JP2008539620A - 高速下り回線パケット接続(hsdpa)システムのための可変送信電力制御方法 - Google Patents

高速下り回線パケット接続(hsdpa)システムのための可変送信電力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ある方向(one−direction)へ送信電力制御(TPC)コマンドを送信することで、逆方向(opposite−direction)で十分な品質を維持するために必要最低限の送信電力が使用される通信システムにおいては、TPCコマンドは、逆方向のリンクの品質についての情報を得るために使用される。品質が十分である場合は、TPCの“上昇(UP)”コマンドの数とTPCの“下降(DOWN)”コマンドの数が同一となる。また品質が悪い場合には、下降コマンドよりもより多くの上昇コマンドを受信することとなる。
【解決手段】ユーザ端末は、この情報を使用してTPC方式を変更することで、高速下り回線パケット接続(HSDPA)などの通信ノードにおいて、受信品質の悪化および同期損失の危険性を減少することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子デジタル通信システムに関し、特に無線電話システムに関する。
デジタル通信システムには、時分割多元接続(TDMA)システム、例えばGSM電気通信基準ならびにGSM/EDGEのような拡張基準に準拠する携帯無線電話システムなどが含まれる。同様にデジタル通信システムには、符号分割多元接続(CDMA)システム、例えばIS−95、cdma2000、および広帯域符号分割多元接続(WCDMA:wideband CDMA)の電気通信基準に準拠する携帯無線電話システムなどが含まれる。デジタル通信システムにはまた、TDMAならびにCDMAが複合されたシステム、例えば国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication Unioin)のIMT−2000の枠組みの中の、欧州電気通信標準化機構(ETSI:European Telecommunications Standards Institute)によって開発されている第3世代(3G)携帯システムなどを特定する、統合無線通信システム(UMTS:universal mobile Telecommunications system)基準に準拠する携帯無線電話システムなども含まれる。第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)は、UMTSならびにWCDMA基準を推奨している。本出願では簡易性の観点でWCDMAシステムに焦点を絞って記載しているが、本出願中で説明する原理はその他のデジタル通信システムにおいても実行可能であることが理解されなければならない。
WCDMAは、下り回線(基地から端末)において基地局と物理チャネル(端末またはユーザ)をそれぞれ分離する擬似ノイズのスクランブリング・コードおよび直行チャネライゼーション・コードを備える、直接スペクトラム拡散方式(direct−sequence spread−spectrum)技術に基づいている。CDMAシステムにおいてはすべてのユーザが同一の無線資源を共有するため、それぞれの物理チャネルが必要以上の電力を使用しないことが重要となる。これは送信電力制御(TPC:transmit power control)メカニズムによって達成され、かかるメカニズムにおいては、基地局がユーザに対して下り回線(DL)方向においてTPCコマンドを送信し、ユーザが上がり回線(UL)方向においてコマンドを実行する。また、逆方向についても同様である。TPCコマンドにより、ユーザは送信電力レベルを一定数ずつ増加または減少させ、それにより、基地局とユーザ間の個別物理チャネル(DPCH:dedicated physical channels)での目標信号対干渉比(SIR)を維持することができる。本発明の説明においては、WCDMAの専門用語を用いているが、その他のシステムについても対応する専門用語を有していることが理解されるべきである。また、スクランブリング・コードおよびチャネライゼーション・コードおよび送信電力制御は一般に知られた技術である。
図1は、例えばWCDMA通信システムとなることができる、移動携帯電気通信システム10を示している。無線ネットワーク制御装置(RNC)12、14は、例えば無線接続のベアラ・セットアップ(bearer setup)、ダイバーシチ・ハンドオーバ(diversity handover)などの、種々の無線ネットワーク機能を制御する。多くの場合、それぞれのRNCは、移動局(MS)もしくはユーザ端末(UE)と接続され、DLチャネルを通して、または上がり回線においてはULチャネルを通して(すなわち移動端末から基地またはその逆)、それぞれのUEと通信する適切な基地局を通じて通信する。RNC12はBS16、18、20と結合し、RNC14はBS22、24、26と結合されている。それぞれのBSは、3GPP用語においてノードBと呼ばれ、1または2以上のセルに分割することができる地理的な領域の役目をする。図1においてBS26は、S1〜S5の5つのアンテナ領域(Antenna sectors)を有しており、BS26のセルを構成していると言える。BSは、対応するRNCに専用の電話線、光ファイバーリンク、マイクロ波リンクなどによって接続されている。RNC12ならびに14は、公衆交換電話網(PSTN:public switched telephone network)、インターネットなどの外部ネットワークと接続されている。またかかる接続は、移動交換局(図示されていない)および/またはパケット無線サービスノードなどの、1または2以上のネットワークノードを通して接続されている。
高速下り回線パケット接続(HSDPA:High−speed downlink packet access)は、WCDMAの通信システムがさらに進化したものであり、例えば16値直行振幅変調(16−QAM:16−ary quadrature amplitude modulation)などの高次変調や、例えば16の拡散因子で15の符号まで及ぶ多重拡散符号や、DLチャネルのフィードバック情報を使用することにより、例えば1秒間に10メガビット(Mb/s)以上に及ぶ高いビット通信速度を供給する。HSDPAは、3GPPによって推奨されるシステム特性のリリース5バージョン(Release 5 version)に記載されている。DLチャネルのフィードバック情報とは、ULチャネルを通ってBSに送られる、UEによるDLチャネルの品質に関連した情報である。BSはかかる情報を使用し、最適なスループットのためにDL変調およびコーディングを最適化する。
HSDPAはまた、誤った受信パケットの往復遅延を削減するために、物理層にハイブリッドARQ(hybrid automatic repeat request)方式を採用している。ハイブリッドARQ方式には、UEによる、HSDPAサービスを供給するBSへの肯定応答(ACK:acknowledgment)および否定応答(NACK:non−acknowledgment)の送信が含まれる。このBSを、サービング・BSまたはサービング・セル(serving BS or cell)と呼ぶことができる。DLのHSチャネルは、HSDPAのサービング・セルからのみ送信され、HSDPAのUL制御信号(ACK/NACKおよびDLチャネルの品質報告を含む)はHSDPAのサービング・セルによってのみ検出される。
ユーザ端末が移動局に対して近づいたとき、もしくは逆の場合においても、実行中の接続はハンドオフまたはハンドオーバの過程を経て持続される。例えば携帯電話システムにおいて、ユーザがあるセルから別のセルに移動すると、ユーザ接続はある基地局から別の基地局へとハンドオーバされる。以前の携帯システムではハード・ハンドオーバ(HHO)を伴い、第一セルの基地局(ユーザが離れようとしているセルを対象範囲としている基地局)は、第二基地局(ユーザが進入しようとしているセルを対象範囲としている基地局)が通信を開始する瞬間、ユーザとの通信が停止される。現在の携帯システムでは、一般にダイバーシチ・ハンドオーバ(diversity handover)、またはソフト・ハンドオーバ(SHO)を利用し、ユーザは2またはそれ以上の基地局と同時に接続される。図1において、MS28、30はダイバーシチ・ハンドオーバの状況における複数の基地局との接続を示している。MS28はBS16、18、20と接続し、MS30はBS20、22と接続している。RNC12とRNC14の間の制御通信リンクにより、MS30からまたはMS30への多様な通信がBS20、22を通して可能となる。
SHOでは、端末はTPCコマンドを1以上の基地局から受信するため、異なる基地局からのTPCコマンド間の不一致を取り扱うための方法が開発されている。UEが1のセルを離れるにつれて、かかるセルの基地局は次第に弱い信号を受信し、当該基地局のTPCコマンドは強い電力を要求することとなる。同時にUEは、新たなセルに進入することができ、当該新たなセルの基地局は次第に強い信号を受信し、当該基地局のTPCコマンドは弱い電力を要求することとなるため、両TPCコマンドの不一致が予測される。3GPPに準拠したシステムにおいては、信頼性のある下り回線のTPCコマンドを論理和関数で合成し、信頼できるコマンドが“減少(DOWN)”と指示すればUEの送信電力は減少される。これは3GPPの技術仕様書(TS:Technical Specification)25.214(V6.2.0)Rel.6(2004)、物理層工程(FDD:Physical layer prodedures)の5.1.2.2.2.3に記載されている。
HSDPAは、UEおよびBSが互いに移動するような移動環境において使用されるが、ソフト・ハンドオーバはHSDPAチャネルには定義されていない。HSDPAチャネルはハード・ハンドオーバのみをサポートする。したがって、UEがDPCHに対してSHOを使用するのと同時に、HSDPAチャネルに対してはHHOを使用するといった多くの状況が発生し得る。図2は、UEがHSDPAでないチャネルに対してはSHOであり、かつHSDPAチャネルを通して送信されるサービスを使用している状況の典型的な例を示す。
図3Aは図2と似た状況で、ULおよびDLにおいて個別物理データチャネル(DPDCH:dedicated physical data channels)および個別物理制御用チャネル(DPCCH:dedicated physical control channels)を通じてBS204ならびにBS206と複数の同時接続をしているUE202を示す。換言すると、UE202はこれらのHSDPAでないチャネルに関してはSHOの状態となる。DPDCHは、上位層のネットワーク信号あるいは会話および/または動画サービスを転送する。DPCCHは、上位層の制御信号(例えばパイロット記号または信号、TPCコマンドなど)を転送する。RNC208(図3Aにおいては示していない)は、BS204ならびにBS206を制御する。
UE202はHSDPAチャネルをも有するが、これらはサービング・セルによってのみ供給され、図3AにおいてはBS206のSIRがBS204のSIRより大きいためBS206がサービング・セルとなる。上記のとおり、SHOはHSDPAチャネルに対して定義されていない。下り回線のHSDPAチャネルは、HSデータパケットを転送する高速パケットデータ共有チャネル(HS−PDSCH:HS−Packed Data Shared Channel)およびデータパケットに関する制御情報を転送する高速共有制御チャネル(HS−SCCH:HS−Shared Control Channel)を含む。上がり回線のHSDPAチャネルは、ACKまたはNACK報告およびDLチャネルの品質情報を転送する高速個別物理制御チャネル(HS−DPCCH:HS−Dedicated Physical Control Channel)を含む。
SHOはHSDPAには利用できないにもかかわらず、共通パイロットチャネル(CPICH:Common Pilot Channel)の平均SIR(例えばE/l)をUEが計測し、一定基準(1秒間に通常5回)でアクティブ・セットのすべてのセルから受信し、これらのHSDPAでないチャネルにおける最適なSIRを有するセルがHSDPAサービング・セルとして指定される。
図3Aに示すように、UE202はBS204からのDLの平均SIRを決定し、それはBS206から計測されたSIRよりも大きい。これによりイベント1D(最適セルの変更)の発生、およびULのDPDCHで第3層(Layer−3)の無線資源制御(RRC:radio resource control)のメッセージ転送が引き起こされる。イベント1Dが引き起こされた後の短期間、HSチャネルは未だBS206から転送されている。RNCはイベント1Dのメッセージを受信し、HSサービング・セルの変更についてのメッセージをDLのDPDCHで第3層のRRCメッセージとしてUEに送信する。変更についてのメッセージは、HSチャネルがBS204にハンドオーバされる時間についての情報を含んでいる。UEが変更についてのメッセージを受信すると、ULのDPDCHで、ACKメッセージをBS204、206およびRNC208に送信する。図3Bでは、HSDPAでHHOが発生し、BS204がHSチャネルの送信および受信をするサービング・セルとなっている。
DLのHSDPAでないチャネルにおける平均SIRのUEによる計測により、HSDPA制御に変化が発生し得る。BS204のSIRがBS206のSIRよりも大きくなることはしばしば起こりうることである。さらに、ULおよびDLは独立してフェージングするため、BS204からのDLはBS206からのDLよりも低品質である一方で、BS204へのULはBS206へのULよりも高品質となることがある。
上記のとおり、DPDCHまたはDPCCHは、送信電力制御の下でSHOをサポートし、SHOの間の電力制御はTPCコマンドに基づくこととなる。HS−DPCCHは電力制御されるが、高位相信号により設定されるDPCCH ULに対するオフセットを伴う。DPCHはソフト・ハンドオーバとなり、チャネルの独立したフェージングを考慮している一方で、TPCコマンドの合成は、HSDPAサービング・セルを含まない基地局によって決定されるため、HSDPA電力制御は不適正なものとなることがある。実際には、SHOでの容量利得を有するためには、1つのBSが満足いくサービス品質を達成するのに十分なUEを受信することができれば十分である。すなわちその結果、HSDPAサービング・セルへのULが極めて弱い信号を有するセルとなり、サービング・セルでないセルへの他のULが、HSDPAチャネルに電力制御を指示するセルとなることができる。
これらの結果、HS−DPCCHの受信性能の低下、間違ったACKまたはNACKメッセージおよびDLチャネル品質の検出を招き、それらすべてがHSDPAチャネルにおけるスループットを大きく低下させることがある。したがって、これらの問題を排除するための試みが行われてきた。
ある方法においては、3GPP基準により、DPCHにおける送信電力よりもHS―DPCCHにおける送信電力を大きく定義する。それにもかかわらず、すべてのULの同期化(すなわち経路の探索およびチャネルの推定)は、ULのDPCCHにおいて行われる。したがって、DPCCHの受信が著しく弱くなると、同期化の損失が発生し、HS−DPCCH電力にかかわらずHS検出ができなくなってしまう。結果としてHSの低スループットとなる。
他の方法として、HSサービング・セルのみでUL電力制御を行う方法があるが、SHOの利得を失い、システムの通話容量を大きく削減してしまう。したがって、かかる方法は3GPP基準によっては許容されない。
他の方法として、チャネル品質に従って、HSチャネルにおけるデータ転送速度を可変する方法がある。ハヤシらによる欧州特許出願EP 1363413A1号では、例えば、HS−PDSCHのデータ速度を可変する制御指標として、DPCHにおいて要求される送信電力を使用する移動通信システムについて記載している。かかる記載においては、DPCHのDL送信電力が低い状態でもHS無線リンク状態がよいと見込まれている。したがって、高速なデータ信号の送信を実行することができ、HS−PDSCHの送信速度が高く設定されたとしても通信品質の低下の危険性を低くすることができる。逆に、DPCHのDL送信電力が高い状態では、無線リンク状態が悪いことが見込まれ、その結果HS−PDSCHのデータ信号の送信速度を減少させなければ、適切な通信品質を維持することができない。
DPCHのSHOの間におけるHSチャネルの電力制御の方式が多くの文献で記載されている。例えばマラディらによる米国特許出願公報US 2004/0203985号、およびウィンネットらによる国際特許公報WO 2004/019513A1号などである。マラディらによる文献では、UEがSHOになった場合に、上がり回線のHS−DPCCHの整合性を維持するためにULの電力制御が供給される、と記載されている。RNCは、サービング・ノードのパイロット信号強さおよび/またはサービング・ノードのULチャネル状態に基づいて、パイロット信号の目標SNRしきい値を制御している。
本出願において説明する方法ならびに装置は、たとえあるBSがDPDCHまたはDPCCHを受信するのに十分な間でも、ソフト・ハンドオーバの間における受信不良およびHSDPAサービング・セルへのULの同期の損失に関するUEの危険性を、削減することができる。
本発明のある実施形態においては、通信システムにおけるUEが提供される。かかるUEは、UEを対象とした制御記号を再生する装置を含む。ここでかかる制御記号は、少なくとも2つの送信ノードからUEに送信されるTPCコマンドを含み、複数の送信ノードのうちの1つは事前に決定された通信サービスのサービング・ノードである。かかるUEはまた、多くの時間スロットの間で、サービング・ノードからUEに向かうTPCコマンドから比率信号を生成するように構成された、TPCコマンド・フィルタを備えている。さらにUEは、比率信号に応じて、装置からTPCコマンドを受信するように構成されたTPC合成器を備えている。受信したコマンドおよび比率信号に基づいて、TPC制御信号が生成され、UEによって送信される電力制御のために使用される。比率信号が第一しきい値を超えると、TPC制御信号はサービング・ノードからUEに向かうTPCコマンドのみに基づくこととなる。
本発明の別の実施形態においては、通信システムにおける上がり回線においてUEによって送信される電力を制御する、UE内の方法が提供される。かかる方法は、少なくとも2つの通信ノードからのTPCコマンドを受信するステップを含み、複数の通信ノードのうちの1つは事前に決定された通信サービスのサービング・ノードである。また当該方法は、多くの時間スロットの間にサービング・ノードから受信したTPCコマンドから比率信号を生成するステップ、およびUEにより送信される電力を制御するために、受信TPCコマンドおよび比率信号に基づいて、TPC制御信号を生成するステップを含む。比率信号が第一しきい値を超えると、TPC制御信号はサービング・ノードから受信したTPCコマンドのみに基づくこととなる。
本発明のさらに別の実施形態においては、通信システムにおける上がり回線においてUEによって送信される電力を制御するためのコンピュータ・プログラムを含むコンピュータ読み取り可能な中間媒体が提供される。かかるコンピュータ・プログラムは、多くの時間スロットの間にサービング・ノードから受信したTPCコマンドから比率信号を生成するステップを実行するものである。またかかるコンピュータ・プログラムは、サービング・ノードおよび少なくとも1つの他の通信ノードから受信したTPCコマンド、ならびにTPCコマンドの比率信号に基づいて、UEによって送信される電力を制御するために、TPC制御信号を生成するステップを実行するものである。比率信号が第一しきい値を超えると、TPC制御信号はサービング・ノードから受信したTPCコマンドのみに基づくこととなる。
それぞれのUL(およびDL)が満足な品質を維持することを目的として、必要最小限の電力を使用する送信電力制御を使用する通信システムにおいては、BSからのDLにおいて送信されるTPCコマンドを使用することで、かかる特定のBSへのULの品質に関する情報を得ることができる。WCDMA通信システムは、かかる通信システムの典型である。ULが十分な品質を有している場合は、TPCの上昇コマンドとTPCの下降コマンドの比率が1に近くなる(すなわちTPCコマンドの半分が上昇であり、半分が下降である)。ULが低品質を有している場合は、TPCの上昇コマンドが下降コマンドよりも多くDLにおいて送信される。したがって、HSDPAサービング・セルからの特定の期間での大きなTPC上昇コマンドは、HS−DPCCH検出状態がよくない可能性が大きいことを示唆することができる情報である。
UEは、UL品質に関するこの情報を、電力制御方式を調整するために使用することができる。例えば、UEはかかる電力制御方式を変更することが可能である。すなわち、TPCコマンドの上昇/下降の比率が特定のしきい値を超えて、UL信号品質が低下していることを示す場合は、UEは、アクティブ・セット(Active Set)のすべてのBSからのTPCコマンドを合成し、かかる合成に従って動作する通常の固定方式から、HSDPAサービング・セルからのTPCコマンドのみに従ってULの送信電力を設定する、第2の方式に変更することが可能である。かかる変更可能なTPC方式により、UEのUL送信電力は、ULからHSサービング・セルへの品質が低下した期間のみ増加される。これにより、HSでないチャネルがSHOの場合におけるHS性能(HS performance)と、全体のSHO容量利得(capacity gain)の間のトレード・オフを最適化することができる。
図4はUE400の部分ブロック図を示し、かかるUE400は、UEが接続モードであり、SHOにおいて動作し、HSDPAセッションが進行中の場合に上記変更可能なTPC方式を実行するのに適したものである。ここでNbsは、UEが同時に接続されているリンク数を表し(すなわちアクティブ・セットの基地局の数BS、BS・・BSNbs)、HSDPAのサービング・セルをBSと表す。
WCDMA通信システムにおける移動端末などとなるUE400は、アンテナ402を通して無線信号を受信および送信し、例えばフロントエンド(front−end)の受信機(Fe RX)404において受信信号を周波数逓降およびサンプリングする。出力サンプルは、RX404からレイク合成器(rake combiner)およびデコーダ406に流れ、受信したデータおよび制御記号のエコーを逆拡散した後に再度合成し、記号を適切に復号し、かかる復号された記号を特定の通信システムに適応した更なる処理へと伝送する。
レイク合成およびチャネル推定はすでに広く知られた技術である。レイク受信機については、デント(Dent)に対する米国特許5305349号の“量子化コヒーレント・レイク受信機”(Quantized Coherent Rake Receiver)、ジー・ボトムレイ(G.Bottomley)に対する米国特許6363104号の“レイク受信機における干渉解除方法および装置”(Method and Apparatus for interference Cancellation in a Rake Receiver)、およびジー・ボトムレイ(G.Bottomley)らに対する米国特許6801565号の“多段式レイク結合方式および装置”(Multi−Stage Rake Combining Methods and Apparatus)、およびワン(Wang)らによる米国特許出願公報2001/0028677号の“レイク受信機におけるフィンガー遅延の選択装置および方法”(Apparatus and Methods for Finger Delay Selection in Rake Receivers)に記載されている。
Fe RX404からの出力サンプルはまた、SIRおよびチャネル推定器408にも転送され、DLの無線チャネルのSIRおよびインパルス応答を推定し、TPCコマンド・デコーダ410へと転送される。チャネル推定については、例えばエル・ウィルヘルムソンらによる米国特許出願10920928号の“適応補間によるチャネル推定”(Channel Estimation by Adaptive Interpolation)に記載されている。TPCデコーダ410は、端末が接続されている基地局などのそれぞれのノードからのTPCコマンドを含む制御記号を再生し、TPCコマンドの流れをTPC合成器412へ転送し、アクティブ・セットのそれぞれのリンクからのTPCコマンドを合成する。
TPC合成器412は、合成TPCコマンドを生成し、フロントエンドのトランスミッタ(FE TX)414へ転送する。かかるトランスミッタ414は、合成されたTPCコマンドを使用して、端末の送信電力を増加または減少させる。アクティブ・セットに1つのリンクしかない場合には、合成TPCコマンドは、かかる特定のリンクにむけて唯一検出されたTPCコマンド流れである。いくつかのTPCコマンドの決定方法および合成方法が知られており、例えば、ジェイ・ニルソン(J.Nilsson)らによる米国特許出願公報2004/00058700号の“偏った解釈を使用する送信電力制御コマンドを決定するための方法、受信機、およびコンピュータ・プログラム製品”(Methods、Receivers、and Computer Program Product for Determining Transmission Power Control Commands Using Biased Interpretation)に記載されている。TPC合成はしばしば、“いずれかの信頼できるTPCコマンドが”down“と指示する場合は送信電力を減少する”といった考えに基づいており、多くの方法で実現することができる。
FE TX414によって供給される信号は、送信されるデータおよび上記のACK/NACK信号を受信する、好適なモジュレータ416からの信号に基づいている。モジュレータ416は、チャネル品質インデックス写像器(CQI mapper)418からの信号も受信する。かかるCQI写像器418は、CPICHまたは推定器408によって生成されたその他の好適なチャネルの推定SIR値を、対応するCQI値に写像(map)または切り替える。モジュレータ416およびフロントエンドのトランスミッタ414を通して、UE400はCQI値をそれぞれのBSに送信し、BSはかかるCQI値をモジュレーションおよびコーディング方式の指標として使用することができる。典型的な構成においては、高いSIRは高いCQIに写像され、高いコード速度およびより複雑なモジュレーション、例えば16−QAMが使用されることを意味する。同様に低いSIRは低いCQIに写像され、低いコード速度および複雑性の低いモジュレーション、例えばQPSKが使用されることを意味する。
図4に示すように、TPCフィルタ420および制御ユニット422は、HSDPAサービング・セルに対する最近の時間スロットの間における上昇/下降コマンドの比率を協働で決定し、かかる比率信号を使用することで、TPC合成器412が通常のTPCコマンド合成を実行すべきか、またはUEの送信電力をHSDPAサービング・セルからのTPCコマンドのみに基づくべきかを決定する。図4ではフィルタ420および制御ユニット422が異なる装置として示されているが、それぞれの機能は結合され、好適にプログラムまたは構成されたプロセッサまたは回路などとして、単独の装置により実行できることが理解されるべきである。
TPCフィルタ420および制御ユニット422は以下に述べるように協働で有利に動作する。TPC上昇/下降コマンド比率がHSDPAサービング・セルのために計測され、高位層信号からの適切な信号によりフィルタ420およびユニット422と同定することができる。最近では、比率は時間窓(time window)を考慮することにより決定されると考えられ、かかる時間窓は先行するNスロットを含む。ここでNは20<N<200である。比率信号は、単純にNスロットの間に受信したTPC上昇コマンドを、Nスロットの合計値で割った値とすることができる。もちろん、比率信号をその他の形式で使用することもでき、例えばNスロットの間に受信したTPC下降コマンドを、Nで割り、適切な他の偏重を行った値などである。その他の例として、比率信号の形式を、Nスロットの間に受信した上昇コマンドを、Nスロットの間に受信した下降コマンドで割った値、または引いた値とすることができる。またNの大きさを踏まえて比率を考慮すると有利となることもある。すなわちNが小さい場合は、より大きな上昇コマンドまたは比率の大きな変化が低品質のULを指標するのに要求される。
比率信号が約50〜80%(Nスロットの間に受信した上昇コマンドをNで割った値からなる比率信号)より小さい場合は、HSサービング・セルのULはUEにより同期されていると考えられ、BSにおけるHS−DPCCH検出は効率よく動作していると考えられることができる。この場合において、UEは標準のSHOのTPC合成アルゴリズムを使用することができ、いずれかの信頼できるTPCコマンドがDOWNと指示する場合には電力を減少させることなどができる。かかる比率が約80%よりも大きい場合は、UEはHSサービング・セルが低品質であると判断し、同期から大きく外れていると判断することができる。この場合において、制御ユニット422は、UEの送信電力はHSDPAサービング・セルからのTPCコマンドのみに基づくこと、または主としてHSDPAサービング・セルからのTPCコマンドに基づくことを決定することができる。
上記のしきい値である約80%や、例としての約50〜80%は単なる一例であり、その他の値を用いることができることは、いわゆる当業者であれば理解することができる。最近では、高品質のULはSHOにおいて60〜70%以下の傾向があると考えられており、かかる状況においてはアクティブ・セットに1つより多いセルが存在する。同様に低品質のULは100%に近いTPC上昇コマンドを有する傾向がある。アクティブ・セットに1つのセルしか存在しない場合は、ULは50%のTPC上昇/下降コマンドの比率を有するものと考えることができ、概ね高品質となる。しかし、アクティブ・セットのセルが1つだけの場合においては、UEは単純にかかるセルからのTPCコマンドに常に従う。
フィルタ420は多くの方法で実行することができる。ある例として、フィルタ420はカウンタおよび分割器を含むことができる。ここでカウンタは上昇コマンドを集計し、分割器は上昇コマンドの数をNスロットで除算する。他の例として、フィルタ420は、TPCコマンドに従って1つカウントアップまたは1つカウントダウンすることで、50%の比率に対しては0をカウントすることとなるような、カウンタを含むことができる。
ここでUEは、TPCコマンドを扱う方式を、急に変更する必要はないことが理解されなければならない。アクティブ・セットのすべてのセルからのTPCコマンドを合成する通常の方式に基づいた送信電力制御から、HSDPAサービング・セルからのTPCコマンドのみを使用する新たな方式への、柔軟かつ円滑な移行を供給するのに有利となることができる。柔軟な移行を実行する多くの方式が可能である。1つの例として、TPC上昇コマンド比率をxとする。xが約60%より小さい場合、SHOのTPCコマンド合成による通常の方式を使用する。xが約60%より大きく約80%より小さい場合、3スロット毎にHSDPAサービング・セルからのTPCコマンドのみに従って送信電力を制御し、残りのスロットについては通常の方式を使用する。xが80%より大きく90%より小さい場合、2スロット毎(1つのスロットおき)にHSDPAサービング・セルからのTPCコマンドのみに従って送信電力を制御し、残りのスロットについては通常の方式を使用する。xが90%より大きい場合、すべてのスロットにおいてHSDPAサービング・セルからのTPCコマンドのみに従って送信電力を制御する。
図5は、本発明に従った方式のフローチャートを示す。ステップ502において、UEはSHOとなり、HSサービング・セルはBS Aである。ステップ504において、TPCコマンドはSHOにおける通常の方式に従って合成され、TPCコマンド合成の結果は、次のスロットにおけるUEの送信TX電力の上昇または下降の増加分を調節するために使用される。ステップ506において、先行するNスロットの間にBS Aから受信したTPCコマンドの流れはフィルタにかけられる。BS AへのULが低品質ではないことを合成フィルタ信号値が示す場合(ステップ508)、フローはステップ504に戻る。しかしBS AへのULがTPCコマンド比率によって示さたように低品質である場合、UEの送信電力はBS AからのTPCコマンドのみに基づいて次のスロットにおいて制御される。その後フローは506に戻り、別のN個のTPCコマンドの一式がUL品質を決定するためにフィルタにかけられる。
上記の方式は、例えば送信機と受信機の間の通信チャネルの時変する特性などに応じて、必要に応じて反復して実行されることを理解することができる。理解を深めるために、本発明の多くの側面を、例えばプログラム化されたコンピュータシステムの要素などによって実行される、動作の順序の観点で説明することができる。特別な回路(例えば特別な機能を実行するために相互接続された個別論理ゲートまたはアプリケーションに特化した集積回路など)、1または2以上のプロセッサより実行されるプログラム命令、またはそれらの結合により多くの動作を実行することができることが認識されるべきである。
さらに本発明は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体(computer−readable storage medium)のいずれの形式においても完全に具体化されるものと考えることができる。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを基本としたシステム、プロセッサを有するシステム、または命令を媒体から取り出して実行するその他のシステムなどの演算実行システム、器具、または装置による使用、またはそれらとの接続による使用のための適切な演算一式を記憶しているものである。ここで使用する“コンピュータ読み取り可能な媒体”は、演算実行システム、機器、装置との接続による、または接続による使用のためのプログラムを含み、記憶し、通信し、伝播し、または送信するいずれの方式となることもできる。しかしコンピュータ読み取り可能な媒体は、例えば、電子的、磁気的、工学的、電磁的、赤外線、または半導体によるシステム、機器、装置または伝播媒体となることができるが、それらに限定されるものではない。コンピュータ読み取り可能な媒体についてのさらに詳細な例(限定的なリスト)として、1または2以上のワイヤ、持ち運び可能なコンピュータ・ディスケット(portable computer diskette)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM:random−access memory)、リード・オンリ・メモリ(ROM:read−only memory)、消去可能プログラマブルROM(EPROM:erasable programmable read−only memoryまたはフラッシュ・メモリ)、および光ファイバを有する電子接続を含む。
すなわち、本発明は多くの異なった形式において具体化することができ、上記においてかかるすべての形式が記載されたわけではなく、かかるすべての異なった方式は本発明の範囲に含まれるものと考えることができる。本発明の種々の側面のそれぞれに関しては、かかる形式のいずれもが上記動作を実行するために“構成された論理(logic configured to)”、あるいはその代わりとして上記動作を実行する“論理(logic)”として言及することができる。
本出願において使用した“構成する”の用語については、説明した特徴、整数、ステップ、または要素の存在を特定しているが、さらに1または2以上の他の特徴、整数、ステップ、要素、またはそれらの組み合わせの存在または追加を除外するものではないことを強調する。
上記の特定の実施形態は単なる例であり、決して限定的に考えられるべきではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲により決定され、特許請求の範囲に含まれるすべての変更および均等な範囲が本発明の範囲に包含されている。
移動無線携帯電気通信のシステム図である。 HSDPAチャネルを通じて送信されるサービスを使用するUEであって、HSDPAでないチャネルにおいてSHOの発生を表す図である。 HSDPAチャネルにおけるハンドオーバを表す図である。 HSDPAチャネルにおけるハンドオーバを表す図である。 UEの一部を表すブロック図である。 本発明の本質に従った方法のフローチャートである。

Claims (22)

  1. 通信システムにおけるユーザ端末(UE)であって、
    前記UEを対象とした制御記号を再生する装置であって、その場合に、前記制御記号は少なくとも2つの送信ノードから前記UEに向かう送信電力制御(TPC)コマンドを含み、前記送信ノードのうち1つの送信ノードは事前に決定された通信サービスのためのサービング・ノード(serving node)である前記装置と、
    複数の時間スロット(time slots)の間に、前記サービング・ノードから前記UEに向かうTPCコマンドから比率信号(ratio signal)を生成するように構成された、TPCコマンド・フィルタと、
    前記比率信号に応答し、前記装置からTPCコマンドを受信し、前記受信コマンドおよび前記比率信号に基づいて、前記UEによる送信電力を制御するために使用されるTPC制御信号を生成するように構成された、TPC合成器とからなり、その場合に、
    前記比率信号が第一しきい値を超えた場合、前記TPC制御信号は前記サービング・ノードから前記UEに向かうTPCコマンドのみに基づくことを特徴とする、送信電力を可変制御するユーザ端末。
  2. 前記比率信号が前記第一しきい値を超えなかった場合、前記TPC制御信号は、前記少なくとも2つの送信ノードから前記UEに向かう前記TPCコマンドの合成に基づくことを特徴とする、請求項1に記載の送信電力を可変制御するユーザ端末。
  3. 前記TPCコマンド・フィルタは、前記複数の時間スロットの間に受信する電力上昇コマンドを集計することを特徴とする、請求項1に記載の送信電力を可変制御するユーザ端末。
  4. 前記第一しきい値は約0.8であることを特徴とする、請求項3に記載の送信電力を可変制御するユーザ端末。
  5. 前記TPCコマンド・フィルタは、前記複数の時間スロットの間に受信する電力下降コマンドを集計することを特徴とする、請求項3に記載の送信電力を可変制御するユーザ端末。
  6. 前記比率信号が第二しきい値を越えるが第一しきい値を超えない場合、前記TPC制御信号は、前記複数の時間スロットに続く第一時間スロットに対しては、前記少なくとも2つの送信ノードから前記UEに向かう前記TPCコマンドの合成に基づき、前記複数の時間スロットに続く第二時間スロットに対しては、前記サービング・ノードから前記UEに向かうTPCコマンドのみに基づくことを特徴とする、請求項1に記載の送信電力を可変制御するユーザ端末。
  7. 前記TPCコマンド・フィルタは、前記複数の時間スロットの間に受信する電力上昇コマンドを集計することを特徴とする、請求項6に記載の送信電力を可変制御するユーザ端末。
  8. 前記第一しきい値は約0.9で、第二しきい値が0.6であることを特徴とする、請求項7に記載の送信電力を可変制御するユーザ端末。
  9. 前記通信システムは、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:wideband code division multiple access)を使用し、前記事前に決定された通信サービスは、高速下り回線パケット接続(HSDPA:high−speed downlink packet access)サービスであることを特徴とする、請求項1に記載の送信電力を可変制御するユーザ端末。
  10. 通信システムにおける上がり回線(uplink)において、前記UEによる送信電力を制御するユーザ端末内での方法であって、
    少なくとも2つの通信ノードから送信電力制御(TPC)コマンドを受信し、その場合に、前記送信ノードのうち1つの送信ノードは事前に決定された通信サービスのためのサービング・ノードであり、
    複数の時間スロットの間に前記サービング・ノードから受信したTPCコマンドからの比率信号を生成し、
    受信したTPCコマンドおよび前記比率信号に基づいて、前記UEによる前記送信電力を制御するためにTPC制御信号を生成し、その場合に、前記比率信号が第一しきい値を超えた場合、前記TPC制御信号は前記サービング・ノードから受信したTPCコマンドのみに基づく、各ステップからなることを特徴とする、可変送信電力制御方法。
  11. 前記比率信号が第一しきい値を超えなかった場合、前記TPC制御信号は、前記少なくとも2つの通信ノードから受信した前記TPCコマンドの合成に基づくことを特徴とする、請求項10に記載の可変送信電力制御方法。
  12. 前記比率信号の生成は、前記複数の時間スロットの間に受信する電力上昇コマンドの集計を含むことを特徴とする、請求項10に記載の可変送信電力制御方法。
  13. 前記第一しきい値は約0.8であることを特徴とする、請求項12に記載の可変送信電力制御方法。
  14. 前記比率信号の生成は、前記複数の時間スロットの間に受信する電力下降コマンドの集計を含むことを特徴とする、請求項12に記載の可変送信電力制御方法。
  15. 前記比率信号が第二しきい値を越えるが第一しきい値を超えない場合、前記TPC制御信号は、前記複数の時間スロットに続く第一時間スロットに対しては、前記少なくとも2つの通信ノードから受信した前記TPCコマンドの合成に基づき、前記複数の時間スロットに続く第二時間スロットに対しては、前記サービング・ノードから受信したTPCコマンドのみに基づくことを特徴とする、請求項10に記載の可変送信電力制御方法。
  16. 前記比率信号の生成は、前記複数の時間スロットの間に受信する電力上昇コマンドの集計を含むことを特徴とする、請求項15に記載の可変送信電力制御方法。
  17. 前記第一しきい値は約0.9で、第二しきい値が約0.6であることを特徴とする、請求項16に記載の可変送信電力制御方法。
  18. 前記比率信号の生成は、前記複数の時間スロットの間に受信する電力下降コマンドの集計を含むことを特徴とする、請求項16に記載の可変送信電力制御方法。
  19. 前記通信システムは、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:wideband code division multiple access)を使用し、前記事前に決定された通信サービスは、高速下り回線パケット接続(HSDPA:high−speed downlink packet access)サービスであることを特徴とする、請求項10に記載の可変送信電力制御方法。
  20. コンピュータ読み取り可能な媒体であって、通信システムにおける上がり回線において、ユーザ端末(UE)による送信電力を制御するためのコンピュータ・プログラムを含み、その場合に、前記コンピュータ・プログラムは、
    複数の時間スロットの間にサービング・ノードから受信した送信電力制御(TPC)コマンドの比率信号を生成し、
    前記サービング・ノードおよび前記少なくとも1つの他の通信ノードから受信したTPCコマンド、および前記TPCコマンドの比率信号に基づいて、前記UEによる前記送信電力を制御するためにTPC制御信号を生成する、各ステップからなるコンピュータ・プログラムであり、その場合に、
    前記比率信号が第一しきい値を超えた場合、前記TPC制御信号は前記サービング・ノードから受信したTPCコマンドのみに基づくことを特徴とする、送信電力を可変制御するコンピュータ読み取り可能な媒体。
  21. 前記TPCコマンドの比率信号が第一しきい値を超えなかった場合、前記TPC制御信号は、前記サービング・ノード、および前記少なくとも1つの他の通信ノードから受信した前記TPCコマンドの合成に基づくことを特徴とする、請求項20に記載の送信電力を可変制御するコンピュータ読み取り可能な媒体。
  22. 前記比率信号が第二しきい値を越えるが第一しきい値を超えない場合、前記TPC制御信号は、前記複数の時間スロットに続く第一時間スロットに対しては、前記サービング・ノードおよび前記少なくとも1つの他の通信ノードから受信した前記TPCコマンドの合成に基づき、前記複数の時間スロットに続く第二時間スロットに対しては、前記サービング・ノードから受信したTPCコマンドのみに基づくことを特徴とする、請求項20に記載の送信電力を可変制御するコンピュータ読み取り可能な媒体。
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