JP2008535866A - ピリミジン誘導体 - Google Patents
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Abstract
Description
Roche)は、窒素−含有複素環類およびアデノシン受容体により調節される疾病の処置におけるそれらの使用に関する。特許文献7(Vertex)は、種々の蛋白質キナーゼ−介在疾患の処置において有用な窒素−含有複素環類に関する。
Aは酸素原子または基-NRA−を表わし、ここでRAは水素またはアルキルを表わし、
Dは基-CH−または窒素原子を表わし、
Lはエタンジイル、エテンジイルおよびエチンジイルよりなる群から選択される2炭素原子結合基であり、それはエタンジイルの場合には場合により0、1もしくは2個のアルキル、ヒドロキシまたはアルコキシにより置換されていてもよく、エチンジイルの場合には場合により0、1もしくは2個のアルキルまたはアルコキシにより置換されていてもよく、
R2はアルキルを表わし、ここでアルキルはハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、およびアルキルスルホニルアミノよりなる群から選択される0〜3個の置換基で置換されていてもよく、或いは
R2はフェニルまたはヘテロアリールを表わし、ここでフェニルまたはヘテロアリールは場合によりハロ、トリフルオロメチル、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、アルキルカルボニルアミノ、アルキルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アミノスルホニル、アルキルスルホニルよりなる群から選択される0、1もしくは2個の置換基により置換されていてもよく、そして、
ここで該アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、およびアルキルアミノスルホニルは場合によりヒドロキシ、ハロゲンおよびアルコキシよりなる群から選択される0、1もしくは2個の置換基により置換されていてもよく、
R4は水素またはアルキルであり、
R5は水素またはハロであり、そして
R6はアルキル、シアノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、トリフルオロメチル、アミノ、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニル、アルケニル、アルキニルまたはクロロを表わす]
の化合物またはその製薬学的に許容可能な塩を提供する。
Aが酸素原子を表わし、
Dが基−CH−を表わし、
Lがエタンジイル、エテンジイルおよびエチンジイルよりなる群から選択される2炭素原子結合基であり、
R2がアルキルを表わし、ここでアルキルはハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、およびアルキルスルホニルアミノよりなる群から選択される0〜2個の置換基で置換されていてもよく、或いは
R2がフェニルまたはピリジルを表わし、ここでフェニルまたはピリジルは場合によりハロ、アルキル、ヒドロキシ、およびアルコキシよりなる群から選択される0、1もしくは2個の置換基により置換されていてもよく、
R4が水素であり、
R5が水素であり、そして
R6がアルキル、シアノ、アミノカルボニル、クロロまたはトリフルオロメチルを表わす、
式(I)の化合物またはその製薬学的に許容可能な塩を提供する。
Dは基−CH−を表わし、
Lはエタンジイル、エテンジイルおよびエチンジイルよりなる群から選択される2炭素原子結合基であり、
R2はフェニルまたはピリジルを表わし、ここでフェニルまたはピリジルは場合によりハロ、アルキル、ヒドロキシ、およびアルコキシよりなる群から選択される0、1もしくは2個の置換基により置換されていてもよく、
R4は水素であり、
R5は水素であり、そして
R6はアルキル、シアノ、アミノカルボニル、クロロまたはトリフルオロメチルを表わす]
の化合物またはその製薬学的に許容可能な塩を提供する。
、例えば例示であり且つ好ましくはエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、エチルジイソ-プロピルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジシクロヘキシルアミン、ジメチルアミノエタノール、プロカイン、ジベンジルアミン、N−メチルモルホリン、ジヒドロアビエチルアミン、アルギニン、リシン、エチレンジアミンおよびメチルピペリジンから誘導されるアンモニウム塩も包含する。
およびN−n−ヘキシル−N−メチルアミノスルホニルを表わす。
[A]式(IIIa)
の薬剤と、または
[B]式(IIIb)
の薬剤と、または
[C]式(IIIc)
の薬剤と、適当なPd触媒、例えばPd2(dba)3[トリス(ジベンジリデンアセトン)−ジパラジウム(0)]、Pd(PPh3)4[テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)]、またはPdCl2(dppf)・CH2Cl2{ジクロロメタンとの[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)複合体}の存在下で、反応させることを含んでなる式(I)の化合物を製造する方法を提供する。
の前駆体と2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジンとの縮合により製造することができる。
のアルケンのヒドロホウ素化およびパラジウム触媒、例えばPd2(dba)3[トリス(ジベンジリデンアセトン)−ジパラジウム(0)]、Pd(PPh3)4[テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)]、PdCl2(dppf)・CH2Cl2{ジクロロメタンとの[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)複合体}の存在下における式(II)の中間体とのその後の反応により入手可能である。
の化合物と式(VII)
の化合物との反応により製造することができる。
方法A:
方法B:
方法C:
ール、ポリエチレングリコール(PEG)300もしくは400、シクロデクストリン類または乳化薬剤を含有する水溶液、例えばレシチン、プルロニック(Pluronic)F68(R)、ソルトール(Solutol)HS15(R)またはクレモフォル(Cremophor)(R)である。水溶液が好ましい。
略語および頭文字語
当該技術の有機化学者により使用される略語の包括的なリストはJournal of
Organic Chemistryの各巻の初版に見られ、このリストは典型的にはStandard List of Abbreviationsと表題の付いた表にある。該リストに含まれた略語および当該技術の有機化学者により使用される全ての略語は引用することにより本発明の内容となる。
2X 2回
3X 3回
AlMe3 トリメチルアルミニウム
Boc t−ブトキシカルボニル
n−BuLi ブチルリチウム
t−BuOK カリウムt−ブトキシド
calcd 計算値
Celite(R) セライト・コーポレーション(Celite
Corp.)の商標登録された珪藻土濾過薬剤CD3OD メタノール−d4
CHCl3−d クロロホルム−d
d 二重項
DBU 1,8−ジアゾビシクロ[5.4.0]ウンデ
ス−7−エン
DCC ジシクロヘキシルカルボジイミド
DEAD アゾジカルボン酸ジエチル
DIBAH 水素化アルミニウムジイソブチル
DIEA ジイソプロピルエチルアミン
DMA ジメチルアセトアミド
DMAP 4−ジメチルアミノピリジン
DME ジメトキシエタン
DMF N,N−ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルホキシド
DMSO−d6 ジメチルスルホキシド−d6
EDCI 1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エ
チルカルボジイミド塩酸塩
EtSH エタンチオール
EtOAc 酢酸エチル
EtOH エタノール
Et3SiH トリエチルシラン
h 時間
HATU ヘキサフルオロ燐酸O−(7−アザベンゾチリ
アゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−
テトラメチルウロニウム
Hex ヘキサン類
1H NMR プロトン核磁気共鳴
HOAc 酢酸
HPLC 高性能液体クロマトグラフィー
LC−MS 液体クロマトグラフィー/質量分光法
LDA リチウムジイソプロピルアミド
LiHMDS リチウムヘキサメチルジシラジド
m 多重項
m−CPBA 3−クロロペルオキシ安息香酸
MeOH メタノール
min 分間
Me3SiI ヨウ化トリメチルシリル
MS ES 電子噴霧付き質量分光法
NaBH(OAc)3 トリアセトキシホウ水素化ナトリウム
OMs O−メタンスルホニル(メシレート)
OTs O−p−トルエンスルホニル(トシル)
OTf O−トリフルオロアセチル(トリフリル)
Pd/C 木炭上パラジウム
Pd2(dba)3 トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウ
ム(0)
Pd(PPh3)4 テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジ
ウム(0)
PdCl2(dppf)・CH2Cl2 ジクロロメタンとの[1,1’−ビス(ジフ
ェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパ
ラジウム(II)複合体
RT 保持時間
rt 室温
Rf TLC保持因子
s 一重項
t 三重項
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
TLC 薄層クロマトグラフィー
本発明の代表的化合物の構造を以下の工程を用いて確認した。
Packard)5890ガスクロマトグラフをJ & W DB−5カラム(0.25uMコーティング;30m x 0.25mm)と共に装備したヒューレット・パッカード5989A質量分光計を用いて得られた。イオン源は250℃に保たれそしてスペクトルは1回の走査当たり2秒間で50−800 muで走査させた。
或いは
ギルソン215システムを用いて、典型的にはYMCプロ−C18AS−342(150 x 20mm内径)カラムを用いて、分取逆相HPLCクロマトグラフィーを行った。典型的には、使用した移動相は(A)0.1%のTFAを含有するH2Oおよび(B)アセトニトリルの混合物であった。典型的な勾配は以下のものであった:
機械的スタラーおよび還流コンデンサーを備えた三つ首の3L丸底フラスコに4−(4−アミノフェノキシ)ピリジン−2−カルボニトリル(70.00g、0.33モル)、4,6−ジクロロピリミジン−2−アミン(54.35g、0.33モル)、水(2.5L)、および2−プロパノール(500mL)を充填した。懸濁液を91℃に4時間にわたり加熱し、その後にそれを一晩にわたり室温に冷却した。反応混合物を濾過しそして集められた固体をEtOH、エーテルおよびヘキサン類で洗浄した。固体を空気吸引により45分間にわたり乾燥して4−{4−[(2−アミノ−6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ]フェノキシ}ピリジン−2−カルボニトリル(84.1g、75%)を与えた:1H NMR(DMSO−d6)δppm 9.45(s,1H),8.55(d,1H),7.80(d,2H),7.64(d,1H),7.12−7.15(m,3H),6.76(s,2H),6.00(s,1H),3.34(s,2H);MS ES 339(M+H),RT 2.49min.
中間体1B: 6−クロロ−N 4 −(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン
中間体1C: 6−クロロ−N 4 −{4−[(2−メチルピリジン−4−イル)オキシ]フェニル}ピリミジン−2,4−ジアミン
中間体1D: 4−{3−[(2−アミノ−6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ]フェノキシ}ピリジン−2−カルボニトリル
中間体2A: 4−{3−[(2−アミノ−6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ]フェノキシ}ピリジン−2−カルボキサミド
実施例1: 6−(1−エトキシビニル)−N 4 −(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミンの製造
ES 417.9(M+H)+,calcd 418.1.
実施例2: 1−{2−アミノ−6−[(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)アミノ]ピリミジン−4−イル}エタノールの製造
1−{2−アミノ−6−[(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)アミノ]−ピリミジン−4−イル}エタノン(30mg、0.08ミリモル)、プロピルアミン(9.11mg、0.15ミリモル)、NaBH3CN(9.7mg、0.15ミリモル)を1mLのMeOHおよび1mLのTHFの中に溶解させた。反応混合物を室温において一晩にわたり撹拌した。溶媒を蒸発させそして生じた混合物を分取HPLCにより精製して6−[1−(プロピルアミノ)エチル]−N4−(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン(8.5mg、25%収率)および標記化合物(15mg、48%収率)を与えた。1H NMR(CD3OD)δ 8.55(m,1H)、7.90(m,2H)、7.35(s,1H)、7.25(m,2H)、7.15(m,1H)、6.25(s,1H)、4.75(q,1H)、1.55(d,3H);MS ES 391.9(M+H)+,calcd 391.3.
実施例3: 4−[4−({2−アミノ−6−[(E)−2−(4−フルオロフェニル)ビニル]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェノキシ]ピリジン−2−カルボニトリルの製造
実施例5: 6−[(E)−2−(4−フルオロフェニル)ビニル]−N 4 −(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン
実施例8:(3E)−4−{2−アミノ−6−[(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)アミノ]ピリミジン−4−イル}ブト−3−エン−1−オール
6−((1E)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}ブト−1−エン−1−イル)−N4−(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン(128mg、0.24ミリモル)の2.4mLの無水塩化メチレン中溶液に0.5mLのTFAを加え、溶液を2時間にわたり室温で放置し、その後にそれをEtOAcおよび5%水性NaHCO3で希釈した。二層を分離しそして水層をEtOAcで抽出した。一緒にした有機層を食塩水で洗浄しそしてNa--2SO4で乾燥し、濾過しそして濃縮した。生じた残渣を50% EtOAc/ヘキサン類と共に粉砕して99mgの生成物を白色固体として得た。1H NMR(CD3OD)δ 8.4(d,1H)、7.83(d,2H)、7.32(d,1H)、7.17(m,2H)、7.12(m,1H)、6.75(m,1H)、6.31(d,1H)、6.15(s,1H)、3.72(t,2H)、2.51(q,2H);MS ES
418(M+H)+calcd 418,RT=2.05min.
実施例14: 6−(3−アミノプロピル)−N 4 −(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン塩酸塩
そして生じた溶液を3時間にわたり室温において撹拌した。上記の混合物に6−クロロ−N4−(4−{[2−(トリフルオロメチル)−ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン(150mg、0.39ミリモル)、1mLのTHF、Pd(PPh3)4(20mg、0.017ミリモル)、およびNaOH(0.5mLの水中47mg、1.18ミリモル)を加えそして生じた混合物を70 -- o -Cに一晩にわたり加熱した。朝に、反応混合物を室温に冷却しそしてEtOAcおよび水を加えそして混合物をセライトを通して濾過した。層を分離しそして水層をEtOAcで抽出した。一緒にした有機層を食塩水で洗浄しそしてNa2SO4で乾燥し、濾過しそして濃縮した。生じた残渣をバイオテージ(Biotage)カラム上で25−100% EtOAc/ヘキサン類を使用することにより精製しそして78mg(39%)の所望する化合物を与えた。1H NMR(CD2Cl2)δ 8.55(d,1H)、7.53(m,2H)、7.25(d,1H)、7.12(m,2H)、7.03(m,1H)、6.75(bs,1H)、6.01(s,1H)、5.11(bs,1H)、5.0(bs,2H)、3.15(m,2H)、2.53(t,2H)、1.85(m,2H)、1.21(s,9H);MS ES 505(M+H)+calcd 505,RT=2.69min.
(3−{2−アミノ−6−[(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)アミノ]ピリミジン−4−イル}プロピル)カルバミン酸tert−ブチル(50mg、0.10ミリモル)の0.4mLの無水MeOH中溶液にジオキサン中4M HCl(0.37mL、1.49ミリモル)を加えそして溶液を1時間にわたり室温において撹拌した。生じた溶液を真空下で濃縮して33mgの標記化合物を黄褐色固体として与えた。1H NMR(CD2Cl2)δ 12.92(bs,1H)、10.98(bs,1H)、8.61(d,1H)、7.96(m,6H)、7.39(m,1H)、7.26(m,2H)、7.13(m,1H)、6.28(s,1H)、2.85(m,2H)、2.67(m,2H)、1.93(m,2H););MS ES 405(M+H)+calcd 405,RT=2.17min.
実施例15: 4−{2−アミノ−6−[(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)アミノ]ピリミジン−4−イル}ブタン−1−オール
実施例16: 4−{2−アミノ−6−[(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)アミノ]ピリミジン−4−イル}プロパン−1−オール
6−(3−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}プロピル)−N4−(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミンから出発することにより、標記化合物が実施例8の段階2に記載されたものと同様な方法で製造された:1H NMR(DMSO−d6)δ 8.61(d,1H)、7.87(s,2H)、7.39(s,1H)、7.26(m,2H)、7.14(m,1H)、6.11(s,1H)、3.46(t,2H)、2.58(m,2H)、1.73(m,2H);MS ES 406(M+H)+calcd 406,RT=2.32.
実施例17: 4−{2−アミノ−6−[(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)アミン]ピリミジン−4−イル}ブタン−1,2−ジオール
:1H NMR(CD2Cl2)δ 8.46(d,1H)、7.46(m,2H)、7.16(d,1H)、7.02(m,2H)、6.93(m,1H)、6.51(s,1H)、5.89(s,1H)、4.84(s,2H)、3.66(m,1H)、3.37−3.53(m,2H)、2.36−2.57(m,2H)、1.86(m,1H)、1.65(m,1H)、0.84(m,18H)、0.01(m,12H);MS ES 664(M+H)+calcd 664,RT=3.80.
6−(3,4−ビス{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}ブチル)−N4−(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミンから出発することにより、標記化合物が実施例8の段階2に記載されたものと同様な方法で製造された: 1H NMR(DMSO−d6)δ 8.61(d,1H)、7.89(m,2H)、7.39(m,1H)、7.25(d,2H)、7.14(m,1H)、6.15(s,1H)、4.62(s,1H)、3.45(m,1H)、3.26(m,1H)、2.66(m,1H)、2.56(m,1H)、1.92(m,1H)、1.55(m,1H);MS ES 436(M+H)+calcd 436,RT=2.20.
実施例22: 6−[(4−フルオロフェニル)エチニル]−N 4 −(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン
L)、ジイソプロピルアミン(5.13mL、36.6ミリモル)およびトリメチルシリルアセチレン(5.17mL、36.6mL)を加えそして混合物を40℃に48時間にわたり加熱した。粗製物質をジクロロメタンで溶離するシリカパッドの中に通しそして真空中で濃縮して褐色ガラスを生じ、それをさらなる精製なしに次の段階で使用した。
N2が充填された真空瓶の中に6−エチニル−N4−(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン(150mg、0.40ミリモル)、Pd(PPh3)2Cl-2(15mg、0.020ミリモル)、CuI(4mg、0.020ミリモル)、4−フルオロヨードベンゼン(0.44ミリモル)および4mL無水DMFを入れた。上記の混合物にN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.21mL、1.2ミリモル)を加え、反応混合物を80℃に一晩にわたり加熱した。朝に、混合物を室温に冷却しそして真空下で濃縮した。生じた残渣をEtOAc/ヘキサン類(1/1)で溶離するバイオテージ25Mカラムにより精製して116mgの標記化合物(62%)を与えた。1H NMR(DMSO−d6)δ 9.40(s,1H)、8.59(d,1H)、7.85(m,2H)、7.62(m,2H)、7.37(d,1H)、7.28(m,2H)、7.16(m,2H)、7.12(m,1H)、6.49(s,1H)、6.21(s,2H);MS ES 466(M+H)+calcd 466,RT=2.89.
記載された方法を使用することにより、そして適当な出発物質に置換することにより、実施例9、10、11、20、21、23、24、25、26、33も製造された。
実施例29: 6−[2−(4−フルオロフェニル)エチル]−N 4 −(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン
90mg、0.19ミリモル)および2mLのEtOAc/MeOH(10:1)を入れた。フラスコにバルーンからの水素を流しそして一晩にわたり撹拌した。朝に、反応混合物を濾過しそして真空下で濃縮して77mg(85%)の標記化合物を固体として与えた:1H NMR(DMSO−d6)δ 9.14(s,1H)、8.58(d,1H)、7.82(m,2H)、7.35(d,1H)、7.22(m,2H)、7.14−7.04(m,5H)、6.21(s,2H)、5.84(s,1H)、2.89(m,2H)、2.64(m,2H);MS ES 470(M+H)+calcd 470,RT=2.69min.
記載された方法を使用することにより、そして適当な出発物質に置換することにより、実施例12、13、18、27、28、30、31、32、34、37、および38も製造された。
実施例35: 3−(2−{2−アミノ−6−[(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)−アミン]ピリミジン−4−イル}エチル)フェノール
記載された方法を使用することにより、そして適当な出発物質に置換することにより、実施例19および36も製造された。
実施例39A: 6−[(E)−2−(4−アミンフェニル)ビニル]−N 4 −(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミントリフルオロ酢酸塩
実施例39B: 6−[(Z)−2−(4−アミンフェニル)ビニル]−N4−(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミントリフルオロ酢酸塩
6−[(E)−2−(4−ニトロフェニル)ビニル]−N4−(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン(79mg、0.16ミリモル)およびSnCl2 .2H2O(180mg、0.80ミリモル)のEtOH(15mL)中混合物を70℃に30分間にわたり加熱し、その後にそれを室温に冷却し、濾過し、そして濃縮した。粗製残渣を分取−HPLCにより精製して25.2mg(34%)の標記化合物をシス−およびトランス− オレフィン異性体の混合物として与えた。MS ES:465.3(M+H)+,calcd 464.1,RT=2.43min.
実施例40: 6−[2−(4−アミンフェニル)エチル]−N 4 −(4−{[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]オキシ}フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミントリフルオロ酢酸塩
実施例41: N 4 −{4−[(2−メチルピリジン−4−イル)オキシ]フェニル}−6−[(E)−2−フェニルビニル]−ピリミジン−2,4−ジアミン
本発明の化合物の有用性を、例えば、下記のインビトロ腫瘍細胞増殖検定においてそれらのインビトロ活性により説明することができる。インビトロでの腫瘍細胞増殖検定における活性と臨床設定における抗−腫瘍活性との間の関係は当該技術において非常に良く確立されている。例えば、タキソール(taxol)(Silvestrini et al.Stem Cells 1993,11(6),528−35)、タキソテレ(taxotere)(Bissery et al.Anti Cancer Drugs 1995,6(3),339)、およびトポイソメラーゼ阻害薬剤(Edelman et al.Cancer Chemother.Pharmacol.1996,37(5),385−93)の治療用途がインビトロ腫瘍増殖検定を使用して示された。
本発明の化合物の細胞毒性活性
以下の章は、例えば、細胞上の細胞毒性活性を試験するために、本発明の化合物を使用できる検定を記載する。
実施例3、4、5、6、7、8、15、16、18、19、20、21、22、23、26、27、28、29、30、31、32、33、34、36、37、38、40、41、44、45、および46はHCT116細胞活性検定において500nM以下のIC50を示す。
本発明に従う化合物を以下の通りにして製薬学的調薬剤に転化することができる:
錠薬剤:
組成:
100mgの実施例1の化合物、50mgのラクトース(一水和物)、50mgのトウモロコシ澱粉(天然)、10mgのポリビニルピロリドン(PVP 25)(ドイツ、ル
ドウィッヒシャッフェンのバスフ(BASF)から)および2mgのステアリン酸マグネシウム。錠薬剤重量212mg、直径8mm、曲率半径12mm。
活性成分、ラクトースおよび澱粉の混合物をPVPの水中5%溶液(m/m)と共に造粒する。乾燥後に、顆粒をステアリン酸マグネシウムと5分間にわたり混合する。この混合物を一般的な錠薬剤プレス(錠薬剤フォーマット、上記参照)を用いて成型する。適用される成型力は典型的には15kNである。
組成:
1000mgの実施例1の化合物、1000mgのエタノール(96%)、400mgのロージゲル(Rhodigel)(米国、ペンシルバニア州のFMCからのキサンタンゴム)および99gの水。100mgの本発明に従う化合物の1回服用量が10mLの経口懸濁液により与えられる。
ロージゲルをエタノールの中に懸濁させそして活性成分を懸濁液に加える。水を撹拌しながら加える。撹拌を約6時間にわたりロージゲルの膨潤が完了するまで続ける。
組成: 場合により15%までのクレモフォル(Cremophor)EL、および場合により15%までのエチルアルコール、および場合により2当量までの製薬学的に適する酸、例えばクエン酸または塩酸、を有する食塩水中の100−200mgの実施例1の化合物、15gのポリエチレングリコール(polyethylenglykol)400および250−gの水。
実施例1の化合物およびポリエチレングリコール400を水の中に撹拌しながら溶解させる。溶液を殺菌濾過し(孔寸法0.22μm)そして熱殺菌された注入瓶の中に無菌条件下で充填する。注入瓶をゴムシールで密封する。
組成: 100−200mgの実施例1の化合物、食塩水溶液、場合により15%までのクレモフォルEL、および場合により15%までのエチルアルコール、および場合により2当量までの製薬学的に適する酸、例えばクエン酸または塩酸。
実施例1の化合物を食塩水溶液の中に撹拌しながら溶解させる。場合により、クレモフォルEL、エチルアルコールまたは酸を加える。溶液を殺菌濾過し(孔寸法0.22μm)そして熱殺菌された注入瓶の中に無菌条件下で充填する。注入瓶をゴムシールで密封する。
Claims (15)
- 式(I)
Aは酸素原子または基-NRA−を表わし、ここでRAは水素またはアルキルを表わし、
Dは基-CH−または窒素原子を表わし、
Lはエタンジイル、エテンジイルおよびエチンジイルよりなる群から選択される2炭素原子結合基であり、それはエタンジイルの場合には場合により0、1もしくは2個のアルキル、ヒドロキシまたはアルコキシにより置換されていてもよく、エチンジイルの場合には場合により0、1もしくは2個のアルキルまたはアルコキシにより置換されていてもよく、
R2はアルキルを表わし、ここでアルキルはハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、およびアルキルスルホニルアミノよりなる群から選択される0〜3個の置換基で置換されていてもよく、或いは
R2はフェニルまたはヘテロアリールを表わし、ここでフェニルまたはヘテロアリールは場合によりハロ、トリフルオロメチル、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、アルキルカルボニルアミノ、アルキルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アミノスルホニル、アルキルスルホニルよりなる群から選択される0、1もしくは2個の置換基により置換されていてもよく、そして、
ここで該アルキルアミノ、アルキルアミノカルボニル、およびアルキルアミノスルホニルは場合によりヒドロキシ、ハロゲンおよびアルコキシよりなる群から選択される0、1もしくは2個の置換基により置換されていてもよく、
R4は水素またはアルキルであり、
R5は水素またはハロであり、そして
R6はアルキル、シアノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、トリフルオロメチル、アミノ、アルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニル、アルケニル、アルキニルまたはクロロを表わす]
の化合物またはその製薬学的に許容可能な塩。 - Aが酸素原子を表わし、
Dが基−CH−を表わし、
Lがエタンジイル、エテンジイルおよびエチンジイルよりなる群から選択される2炭素原子結合基であり、
R2がアルキルを表わし、ここでアルキルはハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、およびアルキルスルホニルアミノよりなる群から選択される0〜2個の置換基で置換されていてもよく、或いは
R2がフェニルまたはピリジルを表わし、ここでフェニルまたはピリジルは場合によりハロ、アルキル、ヒドロキシ、およびアルコキシよりなる群から選択される0、1もしくは2個の置換基により置換されていてもよく、
R4が水素であり、
R5が水素であり、そして
R6がアルキル、シアノ、アミノカルボニル、クロロまたはトリフルオロメチルを表わす、
請求項1の化合物またはその製薬学的に許容可能な塩。 - 式(Ia)
Dは基−CH−を表わし、
Lはエタンジイル、エテンジイルおよびエチンジイルよりなる群から選択される2炭素原子結合基であり、
R2はフェニルまたはピリジルを表わし、ここでフェニルまたはピリジルは場合によりハロ、アルキル、ヒドロキシ、およびアルコキシよりなる群から選択される0、1もしくは2個の置換基により置換されていてもよく、
R4は水素であり、
R5は水素であり、そして
R6はアルキル、シアノ、アミノカルボニル、クロロまたはトリフルオロメチルを表わす]
の化合物またはその製薬学的に許容可能な塩。 - 式(II)
[A]式(IIIa)
はアルキルでありうる]
の薬剤と、または
[B]式(IIIb)
の薬剤と、または
[C]式(IIIc)
の薬剤と、適当なPd触媒の存在下で、反応させることを含んでなる請求項1の化合物を製造する方法。 - 疾患の処置または予防のための請求項1の化合物。
- 請求項1の化合物を含んでなる製薬学的組成物。
- 少なくとも1種の製薬学的に許容可能な担体または賦形薬剤をさらに含んでなる請求項6の製薬学的組成物。
- 経口または静脈内投与に適する形態の請求項6の製薬学的組成物。
- 疾患の処置または予防のための請求項6の製薬学的組成物。
- 少なくとも1種の請求項1に記載の化合物を少なくとも1種の製薬学的に許容可能な担体または賦形薬剤と組み合わせそして生じる組み合わせ物を該製薬学的組成物に適する形態にすることを含んでなる請求項7の製薬学的組成物の製造方法。
- 疾患の処置または予防のための製薬学的組成物を製造するための請求項1の化合物の使用。
- 疾病が癌である請求項11の使用。
- 処置を必要とする哺乳動物に有効量の請求項1の化合物を投与することを含んでなる、哺乳動物における疾病または症状の処置方法。
- 疾病または症状が癌である請求項13の方法。
- 請求項7の製薬学的組成物および哺乳動物における疾病または症状を処置するための製薬学的組成物の使用に関する使用説明書を含んでなる容器を含んでなる包装された製薬学的組成物。
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