JP2008535196A - 燃料電池装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
【解決手段】燃料電池装置10は、少なくとも1つの燃料電池モジュール12を備え、燃料電池モジュール12の各々は複数の燃料電池14を備えている。燃料電池モジュール12の各々は、中空であり且つ、室16を画成する。燃料電池モジュール12の各々は、内部容器内24に配置され、内部容器24は、外部圧力容器28内に配置される。酸化剤を供給する手段32は、酸化剤を内部容器24内の空間26に供給して酸化剤をカソード電極22に供給し得るよう配置されている。燃料を供給する手段34は、燃料を燃料電池モジュール12の各々の室16に供給して燃料をアノード電極18に供給し得るよう配置される。外部容器24は、内部容器24により燃料電池14の高温度環境から保護されている。外部圧力容器28は、装置の主圧力封じ込め部を形成し且つ、単一の圧力容器の配置の場合よりも低温度にて作動すると共に、より大きい安全率にて作動する。

Description

本発明は、燃料電池装置、特に、固体酸化物形燃料電池装置に関する。
燃料電池装置は、1つ又はより多くの燃料電池モジュールを備え、該燃料電池モジュールの各々は、ハウジング内に配置された複数の燃料電池を備え、ハウジングの各々は、圧力容器内に配置されていることは既知である。従来、圧力容器は、圧力容器内の通路を使用して、圧力容器内の温度を十分に低い温度に維持して圧力容器の完全性を保証するため、内部の絶縁体及び(又は)冷却流体を有している。例えば、700℃ないし1000℃のような高温度にて作用する固体酸化物形燃料電池の場合、圧力容器への熱流束を熱管理することは難しい。
従来の装置には、問題点がある。圧力容器内にて均一な熱勾配を維持することは、設計上、熱勾配を発生させる冷却流体の通路によって損なわれる。その結果、使用中、絶縁体の一部分が失われ、圧力容器内にて局所的な熱スポットが生ずるに至る。これらの局所的な熱スポットにより熱膨張の差に起因して圧力容器内で局所的な応力集中が生じ、これにより圧力容器の寿命を短くすることになる。内部の絶縁体は、絶縁体内のある領域内にて凝結を生じさせ、このことは、使用中、内部絶縁体の一部分の剥落を促進し、圧力容器内にて局所的な熱スポットを生じさせるに至る。凝結は、また、圧力容器/内部絶縁体の境界面にて加速腐食を生じることもある。これに反して、外部絶縁体が局所的に破断することは、その結果、熱スポットではなくて、低温スポットが生じるから、フェールセーフである。圧力容器の加速腐食は、圧力容器の材料に依存する程度に、絶縁体と圧力容器との間の境界面にて生じ、腐食の有無について圧力容器を検査することが絶縁体によって制限される。圧力容器が冷却すると、システムの熱損失が増し、このことは、電気システムの効率を低下させることになろう。
圧力及び温度の組み合わせ、また、燃料電池装置の作動状態の全てをカバーする必要性を考慮して、要求させる完全性及び実用性を提供する、燃料電池モジュール用の圧力容器を提供することの困難性がある。
従って、本発明は、上述した問題点を減少させ、好ましくは、解消する、新規な燃料電池装置を提供しようとするものである。
従って、本発明は、少なくとも1つの燃料電池モジュールを備え、燃料電池モジュールの各々が複数の燃料電池を備え、燃料電池の各々は、アノード電極と、カソード電極と、電解質と、を備え、少なくとも1つの燃料電池モジュールは、中空であり且つ、1つの室を画成し、該少なくとも1つの燃料電池モジュールは、少なくとも1つの内部容器内に配置され、該少なくとも1つの内部容器は、外部圧力容器内に配置され、酸化剤をカソード電極に供給する手段と、燃料をアノード電極に供給する手段と、を備え、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を内部容器内の空間に供給し得るよう配置され、内部容器内の空間は、酸化剤をカソード電極に供給し得るよう配置され、燃料を供給する手段は、燃料を少なくとも1つの燃料電池モジュール内の室に供給し得るよう配置され、少なくとも1つの燃料電池モジュール内の室は、燃料を少なくとも1つの燃料電池モジュールのアノード電極に供給し得るよう配置された、燃料電池装置を提供するものである。
好ましくは、酸化剤をカソード電極に供給する手段は、外部圧力容器と少なくとも1つの内部容器との間の圧力が少なくとも1つの内部容器内の圧力よりも高く、少なくとも1つの内部容器には、圧縮荷重が加わるように配置されるものとする。
好ましくは、排ガスを燃料電池から除去する手段が存在するものとする。
好ましくは、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と外部圧力容器との間の空間内に供給するものとする。
好ましくは、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と外部圧力容器との間の空間から少なくとも1つの内部容器まで供給するものとする。
好ましくは、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と外部圧力容器との間の空間から内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間まで供給するものとする。
好ましくは、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と外部圧力容器との間の空間から少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機、又はターボ機械を通して少なくとも1つの内部容器内に供給するものとする。
これと代替的に、酸化剤を供給する手段は、酸化剤の第一の部分を少なくとも1つの絞り器を通して少なくとも1つの内部容器と外部圧力容器との間の空間まで供給し、また、酸化剤を供給する手段は、酸化剤の第二の部分を少なくとも1つの内部容器内に供給するものとする。
好ましくは、酸化剤を供給する手段は、酸化剤の第二の部分を内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間内に供給するものとする。
好ましくは、酸化剤を供給する手段は、酸化剤の第二の部分を少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械を通して少なくとも1つの内部容器内に供給するものとする。
好ましくは、酸化剤を供給する手段は、酸化剤の第一の部分を外部圧力容器と少なくとも1つの内部容器との間の空間から少なくとも1つの絞り器を通して少なくとも1つの内部容器内に供給するものとする。
好ましくは、酸化剤を供給する手段は、酸化剤の第一の部分を外部圧力容器と少なくとも1つの内部容器との間の空間から少なくとも1つの絞り器及び少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械を通して少なくとも1つの内部容器内に供給するものとする。
好ましくは、未使用酸化剤を少なくとも1つの内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間に供給する手段が存在するものとする。
好ましくは、未使用酸化剤を少なくとも1つの内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間に供給する手段は、少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械を備えるものとする。
好ましくは、未使用酸化剤を少なくとも1つの内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間に供給する手段は、少なくとも1つの燃焼装置と、未使用酸化剤を少なくとも1つの燃焼装置に供給する手段と、未使用燃料を少なくとも1つの燃焼装置に供給する手段と、少なくとも1つの燃料装置の生成物を少なくとも1つの噴射装置、ファン、送風機又はターボ機械に供給する手段とを備えるものとする。
好ましくは、少なくとも1つの内部容器は管状であり、外部圧力容器は管状であるものとする。
好ましくは、少なくとも1つの内部容器の内面に絶縁体が設けられるものとする。好ましくは、絶縁体と少なくとも1つの内部容器の内面との間に空間が提供されるものとする。少なくとも1つの内部容器の外面に絶縁体を設けることができる。好ましくは、絶縁体と少なくとも1つの内部容器の外面との間に空間が提供されるものとする。外部圧力容器の外面に絶縁体を設けることができる。
好ましくは、複数のモジュールが少なくとも1つの内部容器内に配置されるものとする。
好ましくは、複数の内部容器が存在し、又は、これと代替的に、単一の内部容器が存在するものとする。
好ましくは、複数のモジュールが内部容器の各々に配置されるものとする。
好ましくは、モジュールは、中心軸線の回りに配置されるものとする。
好ましくは、酸化剤を供給する手段は、ポンプ又はコンプレッサを備えるものとする。
好ましくは、コンプレッサは、タービンと接続されるものとする。
好ましくは、未使用酸化剤の一部分は、タービンを駆動すべくタービンに供給されるものとする。
好ましくは、第一の圧力センサが少なくとも1つの内部容器と外部圧力容器との間の空間内の圧力を測定し得るよう配置され、第二の圧力センサが少なくとも1つの内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間内の圧力を測定し得るよう配置され、また、第一の圧力センサによって測定された圧力と第二の圧力センサによって測定された圧力とを比較して構成要素の作動不良又は燃料電池モジュール内にて燃料が燃焼することに起因する過圧力が存在するかどうかを決定し得るよう監視装置が配置されるものとする。
好ましくは、少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械は、少なくとも1つの内部容器の軸線に対して半径方向に伸び、少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械の入口が半径方向内端に配置され、少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機、又はターボ機械の排気口が半径方向外端に位置するよう配置されるものとする。
少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械は、少なくとも1つの内部容器の軸線に対して軸方向に伸び、少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械の入口は、内部容器の軸方向一端に配置され、少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械の排気口が内部容器の中央領域にあるよう配置することができる。
少なくとも1つの内部容器は、少なくとも1つの内部容器に固定された壁部材と共に、空間を画成し、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と壁部材との間の空間内に供給する。
酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と壁部材との間の空間から少なくとも1つの内部容器内の空間に供給することができる。
酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と壁部材との間の空間から少なくとも1つの内部容器と外部圧力容器との間の空間に供給することができる。
酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と壁部材との間の空間から少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械を通して少なくとも1つの内部容器内の空間に供給することができる。
酸化剤を少なくとも1つの内部容器内の空間に供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械を通して少なくとも1つの内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間に供給することができる。
少なくとも1つの噴射装置、ファン、送風機又はターボ機械は、未使用酸化剤を少なくとも1つの燃料電池モジュールから少なくとも1つの内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間に供給することができる。
未使用酸化剤を少なくとも1つの燃料電池モジュールから少なくとも1つの燃焼装置に供給する手段と、未使用燃料を少なくとも1つの燃料電池モジュールから少なくとも1つの燃焼装置に供給する手段と、少なくとも1つの燃焼装置の生成物を少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機は又はターボ機械に供給する手段とが存在するようにすることができる。
好ましくは、少なくとも1つの内部容器には、少なくとも1つの内部容器の少なくとも一端が半径方向に膨張し且つ収縮するのを許容する複数の装置が設けられるものとする。
好ましくは、装置は、少なくとも1つの内部容器の両端に配置されるものとする。
好ましくは、装置の各々は、長手方向に隔てられたトラフと、長手方向に隔てられたピークとを有する波形の細長い部材を備え、波形の細長い部材は、その長手方向に隔てられたトラフにて内部容器の少なくとも一端に固定され、波形の細長い部材は、その長手方向に隔てたピークにて細長い部材に固定され、細長い部材は、U字形の断面であり、波形の細長い部材は、U字形の細長い部材の突出部の間の表面に対して細長い部材に固定されるものとする。
好ましくは、装置の各々は、少なくとも1つの内部容器の軸線に対して半径方向に伸び、また、装置は、少なくとも1つの内部容器の少なくとも一端にて角度を成して隔てられるものとする。
好ましくは、燃料電池は、固体酸化物形燃料電池であるものとする。
本発明は、添付する図面を参照して、単に一例として、以下により詳細に説明する。
本発明に従った燃料電池装置10は、図1ないし図3に示されている。燃料電池装置10は、少なくとも1つの固体酸化物形燃料電池モジュール12を備え、好ましくは、複数の固体酸化物形燃料電池モジュール12が存在するものとする。固体酸化物形燃料電池モジュール12の各々は、中空の多孔性支持部材13と、複数の固体酸化物形燃料電池14とを備えている。中空の多孔性支持部材13の各々は、貫通して伸びる少なくとも1つの室16を有し、また、図7により明確に示したように、その上に固体酸化物形燃料電池14が配置される平面状、平行な2つの平坦面15、17を備えている。固体酸化物形燃料電池モジュール12の各々は、密封した組立体である一方、燃料が中空の多孔性の支持部材13における少なくとも1つの室16を通って流れるのを許容する。固体酸化物形燃料電池14の各々は、アノード電極18と、カソード電極22と、電解質20とを備えている。固体酸化物形燃料電池14は、次のように配置される、すなわち、アノード電極18は、中空の多孔性の支持部材13の外面、すなわち、平面状、平行、平坦な2つの面15、17上に配置され、電解質20は、アノード電極18上に配置され、カソード電極22は、電解質20上に配置されるようにする。酸化物形燃料電池14は、1つの固体酸化物形燃料電池14のアノード電極18が隣接する固体酸化物形燃料電池14のカソード電極22と直列に電気的に接続されるよう配置される。
この配置において、固体酸化物形燃料電池モジュール12の各々は、単一の内部容器24内に配置され、内部容器24は、外部圧力容器28内に配置されている。この配置において、内部容器24は、空間26を画成し、空間30は、内部容器24と外部圧力容器28との間に画成される。内部容器24及び外部圧力容器28は、実質的に管状、例えば、円形の断面であり且つ、同軸状に配置されることが好ましい。その他の適当な形状を内部容器及び圧力容器に対して使用することができ、また、これらは、同軸状に配置する必要はない。
酸化剤を少なくとも1つの燃料電池モジュール12の固体酸化物形燃料電池14のカソード電極22に供給する手段32が存在し、また、燃料を少なくとも1つの固体酸化物形燃料電池モジュール12の固体酸化物形燃料電池14のアノード電極18に供給する手段が存在する。
酸化剤を供給する手段32は、管36を介して圧縮した空気又は酸素を内部容器24と外部圧力容器28との間の空間30内に供給する、図示しないポンプを備えている。酸化剤を供給する手段32は、また、酸化剤、圧縮した空気又は、酸素を空間30から内部容器24内の空間26に供給する管38を備えている。酸化剤を供給する手段32は、空間26内にて酸化剤、圧縮した空気又は酸素の流れを導く流れ案内部材又はダクト(図示せず)を更に備えることができ、酸化剤は、少なくとも1つの固体酸化物形燃料電池モジュール12の固体酸化物形燃料電池14のカソード電極22の上を流れ、このため、酸化剤を供給する手段32は、酸化剤を内部容器24内の空間26に供給するよう配置され、内部容器24内の空間26は、酸化剤をカソード電極22に供給するよう配置される。
燃料を供給する手段34は、予め改質した燃料、改質燃料、予め処理した燃料又は未改質燃料を管42を介して、直接、外部圧力容器28、内部容器24を通って少なくとも1つの燃料電池モジュール12の中空の多孔性の支持部材13における室16内に供給し、次に、室16から中空の多孔性の支持部材13を通して少なくとも1つの固体酸化物形燃料電池モジュール12の固体酸化物形燃料電池14のアノード電極18に供給するポンプ(図示せず)を備えており、このため、燃料を供給する手段34は、燃料を少なくとも1つの燃料電池モジュール12における室16に供給し得るよう配置され、少なくとも1つの燃料電池モジュール12における室16は、燃料を少なくとも1つの燃料電池モジュール12のアノード電極18に供給し得るよう配置されている。燃料の予改質装置及び燃料の予処理装置は、燃料から高級炭化水素及び硫黄を除去する。
燃料管42の部分42A、すなわち圧力容器28と内部容器24との間の空間30を貫通する部分は、内側管と、外側管とを備え、内側管から漏洩する全ての燃料が外側管内に保持され且つ、空間30に入るのが防止され、このため、未燃焼燃料が蓄積することはないようにすることが好ましい。
排ガスを少なくとも1つの固体酸化物形燃料電池モジュール12の固体酸化物形燃料電池14のカソード電極20から除去する手段44が存在する。排ガスを除去する手段44は、内部容器24及び外部圧力容器28を直接、貫通する管46を備えている。排ガスを除去する手段44は、空間26内にて排ガスの流れを導く流れ案内部材又はダクト(図示せず)を更に備えており、排ガスは、少なくとも1つの固体酸化物形燃料電池モジュール12の固体酸化物形燃料電池14のカソード電極22から管46まで流れる。
この設計は、作用時、内部容器24と外部圧力容器28との間の空間30の圧力は、内部容器24内の空間26内の圧力と異なり、また、この圧力よりも高く、このため、通常、内部容器24には、圧縮荷重が加わるような配置とされている。空間26と、内部容器24の両側部における空間30との間の圧力差は、空間30と外部圧力容器28の両側部における零囲気との間の圧力差よりも低いように配置される。
この配置において、低温の外部圧力容器28は、大きい荷重、大きい応力が加わり、高温の内部容器24は、より小さい荷重、より小さい応力が加わり、また、内部容器24は、全ての作動状態下にて大きいクリープ強度を有するのではなく、座屈に抵抗する設計とされている。
更に、内部容器24と外部圧力容器28との空間30内に、酸化剤、圧縮空気又は酸素が存在し、また、内部容器24内の空間26内に酸化剤、圧縮空気又は酸素が存在するような設計の配置とされている。固体酸化物形燃料電池モジュール12の中空の多孔性支持部材13及び管42内にのみ燃料が存在するような設計の配置とされている。
また、空間30内の温度は、燃料の自然発火温度以下とすることもできる。内側管と外側管との間の空間は、零囲気に排気され、また、好ましくは、内側管と外側管との間の空間は、燃料の漏洩の有無を検出すべく監視し、内側管を修理し又は交換することができるようにする。
作用時、矢印Bにより示したように、内部容器24と外部圧力容器28との間の空間30を通って酸化剤、圧縮空気又は酸素が流れることは、内部容器24に対する冷却剤の流れとして且つ、内部容器24から外部圧力容器28までの熱流に対する熱障壁として作用する。管36、38の位置は、酸化剤、圧縮空気又は酸素の流れの効果を最大にし、内部容器24を冷却し且つ、熱流束に対する熱障壁を提供するよう選ばれる。この配置において、内部容器24内への管38の位置は、外部圧力容器28内への管36の位置に対して内部容器24の他端にある。
内部容器24内の空間26を通る酸化剤、圧縮空気又は酸素の流れは、矢印Cにて示されている。
図3には、内部容器24及び外部圧力容器28がより詳細に示されている。熱損失を少なくしシステムの効率を最大にし且つ、人間を保護するため、絶縁体48の層が外部圧力容器28の外面に設けられている。外部圧力容器28の内側絶縁体よりも外部圧力容器28の外側絶縁体の方が好ましく、それは、外側絶縁体は安全上の理由のため定期的に要求される、外側圧力容器28の内面を検査することを許容し、また、圧力容器の強制的な検査基準を満足させるからである。外部圧力容器の外側絶縁体は、また、圧力容器/絶縁体の境界面にて内側絶縁体の場合に生じることが知られる、加速腐食を回避する。
絶縁体50の層が内部容器24の内面に設けられ、また、好ましくは、絶縁体50の層と内部容器24の内面との間に空間52が提供されるものとする。この絶縁体50の層及び空間52は、内部容器24が固体酸化物形燃料電池モジュール12よりも実質的に低温度にて作動することを可能にする。内部容器24の作動温度を更に低くするため、絶縁体の追加の層及び空間を内部容器24内に設けることができる。内部容器24から外部圧力容器28に伝達される熱流束を更に減少させるため、内部容器24の外面に追加の絶縁体54の層を設けることができる。絶縁体54の層と内部容器24の外面との間に空間を提供することができる。
酸化剤の冷却する流れに対して絶縁層48、50、54及び空間30、52を使用することは、内部容器24及び外部圧力容器28に対して妥当な価格で且つ容易に入手可能な合金を使用することを許容する。内部容器24、及び外部圧力容器、特に、外部圧力容器28を形成すべく使用される合金/金属の量は、かなりのものであり、高価な高温度超合金の使用を避けることは、燃料電池装置10のコストを最小限にする点にて重要である。
本発明に従った1つの代替的な燃料電池装置110は、図4に示されており、また、同様の部品は、同様の参照番号にて表示されている。
この配置において、燃料電池装置110は、また、ガスタービンエンジン60も構成する。ガスタービンエンジン60は、コンプレッサ62と、タービン64とを備えており、タービン64は、コンプレッサ62を軸65を介して駆動し得るよう配置されている。
固体酸化物形燃料電池モジュール12の中空の支持部材13における固体酸化物形燃料電池14のアノード電極18には、管42から燃料供給マニホルド66によって燃料が供給される。固体酸化物形燃料電池モジュール12の固体酸化物形燃料電池14のカソード電極22には、酸化剤マニホルド70によって酸化剤が供給される。
アノード電極18には、未使用燃料捕集マニホルド68が設けられ、未使用燃料は、該捕集マニホルド内に排出される。未使用燃料捕集マニホルド68は、管72、74を介して管42と接続され、未使用燃料の第一の部分が燃料マニホルド66に供給され、再循環される。未使用燃料を未使用燃料捕集マニホルド68から燃料マニホルド66に供給し、再循環させるため燃料噴射装置76が設けられる。管72、74及び燃料噴射装置76は、未使用燃料を固体酸化物形燃料電池16のアノード電極18から固体酸化物形燃料電池16のアノード電極18に再循環させて戻す手段を形成する。燃料噴射装置76は、未使用燃料を加圧し且つ、未使用燃料を管42を通して燃料供給源34により燃料マニホルド66に供給された燃料と混合する。未使用燃料捕集マニホルド68からの未使用燃料は、燃料噴射装置76の第二のノズル76Bに供給され、また、燃料供給源34からの燃料は、燃料噴射装置76の第一のノズル76Aに供給され、混合した未使用燃料及び燃料は、排出ノズル76Cから燃料マニホルド66に排出される。
未使用燃料捕集マニホルド68は、また、管72及び更なる管80を介して燃焼装置78と接続され、未使用燃料の第二の部分が燃焼装置78に供給されるようにする。
カソード電極22には、未使用酸化剤捕集ダクト82が設けられ、該ダクト内に未使用酸化剤が排出される。未使用酸化剤捕集ダクト82は、ダクト84、86、燃焼装置78、ダクト88を介して内部容器24内の空間26と接続され、未使用酸化剤の第一の部分は、酸化剤マニホルド70に供給され、再循環される。未使用酸化剤捕集ダクト82から酸化剤マニホルド70までの未使用酸化剤の供給、再循環を惹起させるため、酸化剤噴射装置90が提供される。ダクト84、86、88及び酸化剤噴射装置90は、未使用酸化剤を固体酸化物形燃料電池16のカソード電極22から固体酸化物形燃料電池14のカソード電極22まで再循環して戻す手段を形成する。ダクト84、86、86は、内部容器24の部分により画成される。
燃焼装置78内にて燃料バーナに供給された未使用燃料の第二の部分は、燃焼装置78に供給された未使用酸化剤の第一の部分内にて燃焼されて、高温気体を発生させる。燃焼装置78内にて発生された高温気体は、未使用酸化剤と共に、ダクト88及び酸化剤噴射装置90を通って内部容器24とハウジング16との間の空間26内に流れ、次に、酸化剤マニホルド70に流れる。燃焼装置の生成物である、高温気体及び未使用酸化剤は、燃焼装置78及びダクト88により酸化剤噴射装置90の第二のノズル90Bに供給される。酸化剤噴射装置90は、燃焼装置78の生成物を加圧し且つ、燃焼装置78の生成物を燃焼装置62により酸化剤噴射装置90の第一のノズル90Aに供給された酸化剤と混合させ、コンプレッサ62により供給された酸化剤を予加熱する。酸化剤噴射装置90は、混合した気体を酸化剤噴射装置90の排気ノズル90Cから空間26内に排出する。
未使用酸化剤捕集ダクト82はまた、ダクト84及び更なるダクト92を介してタービン64とも接続され、未使用酸化剤の第二の部分がタービン64に供給されるようにする。未使用酸化剤の第二の部分はタービン64を駆動する。次に、未使用酸化剤の第二の部分は、管94を通って流れ且つ、排気口96を通って排出される。タービン64はまた発電装置100を駆動することもできる。
この配置において、3つの別個の領域X、Y、Zが形成される。内部容器24と外部圧力容器28との間の空間30である領域X、内部容器24と固体酸化剤形燃料電池モジュール12との間の空間26である領域Y、燃料管42、燃料供給マニホルド66、中空の多孔性支持部材13、未使用燃料捕集マニホルド68、燃焼装置78への管72、80、管74及び燃料噴射装置76内の空間である領域Zが形成される。領域X、すなわち空間30は、例えば、圧縮空気又は酸素のような圧縮した酸化剤を保持する。領域Y、すなわち空間26は、未使用酸化剤捕集マニホルド92からの未使用酸化剤、燃焼装置78により形成された高温気体、コンプレッサ62により供給された酸化剤とを保持する。燃焼装置78からの高温気体は、実際上の目的用の燃料成分を全く有さず、安全な領域を形成し且つ酸化雰囲気を提供する。領域Y、すなわち空間26内に酸化雰囲気が存在することは、従来の高温度合金を使用して極めて完全な内部容器24を形成することを許容するため重要である。かかる高温度合金は、酸化雰囲気内にて優れた高温度耐食性及び強度を備えて作用するよう設計されている。領域Zは、燃料が存在する唯一の空間であるが、それでも、この領域は、管42、72、74、80、燃料噴射装置76、燃焼装置78内の燃料バーナ及び固体酸化剤形燃料電池モジュール12の中空の支持部材13内に保持される。管42、72、74又は80、燃料噴射装置76、固体酸化剤形燃料電池モジュール12の燃料バーナ又は中空の支持部材13の何れかが破断した場合、燃料は領域Y内に解放されることになろう。燃料が領域Y内に解放され、化学量論値的温度を実現する場合、圧力ピーク値は僅か3MPa(30バール)であり、この圧力は圧力容器システムによって保持可能である。追加的な安全措置として、領域Zは小さい容積であり、領域Z内に存在する燃料の全体量は少量であり、このため、領域Zから燃料の全てが漏洩し且つ着火する前に領域Y内にて酸化剤、圧縮空気又は酸素と混合さけたとしても、形成される過圧力は穏当であり、外部圧力容器によって容易に封じ込まれる。
第一の圧力センサ114は、内部容器24と外部圧力容器28との間の空間30内の圧力を測定し得るよう配置され、第二の圧力センサ116は、内部容器24内の空間26内の圧力を測定し得るよう配置され、監視装置118は、第一の圧力センサ114により測定された圧力と第二の圧力センサ116により測定された圧力とを比較し、1つ又はより多くの固体酸化剤形燃料電池モジュール12内にて構成要素の作動不良又は燃料の燃焼に起因する過圧力が存在するかどうかを決定し得るよう配置される。監視装置118は、過圧力が検出された場合、信号、警報又はディスプレイをインジケータ120に送る。監視装置118はまた、過圧力が検出された場合、固体酸化剤形燃料電池装置の作動を停止させる信号を送ることもできる。
本発明に従った更なる燃料電池装置210は、図5に示されており、図4に示した装置と同様であり、同様の部品は同様の参照番号により表示されている。
図5における燃料電池装置210は、コンプレッサ62により供給された酸化剤の流れが分割され、第一の部分は、管36Aを通して全圧力にて酸化剤噴射装置90の一次ノズル90Aに直接供給され、第二の部分は、管36B、絞り装置又は代替的な圧力降下装置102を通して、内部容器24と外部圧力容器28との間の空間30、すなわち領域Xに供給される点にて相違する。酸化剤の第二の部分は、絞り装置又は代替的な圧力降下装置104を通って流れることにより且つ、酸化剤噴射装置90の排気ノズル90Cからの流れと混合することにより、その後、空間26、すなわち領域Yに入る。絞り装置102、104の相対的な寸法は、領域X、すなわち空間30内の圧力を決定する。領域X、すなわち空間30内の圧力は、コンプレッサ62により供給される圧縮した酸化剤の圧力と、領域Y、すなわち空間26内の圧力との間にある。領域X内の圧力は、コンプレッサ62により吐出される圧力以下であり、また、領域X内の圧力は領域Y内の圧力以上である。このように、この装置は、内部容器24を渡る圧力降下を制御し且つ領域X、すなわち空間30内の圧力を降下させることにより内部容器24を渡る通常の圧力負荷/降下を減少させるよう配置される。
酸化剤噴射装置は、ジェットポンプとすることができる。これと代替的に、燃焼装置の生成物を加圧し且つコンプレッサにより供給された酸化剤と混合させるため、その他の手段を設けてもよい。例えば、燃焼装置の生成物を加圧するため、ターボ機械、ファン、ポンプ又は送風機を設けることができ、また、燃焼装置の生成物及び酸化剤を混合するため別個のミキサーを設けることもできる。ターボ機械は、自由動力タービンによって駆動することができる。ファン、ポンプ又は送風機は、自由動力タービンにより、電気的に又はその他の適した手段によって駆動することができる。
燃料噴射装置は、ジェットポンプとすることができる。これと代替的に、未使用燃料を加圧し且つ燃料供給装置により供給された燃料と混合させるため、その他の手段を設けてもよい。例えば、未使用燃料を加圧するため、ターボ機械、ファン、ポンプ又は送風機を設けることができ、また、未使用燃料及び燃料を混合させるため別個のミキサーを設けることができる。ターボ機械は、自由動力タービンによって駆動することができる。ファン、ポンプ又は送風機は、自由動力タービン、電気的に又はその他の適した手段によって駆動することができる。
本発明に従った代替的な燃料電池装置310は、図6に示されており、図4に示したものと同様であり、同様の部品は同様の参照番号で表示されている。燃料電池装置310は、外部圧力容器28内に配置された複数の内部容器24A、24Bが存在する点にて相違する。この配置において、内部容器24A、24Bは、その間に空間30がある状態にて外部圧力容器28内にて同軸状に配置されている。内部容器24A、24B及び外部圧力容器28は、実質的に管状、例えば円形の断面であるが、その他の適した形状を使用することもできる。内部容器24A、24Bは円環状の形状とすることができる。
更に、この配置は、内部容器24A、24Bの各々における複数の固体酸化剤形燃料電池モジュール12を示す。
この配置において、固体酸化剤形燃料電池モジュール12は、次のように配置される、すなわち固体酸化剤形燃料電池モジュール12の長手方向が内部容器24A、24Bの軸線に対し、また、内部容器24A、24Bの軸線に対して垂直な平面内に配置された固体酸化剤形燃料電池モジュール12の平坦面15、17に対して実質的に半径方向に伸びるように配置される。固体酸化剤形燃料電池モジュール12は、積層状態に配置され、固体酸化剤形燃料電池モジュール12は軸方向に隔てられ、積層体は、内部容器24A、24Bの軸線の回りにて周方向に配置されている。平坦面15、17を渡り、従ってカソード電極22を渡る酸化剤の流れは、内部容器24A、24Bの軸線に対して半径方向内方に又は周方向になるように配置される。酸化剤の半径方向内方への流れを助けるため、酸化剤噴射装置90(1つ又は複数)は、内部容器24A、24Bの軸線に対して半径方向に伸びるよう配置され、一次ノズル90Aは、半径方向内端に配置され、排気ノズル90Cは半径方向外端に配置されるように配置される。
図示しない別の配置において、固体酸化剤形燃料電池モジュール12は、次のように配置される、すなわち固体酸化剤形燃料電池モジュール12の長手方向は、内部容器24A、24Bの軸線からの半径に対し実質的に垂直に伸びるよう配置され、また、固体酸化剤形燃料電池モジュール12の平坦面15、17は、内部容器24A、24Bの軸線に対して垂直な平面内に位置するよう配置される。固体酸化剤形燃料電池モジュール12は、積層体にて配置され、固体酸化剤形燃料電池モジュール12は軸方向に隔てられ、積層体は、内部容器24A、24Bの軸線の回りにて周方向に配置されるようにする。平坦面15、17を渡り、従ってカソード電極22を渡る酸化剤の流れは、内部容器24A、24Bの軸線に対して半径方向内方となるように配置される。酸化剤の半径方向内方の流れを助けるため、酸化剤噴射装置90(1つ又は複数)は、内部容器24A、24Bの軸線に対し、また、半径方向内端に配置された一次ノズル90A、半径方向外端に配置された排気ノズル90Cに対して半径方向に伸びるように配置されることが好ましい。
燃料電池モジュール12を渡る酸化剤の半径方向内方への流れは、半径方向内方に向けて流動面積が減少することに起因する加速した流れを発生させ、これは、流れが分離するのを防止する。
外部圧力容器及び内部圧力容器の軸線を垂直方向に配置することが好ましいが、外部圧力容器及び内部圧力の軸線を水平方向に配置することも可能である。
図6の燃料電池装置にて使用するのに適した代替的な内部容器が図8に示されている。内部容器24Cは管状であり、軸線Tを有する。内部容器24Cは、第一の端部400と、第二の端部402とを有する。内部容器24Cには、内部管状支持部材404が設けられており、該支持部材は、内部容器24Cに対して同軸状であり、また、第一の端部400と第二の端部402との間を伸び且つ、これらの端部に固定されて内部容器24Cを補強する。内部容器24Cには、複数の装置406が設けられており、該複数の装置は、管状支持部材404の熱膨張及び収縮に起因して内部容器24Cの第一の端部402及び第二の端部404が半径方向に膨張し且つ収縮するのを許容する。装置406は、内部容器24Cに加わる軸方向加重、圧縮又は張力に抵抗する。装置406は、内部容器24Cの第一の端部400及び第二の端部402の双方に配置されることが好ましいが、これらの装置は、内部容器24Cの第一の端部400及び第二の端部402の一方にのみ設けることも可能である。
装置406の各々は、長手方向に隔てられたトラフ410と、長手方向に隔てられたピーク412とを有する波形の細長い部材408を備えている。波形の細長い部材408は、その長手方向に隔てたトラフ410にて内部容器24Cの一端400又は402に、例えば、溶接、融接又は接着によって固定され又は接合されている。波形の細長い部材408は、その長手方向に隔てたピーク412にて細長い部材414に、例えば、溶接、融接又は接着により固定され又は接合されている。細長い部材414は、U字形の断面であり、波形の細長い部材408は、U字形の細長い部材414の突出部の間の表面に対し細長い部材414に固定又は接合されている。
装置406の各々は、内部容器24Cの軸線Tに対して半径方向に伸びており、このため、第一の端部400及び第二の端部402の各々に、又は第一の端部400及び第二の端部402の一方に角度を成して隔てられた複数の装置406が存在する。
本発明に従った更なる燃料電池装置510が図9及び図10に示されており、この装置は、図4に示したものと同様であり、従って同様の部品は同様の参照番号により表示されている。
この配置において、燃料電池装置510は、またガスタービンエンジン60も構成する。ガスタービンエンジン60は、コンプレッサ62と、タービン64とを備え、タービン64は、軸65を介してコンプレッサ62を駆動し得るよう配置されている。
固体酸化剤形燃料電池モジュール12の中空の支持部材13における固体酸化剤形燃料電池14のアノード電極18には、管42から燃料供給マニホルド66により燃料が供給される。固体酸化剤形燃料電池モジュール12の固体酸化剤形燃料電池14のカソード電極22には、酸化剤マニホルド70によって酸化剤が供給される。
アノード電極18には、その内部に未使用燃料が排出される、未使用燃料捕集マニホルド68が設けられている。未使用燃料捕集マニホルド68は、管72、74を介して管42と接続され、未使用燃料の第一の部分は燃料マニホルド66に供給され、再循環される。未使用燃料捕集マニホルド68から燃料マニホルド66への未使用燃料の供給、再循環を惹起させるため、燃料噴射装置76が設けられている。管72、74及び燃料噴射装置76は、固体酸化剤形燃料電池14のアノード電極18からの未使用燃料を固体酸化剤形燃料電池14のアノード電極18まで再循環させる手段を形成する。燃料噴射装置76は、未使用燃料を加圧し且つ未使用燃料を管42を通して供給燃料源34により燃料マニホルド66に供給された燃料と混合させる。未使用燃料捕集マニホルド68からの未使用燃料は、燃料噴射装置76の二次ノズル76Bに供給され、燃料供給源34からの燃料は、燃料噴射装置76の一次ノズル76Aに供給され、混合した未使用燃料及び燃料は、排気ノズル76Cから燃料マニホルド66に排出される。
未使用燃料捕集マニホルド68は、また、管72及び更なる管80を介して燃焼装置78と接続され、未使用燃料の第二の部分が燃焼装置78に供給されるようにする。
カソード電極22には、未使用酸化剤捕集ダクト82が設けられており、この捕集ダクト内に未使用酸化剤が排出される。未使用酸化剤捕集ダクト82は、内部容器24内の空間26により画成される。未使用酸化剤捕集ダクト82は、ダクト86、燃焼装置78及びダクト88と接続され、未使用酸化剤の第一の部分が酸化剤マニホルド70に供給され、再循環されるようにする。未使用酸化剤捕集ダクト82から未使用酸化剤を酸化剤マニホルド70へ供給し、再循環させるため、酸化剤噴射装置90が設けられている。ダクト86、88及び酸化剤噴射装置90は、固体酸化物形燃料電池14のカソード電極22からの未使用酸化剤を再循環させる手段を形成する。ダクト84、86、88は、内部容器24の部分によって画成される。
未使用燃料の第二の部分は、燃焼装置78内にて燃料バーナに供給され且つ、燃焼装置78に供給された未使用酸化剤の第一の部分内にて燃焼して高温気体を発生させる。燃焼装置78内にて発生された高温気体は、未使用酸化剤と共に、ダクト88及び酸化剤噴射装置90を通って内部容器24内の空間26に、従って、酸化剤マニホルド70へと流れるよう配置されている。燃焼装置78の生成物、すなわち高温気体及び未使用酸化剤は、燃焼装置78及びダクト88によって酸化剤噴射装置90の二次ノズル90Bに供給される。酸化剤噴射装置90は、燃焼装置78の生成物を加圧し且つ、燃焼装置78の生成物をコンプレッサ62によって酸化剤噴射装置90の一次ノズル90Aに供給された酸化剤と混合し、コンプレッサ62により供給された酸化剤を予加熱する。酸化剤噴射装置90は、混合した気体を酸化剤噴射装置90の排気ノズル90Cから空間26内に排出する。
未使用酸化剤捕集ダクト82は、また、ダクト92を介してタービン64とも接続されており、未使用酸化剤の第二の部分がタービン64に供給されるようにする。未使用酸化剤の第二の部分はタービン64を駆動する。未使用酸化剤の第二の部分は、次に、管94を通って流れ且つ、排出口96から排出される。タービン64は、発電装置100を駆動することもできる。
この配置において、外部圧力容器28及び内部容器24の軸線は、その間の空間30に対して同軸状に配置され、また、外部圧力容器28及び内部容器24の軸線は、水平方向に伸びている。複数の固体酸化物形燃料電池モジュール12が内部容器24内に配置され、固体酸化物形燃料電池モジュール12が固体酸化物形燃料電池モジュール12の長手方向が実質的に水平に且つ、内部容器24の軸線に対して平行に伸びるよう配置され、また、固体酸化物形燃料電池モジュール12の平坦面15、17が実質的に水平面内に配置されるようにする。固体燃料酸化物形燃料電池モジュール12は、積層体512内に配置され、積層体512の各々における固体酸化物形燃料電池モジュール12は、垂直方向に隔てられ、また、積層体512は、軸方向に向けて水平に隔てられている。また、各軸方向位置にて、軸方向に対して実質的に横断状に水平方向に隔てられた固体酸化物形燃料電池モジュール12の複数の積層体512が存在する。平坦面15、17、従って、固体酸化物形燃料電池モジュール12のカソード電極22を横切る酸化剤の流れは、内部容器24の軸線に対して軸方向を横断するよう配置される。酸化剤の流れを助けるため、各軸方向位置における固体酸化物形燃料電池モジュール12の積層体512は、ボックス514内に配置されている。ボックス514は、基部516、頂部518、軸方向に隔てた2つの側部520、522、2つの開放端を有している。固体酸化物形燃料電池モジュール12の積層体512の各々には、燃料供給マニホルド66から燃料が供給され、該積層体は、上述したように、未使用燃料を未使用燃料捕集マニホルド68に供給する。酸化剤は、固体酸化物形燃料電池モジュール12の固体酸化物形燃料電池14のカソード電極22上にて、酸化剤供給マニホルド70から各ボックス514の開放した端を通ってボックス514内に流れ、各ボックス514の開放した他端から出て、それぞれの燃料改質装置524に入る。燃料改質装置524の各々は、それぞれの酸化剤の流れによって加熱される。次に、酸化剤は、各ボックス514から酸化剤捕集ダクト82まで流れ、次に、ダクト92を通ってタービン64に、又はダクト86を通って燃焼装置78に流れる。燃料改質装置524の各々は、燃料を関係したボックス514内の積層体512に対する燃料供給マニホルド66に供給する。未使用燃料捕集マニホルド68内の未使用燃料は、上述したように、ダクト80を通って燃焼装置78に、又はダクト74を通って燃料噴射装置76に供給される。ボックス514の頂部518、側部520、522には、絶縁体が設けられている。ボックス514は、空間26内にて酸化剤、圧縮空気又は酸素の流れを導き、酸化剤が固体酸化物形燃料電池モジュール12の固体酸化物形燃料電池14のカソード電極22の上を流れるようにする。このように、カソード電極22は、内部容器24内の空間26内にて酸化剤と接触している。
図9の配置は、コンプレッサ62からの酸化剤が内部容器24と外部圧力容器28との空間30に直接、供給されず、その代わり、酸化剤が内部容器24の部分24Cと、内部容器24に固定された壁部材24Bとにより画成された空間26Bに直接、供給される点にて相違する。酸化剤は、次に、空間26Bから酸化剤噴射装置90の一次ノズル90Aに供給される。空間26Bは加圧されて、コンプレッサ62により供給された酸化剤の圧力と実質的に同一で且つ、内部容器24と外部圧力容器28との間の空間30内の圧力と同一である圧力になる。空間26B内には、可燃性気体は存在せず、このため、安全性が著しく影響を受けることはない。コンプレッサ62からの管36の空間26Bへの接続部は密封されず、このため、内部容器24と外部圧力容器28との間の空間30は、コンプレッサ62により供給された酸化剤の圧力まで加圧されるが、空間30の回りにて又は空間30を貫通する流れは存在しない。空間26Bは、ダクト526により酸化剤噴射装置90と接続される。空間26Bは、水平壁である内部容器24の部分24Cにより内部容器24内の空間26Aから分離されており、このため、内部容器24と外部圧力容器28との間の空間30内の圧力及び空間26B内の圧力は、内部容器24内の空間26A内の圧力よりも高い。
空間26Bは、また、電気ケーブル、管等を提供するためにも使用される。
図1、図4、図5、図6及び図8の燃料電池装置は、外部圧力容器及び内部容器の軸線が垂直に配置されるが、外部圧力容器及び内部容器の軸線は水平に配置することができるよう配置されることが好ましい。
本発明の燃料電池装置は、多数の有利な効果を有する。最も重要な有利な効果は、安全上のリスク及び圧力封込めの完全性である。
内部容器(1つ又は複数)、及びその関係した絶縁体及び冷却作用が存在することは、外部圧力容器が通常の作動中、温度に対して大きい安全率にて作用することを可能にし、また、外部圧力容器は、固体酸化物形燃料電池モジュールが故障した場合に生じるであろう火炎及び高温度に直接、曝されることから保護される。
固体燃料酸化物形モジュール(1つ又は複数)がその内に漏洩するかもしれない内部容器内(1つ又は複数)の全容積は、所定の温度、すなわち可能な燃料/酸化剤混合体に対する自然着火温度以上に維持することができる。このことは、燃料電池装置をより安全なものにし、それは、燃料管の外側における漏洩する燃料の蓄積物が爆発に適した状態を形成することは不可能であるからであり、その理由は、漏洩する燃料は、直ちに着火し且つ、漏洩箇所(1つ又は複数)にて燃焼してしまうからである。これらの状態は、燃料電池装置に対して発生する荷重点の全てに当て嵌まり、このため、始動及び冷却段階の間の短い時間のみが残り、この間にて、こうした爆発状態とはならず、また、その他の爆発の予防策がとられる。
構成要素の作動不良又は燃料電池モジュール内の燃料の着火に起因する燃料電池装置内の過圧力を検出することは容易であり、それは、過圧力は、内部容器を横切って圧力差の反転を生じさせるからである。例えば、通常の状態のとき、内部容器内の圧力は、内部容器と外部圧力容器との間の圧力よりも低く、また、過圧力状態のとき、内部容器内の圧力は、内部容器と外部圧力容器との間の圧力以上であるからである。
例えば、内部容器(1つ又は複数)及び外部圧力容器という、二重の容器装置を使用することは、外部圧力容器を内部容器(1つ又は複数)によって、燃料電池積層体の高温度の環境から保護することを可能にする。外部圧力容器は、装置の主圧力封込め部を形成し且つ、単一の圧力容器装置よりも低温度にて作用し、また、単一の圧力容器装置の場合よりも大きい安全率にて作用する。
1つの配置において、内部容器の内側に絶縁体を使用し、また、内部容器と外部圧力容器との間の冷却剤として燃料電池積層体のカソード電極に対して空気供給源を使用することは、圧力容器に対し低級の、従って、安価な合金を使用することを許容することになる。
別の配置において、内部容器と外部圧力容器との間の空気は停流し、更なる絶縁体層として作用する。
内部容器(1つ又は複数)は、低圧荷重、従って低応力レベルに耐えて、内部容器(1つ又は複数)内の完全に取り囲まれた容積が欠陥/漏洩がある場合に存在するであろう燃料空気混合気の自然着火温度以上にて作用すれさえすればよい。このことは、爆発に適した状態が発生するのを防止することにより、顕著な安全上の利点をもたらし、爆発を防止するための燃料電池装置の顕著な複雑化を回避することになる。
本発明は、カソード電極からの未使用酸化剤をカソード電極からの未使用酸化剤の燃焼生成物及びアノード電極からの未使用燃料及び新鮮な酸化剤と共に、カソード電極まで再循環させて戻す燃料電池装置を経済的に具体化するため物理的形態を使用することを可能にする。この燃料電池装置は、また、アノード電極からの未使用燃料を新鮮な燃料と共に、再循環させてカソード電極に戻す機能も有している。本発明は、その上に固体酸化物形燃料電池が配置され且つ平面状、平行な2つの平坦面を有する中空の多孔性部材によって支持された固体酸化物形燃料電池モジュールに関して説明したが、本発明は、また、固体酸化物形燃料電池がアノード電極により支持され、又は固体酸化物形燃料電池が電解質により支持された、固体酸化物形燃料電池モジュールにも適用可能である。
本発明は、平面状、平行な2つの平坦面を有する中空の多孔性部材上に固体酸化物形燃料電池が配置された、固体酸化物形燃料電池モジュールに関して説明したが、本発明は、カソード電極内にてアノード電極と共に配置された固体酸化物形燃料電池を有し、燃料が中空の管状の酸化物形燃料電池モジュール内に供給される、中空の管状の固体酸化物形燃料電池にも適用可能である。管状の固体酸化物形燃料電池は、中空の多孔性管状部材によりアノード電極内にて半径方向に支持され、固体酸化物形燃料電池は、アノード電極により支持することができ、又は固体酸化物形燃料電池は、電解質により支持することができる。
内部容器と外部容器との間の空間からの新鮮な酸化剤と共に、カソード電極からの未使用酸化剤をカソード電極まで再循環させて戻す機能を有する燃料電池装置が存在することは、内部容器上により大きい圧縮荷重を提供することになる。カソード電極からの未使用酸化剤をカソード電極まで再循環させて戻す機能は、新鮮な酸化剤により提供され、この酸化剤は、内部容器と外部圧力容器との間の空間内にて高い圧力にあり、それは、その圧力は、コンプレッサから吐出されるからである。カソード電極からの未使用酸化剤をカソード電極に再循環させて戻す作用は、内部容器内にて完全に行われる。また、未使用酸化剤が未使用酸化剤の一部分内にて未使用燃料を燃焼させるための燃焼装置も再循環経路内に存在する。固体酸化物形燃料電池からの未使用酸化剤は、内部容器内に捕集され、また、未使用酸化剤の一部分は、タービンに供給されてコンプレッサを駆動し、また、未使用酸化剤の一部分は、固体酸化物形燃料電池のカソード電極に再循環して戻される。内部容器を渡る圧力差は、内部容器を通る漏洩路の場合、冷温の新鮮な酸化剤が内部容器と外部圧力容器との間の空間から内部容器内の空間へ流れ、装置の本来的な安全性を向上させることを保証する。
未使用酸化剤の再循環は、上述したように、送風機、又はその他の適当な装置を使用して実現することができるが、内部容器内の空間と、内部容器と外部圧力容器との間の空間との間に低い圧力差が存在するであろう。
本発明は、固体酸化物形燃料電池に関して説明したが、本発明は、例えば、300℃のような高温度にて作用する溶融炭酸塩の燃料電池又はその他の型式の燃料電池にも等しく適用可能である。
本発明に従った燃料電池装置の長手方向断面図である。 図1に示した燃料電池装置の等方位図である。 図1に示した燃料電池装置の線A−Aに沿った拡大断面図である。 本発明に従った代替的な燃料電池装置の長手方向断面図である。 本発明に従った代替的な燃料電池装置の長手方向断面図である。 本発明に従った代替的な燃料電池装置の長手方向断面図である。 燃料電池モジュールの拡大斜視図である。 図6にて使用するのに適した代替的な内部容器の断面図である。 本発明に従った代替的な燃料電池装置の長手方向概略断面図である。 図9の線W−Wに沿った断面図である。

Claims (44)

  1. 少なくとも1つの燃料電池モジュールを備える燃料電池装置において、燃料電池モジュールの各々が複数の燃料電池を備え、燃料電池の各々は、アノード電極と、カソード電極と、電解質と、を備え、少なくとも1つの燃料電池モジュールは、中空であり且つ、少なくとも1つの室を画成し、前記少なくとも1つの燃料電池モジュールは、少なくとも1つの内部容器内に配置され、前記少なくとも1つの内部容器は、外部圧力容器内に配置され、酸化剤をカソード電極に供給する手段と、燃料をアノード電極に供給する手段と、を備え、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を内部容器内の空間に供給し得るよう配置され、内部容器内の空間は、酸化剤をカソード電極に供給し得るよう配置され、燃料を供給する手段は、燃料を少なくとも1つの燃料電池モジュール内の少なくとも1つの室に供給し得るよう配置され、少なくとも1つの燃料電池モジュール内の少なくとも1つの室は、燃料を少なくとも1つの燃料電池モジュールのアノード電極に供給し得るよう配置された、燃料電池装置。
  2. 請求項1に記載の燃料電池装置において、酸化剤をカソード電極に供給する手段は、外部圧力容器と少なくとも1つの内部容器との間の圧力が少なくとも1つの内部容器内の圧力よりも高く、少なくとも1つの内部容器には、圧縮荷重が加わるように配置される、燃料電池装置。
  3. 請求項1又は2に記載の燃料電池装置において、排ガスを燃料電池から除去する手段が存在する、燃料電池装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか1つの項に記載の燃料電池装置において、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と外部圧力容器との間の空間内に供給する、燃料電池装置。
  5. 請求項4に記載の燃料電池装置において、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と外部圧力容器との間の空間から少なくとも1つの内部容器内に供給する、燃料電池装置。
  6. 請求項5に記載の燃料電池装置において、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と外部圧力容器との間の空間から内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間まで供給する、燃料電池装置。
  7. 請求項5又は6に記載の燃料電池装置において、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と外部圧力容器との間の空間から少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機、又はターボ機械を通して少なくとも1つの内部容器内に供給する、燃料電池装置。
  8. 請求項4に記載の燃料電池装置において、酸化剤を供給する手段は、酸化剤の第一の部分を少なくとも1つの絞り器を通して少なくとも1つの内部容器と外部圧力容器との間の空間まで供給し、また、酸化剤を供給する手段は、酸化剤の第二の部分を少なくとも1つの内部容器内に供給する、燃料電池装置。
  9. 請求項8に記載の燃料電池装置において、酸化剤を供給する手段は、酸化剤の第二の部分を内部容器と少なくとも1つの電池モジュールとの間の空間内に供給する、燃料電池装置。
  10. 請求項8又は9に記載の燃料電池装置において、酸化剤を供給する手段は、酸化剤の第二の部分を少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械を通して少なくとも1つの内部容器内に供給する、燃料電池装置。
  11. 請求項8、9又は10に記載の燃料電池装置において、酸化剤を供給する手段は、酸化剤の第一の部分を外部圧力容器と少なくとも1つの内部容器との間の空間から少なくとも1つの絞り器を通して少なくとも1つの内部容器内に供給する、燃料電池装置。
  12. 請求項11に記載の燃料電池装置において、酸化剤を供給する手段は、酸化剤の第一の部分を外部圧力容器と少なくとも1つの内部容器との間の空間から少なくとも1つの絞り器及び少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械を通して少なくとも1つの内部容器内に供給する、燃料電池装置。
  13. 請求項5ないし12の何れか1つの項に記載の燃料電池装置において、未使用酸化剤を少なくとも1つの内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間に供給する手段が存在する、燃料電池装置。
  14. 請求項13に記載の燃料電池装置において、未使用酸化剤を少なくとも1つの内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間に供給する手段は、少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械を備える、燃料電池装置。
  15. 請求項14に記載の燃料電池装置において、未使用酸化剤を少なくとも1つの内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間に供給する手段は、少なくとも1つの燃焼装置と、未使用酸化剤を少なくとも1つの燃焼装置に供給する手段と、未使用燃料を少なくとも1つの燃焼装置に供給する手段と、少なくとも1つの燃焼装置の生成物を少なくとも1つの噴射装置、ファン、送風機又はターボ機械に供給する手段とを備える、燃料電池装置。
  16. 請求項1ないし15の何れか1つの項に記載の燃料電池装置において、少なくとも1つの内部容器は管状であり、外部圧力容器は管状である、燃料電池装置。
  17. 請求項1ないし16の何れか1つの項に記載の燃料電池装置において、少なくとも1つの内部容器の内面に絶縁体が設けられる、燃料電池装置。
  18. 請求項17に記載の燃料電池装置において、絶縁体と少なくとも1つの内部容器の内面との間に空間が提供される、燃料電池装置。
  19. 請求項1ないし18の何れか1つの項に記載の燃料電池装置において、少なくとも1つの内部容器の外面に絶縁体が設けられる、燃料電池装置。
  20. 請求項19に記載の燃料電池装置において、絶縁体と少なくとも1つの内部容器の外面との間に空間が提供される、燃料電池装置。
  21. 請求項1ないし20の何れか1つの項に記載の燃料電池装置において、外部圧力容器の外面に絶縁体が設けられる、燃料電池装置。
  22. 請求項1ないし21の何れか1つの項に記載の燃料電池装置において、複数のモジュールが少なくとも1つの内部容器内に配置される、燃料電池装置。
  23. 請求項1ないし22の何れか1つの項に記載の燃料電池装置において、複数の内部容器が存在する、燃料電池装置。
  24. 請求項1ないし22の何れか1つの項に記載の燃料電池装置において、単一の内部容器が存在する、燃料電池装置。
  25. 請求項23又は24に記載の燃料電池装置において、複数のモジュールが内部容器の各々内に配置される、燃料電池装置。
  26. 請求項24、25又は26に記載の燃料電池装置において、モジュールは、中心軸線の回りに配置される、燃料電池装置。
  27. 請求項1ないし26の何れか1つの項に記載の燃料電池装置において、酸化剤を供給する手段は、ポンプ又はコンプレッサを備える、燃料電池装置。
  28. 請求項27に記載の燃料電池装置において、コンプレッサは、タービンと接続される、燃料電池装置。
  29. 請求項28に記載の燃料電池装置において、未使用酸化剤の一部分は、タービンを駆動すべくタービンに供給される、燃料電池装置。
  30. 請求項1ないし29の何れか1つの項に記載の燃料電池装置において、第一の圧力センサが少なくとも1つの内部容器と外部圧力容器との間の空間内の圧力を測定し得るよう配置され、第二の圧力センサが少なくとも1つの内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間内の圧力を測定し得るよう配置され、また、第一の圧力センサによって測定された圧力と第二の圧力センサによって測定された圧力とを比較して構成要素の作動不良又は燃料電池モジュール内にて燃料が燃焼することに起因する過圧力が存在するかどうかを決定し得るよう監視装置が配置される、燃料電池装置。
  31. 請求項7、10、12、14又は15に記載の燃料電池装置において、少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械は、少なくとも1つの内部容器の軸線に対して半径方向に伸び、少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械の入口が半径方向内端に配置され、少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機、又はターボ機械の排気口が半径方向外端に位置するよう配置される、燃料電池装置。
  32. 請求項4に記載の燃料電池装置において、少なくとも1つの内部容器は、少なくとも1つの内部容器に固定された壁部材と共に、空間を画成し、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と壁部材との間の空間内に供給する、燃料電池装置。
  33. 請求項32に記載の燃料電池装置において、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と壁部材との間の空間から少なくとも1つの内部容器内の空間内に供給する、燃料電池装置。
  34. 請求項33に記載の燃料電池装置において、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と壁部材との間の空間から少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械を通して少なくとも1つの内部容器内の空間まで供給する、燃料電池装置。
  35. 請求項32、33又は34に記載の燃料電池装置において、酸化剤を供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの内部容器と壁部材との間の空間から少なくとも1つの内部容器と外部圧力容器との間の空間に供給する、燃料電池装置。
  36. 請求項7、10、12、14、15又は34に記載の燃料電池装置において、少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械は、少なくとも1つの内部容器の軸線に対して軸方向に伸び、少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械の入口は、内部容器の軸方向一端に配置され、少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械の排気口が内部容器の中央領域に位置するよう配置される、燃料電池装置。
  37. 請求項2に記載の燃料電池装置において、酸化剤を少なくとも1つの内部容器内の空間に供給する手段は、酸化剤を少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機又はターボ機械を通して少なくとも1つの内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間に供給する、燃料電池装置。
  38. 請求項37に記載の燃料電池装置において、少なくとも1つのの噴射装置、ファン、送風機又はターボ機械は、未使用酸化剤を少なくとも1つの燃料電池モジュールから少なくとも1つの内部容器と少なくとも1つの燃料電池モジュールとの間の空間に供給する、燃料電池装置。
  39. 請求項38に記載の燃料電池装置において、未使用酸化剤を少なくとも1つの燃料電池モジュールから少なくとも1つの燃焼装置まで供給する手段、未使用燃料を少なくとも1つの燃料電池モジュールから少なくとも1つの燃焼装置に供給する手段、少なくとも1つの燃焼装置の生成物を少なくとも1つの噴射装置、ポンプ、ファン、送風機は又はターボ機械に供給する手段とが存在する、燃料電池装置。
  40. 請求項1ないし39の何れか1つの項に記載の燃料電池装置において、内部容器には、少なくとも1つの内部容器の少なくとも一端が半径方向に膨張し且つ収縮するのを許容する複数の装置が設けられる、燃料電池装置。
  41. 請求項40に記載の燃料電池装置において、装置は、少なくとも1つの内部容器の両端に配置される、燃料電池装置。
  42. 請求項40又は41に記載の燃料電池装置において、装置の各々は、長手方向に隔てられたトラフと、長手方向に隔てられたピークとを有する波形の細長い部材を備え、波形の細長い部材は、その長手方向に隔てられたトラフにて少なくとも1つの内部容器の少なくとも一端に固定され、波形の細長い部材は、その長手方向に隔てたピークにて細長い部材に固定され、細長い部材は、U字形の断面であり、波形の細長い部材は、U字形の細長い部材の突出部の間の表面に対して細長い部材に固定されている、燃料電池装置。
  43. 請求項42に記載の燃料電池装置において、装置の各々は、少なくとも1つの内部容器の軸線に対して半径方向に伸び、また、装置は、少なくとも1つの内部容器の少なくとも一端にて角度を成して隔てられる、燃料電池装置。
  44. 請求項1ないし43の何れか1つの項に記載の燃料電池装置において、燃料電池は、固体酸化物形燃料電池である、燃料電池装置。
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