JP2005510173A - 符号分割多重接続移動通信システムにおける逆方向送信電力制御装置及び方法 - Google Patents

符号分割多重接続移動通信システムにおける逆方向送信電力制御装置及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、HSDPAのためのチャネルを使用するCDMA移動通信システムにおいて、逆方向専用物理チャネルの伝送電力制御のための方法及び装置を提供する。前記方法及び装置は、ノードBがHSDPAのための逆方向制御チャネルを信頼的に解析することを可能にする。前記方法及び装置は、HSDPAのための制御チャネル及びその他の制御及びデータチャネルの電力制御を同時に遂行することができる。

Description

本発明は、符号分割多重接続(CDMA)通信システムの逆方向送信電力制御装置及び方法に関し、特に、逆方向専用物理チャネルの電力制御のための装置及び方法に関する。
通常に、順方向高速パケット接近(High Speed Data Packet Access: 以下、HSDPAと称する)方式は、符号分割多重接続通信システムにおいて順方向高速パケット伝送を支援するための順方向データチャネル(High Speed - Downlink Shared Channel: HS−DSCH)、これに関連した制御チャネル、これらのための装置及び方法の総称である。
前記HSDPA方式を適用する符号分割多重接続通信システムでは、高速パケット伝送を支援するために以下の3つの方式を新しく導入した。
(1)適応変調/コーディング方式(Adaptive Modulation and Coding Scheme : AMCS)は、セル(cell)と使用者との間のチャネル状態によってデータチャネルの変調方式及びコーディング方式を決定するので、セル全体の使用効率が増加する。前記変調方式及びコーディング方式の組み合わせは、変調/コーディング方式(Modulation and Coding Scheme: MCS)と言い、複数のMCSが存在する。前記AMCSは、使用者とセルとの間のチャネル状態によって前記MCSのうち選択された最適のMCSである。
(2)複合再伝送(Hybrid Automatic Re-transmission Request: HARQ)方式の1つである多チャネル停止-待機混合自動再伝送(n-channel Stop And Wait Hybrid Automatic Re-transmission Request : n−channel SAW HARQ)方式に関して説明すると、既存のARQ方式は、移動端末(UE)とノードB制御器との間に認知(Acknowledgement: ACK)及び再伝送パケットが交換される。しかしながら、前記HSDPAにおいては、UEとノードBのMAC階層との間にACK及び再伝送パケットが交換される。さらに、n個の論理的なチャネルを構成してACKを受信しなかった状態でも複数のパケットを伝送することを可能にした。より詳細に説明すると、以下のようである。通常の停止-待機自動再伝送(Stop and Wait ARQ)方式においては、以前のパケットのACKを受けるまで次のパケットを伝送しない。つまり、ノードBは、パケットを伝送することが可能であるにもかかわらず前記ACKを待機すべきである。しかしながら、前記n−channel SAW HARQにおいて、ノードBは、以前パケットのACKを受信しなかった状態で複数の次のパケットを連続的に伝送することができることによって、チャネルの使用効率を高めることができる。つまり、UEとノードBとの間にn個の論理的なチャネルを設定し、論理的チャネルの特定時間またはチャネル番号によって論理的チャネルを識別することができる場合、受信側であるUEは、任意の時点で受信されたパケットがどのチャネルに属するパケットであるかを判断することができる。さらに、受信されるべき順でパケットを再構成することができる。
(3)高速セル選択(Fast Cell Selection : FCS)方式に関して説明すると、以下のようである。前記FCS方式は、前記HSDPAを使用しているUEがセル重畳地域(soft handover region)に進入する場合、最良のチャネル状態を維持しているセルのみからパケットを受信することによって全体的な干渉(interference)を低減する。さらに、最良のチャネル状態を提供するセルが変更される場合、前記UEは、前記セルのHS−DSCHからパケットを受信し、この時、伝送断絶時間が最小になるようにする。
前述したように、HSDPAに導入された技術を適用するために、UEとノードB(または、セル)との間に新しい制御信号が交換される。前記ノードB(または、セル)からUEに伝送されるべき情報は、HS−DSCHが伝送されるチャネル符号、HS−DSCHのために使用されるMCSレベル、受信されたHS−DSCHを解析するために必要な符号情報のような復号と関連した情報、HS−DSCHが伝送されるパケットに関する情報などを含む。前記チャネル符号は、HS−DSCHにおいて基本的に高速伝送のために多重符号伝送(Multi Code Transmission)方式が使用されることによって要求される。さらに、前記パケットに関する情報は、受信されたパケットがどのチャネルの何番目のパケットであるかに関する情報、初期伝送でなるか、または、再伝送であるかに関連するHARQ情報などを含むことができる。UEからノードB(または、セル)に伝送されるべき情報は、受信されたパケットに対するACKまたはNACK(Negative Acknowledgment)情報、AMC及びFCSを支援するためのUEとノードB(または、セル)との間のチャネル状況などを含む。FCSの場合、最良のチャネル状態を有するセルが変わる場合、UEは、ノードB(または、セル)にその情報を伝送し、前記最適のセルがHS−DSCHを前記UEに正しく伝送できるようにする。
図1は、UEがセル重畳領域に位置する時、複数のセルとUEとの間の順方向及び逆方向チャネル関係を示す図である。図1においては、説明の便宜のために、セル重畳地域内のセルの数を2つに制限しているが、セル重畳地域内のセルの数が2つ以上である場合も、図1の説明に提示された問題が発生することができる。
図1を参照すると、セル#1(101)は、HS−DSCHをUE111に伝送するセルであり、優先セル(Primary Cell)と称する。前記セル#1(101)から前記UE111には、順方向専用物理チャネル(Downlink Dedicated Physical Channel: 以下、DL_DPCHと称する。)及び高速順方向物理共有チャネル(High Speed Physical Downlink Shared Channel: 以下、HS−PDSCHと称する)が伝送され、前記UE111から前記セル#1(101)には、第1逆方向専用物理チャネル(Primary_Uplink Dedicated Physical Channel: 以下、P_UL DPCHと称する。)及び第2逆方向専用物理制御チャネル(Secondary_Uplink Dedicated Physical Channel: 以下、S_UL_DPCCHと称する)が伝送される。セル#2(103)は、前記セル#1(101)の隣接セルであり、前記UE111にDL_DPCHを伝送し、前記UE111からUL_DPCHを受信する。
図2Aないし図2Cは、図1示す順方向チャネルの構造を示し、図3A及び図3Bは、図1に示す逆方向チャネルの構造を示す。
図2Aは、図1のセル#1(101)からUE111に伝送されるHS−PDSCHの構造を示す。前記HS−PDSCHは、0。667msecの長さを有する3つのスロットから構成され、使用されるMCSレベル及び使用されるチャネル符号の数によって決定される伝送率を有する。前記チャネル符号は、非同期移動通信システムにおいて異なる上/下向チャネルを区別するために使用され、4ビット〜512ビットの長さを有する。各チャネル符号の長さは、データの拡散率を意味する。
図2Bは、図1のセル#1(101)及びセル#2(103)からUE111に伝送されるDL_DPCHの構造を示す。前記DL_DPCHは、順方向専用物理データチャネル(Downlink dedicated Physical Data Channel: 以下、DL_DPDCHと称する。)及び逆方向専用物理制御チャネル(Downlink dedicated Physical Control Channel: 以下、DL_DPCCHと称する。)から構成される。前記DL_DPCHの構造において、前記DL_DPDCHに対応する第1データ領域212及び第2データ領域215を通じて上位レイヤーシグナリングまたは音声データのような使用者データが伝送される。前記DL_DPCHの構造において、前記DL_DPCCHは、TPC(Transmit Power Control Command: 以下、TPCと称する。)フィールド213、伝送形態組み合わせ指示者(Transmitted Format Combination Indicator: 以下、TFCIと称する。)フィールド214及びパイロットフィールド216に対応する。前記TPCフィールド213は、UEからセルへの逆方向伝送チャネルの電力制御のための電力制御命令語を伝送するフィールドである。前記TFCIフィールド214は、伝送速度、チャネル構成形態及びチャネル復号に必要な情報のような、前記第1データ領域212及び前記第2データ215のTFCに関する情報を伝送する。前記パイロットフィールド216は、セルからUEへの順方向チャネルをUEが推定するのに使用されるフィールドである。前記第1データ領域212からパイロットフィールド216までは、2560チップの長さを有する1つのスロットから構成され、15個のスロットは、10msの長さを有する1つのラジオフレームを形成する。前記ラジオフレームは、非同期方式の標準である3GPPにおいて使用する最も基本的な物理伝送単位である。前記DL_DPCHは、UEがセル重畳地域に位置する場合、セル重畳地域内の全てのセル(または、ノードB)が前記UEに伝送するチャネルである。例えば、図1を参照すると、前記セル#1(101)及びセル#2(103)が前記DL_DPCHをUE111に伝送する。
図2Cは、高速共有制御チャネル(Highspeed-Shared Control Channel :以下、HS−SCCHと称する。)の構造を示す図である。前記HS−SCCHは、前記セル#1(101)からUE111に伝送されるHS_DSCHの受信に必要な制御情報を伝送するチャネルであり、HSDPAサービスを提供する該当ノードB(または、セル)内のUEによって交互に受信される共有チャネルである。前記HS−SCCHは、任意の時点で1つのUEまたは複数のUEにHS−DSCHの受信に必要な制御情報を伝送することができる。前記HS−SCCHは、3つのスロット221を基本単位にし、前記3つのスロット221の間に伝送形態資源指示者(Transmitted Format Resource Indicator: 以下、TFRIと称する。)223及びHARQ情報225を伝送する。前記TFRI223は、HS_DSCHのために使用されたMCSレベル、チャネル符号の数及び種類、及びHS−DSCHの復号に必要な情報を含む。前記HARQ情報225は、n−channel SAW HARQ 方式を使用するHSDPAにおいて何番面のチャネルの伝送であるかを示し、HS−PDSCHを通じて伝送されるパケットが初期伝送パケットであるか、それとも、エラーによって再伝送されるパケットであるかを示す。前記HS−SCCHは、HSDPAを伝送するセルから前記HSDPAを受信するUEのみに伝送されるチャネルであり、前記UEがセル重畳地域内に位置していても、HSDPAを伝送するセルのみから受信されるチャネルである。例えば、図1を参照すると、HS_DSCHを伝送するセル#1(101)のみがUE111に前記HS−SCCHを伝送する。
図3Aないし図3Bは、図2Aないし図2Cに示す順方向チャネルに対応する逆方向チャネルの構造を示す。図3Aは、逆方向専用物理チャネル(Uplink Dedicated Physical Channel: 以下、UL_DPCHと称する。)を示し、逆方向専用物理データチャネル(Uplink Dedicated Physical Data Channel: 以下、UL_DPDCHと称する。)及び逆方向専用物理制御チャネル(Uplink Dedicated Physical Control Channel: 以下、UL_DPCCHと称する)から構成される。前記UL_DPDCHは、UEから少なくとも1つのセルへの逆方向制御情報または使用者情報などが伝送されるチャネルであり、前記UL_DPCCHは、物理制御情報が伝送されるチャネルであり、各フィールドの機能は、基本的に前述したDL_DPCCHと同一である。前記UL_DPCCH及びUL_DPDCHは、異なるチャネル符号を通じてチャネル符号化され、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying :以下 QPSKと称する。)のIチャネル及びQチャネルによって伝送される。前記UL_DPCHの基本伝送単位は、10msのラジオフレームであり、前記10msのラジオフレームは、15個のスロットから構成される。前記スロットは、パイロットフィールド312、TFCIフィールド313、FBI(feedback information)フィールド314及びTPCフィールド315から構成される。前記パイロットフィールド312は、前記UL_DPCHを受信する少なくとも1つのセルがUEからセルまでの逆方向チャネル環境を推定することを可能にする。TFCIフィールド313は、前記UL_DPDCHの伝送組み合わせ形態指示者を伝送するチャネルであり、前記UL_DPDCHに使用されるチャネル符号及び伝送速度、復号に必要な情報、またはUL_DPDCHによって伝送されるデータの種類を示す。前記FBIフィールド314は、順方向伝送方式が閉ループアンテナ方式を使用する場合、前記閉ループアンテナ方式のための制御情報を送信する。さらに、セル重畳地域に位置するUEが良い順方向チャネル環境の1つのノードBのみからDL_DPDCHを受信するための地域選択ダイバーシティ(Site Selection Diversity Transmission :以下、SSDTと称する。)を使用する場合、前記SSDTを支援するための制御情報を伝送するフィールドである。前記SSDTは、FCSという機能に発展してHSDPAに新しく導入されて技術である。前記TPCフィールド315は、ノードBまたはセルからの順方向チャネルの伝送電力を制御するための電力制御命令語を伝送するチャネルである。図3Aに示すUL_DPCHは、UEがセル重畳地域内に存在する場合、セル重畳地域内の全てのセルが受信するチャネルである。例えば、図1を参照すると、UE111が伝送するUL_DPCHは、セル#1(101)及びセル#2(103)の両方ともによって受信される。
図3Bに示すS−UL_DPCCHは、HSDPAを使用するUEからの制御情報を伝送するチャネルである。前述したように、HSDPAを使用するUEは、HSDPAを伝送するノードBまたはセルへ受信されたパケットに対するACKまたはNACK情報と共にMCSレベルまたは最適セルを選択するためのチャネル測定情報を伝送することができる。前記情報は、S−UL_DPCCHを通じて伝送され、ACK/NACK情報323のみが1つのスロットまたは3つのスロットの間に伝送されることができる。さらに、測定報告(measurement report)情報325も1つまたは3つのスロットの間に伝送されることができる。前記ACKまたはNACK情報及び測定報告情報は、前記UEが伝送する必要のある場合のみに伝送できる情報であり、伝送する必要のない場合は、一般的に、不連続伝送(Discontinuous transmission: DTX)処理する。前記S−UL_DPCCHの使用は、HSDPAサービスの導入によって従来のUL_DPCHの構造を変更せずに、新しいチャネルを導入することによってHSDPAを支援しない従来の3GPP通信システムとの互換性のためである。前記S_UL_DPCCHは、HSDPAを伝送するセルのみに伝送されるチャネルであり、UEがセル重畳地域に位置していてもHSDPAを伝送するセル(または、ノードB)のみに伝送される。例えば、図1を参照すると、UE111は、セル#1(101)のみにS_UL_DPCCHを伝送し、セル#2(103)には伝送しない。
図2Aないし図2C及び図3Aないし図3Bを通じて前述されたチャネルを伝送し受信することにおいて、セル重畳地域における従来の電力制御方法は通常のセル重畳地域内の電力制御方法を使用する。前記通常のセル重畳地域内の電力制御方法は、図1を参照すると、前記UE111から伝送されるUL_DPCHがセル#1(101)及びセル#2(103)によって受信された後、前記セル101、103を制御するRNCは電力制御命令を解析する。従って、前記セル#1(101)及びセル#2(103)のいずれか1つが適正値を超過する送信電力の信号を受信すると、前記対応するセルは、UEからの過多送信電力によるセル重畳地域内における干渉雑音発生の抑制するためにUE111に逆方向送信電力を低下しろとの命令語を伝送する。一方、順方向受信信号に対しても、UE111はセル#1(101)及びセル#2(103)から伝送されるDL_DPCHを同時に受信するので、前記DL_DPCHの送信電力が適正値を超過すると、セル重畳地域内における干渉雑音発生を抑制するために、順方向伝送電力を低下しろとの命令語を前記セル重畳地域内のセルに伝送する。前記上/下向電力制御命令語に対してHSDPAを使用するセル及びUEは、セル重畳地域内の他のノードBには伝送されないHS−PDSCH及びS_UL_DPCCHをDL_DPCH及びUL_DPCHの送信電力の変化に対応して調整して伝送する。
前述したような従来セル重畳地域内における電力制御方法をHSDPAを使用しているUEの逆方向送信電力制御に使用すると、下記のような問題点が発生する。
図1を参照すると、UE111から伝送されるUL_DPCHは、セル#1(101)及びセル#2(103)によって受信され、RNCにおいて解析される。従って、前記UL_DPCHは、1つのセルによって伝送される時より、通常小さい送信電力を有して伝送される。しかしながら、S_UL_DPCCHは、HSDPAを送信するセル#1(101)のみに必要な情報であり、セル#2(103)は受信しないので、前記UL_DPCHに適用された送信電力を使用して伝送すると、前記セル#1(101)が前記S_UL_DPCCHを正しく解析することのできない可能性がある。前記S_UL_DPCCHの情報が前記セル#1(101)に正しく受信されない場合、HARQメカニズム及びMCSレベル選定またはFCSにおける最適セルの選定などが正しく動作することができないので、HSDPA自体が正しく動作しない可能性がある。
従って、本発明においては、セル重畳地域内にHSDPAを受信するUEが位置する場合、UL_DPCH及びS_UP_DPCCHの送信電力を別途に制御することのできる方法を提示して前述した問題点を解決する。さらに、本発明においては、セル重畳地域内にHSDPAを受信するUEが位置する場合、既存の電力制御方法を維持しながらノードBが前記S_UL_DPCCHを正しくチャネル推定することのできる方法を提示して、前述した問題点を相当解決する。
従って、本発明の目的は、符号分割多重方式を使用する移動通信システムにおいて、少なくとも2つの逆方向チャネルが存在する場合、各チャネルに対する送信電力を別途に制御することのできる装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、ノードBが高速順方向パケット接続のための逆方向制御チャネルを信頼的に解析することを可能にするための装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、HSDPAを支援する移動通信システムにおいて、逆方向制御チャネルを別途に電力制御することのできる装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、HSDPAを支援する移動通信システムにおいて、前記順方向高速パケットを受信するUEがセル重畳地域内に位置する場合、逆方向チャネルを電力制御することのできる装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、本発明において提示した電力制御方法のために、UL_DPCHのための送信電力制御命令語及びS_UL_DPCCHのための送信電力制御命令語を別途に生成する装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、本発明において提示した電力制御方法のために、UL_DPCHのパイロットフィールド以外にS_UL_DPCCHにパイロットフィールドを提供することによってUL_DPCH及びS_UL_DPCCHのそれぞれの信号送信電力を測定することのできる装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、本発明において提示した電力制御方法のために、UL_DPCHのための逆方向送信電力制御命令語及びS_UL_DPCCHのための逆方向送信電力制御命令語を別途に伝送する装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、本発明において提示した電力制御方法を通じて決定されたS_UL_DPCCHの逆方向送信電力が過多に設定されて、セル重畳地域内で過多の信号干渉雑音を発生することを防止するための方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、符号分割多重方式を使用する移動通信システムにおいて、逆方向に2つ以上のチャネルが存在する場合、各チャネルに対するパイロットを別途に備えてノードBが前記チャネルに対して別途のチャネル補償を遂行することのできる装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、HSDPAを支援する移動通信システムにおいて、逆方向チャネルに対して各チャネルに対するパイロットを別途に備えてノードBが前記チャネルに対して別途のチャネル補償を遂行することのできる装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、HSDPAを支援する移動通信システムにおいて、順方向パケットを受信するUEがセル重畳地域内に位置する場合、逆方向チャネルを個別的にチャネル補償することのできる装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、本発明において提示した電力制御方法のために、UL_DPCHのパイロットフィールド以外にS_UL_DPCCHにパイロットフィールド提供することによってUL_DPCH及びS_UL_DPCCHを別途にチャネル推定及びチャネル補償することのできる装置及び方法を提供することにある。
このような目的を達成するための本発明は、順方向専用物理チャネルを通じて専用データ及び高速データ共有チャネルを通じた高速パケットデータを同時に提供する第1ノードBと、前記第1ノードBに隣接した少なくとも1つの第2ノードBと、前記第1ノードB及び前記第2ノードBに逆方向専用データチャネルを通じた専用データを伝送し、第1次逆方向専用制御チャネルを通じて前記専用データの受信に必要なパイロットビット情報及び伝送電力制御情報を含む制御情報を伝送し、3つのスロットから構成されたサブフレームを有する第2次逆方向専用制御チャネルを通じて前記高速パケットデータが受信されたか否かを示す確認情報及び前記第1ノードBと前記移動端末との間の順方向チャネル状態情報を伝送する移動端末が前記第2ノードBが順方向専用物理チャネルを通じた専用データを提供ずるソフトハンドオーバー領域に位置する時、前記第1次逆方向専用制御チャネル及び前記第2次逆方向専用制御チャネルの電力を制御する移動端末と、を含む符号分割多重接続移動通信システムにおける逆方向送信電力制御方法において、3つのスロットのうち少なくとも1つのスロットにパイロットビット情報を割り当てた後、前記サブフレームを伝送する過程と、前記第1ノードBから前記パイロットビット情報に対する伝送電力制御情報を前記順方向専用物理チャネルを通じて受信する過程と、前記伝送電力制御情報によって前記第2次逆方向専用制御チャネルに対する送信電力を制御する過程と、を含むことを特徴とする。
このような目的を達成するための本発明は、順方向専用物理チャネルを通じて専用データ及び高速データ共有チャネルを通じた高速パケットデータを同時に提供し、第1及び第2逆方向専用制御チャネルの電力を制御する第1ノードBと、前記第1ノードBに隣接した少なくとも1つの第2ノードBと、3つのスロットから構成されたサブフレームを有する第2次逆方向専用制御チャネルを通じて前記高速パケットデータが受信されたか否かを示す確認情報及び前記第1ノードBと前記移動端末との間の順方向チャネル状態情報を伝送する移動端末が第2ノードBが順方向専用物理チャネルを通じて専用データを提供するソフトハンドオーバー領域に位置する時、前記第1ノードB及び前記第2ノードBに逆方向専用データチャネルを通じた専用データを伝送し、第1次逆方向専用制御チャネルを通じて前記専用データの受信に必要なパイロットビット情報及び伝送電力制御情報を含む制御情報を伝送する移動端末と、を含む符号分割多重接続移動通信システムにおける逆方向伝送電力制御方法において、前記3つのスロットのうち少なくとも1つのスロットによって伝送されるパイロットビット情報に対応して前記第2次逆方向専用制御チャネルの電力制御のための第2伝送電力制御情報を生成する過程と、前記第2伝送電力制御情報の伝送時点で前記第2伝送電力制御情報を前記順方向専用物理チャネルを通じて伝送する過程と、を含むことを特徴とする。
このような目的を達成するための本発明は、順方向専用物理チャネルを通じて専用データ及び高速データ共有チャネルを通じた高速パケットデータを同時に提供する第1ノードBと、前記第1ノードBと隣接した少なくとも1つの第2ノードBと、前記第1ノードB及び前記第2ノードBに逆方向専用データチャネルを通じた専用データを伝送し、第1次逆方向専用制御チャネルを通じて前記専用データの受信に必要なパイロットビット情報及び伝送電力制御情報を含む制御情報を伝送し、3つのスロットから構成されたサブフレームを有する第2次逆方向専用制御チャネルを通じて前記高速パケットデータが受信されたか否かを示す確認情報及び前記第1ノードBと前記移動端末との間の順方向チャネル状態情報を伝送する移動端末が前記第2ノードBが順方向専用物理チャネルを通じた専用データを提供ずるソフトハンドオーバー領域に位置する時、前記第1次逆方向専用制御チャネル及び前記第2次逆方向専用制御チャネルの電力を制御する移動端末と、を含む符号分割多重接続移動通信システムにおける逆方向送信電力制御装置において、前記3つのスロットのうち少なくとも1つのスロットにパイロットビット情報を割り当てた後前記サブフレームを伝送する送信装置と、前記第1ノードBから前記パイロットビット情報に対応する伝送電力制御情報を前記順方向専用物理チャネルを通じて受信し、前記伝送電力制御情報によって前記第2次逆方向専用制御チャネルに対する送信電力を制御する受信装置と、を含むことを特徴とする。
このような目的を達成するための本発明は、順方向専用物理チャネルを通じて専用データ及び高速データ共有チャネルを通じた高速パケットデータを同時に提供し、第1及び第2逆方向専用制御チャネルの電力を制御する第1ノードBと、前記第1ノードBと隣接した少なくとも1つの第2ノードBと、3つのスロットから構成されたサブフレームを有する第2次逆方向専用制御チャネルを通じて前記高速パケットデータが受信されたか否かを示す確認情報及び前記第1ノードBと前記移動端末との間の順方向チャネル状態情報を伝送する移動端末が第2ノードBが順方向専用物理チャネルを通じて専用データを提供するソフトハンドオーバー領域に位置する時、前記第1ノードB及び前記第2ノードBに逆方向専用データチャネルを通じた専用データ、及び第1次逆方向専用制御チャネルを通じて前記専用データの受信に必要なパイロットビット情報及び伝送電力制御情報を含む制御情報を伝送する移動端末と、を含む符号分割多重接続移動通信システムにおける逆方向伝送電力制御装置において、前記3つのスロットのうち少なくとも1つのスロットによって伝送されるパイロットビット情報に対応して第2チャネル推定結果を獲得する受信装置と、前記第2次逆方向専用制御チャネルの電力制御のための第2伝送電力制御情報を生成し、前記第2伝送電力制御情報の伝送時点で前記第2伝送電力制御情報を前記順方向専用物理チャネルを通じて伝送する送信装置と、を含むことを特徴とする。
本発明は、HSDPAを使用して通信するノードBとUEとの間の逆方向電力制御方法において、従来の順方向専用チャネルのための逆方向専用物理チャネル及びHSDPAの逆方向制御情報送信のための第2次逆方向専用物理制御チャネルに対する逆方向電力制御を区別して遂行することができる。従って、本発明は、ノードBが前記第2次逆方向専用物理制御チャネルを正確に受信することを可能にする装置及び方法を提供する。さらに、本発明は、前記逆方向専用物理チャネル及び第2次逆方向専用物理制御チャネルを別途にチャネル補償または電力制御する方法において、第2次逆方向専用物理制御チャネルがパイロットフィールドを採用することによって、前記ノードBが前記逆方向専用物理チャネル及び2次逆方向専用物理制御チャネルのためのチャネル補償値または電力制御命令語を別途に生成することを可能にする装置及び方法を提供する。
以下、本発明の好適な一実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明確にする目的で、関連した公知機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。
以下、本発明の説明の便宜のために、第3世代非同期方式の移動通信システムの標準である3GPPにおけるHSDPAを例にして説明するが、2つまたはそれ以上の逆方向チャネルを同時に電力制御する他の通信システムにおいても、本発明は同一に適用されることができる。一方、後述する本発明において、HSDPAのための順方向及び逆方向専用物理制御チャネルの電力制御を遂行するのにおいて、HSDPAサービスを支援しない既存の非同期方式の移動通信端末及びノードBとHSDPAサービスを支援する移動通信端末及びノードBとの間の互換性を維持するためのUL−DPCCHの電力制御を別途に遂行する方法を提示する。
図8Aないし図8Dは、本発明によるUL_DPCH及びS_UL_DPCHの送信電力を別途に制御するために提案されるS_UL_DPCCHのスロット構造の例を示し、S_UL_DPCCHの長さを3つのスロットに仮定する。しかしながら、前記S_UL_DPCCHの長さが3つのスロットでない場合であっても、後述する本発明を使用することは可能である。図8Aないし図8Dにおいて、ACK/NACK情報、測定報告情報、パイロット(Pilot)の位置及び長さは変更されることができる。さらに、必要によって、ACK/NACK情報及びパイロットのみが伝送されることもでき、ACK/NACK情報、測定報告情報、パイロットなどが全て伝送されることもできる。前記ACK/NACK情報及び測定報告情報は、情報自体で伝送されることもでき、繰り返して一定長さ以上になってから伝送されることもでき、別途の符号化過程によって符号化されてから伝送されることもできる。
図8Aは、3つのスロット区間801でACK/NACKフィールド803及びパイロットフィールド805が1回または反復的に3回伝送される構造を示す。前記ACK/NACKフィールドは、UEがHS−PDSCHを通じて受信したn−チャネルSAWパケット(n-channel SAW packet)に対して肯定応答または否定応答を送る領域である。前記肯定応答の場合、これを受信したセルは前記n チャネルに対応する次のパケットを伝送し、前記否定応答の場合、これを受信したセルは前記以前に伝送されたパケットを再伝送する。前記パイロットフィールド805は、前記S_UL_DPCCHの受信信号の強度及びチャネル環境を推定するためのフィールドである。前記UL_DPCCHに使用されたパイロットパターンが再び使用されることもでき、全てのビットは1であるシーケンス(all 1 sequence)の最も簡単形態がノードBと端末との間の事前約束によって伝送されることもできる。さらに、性能上の改善のためのUL_DPCCHのパイロットパターンとは異なるパターンが設定されて伝送されることもできる。さらに、スロット毎に同一のパイロットパターンが伝送されることもでき、スロット間の順序を区別するために異なるパイロットパターンが使用されることもできる。S_UL_DPCCHの逆方向伝送チャネル環境及び信号強度推定するために、前記パイロットパターンに関係なくノードBとUEとの間に前もって定義されている値を使用することが望ましい。前もって定義されていない値が伝送されると、前記S_UL_DPCCHのパイロット信号の強度のみが測定できるので、多少の性能低下が発生する可能性がある。
図8Bは、図8AのACK/NACKフィールド813及びパイロットフィールド815以外に測定報告情報817が時分割されて伝送されるS_UL_DPCCHの構造である。前記ACK/NACKフィールド813及びパイロットフィールド815は、図8AのACK/NACKフィールド803及びパイロットフィールド805の機能と同一である。図8Bの構造を有するS_UL_DPCCHは、3つのスロットのうち1つのスロットまたは3つのスロットの間に反復されて伝送されることもできる。
図8Cは、3つのスロット821全てを使用してACK/NACKフィールド823及びパイロットフィールド825を伝送するS_UL_DPCCHの構造を示し、図8Dは、3つのスロット831全てを使用してACK/NACKフィールド833、パイロットフィールド835、測定報告情報837を伝送するS_UL_DPCCHの構造を示す。図8C及び図8Dの各フィールドの機能及び構成方法は、図8A及び図8Bの各フィールドの機能及び構成方法が同一に適用されることができる。
図4は、本発明の実施形態によるノードB送信器の例を示す。
図4を参照すると、制御器401は、ノードB受信器を通じて受信したUL_DPCCHのパイロットフィールドである第1パイロットチャネル推定結果451及びS_UL_DPCCHのパイロットフィールドである第2パイロットチャネル推定結果452を受信し、前記UL_DPCCHに適用するTPC命令語及びS_UL_DPCCHに適用するTPC命令語を生成する。前記制御器401は、前記UL_DPCHに適用されるTPC命令語及びS_UL_DPCCHに適用するTPC命令語をそれぞれ適合の時点で多重化器420に入力する。
前記制御器401において、UL_DPCHのためのTPC命令語及びS_UL_DPCCHのためのTPC命令語の伝送時点を決定する方法は、以下のような多様な事項が考慮されることができる。(1)UEから伝送されるUL_DPDCHのデータ伝送率、チャネル状況、信号強度及び重要度、(2)S_UL_DPCCHのチャネル状況及び信号強度、(3)UL_DPCH及びS_UL_DPCCHの電力制御比率及びS_UL_DPCCHの伝送長さなどが考慮されることができる。本発明の説明の便宜のために、図4及び図7に示す構造において、UL_DPCHのためのTPC命令語が2回伝送された後、S_UL_DPCCHのためのTPC命令語が1回伝送されると仮定する。前述したように、前記UL_DPCHのためのTPC命令語の伝送比率及びS_UL_DPCCHのためのTPC命令語の伝送比率は、状況によって調節されることができる。前記調節比率は、上位レイヤーシグナリングメッセージまたは物理チャネル制御メッセージを通じてUEに伝送されることができ、ノードBとUEとの間の事前定義によって変更されることもできる。
前記多重化器420は、TPC402、パイロット403、TFCI404を受信してDL_DPCCHを構成する。使用者データ411または上位シグナリング制御情報が符号器412を通じて畳み込み符号化またはターボ符号化された後、レートマッチング部413によって物理チャネルを通じて伝送されるのに適した形態に加工された信号を入力としてDL_DPDCHを構成する。
前記多重化器420から出力されたDL_DPCHは、拡散器421において前記DL_DPCHに使用されるチャネル符号でチャネル符号化された後、乗算器422において前記DL_DPCHの送信電力に適用されるチャネル利得値が掛けられる。前記チャネル補償されたDL_DPCHは、合計器460に入力されて他の順方向伝送チャネルと合計される。前記DL_DPCHの送信電力に適用されるチャネル利得値は、DL_DPCHの伝送率及び逆方向チャネルによって受信されたTPC命令語などを考慮して設定されることができる。
HS−PDSCHを通じて伝送されるi番目の使用者データ431は、符号器432において適したチャネル符号化方法を利用して符号化された後、レートマッチング部433によって物理チャネルを通じて伝送されるに適した形態に加工される。前記加工された使用者データは、拡散器434においてチャネル符号化され、乗算器435において適したチャネル利得と掛けられた後、合計器460に入力されて他の順方向チャネルと合計される。前記拡散器434は、前述したように複数のチャネル符号を有することができ、それによって順方向データ伝送の速度を増加させることができる。
TFRI情報441は、前記HS−PDSCHに使用されたチャネル符号、MCS レベル、前記レートマッチング部433においてHS−DSCHに適用された値を示し、前記TFRI情報を受信することによって、UEはHS−DSCHを正しく解析することができる。HARQ情報442は、UEにHS−PDSCHを通じて伝送されたパケットが何番目のチャネルの初期伝送パケットであるか、再伝送パケットであるかを知らせる情報であり、前記情報によってUEは現在受信するHS−PDSCHによって伝送されるパケットの性質を把握して適切な目的に使用することができる。つまり、再伝送されたパケットである場合、予め受信された誤謬が発生したパケットと合計することで、適した信号に再生することができる。
前記TFRI情報441及びHARQ情報442は、それぞれ符号器443及び符号器444を通じて符号化されて多重化器445に入力される。前記TFRI情報441及びHARQ情報442は、単純な情報の形態で伝送されることもでき、信頼度を高めるために別途の符号化方法によって伝送されるか、単純反復されて伝送されることもできる。多重化器445は、前記符号化器443及び前記符号化器444の出力を受信してSHCCHを構成した後、出力する。前記多重化器445から出力された信号は、拡散器446に入力されて前記SHCCHのためのチャネル符号に拡散された後、乗算器447においてHS−SCCHのためのチャネル利得と掛けられた後、合計器460に入力される。
前記合計器460は、前記DL_DPCH、HS−PDSCH、HS−SCCH及び図4に記述されていない他の使用者のチャネルとノードBの制御信号を伝送する順方向共通チャネルを合計する。前記順方向チャネルは、互いに区別できるようにチャネル符号が掛けられているので、UEは、自分の所望する順方向チャネルを通じて受信される信号のみを適切に解析することができる。前記合計器460から出力された信号は、乗算器461においてノードBによって使用されるスクランブリング符号でスクランブル(scramble)された後、変調器462に入力されて変調される。前記変調された信号は、RF部463において搬送波帯域に上昇された後、アンテナ464を通じてUEに伝送される。前記乗算器461において使用されるスクランブリング符号は、各ノードBまたはセル間の順方向信号を区別するために使用される。
図5は、本発明の実施形態によるノードB受信器の例を示す。
アンテナ501を通じて受信されたUEの信号は、RF部502において基底帯域に変換された後、復調器503において復調される。前記復調された信号は、乗算器504においてUEによって使用されたスクランブリング符号と同一のスクランブリング符号を使用してディスクランブル(descramble)される。前記UEによって使用されたスクランブリング符号は、ノードBに伝送される複数のUE間の信号を区別する。前記乗算器504から出力されたUEの信号は、逆拡散器510、逆拡散器520、逆拡散器530にそれぞれ入力されてUL_DPCCH、UL_DPDCH及びS_UL_DPCCHに区別される。UL_DPCCH、UL_DPDCH及びS_UL_DPCCHに使用されたチャネル符号と同一のチャネル符号がそれぞれ前記逆拡散器510、逆拡散器520、逆拡散器530に適用される。前記逆拡散器510から出力されたUL_DPCCHは、逆多重化器511においてパイロットフィールド512のみが分離され、チャネル推定器513に入力される。前記パイロットフィールド512は、逆方向チャネル環境を推定するために使用される。前記パイロット信号の強度が推定された後、ノードBは、前記パイロット信号の強度を使用してUL_DPCHの電力制御のためのTPC命令語を生成する。前記乗算器514に入力されたUL_DPCCHは、前記チャネル推定器513において推定されたチャネル推定値が補正されて逆多重化器515に入力された後、TPC516、TFCI517、FBI518に逆多重化される。
前記逆拡散器520から出力されたUL_DPDCHは、乗算器521においてチャネル推定器513のチャネル推定値を使用して補正された後、復号器522に入力されてi番目の使用者データまたは上位レイヤーシグナリングメッセージに復旧される。前記復号器522は、逆レートマッチング機能もともに遂行すると定義する。
前記逆拡散器530から出力されたS−UL_DPCCHは、逆多重化器532においてパイロットフィールド540が分離される。前記S_UL_DPCCHから分離されたパイロット540は、 チャネル推定器522においてチャネル推定された後、その推定された値を制御器550に伝送する。
前記乗算器533においてチャネル補償されたS−UL_DPCCHは、逆多重化器535においてACK/NACKとチャネル報告情報に分離された後、それぞれ復号器536及び復号器538においてチャネル測定情報537及びACK/NACKに復旧される。前記復号器536及び復号器538は、UEによって使用された方式と同一の方式の符号及び反復伝送に対する復号機能を有する復号器として定義される。
前記制御器550は、チャネル推定器513において推定されたUL−DPCCHのパイロットフィールドの信号推定結果及びチャネル推定器534において推定されたS−UL_DPCCHのパイロットフィールドのチャネル推定結果を受信し、それぞれのチャネルに適したTPC命令語を生成する。前記TPCが適用されたチャネルに対して別途のチャネル推定が可能になるように、前記チャネル推定器513と連結されたスイッチ551及び前記チャネル推定器534と連結されたスイッチ552を制御して乗算器533に入力されるチャネル推定値を調整する。つまり、前記UL_DPCCHのためのTPCが適用されて伝送された信号を受信する場合、UL_DPCCHのパイロットフィールドを利用したチャネル推定値を使用してS−UL_DPCCHのチャネル推定値を補正することを可能にする。前記S−UL_DPCCHが適用されたS−UL_DPCCHが受信される場合、前記S−UL_DPCCHのパイロットフィールドを利用したチャネル推定値を使用してS−UL_DPCCHをチャネル補償することを可能にする。このような制御器550において、1つのUEのみに伝送されるが、相違なるチャネル測定データを有しているチャネルに対してそれぞれのチャネルを推定し、その推定値によってチャネル補償をすると、チャネル補償利得がもっとよくなるという効果を得ることができる。さらに、前記S−UL_DPCCHが伝送される間に、ノードBで伝送されるTPCの種類に関係なくS−UL_DPCCHを別途に測定してチャネル補償をすると、S−UL_DPCCHの性能がより向上することができる。
図6は、図4のノードB受信器に対応する端末送信器の例を示す。
制御器601は、UL_DPCHに適用されるチャネル利得651、UL−DPCCHに適用される第1パイロット611、S−UL_DPCCHに適用されるチャネル利得652、S−UL_DPCCHに適用される第2パイロット621などを生成し制御する。前記制御器601は、ノードBから伝送された複数のTPCを受信し、S−UL_DPCCHのためのTPC及びUL_DPCHのためのTPCをそれぞれ利用してチャネル利得652及びチャネル利得651を生成する。前記チャネル利得652は、HSDPAを伝送するノードBによって受信されたTPCを使用して直ちに決定されることができ、前記受信されたTPCが適用されたチャネル利得が高すぎてセル重畳地域においてS−UL_DPCCHによって発生される他の信号に対する干渉信号の量があまり大きい場合は、特定臨界値として決定されることもできる。前記特定臨界値は、UL_DPCHに対する相対的な送信電力の比によって決定されるか、絶対的な送信電力のサイズによって決定されることができる。前記UL_DPCHに対する相対的な送信電力の比または絶対的な送信電力のサイズは、ノードBから前記UEに上位レイヤーシグナリングまたは物理階層信号を使用して伝送されるか、ノードBとUEとの間に予め定義されることができる。
多重化器615は、順方向送信電力の制御のためのTPC612、制御器601から出力された第1パイロット611、TFCI613、FBI614を受信してUL−DPCCHを構成する。前記多重化器615から出力されたUL−DPCCHは、拡散器616においてUL−DPCCHに適用されるチャネル符号で拡散された後、乗算器617においてチャネル利得615と掛けられて合計器640に入力される。
使用者データ631または上位レイヤーシグナリング情報は、符号化器632において符号化された後、レートマッチング部633において物理チャネルの伝送形態に適合するように加工される。前記レートマッチング部633から出力された信号は、拡散器634においてUL_DPDCHに変換された後、乗算器635においてUL_DPDCHのためのチャネル利得と掛けられて合計器640に入力される。前記乗算器635において適用されるチャネル利得は、乗算器617において適用されるチャネル利得に対してUL_DPCCHとUL_DPDCHとの間の伝送率の差によって決定されることができる。
多重化器627は、n−チャネルHARQに対する制御情報であるACK/NACK625が符号器626において符号化された値と、チャネル測定情報623が符号器624において符号化された値を受信する。さらに、制御器601において決定された第2パイロット621を受信してS−UL_DPCCHを構成する。前記第2パイロット621は、前述したように第1パイロットと同一のパターンが使用されることもでき、第1パイロットと異なるパターンが使用されることもできる。
前記合計器640は、入力された逆方向信号を合計して乗算器641に出力する。前記合計器640において合計された逆方向信号は、異なるチャネル符号が掛けられることによって区別されることができるので、前記信号を受信するノードBは適した信号を再生することができる。前記乗算器641は、UEによって使用される逆方向スクランブリング符号を使用して、前記UEからの逆方向信号が他のUEの逆方向信号と区別できるようにスクランブルする。前記乗算器641から出力された信号は、変調器642に入力されて変調された後、RF部643において搬送波帯域の信号に変換されてアンテナ644を通じてノードBに伝送される。
図7は、図5のノードB送信器に対応するUE受信器の例を示し、UEが位置したセル重畳地域内のセルの数は2つである。
アンテナ701を通じて受信された順方向信号は、RF部702において基底帯域の信号に変更される。前記基底帯域の信号は、復調器703において復調された後、前記乗算器704においてノードBによって使用されたスクランブリング符号と同一のスクランブリング符号を使用してディスクランブルされる。前記ディスクランブルされた順方向信号は、逆拡散器710、逆拡散器730、逆拡散器740、逆拡散器750にそれぞれ入力され、DL_DPCH、HS−DSCHを伝送しない他のノードBからDL_DPCH、HS−PDSCH及びSHCCHに区分される。
前記逆拡散器710から出力されたHS−DSCHを伝送するノードBのDL_DPCCHが、逆多重化器711に入力された後、TPC721がDL_DPCCHから分離される。前記逆拡散器730から出力されたHS−DSCHを伝送しないノードBのDL_DPCCHは、逆多重化器731に入力されてTPC723と分離される。前記TPC721及びTPC723は、前記制御器760に入力されて前記UEのUL_DPCH及びS−UL_DPCCHの逆方向送信電力の決定に使用される。
前記逆多重化器711及び逆多重化器731の出力は、合計器712に入力されて合計される。前記合計された信号は逆多重化器770に入力され、パイロット771のみが前記合計された信号から区別されてチャネル推定器720に入力される。前記チャネル推定器720に入力されたパイロット信号771のチャネル推定結果は、制御器760に入力され、前記UEと通信するノードBの順方向伝送電力制御のためのTPC命令語の生成に利用される。前記チャネル推定器720のチャネル推定結果は、乗算器713に入力され、合計器712から出力されたDL_DPCHのチャネル補償に利用される。前記チャネル補償されたDL_DPCHは、逆多重化器717に入力され、TFCI717とDL_DPDCHとに区別される。前記逆多重化器715から出力されたDL_DPDCHは、復号器718において復号された後、使用者データ719または上位レイヤーシグナリング情報に復旧される。前記復号器718は、逆レートマッチング機能も遂行することができると仮定する。
前記逆拡散器740から出力されたHS−PDSCHは、乗算器741に入力され、チャネル推定器720のチャネル推定結果に対してチャネル補償された後、復号器742に出力される。図7において、前記チャネル推定器720によるチャネル推定がUEへのDL_DPCHを合計した後で遂行されると仮定した。しかしながら、前記DL_DPCHのパイロット信号を一々区別してチャネル推定を遂行すると、前記乗算器741に適用されるチャネル推定値を、前記HS−PDSCHを伝送したノードBからのDL_DPCCHのパイロットフィールドのチャネル信号を推定した値に置き換えることができる。前記乗算器741から出力されたHS−DSCHは、復号器742において復号及びディインターリーブ(deinterleave)されて使用者データに復旧される。復号器742において復号されたHS−DSCHは、前記n−channel SAW HARQの動作に使用されることができる。
逆拡散器750から出力されたSHCCHは、乗算器751においてチャネル推定器720から出力されたチャネル推定結果によってチャネル補償される。前記乗算器751において使用されるチャネル推定値も、前記乗算器741において使用されるチャネル推定値と同様に、DL_DPCHのパイロット信号をそれぞれ区別すると、前記SHCCHを伝送するノードBのDL_DPCHのパイロットフィールドを解析した値をチャネル推定した結果に置き換えることができる。
前記乗算器751においてチャネル補償されたSHCCHは、逆多重化器752において2つの信号に分離され、前記2つの信号は、それぞれ復号器753及び復号器754においてTFRI情報755及びHARQ情報756に復旧された後、それぞれの目的に対応するように使用される。
前記制御器760は、UEによって受信された全てのTPC及びDL_DPCCHのパイロットフィールドの推定結果を受信してUEのUL_DPCHの逆方向送信電力及びS−DL_DPCCHの逆方向送信電力を決定する。前記HSDPAを伝送するノードBが図7の受信器を使用するUEにUL−DPCCHのためのTPC命令語を伝送した場合、前記TPC命令語を含んでUL_DPCHの送信電力を決定することができる。前記UL−DPCCHのためのTPC命令語を受信した後、S−UL_DPCCHのためのTPC命令語を受信しなかった状態でS−UL_DPCCHが伝送されるべきである場合は、前記UL_DPCHの送信電力に一定電力オフセットを適用してS−UL_DPCCHの伝送電力を決定することができる。さらに、前記HSDPAを伝送するノードBがS−UL_DPCCHのためのTPCを伝送した場合、前記 S−UL_DPCCHのためのTPCを除いた他のTPC命令語を使用してUL_DPCHの送信電力を決定し、前記S−UL_DPCCHの送信電力は、前記S−UL_DPCCHのためのTPCを使用して決定されることができる。
図9及び図10は、本発明による逆方向電力制御方法におけるノードB制御器の動作及びUE制御器の動作を示すフローチャートを示す。本発明の説明の便宜のために、図1に示す状況に基づいて説明する。
図9は、本発明によるノードB制御器のアルゴリズムを示す。
図9を参照すると、段階900で、ノードBは、前記ノードBからHS−DSCHを受信するUEがセル重畳地域に位置するか否かを判断する。ノードBは、UEによって測定された他のノードBからの信号の強度に関する情報を受信した後、UEにセル重畳地域内の他のノードBとの通信を許可するか否かを決定するので、前記ノードBが前記のような判断をすることに無理はない。段階901で、ノードBは、UEからP_UL_DPCCHのパイロットフィールド及びTPC命令語、S−UL_DPCCHのパイロットフィールドを受信する。段階901で、P_UL_DPCCHは、順方向専用チャネルの制御情報を伝送し、S−UL_DPCCHは、HSDPAのための逆方向制御情報を伝送する。段階901で、ノードBがS−UL_DPCCHを受信すると、UEがセル重畳地域に位置しているか否かによって、S−UL_DPCCHは異なる構造を有することができる。つまり、前記UEがセル重畳地域に位置しない場合は、前記UEはHS−DSCHを伝送する1つのみのノードBと通信するので、UEがS−UL_DPCCHの送信電力の制御のためにS−UL_DPCCHにパイロット情報を送る必要はない。従って、前記UEがセル重畳地域に位置していない場合、S−UL_DPCCHは、図8A及び図8Dに示す多様な形態のうちからパイロットフィールドのない形態を有することもできる。しかしながら 図9の説明において、UEが常に同一の形態のS−UL_DPCCHのスロットを使用すると仮定する。前記UEが常に同一の形態のS−UL_DPCCHのスロットを使用することによって、前記HSDSCHを伝送するノードBとUEとの間にS−UL_DPCCHのスロット形態を変更するための不要のシグナリングを低減することができる。しかしながら、前記UEがセル重畳地域に位置していない場合、UEが不要の信号を伝送することによって、前記UEのバッテリの消耗量が増加する。前記UEのバッテリの消耗量の増加を防止するために、前記UEがセル重畳地域に位置していない場合、前記UEのS−UL_DPCCHのパイロットフィールド部分を伝送せずに、DTX(Discrete Transmission Off)処理することができる。
段階902で、ノードBは、S_UL_DPCCHのパイロットフィールドを正確に受信したか否かを検査する。段階902で、ノードBがS−UL_DPCCHのパイロットフィールドを受信しなかったという結論が出ると、段階911で、前記ノードBは、P_UL_DPCCHのパイロットフィールドを解析してP_UL_DPCCHに適用するTPC命令語を生成する。段階902で、ノードBがS_UL_DPCCHのパイロットフィールドの受信を確認すると、段階903で、前記ノードBは、P_UL_DPCCHのパイロットフィールド及びS_UL_DPCCHのパイロットフィールドを解析する。段階904で、段階903で解析されたP_UL_DPCCHのパイロットフィールド及びS_UL_DPCCHのパイロットフィールドは、P_UL_DPCCHに適用するTPC命令語の生成及びS_UL_DPCCHに適用するTPC命令語の生成に使用される。
段階905で、ノードBは、S_UL_DPCCHのためのTPCの伝送時点であるか否かを判断する。前記S_UL_DPCCHのためのTPCの伝送時点は、UL_DPDCHを通じて伝送されるデータの重要度、UEの移動速度によるUL_DPCHの電力制御周期、P_UL_DPCHの受信信号品質、S−UL_DPCCHの受信信号品質などを考慮して決定されることができる。UL_DPDCHを通じて伝送されるデータの重要度が高くない場合、HSDSCHのための逆方向制御情報をより正しく受信するために、S_UL_DPCCHのためのTPCをより頻繁に伝送することができる。一方、UEの移動速度によってUL_DPCHの電力制御周期を長くすることができる場合、S−UL_DPCCHのためのTPCをより頻繁に伝送することができる。P−UL_DPCHの受信信号品質が良好であり、前記UEからノードBへの連続的なチャネル環境の変化が無い場合は、S−UL_DPCCHのためのTPCをより頻繁に伝送することができる。最後に、S−UL_DPCCHの信号品質及びチャネル環境の連続的な変化が無い場合は、S−UL_DPCCHのためのTPCをより頻繁に伝送することができる。
UEがセル重畳地域に位置している場合、UL_DPCH及びS_UL_DPCHは、異なる伝送電力を有する。さらに、UL_DPCHがセル重畳地域に位置することによって、セル重畳地域内の全てのノードBが前記UEのUL_DPCHを受信することができるので、同一のUEから伝送されるUL_DPCH及びS−UL_DPCHであっても異なる信号品質及びチャネル環境を有することができる。
段階905で、S_UL−DPCCHのためのTPCの伝送時点でないと判断されると、段階906で、P_UL_DPCCHのためのTPC命令語の伝送を決定し、段階905でS_UL−DPCCHのためのTPCの伝送時点であると判断されると、段階907で、S_UL_DPCCHのためのTPC命令語の伝送を決定する。段階906及び907で決定されたTPCはUL_DPCCH用であると説明されているが、UL_DPCCH及びUL_DPDCHは、異なる伝送速度を有すること以外には全ての環境が同一であるので、UL_DPDCHにも適用されることができる。
段階908で、前記ノードBは、段階901で受信された順方向電力制御命令語によって順方向伝送電力を決定した後、他の順方向信号とともに対応するTPC命令語を前記UEに伝送する。
段階909で、前記ノードBは、前記ノードBと通信している前記UEがセル重畳地域を逃れているかどうかまたは前記UEへのHS−DSCHの伝送が完了されているかどうかを判断する。前記UEがセル重畳地域を逃れているか、または、前記UEへのHS−DSCH伝送が完了されている場合、段階910で、UL_DPCHの逆方向送信電力のみを制御する正常電力制御アルゴリズムを通じてUEの逆方向送信電力を制御し、そうでない場合は、段階901から繰り返す。
図9に示すノードBの制御器動作アルゴリズムに対する説明は、UEがセル重畳地域に位置するか否かによって、段階901ないし段階908の動作を遂行するか否かを決定することを仮定している。つまり、UEがセル重畳地域に位置する場合、ノードBが常に段階901ないし段階908の動作を遂行するためには、UEは、2ms単位のS_UL_DPCCHサブフレーム毎にS_UL_DPCCHにパイロットフィールドを伝送すべきである。これは、HS−DSCHを伝送しないノードBに対する前記UEの干渉を増加させることができる。
従って、前記干渉量を低減させるための他の例として、本発明は、HS−DSCHデータを受信するようにスケジューリングされている時のみにACK/NACK情報及びチャネル報告メッセージがHSDPAノードBによって正確に受信されることを可能にする。従って、前記ノードBは、S_UL_DPCCHを通じてパイロットフィールドを伝送し、それに応じて、前記HSDPAノードBは、図9の動作を遂行することで、S_UL_DPCCHの伝送電力及びP_UL_DPCCHの伝送電力を別途に制御することができる。
より具体的に、前記UEがセル重畳地域に位置する場合、HSDPAノードBは、前記UEにHS−DSCHデータが送信されるようにスケジューリングを遂行し、HS−DSCHデータを受信するために必要な制御情報をSHCCHを通じて伝送する。前記UEは、前記SHCCHを受信してから前記HS−DSCHデータに対するACK/NACK情報を送信するまで、図10の動作によってS_UL_DPCCHを通じてパイロットフィールドを伝送する。一方、前記HSDPAノードBは、前記UEが前記S_UL_DPCCHパイロットフィールドを送信する間に、図9の動作によってS_UL_DPCCHの伝送電力及びP_UL_DPCCHの伝送電力を別途に制御する。
前記UEがセル重畳地域に位置する場合、SHCCH制御情報(つまり、HS−DSCHデータ)が受信されたか否かによってS_UL_DPCCHパイロットフィールドを伝送するか否かが決定される。前記S_UL_DPCCHパイロットフィールドを伝送しない場合は、前述と同様に図8Aないし図8Dに提示されたS_UL_DPCCHの多様な構造のうちパイロットフィールドのないS_UL_DPCCHを使用することもできる。あるいは、前記UEがセル重畳地域に位置すると、常にパイロットフィールドを有した形態でS_UL_DPCCHを伝送し、実際にS_UL_DPCCHパイロットを伝送しない場合は、前述したようにDTX送信によって処理することができる。
図10は、図9に示すノードB制御器に対応するUE制御器のアルゴリズムを示す。
図10を参照すると、段階1001で、UEは、ノードBからTPC命令語を受信する。段階1002で、前記UEは、段階1001で受信されたTPC命令語がS_UL_DPCCHのためのTPCであるか否かを判断する。段階1002で前記受信されたTPC命令語がS_UL_DPCCHのためのTPCであると判断されると、段階1003で、前記S_UL_DPCCHのためのTPCと他のノードBから受信されたP_UL_DPCCHのためのTPCとを分離して解析する。段階1004で、段階1003で分離し解析されたTPCを利用して、S_UL_DPCCHのための伝送電力及びP_UL_DPCCHのための伝送電力を決定する。前記S_UL_DPCCHのための伝送電力の決定において、S_UL_DPCCHのためのTPCが頻繁に伝送されると、相対的に小さい値を有するように前記S−UL_DPCCHの送信電力を決定することができ、前記S_UL_DPCCHのためのTPCの伝送周期が長い場合は、相対的に大きい値を有するように前記S−UL_DPCCHの送信電力を決定することができる。簡単な例として、S−UL_DPCCHのためのTPCが1秒に1000回伝送されると、前記TPCを受信したUEは、約1dBの電力設定周期でS−UL_DPCCHの送信電力を調整することができ、前記TPCが1秒に500回伝送されると、前記TPCを受信するUEは、約2dBの電力設定周期でS−UL_DPCCHの送信電力を調整することができる。
段階1005で、前記UEは、S−UL_DPCCHを伝送する時点であるか否かを判断する。段階1005が必要である理由は、図8A及び図8Bに示すスロット構造を有するS−UL_DPCCHの1つのスロットを利用してHSDPAのための逆方向制御情報を伝送することもできるからである。しかしながら、前記S−UL_DPCCHがスロット毎に同一の形態で伝送されるか、または、S−UL_DPCCHの総区間の間に伝送される場合、段階1005は必要ない。
段階1005で、S_UL_DPCCHの伝送時点であると判断されると、段階1006で、前記UE制御器は、段階1004で決定されたS_UL_DPCCHのための伝送電力が臨界値を超過しているか否かを判断する。段階1006で使用される臨界値は、前記ノードBから伝送されたS−UL_DPCCHのためのTPCを適用したS−UL_DPCCHの送信電力が過多に決定されることを防止することで、セル重畳地域内に位置している他のUEに過多の干渉信号になることを防止するために使用される。
段階1006で、S_UL_DPCCHの送信電力が臨界値を超過していると判断される場合、段階1021で、前記臨界値を利用してS_UL_DPCCHの伝送電力を決定する。本発明においは、説明の便宜のために前記S_UL_DPCCHに対する臨界値を適用しているが、通常は、S_UL_DPCCH、UL_DPCCH、UL_DPDCHの全ての逆方向チャネルの伝送電力の和に対する臨界値を適用する。つまり、全ての逆方向チャネルの送信電力の和が臨界値以上になると、前記チャネルの送信電力が臨界値以上にならないように各チャネルに対して同一の比率で伝送電力を低減させる。普通、HSDPAサービスのためのS_UL_DPCCHを通じて伝送される情報は、HSDPAサービスのために非常に重要な情報であるので、逆方向チャネルの伝送電力の和が臨界値以上である時、UL_DPCCH、UL_DPDCH及びS_UL_DPCCHの送信電力は異なる比率によって低減される。つまり、前記UL_DPCCH、UL_DPDCHの送信電力の低減させる比率をS_UL_DPCCHより大きくしてノードBがS_UL_DPCCHチャネルを信頼性できるように受信されるように保障することができる。段階1007で、S_UL_DPCCHのためのパイロット信号を生成し、P_UL_DPCCHのためのパイロット信号を生成し、段階1008で、段階1004で決定された伝送電力でP_UL_DPCCH及びそれに対応するUL_DPDCHを伝送し、段階1004で決定された送信電力でS−UL_DPCCHを伝送する。
段階1002で、S_UL_DPCCHのためのTPCが受信されなかったと決定されると、段階1011でP_UL_DPCCHのためのTPCを解析した後、段階1012で、P_UL_DPCCHに適用する伝送電力を決定する。段階1013は、段階1012の次の過程であり、段階1005でS_UL_DPCCHの伝送時点でないと判断された場合の次の過程になることができる。段階1013で、P_UL_DPCCHのためのパイロット信号を生成し、段階1014で、段階1012または段階1004で決定された伝送電力でP_UL_DPCCH及びそれに対応するUL_DPDCHを伝送する。
段階1009で、UEがセル重畳地域を逃れているかどうか、または、前記UEがセル重畳地域には位置しているが、それ以上受信するHS−DSCHがないかどうかを判断する。セル重畳地域を逃れているか、または、それ以上受信するHS−DSCHがないと判断される場合、段階1010で、順方向専用チャネル及び逆方向専用チャネルに対する正常的な電力制御アルゴリズムを遂行する。段階1009でソフトハンドオーバーが終了されないか、または、セル重畳地域において受信する他のHS−DSCHがある場合、この過程を段階1001から繰り返す。
本発明の第2実施形態においては、UEがセル重畳地域に位置する場合、HSDPAのための逆方向専用制御チャネルをノードBが正しく受信することができるように前記逆方向専用制御チャネルを通じて別途のパイロットを伝送することによって前記逆方向専用制御チャネルに対するチャネル推定を遂行する方法を提示する。この時、前記UL_DPCCHに対する電力制御方法は、通常の制御方法が使用され、S_UL_DPCCHに対する別途の電力制御は遂行されないと仮定する。前記UEがセル重畳地域に位置しない場合も前記S_UL_DPCCHに別途のパイロットを伝送することができるが、本発明の説明の便宜のために、セル重畳地域のみで前記S_UL_DPCCHを対する別途のパイロットを伝送すると仮定する。
前記UEがセル重畳地域に位置する場合、前記S_UL_DPCCHのチャネル推定のための別途のパイロットは、図8Aないし図8Dと同一の形態を有することができる。前記UEがセル重畳地域に位置しない場合、図3Bに示すS_UL_DPCCHチャネル構造を有する。通常、ノードBは、前記S_UL_DPCCHを通じて伝送される別途のパイロットを利用してチャネル推定し、前記S_UL_DPCCHのサブフレーム(subframe)である3つのスロット内の情報、ACKまたはNACK、CQI(Channel Quality Indicator)情報に対してチャネル補償を遂行する。本発明において、ノードBがS_UL_DPCCHの別途のパイロットを利用した通常のチャネル補償の方法を遂行することもでき、後述する変更されたチャネル補償の方法を遂行することもできる。さらに、前記別途のパイロットは、前記ACK/NACK情報またはCQI情報に対するチャネル補償のためのものであるので、前記情報のうち1つが伝送される場合のみに前記パイロットが伝送されるべきである。
図11Aないし図11Cは、前記パイロットの位置によるS_UL_DPCCHのチャネル推定方法を詳細に説明する図である。図11Aは、前記別途のパイロットがS_UL_DPCCHサブフレーム内でACK/NACKとCQI情報との間に位置する場合、S_UL_DPCCH構造を示す図である。前記別途のパイロット、ACK/NACK、CQI情報の伝送電力は、異なる値に設定されることができる。前記情報の伝送電力は、一般的にUL_DPCCHの伝送電力に対する比によって決定される。ノードBが図11Aと同一の構造のS_UL_DPCCHを受信すると、まず、別途のパイロットであるHS−Pilot1101を受信してチャネル推定を遂行し、HS−Pilot1101を利用して前記ACK/NACKまたはCQIに対するチャネル補償を遂行する。図11Aの場合は、1つのサブフレーム内でチャネル補償が遂行される通常の方法に該当する。しかしながら、前記ACK/NACKの場合、ノードBが前記HS−Pilot1101を受信してからACK/NACKに対するチャネル補償を遂行することができるので、前記ACK/NACK情報を抽出するまでの時間遅延が発生することができる。このようなACK/NACK情報抽出時間遅延は、ノードBが端末に伝送する次のHSDPAパケットのスケジューリング時間を減少させる大きい原因になる。
図11B及び図11Cは、前記ACK/NACKに対するチャネル補償遅延を最小化するための他のS_UL_DPCCH構造を示す。図11Bの1番目のS_UL_DPCCHサブフレームにおいて、HS−Pilotは、前記1番目のサブフレームの情報のうち最後に伝送される。図11Bの2番目のサブフレームにおいて、前記UEがS_UL_DPCCHのサブフレームNにおいてACK/NACK情報のみを伝送する場合と、ACK/NACKとCQIとを共に伝送する場合を示す。前記2番目のフレームにおいて、前記UEは、前記ACK/NACKに対するチャネル補償のために、サブフレームNのパイロットの代わりにサブフレームN−1のHS−Pilot1102を伝送する。このような方法を利用する場合、ノードBがHS−Pilot1102を受信してチャネル推定した後、ACK/NACKに対するチャネル補償を直ちに遂行することができるので、前記1番目のフレームのような時間遅延問題が発生しない。前記UEがS_UL_DPCCHサブフレームNからセル重畳地域に位置する場合、サブフレームN−1がHS−Pilot1102を伝送する構造でないので、サブフレームN−1においてHS−Pilot1102を伝送することができない場合が発生する。この時は、ノードBは、前記サブフレームNのACK/NACKを受信した後、HS−Pilot1103を利用してチャネル補償を遂行する。最後に、3番目のサブフレームは、前記UEがS_UL_DPCCHのサブフレームNにおいてCQI情報のみを伝送する場合のS_UL_DPCCH構造を示す。ノードBが前記CQI情報を抽出する時に前記ACK/NACKのような時間遅延が発生しても、HSDPAパケットスケジューリングに対する影響はない。従って、前記UEは、サブフレームNのCQI及びHS−Pilot1104を伝送し、ノードBは、前記CQI情報を受信した後、HS−Pilot1104を利用してチャネル推定及び補償を遂行する。
図11Cの1番目のサブフレームは、HS−Pilotが前記S_UL_DPCCHのサブフレームの最初の部分に伝送される場合の構造を示す。図11Cの2番目のS_UL_DPCCHサブフレームは、前記端末がS_UL_DPCCHチャネルのサブフレームNにおいてACK/NACK情報のみを伝送する場合と、ACK/NACK及びCQIを共に伝送する場合のS_UL_DPCCH構造を示す。この構造は、図11Cの1番目の構造と同一である。この場合、ノードBは、前記HS−Pilot1105を受信することによってチャネル推定を遂行した後、ACK/NACKまたはACK/NACK及びCQIを受信することによってチャネル補償を遂行する。図11Cの3番目のS_UL_DPCCHサブフレームは、UEがS_UL_DPCCHチャネルのサブフレームNにおいてCQI情報のみを伝送する場合のS_UL_DPCCH構造の例を示す。一般的な方法としては、S_UL_DPCCHサブフレームNのHS−Pilot1106及びCQI情報を伝送する方法がある。UEによる非連続的な伝送を避けるためには、前記CQI情報及びサブフレームN+1のHS−Pilot1107を伝送する方案もある。
勿論、図11B及び図11Cの場合も、UEが前記ACK/NACKまたはCQIを伝送する時、サブフレームNのHS−Pilotと共に伝送することもできる。この場合、ノードBは、図11Aのように通常のチャネル推定及び補償を遂行する。
図12は、本発明の第2実施形態によるUE送信器の例である。
図12を参照すると、制御器1201は、UL_DPCHに適用されるチャネル利得、UL−DPCCHに適用される第1パイロット1211、S−UL_DPCCHに適用されるチャネル利得1252、S−UL_DPCCHに適用される第2パイロット1221などを生成して制御する。前記制御器1201は、ノードBから伝送された複数のTPCを受信し、TPCを利用してチャネル利得1252及びチャネル利得1251を生成する。
多重化器1215は、逆方向送信電力の制御のためのTPC1212、前記制御器1201から出力された第1パイロット1211、TFCI1213、FBI1214を受信してUL−DPCCHを構成する。前記多重化器1215から出力されたUL−DPCCHは、拡散器1216においてUL−DPCCHに適用されるチャネル符号で拡散された後、乗算器1217においてチャネル利得1251と乗算して合計器1240に入力される。
使用者データ1231または上位レイヤーシグナリング情報は、符号化器1232において適した符号に符号化された後、レートマッチング部1233において物理チャネルの伝送形態に適合に加工される。前記レートマッチング部1233から出力された信号は、拡散器1234に入力されてUL_DPDCHになった後、乗算器1235においてUL_DPDCHのためのチャネル利得と掛けられた後、合計器1240に入力される。前記乗算器1235において適用されるチャネル利得は、乗算器1217において適用されるチャネル利得に対してUL_DPCCHとUL_DPDCHの伝送率の差によって決定されることができる。
多重化器1227は、n−チャネルHARQに対する制御情報であるACK/NACK1225が符号器1226において符号化された値及びチャネル測定情報CQI1223が符号器1224において符号化された値と共に制御器1201において決定された第2パイロット1221を多重化してS−UL_DPCCHを構成する。前記第2パイロット1221は、第1パイロットと同一のパターンが使用されるか、第1パイロットと異なるパターンが使用されることができる。UEがセル重畳地域に位置する場合、前記制御器1201が前記HS−Pilot1221を多重化器1227に入力し、UEがセル重畳地域に位置しない場合は、HS−Pilot1221を多重化器1227に入力しない。
多重化制御器1202は、前記ACK/NACK1225、CQI1223、HS−Pilot1221に対する伝送電力を異にして設定する場合、多重化器1227を制御して電力利得を調整する。さらに、前記多重化制御器1202は、図11Aないし図11CのようなS_UL_DPCCH構造を構成するための多重化器を制御する。前記多重化器1227は、通常、サブフレーム単位で前記S_UL_DPCCHを多重化することができる。UEが図11Aないし図11Cのように変更されたチャネル補償のための方案を利用する時、前記多重化制御器1202は、UEがCQIのみを伝送する場合、HS−Pilotと多重化する方法、ACK/NACKまたはACK/NACK及びCQIを共に伝送する場合、HS−Pilotと多重化する方法を調整する。例えば、UEがACK/NACKまたはACK/NACK、CQIを伝送する場合、多重化制御器1202は、多重化器1227が図11の2番目のフレームのようにS_UL_DPCCHを構成するように制御し、CQI情報のみを伝送する場合、図11の3番目のフレームのようにチャネルを構成するように制御することができる。
前記合計器1240は、入力された逆方向信号を合計して乗算器1241に出力する。前記合計器1240において合計された逆方向信号は、異なるチャネル符号と掛けられて区別されることができるので、前記信号を受信するノードBは、適した信号を再生することができる。前記乗算器1241は、UEによって使用される逆方向スクランブリング符号を使用して、前記UEからの逆方向信号が他のUEからの逆方向信号と区別されることができるようにスクランブル過程を遂行する。前記乗算器1241から出力された信号は、変調器1242に入力されて変調された後、RF部1243に入力されて搬送波帯域の信号に変換された後、アンテナ1244を通じてノードBに伝送される。
図13は、本発明の第2実施形態によるノードB受信器のブロック図である。
図13を参照すると、アンテナ1301を通じて受信されたUEの信号は、RF部1302において基底帯域に変換された後、復調器1303において復調され、乗算器1304においてUEによって使用されたスクランブリング符号と同一のスクランブリング符号を使用してディスクランブルされる。前記UEによって使用されたスクランブリング符号は、ノードBから多数のUEに伝送される信号を区別する役割をする。前記乗算器1304から出力された信号は、逆拡散器1310、逆拡散器1320、逆拡散器1330にそれぞれ入力されてUL_DPCCH、UL_DPDCH及びS_UL_DPCCHに区別される。前記逆拡散器1310、逆拡散器1320、逆拡散器1330には、それぞれUL_DPCCH、UL_DPDCH及びS_UL_DPCCHにおいて使用されたチャネル符号と同一のチャネル符号が適用される。前記逆拡散器1310から出力されたUL_DPCCHは、逆多重化器1311においてパイロットフィールド1312のみが分離され、チャネル推定器1313に入力され、前記UEからノードBへの逆方向チャネル環境の推定に使用される。前記パイロット信号の強度が推定された後、ノードBは、前記パイロット信号の強度を使用してUL_DPCHの電力制御のためのTPC命令語を生成する。前記制御器1350は、チャネル推定器1313において推定されたUL−DPCCHのパイロットフィールドの信号推定結果によってUL_DPCHに対するTPC命令語を生成する。前記乗算器1314に入力されたUL_DPCCHは、前記チャネル推定器1313において推定されたチャネル推定値によって補正されて逆多重化器に入力され、TPC1316、TFCI1317、FBI1318に逆多重化される。
逆拡散器1320から出力されたUL_DPDCHは、乗算器1321においてチャネル推定器1313のチャネル推定値を使用して補正された後、復号器1322に入力されてi番目の使用者データまたは上位レイヤーシグナリングメッセージに復旧される。前記復号器1322は、逆レートマッチング機能も共に遂行すると仮定する。
逆拡散器1330から出力されたS−UL_DPCCHは、逆多重化器1332においてイロットフィールドが分離される。この時、前記逆多重化器1332は、HS−Pilotが伝送されたか否か感知する役割も共に遂行すると仮定する。本発明によるHS−Pilotは、S_UL_DPCCHに情報が伝送される時のみにS_UL_DPCCHの別途チャネル推定のために伝送される。従って、ノードBは前記HS−Pilotが伝送されるか否かを感知する必要がある。一方、図11Aのように、ノードBが通常のチャネル推定及び補償を遂行する場合、前記多重化器1332は、HS−Pilotをサブフレーム単位で検出する必要がある。しかしながら、ノードBが図11B及び図11Cのように変更されたチャネル推定及び補償を遂行する場合、前記多重化器1332は、隣接サブフレームからHS−Pilotを検出することが可能であるべきである。例えば、図11Bの2番目のサブフレームのように端末がACK/NACKまたはACK/NACK及びCQIを伝送する時、多重化器1332は、サブフレームN−1のHS−Pilotを検出し、前記HS−Pilotからチャネル推定を遂行すべきである。さらに、図11Bの3番目のサブフレームのように端末がCQI情報のみを伝送する場合、多重化器1332は、サブフレームNのHS−Pilotを検出して、前記HS−Pilotからチャネル推定を遂行することが可能であるべきである。
前記S_UL_DPCCH1340のHS−Pilotは、チャネル推定器1334に入力されてチャネル推定される。乗算器1333においてチャネル補償されたS−UL_DPCCHは、逆多重化器1335に入力され、ACK/NACKとチャネル報告メッセージに分離された後、それぞれ復号器1336及び復号器1338に入力され、チャネル測定情報1337及びACK/NACK1339に復旧される。前記復号器1336及び復号器1338は、UEによって使用された方式と同一の方式の符号及び反復伝送に対する復号機能を有する復号器として定義される。
前記UEがセル重畳地域に位置するか否かによって前記S_UL_DPCCHに対する別途のチャネル推定が可能になるように、前記チャネル推定器1313と連結されたスイッチ1351及び前記チャネル推定器1334と連結されたスイッチ1352を制御して、乗算器1333に入力されるチャネル推定値を調整することができる。つまり、前記UEがセル重畳地域に位置しない場合、UL_DPCCHのパイロットフィールドを利用したチャネル推定値を使用してS−UL_DPCCHをチャネル補償することができる。前記UEがセル重畳地域に位置する場合、前記S−UL_DPCCHのパイロットフィールドを利用したチャネル推定値を使用してS−UL_DPCCHをチャネル補償することができる。前記S−UL_DPCCHが伝送される間、前記チャネルに対する別途の電力制御をしなくても、S−UL_DPCCHのHS−Pilotフィールドを別途に測定してチャネル補償することによって、S−UL_DPCCHの性能が向上することができる。
図14は、本発明の第2実施形態によるUE制御器のアルゴリズムを示す図である。
図14を参照すると、段階1401で、前記UEは、ノードBからTPC命令語を受信する。前記UEは、段階1402で、前記TPCを解析し、段階1403で、逆方向チャネルであるUL_DPCCH、S_UL_DPCCHに対する伝送電力を決定する。一般的に、前記S_UL_DPCCHの伝送電力の値は、S_UL_DPCCHの伝送電力とUL_DPCCHの伝送電力との間に比率として決定される。段階1404で、S_UL_DPCCHの伝送時点であると判断されると、段階1407で、S_UL_DPCCHのためのパイロット信号及びP_UL_DPCCHのためのパイロット信号を生成する。段階1408では、段階1403で決定された伝送電力でP_UL_DPCCH及びそれに対応するUL_DPDCHを伝送し、段階1403で決定された伝送電力でS_UL_DPCCHを伝送する。段階1405は、段階1404でS_UL_DPCCHの伝送時点でないと判断された場合、段階1404の次の過程になる。段階1405では、UL_DPCCHのためのパイロット信号が生成され、段階1406では、段階1403で決定された伝送電力でP_UL_DPCCH及びそれに対応するUL_DPDCHを伝送する。
段階1409で、UEがセル重畳地域を逃れているか否か、または、前記UEがセル重畳地域には位置しているが、それ以上受信するHS−DSCHがあるか否かを判断する。セル重畳地域を逃れているか、または、それ以上受信するHS−DSCHがないと判断される場合、段階1410で、逆方向専用チャネルに対する正常的なチャネル補償を遂行するように、HS−Pilotを含まないS_UL_DPCCH及びUL_DPCCHを伝送する。段階1409で、ソフトハンドオーバーが終了されていないか、または、セル重畳地域において受信するHS−DSCHがある場合は、前記過程を段階1404から反復する。
図15は、本発明の第2実施形態によるノードB制御器のアルゴリズムを示す。
図15を参照すると、段階1500で、ノードBは、前記ノードBからHS−DSCHを受信するUEがセル重畳地域に位置するか否かを判断する。前記UEがセル重畳地域に位置するか否かを判断することは、前記ノードBが、前記UEによって測定された他のノードBの信号の強度に関する情報を受信した後、前記UEにセル重畳地域に位置する他のノードBとの通信を許諾するか否かを判断するので、前記ノードBは、十分前記判断を遂行することができる。段階1501で、ノードBは、UEからUL_DPCCHのパイロットフィールド及びTPC命令語、S−UL_DPCCHのパイロットフィールドを受信する。段階1501でノードBがS−UL_DPCCHを受信すると、UEがセル重畳地域に位置するか否かによってS−UL_DPCCHの構造が異になる。つまり、前記UEがセル重畳地域に位置しない場合、前記UEはHS−DSCHを伝送する1つのノードBのみと通信するので、UEがS−UL_DPCCHの送信電力の制御のためにS−UL_DPCCHにパイロット情報を伝送する必要がない。従って、セル重畳地域にUEが位置していない場合、S−UL_DPCCHは、図8Aないし図8Dに提示された多様な形態のうちパイロットフィールドの無い形態を有することができる。また、前記S_UL_DPCCHは、UEがセル重畳地域に位置するか否かに関係なく、同一の構造を有することもできる。
段階1502で、前記ノードBは、S_UL_DPCCHのパイロットフィールドが正確に受信されたか否かを検査する。段階1502でS−UL_DPCCHのパイロットフィールドが正確に受信されなかったと判断されると、前記ノードBは、段階1509で、UL_DPCCHのパイロットフィールドを解析し、段階1510で、UL_DPCCHに適用するTPC命令語を生成する。前記ノードBは、段階1502で正確なS_UL_DPCCHのパイロットフィールドの受信を確認すると、段階1503で、P_UL_DPCCHのパイロットフィールド及びS_UL_DPCCHのパイロットフィールドを解析する。段階1503で、UL_DPCCHのパイロットフィールドを解析してUL_DPCCHに適用するTPC命令語を生成に使用し、前記UL_DPCCH及びUL_DPDCHに対するチャネル推定に使用する。さらに、S_UL_DPCCHのパイロットは、S_UL_DPCCHをチャネル補償するためのチャネル推定に使用される。前記UL_DPCCH、S_UL_DPCCHから受信されたそれぞれのパイロットでチャネルを推定した後、段階1503で、各チャネルに対するチャネル補償を遂行する。
段階1504で、段階1503で得られたUL_DPCCHパイロットからTPC命令語が生成される。段階1506で、段階1501で受信した順方向電力制御命令語によって順方向伝送電力が決定される。次に、前記ノードBから前記UEに伝送される他の順方向信号と共に対応するTPC命令語が伝送される。
段階1507で、前記ノードBは、ノードBと通信している前記UEがセル重畳地域を逃れているか否か、または、前記UEへのHS−DSCHの伝送が完了しているか否かを判断する。前記UEがセル重畳地域を逃れているか、または、前記UEへのHS−DSCHの伝送が完了した場合、段階1508で、UL_DPCCHのパイロットフィールドのみを利用した逆方向専用チャネルに対する正常的なチャネル補償アルゴリズムが遂行され、そうでない場合は、段階1501から反復する。
以上、本発明を具体的な一実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲は前述の一実施形態によって限られるべきではなく、本発明の範囲内で様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである
UEがソフトハンドオーバー領域に位置する時、複数のセルとUEとの間の順方向及び逆方向チャネル関係を示す図である。 従来の高速順方向パケット接続方式を支援する符号分割多重接続移動通信システムにおいて順方向チャネルの構造を示す図である。 従来の高速順方向パケット接続方式を支援する符号分割多重接続移動通信システムにおいて順方向チャネルの構造を示す図である。 従来の高速順方向パケット接続方式を支援する符号分割多重接続移動通信システムにおいて順方向チャネルの構造を示す図である。 従来の高速順方向パケット接続方式を支援する符号分割多重接続移動通信システムにおいて逆方向チャネルの構造を示す図である 従来の高速順方向パケット接続方式を支援する符号分割多重接続移動通信システムにおいて逆方向チャネルの構造を示す図である。 本発明の実施形態によるノードBの送信装置のブロック図である。 本発明の実施形態によるノードBの受信装置のブロック図である。 図4に示すノードB受信装置に対応するUE送信装置のブロック図である。 2つのセルをカーバするソフトハンドオーバー領域に位置する図5に示すノードB送信装置に対応するUE受信装置のブロック図である。 本発明の実施形態による逆方向チャネルの構造を示す図である。 本発明の実施形態による逆方向チャネルの構造を示す図である。 本発明の実施形態による逆方向チャネルの構造を示す図である。 本発明の実施形態による逆方向チャネルの構造を示す図である。 本発明によるノードB制御器のアルゴリズムを示す図である。 図9に示すノードB制御器に対応するUE制御器のアルゴリズムを示す図である。 本発明の他の実施形態による逆方向チャネルの構造を示す図である。 本発明の他の実施形態による逆方向チャネルの構造を示す図である。 本発明の他の実施形態による逆方向チャネルの構造を示す図である。 本発明のまた他の実施形態によるUE送信装置のブロック図である。 本発明のまた他の実施形態によるノードBの受信装置のブロック図である。 本発明のまた他の実施形態によるUE制御器のアルゴリズムを示す図である。 本発明のまた他の実施形態によるノードB制御器のアルゴリズムを示す図である。
符号の説明
401 制御器
402 TPC
403 パイロット
404 TFCI
411 使用者データ
412、432 符号器
413、433 レートマッチング部
420、445 多重化器
421、434、446 拡散器
422、461 乗算器
460 合計器
462 変調器
463 RF部

Claims (26)

  1. 順方向専用物理チャネルを通じて専用データ及び高速データ共有チャネルを通じた高速パケットデータを同時に提供する第1ノードBと、
    前記第1ノードBに隣接した少なくとも1つの第2ノードBと、
    前記第1ノードB及び前記第2ノードBに逆方向専用データチャネルを通じた専用データを伝送し、第1次逆方向専用制御チャネルを通じて前記専用データの受信に必要なパイロットビット情報及び伝送電力制御情報を含む制御情報を伝送し、3つのスロットから構成されたサブフレームを有する第2次逆方向専用制御チャネルを通じて前記高速パケットデータが受信されたか否かを示す確認情報及び前記第1ノードBと前記移動端末との間の順方向チャネル状態情報を伝送する移動端末が前記第2ノードBが順方向専用物理チャネルを通じた専用データを提供ずるソフトハンドオーバー領域に位置する時、前記第1次逆方向専用制御チャネル及び前記第2次逆方向専用制御チャネルの電力を制御する移動端末と、を含む符号分割多重接続移動通信システムにおける逆方向送信電力制御方法において、
    3つのスロットのうち少なくとも1つのスロットにパイロットビット情報を割り当てた後、前記サブフレームを伝送する過程と、
    前記第1ノードBから前記パイロットビット情報に対する伝送電力制御情報を前記順方向専用物理チャネルを通じて受信する過程と、
    前記伝送電力制御情報によって前記第2次逆方向専用制御チャネルに対する送信電力を制御する過程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記伝送電力制御情報は、所定の伝送時点で受信され、前記伝送時点以外の伝送時点では前記第1次逆方向専用制御チャネルを通じて伝送されたパイロットビット情報に対応する伝送電力制御情報が受信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記移動端末がソフトハンドオーバー領域に位置しない時、前記第2次逆方向専用制御チャネルを通じて伝送される前記パイロットビット情報を不連続伝送処理することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記伝送電力制御情報によって制御された前記第2次逆方向専用制御チャネルに対する送信電力が所定の臨界値を超過すると、前記第2次逆方向専用制御チャネルに対する送信電力を前記所定の臨界値として設定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記サブフレームによって伝送される前記パイロットビット情報は前記確認情報と前記順方向チャネル状態情報との間に伝送されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記パイロットビット情報は、前記確認情報及び前記順方向チャネル情報を伝送するサブフレームの以前サブフレームの最後の一定区間で伝送することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記パイロットビット情報は、前記サブフレームによって伝送される時、前記確認情報及び前記順方向チャネル状態情報に優先して伝送されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 順方向専用物理チャネルを通じて専用データ及び高速データ共有チャネルを通じた高速パケットデータを同時に提供し、第1及び第2逆方向専用制御チャネルの電力を制御する第1ノードBと、
    前記第1ノードBに隣接した少なくとも1つの第2ノードBと、
    3つのスロットから構成されたサブフレームを有する第2次逆方向専用制御チャネルを通じて前記高速パケットデータが受信されたか否かを示す確認情報及び前記第1ノードBと前記移動端末との間の順方向チャネル状態情報を伝送する移動端末が第2ノードBが順方向専用物理チャネルを通じて専用データを提供するソフトハンドオーバー領域に位置する時、前記第1ノードB及び前記第2ノードBに逆方向専用データチャネルを通じた専用データを伝送し、第1次逆方向専用制御チャネルを通じて前記専用データの受信に必要なパイロットビット情報及び伝送電力制御情報を含む制御情報を伝送する移動端末と、を含む符号分割多重接続移動通信システムにおける逆方向伝送電力制御方法において、
    前記3つのスロットのうち少なくとも1つのスロットによって伝送されるパイロットビット情報に対応して前記第2次逆方向専用制御チャネルの電力制御のための第2伝送電力制御情報を生成する過程と、
    前記第2伝送電力制御情報の伝送時点で前記第2伝送電力制御情報を前記順方向専用物理チャネルを通じて伝送する過程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  9. 前記第1次逆方向専用制御チャネルを通じて伝送されるパイロットビット情報に対応して前記第1次逆方向専用制御チャネルの電力制御のための第1伝送電力制御情報を生成する過程と、
    前記第2伝送電力制御情報の伝送時点以外の伝送時点で前記第1伝送電力制御情報を前記順方向専用物理チャネルを通じて伝送する過程と、をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記順方向伝送物理チャネルの伝送電力は、前記第1次逆方向専用制御チャネルを通じて伝送される伝送電力制御情報によって制御されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記サブフレームによって伝送されるパイロットビット情報は、前記確認情報と前記順方向チャネル状態情報との間に伝送されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  12. 前記パイロットビット情報は、前記確認情報及び前記順方向チャネル情報を伝送するサブフレームの以前サブフレームの最後の一定区間で伝送されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  13. 前記パイロットビット情報は、前記サブフレームによって伝送される時、前記確認情報及び前記順方向チャネル状態情報に優先して伝送されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  14. 順方向専用物理チャネルを通じて専用データ及び高速データ共有チャネルを通じた高速パケットデータを同時に提供する第1ノードBと、
    前記第1ノードBと隣接した少なくとも1つの第2ノードBと、
    前記第1ノードB及び前記第2ノードBに逆方向専用データチャネルを通じた専用データを伝送し、第1次逆方向専用制御チャネルを通じて前記専用データの受信に必要なパイロットビット情報及び伝送電力制御情報を含む制御情報を伝送し、3つのスロットから構成されたサブフレームを有する第2次逆方向専用制御チャネルを通じて前記高速パケットデータが受信されたか否かを示す確認情報及び前記第1ノードBと前記移動端末との間の順方向チャネル状態情報を伝送する移動端末が前記第2ノードBが順方向専用物理チャネルを通じた専用データを提供ずるソフトハンドオーバー領域に位置する時、前記第1次逆方向専用制御チャネル及び前記第2次逆方向専用制御チャネルの電力を制御する移動端末と、を含む符号分割多重接続移動通信システムにおける逆方向送信電力制御装置において、
    前記3つのスロットのうち少なくとも1つのスロットにパイロットビット情報を割り当てた後前記サブフレームを伝送する送信装置と、
    前記第1ノードBから前記パイロットビット情報に対応する伝送電力制御情報を前記順方向専用物理チャネルを通じて受信し、前記伝送電力制御情報によって前記第2次逆方向専用制御チャネルに対する送信電力を制御する受信装置と、
    を含むことを特徴とする装置。
  15. 前記受信装置は、前記伝送電力制御情報を所定の伝送時点で受信し、前記伝送時点以外の伝送時点で前記第1次逆方向専用制御チャネルを通じて伝送されたパイロットビット情報に対応する伝送電力制御情報を受信することを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 記送信装置は、前記移動端末がソフトハンドオーバー領域に位置しない時、前記第2次逆方向専用制御チャネルを通じて伝送される前記パイロットビット情報を不連続伝送処理することを特徴とする請求項14に記載の装置。
  17. 前記送信装置は、前記伝送電力制御情報によって制御された前記第2次逆方向専用制御チャネルに対する送信電力が所定の臨界値を超過すると、前記第2次逆方向専用制御チャネルに対する送信電力を前記所定の臨界値として設定することを特徴とする請求項14に記載の装置。
  18. 前記送信装置は、前記パイロットビット情報を前記サブフレームによって伝送する時、前記確認情報と前記順方向チャネル状態情報との間に伝送することを特徴とする請求項14に記載の装置。
  19. 前記送信装置は、前記パイロットビット情報を前記確認情報及び前記順方向チャネル情報を伝送するサブフレームの以前サブフレームの最後の一定区間で伝送することを特徴とする請求項14に記載の装置。
  20. 前記送信装置は、前記パイロットビット情報を前記サブフレームによって伝送する時、前記パイロットビット情報を前記確認情報及び前記順方向チャネル状態情報に優先して伝送することを特徴とする請求項14に記載の装置。
  21. 順方向専用物理チャネルを通じて専用データ及び高速データ共有チャネルを通じた高速パケットデータを同時に提供し、第1及び第2逆方向専用制御チャネルの電力を制御する第1ノードBと、
    前記第1ノードBと隣接した少なくとも1つの第2ノードBと、
    3つのスロットから構成されたサブフレームを有する第2次逆方向専用制御チャネルを通じて前記高速パケットデータが受信されたか否かを示す確認情報及び前記第1ノードBと前記移動端末との間の順方向チャネル状態情報を伝送する移動端末が第2ノードBが順方向専用物理チャネルを通じて専用データを提供するソフトハンドオーバー領域に位置する時、前記第1ノードB及び前記第2ノードBに逆方向専用データチャネルを通じた専用データ、及び第1次逆方向専用制御チャネルを通じて前記専用データの受信に必要なパイロットビット情報及び伝送電力制御情報を含む制御情報を伝送する移動端末と、を含む符号分割多重接続移動通信システムにおける逆方向伝送電力制御装置において、
    前記3つのスロットのうち少なくとも1つのスロットによって伝送されるパイロットビット情報に対応して第2チャネル推定結果を獲得する受信装置と、
    前記第2次逆方向専用制御チャネルの電力制御のための第2伝送電力制御情報を生成し、前記第2伝送電力制御情報の伝送時点で前記第2伝送電力制御情報を前記順方向専用物理チャネルを通じて伝送する送信装置と、
    を含むことを特徴とする装置。
  22. 前記受信装置は、前記第1次逆方向専用制御チャネルを通じて伝送されるパイロットビット情報に対応して前記第1次逆方向専用制御チャネルの電力制御のための第1伝送電力制御情報を生成し、
    前記送信装置は、前記第2伝送電力制御情報の伝送時点以外の伝送時点で前記第1伝送電力制御情報を前記順方向専用物理チャネルを通じて伝送することを特徴とする請求項21記載の記装置。
  23. 前記送信装置は、前記順方向伝送物理チャネルの伝送電力を前記第1次逆方向専用制御チャネルを通じて伝送される伝送電力制御情報によって制御することを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 前記パイロットビット情報は、前記サブフレームによって伝送される時、前記確認情報と前記順方向チャネル状態情報との間に伝送されることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  25. 前記パイロットビット情報は、前記確認情報及び前記順方向チャネル情報を伝送するサブフレームの以前サブフレームの最後の一定区間で伝送されることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  26. 前記パイロットビット情報が前記サブフレームによって伝送される時、前記パイロットビット情報は、前記確認情報及び前記順方向チャネル状態情報に優先して伝送されることを特徴とする請求項21に記載の装置。

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