JP2008535736A - 車両用ボックスアセンブリ及びその形成方法 - Google Patents

車両用ボックスアセンブリ及びその形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ピックアップトラック用ボックスアセンブリの改良されたロール成形部品を提供することを目的としている。
【解決手段】このため、水平なフロア(211)の端部近傍に直立の側面パネル(212)を設けたボックスアセンブリ(210)。フロア及び側面パネルを構成する2つのL字状パネル部材は相互に略直角位置関係で延び、かつ一体結合するフロアパネル部(216)と側面パネル部(217)を有し、フロアパネル部は長手方向に延びる端フランジ(224)を有し、自由端はフロアパネル部の長手方向全長にわたり結合される。パネル部材はフロアパネル部に強化リブ(221)が形成され、側面パネル部に溝形状の端レールがロール成形される。パネル部材に車輪開口部(228)が形成される。パネル部材は長手方向領域に沿って幅方向に曲げられ、L字形状になる。
【選択図】図5

Description

この発明はピックアップトラック等の車両用のボックスアセンブリに関するものであり、より具体的には、ロール成形パネルを使用した車両ボックスアセンブリ、およびかかるパネルの製造方法に関するものである。
ピックアップトラック等の車両に設けた上方に開口するアセンブリにおいては、ボックスを形成する多数のプレス加工金属パネルが長年にわたり用いられてきた。
しかし、プレス加工の金属パネルからボックスを形成する場合、要望の構造および経済性に至らない要因となることが多い。
かかるプレス加工の金属パネルを用いた場合の主な不利な点は、このパネルは、要望の最適量と比較して多量の金属が要求されるのであり、形成される部材の重量が要望よりも重くなることである。
プレス加工は、かなり薄めゲージの平坦な薄鋼板から三次元形状を形成するものであって、薄鋼板を三次元的に変形するプレス加工時に、薄鋼板の引張り、特に最も三次元的変形を行う部位の引張加工が必要となることが知られている。
この引張加工は、通常、約8%〜10%の延伸となり、この分だけ薄鋼板の厚さが延伸部位において非常に薄くなる。
このような厚さの減少により、強度をかなり喪失した薄鋼板の領域が生じ、この強度減少領域により、プレス加工部全体の設計が制限され、よって必要以上に厚い鋼板を初期使用することが要求されることになる。
また、大型の鋼板をプレス加工して、車両用ボックスアセンブリのような大型の三次元パネルを形成する場合、最終製品に延伸跡や傷が生じることも多い。
さらに、プレス加工においては、鋼板の全体周囲端をトリミングをするため鋼板が最終製品より非常に過大な寸法であることを要することが通常であり、無駄が多い。
また、このプレス加工薄鋼板パネルを車両用ボックスアセンブリに使用にする場合の重要な欠点要因は、要求されたプレス加工工作機械に関する製造コストである。
かなりの数のプレス加工工作機械が様々なプレス加工パネルを成形するために必要となるとともに、必然的にプレス加工工作機械の構造が大型かつ複雑になる。
米国特許第6128815号明細書 米国特許第6644721号明細書
ところで、現在知られた車両用ボックスアセンブリ構造であって非常に多数のプレス加工薄鋼板パネルを使用したものは、図1〜図4に示されている。
図1において、ピックアップトラックに係るボックスアセンブリ10は、内部直立の前方パネル13にそれぞれ結合した左右の内部直立の側面パネル11、12を使用している。
このボックスアセンブリ10の底部は、略水平のベッド14によって閉鎖されており、この従来構造の場合、ベッド14は主に中央ベッドパネル15による多部材構造である。
この中央ベッドパネル15は、ベッド14の全長にわたって延伸しており、その幅はほぼ車輪用開口部間の横断方向長さに相当する。
車輪用開口部の前方または後方のベッド領域は、別個の小ベッドパネル部16、17で形成されている。
この小ベッドパネル部16、17は、中央ベッドパネル15および側面パネル11、12に溶接等で固着している。
ベッドアセンブリの後部は、従来のアクセス開口部を構成しており、これは従来の後部旋開扉により閉鎖される。
この既知のベッドアセンブリ構造において、前方パネル、右側面パネル、左側面パネル、およびベッドのそれぞれは、別個のプレス加工薄鋼板部材として形成されるものであり、実際にもこの例のベッドは複数のプレス加工部材で形成されている。
通常は同じく別個のプレス加工品である車輪カバー18は、組立工程でそれぞれの側面パネルおよびベッドに溶接される。
図2は、別の既知のボックスアセンブリ構造を示したものである。
このボックスアセンブリは図1のものと同様であるが、図2のベッド14’は、その両側に車輪開口部が設けられた一部材型(ワンピース)のプレス加工パネルとして構成される点が異なる。
図3は、譲受人に帰属する米国特許第6644721号明細書に詳述されたピックアップトラック用の改良ボックスアセンブリの改良を示している。
図3のボックスアセンブリは、図1のボックスアセンブリとほぼ同じに構成されているが、図3の中央フロアパン15が一部材型のロール成形部材として構成されており、これにより性能改善および軽量化されている点が異なる。
図4は、別のボックスアセンブリの改良構造を示している。
この改良ボックス構造は、図2にほぼ相当するものであるが、全寸のベッド部材14’がプレス加工部材ではなくロール成形部材として構成されている点が異なる。
一部材型ベッド部材のロール成形構造は、譲受人に帰属する米国特許第6128815号明細書に開示されている。
図1に示されるベッドアセンブリの別の既知の代替構造としては、側面パネル、隣接する車輪カバー、ならびに隣接する前方側面ベッドパネルおよび後方側面ベッドパネルが、一部材型のプレス加工品として形成されたものである。
ボックスアセンブリの左右両側それぞれに対し様々なプレス加工を行うことが必要となる。
このようなプレス加工は、そのサイズおよび複雑な三次元形状のため、複雑で高価な工作機械が必要となる。
この発明の目的は、ピックアップトラック用ボックスアセンブリの改良されたロール成形部品を提供するところにある。
この構成部品は、材料、組立、および加工についての製造、組立、およびコスト効率に関する特性が改善されている。
またそれと同時に、組立てられたボックスアセンブリの性能を改良するものである。
より具体的には、本発明により改良されたロール成形部品は、組立てられたボックスアセンブリ全体の重量が減少すること、使用材料およびそのコストが減少すること、必要な組み立て、取扱い、および操作が単純化されること、加工コストがかなり減少すること、ならびに同一工作機械が使用可能となり様々な寸法の部品を容易に製造できること、といった利点があると思われる。
本発明は、車両ボックスのロール成形された側面/フロアパネル一体部材を形成するための改良製造方法を提供するものであって、好適な実施態様において、ロール成形パネルの長手方向に延長する上部レール、水平シェルフ(棚)、および強化リブの形成を容易にし、ロール成形パネルの要望長さでの切断を容易にし、また左右の側面パネルや様々な長さのパネルにつき同一のロール成形工作機械を使用可能にするものである。
この方法により、複合パネルの同時形成、例えば効率的にそれぞれ鏡像となるよう並んだ一対のパネルのロール成形が可能となり、それにより同時に左右のパネルが提供され、また同時に車輪開口部の同時プレス加工を容易にし、上部レールを形成することができる。
ロール成形薄板は、並列したパネルの同時形成が容易になるよう、長手方向に分割されている。
本発明によると、ピックアップトラック等の車両用の改良されたボックスアセンブリが提供される。
このボックスアセンブリは、それぞれ内部側面パネルとフロア部すなわちベッド部とを形成する一対の大型ロール成形のパネル部材を用いているので、材料の平方フート単位面積および材料厚さという点から材料の使用量が最小限となり、ボックスアセンブリのコストおよび重量を最小限とし、さらにパネルが長手方向および幅方向にわたって均一の厚さになるものである。
また、大型のロール成形パネルを使用する場合、必要であれば高強度の鋼、特に約50,000psi〜100,000psi(344.738MPa〜689.476MPa)の範囲にわたる降伏強度を有する薄鋼板からパネルを形成できるようになるので(この高強度の鋼は、通常は大型プレス加工パネルには適するものではない)、これは望ましい。
本発明のその他の目的は、ここに記載した構造や方法に関連する者が以下の明細書および添付された図面を検討することで、明らかになるであろう。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、大型で水平なフロア(211)を設け、このフロア(211)に結合しておりこのフロア(211)の長手方向に延長する側端部近傍から上方に突出し直立した左右側面パネル(212)を設けた車両用ボックスアセンブリにおいて、前記フロア(211)および側面パネル(212)は、全体として、一部材型で一体構造の二つのL字状のパネル部材(215R、215L)によって構成され、このL字状のパネル部材(215R、215L)は、相互に略直角位置関係で延長するフロアパネル部(216)と側面パネル部(217)とを有しており、このL字状のパネル部材(215R、215L)のそれぞれは、単一の金属薄板を変形することで形成され、二つのL字状のパネル部材(215R、215L)のフロア部(216)は、長手方向に延長する自由端部(224)を有しており、これら自由端部(224)は共にフロア部(216)の長手方向全長にわたり直接に結合されることを特徴とする。
また、略水平のフロアと、このフロアの両端近傍に固定されここから上方に突出する左右の内側側面壁とを設けた上方開口の車両用ボックスアセンブリの形成方法において、
薄く幅広で実質的に連続した金属の薄板(241)を、圧延機に供給して、圧延機から排出される実質的に連続した変形薄板に、第1薄板部(216)および第2薄板部(217)が形成されるよう前記薄板を三次元形状に順次変形するステップであって、前記第1薄板部(216)および前記第2薄板部(217)は、前記第1薄板部(216)と隣接並列関係に配置され、前記第1薄板部(216)は、前記薄板(241)の一端に沿って長手方向に延長する平坦な端部(224)と、この端部(224)から内方に離間して長手方向に延長する少なくとも一つの幅方向に突出する強化溝部(226)とを有しており、前記第2薄板部(217)は、前記薄板の他端に沿って長手方向に延長する;
圧延機から排出後に前記連続した変形薄板(241)を幅方向に切断し、所定長さを有する個別で平坦な一連のブランク(215)を形成するステップであって、そのブランクのそれぞれは、その長手方向に延長しており並置関係にある前記第1薄板部(216)および前記第2薄板部(217)を有している;
前記第1薄板部(216)および前記第2薄板部(217)側に延長して開口するが前記ブランクの長手方向端から内方に離間している車輪開口部(228)を前記ブランク(215)に形成するステップ;
前記第1薄板部(216)および前記第2薄板部(217)が相互に略直角位置関係になりその断面が略L字形状の一部材型の側面/フロア一体部材(215R、215L)を構成するよう、前記第1薄板部(216)と前記第2薄板部(217)との間の長手方向延長領域近傍で前記ブランク(215)を幅方向に曲げるステップ;
それぞれ前記ボックスアセンブリの左右側面を構成する第1および第2の前記L字状の側面/フロア一体パネル部材(215R、215L)を供するステップ;
前記第1および第2のL字状の側面/フロア一体パネル部材(215R、215L)を隣接並置関係に配置するステップであって、前記第1薄板部(216)は、略同一平面上にあり、その前記端部(224)は重畳し、前記第2薄板部(217)は最外部で対面関係に配置される;
前記第1および第2のL字状の側面/フロア一体パネル部材(215R、215L)を相互に固定接合するステップ;
相互接近配置した前記第1薄板部(216)がフロア(211)を構成するとともに、前記第2薄板部(217)がボックスアセンブリの対向した側面壁(212)を構成することからなることを特徴とする。
以上詳細に説明した如く本発明によれば、本発明により改良されたロール成形部品は、組立てられたボックスアセンブリ全体の重量が減少すること、使用材料およびそのコストが減少すること、必要な組み立て、取扱い、および操作が単純化されること、加工コストがかなり減少すること、ならびに同一工作機械が使用可能となり様々な寸法の部品を容易に製造できること、といった利点がある。
また、本発明は、形成方法により、複合パネルの同時形成、例えば効率的にそれぞれ鏡像となるよう並んだ一対のパネルのロール成形が可能となり、それにより同時に左右のパネルが提供され、また同時に車輪開口部の同時プレス加工を容易にし、上部レールを形成することができる。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
なお、所定の用語が以下の記述で使用されるが、これは便宜上のものであって、限定されるものではない。
例えば、「上方に」、「下方に」、「左に」、「右に」という用語は、参照している図面を基準とした方向を指している。
また「上方に」、「下方に」という用語は、ボックスアセンブリが通常の組み立てられた車両位置にある場合に、それぞれ上方または下方に突出するボックスアセンブリに係る表面や部品を基準とした方向を指している。
「前方」、「後方」という用語は、ボックスアセンブリが車両に搭載した場合の車両の前方および後方を指している。
「内側に」、「外側に」という用語は、装置や指摘した部品の中央側へまたは中央から離れる方向を指している。
このような用語は、具体的に言及された語や、派生語や同様の意味を有する語が含まれる。
図5によると、改良された車両用のボックスアセンブリ161、特に、本発明の改良方法により構築されたロール成形の四半分パネルすなわちフロア/側面一体パネル部材162を組み込んだ、ピックアップトラック用のボックスアセンブリが示されている。
図5では、右側のフロア/側面一体パネル部材162のみが示されており、左側のフロア/側面一体パネル部材は図面を簡潔にするため省略されているが、左側のフロア/側面一体パネル部材もフロア/側面一体パネル部材162の鏡像対称物として同様のものであることは理解されよう。
ボックスアセンブリ161は、フロアすなわちベッド122を備えており、このベッド122は、前方レール123、複数の中間レール124、および後方レール125のような下方の複数のクロスレールにより保持されている。
直立の前面パネル126は、ベッド122の前方端近傍で上方に突出しており、側面パネル部127は、ベッド122の各側方近傍で上方に突出しており、車輪ハウジング128は、各側面パネル部127とベッド122の側面部位との間に結合する。
側面パネル部127の後方端は、直立柱129と結合する。
ボックスアセンブリ161において、ベッド122は、主部の中央ベッド部131を含む複合的なベッド部から構成される。
この中央ベッド部131は、ベッド122の全長にわたって長手方向に延長するが、その幅は脚室間のみにわたるような寸法となっており、そのため中央ベッド部131の形状は、平面視でほぼ長方形の形状となっている。
ベッド122の両側は、主に前方ベッド側方部132および後方ベッド側方部133で構成されるベッド側方部131Aと結合する。
前方ベッド側方部132および後方ベッド側方部133は、それぞれ車輪開口部163の前方および後方に位置しており、かつ側面パネル部127から中央ベッド部131へ幅方向に延長している。
このボックスアセンブリ161の構造において、側面パネル部127およびベッド側方部131Aは、ここでは四半分パネルまたはフロア/側面一体パネルと呼んでいる一部材型ロール成形のフロア/側面一体パネル部材162として形成されている。
個別の一部材型の車輪ハウジング128は通常はプレス成形された一体構造であるが、これはフロア/側面一体パネル部材162に固定され、車輪開口部163を閉鎖する。
本発明においては、一体形成のフロア/側面一体パネル部材162には、好ましくは、車輪開口部163の真上かつ溝形状の強化レールである上部レール139の下方に、棚部(シェルフ部)136が設けられている。
この棚部136は、上方に面したほぼ平坦な底壁137を有しており、この底壁137は、前面パネル126に好ましくは設けられた同様の水平棚と効果的に結合するよう、側面パネル部127の全長にわたって水平に延長している。
前面パネル126については、これは一部材型ロール成形のパネル部材であるのが好ましい。
中央ベッド部131のパネルは、これは、鋼薄板から長手方向にロール成形された一体形成部材であるであるのが好ましい。
中央ベッド部131の幅方向断面は、略平行して幅方向に離間した複数の突起溝部すなわちリブ141(図6)を有しており、これは中間谷すなわち凹部142と交互になっている。
ロール成形されたフロア/側面一体パネル部材162の直立の側面パネル部127は、金属薄板からロール成形され、そこに複数の強化リブ135を形成している。
この強化リブ135は、車輪開口部163の上方に位置する水平の棚部136および溝状の上部レール139とともに長手方向に延長している。
また、フロア/側面一体パネル部材162のベッド側方部131Aも、長手方向に延長し上方突出する一つ以上の強化リブ154を好ましくは備えるよう、長手方向にロール成形されている。
また、ベッド側方部131Aには、その自由端に沿って延長しており下方突出する固定用の端フランジ156も設けられている。
図7においては、四半分のフロア/側面一体パネル部材162を薄板の長手方向にロール成形する際、並置関係にある2つのフロア/側面一体パネル部材162を同時にロール成形する方法が概略的に示されている。
この方法は、経済的で生産性が高いものである。
この生産方法においては、幅が広く平坦で連続した金属(すなわち鋼)の薄板54が、クレードル53に保持されたロール51から引き出され、この薄板54はノッチャ57に供給される。
このノッチャ57は、本実施例では、薄板両端から内方に突出しており所定間隔で位置が揃った一対の切欠部58を形成するものである。
切欠加工が行われた薄板54は、それから様々な複数のロール段階を経た後で、圧延機61に送られる。
この圧延機61は、薄板62が圧延機61を離れるときに図8に示されるような所定距離にわたってほぼ等しい左右対称的な四半分パネルの断面が形成されるよう、平坦な薄板54を変形加工する。
圧延機61での平坦金属薄板54のロール成形時には、図8に示されるように、この薄板54は、隣接しており同一の一対の内側フロアパネル部すなわちベッド側方部131Aが形成されるよう変形加工される。
このベッド側方部131Aは、長手方向中心線(すなわち中央面)113の両側に位置するよう幅方向で結合している。
これらの内側フロアパネル部すなわちベッド側方部131Aは、順に、同一に成形された外側の側面パネル部127と結合している。
それぞれの側面パネル部127には、ロール成形された薄板の長手方向に延長する強化リブ135、棚部136、および外側レール(上部レール139)がロール成形されている。
フロアパネル部すなわちベッド側方部131Aおよび側面パネル部127は、依然として共に平坦な位置関係にある。基準線166は、後に曲げ加工がなされる位置を表している。
この実施例においては、隣接したフロアパネル部であるベッド側方部131Aは、中央リブ(すなわち中央溝部)181(図9)と結合している。
この中央リブ181の幅は上部壁182で画定されるが、これはフロアパネル部であるベッド側方部131Aに設けた隣接する強化リブ(すなわち溝部)154の幅よりも長くなっている。
中央リブ181の幅が長くなっているので、その後の長手方向中心線113に沿った切断・切除が可能となる。
この中心線113での切断端部は、下方に曲げられ、図9の点線で示されるよう、端フランジ156を形成するものである。
この端フランジ156は、結果として生じる強化リブ(すなわち溝部)155と関連している。
この強化リブ155は、部分的な、通常は半分幅の溝であって、半幅溝146と協力して、図6に示される構造となる。
この半幅溝146は、ロール成形された中央フロアパネルすなわち中央ベッド部131の端部に沿って延長している。
また、この半幅溝146は、端フランジ148も構成するので、端フランジ148、156が当接して共に溶接できる。
圧延機61を通過した後の連続したロール成形の薄板62(図7)は、それからフライングダイのような切断機64に供給される。
この切断機64は、変形された薄板につき、両端の一対の切欠部58を結ぶ線に沿って幅方向に切断して、複数の切断部品すなわちロール成型のブランク162Fを形成するものである。
それからこのブランク162Fは、加工ステーション(加工位置)171に供給され、それからブランク162Fが二つのブランク片162F’に切断されるよう、ブランク162Fをその全長にわたって中心線113に沿って長手方向に切断またはスリット加工する。このブランク片162F’は、実質的に同一のものであるが、鏡像のように側方に隣接して配置されている。
それから切断されたブランク片162F’は、形成位置すなわちローリングステーション172に供給される。
このローリングステーション172は、切断されたブランクの長手方向両端部、すなわちスリット中心線により生じた端部と係合し、この端部を順次に変形させ、下方に曲がった端フランジ156を形成する。
この端フランジが形成されたブランク部材は、それぞれ別々に、あるいは結合した状態で、ダイプレスのような孔形成ステーション173に供給される。
この孔形成ステーション173は、ブランク片162F’の部材に対し、それぞれ別々にあるいは同時に作用して、車輪開口部163やその他の必要な開口部や切欠部を形成する。
孔形成ステーション173すなわちプレスステーションは、通常は、ブランク片162F’の端部を切断し、車輪開口部および/またはブランク端に設けられる固定用フランジの成形または切除を行う。
ブランク片162F’は、それぞれ別々にあるいは同時に、一つ以上の形成ステーション174に供給される。
この形成ステーション174は、ブランクと協同して、端フランジが各パネル部から幅方向に突出するよう、曲げ加工や冷間加工等の適切な再成形を行うものである。
そこに開口部が形成されるとともに端フランジが形成されたブランクは、それから曲げプレスまたはウィングプレスのような曲げ加工ステーション175に供給される。
この曲げ加工ステーション175は、ベッド側方部131Aおよび側面パネル部127をそれぞれ基準線166の領域で曲げ加工を行い、これらの部位がそれぞれ略垂直となるようにするものである。
それからロール成形されたL字状のフロア/側面一体パネル部材162は、曲げ加工ステーション175から排出され、車両ベッドアセンブリの一部分として必要な構造形状を有している。
上記の工程において、車輪開口部163のパンチ加工の前に、ブランク片162F’は切断され、端フランジ156がそこに形成されるのが好ましい。
なぜなら、端フランジ156は、フロア部の長手方向端に沿ってかなりの強化力をもたらすものであるところ、パンチ加工がされた車輪開口部163が端部164、165間を側方に延長しておりこの端部165は端フランジ156の直ぐ近傍に位置しているため、この強化力は非常に望ましいものだからである。
図8および図9に示すロール成形の輪郭の変形例として、図10に示すように、拡大した中央溝181を反転させより狭くかつ深くした中央溝183に変更することもできる。
この場合、ロール成形されたブランクは、中央溝183の底壁184を効果的に除去して長手方向に切断され、それにより、中央溝183の側壁がブランク162F’の端フランジ156として効果的に機能するようになる。
底壁184は、圧延機61の下流側かつ切断機64の上流側を長手方向に切断するダブルカットホイールによって除去することができる。
あるいは、底壁184は、孔形成ステーション173で車輪開口部163の穿孔とほぼ同時に底壁184を穿孔するパンチ加工によって除去することもできる。
図5に示すボックスアセンブリ161において、前面パネル、四半分パネル部材、および中央ベッド部の中央フロアパネル部材を含む主要パネルの全ては、材料使用、完成時のボックスアセンブリの重量、部品製造、およびボックス組み立てに関して経済的になるよう、効果的にロール成型される。
車輪ハウジング128のみが主要なプレス加工部品であり、これはロール成型されたフロア/側面一体パネル部材162に形成された車輪開口部163の周囲端に従来の方法で溶接される。
本発明によりボックスアセンブリ用にパネルをロール成形する場合には、コイル状で供給される平坦な薄板の幅は、一対の完成パネル(もし平らな状態にした場合)の幅にほぼ相当し、これにより、薄板または完成パネルのトリミングは不要になり、薄板の使用は最小限になることは認識されよう。
さらに、主要パネルを効果的にロール成形すると、このパネルの成形時の薄板の延伸加工(すなわち厚さ減少)が不要になるか最小限になり、これにより、特にプレス加工のパネルと比較して、厚さが薄い薄板を初めに使用したパネル形成が可能となり、その結果生じるロール成形パネルはその全体にわたって厚さが均一になる。
したがって、完成パネルの重量が最小限になり、材料コストが減少し、必要な工作機械が大幅に単純化され、また同時に工作機械の自由度が非常に高くなる。
圧延機やロール成形機の実際の設計については、ロール成型器の設計は、ロール形成技術の分野における当業者による従来技術の適用でよいので、ロール成形機の説明は不要であると思われる。
ここで図11〜図14を参照すると、本発明の別の実施例によるボックスアセンブリ210が示されている。
ボックスアセンブリ210は、上記の要素を数多く有しているが、2つの側面/フロア一体パネル部材のみから構成および組み立てられるベッドフロアおよび左右内側側面パネルによって改善された全体構造を提供するものであり、これはその特性および経済性が改善されている。
この2つのパネル部材は、好ましくは金属(すなわち鋼)薄板をロール成形することで形成され、単一のロール成形パネル形状物のみで足りる。
ロール成形された形状で行われるその後の形成作業、例えばパンチ加工やダイ形成加工によって、左右のパネル部材が製造され、これはボックスアセンブリのフロアおよび対向側面パネルを構成するよう組み立てられる。
ボックスアセンブリ210(図11)は、対向する直立の側面パネル212間で幅方向に延長するフロア(すなわちベッド)211を有している。
この側面パネル212は、その左右配置のため、相互に対称的な鏡像となっている。
この構造において、フロア211および側面パネル212は、前もって形成された2つの一部材型の側面/フロア一体パネル部材215R、215Lで構成される。
この側面/フロア一体パネル部材215R、215Lは、それぞれその長手方向全長にわたりボックスアセンブリ210の左右側面を構成する。
側面/フロア一体パネル部材215R、215L(左右パネル部材)は、対称的鏡像となっていること以外は、実質的に同一である。
図13に示される右の側面/フロア一体パネル部材215Rは、長手方向の曲げ部すなわちコーナ218を介して直立の側面パネル部217と結合したフロア部216を備えており、フロア部216および側面パネル部217は実質的に直角位置関係で延長してL字状の断面を構成する。
対向する側面/フロア一体パネル部材215R、215Lを従来の複数のクロスレール(その1つが参照番号219で示されている)に配置する際には、フロア部216はこれらのクロスレールに例えば溶接で固定される。
フロア部216には、好ましくはその全長にわたり平行に延長している一つ以上の隆起した強化溝部すなわち強化リブ221が設けられている。
強化リブ221の間には、底壁223による谷部すなわち凹部222が形成される。
下方に曲げられた端フランジ224は、フロア部216の自由端に沿って長手方向に延長している。
この端フランジ224は、この好ましい実施態様においては、ボックスアセンブリ210の長手方向垂直中央面すなわち中心線225に沿って延長している。
この実施例におけるフロア部216は、端フランジ224に接合する底壁226を備えており、この底壁226の幅は、図11のように組み立てられた場合に、隣接する底壁226が上記の凹部222の通常の幅となるよう、底壁223の幅の半分となっている。
また、フロア部216は、コーナ218と隣接する底壁部227を備えている。
この底壁部227の幅は、パネル部材に形成された車輪開口部228(図14)の幅と同じであるかそれより僅かに長くなっている。
この車輪開口部228は、従来の方法により個別の車輪ハウジング229で閉鎖される。
また、底壁部227には、もし必要ならば、その長手方向に延長する一つ以上の隆起した強化リブ239を設けることもできる。
上記のような好適な実施態様においては、フロア部216の全幅、すなわち端フランジ224およびコーナ218の間は、フロア211の全幅の半分となっている。
ここで側面壁である側面パネル部217については、その上端に沿って長手方向に延長する上部強化レール231を有している。
この上部強化レール231は、下向きの溝形状の構造であり、その足部232が側面/フロア一体パネル部材215を構成する金属薄板の自由端となる。
上部強化レール231は、丸形状でもよいし直角形状でもよい。
棚構造233は、側面パネル部217に形成されており、上部強化レール231から下方に離間しており、側面パネル部217の全長にわたってそれと平行に延長している。
この棚構造233には、狭い水平壁すなわち棚部234が設けられており、これはボックスアセンブリ210の内側からアクセス可能である。
また側面パネル部217は、好ましくは一つ以上の強化リブ(溝部)237が設けられている。
この強化リブ237は、側面パネル部217の長手方向に延長しており、パネル底壁236を変形したものである。
好ましい製造方法によるボックスアセンブリ210の側面/フロア一体パネル部材215R、215Lの形成につき、図15〜図16のフローチャートを参照しつつ以下に記載する。
連続した平坦な金属(すなわち鋼)の薄板241は、コイルからノッチ加工機242に供給される。
このノッチ加工機242は、側面/フロア一体パネル部材215の全長にほぼ相当する薄板241に沿った所定間隔で、スロットすなわち切欠部243を形成し、これは板端部244から内側に、上部強化レール231の形成を補うに十分な距離で開口する。
端フランジ224を補うよう他方の板端部も切欠加工することができるが、これは通常は必要ではない。
切欠加工が行われた薄板241は、それから多段式の圧延機247に供給される。
この圧延機247は、ここから排出される薄板241が図12に示される断面形状となるよう、薄板241を順次に変形する。
変形時において、薄板241には、その一端に沿って延長する上部強化レール231と、その他端に沿って延長する端フランジ224が形成される。
この変形した連続薄板241は、それから切断プレス248に供給される。
この切断プレス248は、薄板241を各切欠部243に沿って垂直に切断し、平坦で変形した個別の側面/フロア一体パネル部材215が形成される。
ロール成形された同一の側面/フロア一体パネル部材215は、それから図16に概略的に示される形成工程を経て左右のパネルとなる。
より具体的には、パネル部材は、パネル部材の車輪開口部228を形成するプレス251R、251Lに供給される。
この車輪開口部228は、通常はベッドの長手方向中間部に位置するものではないので、左右のパネルを別個に形成しなければならない。
またプレス251R、251Lは、パネル部材の端部等のトリミングや、開口部や端部の取付フランジの成形も行う。
プレス251R、251Lは、別個のものでも良いし、一体化したものでも良い。
パネル部材は、それから形成ダイすなわちプレス252R、252Lに供給され、ここで取付フランジの成形が行われる。
プレス252R、252Lから排出されたパネル部材は、それからプレス(すなわちウィングプレス)253R、253Lに供給され、曲げ加工や圧延加工が行われ、フロア部216および側面パネル部217が略L字形状になるようコーナ218を形成する。
完成した側面/フロア一体パネル部材215R、215Lは、プレス253R、253Lから排出される。
それから一対の側面/フロア一体パネル部材215R、215Lは、図11に示すよう対向した端フランジ224が当接するよう、それぞれ対向した位置関係で、複数の平行したクロスレール上に配置される。
当接する端フランジ224は共に溶接され、パネル部材のフロア部はクロスレールに溶接されるか固定される。
当接する端フランジ224は、効果的にフロアの長手方向中心線に沿って延長している。
端フランジ224は、クロスレールの位置で凹ませるか、あるいはクロスレールに端フランジ224を収容する隙間である切欠部を設けることもできる。
上記のようにして構築されるベッドアセンブリについては、ベッドの正面は、従来の正面パネルを使用して閉鎖することができるが、ロール成形された正面パネルが好ましい。
本発明のこの実施態様(図11〜図14)については、側面/フロア一体パネル部材215R、215Lは、主に金属薄板をロール成形した一体成形部材である。
単一のロール成形形状物にのみによって、その後の実質的に同一で鏡像となった左右のパネル部材を形成できる。
2つのパネル部材は、端フランジを当接してその中心線で接合されるが、左右パネル部材の隣接端は、相互に重畳結合するよう僅かに高さを変化させることもできることは認識されよう。
ただし、このような重畳結合は、上記の端フランジの結合よりも望ましいものではないと思われる。
上記の図15および図16に示される製造工程は、図5に示されるフロア/側面一体パネル部材162の形成にも適用できることは明らかである。
上記のパネルのロール成形は、高強度の鋼、特に約50,000psi〜100,000psi(344.738MPa〜689.476MPa)の範囲にわたる降伏強度を有する薄鋼板を使用して容易にパネルを形成できるようになるので、有利である。
高強度の薄鋼板は、要望の三次元形状を有するパネルとなるようロール成形によってより容易に成形および変形できる。
特に、通常のプレス加工の場合より深い引張加工を利用できるようになり、より薄い材料を利用した設計の機会が多くなるとともに、大幅に重量減少できるようになるし、またより厳格な(深い)三次元形状を形成することができる。
ロール成形されたパネルに上記の車輪開口部のような大型の開口部を形成する場合は、この開口部は圧延機の上流側で連続薄板にパンチ加工できることは理解されよう。
このパンチ加工は、フライングダイや静止ダイのいずれかを使用して、拡大開口部、すなわちその後の薄板圧延時の変形を補うに必要な過大な開口部を形成する。
もっとも、ロール成形後に開口部を形成することが好ましい。
本発明のパネルを使用して組み立てられたボックスアセンブリ全体は、大部分においては従来のものであるので、それ以上の説明は不要であると思われる。
本発明の実施例が例示として詳細に開示されたが、開示された装置の変形、変更、または部品の再構成は、本発明の範囲内にあると認識されよう。
従来のピックアップトラックアセンブリの上面図であり、このアセンブリの第1の従来構造を示している。 図1に類似する従来のピックアップトラックアセンブリの上面図であり、このアセンブリの第2の従来構造を示している。 ほぼ図1に相当する既知のベッドアセンブリの変形を示したボックスアセンブリの分解図斜視である。 ほぼ図2に相当する既知のベッドアセンブリの変形を示したボックスアセンブリの分解図斜視である。 本発明による方法によって製造された四半分パネル部材を有する車両ボックスアセンブリに係る部品を示した分解斜視図である。 ロール成形された中央ベッドパネルが側面ベッド部材と組合わさった断面端の立面図である。 図5に示す四半分パネル形成方法のフローチャートである。 図7の8−8線によるロール成形薄板の拡大断面図である。 図8に示す変形薄板の中央部分のみを示した図である。 図8に示す変形薄板の中央部分の変形例を示した図である。 本発明の別の実施態様による車両用ボックスアセンブリの内部側面パネルおよびフロアの垂直横断方向断面図であり、一体パネル部材の一組のみの構造を示している。 図11のパネル部材の一方の断面図であり、圧延機に存する場合で折り曲げられていない状態が示されている。 折り曲げられてL字状の断面形状を有する図12のパネル部材を示している。 図11のボックスアセンブリの構築に使用される折り曲げられたパネル部材の斜視図である。 パネルのロール成形工程および図11〜図14のパネル部材を効果的に形成するそれ以降の工程を概略的に示したフローチャートである。 パネルのロール成形工程および図11〜図14のパネル部材を効果的に形成するそれ以降の工程を概略的に示したフローチャートである。
符号の説明
161 ボックスアセンブリ
162 フロア/側面一体パネル部材
122 ベッド
123 前方レール
124 複数の中間レール
125 後方レール
126 前面パネル
127 側面パネル部
128 車輪ハウジング
129 直立柱

Claims (20)

  1. 大型で水平なフロア(211)を設け、このフロア(211)に結合しておりこのフロア(211)の長手方向に延長する側端部近傍から上方に突出し直立した左右側面パネル(212)を設けた車両用ボックスアセンブリにおいて、前記フロア(211)および側面パネル(212)は、全体として、一部材型で一体構造の二つのL字状のパネル部材(215R、215L)によって構成され、このL字状のパネル部材(215R、215L)は、相互に略直角位置関係で延長するフロアパネル部(216)と側面パネル部(217)とを有しており、このL字状のパネル部材(215R、215L)のそれぞれは、単一の金属薄板を変形することで形成され、二つのL字状のパネル部材(215R、215L)のフロア部(216)は、長手方向に延長する自由端部(224)を有しており、これら自由端部(224)は共にフロア部(216)の長手方向全長にわたり直接に結合されることを特徴とする車両用ボックスアセンブリ。
  2. 前記二つのL字状のパネル部材(215R、215L)のそれぞれは、一部材型のロール成形パネルであることを特徴とする請求項1に記載の車両用ボックスアセンブリ。
  3. 前記二つのL字状のパネル部材(215R、215L)は、実質的に同一のロール成形パネルであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ボックスアセンブリ。
  4. 前記自由端部は、重畳して固着される端フランジ(224)を構成することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の車両用ボックスアセンブリ。
  5. 前記端フランジ(224)は、実質的にフロアの長手方向中心線に沿って延長することを特徴とする請求項4に記載の車両用ボックスアセンブリ。
  6. 前記端フランジ(224)は、下方に曲げられ、側方で当接することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の車両用ボックスアセンブリ。
  7. 前記二つのL字状のパネル部材(215R、215L)は、金属薄板からロール成形され、車輪開口部(228)が各前記L字状のパネル部材(215R、215L)の両端間の中間に形成され、この車輪開口部(228)は、前記L字状のパネル部材(215R、215L)の長手方向に延長する一端より内側に離間していることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一つに記載の車両用ボックスアセンブリ。
  8. 各前記L字状のパネル部材(215R、215L)には、その長手方向に延長する他端に沿って延長するロール成形された溝形状の端レール(231)が設けられ、この端レール(231)は、前記L字状のパネル部材(215R、215L)が組み立てられ車両用ボックスアセンブリを構成する場合には、前記側面パネル(212)の上部端を構成することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一つに記載の車両用ボックスアセンブリ。
  9. 各前記L字状のパネル部材(215R、215L)の前記フロア部(216)には、その長手方向に延長し幅方向に突出するロール成形された強化リブ(221)が設けられ、各前記L字状のパネル部材(215R、215L)の前記側面パネル部(217)は、ロール成形されたその長手方向に延長する略水平の棚部(234)を有しており、この棚部(234)は、前記端レール(231)の近傍かつその下方に位置していることを特徴とする請求項8に記載の車両用ボックスアセンブリ。
  10. 前記二つのL字状のパネル部材(215R、215L)は、実質的に相互に鏡像となっていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか一つに記載の車両用ボックスアセンブリ。
  11. 略水平のフロアと、このフロアの両端近傍に固定されここから上方に突出する左右の内側側面壁とを設けた上方開口の車両用ボックスアセンブリの形成方法において、
    薄く幅広で実質的に連続した金属の薄板(241)を、圧延機に供給して、圧延機から排出される実質的に連続した変形薄板に、第1薄板部(216)および第2薄板部(217)が形成されるよう前記薄板を三次元形状に順次変形するステップであって、前記第1薄板部(216)および前記第2薄板部(217)は、前記第1薄板部(216)と隣接並列関係に配置され、前記第1薄板部(216)は、前記薄板(241)の一端に沿って長手方向に延長する平坦な端部(224)と、この端部(224)から内方に離間して長手方向に延長する少なくとも一つの幅方向に突出する強化溝部(226)とを有しており、前記第2薄板部(217)は、前記薄板の他端に沿って長手方向に延長する;
    圧延機から排出後に前記連続した変形薄板(241)を幅方向に切断し、所定長さを有する個別で平坦な一連のブランク(215)を形成するステップであって、そのブランクのそれぞれは、その長手方向に延長しており並置関係にある前記第1薄板部(216)および前記第2薄板部(217)を有している;
    前記第1薄板部(216)および前記第2薄板部(217)側に延長して開口するが前記ブランクの長手方向端から内方に離間している車輪開口部(228)を前記ブランク(215)に形成するステップ;
    前記第1薄板部(216)および前記第2薄板部(217)が相互に略直角位置関係になりその断面が略L字形状の一部材型の側面/フロア一体部材(215R、215L)を構成するよう、前記第1薄板部(216)と前記第2薄板部(217)との間の長手方向延長領域近傍で前記ブランク(215)を幅方向に曲げるステップ;
    それぞれ前記ボックスアセンブリの左右側面を構成する第1および第2の前記L字状の側面/フロア一体パネル部材(215R、215L)を供するステップ;
    前記第1および第2のL字状の側面/フロア一体パネル部材(215R、215L)を隣接並置関係に配置するステップであって、前記第1薄板部(216)は、略同一平面上にあり、その前記端部(224)は重畳し、前記第2薄板部(217)は最外部で対面関係に配置される;
    前記第1および第2のL字状の側面/フロア一体パネル部材(215R、215L)を相互に固定接合するステップ;
    相互接近配置した前記第1薄板部(216)がフロア(211)を構成するとともに、前記第2薄板部(217)がボックスアセンブリの対向した側面壁(212)を構成することからなることを特徴とする車両用ボックスアセンブリの形成方法。
  12. 前記第1および第2のL字状の側面/フロア一体パネル部材(215R、215L)を相互に固定接合する前記ステップは、重畳した前記端部(224)をともに固定接合することが含まれることを特徴とする請求項11に記載の車両用ボックスアセンブリの形成方法。
  13. 各前記第1薄板部(216)から幅方向に前記側面壁(212)の反対方向に突出する端フランジ(224)を形成するよう、前記第1および第2のL字状の側面/フロア一体パネル部材(215R、215L)の前記端部(224)をその全長にわたって成形するステップを含むことを特徴とする請求項12に記載の車両用ボックスアセンブリの形成方法。
  14. 前記第1および第2のL字状の側面/フロア一体パネル部材(215R、215L)の前記第1薄板部(216)は、それぞれ実質的に同一であり、前記端フランジ(224)は、前記フロア(211)の長手方向中心線に接してこれに沿って延長することを特徴とする請求項13に記載の車両用ボックスアセンブリの形成方法。
  15. 前記第1および第2のL字状の側面/フロア一体パネル部材(215R、215L)は、前記車輪開口部(228)の形成前には、実質的に同一の第1および第2の前記ブランク(215)であることを特徴とする請求項11〜請求項14のいずれか一つに記載の車両用ボックスアセンブリの形成方法。
  16. 第1および第2の前記ブランク(215)の各ブランクの幅方向中心線から偏倚した位置に前記車輪開口部(228)を形成してそれぞれ左右の側面ブランクを形成するステップを含むことを特徴とする請求項11〜請求項15のいずれか一つに記載の車両用ボックスアセンブリの形成方法。
  17. 前記L字状の側面/フロア一体パネル部材(215R、215L)とは別個の第1および第2の車輪ハウジング(229)を設けるステップと、前記L字状の側面/フロア一体パネル部材(215R、215L)の前記車輪開口部(228)の近傍に前記第1および第2の車輪ハウジング(228)を配置するステップと、それぞれ前記L字状の側面/フロア一体パネル部材(215R、215L)に前記第1および第2の車輪ハウジング(228)を固着するステップとを含むことを特徴とする請求項11〜請求項16のいずれか一つに記載の車両用ボックスアセンブリの形成方法。
  18. 圧延機から排出される前記ブランク(215)は同一であって、前記ブランク(215)の一方を第1形成プレス(251R)に供給して、前記ブランク(215)の幅方向中心線から偏倚した位置に前記車輪開口部(228)を形成して、右側のブランクを形成するステップ;
    前記ブランク(215)の他方を第2形成プレス(251L)に供給して、前記ブランク(215)の幅方向中心線から偏倚した位置に前記車輪開口部(228)を形成して、前記車輪開口部(228)を基準にして実質的に前記右側のブランクの鏡像となる左側のブランクを形成するステップ;
    前記第1および第2のブランクをそれぞれその長手方向に延長する中間領域に沿って長手方向に曲げ、それぞれ左側および右側のL字状の側面/フロア一体パネル部材(215R、215L)を形成するステップを含むことを特徴とする請求項11〜請求項17のいずれか一つに記載の車両用ボックスアセンブリの形成方法。
  19. 前記薄板(241)が圧延機を通過する際に前記薄板(241)の他端に沿って溝形状のレール(231)を形成するステップであって、この溝形状のレール(231)は、前記第2薄板部(217)の自由端に沿って延長して、前記側面壁(212)の上端を構成することを特徴とする請求項11〜請求項18のいずれか一つに記載の車両用ボックスアセンブリの形成方法。
  20. 前記薄板(241)が圧延機を通過する際に、前記第2薄板部(217)にはその全長にわたって幅方向に突出する棚構造(233)を形成するステップであって、この棚構造(233)は、その後前記ブランクに形成される際に前記車輪開口部(228)の一側面近傍に位置していることを特徴とする請求項11〜請求項19のいずれか一つに記載の車両用ボックスアセンブリの形成方法。
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