JP2008539022A - メントール及びカルボキサミドを含むデンタルフロス組成物 - Google Patents
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Abstract
本発明は、
a.単繊維基材と
b.メントールと、N−置換−p−メンタン−カルボキサミド、非環式カルボキサミド及びこれらの混合物から成る群より選択される冷却剤との混合物を含み、前記単繊維基材に被覆されたコーティング組成物と
を含んでなり、
前記冷却剤とメントールの比が、約1:1〜約2.5:1である、デンタルフロス又はデンタル製品に関する。
a.単繊維基材と
b.メントールと、N−置換−p−メンタン−カルボキサミド、非環式カルボキサミド及びこれらの混合物から成る群より選択される冷却剤との混合物を含み、前記単繊維基材に被覆されたコーティング組成物と
を含んでなり、
前記冷却剤とメントールの比が、約1:1〜約2.5:1である、デンタルフロス又はデンタル製品に関する。
Description
本発明は、本明細書において使用される総メントール濃度に関連した特定量の冷却剤を用いて達成される、苦味の軽減と独特で長続きする清涼感を有する着香された歯科用製品に関する。
好ましい味覚特性、及び呼気のリフレッシュ特性を提供するためにミント着香剤をデンタル製品に加えることが知られている。
ミント着香剤の大きな成分は、メントールである。メントールは、その皮膚及び口腔粘膜に対する生理的な冷却効果でよく知られており、及び、歯みがき剤、うがい薬、などの消費製品において着香剤(ペパーミント油の主要成分であるメントール)として広範囲に使われている。
メントールの「冷却」効果はメントールが熱さ又は冷たさの検出に応答する人体の神経終末に直接作用することによる生理学的作用であり、潜在的な蒸発熱によるものではないことはよく知られている。メントールは、神経終末で冷受容器上の直接刺激として作用しそれが、次に中枢神経系を刺激すると考えられる。
メントールが生理学的冷却剤として確立されているにもかかわらず、その使用は、若干の組成物において、その強いミント臭及びその比揮発度によって制限されている。ミントは、また、苦味のような若干の望ましくない特性を備えている。メントールには、風味を損なう傾向があり、適量において使用されなければ、製品に苦味の知覚を与える。
加えて、風味を付けたデンタル製品及びデンタルフロスの使用は先行技術において公知である。デンタルフロスは、従来の歯ブラシでは到達できない歯間の表面から細菌細片及び歯垢を除去するために用いられる。デンタルフロスは、いくつかのポリマー繊維を単一ストランドに結合したもの、又は、代わりに単一のポリマー繊維又は単繊維のいずれかで構成される。
単繊維フロスは、多繊維フロスに比べて、デンタルフロスできれいにすることに伴うすり切れ及び/又は細断が少ないためデンタルフロスの使用者において普及するようになった。特に、単繊維フロスは、その化合物が低い摩擦係数(COF)を伴うので、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)のようなフッ素化重合体を使用して開発されている。COFが低減されることにより、通常の多繊維フロスが挿入時に細断又は破損するような、密に接触した歯間を容易にすべらせることが可能になる。
単繊維は、しかしながら、多繊維の対応物と比較して、塗布する材料が付着できる表面積が減少するため十分な香料を付けて供給することはより困難である。また、若干の単繊維については、内側の繊維に閉じ込められた香味粒子を露出するような束の広がりが生じない。PTFEの表面特性のため、塗布はより困難になる。加えて、デンタル製品の着香は新しいものではないが、単繊維フロス又は単繊維デンタル製品、及びより特定的には、PTFE単繊維フロスに対して、強く、高衝撃性を有し、長続きする香味を提供する問題の解決法は、困難であることが判明している。濃縮着香油は、先行技術のデンタルフロスにおいて着香剤に頻繁に使用されている。このような着香油は、フロスのコーティングに使用される一般のキャリア材(例えば微晶性ワックス、黄蝋など)を溶解するのに必要な高温において揮発性であり、したがって、着香剤の効果は、加熱及び処理の間に大きく失われる。また、フロスの表面積が大きければ、コーティングは空気により多く露出され、したがって、着香剤の損失がより大きくなる。
したがって、従来技術の単繊維デンタル製品及びフロスでは、加熱及び貯蔵における揮発性及び損失のため、及び多繊維基材に比べて単繊維基材の付着表面積が小さいために、高濃度の着香剤油コーティング組成物が使用されてもよい。着香剤油の濃度を増加させるこの傾向は、メントール濃度を増加させ、着香剤の苦味が増大する可能性を招くことになるだろう。
先行技術では着香されたデンタル製品及びフロスの提供について開示されている一方で、先行技術のいずれもが、特に単繊維基材について、ミント着香剤の苦味がなく、ユニークかつ長続きする冷却知覚を消費者に提供するコーティング組成物に関しては手引きを提供していない。これらの利益は、コーティング組成物内に比較的低い揮発性を有する冷却剤を含むことによって達成される。
本発明は、
a.単繊維基材と、
b.メントールと、N−置換−p−メンタン−カルボキサミド、非環式カルボキサミド及びこれらの混合物から成る群から選択される冷却剤との混合物を含み、前記単繊維基材に被覆されたコーティング組成物と
を含んでなり、
前記冷却剤とメントールの比が、約1:1〜約2.5:1である、
デンタルフロス又はデンタル製品に関する。
a.単繊維基材と、
b.メントールと、N−置換−p−メンタン−カルボキサミド、非環式カルボキサミド及びこれらの混合物から成る群から選択される冷却剤との混合物を含み、前記単繊維基材に被覆されたコーティング組成物と
を含んでなり、
前記冷却剤とメントールの比が、約1:1〜約2.5:1である、
デンタルフロス又はデンタル製品に関する。
定義
本明細書で使用する時「デンタル製品」はデンタルフロスを保持する成形された器具を意味する。
本明細書で使用する時「デンタル製品」はデンタルフロスを保持する成形された器具を意味する。
本明細書で使用する時「口腔ケア組成物」又は「口腔用組成物」は、治療薬の全身投与のために、故意に飲み込まれるものではないが、経口作用のために歯の表面及び/又は口の粘膜組織の一部又は実質的に全てに接触させるために十分な時間口腔内に保持される製品を意味する。加えて、これらの用語は、意図的に飲み込まれてもよいが、治療薬の全身投与の目的で飲み込まれるのではない製品を意味することができる。
「口腔状態」とは、本明細書で使用する時、虫歯、歯垢、息の悪臭、歯の侵食、歯肉炎、及び歯周病を含む口腔の疾患又は状態を意味する。口腔状態は更に2002年1月10日、P&G発行のWO 02/02096A2に記載されている。
「安全かつ有効な量」とは、本明細書で使用する時、治療対象の状態を有意に(明らかに)改善するか又は所望の虫歯予防の結果を達成するのに十分高いが、健全な医学的/歯科的判断の範囲内で、(正当な利益/危険率で)重大な副作用を回避するのに十分低い成分の量を意味する。成分の安全かつ有効な量は、治療される特定の状態(例えば虫歯予防効果又は再石灰化効果をもたらすための)、治療される患者の年齢及び身体状態、状態の重症度、治療期間、併用療法の性質、使用する特定の形態、並びに成分を適用するための特定のビヒクルによって異なる。
本明細書において、「含む」とは、最終結果に影響を及ぼさない他の工程及び他の成分を加えることができることを意味する。この用語には「から成る」及び「から本質的に成る」という用語が包含される。
「単繊維」フロス又はデンタル製品とは、本明細書で使用する時、例えば円形、正方形、矩形、又は他の所望の形状の、任意の形状であってもよい歯間のクリーニングに使用するのに適した単一の糸状の材料を意味する。
本明細書の以下で使用される全ての百分率及び比率は、特に指示がない限り、組成物全体の重量を基準とする。
本明細書で言及される全ての測定は、特に明記されない限り25℃で行なわれる。
本明細書で言及される成分の百分率、比率及び濃度は、特に指示がない限り、全て成分の実際の量に基づき、市販製品として成分と組み合わされている可能性がある溶媒、充填剤、又はその他の物質を包含しない。
本明細書に記載された全ての出版物、特許出願、及び発行された特許は、その全体が参照として本明細書に組み込まれる。いかなる引例の引用も、特許請求した発明の従来技術としての有用性についての限定に関する容認ではない。この文書における用語のいずれかの意味又は定義が、参考として組み込まれる文献における用語のいずれかの意味又は定義と対立する範囲については、本文書におけるその用語に与えられる意味又は定義を適用するものとする。
単繊維基材
単繊維基材は、例えばナイロン、ポリエチレン、超高分子量ポリエチレン、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のようなフッ素化ポリマー、膨張性ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)、レーヨン、ダクロン、アクリル、ポリエステル類、酢酸塩ポリマー、ポリオレフィン、ブロックコポリマー、綿、ウール、絹、リネン及びこれらの混合物のような多様な天然又は合成材料から形成できる。単繊維基材は、どのような所望の断面形状であってもよい。一つの実施例において、単繊維基材は、米国特許第5,518,012号、ドーラン(Dolan)らに記載されているような膨張性多孔質PTFE;米国特許第5,765,576号、ドーラン(Dolan)ら、米国特許第5,566,691号、ドーラン(Dolan)ら、米国特許第5,718,251号、グレイ(Gray)ら、米国特許第5,878,758号、バチーノ(Bacino)らに記載されているような引張(towed)PTFE;米国特許第6,539,951号、ベイリー(Baillie)らに記載されているような低密度フロスである。
単繊維基材は、例えばナイロン、ポリエチレン、超高分子量ポリエチレン、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のようなフッ素化ポリマー、膨張性ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)、レーヨン、ダクロン、アクリル、ポリエステル類、酢酸塩ポリマー、ポリオレフィン、ブロックコポリマー、綿、ウール、絹、リネン及びこれらの混合物のような多様な天然又は合成材料から形成できる。単繊維基材は、どのような所望の断面形状であってもよい。一つの実施例において、単繊維基材は、米国特許第5,518,012号、ドーラン(Dolan)らに記載されているような膨張性多孔質PTFE;米国特許第5,765,576号、ドーラン(Dolan)ら、米国特許第5,566,691号、ドーラン(Dolan)ら、米国特許第5,718,251号、グレイ(Gray)ら、米国特許第5,878,758号、バチーノ(Bacino)らに記載されているような引張(towed)PTFE;米国特許第6,539,951号、ベイリー(Baillie)らに記載されているような低密度フロスである。
米国特許第6,539,951号、ベイリー(Baillie)らは、0.04mm(0.0015インチ)〜1.02mm(0.04インチ)の厚み、0.3mm(0.01インチ)〜4mm(0.16インチ)の幅、及び約100〜約3,500デニールの繊維を教示する。最も重要なことは、繊維は、約0.8g/cc未満の密度及び、別の実施例では約0.7g/cc未満、約0.6g/cc未満、約0.5g/cc未満、約0.4g/cc未満、約0.3g/cc未満、並びに約0.2g/cc未満の密度でなければならないことである。これらの各特性は、従来の方法で測定され、例えば、厚みは、キャリパー、はさみゲージ、光学的コンパリター又は走査型電子顕微鏡をも含む従来のいかなる手段によっても決定できる。密度は、(いかなるコーティング又は添加物も含まない)繊維標本の測定質量を測定された標本の体積で除算することによって決定できる。体積は、標本が実質的に矩形の断面である場合、測定された長さ、幅及び厚みを乗算することによって計算可能であり、又は、他の断面形状については、体積の最も正確な近似値を得るための他の既知の計算法によって算出できる。デニールは、(いかなるコーティング又は添加物も含まない)標本の長さ9000メートル当りグラムである。米国特許第6,539,951号、ベイリー(Baillie)らに開示されているように、これらの繊維の有益な特徴は、平面接触加熱で達成されるものよりも粗い繊維が生成されることを助けると思われる、繊維の非接触加熱によって達成される。このより粗い表面は、続いて、フロスの表面摩擦を大きくし、その保持力の改善に寄与する。
もう一つの実施例では本発明のフロスは、米国特許第5,518,012、ドーラン(Dolan)らに開示されているように、横断面が実質的に長方形から楕円形までであり、実質的に折り目又はしわなしで形成される、膨張性ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)繊維の単一の比較的太いストランドを含む。フロスを、既存のフロスにおいて要求されるように、一方又は両方の端がそれ自体の上に折り重ならならないように形成するためには、このフロスが他の先行技術のPTFEフロス繊維より著しく大きな厚みを有するように形成されることが特に重要である。例えば、W.L.ゴア協会(W. L. Gore & Associates, Inc.)によってグライド(GLIDE)という登録商標の下で販売される古い従来の膨張性PTFEフロス繊維は通常、折りたたむ前に約40μmの厚み、及び約2mmの幅の寸法を有する。この材料が折りたたまれて、デンタルフロスとしてパッケージされる時、この材料は通常約90μmの厚み、及び約1.2mmの幅の寸法を有する。ジョンソン・アンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)によってイージースライド(EASY SLIDE)という名前で販売されたPTFEフロスは、折りたたまれない時は通常約23μmの厚み、及び約2.3mmの寸法を有する。この材料が折りたたまれて、デンタルフロスとしてパッケージされる時、この材料は通常約75μmの厚み、及び約1.3mmの幅の寸法を有する。
米国特許第5,518,012号、ドーラン(Dolan)らに示されるフロスは実質的に長方形から楕円形までの断面積寸法を形成する。典型的寸法は、約50〜約250μmの厚み、他の一つの実施形態では約75〜約150μmの厚み、及び、約0.5〜約3mmの幅、並びに他の一つの実施形態では0.7〜約1.5mmの幅を有する。本材料の相当な厚みによって、フロスは折りたたむか、もしくは材料の高さを増大させる必要はなく、極めてよく機能する。加えて、この繊維の長方形から楕円形までの断面形状は、他の市販のフロスに類似しているが、これもたたみ込みはない。
また、これは、端部の小繊維化に対する耐性が高い。この小繊維化問題が解消されたことは、折りたたみの目的の一つが小繊維化されやすいフロスの外部表面の露出端を減少させるためであった以前の膨張PTFEフロス材料に関して大きな進歩である。
これらの特性の各々は、従来の方法で測定される。幅、及び厚みは、キャリパーの使用又は走査電子顕微鏡による測定のような、何らかの従来の手段によって決定される。密度は、標本の測定された重量を標本の計算された体積で除算することによって決定される。体積は、標本の測定された長さ、幅及び厚みを乗算することによって計算される。テナシティは、標本の張力をその単位長当りの正規化重量(テックス[グラム/1000メートル]又はデニール[グラム/9000メートル])で除算することによって算出される。
この最終的なファイバは、約0.5〜約3.0mmの幅、約50〜約250μmの厚み、約80〜約450テックスの重量/長さ、約1.0〜約1.9g/ccの密度、約1.5〜15kgの引張り強度、及び約10〜40g/テックスのテナシティを有するべきである。これらの測定値は、従来の方法による。バルク引張強度は、マサチューセッツ州カントン(Canton)のインストロン試験機(INSTRON Machine)のような引張り試験機で測定された。シート製品の場合、引張り荷重の測定の間、インストロン試験機にシート製品の緊締に適した掴み具を取り付けた。引張り試験機のクロスヘッド速度は、毎分25.4cmであった。標点距離は、10.2cmであった。繊維の場合、引張り荷重の測定の間、インストロン試験機に、繊維及びストランド製品の緊締に適した繊維(ホーン形)掴み具を取り付けた。引張り試験機のクロスヘッド速度は、毎分25.4cmであった。標点距離は、25.4cmであった。
このフロスはまた、有孔率又は「空洞率」の増加を示した。空洞率は、製品の容積密度と固有の密度の比で測定される。前記フロスは処理時に、相当に多孔性を保持し、完成形態において圧縮性であって、低応力下で密度を高める能力を有する。本特性によって、歯と歯肉との間に適用される時、フロスの扱いがより容易、かつより楽になる。その結果、フロスの使用中に歯間を通すように緊密な領域に押し込まれる時、フロスは密度を高めて歯の面積のより大きな部分を横断して拭うことによって、従来のフロスより良好な清浄作用を生じることになる。
冷却剤及びメントール
一つ以上の冷却剤がコーティング組成物の0.001重量%〜約25重量%、別の実施形態では約8重量%〜約20重量%、更に別の実施形態では、約15重量%〜約20重量の濃度で組成物中に存在する。
一つ以上の冷却剤がコーティング組成物の0.001重量%〜約25重量%、別の実施形態では約8重量%〜約20重量%、更に別の実施形態では、約15重量%〜約20重量の濃度で組成物中に存在する。
一つの実施形態において、冷却剤は、以下の式内のN−置換p−メンタン−カルボキサミドである。これらのカルボキサミドは顕著な生理的冷却活性を有し、無臭又は殆ど無臭で、揮発性は比較的低く、実質的に無毒性であり、次の式に従う。
式中、R’は単独に存在する時、水素又は最大25個の炭素原子を含む脂肪族ラジカルで、
R’’は単独に存在する時、ヒドロキシ又は最大25個の炭素原子を含む脂肪族ラジカルで、R’が水素の場合は、R’’はまた、最大10個の炭素原子をもつアリールラジカルであってもよく、及び、置換フェニル、フェニルアルキル(phenalkyl)又は置換フェニルアルキル(phenalkyl)、ナフチル並びに置換ナフチル、ピリジルを含む基から選択され、及び、
R’とR’’はそれらが結合する窒素原子と共に統合される時、最大25個の炭素原子の環式、複素環式の群、例えばピペリジノ、モルホリノなどを表す。
R’’は単独に存在する時、ヒドロキシ又は最大25個の炭素原子を含む脂肪族ラジカルで、R’が水素の場合は、R’’はまた、最大10個の炭素原子をもつアリールラジカルであってもよく、及び、置換フェニル、フェニルアルキル(phenalkyl)又は置換フェニルアルキル(phenalkyl)、ナフチル並びに置換ナフチル、ピリジルを含む基から選択され、及び、
R’とR’’はそれらが結合する窒素原子と共に統合される時、最大25個の炭素原子の環式、複素環式の群、例えばピペリジノ、モルホリノなどを表す。
上記の定義において、「脂肪族」は、いかなる直鎖、分枝鎖又は芳香族不飽和のない環式ラジカルが含まれることが意図されており、及び、したがって、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アシルオキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アミノアルキル、アシルアミノアルキル、カルボキシアルキル及び類似の組合せが含まれる。
脂肪族の場合、R’及びR’’の典型的な値は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、n−デシル、シクロプロピル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロヘプチルメチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシ−n−プロピル、6−ヒドロキシ−n−ヘキシル、2−アミノエチル、2−アセトキシエチル、2−エチルカルボキシエチル、4−ヒドロキシ−2−ブチニル(4-hydroxybut-2-ynyl)、カルボキシメチルなどである。
R’’がアリールの場合、典型的な値は、ベンジル、ナフチル、4−メトキシフェニル、4−ヒドロキシフェニル、4−メチルフェニル、3−ヒドロキシ−4−メチルフェニル、4−フルオロフェニル、4−ニトロフェニル、2−ヒドロキシナフチル、ピリジル、などである。
これらの化合物は、1979年1月23日発行の米国特許第4,136,163号、ワトソン(Watson)らに詳述されている。一つの実施形態において、冷却剤は(ジボーダン(Givaudan)から入手可能な)「WS−3」として知られるN−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミドで、濃度はコーティング組成物の約8重量%〜約23重量%である。これらの化合物は構造的にメントール自体に非常に類似している点に留意する必要がある。
別の実施例では、冷却剤は1980年10月28日発行の米国特許第4,230,688号、ローセル(Rowsell)らにおいて開示されたものから選択された非環式のカルボキサミドである。
688号特許のカルボキサミド類は、ある種の非環式の第三級及び第二級のカルボキサミドである。これらは、
R’及びR’’は単独に存在する時、各々水素、C1〜C5アルキル又はC1〜C8ヒドロキシアルキルであり、及び、合計8個以下の炭素原子を提供するが、ただしR’が水素である時、R’’はまた6個までの炭素原子のアルキルカルボキシアルキルであってもよいことを条件とし;
R’及びR’’が共に統合される時、6個までの炭素原子のアルキレン基を表し、この基の対向末端はアミド窒素原子に結合し、それによって窒素複素環を形成し、この炭素鎖は酸素により任意に中断されてもよく;
R1は、水素又はC1〜C5アルキルであり;並びに、R2及びR3は、各々C1〜C5アルキルであり;ただし(i)R2及びR3は、合わせて合計少なくとも5個の炭素原子、好ましくは5〜10個の炭素原子を提供し;及び(ii)R1が水素である時、R2はC2〜C5アルキルであり、及びR3はC3〜C5アルキルであり、並びにR2及びR3の少なくとも一方は分枝鎖であり、好ましくは前記式中の(*)の印が付けられた炭素原子に関してα又はβの位置にあるという構造を有する。
R’及びR’’が共に統合される時、6個までの炭素原子のアルキレン基を表し、この基の対向末端はアミド窒素原子に結合し、それによって窒素複素環を形成し、この炭素鎖は酸素により任意に中断されてもよく;
R1は、水素又はC1〜C5アルキルであり;並びに、R2及びR3は、各々C1〜C5アルキルであり;ただし(i)R2及びR3は、合わせて合計少なくとも5個の炭素原子、好ましくは5〜10個の炭素原子を提供し;及び(ii)R1が水素である時、R2はC2〜C5アルキルであり、及びR3はC3〜C5アルキルであり、並びにR2及びR3の少なくとも一方は分枝鎖であり、好ましくは前記式中の(*)の印が付けられた炭素原子に関してα又はβの位置にあるという構造を有する。
カルボキサミド化合物は通常、水に溶解しないが、それらは、粒状固形物として、及びコーティング組成物に直接添加、又はコーティング組成物を作るために用いる他の固体成分と混合してデンタル製品のコーティング組成物中に使用され得る。冷却剤は、封入によって、又は予め極性溶剤に溶解して、及び/又は芳香油に混合して組成物中に使用するといった、いくつかの様式で添加することができる。封入は、従来の手順を使用して達成され、例えば封入は水溶性剤に加えて更に非水溶性剤を使用して実施できる。冷却知覚の遅延が好ましい場合、封入の使用は有益的であり得る。カルボキサミドが極性溶媒に溶解される場合、そのような溶媒は、多種多様な材料から選択されることができる。一つの実施形態において溶媒は、エチルアルコール、酢酸エチル、ジエチルエーテル、イソプロピルアルコール及びグリセリンよりなる群から選択される。
別の実施形態において本明細書の冷却剤は、市販の「WS−3」として知られるN−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド、「WS−23」として知られる、N,2,3−トリメチル−2−(1−メチルエチル)ブタンアミド、及びそれらの混合物のようなパラメンタン・カルボキシ・アミド剤類である。冷却剤は更にメントール、高砂(Takasago)によって製造されるTK−10として知られる3−1−メントキシプロパン−1,2−ジオール、ハールマン及びライマー(Haarmann and Reimer)によって製造される、MGAとして知られるメントン・グリセロール・アセタール、ハールマン及びライマーによって製造されるフレスコラット(Frescolat)(登録商標)として知られるメンチル乳酸塩、及び、メーン(Mane)製のフィスクール(Physcool)(登録商標)として知られ、V.メーン・フィーユ(Mane Fils)出願の米国特許第5,725,865号において更に開示されたモノメンチル・スクシナートからなる群から選択できる。本明細書で使用する時、メントール及びメンチルという用語は、これらの化合物の右旋性及び左旋性の異性体、並びにこれらのラセミ混合物を包含する。TK−10は、米国特許第4,459,425号(アマノ(Amano)ら、1984年7月10日発行)で記載されている。
本発明は、更に、安全及び有効な量のメントールを含む。一般的に本発明のコーティング組成物は約0.01重量%〜約20重量%、別の実施形態では約1重量%〜約15重量%、他の実施形態では約3〜約10重量%の濃度のメントールを含む。コーティング組成物におけるメントール濃度の算出において、メントールを含むペパーミント油又は他の香味油からのメントール量に加えてコーティング組成物に直接添加され得るメントールを含む濃度が含められる。
一つの実施形態において冷却剤のメントールに対する比は約1:1〜約2.5:1、別の実施形態においては約1.3:1〜約2:1、及び他の実施形態においては約1.5:1〜約1.9:1である。本発明のコーティング組成物における冷却剤とメントールの比は、新鮮な製品のコーティング組成物について測定され、及びデンタルフロス又はデンタル製品の製造後3日以内に測定される。
任意成分
ワックス類
本明細書のコーティング組成物は、任意に安全かつ有効な量の、水溶性又は非水溶性の、天然又は合成のワックスを含むことができる。これらのワックスには、動物、植物、ミネラル、石油、及び微晶性のワックスが含まれる。一般に、本明細書におけるコーティング組成物において使用され得るワックスには蜜蝋、キャンデリラ、カンデラ、カルナウバ、パラフィン、微晶性ワックス、フィッシャー・トロプシュ・ワックス、ポリエチレンワックス、脂肪酸ワックス、アミドワックス及びそれらの混合物が含まれる。
ワックス類
本明細書のコーティング組成物は、任意に安全かつ有効な量の、水溶性又は非水溶性の、天然又は合成のワックスを含むことができる。これらのワックスには、動物、植物、ミネラル、石油、及び微晶性のワックスが含まれる。一般に、本明細書におけるコーティング組成物において使用され得るワックスには蜜蝋、キャンデリラ、カンデラ、カルナウバ、パラフィン、微晶性ワックス、フィッシャー・トロプシュ・ワックス、ポリエチレンワックス、脂肪酸ワックス、アミドワックス及びそれらの混合物が含まれる。
一つの実施形態において本明細書において役立つパラフィンワックスは一般に約68℃〜約70℃の融点域をもち、本明細書において役立つ微晶性ワックスは、約65℃〜約80℃の融点を有し、本明細書において役立つ蜜蝋は、約62℃〜約65℃の融点を有し、本明細書において役立つ蜜蝋は、約62℃〜約65℃の融点を有し、引火点は242℃であり、本明細書において役立つキャンデリラワックスは、約68℃〜約72℃の融点を有し、本明細書において役立つカルナバワックスは、約83℃〜約86℃の融点を有し、本明細書において役立つフィッシャー・トロプシュ・ワックスは、約95℃〜約120℃の融点を有し、及び、本明細書において役立つポリエチレンワックスは約90℃〜約120℃の融点を有する。蜜蝋、キャンデリラ及びカルナバワックスの合成等級についても天然の等級と類似の特性で使用できる。
水溶性ワックスは、ポリ(エチレングリコール)又はPEGと呼ばれる分子量1,000〜20,000の比較的低分子量の液体及びワックス類の形状で入手可能なエチレンオキシドのポリマー類を含む。通常、20,000以下の分子量を有するポリマーはPEG、及び20,000を上回るものはポリ(エチレンオキシド)−(PEO)であると定義される。一つの実施形態において、PEGの融点は、約45℃〜約60℃である。
着香剤
本発明は、任意に更に安全かつ有効量の着香剤を含むことができる。適切な着香剤には冬緑油、ペパーミント油、スペアミント油、クローブ芽油、メントール、アネトール、サリチル酸メチル、ユーカリプトール、1−メンチルアセテート、及びこれらの混合物が含まれる。着香剤は、一般的に、コーティング組成物の約0.001重量%〜約5重量%の濃度、別の実施形態では、約0.01重量%〜約2重量%の濃度でコーティング組成物に使用される。
本発明は、任意に更に安全かつ有効量の着香剤を含むことができる。適切な着香剤には冬緑油、ペパーミント油、スペアミント油、クローブ芽油、メントール、アネトール、サリチル酸メチル、ユーカリプトール、1−メンチルアセテート、及びこれらの混合物が含まれる。着香剤は、一般的に、コーティング組成物の約0.001重量%〜約5重量%の濃度、別の実施形態では、約0.01重量%〜約2重量%の濃度でコーティング組成物に使用される。
上述のようにこれらの安定性を改善するために、着香剤油は、微小封入処理によって好適なマトリックスで分散させることができる。任意にアラビアゴムのような無毒性ゴムを含むマルトデキストリン溶液に分散された着香剤油エマルジョン類をスプレー乾燥し、エマルジョン類を押出加工、トレイ乾燥又は、ドラム乾燥させて固体を形成して所望の粒径に挽き、コアセルベーション又は、水性相分離法によってゼラチンのような無毒性コーティング内に塗布された着香剤を生成する方法を含む従来の手順によって作ることができる。粒子内の着香剤の量は、1〜30%の間で変化できる。封入された着香剤の粒子は、当該技術分野において、例えば米国特許番号第3,943,949号;第3,957,964号;第4,033,365号;第4,071,614号;第4,386,106号;第4,515,769号;第4,568,560号及び第5,004,595号に記載されている。
甘味剤
本発明は、任意に更に安全かつ有効量の甘味剤を含むことができる。
本発明は、任意に更に安全かつ有効量の甘味剤を含むことができる。
任意に使用可能な甘味剤は、スクラロース、ショ糖、グルコース、サッカリン、ブドウ糖、果糖、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、フルクトース、マルトース、キシリトール、サッカリン塩類、タウマチン、アスパルテーム、D−トリプトファン、ジヒドロカルコン、アセスルファム及びシクラマート塩類、ネオテーム、タガトース、特にアセスルファム、シクラミン酸ナトリウム及びナトリウムサッカリン及びそれらの混合物を含む。一つの実施形態において、コーティング組成物は、これらの薬剤をコーティング組成物の約0.001重量%〜約10重量%、別の実施形態では約0.01重量%から約2重量%含む。
II.コーティング組成物の単繊維基材への適用
コーティング組成物は、従来の処理方法によって作られる。本発明のコーティング組成物は、コーティング組成物の重量(w/w)(すなわち、コーティングの重量/単繊維基材にコーティングを加えた重量)について、約2重量%〜約30重量%、別の実施形態では、約5重量%〜約20重量%、及び更に他の実施形態では約10重量%〜約15重量%の濃度で単繊維基材に適用される。
コーティング組成物は、従来の処理方法によって作られる。本発明のコーティング組成物は、コーティング組成物の重量(w/w)(すなわち、コーティングの重量/単繊維基材にコーティングを加えた重量)について、約2重量%〜約30重量%、別の実施形態では、約5重量%〜約20重量%、及び更に他の実施形態では約10重量%〜約15重量%の濃度で単繊維基材に適用される。
更に、一つの実施形態において、コーティング組成物は、実質的に一様な外部表面を有する。別の実施形態ではコーティング組成物外部表面は、一様ではない。
繊維にコーティングを塗布するプロセスは、当該技術分野において周知であって、及び、米国特許第5,220,932号、ブラス(Blass)に記載されている。コーティングは、噴霧又はパディングなど他の従来の技術によって、長繊維に塗布することができる。
最後に、コーティング及び乾燥の後、必要ならば、スプーリング処理中の繊維のローリング又は折重なりに注意して、繊維は、スプールに巻取ることができる。
以下の非限定的な実施例は、本発明の範囲内の好ましい実施形態を更に説明する。本発明の範囲から逸脱することなく、これらの実施例の多くの変形が可能である。
Claims (10)
- a.単繊維基材と、
b.メントールと、N−置換−p−メンタン−カルボキサミド、非環式カルボキサミド及びこれらの混合物から成る群から選択される冷却剤との混合物を含み、前記単繊維基材に被覆されたコーティング組成物と
を含んでなり、
前記冷却剤とメントールの比が、約1:1〜約2.5:1である、デンタルフロス又はデンタル製品。 - 前記冷却剤が、N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミドである、請求項1に記載のフロス又は製品。
- 前記冷却剤が、N,2,3−トリメチル−2−(1−メチルエチル)ブタンアミドである、請求項1に記載のフロス又は製品。
- 前記冷却剤が、N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミドと、N,2,3−トリメチル−2−(1−メチルエチル)ブタンアミドとの混合物である、請求項1に記載のフロス又は製品。
- 前記比が、約1.3:1〜約2:1である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のフロス又は製品。
- 前記比が、約1.5:1〜約1.9:1である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のフロス又は製品。
- 前記コーティング組成物が、天然又は合成のワックス化合物を更に含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のフロス又は製品。
- 前記ワックスが、蜜蝋、キャンデリラ、カンデラ、カルナウバ、パラフィン、微晶性ワックス、フィッシャー・トロプシュ・ワックス、ポリエチレンワックス、脂肪酸ワックス、アミドワックス及びそれらの混合物から成る群から選択される不溶性のワックスである、請求項7に記載のフロス又は製品。
- 前記単繊維基材が、膨張性ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)繊維のストランドである、請求項1〜8のいずれか一項に記載のフロス又は製品。
- 前記単繊維基材が、1.0〜1.9g/ccの密度並びに長さ方向に幅及び厚みの一様な寸法を有し、外部表面の断面が実質的に長方形ないし楕円形であり、単繊維はその外部表面が完全に露出するように折り目がない、請求項9に記載のフロス又は製品。
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