JP2008543396A - 案内エレメント、支持アセンブリ及び対応するシート構造体 - Google Patents
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Abstract
スリーブ2と同スリーブ2を貫通して延びるワイヤ3とを有するケーブルをシートフレームに取付けるための案内エレメントが設けられており、案内エレメント1は、同案内エレメント1をシートフレーム10に取付けるための第一の連結手段4と、同案内エレメント1をケーブルに連結するための第二の連結手段5と、案内手段6,8と、を有し、第二の連結手段5は、ケーブルが案内エレメント1に連結された場合にスリーブ2の端部が当接する当接領域9を含み、同案内手段6,8により当接領域から延びるワイヤが案内される。そのような案内エレメント1は、腰部支持構造体を調節するべくシートフレームの周囲にケーブルを案内するために使用され得る。
Description
本発明は、スリーブ、シース等及び同スリーブを貫通するワイヤを有するケーブルをシートフレームに取付けるための案内エレメントと、支持アセンブリ、特に案内エレメントを組み込んだ腰部支持アセンブリと、対応するシート構造体と、に関する。より詳細には、本発明は、支持アセンブリに使用するための案内エレメントに関し、同支持アセンブリは、例えば、二つの側方ワイヤのような二つの側方部材と、シートの内張りに耐荷重支持力を提供するために同二つの側方部材の間にて延びる複数の横断部材、好ましくは複数の横断ワイヤと、を有する支持構造体からなる。
上記のような腰部支持アセンブリはよく知られており、支持アセンブリが装着されるべきシートのデザインにより決定される種々の形態を有し得る。(例えば、特許文献1を参照)
公知の腰部支持アセンブリは図7及び8に示されており、図8は図7の支持アセンブリの線A−Aに沿った断面図を示す。
公知の腰部支持アセンブリは図7及び8に示されており、図8は図7の支持アセンブリの線A−Aに沿った断面図を示す。
図7及び8に示される腰部支持アセンブリは、側方ワイヤ24と、同側方ワイヤ24の間にて伸びる複数の横断ワイヤ11とを有する支持構造体からなる。横断ワイヤ11の幾らかは、側方ワイヤ24を超えて伸びる延長部13を有し、それらのうちの幾らかは代わって終端部がフック状のフィンガーになっている。また、図7における側方ワイヤ24はその下方にフック状端部を有する。フック状のフィンガー又は端部は、シートフレーム10において支持構造体をバネ25にて懸架するために使用され得る。
更に支持構造体は中間垂直コード23も有し、同中間垂直コード23は、二つの側方ワイヤ24及び複数の横断ワイヤ11からなるワイヤフレームにある程度の安定性を提供するとともに同複数の横断ワイヤ11の間を垂直方向に所定の距離だけ離間した状態にて維持するためのものであり、紙又は合成プラスチック材料から形成され得る。
更に、図7及び8に示される腰部支持アセンブリは図7に示される支持構造体の特に下部を調節するための調節機構を含む。
これらの調節手段は、アクチュエータ20と、スリーブ又は管2及び同スリーブ内を延びるワイヤ3を有するボーデンケーブルと、更なるスリーブ16と、同ボーデンケーブルを側方ワイヤ24に取付けるための取付け手段27と、ワイヤ3の端部をシートフレームに取付けるための更なる取付け手段22と、ケーブル3がスリーブ2から延出する地点にある同スリーブ2の端部をシートフレーム10に取付けるためのバネ26と、からなる。
これらの調節手段は、アクチュエータ20と、スリーブ又は管2及び同スリーブ内を延びるワイヤ3を有するボーデンケーブルと、更なるスリーブ16と、同ボーデンケーブルを側方ワイヤ24に取付けるための取付け手段27と、ワイヤ3の端部をシートフレームに取付けるための更なる取付け手段22と、ケーブル3がスリーブ2から延出する地点にある同スリーブ2の端部をシートフレーム10に取付けるためのバネ26と、からなる。
更なるスリーブ16は、その端部が取付け手段27に対して当接している。
調節手段の機能は、図8を参照することによりもっとも良く理解され得る。アクチュエータ20を使用して、例えばワイヤ3をスプール等に巻くことによって同ワイヤを短くする場合、更なる支持スリーブ16の長さは一定であるので、支持構造体、即ち、取付け手段27付近の横断ワイヤ11及び側方ワイヤ24は、図8の矢印Bにて示される方向に押される及び/又は引かれる。この方向は、使用時において、支持構造体の前側に対応する。本明細書の文脈において「前側」とは、支持構造体を含むシートに着席する人の背中に近い同支持構造体の側を指し、一方、「後側」は、シートに着席する人の背中から離れた支持構造体の側を指す。
調節手段の機能は、図8を参照することによりもっとも良く理解され得る。アクチュエータ20を使用して、例えばワイヤ3をスプール等に巻くことによって同ワイヤを短くする場合、更なる支持スリーブ16の長さは一定であるので、支持構造体、即ち、取付け手段27付近の横断ワイヤ11及び側方ワイヤ24は、図8の矢印Bにて示される方向に押される及び/又は引かれる。この方向は、使用時において、支持構造体の前側に対応する。本明細書の文脈において「前側」とは、支持構造体を含むシートに着席する人の背中に近い同支持構造体の側を指し、一方、「後側」は、シートに着席する人の背中から離れた支持構造体の側を指す。
従って、図7及び8に示される支持アセンブリを備えることにより、シートに着席している人の腰部領域に対応する指示構造体の下部は、最大限の快適性を提供するために、着席している人の意思に従って調節され得る。
図8から明らかなように、調節機構の最大移動距離は、更なる取付け手段22及びバネ26がシートフレームの前側にて固定される場合に提供され、一方、支持構造体は、少なくとも調節されるべき領域にて、シートフレームの後側にて固定される又は保持される(例えば、バネ25又はシート内部の発泡材料又はその他の材料により)か、或いはシートに着席した人の体重にて、同シートフレームの後側に移動される。
一方、シートフレームの前側にアクチュエータ20を収容することは通常不可能である。それはシートに着席した人が不快感を味わうからである。よって、アクチュエータ20は通常シートフレームの外側に配置されている。その結果、ボーデンケーブルを、シートフレームの前側に配置されるバネ26に案内する必要がある。通常、これは、ボーデンケーブルが案内されるべき孔をシートフレームに設けることにより達成されており、それはケーブルを鋭角に湾曲させることになり、ケーブルの耐久性を低減することになる。更に、図8の取付けにおいて使用されるバネ26はまた、長期間の使用においては弱点となり得る。
国際出願公開第WO95/00039号
従って、本発明の目的は、スリーブ及び同スリーブを貫通するワイヤを有するケーブルをシートフレームに取付けるための案内エレメントであって、ケーブルを、容易にかつ耐久的にシートフレームに固定することを可能にし、更には鋭角状の湾曲による過度の応力を回避するようにケーブルを案内する案内エレメントを提供することにある。
この目的は、請求項1にて定義された案内エレメントにより達成される。従属請求項は、本発明の好ましい又は有利な実施形態を定義する。更に、請求項8に従って案内エレメントを組み込んだ支持アセンブリが、請求項13に従って対応したシート構造体が、定義されている。
本発明によれば、スリーブ及び同スリーブを貫通するワイヤを有するケーブルをシートフレームに取付けるための案内エレメントが提供され、同案内エレメントは、案内エレメントをシートフレームに連結するための第一の連結手段と、同案内エレメントをケーブルに連結するための第二の連結手段と、同ワイヤを案内するための案内手段とを含み、第二の連結手段は、ケーブルを同第二の連結手段を介して案内エレメントに連結する際にスリーブの端部が当接する当接領域を含む。
そのような案内エレメントを用いることにより、ケーブルは非常に安定した状態にてシートフレームに容易に固定され得る。
案内手段は、シートフレームの後側又は側部から、同シートフレームの前側まで、ワイヤを案内させるために円弧状にデザインされており、前側とは、同シートフレームを含むシートに着席する人の背中に近接した同シートフレームの側を指す。特に、そのような円弧形状を備えることにより、ワイヤはシートフレームの周囲に案内され得る。円弧形状は、ケーブルに過度の応力が存在する曲率半径、例えば、5mmより大きい曲率半径を有すると好ましい。
案内手段は、シートフレームの後側又は側部から、同シートフレームの前側まで、ワイヤを案内させるために円弧状にデザインされており、前側とは、同シートフレームを含むシートに着席する人の背中に近接した同シートフレームの側を指す。特に、そのような円弧形状を備えることにより、ワイヤはシートフレームの周囲に案内され得る。円弧形状は、ケーブルに過度の応力が存在する曲率半径、例えば、5mmより大きい曲率半径を有すると好ましい。
円弧形状はまた、案内エレメントをクリップの様式にてシートフレームに取付けるために第一の連結手段の少なくとも一部を形成し得る。更に、第一の連結手段は、案内エレメントをシートフレームに固定するために、スクリュ又はその他の固定手段がその内部を貫通して案内され得る開口部を含む。無論、これら二つの可能性は別々に、又は組み合わせにて使用され得る。
本発明に従う腰部支持構造体は、アクチュエータ、上記案内エレメント、好ましくは側方部材及び横断部材を有する支持構造体、案内エレメントに連結されるケーブル、を含み、同ケーブルのワイヤは案内エレメントから延びるとともに取付け手段を介して同支持構造体に連結される。
そのような取付け手段はクリップを含み、同クリップの間を同ワイヤのための更なるスリーブが延びている。そのような支持アセンブリを備えることにより、同支持アセンブリは、シートフレームに容易に取付けられ、かつアクチュエータを用いて調節され得る。
本発明の好ましい実施形態は、図面を参照して以下に詳細に説明される。
図1において、本発明の好ましい実施形態に従う案内エレメントの斜視図が示されている。案内エレメント1は円弧状の案内手段6と、第一の連結手段4と、第二の連結手段5と、を含む。
図1において、本発明の好ましい実施形態に従う案内エレメントの斜視図が示されている。案内エレメント1は円弧状の案内手段6と、第一の連結手段4と、第二の連結手段5と、を含む。
第一の連結手段4は円筒形状を有し、かつ同円筒の中央に貫通孔を有し、案内エレメント1をシートのシートフレームに取付けるために同貫通孔をネジ、リベット等が案内されるようにデザインされている。第二の連結手段5もまた円筒状の外形を有する。第二の連結手段5の断面は図2に示されている。第二の連結手段5は、その外形により画定される円筒の軸と一致する線上に貫通孔を有し、同貫通孔は段差9にて狭くなっている。第二の連結手段5は、案内エレメント1を、スリーブ2と同スリーブ2を貫通するワイヤ3とを有するボーデンケーブルのようなケーブルで連結するために設けられている。ケーブルが第二の連結手段5に挿入されると、スリーブ2の端部は段差9に対して当接し、かつワイヤ3は、第二の連結手段5の貫通孔のより小さな直径の部分を貫通して延出する。より大きな直径の部分はスリーブ2の外径に対応する直径を有し、かつより小さな直径の部分はワイヤ3の直径に対応する直径を有する。
案内手段6は図1に示されるように円弧形状を有し、かつ同円弧形状に対応する曲線に沿って第二の連結手段5からワイヤ3が滑らかに案内されて延出するように設けられている。ワイヤ3を確実に案内するために、シリンダ8が案内手段6に組み込まれており、同シリンダ8はワイヤ3が貫通する貫通孔を有する。更に、案内手段6はワイヤ3をその位置に保持するための溝を有し得る。装着時の円弧形状の曲率半径は、ケーブルに大きな曲げ応力がかからないように、好ましくは少なくとも5mmであり、より好ましくは少なくとも7mmである。
更に、案内手段6はその内側に延長部7を有する。同延長部7は案内手段6を対応するシートフレームに対して配置するために設けられている。この点に関し、案内手段6は通常幾らかの可撓性を有することを明記したい。そのような可撓性を有することにより、一方では異なるサイズのシートフレームに対して同一の案内エレメントを使用することを可能にし、他方では、以下に記載されるようにシートフレーム上への案内エレメント1の「沈下(dipping)」を可能にする。
図3は対応するシートフレーム10に取付けられた案内エレメント1を示す。より詳細には、案内エレメント1は、第一の連結手段4及び第二の連結手段5がシートフレームの後側に配置される一方、案内手段8がシートフレーム10の側部に沿って湾曲するように配置される。この点において「後側」は、シートに人が着席している場合、その人の背中から離間しているシートの側を参照する一方、以下における「前側」は、その人の背中に近いシートの側を指す。図3に示されるように、本発明の案内エレメントを用いることにより、ケーブル、特に、ボーデンケーブルのワイヤ3はシートフレーム10の後側からシートフレーム10の前側まで滑らかに案内され、同ワイヤが鋭角に湾曲することもないし、シートフレーム自体に貫通孔を設ける必要もない。
図3から明らかなように、案内手段6の延長部7は、案内手段6、それにより案内エレメント1を、シートフレームの側部の周りに配置するために設けられており、従って、第一の連結手段4とともに案内エレメント1をその位置に確実に保持するために設けられていることを明記したい。
延長部7を設けることにより、円弧形状の案内手段6の曲率半径が、シートフレーム10の曲率半径と比較して増大していることを明記したい。仮にシートフレーム10の曲率半径が十分に大きい場合、延長部7を省略することができる。
図4において、図1乃至3を参照して記載されている案内エレメント1を含む腰部支持アセンブリが示されている。更に、図4に示される腰部支持アセンブリは、複数の横断ワイヤ11と、同複数の横断ワイヤ11を連結するための成形された側方部材12,14と、を含む。側方部材12,14は、プラスチック材料から形成され得る。しかしながら、本明細書の[背景技術]にて図7を参照して既に記載されているような側方ワイヤ、又は任意のその他の種類の支持構造体もまた使用可能である。
複数の横断ワイヤ11は、側方部材12,14を超えて延びる端部13を有する。これらの端部13は、終端部がフック状のフィンガーとなっており、同フィンガーは支持構造体を、例えば本明細書の[背景技術]使用されているようなバネを使用することによりシートフレームに取付けることを容易にする。或いは同端部13は、まっすぐに延びる端部であり得る。
最下部の横断ワイヤ11の端部13において、プラスチック材料から形成されたプレートクリップ15の形態である取付け手段が取付けられている。これらのプレートクリップは以下において詳細に述べる。
案内エレメント1から延出したワイヤ3はプレートクリップ15を貫通して延び、シートフレームに固定するように構成された端部17にて終了する。プレートクリップ15の間には、スリーブ2に類似する更なるスリーブ16が配置されており、その内部をワイヤ3が貫通する。
例えば、ワイヤ3をスプールに巻き取ることにより、そしてワイヤ3をスプールから解くことにより、それぞれワイヤ3の長さを短くしたり長くしたりするためのアクチュエータ20が設けられている。そのようなアクチュエータは当業者には周知であり、詳細に述べる必要はない。
プレートクリップ15及び同プレートクリップ15の間に延びる更なるスリーブ16は、基本的には、図7及び8の更なるスリーブ16及び取付け手段27と同様の機能を有する。
図5において、プレートクリップ15及び、図4の最下部の横断ワイヤ11の延長部13に同プレートクリップ15を固定する方法が示されており、同図において、プレートクリップ15を延長部13に固定させる3つの段階が左から右へと示されている。
プレートクリップ15は本体18と延長部19とを有し、同延長部19は延長部13を挟むようにデザインされた垂直壁部を有する。本体18は孔28を有し、同孔28は延長部13の端部を収容する。図5の左側の図に示されるように、プレートクリップ15は矢印Cにて示される方向に延長部13の端部上に押し付けられ、それにより、同延長部13の端部が孔28内に配置される。図5の中央の図に示されるように、プレートクリップは矢印Dにて示されるように回動され、それにより端部19の垂直壁部が延長部13の対応する部分と係合する。最終的な状態が図5の右側の図に示されており、プレートクリップ15は延長部13に確実に固定されている。
更に、プレートクリップ15は、孔28と直交する貫通孔を有する部分29を含む。部分29の断面は、図2に示される案内エレメント1の第二の連結手段5の断面と類似しており、図4の更なるスリーブ16が当接する段差を含む。従って、圧力が更なるスリーブ16からプレートクリップ15、よって支持構造体に伝達され得る。
図6において、図4の支持構造体の下部が案内エレメントと共にシートフレーム10に取付けられている状態が示されている。より詳細には、案内エレメントは図3を参照して既に記載されているようにシートフレーム10に固定されており、かつワイヤ3の端部17は、シートフレームの反対側の側方に、例えば、端部17を孔22に固定することにより、固定されている。図示されるように、シートフレームは更に、横断エレメント21を含む。
図6に示される構成の作用は、[背景技術]にて図7及び8を参照して既に記載されたものに類似し、ワイヤ3を短くすると、プレートクリップ15、よって支持体は、更なるスリーブ16によってシートフレームの前側に向かって押され、よって、対応するシートに着席する人の腰部に調節可能な支持体を提供する。しかしながら、同様の機構は、腰部領域以外の領域にも設けられ得る。
案内エレメント1はシートフレームに容易に固定され、かつシートフレームに沿ってワイヤ3が滑らかに案内され、それによりシートフレームに孔を設ける必要がなくなる。更に、ワイヤ3が鋭角に湾曲されることも回避できる。調節機構を作動するためのアクチュエータは、シートフレームの近く又は後側に配置され得る。更に、一体的なプラスチックから形成され得る、又は金属部品を含み得る案内エレメント1は、長期間にわたる良好な安定性を備えた耐久的な取付け部を提供する。
案内エレメントの正確な形状、第一の連結手段、第二の連結手段及び案内手段の配置は、意図される実際のシート構造体に応じて変更され得ることを明記したい。特に、本発明の案内エレメントの案内手段を修正することにより、ワイヤをシートフレームの後側から前側へと案内することを可能にするのみならず、ワイヤを最上部側又は底部側から前側へと、又はその他所望の位置へと、案内することを可能にする。
Claims (13)
- スリーブ(2)と前記スリーブ(2)を貫通して延びるワイヤ(3)とを有するケーブルを、シートフレーム(10)に取付けるための案内エレメント(1)であって、前記案内エレメント(1)は、
前記案内エレメント(1)を前記シートフレーム(10)に連結するための第一の連結手段(4,7)と、
前記案内エレメント(1)を前記ケーブルに連結するための第二の連結手段(5)であって、前記ケーブルが前記案内エレメント(1)に連結される場合に前記スリーブ(2)の端部が当接する当接領域(9)を含む、第二の連結手段(5)と、
前記当接領域(9)にて前記スリーブ(2)から延出した前記ワイヤ(3)を案内するための案内手段(6,8)と、
を含む、案内エレメント(1)。 - 前記案内手段(6,8)は、前記ワイヤ(3)を前記シートフレーム(10)の側部の周囲から同シートフレーム(10)の前側まで案内するように構成された円弧形状のエレメント(6)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の案内エレメント(1)。
- 前記案内手段(6,8)は前記ワイヤ(3)を収容するように構成された貫通孔を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の案内エレメント(1)。
- 前記第一の連結手段(4,7)は、前記案内エレメント(1)を前記シートフレーム(10)に対して配置するための少なくとも一つの延長部(7)を含むことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の案内エレメント(1)。
- 前記第一の連結手段(4,7)は、前記案内エレメントを前記シートフレームに固定するための固定手段を収容する貫通孔を含むことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の案内エレメント(1)。
- 前記固定手段はスクリュ又はリベットからなることを特徴とする、請求項5に記載の案内エレメント(1)。
- 前記第二の連結手段は、一方の端部に前記スリーブ(2)の外径に対応する第一の直径を有するとともに前記ワイヤ(3)の外径に対応する第二の直径を有する貫通孔を含み、前記当接領域は前記貫通孔を前記第一の直径から前記第二の直径まで狭くする段差(9)として形成されることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の案内エレメント(1)。
- シートのための支持アセンブリであって、
前記シートに収容されるべき支持構造体(11,12,13,14)と、
スリーブ(2)と、前記スリーブ(2)を貫通して延びるワイヤ(3)と、を有するケーブルと、
前記ワイヤ(3)を可逆的に短くさせるアクチュエータ(20)と、
前記シートのシートフレームに前記ケーブルを取付けるための請求項1乃至7のいずれか一項に記載の案内エレメント(1)であって、それにより前記スリーブ(2)が前記案内エレメント(1)にて終了するとともに前記ワイヤが前記案内エレメント(1)から更に延びる、案内エレメント(1)と、
前記ワイヤ(3)を前記支持構造体(11,12,13,14)に連結するための連結手段(15)と、を含む、支持アセンブリ。 - 取付け手段は二つの取付けエレメント(15)を含み、同取付けエレメント(15)は前記支持構造体と、その相対向する側部にて連結されることを特徴とする、請求項8に記載の支持アセンブリ。
- 前記支持アセンブリは、前記取付けエレメントの間にて前記ワイヤ(3)を包囲する更なるスリーブ(16)を含むことを特徴とする、請求項9に記載の支持アセンブリ。
- 前記取付け手段は少なくとも一つの取付けエレメント(15)を含み、同取付けエレメント(15)は、同エレメントを前記支持構造体のワイヤにて把持することにより前記支持構造体に取付け可能となるようにデザインされており、前記エレメントは前記ワイヤを案内する貫通孔を更に含むことを特徴とする、請求項8乃至10のいずれか一項に記載の支持アセンブリ。
- 前記貫通孔は前記更なるスリーブ(16)が当接する段差を含むことを特徴とする、請求項9及び10に記載の支持アセンブリ。
- シートフレーム(10,21)と、請求項8乃至12のいずれか一項に記載の支持アセンブリと、を含む、シート構造体であって、
前記支持アセンブリの前記案内エレメント(1)は前記シートフレームの第一の側方部に連結され、かつ前記支持アセンブリの前記ワイヤ(3)の端部(17)は前記第一の側方部と相対向する前記シートフレーム(10)の第二の側方部に連結されている、シート構造体。
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