JP2008536275A - 高圧放電ランプの作動又は点灯用の装置、ランプベース、及び、そのような装置を備えたライティングシステム、並びに、高圧放電ランプの作動用の方法 - Google Patents

高圧放電ランプの作動又は点灯用の装置、ランプベース、及び、そのような装置を備えたライティングシステム、並びに、高圧放電ランプの作動用の方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、高圧放電ランプ(10)の作動又は点灯用の装置であって、該装置は、前記高圧放電ランプ(10)用の点灯電圧を形成するための電圧依存のスイッチ手段(131)を有する装置に関しており、高圧放電ランプ(10)のスイッチング限界電圧は、高圧放電ランプ(10)の点灯電圧よりも大きいか、又は、等しく、及び、相応の作動乃至点灯方法に関する。本発明によると、点火トランスを用いずに、高圧放電ランプ(10)のパルス点灯が可能となる。本発明によるパルス点灯装置乃至本発明による方法は、有利には、高圧放電ランプ(10)の高周波作動部、殊に、車両前照灯高圧放電ランプと組み合わせることができる。

Description

本発明は、高圧放電ランプの作動又は点灯用の装置であって、該装置は、高圧放電ランプ用の点灯電圧を形成するための電圧依存のスイッチ手段を有する装置、ランプベース、及び、そのような装置を備えたライティングシステム、並びに、高圧放電ランプの作動用の方法に関する。
従来の技術
この種の高圧放電ランプは例えば世界知的所有権機関特許第98/53647号に開示されている。この刊行物には、殊に、車両前照灯高圧放電ランプ用の高圧放電ランプ用のパルス点灯装置が記載されている。このパルス点灯装置は、主要な要素として、スパークギャップ、点灯トランス及び点灯コンデンサを有している。高圧放電ランプ内での気体放電の点灯のために、点灯コンデンサが蓄電されて、スパークギャップの降伏電圧に達した場合、この点灯コンデンサを介して、及び、点灯トランスの1次巻線を介して放電され、その結果、点灯トランスの2次巻線内に、点灯に必要な、高圧放電ランプ用の高電圧パルスが誘起される。気体放電の点灯後、高圧放電ランプは、通常、1kHzより下の周波数の、ほぼ矩形状の電流で、全波ブリッジインバータで作動される(例えば、刊行物"Betriebsgeraete und Schaltungen fuer elektische Lampen" C.H.Sturm / E.Klein, 6.Auflage, 1992, Siemens Aktiengesellschaft, 217−218頁に記載されている)。不利にも、ここでは、比較的高い回路コスト、殊に、ステップアップコンバータを備えた作動装置の2段構成、並びに、インバータ及びステップアップコンバータの半導体スイッチ用に必要な制御回路の高い回路コストが必要である。更に、僅かなランプ電流周波数により、電極温度が持続的に変動し、それにより、電極表面上に放電アークによって堆積物が堆積するのが急激になり、従って、電磁障害を遮蔽するのが困難となり、並びに、輝度が急速に変化することがある。
世界知的所有権機関特許公開第2005/011339号には、車両前照灯高圧放電ランプに、ほぼ正弦波の高周波交流電流を給電するための、クラス−E−コンバータとして構成された作動装置が開示されている。この作動装置は、高圧放電ランプ内に気体放電を点灯するための点灯装置を有しており、その際、点灯装置は、1実施例によると、主要要素として、スパークギャップ、点灯トランスパルス及び点灯コンデンサを有する点灯装置として構成されている。高圧放電ランプ内での気体放電の点灯のために、点灯コンデンサが蓄電されて、スパークギャップの降伏電圧に達した場合、この点灯コンデンサを介して、及び、点灯トランスの1次巻線を介して放電され、その結果、点灯トランスの2次巻線内に、点灯に必要な、高圧放電ランプ用の高電圧パルスが誘起される。ここで、点灯トランスの2次巻線がランプ電流回路内に接続され、それにより、高圧放電ランプ内に気体放電が点灯した後、高周波ランプ電流が流されるという欠点がある。従って、高い周波数、特に、100kHzよりも高いか又は等しい周波数で、殊に、8kVよりも大きな点灯電圧が必要である場合に、点灯トランスの2次巻線の比較的大きなインピーダンスに起因して、ランプ作動中、ランプ作動電圧の何倍にもなることがある、2次巻線での高い電圧降下が生じる。これにより、トランスのコア内に損失が生じ、更に、作動装置乃至電圧コンバータにより、相応に高い出力電圧が形成される必要がある。2次巻線によって生じる、形成すべき無効電力により、電圧コンバータ内に損失が生じる。
米国特許第6194844号明細書には、点灯トランスの2次巻線にランプ電流を流す必要がない高圧放電ランプ用の点灯装置が開示されている。しかし、提案されている解決手段では、高圧放電ランプに対して直列にコンデンサが設けられており、このコンデンサが、直流電圧源により、高圧放電ランプの点灯電圧に蓄電される。図11には、この直流電圧点灯の基本スキーマが図示されている。直流電圧源1104は、高圧放電ランプ1103の点灯のために、コンデンサ1102を高圧放電ランプの点灯電圧に蓄電する。この解決手段には、電圧コンバータ1101によって形成されたランプ交流電流を、後続の作動中、このコンデンサ1102に流す必要があるという欠点がある。従って、この装置は、ランプ電流の極めて高い周波数でランプを作動するためにしか適していない。と言うのは、そうでない場合には、前述のコンデンサの容量を非常に大きく選定する必要があり、このコンデンサ内に蓄積された電力が、高圧放電ランプの放電区間の降伏時に、高圧放電ランプを破壊してしまうからである。
前述のコンデンサは、回路全体の効率を高くするために必要であり、この回路では、ランプ電流の極めて高い周波数により、極めて僅かな損失しか生じないが、その結果、この構成素子は非常に高価となる。更に、高圧放電ランプのスイッチオフ直後に直ぐにホットリスタートする場合に、高温の高圧放電ランプのランプ容器の無限の抵抗により、直流電圧源が付加的に負荷される。と言うのは、直流電圧源により形成される電流が、この高温のランプ容器を介して流出するからである。即ち、高圧放電ランプのスイッチオフ後、未だ高温の、通常のように水晶ガラス製のランプ容器は、不利な場合、15MΩ〜20MΩの抵抗を有しており、その結果、高圧放電ランプの抵抗は、スイッチオフされた状態では、同様に、この領域の抵抗を有する。図13には、スイッチオフ状態で、高圧放電ランプのスイッチオフ後経過する時間期間toffに依存する、水晶ガラス製の放電ランプ容器を有する、定格電力35Wの車両前照灯の高圧放電ランプの抵抗Rが、高圧放電ランプの種々異なった作動期間tonに対して図示されている。例えば、高圧放電ランプは、スイッチオフ直後5分の作動期間の場合、20MΩよりも小さな抵抗を有している。スイッチオフ後約9秒で、高圧放電ランプの抵抗値は、100MΩに増大する。抵抗値の上昇速度は、ランプ自体の他に、照明装置乃至前照灯の熱容量、並びに、単数乃至複数の照明装置乃至前照灯の、周囲環境への熱的な結合に依存する。米国特許第6194844号明細書に開示されている直流電圧源は、従って、僅かな電力の小さな圧電トランスを備えた電圧コンバータとして構成することはできない。
発明の開示
本発明の課題は、従来技術の前述の欠点を生じないようにした、冒頭に記載したような、高圧放電ランプの作動又は点灯用の装置、並びに、高圧放電ランプの作動用方法を提供することにある。
この課題は、本発明によると、請求項1の各要件を有する装置によって、乃至、請求項19の各要件を有する方法によって解決される。本発明の特に有利な実施形態は従属請求項に記載されている。
高圧放電ランプの作動又は点灯のための、本発明の装置は、高圧放電ランプ用の点灯電圧の形成のために、電圧依存のスイッチ手段を有しており、その際、電圧依存のスイッチ手段のスイッチング限界電圧は、高圧放電ランプの点灯電圧よりも大きいか又は等しい。それにより、ランプ電流が流れる必要がある点灯トランス、乃至、コンデンサを用いずに、高圧放電ランプ用の点灯電圧パルスを形成することができる点灯装置を構成することができる。それに相応して、本発明の装置は、高周波交流電流でランプを作動する際に、上述の、従来技術の欠点を有していない。本発明の装置によると、更に、かなり短い点灯電圧パルスを形成することができる。と言うのは、点灯トランスの寄生要素が、点灯電圧パルスを伝搬してしまうような点灯パルスは関与しないからである。従って、本発明の装置は、特に良好に、高圧放電ランプに高周波ランプ電流を給電する作動装置と組み合わせて使用することができる。
上述の、高圧放電ランプの点灯電圧は、高圧放電ランプ内で気体放電を点灯するために必要な電圧である。高圧放電ランプの可能な全ての状態で、気体放電を確実に点灯することができるためには、例えば、30kV迄もの点灯電圧を必要とする。有利な場合、高圧放電ランプに点灯補助装置が設けられており、例えば、高圧放電ランプの気体放電電極に容量的に結合された点火補助コーティングが、放電容器、又は、放電容器を囲む外側電球の外側面乃至内側面上に設けられており、それにより、所要の点灯電圧を更に8kVにすることができる。従って、電圧依存のスイッチ手段のスイッチング限界電圧は、有利には、8kVである。
そのような高い点灯電圧を簡単に形成するために、電圧依存のスイッチ手段は、少なくとも1つのスパークギャップを有している。スイッチング限界電圧、即ち、スパークギャップの降伏電圧は、スパークギャップの各電極の間隔を変えることによって、乃至、使用される充填気体の圧力を高圧放電ランプの点灯電圧よりも大きな値又は同じ値に変えることによって調整することができる。それに対して択一的に、1つのスパークギャップの代わりに、直列に接続された複数のスパーク、又は、付加的な点灯電極を備えた外部トリガ可能なスパークギャップを使用してもよい。しかし、スパークギャップの代わりに、別の電圧依存のスイッチ手段、例えば、サイリスタ又は電圧依存抵抗又は前述の各構成部品の組み合わせを用いてもよい。
有利には、本発明の装置では、電圧依存のスイッチ手段の降伏用の電力を形成するために、スイッチング限界電圧に蓄電可能な電荷蓄積手段が設けられている。前述の電荷蓄積手段は、有利には、高電圧用に構成された、1つ又は複数のコンデンサである。
本発明の有利な実施例によると、電荷蓄積手段は、有利には、圧電(ピエゾ)トランス又は電圧増倍回路又はそれらの組み合わせを用いて蓄電される。圧電(ピエゾ)トランス又は電圧増倍回路乃至それらの組み合わせを用いて、比較的簡単に、所要の高い電圧を形成することができる。圧電(ピエゾ)トランスには、高圧放電ランプ用の作動電圧も形成する変圧器によって直接、電圧が供給される。電圧増倍回路は、例えば、ランプ電流回路内に接続されたトランスと圧電(ピエゾ)トランスを介して、乃至、トランス又は圧電(ピエゾ)トランスを介して電力が給電され、又は、圧電(ピエゾ)トランスの出力電圧を更に高めるために、圧電(ピエゾ)トランスの後ろ側に接続されている。
有利には、例えば、230ボルトの低圧交流電流網又は自動車の車両搭載電源電圧の網電圧から、高圧放電ランプの点灯期間中電圧依存のスイッチ手段に電圧を確実に給電するために、及び、高圧放電ランプに極性が交番する電流を給電することができるようにするために、変圧器が設けられている。変圧器を用いて、点灯期間中及び点火期間の終了後のランプ作動中、高圧放電ランプの種々異なる要求を充足するために、種々の作動モードを実施することができる。有利には、高圧放電ランプの点灯期間中変圧器を用いて、電圧依存のスイッチ手段用の第1の給電電圧を形成し、高圧放電ランプ内で気体放電の点灯が行われた後、第2の給電電圧を、極性が交番するランプ電流を形成するとよい。
従って、変圧器は、有利には、種々異なるクロック又はスイッチング周波数で作動可能なインバータ乃至交流電圧コンバータとして構成されている。上述の第1及び第2の給電電圧の形成のために、インバータは、有利には、種々異なる周波数領域のスイッチング周波数で作動される。そうすることによって、簡単に、高圧放電ランプ内で気体放電の点灯が行われた後、電圧依存のスイッチ手段には、スイッチング限界電圧よりも低い電圧しか印加されず、従って、後続の点灯電圧パルスは形成されない。
有利には、高圧放電ランプの点灯期間中変圧器を1つの点灯電圧パルス乃至複数の点灯電圧パルスから保護するために、フィルタ網が設けられている。フィルタ網は、極めて簡単な場合、ランプ作動中高圧放電ランプの点灯期間の終了後ランプ電流を制限するランプのチョークコイルによって構成することができる。付加的に、フィルタ網は、変圧器を点灯電圧パルス、ランプ電流よりもかなり高い周波数スペクトルの電圧に対して更に遮蔽するためにローパスフィルタを有しているとよい。高圧放電ランプ内で気体放電が行われた後、電圧依存のスイッチ手段により、点灯装置の各コンポーネントと変圧器との間の直流分離が行われる。それにより、電荷蓄積手段を蓄電する装置を完全に作動しないようにする必要はなく、持続的に直流電流が流れることによって懸念される、例えば、高圧放電ランプの寿命に否定的な作用を及ぼすこともなくなる。これにより、点灯装置を特に簡単に構成することができるようになる。
本発明の装置は、僅かな構成素子しか有しておらず、従って、高圧放電ランプのランプソケット内に収容することができる。従って、本発明の装置は、自動車の前照灯用のハロゲン金属蒸気高圧放電ランプで、特に、自動車の前照灯用の水銀レスハロゲン金属蒸気高圧放電ランプでも特に有利である。
高圧放電ランプを流れる非常に高い電流、乃至、単数乃至複数の点灯電圧パルスの比較的短い期間内での高い電力により、部分的に放電容器の内側表面上に堆積されている電極材料が損傷してしまうことがある。これにより、電極が損傷してしまい、電極が黒化してしまい、従って、光透過度が損なわれ、並びに、放電容器の熱負荷が高まってしまう。更に、それにより、高圧放電ランプ内部の温度分布が変わって、放電プラズマの成分も影響される。全ての要因により、高圧放電ランプの寿命が低減してしまう。図12には、多数の試験ランプに亘って平均化した、35ワットのハロゲン金属蒸気高圧放電ランプの正規化された寿命L/Lが、スイッチング限界電圧に達して、電圧依存のスイッチ手段の切換時点での放電蓄積手段内に蓄積された電力Eに依存して示されている。測定のために、電圧依存のスイッチ手段としてスパークギャップ131を有していて、電荷蓄積手段としてコンデンサ132を有している、図1に示された実施例による装置が用いられた。電力Eは、以下の式により算出される:
E=1/2132
その際、C132は、電荷蓄積手段乃至コンデンサ132の容量であり、Uは、電圧依存のスイッチ手段のスイッチング限界電圧、乃至、スパークギャップ131の降伏電圧である。
図12に示された測定列は、コンデンサ132の容量を変えることによって、従って、電力Eを変えることによって実施された。その際、コンデンサ132の容量C132は、スイッチング限界電圧から得られる電力Eが0.5ジュールより小さく、有利には、0.1ジュールよりも小さいように回路定数を選定する必要があることが示されている。電力Eの、最後に挙げた値では、高圧放電ランプの寿命は、比較値Lの70%である。35ワットより高い定格電力のランプは、寿命の同じ条件での点灯過程の間、もっと高い電力を印加することができる。電荷蓄積手段乃至コンデンサ132の容量C132は、以下の条件を全て満たす必要がある:
132<[(2・0.5J)/U ]・[P/35W]
有利には、
132<[(2・0.1J)/U ]・[P/35W]
当該式において、Pは、高圧放電ランプの定格電力を示し、Uは、電圧依存のスイッチ手段乃至スパークギャップ131のスイッチング限界電圧を示し、C132は、電荷蓄積手段乃至コンデンサ132の容量を示す。
定格電力25ワットの自動車の前照灯のハロゲン金属蒸気高圧放電ランプの作動のために、本発明の装置の電荷蓄積手段の容量は、有利には、5.1nFより小さく、特に有利には、3.2nFよりも小さい。
本発明の装置及び本発明の方法は、2つの主電極を介して点灯する、即ち、ランプの各気体放電電極を介して点灯される高圧放電ランプ用に用いてもよいし、点灯補助電極が設けられた高圧放電ランプ用に用いてもよい。
有利な実施例の説明
次に、複数の有利な実施例に基づき本発明について詳しく説明する。
図面の簡単な説明:
図1は、本発明の装置を備えた高圧放電ランプの点灯及び作動用の回路装置の基本図、
図2は、本発明の第1の実施例による装置の回路略図、
図3は、本発明の第2の実施例による装置の回路略図、
図4は、本発明の第3の実施例による装置の回路略図、
図5は、本発明の第4の実施例による装置の回路略図、
図6は、本発明の第5の実施例による装置の回路略図、
図7は、本発明の第6の実施例による装置の回路略図、
図8は、本発明の第7の実施例による装置の回路略図、
図9は、本発明の第8の実施例による装置の回路略図、
図10は、本発明の第9の実施例による装置の回路略図、
図11は、従来技術による高圧放電ランプの点灯及び作動用の装置の基本図、
図12は、電荷蓄積手段内に点灯時点で蓄積された電力に依存する高圧放電ランプの寿命を示す図、
図13は、高圧放電ランプのスイッチオフ後経過する時間期間に依存する、スイッチオフ状態での高圧放電ランプの抵抗を示す図である。
図1を用いて、本発明の点灯及び高圧放電ランプの作動の基本原理について説明する。高圧放電ランプ10の作動用の装置は、電源電圧、例えば、自動車の車両搭載電圧又は230ボルト乃至120ボルトの電源交流電圧から、高周波交流電圧を形成する電圧コンバータ11と、フィルタ網12並びに点灯装置13を有している。フィルタ網12は、最も簡単な場合には、ランプの作動中、高圧放電ランプ10の点灯期間の終了後、ランプ電流が流されて、当該ランプ電流を制限するランプのチョークコイル121だけから構成されている。従って、フィルタ網12は、高圧放電ランプ10内での気体放電の安定化のために使うことができる。付加的に、フィルタ網12は、任意にローパスフィルタ122,123(図1に、破線で示されている)を有していてもよい。電圧コンバータ11は、例えば、世界知的所有権機関特許公開第2005/011339号によるクラスEコンバータ、又は、任意の他のDC−ACコンバータ又はAC−ACコンバータである。点灯装置13は、スパークギャップ13とコンデンサ132とから構成されており、スパークギャップ13の降伏電圧は、高圧放電ランプ10の加熱再点灯電圧より大きいか又は等しく、即ち、高々一般的に可能な点灯電圧よりも大きいか又は等しく、コンデンサ132は、スパークギャップ131の降伏電圧に蓄電可能である。
高圧放電ランプ10内での気体放電の点灯のために、電圧コンバータ11が第1の作動モードで作動されて、点灯装置13用の第1の給電電圧を形成し、且つ、コンデンサ132をスパークギャップ131の降伏電圧に蓄電するようにされる。電圧コンバータ11とコンデンサ132並びに場合によっては蓄電装置の付加的な要素との間の接続は、分かり易くするために、図1には図示していない。コンデンサ132の電圧が、スパークギャップ131の降伏電圧に達すると、高圧放電ランプ10に高電圧パルスが印加され、それにより、高圧放電ランプ内で気体放電が点灯される。フィルタ網12は、高圧放電ランプ10の点灯期間中、約10〜950nsの幅乃至期間を有する、この高電圧パルスから電圧コンバータ11を保護する。続いて、電圧コンバータ11は、第2の作動モードで作動され、第2の給電電圧が高圧放電ランプ10用に形成されて、この高圧放電ランプ10に100kHzより上の周波数の交流電流が供給される。ランプ電流の周波数、つまり、ランプ電流の時間経過特性のフーリエ解析又はフーリエ分解の際の基本周波数又は基本振動は、高圧放電ランプ10の点灯期間中、上述の高電圧パルスの周波数スペクトルよりも明らかに低く、つまり、フィルタ12にも拘わらず、電圧コンバータ11により、高圧放電ランプ10は作動することができ、それと同時に、電圧コンバータ11を、点灯装置13の高電圧パルスから保護することができる。電圧コンバータ11の第2の作動モードの間、コンデンサ132は、スパークギャップ131の降伏電圧よりも低い電圧に蓄電され、その結果、スパークギャップ131は、ランプ作動の間、点灯期間の終了後、点灯装置13と電圧コンバータ11並びに高圧放電ランプ10の間で電位が分離される。
電圧コンバータ11は、周波数1.3MHzのランプ電流で点灯した後、高圧放電ランプ10に給電する。チョークコイル121は、11μH乃至38μHのインダクタンスの耐高電圧のチョークコイルとして構成されている。ランプ10は、自動車の前照灯で使用するために設けられている、定格電力35ワットで、定格作動電圧45ボルト乃至85ボルトの水銀レス乃至水銀含有ハロゲン金属蒸気高圧放電ランプである。スパークギャップ131は、スイッチング限界電圧乃至降伏電圧25Vを有している。コンデンサ132は、30kV迄の電圧用に構成されており、100pFの容量を有している。その際、チョークコイル121の設定されたインダクタンス値は、電圧コンバータ11の保護の他に、気体放電電流の安定化も行う。点灯した後、上述の1.3MHzの代わりに700kHzの周波数のランプ電流で高圧放電ランプを作動する場合、チョークコイル121は、水銀レスハロゲン金属蒸気高圧放電ランプの場合、当該コイルのインダクタンス20μHで作動し、水銀含有ハロゲン金属蒸気高圧放電ランプの場合、70μHで作動する。
図2には、本発明の装置の第1の実施例が略示されている。電圧コンバータは、単一トランジスタコンバータとして構成されており、当該単一トランジスタコンバータは、集積ボディダイオード及び寄生容量を有する一方の電界効果トランジスタ21、並びに、1つの1次巻線221及び2つの2次巻線222,223を有するトランス22及び電界効果トランジスタ21に並列且つ1次巻線221に対して直列に接続されたコンデンサ23を有している。電界効果トランジスタ21のゲートは、制御装置211と接続されている。電圧給電のために、直流電圧源24、例えば、自動車の車両搭載電源電圧が使われる。第1の2次巻線部分222は、整流ダイオード251、抵抗252、電流制限要素253、コンデンサ254及びスパークギャップ255から構成された点灯装置の電圧給電のために使われる。図2に斜線で示された電流制限要素253は、用いなくてもよい。電流制限要素253として、例えば、抵抗、チョークコイル又は前述の各構成部品の直列接続を用いるとよい。更に、要素253は、回路乃至装置の電磁両立性を向上する。要素253は、高圧放電ランプ20の気体放電電極及びスパークギャップ255を、コンデンサ254の過度に高い放電電流から保護するために使われ、パルス応答の低減により、コンデンサの寿命を長くする。要素253は、殊に、電圧コンバータのスイッチング周波数が小さい場合、1つ乃至複数の高電圧パルスの時間を延長するために使うことができ、その結果、高圧放電ランプの低抵抗状態は、電圧コンバータによって給電される電流がこのために使われる迄ずっと得られ続ける。
スパークギャップ255の降伏電圧は、上述のように、高圧放電ランプ20の点灯電圧に合わせることができる。トランス22の第2の2次巻線部分223は、ランプ回路に給電し、ランプ回路は、ここでは、ランプのチョークコイル261とサプレッサダイオード262、並びに高圧放電ランプ20からなるフィルタ網26によって構成されている。
高圧放電ランプ内で気体放電を点灯するために、トランジスタ21のスイッチング周波数が、制御装置を用いて、コンデンサ23及び1次巻線221から構成された直列共振回路の共振周波数の近傍に位置しているように制御される。その際、直列共振回路用に使用される構成部品の許容偏差とは無関係に共振を励起するために、スイッチング周波数を周波数変調するとよい。それにより、第1の2次巻線部分222内に充分に高い電圧が誘起されて、コンデンサ254に整流ダイオード251及び抵抗252並びに電流制限構成要素253を介して、スパークギャップ255の降伏電圧に蓄電される。スパークギャップ255の降伏電圧に達した場合、コンデンサ254は、電流制限構成要素253とスパークギャップ255を介して放電し、その結果、高圧放電ランプ20には、1つ又は複数の高電圧パルスが印加されて、それにより、高圧放電ランプ20内に気体放電が点灯される。続いて、トランジスタ21のスイッチング周波数が、制御装置211を用いて、共振回路23,221の共振周波数以外に位置していて、第2の2次巻線部分223に充分に高い交流電圧が誘起されて、高圧放電ランプ20を、水銀レスハロゲン金属蒸気高圧放電ランプの場合、約45ボルトの放電維持電圧で作動することができ、乃至、水銀含有のハロゲン金属蒸気高圧放電ランプの場合、約85ボルトの放電維持電圧で作動することができる。コンデンサ254は、それにより、もはや、スパークギャップ255の降伏電圧に蓄電されず、その結果、更に高電圧パルスを生成しなくてよい。トランジスタ21のスイッチング周波数は、100kHzの上側であり、有利には、0.3〜3.5MHzの範囲内であり、その結果、ランプのチョークコイル261を通って、及び、ランプ20の放電区間を介して流れるランプ電流が、同様に、この周波数を有している。ランプのチョークコイル261は、ランプ電流の制限のために使われる。サプレッサダイオード262は、ランプ20の点灯期間中、トランス22及びトランジスタ21をスパークギャップ255の高電圧パルスから保護する。
図3には、本発明の第2の実施例が図示されており、この実施例が、図2に示した実施例と異なる点は、付加的なコンデンサ263と、電流制限構成要素256によってだけであり、この付加的なコンデンサ263は、ランプのチョークコイル261に対して直列に接続されており、ランプコイル261のインダクタンスを部分的に補償するために使われ、電流制限構成要素256は、抵抗として構成されている。それ以外の詳細な点全て、及び、その機能の点では、第1の実施例と第2の実施例とは一致する。したがって、図2及び図3において、同一の構成素子については同じ参照符号を用いた。
図4には、本発明の第3の実施例が示されている。電圧コンバータは、単一トランジスタコンバータとして構成されており、当該単一トランジスタコンバータは、集積ボディダイオード及び寄生容量を有する一方の電界効果トランジスタ41、並びに、1つの1次巻線421及び1つの2次巻線422を有するトランス42並びに電界効果トランジスタ41に並列且つ1次巻線421に対して直列に接続されたコンデンサ43を有している。電界効果トランジスタ41のゲートは、制御装置411と接続されている。電圧給電のために、直流電圧源44、例えば、自動車の車両搭載電源電圧が使われる。2次巻線422には、フィルタ網46が接続されており、フィルタ網46は、ローパスフィルタ461,462,464及び2次巻線に並列に設けられたサプレッサダイオード463から構成されており、その際、インダクタンス461,464は、ランプ電流を安定化するためのランプのチョークコイルとしても作用する。高圧放電ランプ40は、フィルタ網46に接続されている。ローパスコンデンサ462と、インダクタンス461,462との間の中間タップには、整流器が集積された電圧増倍回路47の電圧入力側が接続されており、電圧増倍回路47は、高圧放電ランプ40用の点灯装置のコンデンサ453,454,455の電圧給電用に使われる。
高圧放電ランプ内で気体放電を点灯するために、トランジスタ41のスイッチング周波数が、制御装置411を用いて、コンデンサ462及びチョークコイル461から構成された直列共振回路の共振周波数の近傍に位置しているように制御される。それにより、コンデンサ454をスパークギャップ455の降伏電圧に蓄電するために、電圧増倍回路47用の相応に高い入力電圧が形成される。スパークギャップ455の降伏電圧に達した場合、コンデンサ454は、チョークコイル453とスパークギャップ455を介して放電し、その結果、高圧放電ランプ40には、1つ又は複数の高電圧パルスが印加されて、それにより、高圧放電ランプ40内に気体放電が点灯される。チョークコイル453は、各ランプ電極及びスパークギャップ455を、コンデンサ454の上昇した放電電流から保護するために使われる。続いて、トランジスタ41のスイッチング周波数が、制御装置411を用いて、高圧放電ランプ40を、水銀レス金属蒸気高圧放電ランプの場合、当該高圧放電ランプ40の約40Vの点灯電圧で、乃至、水銀含有のハロゲン金属蒸気高圧放電ランプの場合約85Vの点灯電圧で作動することができるようにするために、2次巻線422内に充分に高い交流電圧が誘起されるように制御される。コンデンサ454は、最早スパークギャップ455の降伏電圧に蓄電されない。と言うのは、共振回路461,462は、最早当該共振回路の共振周波数の近傍に励振されず、乃至、共振回路の減衰が、点灯した高圧放電ランプ40によって、更に高電圧パルスを生成しない程度であるからである。トランジスタ41のスイッチング周波数は、100kHzの上側であり、有利には、0.3〜3.5MHzの範囲内であり、その結果、ランプのチョークコイル461,464を通って、及び、ランプ40の放電区間を介して流れるランプ電流が、同様に、この周波数を有している。ランプのチョークコイル461,464は、ランプ電流の制限のために使われる。サプレッサダイオード463は、ランプ40の点灯期間中、トランス42及びトランジスタ41をスパークギャップ455の高電圧パルスから保護する。
図5には、本発明の第4の実施例が示されている。電圧コンバータは、単一トランジスタコンバータとして構成されており、当該単一トランジスタコンバータは、集積ボディダイオード及び寄生容量を有する一方の電界効果トランジスタ51、並びに、1つの1次巻線521及び1つの2次巻線522を有するトランス52並びに電界効果トランジスタ51に並列且つ1次巻線521に対して直列に接続されたコンデンサ53を有している。電界効果トランジスタ51のゲートは、制御装置511と接続されている。電圧給電のために、直流電圧源54、例えば、自動車の車両搭載電源電圧が使われる。2次巻線522には、フィルタ網56が接続されており、フィルタ網56は、単巻トランス561,563、コンデンサ562、2次巻線522に対して並列に設けられたサプレッサダイオード565及びチョークコイル564から構成されている。単巻トランスの1次巻線部分561及びチョークコイル564は、コンデンサ562と共にローパスフィルタを構成する。高圧放電ランプ50は、フィルタ網56に接続されている。単巻トランスの2次巻線部分563は、整流ダイオード551、抵抗552、巻線557、コンデンサ554及びスパークギャップ555から構成された点灯装置の電圧給電のために使われる。抵抗556及びチョークコイル557は、任意である。抵抗556及び巻線557は、高圧放電ランプ50及びスパークギャップ555を、コンデンサ554の過度に高い放電電流から保護するために使われる。スパークギャップ555の降伏電圧は、上述のように、全ての実施例で、高圧放電ランプの点灯電圧に合わせられる。 高圧放電ランプ内で気体放電を点灯するために、トランジスタ51のスイッチング周波数が、制御装置511を用いて、コンデンサ562及び1次巻線561から構成された直列共振回路の共振周波数の近傍に位置しているように制御される。それにより、単巻トランスの2次巻線部分563内に、コンデンサ554をスパークギャップ555の降伏電圧に蓄電するのに充分に高い電圧が誘起される。スパークギャップ555の降伏電圧に達した場合、コンデンサ554は、抵抗556及びチョークコイル557とスパークギャップ555を介して放電し、その結果、高圧放電ランプ50には、1つ又は複数の高電圧パルスが印加されて、それにより、高圧放電ランプ50内に気体放電が点灯される。続いて、トランジスタ51のスイッチング周波数が、制御装置511を用いて、共振回路561,562の共振周波数以外に位置していて、2次巻線562に充分に高い交流電圧が誘起されて、高圧放電ランプ50を、水銀レスハロゲン金属蒸気高圧放電ランプの場合、約45ボルトの放電維持電圧で作動することができ、乃至、水銀含有のハロゲン金属蒸気高圧放電ランプの場合、約85ボルトの放電維持電圧で作動することができる。コンデンサ554は、それにより、もはや、スパークギャップ555の降伏電圧に蓄電されず、その結果、更に高電圧パルスを生成しなくてよい。トランジスタ51のスイッチング周波数は、100kHzの上側であり、有利には、0.3〜3.5MHzの範囲内であり、その結果、ランプコイル561を通って、及び、ランプ50の放電区間を介して流れるランプ電流が、同様に、この周波数を有している。1次巻線561及びチョークコイル564は、ランプ電流の制限のために使われる。サプレッサダイオード565は、ランプ50の点灯期間中、トランス52及びトランジスタ51をスパークギャップ555の高電圧パルスから保護する。
図6には、本発明の第5の実施例が示されている。電圧コンバータは、単一トランジスタコンバータとして構成されており、当該単一トランジスタコンバータは、集積ボディダイオード及び寄生容量を有する一方の電界効果トランジスタ61、並びに、1つの1次巻線621及び1つの2次巻線622を有するトランス62並びに電界効果トランジスタ61に並列且つ1次巻線621に対して直列に接続されたコンデンサ63を有している。電界効果トランジスタ61のゲートは、制御装置611と接続されている。電圧給電のために、直流電圧源64、例えば、自動車の車両搭載電源電圧が使われる。2次巻線622には、フィルタ網66が接続されており、フィルタ網66は、単巻トランス661,663、コンデンサ662、2次巻線622に対して並列に設けられたサプレッサダイオード665及びチョークコイル664から構成されている。単巻トランスの1次巻線部分661は、コンデンサ662と共にローパスフィルタを構成する。高圧放電ランプ60は、フィルタ網66に接続されている。単巻トランスの2次巻線部分663は、集積された整流器を備えた電圧増倍回路67の電圧給電のために使われ、整流器の出力電圧は、コンデンサ654をスパークギャップ655の降伏電圧に蓄電するために使われる。集積された整流器を備えた電圧増倍回路67は、例えば、実質的に、一段又は複数段のカスケード回路(コッククロフト・ワルトン回路とも呼ばれる)によって構成するとよい。チョークコイル653は、点灯期間中、高圧放電ランプ60及びスパークギャップ655を、コンデンサ654の過度に高い放電電流から保護する。チョークコイル653は、択一的に、回路内で、ランプ60の点灯後、高周波ランプ電流は流れず、点灯期間中、コンデンサ654の蓄電電流ではなく、コンデンサ654の放電電流だけが流れる。図示の装置では、チョークコイル653は、更に放電の安定化のために、及び、点灯中及び後続のランプ作動中の電磁両立性を向上するために使われる。
高圧放電ランプ内で気体放電を点灯するために、トランジスタ61のスイッチング周波数が、制御装置611を用いて、コンデンサ662及び1次巻線661から構成された直列共振回路の共振周波数の近傍に位置しているように制御される。それにより、コンデンサ654をスパークギャップ655の降伏電圧に蓄電するために、電圧増倍回路67用の充分に高い入力電圧が形成される。スパークギャップ655の降伏電圧に達した場合、コンデンサ654は、スパークギャップ655とチョークコイル653とを介して放電し、その結果、高圧放電ランプ60には、1つ又は複数の高電圧パルスが印加されて、それにより、高圧放電ランプ60内に気体放電が点灯される。続いて、トランジスタ61のスイッチング周波数が、制御装置611を用いて、共振回路661,662の共振周波数以外に位置していて、2次巻線662に充分に高い交流電圧が誘起されて、高圧放電ランプ60を、水銀レスハロゲン金属蒸気高圧放電ランプの場合、約45ボルトの放電維持電圧で作動することができ、乃至、水銀含有のハロゲン金属蒸気高圧放電ランプの場合、約85ボルトの放電維持電圧で作動することができる。コンデンサ654は、それにより、もはや、スパークギャップ655の降伏電圧に蓄電されず、その結果、更に高電圧パルスを生成しなくてよい。トランジスタ41のスイッチング周波数は、100kHzの上側であり、有利には、0.3〜3.5MHzの範囲内であり、その結果、ランプコイル661,664を通って、及び、ランプ60の放電区間を介して流れるランプ電流が、同様に、この周波数を有している。1次巻線661及びチョークコイル664及び653は、ランプ電流の制限のために使われる。サプレッサダイオード665は、ランプ60の点灯期間中、トランス62及びトランジスタ61をスパークギャップ655の高電圧パルスから保護する。
図7には、高圧放電ランプ70の点灯及び作動用の本発明の装置の第6の実施例が示されている。装置は、自動車の車両搭載電源電圧から高周波交流電圧を形成する電圧コンバータ71、1次巻線721と2次巻線722を備えたトランス72、コンデンサ73、ランプのチョークコイル74及び高圧放電ランプ70用の点灯装置を有しており、この点灯装置は、スパークギャップ75及び対称的な電圧増倍回路から構成されている。電圧増倍回路は、コンデンサ761,762及びダイオード771,772から構成されている。1次巻線721及びチョークコイル74並びにコンデンサ73は、ローパスフィルタを構成し、電圧コンバータ71は、点灯期間中高電圧パルスから保護する。高圧放電ランプ70の点灯期間中、電圧増倍回路761,762,771,772は、2次巻線722の電圧により、電圧増倍回路の出力側のコンデンサ761及び762をスパークギャップ75の降伏電圧に蓄電するのに充分に高い電圧が給電され、その結果、高圧放電ランプ70には、1つ又は複数の高電圧パルスが気体放電の点灯のために供給される。
点灯過程の終了後、2次巻線722の電圧降下は、コンデンサ761及び762をスパークギャップ75の降伏電圧に蓄電するためには、最早充分ではない。その際、点火期間の終了後、1次巻線721とコンデンサ73から構成された共振回路の、点灯された高圧放電ランプ70による減衰が充分でない場合には、電圧コンバータ71のスイッチング周波数を変えるとよい。
図8には、高圧放電ランプ70の点灯及び作動用の本発明の装置の第7の実施例が示されている。装置は、自動車の車両搭載電源電圧から高周波交流電圧を形成する電圧コンバータ81、1次巻線82と2次巻線83を備えたトランス、電圧コンバータ81の電圧出力側に対して並列な任意のコンデンサ89、ランプのチョークコイル84及び高圧放電ランプ80用の点灯装置を有しており、この点灯装置は、スパークギャップ85及び対称的な電圧増倍回路から構成されている。電圧増倍回路は、コンデンサ861,862及びダイオード871,872並びに任意の抵抗88から構成されている。任意の抵抗88は、蓄電抵抗として使われ、ダイオード871及び872が過度に大きな電流によって損なわれるのを阻止する。例えば、1次巻線82と2次巻線83とが充分に小さく結合されたトランス82,83を構成できれば、抵抗44を用いなくてもよい。電圧コンバータ81の比較的高い内部インピーダンスによって、高圧放電ランプ80の点灯期間の終了後、電圧コンバータ81の出力電圧が、スパークギャップ85の降伏電圧に最早達成されない程強く低下する。
図9には、高圧放電ランプ90の点灯及び作動用の本発明の装置の第8の実施例が示されている。装置は、自動車の車両搭載電源電圧から高周波交流電圧を形成する電圧コンバータ91、1次巻線92と2次巻線93を備えたトランス、電圧コンバータ91の電圧出力側に対して並列な任意のコンデンサ99、ランプのチョークコイル94及び高圧放電ランプ90用の点灯装置を有しており、この点灯装置は、スパークギャップ95及び非対称的な電圧増倍回路から構成されている。電圧増倍回路乃至2段のカスケード回路は、コンデンサ961,962,963,964及びダイオード971,972,973,974を形成している。高圧放電ランプ90の一方の電極は、アース基準電位98に接続されており、その他方の電極は、スパークギャップ95の一方の端子と接続されている。
高圧放電ランプ90の点灯期間中、電圧増倍回路961,962,963,964,971,972,973,974は、2次巻線93の電圧により、電圧増倍回路の出力側のコンデンサ962及び964をスパークギャップ95の降伏電圧に蓄電するのに充分に高い電圧が給電され、その結果、高圧放電ランプ90には、1つ又は複数の高電圧パルスが気体放電の点灯のために供給される。点灯期間の終了後、電圧コンバータ91は、他方のスイッチング周波数で作動され、その結果、電圧コンバータ91の内部インピーダンスに基づいて、電圧コンバータ91の、2次巻線93の電圧に相応する出力電圧は、最早、コンデンサ962及び964をスパークギャップ95の降伏電圧に蓄電するのには充分ではない。
図10には、本発明の第9の実施例が示されている。電圧コンバータは、単一トランジスタコンバータとして構成されており、当該単一トランジスタコンバータは、集積ボディダイオード及び寄生容量を有する一方の電界効果トランジスタ31、並びに、1つの1次巻線321及び1つの2次巻線322を有するトランス32及び電界効果トランジスタ31に並列且つ1次巻線321に対して直列に接続されたコンデンサ33を有している。電界効果トランジスタ31のゲートは、制御装置311と接続されている。電圧給電のために、直流電圧源34、例えば、自動車の車両搭載電源電圧が使われる。2次巻線322には、フィルタ網36が接続されており、このフィルタ網は、2次巻線に対して並列に設けられたサプレッサダイオード362とランプのチョークコイル361から構成されている。高圧放電ランプ30は、フィルタ網36に接続されている。高圧放電ランプ30用の点灯装置は、圧電トランス37、ダイオード391、392、及び、抵抗393,394並びにコンデンサ38及びスパークギャップ35を有しており、圧電トランス37の電圧入力側は、コンデンサ33に接続されており、ダイオード391、392は、圧電トランス37の電圧出力側に接続されており、ダイオード391、392は、圧電トランス37の内部キャパシタンスと共に2次側で電圧増倍回路を形成する。高圧放電ランプ30内で気体放電を点灯するために、トランス61のスイッチング周波数が、制御装置611を用いて、圧電トランス37の共振が励振されるように制御される。圧電トランス37の2次側には、圧電トランス37の出力電圧が、電圧増倍回路391,392を用いて増倍され、その結果、コンデンサ38は、抵抗393及び394を介してスパークギャップ35の降伏電圧に蓄電される。それにより、コンデンサ38は、抵抗393及びスパークギャップ35を介して放電され、その際、高圧放電ランプ30には、1つ又は複数の高電圧パルスが供給され、この高電圧パルスにより、高圧放電ランプ30内で気体放電が点灯される。
高圧放電ランプ30内で気体放電が点灯した後、トランジスタ31のスイッチング周波数が、制御装置311を用いて、圧電トランス37の共振周波数以外に位置していて、2次巻線322に充分に高い交流電圧が誘起されて、高圧放電ランプ30を、水銀レスハロゲン金属蒸気高圧放電ランプの場合、約45ボルトの放電維持電圧で作動することができ、乃至、水銀含有のハロゲン金属蒸気高圧放電ランプの場合、約85ボルトの放電維持電圧で作動することができる。コンデンサ38は、最早、スパークギャップ35の降伏電圧に蓄電されない。と言うのは、点灯期間の終了後、圧電トランス37の共振は励振されないからであり、その結果、更に高電圧パルスも形成されない。トランジスタ31のスイッチング周波数は、100kHzの上側であり、有利には、0.3〜3.5MHzの範囲内であり、その結果、ランプのチョークコイル361を通って、及び、ランプ30の放電区間を介して流れるランプ電流が、同様に、この周波数を有している。ランプコイル361は、ランプ電流の制限のために使われる。サプレッサダイオード362は、トランス32及びトランジスタ31を、ランプの点灯期間中、スパークギャップ35の高電圧パルスから保護する。スパークギャップ35は、点灯期間の終了後、圧電トランス37の2次側と電圧コンバータ31,32との間の電位を分離する。
従来技術の欄で紹介されている回路装置とは異なり、圧電トランスは、コンデンサ38の蓄電中、場合によっては未だ高熱の、図13に示されたような高圧放電ランプの寄生インピーダンスによって負荷されない。それにより、従来技術による圧電(ピエゾ)トランスよりも著しく小さく、且つ、コスト上有利な圧電(ピエゾ)トランスが可能となる。
本発明の装置を備えた高圧放電ランプの点灯及び作動用の回路装置の基本図 本発明の第1の実施例による装置の回路略図 本発明の第2の実施例による装置の回路略図 本発明の第3の実施例による装置の回路略図 本発明の第4の実施例による装置の回路略図 本発明の第5の実施例による装置の回路略図 本発明の第6の実施例による装置の回路略図 本発明の第7の実施例による装置の回路略図 本発明の第8の実施例による装置の回路略図 本発明の第9の実施例による装置の回路略図 従来技術による高圧放電ランプの点灯及び作動用の装置の基本図 電荷蓄積手段内に点灯時点で蓄積された電力に依存する高圧放電ランプの寿命を示す図 高圧放電ランプのスイッチオフ後経過する時間期間に依存する、スイッチオフ状態での高圧放電ランプの抵抗を示す図

Claims (25)

  1. 高圧放電ランプ(10)の作動又は点灯用の装置であって、該装置は、前記高圧放電ランプ(10)用の点灯電圧を形成するための電圧依存のスイッチ手段(131)を有する装置において、
    電圧依存のスイッチ手段(131)のスイッチング限界電圧は、高圧放電ランプ(10)の点灯電圧よりも大きいか又は等しいことを特徴とする装置。
  2. 電圧依存のスイッチ手段(131)のスイッチング限界電圧は、8キロボルトより大きいか又は等しい請求項1記載の装置。
  3. 電圧依存のスイッチ手段は、少なくとも1つのスパークギャップ(131)を有している請求項1記載の装置。
  4. スイッチング限界電圧に蓄電可能な電荷蓄積手段(132)が設けられている請求項1記載の装置。
  5. 電荷蓄積手段(132)は、5.1nFよりも小さな、又は等しい容量を有している請求項4記載の装置。
  6. 電荷蓄積手段(132)の容量は、以下の条件を充足する:
    132<[(2・0.5J)/U ]・[P/35W]
    当該式において、Pは、高圧放電ランプ(10)の定格電力を示し、Uは、電圧依存のスイッチ手段(131)のスイッチング限界電圧を示し、C132は、電荷蓄積手段(132)の容量を示す請求項4記載の装置。
  7. 電荷蓄積手段は少なくとも1つのコンデンサ(132)を有する請求項4記載の装置。
  8. 電荷蓄積手段(38,454)の蓄電のために、圧電(ピエゾ)トランス(37)等及び電圧乗算回路(47)が設けられている請求項4記載の装置。
  9. 電荷蓄積手段(254)の放電電流の制限のために、少なくとも1つの電流制限要素(253)が設けられている請求項4記載の装置。
  10. 少なくとも1つの電流制限要素(253)は、高圧放電ランプ(20)の放電区間に対して直列に設けられており、且つ、電圧依存スイッチ手段(131)に対して直列に設けられている請求項9記載の装置。
  11. 電流制限要素(253)は、抵抗又はインダクタンス、又は、当該構成部品の組み合わせを有している請求項9記載の装置。
  12. 電圧コンバータ(11)が設けられており、該電圧コンバータ(11)は、高圧放電ランプ(10)の点灯期間中電圧依存のスイッチ手段(131)の電圧給電のために、及び、前記高圧放電ランプ(10)の給電のために交番極性の電流が使われる請求項1から11迄の何れか1記載の装置。
  13. 交番極性の電流は、100kHzより大きな、又は等しい基本周波数を有している請求項12記載の装置。
  14. 電圧依存のスイッチ手段(131)によって生成された電圧パルスに対して電圧コンバータ(11)を保護するためにフィルタ網(12)が設けられている請求項12記載の装置。
  15. 高圧放電ランプ(10)内での気体放電を安定化するのに寄与するようにフィルタ網(12)が構成されている請求項14記載の装置。
  16. フィルタ網(12)は、少なくとも1つのチョークコイル(121)を有している請求項14又は15記載の装置。
  17. 請求項1から16迄の何れか1記載の1つ又は複数の装置を備えた高圧放電ランプ(10)用のランプベース。
  18. 少なくとも1つの高圧放電ランプ、及び、少なくとも1つの、請求項1から16迄の何れか1又は複数記載の装置を備えたライティングシステム。
  19. 電圧依存のスイッチ手段(131)を用いて、高圧放電ランプ(10)内に気体放電を点灯するために電圧パルスが生成される、高圧放電ランプ(10)の作動方法において、電圧依存のスイッチ手段(131)のスイッチング限界電圧は、高圧放電ランプ(10)内に気体放電を点灯するために必要な点灯電圧よりも大きいか又は等しいことを特徴とする方法。
  20. 高圧放電ランプ(10)内での気体放電の点灯のために、電荷蓄積手段(132)を、電圧依存のスイッチ手段(131)のスイッチング限界電圧に蓄電する請求項19記載の方法。
  21. 電荷蓄積手段(132,454)の蓄電のために、圧電(ピエゾ)トランス(37)等及び電圧乗算回路(47)が設けられている請求項20記載の方法。
  22. 高圧放電ランプ(10)の点灯期間中電圧コンバータ(11)を用いて、電圧依存のスイッチ手段(131)用の第1の給電電圧を形成し、前記高圧放電ランプ(10)内で気体放電の点灯が行われた後、交番極性のランプ電流を形成するために高圧放電ランプ(10)用の第2給電電圧が形成される請求項19から21迄の何れか1記載の方法。
  23. 電圧コンバータを、種々異なる周波数領域のスイッチング周波数を有する第1及び第2の給電電圧を形成するために作動されるインバータ又は交流電圧コンバータとして構成する請求項22記載の方法。
  24. 電圧コンバータ(11)を、フィルタ網(12)を用いて、電圧依存のスイッチ手段(131)の電圧パルスに対して保護する請求項22又は23記載の方法。
  25. 電荷蓄積手段(132)を、高圧放電ランプ(10)内での気体放電の点灯が行われた後、電圧依存のスイッチ手段(131)のスイッチング限界電圧よりも小さな電圧に蓄電する請求項20から23迄の何れか1記載の方法。
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