JP2008544004A - テキスタイル材料の湿潤スリップ性を高めるためのポリマー - Google Patents

テキスタイル材料の湿潤スリップ性を高めるためのポリマー Download PDF

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Abstract

本発明は、テキスタイルの湿潤スリップ性を高め、ひいては処理工程の際の摩擦を少なくする新規なポリマーに関する。当該ポリマーは、ポリオキシアルキレングリシジルエーテル及びジカルボン酸と、ジアミンの反応生成物から生成させることができる。本発明のポリマーを、さらなる添加剤を含んでもよい水性エマルション中で用いることが有利である。

Description

本発明は、テキスタイルの湿潤スリップ性を高め、ひいては処理の際に摩擦を減らすポリマーに関する。
織物の反物(特に、ロープ状又はチューブ状)の形状のテキスタイル材料の処理において、本質的に、前処理、染色、蛍光増白又は後処理の際、輸送しわがテキスタイル生地中に形成するか、又は磨耗が近接する生地又は装置(特に、液流染色装置及びウィンチベック)と生ずるような条件の下の水性液体中で、望ましくない現象は、輸送しわ及び構造物のマーキング、並びに摩擦点のマーキングであり、次いで、平らでない特徴により、布帛外観が損なわれ、そして場合によっては、処理された物品及びその結果として完成品の物性が損なわれる。
これらの干渉現象を防ぐため、構造体又は安定化を減らし、その結果として、しわ(特に輸送しわ)のマーキングに対する傾向を減らし、そして生地/生地及び生地/金属摩擦を減らし、その結果として、摩擦点のマーキング及び形成に対する傾向を減らす湿潤作用滑剤(wet−acting lubricant)(すなわち、湿潤作用スリップ剤)が、対応する工程段階で用いられている。例えば、国際公開第01/21880号パンフレットには、テキスタイル材料の処理における湿潤作用滑剤として、一定の親水性を有するポリアルキレングリコールエーテル含有ポリアミドが開示されている。
しかし、排出物及び環境として許容可能な処置を増やすことを目的として、上記工程及び装置の一定の改良において、より高速又はより高いアウトプットのために設計され、そして/又はより少ない液比で作用する装置及び方法が設計されるべきである。従って、用いられる滑剤に、より大きな要求がなされている。従って、それらは、例えば、特に高いせん断力に耐久性がある一方で、それらの作用を発現させ、そして低浴比に関する可能性がなければならない。液体がより少ないと、それぞれの処理剤の必須の効力がより大きくなる。というのは、上記商品により取り込まれる液体の割合がより高いと、商品の湿潤滑り及び水平の達成、商品にダメージのない滑らかな商品外観が、さらに難しくなるからである。
従って、テキスタイル材料の生地−生地摩擦を減らすのにさらに有効であり、それによる折りじわ跡の形成及び関連するテキスタイルの平らでない染色を防ぐ滑剤に関する要求がまだ存在する。
一定の非常に特別なポリマーが、優れた湿潤作用滑剤となることが見出された。
従って、本発明の目的は、下記;
a)次の式(1):
2N−X−NH2 (1)
のジアミン又は当該式(1)のジアミンの数種の混合物と、次の式(2):
Figure 2008544004
のエポキシドとの反応生成物、
及び
b)ジカルボン酸:
HOOC−Y−COOH
若しくはその無水物:
Figure 2008544004
又は数種のジカルボン酸の混合物若しくはそれらの無水物、
から生成させたポリマーであり、
ここで、
(1):(2)のモル比は、1:0.1〜1:2であり、
a):b)のモル比は、1.5:1〜0.5:1であり、
Rは、C1〜C30−アルキルオキシ、C1〜C30−アルキルカルボキシ、アリールオキシ、アリールカルボキシ、アラルキルオキシ、アラルキルカルボキシ、アルカリルオキシ、アルカリルカルボキシであり、
Xは、直鎖又は分岐鎖の二価の脂肪族基、又は脂環式基若しくは芳香族基であり、
Yは、二価の飽和又は不飽和の脂肪族基、二価の脂環式基又は芳香族基であり、
pは、2〜100の平均数であり、そして
qは、0〜1の平均数である。
好ましいポリマーは、
(1):(2)のモル比が、1:0.6〜1:2であり、
a):b)のモル比が、1.3:1〜0.7:1であり、
Rが、C1〜C30−アルキルオキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、アルカリルオキシであり、
上記ジアミン又はジアミンの混合物が、エチレンジアミン、プロパン−1,2−ジアミン、プロパン−1,3−ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、2−メチルペンタン−1,5−ジアミン、シクロヘキサン−1,2−ジアミン、シクロヘキサン−1,4−ジアミン、2,2,4−トリメチルヘキサン−1,6−ジアミン、イソホロンジアミン、m−及びp−フェニレンジアミン、ビス−(4−アミノフェニル)−メタン、ビス−(4−アミノフェニル)−スルホン、m−キシリレンジアミン、ビス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−メタン、2,2−ビス−(4−アミノシクロヘキシル)−プロパン、2,2−ビス−(2−アミノ−3−メチルシクロヘキシル)−プロパン、4,7−ジオキサデカメチレンジアミン、1,3−ジ(アミノ−メチル)ベンゾール、1,4−ジ(アミノメチル)ベンゾール、アミノ末端化ポリラクタム又はポリエチレングリコール若しくはポリプロピレングリコールのアミノプロピル化に由来するジアミンから選択され、
上記ジカルボン酸若しくはそれらの無水物又はそれらの混合物が、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸(adipinic acid)、コルク酸(corc acid)、アゼライン酸(azelainic acid)、二量化リノール酸、シクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸、イソフタル酸、テレフタル酸、シュウ酸、ノニル−又はドデシルコハク酸、テトラヒドロフタル酸、4−メチルテトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、4−メチルヘキサヒドロフタル酸、シクロヘキサン−1,2−ジカルボン酸、フタル酸又は酸−末端化オリゴアミドから選択され、
pが、5〜50の平均数を有し、そして
qが、0.01〜0.6の平均数を有する。
特に好ましいポリマーは、
(1):(2)のモル比が、1:0.8〜1:2であり、
a):b)のモル比が、1.2:1〜0.8:1であり、
Rが、C1〜C24アルキルオキシであり、
上記ジアミン又はジアミンの混合物が、エチレンジアミン、プロパン−1,2−ジアミン、プロパン−1,3−ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、2−メチルペンタン−1,5−ジアミン、シクロヘキサン−1,2−ジアミン、シクロヘキサン−1,4−ジアミン、2,2,4−トリメチルヘキサン−1,6−ジアミン、イソホロンジアミンから選択され、
上記ジカルボン酸若しくはそれらの無水物又はそれらの混合物が、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、コルク酸、アゼライン酸、二量化リノール酸、シクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸、イソフタル酸、テレフタル酸から選択され、
pが、5〜25の平均数を有し、そして
qが、0.01〜0.3の平均数を有する。
また、特に優れた結果は、下記;
(1):(2)のモル比が、1:0.8〜1:2であり、
a):b)のモル比が、1.2:1〜0.8:1であり、
Rが、C1〜C20−アルキルオキシであり、
上記ジアミン又はジアミンの混合物が、プロパン−1,2−ジアミン、プロパン−1,3−ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、2−メチルペンタン−1,5−ジアミン、シクロヘキサン−1,2−ジアミンから選択され、
上記ジカルボン酸若しくはそれらの無水物又はそれらの混合物が、コハク酸、アジピン酸、シクロヘキサン−1,2−ジカルボン酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸、イソフタル酸、テレフタル酸から選択され、
pが、5〜25の平均数を有し、そして
qが、0.01〜0.3の平均数を有する、
ポリマーを用いて得られる。
a)をb)と反応させる際、さらに次の式(3):
HR’N−X−NR’’H (3)
(式中、
Xは、上述の意味を有し、
R’は、H又はC1〜C8−アルキルであり、そして
R’’は、H又はC1〜C8−アルキルであるが、
但し、R’及びR’’は、同時にHではない)
を用いる上述のポリマーは、非常に良好な湿潤作用滑剤である。
本発明のポリマーの調製は、式(1)及び式(2)の化合物を最初に反応させ、次いで、第二の段階において、得られた生成物を、上述のモル比において、上記ジカルボン酸又はそれらの無水物と反応させることにより得ることができる。当業者向けに、反応条件を、例中に見出すことができる。さらに、式(3)の化合物を、本発明のポリマーを調製するために用いることができる。
重合後に、水、分散剤(例えば、非イオン性脂肪アルコールエトキシレート、脂肪酸エトキシレート)又はさらなる添加剤(例えば、pHを調節するための有機酸又は無機酸、有機溶媒、殺生剤)を、上記反応生成物に添加することにより、本発明のポリマーの水性エマルションを直接得ることができる。上記エマルションは、種々の濃度(例えば、本発明のポリマーの、1〜50重量%、好ましくは2〜30重量%、さらに好ましくは3〜20重量%)で調製することができ、そしてテキスタイルの処理に直接適用することができる。
本発明のさらなる目的は、テキスタイルの処理において、湿潤作用滑剤として、上述のポリマーを用いることである。この処理はまた、染色又は蛍光増白工程であることができる。本発明のポリマーを、上記濃度において、活性物質としてポリマーを含む水性エマルション中で用いることができる。0〜20重量%、好ましくは0〜10重量%のさらなる添加剤、例えば、分散剤、保護剤又は有機溶媒を、上記エマルション中に含ませることができる。
本発明に従う湿潤作用滑剤は、それぞれの工程において、しわのマーキング及び摩擦点の形成を有効に防止するような濃度で用いることが有効である。それらは、それらの作用及び収率により特徴づけられ、そして非常に低濃度で非常に高い作用を示すことができる。それらは、液体(上記テキスタイル材料の処理、染色又は蛍光増白用の液体)1Lあたり、本発明のポリマー0.01〜2g、好ましくは液体1Lあたり0.02〜1g、特に好ましくは液体1Lあたり0.04〜1gに相当する濃度で用いることが有利である。
本発明のさらなる目的は、染色又は前処理の際のテキスタイル材料の湿潤スリップ性を高めるための方法であり、当該方法は、次の段階を含む;
−上記テキスタイル材料を、染色又は前処理用の装置に導入する段階;
−水と、上述のポリマー又はそれらの水性エマルションとを添加する段階;
−染料又は前処理化学物質を添加する段階;
−所望により、さらに添加剤を添加する段階;
−pHを所望の値に調整する段階;
−所望の温度まで、上記混合物を加熱し、そして所望の時間、当該混合物を、そこに保持する段階:
−上記混合物を冷却し、そして上記テキスタイル材料をすすぐ段階。
次の非限定的例により、本発明をさらに詳細に説明する。
例A
432.60gのトリデカノールポリ−9.5−グリコールエーテルを、80℃において、40〜50mbarの下で、1時間乾燥させた。次いで、窒素下で、4.60gの四塩化錫を添加した。83〜85℃における温度を保ちながら、64.80gのエピクロロヒドリンを、約1時間の間添加した。当該反応混合物を、80℃において、1時間、さらに加熱した。微量の未反応のエピクロロヒドリンを、80℃において、40〜50mbarの下、約1時間の間除去した。30℃において冷却した後、43.58gの水酸化カリウム(90%)を添加した。生じた水を、50℃において、40mbarの下、1時間の間蒸留した。生じた塩化カリウムを、ろ過により除去し、800g/モルの分子量を有する対応するエポキシドと、約0.19モル/kgの非加水分解性塩化物含有物とを得た。
例B
911.25gのメトキシポリエチレングリコール750を、80℃において、40〜50mbarの下で、1時間乾燥させた。次いで、窒素下で、9.00gの四塩化錫を添加した。83〜85℃における温度を保ちながら、112.38gのエピクロロヒドリンを、約1時間の間除去した。当該反応混合物を、80℃において、1時間、さらに加熱した。微量の未反応のエピクロロヒドリンを、80℃において、40〜50mbarの下、約1時間の間排除した。30℃において冷却した後、74.00gの水酸化カリウムを添加した。生じた水を、50℃において、40mbarの下、1時間の間蒸留した。生じた塩化カリウムを、ろ過により除去し、932g/モルの分子量を有する対応するエポキシドと、約0.11モル/kgの非加水分解性塩化物含有物とを得た。
例C
440.00gのメトキシポリエチレングリコール550を、80℃において、40〜50mbarの下で、1時間乾燥させた。次いで、窒素下で、5.93gの四塩化錫を添加した。83〜85℃における温度を保ちながら、74.02gのエピクロロヒドリンを、約1時間の間添加した。当該反応混合物を、80℃において、1時間、さらに加熱した。微量の未反応のエピクロロヒドリンを、80℃において、40〜50mbarの下、約4時間の間除去した。30℃において冷却した後、49.77gの水酸化カリウムを添加した。生じた水を、50℃において、40mbarの下、3時間の間蒸留した。生じた塩化カリウムを、ろ過により除去し、697g/モルの分子量を有する対応するエポキシドと、約0.05モル/kgの非加水分解性塩化物含有物とを得た。
例D
425.25gのメトキシポリエチレングリコール350を、80℃において、40〜50mbarの下で、1時間乾燥させた。次いで、窒素下で、3.50gの四塩化錫を添加した。83〜85℃における温度を保ちながら、112.38gのエピクロロヒドリンを、約1時間の間添加した。当該反応混合物を、80℃において、2時間、さらに加熱した。微量の未反応のエピクロロヒドリンを、80℃において、40〜50mbarの下、約2時間の間除去した。30℃において冷却した後、69.00gの水酸化カリウムを添加した。生じた水を、50℃において、40mbarの下、3時間の間蒸留した。生じた塩化カリウムを、ろ過により除去し、513g/モルの分子量を有する対応するエポキシドと、約0.14モル/kgの非加水分解性塩化物含有物とを得た。
例1
362.63gの例Aに従って調製されたエポキシドと、26.34gのヘキサメチレンジアミンとを、98%超のエポキシドが反応するまで、85℃において、窒素下で、約3時間、共に加熱した。33.12gのアジピン酸を添加した。次いで、当該混合物を、175℃で加熱して、そして得られた水を除去した。当該酸含有物が、0.23モル/kgに達したら、上記混合物を70℃まで冷却した。42.2gのEmulsogen LCN 407(Clariant)と、1535.4gの脱イオン水とを添加した。温度を、40℃まで下げた。71.8gの40%硫化水素ナトリウムを添加した。酢酸を用いて、pHを4.2に調整した。6434.9gの水を加えて、上記混合物をさらに希釈した。
例2
51.95gの例Aに従って調製されたエポキシドと、3.49gのヘキサメチレンジアミンとを、98%超のエポキシドが反応するまで、135℃において、窒素下で、約4時間、共に加熱した。4.47gのシクロヘキシル−1,4−ジカルボン酸を添加した。次いで、当該混合物を、185℃で加熱して、そして得られた水を除去した。当該酸含有物が、0.02モル/kgに達したら、30gのグリセロールを添加して、上記混合物を80℃まで冷却した。100.00gの脱イオン水を添加し、当該混合物を、均質になるまで約2時間撹拌した。109.64gの脱イオン水を添加して、温度を、40℃まで下げた。酢酸を用いて、pHを7.00に調整した。898.65gの水を加えて、上記混合物をさらに希釈した。
例3
100.37gの例Bに従って調製されたエポキシドと、15.46gのヘキサメチレンジアミンとを、98%超のエポキシドが反応するまで、85℃において、窒素下で、約3時間、共に加熱した。19.45gのアジピン酸を添加した。次いで、当該混合物を、165℃で加熱して、そして得られた水を除去した。当該酸含有物が、0.36モル/kgに達したら、上記混合物を80℃まで冷却した。13.53gのEmulsogen LCN 407(Clariant)と、525.29gの脱イオン水とを添加した。温度を、40℃まで下げた。2.30gの40%硫化水素ナトリウムを添加した。酢酸を用いて、pHを4.60に調整した。2029.20gの水を加えて、上記混合物をさらに希釈した。
例4
119.76gの例Aに従って調製されたエポキシドと、8.72gの2−メチル−1,5−ペンタンジアミンとを、97%超のエポキシドが反応するまで、85℃において、窒素下で、約8時間、共に加熱した。10.95gのアジピン酸を添加した。次いで、当該混合物を、165℃で加熱して、そして得られた水を除去した。当該酸含有物が、0.24モル/kgに達したら、上記混合物を70℃まで冷却した。13.94gのEmulsogen LCN 407(Clariant)と、541.97gの脱イオン水とを添加した。温度を、40℃まで下げた。1.81gの40%硫化水素ナトリウムを添加した。酢酸を用いて、pHを4.57に調整した。2091.45gの水を添加して、上記混合物をさらに希釈した。
例5
123.02gの例Aに従って調製されたエポキシドと、8.72gのヘキサメチレンジアミンとを、98%超のエポキシドが反応するまで、85℃において、窒素下で、約4時間、共に加熱した。7.50gの無水コハク酸を添加した。次いで、当該混合物を、120℃で2時間加熱し、次いで175℃で加熱して、そして得られた水を除去した。当該酸含有物が、0.10モル/kgに達したら、上記混合物を70℃まで冷却した。13.90gのEmulsogen LCN 407(Clariant)と、539.63gの脱イオン水とを添加した。温度を、40℃まで下げた。2.43gの40%硫化水素ナトリウムを添加した。酢酸を用いて、pHを4.54に調整した。2084.85gの水を加えて、上記混合物をさらに希釈した。
例6
83.66gの例Cに従って調製されたエポキシドと、11.62gのヘキサメチレンジアミンとを、98%超のエポキシドが反応するまで、85℃において、窒素下で、約2時間、共に加熱した。14.61gのアジピン酸を添加した。次いで、当該混合物を、160℃で加熱して、そして得られた水を除去した。当該酸含有物が、0.39モル/kgに達したら、上記混合物を70℃まで冷却した。10.95gのEmulsogen LCN 407(Clariant)と、426.89gの脱イオン水とを添加した。温度を、40℃まで下げた。1.92gの40%硫化水素ナトリウムを添加した。酢酸を用いて、pHを4.54に調整した。1648.35gの水を加えて、上記混合物をさらに希釈した。
例7
92.37gの例Dに従って調製されたエポキシドと、17.43gのヘキサメチレンジアミンとを、98%超のエポキシドが反応するまで、85℃において、窒素下で、約3時間、共に加熱した。21.92gのアジピン酸を添加した。次いで、当該混合物を、165℃で加熱して、そして得られた水を除去した。当該酸含有物が、0.51モル/kgに達したら、上記混合物を70℃まで冷却した。13.79gのEmulsogen LCN 407(Clariant)と、510.79gの脱イオン水とを添加した。温度を、40℃まで下げた。2.30gの40%硫化水素ナトリウムを添加した。酢酸を用いて、pHを4.40に調整した。1975.80gの水を加えて、上記混合物をさらに希釈した。
例8
85.40gの例Aに従って調製されたエポキシドと、5.81gのヘキサメチレンジアミンとを、98%超のエポキシドが反応するまで、85℃において、窒素下で、約4時間、共に加熱した。8.31gのイソフタル酸を添加した。次いで、当該混合物を、165℃で加熱して、そして得られた水を除去した。当該酸含有物が、0.24モル/kgに達したら、上記混合物を70℃まで冷却した。10.50gのEmulsogen LCN 407(Clariant)と、385.93gの脱イオン水とを添加した。温度を、40℃まで下げた。1.65gの40%硫化水素ナトリウムを添加した。酢酸を用いて、pHを4.50に調整した。1492.80gの水を加えて、上記混合物をさらに希釈した。
例9
85.40gの例Aに従って調製されたエポキシドと、3.70gのヘキサメチレンジアミンとを、98%超のエポキシドが反応するまで、85℃において、窒素下で、約4時間、共に加熱した。7.31gのアジピン酸を添加した。次いで、当該混合物を、165℃で加熱して、そして得られた水を除去した。当該酸含有物が、0.14モル/kgに達したら、上記混合物を70℃まで冷却した。10.23gのEmulsogen LCN 407(Clariant)と、373.80gの脱イオン水とを添加した。温度を、40℃まで下げた。1.61gの40%硫化水素ナトリウムを添加した。酢酸を用いて、pHを4.50に調整した。1446.15gの水を加えて、上記混合物をさらに希釈した。
例10
85.40gの例Aに従って調製されたエポキシドと、5.77gの1,2−ジアミンオシクロヘキサン(1,2−diamineocyclohexane)とを、98%超のエポキシドが反応するまで、85℃において、窒素下で、約10時間、共に加熱した。7.31gのアジピン酸を添加した。次いで、当該混合物を、165℃で加熱して、そして得られた水を除去した。当該酸含有物が、0.15モル/kgに達したら、上記混合物を70℃まで冷却した。10.44gのEmulsogen LCN 407(Clariant)と、381.84gの脱イオン水とを添加した。温度を、40℃まで下げた。1.64gの40%硫化水素ナトリウムを添加した。酢酸を用いて、pHを4.50に調整した。1477.2gの水を加えて、上記混合物をさらに希釈した。
適用例A(ポリアミド編物の染色)
1枚のポリアミド編物を、実験室用ジェットマシン内で、次の通りに染色した:90部のポリアミド布帛を、脱イオン水900部と、「例1」から得られた生成物1部とを含む上記ジェットマシンに充填した。0.23部のCI Acid Yellow 256、0.20部のCI Acid Red 57、0.41部のCI Acid Blue 72、1部のアルキルアミンエトキシレートに基づくカチオン性レベリング剤、1部の酸供与体(Sandacid VS liquid)を、浴に添加し、そしてソーダ灰を用いて、当該浴のpHを8に合わせた。
次いで、上記浴を、室温から98℃まで、1℃/分の速度で加熱し、そして染色を、98℃でさらに30分続けた。50℃まで冷却した後、上記浴を排水し、そして染色された布帛を、40℃の新鮮なお湯で2回すすいだ。上記浴を排水した後、上記布帛を取り出し、そして室温で、自由大気において乾燥させた。
非常に魅力のある外観を有する、無煙炭グレーの、均一に染色された布帛を得た。
「例1」で得られた生成物と同一の様式において、「例2〜10」で得られた生成物を、それぞれ用いることにより、非常に魅力のある外観を有する、均一に染色された布帛をまた得た。
適用例B(ポリアミド超極細繊維織物の染色)
1片のポリアミド超極細繊維を、実験室用ジェットマシン内で、次の通りに染色した:90部のポリアミド布帛を、脱イオン水900部と、「例1」から得られた生成物1部とを含む、上記ジェットマシンに充填した。0.41部のCI Acid Orange 67、0.47部のCI Acid Red 336、0.47部のCI Acid Blue 350、1部のアルキルアミンエトキシレートに基づくカチオン性レベリング剤、1部の酸供与体(Sandacid VS liquid)を、上記浴に添加し、そしてソーダ灰を用いて、当該浴のpHを8に合わせた。次いで、上記浴を、室温から98℃まで、1℃/分の速度で加熱し、そして染色を、98℃でさらに30分続けた。50℃まで冷却した後、上記浴を排水し、そして染色された布帛を、40℃の新鮮なお湯で2回すすいだ。上記浴を排水した後、上記布帛を取り出し、そして室温で、自由大気において乾燥させた。
非常に魅力のある外観を有する、ブラウンの、均一に染色された布帛を得た。
「例1」で得られた生成物と同一の様式において、「例2〜10」で得られた生成物を、それぞれ用いることにより、非常に魅力のある外観を有する、非常に均一に染色された布帛をまた得た。
適用例C(綿編物の染色)
1枚のポリアミド綿編物を、実験室用ジェットマシン内で、次の通りに染色した:100部の綿布帛を、40℃の脱イオン水800部と、60部の硫酸ナトリウムと、「例1」から得られた生成物1部とを含む上記ジェットマシンに充填した。軟水100部中のCI Reactive Red 147 3.3部の溶液を、上記浴に添加し、そして当該マシンを40℃で30分間作動させた。次いで、ソーダ灰の10%溶液の20部のうちの5部を、5分間隔で添加した。次いで、上記浴の温度を60℃に上げ、そして染色を、その温度でさらに30分間続けた。一般的なすすぎ及び石けん洗浄工程の後、非常に魅力的な外観を有する、非常に均一なレッドの染色物を得た。
「例1」で得られた生成物と同一の様式において、「例2〜10」で得られた生成物を、それぞれ用いることにより、非常に魅力のある外観を有する、均一に染色された布帛を得た。

Claims (13)

  1. a)次の式(1):
    2N−X−NH2 (1)
    のジアミン又は当該式(1)のジアミンの数種の混合物と、次の式(2):
    Figure 2008544004
    のエポキシドとの反応生成物、
    及び
    b)ジカルボン酸:
    HOOC−Y−COOH
    若しくはその無水物:
    Figure 2008544004
    又は数種のジカルボン酸の混合物若しくはそれらの無水物、
    から生成させたポリマーであって、
    ここで、
    (1):(2)のモル比は、1:0.1〜1:2であり、
    a):b)のモル比は、1.5:1〜0.5:1であり、
    Rは、C1〜C30−アルキルオキシ、C1〜C30−アルキルカルボキシ、アリールオキシ、アリールカルボキシ、アラルキルオキシ、アラルキルカルボキシ、アルカリルオキシ、アルカリルカルボキシであり、
    Xは、二価の直鎖又は分岐鎖の脂肪族基、又は脂環式族基若しくは芳香族基であり、
    Yは、飽和又は不飽和の二価の脂肪族基、二価の脂環式基又は芳香族基であり、
    pは、2〜100の平均数であり、そして
    qは、0〜1の平均数である。
  2. (1):(2)のモル比が、1:0.6〜1:2であり、
    a):b)のモル比が、1.3:1〜0.7:1であり、
    Rが、C1〜C30−アルキルオキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、アルカリルオキシであり、
    前記ジアミン又はジアミンの混合物が、エチレンジアミン、プロパン−1,2−ジアミン、プロパン−1,3−ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、2−メチルペンタン−1,5−ジアミン、シクロヘキサン−1,2−ジアミン、シクロヘキサン−1,4−ジアミン、2,2,4−トリメチルヘキサン−1,6−ジアミン、イソホロンジアミン、m−及びp−フェニレンジアミン、ビス−(4−アミノフェニル)−メタン、ビス−(4−アミノフェニル)−スルホン、m−キシリレンジアミン、ビス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−メタン、2,2−ビス−(4−アミノシクロヘキシル)−プロパン、2,2−ビス−(2−アミノ−3−メチルシクロヘキシル)−プロパン、4,7−ジオキサデカメチレンジアミン、1,3−ジ(アミノ−メチル)ベンゾール、1,4−ジ(アミノメチル)ベンゾール、アミノ末端化ポリラクタム又はポリエチレングリコール若しくはポリプロピレングリコールのアミノプロピル化に由来するジアミンから選択され、
    前記ジカルボン酸若しくはそれらの無水物又はそれらの混合物が、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、コルク酸、アゼライン酸、二量化リノール酸、シクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸、イソフタル酸、テレフタル酸、シュウ酸、ノニル−若しくはドデシルコハク酸、テトラヒドロフタル酸、4−メチルテトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、4−メチルヘキサヒドロフタル酸、シクロヘキサン−1,2−ジカルボン酸、フタル酸又は酸末端化オリゴアミドから選択され、
    pが、5〜50の平均数を有し、そして
    qが、0.01〜0.6の平均数を有する、
    請求項1に記載のポリマー。
  3. (1):(2)のモル比が、1:0.8〜1:2であり、
    a):b)のモル比が、1.2:1〜0.8:1であり、
    Rが、C1〜C24−アルキルオキシであり、
    前記ジアミン又はジアミンの混合物が、エチレンジアミン、プロパン−1,2−ジアミン、プロパン−1,3−ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、2−メチルペンタン−1,5−ジアミン、シクロヘキサン−1,2−ジアミン、シクロヘキサン−1,4−ジアミン、2,2,4−トリメチルヘキサン−1,6−ジアミン、イソホロンジアミンから選択され、
    前記ジカルボン酸若しくはそれらの無水物又はそれらの混合物が、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、コルク酸、アゼライン酸、二量化リノール酸、シクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸、イソフタル酸、テレフタル酸から選択され、
    pが、5〜25の平均数を有し、そして
    qが、0.01〜0.3の平均数を有する、
    請求項2に記載のポリマー。
  4. (1):(2)のモル比が、1:0.8〜1:2であり、
    a):b)のモル比が、1.2:1〜0.8:1であり、
    Rが、C1〜C20−アルキルオキシであり、
    前記ジアミン又はジアミンの混合物が、プロパン−1,2−ジアミン、プロパン−1,3−ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、2−メチルペンタン−1,5−ジアミン、シクロヘキサン−1,2−ジアミンから選択され、
    前記ジカルボン酸若しくはそれらの無水物又はそれらの混合物が、コハク酸、アジピン酸、シクロヘキサン−1,2−ジカルボン酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸、イソフタル酸、テレフタル酸から選択され、
    pが、5〜25の平均数を有し、そして
    qが、0.01〜0.3の平均数を有する、
    請求項3に記載のポリマー。
  5. a)をb)と反応させる際に、次の式(3):
    HR’N−X−NR’’H (3)
    (式中、
    Xは、上述の意味を有し、
    R’は、H又はC1〜C8−アルキルであり、そして
    R’’は、H又はC1〜C8−アルキルであるが、
    但し、R及びR’’は、同時にHではない)
    のさらなるジアミンを用いる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のポリマー。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマーを1〜50重量%と、分散剤を0〜20重量%と、pHを調整するための無機酸若しくは有機酸、又は有機溶媒若しくは殺生剤から選択されるさらなる添加剤を0〜20重量%とを含む水性エマルション。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマーを2〜30重量%と、分散剤を0〜10重量%と、さらなる添加剤を0〜10重量%とを含む、請求項6に記載の水性エマルション。
  8. 式(1)のジアミン又は式(1)のジアミンの数種の混合物を、式(2)のエポキシドと反応させ、次いで、
    得られた反応生成物を、ジカルボン酸若しくはその無水物、又は数種のジカルボン酸の混合物若しくはそれらの無水物と反応させる、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のポリマーを調製するための方法。
  9. a)をb)と反応させる際に、式(3)のさらなるジアミンを用いる、請求項5に記載のポリマーを調製するための方法。
  10. 水、分散剤、又は請求項6に記載のさらなる添加剤を添加して、前記ポリマーの水性エマルションを得る、請求項8に記載の方法。
  11. テキスタイルの処理における湿潤作用滑剤としての、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー又は請求項6若しくは7に記載の水性エマルションの使用。
  12. 前記処理が、染色又は蛍光増白工程である、請求項11に記載の使用。
  13. 次の段階を含む、染色又は前処理の際のテキスタイル材料の湿潤スリップ性を高めるための方法;
    前記テキスタイル材料を、染色又は前処理用の装置に入れる段階;
    水と、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリマー又は請求項6若しくは7に記載の水性エマルションとを添加する段階;
    染料又は前処理化学物質を添加する段階;
    所望によりさらなる添加剤を添加する段階;
    pHを所望の値に調整する段階;
    当該混合物を所望の温度まで加熱し、そして所望の時間、当該混合物をそこに保持する段階:
    上記混合物を冷却し、そして前記テキスタイル材料をすすぐ段階。
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