成物を生成する反応性充填物を含む貯蔵チャンバを画成し、前記カップ側壁は、折り曲げ部を含んで、前記作動装置の長手方向軸に両方とも平行に置かれた前記カップ側壁の第一部分と第二部分は重畳する、伸縮可能な開始剤用カップと;前記反応性充填物と反応開始連通する、少なくとも一つの電気コネクタと;を含み;前記伸縮可能な開始剤用カップが、前記反応性充填物の反応開始前は第一長さを有し、また前記反応性充填物の反応開始中、前記第一長さよりも大きい、第二長さへ長手方向に延びるようにされている作動装置と;
    前記カップ端部壁に隣接して置かれる第一端部を含む、移動可能要素と;
    長手方向に延びている穴を含む支持ハウジングであって、前記伸縮可能な開始剤用カップと前記移動可能要素の各々は、少なくとも一部が前記穴の内部に置かれる、支持ハウジング;を具備する組立体において、
    前記反応性充填物の反応開始中、前記支持ハウジングは、前記伸縮可能な開始剤用カップの横方向の拡張を制限するために有効である、
    組立体。
  18. 前記伸縮可能な開始剤用カップの長手方向拡張の際に、前記反応生成物は、前記カップ端部壁を前記移動可能要素の第一端部に押圧し、前記移動可能要素を前記穴の内部に移動させる、請求項17に記載の組立体。
  19. 前記伸縮可能な開始剤用カップの長手方向の拡張中、前記カップ側壁折り曲げ部は少なくとも一部を開放する、請求項18に記載の組立体。
  20. 前記移動可能要素は、半径方向に延びている突出部を具備し、前記支持ハウジングは、前記穴の第一端部に隣接して置かれるハウジング端部ストップを具備し、また前記伸縮可能な開始剤用カップの拡張中、前記移動可能要素は、前記突出部が前記ハウジング端部ストップに接触するまで、前記穴を通って移動する、請求項17に記載の組立体。
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