JP2008535629A - マガジン送りタンピングシステムを有する組織穿刺部閉鎖装置 - Google Patents

マガジン送りタンピングシステムを有する組織穿刺部閉鎖装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、アンカー、封止プラグ、および、アンカーと封止プラグとを連結するフィラメントにより、生体の2つの内部部分を分断している、組織に経皮的に形成した、穿刺部または切開部を封止するための方法および装置に関するものである。この方法および装置は、装置を穿刺部から引き抜くときに、封止プラグを自動的にタンピングおよび/または締め付けるマガジン送りタンピングシステムを提供する。自動的なタンピングおよび/または締め付けを、装置を引き抜くことにより生じる原動力を、タンピング力および/または締め付け力に変換することで容易にする。

Description

本発明は、一般に医療装置、より詳しくは、組織壁の穿刺部または切開部を封止する装置に関するものである。
多様な外科処置が日常的に脈管内または腔内で行われる。例えば、動脈硬化症などの血管病の治療では、動脈に器具(例えばバルーンや他種のカテーテル)を挿入して、血管内で処置を行うのが一般的な方法である。この種の処置は通常、経皮的な動脈穿刺を必要として、これにより挿入シースを動脈内に配置することができ、その後に器具(例えばカテーテル)がシースを通って動脈内の処置位置まで到達することができる。脈管内および腔内の処置には、処置が完了して器具(および、それと共に使用する全挿入シース)を取り外した後に、経皮的な穿刺部での出血を止めるという課題が不可避的にある。穿刺部からの出血は、とくに大腿動脈穿刺の場合、脈管閉鎖装置、例えば本明細書に引用した特許文献1、特許文献2、特許文献3および関連特許文献に記載の装置、を利用することによって、止血するのが一般的である。
米国特許番号6179963号明細書 米国特許番号6090130号明細書 米国特許番号6045569号明細書
上記特許に記載したような代表的な閉鎖装置は封止プラグを組織穿刺部に配置する。しかし、封止プラグを良好に配置するためには、タンピング管を用いて、それを手動で装置のシースの中から出して、組織穿刺部の外表面をタンピングする必要がある。(中にタンピング管を配置する)装置のシースを取り外してタンピング管を手でつかめるように露出するまで、タンピング処置を開始することはできない。また、ある条件下では、封止プラグをタンピングする前にシースを取り外すことで、封止プラグ自体を組織穿刺部から後退させ、後の封止プラグの配置を妨げて、部分的な封止だけとなり、これに伴い組織穿刺部から長期間出血することになる場合がある。したがって、封止プラグを組織穿刺部に配置する機構を改良する必要がある。
本発明は上記の要望および他の要望を満たすものである。詳しくは、本発明は内部組織穿刺部を閉鎖する方法およびシステムを提供する。しかし、従来のシステムとは異なり、本発明は、閉鎖装置が後退する際の、封止プラグの自動タンピングを提供する。また、本発明は、自動タンピングシステムに、マガジン内に配設した協動する複数個のタンピング装置を収容させて、より長いタンピング装置と連係動作することができる。
多くの可能な実施態様のうちの1つにおいて、本発明は、内部組織穿刺部閉鎖装置を提供する。この装置は、この閉鎖装置の第1端部から、閉鎖装置の第2端部まで延びるフィラメントと、閉鎖装置の第2端部においてフィラメントに取り付け、組織壁穿刺部を通して挿入されるアンカーと、このアンカーに隣接してフィラメントに摺動可能に取り付けた封止プラグと、封止プラグを第2端部の方へタンピングする駆動機構とを備える。この駆動機構は、複数個の個別のタンピング装置を収容するマガジンを有する。複数個の個別のタンピング装置はそれぞれラックを有する。マガジンはバイアス部材を有して、複数個の個別のタンピング装置はマガジン内に重ね合わせにし、第1の方向にバイアス部材により押圧する。駆動機構は、閉鎖装置の少なくとも一部を組織穿刺部から引き抜く際に、末端方向への力を複数個の個別のタンピング装置の1個またはそれ以上に加えることができる変換器を備える。この変換器は、スプール上に巻き付けたフィラメントの一部を有する、第1歯車およびスプール組立体を有するものとし、複数個のタンピング装置の1個またはそれ以上は、第1歯車により直接または間接的に駆動する。第1歯車およびスプール組立体を、共通軸に相互連結して配置して、変換器は第1歯車に噛合する第2歯車を有するものとする。複数個のタンピング装置の1個またはそれ以上を、第2歯車により直線的に直接駆動することができる。第3歯車を第1歯車に噛合させる。したがって、複数個のタンピング装置の1個またはそれ以上を、第2および第3の歯車により直線的に直接駆動することができる。複数個のタンピング装置の1個またはそれ以上は、タンピング管および封止プラグをアンカーの方へ衝合して駆動することができる。
いくつかの実施態様においては、交換器は、スプール上に巻き付けたフィラメントの一部を有し、共通軸に相互連結して配置した第1歯車およびスプール組立体と、第1歯車に噛合するマガジン送り歯車と、第1歯車に噛合するタンピング歯車とを有する。さらに、複数個のタンピング装置の1個またはそれ以上を、マガジン送り歯車によりタンピング歯車に送るとともに、タンピング歯車により駆動して、封止プラグをアンカーの方へタンピングする。
いくつかの実施態様においては、駆動機構は自動駆動機構を備える。複数個のタンピング装置を、閉鎖装置の後退に応じて、自動駆動機構により駆動し、タンピング管を複数個のタンピング装置により駆動して封止プラグをタンピングすることができる。駆動機構は、閉鎖装置を組織壁穿刺部から引き抜く際に、タンピング力を封止プラグに加える変換器を有するものとする。上述のように、変換器は、フィラメントの一部を巻き付けた第1歯車およびスプール組立体を有するものとし、複数個のタンピング装置の1個またはそれ以上を第1歯車により直接または間接的に駆動する。アンカーを配置して閉鎖装置が組織壁穿刺部から後退するとき、スプールは第1歯車を第1の方向に回転駆動して、第1歯車は複数個のタンピング装置のうち1個またはそれ以上を第2方向に駆動することができる。
本発明の他の態様においては、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部の内部への部分的な挿入および封止を行う組織穿刺部閉鎖装置を提供する。この装置は、ハンドル部と、このハンドル部から延びるキャリア管と、ハンドル部からキャリア管内に延びるフィラメントと、このフィラメントに配置した封止プラグと、ハンドル部に収容した歯車列と、この歯車列に動作可能に連結し、フィラメントの一部を巻き付けたスプールと、歯車列に動作可能に連結したマガジン送りタンピング装置とを備える。マガジン送りタンピング装置は、歯車列に係合可能な重ね合わせにしたラックのセットであって、ばね負荷したセットを有するものとすることができる。歯車列は、主歯車と、この主歯車にそれぞれ噛合する2個の従属歯車とを備えるものとすることができる。この閉鎖装置は、さらにキャリア管の末端部においてフィラメントに取り付けたアンカーを備え、このアンカーを組織穿刺部内に展開した場合、ハンドル部の組織穿刺部からの後退に応じて、フィラメントはスプールから繰り出されて歯車列を駆動する。歯車列は自動的に前記マガジン送りタンピング装置を駆動することができ、マガジン送りタンピング装置は封止プラグをアンカーの方へタンピングする。
本発明の他の態様は、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部を封止する方法を提供する。この方法は、閉鎖装置を組織穿刺部から引き抜くステップと、タンピング装置スタックを変換器に送るステップと、閉鎖装置を第1方向に引き抜くことにより生じる原動力を、タンピング装置スタックの第2方向へのタンピング力に自動的に変換するステップとを有する。送るステップはさらに、タンピング装置スタックを収容するマガジン内のばねにより、タンピング装置スタックを押圧するステップを有するものとする。この方法はさらに、第2方向へのタンピング力を封止プラグに加えるステップを有するものとすることができる。この方法はさらに、原動力をタンピング装置スタックのうちタンピング装置の1個またはそれ以上へ伝達するステップを有していてもよく、この1個またはそれ以上のタンピング装置は、封止プラグに連結したフィラメントに摺動可能に配置したラックを備える。伝達ステップはさらに、フィラメントに取り付けたアンカーを組織穿刺部内に展開して閉鎖装置を組織穿刺部から引き抜くことにより、フィラメントをスプールから自動的に繰り出すステップを有するものとする。伝達ステップは、ラックと嵌合した歯車列を、スプールを繰り出すことにより駆動するステップを有していてもよい。
いくつかの実施態様において、タンピング装置スタックのタンピング装置はそれぞれラックを備える。このとき、自動的に変換するステップは、マガジン送り歯車と嵌合した第1歯車を回転するステップを有していてもよく、送るステップは、タンピング装置スタックのうち第1タンピング装置をマガジン送り歯車に噛合するステップと、第1タンピング装置を直線的にマガジン送り歯車から遠ざかる方向に移動するステップと、タンピング装置スタックのうち第2タンピング装置を直線的にマガジン送り歯車の方へ押圧するステップと、第2タンピング装置をマガジン送り歯車に噛合するステップと、第1および第2のタンピング装置を直線的にマガジン送り歯車から遠ざかる方向に移動するステップと、を備える。自動的に変換するステップは、マガジン送り歯車に噛合する第1歯車を回転するステップと、タンピング装置スタックのうち第1タンピング装置をマガジン送り歯車に噛合させるステップと、第1タンピング装置を直線的にマガジン送り歯車から遠ざかる方向に移動するステップと、第1タンピング装置をタンピング歯車に噛合させるステップと、タンピング装置スタックのうち第2タンピング装置を直線的にマガジン送り歯車の方へ押圧するステップと、第2タンピング装置をマガジン送り歯車に噛合させるステップと、第1タンピング装置を直線的にタンピング歯車から遠ざかり、第2タンピング装置を直線的に送り歯車から遠ざかる方向に移動するステップとを有するものとすることができる。
本発明の他の態様は、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部を封止する方法を提供する。この方法は、組織穿刺部閉鎖装置を提供するステップと、この閉鎖装置は、その末端部においてアンカーに連結するとともに、組織穿刺部に配置および係留するこのアンカーの基端側に位置する封止プラグに連結したフィラメントと、自動マガジン送りタンピング装置とを備えており、組織穿刺部閉鎖装置を経皮的な切開部に挿入するステップと、アンカーを組織穿刺部に展開するステップと、閉鎖装置を経皮的な切開部から少なくとも部分的に引き抜くステップと、閉鎖装置を内部組織壁穿刺部から引き抜く際に、自動マガジン送りタンピング装置により封止プラグをアンカーの方へ自動的にタンピングするステップと、フィラメントを切断するステップと、アンカーおよび封止プラグを組織穿刺部に残すステップとを有する。自動的にタンピングするステップは、ラックのスタックをマガジン送り歯車の方へ押圧するステップと、フィラメントをスプールから繰り出してこのスプールを回転するステップと、第1歯車をスプールにより駆動するステップと、マガジン送り歯車を第1歯車により駆動するステップと、スタックのラックの2個またはそれ以上を封止プラグの方へ駆動するステップとを有するものとすることができる。
本発明の他の利点および新たな特徴を、以下に説明し、当業者であれば、これら記載から本発明を実施することができるであろう。本発明の利点は、添付の特許請求の範囲に記載の方法により達成することができる。
添付の図面は、本発明の種々の実施例を示すものであり、明細書の一部である。図示の実施例は本発明の単なる例証であり、本発明の範囲を限定するものではない。
全ての図を通して、同一の符号は、必ずしも全く同一である必要はないが類似した構成要素を表す。
上記のように、血管処置は世界中で行われており、穿刺部を通じて動脈に到達する必要がある。多くの場合、この動脈は大腿動脈である。処置完了後に穿刺部を閉鎖するために、多くの場合、閉鎖装置を用いて、穿刺部をアンカーと封止プラグの間にはさみ込む。しかし、時として封止プラグは動脈切開部の外側位置に対して、適切に着座しないことがある。プラグが動脈切開部に対して着座しない場合、長時間出血する可能性がある。本発明は、封止プラグの、ずれ(移動)または誤配置を減少または除去するための、方法及び装置を記載する。以下に記載の脈管器具は挿入シースおよび穿刺部封止装置を有するが、本明細書に記載する原理の用途は、以下に説明する特定の装置に限定されない。本明細書に記載の原理は、任意の脈管閉鎖装置で使用することができる。したがって、以下の説明は主に、動脈の処置と、脈管閉鎖装置のいくつかの実施形態とを説明することを目的とするが、これらの方法及び装置は添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
本明細書および添付の特許請求の範囲において用いらる用語「タンピングする」または「タンピング」は概して、1回または連続で、しかし過剰な力でなく突く(ブロー)またタップすることによって、詰め込むことを意味する。「係合する」および「係合可能」は概して、2台の装置を連動させる、噛合させるまたは接触させることを意味して使われる。「スプール」とは、何かを少なくとも部分的に巻き付けるシリンダまたは他の装置である。「マガジン」とは、機械に取り付けたまたは機械を送る任意の隔室であり、必要な材料を保管または供給するために用いられる隔室である。「ラック」とは、歯車、大歯車、小歯車または他の歯状の機械部分と噛合する、歯付きバーである。「歯車列」とは、2個またはそれ以上が互いに係合した、一連の歯車である。「押圧する(urge)」または「押圧(urging)」とは概して、前方または上方へ押しやるまたは駆動することを意味して使われる。「内腔(ルーメン)」とは、人体器官内における、開放した空間またはキャビティ、とくに血管を意味する。用語「もたらす(effecting)」とは、成果を生むこと、結果を達成すること、またはそれらを起こすことを意味する。「変換器」とは、ある形式の、力または他の入力エネルギーを、他の形式や方向の、出力エネルギーまたは力に変換できる装置を示す。特許請求の範囲を含む本明細書内で使用される「含む」(include)および「有する」(have)とは、単語「備える」(comprise)と同じ意味を示す。
図面、とくに図1〜4につき、従来技術の脈管穿刺部閉鎖装置100を示す。脈管穿刺部閉鎖装置100は、キャリア管102を有し、このキャリア管102内にフィラメントまたは縫合糸104が少なくとも部分的に貫通する。閉鎖装置100は、第1端部すなわち基端部106、および、第2端部すなわち末端部107を有する。キャリア管102の第2端部すなわち末端部107の外部にアンカー108を設ける。アンカーは、細長く硬い薄型の部材であり、中央に形成した眼口部109を有する。アンカー108は一般的に再生体吸収可能ポリマーで形成する。
縫合糸104を、アンカー108に通してコラーゲンパッド110へ戻す。コラーゲンパッド110は、ランダムに指向する繊維状材料を、化学的手段により互いに結合して構成することができる。縫合糸はキャリア管102から末端方向に抜け出るとき、コラーゲンパッド110を縫合糸104に摺動可能に取り付け、縫合糸をアンカー108に通過させてキャリア管102内に再び進入させるとき、コラーゲンパッド110の基端部に確実に引き結びノットを形成し、閉鎖装置100を適切に配置してアンカー108を展開するとき(図4参照)、コラーゲンパッド110の締め付けを容易にする。
キャリア管102は一般的に、内部に配置したタンピング管112を有する。タンピング管112を、縫合糸104上に摺動可能に取り付けて、オペレータが使用することで、適切な時点でコラーゲンパッド110をアンカー108の方へタンピングして、経皮組織穿刺部を封止することができる。
アンカー108を動脈内に展開する前には、アンカー108の眼口部109は、キャリア管102の末端部107の外側に休止する。アンカー108を、キャリア管102の末端部107上に配置したバイパス管114により、キャリア管102と同一平面となる所定位置に一時的に保持することができる。
アンカー108およびキャリア管102を同一平面状となる構成により、アンカー108を、図2〜4に示すような挿入シース116内に挿入して、最終的には動脈の穿刺部118から挿入することができる。挿入シース116は、図2〜4に示されるように、経皮的な切開部119を通して動脈128内に挿入される。しかし、バイパス管114(図1)は過大ヘッド120を有しており、これはバイパス管114が挿入シース116の内部通路を通過するのを妨げる。従って、穿刺部閉鎖装置100を挿入シース116内に挿入することにより、過大ヘッド120は挿入シース116の表面122に圧着する。穿刺部閉鎖装置100を更に挿入すると、キャリア管102(図1)とバイパス管114との間に滑り運動が生じて、アンカー108をバイパス管114(図1)から出す。しかし、アンカー108は、バイパスチューブ114から抜け出た後も、挿入シース116により運動を制限され、図1に示す同一平面上に位置したままである。
挿入シース116は、その第2端部すなわち末端部126に単一折り曲げ部124を有する。単一折り曲げ部124はアンカー108の一方向弁として機能する。単一折り曲げ部124は挿入シース116の一部が塑性変形したものであり、アンカー108が挿入シース116の末端部126から押し出されるときに、弾性的に曲げられる。一般的に、アンカー108が挿入シース116の末端部126を通過して、動脈128内に入ったあと、アンカー108はもはやキャリア管102に対して同一平面上の位置に拘束されず、図2に示す位置に回転して展開する。
次に図3〜4につき説明すると、アンカー108を展開することにより、穿刺部閉鎖装置100および挿入シース116を共に引き出すことができ、コラーゲンパッド110を切開路119内に配置するとともに、タンピング管112を露出する。図4に示すように完全に露出したタンピング管112により、コラーゲンパッド110を手動でタンピングして、アンカー108およびコラーゲンパッド110を共に締め上げ、縫合糸104の自己締め付け引き結びノットにより適当な位置に保つ。このように、組織穿刺部をアンカー108とコラーゲンパッド110とではさみ込むことにより、組織穿刺部118を封止する。そして縫合糸104を切断して、切開路119を閉鎖することができる。縫合糸104、アンカー108およびコラーゲンパッド110は一般的に再吸収可能材料で形成し、これにより、所定位置に留まって穿刺部118は治癒する。
しかし、上述の代表的な組織穿刺部閉鎖装置100を使用する場合、シース116を取り外してタンピング管112を手でつかめるように露出するまで、コラーゲンパッド110のタンピングを開始することができない。状況によっては、コラーゲンパッド110をタンピングする前にシース116を取り外すことは、コラーゲンパッド110を組織穿刺部118から後退させ、コラーゲンパッド110と穿刺部118との間にすき間120を生じることがある。すき間120は、図4に示すようにタンピングした後にさえ残っているかもしれず、また時として、部分的封止しか生ぜず、組織穿刺部118から出血することがあり得る。
このことから、本明細書は、組織穿刺部閉鎖装置の組織穿刺部からの引き抜きの際に、組織穿刺部の方へ封止プラグを駆動する組織穿刺部閉鎖装置に関して記載する。封止プラグを駆動する機構は、好ましくは自動的なもので、複数個の個別タンピング装置を収容するマガジンを備える。組織穿刺部閉鎖装置の好適な実施形態を以下に記載するが、本明細書の原理は多くの組織穿刺部閉鎖装置のいずれにも組み込むことができる。後述の特定の実施例は、例示するだけのものであり、これに限定するものではない。
上述のように、皮膚の切開部を通ってアクセス可能な内部組織壁の組織穿刺部を封止するために使用される組織穿刺部閉鎖装置の一般的な構造及び機能は、よく知られている技術である。本明細書に記載の実施原理を含む閉鎖装置の適用箇所としては、生体の2個の内部部分に分断する、経皮的な組織穿刺部または組織切開部の閉鎖、例えば血管、管路または内腔(ルーメン)、胆嚢、肝臓、心臓などの、穿刺部もしくは切開部の閉鎖がある。
図5には、本発明の一実施例による閉鎖装置、例えば内部組織穿刺部閉鎖装置200を示す。内部組織穿刺部閉鎖装置200は、血管内での処置、例えば、血管造影剤注射、心臓カテーテル法、バルーン血管形成術、他のタイプのアテローム硬化性動脈再疎通など、に関連して使用されるとき、血管(例えば、動脈)の穿刺部で即時に止血するように設計しているので、閉鎖装置200は特別な有用性を有している。しかし、以下の好適な実施例の説明では経皮的な動脈穿刺部の封止を目的としているが、この装置はより広範囲な利用方法を有しており、他種の組織壁における穿刺部または切開部を封止するために同様に使用できることを理解されたい。このように、本明細書に示す経皮的な動脈穿刺部の封止は、本発明による内部組織閉鎖装置200の特定の一用途を例示しただけのものである。
内部組織閉鎖装置200はハンドル部201を、第1端部すなわち基端部206、および、第2端部すなわち末端部207に有する。キャリア管202は、ハンドル部201から末端部207まで延びる。キャリア管202は、プラスチックまたは他の材料から形成し、シース216に挿通するように設計するとともに、組織層230の経皮的な切開部219を通して内腔232内に挿入されるように設計する。図5によれば、内腔232は大腿動脈228の内部を含む。
キャリア管202の末端部207には、アンカー208および封止プラグ210を設ける。この実施例のアンカー208は、細長く硬い薄型の部材であり、動脈228の内側で穿刺部218に連続する動脈壁234に着座する。アンカー208は、好ましくは再生体吸収可能ポリマーで形成する。封止プラグ210は、非止血性の生体再吸収可能材料、例えばコラーゲンで形成した、圧縮可能な、スポンジ、発泡体または繊維マットにより形成し、組織穿刺部218の封止を容易にする任意の形状に構成することができる。
封止プラグ210およびアンカー208を、生体再吸収可能なフィラメントまたは縫合糸204によって互いに連結する。アンカー208、封止プラグ210および縫合糸204を集合的に、以下「閉鎖素子」と称する。図5に示すように、アンカー208をシース216の末端部207に隣接して、その外側に配設するとともに、封止プラグ210を初期的にはキャリア管202内に配置する。アンカー208の第1表面236が動脈壁234に衝合して展開した状態を示すが、初期的にはアンカーは、キャリア管202の軸線方向に沿って配置して、内腔232への挿入を容易にしていることを理解されたい(例えば、図1のアンカー108参照)。縫合糸204は、ハンドル部201の第1端部206からキャリア管202を通って第2端部207に延びる。縫合糸204を、封止プラグ210の1個またはそれ以上の孔に通し、アンカー208の眼口部に通し、そしてキャリア管202の方に基端部に向かって封止プラグ210まで逆戻りさせる。したがって、封止プラグ210を、組織穿刺部閉鎖装置200の第2端部207で、縫合糸204に配置するまたは摺動可能に取り付ける。
縫合糸204を好ましくは、再び封止プラグ210の1個または一連の孔に通す。縫合糸204は、自身の周りに通過させ、自己締め付け引き結びノットを形成することもできる。このようにして、キャリア管202をアンカー208および封止プラグ210から引き抜くとき、縫合糸204は、アンカー208と封止プラグ210をプーリ状に連結して、アンカー208と封止プラグ210を共に締め上げることにより、アンカー208とプラグ210を共にはさみ込んで係止し、これにより組織穿刺部218を封止する。
キャリア管202は、封止プラグ210を縫合糸204に沿ってアンカー208の方へ進めるタンピング装置、例えばタンピング管212を収容することができる。タンピング管212は、部分的にキャリア管202内にあり、および封止プラグ210の基端に隣接して示す。タンピング管212は好ましくは、任意の適切な材料から作られた細長い管状部材で、剛性または可撓性のある管状部材である。例えば、一実施例によると、タンピング管212はポリウレタンで形成する。縫合糸204は、タンピング管212に貫通するが、タンピング管に直接連結しない。したがって、縫合糸204およびタンピング管212は、自由に互いに摺動することができる。図5の実施例によれば、縫合糸204は、タンピング管212を基端部から突出させて、閉鎖装置200の第1端部206におけるハンドル部201内に配置した駆動機構630に取り付ける。駆動機構630の一実施例を、図6を参照して以下に詳細に説明する。
タンピング管212は、複数個の個別のタンピング装置、例えば複数個のラック644の1個またはそれ以上に軸線方向に整列した状態で示し、この装置のいくつかを駆動機構630のマガジン640に収容した状態を示す。ラック644は、マガジン送りタンピング装置を備えるとともに、ギヤ歯に噛合するものであり、以下により詳細に図6につき説明する。代案として、タンピング管212を省略して、1個またはそれ以上のラック644に入れ替えることができる。
実際には、(上述の閉鎖素子を有する)閉鎖装置200のキャリア管202を、動脈228内に既に挿入してある挿入シース216の内に挿入する。挿入シース216を動脈228内に配置する処理は、本明細書の利点を解する当業者にとってよく知られている。閉鎖装置200および関連の閉鎖素子を挿入シース216内に挿入するとき、アンカー208は挿入シース216の末端部から抜け出す。このとき、アンカー208は動脈の内腔232に挿入される。上述のように、アンカー208は、初期的にキャリア管202とほぼ平行に配置して、アンカー208を経皮的な切開部219から内腔232に挿入するのを容易にする。
アンカー208を内腔232内に展開した後に、アンカー208を挿入シース216から後退させるまたは引き抜くことにより、アンカー208を挿入シース216の遠位端部における単一折り曲げ部に引っ掛けて、図5に示す位置に回転させる。しかし、いくつかの実施例によれば、アンカー208は自然に図示の展開位置まで回転する。閉鎖装置200の更なる引き抜きに対する抵抗をオペレータが感覚的に感じるとき、閉鎖装置200および挿入シース216を共に引き抜くことにより、アンカー208を動脈228内で動脈壁234に係留する。アンカー208を穿刺部218において動脈228内に係留した状態で、閉鎖装置200および挿入シース216が更に後退することにより、封止プラグ210をキャリア管202の末端部207から引き出して、これにより封止プラグ210をアンカー208とは反対側で切開路または穿刺路219に配置する。
しかし、封止プラグ210を配置した後に個別の手動のタンピング処置を必要とする従来の閉鎖装置とは異なり、本発明の閉鎖装置200は自動的に封止プラグ210をタンピングする。閉鎖装置200の穿刺路219からの引き抜きに応じて、閉鎖装置200はタンピング管212を封止プラグ210の方へ自動的に駆動することにより、封止プラグ210をアンカー208の方へタンピングする。従って、キャリア管202が依然として大腿動脈228の穿刺部218に近接している間に、封止プラグ210をタンピングし、これにより、従来方法では起こり得る封止プラグ210と大腿動脈228の穿刺部218との間のあらゆるすき間を減少するまたは排除する。
さらに、縫合糸204に張力をかける、またはそれを穿刺路219から引き離すことによって、縫合糸204は(引き結びノット等により)アンカー208および封止プラグ210を共に締め上げてロックして、動脈壁234をアンカー208および封止プラグ210の間にはさむことができる。タンピング管212による力と、アンカー208および封止プラグ210をフィラメント204により共に締め上げることとにより、封止プラグ210を、穿刺路219の中で半径方向外方に変形させて、組織穿刺部218の基端側のアンカーとして機能させる。
タンピング管212を封止プラグ210の方へ自動駆動すること、および/または、プラグおよびアンカー208を締め上げることは、多くの機構の任意なもので容易に行うことができる。例えば、図5〜6に示す駆動機構630などの交換器を、閉鎖装置200のハンドル部201内に配置することができる。図6の実施例によれば、閉鎖装置200が後退することで、封止プラグ210(図5)のタンピングを自動的に行う。第1方向への後退力を、第2方向へのタンピング力に、後述するように自動的に変換することができる。後退力をタンピング力に自動的に変換することは、図6によれば、駆動機構630または他の変換器によって行う。
図6の駆動機構630によれば、縫合糸204を第1歯車およびスプール組立体631のスプール632に、連結するおよび/または部分的に巻き付ける。第1歯車およびスプール組立体631は、スプール632および第1歯車すなわち主歯車636の双方を含む。スプール632を、第1歯車636に動作可能に連結するとともに、図6に示すような共通軸上に配設することができる。図6の実施例によれば、第1歯車636をスプール632に直接連結し、ただしスプールと第1歯車636との間にクラッチを設けることで、トルクを制限するまたはスプール632を第1歯車636から離脱させることができる。しかし、スプール632および第1歯車636は、通常動作状態では、共に、同一角速度で回転しようとする。閉鎖装置(図5)を組織穿刺部から引き抜くことにより(アンカー208(図5)を展開している場合)、縫合糸204がスプール632から繰り出される。縫合糸204が繰り出されることにより、スプール632(および第1歯車636)が回転して、直線的なタンピング力に変換可能なねじり原動力を生じる。
スプール632により生じたねじり原動力を直線的なタンピング力に変換するのは、図6の実施例によれば、歯車列634によって行われる。歯車列634は、スプール632と同軸状に配設した第1歯車636および、第1歯車636に噛合する第2歯車すなわちマガジン送り歯車642を有する。歯車列634は、さらに、第1歯車636に噛合する第3歯車すなわちタンピング歯車643を有する。第1歯車636は、第2および第3の歯車642、643を駆動する。
図6の実施例によれば、縫合糸204をスプール632に時計回りに巻き付ける。したがって、縫合糸をスプールから繰り出すことにより、第1歯車636を反時計回りに回転させる。第2および第3の歯車642、643は、従って時計回りに回転する。しかしながら、いくつかの実施例によれば、第2および第3の歯車642、643の一方または両方を省略することができるとともに、第1歯車636の所望の回転方向に従って、縫合糸を時計回りと反時計回りのいずれでもスプール632に巻くことができる。
マガジン送りタンピング装置は、複数個の個別のラック644を備え、第2歯車643に隣接して配置する。複数個の個別のラック644をそれぞれ、図6に示すように同一のサイズおよび形状で配設し、ほぼ直線状の配列となるよう歯車列634に個別に送ることが好ましい。いくつかのラック644をマガジン640内で積み重ねて示す。ラック644は好ましくは、第2および第3の歯車642、643の歯と嵌合する歯を含む。ラックがマガジン640から末端方向に封止プラグ210(図5)に向けて移動するとき、トラック646はラック644をガイドすることができる。
スプール632が回転するとき、ラック644をマガジン640によって、最初に第2の歯車642に、次に第3の歯車643に送る。ラックがマガジン640から退出するとき、ラック644を順次に長手方向に配設して末端方向に移動し、タンピング管212(図5)に当接してそれを駆動させることで、次々に封止プラグ210(図5)を駆動する。代案として、ラック644をタンピング管そのものとして作用することができ、したがって「タンピング管212」にすることができる。
ラック644は好ましくは半管状で、縫合糸204に長手方向に部分的に配置可能である。ラック644の半管形状は、一般的にUまたはV型の断面であり、縫合糸204が出入り可能な開放チャネルまたはトラフ648とする。スプール632を巻き付ける又は繰り出すとき、開放チャネル648は縫合糸204およびラック644を合体させることができる。縫合糸204およびラック644は互いに固定連結せず、各々が互いに自由に摺動することができる。したがって、アンカー208(図5)を展開して、閉鎖装置200(図5)が第1方向に後退するとき、縫合糸204がスプール632から繰り出されることで、歯車列634を駆動する。歯車列634はラック644を第2方向すなわち反対方向に駆動して、ラック644はタンピング管212(図5)を駆動する。
上述のように、ラック644のスタックをマガジン640に内蔵する。マガジン640は、バイアス部材、例えば、ラック644のスタックを第1の方向に歯車列634の方へ押圧するばね650を有する。したがって、歯車列634が回転するとき、係合したラック644を末端方向の封止プラグ210(図5)に向けて移動する。係合したラック644がマガジン640の範囲から抜け出ると、他のラック644を歯車列634に送る。隣接したラック644は長手方向に整列して、タンピング管212(図5)または封止プラグ210(図5)を直接駆動する。
ときには、ラック644の線速度を、閉鎖装置200(図5)を引き抜く線速度に対して増加させることが望ましいことがある。ラック644の線速度を増加することで、封止プラグ210(図5)をアンカー208(図5)の方へ、閉鎖装置200(図5)をその反対方向へ引き抜いている間に、押し出すことをより確実にすることができる。したがって、いくつかの実施例によれば、歯車列634は全体として1:1より大きいギヤ比を有してもよい。例えば、ギヤ比は、ある実施例では、およそ1.5:1〜3.0:1の範囲で変動する一方、他の実施例では、およそ2.1:1とする。
しかしながら、過剰な速度は封止プラグ210(図5)を、組織穿刺部218(図5)から、動脈228(図5)の内腔232(図5)の中に押し入れる可能性があるため、ラック644の線速度を閉鎖装置の引き抜きの線速度より極端に大きくするべきではないことに注意されたい。同様に、アンカー208(図5)に対して反対方向の力が不足すると、アンカー208(図5)を動脈228(図5)内から引き抜いてしまう可能性がある。しかしながら、いくつかの用途によれば、引抜力はおよそ1.59kg(3.5ポンド)を上回ってはならない。
図6に示す駆動スプール632および歯車列634の構成が、例示的なものにすぎず、制限するものではないことは、本明細書の利点を解する当業者によって理解されたい。いかなる歯車の構成でも、縫合糸204が閉鎖装置200(図5)から後退することにより生じた原動力を伝達し、自動駆動力を封止プラグ210(図5)にラック644により加えることができる。
したがって、図5〜7の実施例の動作を以下に説明する。閉鎖装置200が穿刺路から図7に示すように後退するとき、アンカー208に通した縫合糸204がスプール632から繰り出され、スプール632を回転させる。スプールが回転すると、スプール632および第1歯車636の同軸状の連結により、スプール632は第1歯車636を駆動する。第1歯車636が回転すると、第1歯車636は第2歯車642を駆動する。第2歯車642は、マガジン640内のラック644の1個を駆動する。第2歯車642は、ラック644を第3歯車643の方へ移動して、第3歯車643も第1歯車636によって駆動する。第3の歯車643はラック644を末端方向に駆動するとともに、ラック644はタンピング管212を駆動する。タンピング管は封止プラグ210をアンカー208の方へタンピングする。したがって、閉鎖装置200が穿刺路219から後退するとき、封止プラグ210を駆動機構630により自動的にタンピングする。封止プラグ210は、封止プラグ210およびアンカー208間の、従来方法の個別の手動タンピング処置により起こり得るすき間を生ずることなしに、十分な動脈の封止を生ずることができる。タンピングした後に、縫合糸204を切断して、アンカー208、封止プラグ210および、それらの間に延びる縫合糸204の一部を残して、穿刺部218を封止する。また、マガジン640は、封止プラグ210をタンピングする装置を、コンパクトにするのを容易にする。
上述の説明は、本発明の実施例を例示および説明するためだけに示したものである。網羅的であることや、開示した正確な形態に本発明を制限することを目的としていない。上記説明を考慮して、多くの修正及び変更が可能である。本発明の範囲は、特許請求の範囲により定義されるものである。
従来技術による組織閉鎖装置の一部断面とする側面図である。 従来技術による図1の組織閉鎖装置を動脈に係合させた状態の側面図である。 従来技術による図1の組織閉鎖装置を動脈から引き抜いてコラーゲンスポンジを配置している状態を示す側面図である。 従来技術による図1の組織閉鎖装置でコラーゲンスポンジのタンピングしている状態を示す側面図である。 マガジン送りタンピングシステムを有するタンピングまたは駆動機構または駆動機構を備える組織閉鎖装置の側面図であり、本発明の一実施例の組織閉鎖装置を動脈に係合させた状態を示す。 本発明による図5の駆動機構およびマガジンの一実施例の部分的分解斜視図である。 本発明の一実施例による、自動的にタンピングされている封止プラグを有し、引き抜かれている図5の閉鎖装置の側面図である。

Claims (27)

  1. 内部組織穿刺部閉鎖装置において、
    この閉鎖装置の第1端部から、前記閉鎖装置の第2端部まで延びるフィラメントと、
    前記閉鎖装置の前記第2端部において前記フィラメントに取り付け、前記組織壁穿刺部を通して挿入されるアンカーと、
    このアンカーに隣接して前記フィラメントに摺動可能に取り付けた封止プラグと、
    前記封止プラグを前記第2端部の方へタンピングする駆動機構であって、複数個の個別のタンピング装置を収容するマガジンを有する該駆動機構と
    を備えたことを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  2. 請求項1に記載の内部組織穿刺部閉鎖装置において、前記複数個の個別のタンピング装置は、それぞれラックを有する構成としたことを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  3. 請求項1に記載の内部組織穿刺部閉鎖装置において、前記マガジンはバイアス部材を備え、前記複数個の個別のタンピング装置を前記マガジン内に重ね合わせにし、第1の方向に前記バイアス部材により押圧することを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  4. 請求項1に記載の内部組織穿刺部閉鎖装置において、前記駆動機構は、前記閉鎖装置の少なくとも一部を組織穿刺部から引き抜く際に、末端方向への力を前記複数個の個別のタンピング装置の1個またはそれ以上に加えることができる変換器を備えたことを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  5. 請求項1に記載の内部組織穿刺部閉鎖装置において、前記駆動機構は、
    前記閉鎖装置の少なくとも一部を組織穿刺部から引き抜く際に、末端方向への力を前記複数個の個別タンピング装置の1個またはそれ以上に加えることができる変換器を有し、
    この変換器は、
    スプール上に巻き付けた前記フィラメントの一部を有する第1歯車およびスプール組立体を有し、
    前記複数個のタンピング装置の1個またはそれ以上は、前記第1歯車により直接または間接的に駆動されることを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  6. 請求項1に記載の内部組織穿刺部閉鎖装置において、前記駆動機構は、
    前記閉鎖装置の少なくとも一部を組織穿刺部から引き抜く際に、末端方向への力を前記複数個の個別のタンピング装置の1個またはそれ以上に加えることができる変換器を有し、
    この変換器は、
    スプール上に巻き付けた前記フィラメントの一部を有し、共通軸に相互連結して配置した第1歯車およびスプール組立体と、
    前記第1の歯車と嵌合した第2の歯車と
    を有するものとし、
    前記複数個のタンピング装置の1個またはそれ以上を、前記第2歯車により直線的に直接駆動することを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  7. 請求項1に記載の内部組織穿刺部閉鎖装置において、前記駆動機構は、
    前記閉鎖装置の少なくとも一部を組織穿刺部から引き抜く際に、末端方向への力を前記複数個の個別のタンピング装置の1個またはそれ以上に加えることができる変換器を有し、
    この変換器は、
    スプール上に巻き付けた前記フィラメントの一部を有し、共通軸に相互連結して配置した第1歯車およびスプール組立体と、
    前記第1歯車に噛合する第2歯車と、
    前記第1歯車に噛合する第3歯車と
    を有するものとし、
    前記複数個のタンピング装置の1個またはそれ以上を、前記第2および第3の歯車により直線的に直接駆動することを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  8. 請求項1に記載の内部組織穿刺部閉鎖装置において、さらに、前記封止プラグに隣接して前記フィラメントに摺動可能に配置したタンピング管を備え、
    前記駆動機構は、
    前記閉鎖装置の少なくとも一部を組織穿刺部から引き抜く際に、末端方向への力を前記複数個の個別のタンピング装置の1個またはそれ以上に加えることができる変換器を有し、
    この変換器は、
    スプール上に巻き付けた前記フィラメントの一部を有し、共通軸に相互連結して配置した第1歯車およびスプール組立体と、
    前記第1の車に噛合する第2歯車と
    を有するものとし、
    前記複数個のタンピング装置の1個またはそれ以上を、前記第2歯車により直線的に直接駆動し、
    前記複数個のタンピング装置の1個またはそれ以上は、前記タンピング管および前記封止プラグを前記アンカーの方へ衝合して駆動することを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  9. 請求項1に記載の内部組織穿刺部閉鎖装置において、前記駆動機構は、
    前記閉鎖装置の少なくとも一部を組織穿刺部から引き抜く際に、末端方向への力を前記複数個の個別のタンピング装置の1個またはそれ以上により生ずることができる変換器を有し、
    この変換器は、
    スプール上に巻いた前記フィラメントの一部を有し、共通軸に相互連結して配置した第1歯車およびスプール組立体と、
    前記第1歯車に噛合するマガジン送り歯車と、
    前記第1歯車に噛合するタンピング歯車と
    を有するものとし、
    前記複数個のタンピング装置の1個またはそれ以上を、前記マガジン送り歯車により前記タンピング歯車に送るとともに、前記タンピング歯車により駆動して、前記封止プラグを前記アンカーの方へタンピングすることを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  10. 請求項1に記載の内部組織穿刺部閉鎖装置において、さらに、前記封止プラグに隣接して前記フィラメントに配置したタンピング管を備え、
    前記駆動機構は自動駆動機構を有し、
    前記複数個のタンピング装置を、前記閉鎖装置の後退に応じて、前記自動駆動機構により駆動し、
    前記タンピング管を前記複数個のタンピング装置により駆動して前記封止プラグをタンピングすることを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  11. 請求項1に記載の内部組織穿刺部閉鎖装置において、さらに、前記封止プラグに隣接して前記フィラメントに配置したタンピング管を備え、
    前記タンピング管を前記駆動機構により駆動して前記封止プラグをタンピングし、
    前記駆動機構は、前記閉鎖装置を前記組織壁穿刺部から引き抜く際に、タンピング力を前記封止プラグに加える変換器を有し、
    この交換器は、
    前記フィラメントの一部を巻付けた第1歯車およびスプール組立体と、
    前記第1歯車により直接または間接的に駆動する前記複数個のタンピング装置のうち1個またはそれ以上と
    を有するものとし、
    前記アンカーを配置して前記閉鎖装置が前記組織壁穿刺部から後退させるとき、前記スプールは前記第1歯車を第1の方向に回転駆動して、前記第1歯車は前記複数個のタンピング装置の1個またはそれ以上を第2方向に駆動することを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  12. 経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部の内部への部分的な挿入および封止を行う組織穿刺部閉鎖装置において、
    ハンドル部と、
    このハンドル部から延びるキャリア管と、
    前記ハンドル部から前記キャリア管内に延びるフィラメントと、
    このフィラメントに配置した封止プラグと、
    前記ハンドル部に収容した歯車列と、
    この歯車列に動作可能に連結したスプールと、
    このスプールに巻き付けた、前記フィラメントの一部と、
    前記歯車列に動作可能に連結したマガジン送りタンピング装置と
    を備えたことを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  13. 請求項12に記載の、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部の内部への部分的な挿入および封止を行う組織穿刺部閉鎖装置において、前記スプールを前記歯車列の1個の歯車と同軸状に連結することを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  14. 請求項12に記載の、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部の内部への部分的な挿入および封止を行う組織穿刺部閉鎖装置において、前記マガジン送りタンピング装置は、前記歯車列に係合可能な重ね合わせにしたラックのセットであって、ばね負荷したセットを備えたことを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  15. 請求項12に記載の、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部の内部への部分的な挿入および封止を行う組織穿刺部閉鎖装置において、前記歯車列は、主歯車と、この主歯車にそれぞれ噛合する2個の従属歯車とを備えたことを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  16. 請求項12に記載の、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部の内部への部分的な挿入および封止を行う組織穿刺部閉鎖装置において、さらに前記キャリア管の末端部において前記フィラメントに取り付けたアンカーを備え、このアンカーを前記組織穿刺部内に展開した場合、前記ハンドル部の前記組織穿刺部からの後退に応じて、前記フィラメントは前記スプールから繰り出されて前記歯車列を駆動し、前記歯車列は自動的に前記マガジン送りタンピング装置を駆動し、前記マガジン送りタンピング装置は前記封止プラグを前記アンカーの方へタンピングすることを特徴とする組織穿刺部閉鎖装置。
  17. 経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部を封止する方法において、
    閉鎖装置を前記組織穿刺部から引き抜くステップと、
    タンピング装置のスタックを変換器に送るステップと、
    前記閉鎖装置を第1方向に引き抜くことにより生じる原動力を、前記タンピング装置スタックの第2方向へのタンピング力に自動的に変換するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  18. 請求項17に記載の、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部を封止する方法において、前記送るステップは、前記タンピング装置スタックを収容するマガジン内のばねにより、前記タンピング装置スタックを押圧するステップを有することを特徴とする方法。
  19. 請求項17に記載の、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部を封止する方法において、さらに、前記第2方向への前記タンピング力を封止プラグに加えるステップを有することを特徴とする方法。
  20. 請求項17に記載の、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部を封止する方法において、さらに、
    前記第2方向への前記タンピング力を封止プラグに加えるステップと、
    前記原動力を前記タンピング装置スタックのうちタンピング装置の1個またはそれ以上へ伝達するステップと
    を有し、前記1個またはそれ以上のタンピング装置は、封止プラグに連結したフィラメントに摺動可能に配置したラックを備えたことを特徴とする方法。
  21. 請求項17に記載の、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部を封止する方法において、さらに、
    前記第2方向への前記タンピング力を封止プラグに加えるステップと、
    前記原動力を前記タンピング装置スタックのうちタンピング装置の1個またはそれ以上へ伝達するステップと
    を有し、前記1個またはそれ以上のタンピング装置は、封止プラグに連結したフィラメントに摺動可能に配置したラックを備え、
    前記伝達ステップはさらに、前記フィラメントに取り付けたアンカーを組織穿刺部内に展開して前記閉鎖装置を前記組織穿刺部から引き抜くことにより、前記フィラメントをスプールから自動的に繰り出すステップを有することを特徴とする方法。
  22. 請求項17に記載の、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部を封止する方法において、さらに、
    前記第2の方向への前記タンピング力を封止プラグに加えるステップと、
    前記原動力を前記タンピング装置スタックのうちタンピング装置の1個またはそれ以上へ伝達するステップと
    を有し、前記1またはそれ以上のタンピング装置は、封止プラグに連結したフィラメントに摺動可能に配置したラックを備え、
    前記伝達ステップはさらに、前記フィラメントに取り付けたアンカーを組織穿刺部内に展開して前記閉鎖装置を前記組織穿刺部から引き抜くことにより、前記フィラメントをスプールから自動的に繰り出すステップを有し、
    前記伝達ステップはさらに、前記ラックに噛合する歯車列を、前記スプールを繰り出すことにより駆動するステップを有することを特徴とする方法。
  23. 請求項17に記載の、経皮的な切開部を通じてアクセス可能な内部組織壁の組織穿刺部を封止する方法において、前記タンピング装置スタックのタンピング装置はそれぞれラックを備え、
    前記自動的に変換するステップは、マガジン送り歯車に噛合する第1歯車を回転するステップを有し、
    前記送るステップは、
    前記タンピング装置スタックの第1タンピング装置を前記マガジン送り歯車に噛合させるステップと、
    前記第1タンピング装置を直線的に前記マガジン送り歯車から遠ざかる方向に移動させるステップと、
    前記タンピング装置スタックにおける第2タンピング装置を直線的に前記マガジン送り歯車の方へ押圧するステップと、
    前記第2タンピング装置を前記マガジン送り歯車に噛合させるステップと、
    前記第1および第2のタンピング装置を直線的に前記マガジン送り歯車から遠ざかる方向に移動させるステップと
    を有することを特徴とする方法。
  24. 請求項17に記載の、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部を封止する方法において、前記タンピング装置スタックのタンピング装置はそれぞれラックを備え、
    前記自動的に変換するステップは、マガジン送り歯車およびタンピング歯車に噛合させる第1歯車を回転するステップを有し、
    前記送るステップは、
    前記タンピング装置スタックの第1タンピング装置を前記マガジン送り歯車に噛合させるステップと、
    前記第1タンピング装置を直線的に前記マガジン送り歯車から遠ざかる方向に移動させるステップと、
    前記第1タンピング装置を前記タンピング歯車に噛合させるステップと、
    前記タンピング装置スタックにおける第2タンピング装置を直線的に前記マガジン送り歯車の方へ押圧するステップと、
    前記第2タンピング装置を前記マガジン送り歯車に噛合させるステップと、
    前記第1タンピング装置を直線的に前記タンピング歯車から遠ざかる方向に、前記第2タンピング装置を直線的に前記送り歯車から遠ざかる方向の移動させるステップと
    を有することを特徴とする方法。
  25. 経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部を封止する方法において、
    この閉鎖装置の末端部においてアンカーに連結するとともに、前記組織穿刺部に配置および係留する前記アンカーの基端側に位置する封止プラグに連結したフィラメントを備え、また、自動マガジン送りタンピング装置も備えた組織穿刺部閉鎖装置を準備するステップと、
    前記組織穿刺部閉鎖装置を前記経皮的な切開部に挿入するステップと、
    前記アンカーを前記組織穿刺部に展開するステップと、
    前記閉鎖装置を前記経皮的な切開部から少なくとも部分的に引き抜くステップと、
    前記閉鎖装置を前記内部組織壁穿刺部から引き抜く際に、前記自動マガジン送りタンピング装置により前記封止プラグを前記アンカーの方へ自動的にタンピングするステップと、
    前記フィラメントを切断するステップと、
    前記アンカーおよび前記封止プラグを前記組織穿刺部に残すステップと
    を有することを特徴とする方法。
  26. 請求項25に記載の、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部を封止する方法において、前記自動マガジン送りタンピング装置は、マガジン送り歯車の方へ押圧される、ラックのスタックを備えたことを特徴とする方法。
  27. 請求項25に記載の、経皮的な切開部を通じて到達可能な内部組織壁の組織穿刺部を封止する方法において、
    前記自動的にタンピングするステップは、
    ラックのスタックをマガジン送り歯車の方へ押圧するステップと、
    前記フィラメントをスプールから繰り出してこのスプールを回転するステップと、
    第1歯車を前記スプールにより駆動するステップと、
    前記マガジン送り歯車を前記第1歯車により駆動するステップと、
    スタックのラックの2個またはそれ以上を前記封止プラグの方へ駆動するステップと
    を有することを特徴とする方法。
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