JP2008539809A - 歯科インプラント用のアバットメントセット - Google Patents

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Abstract

本発明は、歯科インプラント(1)に固着するための、解剖学的に予め構成されたアバットメントの柱(2)と、解剖学的に予め構成され、顧客によるさらなる機械加工なしに前記アバットメントの柱に装着するようにされたアバットメントのキャップ(7)とから成る歯科インプラント用アバットメントセットと、義歯を製造する方法とを提案する。アバットメントの柱は歯科インプラントに固着し、顧客によるさらなる機械加工なしに前記アバットメントのキャップを受け入れるようにされ、アバットメントのキャップは被覆材(12)を受け入れるようにされている。アバットメントのキャップとアバットメントの柱とは、多様な患者に適正な義歯を提供するため前もって作成されている。アバットメントのキャップは、歯科医が使用した印象材に回転式に水平画成固着する手段を有する。

Description

本発明は、インプラントに支持される義歯特に歯科インプラント用のアバットメントと、義歯を製造する方法とに関する。
アバットメントまたは架設柱を具備したエノッサル(Enossal)インプラントは、義歯の繋留にその使用はますます増えている。
例えばEP 0 707 835 Alにより周知の、錐体部分を確動固定と摩擦とによりインプラントの対応する錐孔に挿着し、中心のねじで固着する錐体柱の使用は、他の形状互錠型の結合より、負荷のかかる高位置での安定が保証されかつ所望の位置での回転整列が可能であるという利点がある。後者は特に、義歯との結合のための咬合架設ペグを有角配置する架設柱の場合に有利である。さらに、エノッサルインプラントと架設柱との錐体結合は隙間がなく、バクテリアにも耐える。
この結合の一般的要件は、最小限の形状寸法で高い咀嚼力を吸収し伝達することと、インプラント成分間の、遊びがなくかつできるだけ耐バクテリアの結合とである。メタル2相インプラントのこうした結合は、従来技術からもさらに知られている。例えばWO 85/02337に対応するUS4,772,204 A、及びEP 0 707 835 Alに対応するUS5,674,072からは、錐体を基礎とした1つの結合が周知である。
特に単一の歯の義歯の解剖学的、生化学的、審美的性格は、当然ながら成分間の力学的結合を効かせてインプラント成分間の回転やズレを排除することを要求する。美的で機能的な性能は当然、上述の要件が骨に繋留された部分と口腔に突出する歯構造部を担う部分との、患者個々の口中の歯並び具合による有角の力学的結合の効用を必要とする場合だけでなく、各成分の軸線が互いに整列する場合でも成分同士の正確な回転位置を要求する。上述した錐体嵌合の代案は、一組の歯科インプラント成分の、真に嵌合する六角や八角形状などの確動継目である。これも両成分を互いに所定の位置に回転式に位置させる。この種の確動継目は、EP 0 438 048に対応するUS5,199,873 Al、及びUS5,125,840その他に記載されている。
これらの結合は、患者の口中での調整作業が錐体嵌合よりも相当少ないという利点をもたらすものの、確動継目の結合の弱点は、骨に挿着され癒合段階を経てそこにしっかりと繋留された成分が、口内に突出して義歯を充当される支持体の最終位置を前もって決定するから、回転の位置が段階的に規定され位置の回転を阻むことである。
インプラントに支持される義歯ブリッジの構築については、錐体歯冠技術が証明された方法である。ここでは、各アバットメントの柱に咬合用錐体ペグが設けられて、力を伝達する、義歯との結合体としての働きをする。
歯科医療の慣習として、通常歯型が取られ、これにより全錐体ペグの姿勢が決まる。歯科技工士は工作室でこの歯型から類似モデルを作成する。歯科技工士は錐体ペグに合わせてワックスで一次的歯冠を作り、それを工作ユニットにより対応する錐体の角度に前工作する。次に一次歯冠をペグに留めて嵌め込む。これを成型して嵌め込み材料から取り外し、ブラスチングして順応させる。一次歯冠を後工作して研磨する。模型製作用プラスチックとワックスとにより一次歯冠に合わせて二次歯冠を、具体的には表装ブリッジとして、またはメタルフレームに糊付けする係止されないキャップとして、または補綴物に組み込む係止されたキャップとして作成する。二次歯冠をペグに留めて嵌め込む。これを成型して嵌め込み材料から取り外し、ブラスチングして順応させる。
この製作は歯科工作室での作業と歯科実習とに相当な費用を要する。患者の歯科通院も数回必要である。
US 2002/0177106 AlとDE 199 45 354 C2とからは、直接患者の口中で加工して完成形状にできる、上述タイプのインプラント支持義歯が知られている。これは歯型を取った上で歯科工作室で模型を作り工作し成型する必要はない。CA 2,319,946によれば、このことは、義歯の本体に幾つかの錐体キャップを嵌め込み、その夫々の錐孔が、キャップに割り当てられる錐体ペグと形状が合致すれば達成される。嵌め込んだ錐体キャップを、架設柱の錐体ペグと義歯との結合要素として使用すれば、前もって作成された構成成分と一回合体するだけで、特に予め歯型を取って模型を作ることなく、義歯を完成させることができる。合体は、錐体ペグに配された位置での錐体キャップと義歯の本体とを、従来の技術具体的には糊付けや重合による接合で行う。具体的に言えば、架設柱の錐体ペグに合わせて一次歯冠の模型を作り、それを作製して加工する必要は排除される。結果として、実際の義歯を作製した後の歯科工作室でのさらなる作業と、歯科実習での嵌着とを行う必要は排除される。歯形取りと模型製作も排除される。
限定的に前もって作成された成分の使用により、嵌込み組成物の膨張性から将来する弱点と困難は排除される。一次、二次成分の費用の掛かる模型製作も排除される。二次的成分の時間のかかる展開も然り。成型上の失敗も回避される。使用する材料が比較的少量であることで、消費材料の量もやはり削減される。達成される嵌着精度は首尾一貫して高い。
錐体ペグの最適な整列は、真っ直ぐで有角の架設柱をインプラントの錐孔に自由に位置させることで達成される。錐体キャップの外側に、錐体キャップの義歯本体への繋留を強化する係止用突出部を設けるのが好ましい。これらは例えば周方向の膨らみでよい。
この先行技術で提示された方法は、結合要素として前もって作成する方式の錐体キャップの効用を含む。各状態の架設ペグの領域の義歯本体は、用意された水平な充填開口を持つ基底凹部を有する。そして各状態の架設柱の各錐体ペグに、これと整合する錐体キャップを取り付け、各錐体キャップが基底凹部内に突き出るように義歯を口内に挿着する。各基底凹部に自己養生プラスチックを水平充填開口から充填し、これの養生後に義歯を除去して完成させる。
したがって、限定的に前もって作成された構成成分を使用する歯科実習により一度の合体で用意された義歯を挿着して完成させる。歯科工作室でのさらなる作業ステップは不要である。このため患者は、義歯の挿着直後も完成した義歯の歯の働きに任せることができる。
ところが、このインプラントに支持される義歯と提示された方法とは概して、ブリッジ補綴のように、複数の歯の補綴物を複数の歯科インプラントに力学的に固定することを目的としている。つまり、インプラントのへ回転式固定は複数の固定継目により行われるから、各単一のインプラントアバットメント装置はブリッジインプラントに対して特定の回転関係を要求することはできない。
さらに、インプラントに支持される義歯の前もって作成された構成成分と提示方法とは、大きさを合わせるためにだけ製作され選択される。
EP 0 707 835 Al WO 85/02337 US4,772,204 A US5,674,072 EP 0 438 048 US5,199,873 Al US5,125,840 US 2002/0177106 Al DE 199 45 354 C2 CA 2,319,946
したがって本発明の目的は、義歯の製造を経済的に改善した歯科インプラント用の、さらに、前もって作成された構成成分を使用する単一の義歯用の、改良型歯科アバットメントセットを提供することにある。
単一の義歯用の各種前もって作成された構成成分の提供は、過去においては、様々な大きさの成分と有角アバットメントの柱などの様々な形状構成とを適合させて、患者の処置すべき歯の状態に応じた個々の大きさと配向との要件を満足させることを目的とした。
出願人は、アバットメント個別化のための歯科工作室による今日の定式的なトリミングを排除するように前もって作成した、歯科インプラント用の、解剖学的に予め構成されたアバットメントセットを提供することで、安価で高性能な単一の義歯へ前進する大きな一歩が達成されることを見出した。
この目的とその他の目的とは、歯科インプラントに固着する、解剖学的に予め構成されたアバットメントの柱と、解剖学的に予め構成され、顧客によるさらなる機械加工なしに前記アバットメントの柱に装着するようにされたアバットメントのキャップとを具備する、歯科インプラント用アバットメントセットにより達成される。アバットメントの柱は歯科インプラントに固着し、顧客によるさらなる機械加工なしに前記アバットメントのキャップを受け入れるようにされており、アバットメントのキャップは被覆材を受け入れるようにされている。アバットメントのキャップとアバットメントの柱とは、多様な患者に適正な義歯を提供するために前もって作成されている。
本発明のアバットメントセットは、現状技術での義歯の作成時に歯科工作室の作業負荷を減らし、歯科工作室の作業を被覆材の模型製作と固着とに集中させる。こうして、義歯を得る全体の費用は顕著に削減できる上に、歯科インプラントの品質標準も向上する。
さらに、出願人は、補綴物は歯型を取る間にキャップが嵌合したと同じ方式と向きで嵌合するから、歯科医が使用する印象材に画成的に回転水平固着する手段をアバットメントのキャップに与えれば、単一のキャップが患者の口内の歯並びの歯型を取るためにも、被覆材の基部としても使えることを見出した。このことは費用を追加的に削減するばかりでなく補綴物の長期品質を著しく改善する。
本発明の好ましい実施形態では、アバットメントのキャップが有する、歯科医が使用した印象材に画成的に回転水平固着する手段は、アバットメントの柱に結合するためのキャップの結合部分と概ね対向して位置する少なくとも1つの突出部を持つ。突出部は切断、研削、または破断により全体的または部分的に除去でき、然る後に被覆材が加えられる。これにより、歯医者が患者の口内の歯型を取るときの配向をなぞった最もふさわしく正確な、被覆材を施したアバットメントのキャップの再配置と、工作室による簡単な取扱いとが保証される。突出部を除去するときキャップの咬み合い長さを調節すれば、顧客は被覆材の力学的支えと義歯の視覚性とを最適化できる。
患者の口内での力学的調節作業の要を減らすために、アバットメントのキャップとアバットメントの柱とは機能表面要素を有して、互いに所定の回転位置を与えるようにするのが好ましい。
本発明の最も好ましい実施形態では、アバットメントのキャップは以下により特徴づけられる。すなわち、解剖学的に予め構成されたキャップは結合部分をとり囲む底部リム部を含み、リム部の形状は自然な歯茎の輪郭に合わせられている。これは、歯型と架設キャップとの取扱いと貯蔵とを容易にするため、総じてキャップの底部リム部の回転対称を選好する先行技術とは異なる。本発明の実施形態は、義歯が生まれ付きの歯のように患者の口の歯茎状態に適合するので、義歯に最上の美的効果をもたらし、歯科インプラントを外から見られないようにする。一方、このことは義歯作成のとき歯科工作室によるトリミングを要することなく達成されから、義歯の費用はさらに削減され、同時に結果としての品質も向上する。
本前もって作成した義歯は、総じて金属、それも通常はチタン合金または金または金ベースの合金で作り、歯科工作室での成分の機械加工による適正なトリミングを容易にさせる。本発明により、前もって作成された構成成分を機械加工する必要は、排除されないまでも最小化することができる。本発明のアバットメントは、アバットメントの柱及び/またはアバットメントのキャップをセラミック、それもなるべくなら酸化ジルコニウム及び/または酸化アルミニウムを含むセラミック材でつくることを特徴とするのが好ましい。これにより歯医者と患者は、特に金属合金との折り合い悪さで苦労する患者は前もって作成された構成成分とセラミック材との両方の特有の利点を享受できる。さらに熱膨張係数との整合が容易に得られるから、補綴物の長期安定性は改良され、ひび割れなどのリスクが減少する。
本発明によるアバットメントセットの特に好ましい実施形態では、アバットメントの柱の一部でアバットメントのキャップを受け入れる。前記一部の表面は予め処理された表面を持ち、総じてセメント質または接着剤を受け入れてアバットメントのキャップを力学的に固着できる。これにより、ブラスチングなどの調整作業を柱の掃除が必要なとき必要な所だけに減らすことができる。
本発明によるアバットメントセットのさらに特別に好ましい実施形態では、アバットメントのキャップは、アバットメントの柱へ結合するための結合部分を持つ。前記結合部分の表面は予め処理された表面を持ち、総じてセメント質または接着剤を受け入れてアバットメントの柱に精確に力学的に固着できる。
患者の美的願望は、患者の口中の周りの歯の状態に合わせた適正な被覆材により満たされる。このためアバットメントのキャップは被覆材を受け入れる受入部分を持ち、前記受入部分が、精確な力学的固着形態により総じて被覆材を受け入れることのできる予め処理された表面を持つのが好ましい。
この目的とその他の目的も、上述通りのアバットメントの柱とアバットメントのキャップとを具備した義歯により達成される。
この目的とその他の目的はさらに、歯科インプラントに装着する義歯を製作するための、以下のステップを含む方法により達成される。すなわち、一組の前もって作成する方式のアバットメントの柱とアバットメントのキャップを選択するステップ、患者の口内の歯並びの中の前記インプラントに着脱可能に固着されるアバットメントの柱とアバットメントのキャップとの歯型を得るステップ、及びアバットメントのキャップとアバットメントの柱とのさらなる機械加工なしに、アバットメントのキャップに被覆材を付加した上で、前記アバットメントのキャップを前記アバットメントの柱に装着するステップ。
最も好ましいのは、選択ステップを上述した通りのアバットメントの柱とアバットメントのキャップとを選択するステップとすることである。
さらに好ましい実施形態では本発明の方法はさらに、歯型からアバットメントのキャップを取り除き、もしアバットメントのキャップを歯型に回転式に水平固着させる突出部があれば、これを部分的または全体的に除去してから、被覆材をアバットメントのキャップに付加するステップも含む。
好ましくは本発明の方法はさらに、アバットメントの柱を歯科インプラントに装着した上で、被覆材を纏うアバットメントのキャップをアバットメントの柱に結合するステップも含む。
本発明は、上述の義歯をヒトまたは動物に処置することにより最も有効に実施することができる。
本発明の例示的実施形態を添付図面に示し、以下でより詳細に記述する。
図1は、歯科インプラント1と、アバットメントの柱2並びにそれに装着されたキャップ7を含むアバットメントセットの一般的配列を示している。エノッサル(Enossal)歯科インプラント1は、顎骨(図示せず)に用意された螺孔にねじ留めするようになっている。歯科医が患者の顎骨にインプラント1を導入しそれが癒合したあと、例えばインプラント側が錐体ペグ21となっている架設柱またはアバットメントの柱2を、インプラント1のこれに対応する錐孔4に挿着し、中心孔3を貫通する中心のねじ5により固着する。
次にアバットメントのキャップ7をアバットメントの柱2に装着する。柱2の錐体ペグ6は定型的に、その咬み合い端部がインプラント1から突き出ている。完成した状態ではすなわち義歯に結合した後は、錐体ペグ6は、錐孔及び/または確動回転嵌着手段8を有したアバットメントのキャップ7を担持する。嵌着手段8はその形状、特にその直径とテーパー角とが錐体ペグ6と合致する。錐体6の中心軸に対する錐体ペグ6の、及び錐孔8のテーパー角は、4度から8度の範囲が好ましく、例えば約6度がよい。確動回転嵌着手段は、ペグ6の非円形断面に対応したキャップ7の孔8の非円形断面により得られる。
錐体キャップ7はその外側に、係止用突出部として周方向の膨らみ9を持ってもよい。これは、患者の口腔の歯並びの歯型を取ったプラスチック材に錐体キャップを嵌め込んだ後でこれを繋留する働きをする。
アバットメントの柱2を真っ直ぐなすなわち傾斜のない架設柱2として示したが、好ましくは有角の、解剖学的に予め構成された架設柱2であって、先ず一定の挿入方向に関してインプラント1と最適に整列し、次にその回転位置に固定できる柱がよい。
図2及び図7に示した本発明のアバットメントのキャップ7の実施形態は、アバットメントのキャップのために、患者の口内の歯並びの歯形を取るとき歯科医が使用した歯型材に画成的に回転水平固着する手段、それもなるべくなら、キャップ7をアバットメントの柱2に接合するキャップ7の結合部分11の概ね反対側に位置する少なくとも1つの突出部10の形状の手段を含んでいる。そうした構成により、歯科工作室は単一のキャップ7を、歯形を取るためにもその後の被覆材12の基部としても使用することができる。
本前もって作成した義歯の成分は総じて金属、それも通常チタン合金または金または金ベースの合金で作る。これらは、成分を機械加工することで歯科工作室による適正なトリミングを容易にし、所望の形を得させて患者の歯並びに合う義歯を作成させる。
本発明によれば、柱2とキャップ7とから成るアバットメントセットの成分は解剖学的に予め構成され、顧客すなわち義歯を作成する歯科工作室によるさらなる機械加工なしに互いに嵌着するようにされている。したがって前もって作成された構成成分を機械加工する必要は、省けないまでも最小化することができる。
好ましくは、本発明アバットメントセットのアバットメントの柱2とアバットメントのキャップ7は、酸化ジルコニウム及び/または酸化アルミニウムを含むセラミック材でつくる。これにより歯医者と患者とは、特に金属合金との折り合い悪さで苦労する患者は、前もって作成された構成成分とセラミック材との両方の特有の利点を享受できる。さらに熱膨張係数との整合は容易に得られるから、義歯の長期安定性は向上し、ひび割れなどのリスクが減少する。
突出部10は切断、研削、または破断によりキャップ7から部分的または全体的に除去でき、然る後に被覆材12が加えられる。これにより、歯医者が患者の口内の歯型を取るときの配向をなぞった、被覆材12を取り付けたアバットメントのキャップの最もふさわしく正確な再配置と、工作室による簡単な取扱いとが保証される。歯科技工士は突出部10を取り外す時に、キャップの咬み合い長さを調節できる。これにより、具体的に言えば図3に示した本発明の実施形態により、技工士は一方で咬合力に抗する被覆材12の力学的支えと、他方で補綴物の視覚性とを最適化できる。図8に突出部10を完全に除去したキャップ7の構成を示し、患者の解剖学的構造に合わせた被覆材12を点線で示した。
突出部10はキノコ状またはハンマーの頭の形にして、ヘッド部分20とキャップ7本体との間に空所をつくってもよい。こうすれば、患者の口腔の歯並びの歯形を取るとき歯医者が使用した印象材にキャップ7を水平固着するための十分な歯形材料が受け入れられる。印象材へのキャップ7の画成回転固着は、ヘッド部分20の非円形形状と、それの、キャップ7の縦軸18に概ね直交する面での2方向への異なる伸長とにより得られる。
患者の口内での力学的調整作業の要を減らすために、アバットメントのキャップ7とアバットメントの柱2との機能表面要素が、互いに所定の回転の向きを与えるのが好ましい。これは例えばキャップ7と柱2との確動回転嵌合により得られる。この嵌合は図4乃至6から分かるように、キャップ7内の孔8の非円形断面と、アバットメントのキャップ7を受け入れる柱2の一部13のそれに対応した非円形断面とから成立する。
代案としてまたは追加的に、キャップ7と柱2とのこの確動回転嵌合は、図3から分かるように、キャップ7の底部リム部14の形状とアバットメントの柱2のこれに対応した形状のカラー15とからも得られる。リム部14は、特に図2及び図7からよく分かるように、解剖学的に予め構成されたキャップ7の一部である。底部リム部14はキャップ7の結合部分11を取り囲んでいる。リム部14の形状は生まれ付きの歯茎の輪郭に合わせられる。本発明の実施形態は、義歯が生得の歯のように患者の口の歯茎状態に適合するので、義歯に最上の美的効果を与え、歯科インプラントが外から見えないようにする。一方、これは義歯の作成時に歯科工作室によるトリミングの要なく達成されから、義歯についての費用はさらに軽減され、同時に結果としての品質も向上する。
アバットメントの柱2の部分13はアバットメントのキャップ7を受け入れる。前記部分13の表面は予め処理された表面であり、総じてセメント質または接着剤を受け入れ、アバットメントのキャップ7を柱2に力学的に固着できる。これにより、ブラスチングのような調整作業を減らし、これを柱の掃除に必要な所だけに限定することができる。アバットメントのキャップ7の前記結合部分11の表面もまた予め処理された表面であり、総じてセメント質または接着剤を受け入れてアバットメントの柱2に精確に力学的に固着できる。またさらに好ましくは、被覆材12を受け入れる受入部16は、総じて被覆材を精確な力学的固着形態で受け入れられる、例えば焼成により予め処理された表面とする。
図3は、柱2にキャップ7を装着した本発明のアバットメントセットを示している。アバットメントのキャップ7を受け入れる柱2の部分13と、キャップ7の結合部分11との間の空所は、セメント質を受け入れキャップ7と柱2とを一緒に力学的に固着する。もちろん、キャップ7を柱2に固着する前に、図3に示していないが例えばねじにより柱2をインプラント1に装着すべきである。図3の実施形態はさらに、柱2をインプラント1に回転式に位置させて固着するための別の装置も示している。ペグ6の代わりにまたは追加的に6角形部分17を設けて、それに対応するインプラントの6角形凹部に確動嵌合させる。
さらに、図3は突出部10の別の実施形態も示している。印象材への回転式画成固着は、キャップ7の縦軸18に直交する突出部10の非円形断面により達成される。歯並びの歯形を取るとき歯医者が使用した印象材への、アバットメントのキャップの水平固定は、周方向の溝19により達成される。溝19はまた、キャップ7を歯形から取り外してキャップ7に被覆材12または歯冠を付加するとき、突出部10を除去する基部を形成する。
歯科インプラントに装着する義歯を製作するに適した方法は以下のステップを含む。すなわち、患者の歯の具合に適した形状の、一組の前もって作成する方式のアバットメントの柱2とアバットメントのキャップ7とを選択するステップ、患者の口内の歯並びの中のインプラント1に着脱自在に固着されるアバットメントの柱2とアバットメントのキャップ7との歯型を得るステップ、アバットメントのキャップ7とアバットメントの柱2とのさらなる機械加工なしに、アバットメントのキャップ7に被覆材12を付加するステップである。本発明の方法はさらに次のステップも含む。すなわち、アバットメントのキャップ7を歯型から取り外し、もしアバットメントのキャップ7を歯型に回転式に水平固着させる突出部10があれば、これを除去してから、被覆材12をアバットメントのキャップ7に付加し、アバットメントの柱2を歯科インプラント1に装着した上で、被覆材12を纏うアバットメントのキャップ7をアバットメントの柱2に結合するステップ。
本発明は、上述の義歯をヒトまたは動物に処置することにより最も有効に実施することができる。
記述した目的とその他の目的とが、上述した通りの、インプラント1と、アバットメントの柱2並びにアバットメントのキャップ7と、被覆材12または歯冠等とを具備する義歯により最善に達成されるのは明らかである。
1以上の好ましい実施形態の記述を、得ようとする保護の範囲の制限と解釈すべきではない。本発明の精神が、その他の実施形態と、添付クレームの範囲の中で記述した各特徴の組合せとを含むのは明らかである。
歯科インプラントと、アバットメントの柱並びにそれに装着されたアバットメントのキャップを含むアバットメントセットとの一般的配列の側断面図である。 本発明のアバットメントのキャップの斜視図である。 本発明のアバットメントセットの部分切取斜視図である。 図2及び図7のキャップの垂直面断面図である。 図2及び図7のキャップの垂直面断面図である。 図2及び図7のキャップの平面図である。 本発明のアバットメントのキャップの斜視図である。 図4から突出部を除去した状態のキャップの断面図、及び、点線で示した被覆材の略図である。
符号の説明
7 アバットメントのキャップ
8 キャップの孔
11 結合部分
12 被覆材
14 底部リム部
16 被覆材受入部
18 縦軸線

Claims (13)

  1. 歯科インプラント(1)に固着するための、解剖学的に予め構成されたアバットメントの柱(2)と、
    解剖学的に予め構成され、顧客によるさらなる機械加工なしに前記アバットメントの柱(2)に装着するようにされたアバットメントのキャップ(7)と、を具備した歯科インプラント用アバットメントセットにおいて、
    アバットメントの柱(2)は歯科インプラント(1)に固着するようにそして、顧客によるさらなる機械加工なしに前記アバットメントのキャップ(7)を受け入れるようにされ、またアバットメントのキャップ(7)は被覆材(12)を受け入れるようにされており、さらにアバットメントのキャップ(7)とアバットメントの柱(2)とは多様な患者に適正な義歯を提供するために前もって作成され、
    アバットメントのキャップ(7)は、歯科医が使用した印象材に回転式にそして水平に画成固着する手段(10、19、20)を有する、ことを特徴とするアバットメントセット。
  2. 請求項1に記載のアバットメントセットにおいて、印象材に回転式にそして水平に画成固着させる手段は、アバットメントの柱(2)に接合するキャップ(7)の結合部分(11)に対して概ね対向位置にある少なくとも1つの突出部(10)を構成し、突出部(10)は切断、研削、または破断により一部または全体を除去でき、然る後に被覆材(12)が加えられることを特徴とするアバットメントセット。
  3. 請求項1または2に記載のアバットメントセットにおいて、解剖学的に予め構成されたキャップ(7)は、結合部分(11)をとり囲む底部リム部(14)を具備し、リム部(14)の形状は生得の歯茎の輪郭に適合することを特徴とするアバットメントセット。
  4. 前記請求項のいずれかに記載のアバットメントセットにおいて、アバットメントの柱(2)及び/またはアバットメントのキャップ(7)はセラミックで、好ましくは酸化ジルコニウム及び/または酸化アルミニウムを含むセラミック材で作られることを特徴とするアバットメントセット。
  5. 前記請求項のいずれかに記載のアバットメントセットにおいて、さらにアバットメントの柱(2)はアバットメントのキャップ(7)を受ける部分(13)を有し、前記部分(13)の表面は予め処理された表面を持ち、総じてセメント質または接着剤を受け入れてアバットメントのキャップ(7)を力学的に固着できることを特徴とするアバットメントセット。
  6. 前記請求項のいずれかに記載のアバットメントセットにおいて、前記結合部分(11)の表面は予め処理された表面であり、総じてセメント質または接着剤を受け入れてキャップ(7)をアバットメントの柱(2)に精確に力学的に固着できることを特徴とするアバットメントセット。
  7. 前記請求項のいずれかに記載のアバットメントセットにおいて、アバットメントのキャップ(7)は被覆材(12)を受け入れる受入部分(16)を有し、前記受入部分(16)は、総じて被覆材(12)を精確な力学的固着形態により受け入れることができる予め処理された表面を持つことを特徴とするアバットメントセット。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のアバットメントセットにおいて、アバットメントのキャップ(7)とアバットメントの柱(2)とは、機能的表面要素を有して、互いに所定の回転の向きを与えることを特徴とするアバットメントセット。
  9. 歯科インプラントに装着する義歯を製作する方法において、
    一組の前もって作成する方式のアバットメントの柱(2)とアバットメントのキャップ(7)とを選択するステップと、
    患者の口内の歯並びの中の前記インプラント(1)に着脱自在に固着されるアバットメントの柱(2)とアバットメントのキャップ(7)との歯型を得るステップと、
    アバットメントのキャップ(7)に被覆材(12)を付加した上で、アバットメントのキャップ(7)とアバットメントの柱(2)とのさらなる機械加工なしに、前記アバットメントのキャップ(7)を前記アバットメントの柱(2)に装着するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  10. 請求項9に記載の方法において、
    選択ステップは、請求項1乃至8のいずれかに記載のアバットメントの柱(2)とアバットメントのキャップ(7)とを選択するステップであることを特徴とする方法。
  11. 請求項9乃至10のいずれかに記載の方法において、
    アバットメントのキャップ(7)を歯型から取り外し、もしアバットメントのキャップ(7)を歯型に回転式に水平固着させる突出部(10)があれば、これを部分的または全体的に除去してから、被覆材(12)をアバットメントのキャップ(7)に付加するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  12. 請求項9乃至11のいずれかに記載の方法において、歯科インプラント(1)にアバットメントの柱(2)を装着した上で、被覆材(12)を纏うアバットメントのキャップ(7)をアバットメントの柱(2)に結合するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  13. 請求項1乃至8のいずれかに記載のアバットメントの柱とアバットメントのキャップとを含むことを特徴とする義歯。
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