JP2008543397A - トラクション・ワイヤ取付具およびトラクション・ワイヤ取付具を用いた調整可能な支持組立体 - Google Patents

トラクション・ワイヤ取付具およびトラクション・ワイヤ取付具を用いた調整可能な支持組立体 Download PDF

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Abstract

単一のボーデン・ケーブル(18)を使用して両側で支持組立体の支持部材(20)に左右対称に作用するために、ボーデン・ケーブルと、第1のトラクション・ワイヤ(17)と、第1のトラクション・ワイヤ(17)をボーデン・ケーブル(18)に結合する結合装置とを含むトラクション・ケーブル取付具が使用される。第1のトラクション・ワイヤ(17)は、結合装置(16)に固定して取り付けられ、そこから第1の方向に延在する。ボーデン・ケーブル(18)のシースは、結合装置(16)に固定して取り付けられ、ボーデン・ケーブル(18)のワイヤは、第1の方向とは略反対の第2の方向において、結合装置(16)から延在して第2のトラクション・ワイヤ(19)を形成する。第1のトラクション・ワイヤ(17)および第2のトラクション・ワイヤ(19)は、摺動可能に支持部材(20)上に保持され、端部にてシート・フレーム(30)に結合される。ボーデン・ケーブル(18)のワイヤがシースに対して後退させられたとき、第2のトラクション・ワイヤ(19)は短縮され、結合装置(16)は、第2のトラクション・ワイヤ(19)の延長方向に変位し、その結果、引張力は、第1のトラクション・ワイヤ(17)においても発生する。したがって、第1のトラクション・ワイヤ(17)および第2のトラクション・ワイヤ(19)は、両側にて支持部材(20)に対して左右対称に作用する。

Description

本発明は、トラクション・ワイヤ取付具、および、支持組立体によって行われる支持の度合いを調整するためにトラクション・ワイヤ取付具が使用されるシート用調整可能な支持組立体に関するものである。特に、本発明は、2本の外側部ワイヤと、これら2本の外側部ワイヤの間に延在する複数の横ワイヤとを有し、かつ、シート、例えば、車両座席の椅子張りの荷重担持支持を行うワイヤ・フレームワークとして構成される支持部材を有する調整可能なランバー・サポート組立体に関するものである。
前述の種類の支持組立体は、当技術分野では周知のものであり、支持組立体を取り付けるべきシートのデザインによって決まる様々な構成を有することができる。支持組立体は、例えば、特許文献1で知られている。本明細書で説明する支持組立体は、シート・フレーム内に懸架可能な2本の外側部ワイヤを有し、これら2本の外側部ワイヤの間に座席の椅子張りの荷重担持支持を行う複数の横ワイヤが延在するワイヤ・フレームワークを含む。横ワイヤは、それぞれの横ワイヤの端部分がそれぞれの外側部ワイヤに対して略直交して延在する状態で、らせん状に外側部ワイヤに巻装されることによって外側部ワイヤに取り付けられる。横ワイヤの一部は、それぞれの外側部ワイヤから突出して、かつ、例えば、フック状の指状体を係合することができる目穴をシート・フレーム上に設けることによって、シート・フレームに取り付けるためのフック状の指状体として形成することができる自由端で終端する。他の取り付け手段は、支持組立体をシート・フレームに対して結合するばねを含む。
さらに、支持組立体用調整機構を設置することが特許文献2で知られている。この文献に開示されている支持組立体は、ばねを介してシート・フレームに取り付けられ、ボーデン・ケーブル機構が、支持組立体を外側部ワイヤ内に設置されたヒンジ点にて枢動することができる手段によって実現されている。当該のヒンジがない他の機構は、特許文献3により知られている。
ランバー・サポートの度合いを調整するために、通常、支持部材またはその一部は、支持面に対して直交して延びる方向に移動される。支持組立体は、横軸周りに枢動することができるか、弓形に曲げることができるか、または、全体として移動させることができる。各々の場合、支持部材は、左右対称のランバー・サポート感覚が創製されるように同様に両外側部で移動されることが望ましい。しかしながら、これは、達成し難いものであり、一般的に、2つの別々のボーデン・ケーブル構成が必要である。
英国特許第2342287号明細書 欧州特許第0552904号明細書 米国特許第5,988,745号明細書
したがって、本発明の目的は、左右対称の支持を限られた構成品のみで、かつ、低コストで容易に実現することができるように、支持部材の両側に同時に作用する可能性を高めることである。
この目的は、独立請求項1による調整可能な支持組立体のトラクション・ワイヤ取付具によって達成される。従属請求項は、本発明の好適かつ有利な種々の実施形態を定義する。
本発明によれば、トラクション・ワイヤ取付具は、ワイヤおよびシースを有するボーデン・ケーブルと、第1のトラクション・ワイヤと、第1のトラクション・ワイヤとボーデン・ケーブルとを結合する結合装置とを含む。ボーデン・ケーブルのシースは、一端にて、結合装置に対して固定して取り付けられる。第1のトラクション・ワイヤは、一端にて、結合装置に対して固定して取り付けられ、かつ、第1の方向においてボーデン・ケーブルから延在する。ボーデン・ケーブルのワイヤは、第1の方向とは略反対である第2の方向において、結合装置から延在して第2のトラクション・ワイヤを形成する。
この取付具においては、結合装置から延在する第2のトラクション・ワイヤの長さは、ボーデン・ケーブルによって短縮することができ、その目的のために、作動機構が、ボーデン・ケーブルの他端、即ち、前記結合装置に結合されていない端部に結合されることが好ましい。第2のトラクション・ワイヤを短縮すると、引張力が結合装置に印加され、したがって、結合装置は第2の方向に移動される。結合装置を第2の方向に移動させることによって、引張力は、第1のトラクション・ワイヤを介して反対方向に伝達される。その結果、トラクション・ワイヤ取付具は、単一のボーデン・ケーブルと単一の作動機構のみを使用して、第1のトラクション・ワイヤの終点に対する第1の引張力と、第2のトラクション・ワイヤの終点に対する第2の引張力との印加を可能にする。引張力は、2つのトラクション・ワイヤ間で左右対称に分割され、これによって、トラクション・ワイヤ取付具は、特に、支持部材の第1の側面および第2の側面に同時に作用することによって支持の度合いが調整される、調整可能な支持組立体に適切なものとなる。本トラクション・ワイヤ取付具は、単純な構造体を有し、したがって、低コストで容易に製造することができる。
結合装置は、第2のトラクション・ワイヤを第2の方向に、即ち、第1のトラクション・ワイヤが延在する方向とは反対方向に案内する案内手段を含むことが好ましい。このようにして、第1のトラクション・ワイヤと第2のトラクション・ワイヤとによって伝達された引張力は、両方向に作用することによって、ボーデン・ケーブルを介して伝達された力の最適な利用を達成すると共に、トラクション・ワイヤの鋭角に曲がることを回避するように効果的に導かれることが達成される。
好適な実施形態によれば、第2のトラクション・ワイヤを案内する案内手段は、結合装置の本体を通る案内穴として形成される。この場合、案内穴の直径は、第2のトラクション・ワイヤの直径と等しいか、または、第2のトラクション・ワイヤの直径よりも若干大きいことが好ましい。案内穴は、一端において、ボーデン・ケーブルのシースの外径に実質的に対応する直径を有する部分を含むことができ、それによって、ボーデン・ケーブルのシースの受け部分および肩部が案内穴の内側に形成されて、肩部は、ボーデン・ケーブルのシースの端面の当接部として機能する。したがって、第2のトラクション・ワイヤ用案内手段およびボーデン・ケーブルの外シースを取り付ける取付け手段の両方は、異なる直径を有する単一の穴を結合装置の本体に設けることによって容易に形成することができる。ボーデン・ケーブルのシースを結合装置に固定するには、例えば、圧力嵌め、接着など、異なる方法を用いることができる。第2のトラクション・ワイヤが永久的に張力を受ける状態に保持される場合、ボーデン・ケーブルに作用する力によって第2のトラクション・ワイヤが保持される穴の受け部分に、ボーデン・ケーブルのシースを導入するだけで十分である。
また、トラクション・ワイヤ取付具は、第1のトラクション・ワイヤの端部を結合装置に固定して取り付ける取付け手段を含むことが好ましい。取付け手段は、結合装置の本体内に形成された取付け穴を含むことができ、取付け穴は、第1のトラクション・ワイヤの直径と等しいか、または、第1のトラクション・ワイヤの直径よりも若干大きく、ニプルが、第1のトラクション・ワイヤの端部に形成され、かつ、取付け穴の直径よりも大きい外径を有する。この取付具においては、ニプルは、引張力が伝達されたときに、第1のトラクション・ワイヤが結合装置から外れることを防止する。この構造体は、極めて単純であると同時に、結合装置への第1のトラクション・ワイヤの確実な取り付けを行うものである。
取付け穴は、第1のトラクション・ワイヤのニプルを受け取る拡幅部分をさらに含むことが好ましい。さらに、結合装置の本体の外面との結合部は、取付け穴の全長を覆うように形成され、結合部は、取付け穴に入る第1のトラクション・ワイヤの挿通を可能にすることが好ましい。同様に、第2のトラクション・ワイヤの端部に結合されたニプルの挿入を可能にする結合部を設けることができる。この方法によって、ニプルが第1のトラクション・ワイヤの端部に取り付けられた後に、第1のトラクション・ワイヤを結合装置に取り付けることが可能である。さらに、結合装置からの第1のトラクション・ワイヤの除去が、例えば、保守または補修のために円滑に実施される。
本発明によれば、シート用支持組立体は、シート・フレームに組み込まれるようになっている支持部材を含み、本支持組立体が、支持部材の第1の側面と第2の側面とに同時に作用することによって調整可能である。本支持組立体は、先に説明したようなトラクション・ワイヤ取付具を含み、第1のトラクション・ワイヤは、支持部材の第1の側面に向かって結合装置から延在し、第2のトラクション・ワイヤは、支持部材の第2の側面に向かって結合装置から延在する。第1のトラクション・ワイヤおよび第2のトラクション・ワイヤは、支持部材に対して摺動可能に保持される。このために、支持部材は、支持部材に対して第1のトラクション・ワイヤおよび第2のトラクション・ワイヤを摺動可能に保持する保持手段を含むことが好ましい。第1のトラクション・ワイヤの他端は、シート・フレームの片側に結合されるようになっており、第2のトラクション・ワイヤの端部は、シート・フレームの反対側に結合されるようになっており、シート・フレームの2つの側面は、全体的に、それぞれ、支持部材の第1の側面および第2の側面の周辺部に位置する。
上述したような支持組立体においては、引張力は、保持手段によって摺動可能に保持される第1のトラクション・ワイヤおよび第2のトラクション・ワイヤを介して、支持部材へ同時に伝達される。第1のトラクション・ワイヤおよび第2のトラクション・ワイヤの、支持部材から延在し、かつ、シート・フレームに対して結合される部分の長さは、支持部材がシート・フレームの方に引かれるように左右対称に短縮される。したがって、支持組立体によって行われる支持の度合いは、望ましい左右対称の状態に調整することができる。
トラクション・ワイヤの他端および/または第2のトラクション・ワイヤの端部は、例えば、Zニプルの形状を有する端部分を設けることによって、シート・フレームに引っ掛かる(hooked)形状を有することが好ましい。このようにして、シート・フレームへの支持組立体の取り付けが円滑に実施される。保持手段は、各側面にて支持部材に結合される2つの別々の構成品として形成することができるか、または、第1の側面から第2の側面まで横方向に沿って支持部材上に延在する単一の保持装置として形成することができる。後者、特に、支持組立体の組付けに関して有利であろう。組付けは、クリップ機構、即ち、保持手段上に設けられたクリップ部分によって保持手段を支持部材に結合することによって更に円滑に実施されることが好ましい。
さらに、保持手段と取付け点との間の部分においてシート・フレームまで第1のトラクション・ワイヤおよび/または第2のトラクション・ワイヤを案内する案内手段を設けることが好適である。この領域においては、トラクション・ワイヤは、種々の力が本質的に保持手段にて支持部材に伝達されるために高い応力を受ける。好ましくは、凸面をなし、かつ、ワイヤが沿って延びる案内面を有する案内手段を設けることによって、負荷を配分することができ、かつ、トラクション・ワイヤが鋭角に曲がることが回避される。
さらに、トラクション・ケーブル取付具の結合装置は、横方向に沿って移動可能なように、支持部材に摺動可能に結合されることが好適である。好適な実施形態によれば、結合装置の摺動可能な結合と、支持部材に対する第1のトラクション・ワイヤおよび第2のトラクション・ワイヤの保持との両方をもたらす単一の保持装置が設置される。単一の保持装置は、支持部材を越えて延在するプラスチック製帯体として形成されることが好ましい。結合装置の摺動可能な結合を行うためには、結合装の突出部を受け取るスロットをプラスチック製帯体内に形成することができる。突出部は、プラスチック製帯体に対して結合装置を保持するために、スロットの幅よりも大きな幅を有する拡幅部分を有することができる。プラスチック製帯体への結合装置の取り付けを円滑に実施するために、スロットは、突出部の拡幅部分の挿通を可能にする拡幅部分を有することができる。あるいは、横方向に沿って延在し、かつ、結合装置の対応する側方突出部を受け取るようになっている案内レールをプラスチック製帯体上に形成することができる。
本発明によれば、支持部材は、2つの外側部ワイヤと、これらの外側部ワイヤの間に延在する横ワイヤとを含むワイヤ・フレームワークによって形成されることが好ましい。
上記からわかるように、本発明は、支持組立体を調整する単一のボーデン・ケーブルのみを使用して、左右対称の支持感覚の実現を可能にする。この方法によって、組立体の複雑性および製造における労力は低レベルに維持される。さらに、トラクション・ワイヤは、一切の急激な曲りなしに滑らかな曲線を辿ることができ、その結果、応力が回避され、かつ、耐久性が向上する。
以下において、本発明の好適な実施形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
また、以下において、支持部材としてワイヤ・フレームワークを含む調整可能なランバー・サポート組立体に関して本発明を説明する。支持組立体は、車両座席の背凭れに組み込まれるように構成される。しかしながら、以下で説明する諸概念は、異なるタイプの支持部材を用いるか、または、異なる領域に支持体を設ける他のタイプの支持組立体にも適用可能である。
図1は、ランバー・サポート組立体の斜視図を示す。ランバー・サポート組立体は、本質的に2本の外側部ワイヤ4と複数の横ワイヤ7,7’とを有するワイヤ・フレームワークで形成された支持部材20を含む。横ワイヤ7は、外側部ワイヤ4の間に延在することによって、支持部材20の主要部分を形成する。他の横ワイヤ7’が、長手方向に沿って、即ち、外側部ワイヤ4に平行に延在するストライプ状の部分を有するフレキシブルコネクタ8を用いて、主要部分に結合される。フレキシブルコネクタ8によって、主要部分を他の横ワイヤ7’に対して移動させることができるように、支持部材20にある程度の可撓性が与えられる。ワイヤ・マットは、プラスチック材で重ね成形される別々のワイヤで形成される。外側部ワイヤ4は、実際には横ワイヤ7を接合、かつ、略円形の横断面形状を有する重ね成形材からなってもよい。
横ワイヤ7,7’は、全体的に、支持部材20の第1の側面と第2の側面との間に延在し、かつ、支持部材20の支持面内で延在する波状部が設けられる。波状部は、交番する一連の横ワイヤ7,7’の長手方向部分と横部分からなる。波状部によって、横ワイヤは、座席の椅子張りまたはクッション材の負荷担持支持体となる支持領域が増える。さらに、支持部材20は、支持組立体に印加された負荷を受けて拡張可能となる。図1に示すような支持部材20は、サスペンション・パッドまたはプラットホーム要素ともいうことができる。
図1からさらに確認できるように、横ワイヤ7,7’の一部は、外側部ワイヤ4から外側に突出する端部分を有することによって、全体的に、支持組立体をシート・フレーム(図1では図示せず)に取り付けるために使用される自由端部分7a,7bを形成する。自由端部分7aは、シート・フレームの対応する目穴または穴と係合することができるように、鈎状の形状で形成される。さらに可撓性を与えるために、シート・フレームと端部分7aとの間に挿入された引張りばねを介して端部分7aをシート・フレームに対して結合することも可能である。また、引張りばねは、横ワイヤ7,7’の端部分7aと一体成形することもできる。
一番下の横ワイヤ7の自由端部分7bは、支持組立体によって行われる支持の度合いの調節に対応して、シート・フレームとの調整可能な結合部となるように構成される。調整機構の構造および作動を以下で更に詳細に説明する。
図1に示すように、調整機構は、本質的には、ボーデン・ケーブル18と、第1のトラクション・ワイヤ17と、第2のトラクション・ワイヤ19と、ボーデン・ケーブル18とトラクション・ワイヤ17,19を結合する結合装置16とからなるトラクション・ワイヤ取付具を含む。トラクション・ワイヤ17,19は、全体的に横方向に沿って結合装置16から延在しており、一番下の横ワイヤの端部分7bに結合された板クリップ15によって支持部材20上に摺動可能に保持される。特に、第1のトラクション・ワイヤ17は、結合装置16から支持部材20の第1の側面まで延在して、そこで、摺動可能に案内されて板クリップ15を通って、その後、Zニプルの形状を有する端部分17aで終端する。Zニプルによって、第1のトラクション・ワイヤ17の端部分は、シート・フレーム上の対応する受け構造部、例えば、目穴または穴内に容易に鈎状に掛止することができる。同様に、第2のトラクション・ワイヤ19は、結合装置16から支持部材20の第2の側面に向かって延在し、そこで、摺動可能に案内されて板クリップ15を通って、第2のトラクション・ワイヤの端部分19aをシート・フレームに取り付けるZニプルの形状を有する端部分19a内で終端する。したがって、支持部材は、トラクション・ワイヤ17,19を介してシート・フレームの両側に取り付けられるように構成される。トラクション・ワイヤ17,19の支持部材20から延在する部分を同時に短縮することによって、支持部材をシート・フレームに向けて引くことができ、その結果、ランバー・サポートの度合いが増大する。端部分7aの場合と同様に、トラクション・ワイヤ17,19の端部分17a,19aには、支持組立体の可撓性を増大させるために引張りばねを介したシート・フレームとの間接的結合部を設けることができる。さらに、シート・フレームに対する調整可能な結合部は、異なる位置に、例えば、支持部材20の中央領域に設けることができる。
以下において、トラクション・ワイヤ17,19の同時短縮を更に詳細に説明する。図2は、ボーデン・ケーブル18と、第1のトラクション・ワイヤ17と、第2のトラクション・ワイヤ19と、結合装置16とを含むトラクション・ワイヤ取付具の斜視図を示す。図3Aは、トラクション・ワイヤ取付具の横断面図を示す。
図示するように、結合装置16は、本質的には、第1のトラクション・ワイヤ17および第2のトラクション・ワイヤ19を案内する穴が形成される中実体として形成される。結合装置は、プラスチック材または金属で形成することができる。第1のトラクション・ワイヤ17を取り付ける取付け穴14は、結合装置16の1つの端面で終端する。第2のトラクション・ワイヤ19を摺動可能に案内する案内穴12は、結合装置16の反対側の端面で終端する。取付け穴14および案内穴12は、それぞれ、第1のトラクション・ワイヤ17および第2のトラクション・ワイヤ19と等しいか、または、第1のトラクション・ワイヤ17および第2のトラクション・ワイヤ19より若干大きい直径を有する。取付け穴14は、第1のトラクション・ワイヤ17端部上に取り付けられたニプルを受け取るように拡幅されている端部分を結合装置の内側に有する。結合装置16の側面に対するスロット形状の結合部は、拡幅部分を含め、取付け穴14の全長に沿って形成され、その結果、取付け穴14へのニプルを含む第1のトラクション・ワイヤの端部の挿入を可能にする。この取付具においては、第1のトラクション・ワイヤ17は、ニプルと共に組み付け、その後、容易に結合装置に取り付けることができる。
第2のトラクション・ワイヤ19の案内穴12は、結合装置16の本体を通る斜め方向において結合装置16の端面から延在する。案内穴12の入口は、結合装置16の側面に形成される。側面から始まる案内穴12は、ボーデン・ケーブル18の外径と略等しい直径を有する拡幅部分を含む。拡幅部分の終わりに、ボーデン・ケーブル18のシースの端面の当接部としての役目をする環状の肩部が、案内穴の内側に形成される。ボーデン・ケーブル18は、シースの端面が案内穴12の肩部と当接するように、案内穴12の拡幅部分に挿入される。ボーデン・ケーブル18のワイヤは、さらに、案内穴12を通り、第2のトラクション・ワイヤ19を形成する。ボーデン・ケーブル18のシースは、第2のトラクション・ワイヤ19に印加された張力によって案内穴12の拡幅部分の内側に保持される。さらに、ボーデン・ケーブル18のシースは、圧力嵌めまたは接着によって拡幅部分の内側に固定することができる。
上述したようなトラクション・ワイヤ取付具においては、第1のトラクション・ワイヤ17は、結合装置16に対して固定して取り付けられ、第2のトラクション・ワイヤ19は、摺動可能に案内されて結合装置16を通り、かつ、ボーデン・ケーブル18に結合された作動機構によって延伸するか、後退させることができる。第1のトラクション・ワイヤ17および第2のトラクション・ワイヤ19は、結合装置16から略反対方向に延在することによって、トラクション・ワイヤ17,19を介して伝達される引張力が反対方向に向くことを可能にする。案内穴12は斜め方向に結合装置16を通るので、第2のトラクション・ワイヤ19は、滑らかな曲線を辿ることができ、鋭角に曲がることが回避される。これは、さらに、案内穴12に適切な曲率を与えることによって高めることができる。あるいは、ボーデン・ケーブル18は、第1のトラクション・ワイヤ17が取り付けられる端面から結合装置に挿入することができ、これによって、第2のトラクション・ワイヤ19は、直線状に結合装置16の本体を貫通することができる。さらに、結合装置16の外面との結合部は、案内穴12の場合、第2のトラクション・ワイヤ19の挿通を可能にするように設けることができる。
図3Bは、図2および図3Aに示すようなトラクション・ワイヤ取付具の変更例を示す。変更取付具は、ボーデン・ケーブル18のシースと案内穴12の肩部との間の、案内穴12に挿入される他の圧縮ばね19cを含む。圧縮ばね19cは、トラクション・ワイヤ取付具の可撓性を増大させる。
図4は、横方向に沿った支持組立体の側面図を示す。図示するように、支持部材20は、第1のトラクション・ワイヤ17および第2のトラクション・ワイヤ19によってシート・フレーム30の両側に結合される。このために、横ワイヤのZニプルは、シート・フレーム上の対応する受け構造体内に鈎状に掛止される。さらに、先に説明したように、引張りばね17b,19bを設置することができる。引張りばね17b,19bは、Zニプルと一体に成形することもできる。さらに、引張りばねは、17cにて示すように、結合装置付近の第1のトラクション・ワイヤ17内に形成することができる。トラクション・ワイヤ17,19は、板クリップ15によって支持部材20上に摺動可能に保持される。結合装置16から延在する第2のトラクション・ワイヤ19を形成するボーデン・ケーブル18のワイヤは、作動機構40を用いて後退させるか、または、引き伸ばすことができる。作動機構40は、手動ウィンチとして示されている。他のタイプの作動機構、例えば、電気的作動機構も使用することができる。
調整可能なランバー・サポート組立体の作動は、以下の通りである。作動機構40によって、ボーデン・ケーブル18のワイヤは、ボーデン・ケーブルのシース内に引っ込められる。これによって、第2のトラクション・ワイヤ19が短縮される。その結果、第2のトラクション・ワイヤ19は、第2のトラクション・ワイヤ19を保持する板クリップ15を介して引き込まれることにより、板クリップ15とシート・フレーム30との間に延在する第2のトラクション・ワイヤ19の部分の長さが短縮される。さらに、結合装置16は、第2のトラクション・ワイヤ19によって引っ張られるか、または、第2のトラクション・ワイヤ19を保持する板クリップ15の方へ、即ち、図4の図の左側へボーデン・ケーブル18のシースによって押される。これによって、結合装置16に対して固定して取り付けられている第1のトラクション・ワイヤ17は、該ワイヤを保持する板クリップ15を介して引き込まれ、その結果、板クリップ15とシート・フレーム30との間に延在する第1のトラクション・ワイヤの部分の長さが短縮される。第1のトラクション・ワイヤ17および第2のトラクション・ワイヤ19は、結合装置16から反対側へ延在するので、大きさは等しいが方向が反対であるトラクション・ワイヤ17,19を介して引張力が伝達される。これによって、板クリップ15とシート・フレーム30との間に延在するトラクション・ワイヤ17,19の部分の長さが同量短縮され、結果的に、シート・フレーム30に向かって支持部材20を左右対称に変位させる。ボーデン・ケーブルを反対方向に作動させると、即ち、第2のトラクション・ワイヤ19を結合装置16から延伸させると、支持部材の反対の動きが引き起こされる。
図5は、支持部材20上に第1のトラクション・ワイヤ17を保持する板クリップ15をさらに詳細に示す。支持部材20上に第2のトラクション・ワイヤ19を保持する板クリップ15も、同様に構成される。図5に示されるように、板クリップ15は、第1のトラクション・ワイヤ17が案内されて通る案内部分15aを含む。案内部分15aは、案内穴が形成される管状部分として形成される。さらに、板クリップ15からシート・フレームに向かって延在する案内部材15bが設置され、かつ、トラクション・ワイヤ17が案内される凸面をなす案内面を有する。案内部分15aおよび案内部材15bは、本質的に横方向に板クリップ15に到達するトラクション・ワイヤ17がシート・フレームに向かって円滑に方向を変更できるように配設される。この方法によって、板クリップ15を介してトラクション・ワイヤ17から支持部材に伝達された負荷は、配分されて、トラクション・ワイヤ17が鋭角に曲がることが回避され、その結果、支持組立体の耐久性が増大する。
板クリップ15は、クリップ部分15cと、支持部材のワイヤ7に板クリップ15を結合するように作用する受容穴15dとをさらに含む。板クリップ15は、プラスチック材で形成されることが好ましい。
図6は、板クリップ15を横ワイヤ7の端部分7bに取り付ける工程を示す。図6a)に示す第1のステップにおいては、ワイヤが板クリップ15の受容穴15dの内側で受け止められるようにワイヤ7の長手方向の端部分上で板クリップ15を滑らせる。板クリップ15のクリップ部分15cがワイヤ7の長手方向の端部分から延在する横部分と位置合わせされたとき、図6b)に示すように、ワイヤ7の横部分が板クリップ15のクリップ部分15cの内側で受け止められるように、ワイヤ7の長手方向の端部分によって形成された枢軸周りに板クリップ15を回転させる。横ワイヤ7上に取り付けられた板クリップ15の最終状態を図6c)に示す。
図7は、支持部材20上にトラクション・ワイヤ17,19を摺動可能に保持する代替取付具を示す。支持部材20は、全体的に、図1に関して先に説明したもの同じ構造を有する。しかしながら、板クリップ15の代わりに、プラスチック製帯体からなる保持装置45が、支持部材20上にトラクション・ワイヤ17,19を摺動可能に保持する保持手段として使用される。プラスチック製帯体からなる保持装置45は、支持部材20の片側から反対側に延在する第1の保持装置をなす。保持装置は、その上に形成された案内部分46を有する。トラクション・ワイヤ17,19は、案内部分46を貫通して、支持部材20に対して摺動可能に保持される。プラスチック製帯体からなる保持装置45は、板クリップ15上に形成されたクリップ部分と同様のクリップ部分によって支持部材20に対して固定されることが好ましい。
プラスチック製帯体からなる保持装置45の中央部分においては、プラスチック製帯体からなる保持装置45上に結合装置16を摺動可能に保持する結合手段が設けられる。結合手段は、プラスチック製帯体からなる保持装置45内に設けられたスロットを含む。スロット48は、横方向に延在しており、結合装置16から延在する突出部を受け取るように構成される。スロット48は、トラクション・ワイヤ取付具を支持部材20と組み付けるときに、結合装置16の突出部の挿入を可能にする拡幅部分48aを含む。図7に示す構造においては、長手方向の、または、支持部材20から離れる結合装置16の望ましくない動きが防止され、その結果、ボーデン・ケーブルに印加された力が、トラクション・ワイヤ17,19を介して伝達される引張力に、より効率的に変換される。さらに、トラクション・ワイヤ17,19を短縮したときに支持部材20に印加される負荷は、広い領域にわたって配分され、その結果、支持組立体の耐久性が向上する。この点においては、プラスチック製帯体からなる保持装置45は、板クリップの案内部材15bと同様に、トラクション・ワイヤ17,19用の案内部材として機能する湾曲端部分45bを含む。この方法によって、トラクション・ワイヤ17,19が鋭角に曲がることが回避され、耐久性が更に向上する。
図8は、プラスチック製帯体からなる保持装置45に対する結合装置16の摺動可能な結合をさらに示す断面図である。図示するように、結合装置16は、プラスチック製帯体からなる保持装置45のスロット48内で摺動可能に受け止められるように構成された突出部16aを含む。突出部16aは、スロット48の幅と等しいか、または、スロット48の幅よりも若干小さい幅を有する。拡幅部分16bは、突出部16aの端部に形成されて、結合装置16から離間して対向する側面上でプラスチック製帯体からなる保持装置45と係合する。この方法によって、結合装置16は、プラスチック製帯体からなる保持装置45上に確実に保持される。スロット48の拡幅部分48aは、突出部16aの拡幅部分16bが挿通できるような寸法および形状で構成される。
図9は、プラスチック製帯体からなる保持装置45上に結合装置16を摺動可能に保持する代替取付具を示す。この場合、案内レール49が、横方向に沿って形成される。結合装置16は、案内レール49の内部部分内で受け止められるように構成される側方突出部16cを含む。また、この取付具においては、長手方向、または、支持部材20から離間する方向における結合装置16の望ましくない動きが防止される。
図10は、支持部材20のワイヤ・フレームワーク上に直に結合装置16を摺動可能に保持する取付具を示す。このために、結合装置16は、受け部分16dを含む。受け部分16dは、横ワイヤ7の1つの長手方向部分を受け取るように構成される。図示するように、受け部分16dは、各々、3つの側面から横ワイヤ7のその部分を封入し、かつ、横ワイヤ7を受け部分16dの内側に変位させることを可能にする長尺形状を有する。図10においては、受け部分16dは、それぞれの開放側面が互いに対向するU字形の溝として構成される。あるいは、U字形の溝の開放側面は、互いに離間して対向することができる。溝の閉鎖側面は、結合装置が横方向に変位されたときに、横ワイヤ7用当接部として機能し、それによって、全体的な動き範囲を制限する。支持部材から離れた結合装置16の変位が回避される。
以上、ランバー・サポート組立体について、ワイヤ・フレームワークで形成される支持部材20を含むと説明してきた。これに代えて、異なるタイプの支持部材、例えば、板部材を使用することができる。支持部材の構成によっては、直に支持部材上で支持部材に対して、即ち、支持部材と一体に、トラクション・ワイヤ17,19を保持かつ案内する手段を形成することが有利であろう。この場合、プラスチック製帯体からなる保持装置の板クリップの諸機能は、支持部材と一体化することができる。
本発明の実施形態によるランバー・サポート組立体を示す斜視図。 本発明の実施形態によるトラクション・ワイヤ組立体を示す斜視図。 図2のトラクション・ワイヤ取付具を示す横断面図。 図2のトラクション・ワイヤ取付具の変更例を示す横断面図。 図1の支持組立体の動作を示す側面図。 図1および図3の支持組立体の支持部材に対してトラクション・ワイヤを摺動可能に保持する保持手段として作用する板クリップの概略図。 支持部材のワイヤ・フレームワーク上に板クリップを取り付ける工程を示す図。 支持部材のワイヤ・フレームワークに対して支持組立体のトラクション・ワイヤを摺動可能に保持する保持手段として作用するプラスチック製帯体を有する支持組立体の代替実施形態を示す図。 保持手段に対するトラクション・ワイヤ取付具の結合装置の摺動可能な結合部を示す図。 保持手段上に結合装置を摺動可能の保持する代替実施形態を示す図。 支持部材のワイヤ・フレームワーク上に結合装置を摺動可能に保持する取付具を示す図。

Claims (25)

  1. 調整可能な支持組立体用トラクション・ワイヤ取付具であって、
    ワイヤとシースとを有するボーデン・ケーブル(18)と、
    第1のトラクション・ワイヤ(17)と、
    前記第1のトラクション・ワイヤ(17)と前記ボーデン・ケーブル(18)とを結合する結合装置(16)とを含み、
    前記ボーデン・ケーブル(18)のシースが、一端にて前記結合装置(16)に対して取り付けられ、
    前記第1のトラクション・ワイヤ(17)が、一端にて前記結合装置(16)に対して取り付けられ、かつ、第1の方向において該結合装置(16)から延在し、
    前記ボーデン・ケーブル(18)のワイヤが、前記第1の方向とは略反対である第2の方向において前記結合装置(16)から延在して、第2のトラクション・ワイヤ(19)を形成することを特徴とするトラクション・ワイヤ取付具。
  2. 前記結合装置(16)が、前記第2のトラクション・ワイヤ(19)を前記第2の方向に案内する案内手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のトラクション・ワイヤ取付具。
  3. 前記第2のトラクション・ワイヤ(19)を案内する案内手段が、前記結合装置(16)の本体を貫通する案内穴(12)を含むことを特徴とする請求項2に記載のトラクション・ワイヤ取付具。
  4. 前記案内穴(12)の直径が、前記第2のトラクション・ワイヤ(19)の直径と等しいか、または、該第2のトラクション・ワイヤ(19)の直径よりも若干大きいことを特徴とする請求項3に記載のトラクション・ワイヤ取付具。
  5. 前記案内穴(12)が、一端において、前記ボーデン・ケーブル(18)のシースの外径に実質的に対応する直径を有する拡幅部分を含み、それによって、該ボーデン・ケーブル(18)のシースの受け部分および肩部が該案内穴(12)の内側に形成されて、該肩部が、該ボーデン・ケーブル(18)のシースの端面の当接部として機能することを特徴とする請求項4に記載のトラクション・ワイヤ取付具。
  6. 前記第1のトラクション・ワイヤ(17)の端部を前記結合装置(16)に固定して取り付ける取付け手段を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のトラクション・ワイヤ取付具。
  7. 前記取付け手段が、前記結合装置(16)の本体内に形成された取付け穴(14)を含み、該取付け穴(14)が、前記第1のトラクション・ワイヤ(17)の直径と等しいか、または、該第1のトラクション・ワイヤ(17)の直径よりも若干大きく、ニプルが、該第1のトラクション・ワイヤ(17)の端部に形成され、該ニプルが、該取付け穴(14)の直径よりも大きい外径を有することを特徴とする請求項7に記載のトラクション・ワイヤ取付具。
  8. 前記取付け穴(14)が、前記第1のトラクション・ワイヤ(17)のニプルを受け取る拡幅部分を含むことを特徴とする請求項8に記載のトラクション・ワイヤ取付具。
  9. 結合部が、前記取付け穴(14)と前記結合装置(16)の外面との間に設けられ、該結合部が、該取付け穴(14)への前記第1のトラクション・ワイヤ(17)の挿入を可能にすることを特徴とする請求項8または請求項9に記載のトラクション・ワイヤ取付具。
  10. シート用支持組立体であって、
    シート・フレーム(30)に組み込まれるようになっている支持部材(20)を含み、
    前記支持組立体が、前記支持部材(20)の第1の側面と第2の側面とに同時に作用することによって調整可能であり、
    前記支持組立体が、請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載のトラクション・ワイヤ取付具を含み、
    前記第1のトラクション・ワイヤ(17)が、前記支持部材(20)の第1の側面に向かって前記結合装置(16)から延在し、
    前記第2のトラクション・ワイヤ(19)が、前記支持部材(20)の第2の側面に向かって前記結合装置(16)から延在し、
    前記第1のトラクション・ワイヤ(17)および前記第2のトラクション・ワイヤ(19)が、前記支持部材(20)に対して摺動可能に保持され、
    前記第1のトラクション・ワイヤの他端が、前記シート・フレーム(30)の片側に結合されるようになっており、前記第2のトラクション・ワイヤ(19)の端部が、前記シート・フレーム(30)の反対側に結合されるようになっていることを特徴とするシート用支持組立体。
  11. 前記第1のトラクション・ワイヤ(17)の他端および/または前記第2のトラクション・ワイヤ(19)の端部が、前記シート・フレーム(30)内に引っ掛かる形状を有するように形成されることを特徴とする請求項11に記載の支持組立体。
  12. 前記第1のトラクション・ワイヤ(17)の他端および/または前記第2のトラクション・ワイヤ(19)の端部が、Zニプルの形状を有する端部分を形成することを特徴とする請求項11または請求項12に記載の支持組立体。
  13. 前記支持部材(20)が、該支持部材(20)に対して前記第1のトラクション・ワイヤ(17)および前記第2のトラクション・ワイヤ(19)を摺動可能に保持する保持手段(15;45)を含むことを特徴とする請求項11〜請求項13のいずれか一項に記載の支持組立体。
  14. 前記保持手段(15;45)が、該保持手段(15;45)を前記支持部材(20)に取り付けるクリップ部分(15c)を有することを特徴とする請求項14に記載の支持組立体。
  15. 前記保持手段が、前記第1のトラクション・ワイヤ(17)または前記第2のトラクション・ワイヤ(19)を案内する案内手段(15a;15b)を有することを特徴とする請求項14または請求項15に記載の支持組立体。
  16. 前記案内手段(15b)が、前記第1のトラクション・ワイヤ(17)または前記第2のトラクション・ワイヤ(19)が案内される凸面をなす案内面を有することを特徴とする請求項16に記載の支持組立体。
  17. 前記保持手段(45)が、前記支持部材(20)の第1の側面から第2の側面まで延在することを特徴とする請求項14〜請求項17のいずれか一項に記載の支持組立体。
  18. 前記結合装置(16)を前記保持手段(45)に摺動可能に結合する結合手段(45,16a;49,16c)を特徴とする請求項18に記載の支持組立体。
  19. 前記保持手段(45)が、帯状形状を有し、かつ、横方向に延在するスロット(48)を含み、前記スロット(48)内で摺動可能に受け取られるようになっている突出部(16a)が、前記結合装置(16)上に設けられることを特徴とする請求項19に記載の支持組立体。
  20. 前記突出部(16a)には、前記スロット(48)の幅よりも大きい幅を有する拡幅部分(16b)が設けられ、該スロットが、該突出部(16a)の拡幅部分(16b)の挿通を可能にする拡幅部分(48)を含むことを特徴とする請求項20に記載の支持組立体。
  21. 前記保持手段(45)が、前記横方向に沿って延在する少なくとも1つの案内レールを含み、前記結合装置(16)が、前記少なくとも1つの案内レール(49)の内部分内で摺動可能に受け取られるようになっている少なくとも1つの側方突出部(16c)を含むことを特徴とする請求項19〜請求項21のいずれか一項に記載の支持組立体。
  22. 前記結合装置(16)が、前記支持部材(20)に摺動可能に結合されることを特徴とする請求項11〜請求項22のいずれか一項に記載の支持組立体。
  23. 前記支持部材(20)が、ワイヤ・フレームワークを含むことを特徴とする請求項11〜請求項23のいずれか一項に記載の支持組立体。
  24. 前記ボーデン・ケーブル(18)の他端に結合され、かつ、該ボーデン・ケーブル(18)のシースに対して該ボーデン・ケーブル(18)のワイヤを選択的に延伸させるか、または後退させるように構成された作動機構(40)を特徴とする請求項11〜請求項24のいずれか一項に記載の支持組立体。
  25. シート・フレーム(30)と、
    請求項11〜請求項25のいずれか一項に記載の支持組立体とを含むシート構造体。
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