JP2008536353A - 通信システムにおける出力制御及びサービスの品質(qos)の導入 - Google Patents

通信システムにおける出力制御及びサービスの品質(qos)の導入 Download PDF

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Abstract

【課題】通信システムにおける出力制御及びサービスの品質(QOS)の導入。
【解決手段】多元接続通信システムにおいてサービスの品質(QoS)の導入のために、基地局は、そのシステムによりサポートされる全QoSクラスの端末からのデータ伝送を処理し、そのデータ伝送に関するステータス情報を得る。ステータス情報は、各受信パケットが正しく復号されるかエラーで復号されるかどうか及び各パケットに対する遅延を示すことができる。各QoSクラスに対して、基地局は、不利な条件に置かれた端末からのデータ伝送に関するステータス情報に基づき1又は複数の測定基準を導出し、その測定基準及びQoSクラスに対する要求に基づきQoSパラメータを更新する。各QoSクラスに対するQoSパラメータは、そのQoSクラスに対して送られるデータ伝送のための伝送出力を決定する。基地局は、全QoSクラスに対するQoSパラメータを同報通信する。各端末は、基地局に送るデータ伝送の出力制御のために適用可能なQoSクラスに対するQoSパラメータを使用する。
【選択図】図2

Description

関連文献
特許に関する本出願は、米国特許仮出願番号第60/658,990号、名称“直交多重化を利用する無線通信システムのための出力制御のサービスの品質の導入(Quality of Service Implementation of Power Control for a Wireless Communication System Utilizing Orthogonal Multiplexing)”、2005年3月4日出願、及び、米国特許仮出願番号第60/707,208号、名称“通信システムにおける出力制御及びサービスの品質(QOS)の導入(Quality of Service Implementation of Power Control for a Wireless Communication System Utilizing Orthogonal Multiplexing)”、2005年8月10日出願、に優先権を主張し、その全体が引用によってここに取り込まれている。
本明細書は、一般に通信に係り、より具体的に、通信システムにおけるデータ伝送及び出力制御に関する。
多元接続通信システムは、順方向リンク及び逆方向リンク上で複数の端末と同時に通信することが可能である。順方向リンク(又はダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを呼び、そして逆方向リンク(又はアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを呼ぶ。複数の端末は、同時に逆方向リンク上でデータを伝送し、そして/又は順方向リンク上でデータを受け取ることができる。これは、多くの場合、時間ドメイン、周波数ドメイン及び/又はコード・ドメインにおいて互いに直交するように各リンク上で複数の伝送を多重化することによって実現される。
多元接続システムは、様々な通信サービス、例えば、音声、データ、等、をサポートできる。各サービスは、ある目標達成度(performance)要求に関係付けられることができる。異なるサービスを受けている端末は、システムの交信可能地域の全体にわたり分散されることがあり、そして異なるチャネル状態を観測することがある。その結果、これらの端末は、受けようとしているサービスに指定された目標達成度を実現するために、異なる量の伝送出力を必要とする。
したがって、多元接続システム中の端末がそのシステムによりサポートされるサービスに対して指定された目標達成度を実現できることを確実にするための技術に対してこの分野における必要性がある。
サマリー
多元接続通信システムにおいて伝送出力を制御するためそしてサービスの品質(QoS:Quality of Service)の導入をサポートするための技術が、本明細書中に記載される。QoSは、データ伝送に対する所望のレベル又は最低レベルの目標達成度(performance)を呼ぶ。QoSは、1又はそれより多くの基準、例えば、目標パケット・エラー・レート(PER:packet error rate)、最小データ・レート、最大遅延又は待ち時間、その他、によって定量化されることができる。1つのQoSクラスは、特定のQoS要求、例えば、特定の目標PER、特定の最小データ・レート、特定の最大遅延、その他、に関係する。異なるQoS要求を有する複数のQoSクラスは、システムに対して規定されることができる。システムによりサポートされるサービスは、QoSクラスにマッピングされることができる。
システム内のあるセクタに対する基地局は、そのシステムによりサポートされる全てのQoSクラスの端末からのデータ伝送を受け取る。基地局は、そのデータ伝送を処理し、そしてこれらの伝送についてのステータス情報を得る。ステータス情報は、各受信パケットが正しく復号されるか(良いか)又はエラーで復号されるか(消去されるか)かどうかを示すことができる。基地局は、1又はそれより多くのデータ伝送を選択し、各QoSクラスに対するQoSパラメータを更新するために使用する。各QoSクラスに対して選択されるデータ伝送は、交信可能範囲端のところに位置する端末からのデータ伝送であり得る。各QoSクラスに対するQoSパラメータは、出力制御パラメータであり得て、それはそのQoSクラスに対して送られるデータ伝送のための伝送出力を決定する。各QoSクラスに関して、基地局は、そのQoSクラスに対して選択されたデータ伝送に関するステータス情報に基づいて1又はそれより多くのQoS測定基準(metric)を決定し、そして1又はそれより多くのQoS測定基準及びそのQoSクラスに対する1又はそれより多くのQoS要求に基づいてQoSパラメータを更新する。基地局は、セクタ内の端末へ全てのQoSクラスに対するQoSパラメータを同報通信することができる。各端末は、それに端末が属しているQoSクラスに対するQoSパラメータを取得し、そしてその基地局へ送るデータ伝送の出力制御のためにこのQoSパラメータを使用する。
本発明の様々な態様及び実施形態が、以下にさらに詳細に記述される。
[詳細な説明]
用語“具体例の”は、“例、事例、又は例示として働くこと”を意味するように本明細書中では使用される。“具体例の“として本明細書中で記載されたいずれかの実施形態又は設計が、その他の実施形態又は設計よりも好ましい又は優位であるとして必ずしも解釈される必要はない。
本明細書中に記述されるQoS技術及び出力制御技術は、様々な多元接続通信システムに対して使用されることができる。例えば、これらの技術は、符号分割多元接続(CDMA:code division multiple access)システム、周波数分割多元接続(FDMA:frequency division multiple access)システム、時分割多元接続(TDMA:time division multiple access)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA:orthogonal frequency division multiple access)システム、空間分割多元接続(SDMA:spatial division multiple access)システム、擬似直交多元接続システム、及びその他に対して使用されることができる。本技術は、しかも順方向リンクと逆方向リンクの伝送に対して使用されることができる。明確化のために、以下の記載の多くは、逆方向リンク伝送に対してである。
図1は、複数の基地局110と複数の端末120とを有する多元接続通信システム100を示す。基地局は、一般に端末と通信する固定局であり、そして同様にアクセス・ポイント、ノードB、又はある別の用語で呼ばれることができる。各基地局110は、固有の地理的な区域102に対して通信可能範囲を提供する。用語“セル”は、その用語がその中で使用される文脈に応じて基地局を呼ぶ及び/又はその交信可能区域を呼ぶことができる。システム能力を向上させるために、基地局交信可能区域は、複数のより小さな区域、例えば、3つのより小さな区域104a,104b,及び104c、へと区分されることが可能である。各小さな区域は、それぞれの基地局トランシーバ・サブシステム(BTS:base transceiver subsystem)によって取り扱われる。用語“セクタ”は、その用語がその中で使用される文脈に応じて、BTS及び/又はその交信可能区域を呼ぶことができる。セクタ化されたセルに関して、そのセルの全てのセクタに対するBTSは、一般的にそのセルに対する基地局の内部に一緒に存在する。簡単のために、用語“基地局”は、セルを取り扱う固定局及びセクタを取り扱う固定局の両者に対して本明細書中では一般的に使用される。システム・コントローラ130は、基地局110に接続し、そしてこれらの基地局のための調整及び制御を提供する。
端末は、固定である又は移動可能であることができ、そして同様に移動局、無線デバイス、ユーザ装置、又はある別の用語で呼ばれることができる。各端末は、任意の所定の瞬間にゼロの、1つの、又は複数の基地局と通信することができる。以下の記述では、用語“端末”及び“ユーザ”は、互換的に使用され、そして用語“セクタ”及び“基地局”も、同様に互換的に使用される。取り扱い(serving)基地局は、端末がそれと通信する基地局/セクタである。
システム100は、様々な通信サービスを提供することができ、それは例えば、音声、パケット・データ、ビデオ、媒体同報通信、テキスト・メッセージ通信、及びその他、のようなものである。各サービス及び/又はサービスの各ランク(rank)は、特定の目標達成度(performance)要求に関係付けられることができる。例えば、音声サービスは、特定の目標PER、最小データ・レート、及び最大遅延要求に関係付けられることができる。別の1つの例として、パケット・データ・サービスは、特定の目標PER要求に関係付けられることができ、そしてパケット・データ・サービスの別のランクは、異なる最小データ・レート要求に関係付けられることができる。パケット・データ・サービスは、同様に、パケット待ち時間、待ち時間ジッタ(jitter)、パケット通話待ち時間(それは通話当り複数のオブジェクトがあるHTTPのようなトラフィックに対して適していることがある)、パケット通話待ち時間ジッタ、消去レート、誤検出、偽のアラーム、停電確率、及びその他、又はこれらの任意の組み合わせ、に関係付けられることができる。
複数の(L個の)QoSクラスは、システムに対して規定されることができる、ここで、L>1である。各QoSクラスは、特定のQoS要求に関係付けられ、そして異なるQoSクラスは、異なるQoS要求を有する。システムによってサポートされるサービスは、QoSクラスにマッピングされることができる。一般に、各サービスは、異なるQoSクラスにマッピングされることができ、異なる目標達成度要求を有するサービスの異なるランクは、異なるQoSクラスにマッピングされることができ、同じ目標達成度要求を有する別のサービスは、同じQoSクラスにマッピングされることができる、等である。例えば、音声又はパケット・データ・サービスの異なるランクは、異なる最小データ・レート要求を有するが、同じ目標PER要求と最大遅延要求を有することができ、そして各ランクは、異なるQoSクラスにマッピングされることができる。各QoSクラスに対するQoS要求は、そのQoSクラス上にマッピングされた(複数の)サービスの目標達成度要求によって決定されることができる。例えば、音声サービスに対するQoSクラスは、特定のエラー・イベント・レートに関係付けられることができ、そこでエラー・イベントは、エラーで復号されるパケットに、又は、指定された最大遅延の後で受け取られるパケットに起因することがある。このQoSクラスに対するQoS要求は、それから音声サービスに対する最大遅延要求及び目標PERによって決定される。
端末は、任意の所定の時間に1つのサービスを受けることができる、又は同時に複数のサービス(例えば、音声とパケット・データ)を受けることができる。システム内の端末は、システムによりサポートされる別のサービスを受けることができる。各端末は、その端末により受けられようとしている各サービスに関する各QoSクラスに対するQoS要求を満足させる必要があるはずである。
図1に示されたように、端末は、システムの交信可能区域全体に分散されることがあり、そして異なるチャネル状態を観測することがある。その結果、所定のデータ・レートに対して、端末は、取り扱い基地局において所定の受信信号−対−ノイズ−及び−干渉比(SNR:signal-to-noise-and-interference ratio)を実現するために、一般的に異なる大きさの伝送出力を要求する。不利な条件に置かれた端末(disadvantaged terminal)は、取り扱い基地局に対して小さなチャネル利得(すなわち、大きなパス損失)を有し、そして取り扱い基地局において所定の受信SNRを実現するために高い出力レベルで伝送する必要がある。不利な条件に置かれた端末は、典型的に交信可能範囲の端に位置するが、一般にどこにでも位置することがある。強い端末は、取り扱い基地局に対して大きなチャネル利得(すなわち、小さなパス損失)を有し、そして同じ受信SNRのためにより低い出力レベルで伝送することが可能である。各端末は、その端末に対して適用可能な各QoSクラスに対するQoS要求を満足させるためにある大きさの伝送出力を要求する。
出力制御手段は、各QoSクラスに対して送られるデータ伝送のための伝送出力を調節するために使用されることができ、その結果、そのQoSクラスのQoS要求が満足される。出力制御手段は、様々な方式で与えられることができる。明確化のために、複数の具体例の設計が、以下に説明される。
図2は、QoSの導入をサポートする出力制御手段200を示す。基地局110aは、複数の(L個の)QoSクラスをサポートし、それは1からLのインデックスを与えられる、ここで、L>1である。基地局110aは、N個の端末120aから120nと通信する、ここで、N≧1である。単純にするために、次の説明は、1つのQoSクラスが各端末に対して適用可能であり、QoSクラスaが端末120aに対して適用可能であり、ここで、a∈{1,...,L}であり、そしてQoSクラスnが端末120nに対して適用可能であり、ここで、n∈{1,...,L}である、ことを仮定する。1つのトラフィック・チャネルは、各端末に割り当てられ、そしてその割り当てられたトラフィック・チャネル上でのデータ伝送は、適用可能なQoSクラスに対するQoS要求を満足させる必要がある。
図2に示された実施形態に関して、出力制御手段200は、基準ループ202とQoSループ206とを含む。1つの実施形態では、基準ループ202は、基地局110aと各端末120との間で動作し、そしてQoSループ206は、基地局110aと同じQoSクラス内の全ての端末との間で動作する。
端末120aに対する基準ループ202の動作が、以下に説明される。基準ループ202は、端末120aからの指定された伝送のための伝送出力を調節して、基地局110aにおいて測定されるように、この伝送についての受信SNRを目標SNRに可能な限り近くに維持する。その指定された伝送は、制御チャネル上で端末120aにより送られる信号、割り当てられたトラフィック・チャネル上で端末120aにより送られるパケット・データ、又はある別の伝送であり得る。指定された伝送に対する伝送出力は、同様に基準出力レベルとも呼ばれる。基準ループ202に関して、基地局110aにあるSNR推定器210は、指定された伝送に対する受信SNRを推定する。伝送出力制御(TPC:transmit power control)コマンド発生器212は、目標SNRに対して受信SNRを比較する、目標SNRは指定された伝送に対する所望の目標達成度のレベル(例えば、1%PER)を実現するために別の1つのループによって調節されることができる。発生器212は、その比較結果に基づいてTPCコマンドを発生する。各TPCコマンドは、(1)受信SNRが目標SNRより低い場合に、基準出力レベルを増加させるように端末120aを指示するUPコマンド、又は(2)受信SNRが目標SNRに等しいかそれよりも高い場合に、基準出力レベルを減少させるように端末120aを指示するDOWNコマンドであり得る。基地局110aは、端末120aに順方向リンク上でTPCコマンドを伝送する。
端末120aは、基地局110aからの順方向リンク伝送を受け取りそして処理する。端末120aの内部で、TPCコマンド(Cmd)検出器250は、端末120aに対して送られた各TPCコマンドを検出し、そしてTPC判断を与える、それは(1)受信TPCコマンドがUPコマンドであると見做される場合にUP判断、又は(2)受信TPCコマンドがDOWNコマンドであると見做される場合にDOWN判断、のいずれかであり得る。伝送出力計算ユニット260は、TPCコマンド検出器250からのTPC判断に基づいて基準出力レベルを調節する。送信(TX)データ・プロセッサ270は、その指定された伝送をスケーリングして基準出力レベルを実現する。端末120aは、基地局110aにその指定された伝送を送る。
一般的に時間とともに変化しそして特に移動端末に対して変化する逆方向リンクのパス損失、フェーディング、及びマルチパス効果のために、指定された伝送に対する受信SNRは、継続的にふらつく。基準ループ202は、逆方向リンク・チャネル状態において変化が存在する中で、指定された伝送に対する受信SNRを目標SNRで又はその近くに維持しようと試みる。
QoSループ206は、システムによりサポートされる各QoSクラスに対するQoSパラメータを維持する。各QoSクラスに対するQoSパラメータは、(1)そのQoSクラスの基地局110aに送る各データ伝送のための伝送出力を調節する、そして(2)そのQoSクラスに属している全ての端末がQoSクラスに対するQoS要求を満足できることを確実にする、ために使用される。各QoSクラス内の端末は、基地局110aの交信可能区域全体に分布されることができる。不利な条件に置かれた端末からのデータ伝送は、QoS要求を満足させるためにより高い伝送出力を要求する。1つの実施形態では、各QoSクラスに対するQoSパラメータは、そのQoSクラス内の不利な条件に置かれた端末からのデータ伝送に基づいて調節される。不利な条件に置かれた端末でさえもこれらのQoS要求を満足できることを確実にすることにより、各QoSクラス内の全ての端末は、そのQoSクラスに対するQoS要求を満足させることを保障されることが可能である。
QoSループ206に関して、基地局110aにあり、1つのプロセッサ又は複数のプロセッサ中に含まれることができるL個のユニット220aから220lは、L個のQoSクラスに対するQoSパラメータを独立して調節する。各QoSクラスに対するユニット220の内部で、受信(RX)データ・プロセッサ222は、そのQoSクラスに対して端末によって送られたデータ伝送を処理し、各パケットが正しく復号されたか又はエラーで復号されたかどうかを決定し、そしてQoSパラメータ調節ユニット224にステータス情報(例えば、各パケットのステータス及び遅延)を与える。ユニット224は、不利な条件に置かれた端末からのデータ伝送のステータス情報に基づいて1又はそれより多くのQoS測定基準(metric)を決定する。ユニット224は、次に、そのQoS測定基準がQoS要求に適合するようにQoSパラメータを調節する。L個のユニット224aから224lは、L個のQoSクラスに対してQoSパラメータを与える、それは端末に順方向リンク上で同報通信される。
端末120aにおいて、信号通信プロセッサ252は、基地局110aからの順方向リンク伝送を処理し、そして端末120aに適用できるQoSクラスaに対するQoSパラメータを得る。伝送出力計算ユニット260は、プロセッサ252からQoSパラメータを、そして検出器250からTPC判断を受け取り、そして全ての入力に基づいて割り当てられたトラフィック・チャネルに対する伝送出力を計算する。TXデータ・プロセッサ270は、計算された伝送出力に基づいてデータ伝送をスケーリングし、そして基地局110aにトラフィック・チャネル上でデータ伝送を送る。
各QoSクラスに対するQoSパラメータは、様々な形式で与えられることができる。QoSパラメータの好適な選択は、様々な要因、例えば、システム・タイプ、所望の目標達成度特性、及びその他、に依存する。一例として、TDMA,FDMA,又はOFDMAシステムに関して、QoSパラメータは、トラフィック・チャネルに対する受信SNRの下側の境界に置かれることができ、その結果、必要な目標達成度又はそれより良い目標達成度が実現されることが可能である。CDMAシステム又はある別の干渉が制限するシステムに関して、QoSパラメータは、必要な目標達成度を与えるSNRで又はその近くにトラフィック・チャネルに対する受信SNRを維持することができる。明確にするために、次の説明は、1つのQoSクラスに対してである。
1つの実施形態では、QoSパラメータは、最小伝送出力デルタΔPminであり、それはデータ伝送のための伝送出力を下側の限界に置く。例えば、伝送チャネルの伝送出力は、次式で表されることができる:
dch(n)=Pref(n)+ΔP(n) 式(1)
ここで、Pdch(n)は更新インターバルnのあいだのトラフィック・チャネルの伝送出力であり:
ref(n)は更新インターバルnのあいだの基準出力レベルであり;そして
ΔP(n)は更新インターバルnのあいだの伝送出力デルタである。
送信出力レベルPdch(n)とPref(n)及び伝送出力デルタΔP(n)は、デシベル(dB)の単位で与えられる。ΔP(n)は、以下に説明されるように決定されることができる。トラフィック・チャネル上のデータ伝送及び指定された伝送が同じようなノイズ及び干渉特性を観測する場合、式(1)は、結果としてデータ伝送に対する受信SNRが指定された伝送に対する受信SNRよりもΔP(n)dB高くなることになる。
伝送出力デルタは、次式のように制約されることがある:
ΔP(n)∈[ΔPmin,ΔPmax] 式(2)
ここで、ΔPminはトラフィック・チャネルに対して許容され得る最小の伝送出力デルタであり、そして
ΔPmaxはトラフィック・チャネルに対して許容され得る最大の伝送出力デルタである。
QoSループは、端末がQoSクラスに対する要求を満足することができることを確実にするようにΔPminを調節する。ΔPminは、多くの場合、悪いチャネル状態を観測している不利な条件に置かれた端末に適用される。不利な条件に置かれた端末は、一般的に隣接するセクタの近くに位置し、そして高送信出力レベルは、この隣接するセクタへの高いセクタ間干渉に結果としてなる。より小さなΔPminは、不利な条件に置かれた端末がより低い出力レベル伝送することを可能にし、そのようにセル間干渉を減少させる。しかしながら、ΔPminは、不利な条件に置かれた端末がQoSクラスに対する要求を満足することができることを確実にするために低すぎるように設定されるべきではない。
別の1つの実施形態では、QoSパラメータは、伝送出力オフセットPosであり、それはトラフィック・チャネルに対する伝送出力を得るために基準出力レベルに加算される。この実施形態に関して、Pdch(n)は、次式のように表されることができる:
dch(n)=Pref(n)+Pos 式(3)
ここで、Posは、伝送出力オフセットであり、dBの単位で与えられる。QoSループは、指定された伝送に対する受信SNRよりもほぼPosdB高くなるようにトラフィック・チャネル上でのデータ伝送の受信SNRを維持する。
さらに別の1つの実施形態では、QoSパラメータは、基準出力レベルPref(n)を調節するために使用する目標SNRである。この実施形態に関して、指定された伝送は、トラフィック・チャネル上でのデータ伝送であり得る。データ伝送の受信SNRは、目標SNRを達成するために調整され、それは順にQoS要求を満足するように調節される。
最小伝送出力デルタΔPmin、伝送出力オフセットPos、及び目標SNRは、QoSパラメータの3つの具体例の形式である。QoSパラメータは、同様に別の形式で与えられることができ、そしていずれかの伝送パラメータを調節するために使用されることができ、そしてこれは本発明の範囲内である。例えば、パケット当りの伝送の目標平均数(HARQ)は、目標SNRの代わりに調節されることができる。伝送出力は、その時には、伝送の目標平均数と比較して早い/遅いパケット打ち切りに基づいて調節されることができる。
各QoSクラス内の不利な条件に置かれた端末は、様々な方法で識別されることができる。各端末に対するチャネル利得は、端末により送られるパイロット又はある別の伝送に基づいて推定されることができる。パイロットは、送信機及び受信機により事前に知られたシンボルの伝送である。1つの実施形態では、各端末に対する推定されたチャネル利得は、利得しきい値に対して比較され、そしてそのチャネル利得が利得しきい値より低い場合に、その端末は、不利な条件に置かれた端末であると見做される。別の1つの実施形態では、各QoSクラス内の全ての端末に対する推定チャネル利得は、順番に並べられ、そして悪いチャネル利得を有する予め決められた割合(例えば、10%)又は予め決められた端末の数が、不利な条件に置かれた端末であると見做される。さらに別の1つの実施形態では、端末は、その最も強いチャネル利得率で伝送し、そしてこの情報は、不利な条件に置かれた端末を識別するために使用される。さらに別の1つの実施形態では、不利な条件に置かれた端末は、それらの能動セットの大きさに基づいて識別される。1つの端末に対する能動セットは、端末がそれを用いて通信する基地局を含み、そしてより大きな能動セットの大きさは、不利な条件に置かれた端末を表すことができる。さらに別の1つの実施形態では、不利な条件に置かれた端末は、ポート・セットに対するSNRに基づいて識別される。各ポート・セットは、周波数副帯域のグループを包含できる。異なるポート・セットは、使用上の異なる制約を有することがあり、それは周波数再使用方式に基づいて決定されることができる。異なるポート・セットは、同様に異なるQoS要求を有することができる、それは各ポート・セットに対する別々のQoSパラメータを維持することによって、そしてそのポート・セット上で受信される伝送に基づいて各ポート・セットに対するQoSパラメータを調節することによって満たされることができる。不利な条件に置かれた端末は、同様にパイロット強度、キャリア−対−ノイズ比(C/N)、又はある別の品質測定基準に基づいて識別されることができる。
各QoSクラスに対するQoSパラメータは、上に説明されたように、QoSクラス内の不利な条件に置かれた端末からのデータ伝送に基づいて更新されることができる。QoSパラメータを更新するために使用する不利な条件に置かれた端末の数は、QoSパラメータを更新するために使用するエラー・イベントの良い統計的な平均化を与えるように選択されることができる。あるいは、各QoSクラスに対するQoSパラメータは、QoSクラス内の全ての端末からのデータ伝送に基づいて更新されることができる。明確にするために、下記の説明の多くは、各QoSクラスに対するQoSパラメータが不利な条件に置かれた端末からのデータ伝送に基づいて更新されると仮定する。
図3は、QoSクラスに対するQoSパラメータを更新するためのプロセス300を示す。QoSクラス内の全ての端末からのデータ伝送は、そのデータ伝送に関するステータス情報を得るために、受信されそして処理される(例えば、復調されそして復号される)(ブロック310)。ステータス情報は、例えば、各受信パケットのステータス(良い又は消去される)、各パケットの遅延、及びその他、を含むことができる。少なくとも1つのQoS測定基準は、不利な条件に置かれた端末からのデータ伝送に関するステータス情報に基づいて決定されることができる(ブロック312)。例えば、エラー・イベント・レート、PER、伝送遅延、及びその他のような様々なQoS測定基準が、使用されることができる。QoS測定基準は、そのQoSクラスに対するいずれかの要求(例えば、上に説明されたパケット・データに対する要求)に基づいて規定されることができる。QoSパラメータは、そのQoSクラスに対する少なくとも1つのQoS測定基準と少なくとも1つのQoS要求に基づいて更新される(ブロック314)。例えば、最小伝送出力デルタΔPmin、伝送出力オフセットPos、又は目標SNRは、全てのQoS要求が満足される場合に増加されることができ、そしていずれのQoS要求も満足されない場合に減少されることができる。QoSクラスに対する更新されたQoSパラメータは、複数の端末に同報通信されることができる(ブロック316)。
QoSパラメータは、QoSパラメータの形式及び更新のために使用されるQoS測定基準に応じて様々な方式で更新されることができる。QoSパラメータを更新するための特定の実施形態が、以下に説明される。この実施形態に関して、各トラフィック・チャネルに対する伝送出力は、式(1)と式(2)に示されたように計算され、各QoSクラスiに対するQoSパラメータは、ΔPmin,iであり、そしてQoS測定基準は、エラー・イベント・レートER(i)である。エラー・イベントは、エラーで復号されるパケット、最大遅延要求を満足しないパケット、及びその他のために生じることがある。各QoSクラスiは、エラー・イベントのレートの具体的な上限に関係し、それはER_limit(i)と示される。例えば、音声サービスに対するQoSクラスは、1%エラー・イベント・レートの上限と関係付けられることができる。
図4は、上に説明された特定の実施形態に関して、QoSクラスiに対するQoSパラメータを更新するためのプロセス400を示す。最初に、QoSクラスiのエラー・イベント・カウンタE(i)と伝送カウンタT(i)は、両者ともゼロにリセットされる、すなわち、E(i)=0そしてT(i)=0である(ブロック410)。QoSクラス(i)のトラフィック・チャネルは、任意のトラフィック・チャネル上でのパケット伝送のあいだモニタされる(ブロック412)。パケット伝送が受信されるときはいつでも、伝送は処理され、そして受信パケットのステータス(例えば、良い又は消去済み)及びパケットの遅延が、決定される(ブロック414)。
次に、(1)パケット伝送が不利な条件に置かれた端末からかどうか、そして(2)エラー・イベントがそのパケット伝送のあいだに生じたかどうか、の決定がなされる(ブロック416)。答えがブロック416に対して‘Yes’である場合、エラー・イベント・カウンタは、E(i)=E(i)+1のように増加され、そして伝送カウンタも、同様にT(i)=T(i)+1のように増加される(ブロック418)。そうでなければ、答えがブロック416に対して‘No’である場合、伝送カウンタだけが増加される(ブロック420)。
ブロック418とブロック420の後で、QoSパラメータを更新する時間であるかどうかの決定がなされる(ブロック422)。QoSパラメータは、予め決められた数の伝送を受け取った後で、予め決められた数のエラー・イベントに遭遇した後で、指定された時間インターバルで、及びその他で、更新されることができる。QoSパラメータを更新する時間がまだ来ていずそして答えがブロック422に対して‘No’である場合、その時にはプロセスはブロック412に戻り、QoSクラスiに対する次のパケット伝送を待つ。
答えがブロック422に対して‘Yes’でありそしてQoSパラメータが更新されようとしている場合、エラー・イベント・レートは、ER(i)=E(i)/T(i)として計算される(ブロック422)。QoSパラメータが予め決められた数の受信パケット伝送の後毎に更新される場合、エラー・イベント・カウンタE(i)は、規格化されていないエラー・イベント・レートを表し、そして直接使用されることができる、その結果、ER(i)は、計算される必要がない。次に、エラー・イベント・レートER(i)がQoSクラスiに対するER_limit(i)を超えるかどうかの決定がなされる。答えが‘Yes’である場合、QoSクラスiに対するQoSパラメータΔPmin,iは、ΔPup,iだけ増加される、すなわち、ΔPmin,i=ΔPmin,i+ΔPup,iである(ブロック428)。より大きなΔPmin,iは、より高い伝送出力を使用することを不利な条件に置かれた端末に強要し、その高い伝送出力はQoSクラスiに対するエラー・イベントを減少させることが可能である。そうでなければ、エラー・イベント・レートER(i)がER_limit(i)に等しいかそれよりも小さい場合、QoSクラスiに対するQoSパラメータΔPmin,iは、ΔPdn,iだけ減少される(ブロック432)。より低いΔPmin,iは、不利な条件に置かれた端末がより低い伝送出力を使用することを可能にし、その低い伝送出力は隣接するセクタへの干渉を低減する。ブロック428とブロック432は、次式のように表されることができる:
Figure 2008536353
ΔPmin,iに対して許容される値の範囲は、QoSクラスiに対して、例えば、コンピュータ・シミュレーション、実験的測定値、及びその他に基づいて、事前に決定されることができる。ΔPmin,iは、この範囲内、すなわち、ΔPmin,i∈[ΔPmin,min,i,ΔPmin,max,i]、になるように制約されることがある、ここで、ΔPmin,min,iは、ΔPmin,iに対して許容される最小値であり、そしてΔPmin,max,iは、ΔPmin,iに対して許容される最大値である。ブロック428においてΔPmin,iを増加させた後で、更新されるΔPmin,iは、ΔPmin,max,iよりも小さくなる又はそれに等しくなるように制約される(ブロック430)。同様に、ブロック432においてΔPmin,iを減少させた後で、更新されるΔPmin,iは、ΔPmin,min,iに等しくなる又はそれよりも大きくなるように制約される。ブロック430とブロック434は、次式のように表されることができる:
Figure 2008536353
ブロック430とブロック434の後で、プロセスは、QoSパラメータの次の更新インターバルのためにブロック410に戻る。
一般に、QoSクラスに対する各QoS要求は、QoSパラメータを更新する際に明示的に又は黙示的に制約されることがある。例えば、QoSクラスに対するPER及び最大遅延要求は、エラー・イベント・レートの計算において明示的に考慮されることができる。最小データ・レート要求は、受信データ伝送を適切なQoSクラスへと分類する際に黙示的に考慮されることができる。
図3と図4は、1つのQoSクラスに対するQoSパラメータを更新することを示す。同じプロセスが、そのシステムによりサポートされるL個のQoSクラスの各々に対して独立に実行されることができる。同じQoS測定基準又は異なるQoS測定基準が、L個のQoSクラスに対して使用されることができる。L個のQoSクラスに対するQoSパラメータは、同じ更新インターバル又は異なる更新インターバルで更新されることができる。各QoSクラスに対する更新インターバルは、例えば、そのQoSクラスに対するER_limit(i)及びデータ・レートのような、様々な要因に基づいて決定されることができる。
図3と図4は、しかもQoSパラメータを更新するための具体的な実施形態を示す。一般に、QoSパラメータは、様々な方法でそして様々な測定基準を使用して更新されることができる。QoSパラメータは、各QoSクラスに対して維持されることができ、そして図4に対して上に説明されたように、そのQoSクラス内の不利な条件に置かれた端末からのデータ伝送に対するエラー・イベント・レートに基づいて更新されることができる。QoSパラメータは、同様に、各QoSクラス内の全ての端末に対して維持されることができる。QoSパラメータは、同様に、それぞれ個々の端末に対して維持されることができ、そしてその端末からのデータ伝送に対して導かれた1又はそれより多くのQoS測定基準に基づいて更新されることができる。
具体例の擬似直交多元接続システムに対する複数のQoSクラスをサポートする出力制御手段、それはしかも擬似直交分割接続(QODA:quasi-orthogonal multiple-access system)とも呼ばれる、が以下に説明される。QODAシステムは、直交周波数分割多重化(OFDM:orthogonal frequency division multiplexing)を利用し、それは全システム帯域幅を複数の(K個の)直交周波数副帯域へと区分する多重キャリア変調技術である。これらの副帯域は、しかも、トーン、サブキャリア、ビン、周波数チャネル、及びその他とも呼ばれる。各副帯域は、データとともに変調されることができるそれぞれのサブキャリアと関係付けられる。
QODAシステムは、複数の(M個の)トラフィック・チャネルのセットを有し、各セットが複数の(N個の)トラフィック・チャネルを含む。各トラフィック・チャネルは、時間−周波数ブロックの特定の系列にマッピングされる。各時間−周波数ブロックは、特定のタイム・スロット中の特定の副帯域セットに対応する。副帯域セットは、1又は複数の副帯域を含むことができ、そして1つのタイム・スロットは、1又は複数のシンボル期間に広がることができる。各トラフィック・チャネルは、周波数ホッピング(FH:frequency hopping)パターンに関係付けられることができ、それはデータ伝送のために使用可能な各タイム・スロットにおいてトラフィック・チャネルに対して使用する特定の時間−周波数ブロックを指示する。
各セット内のN個のトラフィック・チャネルは、互いに直交し、そしてセット内のどの2つのチャネルも同じ時間−周波数ブロックを使用しない。M個のチャネル・セットは、互いにオーバーラップし、そしてM個のセット内のM個のトラフィック・チャネルは、各時間−周波数ブロックにマッピングされる。ランダム・オーバーラッピングに対して、チャネル・セット内のトラフィック・チャネルに対するマッピングは、他のM−1個のチャネル・セットの各々の中のトラフィック・チャネルに対するマッピングに対して擬似ランダムである。ランダム・オーバーラッピングは、セクタ内干渉ダイバーシティを提供することができる。普通のオーバーラッピングに関して、チャネル・セット内のトラフィック・チャネルに対するマッピングは、他のM−1個のチャネル・セットの各々のうちの1つのトラフィック・チャネルに対するマッピングと同じである。普通のオーバーラッピングに対して、M個のトラフィック・チャネルは、時間−周波数ブロックの同じ系列にマッピングされ、そしてそれを限定的に再使用する。いずれにせよ、合計M・N個のトラフィック・チャネルが、QODAシステムにおける使用のために利用可能である。これらのトラフィック・チャネルは、L個のサポートされるQoSクラスに対するデータ伝送のために割り当てられることができる。
擬似直交多重化を用いて、複数の端末は、同じ時間−周波数ブロックを使用することが可能である。それぞれのセクタにおいて観測される全干渉は、(1)同じセクタ内部の複数の端末からのセクタ内干渉、そして(2)他のセクタの端末からのセクタ間干渉、からなる。セクタ内干渉は、(1)同じ時間−周波数ブロックで送られるオーバーラップする伝送、そして(2)直交トラフィック・チャネル上で送られる複数の伝送のあいだの直交性の喪失、から来ることがある。直交性の喪失は、結果としてキャリア間干渉(ICI:inter-carrier interference)及びシンボル間干渉(ISI:inter-symbol interference)になることがある。セクタ内干渉とセクタ間干渉は、目標達成度への大きな影響を有し、そして以下に説明されるように緩和されることができる。
図5は、出力制御手段500を示し、それはQODAシステムにおいて端末120xの伝送出力を調節するために使用されることができる。端末120xは、取り扱いセクタ110xと通信し、そして隣接セクタに干渉を引き起こすことがある。図5は、単純化のために1つだけの隣接セクタ110yを示す。
出力制御手段500は、4つのループ−基準ループ502、Qループ504、QoSループ506、及びΔPループ508−を含む。基準ループ502は、取り扱いセクタ110xにある端末120xの受信SNRを推定し、そして受信SNRが目標SNRで又はその近くで維持されるように基準出力レベルPref(n)を調節する。ΔPループ508は、セクタ間干渉の考慮に基づいて端末120xに対する伝送出力を調節する。QoSループ506は、ΔPminを調節し、そして端末120xが適用可能であるQoSクラスに対するQoS要求を達成することが可能であることを確実にする。Qループ504は、セクタ110xに対して良い目標達成度を実現するためにオーバーラッピング係数を調節する。
基準ループ502、Qループ504、及びQoSループ506は、端末120xと取り扱いセクタ110xとの間で動作する。ΔPループ508は、端末120xと隣接セクタ110yとの間で動作する。基準ループ502、Qループ504、QoSループ506、及びΔPループ508は、安定性を確保するために異なるレートで更新されることができる。例えば、Qループ504は、QoSループ506よりも遅いレートで更新されることができ、QoSループ506は、ΔPループ508よりも遅いレートで更新されることができ、ΔPループ508は、基準ループ502よりも遅いレートで更新されることができる。
基準ループ502は、図2の基準ループ202に関して上に説明された方法で動作することができる。基地局110xは、端末110xからの指定された伝送の受信SNR及び目標SNRに基づいて端末120xに対するTPCコマンドを発生する。端末120xは、TPCコマンドを受け取り、そしてそれぞれの受信TPCコマンドに基づいて基準出力レベルを調節することができ、次式のようである:
Figure 2008536353
ここで、Pupは、基準出力レベルの増加ステップ・サイズであり、そしてPdnは、基準出力レベルの減少ステップ・サイズである。
セクタ間干渉を許容可能なレベルの範囲内に維持しつつ、できるだけ高い出力レベルがトラフィック・チャネルに対して使用されるように、ΔPループ508は、トラフィック・チャネルに対する伝送出力を調節する。ΔPループ508に関して、隣接セクタ110y内部のセクタ間干渉推定器540は、逆方向リンク上の伝送を受信し、そして他のセクタ中の端末からセクタ110yにより観測されるセクタ間干渉を推定する。他のセクタ干渉(OSI:other-sector interference)ビット発生器542は、セクタ間干渉推定値を受け取り、そして次のように隣接セクタ110yに対するOSIビットを設定する:
Figure 2008536353
ここで、Iinter(m)は、時間インターバルmにおけるセクタ110yに対するセクタ間干渉推定値であり;
targetは、標準セクタ間干渉しきい値であり;そして
OSIB(m)は、時間インターバルmにおけるセクタ110yに対するOSIビットである。
隣接セクタ110yは、同様に、セクタ110yによって観測されるセクタ間干渉のある別の指標も発生することができる。隣接セクタ110yは、システム内の端末に順方向リンク上でOSIビットを同報通信する。
端末120xにおいて、OSIビット検出器562は、隣接セクタによって同報通信されたOSIビットを受信し、そして検出されたOSIビットを与える。チャネル推定器564は、取り扱いセクタ及び隣接セクタからパイロットを受信し、そして各セクタに対するチャネル利得を推定する。伝送出力デルタ調節ユニット566は、検出されたOSIビット、チャネル利得、及びΔPminに基づいて伝送出力デルタΔP(n)を調節する。例えば、端末120xは、次式のように、最も強い隣接セクタからのOSIビットに基づいて決定論的な方法でΔP(n)を調節することができる:
Figure 2008536353
ここで、ΔPup(n)とΔPdn(n)は、一定値又は可変値であり得る。例えば、ΔPup(n)とΔPdn(n)は、最も強い隣接セクタのチャネル利得比rsns(n)及び前の更新インターバルn−1の伝送出力デルタΔP(n−1)の関数であり得る。rsns(n)は、取り扱いセクタのチャネル利得に対する最も強い隣接セクタのチャネル利得の比である。最も強い隣接セクタが高いセクタ間干渉を観測し、そしてそのOSIビットを‘1’に設定する場合、ΔPdn(n)は、rsns(n)とΔP(n−1)の両方に関係することがあり、その結果、(1)最も強い隣接セクタのより大きなチャネル利得がより大きなΔPdn(n)に結果としてなり、そして(2)ΔP(n−1)のより大きな値がより大きなΔPdn(n)に結果としてなる。逆に、最も強い隣接セクタが低いセクタ間干渉を観測し、そしてそのOSIビットを‘0’に設定する場合、ΔPup(n)は、rsns(n)とΔP(n−1)の両方に逆に関係することがあり、その結果、(1)最も強い隣接セクタのより大きなチャネル利得がより小さなΔPup(n)に結果としてなり、そして(2)ΔP(n−1)のより大きな値がより小さなΔPup(n)に結果としてなる。
ΔP(n)は、同様に確率論的な方法で調節されることもできる。例えば、OSIビットが‘0’に設定される場合、ΔP(n)を増加させるための確率Prup(n)が決定され、そしてΔP(n)は、この確率に基づいてΔPupだけ増加される。逆に、OSIビットが‘1’に設定される場合、ΔP(n)を減少させるための確率Prdn(n)が決定され、そしてΔP(n)は、この確率に基づいてΔPdnだけ減少される。Prup(n)とPrdn(n)は、ΔP(n)とrsns(n)に基づいて決定されることができ、そしてΔPupとΔPdnは、一定値であり得る。
QoSループ506は、各QoSクラスに対するΔPmin,iをそのQoSクラスに対して取り扱いセクタ110xにおいて受信したデータ伝送に基づいて調節する。RXデータ・プロセッサ522は、各QoSクラスに対する受信データ伝送を処理し、そしてステータス情報を提供する。チャネル推定器524は、基地局110xに伝送している各端末に対するチャネル利得を推定する。ΔPmin調節ユニット528は、データ伝送に関するステータス情報及び全ての端末に対するチャネル利得を受け取り、各QoSクラス内の不利な条件に置かれた端末を識別し、その不利な条件に置かれた端末からのデータ伝送に関するステータス情報に基づいて各QoSクラスに対するQoS測定基準を決定し、そしてそのQoS測定基準及びそのQoSクラスに対するQoS要求に基づいて各QoSクラスに対するΔPmin,iを更新する。プロセッサ522とユニット528は、各QoSクラスに対して図4に示されたプロセス400を実行することができる。取り扱いセクタ110xは、そのセクタ内部の端末に順方向リンク上で全てのQoSクラスに対するΔPmin,iを同報通信する。
端末120xにおいて、信号通信プロセッサ560は、その端末に適用できるQoSクラスに対するΔPmin,iを受信する。伝送出力デルタ計算ユニット566は、例えば、式(2)に示されたように、出力制御のためにΔPmin,iを使用する。式(2)における制約は、各QoSクラスiに対するデータ伝送の受信SNRが[SNRmin,i,SNRmax,i]の範囲内になるように効果的に制限する。この制約は、これらのデータ伝送に対する受信SNRの変動の大きさを制限し、そして各端末によって引き起こされるセクタ内干渉の大きさが許容可能なレベルの範囲内であることを確実にする。高い干渉を報告する隣接セクタの近くに位置する不利な条件に置かれた端末は、自分自身の受信SNRがSNRmin,iにより近くなるようにより低い伝送出力デルタで伝送することができる。逆に、取り扱いセクタの近くに位置する強い端末は、自分自身の受信SNRがSNRmax,iにより近くなるようにより高い伝送出力デルタで伝送することができる。
Qループ504は、オーバーラッピングの量を調節して、取り扱いセクタ110xに対する良い目標達成度を実現する。各時間−周波数ブロックについてのオーバーラッピング端末の平均数(Q)は、オーバーラッピング係数と呼ばれる。より高いオーバーラッピング係数は、取り扱いセクタに対する総合スループットを向上できるが、隣接するセクタに対するセクタ内干渉も同様に増加させる。オーバーラッピング係数は、目標達成度測定基準、QoS測定基準、及びその他に基づいて調節されることができる。1つの実施形態では、オーバーラッピング係数は、取り扱いセクタ110xについての総合スループットに基づいて調節される。RXデータ・プロセッサ522は、全てのQoSクラスに対するデータ伝送を処理し、そしてパケット・ステータスを提供する。オーバーラッピング係数調節ユニット526は、受信したパケットと復号したパケットに基づいてセクタについての平均総合スループットを計算する。ユニット526は、それから次式のように平均総合スループットに基づいてオーバーラッピング係数を更新する:
Figure 2008536353
ここで、OTP(l)は、時間インターバルlにおける取り扱いセクタ110xの平均総合スループットであり;
Q(l)は、時間インターバルlにおける取り扱いセクタ110xのオーバーラッピング係数であり;
upは、オーバーラッピング係数のアップ・ステップ・サイズであり、ここでQup>1であり;そして
dnは、オーバーラッピング係数のダウン・ステップ・サイズであり、ここでQdn<1である。
upとQdnのステップ・サイズは、オーバーラッピング係数に対して所望の応答を達成するように選択される。取り扱いセクタ110xは、セクタ内の端末へオーバーラッピング係数を同報通信することができる。
端末120xにおいて、信号通信プロセッサ560は、取り扱いセクタ110xからの順方向リンク伝送を処理し、そしてオーバーラッピング係数を取得する。伝送出力計算ユニット570は、ユニット552から基準出力レベルPref(n)を、ユニット566から伝送出力デルタΔP(n)を、そしてプロセッサ560からオーバーラッピング係数を受け取る。ユニット570は、例えば、次のように、入力の全てに基づいてトラフィック・チャネルに対する伝送出力Pdch(n)を計算する:
dch(n)=Pref(n)+ΔP(n)−QdB(n) 式(10)
ここで、QdB(n)は、更新インターバルnにおいて適用できるオーバーラッピング係数であり、そしてdBの単位で与えられる。Pdch(n)は、予め決められた最大出力レベルに等しくなるように又はそれよりも小さくなるようにさらに制約されることがある、すなわちPdch(n)≦Pmaxである。TXデータ・プロセッサ580は、取り扱いセクタ110xへのデータ伝送のためにその伝送出力Pdch(n)を使用する。
出力制御手段500は、セクタ間干渉とセクタ内干渉とを別々に制御するために別の手段を効果的に使用する。不利な条件に置かれた端末は、セクタ間干渉の支配的なソースである。QoSループ506は、各QoSクラスに対するΔPmin,iを調節する、それは主に不利な条件に置かれた端末に影響を及ぼし、そしてそれゆえ、これらの不利な条件に置かれた端末によって引き起こされるセクタ間干渉の大きさを制御する。オーバーラッピング端末は、セクタ内干渉の主なソースである。Qループ504は、オーバーラッピング係数を調整し、そしてそれゆえ、オーバーラッピング端末によって観測されるセクタ内干渉の大きさを制御する。
図2と図5は、QoSの導入をサポートする2つの具体的な出力制御手段を示す。出力制御は、同様に、別の方式で及び/又は上に記述されたものとは異なるパラメータを用いて実行されることができる。例えば、QoSパラメータは、(上に記述されたように)同報通信されそして端末において適用される出力制御パラメータであり得る、又は取り扱いセクタにおいて適用される出力制御パラメータであり得る。QoSパラメータは、(上に記述されたように)専用ループを用いて明示的に調節されることができる、又は別のループ内部で黙示的に調節されることができる。一般に、QoSの導入をサポートする出力制御手段は、任意の数のループを含むことができ、そして各ループは、任意の出力制御パラメータで動作することができる。QoSパラメータは、図4及び図5で上に説明されたようなΔPmin,i、式(3)に示されたようなPos、又はある別の出力制御パラメータであり得る。
図6は、端末120x、取り扱い基地局110x、及び隣接基地局110yの1実施形態のブロック図を示す。明確にするために、以下の説明は、図5の出力制御手段500の使用を仮定する。
逆方向リンク上で、端末120xにおいて、TXデータ・プロセッサ610は、逆方向リンク(RL)トラフィック・データ及び制御データを符号化し、インターリーブし、そしてシンボル・マッピングし、そしてそのトラフィック・データ及び制御データに対するデータ・シンボルを与える。変調器(Mod)612は、データ・シンボル及びパイロット・シンボルを受け取り、そしてそれらを適切な副帯域及びシンボル期間上へとマッピングし、OFDM変調を実行し、そして複素値にされたチップの系列を与える。送信機ユニット(TMTR)614は、チップの系列を調整し(例えば、アナログに変換し、増幅し、フィルタし、そして周波数アップコンバートし)、そして逆方向リンク信号を発生する、それはアンテナ616を介して伝送される。
取り扱い基地局110xにおいて、複数のアンテナ652xaから652xtは、端末120xと他の端末からの逆方向リンク信号を受信し、そしてそれぞれのアンテナ652xは、それぞれの受信機ユニット(RCVR)654xに受信信号を与える。各受信機ユニット654xは、自分自身の受信信号を調整し(例えば、フィルタし、増幅し、そして周波数ダウンコンバートし)、OFDM復調を実行し、そして受信シンボルを与える。RX空間プロセッサ658は、全ての受信機ユニット654xaから654xtから受信シンボルを取得し、オーバーラップしている伝送を分離するために受信機空間処理を実行し、そして伝送されたデータ・シンボルの推定値である検出されたシンボルを与える。RXデータ・プロセッサ660xは、検出したシンボルを逆インターリーブしそして復号し、端末120xに対して同様に基地局110xによって取り扱われている別の端末に対して復号されたデータを与え、そしてオーバーラッピング係数及びQoSパラメータを調節するためのQoS測定基準及び目標達成度を導出するために使用するステータス情報(例えば、パケット・ステータス及び遅延)も同様に提供する。
順方向リンク伝送に対する処理は、逆方向リンクに対して上に説明されたものと同様に実行されることができる。順方向リンクと逆方向リンク上の伝送のための処理は、一般的にシステムによって指定される。
QoS制御及び出力制御に関して、取り扱い基地局110xにおいて、RX空間プロセッサ658xは、端末120xに対する受信SNRを推定し、そしてコントローラ670xにSNR推定値を与える。コントローラ670xは、その端末に対するSNR推定値及び目標SNRに基づいて端末120xに対するTPCコマンドを発生する。コントローラ670xは、しかもRXデータ・プロセッサ660xからパケット・ステータスも受け取り、QoS測定基準及び/又は目標達成度測定基準を導出し、そのQoSクラスに対するQoS測定基準に基づいて各QoSクラスに対するQoSパラメータ(例えば、ΔPmin,i)を更新し、そしてオーバーラッピング係数を(例えば、総合スループットのような目標達成度測定基準に基づいて)更新する。TPCコマンド、オーバーラッピング係数(Q)、及びQoSパラメータは、TXデータ・プロセッサ682xとTX空間プロセッサ684xによって処理され、送信機ユニット654xaから654xtによって調整され、そして端末120xへアンテナ652xaから652xtを介して伝送される。隣接基地局110yにおいて、RX空間プロセッサ658yは、基地局110yによって観測されるセクタ間干渉を推定し、そしてコントローラ670yに干渉推定値を与える。コントローラ670yは、干渉推定値及び名目上の干渉しきい値に基づいて基地局110yに対するOSIビットを発生する。OSIビットは、処理され、そしてシステム内の端末へ同報通信される。
端末120xにおいて、アンテナ616は、取り扱い基地局及び隣接基地局から順方向リンク信号を受信し、受信機ユニット614に受信した信号を与える。受信信号は、受信機ユニット614によって調整されそしてディジタル化され、そして復調器(Demod)642及びRXデータ・プロセッサ644によってさらに処理されて、端末120xに対して取り扱い基地局110xによって送られるTPCコマンド、隣接基地局によって送られるOSIビット、端末120xに適用可能なQoSクラスに対するQoSパラメータ、及び基地局110xに対するオーバーラッピング係数を取得する。復調器642内部のチャネル推定器は、各基地局に対するチャネル利得を推定する。コントローラ620は、例えば、上に説明されたように、受け取ったTPCコマンドを検出し、そしてTPC判断に基づいて基準出力レベルを更新する。コントローラ620は、隣接基地局からの受信OSIビットに基づいてトラフィック・チャネルの伝送出力を、取り扱い基地局及び隣接基地局に対するチャネル利得を、適用できるQoSクラスに対するQoSパラメータを、そしてオーバーラッピング係数を同様に調節する。コントローラ620は、その端末120xに割り当てられたトラフィック・チャネルに対する伝送出力を与える。プロセッサ610及び/又は変調器612は、コントローラ620によって与えられる伝送出力に基づいてデータ・シンボルをスケーリングする。
コントローラ620,670x、と670yは、それぞれ端末120x及び基地局110xと110yにおける様々な処理ユニットの動作を管理する。これらのコントローラは、しかもQoS制御及び出力制御のための様々な機能も実行できる。例えば、コントローラ620は、(1)図2に示されたユニット250から260のうちのいずれか又は全て、又は(2)図5に示されたユニット550から570ののうちのいずれか又は全てを搭載することができる。各基地局110のコントローラ670は、(1)図2に示されたユニット210から224のうちのいずれか又は全て、又は(2)図5に示されたユニット510から542のうちのいずれか又は全てを搭載することができる。コントローラ670は、しかも図3の処理300又は図4の処理400の複数の部分も実行することができる。メモリ・ユニット622,672xと672yは、それぞれコントローラ620,670xと670yのためのデータ及びプログラム・コードを記憶する。スケジューラ680xは、端末が基地局110xと通信するためのスケジュールを立て、そして同様にスケジュールされた端末にトラフィック・チャネルを指定する。
本明細書中に説明されたQoS制御及び出力制御技術は、様々な手段によって導入されることができる。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせで導入されることができる。ハードウェア導入に関して、QoS測定基準を計算するため、QoSパラメータを更新するため、基地局における出力制御をサポートするために使用される処理ユニットは、1又はそれより多くの用途特定集積回路(ASICs:application specific integrated circuits)、ディジタル信号プロセッサ(DSPs:digital signal processors)、ディジタル信号処理デバイス(DSPDs:digital signal processing devices)、プログラマブル論理デバイス(PLDs:programmable logic devices)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGAs:field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ−コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書中に説明した機能を実行するために設計された他の電子ユニット、又はこれらの組み合わせの内部に搭載されることができる。端末における処理ユニットは、1又はそれより多くのASICs、DSPs、プロセッサ、コントローラ、及びその他の内部に搭載されることができる。
ソフトウェア導入に関して、本技術は、本明細書中に説明された機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能、及びその他)を用いて導入されることができる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット(例えば、図6のメモリ・ユニット622、672x又は672y)中に記憶されることができ、そしてプロセッサ(例えば、コントローラ620,670x又は670y)によって実行されることができる。メモリ・ユニットは、プロセッサの内部に、又はプロセッサの外部に搭載されることができる。
開示された複数の実施形態のこれまでの説明は、本技術分野に知識のあるいかなる者でも、本発明を作成する又は使用することを可能にするために提供される。これらの実施形態に対する様々な変形は、当業者に容易に明らかになるであろう。そして、本明細書中に規定された一般的な原理は、本発明の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用されることができる。それゆえ、本発明は、本明細書中に示された複数の実施形態に限定されるように意図したものではなく、本明細書中に開示された原理及び新奇な機能と整合する最も広い範囲に適用されるべきである。
図1は、複数の基地局と複数の端末とを有するシステムを示す。 図2は、複数のQoSクラスをサポートする出力制御手段を示す。 図3は、QoSクラスに対するQoSパラメータを更新するためのプロセスを示す。 図4は、エラー・イベント・レートに基づいてQoSクラスに対するQoSパラメータを更新するためのプロセスを示す。 図5は、4つのループを有する出力制御手段を示す。 図6は、1つの端末と2つの基地局のブロック図を示す。
符号の説明
100…多元接続通信システム,102…セル,104…セクタ,110…基地局,120…端末,500…出力制御手段。

Claims (38)

  1. 1つのサービスの品質(QoS)クラスに対して少なくとも1つのデータ伝送を処理するため、そして該少なくとも1つのデータ伝送に関するステータス情報を提供するために動作するプロセッサ;及び
    該ステータス情報及び該QoSクラスに対する少なくとも1つの要求に基づいて該QoSクラスに対するQoSパラメータを更新するため、そして該QoSパラメータに基づいて出力制御情報を発生させるために動作するコントローラ、
    を具備する装置。
  2. 該プロセッサは、該少なくとも1つのデータ伝送に対して受信されたパケットのステータスを提供するために動作する、そしてここにおいて、該コントローラは、該パケットの該ステータスに基づいて少なくとも1つの測定基準(metric)を導き出すため、そして該少なくとも1つの測定基準及び該QoSクラスに対する該少なくとも1つの要求に基づいて該QoSパラメータを更新するために動作する、請求項1の装置。
  3. 該プロセッサは、該少なくとも1つのデータ伝送に対して受信されたパケットのステータスを提供するために動作する、そしてここにおいて、該コントローラは、該少なくとも1つのデータ伝送に関するエラー・イベント・レートを決定するため、そして該エラー・イベント・レート及び該QoSクラスに対するエラー・イベント限度に基づいて該QoSパラメータを更新するために動作する、請求項1の装置。
  4. 該コントローラは、エラーで復号された各パケット及びエラー・イベントとして予め決められた最大遅延の後で受信された各パケットを考慮するために動作する、請求項3の装置。
  5. 複数の端末の各々に対するチャネル利得を推定するために動作するチャネル推定器をさらに具備する、そしてここにおいて、該コントローラは、該複数の端末に対するチャネル利得に基づいて少なくとも1つの端末を選択するために動作する、そしてここにおいて、該少なくとも1つのデータ伝送は、該少なくとも1つの端末からである、
    請求項1の装置。
  6. 該少なくとも1つのデータ伝送は、該QoSクラス内の少なくとも1つの不利な条件に置かれた端末(disadvantaged terminal)からである、そしてここにおいて、該QoSクラス内の別の端末からのデータ伝送は、該QoSクラスに対する該QoSパラメータを更新するために使用されない、請求項1の装置。
  7. 該コントローラは、複数のQoSクラスに対する複数のQoSパラメータを維持するため、そしてステータス情報及び該QoSクラスに対する少なくとも1つの要求に基づいて各QoSクラスに対するQoSパラメータを更新するために動作する、請求項1の装置。
  8. 該複数のQoSクラスは、複数のポートのセットに対応する、請求項7の装置。
  9. 該コントローラは、該QoSパラメータに基づいて該少なくとも1つのデータ伝送の各々に対する最小伝送出力、最大伝送出力、又は最小伝送出力と最大伝送出力の両者を決定するために構成される、請求項1の装置。
  10. 該コントローラは、該QoSパラメータに基づいて該少なくとも1つのデータ伝送の各々に対する伝送出力を決定するために構成される、請求項1の装置。
  11. 該コントローラは、該QoSパラメータに基づいて該少なくとも1つのデータ伝送の各々に対する信号−対−ノイズ−及び−干渉比(SNR)を決定するために構成される、請求項1の装置。
  12. 該コントローラは、該QoSパラメータに基づいて該少なくとも1つのデータ伝送に対して少なくとも1つの伝送パラメータを決定するために構成される、請求項1の装置。
  13. 少なくとも1つのデータ伝送に関するステータス情報を得るために1つのサービスの品質(QoS)クラスに対して該少なくとも1つのデータ伝送を処理するための手段;及び
    該ステータス情報及び該QoSクラスに対する少なくとも1つの要求に基づいて該QoSクラスに対するQoSパラメータを更新するため、そして該QoSパラメータに基づいて出力制御情報を発生させるための手段、
    を具備する装置。
  14. 該QoSクラス内の少なくとも1つの不利な条件に置かれた端末を識別するための手段をさらに具備する、ここにおいて、該少なくとも1つのデータ伝送は、該少なくとも1つの不利な条件に置かれた端末からである、請求項13の装置。
  15. 通信システムにおいてサービスの品質(QoS)を与える方法であって、
    少なくとも1つのデータ伝送に関するステータス情報を得るために1つのQoSクラスに対して少なくとも1つのデータ伝送を処理すること;及び
    該ステータス情報及び該QoSクラスに対する少なくとも1つの要求に基づいて該QoSクラスに対するQoSパラメータを更新することを具備する、ここにおいて、該QoSパラメータは、該少なくとも1つのデータ伝送の出力制御のために使用される、
    方法。
  16. 該QoSクラス内の少なくとも1つの不利な条件に置かれた端末を識別することをさらに具備する、ここにおいて、該少なくとも1つのデータ伝送は、該少なくとも1つの不利な条件に置かれた端末からである、請求項15の方法。
  17. 複数のサービスの品質(QoS)クラスの各々に対して少なくとも1つのデータ伝送を処理するため、そして各QoSクラス内の該少なくとも1つのデータ伝送に関するステータス情報を提供するために動作するプロセッサ;及び
    該QoSクラスに対する少なくとも1つの要求及び該QoSクラス内の該少なくとも1つのデータ伝送に関する該ステータス情報に基づいて該QoSクラスに対するQoSパラメータを更新するため、そして該QoSクラスに対する該QoSパラメータに基づいて該QoSクラス内の該少なくとも1つのデータ伝送に関する出力制御情報を発生させるために動作するコントローラ、
    を具備する装置。
  18. 該複数のQoSクラスは、複数のサービスをサポートする、そしてここにおいて、各QoSクラスに対する該少なくとも1つの要求は、該QoSクラスにマッピングされたサービスに対する少なくとも1つの目標達成度(performance)要求に基づいて決定される、請求項17の装置。
  19. 各QoSクラスに対する該QoSパラメータは、該QoSクラスに属している端末により送られるデータ伝送のための伝送出力を決定するために使用される出力制御パラメータである、請求項17の装置。
  20. 基地局と通信している複数の端末からの複数のデータ伝送を処理するために動作するプロセッサ、ここにおいて、該複数のデータ伝送は、少なくとも1つのサービスの品質(QoS)クラスの各々に対して少なくとも1つのデータ伝送を備える;及び
    該QoSクラスに対する少なくとも1つの要求及び該QoSクラスに対する該少なくとも1つのデータ伝送に関するステータス情報に基づいて該少なくとも1つのQoSクラスの各々に対するQoSパラメータを更新するために動作するコントローラ、
    を具備する装置。
  21. 各QoSクラスに対する該QoSパラメータを同報通信するために動作する少なくとも1つの送信機ユニット、
    をさらに具備する、請求項20の装置。
  22. 該プロセッサは、該複数の端末の各々に対する信号−対−ノイズ−及び−干渉比(SNR)推定値を導出するために動作する、そしてここにおいて、該コントローラは、該端末に対する該SNR推定値に基づいて各端末に対する伝送出力制御(TPC)コマンドを発生させるために動作する、請求項20の装置。
  23. 該基地局によって観測されるセクタ間干渉を推定するために動作する干渉推定器をさらに具備する、そしてここにおいて、該コントローラは、該基地局によって観測される該セクタ間干渉の指標を発生させるために動作する、請求項20の装置。
  24. 該基地局によって観測される該セクタ間干渉を示す他のセクタ干渉(OSI)ビットを干渉しきい値に関連して発生させるために動作する、請求項23の装置。
  25. 該コントローラは、該複数の伝送に関する少なくとも1つの目標達成度測定基準を決定するため、そして該少なくとも1つの目標達成度測定基準に基づいてオーバーラッピング係数を更新するために動作する、該オーバーラッピング係数は該基地局に対するオーバーラッピング伝送の平均数を表示する、請求項20の装置。
  26. 基地局と通信している複数の端末からの複数のデータ伝送を処理するための手段、ここにおいて、該複数のデータ伝送は、少なくとも1つのサービスの品質(QoS)クラスの各々に対して少なくとも1つのデータ伝送を備える;及び
    該QoSクラスに対する少なくとも1つの要求及び該QoSクラスに対する該少なくとも1つのデータ伝送に関するステータス情報に基づいて該少なくとも1つのQoSクラスの各々に対するQoSパラメータを更新するための手段、
    を具備する装置。
  27. 該複数の端末の各々に対する信号−対−ノイズ−及び−干渉比(SNR)推定値を導出するための手段;及び
    該端末に対する該SNR推定値に基づいて各端末に対する伝送出力制御(TPC)コマンドを発生させるための手段、
    をさらに具備する、請求項26の装置。
  28. 該基地局によって観測されるセクタ間干渉を推定するための手段;及び
    該基地局によって観測される該セクタ間干渉を示す他のセクタ干渉(OSI)ビットを干渉しきい値に関連して発生させるための手段、
    をさらに具備する、請求項26の装置。
  29. サービスの品質(QoS)クラスに対するQoSパラメータを得るために動作するプロセッサ、該QoSパラメータは該QoSクラスに対する少なくとも1つの要求を満足させる出力制御のために使用される;及び
    該QoSパラメータに基づいて基地局へのデータ伝送のための伝送出力を決定するために動作するコントローラ、
    を具備する装置。
  30. 該プロセッサは、該基地局からの伝送出力制御(TPC)コマンドを検出するために動作する、そしてここにおいて、該コントローラは、該検出されたTPCコマンドにさらに基づいて該データ伝送のための該伝送出力を決定するために動作する、請求項29の装置。
  31. 該コントローラは、該検出されたTPCコマンドに基づいて基準出力レベルを調節するため、そして該基準出力レベルに基づいて該データ伝送のための該伝送出力を決定するために動作する、請求項30の装置。
  32. 該プロセッサは、少なくとも1つの隣接基地局によって観測される干渉の少なくとも1つの指標を得るために動作する、そしてここにおいて、該コントローラは、該干渉の少なくとも1つの指標にさらに基づいて該データ伝送のための該伝送出力を決定するために動作する、請求項29の装置。
  33. 該コントローラは、該干渉の少なくとも1つの指標に基づいて伝送出力デルタを調節するため、該QoSパラメータに基づいて該伝送出力デルタを制限するため、そして該伝送出力デルタに基づいて該データ伝送のための該伝送出力を決定するために動作する、請求項32の装置。
  34. 該プロセッサは、該基地局に対するオーバーラッピング伝送の平均数を表示するオーバーラッピング係数を得るために動作する、そしてここにおいて、該コントローラは、該オーバーラッピング係数にさらに基づいて該データ伝送のための該伝送出力を決定するために動作する、請求項29の装置。
  35. サービスの品質(QoS)クラスに対するQoSパラメータを得るための手段、該QoSパラメータは該QoSクラスに対する少なくとも1つの要求を満足させる出力制御のために使用される;及び
    該QoSパラメータに基づいて基地局へのデータ伝送のための伝送出力を決定するための手段、
    を具備する装置。
  36. 該基地局からの伝送出力制御(TPC)コマンドを検出するための手段、をさらに具備する、そしてここにおいて、該データ伝送のための該伝送出力を決定するための該手段は、該検出されたTPCコマンドにさらに基づいて該データ伝送のための該伝送出力を決定するための手段を備える、
    請求項35の装置。
  37. 少なくとも1つの隣接基地局によって観測される干渉の少なくとも1つの指標を得るための手段、をさらに具備する、そしてここにおいて、該データ伝送のための該伝送出力を決定するための該手段は、該干渉の少なくとも1つの指標にさらに基づいて該データ伝送のための該伝送出力を決定するための手段を備える、
    請求項35の装置。
  38. 該基地局に対するオーバーラッピング伝送の平均数を表示するオーバーラッピング係数を得るための手段、をさらに具備する、そしてここにおいて、該データ伝送のための該伝送出力を決定するための該手段は、該オーバーラッピング係数にさらに基づいて該データ伝送のための該伝送出力を決定するための手段を備える、
    請求項35の装置。
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